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検索結果 254 件

  • 過激な集団的運動へ至る陰謀論とその相互行為的特徴

    大山 星馬 質的心理学研究 23 (1), 228-242, 2024

    ...本研究では,陰謀論に基づく社会運動の発端となったブログのテキストを対象とし,ヴァーチャルエスノグラフィーの手法を採用して,アブダクションという観点から,陰謀論の特徴と集団的運動における相互行為的特徴による陰謀論的信念を考察した。...

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  • 科学的知識の統合・創発を支援する立体型イメージマップの開発と評価

    中込 泰規, 加藤 圭司 理科教育学研究 64 (1), 13-26, 2023-07-31

    <p>本研究は,二次元平面に展開する従前のイメージマップを拡張した立体型イメージマップを開発すると共に,生徒の主体的な課題解決を通した科学的知識の統合・創発にどのように寄与するかを明らかにすることを目的として,中込・加藤(2020)が明らかにした「俯瞰する行為」における思考過程と照らし合わせながら事例的分析を行なった。結果として,本研究で開発した立体型イメージマップを介して創り上げた抽象的な知識…

    DOI Web Site 参考文献5件

  • 硬直化した教材観を変える方法についての研究 2 ―「アブダクション」を適用する読み―

    森川, 拓也, MORIKAWA, Takuya 桜花学園大学保育学部研究紀要 (27) 45-53, 2023-03-15

    ...そこで用いたいのが「アブダクション(abduction)」である。アブダクションとは、結果から原因を導き出す仮説的な推論のことで、文学教材の読みに適用させると、登場人物の言動に疑問をもち、その言動の原因を推論するという方法といえる。言動の原因を考える授業は当然のことながらたくさんあるが、それらの多くは推論ではなく、読んだ印象や思い込みを出し合っているに過ぎないことが多い。...

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  • エビデンスに基づく意味論

    大澤 幸生, 関口 海良, 前川 知英, 山口 広樹, 近藤 早映 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2023 (0), 2L4GS305-2L4GS305, 2023

    <p>観測事象を対象とし、その意味を解釈するために有用な証拠を収集するという、AIにおける基本的であるが新しい応用領域の多い問題としてEvidence-based Semanticsを提示する。ここでいう証拠とは、観測された事象を理解するために有用な新しい情報の集合であり、オープンな実世界からもたらされる可能性があるものである。この情報は、学習の目的とされるような一般性を有する知識ではないが、単…

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  • 美的興味をもたらす動きと構造のモデル化

    本多 詩聞, 柳澤 秀吉, 加藤 健郎 日本デザイン学会研究発表大会概要集 70 (0), 44-, 2023

    ...この研究は、創造性におけるアブダクションの重要性を再認識させるとともに、アブダクションに関連する神経現象を解明するための一助となる可能性がある。</p>...

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  • 「転回」と「学際性」

    水島 久光 記号学研究 1 (1), 1-19, 2023

    ...R.ローティやI.ハッキングの「言語」と「哲学」の関係性への問いを出発点に、認識のインターフェースの変遷とその連続性を提起し、そこに横串を通す可能性を有するものとして、記号の知(アブダクション)を改めて位置づける。...

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  • アブダクティヴ・オートエスノグラフィーの可能性

    桂 悠介 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2023 (0), C12-, 2023

    ...本発表では、不可視の存在と人々との関わりの多様性と共通点について、アブダクションを中心としたオートエスノグラフィー用いて記述することの意義と可能性を示す。発表者の日本や西アフリカでの経験やムスリムの自然科学者の議論を通して、ジン(妖霊)や放射性物質という一見異なる不可視の存在と人々の関わりの類似点について論じることで「他者」と「われわれ」双方の存在論の階層的把握の起点を提起する。...

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  • 運動課題における不安定マット使用時の筋活動量変化について

    中島 悠, 石橋 昌也, 徳永 剛, 島崎 裕樹, 古賀 健太, 今井 孝樹 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 1.Suppl.No.1 (0), 98-98, 2022-12-01

    ...運動課題はプランク、サイドブリッジ+ヒップアブダクション(以下、サイドブリッジ)、サイドステップとし、不安定マットなしと不安定マットありを比較した。動作はメトロノーム65bpmのリズムで行った。事前に動作の指導を実施し、2回計測した。また課題ごとに充分な休息を取った。計測には表面筋電図(Noraxon社製Myo system1200)を使用し、サンプリング周波数は1000Hzとした。...

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  • 論理的推論の習得を指向した学習支援システムの設計・開発

    小橋 明生, 堀口 知也, 平嶋 宗 人工知能学会研究会資料 先進的学習科学と工学研究会 96 (0), 01-, 2022-11-10

    ...本システムでは、演繹とアブダクションによる論証の説得力を高める方法の定式化に基づき、学習者に文章中の論証構造を命題のノードとその関係を示すリンクを用いて作成させる機能、およびその間違いに応じて適切な支援を与える機能を実装する。システムの有効性を検証するため、学習前後のテストのスコアの向上度等を分析する。</p>...

