検索結果を絞り込む

本文・本体へのリンク

検索結果 8,976 件

  • ロルラチニブの中枢神経系副作用への対応に関する提言

    久保田 馨, 栁谷 典子, 市原 英基, 大久保 翼, 明智 龍男 肺癌 64 (2), 83-88, 2024-04-20

    <p><b>目的.</b>ロルラチニブは未分化リンパ腫キナーゼ(ALK)チロシンキナーゼ阻害剤であり,国際共同第III相試験では高い有効性が示され,<i>ALK</i>融合遺伝子陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌の治療に用いられている.本剤に特徴的な副作用として,認知機能障害,言語障害,気分障害,幻覚などの中枢神経系症状があり,発現時には重症度に応じて休薬や減量が必要となる.本剤を処方する…

    DOI

  • アトピー性皮膚炎患者の瘙痒に対する JAK 阻害薬の効果および投与方法の評価

    稲葉 葉一 西日本皮膚科 86 (2), 176-180, 2024-04-01

    <p>アトピー性皮膚炎患者の一番の悩みは瘙痒に関することであり,瘙痒に伴う精神的苦痛や睡眠障害,加えて搔破行動やこれによる皮膚炎の更なる悪化や細菌性二次感染などがアトピー性皮膚炎患者の QOL を障害する主要因となっている。近年生物学的製剤の登場により,アトピー性皮膚炎の治療はめざましい進歩を遂げたといえ,特に瘙痒を訴える患者にとっては福音となっている。本研究では,先に報告したアトピー性皮膚炎の…

    DOI

  • 緑色爪(Green Nail)

    江川 清文 西日本皮膚科 86 (2), 111-112, 2024-04-01

    <p><b>患者 1</b>:57 歳,男性</p><p><b>主訴</b>:右第 1 趾爪甲の黒色変化</p><p><b>現病歴</b>:半年ほど前から右第 1 趾爪甲が黒くなってきたため,悪性を心配して受診した。</p><p><b>初診時現症</b>:右第 1 趾爪甲は濃い緑黒色で,爪甲剝離を伴っていた(<b>図 1 …

    DOI

  • 二酸化炭素固定をともなうラジカル重合による高分子の合成

    落合 文吾 色材協会誌 97 (3), 70-72, 2024-03-20

    ...GMAはアクリル系モノマーの一種であり,ラジカル重合によってポリマーを与える。側鎖のエポキシ基は,さまざまな変換の起点となり,二酸化炭素との反応では五員環カーボネートとなる。GMAのラジカル重合を,二酸化炭素中にて,ラジカル重合開始剤とアルカリ金属ハロゲン化物などのカーボネート化触媒存在下で行うと,重合と二酸化炭素の固定化がともに進行し,五員環カーボネート構造をもつポリメタクリレートが得られる。...

    DOI Web Site 参考文献9件

  • 下肢静脈瘤治療

    広川 雅之 日本血管外科学会雑誌 33 (2), 79-83, 2024-03-13

    ...p>下肢静脈瘤は良性疾患であるため,自覚症状,皮膚病変がある場合が治療対象となる.超音波検査と問診,視診,触診の結果を総合的に勘案して治療方法を決定する.下肢静脈瘤の治療には保存的治療と侵襲的治療があり,うっ滞性皮膚炎や潰瘍を有する重症例では基本的に侵襲的治療を選択する.現在,伏在型静脈瘤の侵襲的治療の約90%はラジオ波またはレーザーによる血管内治療となっている.2019年に保険適用となったシアノアクリレート...

    DOI

  • 自由空間法における移動反射板を用いたミリ波帯材料定数の測定法

    荒井 郁男, 富澤 良行, 渡邊 一世, 亀井 利久, 平澤 一浩, 藤原 滝男 電子情報通信学会論文誌B 通信 J107-B (3), 253-260, 2024-03-01

    ...測定することは重要である.本論文ではミリ波帯における材料定数を測定可能な自由空間法として,直線的に移動する反射板の反射信号から移動に伴う受信信号の位相変化及び振幅を検出することにより試料の透過係数を求め材料定数を算出する方法を提案する.本測定法はベクトルネットワークアナライザ(VNA)を使用せず,かつ測定前の校正が不要であるので,材料定数を迅速に測定することができる.76GHz帯における測定例としてアクリル...

    DOI

  • 発汗による機能性スポーツ用インナーのパーフォーマンスヘの影響

    水谷 千代美, 倉本 幹也, 奥 貴憲, 海野 稔貴 デサントスポーツ科学 45 (0), 48-56, 2024-02-22

    ...<p>冬季スポーツ用インナーには,吸湿発熱繊維を用いられている.近年,さまざまな吸湿発熱繊維が市場に現れ,吸湿発熱特性が着目されている.吸湿発熱繊維は,皮膚から出る不感蒸泄と繊維の官能基の反応により湿潤熱が発生する.本研究は,官能基の異なる吸湿発熱繊維の熱特性をJIS法に準じた装置によってΔTmaxや熱保持指数などの熱特性値を測定した.官能基の種類によって,これらの熱特性値が異なり,アクリレート系繊維...

    DOI

  • RhinestonePrinter:カスタマイズ可能なラインストーン造形手法の研究

    島元 諒, 塚田 浩二 情報処理学会論文誌 65 (2), 358-370, 2024-02-15

    ...ラインストーンは,ガラスやアクリル樹脂製の模造宝石の一種であり,接着等で様々な衣服や小物に取り付けて,美しく装飾することができる.しかし,市販のラインストーンから事前に選択/購入する必要があったり,1つ1つのストーンを手作業で張り付ける手間がかかるといった課題がある.本研究では,カスタマイズ可能なラインストーン造形手法を提案する.UVプリンタを用いてカラーインクで底面パターンを印刷し,その上に透明インク...

    DOI 情報処理学会

  • プラスチック抗体への挑戦

    星野 友 Drug Delivery System 39 (1), 42-52, 2024-01-25

    ...本稿では、酵素や熱・酸・塩基に耐性があり、かつ安価なアクリルアミド誘導体を主原料としたプラスチック抗体の実現に向けた試みを紹介する。...

    DOI

  • 単純性肺アスペルギローマに対する左肺上葉切除時に発見された部分肺静脈還流異常の1例

    山下 直樹, 宗 哲哉, 吉松 隆, 小山 倫浩 日本呼吸器外科学会雑誌 38 (1), 61-66, 2024-01-15

    <p>症例:64歳,男性.左肺尖部に菌球を認め,単純性肺アスペルギローマ(SPA)の診断で近医にて加療されていた.徐々に増大傾向であったため,手術目的に当院紹介となった.術前検査よりSPAの診断で,左肺上葉切除を行うこととした.術中所見にて左上葉S1+2から左無名静脈に流入する索状物を認めた.肺門部を検索し,上葉から左房へ流入する上肺静脈が欠損していることが判明した.左上肺静脈が左無名静脈に流入…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献25件

  • コンクリート舗装版下で発生するポンピング現象メカニズム解明のための小型模型の開発

    重廣 和輝, 中島 伸一郎 土木学会論文集 80 (2), n/a-, 2024

    ...<p> コンクリート舗装のポンピングによる路盤材の噴出・浸食プロセスを可視化することを目的として小型模型実験を開発した.外径350mmのリング型透明アクリル土槽に路盤模擬材を飽和状態で詰め,その上にコンクリート舗装版を模擬した目地(スリット)付きのアクリル板を載せて,周回式の輪荷重を載荷する実験である.珪砂6号を路盤模擬材とした実験の結果,輪荷重が目地を通過するたびに,路盤材が水とともに噴出する様子...

    DOI Web Site 参考文献5件

  • 感染症対策における消毒薬が医用画像ならびに医療機器に与える影響に関する調査研究

    荒木 隆博, 立石 敏樹, 小林 隆幸, 田浦 将明, 松田 夏枝, 赤木 信裕, 金沢 勉 日本放射線技術学会雑誌 advpub (0), 2024

    ...【方法】CT・マンモグラフィ(mammography: MMG)・一般撮影系において消毒薬の残存が医用画像に及ぼす影響について調査した.各種消毒薬を添付したアクリル円板を各撮影装置にて撮影し,視覚的評価ならびに画像信号値の変化を評価した.また,各メーカに対し医療機器の清拭方法に関するアンケート調査を実施した....

    DOI

  • 地理学会における組織的な災害対応と情報共有の重要性

    田中 靖, 八反地 剛 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 81-, 2024

    ...</p><p> 2024年の能登半島地震では,広報専門委員会と連携することにより,SNSによる組織的な情報発信と,マスコミやインターネット上に掲載された地理学者の情報等を逆にこちらから収集する「メディアクリッピング」を行った。...

