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検索結果 45,795 件

  • ケアの義務の国際比較

    牧 陽子 社会政策 16 (1), 8-20, 2024-05-30

    ...育児については法律上、いずれの国でも親の義務とされているものの、介護に関しては国により異なることや、社会規範とのズレも見出された。スウェーデンやフランスでは身体的ケアの外部化は進んでも、子から親への情緒的なサポートは弱まっていないとの指摘もあり、身体的ケアの外部化がすなわち親子の絆を弱めるわけではないことを、両国の例は示唆していると考えられる。</p>...

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  • 韓国福祉国家はどこへ向かっていくのか

    金 成垣 社会政策 16 (1), 176-189, 2024-05-30

    ...重要なのは、少なくとも韓国に関していうと、福祉国家化に乗り出したとされる1990年代末以降、20年以上を経た現時点でみて、その3つの特徴はいずれもみられなくなっていることである。とすれば、韓国は、先進諸国の福祉国家に収斂してきているのだろうか。本報告では、韓国が収斂ではなく韓国固有の道を歩んできていること明らかにし、その韓国の経験が示すアジア諸国・地域への示唆を検討する。</p>...

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  • 歯科用CAD/CAM 材料の特徴と接着

    二瓶 智太郎 日本歯科理工学会誌 43 (2), 67-70, 2024-05-25

    ...に導入され,歯科用CAD/CAMシステムにより歯冠修復ならびに義歯装置の設計や製作においても著しく発展し,使用可能な材料も増えている.ジルコニアは1990年代より歯冠修復材料として導入され,2005年に国内での薬事が承認された.また,2014年からCAD/CAM冠用レジンブロックによる小臼歯部の歯冠修復処置が保険収載されたことを始まりとして,大臼歯部,前歯部と順次適用拡大されて,内側性のレジンインレー...

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  • Drinking Aroma Simulator (DAS)を用いた嚥下後の香気再現

    中村 可奈, 安永 元樹 におい・かおり環境学会誌 55 (3), 164-170, 2024-05-25

    ...<p>抄筆者らは,嚥下後のレトロネーザルアロマに近い香気バランスを再現するモデル装置Drinking Aroma Simulator (DAS)を開発した.装置の性能を検証するために,レモンフレーバーを賦香した炭酸を含む糖酸飲料と炭酸を含まない糖酸飲料を準備し,フレーバーリリースの経時変化をDAS/PTR-MSにより分析した.また嚥下後の1息目に着目し,飲料形態の違いをDAS/GC/MSを用いて比較...

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  • 根管治療痕を考慮したパノラマX線画像における歯牙自動認識法

    藤田 大輔, 足立 勇輝, 小橋 昌司 知能と情報 36 (2), 610-615, 2024-05-15

    ...<p>近年歯科口腔外科において利用されるパノラマX線画像は比較的低被ばく量で撮影でき,患者の口腔内の歯牙の状態を記録できる.一方,歯科診療ではこれらの画像を読影し患者の診療録を作成しなければならないが,手間であり誤記載のおそれもある.また,大規模災害時における遺体の迅速な身元確認にも,データベース化された歯牙情報による照合は有効である.そこで,パノラマX線画像から自動で歯牙や治療痕といった情報を認識...

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  • 共鳴非弾性X線散乱によるルテニウム化合物の磁気励起の観測

    鈴木 博人 日本物理学会誌 79 (5), 230-235, 2024-05-05

    ...</p><p>IRIXS装置をRu化合物SrRu<sub>2</sub>O<sub>6</sub>とα- RuCl<sub>3</sub>に適用し,特徴的な磁気励起の観測を行った.いずれもRuイオンが蜂の巣(ハニカム)格子を形成する磁性絶縁体であり,SrRu<sub>2</sub>O<sub>6</sub>は高い転移温度を持つ反強磁性体,α-RuCl<sub>3</sub>は最近注目を集めるキタエフ...

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  • 文書生成タスクに対する強化学習応用における文書生成器のサンプルに非依存な報酬関数学習フレームワークの提案

    冨山 翔司, 鈴木 雅大, 落合 桂一, 松尾 豊 電子情報通信学会論文誌D 情報・システム J107-D (5), 348-358, 2024-05-01

    ...文書生成タスクにおいて,強化学習は有効な手法であると知られている.過去の研究で提案された手法はいずれも,報酬関数の人手による設計の難しさからデータによる学習を試み,その際に文書生成器のサンプルを用いていた.本論文では,報酬関数の学習に文書生成器のサンプルを用いることで引き起こされる,学習時に生成器の学習の進捗を定量的に可視化できないという課題に対し,報酬関数の学習に文書生成器のサンプルを一切用いない...

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  • J-TECが挑戦する再生医療の産業化

    井家 益和 日本薬理学雑誌 159 (3), 138-143, 2024-05-01

    ...旧薬事法が薬機法に改正され,再生医療等製品の分類が新設されたたことによって国内の製品開発が加速した.われわれは,2020年に自家培養角膜上皮ネピック,2021年に自家培養口腔粘膜上皮オキュラルの角膜上皮幹細胞疲弊症を適応対象とした薬事承認を得た.さらに,2023年にはメラノサイト含有自家培養表皮ジャスミンの白斑を適応対象とした薬事承認を得て,これまでに5品目の再生医療等製品を上市することができた.いずれも...

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  • これからの四半世紀が,これまでの四半世紀を決める

    片渕 秀隆 日本婦人科腫瘍学会雑誌 42 (2), 31-41, 2024-04-25

    ...実施がある.学会の強化策として,7)婦人科以外の関連領域との連携促進による会員増加の模索,8)コロナ禍後の学術講演会の理想的な在り方の検討,さらに最大の事業である9)日本の婦人科悪性腫瘍患者の全データを掌握することを目標にしたJapan Entry System for Gynecologic Oncology(JESGO)の創設,10)創立25周年記念事業における企画書籍の出版などがあるが,いずれも...

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  • ラップバトルにおける逆向き生成によるライムを含む返答バース生成

    三林, 亮太, 山本, 岳洋, 佃, 洸摂, 渡邉, 研斗, 中野, 倫靖, 後藤, 真孝, 大島, 裕明 情報処理学会論文誌データベース(TOD) 17 (2), 28-39, 2024-04-23

    ...困難である.それに対して提案手法では,文末から逆方向に文を生成することで,文末にライムを含むラップ文を高い確率で生成することを実現した.ラップ文生成モデルを学習するために,我々は6,791バースからなる独自のラップバトルコーパスを作成した.そのうちの100件のバースに対して,提案手法および順方向での文生成手法により,返答バースを生成して人手で評価を行い,バースの自然さ,ライムの質,アンサーの質のいずれも...

    情報処理学会

  • ヨーグルト生成過程における乳酸発酵速度の赤外分光その場観測

    中嶋 悟, 有田 真香 日本調理科学会誌 57 (2), 89-99, 2024-04-05

    ...C-O/アミドIII吸収帯面積比の減少と,C=O/アミドIII吸収帯面積比の増加は,いずれも1次反応で近似でき,得られた1次反応速度定数<i>k</i>の温度依存性から,糖の減少の活性化エネルギーEa=38 kJ.mol<sup>-1</sup>と頻度因子A=1.2×10<sup>3</sup> s<sup>-1</sup>,酸の増加のEa=31 kJ.mol<sup>-1</sup>とA=7.0×...

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  • 中小企業のグローバル展開:CAGE 分析による株式会社新潟クボタの事例より

    内田, 亨, 飯沼 亜里紗, 隅田 史人, 靏巻 瑠斗 新潟国際情報大学経営情報学部紀要 7 2024-04-01

    ...その結果、CAGE フレームワークにおいていずれも距離(違い)が近い側面は少なく、むしろ遠いことが示唆された。しかし、次のような距離(違い)を克服することによってモンゴル国へのグローバル展開を成功させていることが明らかになった。それは、文化的要因には「実業家や国の有力者に日本米の良さを訴求」「現地従業員を新潟で研修し、技術力やワークスタイル伝授」。...

    機関リポジトリ

  • <i>PTCH1</i> 遺伝子に新規の変異と考えられるバリアントが同定された Gorlin 症候群の 1 例

    岩切 琢磨, 山内 輝夫, 佐々木 大和, 加藤 由花, 土肥 聡, 永田 茂樹 西日本皮膚科 86 (2), 151-155, 2024-04-01

    ...以上より Gorlin 症候群を強く疑い,後頭部右側と左下眼瞼の結節も切除し,いずれも基底細胞癌であった。自験例では複数の基底細胞癌(鼻根部左側,後頭部右側,左下眼瞼)と角化囊胞性歯原性腫瘍,卵巣線維腫を認め,診断基準の大項目の 2 項目を満たし,Gorlin 症候群と診断した。MRI では大脳鎌石灰化や髄芽腫,トルコ鞍の骨性架橋は認めず,掌蹠の小陥凹,大頭症もみられなかった。...

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  • 6Gに向けたミリ波・テラヘルツ帯フェイズドアレー無線技術

    岡田 健一, パン ジェン, 白根 篤史, 大島 直樹, 國弘 和明 J107-C (4), 137-144, 2024-04-01

    ...ミリ波帯を用いた高速・大容量通信が主要な特徴の一つになっている.ミリ波の大きな距離減衰や強い直進性を克服して,有効に活用するには,フェイズドアレーアンテナによるビームフォーミングが不可欠である.本論文では,現状の5Gで用いられているミリ波帯フェイズドアレー無線機の原理や基本構成や実装技術について解説する.また,実際に65 nm CMOSを用いて開発した28 GHzビームフォーミングICとフェイズドアレーモジュール...

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  • 光ファイバ形偏光子の特性解析

    荒川 大樹, 大塚 祐弥, 白石 勇希, 亀田 和則, 古川 慎一 J107-C (4), 167-174, 2024-04-01

    ...本研究では,円形コアの側面に円形金属領域または円形ピット領域を配置した二つのタイプのファイバ形偏光子として,一つのコア(Core)と三つの金属領域(Metal)を配置した構造(1c3m)と一つのコアと一つの金属領域の上下にピット(Pit)を配置した構造(1c2p1m)を提案し,伝搬特性について解析した.1c3mと1c2p1mは,いずれも y 偏波を伝搬させて x 偏波を減衰(消失)させるように設計した...

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  • 腸間膜デスモイド型線維腫症の1例

    小川 奈海, 北浦 幸一, 小宮 雅明, 小原 正巳, 山村 和博, 佐々木 美和, 金輪 智子, 本間 善之, 神作 慎也, 長谷川 貴士, 新井 悠太, 斉藤 寛弥, 平田 信人, 佐藤 隆久 超音波検査技術 49 (2), 138-144, 2024-04-01

    ...体位変換で可動性を認め,小腸もしくは腸間膜由来と考えた.腫瘤は小腸筋層と連続している印象があり,小腸由来の消化管間質腫瘍を第一に考え,鑑別に線維腫,線維肉腫など腸間膜由来の腫瘍を考えた.精査の結果,小腸由来の消化管間質腫瘍疑いで手術となった.病理組織検査では核分裂像を認めない線維芽細胞と膠原線維の増殖像を認め,腫瘍は小腸筋層に浸潤していた.免疫染色ではCD34, c-kit, S100, SMAがいずれも...

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  • 近現代日本における経済エリートと道徳性

    永谷,健 人文論叢 : 三重大学人文学部文化学科研究紀要 (41) 25-33, 2024-03-31

    ...近代日本の経済エリートたちは明治期を通じて傑出した経済的地位を占めたが、彼らの金銭的な成功そのものは、金儲けに対する蔑視が根強いプレモダンの思潮のなかでは批判や攻撃の対象になりやすかった。そのため、彼らは機会を捉えて、自分の事業やその結果もたらされる富の蓄積を正当化した。...

