青山 裕子
経済地理学年報
49
(5),
467-481,
2003
...研究動向を整理した.その結果,70年代・80年代には,脱工業化,直接投資,国際貿易,地域経済の変化といった具体的な分析,ミクロな分析が中心であったが,90年代以降は,社会や制度や政治に力点を置いた切り口や抽象的な概念での議論が増えてきている点を指摘することができる.こうした研究動向に対して,我々はむしろ空間の多元的観点に立って,空間的相互関係に研究の焦点を当てていく方向に回帰すべきだと主張したい.また,アングロアメリカ...
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