    DOI

  • ヒトのロドコッカス・エクイ感染症:新興人獣共通感染症

    髙井 伸二, 水野 泰孝, 鈴木 康規, 佐々木 由香子, 角田 勤, 切替 照雄 日本細菌学雑誌 79 (1), 15-24, 2024

    <p>ロドコッカス・エクイ(<i>Rhodococcus equi</i>)は子馬に細菌性肺炎・腸炎を引き起こす細胞内寄生性のグラム陽性球桿菌で,獣医学領域ではよく知られているが,ヒトでは1968年の初発以来これまでに300を越える症例報告がある。その多くはHIV感染,臓器移植,腫瘍などの基礎疾患を持つが,健常人における感染症例も認められる。<i>R. …

    DOI Web Site PubMed 参考文献55件

  • 2年間の下肢静脈瘤血管内塞栓術の症例選択と初期成績

    草川 均 静脈学 34 (3), 393-399, 2023-12-28

    <p>2020年より日本で一般に保険診療が可能となった下肢静脈瘤の伏在静脈に対する当施設の血管内塞栓術の症例選択と初期成績について報告する.症例は2021年12月までの連続206例,277肢,283本で,大伏在静脈238本,小伏在静脈45本であった.症例選択は,本治療と他治療の特徴ならびに各患者の病変の特徴を患者に説明し,両側同時治療希望者や下腿中部以下までの治療が必要な方を中心に治療した.結果…

    DOI Web Site 参考文献11件

  • 下肢静脈瘤に対するシアノアクリレート塞栓術において術後圧迫療法はphlebitis発症を抑制する

    田代 秀夫 静脈学 34 (3), 407-410, 2023-12-28

    ...<p>Cyanoacrylate: CA(シアノアクリレート)塞栓術は,伏在静脈弁の破綻による逆流を消失させることで,下肢静脈瘤の治療を行う.静脈内に注入されたCAは肉芽腫様異物反応を引き起こし,静脈壁の炎症反応から線維化を伴い静脈は漸次,分解吸収に至る.今般のCA塞栓術は,術後圧迫療法は不要とのことであるが,10%程度のphlebitisが報告されている.そこで,筆者らは,術後圧迫療法を継続したところ...

    DOI Web Site 参考文献3件

  • ナノバイオ界面水制御による細胞接着性/非接着性合成高分子の設計

    田中 賢 Drug Delivery System 38 (5), 404-415, 2023-11-25

    ...本稿では、最近の筆者らの研究例、例えば、ポリ(2-メトキシエチルアクリレート)(PMEA)、PMEA誘導体、双性イオン型高分子、ポリエチレングリコール、ポリオキサゾリンなどの合成高分子、また、核酸、タンパク質、多糖などの生体高分子に含水した水の状態について議論する。水の状態は、熱分析や分光により解析を行った。...

    DOI Web Site

  • 当科における下肢静脈瘤に対するシアノアクリレートを用いた血管内塞栓術の早期成績

    洞井 和彦, 長門 久雄, 古根川 靖, 吉良 浩勝, 植山 浩二 静脈学 34 (3), 389-392, 2023-11-23

    ...<p>今回当科におけるシアノアクリレートを用いた塞栓術(CAC)の早期治療成績について報告する.対象は下肢静脈瘤に対するCAC治療患者32例(女性18例,平均年齢は64.2±1.6歳)とした.手術は大伏在静脈本幹病変にCAC施行後,周辺病変に対しては静脈結紮・瘤切除術を併用せず,血管内治療後2–4週間後に硬化療法のみを行う二期的手術とした.CAC施行後,硬化療法は24/32例(75.0%)で,大伏在静脈下腿残存本幹硬化療法...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献12件

  • 内視鏡治療が奏効せず胃静脈瘤からの出血を繰り返し経皮的静脈瘤塞栓術を要した巨大膵漿液性嚢胞腫瘍の1例

    米山 翔一郎, 児玉 亮, 中嶋 太郎, 井田 真之, 横田 有紀子, 三枝 久能, 牛丸 博泰 膵臓 38 (5), 337-347, 2023-10-31

    ...疑われた.総肝動脈が腫瘍内を走行していること,腫瘍周囲の静脈瘤が発達していることから手術適応外と判断し経過観察の方針となった.しかし6年後に胃静脈瘤からの出血を繰り返すようになり,内視鏡的止血術では効果不十分であった.経皮的腫瘍生検によりSCNと確定診断をした後,胃静脈瘤に対し血管内治療を行った.胃静脈瘤は豊富な腫瘍血流による求肝性であり,超音波ガイド下に左胃静脈を穿刺し胃静脈瘤へn-ブチルシアノアクリレート...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献19件

  • 果汁を用いて加水分解した大豆タンパク質の乳化性

    江木 伸子, 廣瀬 理恵子, 平尾 和子, 野田 誠司, 齋尾 恭子 日本食品科学工学会誌 70 (10), 505-511, 2023-10-15

    <p>大豆分離タンパク質 (SPI) の部分的酵素加水分解が乳化安定性に影響することは既に報告されている. 著者らは市販の部分的加水分解された大豆タンパク質素材を用いて, 乳化安定性の高いエマルションの調製について報告した. 本報の目的は, 数種の熱帯果実の果汁をSPIに直接反応させることにより, SPIから保形性および安定性の高いエマルションを調製することである. その結果, パイナップル, …

    DOI Web Site 参考文献7件

  • アトピー性皮膚炎患者における瘙痒の日内変動と新しい瘙痒評価法

    稲葉 葉一 西日本皮膚科 85 (5), 382-386, 2023-10-01

    <p>アトピー性皮膚炎は,増悪と軽快を繰り返す瘙痒のある湿疹を主症状とする慢性的な皮膚疾患である。瘙痒に伴う精神的苦痛や睡眠障害,搔破行動やこれによる湿疹の更なる悪化や細菌性二次感染などはアトピー性皮膚炎患者の QOL を障害する主要因となっている。したがって,瘙痒に対してどのようなケアを行うかが重要となるが,そのためには各患者における瘙痒の程度やどのような状況下で瘙痒が出現しているかを正しく知…

    DOI Web Site 参考文献5件

  • ポリグリセリン構造を母骨格とした多官能アクリレートを用いた機能性コーティング

    宮路 由紀子, 野口 友華, 川畑 志織, 松川 公洋 ネットワークポリマー論文集 44 (5), 204-211, 2023-09-10

    ...そのため,ポリグリセリン系アクリレートは,既知の多官能アクリレートとは特性が異なるネットワークを形成すると考えられ,特に,柔軟性や親水性に特長を見出せる可能性がある。今回,各種物性を評価した結果,ポリグリセリン系アクリレートは既知の多官能アクリレートより速硬化性に優れ,柔軟性が高い硬化塗膜が得られることを明らかにした。...

    DOI

  • 二次元デジタル電気泳動分離のための異種機能性ハイドロゲル集積カートリッジデバイスの開発

    金岡 忠政, 遠藤 達郎, 久本 秀明, 末吉 健志 分析化学 72 (9), 369-375, 2023-09-05

    ...<p>タンパク質混合試料の分離分析法として,一次元目に等電点電気泳動,二次元目にポリアクリルアミドゲル電気泳動を行う二次元電気泳動法が一般的に利用されている.しかしながら,従来法では煩雑な実験操作と長い分析時間を要するほか,多量の試薬を消費する点が課題であった.そこで本研究では,これまでに開発してきたデジタル電気泳動に関する知見を基に,異種機能性ゲルが二次元的に配置・集積された平板型カートリッジデバイス...

    DOI Web Site Web Site 参考文献21件

  • わが国の呼吸ケアの過去と将来の展望:多職種連携の意義

    木田 厚瑞 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌 31 (3), 288-292, 2023-08-31

    <p>本学会にはすでに40年を越える歴史がある.呼吸ケアは,相互に深く関連する呼吸リハビリテーションとともに多職種の医療者により継続的に維持,発展してきた.高齢化社会を見据えて包括的な様式で進められ,地域ごとに多様化し発展している.協調して医療に従事する際には職種間の情報伝達,情報の共有,各職員の意欲と共通テーマの議論を日常の医療活動の中で進めなければならない.実臨床の中では,基本的な知識,経験…

    DOI

  • 4wayラップ盤における定盤の変化とウェーハ挙動の関係に関する研究

    大上 和真, 諏訪部 仁, 石川 憲一 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 406-407, 2023-08-31

    ...<p>4wayラップ盤は上定盤と下定盤でウェーハを挟んで加工するため.加工部の様子を観察できない.そのため,加工メカニズムについて不明瞭な部分が多い.そこで,本研究ではウェーハ挙動と研磨特性の関係について着目した.上定盤の代わりにアクリル板にすることでウェーハを可視化し,下定盤やキャリアの回転数を変化させて観察を行った.そして,下定盤の回転数とキャリアの自転の回転数がウェーハ挙動に与える影響について...

    DOI

  • 大気圧VHFプラズマを用いた2段階プロセスによるポーラスSiO<sub><i>x</i></sub>コーティングプロセスの研究

    山内 怜大, 水澤 直人, 広本 恒輝, 大参 宏昌, 垣内 弘章 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 672-673, 2023-08-31

    ...本研究では、ガラスやアクリルなどの透明基材上にHMDSO(hexamethyldisiloxane)とポリスチレンラテックス粒子を用いた独自のポーラスSiO<sub><i>x</i></sub>反射防止コーティング形成プロセスを提案した。今回は、本プロセスによって作製したポーラスSiO<sub><i>x</i></sub>反射防止コーティングの膜構造および反射防止特性について報告する。</p>...

