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検索結果 78 件

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  • 合成開口レーダによる大雪山系における季節的凍土融解に伴う地表面変位量分布

    阿部 隆博, 岩花 剛, 曽根 敏雄, 内田 昌男 雪氷 84 (1), 13-27, 2022-01-15

    <p>寒冷地帯の広範囲に分布する永久凍土は,近年の気候変動によって大きな影響を受けている.特に山岳地域に存在する永久凍土の融解は,地面の安定性を変化させうる.永久凍土の融解量は,各年の凍土の季節的な凍結・融解の正味量に関係する.山岳永久凍土の融解速度を明らかにすることは,気候変動適応対策の構築のために重要であり,その監視手法の開発が望まれる.そこで本研究は,国内で最も広く山岳永久凍土が分布すると…

    DOI Web Site Web Site 参考文献23件

  • 低温風洞装置を用いた硬雪時の水平面風向直交方向への吹雪粒子の速度と角度

    杉浦 幸之助, 大井 聖也, 根本 征樹, 小杉 健二 雪氷 83 (3), 285-297, 2021

    風が強まると,雪粒子は雪面と衝突・反発・射出(スプラッシュ過程)を繰り返し,吹雪が立体的に発達していくことになる.本研究では,風洞装置を用いて硬雪時のスプラッシュ過程によりどのように風向に直交する水平方向に吹雪が発達するのか検討した.風洞実験の結果,風速が6.0ms−1から8.0ms−1へと増すにつれて,粒子に作用する空気抵抗により,水平面衝突速度は速くなり,角度は風向方向に近づいた.また,水平…

    DOI Web Site Web Site 参考文献12件

  • アラスカ内陸部の斜面位置の異なるクロトウヒ林における細根動態

    野口 享太郎, 松浦 陽次郎, 森下 智陽, 鳥山 淳平, Yongwon Kim 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 343-, 2020-05-25

    <p>北方林面積の20%以上は永久凍土地帯に重なっており,北米では永久凍土上にクロトウヒ(<i>Picea mariana</i>)林が成立する.しかし,永久凍土林の樹木の成長や炭素動態には不明な点が多く,特に地下部に関する知見は不足している.そこで本研究では,アラスカ州内陸部において,斜面位置の異なるクロトウヒ林・3林分に調査プロットを設置し,イングロースコア法による細根生産量調査,コアサンプ…

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  • アラスカ内陸部の永久凍土林におけるクロトウヒおよび下層植生の細根生産量

    野口 享太郎, 松浦 陽次郎, 森下 智陽, 鳥山 淳平, Yongwon Kim 日本森林学会大会発表データベース 129 (0), 846-, 2018-05-28

    <p>永久凍土林は地下部に莫大な量の炭素を蓄積しているが、その炭素動態には不明な点が多い。そこで本研究では、アラスカ内陸部の永久凍土上に成立した約100年生クロトウヒ(<i>Picea mariana</i>)林において、地下部への有機物供給源の一つである細根の生産量を明らかにすることを目的とし、イングロースコア法による調査を行った。この調査地では、地表から約35cmまでが有機物層であったため、…

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  • 「隠岐は水木サンのルーツです」

    近藤 祉秋 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2016 (0), D16-, 2016

    本発表は、隠岐島の「水木しげるロード延長プロジェクト実行委員会」による、妖怪を主題とした観光開発を事例として、妖怪研究者のキュレートリアルな〈まなざし〉が偶発的な遭遇のなかで有形の観光資源をうみだす過程を扱う。本発表においては、有形と無形のはざまをたゆたう中で、偶発的な動きをする人間と非人間のネットワークのなかにときおり結ばれる結節点として、「妖怪」を捉えることを提案したい。

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  • 航空機搭載6GHzマイクロ波放射計と赤外線を用いたアラスカ地表面の冬から春への遷移観測

    ALIMASI Nuerasimuguli, 榎本 浩之, CHERRY Jessica, HINZMAN Larry, 亀田 貴雄 雪氷 78 (6), 365-382, 2016

    北極圏では急速な温暖化が報告されている.温暖化のメカニズムの研究では,冬から春にかけての雪氷圏の変化が注目されているが,衛星リモートセンシングは冬から春の雪氷圏観測の有効な手法である.これまで積雪域の観測には37GHz, 19GHzのマイクロ波を使った観測が用いられてきたが,本研究では低周波の6GHzの利用を検討した.冬から春のアラスカの地表面の変化の観測のために,航空機搭載マイクロ波放射計によ…

    DOI Web Site Web Site 被引用文献4件 参考文献19件

  • 航空機搭載6GHzマイクロ波放射計による冬季アラスカの地表面状態の観測

    ALIMASI Nuerasimuguli, 榎本 浩之, CHERRY Jessica, HINZMAN Larry, 亀田 貴雄, 杉浦 幸之助, 堀 雅裕 雪氷 78 (4), 185-203, 2016

