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検索結果 244 件

  • 傍腫瘍症候群として顕在化した好酸球性心筋炎の1例

    賀来 文治, 桂山 恵理, 東 雅也, 茶谷 洋, 北川 直孝, 勝田 省嗣, 市川 智巳, 前田 宜延 心臓 54 (4), 512-523, 2022-04-15

    ...高度低下(左室駆出率23%)を認めた.強心薬を開始したが,収縮期血圧70-80mmHg台のショック状態から離脱できなかったためIABPを挿入するとともに,心筋生検を実施した.心筋生検では,心筋細胞間および間質内に好酸球の浸潤と脱顆粒が認められた.さらに心内膜内にも集簇性となった好酸球浸潤が認められた.ステロイドパルス療法実施後に血行動態は安定化して,第10病日にIABPから離脱,約1カ月の経過でカテコラミン...

    DOI 医中誌

  • ショックを伴う肺高血圧症が疑われた脚気心の1例

    山本 惇貴, 北田 修一, 溝口 達也, 横井 雅史, 中須賀 公亮, 大手 信之, 瀬尾 由広 心臓 54 (1), 106-112, 2022-01-15

    ...重要となる.症例は脊髄小脳変性症のため施設入所中の30歳台男性で,進行性の全身浮腫およびカテコラミン不応性低血圧のため当院入院となった.心エコー図検査では右心系の拡大と左室のD-shapeといった肺高血圧所見を認めたため急性肺血栓塞栓症を考慮した.しかし,心拍出量が正常範囲内に保たれていたことから末梢血管抵抗の低下が示唆され,脚気の関与を疑いビタミンB1の投与を開始したところ,血圧は上昇しカテコラミン...

    DOI 医中誌

  • オービトラップ質量分析計を用いたアミノ酸解析の可能性

    島村 繁, 澄田 智美, 布浦 拓郎 低温科学 79 37-42, 2021-03-20

    ...Fusion)をアミノ酸分析へ適用すると,ガスクロマトグラフ-質量分析計(GC-MS)での分析と同程度あるいはそれ以下の試料量でも測定が可能なだけでなく,非常に簡便かつ短時間で解析することができる.更に,菌体を超音波破砕し得られた溶液に含まれる遊離アミノ酸を,ほとんど未調整のままで測定する事も可能である.これによりGC-MS 法における技術的課題:試料調製における(1)加水分解過程でのアスパラギン,グルタミン...

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  • 第11回 社会に役立つ薬学研究を目指して

    五十嵐 一衛 ファルマシア 57 (10), 934-935, 2021

    ...これ迄は細胞障害は活性酸素に依ると考えられていたが、スペルミンから産生されるアクロレインの方が活性酸素に比べ、10倍程毒性が強く、脳梗塞の細胞障害因子である事を見いだした。更に、1 cm以下の小さい無症候性脳梗塞をアクロレイン、IL-6、CRPを測定することに依り、85%の感度と特異度で見つける事に成功した。...

    DOI 医中誌

  • アドルノの《晩年様式》論

    三崎, 和志 経済系 : 関東学院大学経済経営学会研究論集 276 50-73, 2019-03

    ...アドルノの晩年様式論はベンヤミンからの直接的影響がみられる。戦後のアドルノは中期ベートーヴェンを社会学的,イデオロギー批判的視点から考察し,その祝祭的・英雄的性格,全体と部分の関係,再現部のあり方に近代社会と個人の関係を重ね合わせるとともに,ヘーゲル弁証法における全体の優位,否定の否定が肯定に転じるという論理との並行性をみいだす。...

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  • LIPH 遺伝子変異を認めた常染色体劣性縮毛症/乏毛症の 2 例

    竹澤 香織, 植田 郁子, 山﨑 文和, 神戸 直智, 下村 裕, 岡本 祐之 皮膚の科学 18 (5), 283-288, 2019

    ...自験 <b>2 </b>例はいずれも,ダイレクトシークエンス法で解析した結果,<i><b>LIPH </b></i>遺伝子のエクソン <b>6 </b>に,<b>736</b>番目の塩基がチミンからアデニンに変わることで<b>246</b>番目のアミノ酸がシステインからセリンに変わる変異と,<b>742</b>番目の塩基がシトシンからアデニンに変わることで<b>248</b>番目のアミノ酸がヒスチジン...

    DOI 医中誌

  • 電解処理によるトリメチルアミンの脱臭

    水野 良典, 村上 栄造 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2019.7 (0), 133-136, 2019

    ...トリメチルアミン水溶液の臭気濃度2000に対して、グラファイト電極で電解処理した場合は、トリメチルアミンからクロラミンが生成し、臭気濃度7900に増加した。ダイヤモンド電極を用いた場合は、オゾンなどの酸素系活性種により、臭気濃度が10に減少し脱臭効果が認められた。</p>...

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  • ハロゲンを用いない二酸化炭素とアミンからのウレタン合成

    袁 昊昱, 深谷 訓久, 張 翹, 崔 準哲 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2017f (0), 10-, 2017

    ...チタンアルコキシド錯体(Ti(OR)<sub>4</sub> (R = Me, Et, <i>n</i>Pr, <i>n</i>Bu))を用いて、二酸化炭素とアミンからのウレタン合成について検討を行った。アニリンとTi(O<i>n</i>Bu)<sub>4</sub>をCO<sub>2</sub>加圧下で反応させることにより、高収率(99%)でウレタンが得られた。...

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  • <b>亜鉛ビス(アリルジチオカルバメート)の合成とラジカル重合 </b>

    長山 真太郎, 落合 文吾 Journal of Network Polymer,Japan 37 (4), 156-162, 2016

    ...ラジカル単独重合を検討したところ,ジアリルアミンから得られたモノマー(Zn(DADTC)<sub>2</sub>)の重合では低収率ながらも白色の固体が得られた。一方,アリルアミンおよびアリルベンジルアミンから得られたモノマーのラジカル重合は進行しなかった。Zn(DADTC)<sub>2 </sub>のメタクリル酸メチルおよびスチレンとのラジカル共重合では無色透明の固体が得られた。...