    DOI

  • タンジブルユーザインターフェースのための積層型導光プリズムの開発

    室井, 克仁, 大島, 登志一 エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2023論文集 2023 286-289, 2023-08-23

    ...本研究では、光学的な部品による新しいタンジブルユーザーインターフェース(以下TUI を提案する.従来のTUIでの体験はテーブル状の平面ディスプレイの事例が多い.そこで本研究では,アクリルなどの透明版における内部の全反射の性質を用いた「積層型光学プリズム」を試作した.これにより,平面ディスプレイからの光を屈折でプリズム内部に浮いているように見えることで空中像を提示する.またこれにより,複数のユーザが各視点...

    情報処理学会

  • 緊急血管塞栓術における塞栓物質の選択と使用方法

    上嶋 聡, 嶺 貴彦, 池田 慎平, 八方 政豪, 斉藤 英正, 杉原 史恵, 上田 達夫, 汲田 伸一郎 日本腹部救急医学会雑誌 43 (5), 811-817, 2023-07-31

    ...腹部救急領域で用いられる塞栓物質としては,固形材料であるゼラチンスポンジと金属コイル,シアノアクリレート系液体接着剤であるn-butyl-2-cyanoacrylate(以下,NBCA)の使用頻度が高い。ゼラチンスポンジは汎用性の高い一時的塞栓物質であり,血流を停滞させて血栓化を促進する。この塞栓メカニズムには凝固能が大きく関与するため,症例によっては凝固能への依存が少ないNBCAが適する。...

    DOI Web Site

  • 内臓動脈瘤破裂に対するIVR

    井上 政則 日本腹部救急医学会雑誌 43 (5), 873-877, 2023-07-31

    ...また塞栓物質としては金属コイルがもっとも一般的であるが,ステントグラフトや液体塞栓物質であるヒストアクリルも近年保険適応となったことで治療の選択肢が増えたことは重要である。</p>...

    DOI

  • 血管内治療が有効であった脊髄血管病変の2例

    松本 洋明, 松本 淳志, 宮田 至朗, 友金 祐介, 南 浩昭, 増田 敦, 山浦 生也, 吉田 泰久 Journal of Spine Research 14 (7), 1061-1066, 2023-07-20

    ...</p><p><b>症例:</b>【症例1】64歳,男性.頭蓋内くも膜下出血の精査で頚髄硬膜動静脈瘻を認めた.ヒストアクリルを使用してシャント部の塞栓術を施行し,以後,再出血なく経過している....

    DOI 医中誌

  • 胸骨骨髄炎・縦隔炎に対して有茎肋骨付き広背筋弁で胸壁再建を施行した1例

    宮田 剛彰, 比嘉 花絵, 吉松 隆, 小山 倫浩 日本呼吸器外科学会雑誌 37 (5), 479-485, 2023-07-15

    <p>78歳,女性.転倒した際に左前腕擦過傷,後頚部痛,前胸部痛を生じ,前医を受診した.左前腕蜂窩織炎,第2/3胸椎辷り症,さらに,methicillin-susceptible <i>Staphylococcus aureus</i>感染での前胸部膿瘍・胸骨体部骨折および骨髄炎・縦隔炎,右膿胸の診断となった.当院転院となり,胸骨体部切除および胸腔鏡下膿胸腔掻爬術を施行した.術後正中創部に周期的…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献7件

  • GC-Orbitrap-HRMSによる日本及び中国の大気中揮発性ペル及びポリフルオロアルキル化合物分析法の開発

    谷保 佐知, 山﨑 絵理子, 羽成 修康, 山本 五秋, 山下 信義 分析化学 72 (7.8), 307-316, 2023-07-05

    ...ガスクロマトグラフ高分解能質量分析計(GC-Orbitrap-HRMS)を用いて,揮発性ペル及びポリフルオロアルキル化合物(per- and polyfluoroalkyl substances, PFAS)を含む36種類の有機ハロゲン化合物の測定条件を検討し,日本及び中国大気試料について測定した.本測定により,日本と中国の大気試料から21種類の揮発性PFAS等が検出され,その内,フルオロテロマーアクリレート...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献9件

  • 尿失禁手術で女性の健康長寿を目指す

    山本, 恭代, 高橋, 正幸, 金山, 博臣 西日本泌尿器科 85 (5), 277-283, 2023-06

    ...海外で認可されているシリコン粒子やポリアクリルアミドゲル,男性患者に承認がある自己皮下脂肪組織由来再生幹細胞の実用化が期待される。今後10年で尿失禁患者の治療の選択肢が増加し,さらに高齢女性の健康長寿に貢献できることを切に願っている。...

    機関リポジトリ

  • 深層学習手法を用いた根圏画像からの細根抽出の性能比較

    山形 拓人, 池野 英利, 木村 敏文, 礒川 悌次郎, 中路 達郎, 大橋 瑞江 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 64-, 2023-05-30

    ...<p>スキャナ法では土壌に埋設したアクリルボックスにフラットベッドスキャナを挿入しスキャンすることにより、定点で非破壊的に広範囲の土壌断面(根圏)を連続撮影することができる。この手法で取得した根圏画像から細根の領域を抽出することで、細根の面積や長さを算出し、細根動態を解析することができる。しかし、この処理過程では手動による細根抽出に膨大な時間を要し、また、人為的な抽出ミスも生じる。...

    DOI

  • 慢性呼吸不全

    茂木 孝 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌 31 (2), 171-175, 2023-04-28

    <p>慢性呼吸不全は室内気で PaO<sub>2</sub> が 60 Torr 以下という低酸素血症が1か月以上続く場合と定義される.その病態は肺高血圧・肺性心,呼吸筋疲労を中心として中枢神経系,栄養障害など多岐にわたる. 病態からみた慢性呼吸不全の管理ポイントは3つある.1つは低酸素血症と高炭酸ガス血症への対処であり,具体的介入が酸素療法および非侵襲的・侵襲的人工呼吸である.さらにこれらの管…

    DOI

  • 光増感剤デリバリーのための全アクリレート型高分子ミセルの開発

    小幡 誠, 鹿島 颯人, 廣原 志保 日本レーザー医学会誌 44 (1), 69-76, 2023-04-15

    ...<p>光線力学療法のための光増感剤は体透過性の良い長波長の光を吸収する必要がある.このため光増感剤の分子構造は平面性が高く,水溶性の低下と凝集による光化学的特性の低下が問題になることが多い.このような光増感剤の水溶化と腫瘍集積性の付与にはドラッグデリバリーシステム(DDS)の利用が有効である.本論文ではアクリル酸ベンジル(BnA),アクリル酸2-ジメチルアミノエチル(DMAEA),アクリル酸ポリエチレングリコールモノメチルエーテル...

    DOI Web Site 参考文献33件

  • 特集 救急対応ドリル-外来から在宅までの60問! 問題:Q1〜Q60

    大國 皓平, 樋口 真司, 山中 克郎, 宗像 慧太, 柴田 恵多, 佐藤 萌子, 西村 勝治, 神野 定男, 湊 しおり, 高橋 平安彦, 原田 芳巳, 伊藤 涼, 友田 義崇, 粟屋 幸一, 堀井 聡, 藤原 英晃, 本多 寛之, 大西 秀樹, 藤原 靖士, 北川 正史, 田 直子, 山田 万里央, 北野 夕佳, 西山 充, 百武 美沙, 鈴木 康平, 田邊 克幸, 原田 亮, 矢野 裕之, 金城 光代, 本村 悠馬, 福岡 秀規, 土肥 栄祐, 石岡 みさき, 田中 厚, 植田 育也, 安達 彩織, 融 衆太, 内原 俊記, 木野村 賢, 長谷川 功, 山野井 友昭, 那須 淳一郎 総合診療 33 (4), 408-428, 2023-04-15

    DOI

  • 特集 救急対応ドリル-外来から在宅までの60問! 解答:A1〜A60

    大國 皓平, 樋口 真司, 山中 克郎, 宗像 慧太, 柴田 恵多, 佐藤 萌子, 西村 勝治, 神野 定男, 湊 しおり, 高橋 平安彦, 原田 芳巳, 伊藤 涼, 友田 義崇, 粟屋 幸一, 堀井 聡, 藤原 英晃, 本多 寛之, 大西 秀樹, 藤原 靖士, 北川 正史, 田 直子, 山田 万里央, 北野 夕佳, 西山 充, 百武 美沙, 鈴木 康平, 田邊 克幸, 原田 亮, 矢野 裕之, 金城 光代, 本村 悠馬, 福岡 秀規, 土肥 栄祐, 石岡 みさき, 田中 厚, 植田 育也, 安達 彩織, 融 衆太, 内原 俊記, 木野村 賢, 長谷川 功, 山野井 友昭, 那須 淳一郎 総合診療 33 (4), 430-463, 2023-04-15

    DOI

  • アルキルボラン適用アクリル系接着剤における重合制御の技術

    田中 徹, 松永 昌大, 川守 崇司 ネットワークポリマー論文集 44 (2), 84-90, 2023-03-10

    ...<p>トリアルキルボラン(R<sub>3</sub>B)錯体を適用したアクリル系接着剤はポリオレフィンなどの難接着基材の接着に使用される。大きな接着強度を示す主な要因として,被着体の基材表面からグラフトポリマーが成長して界面での接着強度が向上することが考えられている。...