    近年,温暖化が進む北極圏では雪氷の融解や減少が顕著になっている.高緯度域の雪氷圏の観測では,日射を必要とせず天候の影響を受けないマイクロ波放射計による観測が有効である.衛星による積雪や海氷観測は,重要な気候情報として観測されてきた.衛星の観測ピクセルの中には多様な地表面状態が入る.特に,北極域の観測では視野内に北方森林域やツンドラの湖沼群が入る.より正確な雪氷情報の取得には,変質の大きい積雪内部…

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか1件 被引用文献2件 参考文献29件

  • 永久凍土大規模地下氷の結晶性

    大野 浩, 岩花 剛, 堀 彰, 宮本 淳, 飯塚 芳徳, 八久保 晶弘, 南 尚嗣, 内田 昌男, ラリー・ ヒンズマン, 曽根 敏雄 雪氷研究大会講演要旨集 2015 (0), 157-, 2015

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  • 富士山の永久凍土分布について

    池田 敦, 岩花 剛, 末吉 哲雄, 西井 稜子, ミロノフ ヴァシリー 日本地理学会発表要旨集 2013s (0), 265-, 2013

    目的と方法 本研究の目的は、富士山の永久凍土の現状を解明し、その地温変化をモニタリングすることで、将来的に気候変化と火山活動の影響評価につなげることである。山頂部一帯で2008年から2地点の3 m深観測孔と20地点の表層(<1.2 m)の地温を通年で観測してきた。また、物理探査を行い、さらに2010年8月には深さ約10 …

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  • 斜面位置の異なるクロトウヒ(Picea mariana)林における細根現存量

    野口 享太郎, 松浦 陽次郎, スパロウ スティーブン, ヒンズマン ラリー 日本森林学会大会発表データベース 124 (0), 210-, 2013

    アラスカ内陸部の北向き斜面や水はけの悪い低地には永久凍土が分布しており、その上にはクロトウヒ(Picea mariana)林が成立している。他の森林と同様に、クロトウヒ林においても細根は炭素・養分動態の重要な要素と考えられているが、永久凍土環境の変化 が細根に与える影響については不明な点が多い。そこで本研究では、永久凍土面の深さの違いが細根現存量に与える影響について明らかにすることを目的とした。…

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  • エドマ層研究に関する総説(その一) ─研究史の概略および気候変動との関わり─

    岩花 剛 雪氷 75 (5), 343-352, 2013

    エドマ層は,その不思議な産状から謎の極北永久凍土層として研究が続けられてきた.18世紀初めの記録以来,その成因と形成環境について様々な説が提唱され,議論が続けられている.一方,永久凍土中,特にエドマ層には多くの有機炭素と氷が保持されている.近年の地球温暖化が永久凍土の融解を引き起こし,その変化がさらに大きな環境変化をもたらす可能性がある.これは,それまで閉じ込められていた膨大な量の物質や水が流動…

    DOI Web Site Web Site 参考文献106件

  • エドマ層研究に関する総説(その二) ─永久凍土から得られる古環境情報─

    岩花 剛 雪氷 75 (5), 353-364, 2013

    エドマ層は周氷河地域で形成され,永久凍土として現在まで残る.エドマの堆積過程において,その堆積物と氷体にはそれぞれ異なった仕組みで古環境情報が記録されている.アイスコアからの古環境情報が得られない北東シベリアやアラスカの陸域でも,エドマ層を含む永久凍土に地域的な古環境情報が詳細に記録されており,今後の気候変動と永久凍土変化の相互作用を予測するためには,永久凍土を利用した古環境復元が重要な情報源と…

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献105件

  • 現在の地球気候変動と考古学的研究—社会・生態システムのレジリアンスを高めるための考古学的戦略の構築—

    ハドソン M.J., 青山 真美, フーヴァー K.C., 川島 尚宗, 内山 純蔵 第四紀研究 51 (4), 267-274, 2012

    人類が前例のない人為的気候変動や生態系サービスの破壊に直面している現在,考古学は社会・生態システムのレジリアンス(回復力)を高める戦略を,どのように構築すればよいだろうか.考古学は,近年までこの重大な問題について取り組んでこなかった.本論では,まず日本の考古学が人間活動および文化と生態系との関係をほとんど研究してこなかった理由について,検討する.次に,安田喜憲の研究を例に挙げ,日本の考古学の歴史…

    DOI Web Site 参考文献58件

  • 視覚伝達デザイン教育のための異文化間学習コミュニティの構築

    上平 崇仁, 仲野 智也, 青木 美穂 日本デザイン学会研究発表大会概要集 58 (0), 151-151, 2011

    視覚伝達デザイン教育における世界共通言語としてのインフォグラフィックス手法の学習、および効果的なフィードバック装置を併せ持つ教育のあり方として、異文化の学生間で学びあいが起こることを狙ったオンラインコミュニティを組み込んだ学習モデルを提案する。このモデルに基づいてシステムを開発し、それを利用した教育実践を行った。ワークショップでは、各自の制作した課題を元に言語の異なるユーザとして相互レビューを行…

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  • APECSの活動紹介

    Baeseman Jenny, Executive Council APECS, 斉藤 和之 雪氷研究大会講演要旨集 2009 (0), 116-116, 2009

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