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  • COVID-19流行下におけるA大学の大学卒業時看護技術到達度の現状

    三木 愛理 関西福祉大学研究紀要 27 11-18, 2024-03-31

    ...独自で作成した内容である. 2021 年度は62 名(回答率63.3%),2022 年度は58名(回答率74.4%)の120 名の回答が得られ,「未経験」であった具体的技術内容のうち高い順に,【与薬の技術】35.4%,【症状・生体機能管理技術】32.9%,【呼吸・循環を整える技術】31.1%,【排泄援助技術】28.8%であった.卒業年度別比較では,28 の具体的技術内容において有意差が見られ,いずれも...

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  • ケアが紡ぐ人間関係と抵抗──『上海宝貝』再読

    花尻,奈緒子 人文論叢 : 三重大学人文学部文化学科研究紀要 (41) 35-50, 2024-03-31

    ...二つの差異化の過程は、勉学・学校教育の貶価や伝統文化への傾倒という点で、プレモダンへの志向という特徴を共に持つ。次世代の実業家も反知性主義や伝統主義を表明することが多く、そのことは昭和初期という社会の変革期に至って、再び経済エリートの社会的な立ち位置を複雑なものとした可能性がある。...

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  • 脳性麻痺患者におけるPosture and Postural Ability Scaleと PEDIの関係性

    石田 優樹, 楠本 泰士, 木村 優希, 儀間 裕貴 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 121-121, 2024-03-31

    ...</p> <p>【考察】</p> <p> 今回、PPASとPEDIのスコアはいずれも中程度以上の相関関係を認めた。PEDIとの相関係数はいずれの姿勢においても、姿勢能力が姿勢の質 (前額面)、姿勢の質 (矢状面)よりも高い傾向にあった。静的アライメントなどを評価する姿勢の質よりも、姿勢能力がADLと強い関連をもつ可能性が示唆された。...

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  • 脳性麻痺を呈する子どもの抑うつ傾向の調査―多施設共同研究

    浅野 大喜, 武田 真樹, 阿部 広和, 儀間 裕貴, 信迫 悟志 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 125-125, 2024-03-31

    ...活動性および楽しみの減衰”,総合点においてTD群と比較してCP群のほうが有意に高い得点であった.またSDQの群間比較では,“行為の問題”,“多動・不注意”,“情緒の問題”,“仲間関係の問題”で有意にCP群の得点が高かった.これらの結果は,予備研究の結果と一致していた.CP群のDSRSとGMFCS,SDQの各項目の間に有意な相関関係はなかった.クラスター分析の結果,DSRSの2つの下位尺度得点がいずれも...

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  • デュシェンヌ型筋ジストロフィーマウスモデルに対するジストロフィンタンパク補充は運動機能改善に作用する

    吉岡 クレモンス紀穂, 竹中(蜷川) 菜々, 後藤 萌, 三木 麻有甫, 青山 朋樹, 櫻井 英俊 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 29-29, 2024-03-31

    <p>【はじめに、目的】</p> <p>デュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)は、小児期に発症し、筋力低下や易疲労症状が進行する難治性筋疾 患である。<i>DMD</i>遺伝子の変異と、それに伴うジストロフィンタンパクの欠損が病因であることはよく知られているが、筋線維変性と筋機能低下に至る分子機序についてはまだ十分に解明されていない。そこで、本研究では、DMDマウスモデルに対してジスト…

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  • デュシェンヌ型筋ジストロフィーマウスに対するiPS細胞由来筋幹細胞移植と筋収縮トレーニングの併用効果

    竹中(蜷川) 菜々, 後藤 萌, 吉岡 クレモンス紀穂, 三木 麻有甫, 櫻井 英俊 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 86-86, 2024-03-31

    <p>【はじめに、目的】</p> <p> デュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)は、ジストロフィン蛋白(Dys)が欠損することで、筋萎縮と筋力低下を引き起こす遺伝性筋疾患の一つであり、未だに根治療法はない。そこで、 Dys発現が正常な筋幹細胞(MuSC)を移植してDys発現を補う 「細胞移植治療」が、新たな根治療法の一つとして期待されている。当研究室では、健常ヒト多能性幹 …

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  • 慢性閉塞性肺疾患患者の精神・心理と呼吸リハビリテーション

    江越 正次朗 理学療法の臨床と研究 34 (1), 1-7, 2024-03-31

    ...不安・抑うつの評価方法としては、Patient Health Questionnaire(PHQ)-9、Hospital anxiety depression scale(HADS)、COPD Assessment Test(CAT)等の質問紙法があり、いずれもCOPD患者の不安・抑うつに良好な反応を示すことが報告されている。  ...

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  • スマートフォンアプリによる日常生活における歩行速度と摂取食品数の評価

    河合 恒, 今村 慶吾, 江尻 愛美, 解良 武士, 大渕 修一 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 146-146, 2024-03-31

    ...DWSの最初の3か月の各群の平均は健常 1.27m/s、プレフレイル・フレイル1.24m/sで、群、時間の主効果、群と時間の交互作用はいずれも統計的に有意ではなかった。摂取食品数の最初の3か月の平均は健常6.6、プレフレイル ・フレイル6.2に対して、最後の3か月の平均はそれぞれ8.3、 7.8で、有意な時間の主効果を認めた(P<0.001)が交互作用は認めなかった。...

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  • 当施設利用者の身体機能低下に影響する要因の調査~握力・歩行評価による検討~

    中島 裕介 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 284-284, 2024-03-31

    ...> 各2群間の比較において,握力では年齢は低下群が有意に若年であった(p<0.01).性別は低下群が有意に男性が多い傾向がみられた(p<0.01).家庭での役割の有無は低下群は有意に家庭での役割が無い傾向がみられた(p<0.05).家族環境と各栄養評価には有意差はみられなかった.歩行評価では年齢は低下群が有意に高齢であった(p<0.01).性別,家族環境,家庭での役割の有無,各栄養評価の結果はいずれも...

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  • 高齢者のBMIと身体活動量および運動の実施状況との関係-「スポーツ・ライフデータ2022」の二次分析-

    大武 聖, 齋藤 孝義 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 290-290, 2024-03-31

    ...これらはいずれも前回調査時に低BMIで有意に低値を示した項目であり、低BMI群においては新型コロナウィルス感染の拡大後に身体活動が増加傾向にあることが示唆された。しかし推奨身体活動量の充足者は低BMI群で有意に低値であったことから、重点的に身体活動量の増加に向けたアプローチを行う必要があると考える。...

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  • 通所リハビリテーション利用者の就労状況と身体機能の調査

    野口 涼太 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 380-380, 2024-03-31

    ...(年齢,性別,介護度,主疾患,発症年齢,同居家族の有無),利用時間をそれぞれ比較した.さらに,両群の基本情報を共変量とした傾向スコアマッチング法にて両群13名ずつを対象から抽出し,握力, Timed Up & Go テスト (以下,TUG),10m歩行テスト,片脚立位時間,等尺性膝伸展筋力をそれぞれ比較した.2群間の比較にはt検定,Mann-WhitneyのU検定,χ2検定を用いた.有意水準はいずれも...

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  • 家族性非自己免疫性甲状腺機能亢進症が疑われた1例

    中村 重徳, 小牧 卓司 日本病院総合診療医学会雑誌 20 (2), 98-102, 2024-03-31

    ...甲状腺は推定重量52gと肥大していたが, TRAb, TSAb, TgAb, およびTPOAbはいずれも陰性であった。I-123甲状腺摂取率は高値で, シンチグラフィーではびまん性の甲状腺肥大を示した。TSHR(TSH receptor)遺伝子の検討では, Exon10のcodon523においてATC(Ile)からTTC(Phe)へのアミノ酸置換をヘテロに認めるバリアントが同定された。...

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  • 天地精義:空間概念としての天地(二)

    益田 理広 地理歴史人類学論集 (13) 32-128, 2024-03-31

    ...同門は略ぼ一貫する天地論を共有し、いづれもが天地を以て空間と為すが、其の所説の諸家に長ずるは、何よりも事物の所在たる空間の性質に関する緻密なる考究に於てである。乃ち蘇門の諸子は、惟だ天地のみを純一なる実体と為すも、其の一部を分析して認識するに由りて事物が成立ことを以て、常に事物は天地より離れ得ず其の内部に所在すると説くのである。殊に事物の生成を以て概念の成立と解する蘇轍の論は明晰であった。...

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  • 発達性協調運動障害を呈し短縄跳び技能低下した症例の経験

    石野 愛実, 羽鳥 航平, 横山 浩康 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 115-115, 2024-03-31

    ...開始位置からのズレも少なく、連続試行回数は最大で8回。介入は、ストレッ チ、筋力増強運動、バランス練習を中心に評価と並行して実施。 X+3ヶ月の観察では、縄回しと跳躍の技能低下がみられた。 回数を重ねると縄回しの速度も徐々に加速し、連続動作が困難 となった。練習中、連続でできないことが嫌になり途中でやめてしまうことがあった。...

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  • コロナ禍における地域在住健常高齢者の運動習慣がもたらすもの

    若狭 正彦, 木元 稔, 齋藤 明, 照井 佳乃, 津軽谷 恵, 久米 裕, 中村 悦子 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 291-291, 2024-03-31

    ...これも下肢筋力の低下によるものと考えられる。2021年に関してJ-CHS基準により、プレフレイル者が10名となったが、評価基準項目の「疲労感」による該当であり、社会的な活動制限により精神的な疲労感によるものと思われる。運動習慣の評価から、コロナ禍においても定期的な運動を続けていることが明らかとなった。...

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  • 急性脳卒中/TIA発症後自宅退院患者の3か月後の IPAQを過小評価する患者の特徴

    山下 遥, 太田 幸子, 西薗 博章, 横田 千晶 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 331-331, 2024-03-31

    ...</p><p>【考察】</p><p> 2つの評価が乖離していた例のうち,過小評価例は10%と低かったが,過小評価群は通常群に比べて,退院時,3ヶ月後いずれも身体機能が高いにもかかわらず,3ヶ月後の心の健康が有意に低かった.この結果は,自分の身体機能の過小評価が,活動性向上の阻害因子になりえる可能性を示していると考えられた....

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  • デュシェンヌ型筋ジストロフィーマウスに対する細胞移植治療効果を最大化し得るトレーニング条件の至適化

    三木 麻有甫, 竹中(蜷川) 菜々, 後藤 萌, 吉岡ブルジョワ クレモンス紀穂, 青山 朋樹, 櫻井 英俊 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 79-79, 2024-03-31

    <p>【はじめに、目的】</p> <p>デュシェンヌ型筋ジストロフィー (DMD)は、ジストロフィン蛋白(Dys)の欠損により、筋の壊死と再生が繰 り返され、筋萎縮・筋力低下を引き起こす疾患である。現在、新規治療法確立を目指した様々な研究が進められているが、 我々は「細胞移植治療」に着目し研究を進めている。これは、 …

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  • 難治性てんかん性脳症患者に対し,歩行練習の手段を検討した一症例

    辻田 愛恵 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 98-98, 2024-03-31

    ...肢位での立位,歩行を学習していたと考えられる.これに加え,入院での長期臥床による筋力低下や変形の増悪,てんかん発作による脳への影響,栄養状態の低下等が重なり,介助歩行が困難となった.変形等の姿勢に対し,短下肢装具で脚長差を整え立位練習を繰返し行うことで,新しい姿勢での立位保持を学習できた.歩行器での歩行練習は,現在の本症例には負荷が大きく困難で,無理に歩行練習を行えば股関節の脱臼や変形の増悪を招く恐れもあった...

