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検索結果 1,109 件

  • 巨大創発電磁応答をもたらす高密度磁気スキルミオン物質の設計

    車地 崇, 十倉 好紀 日本物理学会誌 79 (4), 186-191, 2024-04-05

    ...</p><p>この発見を端緒として,同様の設計指針をもとに反転対称性を持つ物質における磁気スキルミオン探索が加速度的に進んでいる.三角格子以外にもブリージングカゴメ格子,正方格子,ダイアモンド格子などといった様々なフラストレートした結晶格子において磁気スキルミオンが安定化することが続々と発見されており,物質開拓の発展性の高さを物語っている.これまでの反転対称性の破れた磁性体のスキルミオンとは質的に異...

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  • ダイアモンド・プリンセス号にて発生した新型コロナウイルス感染症への対応と課題

    秋原 志穂 札幌保健科学雑誌 (13) 1-7, 2024-03

    ダイヤモンド・プリンセス号は,乗員・乗客を合わせて3700人以上が乗船していた巨大クルーズ船である.船は2020年2月3日に横浜港に入港したが,途中香港で下船した1名が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)であったことが判明し,日本政府による検疫が始まった.未知のウイルスをコントロールしながら,乗客の健康を守らなければならないという,難しいミッションであった.船内オペレーション開始直後は,…

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  • 近赤外線選別法によるアフラトキシン汚染アーモンドロットにおけるアフラトキシンの減衰

    島田 宏一, 松井 良和, 田畑 周, 小林 直樹, 髙橋 治男 マイコトキシン 74 (1), 1-6, 2024-01-31

    ...<p> アーモンドは栄養価が高く菓子原料として需要が高まっている.アーモンド業界においては<i>Aspergillus flavus</i>を含めたアフラトキシン(AF)産生菌の汚染による製品の損失が大きな問題となっている.アーモンドにおけるAF汚染は業界においてヒトへの大きな健康障害の問題となっており,また,世界的な経済損失をともなっている.われわれは近赤外線を用いた分光選別が高度に汚染された落花生...

    DOI Web Site 参考文献13件

  • 衛生環境維持への抗菌活性素材の検討

    瀧 健治, 爲廣 一仁, 古賀 仁士, 石橋 和重, 松尾 由美, 平尾 朋仁, 山田 晋大郎 日本臨床救急医学会雑誌 26 (5), 607-613, 2023-10-31

    <p><b>目的</b>:抵抗力が弱い重篤な患者や重症外傷患者を扱う医療施設で,衛生環境維持は重要な課題であり,抗菌加工剤のNRC(nano revolutionary carbon)の使用が衛生環境維持に有益か,実験的に検討する。<b>方法</b>:標準ブドウ球菌(以下,ブドウ球菌)・標準カンジダ菌(以下,カンジダ菌)・浮遊微生物菌を用いて,NRCの①細菌との接触時間,②抗菌活性の持続期間,③…

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  • 米国の評価学大学院の概要と日本の大学における評価教育について

    佐々木 亮, 宮口 貴彰, 佐藤 由利子, 河野 摂 日本評価研究 23 (2), 91-98, 2023-09-30

    ...米国側はウェスタンミシガン大学のMichael Harnar博士、クレアモント大学院大学のStewart Donaldson博士、南フロリダ大学のLiliana Rodriguez-Campos博士が登壇し、日本側は、日本評価学会の石田洋子会長による開会挨拶の後、国際交流委員会の佐々木亮副委員長が米国の大学における評価教育の全体像を、宮口貴彰副委員長が日本の大学における評価教育の概要を紹介し、佐藤由利子国際交流委員長...

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  • 日本における降積雪量の長期変動および環境場との関係 —気象庁の観測データを用いた地点別の解析—

    鈴木 博人 雪氷 85 (5), 293-311, 2023-09-01

    ...冬期平均気温の差異に着目した解析を行った.年降雪深および年最大積雪深は,日本海側の地域では冬期平均気温の平年値が3℃程度以上の北陸西部から九州の地点で減少傾向にあり,平年値が高い地点ほど減少率が大きい傾向にある一方,3℃程度以下の北海道から北陸東部の地点では傾向がみられない.太平洋側の地域では,一部の地点のみで減少傾向がある.また,日本海側の地域では年降雪深および年最大積雪深と冬期平均気温および冬季東アジアモンスーン...

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 木の実類アレルギー

    杉浦 至郎 日本小児アレルギー学会誌 37 (1), 75-80, 2023-03-20

    ...<p>2020年に行われた全国調査では「何らかの食物を摂取後60分以内に症状が出現し,かつ医療機関を受診したもの」の原因食品として木の実類は第3位,同年の愛知県のアナフィラキシー症例全数調査では15歳未満の原因食品として木の実類は第1位の頻度であり,いずれも経年的に増加傾向が明らかである.木の実類の中ではクルミ,カシューナッツ,アーモンド,マカダミアナッツの順に頻度が高い.木の実類アレルギーの診断に...

    DOI Web Site 参考文献15件

  • 全身麻酔下の手術後アナフィラキシーをきたした小児例

    乙田 愛美, 竹内 万彦 日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー感染症学会誌 3 (4), 179-183, 2023

    ...</p><p>症例は9歳男児で,キウイ,アーモンド,落花生等の食物アレルギー歴はあったが,薬剤アレルギー歴はなかった。滲出性中耳炎の診断で全身麻酔下に鼓膜換気チューブ挿入術を施行した。ラテックス製でない手袋を使用し,セボフルランで導入後,フェンタニルクエン酸塩,ロクロニウム臭化物を静脈内投与し,気管内挿管した。...

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  • 当センター救急外来を受診した小児木の実類アレルギー患者の特徴

    大瀧 悠嗣, 北村 勝誠, 松井 照明, 高里 良宏, 杉浦 至郎, 伊藤 浩明 日本小児アレルギー学会誌 36 (5), 490-498, 2022-12-20

    ...</p><p>結果</p><p>原因はクルミ12例(10名),カシューナッツ12例,マカダミアナッツ3例,アーモンド1例,ペカンナッツ1例で,年齢中央値は3歳であった.15例がアナフィラキシー,うち5例はアナフィラキシーショックであった.13例がアドレナリン筋肉注射,うち1例がアドレナリン持続静脈注射を要した.11例が入院し,うち3例は集中治療室へ入院した.初発は22例で,そのうち14例が他の食物に...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献12件

  • 超音速すべり摩擦

    山口 哲生, 家敷 拓弥, 森田 健敬, 澤江 義則 日本物理学会誌 77 (7), 464-468, 2022-07-05

    ...金属間の摩擦や摩耗,潤滑に関する研究を中心に,さまざまな取り組みが行われている.また,物理学や高分子科学,地球科学などにおいても,金属,セラミクス,炭素材料,プラスチック,岩石などの幅広い物質群に対して,摩擦の素過程から定常的挙動,過渡的ふるまいに至るまで,実験,理論,数値解析を用いた研究が進められている.とりわけ,摩擦係数のすべり速度依存性は,多くの物質において,古典的な摩擦法則であるクーロン–アモントン...

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  • 腰部脊柱管狭窄症に対する経皮的狭窄内視鏡下腰椎除圧術による低侵襲化

    伊藤 不二夫, 伊藤 全哉, 柴山 元英, 中村 周, 山田 実, 吉松 弘喜, 倉石 慶太, 星 尚人, 三浦 恭志 Journal of Spine Research 13 (1), 35-45, 2022-01-20

    ...</p><p><b>対象と方法:</b>片側進入両側除圧法のPSLD<sup>Ⓡ</sup>内視鏡は,外筒9.5 mm,作業腔5.5 mmで,1~5.0 mm径のKerrison,同径ダイアモンドバー,ノミ,鋭匙等が使用できる.高周波で軟部組織・黄色靭帯浅層を手早く処理し,4 mmバーで椎弓を荒削り後,深部は2.5~3 mmバーで慎重に骨削開する.黄色靭帯はケリソンで椎弓深部から遊離除圧し,浮上したら...

    DOI 医中誌

  • 米国カリフォルニア州における近年の干ばつと農産物輸出による仮想水の移動

    宋 苑瑞, CANTOR Alida, CHANG Heejun 日本地理学会発表要旨集 2022s (0), 182-, 2022

    ...次に多いのは、アーモンドやピスタチオなどの木の実類である。過去20年間で、ナッツ類(アーモンド、ピスタチオ、クルミ)の輸出額は9.5倍になった。米は4番目に水を大量に消費する製品だが、過去10年間で約10%減少した。カリフォルニア州の乳製品の最大の輸出先はメキシコ、次いでフィリピン、中国・香港、韓国、カナダと続く。...

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  • ダイヤモンド・プリンセス船内でCOVID-19対応をDMATとして行った経験

    八木 正晴, 縄田 修一 ファルマシア 58 (5), 450-454, 2022

    ...2020年2月ダイアモンドプリセス号内での新型コロナ感染症の蔓延は、日本国内のみならず世界中に衝撃を与えた。国内外から日本政府の対応に多くの批判が集まるなか、災害派遣医療チーム(DMAT:Disaster Medical Assistance Team)をはじめ、多くの医療チーム等がその対応に尽力した。本コラムでは、その対応について、医師、薬剤師の立場から紹介する。...

    DOI 医中誌

  • 航海日誌の気象データを用いた南シナ海夏季モンスーンオンセットの長期変動

    久保田 尚之, 松本 淳, 赤坂 郁美, 塚原 東吾, 太田 淳, de Jong Alice 日本地理学会発表要旨集 2022a (0), 106-, 2022

    ...</b><b>はじめに</b><b></b> <b> </b>アジアモンスーン域内に位置する南シナ海では明瞭な季節風が見られる(Ramage 1971)。アジアモンスーンの季節進行に伴い、南シナ海では5月頃に夏季モンスーンが開始し対流圏下層で東風から西風に変わり、雨量が増加する(Lau and Yang 1997)。...

