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検索結果 506 件

  • 近年の国内イカ加工業者の実態とその特性に基づくスルメイカ不漁への対応策

    刀禰 一幸, 神村 裕之, 鈴木 大智, 加藤 慶樹, 但馬 英知 日本水産学会誌 90 (1), 28-39, 2024-01-15

    ...<p> 2016年以降,日本人にとって馴染みの深いスルメイカの不漁が続いているが,この不漁に対するイカ加工業者の実態は詳細に把握されていない。本研究では,イカ加工業者の実態把握と今後の対応策を,統計資料整理とインタビュー調査を通して検討した。調査の結果,イカ加工業者が製造している製品タイプや加工度といった,各業者が有している特性ごとに,様々な不漁への対応がなされている実態が明らかとなった。...

    DOI Web Site 参考文献5件

  • 相模湾沿岸に漂着したスジイルカ<i>Stenella coeruleoalba</i>の胃内容物

    鷲見 みゆき, 大泉 宏, 三井 翔太, 崎山 直夫, 鈴木 聡, 樽 創 日本セトロジー研究 33 (0), 1-7, 2023-11-20

    ...スジイルカ<i>Stenella coeruleoalba</i>は,世界中の熱帯から温帯の海域にかけて広く分布するハクジラ亜目に属する小型鯨類である.本研究では,本種の食性解明のための基礎的知見を得ることを目的として,2019年1月から2021年5月までに相模湾の神奈川県沿岸に漂着した10個体の胃内容物を調査した.その結果,6個体の胃から頭足類(カギイカ,ホタルイカモドキなど5科3種)の顎板,魚類...

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  • 鼻涙管外側の術後性上顎嚢胞に対する鼻涙管粘膜弁を用いた経鼻内視鏡下嚢胞開窓術と術後経過

    高石 慎也, 弦本 惟郎, 鴻 信義 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会会報 126 (3), 224-229, 2023-03-20

    <p> 術後性上顎嚢胞に対する内視鏡下鼻内副鼻腔手術において, 嚢胞開窓部の骨性辺縁を鼻粘膜弁で覆う処置が再閉鎖の予防に寄与し, 下鼻道に接する嚢胞に対しては下鼻道粘膜弁を用いることが多い. しかし鼻涙管外側に位置する嚢胞に対する下鼻道粘膜弁の適用は困難であり, われわれは鼻涙管粘膜弁を作製し鼻涙管に隣接する嚢胞開窓部を覆っている. 代表症例を提示し鼻涙管粘膜弁作製の手術手技を示し, …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献9件

  • 2022年に兵庫県津居山沖の日本海で底びき網に混獲されたダイオウイカについて

    頼末 武史, 三橋 弘宗, 西田 昭夫, 大谷 徹也, 田村 一樹, 山中 健志郎 人と自然 33 (0), 111-114, 2023-03-10

    ...そのため, 漂着・採集時の個体の記録を残していくことが本種の生態の解明に重要となる. 2022年3 月2 日に兵庫県津居山沖の北緯35°49.90′ 東経134°52.00′, 水深206 m において, 沖合底びき網によるホタルイカを狙った操業でホタルイカ, ハタハタ等とともに本種が混獲され, 生きた状態で香住漁港に持ち運ばれた....

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  • 播磨灘におけるイカナゴ個体群の産卵量指数の低下

    魚住 香織, 西川 哲也 日本水産学会誌 89 (1), 15-21, 2023-01-15

    ...産卵盛期における産卵親魚密度および産卵量指数は,2010年以降低下し,特に産卵量指数は2016年以降極めて低く,近年の播磨灘におけるイカナゴの個体群産卵量は低水準であることが明らかとなった。また,産卵量指数と産卵から約2か月後に解禁されるイカナゴ0歳魚の漁獲量には正の相関が認められ,産卵量指数に基づく漁況予測が可能であると考えられた。</p>...

    DOI Web Site 参考文献4件

  • 日本最大の砕屑岩脈「春採太郎」の文化地質学

    松原 尚志 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 144-, 2023

    ...</i>岡崎ほか, 1971; 道東の自然史研究会, 1999編; 前田, 2022).今回,これらの砂岩脈について文化地質学的観点から調査を行った結果,以下のことが明らかとなった:1) 釧路の砂岩脈について初めて図示・解説したのは大内餘庵による『東蝦夷夜話 巻之中』(大内, 1861)で,釧路市知人でかつて見られた砂岩脈(通称「義經橋杭岩」/「カムイルイカ」/「辯天そり」)をアイヌに伝わる義経伝説...

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  • 玄能石および玄能石コンクリーションの産状と成因

    村宮 悠介, 吉田 英一 地質学雑誌 128 (1), 395-409, 2022-12-29

    ...<p>玄能石はイカアイトの方解石仮晶で,世界各地の堆積岩から産出する.玄能石コンクリーションは玄能石を中心に含む球~長球状の炭酸塩コンクリーションである.玄能石の先駆物となるイカアイト結晶は低温環境下でのみ形成することから,玄能石および玄能石コンクリーションは低温環境を示す指標として,古環境研究の分野で広く用いられている.また,近年,玄能石コンクリーションの成因が詳しく明らかにされたことから,玄能石...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献67件

  • 日本海沖合で漁獲されたスルメイカの体サイズの長期変化

    四方 崇文 日本水産学会誌 88 (4), 256-263, 2022-07-15

    ...<p> 1978年から2019年に日本海沖合で調査船によるイカ釣操業を行い,漁獲したスルメイカの外套長を測定し,体サイズの長期変化を調べた。2000年代から2010年代にかけて体サイズは小さくなる傾向にあった。...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献5件

  • 都市の夜は明るいか―ナミニクバエの場合

    向井 歩, 多賀谷 純, 後藤 慎介, 沼田 英治 比較生理生化学 39 (1), 53-58, 2022-04-01

    <p>人工照明の影響のため,郊外とは大きく異なる都市環境が昆虫の季節性に及ぼす影響を実証した研究は少ない。本稿では,ナミニクバエ休眠誘導に対する都市環境の影響を検証した事例を紹介する。温度を一定に保ち,秋の野外と同じように毎日2分ずつ明期が短縮する光周期で幼虫を飼育した場合,明期の短縮とともに休眠に入る個体の割合が増加した。ところが,同じ温度で,都市の屋外の光環境で飼育したところ,日長が短縮した…

    DOI Web Site 参考文献23件

  • 近年の中国の動向と地誌学習

    小野寺 淳 日本地理学会発表要旨集 2022s (0), 36-, 2022

    ...香港で「暴乱」が止まないのは、むしろ「愛国教育」が足りないからであり、警察の取り締まりがまだまだ手ぬるいからである、と信じられている。中国政府の香港社会に対する強硬な政策が緩められる見通しはない。中国大陸と香港の人々の価値観は遠く乖離したままである。それでもこの香港の事例のような国家と地域の関係を中国地誌に加筆していかなくてはならないだろう。</p>...

