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検索結果 154 件

  • 1 / 1

  • バンコク都市圏におけるホテルの立地傾向とその要因

    宇野 広樹 日本地理学会発表要旨集 2022s (0), 196-, 2022

    ...そのような中でホテルは,外国人の利用が多く,駐在員が居住する都心部のスクンビット・シーロム地区に多く立地しており,外国人を主体として都心部の宿泊需要が大きかったと考えられる.2010年以降になると,世界的な観光需要の高まりに伴って外国人観光客数が年々増加し,その結果ホテルの出店数も需要にあわせて増加していったと考えられる.さらには,世界経済におけるASEAN市場の注目,さらにはアジア経済共同体の発足やインドシナ...

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  • 北西太平洋における熱帯低気圧に伴う豪雨の過去の変化傾向と気候変動の関係

    内海 信幸, 金 炯俊 水文・水資源学会研究発表会要旨集 34 (0), 184-, 2021

    ...<p>1960 – 2010年の観測データから、熱帯低気圧による豪雨(台風豪雨)の頻度は北西太平洋域の南西部(ルソン島周辺およびインドシナ半島東岸)で減少し、中国の南西部沿岸から韓国、日本の太平洋岸にかけて増加したことがわかった。また、同様の空間パターンは人為起源の気候変動の影響で現れることが気候シミュレーションデータの解析により明らかになった。...

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  • 本州港湾部で発見された外来アリの一種ナンヨウテンコクオオズアリ

    寺山 守, 富岡 康浩, 木村 悟朗, 谷川 力 都市有害生物管理 11 (2), 75-79, 2021

    ...は,物資の輸送に伴って旧世界を中心に分布を拡大させている外来種で,西アジア,インドからインドシナ半島,中国南部,東南アジア,インド洋の島々,パラオ,ヨーロッパ(温室内)から記録されている.日本でも近年になって本種が発見されており,2001 年に琉球列島から,2003 年に小笠原諸島から記録されている.本種が東京港の港湾部でのモニタリング調査によって 2021 年に発見された.本記録は本州における野外...

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  • タイ新産の<i>Tetracera akara</i>(ビワモドキ科)

    S. Rakarcha, S. Saensouk, P. Saensouk 植物研究雑誌 95 (4), 245-248, 2020-08-20

    ...<i>T. akara</i>は軟弱な枝をもつ小潅木あるいはツル性木本植物である.花は頂生または腋生の円錐花序につき,萼は緑色〜赤緑色で内面に毛があり,花弁は白色〜緑白色である.本稿ではタイ産の個体にもとづいて記載を与えるとともに図示した.インド,セイロン,インドシナ半島などに広く分布する.</p>...

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  • ビエンチャンの新中華街における中国系移民

    李 宝峰 日本地理学会発表要旨集 2020s (0), 204-, 2020

    ...1970年代インドシナ半島の社会主義化により一時的に衰退したラオスの中国系移民社会は再び拡大に転じている。一方、中国政府の「一帯一路」戦略により、中国とラオスの国際関係はより一層密接になりつつある。</p><p></p><p> 従来ラオスにおける中国移民社会に対する研究は、主に中国とラオスの関係の歴史的変化に注目し、巨視的な視点で移民社会の発展と国際社会との関係を分析してきた。...

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  • 性特異的遺伝標識による房総半島の外来種に関する見直し

    川本 芳, 直井 洋司, 萩原 光, 白鳥 大佑, 池田 文隆, 相澤 敬吾, 白井 啓, 田中 洋之 霊長類研究 Supplement 35 (0), 38-39, 2019-07-01

    ...しかし,カニクイザルがアカゲザルと自然交雑するインドシナ半島のカニクイザル由来の可能性も残るため,アカゲザル由来と断定することはできない。勝浦市でカニクイザルを放し飼いし閉園した公園の存在に照らし,今回の分析結果を考察する。</p>...

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  • アジアモンスーン域における熱帯低気圧と降水の長期変動

    高橋 洋, 神澤 望, 松浦 果菜 日本地理学会発表要旨集 2019s (0), 74-, 2019

    ...Takahashi and Yasunari(2008)では、インドシナ半島での降水量変動の弱い熱帯低気圧を含めた熱帯低気圧の寄与を見積もっており、それは、7割にも達するとしている。また、過去の研究で、インドシナ半島の降水量変動をインデックスとして大気循環場のコンポジット解析をすると、熱帯擾乱の描像が現れる。...