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  • 統計学と哲学―データ解析の行間を読む―

    三中 信宏 応用数理 32 (2), 80-86, 2022-06-24

    <p>In the field of statistical data analysis in research, there is considerable discussion about the details of statistical methods and statistical modeling applied to the actual data. However, the …

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  • 数学の授業過程における創造的な活動の具現化に関する事例的考察

    加藤 慎一, 森本 明 東北数学教育学会誌 53 (0), 53-64, 2022-03-31

    <p>本稿では,数学的な推論,特にPeirce が提唱するリトロダクションが,数学の授業過程における創造的な活動の具現化に,どのような影響をもたらすかについて,高等学校数学科における教材を事例として取り上げ,考察し,その一端を明らかにすることを目的とする。そのために,本稿では,次の2 つを観点とする枠組みを導出した;①生徒における数学的概念を覆す,あるいは生徒における予想を覆すような文脈や状況に…

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  • 新学習指導要領における「思考力」目標と学習

    浅沼, 茂, ASANUMA, Shigeru 立正大学教職教育センター年報 (3) 5-18, 2022-03-01

    ...他方、プラグマティズムの中では、チャールズ ・ パースの「アブダクション」(仮説的推論) の概念があった。それは、帰納でもない、演繹でもない、仮説を構成する思考の中核として、行きつ戻りつの思考過程として捉えている。さらに、この思考過程には、帰納法的な仮説検証の段階から、演繹的な創造的想像力を必要とするもの、さらには、J....

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  • <特集 : 日本哲学と科学>未来共創の哲学 --「自己・非自己循環理論」の提唱から、「大統一生命理論」の構築--

    村瀬, 雅俊, 村瀬, 智子 日本哲学史研究 : 京都大学大学院文学研究科日本哲学史研究室紀要 18 62-117, 2022-02-15

    ...その方法論こそ、複数の逆説(パラドックッス)、異なる概念間の類推(アブダクション)、多様な時間・空間スケール(フラクタル)を同時に駆使することである。実は、この三つの方法論上の特性は、冒頭に引用した文章の三つの主題 --すなわち、‘真実在における無限の対立’、‘二つの両立しない理論間の翻訳’、‘森と木の両方を捉える包括的知覚’-- と対応している。...

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  • デザイン活動のプロトタイピングにおける推論過程

    前川 正実 デザイン学研究 68 (1), 1_21-1_28, 2021-07-31

    ...双方ともパースの探求の理論に沿って,アブダクション,演繹,帰納のステップを経るサイクルである。しかし「探索のサイクル」は暫定的デザインコンセプトに基づくアイデア発散機能を担い,「解決のサイクル」はアイデア収束機能を担っており,これらは異なる役割を持つ推論サイクルとして理解される必要があることを示した。</p>...

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  • 「オームの法則」の指導を再考する

    福田 恒康, 遠西 昭寿 理科教育学研究 62 (1), 331-338, 2021-07-30

    ...仮説の設定はアブダクションの過程を既習の知識と経験を論理的に扱うことで容易になることを示した。電圧・抵抗・電流の関係において,現実には独立変数となり得るのは電圧のみであり,電流は従属変数,抵抗は回路の定数である。このとき,学習の中間概念として抵抗の逆数であるコンダクタンスの考え方を用いることでオームの法則を単純な比例式として扱うことができ,数学言語による科学命題の理解を容易にすることができた。...

    DOI Web Site 参考文献5件

  • 地域共生社会の実現に貢献する福祉専門職養成のための新たな演習プログラムの構築

    草平, 武志, 内田, 充範, 宮﨑, まさ江, 勝井, 陽子, 角田, 憲治, 永瀬, 開 山口県立大学学術情報 14 23-46, 2021-03-31

    ...課題発見・解決力養成に関しては、「アブダクション」「帰納法」「演繹法」等の方法論を理解し、気づきや疑問を通して「法則」や「仮説」を発見する力の修得が求められる。そのうえで、実際に地域に出向いて起きていることの背景を考え自ら課題を発見し、地域住民からのアドバイスを受けながら、課題解決を実践することが効果的である。...

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  • 種による記述、あるいは複製される身体表面

    近藤 宏 文化人類学研究 22 (0), 54-79, 2021

    ...不幸な出来事の原因を精霊に帰するような語りを、「驚くべき事実Cが観察される、しかしもしHが真であれば、Cは当然の事柄であろう、よって、Hが真であると考えるべき理由がある」[米盛 2007: 54]という形式を取るアブダクションと受け止める。...

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  • 不定自然変換理論による連想ネットワークの動的変化

    横須賀 天臣, 池田 駿介, 布山 美慕, 西郷 甲矢人, 高橋 達二 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2021 (0), 1H2GS1a03-1H2GS1a03, 2021

    ...<p>類推は,人間の知的な活動を支える重要な認知過程である.比喩,創造性,アブダクション,転移学習など,イメージ間の構造的類似を見出す行為において幅広く役立つ.類推を基盤とした比喩理解のモデルとして不定自然変換理論(theory of indeterminate natural transformation, TINT)がある.TINTでは,あるイメージの意味を他のイメージへの連想関係の総体であると...