    DOI

  • 伸縮性を有する熱硬化性樹脂フィルムの開発

    澤田 知昭, 阿部 孝寿, 道上 恭佑 ネットワークポリマー論文集 44 (2), 91-97, 2023-03-10

    ...本稿では,柔軟な電子回路材料として求められる特性を紹介し,柔軟な樹脂材料として知られるウレタン樹脂やシリコーン樹脂だけでなく,アクリル樹脂やエポキシ樹脂をベースとした材料の開発事例を紹介する。特に,回路基板材料として広く使用されているエポキシ樹脂を従来の樹脂特徴を活かしつつ伸縮復元性を付与させるために,化学架橋部位に環動高分子を導入して開発している事例について紹介する。...

    DOI

  • 具象絵画における絵具層の透明度に関する一考察

    桶田, 洋明 鹿児島大学教育学部研究紀要. 人文・社会科学編 = Bulletin of the Faculty of Education, Kagoshima University. Cultural and social science 74 11-24, 2023-03

    ...一方でアクリル絵具の主な特徴は速乾性、乾燥後の高い耐水性、乾燥後の塗膜の高い柔軟性などとともに、アクリル合成樹脂の高い透明度も挙げられる。油絵具は乾性油を展色剤とするがゆえに経年による黄変は避けられないが、アクリル絵具には黄変が少ないという点も長所である。これらの絵具を用いた技法として透層技法と並置技法がある。...

    機関リポジトリ

  • 超音波振動援用ドリル加工における加工メカニズムの究明

    辻 尚史, 佐藤 勝矢, 高島 孝太, 川村 拓史, 原 圭祐, 磯部 浩已 精密工学会学術講演会講演論文集 2023S (0), 669-670, 2023-03-01

    ...<p>光弾性法は,物体の複屈折性を利用し内部応力分布を実験的に可視化する方法である.応力分布を定量的に得ることができる一方で,その時間進展に伴う現象の評価方法,あるいは応力分布の比較方法は確立されていない.そこで,基礎研究として正規化相互相関による類似度を用いた評価システムを開発し,アクリルに対する超音波振動援用ドリル加工を用い評価を行った.その結果,加工条件応じて熱応力に起因した現象が見られた....

    DOI

  • 細線ワイヤ放電加工における加工粉排出挙動の高速度観察

    石橋 駿, 宮﨑 悠, 岡田 晃 精密工学会学術講演会講演論文集 2023S (0), 138-139, 2023-03-01

    ...<p>細線ワイヤを用いたワイヤ放電加工では加工領域が小さく,気泡や加工粉の滞留により放電状態が不安定となりやすい.しかし,細線を用いるワイヤ放電加工での加工粉の排出挙動は十分明らかになっていない.そこで本研究では細線ワイヤ放電加工の高性能化を目的とし,加工粉排出挙動の高速度観察を行った.加工溝側面をアクリル板とした観察モデルを構築し,加工条件が加工粉排出挙動に及ぼす影響について検討した.</p>...

    DOI

  • 短期滞在で行う粘膜下下甲介骨切除術・後鼻神経末梢枝切断術

    川村 繁樹, 河本 光平 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会会報 126 (2), 146-153, 2023-02-20

    ...術後出血の頻度は0.6%と少なく, 過去2年ではシアノアクリレート注入酸化セルロースの留置により出血例は認めていない. 長期合併症でも日常生活に支障を来すような重篤なものは認めなかった. 局所麻酔下においても術中疼痛は軽度で, 術中出血は少なく, 手術時間も短く, 粘膜下下鼻甲介骨切除術・後鼻神経末梢枝切断術は局所麻酔下の日帰り手術で施行し得ると考えられた.</p>...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献11件

  • 難聴児・者に対する新型コロナウイルス対策マスク装用の影響

    三好 彰, 三邉 武幸, 中川 雅文, 岸野 明洋, 東川 俊彦 耳鼻と臨床 69 (1), 62-67, 2023-01-20

    <p>1 .新型コロナウイルス対策としてのマスク装用が、全国の難聴児・者に対して与える影響を調べるために、アンケート調査を行い 135 名から回答を得た。 2 .言うまでもなく、難聴児・者は聴覚のみならず対話相手の表情、ことに口元の動きに情報の多くを頼っている。マスクはその対話相手の口元をカバーするため、難聴児・者の会話理解に大きな妨げとなっている。その事実がアンケートから改めて判明した。 3 …

    DOI 医中誌

  • 肺移植後リンパ増殖性疾患患者の在宅緩和ケア

    川村 知裕, 久保 雅弘, 南 正人, 加門 千寿, 新谷 康, 池永 昌之 日本呼吸器外科学会雑誌 37 (1), 57-63, 2023-01-15

    <p>肺移植はQOL向上,救命を可能にするが,移植後も身体症状は継続する上,悪性腫瘍発症などのリスクもあり,緩和ケアが必要な患者群と考えられる.大学病院の移植後診療と在宅緩和ケアの連携で在宅生活中の症例を報告し,肺移植後診療における緩和ケアの必要性について検討する.60歳代女性.リンパ脈管筋腫症にて脳死左片肺移植施行8年後,上行結腸PTLD(post-lung transplant …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献19件

  • 直交鏡の作製と反射率の測定

    村尾 美明 物理教育通信 190 (0), 114-115, 2023

    ...教卓上で測定する場合、アクリルミラーで直交鏡を作製しても短距離なので、ほぼ平行に反射光が返り、調整が楽な反射鏡として使える。また、鏡での反射で光が弱まるのでその反射率を各種の鏡で測定してみた。...

    DOI

  • 通気性を高く維持可能な新規非フッ素系耐油コート剤「SEIKOAT<sup>®</sup> T-EF201」

    松島 輝幸 紙パ技協誌 77 (5), 409-413, 2023

    ...しかし,フッ素系耐油剤と同等の耐油性を得る事は難しく,またアクリル系などの非フッ素系耐油剤を用いた場合,紙の通気性が低下して,蒸気を逃がしにくくなり,フライドポテトなどの揚げ物を放送した際に食感が悪化するという課題がある。<br>本報では非フッ素系でありながら,紙の通気性を高く維持可能であるという特徴をもった耐油コート剤であるSEIKOAT<sup>®</sup> T-EF201について紹介する。...

    DOI Web Site

  • 農学における電気泳動

    梶原 英之 電気泳動 67 (2), 77-80, 2023

    ...<p>電気泳動技術は農学分野でも基礎から応用にかけて広い範囲で日常的に使われている.アガロースゲル電気泳動は遺伝子組換えを含む育種研究,アクリルアミドゲル電気泳動は穀物や食品の分析に使われている.しかし,農学がカバーする領域は非常に広く,扱う材料も作物から家畜までとさまざまである.ここでは他の生命科学分野で頻繁に行われるこれらの電気泳動ではなく,いかにも農学ならではといった特徴的な研究例を紹介したい...

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 日本人間ドック学会におけるがん集計成績

    がん検診実態調査委員会, 鎌田 智有, 井上 和彦, 伊藤 一人, 齊藤 弥穂, 杉森 裕樹, 田中 幸子, 宮原 広典, 石坂 裕子, 髙木 健治, 三原 修一, 荒瀬 康司 人間ドック(Ningen Dock) 38 (1), 63-79, 2023

    DOI

  • 両性アクリルアミド共重合体の高性能製紙用添加剤としての応用

    山戸 海里, 久米田 和寛 紙パ技協誌 77 (11), 981-983, 2023

    ...<br>本稿では,両イオン性ポリアクリルアミド(両性PAM)中のアニオン基に着目した検討を行った結果を紹介する。アニオン基として一塩基酸,二塩基酸,α-ヒドロキシ一塩基酸を比較したところ,α-ヒドロキシ一塩基酸を用いた場合に硫酸バンドの使用量を減らした抄紙条件における種々の課題を解決できる可能性がある両性PAMが得られることがわかった。...

    DOI Web Site

  • アクリルガッシュを使用した自画像制作における技法練習の効果に関する実践的研究

    鎌田 純平 美術教育学:美術科教育学会誌 44 (0), 125-136, 2023

    ...本稿は,中学3 年生を対象とした,アクリルガッシュを使用した自画像制作における,事前の技法練習の効果について検証するものである。そこでは,技法練習が生徒の作品に対する充足感を向上させるうえで有効に作用すると仮説をたてた。 実践後の質問紙調査の結果から,約7 割の生徒は自画像制作を通して充足感を得ていたことがわかった。...