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  • 乳癌に対するS-1投与中に発症した鼻涙管閉塞例

    大湊 久貴, 河野 通久, 山木 英聖, 熊井 琢美, 高原 幹, 片田 彰博, 林 達哉 耳鼻咽喉科臨床 115 (6), 503-506, 2022

    <p>S-1, an oral 5-FU prodrug, is an antineoplastic agent used for the treatment of various types of cancer, including cancer of the head and neck. In addition to inflammation, infection, trauma, and …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献4件

  • 非糖尿病性保存期慢性腎臓病患者がもつ病気認知タイプの分類化

    金子 順子, 野呂 千鶴子 日本看護科学会誌 42 (0), 446-455, 2022

    <p><b>目的:</b>非糖尿病性保存期CKD患者の病気認知の特徴より,病気認知タイプを分類化すること.</p><p><b>方法:</b>非糖尿病性保存期CKD患者に対するインタビュー調査により明らかにした病気認知の特徴を,ヘルスビリーフモデルの構成要素をもとに事例-コードマトリックスにまとめ演繹的に分析した.</p><p><b>結果・結論:</b>健康行動に『利益感』を認める事例と認めない事…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献5件

  • 修学旅行の事前学習が高校生のキャリア選択自己効力感に与える影響

    花井 友美, 小口 孝司 日本観光研究学会全国大会学術論文集 37 (0), 141-146, 2022

    ...修学旅行には教育的効果があると一般的に考えられているが、修学旅行に関するいかなる経験がどのような効果を持つのかについては十分に明らかにされていない。それゆえ、本研究では特に修学旅行の事前学習の教育的効果に注目し、事前学習がキャリア選択自己効力感に与える影響を検討した。2021 年 4 月から 2022 年 2 月上旬の間で修学旅行に参加した高校生 149 名を対象に質問紙調査を実施した。...

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  • 富山県の家庭料理 地域の特徴

    中根 一恵, 守田 律子, 原田 澄子, 稗苗 智恵子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 33 (0), 193-, 2022

    ...魚料理は、ぶり大根、ほたるいかの酢味噌和え、白えびのだしつゆ・かきあげ、たら汁などがある。刺身は一番のごちそうであり、魚のアラは汁物などにして魚一匹を余すことなく使用する。魚津では、ハレの料理として暮れの大漁の際に作るあんじゃなますがある。米と魚を使ったハレの行事や祭りの料理として、県東部ではさばやかわはぎなどを使ってつくる押せずし、射水ではしめさばを笹の葉に包んださばの押しずしが作られた。...

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  • Ecopath with Ecosimモデルによるイカナゴ資源の栄養塩・温度依存性の解析

    屋敷 朋也, 西川 哲也, 相馬 明郎 土木学会論文集B2(海岸工学) 78 (2), I_895-I_900, 2022

    <p> 播磨灘のイカナゴ漁獲量は近年減少傾向にあり,貧栄養化と水温上昇の影響が指摘されている.貧栄養化や水温上昇は,生産者や高次消費者から成る食物網全体に影響を与え,イカナゴ資源の動態もその結果である.本研究では,高次生態系モデル;Ecopath with Ecosimモデルに,海洋生物の水温・栄養塩に対する生理応答とイカナゴの生活史を組込んだ,イカナゴEwEモデルを開発し,播磨灘に適用した.本…

    DOI Web Site 参考文献11件

  • パツァプ・ニマタク注における『根本中論』の引用方法をめぐって

    カマリド ドラテ 印度學佛教學研究 69 (3), 1133-1137, 2021-03-25

    ...</p><p>ニマタク注は,彼が11世紀の終わりにカシミールにおよそ20年間滞在し,仏教思想とサンスクリット語を複数のインド人パンディットから学んで得た多くの研究成果を反映している.後伝期のチベットにおいて,チャンドラキールティの中観思想を本格的に導入するにいたった最大の功労者がニマタクであることはよく知られている.その勝れた翻訳の背後で,彼はカシミール留学中に,仏教思想に関するいかなる知識を得て,...

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  • 播磨灘におけるイカナゴ当歳魚の胃内容物重量指数の経年的低下とその要因

    橋口 晴穂, 西川 哲也, 魚住 香織, 古澤 一思, 森 敦史, 今尾 和正, 反田 實 水産海洋研究 85 (1), 24-32, 2021-02-25

    <p>播磨灘ではイカナゴ漁獲量の減少要因として,餌不足の可能性が指摘されている.本研究では1987年から2018年の3月に播磨灘で採集されたイカナゴ当歳魚の胃内容物重量指数(SCI),肥満度および胃内容物組成の経年変化を調べた.SCIは1987年から1997年に低下し,2001年以降は1%未満の低い値で推移した.肥満度は2001年以降,経年的に低下した.しかし,調査期間を通してイカナゴの主な餌生…

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  • 備讃瀬戸におけるイカナゴ夏眠場の底質温度

    赤井, 紀子, 宮川, 昌志 香川県水産試験場研究報告 : Kagawa Ken Suisan Shikenjo kenkyu hokoku (20) 1-6, 2021-02

    夏眠期の高水温はイカナゴの生残および再生産に悪影響を及ぼすことが知られているが,夏眠中のイカナゴは砂中で生息するため,水温と砂中温度における差異の有無を確認する必要がある。そこで,備讚瀬戸の4か所の夏眠場(水深15m~29m)において,2017年から2019年の夏期に潜水により海底直上水温と砂中温度の関係を調べるとともに柱状採泥による底質調査を実施した。砂中温度と底質性状との関係は明らかではなか…

    日本農学文献記事索引

  • 播磨灘におけるイカナゴ当歳魚の胃内容物重量指数の経年的低下とその要因

    橋口, 晴穂, 西川, 哲也, 魚住, 香織, 古澤, 一思, 森, 敦史, 今尾, 和正, 反田, 實 水産海洋研究 85 (1), 24-32, 2021-02

    播磨灘ではイカナゴ漁獲量の減少要因として,餌不足の可能性が指摘されている。本研究では1987年から2018年の3月に播磨灘で採集されたイカナゴ当歳魚の胃内容物重量指数(SCI),肥満度および胃内容物組成の経年変化を調べた。SCIは1987年から1997年に低下し,2001年以降は1%未満の低い値で推移した。肥満度は2001年以降,経年的に低下した。しかし,調査期問を通してイカナゴの主な餌生物はカ…

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 北海道にストランディングしたコマッコウの胃内容物

    松田 純佳, 松石 隆 日本セトロジー研究 31 (0), 5-9, 2021

    ...Watasenia scintillans,ヒカリテカギイカGonatus pyros,ツクシユウレイイカChiroteuthis calyxが出現した.個体数組成では,種不明テカギイカ科イカ類Gonatidae spp.で73.0%となり,次いでホタルイカ6.2%,ツクシユウレイイカ3.4%となった.1個体からのみ魚類が出現し,種同定の結果スケトウダラGadus chalcogrammusであった...