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  • ラオス北部山地のチーク人工林の生育と立地および土壌条件の関係

    今矢 明宏, Simone Vongkhamho 日本森林学会大会発表データベース 129 (0), 650-, 2018-05-28

    ...調査対象としたラオス北部山地は、チークの天然分布域であるインドからインドシナ半島西部と隣接した地域であるものの、その適地から外れている。これらの地域においてより高い生産性を得るためには最適な立地および土壌条件を導き植栽地を選定する必要がある。ラオスにおける最大のチーク産地であるルアンパバーン県においてチーク人工林32林分を調査し、チーク生長と立地および土壌条件の関係について解析した。...

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  • カニクイザルにおけるチトクロムP450遺伝子の解析と薬物動態

    宇野 泰広, 山崎 浩史 日本毒性学会学術年会 45.1 (0), W8-3-, 2018

    ...半島由来の個体では見られなかった.一方,CYP2C9変異とCYP2C19変異はインドシナ半島由来の個体で見つかったが,インドネシア産やフィリピン産では見られなかった.以上のことから,カニクイザルにおいてもヒトと同様,P450の遺伝子多型が薬物代謝における個体差の一因になっており,産地差の原因にもなっている可能性が示唆された.本発表では,カニクイザルP450の遺伝子と遺伝子多型の解析でこれまでに得られた...

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  • インドシナ半島における長寿命台風の特徴分析

    織茂 奈津美, 瀬戸 里枝, 吉田 奈津妃, 渡辺 恵, 鼎 信次郎 土木学会論文集B1(水工学) 74 (5), I_1213-I_1218, 2018

    ...<p> インドシナ半島には,数年に一度,長寿命台風と呼ばれる減衰が弱いために広範な被害を及ぼす台風が上陸し,その衰退メカニズム解明が望まれている.本研究は長寿命台風の衰退メカニズムの検討を目的として2つの分析を行った.1つ目は,衰退しにくさの指標を導入した上陸位置・年代・月変化による台風衰退の特徴分析である.この結果,年代と共に長寿命化が進行しており,その原因として半島南に上陸する台風の長寿命化が進行...

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 79万年前にインドシナ半島南部で起きた小天体衝突によるエジェクタ層の特定

    多田 隆治, 多田 賢弘, Carling Paul, Songtham Wickanet, Thuyen Le Xuan, 常 昱, 田近 英一 日本地質学会学術大会講演要旨 2017 (0), 276-, 2017

    【台風のためプログラム中止】 台風18号により学術大会の一部プログラムが中止となりました.中止となったプログラムの講演要旨については,著者のプライオリティ保護の見地から今回に限りJ-STAGEに公開し,引用可能とします.ただし,学術大会においては専門家による議論には供されていませんので「台風のためプログラム中止」との文言を付記します.(日本地質学会行事委員会)

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  • インドシナ半島-ボルネオ島間の民族移動の軌跡

    奥島 美夏 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2017 (0), C23-, 2017

    本報告では、オーストロネシア・オーストロアジア両語族の民族移動過程で重要な地域となるボルネオ(カリマンタン)島から、カヤン系諸族とその周辺諸民族をとりあげ、基礎語彙および社会組織や宗教、口頭伝承などのターミノロジーを比較分析し、東南アジア大陸部から島北西部と北東部へ少なくとも2つの異なる民族移動の波があったことを指摘する。

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  • 東南アジアの低地に生育する天然生落葉林における水蒸気フラックスの季節・年々変動

    清水 貴範, 飯田 真一, 壁谷 直記, 玉井 幸治, 清水 晃 日本森林学会大会発表データベース 127 (0), 618-, 2016

    ...インドシナ半島中南部に存するカンボジア国では、近隣諸国では稀少になっている熱帯の低地乾燥落葉林が、メコン川東岸を中心に広範囲に分布している。同国の大半は雨季・乾季が明瞭なサバナ気候下にあり、落葉林の樹木は乾季に一旦落葉する。...