    DOI

  • COVID-19流行時の心療内科の診療体制について

    上村 泰德, 稲田 修士, 阪本 亮, 樋田 紫子, 梶原 都香紗, 奥見 裕邦, 名倉 美樹, 松岡 弘道, 小山 敦子 心身医学 63 (4), 350-362, 2023

    <p><b>目的</b>:COVID-19流行下に心療内科外来を受診する患者の受診意識と感染症対策を実施した診療に関する意識,心理状態を調査し,COVID-19流行下の心療内科の診療体制を検討する. <b>方法</b>:2020年5月12日~6月22日,近畿大学病院心療内科外来患者に配布した心理検査とアンケートを後方視的に調査した. …

    DOI

  • アニオン性グラフトシルクの抗菌・抗ウイルス性能

    信澤 和行, 寺島 和希, 中村 暢助, 齋藤 裕文, 齋藤 宏, 花之内 智彦 日本シルク学会誌 31 (0), 77-81, 2023

    ...<p>アクリル酸(AA)およびメタクリル酸(MA)による絹糸へのグラフト加工を行い,その抗菌・抗ウイルス性能について評価した.グラフト加工後の重量増加率(WG)に対するモノマー濃度依存性を評価した結果,どちらのモノマーについても,モノマー濃度に比例してWGが増加する傾向であった.WGの最大値は,AAを用いた場合で6.8%,MAでは24.6%となった.黄色ブドウ球菌に対する抗菌性を評価した結果,どちらの...

    DOI

  • 胸腹部単純CT検査におけるdeep learning reconstructionを用いた小焦点撮影の物理特性

    藤原 誠, 汐月 剣志, 河野 実月, 納戸 大智, 丸山 健太, 宮崎 美咲 日本放射線技術学会雑誌 79 (12), 1344-1351, 2023

    ...【結果】デルリンおよびアクリルのDLRを用いた小焦点撮影の50% TTF値は,hybrid IRを用いた小焦点および大焦点撮影と比較して最も優れた値を示した.DLRを用いた小焦点撮影のCNR<sub>LO</sub>はhybrid IRを用いた小焦点撮影より優れ,hybrid IRを用いた大焦点撮影の450, 500 mAと同等の値を示した....

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献21件

  • 在宅療養高齢者の服薬管理における薬看連携の実態と課題

    糀屋 絵理子, 笠松 弥咲, 齊前 裕一郎, 藤井 美咲, 大西 真愛, 勝久 美月, 竹下 悠子, 関口 亮子, 石川 武雅, 勝眞 久美子, 肥後 友彰, 竹屋 泰 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 44 (0), 2-C-O09-3-, 2023

    <p>【目的】在宅療養高齢者の治療の中心となる薬物治療において、多職種による包括的な支援は必要不可欠である。中でも、薬学的知識に精通した薬剤師の支援に、患者の生活に精通した看護師の支援を加味する「薬看連携」によって、高齢者の生活に沿った服薬支援が期待されている。本研究では、薬看連携に焦点を当て、訪問看護師の目線から、連携の実態と課題を明らかにするとともに、在宅医療での適時適切な多職種連携システム…

    DOI

  • TAVI 人工弁漏れ流れモデルでの血栓形成の可視化とその流れ場のCFD解析

    玉川 雅章, Chen Xinlu, Jones James 生体医工学 Annual61 (Abstract), 247_2-247_2, 2023

    ...可視化実験を行い,この隙間があることで血栓形成が促進されること,後流となる低せん断速度領域に血栓が形成することを明らかにしているが,せん断速度場の変化による血栓形成については検討されていない.そこで本研究では,形状の異なるTAVI PVLモデルによる可視化実験やCFDを用いた流動解析から,せん断速度場等の変化が,血栓の形成位置,形成速度,形成時間などに与える影響を調べた.実験では,隙間を与えた透明アクリル...

    DOI

  • 腹水濾過濃縮再静注法教育に向けた模擬腹水の作成

    鎌田 亮矢, 浅井 俊哉, 原子 明輝, 福岡 瑞騎, 水谷 奏良, 水野 翔太, 中村 太郎, 秋田 展幸 生体医工学 Annual61 (Abstract), 287_2-287_2, 2023

    ...【方法】 模擬腹水の作成には、馬鈴薯でんぷん、クリーピングパウダー、赤・黄色食紅、赤・黄色アクリル絵具、水を用いて行った。模擬腹水の濾過濃縮においては、瀘過器(AHF-MOW(旭化成メディカル株式会社))、濃縮器(AHF-UF(旭化成メディカル株式会社))、濃縮腹水の物質確認には分光光度計(株式会社島津製作所)を用いて行った。【結果】 癌性腹水に類似した外面の模擬腹水を作成することができた。...

    DOI

  • 大脳視覚野で記録される視覚誘発電位を用いた化学物質によるラット視覚影響の評価

    川本 研介, 下間 由佳子, 岡田 一成, 浅野 敬之 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), P2-177-, 2023

    ...そこで、末梢神経変性を引き起こし、視神経にも影響を与えることが知られているアクリルアミド(AA)をラットに投与し、VEPにより視覚の異常が検出できるか否か検討した。</p><p>AAを0(対照群)および200 ppmの濃度でラットに4週間飲水投与し、投与0、2および4週に網膜電図(ERG)およびVEPを記録した。また、4週間の投与終了後に眼球および視神経の病理組織学的検査を実施した。...

    DOI

  • クーロンウェッジにおける基底部弱層の有無とプロトデコルマ発達の関係性

    橘 隆海, 藤内 智士, 高下 裕章 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 423-, 2023

    ...本研究では表面が粘着するカッティングシートを底面に用いた.アクリル製の箱(118 mm×693 mm×158 mm)に強度の強い豊浦硅砂と強度の低いマイクロビーズからなる地層模型を製作し,これを変形させる実験を行った.実験の初期条件は基底部低強度モデルと基底部高強度モデルの二種類とした.基底部高強度モデルは22mm全てが豊浦硅砂からなり,基底部低強度モデルは厚さ10mmのマイクロビーズ層を用意し,上...

    DOI

  • 新型コロナウイルス感染症拡大に伴う病棟閉鎖時の患者・家族への橋渡し支援

    後藤 桃子 筋ジストロフィー医療研究 8 (2), 31-33, 2023

    ...<p>新型コロナウイルス感染症流行に伴う療養介護病棟面会制限下,閉ざされた空間における患者・家族への橋渡しとなるサポートを試みた.日本筋ジストロフィー協会協力の下,写真を掲載した手紙の郵送,患者から家族への手紙の郵送,オンライン面会,自動ドア・アクリル板越し面会等を多職種協働で実施した.結果として,患者・家族との交流が嬉しいとの声が多く聞かれた.一方,面会時間が少ない,オンライン面会がスムーズにいかない...

    DOI

  • 胃がんX線検診における硫酸バリウムの実効線量

    米山  未華, 大西  航, 野中  太一, 山本 兼右 大阪物療大学紀要 11 (0), 13-21, 2023

    ...方法は、アクリル製簡易ファントムを作成し、これを使用して硫酸バリウムの量の厚さと濃度をそれぞれ変化させ入射表面線量と面積線量を測定した。さらに、測定した結果をモンテカルロシミュレーション PCXMC ソフトを用いて実効線量を算出した。...

    DOI

  • マイクロ流路デバイスとがんオルガノイドを用いた抗がん剤感受性評価システムの開発

    小林 由季, 滝口 創太郎, 川野 竜司, 小祝 敬一郎, 大松 勉, 臼井 達哉, 佐々木 一昭 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), P1-113S-, 2023

    ...</p><p> 本研究ではより生体に近い環境で薬剤感受性試験や薬剤による副作用の評価を行うことを目的に、乳がん罹患猫から作製した乳がんオルガノイドをCAD設計・アクリル切削加工により作成したマイクロ流路デバイスに搭載し、動物用抗がん剤であるトセラニブを灌流させ、非灌流時との比較解析を行った。...

    DOI

  • 流れの速度変化に関連した水中土石流堆積物中の砂礫の分布

    正田 陽宏, 金﨑 勇斗, 清里 弘志, 湯浅 紀之, 横川 美和 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 334-, 2023

    ...実験はIlstad et al. (2004)の実験条件の一つ,水35wt%,粘土32.5wt%,砂32.5%をレファレンスとした.長さ760cm, 幅30cm,高さ120cmの深型堆積用水路に水を張り,その中に長さ700cm, 幅8cm, 高さ50cmのアクリル製の水路を設置した.アクリル製水路の傾斜はIlstad et al.(2004)と同じ6°に設定した.実験に使用した材料は,粘土はカオリンクレー...

    DOI

  • 三保半島沖の海底谷-海底扇状地における堆積物の特徴

    柴尾 創士, 坂本 泉, 横山 由香, 中村 希, 平 朝彦 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 344-, 2023

    ...および平均勾配を基準とした地形区分を行った.試料採取は,スミスマッキンタイヤ式グラブ型採泥器を用いて,2022年8,10,11月,および2023年3,5,6月の計6回行った.また,採泥器には水中カメラを取り付け,採泥地点周辺の海底環境の把握を試みた.採取した試料は,バケット内部の採取状況を記録(写真,記載)した.その後,堆積物の岩相より極表層,表層,下層に区分し,持ち帰った.これらの試料とは別に角柱状アクリルケ...