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  • 玄能石コンクリーションの産状と成因

    村宮 悠介, 吉田 英一, 南 雅代, 三上 智之, 小林 寿宣, 関内 幸介, 勝田 長貴 日本地質学会学術大会講演要旨 2021 (0), 003-, 2021

    ...この一連の証拠は、玄能石の先駆物であるイカイト結晶とそれを覆うコンクリーションの両方が、生物遺骸起源の炭素がソースとなり形成されたことを示している。これに加えて、玄能石の微細な構造と、元素分布の特徴から、玄能石コンクリーションは次のようなプロセスで形成したと考えられる。1)堆積物中に埋没した生物遺骸が分解し、周辺堆積物中に重炭酸イオンとリン酸イオンを供給する。...

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  • 第36回 滑川市立博物館

    池田 幸弘 ファルマシア 57 (1), 50-51, 2021

    ...滑川といえばホタルイカ.おなじみの沖漬けに加え,地元ならではの新鮮な素材を用いた様々な料理を楽しみつつ,滑川市立博物館へと向かう....

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  • 食料品の買い物環境に対する多様な主観的評価が購買行動や食品摂取に及ぼす影響

    関口 達也, 樋野 公宏 都市計画論文集 55 (3), 1013-1020, 2020-10-25

    ...<p>本研究の目的は,以下の2つの研究課題(RQs)について検証し,その結果から,食料品の買い物弱者問題の解決に向けた支援策や都市整備の在り方を提示する事である.RQ1) 買い物における食料品の入手の不自由の有無は,利用店舗に対するいかなる主観的評価により説明できるのか?,RQ2 買い物において食料品の入手に不自由を感じる環境下にある事は,個人の購買行動,食品摂取にいかなる悪影響を及ぼすのか?...

    DOI Web Site 被引用文献3件 参考文献10件

  • 鹿児島県本土および奄美大島から初記録のイカリムシ Lernaea cyprinacea (カイアシ亜綱ケンミジンコ目イカリムシ科)

    福島, 浩太, 福島, 聡, 町頭, 芳朗, 興, 克樹, 上野, 大輔, Fukushima, Kota, Fukusima, Satoshi, Machigashira, Yoshiro, Oki, Katsuki, Uyeno, Daisuke Fauna Ryukyuana 55 1-8, 2020-05-19

    ...鹿児島県内の河川や湖沼11地点において,淡水魚の寄生虫であるイカリムシLernaea cyprinacea Linnaeus, 1758の分布状況に関する調査を行った.その結果,鹿児島県本土では薩摩半島南東部にある池田湖,また奄美大島北部の龍郷町を流れる大美川中流域において,イカリムシの分布を確認した.本報告は,鹿児島県本土および薩南諸島からのイカリムシの初記録となる.シマヨシノボリとグリーンソードテール...

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  • 富山湾におけるブリ,スルメイカ,ホタルイカの 漁況と日本海の海洋環境との関係

    小塚 晃, 北川 慎介, 南條 暢聡, 辻本 良 沿岸海洋研究 58 (1), 81-86, 2020

    ...富山湾では400年以上も前から定置漁業が盛んであり,暖水性の回遊魚を中心に漁獲してきた.主要漁獲物であるブリ, スルメイカおよびホタルイカについて,漁獲変動と海洋環境との関係を調べた.ブリでは,日本周辺海域の海水温の上昇 に伴い分布域がオホーツク海まで拡大し,2000年代後半以降に北海道の漁獲量が急増した.また,南下期である冬季の富 山湾への来遊状況は,12月に山形県沖が暖かく能登半島北西沖が冷たい...

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  • 角形CFT断面の累加強度と終局強度の比較

    城戸 將江, 津田 惠吾 日本建築学会構造系論文集 85 (777), 1503-1512, 2020

    <p> <b>1. Introduction</b></p><p> The objective of this study is to present the expressions for calculating the ultimate flexural strength and to examine the relations between the superposed …

    DOI Web Site Web Site 被引用文献4件 参考文献5件

  • 兜岩層(鮮新統)から見出された新種<i>Tertiarius kabutoiwaensis</i> sp. nov., <i>T. minimus</i> sp. nov.

    田中 宏之, 南雲 保 Diatom 35 (0), 48-55, 2019-12-25

    ...殻面/殻套境界はゆるいカーブ状である。殻縁部には黒線が5–6本/10 <i>µ</i>mの密度で観察され,黒線間の小胞紋列は8–12本であった。<i>T. minimus</i> sp. nov. は殻径3.5–7 <i>µ</i>mで殻面はほぼ平ら。殻中心からほぼ放射状又は散在的に点紋が配列する。この点紋列は殻面中心部で終了し,縁辺部~殻面/殻套境界は殻套からの細かい胞紋列が伸長している。...

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  • 日本海東縁における堆積物コアからのイカアイトの発見とその意義

    角和 善隆, Zhang Naizhong, 松本 良, 戸丸 仁, 石田 直人, 茂手木 竜也 地質学雑誌 125 (12), 853-865, 2019-12-15

    ...<p>低温で安定な炭酸塩鉱物であるイカアイトが,日本海東縁部で採取した堆積物コアから発見された.イカアイトを伴う堆積物は,シルトか砂の葉理を伴う暗色の泥からなり,生痕があるか無構造である.粒状の集合体が脈となっている場合と,最大10cmを越える長さの大型の結晶をなす場合がある.イカアイトは現在の海底面下10mより浅い部分で発見されているが,間隙水の分析から,硫酸塩・メタン漸移帯(SMT)の内部,多分...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献3件 参考文献52件

  • Sentinel-2画像を用いた水田の塩類化土壌の抽出と稲作収量との関係

    河野 達也, 長澤 良太 システム農学 35 (2), 25-32, 2019-10-29

    <p>農作物の収量に大きな影響を与え、現在も拡大し続けている塩類化土壌を抽出するためには、衛星画像データを用いて時空間的に解析することが効果的である。タイ東北部は長年にわたり塩類化土壌の影響に悩まされており、主要農作物である稲の持続可能な栽培を困難にしている。本研究では、現地調査によって収集した水田土壌の塩類測定データとSentinel-2データの画像解析を用いて塩類化土壌の抽出手法を検討し、さ…

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  • 人口減少社会における地方都市の都市計画制度のあり方その1

    矢谷 明也, 岡井 有佳 日本都市計画学会関西支部研究発表会講演概要集 17 (0), 93-96, 2019

    ...さらなる人口減少社会の到来、変容する地域経済や社会構造への対応、高齢化率や単身高齢世帯の増加、社会福祉をはじめとするいかなる分野も未知といった状況にある今日、都市規模の再構成は喫緊の課題である。本研究は、中長期的視点に立って都市を再構成するために、現行の都市計画制度をいかに見直すべきかについて論じるものである。...