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  • 日本における経営学発展の方向性

    藤田 誠 日本経営学会誌 46 (0), 52-59, 2021

    <p> In the field of management research, although the number of quantitative studies has grown, we lack a robust theoretical and conceptual framework. Thus, we need to develop and advance …

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  • 小学校算数科における児童の遡及的推論を重視したプログラミング教育の意義

    加藤 慎一 日本科学教育学会研究会研究報告 35 (3), 109-112, 2020-12-13

    <p>2020年度から小学校において,プログラミング教育が必修化されている.プログラミング教育のねらいを達成するために,各教科等において,プログラミング教育の系統的かつ効果的な実践に向けて教材を開発することおよびカリキュラム・マネジメントを推進することが求められている.しかしながら,小学校算数科において,まだまだ十分な検討がなされているとは言いがたい.そこで,本研究では,Peirceの遡及的推論…

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  • 植物検索と探究との関連についての一考察

    柚木 朋也 北海道教育大学紀要. 教育科学編 71 (1), 227-235, 2020-08

    ...によれば,探究の過程はアブダクション,ディダクション,インダクションの推論が深く関係する三段階から構成される。検索が行われる場合にどのような推論が行われるかを検討することで,検索の過程と探究の過程との関係について考察した。その結果,検索の過程は探究の過程と似た過程を経ることが多いことが明らかになった。...

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  • クリティカル・シンキングにおける発見と正当化

    吉満, 昭宏, 浜崎, 盛康, Yoshimitsu, Akihiro, Hamasaki, Moriyasu 人間科学 = Human Science (40) 29-61, 2020-03

    ...パースのアブダクションにおいても発見と正当化が重なることを論じる(第2 節)。その上で、上記のライトの論点を、主に彼の三つの論文に基づいて、概観する(第3 節)。更に、彼の議論をJ. サールの議論によって補強する(第4 節)。以上を踏まえて、われわれの見解を提示する(第5 節)。最後にまとめと展望を示して、論文を締めくくる(第6節)...

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  • 高校生による科学的問題解決における仮説形成過程の評価に関する研究

    向井 大喜, 村上 忠幸, 松本 伸示 理科教育学研究 60 (2), 455-464, 2019-11-29

    <p>本研究では,高校生の探索的な科学的問題解決における,仮説形成の到達段階を評価する指標の開発を目指した。そこで,仮説形成プロセスのモデルを設定して評価指標を作成し,高校生に実践された探索的な科学的問題解決を実際に評価した。その結果,活動が進展している学習グループには以下の(1)~(3)が認められた。(1)実験素材への「操作」を通して「要素の抽出」が生じた。(2)要素に説明付けすることで「説明…

    DOI Web Site Web Site 参考文献1件

  • 非歯原性歯痛患者はなぜ抜歯を希望するか

    佐久間 泰司 日本口腔顔面痛学会雑誌 12 (1), 33-38, 2019

    ...「歯が痛い」は前提(症状)であり,「歯が悪い」は結論(診断)である.症状と診断の間に「歯が痛いのは歯が悪いからだ」「歯が痛い時は歯が悪いことが多い」「歯が悪いと歯が痛くなる」などという患者の理由づけが省略されている.この3つの理由づけは同じように見えるが,演繹,帰納,アブダクションに相当する.それぞれの違いに応じて患者への説明が変わる....

    DOI 医中誌

  • 創造的ワークショップのための手法と成功要因の研究

    安松 健 日本創造学会論文誌 22 (0), 53-67, 2019

    クリエイティブ思考が注目され様々な手法があらゆる現場に導入されているが, アブダクティブな統合思考の実践は手法とその実施における課題がある. そこで本研究では, まず, 統合思考の理論と手法を確認した上でKJ法に着目し, 各手法について先行研究を元に評価し, ビジネスワークショップに適した手法を選び, さらにその改善方法を提示した. 次に, …

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  • 施設通所高齢者に対する筋力トレーニング効果に影響する因子の調査

    竹脇 明広, 永井 宏達, 日髙 正巳 理学療法学Supplement 46S1 (0), C-90_1-C-90_1, 2019

    ...筋力トレーニングはレッグプレス、レッグエクステンション (以下LE)、アブダクションを6ヶ月実施した。筋力トレーニングの効果として筋力、下肢筋量を測定し、身体的因子として身体活動 (トレーニング量、活動量) の測定、栄養状態の測定、サルコペニアの判定を行った。トレーニング量は種目毎で6ヶ月間の負荷量、回数、ストローク距離から算出した仕事量 [J] とした。...

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  • 小学校理科授業における仮説の形成を促す指導方略

    安部 洋一郎, 山本 智一, 松本 伸示 理科教育学研究 58 (3), 211-220, 2018

    ...Peirceは仮説の形成に関する推論をアブダクションと名付け, 科学的推論の過程に位置づけた。アブダクションは, アブダクティブな示唆を得る段階とそれを吟味し仮説として採択する段階の2段階で説明されている。本研究では児童がアブダクティブな示唆を形成することを促すために仮説フレームに注目した。仮説フレームは視点を共有する仮説のまとまりである。...

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  • 小学校理科におけるアブダクションを促す指導方略に関する基礎的研究

    山口 真人, 小林 辰至 日本科学教育学会研究会研究報告 28 (3), 53-56, 2018

    ...本研究では,アブダクションを促す手立てとしての学習形態の効果,児童の学習経験や生活経験の差を軽減させるための「驚くべき事実」の提示の効果を検証することを目的とした。その結果,拡散的な説明仮説の発案には,集団で推論する方略が有効であることが示唆された。...