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  • 八王子市総合事業における通所型短期集中予防 サービスの実施 ~ 面談による介護予防の効果 ~

    豊田 平介 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 171-171, 2024-03-31

    ...</p><p>【結果】</p><p>身体機能評価では快適5m歩行テスト、最大5m歩行テスト、 TUG、CS-30にて有意差を認めた (いずれもp<0.01)。フレイル基準の判定では、開始時の該当率はフレイル群34.8%、プレフレイル群60.6%、ロバスト群4.5%であった。修了時の該当率はフレイル群15.1%、プレフレイル群71.2%、ロバスト群13.6%となった。...

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  • 高齢心臓血管外科患者の術前骨格筋機能と退院後1年間の再入院との関連

    佐藤 亘, 大熊 厚司, 小池 まゆ, 高橋 将太朗, 横山 泰孝, 木村 祐紀, 西田 翔, 藤原 和志, 松尾 直, 山田 実 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 339-339, 2024-03-31

    ...退院後1年間の再入院の発生率は筋量不良の2群でいずれも高まる傾向を示し、それぞれ40%、42.8%であった。調整済みハザード比は、筋力良好/骨格筋量良好の組み合わせに比較して、筋力良好/筋量不良群で2.28 (95%CI:1.02-5.07、p=0.043)、筋力不良/筋量不良群で2.49 (95%CI:0.65-9.45、p=0.180)であった。...

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  • Modified Prone Press Up Testの再現性の検討

    佐藤 嶺, 田村 祐輔, 竹内 光, 藤田 亮介, 中島 和哉, 村上 正和 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 368-368, 2024-03-31

    ...38.2±6.4),検査者Ⅱ(41.0±7.0)であり ICC(2;1):.63(<.01)であった.MPPUT検者内信頼性では平均値 (cm)±標準偏差にて1回目(30.3±3.1),2回目(30.2±3.1)であり,ICC(1;1):.99(<.01)であった.検者間信頼性では検査者Ⅰ(30.3 ±3.1),検査者Ⅱ(30.1±3.4)でありICC(2;1): .95(<.01,)であり,い ずれも...

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  • 3次元動作解析システムを用いたベッドからの起き上がり動作における関節運動の分析

    大谷 拓哉, 三和 真人, 堀本 佳誉 千葉県立保健医療大学紀要 15 (1), 1_52-1_52, 2024-03-31

    ...</p><p>(研究方法)</p><p> 対象は健常若年男性7名(年齢:20.3±0.5歳,身長:172.4±3.6 cm,体重:61.4±4.5 kg.いずれも平均値±標準偏差)とした.起き上がり動作の開始姿勢はベッド上仰臥位とし,最終姿勢はベッド右側に両下腿をおろした端坐位姿勢とした.起き上がり方法や起き上がり速度は被験者が最も快適に感じるものとした.1回の練習の後,起き上がり動作を3回実施してもらった...

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  • 日本文化学系統の授業理解を支える「やさしい日本語チャットサポート」の応用可能性

    松岡 里奈 大阪大学日本語日本文化教育センター授業研究 22 43-62, 2024-03-31

    ...やさ日チャットサポートの実施者を対象にした調査から、やさ日チャットサポートの思考と作業段階のいずれもで困難を感じるものの、その大半は実践を重ねれば解決されていくことと、≪口頭のみの情報の取捨選択≫と【行程の重なり】が最重要課題となることがわかった。これらを実施者が認知しておけば、やさ日チャットサポートの応用可能性は十分あると言えるだろう。...

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  • 「音楽と音響の関係」の認識について

    片桐 健順 研究紀要 58 247-251, 2024-03-31

    ...しかしいずれも「音」に対して研究・発展してきていることであり、また「人間」に対しての効果・影響を大きく取り扱っていることは間違いない。音楽大学に入学したのであれば、「音」対「人間」という部分について改めて認識すべきであると思う。以上から基礎ゼミ「お話し(1)」では音響に関して影響を受ける事象について取り上げ、実験を交えて受講生に幅広く思案して頂けるような内容で進めた。...

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  • 東京都多摩市の住民主体の活動の継続支援の再考

    桐林 亜希子 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 121-121, 2024-03-31

    ...いずれも地域支援事業の仕組みの中で、専門職から支援を受けながら活動を継続している。 なかでも地域介護予防教室は、 2019年度のべ20,124名、実人数1,020名 (14か所の地域介護予防教室の人数合計)が参加 している。通所C型事業 (名称:元気塾)と連動していることもあり、総合事業対象者や要支援・介護の認定を持っている方も参加されている。...

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  • 陳旧性骨粗鬆症性椎体骨折例のX線変化および身体機能の特徴

    千葉 恒, 小林 徹也, 清水 睦也, 妹尾 一誠, 今井 充, 杉澤 裕之, 横濱 響, 菅原 敏暢 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 159-159, 2024-03-31

    ...いずれも有意水準は5%とした。 </p><p>【結果】</p><p>VF34例の内訳は、1椎体のVFが23例、2椎体のVFが7例、3椎体以上のVFが4例であった。...

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  • 回復期リハビリテーション病棟患者における退院後の転倒の実態と関連要因の検討

    髙橋 祥子, 藤田 貴昭, 笠原 龍一, 西山 和貴, 佐藤 秋博, 木皿 悠太, 神保 良平, 山本 優一 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 242-242, 2024-03-31

    ...されたが,調査票が未返送または記入ミスのあった者を除いた65名が解析対象となった.65名のうち,退院後3ヵ月以内に自宅で1回以上転倒した者は16名 (18.2%)であった.転倒場所は寝室が最も多く (6名),次いで屋外が多かった (4名).転倒群は非転倒群と比較して脳血管疾患患者の割合が有意に大きかった (p<0.05).退院時の心身機能および生活機能で有意差を認めたのはFIMとVIの項目で,いずれも...

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  • フレイル予防・高血圧重症化予防教室参加者の血圧変化について

    猪股 伸晃, 関根 美幸, 高橋 愼弥, 恩田 彩加, 桑原 倫子, 水野 美穂, 田村 広江 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 285-285, 2024-03-31

    ...また来院時血圧の初期、終期それぞれ3回ずつの平均値は、収縮期血圧150.7mmHgから 142.8mmHg (p=0.053)、拡張期血圧77.1mmHgから 75.6mmHg (p=0.052)といずれも低下傾向を認めた。 </p><p>【考察・結論】</p><p>フレイル予防・高血圧重症化予防教室参加者の血圧は来院時のみ高血圧を呈する、白衣高血圧様の状態であった。...

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  • 健康経営度調査を用いた健康経営に関わる理学療法士の普及実態

    川村 有希子, 佐藤 友則, 岡原 聡 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 403-403, 2024-03-31

    ...さらに「医療・社会福祉法人、保険者」「それ以外 」に分けた集計でも、いずれも経年増加がみられた。「それ以外」に該当する企業の比率は、2019年:52.7%、2020年: 54.3%、2021年:58.4%へ推移した。一方、全回答企業の中で「医療・社会福祉法人、保険者」が占める割合は、増加傾向はみられなかった。...

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  • 内部障害を有する者における座位行動研究

    小﨑 恵生 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 86-86, 2024-03-31

    ...これらのことから、内部障害を有する者において、身体不活動の是正 (中高強度身体活動の実践)と長時間における座位行動の削減は、いずれも病態の重症化を予防する上で重要な役割を果たすと考えられる。内部障害に対するリハビリテーションの各種ガイドラインにおいて、身体活動については、そのエビデンスと共に一部言及されている一方で、座位行動については、エビデンスが十分に蓄積されていない。...

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  • 一般健常群に対する催眠による自我強化法(ES-AGR)の効果

    今井田 貴裕, 今井田 真実, 磯和 壮太朗 人間と環境 20 (0), 29-40, 2024-03-31

    ...また,2名の心身の状態は高い値から理論的中央値付近まで低下したが,いずれも自由記述の結果が肯定的であった。さらに,一部の調査協力者にリソースにアクセスしたと考えられる記述が確認された。...

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  • 刊行によせて

    池谷 のぞみ The KeMCo Review 2 (0), 5-6, 2024-03-31

    ...いずれも原則として2名の査読者による査読と編集委員会での検討をへて掲載可否の決定が行なわれます。 今号の読者におかれましては、次号への投稿をぜひご検討ください。...

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  • 共生の再定義

    橋本 憲幸 共生学研究 1 (0), 200-223, 2024-03-31

    ...しかし、共生はマイノリティから発せられた反差別の声であり、社会的カテゴリの使用自体が差別であるとの捉え方を重く受け止めるなら、マイノリティにも変容を求める前者の共生理解も、社会的カテゴリの使用それ自体は継続する後者の共生把握もいずれも不十分ということになる。本稿は共生に関わる諸学の知見を参照しつつ、社会的カテゴリの解除は望ましいだけでなく可能でもあることを示す。...

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  • 「井上郷子ピアノリサイタル#32」の報告

    井上 郷子 研究紀要 58 265-269, 2024-03-31

    ...いずれも既成の作曲技法に安住せず、自身の音楽のスタイルと聴取の在り方を探求し続けてきた結果として生み出された作品である。そこでは、彼らが自身の音楽に何を聴き、何を見出しているのか、それぞれの作曲家が試みてきた、個々の音を存在させるための作曲の方法、音色の探求の仕方、音楽的時間と空間への考察など、興味深いことが見出された。...

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  • 水タバコによる能動喫煙および受動喫煙の曝露状況の評価

    三好 希帆, 木村 佑来, 小庵寺 菜月, 久保 七彩, 川添 禎浩, 宮脇 尚志 日本禁煙学会雑誌 19 (1), 11-18, 2024-03-30

    ...また粒子成分・ガス成分いずれもコントロールの値と比べて有意に上昇した( いずれも p<0.001) 。 <br>【結 語】 水タバコは能動喫煙・受動喫煙いずれの観点からも身体に影響を及ぼす可能性がある 。</p>...

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  • 青森県の高校生・大学生のヤングケアラー実態と課題 -青森県調査報告書から-

    坂本 保子, 箒 さと子 八戸学院大学紀要 (68) 77-89, 2024-03-29

    ...青森県の調査報告書から高校生・大学生のヤングケアラーの実態と課題の検討を目的とした.結果,世話をしている家族が「現在いる」と回答したのは,いずれも全国調査より割合が高く,高齢の祖父母であった.内容は,本県の高校生は「家事」,大学生は「通院の付き添」などをほぼ毎日していた.悩み事は,進路や学業成績で,相談相手は,家族・友人が多かった....

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  • カドミウム吸収性が極めて低い水稲新品種「ふくひびき環1号」・「えみのあき環1号」の育成

    津田 直人, 太田 久稔, 横上 晴郁, 藤村 健太郎, 石川 覚, 安部 匡, 福嶌 陽, 梶 亮太, 黒木 慎 農研機構研究報告 2024 (17), 39-52, 2024-03-29

    ...もしくは「えみのあき」を戻し交配し,東北農業研究センターで選抜,育成した同質遺伝子系統である.それぞれ「奥羽 IL1 号」,「奥羽 IL3 号」の地方名で栽培特性・品質特性を検討し,Cd 低吸収性と原品種との同質性が確認されたため,2021 年に品種登録出願を行った.育成地(秋田県大仙市)での標肥移植栽培における特徴は,出穂期,成熟期,稈長,穂長,穂数,収量性,食味,耐病性等の主な農業特性は,いずれも...