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  • 「兵庫瀬戸内」における漁業の維持機能

    田和 正孝 日本地理学会発表要旨集 2019s (0), 173-, 2019

    ...県内の代表的な魚種であるイカナゴ、シラス(カタクチイワシの幼魚)、マダコなどの漁獲量も激減している。<br><br> こうしたなかで、地域の漁業環境について多くの在来(土着)の知識を有している漁業者自らが、漁場利用や資源管理に対して科学的知見を含めながら検討を開始している。<br><br> 家島諸島坊勢島における船曳網漁業者の中には、「獲りながら増やす」という漁業の可能性について考える者がいる。...

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  • 富山市科学博物館所蔵の板鰓類化石標本

    松本, 雄大, 柏木, 健司, 吉岡, 翼 富山市科学博物館研究報告 = Bulletin of the Toyama Science Museum 42 73-78, 2018-07-01

    富山市科学博物館に収蔵されている富山県下の新第三系産の板鰓類化石標本44点について整理し,写真を撮影して図示した.このうちメジロザメ類が半数弱の18点を占めていた.また,頭川層産のホホジロザメには他の産地の標本にはない底生有孔虫などの付着が認められた.

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  • 炭素・酸素同位体比から見た玄能石コンクリーションの形成過程

    村宮 悠介, 吉田 英一, 窪田 薫, 南 雅代, Muramiya Yusuke, Yoshida Hidekazu, Kubota Kaoru, Minami Masayo 名古屋大学年代測定研究 2 12-17, 2018-03-31

    ...始新統幌内地域から産出する玄能石コンクリーションについて,地質学的・地球化学的調査を行った.その結果,玄能石の先駆鉱物であるイカイトおよびその周辺に形成したコンクリーションは,生物由来の炭素を起源に形成したと考えられる.また,コンクリーションは,イカイトの形成後かつイカイトの脱水変質前に形成したことが明らかとなった.玄能石コンクリーションの形成過程はこれまで不明であったため,これらの結果は,コンクリーション...

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  • 香川県さぬき市に分布する和泉層群引田累層(カンパニアン)から産出した 爬虫類・板鰓類化石

    原 巧輔, 金澤 芳廣, 林 昭次, 佐藤 たまき 大阪市立自然史博物館研究報告 = Bulletin of the Osaka Museum of Natural History 72 61-79, 2018-03-31

    香川県さぬき市多和兼割の上部白亜系・和泉層群引田累層から発掘され,大阪市立自然史博物館に寄贈された爬虫類11点,板鰓類12点の化石の記載を行った.大型のカメの縁板骨5点には,鱗板溝が存在しない,内縁が著しく発達する,内縁が波打つ,という形質が認められることから,原始的なオサガメ類Mesodermochelys undulatusと同定された.また板鰓類には2目4科4属( …

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  • マルチプレックスPCR法による北海道北部に生息するイカナゴ属魚類の種判別簡易化の検討

    後藤, 陽子, 甲斐, 嘉晃, 堀本, 高矩, 坂口, 健司, 美坂, 正 北海道水産試験場研究報告 = Scientific reports of Hokkaido Fisheries Research Institutes (93) 81-88, 2018-03

    イカナゴ属魚類(Ammodytes spp.)は主要な漁業資源である。北海道周辺海域にイカナゴ属魚類はイカナゴ(A. japonicus),キタイカナゴ(A. hexapterus)およびオオイカナゴ(A. heian)の3種が同所的に分布することが知られている。種ごとの資源評価を行うには,これら3種の簡便な種判別方法を確立することが重要である。本研究では,先行研究により開発されたマルチプレック…

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 戦後黎明期少年司法における「科学主義」の開拓とその実践

    秋本 光陽 社会学評論 69 (3), 373-389, 2018

    ...<p>本稿は, 日本における戦後少年司法制度の黎明期, とくに1950年代前半の少年司法制度を対象に, 「科学主義」と呼ばれる理念が家庭裁判所の実務関係者によるいかなる実践を通して可能になっていたのかを明らかにするものである. 戦後日本では1949年に現行少年法と家庭裁判所が誕生した....

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  • 富山県の家庭料理 主菜の特徴

    深井 康子, 守田 律子, 原田 澄子, 稗苗 智恵子, 中根 一恵 日本調理科学会大会研究発表要旨集 30 (0), 224-, 2018

    ...3月~5月が旬の滑川漁港で水揚げされる「ホタルイカ」は刺身、酢味噌和えにした。4月から11月には新湊漁港で獲れる「白えび」は干したり、から揚げや大門素麺のだしのつゆに用いた。かき揚げで食べるようになったのは20年ほど前からである。通年漁獲される「バイガイ」は旨煮にして、日常や正月に食べた。県内全域では魚の保存と昆布のうま味を生かした昆布じめを作った。...

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  • 処方分類における類方分類の発展とその背景

    平地 治美, 坂井 由美, 鈴木 達彦, 平崎 能郎, 並木 隆雄 日本東洋医学雑誌 69 (4), 407-416, 2018

    <p>日本漢方の特徴として「方証相対」を重んじた古方が独自に発展してきた点があげられるが,その発展の基礎の構築には類方分類が重要な位置を占めていたと考えられる。類方分類は古方の方意と適応を把握するために,また方剤の薬物組成の研究にも有用であることから,臨床面および教育面で有効な分類方法である。中国では徐霊胎以降大きな発展がなかった類方分類であるが,日本では吉益東洞以後,喜多村直寛をはじめとする考…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献1件

  • 流通形態が異なる国産イカの環境負荷

    永島 楓太, 鈴木 徹, 渡辺 学 日本LCA学会誌 14 (3), 219-227, 2018

    ...この計算結果と、流通工程の各種条件から予想されるイカの品質について考察した結果、イカの流通を真にサステナブルとするためには、環境負荷だけでなく品質も考慮すべきであることが示唆された。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献15件

  • (24)ベンチャー型中小企業における理念経営に関する一考察

    瀬戸 正則 經營學論集 88 (0), F24-1-F24-8, 2018

    ...その分析視角は,経営者によるいかなる言行が組織成員の一貫した行動を喚起し,組織の一体感をもたらす現場のモチベーション高揚につながっているのか,経営者が主導する経営理念の具現化を図る戦略からは,人と組織の活性化に向けたいかなるプロセスが把握されるのかである。</p>...