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  • アジアモンスーン地域での農地土壌炭素貯留の課題と展開方向

    渡辺 守, 松本 成夫, 泉 太郎 農業農村工学会誌 90 (9), 709-712,a2, 2022

    ...本報では,国際農研とタイ農業局が共同で解析した成果から得た課題,およびそれを踏まえたタイの関係部局に行っている政策提言の概要,さらには「みどりの食料システム戦略」との関連も踏まえ,農地土壌炭素貯留についてアジアモンスーン地域での展開方向を考察する。</p>...

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  • 阿波晩茶分離乳酸菌を用いたアーモンドミルクヨーグルトの調製と抗酸化作用

    岡崎 貴世, 小松 広奈, 森本 亮祐 日本調理科学会大会研究発表要旨集 33 (0), 160-, 2022

    ...自家製Aミルクの調整は、①生アーモンドを180〜190℃で10分または30分間焙煎、②加水して粉砕、③搾汁の手順で行った。自家製AミルクとAミルクヨーグルトの抗酸化作用はDPPH Antioxidant Assay KitとSOD Assay kit-WST((株)同仁化学研究所)を用いて測定した。...

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  • 製菓衛生師を目指す学生による産学連携

    櫻井 瞳 日本調理科学会大会研究発表要旨集 33 (0), 165-, 2022

    ...</p><p>【結果・考察】最終的に「ラング・ド・シャ」、「アーモンドのエンガディナー」、「どらポンアーモンド」、「オートミールとアーモンドのスノーボールクッキー」の四つを開発した。アーモンドの食感や風味を重視したもの、低糖質である特徴を生かしたもの、流行りの健康食品と組み合わせたものなど、どの学生も事前に調査したアーモンドの機能性を考慮したオリジナリティのある焼き菓子を考案することができた。...

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  • 滋賀県の家庭料理 地域の特徴

    堀越 昌子, 久保 加織, 中平 真由巳, 山岡 ひとみ, 小西 春江, 石井 裕子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 33 (0), 201-, 2022

    ...<p>【目的】滋賀県は琵琶湖の淡水漁業と稲作農業が生業の柱であった歴史が長く、アジアモンスーン圏特有の「米と魚」が食の柱となってきた。琵琶湖の魚を米飯と発酵させて、多様な淡水魚ナレズシが産み出され、また野菜も発酵させて多様な漬物が存在する。滋賀県の特徴は、発酵食品が多様であることと、発酵文化が地域特有の気候・風土の中で育成され、現代まで継承されてきたことにある。...

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  • ナチョラピテクス上位胸椎の変形復元および形態特徴

    菊池 泰弘, 天野 英輝, 荻原 直道, 中務 真人, 中野 良彦, 清水 大輔, 國松 豊, 辻川 寛, 高野 智, 石田 英實 霊長類研究 Supplement 38 (0), 57-, 2022

    ...分析の結果,ナチョラピテクス胸椎は,アヌビスヒヒ,パタスモンキー,ムーアモンキーの胸椎に相対的に類似していたため,これら3種の第1~6主成分を用いて,変形成分の除去を行った。具体的には,形態空間においてこれらの椎骨標本分布を最適近似する超平面を計算し,それに対して垂直な成分を化石標本の土圧による変形成分として抽出し,選択的に除去する形状変換を行った。...

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  • XRFコアスキャナーによる高解像度迅速分析で得られた日本海堆積物の元素組成に基づく古海洋変動

    関 有沙, 多田 隆治, 村山 雅史 日本地球化学会年会要旨集 69 (0), 224-, 2022

    ...<p>日本海は、3000m以上の水深と比較して海峡深度が130m以下と浅い特有な地形ゆえに、アジアモンスーンによる陸域水循環変動に応答して、その海洋環境が変化したことが知られている。2013年に行われたIODP Exp. 346では、日本海内の複数の異なる水深の地点からコアが採取された。それらのコアを用いた研究で、過去の海洋変動や、それを引き起こした気候変動が解明されつつある。...

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  • 石垣島からネグロス島へ,みどり戦略の提唱に向けた取組み

    岡 直子, 安西 俊彦, 竹中 浩一, 岡本 健, 寺島 義文, 奥津 智之, 菊地 哲郎 農業農村工学会誌 90 (9), 705-708,a2, 2022

    ...<p>「みどりの食料システム戦略」には,「アジアモンスーン地域の新しい持続的な食料システムの取組モデルとする」,「国際社会に提唱し,国際ルールメーキングに参画する」といった項目がある。...

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  • みどりの食料システム戦略と海外農業農村開発協力

    北田 裕道, 泉 太郎 農業農村工学会誌 90 (9), 701-704,a2, 2022

    ...<p>「みどりの食料システム戦略」は,国内での取組みとともに,海外,特にわが国と共通する高温多湿の気候条件や,水田農業が主体で中小規模農家が多いという生産構造を有するアジアモンスーン地域への展開,さらには,これらの取組みをアジアモンスーン地域のモデルとして世界に発信し,国際ルールメーキングに参画していくことまでを含めた戦略となっている。...

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  • 日本産石筍が記録したハインリッヒイベント期の気候

    加藤 大和, 森 大器, 狩野 彰宏 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 185-, 2022

    ...</p><p>日本の気候は、東アジアモンスーンの影響を強く受けている。夏季アジアモンスーン(EASM)は、太平洋側から日本の広い範囲に、高δ<sup>18</sup>Oの降水をもたらし、冬季アジアモンスーン(EAWM)は、日本海側から低δ<sup>18</sup>Oの降水をもたらす。...

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  • 繰り返す膵炎で発症した腸回転異常合併膵・胆管合流異常の1例

    佃 和彦, 大塚 英郎, 石田 晶玄, 水間 正道, 中川 圭, 林 洋毅, 森川 孝則, 粂 潔, 大森 優子, 正宗 淳, 古川 徹, 亀井 尚, 海野 倫明 日本消化器外科学会雑誌 54 (10), 711-720, 2021-10-01

    ...<p>症例は22歳の男性で,新生児期に腸回転異常,先天性十二指腸閉鎖でダイアモンド吻合術を施行された.20歳時より繰り返す膵炎を発症し当院を受診した.精査にて屈曲・蛇行し走行する拡張胆管に十二指腸壁外で合流する膵管を認め,膵・胆管合流異常(以下,合流異常と略記)と診断した.合流部直上の拡張胆管に結石を認め,内視鏡的結石除去後も膵炎を発症した.膵頭部における拡張胆管と膵管との合流形態が膵液の流出を障害...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献15件

  • 道徳哲学と民族誌の「もう1つ」の交わり方

    中村 沙絵 文化人類学 86 (2), 250-268, 2021-09-30

    <p>人類学の倫理的転回と評される潮流では、道徳哲学(moral philosophy)の議論を取り入れつつ、反省性や判断など、主体の意識的な経験を捉えることに重きが置かれてきた。主体の行為や決断は、その経験の外部の要因に帰するものとしてではなく、少なくとも部分的には、意図やある種の実践知(実践の現場で適切な判断を下すことができる能力)の働きと考えることができる――倫理の人類学の名の下に挙げられ…

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  • 高圧下のフォノン状態密度計測の実行可能性の評価

    綿貫 徹, 水牧 仁一朗, 筒井 智嗣, 福田 竜生, 町田 晃彦 SPring-8/SACLA利用研究成果集 9 (2), 120-123, 2021-02-25

    ...粉末試料をダイアモンドアンビルで約 4 GPa まで加圧してX線非弾性散乱スペクトルを取得する実験を行ったところ、実行可能性については良好な結果が得られた一方で、BiNiO<sub>3</sub> の高圧下のフォノン状態密度計測では、測定中に試料の放射線損傷が起こり、目的の結果を得るに至らなかった。...

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  • 植物性ミルクがカスタードプディングの物性と嗜好性に及ぼす影響

    阿相 優香, 山形 純子, 松本 美鈴 日本調理科学会誌 54 (1), 6-13, 2021-02-05

    ...カスタードプディングのテクスチャーは,牛乳試料が最もかたく,次いで,豆乳試料,アーモンドミルク試料の順にやわらかくなった。割合1:3の牛乳試料と同程度の破断応力を示す配合割合は,豆乳試料1:2.4,アーモンドミルク試料1:1.5であった。同一の破断応力を示す試料の官能評価の結果,アーモンドミルク試料はやわらかく甘味が強く牛乳と同程度に好ましいと判断された。...

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  • 片側進入双穴内視鏡による新たな神経除圧術

    伊藤 不二夫, 伊藤 全哉, 中村 周, 柴山 元英, 倉石 慶太, 河合 将紀, 山田 実, 星 尚人, 吉松 弘喜, 三浦 恭志 Journal of Spine Research 12 (1.2), 22-31, 2021-01-20

    ...</p><p><b>対象と方法:</b>脊柱管狭窄症56例,椎間孔狭窄症3例,ヘルニア5例の計64例を手術した.傍棘突起部で椎間板レベルの1 cm頭側に4 mm径の内視鏡ポータルを作成する.それより2 cm尾側の8 mm径作業用ポータルから,ラジオ波,4 mmダイアモンドバー,直・弯曲ケリソン,剥離子,鉗子等を使用する....

    DOI 医中誌

  • ポリアモンドの辺々接着で折る多面体について

    西村, 保三, 大西 , 美穂 福井大学教育・人文社会系部門紀要 = Memoirs of the Faculty of Education, Humanities and Social Sciences University of Fukui 5 45-58, 2021-01-19

    ...合同な複数の正三角形の辺同士を合わせた多角形をポリアモンドという。本稿では6個以下の正三角形からなる全てのポリアモンドおよび正八面体の展開図になる11 種のポリアモンドについて,辺同士を接着する「辺々接着」で作られる凸多面体を分類する。...