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  • 東南アジアの天然生乾燥常緑林における渦相関法による雨季・乾季の 蒸発散量の変動について

    清水 貴範, 飯田 真一, 玉井 幸治, 田中 憲蔵, 大貫 靖浩, 壁谷 直記, 清水 晃, 延廣 竜彦 水文・水資源学会研究発表会要旨集 28 (0), 100080-, 2015

    カンボジア国の低地乾燥常緑林で渦相関法を用いて水蒸気交換量を測定した。雨季の潜熱フラックスは有効放射量と同期して変動していたが、乾季後半に2か月以上の少雨が続くと、潜熱フラックスの値の変動は有効放射量の傾向と乖離することが観測された。このことより、今世紀において見出されてきた「雨季・乾季を有する熱帯で成立している常緑林の蒸発散量のピークは乾季である」という現象は、しばしば反例を伴うことを示してい…

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  • タイ北部ファーン盆地周辺地域における降雨日周変動

    柳場 さつき, 田中 靖, 江口 卓 日本地理学会発表要旨集 2014s (0), 100151-, 2014

    ...しかしインドシナ半島北部は気候区の遷移帯に位置し,山岳地域で気象観測密度も低いため,この地域の気候の詳細については不明な点も多い。 <br> そこで本研究では,熱帯モンスーン気候下の山岳地域に位置するタイ北部ファーン川流域において気象観測を行った。まず,そのデータを再解析データや他の観測データと比較検討し,広域的な条件から研究対象地域の季節区分を行った。...

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  • キタブタオザル(Macaca leonina)の系統地理

    田中 洋之, 川本 芳, Malaivijitnond S, Pomchote P, Nguyen Van M, Hasan K, Feeroz M M, 濱田 穣 霊長類研究 Supplement 29 (0), 95-, 2013

    ...【目的】キタブタオザル (<i>Macaca leonina</i>;以下キタブタオ)は,マレー半島基部を南限として,インド東アッサム地方からインドシナ半島全域,中国雲南省南西部まで広く分布する.このような広域分布にもかかわらず,キタブタオの形態的差異は生息地域間で乏しいとされている.しかし,こうした形態的特徴と比較するための地域個体群の遺伝的関係に関する情報はない.本研究では,キタブタオの種内の系統関係...

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  • 東南アジアのアカゲザル(Macaca mulatta)は雑種か?

    濱田 穣, 森光 由樹, フォン サムース, サン エ・ミ, ジー マウンマウン, 川本 芳, マライヴィジットノン スチンダ 霊長類研究 Supplement 29 (0), 96-, 2013

    ...集団は,体が小さく,体のプロポーションはアカゲザルとカニクイザルの中間にあり,相対尾長は 51.5-66.5%と長く,体色コントラストも低い.このように北タイからバングラデシュまでの集団は東西グループ,特に西グループに近似し,インドシナ東半の集団はカニクイザルへの近似性を示す.考察:分子系統発生学的研究によれば,ほんらいアカゲザルとカニクイザル(少なくとも基亜種)は相当程度,遺伝的形質を共有する.インドシナ...

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  • 準平原における河川流出特性と河川灌漑

    星川 圭介 水文・水資源学会研究発表会要旨集 26 (0), 160-, 2013

    ...タイ東北部をはじめとしたインドシナ半島の準平原地域では、河道を土堰堤で完全に閉塞し、河川を人為的に溢れさせて周囲の水田を満たすという形の河川水利用が広く行われてきた。土堰堤の決壊や致命的氾濫被害を伴わずにこうした水利用が可能な理由として、同地域の河川流出特性が日本などと大きく異なり、洪水流出が比較的緩慢であることが予想された。...

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  • 「人口密度ポテンシャル」を導入した東南アジア大陸部人口密度分布の分析

    梅川 通久 日本地理学会発表要旨集 2012s (0), 100189-, 2012

    ...本研究ではインドシナ半島を十分にカバーする広域についての、SEDANCによる2.5'グリッドで構成された人口密度グリッドデータから、人口密度ポテンシャルを実際に求めた。計算の結果、広域の人口密度分布データを元にしたモデルでは、人口密度ポテンシャルがインドシナ半島南東から北西に向かって低くなる傾斜構造を持つことがわかった。それにより、人口にかかる仮想的な力の向きも同様の大局的構造を持つことがわかる。...