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  • 環境応答特性を考慮した個体群動態モデルの構築手法について―大阪湾のイカナゴを例として―

    塚原 洋平, 宍戸 文香, 秦 宇瓊, 中谷 直樹 水産海洋研究 81 (3), 203-210, 2017-08-25

    ...<p>沿岸海域では外海と陸域からの双方の影響が混合する場として,環境の変動が激しく,また,人為的な経済活動における環境変化も加わり,複雑な環境場を有している.それら環境因子の変動が魚類等の生物量に与える影響を定量的に把握するためには数理モデルによる解析が有効であるが,数理モデルの構築に必要な生態学的な知見が不足している.本研究では,大阪湾にて漁獲されるイカナゴを対象に,統計データを用いた数理モデルの...

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  • 長期的な気象・海況変化に伴う仙台湾におけるイカナゴの資源状況

    佐伯, 光広, 稲田, 真一, 小野寺, 毅, 小野寺, 恵一 宮城県水産研究報告 (17) 17-27, 2017-03

    ...長期にわたり継続しているイカナゴ当歳魚と成魚の漁獲量と資源状況,及び気象・海洋環境のモニタリング調査結果を基に,現在のイカナゴ資源状況について検討した。1)当歳魚の火光利用敷網漁業の漁獲量は,2002年以降,5,000トンを超える漁獲量は3ヵ年だけであり,不漁年が頻発するようになっている。成魚のすくい網も沖合底曳網が操業を自粛した1990年もほとんどの年が1,000トン台と横ばいとなっていた。...

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  • 海鳥は飛んでいるイカを捕える─アカアシカツオドリの観察例─

    村松 康太, 山本 潤, 阿部 拓三, 西澤 文吾, 星 直樹, 大和田 真紀, 綿貫 豊, 桜井 泰憲 山階鳥類学雑誌 47 (2), 130-135, 2016-03-20

    ...<p>海鳥がイカを捕食することは胃内容物調査等から広く知られてきたが,生きたイカをどのように捕えるかは不明な点が多かった.本研究では,北西太平洋にてアカアシカツオドリ<i>Sula sula</i>が飛行するイカを捕食する一連の行動を撮影することに成功したので報告する.船に同行していたカツオドリが水面から飛び出したイカの群れを発見すると直ちに水面近くまで急降下した.このカツオドリは,イカの飛行方向後方...

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  • 鼻涙管閉塞をきたした慢性浸潤性副鼻腔真菌症例

    富里 周太, 山本 さゆり, 川﨑 泰士, 和佐野 浩一郎 耳鼻咽喉科臨床 109 (9), 637-642, 2016

    <p>Chronic invasive fungal sinusitis is recognized as one type of fungal sinusitis, however, there are few case reports of this disease and patients with this disease are rare. We report herein on a …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献4件

  • 目次/ミニ特集にあたって/表紙の説明

    ファルマシア 52 (6), 492-493, 2016

    ...,梅の花の形に似たバイカイカリソウも自生している.深山の林間で風に揺れるイカリソウは,春から初夏のハイキングの楽しみである....

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  • <b>鼻涙管狭窄症に対する柴蘇飲の効果</b>

    小橋 重親, 井齋 偉矢, 富山 知隆, 中島 俊彦, 竹田 眞 日本東洋医学雑誌 67 (2), 109-113, 2016

    流涙や眼脂の原因となる鼻涙管狭窄症に対しては,鼻涙管ブジー法が一般的に行われている治療法である。鼻涙管ブジー法で軽快しない57歳,女性の涙目に柴蘇飲を投与したところ,3日で軽快したことを経験した。その後の検討で,成人11例中10例(90.9%)において柴蘇飲が鼻涙管狭窄症に有効であった。成人は全例,眼科で鼻涙管狭窄の診断を受けており,うち9例が鼻涙管ブジー法を行っていた。また幼児の流涙2症例も柴…

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  • 岩手県山田町の避難所での食と心理と生活環境

    白尾 美佳, 水野 いずみ, 岩船 昌起 日本地理学会発表要旨集 2016s (0), 100097-, 2016

    ...「先行き明るいかと感じるか」では、「全く感じない」と「あまり感じない」の割合が震災後増加している。このような割合の震災前後での変化に注目すると、現在「身近な親しい人の相談にのっているか」と「手助けなしに外出できるかどうか」については正の相関がみられた。...

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  • 先入先出法による累加法の検討

    片岡 洋人, 平井 裕久 管理会計学 : ⽇本管理会計学会誌 : 経営管理のための総合雑誌 23 (1), 3-19, 2015-03-10

    <p>工程別総合原価計算の累加法において先入先出法(FIFO)を適用する場合,製造現場における原価管理活動をミスリードする可能性がある.なぜなら,FIFOによる累加法は,期首仕掛品から先に完成することを仮定した計算方法であるにもかかわらず,前工程の期首仕掛品原価が後工程の期末仕掛品原価に影響を及ぼす計算構造になっているためである.</p><p>本稿では,FIFOによる累加法の計算構造をモデル化す…

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  • 佐賀県玄海海域におけるイカナゴAmmodytes personatusの漁獲量の推移

    寺田, 雅彦 佐賀県玄海水産振興センター研究報告 = Bulletin of Saga Prefectural Genkai Fisheries Research and Development Center (7) 31-32, 2015-03

    ...玄海地区におけるイカナゴの漁獲量は,1900年代には100~500トン程度で漁獲されていたものの1910年~40年まではほとんど漁獲がなされていなかった。1940年代に入ると漁獲量は増加し,最大で1600トンの水揚げが記録されていた。...

    日本農学文献記事索引

  • 競争吸着法によるイカ内臓のカドミウム除去工程のモデル化

    関 秀司, 丸山 英男, 川辺 雅生 日本水産学会誌 81 (1), 90-96, 2015

    ...競争吸着法によるイカ内臓溶解物のカドミウム除去工程のモデル化を行った。キレート樹脂とイカ内臓へのカドミウムの吸・脱着挙動はイオン交換反応式によく従った。しかし,競争吸着法によるイカ内臓のカドミウム除去工程においては,イカ内臓に含まれる 2 価金属イオンの影響を受けてキレート樹脂のカドミウム結合定数が著しく低下した。...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献1件 参考文献1件

  • 曖昧さへの態度とパラノイア

    津田 恭充 対人社会心理学研究 15 71-76, 2015

    ...そこで本研究では,大学生197名を対象に、曖昧さに対するいかなる態度がパラノイアの素因となりうるのかについて検討を行った。パラノイアの指標として、青年期によくみられるパラノイア的な自己関係づけを測定し、曖昧さへの態度を「曖昧さの享受」、「曖昧さの受容」、「曖昧さへの不安」、「曖昧さの統制」、「曖昧さの排除」の5つの側面から測定した。...