    機関リポジトリ

  • 特定の年のモンスーン変動と温帯乾燥空気侵入に関するインドネシア・スマトラ島GPS網比較観測

    FENG Lujia, ZHANG Tengfei, KOH Tieh-Yong, HILL Emma M. 気象集誌. 第2輯 99 (2), 505-536, 2021

    ...その結果、2008、 2016、 2017年夏季毎日のZWDの季節内変動は南アジア夏季モンスーンに支配され、さらに南半球中緯度ロスビー波に伴う乾いた空気の侵入に影響されており、南アジアモンスーン強化と乾いた空気の侵入の両方が、北半球夏季のスマトラ島の乾燥をもたらす。また、南アジアと西部北太平洋の両モンスーンの季節内スケールの関係も示唆される。...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献94件

  • アジアモンスーン域における地形と地表面状態が雲降水に及ぼす影響の理解

    高橋 洋, 杉本 志織, 藤波 初木, 山地 萌果, 神澤 望, Konduru Rakesh 水文・水資源学会研究発表会要旨集 34 (0), 102-, 2021

    ...<p>アジアモンスーン域における水の循環を理解するためには、マルチスケールの降水変動を理解する必要がある。特に、熱帯アジア域においては、季節平均的な降水変動や年々変動などを理解する上で、より短い時間スケールの降水量変動を理解する必要がある。本発表では、その一つである降水の日周期変化に注目する。 雲降水の日変化は、地形や海陸分布の影響を強く受けることはよく知られている。...

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  • 日本海における中新世後期の地球寒冷化と日本海形成に伴うアジアモンスーンと栄養塩循環の変化

    松崎 賢史, 池田 昌之, 多田 隆治 日本地質学会学術大会講演要旨 2021 (0), 097-, 2021

    <p>中新世後期の地球寒冷化(LMGC; 7.9〜5.8 Ma)の間に、東アジアの気候は、東アジアの夏季モンスーン(EASM)の支配から冬季モンスーン(EAWM)の支配に移行した。同時期の日本海堆積物は葉理の発達した放散虫岩から生物擾乱の卓越した珪藻土に変化した。同時期には放散虫・珪藻群集のみならず、脊椎動物群集なども変化したことが知られているが、の気候変動日本列島形成に伴う地殻変動も活発であり…

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  • 淡水成炭酸塩の産状から示唆される九州地方における始新世の湿潤化

    佐久間 杏樹, 狩野 彰宏, 柿崎 喜宏, 加藤 大和, 仁木 創太, 平田 岳史 日本地質学会学術大会講演要旨 2021 (0), 332-, 2021

    ...東アジア夏季モンスーンの成立によって、東アジア沿岸地域は白亜紀の帯状気候分布から現在のアジアモンスーンの影響下にある気候分布へ変化し、湿潤化したと考えられるが、その時期は曖昧である。最近では、中国南部の低緯度地域において堆積物中の花粉群集や岩相の変化から始新世前期に湿潤化が起きたことが示された(Xie et al., 2020)。...

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  • 粘弾性体はどうやって滑りだすか

    岩下 航, 松川 宏, 大槻 道夫 日本表面真空学会学術講演会要旨集 2021 (0), 1Ca12S-, 2021

    ...<p>近年の研究で,粘弾性体では,系全体の滑りの前に発生する前駆滑りによって,固体間に発生する摩擦のアモントン則が破れることが明らかになっている。しかし,先行研究の解析は2次元系に限定されるため,本研究では,有限要素法と1次元有効モデルの解析によって,より現実的な3次元の粘弾性体での滑りの運動を調べた。その結果,前駆滑りの挙動と巨視的な静摩擦係数が圧力と系のサイズに対して変化することを示した。...

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  • 異なったタイプのチョコレート製品におけるノシメマダラメイガ幼虫の発育

    宮ノ下 明大 都市有害生物管理 11 (1), 17-19, 2021

    ...ノシメマダラメイガ幼虫のチョコレート製品による発育をミルク,ビター,ホワイトチョコレートのように成分量が若干異なったタイプと,アーモンド,小麦全粒粉ビスケットチョコレートのように異なる食材が含有されたタイプの合計7製品について, 温度 28℃,相対湿度 70%,日長 16L8D の条件で調査した.ミルク,ビター,ホワイト間では幼虫発育に有意差はなかったが,栄養価が高いアーモンドや小麦全粒粉ビスケット...

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  • シクロデキストリンを用いた結晶の多形転移ならびに晶癖の制御

    平山 文俊 ファルマシア 57 (6), 490-494, 2021

    ...固体物質は,分子が3次元的に規則的に並んだ結晶と分子配列に一定の規則性を持たない非晶質に大別される.結晶多形は,同一化合物でありながら,結晶内の分子配列あるいは分子のコンフォメーションが異なるものであり,固体特有の現象である.したがって,溶解してしまうと多形現象は消失する.例えば,ダイアモンド,グラファイト,フラーレンは炭素の同素体で多形の関係にある.また,カカオバターには6種の結晶多形が存在し,口中...

    DOI 医中誌

  • 阿波晩茶分離乳酸菌による植物性ミルクを原料とする発酵乳調製

    岡崎 貴世, 小松 広奈 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 133-, 2021

    ...</p><p>【方法】試料として市販の豆乳、アーモンドミルク、ライスミルク、ココナッツミルク、ヘンプミルク、ヘーゼルナッツミルクを用いた。乳酸菌は当研究室において2017年分離した<i>Lactobacillus plantarum</i>を使用した。...

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  • 石灰質ナノ化石群集に基づく北西太平洋海域の前期更新世表層海水温の復元

    桑野 太輔, 亀尾 浩司, 久保田 好美, 宇都宮 正志, 万徳 佳菜子, 岡田 誠 日本地質学会学術大会講演要旨 2021 (0), 096-, 2021

    ...<p>北西太平洋海域は,熱輸送を担う黒潮や親潮といった海洋循環と、偏西風やアジアモンスーンといった大気循環の影響を受ける海域に位置しており,過去の地球環境を復元するためには重要な地域である (Gallagher et al., 2015).特に,房総半島から三陸沖に位置する黒潮と親潮の境界付近では,表層海水温が大きく変化するため (Locarnini et al., 2013),地質記録からこれらを...

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  • COVID-19との対峙

    舘田 一博 日本重症心身障害学会誌 46 (1), 5-9, 2021

    ...日本においても1月16日に第1例が、2月初めにはダイアモンドプリンセス号における集団感染事例が確認され、世界中からその動向が注目される事態となった。その後の世界的蔓延はご承知の通りであり、12月末の時点で8,000万人が感染、約180万人の方がお亡くなりになっていることが報告されている。新型病原体ということもあり、感染症の特徴、診断、治療、感染対策に関して手探りの中での対応を余儀なくされた。...

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  • そば粉を使用した調理法の開発

    山田 夏代, 大橋 かすみ, 高木 明奈 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 54-, 2021

    ...</p><p>【方法】そば粉、アーモンド粉、砂糖、ベーキングパウダー、食塩を混合したものに、豆乳、水、油脂、ココナッツミルクを混合したものを加え混ぜ、型に流し焙焼、放冷後常温にした基準レシピを対照とした。次に対照のアーモンド粉をそれぞれ、おからパウダー、大豆粉、粉末高野豆腐に変更して調製した生地についても同様に焙焼、放冷し試料とした。...

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  • 北海道に降雪をもたらす気団変質の近年の変動について

    木下 朱佳, 樋口 篤志, 豊嶋 紘一, 小槻 峻司 水文・水資源学会研究発表会要旨集 34 (0), 354-, 2021

    ...<p>中緯度偏西風帯に位置する日本には明瞭な四季が存在する.日本海冬季の天候を特徴づけるのはアジアモンスーンの冬の季節風であり,世界でも有数の多雪地帯を抱える.冬季日本海上では大陸からの冷たく乾いた北西季節風が吹くと,相対的に暖かい海面から大気下層へ大量の熱と水蒸気が供給され,気温が上昇し湿潤となり不安定となる.この過程を気団変質と呼び,気団変質過程を通じ雪雲が発生することで日本海側に多量の降雪がもたらされる...

    DOI

  • 房総半島中東部の上総層群から得られたコア試料の層序と洪水起源堆積物の周期性

    伊藤 拓馬, 中里 裕臣, 橋本 励, 薛 自求 第四紀研究 59 (4), 89-102, 2020-08-01

    ...が多数見出されている.コア試料にも洪水起源堆積物が認められ,その粒径変化に周期性を確認した.本コア試料と詳細な堆積年代モデルが構築されている銚子コア試料との対比から,コア試料の堆積年代を推定した.洪水起源堆積物にみられる中央粒径値の時系列データの卓越周期は約3,300年,1,000年,850年であり,このような堆積物にしばしば認められるミランコビッチ周期よりも短い.この千年規模のサイクルは,東アジアモンスーン...

    DOI Web Site Web Site 参考文献26件

  • 日本近海における海面水温の十年規模変動

    吉田 久美, 北村 佳照, 中野 俊也 海の研究 29 (2), 19-36, 2020-03-15

    ...冬季の第1モードの空間パターンは九州西方の東シナ海で振幅が大きく,この海域でSSTが低い時期には日本周辺で寒気を伴った気圧の谷の存在が示され,日本近海の冬季のSST の変動には東アジアモンスーンの変動の影響が大きいとする過去の研究と一致した。一方,夏季の第1モードは,北海道周辺海域で振幅が大きく,冬季の西太平洋熱帯域のSST及びその周辺の外向き長波放射量と相関が高いことが分かった。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献29件

  • 2次元NVアンサンブルのスピン特性向上

    金久 京太郎, 立石 哲也, 薗田 隆弘, 齋藤 悠太, 中村 洸介, 川勝 一斗, 畑 雄貴, 永岡 希朗, 石井 邑, 谷井 孝至, 小野田 忍, Alastair Stacey, 磯谷 順一, 河野 省三, 川原田 洋 応用物理学会学術講演会講演予稿集 2020.1 (0), 1291-1291, 2020-02-28

    DOI

  • ポリオミノ型多角形からの多面体の構成 - 折り線の決定 -

    大塚, 寛 第82回全国大会講演論文集 2020 (1), 149-150, 2020-02-20

    ...我々はポリオミノ型やポリアモンド型の多角形から辺々接着による多面体の構成に取り組んできた。多角形からの多面体の構成にはいくつかの段階を経る。1. まず、辺同士の接着を行い、2. 多角形の各頂点が接着後に集まる点が多面体の頂点になる場合、多面体の頂点間に辺があるか調べ、3. 最終的にその辺を折って多面体を作成する。...