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  • カンボジア・メコン下流域における2011年水害と河川微地形

    南雲 直子, 久保 純子, 須貝 俊彦 日本地理学会発表要旨集 2012a (0), 100160-, 2012

    ...はじめに<BR>インドシナ半島ではモンスーンの影響を受けて1年が雨季と乾季に大別される.2011年6月~9月にかけて平年より雨の多い状況が続き,メコン川中・下流域でも集中的な降雨がみられたことから,通常の雨季を越える規模の洪水となり,多くの被害をもたらした.この水害は,メコン川下流域で2000年に発生した,いわゆる2000年水害(たとえば,海津ほか, 2004;久保, 2006)以来の規模となった....

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  • ベトナムにおける気象データの統計解析

    薛 寒 水文・水資源学会研究発表会要旨集 25 (0), 256-, 2012

    ...インドシナ半島におけるベトナム社会主義共和国は頻繁に暴風雨、洪水、干ばつ、他の気候関連の災害に見舞われており、自然災害に苦しむ世界中十最悪の国の一つである。過去10年間の統計データによると、自然災害による年間平均被害は国内総生産の1.5%に相当し、自然災害による年間平均死者または行方不明は、多くの子どもたちを含め750人に達している。...

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  • カントー橋の景観設計

    永見 豊 デザイン学研究作品集 17 (1), 60-63, 2012

    ...カントー橋は、インドシナ半島南部メコンデルタ地帯に架かるベトナム国道1号線の橋であり、延長2,750m、支間は東南アジア最大となる550mの3径間連続斜張橋である。架橋位置はカントー中心市街地から2kmと近く、ホテルや河川公園など住民の集まる場所から眺めることができ、水辺空間のシンボル的役割を担っている。そこで、新たな橋梁景観を創出し、自然豊かな環境との調和を図ることを目的として景観設計を行った。...

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  • カンボジア産カニクイザルの小腸におけるチトクロームP450酵素活性

    中西 康晴, 山下 浩幸, 吉川 剛, 鵜藤 雅裕, 中村 稚加, 宇野 泰広 日本毒性学会学術年会 39.1 (0), P-224-, 2012

    ...産地間で差異がみられなかった理由は,中国産Mfが,カンボジアを含むインドシナ半島由来の個体を元に繁殖されたためと考えられる。これらの結果は,ヒトにおいて経口投与された薬物の体内動態を,Mfを用いて外挿する重要な情報となる。...

    DOI 医中誌

  • カンボジアの常緑林と落葉林における林床面蒸発量の特性

    玉井 幸治, 清水 貴範, 飯田 真一, 壁谷 直記, 荒木 誠, 清水 晃, ケス ナン, チャン ソファール 水文・水資源学会研究発表会要旨集 25 (0), 280-, 2012

    ...低地常緑林は,かつてインドシナ半島における主要な森林タイプのひとつであった.しかし現在では農地などに開発され,土壌浸食や塩害などのために放棄され裸地となった地域も多い.カンボジア中央部には,まだ低地常緑林が広く残っているが,強い開発圧力にさらされている.そこで本研究では森林開発による土壌への影響を予測するための前段階として,林床面蒸発の特性を検討する.林床面蒸発量(E)の観測は,カンボジア国コンポントム...

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  • 東南アジア大陸部における人口密度分布に関する定量的考察

    梅川通久 第73回全国大会講演論文集 2011 (1), 401-402, 2011-03-02

    ...また周辺地域も含めて同様に計算した場合、インドシナ半島全体を北東方向の緩やかなポテンシャル勾配が被い、域内の情報のみから算出されたローカルな力の集中の他、内陸部にむかう緩やかな人を引きつける向きの力の存在が示唆された。社会的実情との比較が、今後重要と考えられる。...