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  • モモ品種,選抜系統の低温要求量および高温要求量

    八重垣 英明, 末貞 佑子, 河野 淳, 澤村 豊 農研機構研究報告 2024 (17), 71-77, 2024-03-29

    ...自発休眠覚醒の遅延への対策として,低温要求量の少ない品種の導入が考えられる.本研究では低温要求量が少ないと考えられる品種および選抜系統の切枝を用いた調査を 4 年間行い,それぞれの低温要求量および高温要求量を明らかにした.供試個体の低温要求量は,chilling hours で 225 CH から 862 CH の,chill unit で 346 CU から 880 CU の差異があったが,いずれも...

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  • コールダックの自然孵化

    髙山, 耕二, 中村, 南美子, 大島, 一郎 鹿児島大学農学部農場研究報告 45 7-9, 2024-03-26

    ...コールダックの繁殖特性の解明に向けた基礎的知見を得ることを目的として,種卵を自然孵化した際の孵化成績を明らかにした.2023年4 月から同年5 月にかけて,2 羽の雌(個体A およびB)でいずれも11個の抱卵が確認された.個体A の受精率は90.9%,孵化率は対入卵孵化率で90.9%,対受精卵孵化率で100%を示し,孵化後の育雛率も100%であった.一方,個体B では,抱卵していた種卵すべてがヘビによって...

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  • 北海道地方選挙における選挙サイクル : 旭川市を事例として

    小林, 秀高 拓殖大学論集. 政治・経済・法律研究 26 (2), 17-42, 2024-03-25

    ...中でも旭川市は市長,衆議院議員,市議会のいずれも民主党系が強い地域であった。しかし,2021年には市長および衆議院議員が自民党系に交代し,2023年の市議会選挙では自民党系の候補が躍進した。この現象を旭川市における衆議院選挙,市長選挙,道議会選挙・市議会選挙の得票の変動から検討する。1節では,問題意識と論文の目的を説明する。...

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  • 肢体不自由児の教育に関する研究動向

    新見公立大学紀要 第44巻 (1), 141-151, 2024-03-25

    ...授業研究は教師や生徒が対象とされ、教師対象の研究はいずれも関係者との連携に焦点が当てられた。総論は多様なテーマを扱っていた。以上を踏まえた今後の課題として、1事例研究におけるエビデンスの蓄積、保護者や関係機関との連携をテーマに扱った研究の蓄積の2点を指摘した。...

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  • 新製品導入の成功と失敗

    水野 誠 明治大学社会科学研究所紀要 62 (2), 105-125, 2024-03-25

    ...いずれも新製品の成功-失敗を引き起こすメカニズムの解明にとって一助になると期待される。...

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  • 大腿骨転子部骨折術後の免荷についての検討

    古谷 武大, 小宮山 敬祐, 浜崎 晶彦, 美浦 辰彦, 藤村 謙次郎, 園田 和彦, 久保 祐介, 白﨑 圭伍, 松本 洋太, 原 俊彦 整形外科と災害外科 73 (1), 36-39, 2024-03-25

    ...【結果】免荷症例は7例で,免荷期間は平均5.1(2-8)週であった.Sliding量(免荷群/荷重群)は術後1週で0.77/1.58(p=0.033),術後2週で1.27/2.65(p=0.016)といずれも免荷群で少ない傾向となった.一方で入院期間は22.2/34(p=0.034)と免荷群で長かった.【結論】免荷によりSliding量は減少するが,入院期間は長くなる可能性がある.</p>...

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  • 腓骨骨切りを併用した脛骨近位端骨折の治療経験

    生田 拓也, 小笠原 正宣, 壷井 広大, 佐藤 翔太, 長田 宗大 整形外科と災害外科 73 (1), 95-97, 2024-03-25

    ...<p>脛骨近位端骨折において後外側骨片の整復および固定を必要とする骨折型に対して腓骨を骨切りして手術を行ったので報告した.症例は3例で,性別/年齢はそれぞれ女性70歳,女性76歳,男性38歳であった.AO分類に従うといずれもB3で後外側に骨片の転位を伴っていた.また1例においては骨幹部の骨折を併発していた.腓骨頭部を骨切りして脛骨後外側を展開し整復固定を行った.全例において骨癒合が得られたが,1例においては...

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  • 硬膜管背側に脱出した腰椎椎間板ヘルニアの治療経験

    橋詰 惇, 山下 彰久, 原田 岳, 渡邊 哲也, 太田 浩二, 大崎 佑一郎, 石田 彩乃, 木原 大護, 鶴 翔平 整形外科と災害外科 73 (1), 57-59, 2024-03-25

    ...<p>当院では過去10年間で背側脱出を4例経験したので報告する.症例概要:平均65(33-84)歳,男3女1例.30代~80代.症状は腰痛,下肢痛,下肢のしびれ,排尿困難であった.病変高位はL4/5 3例,L3/4 1例であった.いずれも膀胱直腸障害を認め,早期にヘルニア摘出術を施行した(うち1例は後方進入椎体間固定術を併用した).術後は下肢痛,しびれは全例で軽快した.膀胱直腸障害は3例で早期に消失...

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  • 小児の外傷性鎖骨偽関節が疑われた症例に対して手術加療を施行した1例

    菅野 真未, 髙村 和幸, 柳田 晴久, 山口 徹, 中村 幸之 整形外科と災害外科 73 (1), 92-94, 2024-03-25

    ...<p>【はじめに】小児の鎖骨偽関節は,外傷性偽関節や先天性偽関節症などがあるが,いずれも頻度は稀である.今回,小児の鎖骨外傷性偽関節が疑われた1例に対する手術加療を経験したので報告する....

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  • 地層の剥ぎ取り標本マイクロスケール化の新しい教材の研究―ボーリングモデルの教材作製を通して―

    遠藤, 福太朗, 渡辺, 尚 宮城教育大学教職大学院紀要 (5) 141-149, 2024-03-22

    ...小学校学習指導要領理科編(平成29年告示)解説では,『土地のつくりと変化』において,土地のつくりや広がり,でき方を多面的に調べ,理解すること記されている.しかし,学校の地形的・時間的制約により露頭の適地やボーリング資料の偏在,活動が十分ではないことが現状である.地層を教室内に収まるマイクロスケールで表現した地層・ボーリング教材の先行事例にはいずれもデメリットが存在する.そこで本研究は,地層及びボーリングモデル...

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  • 鳥羽・青峯山正福寺と大工・中村九蔵の活動

    松本 始, 本弓 省吾, 坂本 忠規 竹中大工道具館研究紀要 35 (0), 3-41, 2024-03-20

    ...本堂、山門いずれも19世紀前半の建立で九代竹中藤右衛門が請け負った。廻船業者の寄付により、山中に似つかわしくなく大型で豪華な彫物を持つ。彫物は名古屋の一流彫物師複数が手掛けていた。 2.  展覧会向けに本堂上層三手先組物の実物大模型を製作するため、点群測量を利用した実測調査を実施し、変型状況を加味しながら創建寺の姿を推定した。 3. ...

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  • 細胞障害性抗癌剤治療後の患者に生じたporomatosisの3例

    宮﨑 梨香子, 望月 亮佐, 中谷 祥子, 高井 利浩 日本皮膚科学会雑誌 134 (3), 603-614, 2024-03-20

    ...<p>1例目は75歳男性,中咽頭癌に対し化学放射線療法歴あり.2例目は51歳女性,右乳癌に対し化学放射線療法などの治療歴あり.3例目は66歳女性,右乳癌に対し化学療法歴あり.全症例で全身に紅色小結節が多発し,いずれも生検で汗孔腫の診断となった.poromatosisは汗孔腫が多発する原因不明の病態で,過去に腫瘍細胞において<i>YAP1-MAML2</i>融合遺伝子が検出されたことが報告されており,...

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  • グミ摂取でのアナフィラキシーからペクチンアレルギーと診断したカシューナッツアレルギーの1歳女児例

    高瀬 貴文, 金井 怜, 西田 敬弘, 一木 洋祐, 有馬 智之, 岩井 郁子, 山田 慎吾, 杉田 和也, 長尾 みづほ, 徳田 玲子, 藤澤 隆夫 日本小児アレルギー学会誌 38 (1), 1-7, 2024-03-20

    ...IgE陽性から,これらのナッツアレルギーと診断された.今回,フルーツグミ摂取後に発症した全身蕁麻疹と活気不良のため救急搬送を受けた後,原因不明のアナフィラキシーとして当院に紹介された.グミの食品成分はペクチン,水飴,砂糖,数種類の果実エキスであり,ペクチン以外は症状なく食べられることを確認,ペクチンアレルギーを疑い,ペクチンに関連するアレルゲン抽出物でプリックテストと好塩基球活性化試験を行った.いずれも...

    DOI Web Site 参考文献10件

  • 前頭洞炎の頭蓋内・頭蓋骨外進展:Pott’s puffy tumorと硬膜下膿瘍を発症した2症例の報告

    漆畑, 伶, 平出, 拓哉, 大石, 知也, 山田, 智史, 林, 泰壽, 加納, 康太郎, 石垣, 英俊, 黒住, 和彦, 宮入, 烈, 福田, 冬季子 浜松医科大学小児科学雑誌 4 (1), 28-36, 2024-03-15

    ...Pott’s puffy tumor(PPT)は骨膜下膿瘍を伴う前頭骨の骨髄炎であり,副鼻腔炎の合併症の1つである.PPTは10歳台に好発し,頭蓋内病変を合併することも多い.症例はいずれも10歳,発語減少や不穏,意識障害などの症状を契機にPPTと診断された,硬膜下膿瘍合併の副鼻腔炎である.PPTは前頭洞炎からの進展が最多とされ,症例1,2いずれも前頭洞から板間静脈を介した進展と判断された.起炎菌は嫌気性菌...

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  • 高等学校家庭科における少ない品数による献立作成の授業実践と献立評価

    瀧日,滋野, 阪野,朋子 三重大学教育学部研究紀要 自然科学・人文科学・社会科学・教育科学・教育実践 75 171-177, 2024-03-15

    ...献立構成について朝食、昼食、夕食のどれも、一汁一菜で作成した割合が高かった。また、間食を活用したものは86名(95%)であり、果物、乳・乳製品、砂糖の食品が間食に取り入れられていた。先行研究の一汁一菜献立結果と比較したところ、留意点に気づかせる授業を実施した献立の方が、食品群のいもを多く取り入れた割合が高くなっていた。...

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  • 初めて親となる男性の父親役割適応を促す出生前看護介入プログラムの検証

    森田 亜希子, 森 恵美 日本母性看護学会誌 24 (2), 1-8, 2024-03-15

    ...最終的に介入群9名、対照群31名のデータを比較し、EPDS得点、QMI得点、PSI-SF得点のいずれも期待した効果は認められなかったが、妊娠期から産後にかけて、介入群では抑うつ症状を訴えた人数は減少した。今後は、出産後の親役割獲得支援も検討し、妊娠期の看護介入効果と合わせて、臨床応用に向けた修正版看護介入プログラムを検討する必要がある。 </p>...

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  • Lectureship award受賞者がみた日本コロイド界面化学研究の国際化

    Erica Wanless, Tommy Nylander Colloid & Interface Communications 49 (1), 2-7, 2024-03-10

    ...Wanless教授およびNylander教授は、いずれも第一線のコロイド界面化学研究者であるだけでなく、コロイド界面学会の会長という重職の経験者/現職でもあります(Wanless教授:Australasian Colloid and Interface Society, 2022、Nylander教授:European Colloid and Interface Society, 2023-2024...