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  • 化学修飾キトサンによるPdおよびPtの吸着

    近藤 和生, 江藤 諒輔, 松本 道明 日本海水学会誌 69 (3), 197-204, 2015

    ...キトサンはβ-1,4結合したD-グルコサミンからなるポリマーであり,一般にキチンを脱アセチル化して得られる.キチンは代表的な廃海産資源である海老や蟹の外骨格の主成分である.著者らはこのような廃海産資源の有効利用について研究している.本研究ではピリジン基を有するキトサン誘導体を調製し,PdおよびPtの吸着特性について検討している....

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  • 二酸化炭素とアミンからの芳香族ウレタン合成

    袁 昊昱, 崔 準哲, 小野澤 俊也, 深谷 訓久, 安田 弘之 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2015f (0), 18-, 2015

    二酸化炭素と芳香族アミン、チタニウムアルコキシド化合物から直接、芳香族ウレタンを高収率で得られることを見出した。この手法は2,4-ジアミントルエンを用いた芳香族ウレタンの合成にも適用可能である。また、反応後の残留物からチタニウムアルコキシド化合物を再生することにも成功した。

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  • 糖類およびその類縁体を出発原料とする高性能高分子へのアプローチ

    須藤 篤 高分子論文集 72 (5), 232-242, 2015

    ...天然由来の化合物として単糖類およびその類縁体であるイノシトールを原料として用い,それらの環状骨格と置換基の反応性を生かした高分子合成を検討した.単糖類はそのアノマー位の反応性を生かしてジアミンの<i>N</i>-グリコシル化に用い,得られた糖修飾型ジアミンから官能基選択的反応により側鎖にヒドロキシ基をもつポリ尿素を合成した.一方,イノシトールはそれ自身を環状多官能モノマーとして用いたほか,いくつかの...

    DOI Web Site 参考文献18件

  • 酸化ニオブ触媒によるジカルボン酸とアミンからの環状イミド合成

    Ali Md. Ayub, Siddiki S. M. A. Hakim, 清水 研一 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2014f (0), 134-, 2014

    ...種々の酸化物触媒によるコハク酸とオクチルアミンからの環状イミド合成を行ったところ、酸化ニオブが最も高い活性を示した。酸化ニオブは種々のジカルボン酸とアミンからの環状イミド合成に有効であった。...

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  • ホスゲンを用いない二酸化炭素からの芳香族ウレタン合成

    崔 準哲, 袁 昊昱, 小野澤 俊也, 深谷 訓久, 安田 弘之 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2014f (0), 46-, 2014

    ...我々は、環境に優しい合成法として、ホスゲンを用いない二酸化炭素とアミンからの芳香族ウレタン合成を開発した。具体的には、高圧二酸化炭素(5 MPa)の存在下、アニリンとスズアルコキシドとの反応により、高収率で芳香族ウレタンの合成に成功した。...

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  • 担持白金触媒上でのレブリン酸の還元的アミノ化によるピロリドン類の合成

    Touchy Abeda Sultana, Siddiki S. M. A. Hakim, 清水 研一 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2014f (0), 139-, 2014

    ...種々の担持金属触媒によるレブリン酸とオクチルアミンからと水素からのピロリドン合成を行ったところ、Pt/MoO<sub>x</sub>/TiO<sub>2</sub>が最も高い活性を示した。本触媒は種々のレブリン酸と種々のアミンからのピロリドン類合成に有効であった。...

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  • アルギニンの翻訳後修飾に学ぶ血管新生阻害剤Ageladine Aのワンポット全合成と活性リモデリング分子の創製

    岩田 隆幸, 大塚 悟史, 坪倉 一輝, 新井 大祐, 深瀬 浩一, 中尾 洋一, 田中 克典 天然有機化合物討論会講演要旨集 56 (0), Oral3-, 2014

    ...<p>【緒言】</p><p> 共役アルデヒドと各種アミンから得られる共役イミンは、分子内に求核部位と求電子部位の両者を有しており、多種多様な反応性を示す。これら共役イミンは、生体内においてもリジンやアルギニンに代表されるアミン類と脂質代謝産物から生成し、様々な機能を担っていると考えられる。...

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  • 地方市中病院における心不全治療 : ASVの重要性

    寺川 宏樹, 藤井 雄一, 上田 智広, 野村 秀一 心臓 45 (10), 1314-1318, 2013

    ...前者の代表例として, ASV導入によりカテコラミンから離脱し退院できた症例を呈示する. 後者の代表例として, 著明な左室拡大を伴った拡張型心筋症による心不全でASVにより心機能指標が改善した症例を呈示する. また, 当院の検討でもASV導入により心事故の頻度が減少している可能性が示唆され, 心不全治療におけるASVの重要性を再認識した....

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  • マンガン酸化物OMS-2を用いたアルコールもしくはアミンからの酸化的アミド合成

    山口 和也, 水野 哲孝 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2012f (0), 132-, 2012

    ...2×2トンネル型構造を有するマンガン酸化物OMS-2がアンモニア存在下、アルコールもしくはアミンからのアミド合成に対する優れた触媒となることを見出した。種々の芳香族、脂肪族、不飽和、ヘテロ環を有するアルコールから対応するアミドが高収率で得られた。反応は不均一系であり、OMS-2触媒は活性・選択性を低下させることなく再使用が可能であった。...

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  • 廃海産資源の有効利用

    近藤 和生, 藪木 麻衣, 吉村 和也, 松本 道明 日本海水学会誌 66 (2), 99-105, 2012

    ...キトサンはβ-1,4結合したD-グルコサミンからなるポリマーであり,一般にキチンを脱アセチル化して得られる.キチンは代表的な廃海産資源である海老や蟹の外骨格の主成分である.著者らはこのような廃海産資源の有効利用について研究している.本研究ではスルホン酸基を有するキトサン誘導体を調製し,貴金属ならびに遷移金属の吸着特性について検討している.貴金属として,PtおよびPd,遷移金属として,Ni,Cuおよび...