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  • 土木計画学における事例研究の方法論確立のための検討

    松田 曜子 土木学会論文集D3(土木計画学) 74 (5), I_155-I_163, 2018

    ...土木計画学の分野において事例研究を目にする機会が増えてきた.しかしそれらをどう評価するかという方法論はほとんど議論されていないのが実状である.本論考では,土木計画学と同様の実践科学である政策科学や経営学において事例研究を論じた方法論研究,およびパースが主張したアブダクションの概念を参照しながら,新しい理論仮説構築に寄与する事例研究の方法論について議論する.また,ショーンが唱えた技術的合理性と省察的実践...

    DOI Web Site 参考文献1件

  • マーケティングアブダクション

    田村 直樹 マーケティングジャーナル 37 (2), 25-32, 2017-09-29

    ...アブダクションという飛躍的な推論プロセス(ひらめき)が不可欠である。そこで,本稿はTFAと呼ぶアブダクションを導く発想ツールを提示し,その有効性を議論する。</p>...

    DOI Web Site Web Site 参考文献4件

  • 設計の学習における最適解を得るまでの思考過程

    紅林 秀治, 村上 陽子 教科開発学論集 (5) 91-99, 2017-03-31

    ...説明仮説を生み出す思考は, アブダクションやヒューリスティックであり, それらの思考は, 可謬的であるが, 科学的な思考であるアナリシスやシンセシスに加え, 設計の過程の中で新しい発想を生む際の重要な思考方法であるといえる。...

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  • アブダクションによるデータ解析

    中島 憲宏 日本原子力学会誌ATOMOΣ 59 (8), 460-464, 2017

    ...設計案に対するシミュレーション解の分析や評価過程に,人工物工学が提唱する「どの視点も取り入れた仮説・法則や行為を導出するためのアブダクション基盤」を取り入れ,想定外や見落としなどを最小化できるように人工知能などを活用したデータ解析技術の取り組みなどを概観する。</p>...

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  • 自然の循環の論理と人間の情報処理を考える

    福永 征夫 情報知識学会誌 26 (4), 331-336, 2017

    21世紀に生きるわれわれが直面する地球規模の難題群に主体的かつ能動的に対処するためには,人間の営みのパラダイムを自然の循環の論理とよりよく適合するものに転換し,環境の淘汰圧に対する自由度の高い,環境の変化に中立的な認知,思考と行動,評価・感情を自己完結的に実現しなければならない.自然の循環の論理と適合するための条件は, 部分/全体, 深さ/拡がり, 斥け合う/引き合う, 競争/協調, …

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  • 理科授業におけるルール学習の促進・抑制要因に関する検討

    蛯名 正司, 佐藤 誠子, 工藤 与志文 教授学習心理学研究 13 (1), 1-20, 2017

    本研究は,小学5年理科「もののとけ方」を対象に,授業におけるルール学習の成立条件を検討したものである。研究では,まず,教科書の問題点を踏まえ,①複数事例の使用,②ルールの典型性が高い事例の優先的使用,③実験操作とルールとの関連づけという3つの方針に基づいた授業プランを作成し,溶解ルールの理解が促進されるかを事後評価課題により検討した(分析1)。さらに,分析1で得られた結果について,授業過程を分析…

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  • 植物検索についての一考察

    柚木 朋也 日本科学教育学会年会論文集 41 (0), 409-410, 2017

    <p>本研究は,植物の観察を支援する検索プログラムをコンピュータでできるように開発した教材について考察したものである。学校などで植物の観察を行う上で,植物名を知ることは大きな意味がある。しかし,検索は単に生物の名前を知るためだけのものではなく,調べる過程そのものが重要である。本研究では,小・中学校などで使用できる実用的な植物検索の教材開発について考察する。</p><p></p>

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  • 人間は環境の厳しい変化に柔軟に適応する能力をいかに発展させるか

    福永 征夫 情報知識学会誌 26 (2), 136-141, 2016

    21世紀に生きるわれわれが直面する地球規模の難題群に主体的かつ能動的に対処するためには, 人間の営みのパラダイムを自然の系の基本的なルールとよりよく適合するものに転換し,環境の淘汰圧 に対する自由度が高くて中立的な認知,思考と行動,評価・感情を自己完結的に実現しなければならない.自然の系の基本的なルールと適合するための条件は, 部分/全体, 深さ/拡がり, 斥け合う/引き合う, 競争/協調, …

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  • 当院における介護予防教室の効果検証

    天久 拓哉, 立津 統, 津覇 健太郎, 喜名 杏里, 山内 裕樹, 比嘉 清志郎, 金城 康治 理学療法学Supplement 2015 (0), 1605-, 2016

    ...主運動であるマシントレーニングはチェストプレス・レッグプレス・アダクション/アブダクション・ニーフレクション/エクステンションの4種類あり,各マシンの実施時間を2分間と設定し,自覚的強度で「ややきつい」を目標に実施した。...

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  • 統計学の現場は一枚岩ではない

    三中 信宏 心理学評論 59 (1), 123-128, 2016

    <p>The recent controversy over statistical data analyses sheds a light on a number of cases of abuse of statistical procedures. In this essay some practical aspects of statistical analyses, mainly …

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  • イノベーションの科学へ向けて

    乘立 雄輝 日本感性工学会論文誌 15 (5), 581-587, 2016

    When we make an innovation, we have to modify a philosophical view of the world on which our thought and conduct base tacitly. However, we are confronted by two difficulties in order to do such an …

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  • BOPデザインフレームワークの構築と実践

    徳久 悟 デザイン学研究 62 (4), 4_93-4_102, 2015

    ...「アブダクションモデル」は,現地人の関心を満たしたプロダクトのコンセプトのデザインを行うためのツールである。「サステナビリティモデル」は,設計されたプロダクトを中心として,環境的,経済的,社会的持続性を考慮したシステムをデザインするためのツールである。...