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  • シロウリガイ類化石を含む貝殻集積砂岩層(下部更新統上総層群野島層)

    宇都宮 正志, 長浜 千展, ジェンキンズ ロバート, 野崎 篤, 間嶋 隆一 地質学雑誌 120 (7), 221-231, 2014-07-15

    シロウリガイ類化石を含む上総層群野島層の貝殻集積砂岩層のブロックを採取し,貝化石の種構成と配列を解析した.貝殻集積層は下位より粗粒砂岩から礫質粗粒砂岩への逆級化部,礫質粗粒砂岩から細粒砂岩への級化部,そして平行葉理の発達する細粒砂岩の3つのユニットからなり,シロウリガイ類化石の多くは破片化した状態で級化部から産出した.貝殻集積層に含まれる他の貝類は小型の二枚貝類や巻貝類および殻の破片からなり,潮…

    DOI Web Site Web Site 被引用文献2件 参考文献9件

  • イカ塩辛の調味料が消化酵素活性に及ぼす影響

    和田 佳苗, 佐藤 祐子, 松井 友美, 谷口(山田) 亜樹子 一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集 66 (0), 72-, 2014

    ...本研究では塩辛の中でも馴染みのあるイカの塩辛について、製造工程で加える副材料が内臓の消化酵素であるアミラーゼ、プロテアーゼ活性に及ぼす影響を検討した。方法 生食用スルメイカから取り出した肝臓に2倍量の生理食塩水を加えて3分間ホモジナイズした後、遠心分離(10000rpm,20分間)して得られた上澄みを試料液とした。...

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  • 有機ハイドライドからの高純度水素精製を目指した分子ふるいカーボン膜の開発

    吉宗 美紀, 原谷 賢治 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2014 (0), 39-, 2014

    本研究では、高効率水素輸送システムとして着目されているトルエン-メチルシクロヘキサン系有機ハイドライドからの高純度水素精製プロセスに新規水素分離膜として分子ふるい型カーボン膜の適用を検討した。製造方法の異なるカーボン膜を作製し、水素/トルエン混合ガス分離試験を行った結果、カーボン膜は高選択的に水素を透過し、本目的への適用に非常に有望であることが分かった。

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  • 島根県中部中新統布志名層下部から産出したタコブネ類化石と共産する微化石群集

    松浦 康隆, 入月 俊明, 林 広樹 地質学雑誌 119 (4), 312-320, 2013-04-15

    島根県松江市宍道町宍道高校付近に分布する中期中新世布志名層下部よりタコブネ類化石<i>Mizuhobaris izumoensis</i>(Yokoyama)が連続的に比較的多く産出した.これらの産出層準の堆積環境を明らかにするために,微化石を検討した結果,20種の貝形虫化石と12種の浮遊性有孔虫化石が産出した.これらの保存良好な微化石群集は,調査地点の環境が冷温~中間温帯のやや閉鎖的な環境であ…

    DOI Web Site Web Site 被引用文献5件 参考文献12件

  • 佐賀県唐津港に水揚げされるいか類の水揚げ実態

    金丸, 彦一郎 佐賀県玄海水産振興センター研究報告 = Bulletin of Saga Prefectural Genkai Fisheries Research and Development Center (6) 131-140, 2013-03

    ...佐賀県玄海地区において,重要な水産資源の一つであるいか類のうち,カミナリイカ,コウイカ,シリヤケイカ等のこういか類,ケンサキイカ,ヤリイカ,アオリイカ,スルメイカ,ソデイカの唐津港における地方名を整理し,水揚げ実態を年別,月別にとりまとめるとともに佐賀県玄海地区における“いか類”の研究情報などを整理した。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 累加の「も」は本当に習得されているのか? : 確認テストの結果からみた分析・考察

    蔭山, 峰子, 宮内, 俊慈 関西外国語大学留学生別科日本語教育論集 23 29-46, 2013

    日本語学習者にとって、助詞の習得は困難であることの一つだと言われている。この論文では、そうした助詞の中でも、中級以降の学習者においてもよく見られる累加の「も」に焦点を当て、日本語学習者に助詞「も」が正しく習得されているのか否かを確認テストを実施することによって明らかにする。そして、もし習得されていないとすれば、一体、日本語学習者にとって助詞「も」のどのような側面が問題となっているのかという分析と…

    機関リポジトリ

  • F344ラットにおけるホウセンカ抽出物の13週間亜慢性毒性試験

    豊田 武士, 高見 成昭, 今井 俊夫, 曺 永晩, 蓮村 麻衣, 水田 保子, 大波 冴子, 鈴木 勇, 廣瀬 雅雄, 西川 秋佳, 小川 久美子 日本食品化学学会誌 20 (1), 52-60, 2013

    ...臓器重量ならびに病理組織学的検索では、被験物質投与によるいかなる毒性所見も認められなかった。以上の結果から、一部の血清電解質において変動が認められたものの、毒性学的意義は乏しいと考えられ、ホウセンカ抽出物の無毒性量(NOAEL)は雌雄ともに5.0%以上(雄:3997mg/kg bw/day、雌:4577mg/kg bw/day)と判断された。...

    DOI Web Site 参考文献26件

  • 北海道に漂着したコマッコウ Kogia breviceps の胃内容物

    松田 純佳, 松石 隆, 田島 木綿子, 佐々木 基樹 霊長類研究 Supplement 29 (0), 176-, 2013

    ...胃からは 8科 8種の頭足類(テカギイカ科,ホタルイカモドキ科,ゴマフイカ科,ユウレイイカ科,アカイカ科,ムチイカ科,ツメイカ科,サメハダホウズキイカ科)と 1科 1種(タラ科)の魚類が出現した.最も個体数の多かった餌生物はテカギイカ科イカ類 Gonatidae spp.であり,出現した餌生物の 76.1%を占めた.餌生物のサイズ組成は,最も小型の餌生物が外套膜長 29.4mmのツクシユウレイイカ...