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  • 保存的加療によって軽快した致死量のイヌサフランの経口摂取によるコルヒチン中毒の1例

    秋永 誠志郎, 大井 真里奈, 丸橋 孝昭, 浅利 靖 中毒研究 37 (1), 36-40, 2024-03-10

    ...経過中,消化器症状や骨髄抑制を認めたが第6病日まで活性炭の反復投与を行い,いずれも改善傾向となった。経過良好であり第13病日に自宅退院とした。【結語】イヌサフラン誤食によるコルヒチン中毒の1例を経験した。致死量を超えると推定された摂取量であったが,血中濃度のモニタリングを行い保存的治療で良好な経過をたどった。調理方法が予後に影響した可能性が示唆された。</p>...

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  • ゲージ・重力対応におけるテンソルネットワーク

    宮地 真路 日本物理学会誌 79 (3), 129-134, 2024-03-05

    ...<p>アインシュタインの一般相対性理論によれば,質量を持った物質の周りでは,時間の流れも空間的距離も歪められており,その効果が重力として現れる.この一般相対性理論は,これまで重力の関わる現象の記述に極めて大きな成功を収め,現在も数多くの検証に耐え続けている基礎理論である.一方で全ての物質は,量子力学によって記述されると信じられている.それでは一般相対性理論はどう量子力学によって記述されるのであろうか...

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  • モノメチンシアニン蛍光色素による生細胞核小体RNAイメージング

    西澤 精一, 芳野 幸奈, 何 夢夢, 樋口 啓, 富樫 奈央, 鈴木 理志, 五十嵐 友梧, 佐藤 雄介 分析化学 73 (3), 79-86, 2024-03-05

    ...<p>一般に既存の核酸結合低分子化合物はDNA選択性を示すため,RNAイメージングに適用しうる蛍光性小分子(色素)の開発は試行錯誤的な状況にある.実際,市販されている核小体RNA染色色素はわずか2種類であり(化学構造は非公開),いずれも生細胞イメージングに適用することができない.DNA(核)染色に汎用される蛍光色素DAPIやヘキスト33342のように,生体膜透過性をもち細胞培養液に加えるだけで生きた...

    DOI Web Site 参考文献53件

  • 社会福祉と平和に関する研究と活動の動向:ソーシャルワーカーのまなざしから

    眞砂, 照美, 竹森, 美穂, 田川, 雄一 社会福祉学部論集 20 63-81, 2024-03-01

    ...本論文は,いずれも実践現場での経験を有する社会福祉士の有資格者であり,原爆被害者相談員の会の活動に参加し,現在ソーシャルワーカー養成教育に携わっている3 名による共同研究であり,先行文献や実際の活動例を持ち寄り,協議を重ねながら執筆したものである。尚,第 1 章,第 2 章,第 5 章以下を眞砂が,第 3 章を竹森が,第 4 章を田川が主として担当した。...

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  • 深層学習による裂紋舌画像の自動認識

    安, 振宇, 呉, 靭, 中田, 充, 葛, 崎偉 東アジア研究 22 35-46, 2024-03-01

    ...ResNet50,ResNet101,DenseNet169,ConvNeXt-Tiny)を用いて,裂紋舌の自動認識学習と裂紋舌の裂紋状態判定学習に対する画像分類の精度を調べ,これらのモデルに関する評価を行う.さらに,各々の学習で判定する正解率を高めるために,5つの画像認識モデルを融合するアンサンブル学習を行う.実験結果より,アンサンブル学習は5つの個別の画像認識モデルによる学習の正解率よりも優れており,どれも...

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  • 診断に難渋したAFP産生早期胃癌肝転移を異時性に治癒切除した1例

    河瀬 信, 金城 洋介, 原田 和, 河端 悠介, 神頭 聡, 中村 友哉, 山浦 忠能, 小河 靖昌, 竹井 雄介, 黒田 暢一 日本消化器外科学会雑誌 57 (3), 125-135, 2024-03-01

    ...大部分が腺癌であり,免疫染色検査から肝細胞癌は否定され,胆管細胞癌の診断となった.術後5か月の時点で血清AFP,PIVKA-IIの再上昇を来し,上部消化管内視鏡検査にて胃角部小彎に1型腫瘍を認め,生検にて腺癌の所見を得た.胃癌もしくは胆管細胞癌胃転移を疑い腹腔鏡下幽門側胃切除を施行した.病理所見は肝切除標本に類似した腺癌であり,高度静脈浸潤を認めた.抗AFP抗体による免疫染色検査を行い,肝臓,胃いずれも...

    DOI Web Site 参考文献28件

  • 2022-2023年に能登地方で経験したタカサゴキララマダニ刺症の5例

    望月 隆, 小野 弘登, 望月 恒太, 及川 陽三郎, 村上 学 49 (1), 38-43, 2024-03

    ...患者は男性1名,女性4名,年齢は65歳から86歳で,いずれも沿岸の集落に居住していた。初診は2022年または2023年の5月または6月で,いずれも自宅周囲の草刈りや農作業ののちに発症していた。居住地周囲では頻繁にイノシシが目撃されていた。4例は単発例であり,1例は2匹のマダニによる刺症例であったが,そのうち1匹のマダニは種レベルの同定はできなかった。...

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  • 二酸化炭素を用いたカーボネート誘導体,カルバメート誘導体,ギ酸シリルの合成法の開発

    竹内 勝彦 Journal of the Japan Petroleum Institute 67 (2), 45-51, 2024-03-01

    ...また,合成対象となる化合物は,いずれも工業的に有用な化学品であり,カーボネート誘導体はポリカーボネートの原料,カルバメート誘導体はポリウレタンの原料,ギ酸シリルはホルミル基導入のための試薬となる。有用な化合物を効率的かつ環境調和的に製造することを可能にするこれらの合成法が,CO<sub>2</sub>排出量削減に貢献することを期待している。</p>...

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  • 董黯図溯源:ガンダーラ仏から孝子伝図へ

    孫, 彬, 黒田, 彰 京都語文 31 211-257, 2024-02-29

    ...それら半跏思惟像や燃燈仏授記図などは、いずれも古代印度、ガンダーラにおいて考案、創始された固有の図像として、中央アジアのシルクロードを経由し、或いは直接、中国へまた、日本へと伝わった。一方、それらの両図は、例えば雲岡における豊かな作例にも恵まれている所から、雲岡を通じて、孝子伝図(董黯図)へと転用された道筋が考えられるのである。...

    機関リポジトリ Web Site

  • 多段階の伝熱を考慮した反応熱量計の時定数補正手法

    西脇 洋佑, 山下 真央, 大塚 輝人, 佐藤 嘉彦, 熊崎 美枝子 労働安全衛生研究 17 (1), 71-76, 2024-02-29

    ...<p>化学反応の熱危険性の評価に有用な熱量計では,伝熱遅れという現象によって実際よりも低い発熱速度が計測されてしまう問題がある.そのため,熱量計においては目的とする反応の測定の解析前に校正を実施し,時定数を用いた伝熱遅れの補正を行う必要がある.適切な校正が行えていない場合,より低い発熱速度が算出されてしまう問題があり,危険性の過小評価に繋がる恐れもある.本稿では伝導型の双子型反応熱量計での実際の測定...

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 我が国の大規模災害におけるドクターヘリ活動と空路医療搬送の変遷

    本村 友一, 久城 正紀, 平林 篤志, 中村 光伸, 藤塚 健次, 町田 浩志, 小谷 聡司 日本災害医学会雑誌 29 (1), 32-38, 2024-02-29

    ...<p>我が国のドクターヘリ(以下DH)事業は2001年、日本DMATは2005年より導入されたが、いずれも阪神淡路大震災(1995年)の教訓がその大きな要因の1つとなった。以降、東日本大震災(2011年)、熊本地震(2016年)などの災害対応においてDHや自衛隊機などを使用した空路搬送は大きな効果を示したが同時に多くの課題が明らかとなった。...

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  • 山梨県甲府市におけるPM<sub>2.5</sub>中アミニウム塩の濃度と発生源

    松本 潔, 熊谷 遼大, 萱沼 大輝, 小幡 元弥 大気環境学会誌 59 (2), 38-46, 2024-02-29

    ...半分以上のサンプルで濃度が検出下限以下となったEA、TMA、TEAを除くMA、DMA、DEAの3種類のアミニウム塩は、いずれも夏季に濃度が高い傾向を示した。暖候期の発生源として、特にMAとDMAについては、農地や森林の土壌などからガスとして揮散した後エアロゾルに取り込まれるプロセスが重要と考えられる。DEAについては、東京圏からの人為起源エアロゾルの輸送の影響も示唆された。...

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  • ニッケルチタンロータリーファイルによる彎曲根管模型の根管形成

    新井 恭子, 湊 華絵, 佐藤 友則, 横須賀 孝史, 松田 浩一郎, 清水 公太, 両⻆ 俊哉, 北島 佳代子 日本歯科保存学雑誌 67 (1), 40-47, 2024-02-29

    ...</p><p> 結論:NEXを使用したフルレングステクニックとクラウンダウンテクニックによる根管形成法は,いずれもSSKと比較して彎曲根管を適切に,良好に拡大形成することができた.また,NEXを用いたフルレングステクニックによる根管形成は,既存のSSKを使用した規格形成法から新たにNi-Tiファイルによる根管形成法を行う場合の導入としても有効であることが示された.</p>...

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  • 音声によるカラスの防除対策が放牧ブタに与える影響

    浅利 裕伸, 伊藤 鈴夏 動物の行動と管理学会誌 60 (1), 11-18, 2024-02-25

    ...ただし、音声供与の開始日には探査行動時間の増加と休息行動時間の減少がみられたことから、音声はブタの警戒行動をもたらす可能性があるが、音声供与2日目には行動時間割合に変化がなかったため音声に対する慣れも生じていたかもしれない。</p>...

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  • 聴覚障がい教育における合理的配慮とその課題

    中瀬 浩一 同志社教師教育研究 (1) 44-49, 2024-02-25

    ...特に,聞き取り環境の影響が大きく,学力や言語力の遅れも顕著である。聴覚障がい児の友人関係も影響を受け,対人コミュニケーションに課題があり,心理的な問題も報告されている。また,教師の理解と配慮も不可欠である。その他,軽度・中等度の聴覚障がいを持つ児童にも課題が存在し,支援が必要である。補聴援助システムや支援員の配置,教育環境の整備などが支援策として考えられている。...

    DOI 機関リポジトリ

  • 置戸町田付遺跡出土の磨製棒状石製品 : 機能の類推

    中沢, 祐一 北海道大学考古学研究室研究紀要 3 57-68, 2024-02-22

    ...いずれも出上層序と石器群の技術的特徴から後期旧石器時代の遺物と判断される。さらに、形態面で類似する旧大陸および北米の磨製骨角器と比較し、磨製棒状石製品の機能的役割について、飛び道具などの有機質の組み合わせ道具を製作する際に見本となった「模範品」という解釈を提示した。...

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  • 糖尿病と慢性腎臓病と骨粗鬆症

    山本 昌弘 Diabetes Frontier Online 10 (e1), 001-001, 2024-02-21

    ...いずれも続発性骨粗鬆症の基礎疾患であり,本邦を含め長寿化が進む各国において続発性骨粗鬆症による骨折者の増加が今後,公衆衛生上の主要な課題となろう。いずれの疾患も固有の続発性骨粗鬆症の診断基準が存在しないため利用できる情報は限られているが,各々の骨粗鬆症の病態について概説し,CKDと骨粗鬆症を合併した際の骨折リスクと治療戦略についてを糖尿病患者の観点から考察する。...