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  • α-CD誘導体とアルカンジアミンから成るロタキサンの合成とその構造

    赤江 要祐, 荒井 隆行, 岡村 寿, 小山 靖人, 川内 進, 高田 十志和 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 2011 (0), 227-227, 2011

    軸成分にα,ω-ジアミノアルカン、輪成分にα-シクロデキストリンおよびその誘導体、末端封鎖剤にかさ高い置換基をもつイソシアナートを用いてロタキサンを合成し、その貫通構造を解析した。特に軸成分、輪成分、および末端封鎖剤の構造を変化させた時の、シクロデキストリンの包接挙動を精査した。

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  • ルイス塩基の配位によって促進されるシランイミンからシラエナミンへの異性化

    大西 展義, 石田 真太郎, 前田 理, 大野 公一, 岩本 武明 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 2010 (0), 1P19-1P19, 2011

    今回、ケイ素-窒素二重結合化学種(シランイミン)がTHF中、室温下で速やかに対応するシラエナミンに異性化することを見出した。この異性化は非極性溶媒であるベンゼン中では非常に遅い。一般にLewis塩基は不飽和ケイ素上に配位することでシライミンを安定化するのに対して、今回の結果はLewis塩基が異性化を促進している点で興味深い。この異性化の詳細を理論計算とともに報告する。

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  • カルボン酸アミン塩を用いた蛍光性有機多孔質構造の階層的構築とゲスト応答的な動的発光変調

    山本 淳志, 藤内 謙光, 久木 一朗, 宮田 幹二 ホスト・ゲスト化学シンポジウム講演要旨集 2011 (0), 55-55, 2011

    ...当研究室では、種々のスルホン酸およびカルボン酸誘導体とトリフェニルメチルアミンからなる超分子クラスターを用いて、多孔質結晶の設計と構築を行ってきた。そのなかで、4-(ジフェニルアミノ)フェニルシアノアクリル酸とトリフェニルメチルアミンからなる超分子クラスターを階層的に集積させた結果、ゲスト応答的に結晶構造と発光特性が変化する多孔質構造が得られたので報告する。...

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  • ワルファリンとパクリタキセルの併用により著明なPT-INR延長をきたした1例

    近藤 麻伊, 大渕 信久, 柳瀬 治, 河村 美玲 心臓 42 (2), 230-235, 2010

    ...<BR>パクリタキセルとワルファリンはともに血中において大多数がアルブミンと結合して存在するため, 両者を併用することでアルブミンから離れた活性型ワルファリンが増え, その作用が強く発現すると考えられている. 同様の機序がブコロームとワルファリンの間にも存在することは有名である....

    DOI 医中誌

  • 低熱膨張性半脂環式ポリイミドの感光性化

    小倉 知士, 東原 知哉, 上田 充 エレクトロニクス実装学術講演大会講演論文集 24 (0), 150-151, 2010

    ...4,4’-ビフタル酸二無水物と<I>trans</I>-1,4-シクロヘキシルジアミンからなる半脂環式PIは低<I>CTE</I>が報告されており、 本研究ではこの半脂環式PIの特性に着目し、前駆体であるポリアミック酸を用いてPSPIを調整し、その感光性評価を行った。...

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  • 骨形成促進効果を有するサケ白子由来DNAとプロタミンからなる複合体ペースト

    森 南奈, 大野 純, 福島 忠男, 坂上 竜資 日本歯科理工学会学術講演会要旨集 2010f (0), 34-34, 2010

    ...サケ白子由来DNAとプロタミンから水不溶性DNA/プロタミン複合体を合成した.複合体粉末と水を混和してペースト化したDNA/プロタミン複合体をラット頭蓋骨に埋入した.そして,頭蓋骨埋入部位から採取した試料にAlpおよびオステオカルシン染色を行い,骨形成を促進する機能の有無を確認した.また,非脱灰標本にトルイジンブルー染色を施し,骨形成状態も同時に観察した....

    DOI

  • 電気泳動によるBCN化合物電極の作製

    伊達 勇介, 武藤 浩行, 蔦川 弘貴, 青木 薫, 小田 耕平 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2009S (0), 362-362, 2009

    ...本研究では、ホウ酸メラミンから得られるBCN化合物の電気二重層コンデンサ電極への適用性を検討するため、電気泳動法を用いて電極を試作し、ゲル電解質等を用いた場合の電気二重層容量を検討した。...

    DOI

  • 紙製品中の芳香族第一級アミン類の分析

    六鹿 元雄, 李 演揆, 河村 葉子, 棚元 憲一 食品衛生学雑誌 50 (4), 160-168, 2009

    ...紙製品中の芳香族第一級アミン類25種類およびそれらを生成するアゾ色素類の高感度分析法を確立した.試料中の遊離アミンと総アミンを分析し,アゾ色素量は総アミンから遊離アミンを差し引くことで求めた.アミン類およびアゾ色素の溶出は,23℃の水に24時間浸漬して行った.遊離アミンは溶出液に水酸化ナトリウムを加えてアルカリ性とし,ジクロロメタンで抽出した.総アミンは溶出液中のアゾ色素を亜ジチオン酸ナトリウムでアミン...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献1件

  • 当科における口腔癌患者の栄養状態の実態と栄養管理への取り組み

    伊藤 弘人, 池田 薫, 鹿志村 圭, 折居 大輔, 河 瑠珠, 大谷津 幸生, 中山 竜司, 野口 忠秀, 小佐野 仁志, 神部 芳則, 草間 幹夫 日本口腔腫瘍学会誌 21 (4), 218-224, 2009

    ...これらの患者を術前治療の有無,何らかの皮弁再建の有無にそれぞれ分類し,体重,総タンパク,アルブミンから栄養状態を評価した。また,近年当科では胃瘻造設を積極的に取り入れており,その有用性についても評価した。<br>結果は体重,血液生化学検査ともに再建施行例においては入院時から比較すると著しく低栄養状態に陥る傾向がみられた。また,胃瘻造設による栄養管理は,特に術後の管理が容易であった。...

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献6件

  • 植物におけるポリアミン代謝経路とぺルオキシソームの役割

    信定(鎌田) 知江, 林 誠, 榊原 均, 西村 幹夫 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2009 (0), S0044-S0044, 2009

    ...ごく最近、我々のグループを含めて、植物には存在しないとされていたポリアミンオキシダーゼ(PAO)のスペルミンからスペルミジン、スペルミジンからプトレシンへの代謝活性が相次いで同定され、植物のポリアミン代謝がより複雑に制御されていることが明らかにされつつある。<br>我々はオルガネラの1つであるペルオキシソームの未同定機能の解明を目指して研究を行ってきた。...