    情報処理学会

  • カンボジア産カニクイザルの血液検査値

    山下 浩幸, 水由 健介, 内野 博志, 福田 剛司, 野尻 光一郎, 田淵 秀剛, 杉本 崇至, 瀬戸口 綾子, 付 尼斯, 吉川 剛, 洲加本 孝幸 日本トキシコロジー学会学術年会 38 (0), 20174-20174, 2011

    ...カンボジア産と中国産で差が見られなかったのは、中国産が元々カンボジアを含むインドシナ半島由来であるためだと考えられる。...

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  • ウンカ類の長距離移動とイネのウイルス病媒介

    松村 正哉 日本衛生動物学会全国大会要旨抄録集 63 (0), 32-32, 2011

    ...トビイロが媒介するRRSVとRGSVは近年インドシナ半島南部で多発しているが,日本では1970年代末に九州の数県で確認された後は未発生であったが,2010年に長崎県でRRSVが確認された。また,2008年のヒメトビの大量飛来後に西日本各地でRSVが多発生し,長距離移動による媒介ウイルス病の多発生が初めて確認された。...

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  • カンボジア産カニクイザルの肝臓におけるチトクロームP450酵素活性

    中西 康晴, 山下 浩幸, 中村 稚加, 鵜藤 雅裕, 宇野 泰広 日本トキシコロジー学会学術年会 38 (0), 20023-20023, 2011

    ...これらの産地間で差異が見られなかった理由は,中国産カニクイザルが,カンボジアを含むインドシナ半島由来の個体をもとに繁殖されたためと考えられる。その他のCYP酵素活性についても解析中であり,発表時にはその結果についてもご報告したい。これらの結果はカニクイザルを用いた安全性や薬物代謝などの非臨床試験を行う際に有用な基礎データとなる....

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  • カンボジア産カニクイザル肝臓のチトクロームP450 遺伝子発現解析

    伊勢 良太, 吉川 剛, 山下 浩幸, 宇野 泰広 日本トキシコロジー学会学術年会 38 (0), 20175-20175, 2011

    ...実験用カニクイザルの繁殖地として,中国およびカンボジア等のインドシナ半島を含む地域が存在する。しかしながら、これら繁殖地間での遺伝子発現に関する解析は十分ではない。そこで本研究では、薬物代謝に重要なチトクロームP450(CYP)遺伝子の肝臓での発現量を、カンボジアおよび中国で繁殖されたカニクイザルで比較した。...

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  • 北部ベトナムにおける冬季の日照時間の年々変動

    平野 淳平, 松本 淳 日本地理学会発表要旨集 2011f (0), 100061-100061, 2011

    ...V結果</b><b></b> <br>図1に示すように, 多照年に共通する特徴として中国南部からインドシナ半島付近で高気圧偏差が強いことが指摘できる。この高気圧偏差は特に12月と1月に明瞭である。多照年には北部ベトナムはこの高気圧偏差域に覆われるため,多照となると考えられる。一方,寡照年についてはユーラシア大陸北部でのシベリア高気圧の発達がみられる。...

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  • 東南アジア大陸部におけるヤオ族の移住史の理解に向けて

    増野 高司 日本地理学会発表要旨集 2010s (0), 276-276, 2010

    ...<BR><BR><B>3.結果および考察</B> <BR> ヤオ族の移住史を歴史的にみた場合,6世紀以降から18世紀にかけて,中国国内での移住が行われていた.その集団レベルでの移住の要因としては,漢族をはじめとする他民族集団や国家政策との軋轢によるものが少なくない.その後19世紀になるとヤオ族のうち特にミエンと自称する集団によるインドシナ半島への移住が開始された.これには18世紀中頃から19世紀にかけての...

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  • 広域モンスーンの季節変化に内在する陸面・海洋フィードバックの定量化

    植田 宏昭, 大庭 雅道, 謝 尚平 日本地理学会発表要旨集 2009f (0), 2-2, 2009

    ...これらの変化における、SST効果、放射/陸面効果を算出したところ、5月中旬のオンセット(南シナ、インドシナ半島など)は、広域の温度コントラストの反転が主要素であることを反映し、SSTの効果は相対的に小さいことが実験的に明らかになった。一方、6月中旬のSSTは対流活動の活発化に対し負のフィードバック効果として働いている。  ...