    情報処理学会

  • 滞留期間の異なった小児気管支異物の2例の検討

    田中 伸和, 江崎 伸一, 讃岐 徹治 日本気管食道科学会会報 71 (1), 39-45, 2020-02-10

    ...持続する咳嗽から肺炎を疑われ,近医で2週間治療され,後の病歴聴取からアーモンドチョコレートの誤嚥が契機だったと判明した。泣き止まないことを主訴に総合病院救急外来を受診し胸部CTで縦隔気腫,頸胸部皮下気腫,左主気管支の陰影と左肺野過膨張を認め,気管支異物が疑われ,当院へ救急搬送され緊急手術となった。硬性気管支鏡で異物の同定が困難なため気管切開術を施行した。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献13件

  • ジクロルボス-アンモニア(DV-AM)法を用いた輸入生ナッツ中のアフラトキシン生産菌の検出

    矢部 希見子, 湯下 実穂, 山本 侑加, 久城 真代 マイコトキシン 70 (1), 7-13, 2020-01-31

    ...<p> ジクロルボス-アンモニア(DV-AM)法は,アフラトキシン(AF)生産かびを簡便かつ高感度に検出できる可視検出法である.多くの国において,AF汚染はナッツ類で頻繁に報告されている.本研究では,輸入生ナッツ(南アフリカ産ピーナッツ,オーストラリア産マカダミアナッツ,イラン産ピスタチオナッツ, ケニア産 マカダミアナッツ,カリフォルニア産アーモンドナッツ,ベトナム産カシューナッツ,トルコ産ヘーゼルナッツ...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献2件 参考文献13件

  • インド亜大陸東北部における大気鉛直構造の季節変化

    木口 雅司, 江口 菜穂, 村田 文絵, 林 泰一 日本地理学会発表要旨集 2020s (0), 364-, 2020

    ...<p>アジアモンスーン域の一角であるインド亜大陸東北部は、世界最多降水量の記録を持つインド・メガラヤ州チェラプンジがあるシロン高地や、そのシロン高地からの雨が一気に流下するメグナ川流域、チベット高原から下るガンジス川、ブラマプトラ川という巨大河川の河口域に当たるバングラデシュ、そしてチベット高原から流下するブラマプトラ川の中流域にあたりアジアモンスーン域で最も早くから降水現象のあるインド・アッサム州...

    DOI

  • CMIP5マルチモデル将来予測実験における夏季東アジアの気圧配置および南風モンスーンの分析

    尾瀬 智昭, 高谷 祐平, 前田 修平, 仲江川 敏之 気象集誌. 第2輯 98 (5), 927-944, 2020

    ...<p> 第5次結合モデル相互比較プロジェクト(CMIP5)の将来予測では、夏季東アジアモンスーンの南風指数(SWI)は強まる。しかし、そのモデル間の差は平均に比べてはるかに大きい。SWIを定義する夏季東アジアの地表面気圧配置の将来変化に対して経験直交関数(EOF)解析を適用し、アンサンブル平均と5つの気圧配置モードおよびこれに伴う降水量変化を同定し、さらに考えられる要因を調査した。...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献5件 参考文献25件

  • ドイツ・北欧と日本の「夏」の気候と季節感の違いに注目した気候と音楽の学際的連携

    加藤 内藏進, 加藤 晴子, 大谷 和男 日本地理学会発表要旨集 2020s (0), 157-, 2020

    ...しかも,大規模な海陸のコントラストや大規模山岳との位置関係の違いによる影響も大きく受けて(アジアモンスーン等もそのような影響を及ぼす要因の一つ),中高緯度地域の中でも,季節サイクルの地域的な違いが大きい。従って,そのような季節サイクルの中で育まれる「季節感」にも,中高緯度地域間で比較してもかなり大きな違いが生じ得ることになる。...

    DOI

  • 19世紀後半以降のフィリピンにおける降水の季節進行

    赤坂 郁美, 財城 真寿美, 久保田 尚之, 松本 淳 日本地理学会発表要旨集 2020a (0), 134-, 2020

    ...</b><b>はじめに</b></p><p> フィリピンでは,気温よりも降水量の季節変化が大きく,アジアモンスーンと南北に走る山脈の影響により,その東西で明瞭に降水量の季節進行が異なる点に特徴がある。筆者らはこれらの長期変化特性に着目して,これまで研究を行ってきた(たとえばAkasaka et al. 2018など)。...

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  • カリフォルニアの森林火災の現状とその背景について

    宋 苑瑞 日本地理学会発表要旨集 2020a (0), 185-, 2020

    ...主にアーモンド・くるみなどのナッツ類は米国の農産物輸出全量がカリフォルニア州で生産されている。次に多いのはブドウ、オレンジなどの果物とその加工品(ワインや乾燥物)である。カリフォルニア州で利用されている水のうち約8割が農業に使用されている。年間平均降水量が572 mmの地域で、大量の農産物を生産し、州外や海外に輸出をすることは、仮想水として州外・海外に水を移動させていることを意味する。...

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  • 文化地理学は学問の総合性を取り戻せるか?

    佐藤 廉也 日本地理学会発表要旨集 2020a (0), 83-, 2020

    ...例えば完新世以降の人間社会・文化の動態を環境適応の側面を含めて総合的に説明した好例として、J.ダイアモンドやP.ベルウッドなどの研究が挙げられるだろう。ダイアモンドの研究は日本でもよく知られているが、彼の研究の背景にはこの40年来の文化進化に関する理論の展開があることをふまえることが重要であると考える。...

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  • 多層系C<sub>60</sub>分子ベアリング界面のアモントン-クーロン則

    梶 皓彦, 岡本 遼路, 渡邉 章嗣, 三浦 浩治, 鈴木 勝, 佐々木 成朗 日本表面真空学会学術講演会要旨集 2020 (0), 142-, 2020

    <p>本研究では、分子力学シミュレーションを用いて、C<sub>60</sub>分子ベアリングの多層モデルにおける摩擦力の荷重依存性を調べた。その結果、単層モデルの平均水平力は高荷重下で非線形に増加したのに対し、本系では線形増加を示した。この荷重依存性は、C<sub>60</sub>による内部グラフェンシートの変形によって、C<sub>60</sub>/グラフェン界面の滑りが阻害され、グラフェン…

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  • 垂直配向カーボンナノチューブを用いた最大静止摩擦力の測定

    福田 美実, 井上 枝実, 四本松 康太, 清水 麻希, 本間 芳和 日本表面真空学会学術講演会要旨集 2020 (0), 270-, 2020

    ...<p>垂直配向単層カーボンナノチューブ(VA-CNT)を用いて摩擦力を測定した結果,静止摩擦係数<i>μ</i>が一定であるというアモントン・クーロンの法則とは異なり,垂直抗力が小さい領域において<i>μ</i>が大きくなる現象が見られた。また,Fe触媒を用いて作製したCNTのほうがCo触媒を用いて作製したCNTより大きな摩擦を生み出すことがわかった。...

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  • 京都大学言語学懇話会2019年度発表要旨

    脇坂 美和子, 嶋田 珠巳, 藤原 敬介, 渡邊 己, 荻原 裕敏, 平子 達也 京都大学言語学研究 38 76-82, 2019-12-31

    第109回例会 日時・場所 : 2019年4月13日(土)13:30-16:45 於文学部校舎第一講義室, 発表題目 : 「鮒がhaQ-tor-u, 鮒鮪がhaQ-tar-u --滋賀県湖北方言のアクセントが異なる変種が共有するもの--」脇坂 美和子(神戸山手大学非常勤講師), 「言語の中と外 --アイルランド英語、言語接触、時間と脳をめぐって」嶋田 珠巳(明海大学)

    DOI HANDLE

  • 腹腔鏡手術中に多発狭窄と診断し得た先天性十二指腸狭窄症の1例

    白石 斗士雄, 山根 裕介, 篠原 彰太, 吉田 拓哉, 田浦 康明, 小坂 太一郎, 高槻 光寿, 江口 晋, 永安 武 Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 55 (6), 1118-1122, 2019-10-20

    ...十二指腸下行脚に腸管の口径差があり同部口側を横切開したが,その口側肛門側ともネラトンカテーテル(NC)を挿入できず,胃管からの送気でも切開部にエア流出がなかった.さらに口側で横切開を追加し,その口側の開存を確認した.肛門側は膵頭部に接している部より肛門側を2 cm縦切開し,同部にNCを挿入,送気で肛門側の開存を確認した.以上より2か所の狭窄と判断した.2か所の横切開をつなげて四辺形状に腸管壁を切除し,ダイアモンド...

    DOI Web Site 医中誌

  • 高圧下X線吸収分光実験の低エネルギー領域への拡張に向けた環境整備

    綿貫 徹, 町田 晃彦 SPring-8/SACLA利用研究成果集 7 (2), 145-147, 2019-08-29

    ...フィジビリティテストとして、ナノ多結晶ダイアモンドを用いたダイアモンドアンビルセル(DAC)に封入した Au–Sn–Eu 合金近似結晶試料を用いて計測を行った結果、通常条件下と遜色のない高品質のスペクトルを得ることができた。これにより、今後、価数揺らぎを持つ Eu 系の準結晶・近似結晶合金などについて圧力下で Eu 価数の評価の実施が可能となった。...