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  • アナロジカルアブダクションにおける仮説の選択について

    古川 康一, 原口 誠, 升田 俊樹, 金城 敬太, 尾崎 知伸 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2015 (0), 1L41-1L41, 2015

    <p>チェロ演奏における一弓スタッカート課題において、自励振動および石の水切りの2つの類推モデルを提示して課題習得実験を行い、モデルの有効性についての比較検討を行った。その結果として納得性が仮説選択の有効な基準であることが示された。さらに、納得性の要因についての考察を行い、ベースとターゲットの間の類似度、論理的整合性などが納得性を支持する可能性を指摘した。</p>

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  • 「神経配線の拡散·収束構造=パラメータ空間への投票」仮説

    坂本 一寛 日本神経回路学会誌 21 (3), 136-148, 2014

    ...神経配線は,拡散·収束構造を持つ.脳には,神経配線が全くのランダム構造であれば出現しないような解剖学的構造や神経細胞応答が見られる.ここでは,神経配線の拡散·収束構造を,画像処理で広く使われるハフ変換に代表されるパラメータ空間への投票と仮定したとき,どのような処理が可能なのか,どのように生理実験結果を説明するのか,について,大脳皮質視覚関連領野のモデルを通じて例示する.また,パラメータ空間への投票とアブダクション...

    DOI 医中誌 参考文献17件

  • 教材としての「評論文」を定義する

    篠崎 祐介 教育学研究ジャーナル 15 (0), 31-40, 2014

    <p>Hypothetically defining the essay as an abductive genre oriented toward discourse, this paper illustrates how it is possible to resolve problems related to the concept of the essay in traditional …

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  • 複雑ネットワークによる創発的な論理の表現

    澤 宏司 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2014 (0), 4C11-4C11, 2014

    ...本報告ではより不正確な推論とされている帰納、アブダクション(仮説形成)も同様に図式化する。演繹と帰納のみではべき乗則は現れないが、それにアブダクションを加えるとべき乗則が再び出現する。この結果はアブダクションの必要性を示唆している。</p>...

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  • 多田道太郎における非・反アカデミズムの視座

    根津 朝彦 社会科学 42 (4), 113-136, 2013-02-28

    これまで看過されてきた1950年代の多田道太郎の仕事のもつ意味に注目し、彼に有する「非・反アカデミズムの視座」の特徴と変容を明らかにした。多田がこの視座を培ったのは、京大人文研と『思想の科学』、桑原武夫と鶴見俊輔との出会いが大きい。そして多田は学問に発想を重んじていくが、60年安保以降、アカデミズムへの志向はかげりを見せ、50年代に多田が目指していた研究者と実作者を橋渡しする学問の模索を断ちきっ…

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • 種子植物の生殖ルールの適用をいかに促すか

    佐藤 誠子, 工藤 与志文 教授学習心理学研究 9 (1), 1-11, 2013

    ...形ルールを提示する有効性は,アブダクション形式の推論を可能にすること,また,生殖ルールよりも具体性を持つ点で学習者にとって理解しやすく使いやすいルールであることにあると考察された。...

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  • ルールアブダクションとアナロジーによるスキル創造支援プロジェクトの概要

    古川 康一, 原口 誠, 藤波 努, 金城 敬太, 升田 俊樹, 小林 郁夫, 西山 武繁, 尾崎 知伸 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2013 (0), 1H3OS02a5-1H3OS02a5, 2013

    ...<p>科研費プロジェクト「ルールアブダクションとアナロジーによるスキル創造支援」が2012年から3年間の予定で始まった。チェロの演奏を主たる対象とし、困難な課題を取り上げてプロの演奏者によるコツを入手し、そのコツが如何に有効であるのかを示すための仮説をルールアブダクションとアナロジーによって説明するのがその主な狙いである。本発表ではその計画、これまでの活動、得られた成果の概要について、報告する。...

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  • タグチメソッドにおけるマネジメント発想の源泉

    竹内 惠行 応用統計学 42 (3), 173-187, 2013

    ...実験計画法の研究・教育から始まり,数多くの企業・事業所における実践・指導を通じて,タグチメソッドと呼ばれる品質工学の手法を確立した田口玄一博士の足跡を辿ることにより,その特徴ある手法の成立について影響があったと思われる諸々の要因の検討ならびに考察を行った.影響を与えた要因として,工業教育,CCS経営管理講座,アメリカ滞在時に出会ったと考えられる探索的データ解析(EDA)ならびにアブダクション(abduction...

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 価値に基づく議論フレームワークの発想的議論における聴衆発見

    佐藤航, 龍沢昌弘, 若木利子 第74回全国大会講演論文集 2012 (1), 559-560, 2012-03-06

    ...そこで本研究では, VAFの演繹的な議論である所与の論証が聴衆の下で勝利するか否かの判定を行う方法とそれに基づき聴衆発見をVAFの発想的議論の問題と考えて, 所与の論証が勝利するために必要な聴衆をアブダクションに基づいて発見するための方法を解集合プログラミングにより提案し, 議論計算エンジンを開発した....