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  • 競争吸着法によるイカ内臓のカドミウム除去システムの開発

    関 秀司, 丸山 英男, 川辺 雅生, 中出 信比人 日本水産学会誌 79 (4), 703-710, 2013

    競争吸着法を利用したイカ加工残さ(イカゴロ)のカドミウム除去システムにおける加熱溶解工程と溶解物濾過工程の設計と最適操作条件の決定に不可欠な,溶解槽の総括伝熱係数,濾材抵抗係数,イカゴロ溶解物中の固形分の濾過比抵抗などのパラメータを決定した。加熱溶解工程における昇温過程は Newton の伝熱速度式に従い,本研究で決定した総括伝熱係数を用いてラボスケールからパイロットスケールへの約 1000 …

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献1件 参考文献15件

  • 鳥取層群産魚類化石のタフォノミー : その1:層序と地質構造

    浅野 弦一, 矢野 孝雄, 平尾 和幸, 田中 優一 地球科学 66 (1), 5-16, 2012

    鳥取市国府町宮下の西黒沢海進期堆積物からは,保存のよい浅海性魚類化石が多産する.この化石群集は,多種類の魚類を含むという点ではアジアでも群を抜いた存在であり,日本の新第三紀以降の魚類相の進化を考える上で重要であるとされる.宮下産浅海性魚類化石のタフォノミーをおもに堆積学的側面から解明するために,まず本論では,宮下周辺域に分布する下部-中部中新統鳥取層群の層序と地質構造を明らかにした.その結果は,…

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  • ホタルイカおよび動物プランクトンの炭素・窒素安定同位体比による日本海の食物網解析

    山崎 奈津実, 張 勁, 稲村 修 日本地球化学会年会要旨集 59 (0), 19-, 2012

    ...本研究では、日本海に生息するホタルイカと、その餌とされる動物プランクトン等を対象に、炭素・窒素安定同位体比を用いて日本海におけるホタルイカの食物網や回遊機構の解明を目的とする。試料は、2011年春に富山県富山市四方と魚津市および兵庫県浜坂町で、漁業により捕獲されたホタルイカを用い、外套長を測定した後、炭素・窒素安定同位体比解析を行なった。...

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  • 新疆ウイグル自治区における水資源開発と耕地塩類化

    阿布都沙塔尓 買買提明, 田中丸 治哉, 多田 明夫 農業農村工学会誌 80 (2), 99-102,a2, 2012

    <p>本報では,中国・新疆ウイグル自治区における水資源開発と耕地塩類化の関係について論じた。同自治区は降水量が非常に少なく,オアシスでの灌漑農業と草原での牧畜業が主な農業形態である。灌漑用水を確保するため,山岳部を水源とした季節性河川の水を導水する引水渠,オアシス内の用水路網,さらに麓の平原地に多数の貯水池が建設されたが,貯水池の底面浸透と非ライニング用水路の浸透損失が地下水位を上昇させ,大規模…

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  • 鳥取層群産魚類化石のタフォノミー : その2:堆積相と魚類化石層の形成プロセス

    浅野 弦一, 矢野 孝雄, 平尾 和幸, 田中 優一 地球科学 66 (5), 177-191, 2012

    鳥取市国府町宮下の西黒沢海進期堆積物からは,浅海性魚類化石が多産する.魚類化石のタフォノミー解明の一環として,この論文では中-下部中新統鳥取層群の堆積相を解析し,魚類化石層の形成プロセスを明らかにする.主な結論は,次の4点にまとめられる.1)鳥取層群の堆積相解析によって,各層準の堆積環境は次のように復元された:蛇行河川〜扇状地(円通寺礫岩砂岩泥岩層),湖成デルタ(生山砂岩泥岩層),蛇行河川-氾濫…

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献54件

  • 長野県上田市の中部中新統から産出した深海性サメ類化石群集

    鈴木 秀史 地球科学 66 (2), 47-61, 2012

    本論において,中期中新世の横尾層と伊勢山層の泥岩から産出した,深海性サメ類であるツノザメ目3科4属の歯化石を形態的特徴をもとに記載した.これまでの研究と合わせるとツノザメ目5科8属の化石がこの地層から産出したことになる.中新統の地層では,同一の産出地点から同類化石が集中して産出することは極めて珍しい.産状として注目されるのは,最も深い生息域に棲むカラスザメ属,ユメザメ属,フンナガユメザメ属の,生…

    DOI Web Site 参考文献75件

  • <b>奥田謙蔵『漢方古方要方解説』の方剤分類</b>

    坂井 由美, 並木 隆雄 日本東洋医学雑誌 63 (5), 340-346, 2012

    現在、日本では数多くの漢方処方が用いられており、それらの漢方処方群をいかに分類するかは重要な課題である。それにもかかわらず、近年日本で出版されている漢方処方集や方剤解説書の中に、古方・後世方・中医処方を網羅的に分類しているものはほとんどなく、漢方処方の分類法に関する研究も行われていないのが実情である。しかし歴史的に見ると、江戸期から昭和初期にかけて、漢方処方を分類ごとにまとめて編纂した処方集や方…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件

  • 英国におけるイカの利用について

    久木野 睦子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 24 (0), 169-, 2012

    ...演者は英国にて魚介類販売の状況を見学する機会を得たので、英国におけるイカの利用について考察した。 【方法】英国リバプール市内およびロンドン市内のスーパーマーケットおよび市場にて、イカの販売状況を調べた。さらに、市場関係者および鮮魚の卸業を行っている業者に話しを聞いた。また、リバプール市内の大学で調理実習を履修している学生42名にイカの料理に関する簡単なアンケート調査を行った。...

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  • 黄土高原下流域における農地の塩類化とその改善対策

    北村 義信, 李 鴻, 清水 克之, 東條 雅行 農業農村工学会誌 80 (2), 95-98,a1, 2012

    <p>筆者らは,長年陝西省大茘県の洛恵渠灌区洛東区(32,000 ha)を対象に農地の塩類化とその改善対策について研究を行ってきた。本地区では,1950年代に灌漑が開始されて以降,農地の塩類化の問題が発生した。約80の観測井での水位,水質調査とその周辺での土壌の物理・化学特性調査・分析結果から,本地区における塩類化プロセスを類型化し,さらにそのプロセスを引き起こす要因について考察を行った。塩類集…

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  • 福岡湾口域におけるイカナゴの発生初期段階の成長と夏眠期の生残に及ぼす水温の影響

    宮内, 正幸, 的場, 達人 福岡県水産海洋技術センター研究報告 = Bulletin of Fukuoka Fisheries and Marine Technology Research Center (21) 1-6, 2011-03

    福岡県筑前海の福岡湾口域では、イカナゴ資源の激減により2007年4月以降、イカナゴ房丈網漁業の禁漁が続いている。そこで、イカナゴ資源激減の原因を探るため、イカナゴの分布のほぼ南限と考えられる筑前海福岡湾口域において、イカナゴの発生初期段階の成長や夏眠期の生残に及ぼす水温の影響について検討した。稚仔魚分布量や稚仔魚期の成長量、夏眠期分布量を求め、水温との相関を調べたところ、冬期水温が高いほど発生初…

    日本農学文献記事索引

  • 伊勢湾におけるイカナゴの新規加入量決定機構に関する研究

    山田, 浩且 三重県水産研究所研究報告 = Bulletin of Mie Prefecture Fisheries Research Institute (19) 1-77, 2011-03

    ...伊勢湾におけるイカナゴの生態的特性 伊勢湾のイカナゴは各生活史段階において,外部環境の変化に対し、生残確率や繁殖の機会を高めるための種々の適応的生態をもつことが明らかとなった。1)本種は他のイカナゴ属魚類とは異なり、卵内発生時聞が約11日間と短いこと, 同一受精日の卵群は特定の1日に集中的にふ化することが明らかとなった。...