    DOI

  • インドールアセトアルドキシム分析法の確立によるオーキシン生合成経路の解析

    笠原 博幸, 菅原 聡子, 軸丸 祐介, 菱山 正二郎, 西村 岳志, 小柴 共一, 神谷 勇治 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2008 (0), 0342-0342, 2008

    ...現在、推定されている植物のオーキシン(IAA)生合成経路において、トリプタミンからN-ヒドロキシトリプタミンを生成するYucca経路が注目されている。この他のYucca経路中間体としてはインドールアセトアルドキシム(IAOX)が推測されているが直接的な証拠はない。一方、シロイヌナズナはTRPから合成するIAOXを分岐点として、生体防御物質のインドールグルコシノレート(IG)を合成する。...

    DOI

  • 多孔性ポリイミド微粒子の作製

    舘 秀樹, 浅尾 勝哉, 山元 和彦, 吉岡 弥生 高分子論文集 64 (1), 50-55, 2007

    ...ポリイミドは耐熱性・電気絶縁性に優れるスーパーエンプラの一つである.その優れた特性からポリイミドに関する研究は数多くなされているが,ポリイミド微粒子に関する報告は数えるほどしかない.これまでは酸無水物とジアミンから作製されるポリイミド微粒子がほとんどであった.一般に酸無水物とイソシアネートは触媒存在下,比較的低温で七員環中間体を経由して,脱二酸化炭素を起こすことでイミド環を与えることが知られている....

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献15件

  • DNAオリゴマーとアルキルアミンから成る構造体単分子膜の表面構造

    高見 知秀, 田中 裕行, 川合 知二 表面科学講演大会講演要旨集 27 (0), 78-78, 2007

    ...走査トンネル顕微鏡により、作製したDNAオリゴマーとアルキルアミンから成る構造体の単分子膜が形成する表面構造を決定した。この表面周期構造解析結果から、DNAはアルキルアミンと結合することで伸張した状態になってグラファイト表面に配列していると考えられる。...

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  • 新しい水潜在性硬化剤;イミン類の加水分解に関する基礎研究と一液型エポキシ樹脂の硬化反応への応用

    鈴木 堅大郎, 遠藤 剛 Journal of Network Polymer,Japan 27 (2), 104-112, 2006

    ...特にジエチルケトンと脂肪族アミンから合成されるイミンを用いた1液形エポキシ樹脂は通常のイミンを用いたものと比較して硬化速度は速くなる傾向がある。これらエポキシ樹脂は2液型のものと比較しても同等の優れた接着性および接着耐久性を示しており, 貯蔵安定性も優れててる。これらのことから, ジエチルケトン型のイミンを用いることで実用上問題のない1液形エポキシ樹脂が得られた。...

    DOI Web Site

  • ヒメツリガネゴケに保存された細菌のペプチドグリカン合成に関わる<i>MurE, Pbp</i>遺伝子の機能解析

    武智 克彰, 池上 亮太, 佐藤 博, 町田 真理子, 滝尾 進, 長谷部 光泰, 高野 博嘉 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2006 (0), 658-658, 2006

    ...色素体の起源と考えられるシアノバクテリアの細胞壁成分であるペプチドグリカンは、UDP-N-アセチルグルコサミンから9種類の合成系遺伝子によって合成される。緑色植物の葉緑体の包膜にはペプチドグリカン層は観察されていないが、我々はコケ植物ヒメツリガネゴケのEST及びゲノムデータベースから10種類全ての合成系遺伝子が保存されていることを見いだしている。...

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  • HEART's Original [症例] 筋強直性ジストロフィに合併した心不全に対する両心室ペーシング

    水川 瑞紀, 大森 浩二, 藤田 憲弘, 三宅 祐一, 竹内 浩人, 四宮 かおり, 河野 雅和, 横山 雄一郎, 鈴木 健夫, 山下 洋一, 前田 肇 心臓 38 (6), 629-634, 2006

    ...<BR>2004年10月,感冒症状を契機に呼吸困難感が生じるようになり,約1週間後に突然,呼吸困難が増悪し,チアノーゼが出現したため救急車にて来院した.搬送中に心肺停止したが蘇生し,集中治療を開始するも,人工呼吸器とカテコラミンからの離脱が困難であった.心エコー図では,左室駆出率の低下に加えて心室同期不全を認め,心電図上,洞調律ながらQRS幅は200msecと開大していたため心臓再同期療法の適応と思...

    DOI 医中誌

  • ヒメツリガネゴケにおけるペプチドグリカン合成系遺伝子の欠損による色素体分裂異常

    武智 克彰, 町田 真理子, 林田 明紘, 黒岩 晴子, 滝尾 進, 長谷部 光泰, 高野 博嘉 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2005 (0), 815-815, 2005

    ...色素体の起源と考えられるシアノバクテリアの細胞壁成分であるペプチドグリカンは、UDP-N-アセチルグルコサミンから10種類の合成系遺伝子によって合成される。緑色植物の葉緑体にはペプチドグリカン層は見つからないが、我々はコケ植物ヒメツリガネゴケESTライブラリーから8種類の合成系遺伝子を見いだした。更にシロイヌナズナゲノム中においても4種類が保存されている。...

    DOI

  • 症例 心室頻拍を合併した重症慢性心不全に対し,植込み型除細動器による両心室ペーシングが有効であった1例

    松尾 真意, 栗田 隆志, 里見 和浩, 庭屋 一夫, 清水 渉, 須山 和弘, 相原 直彦, 中谷 敏, 鎌倉 史郎, 田辺 一明 心臓 36 (10), 681-686, 2004

    ...<BR>症例は65歳男性.50歳時に弁置換術が施行されたが,2002年より心不全が進行し,カテコールアミンからの離脱が困難となった.入院経過中に意識消失を伴う心室頻拍が発生し,アミオダロンの内服も無効であった.電気生理学的検査にて両室ペーシングの有効性を確認した後,dual chamber ICD (Medtronic GEM II DR)を適用して,恒常的両室ペーシングを行った.除細動(右室ペーシング...

    DOI 医中誌

  • インド農村空間の近代化

    澤 宗則 日本地理学会発表要旨集 2004s (0), 42-42, 2004

    ...<br>_II_ 研究方法<br>GK村は、最上層のブラーミンから指定カーストまで含むマルチカースト社会であり、近年旧集落外に分譲住宅団地が形成され、そこにはグルガオン市内の日本資本の自動車メーカーの下請け工場等の労働者などが家族単位で居住している。...