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  • マカカ属の寛容性における遺伝的基盤の解析

    井上 英治, 元廣 歩美, 村山 美穂 霊長類研究 Supplement 35 (0), 46-46, 2019-07-01

    ...遺伝解析には,クロザル,ムーアモンキー,トンケアンモンキー,バーバリーマカク,シシオザル,ボンネットモンキー,ベニガオザル,ブタオザル,カニクイザル,アカゲザル,計93個体のDNAを用いた。これらの<i>COMT</i>の塩基配列の一部を決定し,rs4680のアリル頻度と種群および寛容性との関連について調査した。...

    DOI

  • 苗場山ブナ林における土壌有機炭素分解に対する温暖化影響

    寺本 宗正, 梁 乃申, 楢本 正明, 曾 継業, 趙 昕, 冨松 元 日本森林学会大会発表データベース 130 (0), 137-, 2019-05-27

    ...特に、多様な生態系や気候を有するアジアモンスーン地域において、観測例は絶対的に不足している。そこで本研究では、微生物呼吸の温暖化に対する長期的な応答を把握するため、苗場山(標高900 m)のブナ林に、国立環境研究所が独自に開発した自動開閉チャンバーシステムと、土壌に対する温暖化操作のための赤外線ヒーターを設置した。...

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  • アジアの森林土壌有機炭素放出の温暖化影響とフィードバック効果

    梁 乃申, 高橋 善幸, 寺本 宗正, 趙 忻, 冨松 元, 高木 健太郎, 平野 高司, 近藤 俊明, 小嵐 淳, 安藤 麻里子, 石田 祐宣, 高木 正博 日本森林学会大会発表データベース 130 (0), 701-, 2019-05-27

    <p>アジアの陸域面積は全陸域面積のわずか30%を覆うにすぎないが、世界人口の60%強の生活を支えている。近年、気候変動およびそれに伴う台風と干ばつなどが、人間社会だけではなく、自然生態系にも著しく影響を与えている。また、アジア諸国における経済発展によって、この地域の陸域生態系に対する撹乱の影響も、深刻さを増している。本研究では、(1)衛星データによるアジア熱帯域における森林火災の現状把握とモデ…

    DOI

  • スライアモン語テキスト : メアリ・ジョージによる「鳥と雨」

    渡辺, 己 北方言語研究 9 123-130, 2019-03-15

    ...本稿は、スライアモン語(北米先住民諸語、セイリッシュ語族)のテキストに、原語、形態素分析とグロス、そして英訳を付けたものである。このテキストは、メアリー・ジョージ氏(故人)によって語られたもので、長さは1分21秒である。内容は、ある種類の鳥が鳴くと、その後、雨が降るという話を、彼女の祖父が話していたことを語ったものである。...

    HANDLE Web Site

  • GOSAT-2搭載TANSO-FTS-2の熱赤外バンドによる温室効果ガス観測

    齋藤 尚子, 今須 良一 日本リモートセンシング学会誌 = Journal of the Remote Sensing Society of Japan 39 (1), 29-35, 2019-02

    ...TANSO-FTSの熱赤外バンドのV1のL2 CH4リトリーバル処理では一酸化二窒素(N2O)も同時推定されているが,TANSO-FTSのN2Oデータの解析から,アジアモンスーン性の高気圧循環で輸送されたインドの施肥由来のN2Oによって,夏季に地中海東岸の上部対流圏でN2Oが高濃度になることが明らかになっている。...

    日本農学文献記事索引

  • ACRE-Japan・データレスキューによる19世紀末以降のアジアモンスーン変動史の解明

    松本 淳, 井上 知栄, 濱田 純一, 藤部 文昭, 林 泰一, 寺尾 徹, 村田 文絵, 久保田 尚之, 赤坂 郁美, 釜堀 弘隆 日本地理学会発表要旨集 2019s (0), 101-, 2019

    ...アジアモンスーンの長期変動史を解明可能な新たな資料を発掘・利用することを目的とし,科学研究費基盤研究(S)「過去120年間におけるアジアモンスーン変動の解明」を,2014年度から5年間にわたって実施した。本発表では関係するグループ発表・ポスタークラスター発表に先立ち,デジタル化した資料の概要と,残された問題点について発表する。...

    DOI

  • 社会水文学の世界的動向と日本での展開の可能性

    中村 晋一郎 水文・水資源学会研究発表会要旨集 32 (0), 88-, 2019

    ...</p><p>近年,欧米を中心として人間社会と水循環の相互関係を扱う研究が盛んに行われるようになってきており,特に2010年代に入りSivaparanらを中心に「社会水文学」(socio-hydrology)が提案されて以降,人間活動と水循環の相互関係を中心課題として扱う研究・学問分野が体系化されつつある.これらの一連の研究は日本の水循環や水資源管理を考える上でも極めて有益と考えられる.一方でアジアモンスーン...

    DOI

  • ゼブラフィッシュを用いた先天性貧血の発症機構の解析と創薬スクリーニング

    剣持 直哉, 上地 珠代, 吉浜 麻生 日本小児血液・がん学会雑誌 56 (5), 402-406, 2019

    ...<p>ダイアモンド・ブラックファン貧血(DBA)は赤血球造血のみが障害される先天性の骨髄不全症である.タンパク質合成に働くリボソームの機能障害が原因と考えられているが,発症機構は明らかではなく,有効な治療薬も存在しない.私達は,ゼブラフィッシュを用いてDBAの疾患モデルを作製し,このモデルを解析することで発症機構の解明と創薬に取り組んできた.ゼブラフィッシュは,発生が早く胚が透明であること,ヒトとの...

    DOI

  • 段差および階段に設置可能な車いす用昇降支援システム

    情野 瑛, 衣川 潤, 若林 勇太, 伊丹 翔一, ブーラナアモン タナパ, 小菅 一弘 日本機械学会論文集 85 (874), 19-00063-19-00063, 2019

    <p>This study proposes a novel step and stair lifting system for wheelchair. In general households, it is difficult for setting the step/stair lift to provide a large space at the front of the …

    DOI Web Site 参考文献4件

  • アーサー・コナン・ドイルのブルー・カーバンクルとホープ・ダイアモンドの関係性について

    中嶋 彩乃, 古屋 正貴 宝石学会(日本)講演会要旨 41 (0), 11-11, 2019

    ...</p><p>しかし、その内容や時代背景を考えるとドイルのブルー・カーバンクルは、青いカーバンクル(ガーネット)というよりブルー・ダイアモンドとして有名なホープ・ダイアモンドがそのモデルとなっていると考えられ、検証を行った。</p><p>ドイルが描いたブルー・カーバンクルにはガーネットより、ホープ・ダイアモンドとの多くの共通点が見られる。...

    DOI

  • インド亜大陸北東部における降水特性変動解析のための気象データレスキュー

    寺尾 徹, 村田 文絵, 山根 悠介, 木口 雅司, 福島 あずさ, 田上 雅浩, 上米良 秀行, 林 泰一, 松本 淳 日本地理学会発表要旨集 2019s (0), 261-, 2019

    ...インド亜大陸北東部は、アジアモンスーン降水の中心域の一つであり、当該地域の降水プロセスの長期間の変動を明らかにすることは、気候変動影響を明らかにするうえで極めて重要である。長期間の気候変動を記述するためには、降水特性を長期間にわたって記述するデータが不可欠である。...

    DOI

  • アジアモンスーン域における熱帯低気圧と降水の長期変動

    高橋 洋, 神澤 望, 松浦 果菜 日本地理学会発表要旨集 2019s (0), 74-, 2019

    ...2011年の洪水には、アジアモンスーンの台風などの熱帯擾乱が頻繁に通る経路である「モンスーントラフ」上で熱帯擾乱活動が極めて活発であった。この時に注目すべきことは、熱帯擾乱活動は、台風だけではなく、熱帯擾乱などの弱い熱帯低気圧も降水量変動に重要な要因となっていることである。<br><br> 台風は、熱帯低気圧の極めて強いものであるため、熱帯擾乱に比べて個数がかなり少ない。...

    DOI

  • <b>バングラデシュにおける126年日降水量を用いた降水特性の変化</b>

    木口 雅司, 岡見 菜生子, 村田 文絵, 田上 雅浩, 福島 あずさ, 山根 悠介, 寺尾 徹, 林 泰一, 沖 大幹, 井上 知栄 日本地理学会発表要旨集 2019s (0), 295-, 2019

    本研究では、デジタル化されていないバングラデシュを含む旧英領インドの日降水量のデータレスキューを実施し、1891~2016年のデータを用いた降水特性の変化を明らかにすることを目的とする。<br>Endo et al. (2015)と比較すると、弱雨の日数の増加等は本研究でも見られるが、必ずしも一致していない。また強雨は有意なトレンドは見られなかったが、空間分布をみると中央部で増加し、北部と南部で…

    DOI

  • スリランカにおける100年データを用いた降水特性の変化

    木口 雅司, 岡見 菜生子, 田上 雅浩, 林 泰一, 沖 大幹, 松本 淳 日本地理学会発表要旨集 2019a (0), 142-, 2019

    ...<p>アジアモンスーンは、明瞭な季節風と乾季・雨季を持つ降水特性を特徴とする。雨季の多量の雨は、農業の恵みとなる一方、極端な洪水や干ばつは人命や資産の損失をもたらす。産業革命以降の気候変動による極端な降水現象の変化は、人間活動に直接影響する。南アジアで総じて言えるが、近年の人口増加と経済発展が著しく、モンスーン変動の影響が顕著で、脆弱性も高い。...

    DOI

  • インドネシア・ジャカルタにおけるモンスーン降水長期変動

    浜田 純一, 松本 淳, 山中 大学, HASAN Sunaryo, SYAMSUDIN Fadli 日本地理学会発表要旨集 2019s (0), 221-, 2019

    ...海大陸と呼ばれるインドネシア域は、複雑地形を持つ大小様々な島嶼が、暖かい海水に囲まれ、熱帯の活発な対流活動域の一つとして、ENSOやアジア・オーストラリアモンスーン域の中心に位置している。...