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  • 高吸水性樹脂製玩具による腸閉塞の非手術的治療をめざした実験に関する検討

    川見 明央, 望月 響子, 大関 圭祐, 奥村 一慶, 八木 勇磨, 都築 行広, 臼井 秀仁, 北河 徳彦, 新開 真人 Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 60 (1), 32-37, 2024-02-20

    ...</p><p>【結果】実験1:SAPBはpH 7溶液やコーラ内で膨張速度が速く,pH 4溶液や原液GGF内で膨張が遅かった.膨張速度と最大サイズは概ね相関関係を示した.実験2:縮小効果は原液GGFが最も強く,希釈されたGGFの縮小効果は他の溶液と同等だった.いずれも12時間以降SAPBはほとんど縮小しなくなった....

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  • 小児外科栄養における食物アレルギーの対策

    高増 哲也 外科と代謝・栄養 58 (1), 21-24, 2024-02-15

    ...いずれもその対応については, アレルギー専門医とアレルギーに精通した管理栄養士の連携があることが望ましいが, 必ずしも実現されていないのが現状である. 経腸栄養における食物アレルギーの発症について実態を調査し, 適切な対処法を明らかにすることが望まれる.</p>...

    DOI Web Site 参考文献15件

  • 診断に苦慮した外陰発生の粘液炎症性線維芽細胞肉腫(myxoinflammatory fibroblastic sarcoma)の1例

    浅井 麻由, 吉岡 弓子, 水田 結花, 小薗 祐喜, 奥田 亜紀子, 関山 健太郎, 本庄  原, 樋口 壽宏 産婦人科の進歩 76 (1), 69-78, 2024-02-01

    ...他施設へのコンサルテーションも行ったうえで,最終的にMIFSと診断した.切除断端は陽性であり,追加切除の方針とした.残存腫瘤を陰核とともに切除し,外陰欠損部に対して陰部大腿皮弁を用いた再建術を施行した.病理組織診断は初回手術と同様にMIFSであった.現在,再手術後より18カ月が経過しているが,局所再発や遠隔転移は認めていない.MIFSの免疫組織学的特徴,遺伝子的特徴はいくつか報告されているが,いずれも...

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  • 血中抗原特異的 IgE 検査(ImmunoCAP<sup>®</sup>)陰性であったエビによる食物依存性運動誘発アナフィラキシーの 3 例

    小池 貴之, 千貫 祐子, 荻野 龍平, 横大路 智治, 松尾 裕彰, 東儀 君子, 三原 祐子, 和久本 圭子, 山﨑 修 西日本皮膚科 86 (1), 16-21, 2024-02-01

    ...いずれもプリック-プリックテストを実施し,1 例目はバナメイエビで陽性(2+),ブラックタイガーで陰性(-),2 例目と 3 例目はバナメイエビ,ブラックタイガー共に陽性(2+)であった。エビによる FDEIA は粗抗原を用いた抗原特異的 IgE 検査の感度が低い可能性があり,またエビの種類によって抗原性が異なる可能性があるため,注意を要する。...

    DOI Web Site 参考文献5件

  • International Society for Japanese Kampo Medicine (ISJKM) 国際日本漢方医学会第6回シンポジウムにおける国際学術交流

    西村 理恵 全日本鍼灸学会雑誌 74 (1), 22-26, 2024-02-01

    ...発表内容は、 それぞれの立場から漢方や鍼灸に対する愛の深さが感じられ、 個性豊かでバラエティに富んでおり、 それも当会の特徴であると思われた。 また、 一つ一つの発表がとても丁寧に扱われている印象を受けた。 発表内容ごとに、 教育・普及に関するセッション、 歴史的展望に関するセッション、 薬植物学・基礎研究に関するセッション、 臨床に関するセッションなどが設定された。...

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  • ヒドロキシクロロキンが奏効した著明な眼瞼浮腫をきたした lupus erythematosus tumidus の 1 例

    松田 杏奈, 安野 秀一郎, 須田 孝博, 白水 舞, 小泉 明子, 下村 裕 西日本皮膚科 86 (1), 22-25, 2024-02-01

    ...紅斑はいずれも鱗屑を伴っていなかった。また,瘙痒や関節痛,筋力低下もなかった。血液検査,尿検査と造影 CT 検査で特記所見を認めなかった。病理組織学的所見では表皮基底膜部の軽度の液状変性や血管,付属器周囲のリンパ球の浸潤に加え,真皮全層にかけてムチンの著明な沈着を認めた。蛍光抗体直接法では IgG が表皮基底膜に線状に付着していた。...

    DOI Web Site 参考文献12件

  • ヒト肺腺癌細胞株におけるドライバー遺伝子変異特異的microRNA発現の解析

    小林 さやか, 兼平 裕貴, 大内 美月, 百足 ゆい, 櫛引 来明, 大井 瑞葉, 西島 良美, 齊尾 征直 北関東医学 74 (1), 43-50, 2024-02-01

    ...</p><p><b>考 察</b>:今回検討したmiRNAはいずれも癌細胞自体のドライバー遺伝子異常というより,ドライバー遺伝子異常による組織全体の変化の結果として,癌間質に存在する細胞群のmiRNAの発現に変化が生じた結果である可能性が示唆された.</p>...

    DOI Web Site 参考文献24件

  • 2024ヒット予測30

    佐々木 淳之, 高田 悠太郎, 小谷 真幸, 大橋 源一郎, 橋本 歩 Nikkei design = 日経デザイン (440) 66-77, 2024-02

    ...斬新なレモンサワーが食卓をにぎわす。今まで想像できなかった、新たな世界線の時代が始まる。...

    PDF Web Site

  • アパルタミド投与後に発症した薬剤性間質性肺疾患および好中球減少症

    小関 昭仁, 鈴木 洋司, 望月 康弘, 杉山 和隆, 酒井 直樹 日本病院総合診療医学会雑誌 20 (1), 22-27, 2024-01-31

    ...間質性肺疾患と好中球減少症が認められ, いずれも薬剤による影響と考え, 被疑薬の中止とステロイド治療, および, 抗菌薬とフィルグラスチムの投与により改善した。アパルタミド投与による薬剤性間質性肺疾患は本邦から3 例の報告があり, 好中球減少症の報告は現在までにない。いずれも頻度は低いものの, アパルタミドの重篤な有害反応として現れる可能性を認識する必要性があると考え, 報告する。...

    DOI

  • 国産早生樹を鋸断したときの切削力

    松田 陽介, 松村 ゆかり, 藤本 清彦, 伊神 裕司 木材学会誌 70 (1), 12-20, 2024-01-25

    ...熊本県産のセンダンの背分力は送り速度の増加とともに増加したが,フウ,ユーカリ,ユリノキ,レモンユーカリ,千葉県産のコウヨウザン,福岡県産のセンダンでは減少した。ユリノキ,ユーカリ3樹種,コウヨウザン,センダンから厚さ30 mmの板材を製材したときの消費電力を測定し,主分力が大きいほど消費電力も大きいことが確認された。</p>...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献5件

  • 水準低下批判に対する反論 : Slogan に対する再考

    徐 晨倚 研究論集 23 45-62, 2024-01-25

    ...しかし,水準低下批判及びその基礎にあるSloganのどれも理論的な基礎が欠けており,比例正義や非同一性問題をはじめとする反論に直面しなければならない。ゆえに,Parfitの平等主義批判は説得力のあるものではないと結論づける。...

    DOI HANDLE

  • 円地文子「二世の縁 拾遺」論 : 作中口語訳「二世の縁」の再検討

    齊田 春菜 研究論集 23 51-64, 2024-01-25

    ...そのためこれも何らかの形で「私」に影響を与えている。そこで布川の口語訳に対する「私」の語りと実際の作中口語訳の叙述のズレを考察し、「私」の語りが二重化していることを明らかにした。この二重化は、統一されることなく「子宮がどきりと鳴った」(三四〇頁)以降からテクストの幕切れまでそのままであった。...

    DOI HANDLE

  • 準安定β相により高強度を目指した歯科用Ti-Mn合金の機械的性質

    高橋 正敏, 笹崎 浩司, 髙田 雄京 日本歯科理工学会誌 43 (1), 41-47, 2024-01-25

    ...<p>高強度歯科用チタン合金開発の基材として5~20%(mass%)のMnを含有したTi-Mn合金を試作し,その鋳造体の合金相,硬さ,耐力,引張強さ,伸びを調べた.X線回折試験の結果,Ti-5~7%Mnはα+β合金で,8%Mn以上の組成は準安定β相を持つ合金であった.Ti-6~8%Mnには~相のピークも認められた.Ti-Mn合金の硬さはいずれもTiより有意に大きかった.Ti-7%Mnの硬さは~相の析出...

    DOI Web Site 医中誌

  • 嚥下改善手術 (特に輪状咽頭筋切断術と喉頭挙上術について)

    熊井 良彦 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会会報 127 (1), 24-26, 2024-01-20

    ...以上の要件をいずれも満たさない場合, あるいは胃・食道-咽頭逆流により重篤な嚥下性肺炎の既往がある場合は禁忌となる.</p><p> ■ 喉頭挙上術</p><p> 本術式は正しいタイミングの喉頭挙上運動と舌根運動のいずれかが障害された場合に, それらの運動を代償・改善する目的で用いられる. 挙上を補助するために, 近接縫縮する解剖学的部位と, 喉頭を挙上させる方向が重要である....

    DOI Web Site 医中誌

  • 炭酸ガスレーザーで治療した口唇のフォアダイス状態の3例

    川本 友子, 静川 寛子, 鼻岡 佳子 日本レーザー医学会誌 44 (4), 360-363, 2024-01-15

    ...<p>口唇のフォアダイス状態を主訴に受診した3症例に対し,炭酸ガスレーザー(CO2RE<sup>®</sup>シネロン・キャンデラ社)を用いて治療を行った.組織学的検討を踏まえ,病変の解剖学的位置を考慮した照射を行った.1例は術後一部に再発を認めたが,2例は現在に至るまで再発なく,いずれも瘢痕形成はなかった.フォアダイス状態は正常な独立脂腺の集簇であり病的意義がないが,顔面においては整容面から治療を...

    DOI Web Site 参考文献8件

  • 自己免疫性肝・胆道疾患up to date

    田中 篤 日本消化器病学会雑誌 121 (1), 6-9, 2024-01-10

    ...<p>自己免疫性肝・胆道疾患とは,肝・胆道に対する異常な自己免疫反応によって発症する肝・胆道疾患の総称である.いずれも病因が明らかになっておらず,長期にわたる治療が必要であり,国が指定難病としている.自己免疫性肝炎・IgG4関連硬化性胆管炎では免疫抑制薬が,原発性胆汁性胆管炎では胆汁うっ滞改善薬が奏効し,長期予後は良好であるが,原発性硬化性胆管炎では有効な内科的治療薬が存在せず,いまだに予後不良の疾患...

    DOI PubMed

  • 低温要求性と日長反応性を考慮したモデル式によるコムギの茎立期の予測

    中園 江, 黒瀬 義孝, 松山 宏美, 中川 博視 日本作物学会紀事 93 (1), 49-56, 2024-01-05

    ...三重県津市,広島県福山市および香川県善通寺市において2006年から2019年の間に栽培した農林61号」,「シロガネコムギ」(秋播性程度Ⅱ),「さとのそら」,「イワイノダイチ」(秋播性程度Ⅳ)の発育データを用いた.改変Weirモデルの低温要求性の大きさを表すパラメータは,品種の秋播性程度を反映していた.出芽から茎立期の予測精度(RMSE)は,4品種を平均すると改変Weirモデルと堀江・中川モデルのいずれも...