    DOI 参考文献1件

  • 第16回心臓性急死研究会 両室ペーシングへのupgrade手術後2カ月後に突然死した虚血性心不全症例

    村松 崇, 坪井 直哉, 吉田 幸彦, 小椋 康弘, 鈴木 博彦, 山下 健太郎, 海野 一雅, 嶋野 祐之, 松下 邦洋, 七里 守, 竹澤 博人, 平山 治雄, 伊藤 昭男, 外山 淳治 心臓 36 (Supplement3), 71-77, 2004

    ...術後心不全は著明に軽快しドブタミンから容易に離脱可能となった.術後6日目にCL320msの非持続性心室頻拍(10連発)が1度のみ認められた.メキシレチン200mg/日を開始したところ以後心室頻拍は認められないため退院となった。...

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  • 芳香族ジスルホン酸アミン塩を用いた分子配列変化とその固体状態における発光挙動

    溝部 祐司, 藤内 謙光, 宮田 幹二 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 17 (0), 40-40, 2004

    ...本研究では、従来の開発法である機能性分子の構造設計だけでなく、固体状態における分子配列の設計にも注目し、アントラセンなどの芳香族ジスルホン酸と第一級アミンからなる有機塩を設計した。この有機塩において、組み合わせるアミンを変えることによるアントラセンの分子配列およびこれに伴う蛍光発光の変化を見出した。...

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  • AMPA受容体の生理機能-受容体機能発現から疾患まで-

    鈴木 岳之, 都筑 馨介, 亀山 仁彦, 郭 伸 日本薬理学雑誌 122 (6), 515-526, 2003

    ...グルタミン酸AMPA受容体は中枢神経系において速い興奮性神経伝達を担う重要なイオンチャネル型受容体である.この受容体は4つのサブユニットからなるテトラマーであり,その構成サブユニットはGluR1~4までの4種に分類され,さらにそれぞれがスプライシングバリアントを持つ.また,そのサブユニットのうちGluR2では,その第2膜親和性領域(イオンチャネルポアを形成する部分)にRNA編集によるグルタミンからアルギニン...

    DOI Web Site PubMed ほか1件 被引用文献6件 参考文献75件

  • 症例 両室ペーシングおよび房室結節アブレーションが有効であった頻脈性心房細動を合併した拡張型心筋症の1例

    福長 直也, 大家 長彦, 高橋 尚彦, 秋岡 秀文, 重松 作治, 原 政英, 井上 恵, 中川 幹子, 犀川 哲典, 吉松 博信, 迫 秀則, 葉玉 哲生, 古城 正人 心臓 35 (10), 703-709, 2003

    ....平成14年1月よりうっ血性心不全が増悪し近医に入院したが,薬物治療で改善しないため3月に当科入院となった(NYHAIV度).心電図は頻脈性心房細動,左脚ブロック(QRS=130msec)であった.薬剤抵抗性の心不全であり,頻脈性心房細動が心不全増悪をきたしていると考えられたため,完全房室ブロック作成と左室後側壁と右室心尖部からの両室ペーシングを施行した.術後速やかに循環動態は改善し,カテコールアミン...

    DOI 医中誌

  • プラズマ CVD によるヘキサメチレンテトラミンからの C3N4 の調製

    納富 啓史, Uddin M.N., 山里 将朗, 永野 正光 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2003S (0), 172-172, 2003

    プラズマCVD法により窒化炭素薄膜(CN)をSi(100)基板上に調製した。前駆体としてHMTAを用いた。CN薄膜調製中のプラズマを、発光分光分析により解析した。調製した膜はAFM, XRD, XPS, Raman分光法により評価した。薄膜のXRD測定からα-とβ-C_3N_4が析出していることがわかった。Ramanスペクトルからα-及びβ-C_3N_4相の共存が確認された。XPSではsp^2と…

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  • 裸蛹(Nd)の5齢幼虫における窒素代謝の調節

    平山 力, 黄川田 隆洋, 中村 匡利 日本蚕糸学会 学術講演会 講演要旨集 jsss72 (0), 101-101, 2002

    ...グルタミンからアミノ酸合成へ向かう経路の鍵酵素グルタミン酸合成酵素(GOGAT)およびグルタミンから尿酸合成へ向かう経路の鍵酵素グルタミン-PRPP-アミドトランスフェラーゼ(GPAT)の2つの酵素について脂肪体中の活性を調査したところ、Nd蚕では正常蚕に比べGPAT活性の顕著な上昇がみられたが、GOGATの活性は反対に抑制されることがわかった。...

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  • 糖質系機能物質の合成と応用に関する研究

    木田 敏之 Oleoscience 1 (12), 1133-1139,1112, 2001

    ...グルコノー1, 5一ラクトンならびにN-アセチル-D-グルコサミンから, 長鎖アルキルアルデヒド (または長鎖アルキルメチルケトン) ジメチルアセタールとの位置選択的アセタール交換反応を含む数段階を経て, 新規な糖質界面活性剤を合成した。それらのうち, グルコノ-1, 5-ラクトン由来の非イオン界面活性剤とN一アセチルの一グルコサミン由来のアニオン界面活性剤は優れた表面張力低下能を示した。...

    DOI Web Site 参考文献5件

  • 孤発性パーキンソン病の病因の探索

    丸山 和佳子 日本老年医学会雑誌 38 (4), 494-497, 2001

    The pathogenesis of idiopathic Parkinson's disease (PD) remains to be elucidated. The discovery of 1-methyl-4-phenyl-1, 2, 3, 6-tetrahydropyridine (MPTP) suggests that neurotoxins in the human brain …

    DOI Web Site PubMed ほか1件 参考文献9件

  • 溶血発作で発症し肝不全症状を呈したが救命し得たWilson病の2例

    高橋 敦史, 鈴木 智浩, 宍戸 昌一郎, 東條 淳, 伊藤 理, 数田 良宏, 渡辺 浩志, 石川 秀雅, 大平 弘正, 小原 勝敏, 粕川 禮司 日本消化器病学会雑誌 97 (6), 723-728, 2000

    ...から塩酸トリエンチンへの変更にともない再び溶血性貧血が出現し,再度血漿交換療法を施行され塩酸トリエンチンの増量にて改善が得られた,溶血発作・肝不全症状で発症し内科的治療が奏功したWilson病の2例を報告した....