    DOI

  • 各種ミルクがカスタードプディングの物性に及ぼす影響

    阿相 優香 日本調理科学会大会研究発表要旨集 31 (0), 6-, 2019

    ...次に,卵:牛乳が1:3の試料と同程度の破断応力になる豆乳およびアーモンドミルクの配合割合を検討した結果,豆乳2.4倍,アーモンドミルクは1.5倍となった。これら3試料を用いて官能評価を行った結果,豆乳は牛乳に比べてかたく,甘みが弱いと評価された。一方,アーモンドミルクは牛乳に比べてやわらかく,なめらかで甘味が強いと評価された。...

    DOI

  • Turf Quality Trait and Genetic Fingerprinting of a New Zoysiagrass Cultivar in Japan

    Kunwanlee Pattamavadee, Tanaka Hidenori, Inoue Takayasu, Hashiguchi Masatsugu, Muguerza Melody, Akashi Ryo 芝草研究 47 (1), 15-24, 2018-10-31

    ...グループVは全て<i>Z. japonica</i>であり, グループIIIとVIは, それぞれ「ダイアモンド」と「エメラルド」のみであった。「わかば」は供試した他の3品種とは異なるグループⅣに属していた。マイクロサテライトマーカーは, 突然変異により作出された品種などは識別できない可能性があるが, 簡便性やコストの面から大変有効なツールである。...

    DOI Web Site

  • スレットインテリジェンスのためのダイアモンドモデルに基づく脅威情報分析システム

    伊藤 大貴, 永井 達也, 野村 健太, 近藤 秀紀, 神薗 雅紀, 白石 善明, 古本 啓祐, 瀧田 愼, 毛利 公美, 高野 泰洋, 森井 昌克 電子情報通信学会論文誌D 情報・システム J101-D (10), 1427-1437, 2018-10-01

    特定の標的を狙ったサイバー攻撃は複数の侵入経路や攻撃手段を用いる.そのように多様化したサイバー攻撃に対抗するために,攻撃活動・脆弱性情報などを収集し,活用できるように分析・整理したThreat Intelligenceが注目されている.我々は既に脅威情報をモデル化し,モデルの特徴の共通点から攻撃者や攻撃手法の関連性を導くといった脅威情報を統合的に分析する手法を提案している.本論文では,モデル化し…

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  • TypeⅡ a 天然ピンクダイアモンドのフォトルミネッセンス ピーク

    上杉 初, 齊藤 宏, 小滝 達也 宝石学会誌 33 (1-4), 43-43, 2018

    ...<p><はじめに></p><p>TypeⅡ a 天然ピンクダイアモンドのフォトルミネッセンス スペクトルにおける H3 半値幅を無色ダイアモンドと比較した。</p><p>H3 は、二つの窒素と一つの空隙からなる天然ダイアモンド中に存在する欠陥であり、またTypeⅡ a HPHT 処理ピンクおよび無色ダイアモンドにおいても検出される可能性の高いフォトルミネッセンス ピークの一つである。...

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  • 気候学からみたモンスーンアジアの風土

    松本 淳 日本地理学会発表要旨集 2018a (0), 66-, 2018

    ...<br><br>4 大陸東西での気候の将来変化<br><br>IPCC(2013)などによる地球温暖化に伴う気候の将来予測においては,熱帯アジアモンスーン域では降水が増加し,地中海性気候域では,乾燥が強まる可能性があることが指摘されている。現在でも大きいユーラシア大陸の東西の乾湿気候コントラストがより強まる方向に向かうことになる可能性が高い。...

    DOI

  • TypeⅡa 天然ピンクダイアモンドのフォトルミネッセンス ピーク H3, 535.8nm

    上杉 初, 齊藤 宏, 小滝 達也 宝石学会(日本)講演会要旨 40 (0), 9-9, 2018

    ...<p>多くの HPHT 処理無色ダイアモンドの H3 半値幅が、天然無色ダイアモンドの値よりも広い傾向があり、これは HPHT 処理される前の天然ブラウンダイアモンドの H3 半値幅が広いことが原因であると示唆されている [1]。天然ダイアモンドが有する低温での加熱により消失するフォトルミネッセンスピークを利用することは、天然無色ダイアモンドを検出する非常に信頼性の高い検査方法である。...

    DOI

  • モンゴル・アルタイ山地における珪藻分析を用いた湖沼の環境変動史の復元

    鹿島 薫, Ulgiichimeg Ganzorig, 箕田 友和 日本地理学会発表要旨集 2018s (0), 000020-, 2018

    ...本研究は,モンゴルにおける気候変動・黄砂変動を,湖沼堆積物に残された珪藻遺骸群集の変動から復元することを目的とする.モンゴルは,アジアモンスーン変動と偏西風変動の影響から,完新世において2回以上の大規模な乾燥期と湿潤期の変動が生じた.この乾湿変動は黄砂の起源となる細粒物質の供給,人間活動に大きな影響を与えているが,その詳細と詳しい編年は明らかとされずにいた.2017年8月4日から16日にかけて,モンゴル...

    DOI

  • 先天性骨髄不全症候群

    村松 秀城 臨床血液 59 (6), 716-722, 2018

    ...<p>先天性骨髄不全症候群は,患者の有する遺伝子変異が原因となり造血不全を合併する症候群の総称であり,ファンコニ貧血,ダイアモンド・ブラックファン貧血,先天性角化不全症など,25以上の疾患を含んでいる。血液学的検査・身体所見をもとに診断を進めることが基本であるが,ファンコニ貧血における染色体脆弱性試験などの疾患特異的な検査が有用である。...

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • 『モンスーンアジアのフードと風土』

    荒木 一視 日本地理学会発表要旨集 2018a (0), 24-, 2018

    ...しかし,極めて高い多様性を包含しつつも,全体として一つの大気現象ということもできるアジアモンスーンとその大気現象の下で営まれてきた人々の営みを関連づけて捉えようとするとき,その自然環境と社会や文化や伝統といったコンテキストの多様な発現形態を把握するための概念として私たちが古くから持って来た風土という認識は十分な有効性を持っていると考える。...

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  • 宇宙の宝石

    橘 省吾 宝石学会誌 33 (1-4), 21-22, 2018

    ...</p><p>これらの微粒子は先太陽系(プレソーラー) 粒子とよばれ,太陽系の材料そのものだと 考えられている.最大でも 100 ppm 程度の 量ではあるが,ケイ酸塩,酸化物,炭化物, 窒化物,ダイアモンドなどのプレソーラー 粒子が見つかっている(プレソーラーコラ ンダム粒子(約 1 マイクロメートル)の電 子顕微鏡写真を以下に示す)....

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  • オレンジの蛍光を示す天然ピンクダイアモンドの特徴

    上杉 初, 齊藤 宏, 小滝 達也 宝石学会誌 33 (1-4), 23-, 2018

    ...</p><p>しかし、ごく稀ではあるが、オレンジの蛍光 を示す天然カラーのピンクダイアモンドを検査 する機会がある。そこで、エージーティージェ ムラボラトリー(以下AGT)で、過去10年間に 検査したオレンジの蛍光を示す天然カラーの ピンクダイアモンドの特徴を報告する。...

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  • 新潟県糸魚川市の石筍に記録された最終氷期の冬季アジアモンスーン変動と日本海成層化への示唆

    雨川 翔太, 加藤 大和, 曽根 知実, 堀 真子, 柏木 健司, 森 大器, 奥村 知世, Chuan–Chou Shen, 狩野 彰宏 日本地球化学会年会要旨集 65 (0), 26-, 2018

    ...<p>最終氷期の冬季アジアモンスーンは適切なプロキシが限られているためにその挙動が理解されているとは言い難い。本研究では新潟県糸魚川市の洞窟から採取された石筍に対して年代測定を国立台湾大学で行い、最終氷期の冬季アジアモンスーン変動の復元を試みた。...

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  • 乾燥卵白メレンゲを用いたマカロン焼成条件について

    宮本 有香, 宇高 茜 日本調理科学会大会研究発表要旨集 30 (0), 56-, 2018

    ...マカロン生地は、全糖割合48%、アーモンドプードル27%、卵白25%(メレンゲ調製時の糖0%)で調製し、メレンゲ撹拌時間ごとにマカロン焼成を行い、焼成状態を比較した。<br>【結果】6分より長い撹拌において、分離液量は、新鮮卵白では増加し、乾燥卵白では減少した。...