    DOI Web Site 参考文献14件

  • 圃場別データセットを利用したデータ駆動型大規模水稲作における作付品種構成の改善

    石川 哲也, 内藤 貴通, 内藤 純子, 古渡 拳人, 吉永 悟志 日本作物学会紀事 93 (1), 57-66, 2024-01-05

    ...あきたこまち」および「コシヒカリ」の他に,2019年に作付した2品種と,2020年以降に導入した7品種について,収量性や作業体系への適合性を検証した.収集した栽培管理情報と収量の解析に基づき,2019年は低収の1品種,2020年は2品種の作付を取りやめた.晩生で最後に収穫できる「あさひの夢」は作付を継続した.2021年以降に導入した品種は,適切な窒素施肥や病害虫防除などの栽培管理方法を設定したことから,いずれも...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献4件

  • 大腸腫瘍に対する従来型ESDおよび牽引ESDの無作為化比較試験(CONNECT-C試験)

    市島 諒二, 池原 久朝, 隅田 頼信, 稲田 泰亮, 根本 大樹, 中島 勇貴, 皆川 武慶, 住吉 徹哉, 居軒 和也, 吉田 直久, 井上 健, 福澤 誠克, 蓑田 洋介, 堤康 志郎, 江崎 充, 後藤田 卓志 日本消化器内視鏡学会雑誌 66 (1), 78-88, 2024

    ...<p>【目的】消化管早期癌に対する治療として内視鏡的粘膜下層剝離術(ESD)は広く浸透している.しかし大腸ESDは未だ難しい手技である.トラクションを使用した大腸ESDが有用であると報告があるが,いずれも症例数が少なく単施設での研究であり有用性を示すには不十分なエビデンスしかなかった.われわれは,大腸ESDにおけるトラクション法の有用性と安全性を検討する多施設前向き研究を行った....

    DOI

  • 長期間の活動制限下における心理特性とパフォーマンスの関係:

    工藤 慈士, 草薙 健太, 杉山 佳生 スポーツパフォーマンス研究 16 (0), 26-35, 2024

    ...競技レベル別での比較を検討した.回収した回答を集計しt検定,一元配置分散分析を実施した.その結果,男女間でリラックス能力と自信は男性の方が高い得点を示していることが明らかになった.また,国際大会,全国大会,地方大会出場の3 群に分類した一元配置分散分析を実施したところ,自己コントロール能力SE では,国際大会と地方大会で有意な差が認められ,作戦能力SE と精神の安定・集中で有意な差が認められ,いずれも...

    DOI

  • <i>U2AF1</i>遺伝子の重複変異を認めた原発性骨髄線維症

    前山 桂子, 永春 圭規, 伊野 和子, 杉本 由香, 俵 功, 川上 恵基 臨床血液 65 (1), 30-34, 2024

    ...末梢血<i>JAK2,CALR,MPL</i>遺伝子変異はいずれも陰性で,骨髄生検検体で実施したターゲットシークエンスで<i>U2AF1</i>遺伝子変異(Q157R,S34V)を認めた。HLA一致同胞をドナーとし,同種移植を実施した。移植後の骨髄検査では完全ドナー型であり,移植後2年の現在も無再発で経過している。...

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • 片側腎無形成に生殖器異常を合併した4女児例

    元吉 八重子, 松本 佳余子, 白 朋子, 清原 鋼二 日本小児腎臓病学会雑誌 37 (0), 15-20, 2024

    ...<p>生殖器異常を合併した片側腎無形成の4女児例を報告する.1例目は12歳時に発症した月経モリミナを契機に,2例目は12歳時に右子宮の留血症に感染症を合併したことを契機に,生殖器異常と診断された.以後当院では,片側腎無形成の女児には6歳でMRIを行い,生殖器異常の有無を確認した.3例目と4例目はいずれも6歳の時点でobstructed hemivagina and ipsilateral renal...

    DOI Web Site 参考文献7件

  • 屋外温熱生理被験者実験に基づく深部体温の数理モデルの開発

    仲吉 信人, 鈴木 菜々, 井上 奈々子, 須崎 貫太 土木学会論文集 80 (16), n/a-, 2024

    ...くものである.屋外温熱生理の被験者実験データから,性別・年代・体型で10分類した被験者属性に対しモデルパラメータを同定し,深部体温,皮膚温度の算出精度を評価した.マルチセグメントモデルの一つJOS-3と比較した場合,直腸温度の再現においては10属性中8属性で,体表平均皮膚温度の再現においては10属性全てにおいて本モデルの精度が高いことが確認された.加えて,本モデルは運動終了後に見られる直腸温度の位相遅れも...

    DOI Web Site

  • 尿沈査の直接鏡検が診断のきっかけとなったスギ花粉アレルギー性外陰膣炎の2症例

    安部 信吾, 大坪 裕美 アレルギー 73 (2), 201-205, 2024

    ...<p>スギ花粉は鼻粘膜,結膜,皮膚におけるアレルギー症状,いわゆる花粉症の代表的なアレルゲンとして知られているが,外陰部粘膜にも同様の炎症を起こしうることはあまり知られていない.今回,尿沈渣の直接鏡検でスギ花粉を認めたことが,スギ花粉アレルギー性外陰膣炎の診断の契機となった2例を経験した.症例は4歳女児と10歳女児.いずれもスギ花粉の飛散時期に,外陰部掻痒,頻尿による夜間不眠等を主訴に受診.外陰部の...

    DOI PubMed

  • リンパ管エコー(D-CUPS)で見える新しい世界

    原 尚子, 三原 誠 日本小児放射線学会雑誌 40 (1), 36-42, 2024

    ...</p><p>リンパ管エコーはリンパ管機能の診断にも有用である.低侵襲な検査で,コメディカルスタッフも施行可能である.従来リンパ管機能検査としてリンパシンチグラフィ,リンパ管造影などがあるが,いずれも実施できる医療機関は少ない.リンパ管エコーが普及すれば,様々な疾患で,より適切な診断,治療につながる可能性がある.</p>...

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  • 日本語学校外国人留学生の留学国決定要因と定着に関する研究

    三好 登 大学入試研究ジャーナル 34 (0), 229-236, 2024

    ...またコロナに伴う要因はいずれも留学生の定着・就労意志に影響を与えていないことがわかった。まず,家庭の経済的状況が貧困層であるものの優秀な留学生は日本を留学国として選択可能なように政府はより奨学金を充実させることが重要である。次に,政府は日本語学校入学後の留学生の学習・生活サポートにも目を向ける必要がある。</p>...

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  • 津波防災に関する産学官連携の質的研究

    杉山 高志, 矢守 克也 質的心理学研究 23 (1), 33-46, 2024

    ...その結果,開発に携わった民間企業の職員や行政職員はいずれも,開発の過程でイノベーションが生じていたと感じていたものの,イノベーションとは技術が新しくなることだけではなく,組織的なつながり方が変化するなどという多義的な意味合いで認識されていたことがわかった。...

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  • マスクおよび捕集材によるバクテリオファージの透過性と捕集性能

    吉野 秀吉, 小川 正之, 依田 ひろみ, 高村 岳樹 室内環境 27 (1), 53-61, 2024

    ...これらのマスクは,いずれも通気性が悪く呼吸に支障をきたした。そこで,通気性が期待され,バクテリオファージを捕集できる活性炭等の探索を行うこととした。捕集率測定の結果,細孔径や粒子径が異なる4種類の活性炭の内の微粉末炭と5種類(杉,松,楢,マングローブ,竹)の木材を燃料用に炭化した木炭を粉砕した杉,松,楢の粉砕木炭(粒子径0.1~0.3 mm)に高い捕集率が認められた。...

    DOI Web Site 参考文献8件

  • 駒澤大学図書館所蔵 多田文男教授旧蔵国内官製地図の概要と稀覯図

    小田 匡保 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 117-, 2024

    ...なお、日本地形社発行の一万分一地形図は、戦災復興院がつくったもので、これも官製と言える地図である。</p><p></p><p>4 多田旧蔵国内官製地図中の稀覯図</p><p> 五万分一地形図には、五万分一迅速測図「盛岡」が含まれる。仙台の第二師団参謀部が明治26年に測量・製版したものである。迅速測図は関東地方の二万分一がよく知られているが、五万分一迅速測図も存在する。...

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  • キルギス山脈における近年の氷河縮小に関わる氷河湖形成

    ダイウロフ ミルラン, 奈良間 千之 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 303-, 2024

    ...km<sup>2</sup>)であった.氷河湖の総面積の拡大とともに,標高3500m以上の氷河湖の高度分布で出現頻度が高くなった.調査地域では,氷河前面に埋没氷を含む岩屑地形であるモレーンコンプレックスが形成されている.氷河湖は,1968 年に氷河に接触した湖 (161),接触していない湖 (98),サーモカルスト湖 (158) の 3 種類の氷河湖が確認された (図 3).3 つのタイプの湖はいずれも...

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  • 地震・津波に対する住民個々の備えに関するアンケート調査

    岩船 昌起 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 327-, 2024

    ...令和5年度には全国10自治体で実施され,いずれも,モデル地区等での訓練前ワークショップ(WS),訓練,訓練後WSが行われた。演者が「防災専門家」として参画した西之表市と奄美市では,事前の測量や聞き取り調査から「地域の実情」にかかわるデータを得た上で,訓練の成果を地区防災計画や個別避難計画に生かす予定である。訓練では,シェイクアウト訓練,津波避難訓練,情報伝達訓練,防災に関する講話等が行われた。...

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  • 超音波検査とMRI検査で陰嚢内多結節状腫瘤の所見を呈した傍精巣線維性偽腫瘍の1例

    祝田 勇輝, 成田 啓一, 金田 智, 岩澤 沙友里, 井手 広樹, 廣瀬 茂道, 塩見 英佑 超音波医学 advpub (0), 2024

    ...では精巣温存が望ましい.今回我々は,精巣温存が可能であった傍精巣線維性偽腫瘍を経験したため報告する.症例は30歳代男性.左陰嚢腫大を認め,超音波で陰嚢内充実性腫瘤を認めたため当院紹介受診した.当院で施行した超音波検査Bモードでは,肥厚した精巣鞘膜と連続性を有する多結節状の低エコー腫瘤を認め,カラードプラ法では腫瘤に軽度の血流シグナルを認めた.MRI検査ではT1強調像,T2強調像, 拡散強調像のいずれも...

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  • 発酵あん製造における食品用酵素添加の有効性評価

    河野 凜々安, 西塔 正孝, 永井 毅 日本食品科学工学会誌 advpub (0), 2024

    ...糖組成はいずれも<span style="font-variant: small-caps;">d</span>-グルコースを最も多く含み, GODO AGI-EG添加あんでは<span style="font-variant: small-caps;">d</span>-フルクトースとスクロースを含有した. また, GABA含量はグルタミン酸脱炭酸酵素活性と高い正の相関が認められた....

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  • 世論も転換したのか?

    藤田 智博 日本原子力学会誌ATOMOΣ 66 (5), 250-253, 2024

    ...2022年,原子力発電に対する総合的な態度,発電所の今後の建設に対する意見は,いずれも消極的ではあれ肯定的な方向に動いている。震災後,原子力発電の稼働率が低下する中で,それほど顕在化しなかった,安定供給やエネルギー安全保障,日本の発電能力の十分性にかかわる懸念が改めて意識されるようになったことがうかがえる。</p>...