    DOI PubMed 医中誌 被引用文献1件 参考文献14件

  • <I>N</I>,<I>N</I>,<I>N</I>′-トリベンジル-<I>N</I>′′-シアノグアニジンの構造

    戎野 棟一, 三木田 慶昭, 柴 隆一, 滝本 道明 Journal of Network Polymer,Japan 19 (1), 34-40, 1998

    ...<I>N</I>′′-シアノグアニジン (CG) の3置換体<I>N</I>,<I>N</I>,<I>N</I>′-トリベンジル-<I>N</I>′′-シアノグアニジン (TriBCG) を巣山らの方法を参考に, ジメチル (<I>N</I>-シアノ) カーボンイミドジチオエートとジベンジルアミンから<I>N</I>-ベンジル-<I>N</I>′-シアノ-S-メチルイソチオウレアを経由して合成した。...

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  • 新いもち病防除剤カルプロパミドの立体構造活性相関に基づく選抜

    利部 伸三, 倉橋 良雄 日本農薬学会誌(Journal of Pesticide Science) 23 (2), 145-147, 1998

    ...しかし, 1位に置換基を有するジクロロシクロプロパンヵルボン酸と4-ハロゲノ-α-フェネチルアミンからなるアミドは特異的に高い活性を示した. またこれらのアミドにおいて, 不斉炭素原子の立体配置と活性には顕著な関係が見られ, ベンジル部位が<i>R</i>体の異性体が<i>S</i>体に比べて強い活性を示した. さらに酸のα位は右旋性の鏡像体が活性を増大させる傾向がみられた....

    DOI Web Site 被引用文献4件

  • 1,2-ジアミンの簡便な合成法

    今川 清水, 秦 英一郎, 山田 徹, 向山 光昭 日本化学会誌(化学と工業化学) 1997 (6), 419-424, 1997-06-10

    ...として,ニトロオレフィンにアミノ基等価体をMichael付加させた後,得られた付加体を還元して1,2-ジアミンへ変換する方法について検討した.その結果,アンモニアあるいはペソジルアミンをアミノ基等価体とした場合には満足できる結果が得られないのに対し,O-アルキルヒドロキシルアミンを用いると対応する1,2-ジアミンが収率良く得られることがわかった.すなわち,ニトロオレフィンとO-アルキルヒドロキシルアミン...

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  • キラルなくN-一置換ベンズアミドリチオ体を利用する光学活性フタリドの不斉合成

    松井 修一, 上島 晃智, 鈴木 良弘 日本化学会誌(化学と工業化学) 1996 (2), 154-159, 1996-02-10

    ...不斉アミンから誘導したベンズアミドとアルデヒドの反応では,付加体(2a~c)のジアステレオ選択性は低く, 2a~c の環化によって得られるフタリド(3)の光学収率は低い。不斉β-メトキシアミンから誘導したアミド(1d~f)を使用すると,付加体のジアステレオマー選択性も,フタリド(3)の光学純度も向上した。...

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  • ジフェニルアミン類の光環化反応におよぼすクロロメタンの影響

    天野 一雄, 星野 幹雄, 日野原 忠男 日本化学会誌(化学と工業化学) 1994 (1), 56-61, 1994-01-10

    ...<BR>DPAの蛍光はQ添加によって顕著な消光をうける.この蛍光消光の速度定数(k<SUB>2</SUB>)はQの電子親和力の増大と共に大になることから蛍光状態(S<SUB>1</SUB>)の失活はS<SUB>1</SUB>状態のアミンからQへの電子移動によることがわかる.しかしQによるS<SUB>1</SUB>の失活だけでは扱ったQのすべての濃度にわたるφcの変化を説明することはできない.φc(Q...

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  • 4,6-Diamino-2-1,3,5-thiadiazine-2-thioneとアミンとの反応

    巣山 隆之, 金井 誠, 中山 護 日本化学会誌(化学と工業化学) 1993 (8), 952-956, 1993-08-10

    ...以上の諸結果とスペクトルデータおよび別途合成により,ADはN1-置換(またはN1,N1-二置換)-N5-ジチオカルボキシピグアニド(10)であるとの結論を得1とアミンからの2,3の生成経路を明らかにした。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献13件

  • 4,6-Diamino-2H-1,3,5-thiadiazine-2-thioneと求核試薬の反応

    巣山 隆之, 斉藤 英夫, 小山 毅, 石丸 仁志 日本化学会誌(化学と工業化学) 1991 (12), 1655-1660, 1991-12-10

    ...〔1〕と脂肪族アミンとの反応をDMF溶媒中で行うと,室温で黄色の沈殿を生じ,このものをアルカリと処理すると第一級アミンからは1-substituted4,6-diamino-1,3,5-triazine-2(1H)-thione〔2〕と6-(subs・titutedamino)-4-amino-1,3,5-triazine-2(1H)-thione〔3〕が,また第二級アミンからは〔3〕が生成した。...

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  • 職業性尿路上皮腫瘍の解析

    松岡 啓, 江藤 耕作, 吉武 信行 日本泌尿器科学会雑誌 82 (7), 1118-1124, 1991

    ...暴露物質では, 複数暴露経験者の発病率が高く, ついでベンジジン, α-ナフチルアミンの順で,β-ナフチルアミンからの発病者は認められなかった.<br>深達度が明らかな膀胱腫瘍の94%が表在性腫瘍で, 初期治療として主に経尿道的電気切除術を施行した. 治療後の膀胱内再発は39%と一般膀胱腫瘍と同程度であったが, 上部尿路への再発は26%と高率であった....

    DOI PubMed 医中誌

  • イソオキサゾール類とエナミン類との反応によるピリジン類の生成

    太田 和子, 岩岡 純子, 上條 裕子, 岡田 みどり, 野村 祐次郎 日本化学会誌(化学と工業化学) 1989 (9), 1593-1600, 1989-09-10

    ...同様の方法により,イソオキサゾール類とβ(またはα)-置換エナミンから,種々の3(または2)-位置換ピリジン類が得られた。しかし,5-メチルイソオキサゾール類との反応では,ピリジン類の収率はきわめて低かった。...