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  • 腹腔鏡手術で外鼠径ヘルニア門から標本を摘出したS状結腸癌の2例

    窪田 晃, 西村 淳, 松本 瑛生, 川原 聖佳子, 北見 智恵, 新国 恵也 日本臨床外科学会雑誌 79 (9), 1901-1904, 2018

    大腸癌症例が鼠径ヘルニアに併存することは,しばしば経験する.今回,外鼠径ヘルニアが併存したS状結腸癌の2症例に対して,計画的に切除標本をヘルニア門から摘出したので報告する.ヘルニア門を腹腔アクセスデバイス(GelPOINT Mini<SUP>®</SUP>)で保護したうえで,同部から標本を摘出.口側結腸に自動吻合器のアンビルを留置して腹腔内に戻した.ヘルニア門からガーゼやリニアステイプラーを挿入…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献5件

  • 過去272万年間を通じての東アジアモンスーンとAMOCの密接な関係

    多田 隆治, 関 有沙, 入野 智久, 池原 研, 板木 拓也, 佐川 拓也, 久保田 好美, 杉崎 彩子, 烏田 明典, 池田 昌之, 村山 雅史, マレイ リチャード, アルバレツ ザリキアン カルロス, Expedition 346 Scientists 日本地質学会学術大会講演要旨 2018 (0), 178-, 2018

    【災害のためプログラム中止】 平成30年北海道胆振東部地震により学術大会のプログラムが大幅に中止となりました.中止となったプログラムの講演要旨については,著者のプライオリティ保護の見地からJ-STAGEに公開し,引用可能とします.ただし,学術大会においては専門家による議論には供されていませんので「災害のためプログラム中止」との文言を付記します.(日本地質学会行事委員会)

    DOI

  • モモ亜属種,スモモ亜属種およびオウトウ亜属種の種間交雑

    山口 正己, 八重垣 英明, 末貞 佑子, 土師 岳, 三宅 正則 園芸学研究 17 (2), 147-159, 2018

    ....スモモ亜属種相互の交雑においては,ミロバランスモモとニホンスモモに対するウメ,アンズ受粉では比較的高い結実がみられたが,逆の組み合わせでは結実しなかった.ユスラウメを種子親または花粉親とした交雑では,いずれの亜属種との組み合わせでも結実は極めて少なかったのに対して,ニワウメをミロバランスモモに受粉した場合には少数ではあるが種子が得られた.また,ニワウメに対する他の種の受粉では,ミロバランスモモ,アーモンド...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献2件 参考文献3件

  • 気候と大気循環の変動に対する沖縄島の降水安定同位体比の応答

    上地 佑衣菜, 植村 立 日本地球化学会年会要旨集 65 (0), 89-, 2018

    ...そこで本研究では、東アジアモンスーン地域における古気候のプロキシにおいて、降水の同位体比変動の解釈を明確にするために、沖縄島降水の同位体比変動を長期間測定し、気象データやENSO等の指標と比較した。過去7年間、沖縄島降水δ<sup>18</sup>Oに対するENSOの影響はみられなかったが、δ<sup>18</sup>Oの年平均は降水量と強い負の相関を示し、NAOと正の相関を示した。</p>...

    DOI

  • 中国~東西日本における梅雨期の日々の降水特性と季節進行に関する気候学的解析(序報)

    松本 健吾, 加藤 内藏進, 艾 丽坤 日本地理学会発表要旨集 2018a (0), 165-, 2018

    ...なお、本研究で用いた中国の日降水量データは、科研費 基盤研究(S)「過去120年間におけるアジアモンスーン変動の解明(H26~H30、代表者:首都大学東京 松本 淳)の一環として、研究代表者が中国から入手したものである。<br><br> 中国と日本の地点についての日降水量データに基づく総降水量と「大雨日」の寄与の季節進行をみる。...

    DOI

  • 圧縮機能を備えた組込みシステム向き分離型Linuxプロセストレース機構

    プラウィーン, アモーンタマウット, 早川, 栄一 情報処理学会論文誌 58 (8), 1336-1347, 2017-08-15

    組込みシステムを対象とした省メモリのLinuxプロセスのトレース機構の開発と評価を行った.組込みシステムでシステム動作のトレースを行う場合,トレースデータを保存するメモリ容量に制限があるため,プロセスのコンテキストスイッチのトレースデータが消失する可能性がある.この問題を解決するために,Linuxカーネル2.6.29が提供しているトレース機構であるFtraceに対して,低オーバヘッドのトレースデ…

    情報処理学会

  • IoT向きWebベース開発環境の開発

    アモーンタマウット プラウィーン, 早川 栄一 電子情報通信学会論文誌D 情報・システム J100-D (3), 341-352, 2017-03-01

    Internet of Things (IoT)はセンサ・アクチュエータを備えた組込みシステムとサーバ群とをネットワークを介して接続するシステムである.IoTの開発においては,多様な組込みシステムを扱い,ネットワークによるデータ通信を行うことから,デバイスプログラミングやテスト,ネットワークのモニタリングを容易に行える開発環境が必要になる.本研究は,Webブラウザ上で容易にコーディング及び,通信…

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  • ノンステップ送り加工における小径ドリルの切削性能

    岩崎 光希, 斎藤 優太, 内山 光夫 精密工学会学術講演会講演論文集 2017A (0), 883-884, 2017

    小径ドリルによる微細穴加工は,燃料噴射ノズルの噴孔など精密部品への需要が高い.本研究では,小径ドリルの高能率加工を追求し,ノンステップ送り加工での技術開発を進めている.本報ではさまざまな主軸回転数におけるノンステップ送り加工の切削性能について,切りくず形状や切削抵抗について実験により確認した.さらに,切りくずの排出性を向上するためコーティング材質やドリル形状を変化させて,切削性能を確認した.

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  • 表面吸着活性種の輸送を用いたドライ平坦化法の開発

    両粂 玲志, 宮崎 俊亘, 佐野 泰久, 松山 智至, 山内 和人 精密工学会学術講演会講演論文集 2017S (0), 541-542, 2017

    SiCやダイヤモンドなどはその優れた物性から次世代半導体基板材料として注目されているが,これらは高硬度かつ化学的に安定なため,原子レベルの表面平坦化は困難である.そこで我々はドライエッチングに転写面を付加した研磨法を考案した.本手法では,大気圧プラズマで生じた反応種を,触媒をめっきした回転定盤上に吸着し,試料表面に輸送することで平坦化を行う.本発表では,本手法の概念および基礎実験結果について報告…

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  • 東アジア・東南アジアにおける気象データのデータレスキューについて

    久保田 尚之, 松本 淳, 三上 岳彦, 財城 真寿美, 塚原 東吾, 赤坂 郁美, 遠藤 伸彦, 濱田 純一, 井上 知栄, Allan Rob 日本地理学会発表要旨集 2017s (0), 100132-, 2017

    ...国内では科研費基盤S「過去120年間におけるアジアモンスーン変動の解明」(代表松本淳)を中心に、取り組んでいる。復元した気象データは、気候の長期データセット(Compo et al. 2011, Cram et al. 2015)の作成や、長期変化(Villafuerte et al. 2014)、数十年変動(Kubota et al. 2016)の研究に利用されている。 <b>4. ...

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  • 英領インド気象局日降水量データを活用したインド亜大陸北東部における降水特性変動の解析

    寺尾 徹, 村田 文絵, 山根 悠介, 木口 雅司, 福島 あずさ, 田上 雅浩, 林 泰一, 松本 淳 日本地理学会発表要旨集 2017s (0), 100300-, 2017

    ...この領域の降水は、アジアモンスーン循環を駆動する熱源であり、当該地域に住む人々の生活に本質的な影響を与えている。<br>われわれの研究グループは、現地の観測網の充実による降水過程の解明、過去のデータを取得、活用することによる経験的な知見の集積を進めてきた。災害や農業、公衆衛生をはじめとしたさまざまな人間活動との関係を研究してきた。 <br> <b>2....

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  • 沖縄島における降水の<sup>17</sup>O-excessの季節変動

    上地 佑衣菜, 植村 立 日本地球化学会年会要旨集 64 (0), 219-, 2017

    ...本研究では、アジアモンスーン地域における<sup>17</sup>O-excess変動を明らかにするために、沖縄島での降水の測定を行った。沖縄島の降水の<sup>17</sup>O-excessには季節変動があり、d-excessと強い相関関係を示した。この結果は沖縄島の降水の<sup>17</sup>O-excessが海洋での蒸発時の分子拡散の強度を反映している事を示唆している。</p>...

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  • 回折条件制御によるダイアモンドの三次元トポグラフィ

    岡本 博之, 高野 駿太朗, 中野 智志, 森川 公彦, 水野 薫 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 2740-2740, 2017

    ...<p>3次元X線トポグラフィにおいて、ダイアモンドの単結晶を微小回転させつつ回折条件を変え、断層像の撮影を行った。それらの断層像から、結晶内の各位置における、回折角による強度分布をもとめた。得られた分布から、積分強度像、分布移動量像、分布広がり像を得た。積分強度像と分布広がり像で線状に伸びている像が、分布移動量像では白黒のコントラスト像となっており、転位線であると思われる。</p>...

    DOI

  • 多波長励起Mie散乱を用いた微粒子の物性測定2

    長谷川 敦司, 櫻井 泰良, 斉藤 諒, 谷口 優香, 青山 櫻, 中野 諭人 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 1595-1595, 2017

    ...今回は、屈折率の高いTiO_2_とダイアモンドについて、非真球の粒子の測定を行った結果を報告する。真球の粒子と異なり、単純な理論計算では解析できない結果となった。本発表では、粒子の形状をSEMで詳細に観測した結果と理論計算を比較し、考察を行った結果を報告する。</p>...

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  • 焙煎方法の違いがコーヒーのにおいに与える影響

    島村 綾, 徳田 愛華, 小関 陽子, 小泉 昌子, 峯木 眞知子, 佐藤 吉朗 一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集 69 (0), 141-, 2017

    ...<br>(結果) 直火焙煎試料のにおいでは、短時間加熱試料は飲む前よりアーモンド・ナッツの香りを有意に感じ、その後酸っぱい香り、焦げた匂い、カラメル、甘い香りの順に感じた。長時間試料では、始めに甘い香りを有意に感じ、その後にアーモンド・ナッツの香り、焦げた匂いを感じている。熱風長時間加熱試料では、始めに酸っぱい香りが有意に感じられ、後味に焦げたにおいを感じている。...

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  • TypeⅡ a 天然ピンクダイアモンドのフォトルミネッセンス ピーク

    上杉 初, 齊藤 宏, 小滝 達也 宝石学会(日本)講演会要旨 39 (0), 8-8, 2017

    ...<p><はじめに></p><p>TypeⅡ a 天然ピンクダイアモンドのフォトルミネッセンス スペクトルにおける H3 半値幅を無色ダイアモンドと比較した。</p><p>H3 は、二つの窒素と一つの空隙からなる天然ダイアモンド中に存在する欠陥であり、またTypeⅡ a HPHT 処理ピンクおよび無色ダイアモンドにおいても検出される可能性の高いフォトルミネッセンス ピークの一つである。...