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  • 新型コロナウイルス感染症の妊産婦メンタルヘルスへの影響についての検討

    照屋 浩実, 野口 里枝, 河野 慈恵, 小島 佑基, 染谷 勝巳 日本周産期・新生児医学会雑誌 60 (1), 66-71, 2024

    ...Edinburgh Postnatal Depression Scale:EPDS)を用いた.研究1ではCOVID-19流行前後を対照群,研究群とし,EPDS値と臨床背景を比較した.研究2では対照群と研究群のEPDS陽性群と陰性群を比較し,EPDS高値となるリスク因子を検討した.研究1では陽性率は対照群7.0%,研究群10.4%で研究群で有意に陽性率が高くなった.研究2ではCOVID-19流行前後いずれも...

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  • 当科における再発・転移頭頸部癌に対するペムブロリズマブ療法の検討

    山内 盛泰, 石田 知也, 峯崎 晃充, 嶋崎 絵里子, 倉富 勇一郎 頭頸部癌 50 (1), 13-18, 2024

    ...生存期間中央値はいずれも17.2ヶ月であった。CPS別ではCPS≥20で25.4ヶ月間,CPS 1-19で15.5ヶ月間,CPS<1で14.9ヶ月間であった。irAEありの群(13例)では,なしの群(26例)と比較して奏効割合(67 vs 33%),生存割合(2年83 vs 59%)ともに良い結果であった。...

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  • スピルリナ含有サプリメントによる肝障害が疑われた一例

    金子 佳右, 鈴木 慎太郎, 能條 眞, 本間 哲也, 松永 智宏, 宇野 知輝, 内田 嘉隆, 大田 進, 田中 明彦, 相良 博典 昭和学士会雑誌 84 (2), 156-162, 2024

    ...リンパ球刺激試験を施行したところ,高いSI(stimulation index)値(27.5),最大反応値(3,409cpm)を示した.薬物性肝障害の診断基準に基づくスコアリングで7点のため,スピルリナ含有のサプリメントによって誘起された早期のアレルギー性肝障害と診断した.以後,同商品や類似した成分の商品の購買・摂取を止めるように指導し,肝障害は速やかに改善した.スピルリナによる肝障害の報告はいずれも...

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  • 出血性ショックを伴う重症消化管出血に対し,大動脈閉塞バルーン併用による内視鏡アプローチが奏効した2例

    渡邊 健吾, 是川 海, 岡野 優一, 織笠 雅行, 枡 悠太郎, 髙橋 貴一, 赤坂 明日香, 荒井 壮, 佐藤 真広, 沖 元二 日本消化器内視鏡学会雑誌 66 (5), 1228-1235, 2024

    ...は下行大動脈を遮断することで動脈性出血を制御し心・脳血流の維持ができる機器である.主に外傷による出血性ショックに用いられてきたが,近年産科救急への応用など用途が拡がっている.今回われわれは,重症消化管出血に対しIABO併用下で内視鏡アプローチを行った2例を経験した.IABOにより1例目(十二指腸潰瘍)は出血源が特定でき適切な術式の選択が可能に,2例目(直腸潰瘍)は内視鏡的止血術の成功に至った.いずれも...

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  • ドップラーレーダを用いた自動車ドライバーの非接触型バイタルセンシングと心拍高調波に着目した観測点の検討

    小山 翔太郎, 鈴木 翼, 堀本 太一, 後藤 僚太, 長谷川 昌也, 廣林 茂樹, 吉田 一雄 J107-C (1), 34-44, 2024-01-01

    ...インテリアへの組み込みを想定した複数の計測点における定量的な影響を調べた.実験では,ドライビングシミュレータを使用し,ドライバーの安静時と運転動作による影響の評価を行った.この結果,レーダをシート下部に設置することで,従来のシート背面と比較して,呼吸変位や運転動作のノイズを抑制することを確認した.運転中の心拍検出率は,シート背面では第3高調波の約32%程度にとどまるが,シート下部は第2,4高調波でいずれもこれを...

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  • 痔瘻癌早期診断のための特徴的臨床所見の検討

    鈴木 優之, 指山 浩志, 鈴木 綾, 高野 竜太朗, 坪本 敦子, 中山 洋, 安田 卓, 小池 淳一, 堤 修, 浜畑 幸弘 日本大腸肛門病学会雑誌 77 (1), 13-21, 2024

    ...疼痛硬結,他部位原発癌の不在,瘻管開口部の局在は全例で認めたが,ムチン様分泌は8例,10年以上の痔瘻病悩期間は5例にとどまった.ドレナージで軽快しない疼痛,弾性のない著しい硬結が,膿瘍との相違点であった.隅越らの5項目すべてを満たす症例は13例中3例のみであった.MRIは86%で高輝度不均一な多房性嚢胞性病変,経肛門超音波検査(EAUS)は83%で隔壁を伴う大小格子状構造や等エコー充実性成分を認め,いずれも...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献23件

  • TaTME症例におけるdefunctioning stoma非造設基準の妥当性の検討

    榎本 浩也, 諏訪 勝仁, 山澤 海人, 北川 隆洋, 牛込 琢郎, 岡本 友好, 衛藤 謙 日本大腸肛門病学会雑誌 77 (2), 84-88, 2024

    ...</p><p>結果:原発癌25例,神経内分泌腫瘍3例,吻合部再発2例を対象とした.25/30例(83.3%)でDSを造設しなかった.DS非造設症例のうち2例で縫合不全を認めた.いずれも男性,糖尿病患者,術後7日目以降の発症であった.骨盤底ドレーン抜去後であり緊急でDS造設を行った.初回DS造設症例のうち1例で縫合不全を認めたが,経肛門的にドレナージを行い保存的に改善した....

    DOI Web Site 医中誌 参考文献13件

  • 皮質性くも膜下出血により可逆性脳血管れん縮症候群の診断に至った小児の2例

    野中 双葉, 原口 康平, 里 龍晴, 宮﨑 あかね, 渡辺 麻美, 森内 浩幸 脳と発達 56 (1), 53-57, 2024

    ...後部可逆性脳症症候群(posterior reversible encephalopathy syndrome)などを合併することがある.症例は,生来健康な7歳男児と12歳男子である.いずれの症例も雷鳴頭痛で発症し,皮質性くも膜下出血を認めた.その後の頭部CT angiographyや頭部MR angiographyで多発性血管れん縮所見を認め,RCVSの診断に至った.1例にCa拮抗薬の投与を行い,いずれも...

    DOI 医中誌

  • Characteristics of Newly Approved Drugs in Japan and/or the United States from 2001 to 2020 Based on Discovery Research by Academia

    OSAKABE Taisuke, NAGAI Naomi レギュラトリーサイエンス学会誌 14 (1), 25-34, 2024

    ...らかの優先審査を受けていた.初回適応症はさまざまな疾患領域にわたっているが「悪性新生物」や「内分泌,栄養および代謝疾患」が多かった.日本と米国で承認されているアカデミア創製医薬品において,医薬品を創出したアカデミアおよび初期開発を担当した会社の所在地は米国が7割を占めていた.米国で承認され日本では開発がされていないものは17製品あった.一方,日本のみで承認された5製品は,Borofalan以外いずれも...

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  • 令和5年9月承認分

    新薬紹介委員会 ファルマシア 60 (2), 139-141, 2024

    本稿では既に「承認薬の一覧」に掲載された新有効成分含有医薬品など新規性の高い医薬品について,各販売会社から提供していただいた情報を一般名,市販製剤名,販売会社名,有効成分または本質および化学構造,効能・効果を一覧として掲載しています.<br>今回は,59巻12号「承認薬の一覧」に掲載した当該医薬品について,表解しています.<br>なお,「新薬のプロフィル」欄においても詳解しますので,そちらも併せ…

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  • <i>ARHGDIA</i>遺伝子変異による先天性ネフローゼ症候群の男児例

    郷田 聡, 大田 敏之, 大野 令央義, 谷 博雄, 壷井 史奈, 小野 浩明, 神野 和彦, 榊原 菜々, 野津 寛大 日本小児腎臓病学会雑誌 37 (0), 9-14, 2024

    ...腎機能障害以外に,小頭症や小顎症,斜視なども認めた.転院後てんかんも発症した.遺伝子検査にて <i>ARHGDIA</i>遺伝子のホモ接合性の新規のナンセンスバリアント(c.153C>G: (p.Tyr51*))を認めた.母親は同一変異のヘテロ接合体を有しており,片親ダイソミーと考えた.既報によると同遺伝子によるNSの発症様式はCNSと幼児期のステロイド抵抗性NSの2種類あり,いずれも...

    DOI Web Site 参考文献10件

  • 観測水位を用いた分流水路での流量推定

    重枝 未玲, 濱田 信吾, 中村 亜紀 土木学会論文集 80 (16), n/a-, 2024

    ...するとともに,その予測精度の比較を行ったものである.その結果,(1)解析法①は,非定常流を除き,本川上流・下流および支川の流量を十分な精度で再現できること,分流部を含めない解析では,(2)解析法②と③では流量を再現可能であること,分流部を含めた解析では,(3)堰上げ背水の場合には3次元性の強い流れが生じるため,解析②と③は流量の再現精度が低下すること,(4)一方で,低下背水の場合には,解析法②と③のいずれも...

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  • 当科で診療した好酸球性中耳炎46例の検討

    佐藤 雅未, 高畑 淳子, 野村 彩美, 工藤 玲子, 松下 大佑, 福岡 侑, 藤田 友晴, 糸賀 正道, 松原 篤 日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー感染症学会誌 4 (1), 23-30, 2024

    ...両者の合併例は26例におよび,いずれも合併しない症例は7例のみであった。治療については,抗ロイトコリエン薬とイブジラストに加えて第2世代抗ヒスタミン薬を追加した症例と,好酸球性鼻副鼻腔炎(eosinophilic chronic rhinosinusitis:ECRS)やBAに対する治療として生物学的製剤を導入した症例では,ほぼ全例で中耳炎重症度スコアの改善を認めた。...

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  • 輸出用緑化苗木の線虫防除時期およびかん水手法の検討

    村井 かほり, 安永 智希, 井樋 昭宏, 池田 朱里, 巣山 拓郎 福岡県農林業総合試験場研究報告 10 (0), 43-49, 2024

    ...その結果,9月の線虫防除におけるかん水方法は,サザンカおよびイヌツゲでは手かん水とミストかん水のいずれも適しており,クロマツでは手かん水が適していた。...

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  • 遺構を再生する小水力発電事業の意義と課題

    中尾 京子, 野津 喬 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 145-, 2024

    ...調査結果・考察:社会的意義が好循環を生む</b></p><p> 事業主体はいずれも地域に縁の深い民間企業であるが、それぞれの事業領域は異なっており、そのことが事業推進の難易度にも関連していた。...

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  • ネパール東部,クンブ=ヒマールにおける農牧複合経営の変容

    白坂 蕃, 渡辺 和之, 渡邉 悌二 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 23-, 2024

    ...それらは、 いずれも石垣に囲まれている。</p><p>●Agropastoralism の維持機構:放牧圏とナワ クンブで agropastralism を営む住民の放牧する範囲は常住 集落ごとに決まっている。一方、家畜の移動と資源利用には多くの厳しい慣例 的規制があり、筆者らはナワ制度 (Nawa system)とよ んでいる。...

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