    DOI

  • 堆積性有機物のATR-FTIR分析による起源推定法の開発

    安藤 卓人, 松岡 數充 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 88-, 2023

    ...パリノモルフについては,形態から分類が可能なものの,分類群が異なるのに非常に似通った形態をもつ場合が多く,なおかつ分類不明なアクリタークも多く存在する。近年,ATR-FTIRを用いた個別パリノモルフの高分子分析による化学分類研究が発展している。例えば,花粉 [2] や渦鞭毛藻シスト [3] の高分子構造の赤外スペクトルを用いた主成分分析やクラスター解析によってグループ分けする試みがなされている。...

    DOI

  • KRAS G12R選択的に共有結合するα,β-ジケトアミドの発見

    今泉 智禎 ファルマシア 59 (6), 557-557, 2023

    ...変異が生じると,GDPが結合した不活性型からGTPが結合した活性型が優位になる.その結果,下流のシグナル伝達経路が恒常的に活性化され,細胞のがん化が引き起こされると考えられている.KRAS変異のうち,コドン12番目のグリシン(G)がシステイン(C)に変異したG12C変異の阻害剤に関しては,既に上市された医薬品が複数生み出されている.これらは,いずれも変異システイン残基側鎖の求核性の高さを利用すべくアクリルアミド...

    DOI

  • iPS細胞を用いたパーキンソン病の病態解析と創薬

    赤松 和土 心身医学 63 (4), 317-320, 2023

    ...<p>パーキンソン病は60歳以上では100人に約1人が発症する神経変性疾患であるが,症例の9割を占める孤発性症例は,臨床症状からその原因が多様な集団と予測され,各症例の層別化と病態解明が効果的な治療法開発に必須と考えられる.われわれはこれまでさまざまなタイプのパーキンソン病のiPS細胞の樹立・解析を進めてきたが,最近,ミトコンドリアクリアランス異常を示す家族性パーキンソン病患者由来iPS細胞より誘導...

    DOI 医中誌

  • 死の世界から持ち帰られた物語

    宮澤 淳滋 箱庭療法学研究 35 (3), 15-27, 2023

    <p>現代に住む私たちは,かつての時代と比べ,死者とのつながりが希薄になっている。しかし個人的な水準では,現代においても,死者と濃密なつながりを持っている人はいるだろう。本論ではそうした死者とのつながりを持った女性が,面接の過程で死の世界を旅した事例を取り上げる。彼女は現実の世界の中で生きづらさを抱えながらも,自分を大伯母の生まれ変わりと感じていた。そして彼女は,夢の中で大伯母の生きた戦時中を生…

    DOI

  • 呼吸器疾患事例から考える合成高分子有機粉じんによる肺毒性

    山野 荘太郎, 梅田 ゆみ 産業医学レビュー 36 (2), 78-, 2023

    ...近年、日本で問題となった架橋型アクリル酸系水溶性高分子化合物の呼吸器疾患発症事例、その他のアクリル酸系ポリマーの研究データ、および韓国における加湿器用殺菌剤 PHMG による呼吸器疾患発症事例や、スペインおよびアルジェリアの塗装工場で使用されたAcraminによる呼吸器疾患発症事例について本稿で概説したい。...

    DOI

  • 非変性2次元ゲル電気泳動法によるネイティブタンパク質の分離分析法の展望と課題

    島崎 洋次, 福家 麗, 徳田 深咲 電気泳動 67 (2), 71-75, 2023

    ...<p>ミクロ非変性2次元電気泳動法(2DE)によるネイティブタンパク質の分離では,両性電解質の配合やアクリルアミドのゲル密度の調整により,分離の最適化が必要である.両性電解質pharmalyte pH 3–10を5%とpH 5–8を1.3%で配合したとき,マウス肝臓由来のソルビトール,乳酸,およびリンゴ酸脱水素酵素の等電点分離が可能となった.また,サイズ分離の際のゲル密度を6.6%にし,リンゴ酸脱水素酵素...

    DOI Web Site 参考文献17件

  • シート状セルロースナノファイバーによる義歯床用アクリルレジンの補強効果について

    山口 夏輝, 小泉 順一 日本口腔保健学雑誌 13 (1), 41-45, 2023

    植物由来の新素材であるセルロースナノファイバー(以下,CNF)は,軽量・高強度・高弾性・低熱膨張性などの特性を持ち,義歯床用レジン(以下,床用レジン)に添加すると機械的強度が向上することが報告されている.本研究では,シート状のCNF(以下,CNFシート)をレジンの補強材として埋入し,従来のグラスファイバー製補強材(以下,従来の補強材)と比較することでCNFシートの補強効果を調べ,臨床応用に向けた…

    DOI Web Site 医中誌

  • 舗装による気密化が側面流入型舗装の流入特性に及ぼす影響

    上川 一真, 中島 伸一郎 土木学会論文集 79 (21), n/a-, 2023

    ...流入させて路盤内に一時貯留する側面流入型舗装は,洪水ピーク時にのみ舗装が雨水を受け入れることから,透水性舗装に比べて浸水にともなう舗装の力学耐久性の低下を抑え,確実な洪水ピークカットなどが期待される.本研究では,不透水な舗装の上載による路盤の気密化が側面流入型舗装の雨水流入特性に及ぼす影響を明らかにすることを目的として,ガラスビーズを用いた水理模型実験を実施した.路盤上面を大気圧で開放したケースとアクリル...

    DOI Web Site 参考文献8件

  • アクリル粉体の燃焼と乱れの関係

    花井 宏尚 群馬高専レビュー 42 (0), 79-88, 2023

    The purpose of this study was to investigate the influence of flammable dust flames under an isotropic turbulence field. Polymethyl methacrylate powder which has a spherical shape and narrow size …

    DOI

  • (エントリー)石英の摩擦素過程に及ぼす湿度の影響評価

    服部 諒, 堤 昭人 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 274-, 2023

    ...試験には汎用のナノインデンテーション試験機(DUH-211S、Shimadzu)を使用し、試料を覆うアクリルチャンバー内の湿度をドライエア発生装置と湿度管理装置で制御した。複数の湿度条件・負荷保持時間においてナノインデンテーション試験を行い、記録された荷重-深さデータから押し込み硬さを算出し、実際の接触面積の推定を試みた。...

    DOI

  • 礫の有無による水中土石流堆積物の含泥率の変化

    清里 弘志, 金﨑 勇斗, 正田 陽宏, 湯浅 紀之, 横川 美和 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 335-, 2023

    ...実験はIlstad et al. (2004)の実験条件の一つ,水35wt%,粘土32.5wt%,砂32.5%をレファレンスとした.長さ760cm, 幅30cm,高さ120cmの深型堆積用水路に水を張り,その中に長さ700cm, 幅8cm, 高さ50cmのアクリル製の水路を設置した.アクリル製水路の傾斜はIlstad et al.(2004)と同じ6°に設定した.実験に使用した材料は,粘土はカオリンクレー...

    DOI

  • (エントリー)駿河湾奥部における洪水性堆積物重力流による堆積物特徴とその変化

    中村 希, 坂本 泉, 横山 由香, 平 朝彦 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 343-, 2023

    ...,駿河湾奥部で河川流量増加に伴う堆積物重力流が発生していると考えられる.本研究では,駿河湾奥部における堆積物の変化および移動を把握することを目的に,採泥調査・岩相観察・粒度分析を行った. 2.方法 東海大学所有の調査船望星丸(約2000㌧),北斗・南十字(19㌧)を用いて,詳細な海底地形,後方散乱強度の取得,およびスミスマッキンタイヤ式グラブ採泥器を用いた表層堆積物試料採取を行った.堆積物試料は,アクリル...

    DOI

  • 皿状構造の再現と形成過程の研究

    東京学芸大学附属高等学校 附属高等学校 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 515-, 2023

    ...1m長のアクリルパイプにホースを繋げたものを実験装置とし, アクリルパイプ内に砂を60cmの厚さ入れ地層を再現した。再現した地層下部に特に粒径の小さい砂からなる層を挟み,難透水層を故意的に作った。そして下から水を流入させ,浸透流を再現した。そして, この浸透流が難透水層にぶつかった時に, 再現した地層にどのような変化を与えたかを観察した。...

    DOI

  • 礫の有無による水中土石流の変化

    金﨑 勇斗, 清里 弘志, 正田 陽宏, 湯浅 紀之, 横川 美和 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 92-, 2023

    ...実験はIlstad et al. (2004)の実験条件の一つ,水35wt%,粘土32.5wt%,砂32.5%をレファレンスとした.長さ760cm, 幅30cm,高さ120cmの深型堆積用水路に水を張り,その中に長さ700cm, 幅8cm, 高さ50cmのアクリル製の水路を設置した.アクリル製水路の傾斜はIlstad et al.(2004)と同じ6°に設定した.実験に使用した材料は,粘土はカオリンクレー...

    DOI

  • 下肢動静脈瘻および大伏在静脈不全を伴う末梢動脈疾患に対する段階的血管内治療症例

    黄 義浩, 清水 昭吾, 山入端 立志, 鈴木 和彦, 保科 俊之 日本血管外科学会雑誌 31 (6), 375-378, 2022-12-23

    ...な下肢脈管病変だが,三病変の同肢合併は極めて稀である.症例は79歳男性,左下肢の疼痛,血管膨隆,皮膚変色を呈し,CT検査で左大腿動脈閉塞,腓骨動脈から大伏在静脈の動静脈瘻を認めた.まず末梢動脈疾患への血管内治療を行ったが,足関節上腕血圧比の正常化を得たものの,皮膚組織灌流圧や下肢症状の改善は認めなかった.主因は微小動静脈瘻を介した大伏在静脈への盗血および静脈弁機能不全と思われ,大伏在静脈へのシアノアクリレート...