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  • 熱帯アジアモンスーンのオンセット前後における土壌水分の降水特性への影響

    高橋 洋, 杉本 志織 日本地理学会発表要旨集 2017s (0), 100331-, 2017

    ...本研究では、アジアモンスーン域の降水特性の季節変化について、地表面の乾湿状態(土壌水分)がどれだけ影響を及ぼしているかを定量的に調査することを目的とする。<br>本研究では、領域気候モデルを用いる。計算領域は、インドシナ半島を中心とした東南・南アジアモンスーン領域である。2010年と2011年の3月から7月までを対象に再現実験(CTL)を行った。...

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  • インドネシア・ジャカルタ(バタビア)における過去150年間のモンスーン降水長期変動

    浜田 純一, 松本 淳, ハルヨコ ウリップ, シャムスディン ファドリ, 山中 大学 日本地理学会発表要旨集 2017s (0), 100322-, 2017

    ...また、我々自身も、日降水量データを中心としたインドネシアでの気象データベース構築を内外の研究者との協力の上で進め、海大陸域におけるモンスーン降水の年々変動の動態把握、ENSOや冬季アジアモンスーンとの関連について研究を進めてきている(Hamada et al., 2012, Lestari et al., 2016など)。...

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  • インド・チェラプンジにおける降水量の長期データ解析

    村田 文絵, 寺尾 徹, 藤波 初木, 林 泰一, 浅田 晴久, 松本 淳 日本地理学会発表要旨集 2017s (0), 100304-, 2017

    チェラプンジは多雨で知られる地点であり, 一ヶ 月以上の時間スケールにおいて降水量の世界記録 をもつ。チェラプンンジは ベンガル湾から流入する空気が最初に出会う標高 約2千メートルのメガラヤ高原の南斜面に位置している。チェラプンジに住む人々にとっては多量 の雨になっても地滑りは稀であり災害になること は少ない一方で, チェラプンジに降る雨はただち に山を下り国境を越えて隣接する平野部のバング …

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  • 脂質キュービック相の構造解析

    岡 俊彦 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 3184-3184, 2017

    ...発表者はこれまでにダイアモンド型キュービック相の単結晶の作成方法を発表しているが、今回この単結晶試料を用いてX線回折強度を測定することにより2型キュービック相の電子密度分布の作成を試みたので報告する。</p>...

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  • 台湾における災害法制度の変遷と災害対応組織体制の現状と課題

    吳 毓昌 日本災害復興学会論文集 10 (0), 1-10, 2017

    ...日本と台湾はともにユ— ラシアプレートとフィリピン海プレートの境界上に位置する島国であり﹑東アジアモンス— ン気候に属することから﹑地震や台風などの自然災害10)が多発する最も近接する隣国であるだけてなく﹑歴史的にも文化的にも両国は深い関係にあり﹑社会習慣や地域特性も共通性が高い。...

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  • ヨガ瞑想および気功鍛錬中の脳波コヒーレンスにおける生理学的研究

    加藤 正, 河野 貴美子 国際生命情報科学会誌 35 (2), 99-, 2017

    TM(ヨガ瞑想)並びに気功鍛錬中の脳内の機能的な同期性について、リラックス音楽静聴時のコントロールグループと比較し、検討した。グループ1:TM実践者(N = 8、30.38±4.37歳)、グループ2:気功実践者(N = 8、43.00±13.09歳)、グループ3:健常対照群(N = 8、25.13±3.18歳)である。脳波(EEG)は、1)各課題実施前安静、2)実施中、 …

    DOI

  • 近畿地方最後のアユモドキの危機と保全

    渡辺 勝敏 日本生態学会誌 66 (3), 683-693, 2016

    ...アユモドキは雨季の氾濫原を繁殖・初期生育に利用する東アジアモンスーン気候に典型的に適応した魚種であり、同様な湿地性動植物とともに、従来の水田営農とどうにか共存してきた。府・市は「共生ゾーン」とよぶ縮小された代替地の整備により保全に務めるとしているが、その実現性は日本生態学会をはじめ、多くの学術団体、自然保護団体等から疑問をもたれている。...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site

  • 水文・水資源学会学術賞拝受の名誉に浴し

    小池 俊雄 水文・水資源学会誌 29 (1), 9-10, 2016

    ... 受賞対象は,学会から2009年国際賞を授与された「統合地球水循環強化観測期間 (CEOP)」の骨格をなす科学研究成果についてであり,国際プロジェクトと研究成果のいわばダブル受賞であり光栄であること,GEWEXアジアモンスーン観測実験,CEOP,GEOなどの国際プログラムへの深い関わりがその統合研究のマインドを高めてきたこと,研究助成機関への感謝と,今回の受賞は数多くの共同研究者や学生達を代表して頂...

    DOI Web Site

  • ポーラスゲル膜に生じる膨潤誘起パターン変態の座屈固有値解析

    奥村 大, 春日井 彰志 日本計算工学会論文集 2016 (0), 20160020-20160020, 2016

    ...解析では, 基準状態での化学ポテンシャルの値に関わらず, ダイアモンドプレートパターンがうまく予想されることがわかる. 一方, 基準状態が座屈点から離れるにしたがって, 座屈応力は過小評価され, とりわけ本研究では, 最大40%, 過小評価されることがわかる. さらに, 大きな周期単位の解析によって, ダイアモンドプレートパターンが最も支配的な座屈モードであることもわかる....

    DOI

  • 先天性造血不全症

    奥野 友介 臨床血液 57 (2), 98-103, 2016

    ...我々の研究班では,先天性造血不全症症例のうち,従来の遺伝子検査では遺伝子診断が得られなかった症例について全エクソーム解析を行い,ダイアモンド・ブラックファン貧血における<i>RPS27</i>・<i>RPL27</i>遺伝子,ファンコニ貧血における<i>FANCT</i>遺伝子等の,新規原因遺伝子を発見した。...

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • 宇宙の宝石

    橘 省吾 宝石学会(日本)講演会要旨 38 (0), 1-, 2016

    ...<br> これらの微粒子は先太陽系(プレソーラー) 粒子とよばれ,太陽系の材料そのものだと 考えられている.最大でも 100 ppm 程度の 量ではあるが,ケイ酸塩,酸化物,炭化物, 窒化物,ダイアモンドなどのプレソーラー 粒子が見つかっている(プレソーラーコラ ンダム粒子(約 1 マイクロメートル)の電 子顕微鏡写真を以下に示す)....

    DOI

  • オレンジの蛍光を示す天然ピンクダイアモンドの特徴

    上杉 初, 齊藤 宏, 小滝 達也 宝石学会(日本)講演会要旨 38 (0), 2-, 2016

    ...<br>しかし、ごく稀ではあるが、オレンジの蛍光 を示す天然カラーのピンクダイアモンドを検査 する機会がある。そこで、エージーティージェ ムラボラトリー(以下AGT)で、過去10年間に 検査したオレンジの蛍光を示す天然カラーの ピンクダイアモンドの特徴を報告する。...

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  • タイモンスーン地域におけるPJパターンと気象要因の異なる降水パターンとの動的応答

    Revel Menaka, 内海 信幸, 吉川 沙耶花, 鼎 信次郞 水文・水資源学会研究発表会要旨集 29 (0), 69-, 2016

    ...タイモンスーン地域の気象は、季節的および経年的時間スケールで高い変動を示す夏季のアジアモンスーンによって支配されている。異なる気象要因によって供給される降水は、PJパターンなどの様々な現象に対して異なる応答を示す。いくつかの客観的検出方法から、降水は影響範囲の広さや重要性の観点から熱帯低気圧、温帯低気圧、前線、西進擾乱、その他のように原因となる降水システムから区分できる。...

    DOI

  • 有機モット絶縁体κ型BEDT-TTF塩のテラヘルツ電場誘起金属化と光誘起金属化II

    山川 大路, 宮本 辰也, 寺重 翼, 森本 剛史, 小野 貴晃, 貴田 徳明, 山本 浩史, 須田 理行, 加藤 礼三, 宮川 和也, 鹿野田 一司, 岡本 博 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 1238-1238, 2016

    ...<p>我々は、ダイアモンド基板に貼り付けたダイマーモット系κ-(ET)_2_Cu[N(CN)_2_]Br(h-Br)に対し、光誘起絶縁体-金属相転移の探索を行ってきた。前学会で、このh-Brが低温で基板からの負圧を受けて絶縁体化すること、絶縁体相を近赤外光、あるいはテラヘルツ波で励起すると格子振動を伴いながら金属化することを報告した。...

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  • ダイアモンドにおけるPolyexciton安定化機構の数値的検証

    加藤 洋生, 薄倉 淳子, 明石 遼介, Varga Kálmán, 常行 真司 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 1418-1418, 2016

    <p>Polyexciton(PE_N)は励起子のN体束縛状態である。一般に単位電荷を持つ2成分量子少数体系の束縛状態の安定性は自明ではなく、例えば数値計算からポジトロニウムの3量体の束縛は否定されている。一方、間接ギャップ半導体では電子のバレー自由度と正孔の縮退したバンド自由度がPauli斥力を緩和し、PE_Nを安定化することが予想されてきた。本講演では、Correlated …

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  • 当科で経験した先天性十二指腸閉鎖症に対する腹腔鏡下ダイアモンド吻合術

    山根 裕介, 吉田 拓哉, 田浦 康明, 小坂 太一郎, 大畠 雅之, 江口 晋, 永安 武 Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 52 (4), 963-966, 2016

    ...当科で施行した先天性十二指腸閉鎖症に対する腹腔鏡下ダイアモンド吻合術の経験から,腹腔鏡手術の手技を中心に報告する.症例は在胎38 週2 日,2,108 g で出生した1 生日の女児.出生後の腹部レントゲン単純写真でdouble bubble sign を認めたため,本症と診断され腹腔鏡下手術を選択した.術者は患者右側に,助手は患者左側に位置し,臍高よりやや頭側を底辺とする逆台形型の5 ポートで行った...

    DOI Web Site 医中誌

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