    情報処理学会

  • 価値に基づく議論フレームワークの発想的議論における聴衆発見

    佐藤航, 龍沢昌弘, 若木利子 第74回全国大会講演論文集 2012 (1), 559-560, 2012-03-06

    ...そこで本研究では, VAFの演繹的な議論である所与の論証が聴衆の下で勝利するか否かの判定を行う方法とそれに基づき聴衆発見をVAFの発想的議論の問題と考えて, 所与の論証が勝利するために必要な聴衆をアブダクションに基づいて発見するための方法を解集合プログラミングにより提案し, 議論計算エンジンを開発した....

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  • 透析患者に対するマシン機器を用いたレジスタストレーニングが身体機能に及ぼす効果

    園 英則, 上杉 睦, 筒井 麻理子, 入江 武志, 鈴木 伸生 関東甲信越ブロック理学療法士学会 31 (0), 154-, 2012

    ...当施設に入所中の15名(男性8名,女性7名,平均年齢78.2±8.4歳,平均身長156.9±8.9cm,平均体重49.3±8.2kg)の血液透析患者を対象とした.本研究は,善仁会横浜第一病院倫理委員会より承認を得ており,対象者には,本研究の概要を説明し,同意を得た上で行った.実施期間は3ヵ月間とし,マシントレーニング(OG技術研社製)4種類(レッグプレス,レッグエクステンション,ローイング,ヒップアブダクション...

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  • 制御に関する時代の流れが意味するもの -機械の制御から、人間の認識の制御そして行動の制御へ-

    安平 哲太郎 情報知識学会誌 22 (2), 115-125, 2012

    系が制御可能である為の条件を合理性の動的性質から明らかにし、その条件を持つ系をシステムとした。そして、機械の制御、設計過程における認識の制御、時代の要請を認識する事による行動の制御はシステム上でのフィードフォワード、フィードバック制御である事を明らかにした。さらに設計過程では問題解決が散漫に行われる事、時代の要請の認識過程ではその他に、時代の要請を知る事の出来る社会の洞察力、警鐘を読み取れるヒヤ…

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  • 道徳授業における児童の勤労観形成にアナロジー推論が与える影響

    三輪 聡子 教育心理学研究 60 (3), 310-323, 2012

    ...研究1では, 望ましい勤労観を物語文から解釈する場面にて, アナロジー推論がいかに児童の解釈(アブダクション)に影響を与えるのか, 検討を行った。6年生(<i>N</i>=120)を3群に分け, 異なる方法でアナロジー推論の促進を行い, アブダクションに与える影響をみた。...

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  • 教材開発におけるアブダクションに関する一考察

    柚木 朋也 日本科学教育学会研究会研究報告 27 (2), 11-16, 2012

    ...本論は,パースにおけるアブダクションをはじめとする推論の考察をもとに,教材開発について検討したものである.教材開発を行うためには,様々な知識,能力,工夫,努力などが必要であり,特に推論の役割は重要であると思われる.本論では,推論の分類をもとに,教材開発の実例として「寒剤を利用した拡散霧箱の開発」を取り上げ,考察した.その結果,推論形式をもとに推論することが教材の開発,改善に有効であることが明らかになった...

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  • 研究戦略の形成とそれに基づいた構成的な研究評価

    小林 直人, 中村 修, 大井 健太 Synthesiology English edition 4 (1), 19-34, 2011

    Formation of research strategy, and synthetic research evaluation based on the proposed strategy have been considered. The importance of a setup of targets and a scenario of the research program to …

    DOI 参考文献3件

  • 当法人通所介護におけるマシントレーニングへ介入して

    有村 圭司, 平野 真貴子, 大石 賢, 横田 悠介, 前田 龍人, 高柳 公司 九州理学療法士・作業療法士合同学会誌 2011 (0), 176-176, 2011

    ...<BR>【方法】<BR> スタッフの指導の元、負荷量を増加させ、レッグエクステンション・レッグプレス・ヒップアブダクション、ローイングの4種目を2~3回/週のペースで1ヶ月間実施し、初期時と最終時に測定を実施した。統計には対応のあるt検定を用いた。...

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  • 第8回オータム・セミナー「フィールドワークの原液」関根康正氏の報告記録

    内藤 順子 九州人類学会報 37 88-94, 2010-07-10

    本稿は2009 年度のオータム・セミナー2日目に行われた関根康正氏による口頭発表を、当日の司会とコメントを担当した筆者が要約し、若干の補足をくわえて報告記録としたものである。関根氏本人による寄稿も予定されていたが多忙のため叶わず、関根氏承認のもと代わって筆者がこのような形で報告することとなった。セミナーでは人類学の核心でもあるフィールドワークをテーマとして、2010 …

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  • 解釈する力を高める発問 : C.S.Peirceの認識論に基づく「読みの授業論」の構築(2)

    佐藤, 佐敏, Satoshi, Sato 上越教育大学研究紀要 29 321-330, 2010-02

    解釈する力を高めるためには, どのような授業において, どのような発間をすると良いのであろうか。筆者は, C.S. Pierce の pragmatism の格率と abduction の理論を援用し, 解釈するという読みの営みを次のような推論過程で捉えた。「文章を解釈するということは, 文字情報を入力し, 読み手が各自の既有知識に基づいて推論する営みである。」この推論過程を鍛えると, …

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  • 人間の積極的に生きる能力を高めるために

    福永 征夫 情報知識学会誌 20 (2), 111-116, 2010

    人間が積極的に生きる能力を高めるためには,環境の変化に対応して,生きるための新たな知識を発見し,知識を進化させ続けることが肝要である.脳の情報処理の機能を維持し向上させて,新たな知識をまとめ上げ,知識を進化させるためには,『既存の領域的な知識をベースにして,新たな領域的な知識を探索し,それらを広域的な知識に組み換える』ことがポイントになる.