    DOI 医中誌

  • 安定同位体比解析及びSDS-PAGEによるパスタの原料原産地判別技術の検討

    三浦 雄也, 飯島 賢, 山川 宏人, 中本 悠貴, 原田 義孝, 平尾 栄志, 鈴木 彌生子, 佐藤 里絵 分析化学 71 (12), 645-652, 2022-12-05

    ...パスタについて,軽元素安定同位体比解析による産地判別の可能性を検証した.検証の結果,国産パスタの炭素・窒素同位体比は,カナダ産及びトルコ産に比べて有意に低いことが明らかとなった.カナダ産パスタの酸素同位体比はトルコ産及び国産に比べて有意に低く,炭素,窒素,及び酸素の安定同位体比解析によるパスタの原料原産地判別の可能性が示唆された.また,パスタから抽出したグルテニン画分をドデシル硫酸ナトリウム─ポリアクリルアミドゲル...

    DOI Web Site 参考文献5件

  • 小児慢性機能性便秘症に対するポリエチレングリコール製剤の使用経験

    井深 奏司, 窪田 昭男, 児玉 匡, 阪 龍太 Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 58 (6), 890-896, 2022-10-20

    <p>【目的】小児慢性機能性便秘症(以下,本症)に対するマクロゴール4000配合内容剤(モビコール<sup>®</sup>配合内容剤,EAファーマ株式会社,東京,以下モビコール<sup>®</sup>)の使用症例における有効性を検討した.</p><p>【方法】2018年11月から2019年5月の間にモビコール<sup>®</sup>の投与を開始した小児例を対象とし,本症に対して内服歴のない初回治…

    DOI Web Site 医中誌

  • 呼吸器疾患における自助・共助・公助の体制作り

    茂木 孝 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌 30 (3), 305-310, 2022-09-30

    <p>災害時には患者自身も可能な限り自分で自分の身を守り,必要な行動をとる自助が要求される.世論調査では人々の意識も年々自助を重視する考えが増えている.医療者にとっては患者自身が対処すべきことを事前に教育できているかどうかが問題となるが,LINQを利用した患者教育に災害対策も含めるのが妥当である.自己管理の難しい患者については併せて家族,医療業者,自治体と供に平時から準備を進めておくことが必要で…

    DOI

  • 爪の解剖と爪疾患

    東 禹彦 日本フットケア・足病医学会誌 3 (3), 105-110, 2022-09-30

    ...趾爪に生じやすい陥入爪, 巻き爪では, アクリル人工爪療法が優れている. 厚硬爪, 爪甲鉤彎症は抜爪し, 趾先端の隆起部を下方に下げるようにテープ固定を行えば治癒し, 正常爪になる. 多重爪, 後爪郭部爪刺しについては原因および治療法について記す. 爪部の良性腫瘍の症状と治療法について簡単に記す. 爪部の悪性腫瘍にも注意すべきである....

    DOI

  • ハイブリットロケット搭載用超小型模擬人工衛星の開発

    山之口 一真, 山下 燿梨, 一松 紘平, 福島 誠治 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2022 (0), 177-177, 2022-09-15

    ...本研究の対象は、アクリル樹脂の固体燃料と液体酸素の酸化剤を用いる小型ハイブリッドロケットに搭載された疑似人工衛星の通信システムである。本稿では、当該通信システムの設計、開発、運用、データ解析を述べる。</p>...

    DOI

  • 溶媒グラジエントHPLCによる高分子の組成解析

    香川 信之 分析化学 71 (9), 449-460, 2022-09-05

    ...である.組成分布については,溶媒グラジエントHPLCのひとつである,GPEC(Gradient Polymer Elution Chromatography)が有効であり,さらにこれとサイズ排除クロマトグラフィー(SEC)を組み合わせた二次元液体クロマトグラフィー(2D-HPLC)は,組成分布と分子量分布を同時に評価できる,非常に優れた分析方法である.本研究では,GPECや,2D-HPLCを用いて,アクリル...

    DOI Web Site 参考文献18件

  • 両面ラッピング加工中のウェーハ挙動に影響を与える因子に関する研究

    諏訪部 仁, 上村 拓也, 石川 憲一 砥粒加工学会誌 66 (9), 524-529, 2022-09-01

    ...<p>両面ラッピング加工中はキャリアとウェ-ハが下定盤および上定盤に挟まれており,加工中のウェ-ハの挙動を観察することが困難である.そのため,加工中のウェ-ハ挙動に影響を与える因子は不明な部分が多い.そこで,本研究では4wayラップ盤の上定盤の代わりにアクリル板を用いてウェ-ハ挙動を可視化し,観察を行った.その結果,ラッピング加工中のウェ-ハは自転しているが,キャリアの回転位置によってかなり変動することが...

    DOI

  • 4wayラップ盤における定盤の変化とウェーハ挙動の関係に関する研究

    大上 和真, 諏訪部 仁, 石川 憲一 精密工学会学術講演会講演論文集 2022A (0), 392-393, 2022-08-25

    ...<p>4wayラップ盤の加工ではウェーハを上定盤と下定盤で挟んで加工するため,加工中にウェーハを観察することが困難である.そのため,ウェーハ挙動が加工影響について明らかになっていない部分が多い.そこで本研究では,アクリル板を上定盤の代わりに使用することでウェーハを可視化し,下定盤の回転速度と上定盤の溝を変化させて観察を行った.そして,下定盤の回転速度と上定盤の溝がウェーハ挙動に与える影響について検討...

    DOI

  • ボンラクト<sup>Ⓡ</sup> iと豆腐・豆乳とのアレルゲン性の比較検討

    松井 照明, 田島 巌, 牧野 篤司, 内藤 宙大, 森山 達哉, 渡邊 弥一郎, 北村 勝誠, 高里 良宏, 杉浦 至郎, 和泉 秀彦, 伊藤 浩明 日本小児アレルギー学会誌 36 (3), 234-240, 2022-08-20

    ...</p><p>方法:1.酵素分解SPI及びその原料のSPIのポリアクリルアミド電気泳動(SDS-PAGE)及び免疫ブロッティングを行った.2.大豆アレルギー患者に対して皮膚プリックテスト(SPT),豆腐または豆乳とボンラクト<sup>Ⓡ</sup> iの経口負荷試験(OFC)の比較を行った....

    DOI Web Site 参考文献10件

  • 小伏在静脈に対するグルー治療後 腓腹静脈内にEGITを認めた1例

    杉山 悟, 脇 直久, 松原 進 静脈学 33 (3), 267-271, 2022-07-29

    ...SSV 15 cm, 末梢GSV 15 cmに対してシアノアクリレートを合計11回滴下した.手術2週後に下腿部GSVとSSVの閉塞を認めたが,SSVと合流していたGCV内へグルーの伸展がみられ,それに起因したGCV内の血栓形成がみられた.下肢の張り感を認めたため術後23日目に抗凝固剤を処方し,GCV内の血栓がなくなり通過状態に問題がないのを確認できた術後45日目まで抗凝固剤の内服を継続した.SSVには...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献11件

  • プレート式熱交換器の高性能化と流れの可視化研究

    Tam Nguyen Ngoc, 樋渡 功, 楠 健司 化学工学論文集 48 (4), 125-130, 2022-07-20

    ...</p><p>今回著者らは流体が縦渦となる波形パターンを考案・試作し,実プレート流路をトレースした透明アクリル板を用いて,LDV計測によるプレート内流速を測定し,流れの均一性を可視化した.また,ステンレス製プレートを製作し,ヘリンボンとの伝熱・流動性能差を検証した.</p>...

    DOI Web Site 参考文献5件

  • Trichomonas vaginalis/Mycoplasma genitalium検査試薬「cobas TV/MG」の臨床性能評価

    髙橋 聡, 保科 眞二, 野村 真康, 伊藤 晋, 古林 敬一, 尾上 泰彦, 富樫 謙一, 安田 満 日本性感染症学会誌 32 (1), 51-57, 2022-07-20

    Trichomonas vaginalis (T. vaginalis)は、腟トリコモナス症を引き起こす病原微生物である。また、Mycoplasma genitalium (M. genitalium)の生殖器感染は、男性では尿道炎、女性では子宮頸管炎などの原因となる。本研究では、新たに開発されたリアルタイムPCR法を原理としたcobas …

    DOI 医中誌

  • SAXS/WAXS によるアクリルゴム/結晶性フッ素樹脂の相溶性と変形挙動の解明

    大坂 昇, 峰松 祐一, 石原 孝明, 武田 奈津子 SPring-8/SACLA利用研究成果集 10 (3), 271-274, 2022-06-30

    ...我々は結晶性フッ素樹脂であるポリフッ化ビニリデンをアクリルゴムにブレンドし架橋を行うことでアクリルゴムの力学物性が同時的に高弾性率化、高強度化、高靭性化することを見出した。この高性能化機構を理解するためにブレンドゴムの相溶性と延伸時の構造変化を、静置下での小角X線散乱と延伸時の広角X線散乱を用いてそれぞれ詳細に明らかにすることを試みた。...