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  • 森林の劣化が群落蒸散量と表面温度に及ぼす影響-カンボジア低地常緑林における予測解析-

    玉井 幸治, 延廣 竜彦, 清水 晃, 清水 貴範, 荒木 誠, 飯田 真一, 壁谷 直記, ソファール チャン, ケス ナン 水文・水資源学会研究発表会要旨集 22 (0), 107-107, 2009

    ...平地常緑林はかつてインドシナ半島の主要植生の一つであったが、その多くが開墾や樹木の伐採などによって農地や落葉林に置き換わった。カンボジアではこの平地常緑林が比較的広く残っているが、カンボジア政府の政策にもかかわらず、強い開発圧力にさらされている。平地常緑林の蒸発散量は、雨季よりも乾季に多い(Nobuhiroら、2007)。...

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  • ラオス中西部と南部におけるマカク分布パターン:棲み分けと境界

    濱田 穣, PATHOUMTHONG Sithideth, KINGSADA Phouthone, 栗田 博之, MALAIVIJITNOND Suchinda 霊長類研究 Supplement 25 (0), 34-34, 2009

    ...【目的】5種のマカク(<i>Macaca mulatta, M. arctoides, M. fascicularis, M. assamensis, and M. nemestrina leonina</i>)はインドシナ半島で広域に同所性もしくは側所性に分布している。それらの多くは,実際には棲分けていると推測される。...

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  • インドシナ半島における冬季モンスーン時の降水の季節進行

    渡邉 穣次, 松本 淳, 高橋 洋 日本地理学会発表要旨集 2009f (0), 136-136, 2009

    ...その結果、10月にインドシナ半島には南シナ海から多くの水蒸気が輸送されていることがわかった。この時期は中部ベトナムのダナンにて降水量が多くなる時期と対応している(図)。12月から1月にかけては水蒸気輸送が卓越する領域は徐々に南下し、中部ベトナム(北緯16°付近)においては水蒸気フラックスが減少した。それに伴って降水量も減少するものと考えられる。...

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  • 空間解析手法を用いたラオスの降雨およびコメ生産特性の把握

    山本 由紀代, 古家 淳, 鈴木 研二, 越智 士郎 システム農学 23 (1), 71-86, 2007

    ...インドシナ半島内陸部に位置するラオスでは天水田や灌漑水田、焼き畑における稲作が広く行われている。メコン川平原を中心に灌漑開発が進められているが、コメ生産量の8 割は天水に依存している。南西モンスーンの影響を受け、5 月から10 月が雨期となり、この間に天水による稲作が行われるが、雨期の開始時期や降水量の年変動が大きく、旱ばつや洪水が生産を不安定化させる大きな要因になっている。...

    DOI Web Site 参考文献32件

  • ラオス・ヴィエンチャンにおける気候環境の特徴

    朴 恵淑, 小野 映介 日本地理学会発表要旨集 2007f (0), 136-136, 2007

    ...ユーラシア大陸と海洋の間の季節的な温度差により生じる大気循環系および水循環系の影響下にあり,熱帯モンスーン気候に属する.同気候下では,雨季(5月後半~10月前半)と乾季(11月前半~3月前半)が周期的に訪れる.雨季には,インド洋に発達した高気圧によって発生する南西風により降雨がもたらされるが,降水量は地域的に異なる.降水量の顕著な地域差は主に地形条件に起因し,チベット高原からホントワン山脈を経て,インドシナ...

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  • フィリピンにおける雨季入りに関連した循環場の特徴とその年々変動

    赤坂 郁美, 森島 済, 三上 岳彦 日本地理学会発表要旨集 2007f (0), 51-51, 2007

    ...結果と考察<BR> EOF解析の結果,上位3成分で累積寄与率が60%以上となり,これらが雨季入り前後の循環場の特徴を表す主要なモードであると判断した.第1EOFモード(EOF1)の因子負荷量分布は雨季入り時にインドシナ半島~南シナ海北部にかけて等値線が密になっており,海洋大陸とインドシナ半島付近では符号の南北コントラストがみられる(図1).コンポジット解析の結果から,EOF1が正の年はインドシナ半島...