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  • 運動特化型通所介護施設を利用する脳卒中片麻痺患者に対する油圧マシン運動の効果について

    渡辺 元夫, 那須 英里子, 渡邊 陽子, 奥川 慎二, 森本 浩之, 浅井 友詞 理学療法学Supplement 2009 (0), E4P2294-E4P2294, 2010

    ...測定項目は、非麻痺側と麻痺側における発揮筋力の違いを把握するため左右別々に運動を実施できる、ダブルニー、チェストプレス/ロウ、ヒップアブダクション/アダクションの3台をそれぞれ最大努力下の動作速度で10回運動し、運動後にマシンに付属されたモニターに表示される発揮筋力を運動開始前と運動開始から6ヶ月後に測定した。...

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  • 介護予防事業の取り組みと有効性

    清水 新悟, 徳田 康彦, 伊藤 一博, 前田 健博, 横地 正裕, 猪田 邦雄 理学療法学Supplement 2009 (0), E3O2199-E3O2199, 2010

    ...学習講義は初回から11回まで行い,最終日には修了式を行っている.トレーニングとしては高負荷で行う包括的高齢者運動トレーニング(CGT:Comprehensive Geriatric Training)に準じ,マシーン8機種による筋力増強運動,バランス訓練,各個人に適した自宅での運動指導,また任天堂wiiを用いた訓練なども行っている.マシーンは,酒井医療(株)社製のCompass compactでヒップアブダクション...

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  • サービス工学に基づくサービスCADシステムの構築(第92報)

    沖 和弘, 北井 康幸, 千葉 龍介, 下村 芳樹 精密工学会学術講演会講演論文集 2010A (0), 599-600, 2010

    サービス提供者にとって、高い新規性を有するサービスを顧客に提供することで競合との差別化を図ることは重要である。著者らはこれまでに既存のサービス事例やWeb情報から利用可能な設計知識を類推的に発見し、サービス設計を支援する手法を提案している。本稿では、既存のサービス設計支援手法がサービス設計プロセスの中でどのような位置づけであるかを再定義した上で、事例検証を通してその有用性を示す。

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  • 当法人における介護予防の取り組みに対する効果について

    有馬 尚彦, 梅垣 裕樹, 中平 武志, 中本 隆幸 近畿理学療法学術大会 2010 (0), 23-23, 2010

    ...トレーニングメニューは、椅子座位での準備体操、椅子座位での軽運動6種目、立位での軽運動5種目、マシントレーニング4種目(レッグプレス、ローイング、レッグエクステンション、ヒップアブダクション)を実施した。マシンはミナト医科学(株)のウェルトニックシリーズ(WT-01C、WT-02M、WT-03、WT-04)を使用した。...

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  • 演繹の前提を設置する思考過程

    村中 達矢 科学哲学 42 (1), 97-106, 2009

        Yuji Yonemori published a book titled <I>Abduction</I> in 2007. In this book, he argues mainly in support of C. S. Peirce's theory of abductive reasoning. Peirce said that abductive reasoning is …

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  • 「介護予防を目的とした筋力向上トレーニングロボットシステム」の介入効果

    上島 隆秀, 高杉 紳一郎, 河野 一郎, 藤吉 大輔, 宮本 秀和, 原 祐一, 岩本 幸英 理学療法学Supplement 2008 (0), E3P2208-E3P2208, 2009

    ...膝関節屈伸、股関節屈曲、足関節背屈)を測定した.そして、各測定項目について介入前後の値を比較・検討した.なお、統計学的検定には対応のあるt検定を用い、有意水準は危険率5%未満とした.トレーニングは、週2回の頻度で12週間実施した.トレーニングの流れは、体調確認、ウォーミングアップ、トレーニング、クーリングダウン、体調確認であった.対照群のトレーニングはマシンによるレッグプレス、レッグエクステンション、アブダクション...

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  • Universal Abduction Studioの開発(第17報)

    杉山 明紀, 下村 芳樹, 千葉 龍介, 吉岡 真治, 武田 英明 精密工学会学術講演会講演論文集 2009S (0), 211-212, 2009

    創造的設計のためには,異領域知識間の柔軟な統合が重要であると考えられており,著者らはそれを実現する統合計算機環境の開発を行っている.本稿では,知識中に記述される語彙情報から階層構造と単位次元により表現する視点情報を計算機により自動的に推定・付与するシステムを提案・開発する.また,視点情報に基づき生成する仮説的知識の創造性と有用性を可変とする操作性を,事例を用いた検証により確認する.

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  • P2M方法論開発の省察と創造的統合の側面 : 洞察力と知識融合による実践貢献

    小原 重信 国際プロジェクト・プログラムマネジメント学会誌 4 (1), 131-146, 2009

    ...P2M独自の「使命起動接近」は、事業構想の源泉となる価値創造発想であり、その全体像は「アブダクション」の学理推論に支援される。さらにイノベーション問題に対応するために「複雑系」の方法論が導入され、使命の構造化にモデリングとして組み込まれている。...