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  • 1光化学反応気体中に生成するラジカル中間体検出へのスピントラップ-ESR法の応用

    右田 たい子, 茶木 哲, 中山 雅晴, 小倉 興太郎 日本化学会誌(化学と工業化学) 1989 (8), 1233-1239, 1989-08-10

    ...これらのラジカルの捕捉量は,系の反応条件を鋭敏に反映して変化し,後者の系では反応気体め分圧比を変化させることで被検出ラジカルが異なるのがモ認められた6これらの結果をもとに,CH<SUB>3</SUB>O・は主生成物であるメタノールの光分解によって,また,・C<SUB>2</SUB>NH<SUB>2</SUB>はメチルアミンからのH引き抜き反応によって生成すると結論された。...

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  • 無水マレイン酸-イソブテン共重合体とポリエチレンイミンからの複合樹脂による6価クロムの吸着特性

    内藤 龍之介, 内田 浩史, 宇佐美 四郎, 今井 徹 日本化学会誌(化学と工業化学) 1986 (8), 1139-1144, 1986-08-10

    無水マレイン酸-イソブテン共重合体とポリエチレンイミンとから作られた複合樹脂(組成:N/COOH=1.79)に対する各種陰イオンの吸着性を比較した。測定された陰イオンのうち,6価クロムは単独での吸着性においても,またほかのイオンとの共存下における選択吸着性においても高性能を示し,本樹脂を用いることにより,pH<6の領域では水中に残存する6価クロムを0.03mg・dm<SUP>-3</SUP>以下…

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  • 半導体技術と酵素固定化技術を組み合わせた小型尿素センサー

    宮原 裕二, 森泉 豊栄, 塩川 祥子, 松岡 英明, 軽部 征夫, 鈴木 周一 日本化学会誌(化学と工業化学) 1983 (6), 823-830, 1983-06-10

    ...ISFET(lonSensitiveFieldEffectTransistor)のゲート絶縁膜表面にセルロース=トリアセタート,グルタルアルデヒド,4-アミノメチル-1,8-オクタンジアミンからなる膜を形成し,その膜表面にウレアーゼを固定化した小型尿素センサーを製作し,溶液中の尿素の定量を試みた。ウレアーゼは尿素を分解する酵素であり,その反応にともなって溶液のpHが変化する。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献6件

  • 無抗凝固剤透析時の内部付着物の検討

    内藤 秀宗, 宮崎 哲夫, 尾畠 昭二, 春名 邦昭, 尾畠 洋司, 川橋 勝, 山根 忠之, 窪津 彰, 中路 修平, 高島 征助, 高倉 孝一 人工臓器 12 (2), 642-645, 1983

    In order to study the observed anti-thrombogen ici ty of EVAL HF membrane, the analytical study was made for protein deposits formed on the inner surface of the membranes. used in NAHD with KF-101 …

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  • 研究 体外循環中における血清DBH活性の変動

    三石 績 心臓 11 (3), 265-270, 1979

    ...カテコールアミン代謝過程においてドーパミンからノルエピネフリンを生合成する神経内酵素dopamine-β-hydroxylase(DBH)は,必ずしもカテコールアミンの指標とはならないことが今日常識であるが,各種病態時における測定でDBHが良く変動するsituationのあることも報告されてきている....

    DOI 医中誌

  • ポリシッフ塩基触媒による脱水素反応

    上原 勝也, 粟野 滋敏, 功刀 泰碩 石油学会誌 22 (5), 275-279, 1979

    Dehydrogenation of hydrocarbons and alcohols over four different poly-Schiff base catalysts was studied in the gas phase using a pulse reactor. These catalysts were prepared in 116% polyphosphoric …

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  • ジフェン酸無水物類および1,2-,1,8-,2,3-ナフチレンジアミンの縮合生成物

    関口 辰夫, 田中 基雄, 梅津 寛 日本化学会誌(化学と工業化学) 1975 (8), 1389-1392, 1975-08-10

    ...ジフェン撫水物またはそのクロロ誘導体と1,2-,1,8-,2,3-ナフチレンジアミンから得られる齢生成物に関して研究した。ジフェン酸無水物類とナフチレンジアミン類をキノリン中で煮沸下に処理すると,新規な黄色のペリノン型顔料が生成し,またこれらの無水物とジアミンを酢酸中で煮沸することによってペリミジン型中間生成物が得られた。中間生成物の構造は元素分析,機器分析により検討した。...

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  • Albumin結合Agarose Beadsによる血液中のAlbumin結合物質の除去

    保坂 洋夫, 三好 和夫, 菅野 茂男, 杉本 元信, 菊池 信子, 高根 俊之, 佐久本 育哉, 吉田 博美, 稲葉 允, 水入 紘造, 安部井 徹 肝臓 16 (3), 160-165, 1975

    Agarose beads were conjugated with human or bovine albumin by CNBr. One gm wet weight of Bio-Gel A5m, 100-200 mesh conjugated 30-50mg of albumin. About a half of bilirubin of jaundiced blood samples …

    DOI Web Site Web Site ほか1件

  • エチレンジアミン四酢酸構造を含むキレート高分子の性質

    上田 充, 羽染 久, 今井 淑夫 高分子論文集 32 (4), 225-228, 1975

    ...ヘキサメチレンジアミンから誘導される水溶性のポリアミド (PAA-H) とビス (4-アミノフェニル) エーテルから得られる水に不溶性のポリアミド (PAA-E) は, pH滴定およびUVスペクトルによって, Cu<SUP>2+</SUP>, Fe<SUP>3+</SUP>などの金属イオンとキレートを形成することが確認された....

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  • ピロールSchiff塩基銅錯体と2,2-ジフェニル-1-ピクリルヒドラジルの反応

    本田 憲治, 伴野 亟計, 土田 英俊 日本化学会誌(化学と工業化学) 1974 (5), 972-976, 1974-05-10

    ...2-ホルミルピロールと各種アミンから誘導されるSchiff塩基を配位子とする銅錯体とDPPHの反応を検討した。反応速度は配位子のπ共役系の大きいものほど速く,配位子の分子構造に大きく依存している。高分子錯体の方が,対応する低分子錯体よりも反応は遅く,立体障害の影響が顕著に認められた。また,反応の活性化エネルギーが,中心銅イオンのCu2+→Cu+の還元半波電位と直線関係にあることを見いだした。...