    日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献2件

  • 視線計測装置を用いた暗黙知の分類化に関する研究 : 画像提示による視覚刺激と再現描画の評価実験を実施して

    渡辺 裕太, 林 秀彦, 皆月 昭則 鳴門教育大学情報教育ジャーナル = Journal of information education, Naruto University of Education 8 43-48, 2011-03

    個人レベルにおいて,データから情報,情報から知識を導き出す一連の知識変換によって知識創造に至る場合,集団(グループ)においても,個人レベルと類型した知識変換を経る可能性がある.また一方で,グループによる知識変換は,グループ構成員の個人知に起因した知識変換によって知識創造過程がより複雑化する可能性もある.本研究では,これらの一端を明らかにするため,先行研究によって個人知として定義されたデータ・情報…

    DOI 機関リポジトリ

  • 類乾癬

    武藤 正彦 日本皮膚科学会雑誌 121 (5), 851-855, 2011

    類乾癬は,皮膚T細胞リンパ腫の一つである菌状息肉症への移行との関係で,古くからその分類学的位置づけについて議論されてきた.近年の分子生物学的手法を応用することで,類乾癬の正体をどこまで解明できたのかを概説する.

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  • イカ墨からの色素精製とその特性

    田谷, 嘉浩, 小林, 孝紀, 上野, 孝, 松浦, 俊彦 北海道立工業技術センター研究報告 (11) 63-66, 2010-12

    ...イカの内蔵に付帯するイカ墨袋の墨汁から、酵素と限外ろ過を使用して、粒子径100nm,10nm,1nmの、各オーダーサイズ別に分散したメラニン色素を精製するプロセスの開発を行った。また、開発したプロセスでコウイカとアカイカの墨から精製した色素について、粒径分布、色合い、紫外線吸収の評価を行った。...

    日本農学文献記事索引

  • 後志北部海域沿岸におけるイカナゴ稚魚漁業の特徴について

    星野, 昇 北海道水産試験場研究報告 = Scientific reports of Hokkaido Fisheries Research Institutes (78) 51-58, 2010-09

    ...近年,漁獲量減少の著しい後志北部海域におけるイカナゴ (稚魚) 漁業の減少要因を理解するため,2008~2010年に余市沖で漁獲された漁獲物の特徴と,1985年以降の漁獲動向を,後志南部海域と比較検討した。2. 耳石 (礫石) には扁平石と同様の日周性が認められ,その日周輪解析から,後志北部海域産の漁獲物のふ化時期の範囲は後志南部海域と同様で,いくつかの時期に段階的にふ化した群で構成されていた。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • LEDのパルス点灯時の実効光度向上効果における発光色シフトの影響

    本村 英樹, 阿部 光秀, 三宅 翔大, 神野 雅文 照明学会 全国大会講演論文集 43 (0), 118-118, 2010

    ...被験者は2個のLEDを同時に直視し、またはLEDに照らされたミニチュアカーを見て(間接視)、どちらのLEDが明るいかを判断する。各LEDの発光強度をランダムに設定し、50回程度実験を繰り返す。被験者の判断として、同じ明るさと感じたときの各LEDの光束の組から、最小二乗法により(直流)/(パルス)光束比を算出し、実効光度向上率とした。...

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  • ELISA法による食品中の頭足類アレルゲンの検出

    柴原 裕亮, 上坂 良彦, 阿部 晃久, 山田 彰一, 潮 秀樹, 塩見 一雄 日本食品科学工学会誌 57 (5), 198-204, 2010

    ...スルメイカ精製トロポミオシンを免疫原として,頭足類トロポミオシンに特異的に反応するモノクローナル抗体を作製し,頭足類トロポミオシン測定用のサンドイッチELISA法を確立した.本法では,頭足類に分類されるいか類,たこ類のトロポミオシンとは全般的に反応したが,甲殻類および貝類トロポミオシンとの交差率は0.1%未満であった.また,食品全般においても頭足類以外で反応は認められなかった.検出感度は頭足類総タンパク...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 参考文献26件

  • 冬季の三陸沖陸棚斜面におけるイシイルカの餌選択性

    岡本 亮介, 大泉 宏, 内川 和久, 伊藤 正木, 岩﨑 俊秀, 加藤 秀弘 日本水産学会誌 76 (1), 54-61, 2010

    ...日中の着底トロール調査において,重量組成で優占したタラ科魚類は,イシイルカの胃内容物から出現せず,イシイルカの主要餌生物が日周鉛直移動種のトドハダカやホタルイカであったことから,日中には底層に分布するエネルギー含有量の高いトドハダカやホタルイカを,選択的に摂餌することが示唆された。<br>...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献1件 参考文献50件

  • 哺乳類化石の変遷から見た日本列島と大陸間の陸橋の形成時期

    樽野 博幸 第四紀研究 49 (5), 309-314, 2010

    日本の鮮新・更新統から産出する長鼻類化石各種の出現年代を,最近の知見に基づいて整理し,大陸産の関係の深い種の産出層準と比較することで,日本列島と大陸の間に陸橋が形成された時期を推定した.西方ルート(東シナ海あるいは黄海経由)が形成された時期は,中新世/鮮新世境界付近,120万年前,63万年前,43万年前と考えられる.このルートの陸橋は,鮮新世中頃にも存在した可能性がある.また最終氷期の初期には,…

    DOI Web Site 被引用文献13件 参考文献30件

  • 耳石日周輪解析による北海道後志南部沿岸産イカナゴ稚魚の初期成長

    星野, 昇, 三原, 行雄, 稲村, 明宏 北海道立水産試験場研究報告 = Scientific reports of Hokkaido Fisheries Experimental Station (76) 13-20, 2009-10

    ...後志南部海域におけるイカナゴ稚魚の初期成長の特性を把握するために、耳石日周輪解析によって、ふ化日組成と成長傾向、水温との関係について把握した。2008年に漁獲されたイカナゴ稚魚のふ化日は、3月、4月の2か月間にわたっていた。ふ化日の頻度分布は多峰型を呈しており、産卵が断続的に行われていることが示唆された。...

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