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  • Universal Abduction Studioの開発(第15報)

    杉山 明紀, 下村 芳樹, 千葉 龍介, 武田 英明, 吉岡 真治 精密工学会学術講演会講演論文集 2008A (0), 647-648, 2008

    著者らは,創造的設計を支援する統合計算機環境の構築を行っている.これまでに,語彙情報をタグ付けした知識から概念類似度を基に生成される仮説的知識の有用性向上手法を提案しているが,場面に即した仮説的知識を効率的に取得するためには語彙の属性に基づくタグ付け手法とそれを用いた推論が有効である.本稿では,知識に対して語彙情報に基づく物理量をタグ付けする知識表現手法を提案し,その有効性を検証する.

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  • 知の構造化を探求する

    福永 征夫 情報知識学会誌 18 (2), 143-152, 2008

    人間の営みが依存している科学という『知』の探究には、必然的な推論の観点に重きを置くところの分析的な『貫く知』のプロセスの研究と蓋然的・構成的な推論の観点に重きを置くところの統合的な『連ねる知』のプロセスの研究がある。サステイナブルな生存には、それらが対立し相克しないでバランスよく進展しなければならない。『知』の部分への分析と全体への統合を調和させる『融合学』ともいうべき、科学の知の構造化を目差し…

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  • アブダクションに関する一考察 : 探究のための推論の分類

    柚木 朋也 理科教育学研究 48 (2), 103-113, 2007-11-30

    ...本研究では,アブダクション,インダクション(induction) ,デイダクション(deduction) の関係を整理した。そして,それらの推論について検討することで,アブダクションの概念を明確にした。そして,科学的探究においてアブダクションが関与する例について検討した。</p>...

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  • Universal Abduction Studioの開発(第12報)

    杉山 明紀, 鈴木 遼, 中西 雅俊, 下村 芳樹, 吉岡 真治, 武田 英明 精密工学会学術講演会講演論文集 2007A (0), 523-524, 2007

    創造的な設計を実現するためには異領域知識間の柔軟な統合が重要と考えられ,それを総合的に支援する計算機環境であるUniversal Abduction Studioの概念が提案されている.本稿では,これまでに著者らが提案した推論機構に関する考察を行なった上で,計算機が導出する仮説的知識の有用性を,各分類と知識テンプレートの導入により向上させる知識表現形式の拡張方法を提案し,その有効性を検証する.

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  • Universal Abduction Studioの開発(第9報)

    伊東 真樹, 森本 憲悟, 下村 芳樹, 武田 英明, 吉岡 真治 精密工学会学術講演会講演論文集 2006S (0), 1001-1002, 2006

    設計課題に関連する領域知識を用いるだけでは,創造的な設計解を得ることは困難である.本研究では創造的設計実現のためには,設計課題に関する領域知識とそれとは異なる領域知識の統合が重要であると考え,これを総合的に支援する計算機環境の構築を目指している.本稿ではより高度な知識統合を実現するために,知識の意味的構造に基づく統合を可能とする知識表現形式とその形式に従い知識を記述するためのエディタを提案する.

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  • Universal Abduction Studioの開発(第8報)

    中西 雅俊, 森本 憲悟, 下村 芳樹, 武田 英明, 吉岡 真冶 精密工学会学術講演会講演論文集 2006S (0), 999-1000, 2006

    創造的設計においては対象固有の設計知識のみを用いるのではなく,異なる領域の知識を統合することにより新たな設計知識を得ることが求められる.本研究では創造的設計を総合的に支援する計算機環境の構築を目指し,多様な語彙を内包する各領域知識を統一的に利用可能とするオントロジーを構築している.本稿では創造的設計を支援するためのオントロジーの構造を再整理し,これに基づく知識類似性判定手法の実装例について述べる.

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  • マシーントレーニングについて

    下川 加奈子, 谷 恒平 九州理学療法士・作業療法士合同学会誌 2006 (0), 108-108, 2006

    ...【はじめに】<BR>  高齢者の体力向上を目的に、ホリゾンタルレッグプレス、レッグエクステンション・フレクション、ヒップアダクション・アブダクションの3機種5種目にて、マシーントレーニングを実施した。今回、負荷量のコントロールを行うことで、筋出力の増大が見られたためここに報告する。...

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  • Universal Abduction Studioの開発(第10報)

    森本 憲悟, 下村 芳樹, 武田 英明, 吉岡 真治, 上田 完次 精密工学会学術講演会講演論文集 2006S (0), 1003-1004, 2006

    既知の知識のみからでは解を導出することが困難な創造的設計においては、新たな知見の導入や発想による知識の拡張が必要である。本研究ではこのような創造的設計過程の理解、および、それを総合的に支援するための計算機環境の構築を目指している。本稿ではこの創造的設計における知識拡張に必要な仮説的知識の生成を対話型進化的計算法に基づいて行う手法を提案する。さらに機能展開の知識に適用し提案手法の有効性を検証する。

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  • アブダクションに基づく設計者支援環境の基本構想

    下村 芳樹, 吉岡 真治, 武田 英明, 冨山 哲男 日本機械学会論文集C編 72 (713), 274-281, 2006

    This paper describes a new design support system that supports conceptual or creative design by dynamically integrating knowledge in different design domains. We argue that abduction for integrating …

    DOI Web Site 被引用文献2件

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