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  • 1,4,5-ナフタレントリカルボン酸無水物からの ポリアミド-イミドの合成(その3)

    山崎 康男, 鈴木 剛彦, 入江 洋司 日本化学会誌(化学と工業化学) 1973 (12), 2401-2405, 1973-12-10

    ...1,4,-ナフタレソトリカルボソ酸無水物とモノアセチル芳香族ジアミンから,3種のアミド-イミド-カルボン酸を合成した。このアミ粋イミド-カルボン酸を減圧下,固相または溶融自己重縮合反応を行なって,ポリアミド-イミドを合成した。モノアセチル化ジアミンとして<BR>をもつものを選んだ。生成したポリマーはDMF,DMAc,DMSOなどの有機溶媒に不溶で,濃硫酸に対してやや溶解性があった。...

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  • 酢酸銅-エチレンジアミン錯体によるメタクリル酸メチルの溶液均一重合

    大内 辰郎, 山本 武一, 井本 稔 日本化学会誌(化学と工業化学) 1973 (10), 2003-2006, 1973-10-10

    ...酢酸銅とエチレンジアミンから合成した錯体(Cu(II)complex)を用いて,ベソゼソーエタノール混合液中でメタクリル酸メチル(MMA)の均一重合を行なった。その結果,錯体自身で重合を開始することができ,四塩化炭素(CCl<SUB>4</SUB>)を加えることによって重合が促進され,両系における速度式はつぎのように求められた。<BR>CC1,のない場合<BR>R, censt....

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  • 9,9-ジクロロフルオレンおよびジアミンからビスアゾメチン顔料の合成

    田中 基雄, 関口 辰夫, 関谷 茂 日本化学会誌(化学と工業化学) 1973 (1), 126-131, 1973-01-10

    フルオレソを酸化してフルオレノソとしたのち,五塩化リンで塩素化することにより9,9-ジクロロフルオレソが生成する。これを芳香族ジアミンあるいは複素環ジアミンとともに不活性有機溶媒に混合し,ジアミンの種類により反応促進剤として塩化亜鉛を加えて加熱した。実験の結果,13種類の顔料が得られた。これらはフルオレソ2分子とジアミン1分子がアゾメチン基によって結合した対称型構造を有すると考えられ,つぎのよう…

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  • トリメリト酸チオ無水物誘導体と芳香族ジアミンからのポリアミド-イミドの新合成法

    今井 淑夫, 高橋 武義 高分子化學 30 (339), 442-444, 1973

    二種の新しいトリメリト酸チオ無水物誘導体, 4-クロロホルミルフタル酸チオ無水物と4- (フェニルチオカルボニル) フタル酸チオ無水物, と芳香族ジアミンとを<I>N</I>-メチル-2-ピロリドンあるいはピリジン中で1段階で重縮合反応させてポリアミド-イミドを合成した。<I>N</I>-メチル-2-ピロリドン中における固有粘度が0.1~0.5の範囲のポリマーがほぼ定量的収率で得られた。

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  • 脂肪族系ポリローダニンの合成およびその電導性

    広橋 亮, 飛鋪 靖, 小島 明夫, 戸田 雄三 日本化学会誌(化学と工業化学) 1972 (9), 1718-1723, 1972-09-10

    ...脂肪族系のピスローダニン(エチレンピスローダニン(EBR),トリメチレンピスローダニン(TBR),ヘギサメチレンピスローダニン(HBR),デカメチレンピスローダニン(DBR),ドデカメチレンピスローダニン(DoBR)は相当するジアミンからジチオカルバミン酸塩を経て合成した。...

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  • ポリ-2, 6-ピペラジンジオンの合成と性質

    今井 淑夫, 浦山 清 高分子化學 29 (329), 610-614, 1972

    ...脂肪族および芳香族ジアミンと, エチレンジアミンおよび<I>p</I>-フェニレンジアミンから得られるN, N, N′, N′-ジアミンテトラ酢酸ジ無水物との反応により, 一連のポリ-2, 6-ピペラジンジオンを合成した。ボリマー合成は2段法によった。...

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  • クロルメトキシアミノシランの合成

    好野 則夫, 好野 雄 工業化学雑誌 74 (7), 1404-1407, 1971

    ...しかし, アミノ基の窒素原子に水素原子を持たないトリエチルアミンからはアミノシランを合成することはできなかった。原料のアミンと生成物の赤外吸収スペクトルを比較検討した。生成物はすべて無色液体で蒸留によって単離できた。...

    DOI Web Site 被引用文献2件

  • 二官能環状化合物の開環重合

    緒方 直哉, 野村 耕治郎, 斎藤 精一郎 高分子化學 28 (320), 1004-1008,1016, 1971

    Lactamimines which contain an amide and an imino groups within the same ring have been synthesized. Polymerization and copolymerization of lactamimines with other cyclic compounds were carried out …

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  • セグメントポリウレタンの構造と力学的性質

    木村 逸郎, 鈴木 肇, 斎藤 勝男, 渡部 孝太郎, 石原 英昭, 小野 浩 工業化学雑誌 73 (7), 1541-1551, 1970

    ...ポリオキシテトラメチレングリコール, 4-4'ジフェニルメタンジイソシアナートおよびジアミンから重合されるセグメントポリウレタンの化学構造と力学的性質の関連について研究した。重合反応機構の研究からこの共重合体はブロック性を有することが明らかにされ, かつ応力-歪関係に重要な役割りを果すことが判明した。...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件

  • ポリピリミジンの合成とその電導性

    広橋 亮, 飛鋪 靖, 春田 昌宏 工業化学雑誌 73 (3), 631-636, 1970

    ...なかでもモノマー(II) と <I>p</I>-フェニレンジアミンから得られたポリマーの比抵抗は 10<SUP>7</SUP>(152℃)~10<SUP>12</SUP>(9℃) Ωcm と最も電導性が高く, 一方, 4,4'-ジアミノジフェニルスルホンから得られたポリマーの比抵抗は 10<SUP>9</SUP>(145℃)~10<SUP>14</SUP>(12℃)Ωcmと電導性が低かった。...

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  • ポリイミドの熱分解の動力学的研究

    浅原 照三, 妹尾 学, 福井 基雄 工業化学雑誌 72 (6), 1389-1391, 1969

    ...ピロメリット酸二無水物とベンジジンおよびヘキサメチレンジアミンからそれぞれ芳香族および脂肪族ポリイミドを合成し,それらの熱分解について動力学的解析を行ない比較検討した。これらの研究は一般に定温下の測定で行なわれるが,本研究では昇温下で熱分解を測定し,その結果を動力学的に解析した。...

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