    DOI

  • チーズとの組合せ摂取によるトマトからのリコピン吸収向上効果の検証

    脇 尚子, 鈴木 重德, 海老原 淑子, 菅沼 大行 日本食品科学工学会誌 69 (6), 321-327, 2022-06-15

    <p>様々な食シーンにおいて, しばしばトマトと組み合わせて摂取される食品としてチーズがある. そこで, チーズと組み合わせることによりトマトからのリコピン吸収率が向上するか否かを, 非盲検クロスオーバー比較試験にて検証した. 研究対象者に, トマトピューレーのみ (リコピン24mg) , またはトマトピューレーとチーズとを組み合わせたもの (リコピン 24mg, 脂質 19.5g) …

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか2件 被引用文献1件 参考文献17件

  • デジタル分子ふるい電気泳動用キャピラリーデバイスの開発

    末吉 健志, 松田 景太, 遠藤 達郎, 久本 秀明 分析化学 71 (6), 325-331, 2022-06-05

    ...基礎評価を行った.その結果,プレポリマー溶液中アクリルアミド総濃度(%T)と通過・非通過タンパク質の分子量との相関が明らかとなった.また,濃縮効率評価の結果,最大で約180倍の高感度化が確認された.さらに,5, 15, 25%Tポリアクリルアミドゲル連続充填デバイスを用いたデジタル分子ふるい電気泳動によって,分子量が異なるタンパク質の分離と濃縮が同時に達成された.以上の結果から,作製したデバイスを用...

    DOI Web Site Web Site 参考文献31件

  • 下肢静脈瘤シアノアクリレート血管内塞栓術後の遅発型アレルギーによりグルー充填静脈全抜去に至った一例

    中山 真悠子, 鈴木 博之, 和田 秀一 日本血管外科学会雑誌 31 (3), 123-127, 2022-05-31

    ...<p>本邦において下肢静脈瘤に対するシアノアクリレート血管内塞栓術(以下,CAC)が2019年12月から保険適用となり,全国的に症例数が増加している.しかしながら,新しい治療法であることから合併症などについてはまだデータの蓄積が必要な段階である.特に塞栓された静脈に対する炎症所見については,その原因も含めまだまだ議論がなされるところである.われわれはCAC後にアレルギー様症状を呈した症例に対し薬剤誘発性...

    DOI 医中誌

  • マングローブ林におけるスキャナー法による細根動態観測

    木原 友美, 小野 賢二, 諏訪 錬平, 渡辺 信, 藤本 潔, 檀浦 正子 日本森林学会大会発表データベース 133 (0), 685-, 2022-05-30

    ...スキャナー法導入にあたっては、観測用アクリルボックスにかかる浮力を錘で抑え、冠水時にボックスが浮上しないようにし、継続的に同一土壌断面を撮影できるようにした。調査は、西表島のオヒルギ及びヤエヤマヒルギ林で行った。1~2か月に1回の頻度で撮影した土壌断面画像を時系列に沿って解析し、根の直径、長さ及び伸長・消失量を求めた。...

    DOI

  • 超ミニチュアクリープ試験法の開発

    高橋 和清, 日坂 知明, 小菅 謙一, 新田 明人, 屋口 正次 材料 71 (4), 381-387, 2022-04-15

    <p>A uniaxial creep test method using an ultra-miniature creep (Ultra-MC) specimen with a size equivalent to that of a small punch creep (SPC) specimen was developed in this study. It was confirmed …

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献6件

  • 経カテーテル的動脈塞栓術とその後の集学的治療により救命し得た出血性胃潰瘍による心肺停止の1 例

    田村 周太, 小田原 一哉, 岩野 祥子, 平田 雅昭 日本腹部救急医学会雑誌 42 (3), 403-407, 2022-03-31

    ...シアノアクリレート系薬剤(n-butyl-2-cyanoacrylate:NBCA)で動脈瘤と固有肝動脈を塞栓した。以後,再出血は認められず,側副血行路の発達により肝臓内の動脈血流も保たれていたが,胃角部から幽門にかけて変形が強く,経口摂取が不良であった。気腫性膀胱炎,腎盂腎炎,肝膿瘍を発症したが,抗生物質投与とドレナージで軽快した。後日,腹腔鏡下胃空腸バイパス術を施行した。...

    DOI Web Site 医中誌

  • 口腔内スキャナーと新規スキャンゲージによりインプラント上部構造を複製した1症例

    荒井 昌海, 尾立 哲郎, 佐藤 優樹, 片山 翔一, 櫻井 祐弥, 松尾 一樹, 石渡 弘道, 澤瀬 隆 日本口腔インプラント学会誌 35 (1), 24-28, 2022-03-31

    ...</p><p>患者は55歳,男性.上下無歯顎で,インプラントフルブリッジの摩耗や破折による咀嚼困難を訴え来院した.2010年に上下顎それぞれにインプラントが4本埋入され,その上部構造としてアクリルレジン製のフルブリッジを装着されていた.約10年間使用していた補綴装置は,人工歯や歯肉色レジンの摩耗や損傷が著しかった.旧補綴装置の修理後,プロビジョナルレストレーションとして使用しながら,咬合および粘膜面...

    DOI 医中誌

  • Machine learning discovery of missing links that mediate alternative branches to plant alkaloids

    Vavricka, Christopher J., 高橋, 俊介, Watanabe, Naoki, 竹中, 武藏, 松田, 真実, 吉田, 崇伸, Suzuki, Ryo, Kiyota, Hiromasa, Li, Jianyong, Minami, Hiromichi, 石井, 純, 柘植, 謙爾, 荒木, 通啓, 近藤, 昭彦, 蓮沼, 誠久 Nature Communications 13 (1), 1405-, 2022-03-16

    Engineering the microbial production of secondary metabolites is limited by the known reactions of correctly annotated enzymes. Therefore, the machine learning discovery of specialized enzymes …

    HANDLE

  • 肺癌脊椎浸潤と鑑別を要した化膿性脊椎炎の1例

    宮田 剛彰, 比嘉 花絵, 景山 寛志, 吉松 隆, 山中 澄隆, 小山 倫浩 日本呼吸器外科学会雑誌 36 (2), 173-179, 2022-03-15

    <p>69歳男性.リウマチ性多発筋痛症に対してステロイドおよび免疫抑制剤内服加療中.背部痛を主訴に受診.胸部CTで右肺S2に近接する胸椎の溶骨性変化を伴う腫瘤を認めた.肺癌の脊椎浸潤,化膿性脊椎炎による炎症性肺腫瘤を鑑別に開胸肺生検術を施行.術中所見から化膿性脊椎炎による炎症性肺腫瘤の診断で,右肺部分切除および椎体・椎間板の搔爬・自家肋骨移植での脊椎前方固定術を施行.椎体・椎間板の搔爬検体から黄…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献9件

  • 学生実験のための卵白フラボプロテインの簡易精製法の検討

    堀江, 信之 名古屋女子大学紀要 (68) 11-17, 2022-03-10

    卵白フラボプロテインは,卵白中に含まれるリボフラビン(ビタミンB2)結合タンパク質で, 卵白の黄色の原因となっているタンパク質である.大学教育課程における生化学実験の題材と して,卵白からの卵白フラボプロテインの簡易精製法について検討した.この方法では,セル ロファインA-200の樹脂を用いて,pHの異なる2種類の溶出液を用いた一段階のカラムクロマ …

    機関リポジトリ Web Site 医中誌

  • トナーボトルを例題とした循環性向上のためのライフサイクル設計

    三好 志温, 黒澤 慶能, 瀧居 真理子, 今村 剛, 櫻井 秀夫, 木下 裕介, 梅田 靖 精密工学会学術講演会講演論文集 2022S (0), 7-8, 2022-03-02

    ...<p>本研究では,複写機の構成部品であるトナーボトルについてLife Cycle Simulationを用いて循環性向上のためのライフサイクル設計を行った.リマニュファクリャリングによる複数回ユースを実現する際に想定するライフサイクルをモデル化し,課題の発見,解決のための設計案立案,および評価を行った.その結果,回収における外観劣化が課題であると特定した。...

    DOI

  • 愛知県において排出されている化学物質の関連性 : PRTRデータを用いたネットワーク分析

    熊谷, 禎晃, 川口, 豊太, 内藤, 宏孝 愛知県環境調査センター所報 = Bulletin of Aichi Environmental Research Center (49) 1-16, 2022-03

    ...その結果,関連して大気へ排出されやすい主なコミュニティとして,アクリル系高分子の原料,金属等の無機物質,石油系燃料・溶剤の構成物質が特定された。また,関連して水域へ排出されやすい主なコミュニティとして,洗剤の原料,染毛剤の原料が特定された。これらの各コミュニティに属する化学物質には構造上の類似性が認められた。...

    日本農学文献記事索引

ページトップへ