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  • インドシナ半島における降水季節内変動の研究

    横井, 覚, 里村, 雄彦, 松本, 淳 京都大学防災研究所年報. B 49 (B), 441-450, 2006-04-01

    ...インドシナ半島各国の気象機関が観測した170 観測点の地上降水量データを用い,降水季節内変動の気候学的特性を調べた。解析期間は1978 年から2003 年の26 年間である。従来から行われているように,季節内変動を30-60 日スケール変動と10-20 日スケール変動に分けて解析を行った。雨季中の各変動の分散を調べたところ,前者は概して半島沿岸部で,後者は内陸部で卓越することが示された。...

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  • アジアモンスーン期のインドシナ半島における西進擾乱による水循環

    筆保 弘徳, 一柳 錦平, 芳村 圭, 山中 大学 水文・水資源学会研究発表会要旨集 19 (0), 91-91, 2006

    ...本研究は,降水の同位体観測,MM5による高解像度数値シミュレーション,再解析データを用いた統計解析より,アジアモンスーン期のインドシナ半島における西進擾乱による水循環について調べた.降水の同位体観測により,インドシナ半島にもたらされるモンスーン期の降水に比べて,西進擾乱による降水の同位体比は異なる.数値シミュレーション結果より,西進擾乱による降水は主に太平洋起源であり,モンスーン期のベンガル湾起源とする...

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  • インドシナ半島におけるプレモンスーン期の陸面熱フラックス

    木口 雅司, 宮崎 真, 金 元植, 鼎 信次郎, 沖 大幹, 松本 淳, 里村 雄彦 水文・水資源学会研究発表会要旨集 19 (0), 6-6, 2006

    ...水蒸気場・および潜熱・顕熱,降水量,熱フラックスの観測データ(Tak)を用いて解析した.モンスーンオンセット前の3月中旬からすでに潜熱フラックスが卓越し続けており陸面が湿っている.また2月中旬から潜熱フラックスが顕熱フラックスを上回る状態が時々現れる.潜熱フラックスが卓越している時期の合成図解析によると,中国南部からタイ内陸部,カンボジアにかけて潜熱フラックスが顕熱フラックスより大きい地域が広がり,インドシナ...

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  • トンレサップ湖およびその周辺域の過去の水収支_-_限定された地上水文資料を用いたアプローチ_-_

    猪股 広典, 深見 和彦 水文・水資源学会研究発表会要旨集 19 (0), 55-55, 2006

    ...カンボジアの中央部にはインドシナ半島最大の淡水湖であるトンレサップ湖がある。この地域には明瞭な雨季と乾季が存在する。雨季になるとトンレサップ湖およびその周辺域にメコン河から水が大量に流入する。それにより雨季のトンレサップ湖およびその周辺域では下流に位置するメコンデルタ地域の洪水調節地として機能している。...

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  • ネパールにおける夏季モンスーン開始期前後の降水量推移について

    福島 あずさ, 高橋 日出男 日本地理学会発表要旨集 2005f (0), 40-40, 2005

    ...最も開始日が早いのは東部アルン川流域の4/21で,松本(2002)と比較するとインドシナ半島内陸部やインド北東部とほぼ同時期であり,インド半島の大部分より早く始まることになる。中山間地域では5月中に,タライは6/5ごろに開始し,東部中山間部から西側へ,さらに南側と北側へ向かって開始日が遅くなる傾向がある。...

    DOI 参考文献2件

  • 超高解像度温暖化実験による極値河川流量の長期変動

    平林 由希子, 鼎 信次郎, 沖 大幹, 江守 正多, 竹内 邦良 水文・水資源学会研究発表会要旨集 18 (0), 70-70, 2005

    ...IPCC_-_A1Bシナリオでは、アメリカの中西部から北部にかけてと、東ヨーロッパからスカンジナビア半島にかけて、インダス川、中国南部、オーストラリア南部とアフリカ南部、南アメリカ大陸などで洪水の頻度が増加し、北アメリカ大陸の南西部、南アメリカ大陸の南西部、地中海沿岸地域、アフリカの南部、中央アジア、インド北部、インドシナ半島、オーストラリアなどで渇水の頻度が高くなることが判明した。...

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  • ラオス中部,ビエンチャン平野の地形環境と土地利用

    小野 映介 日本地理学会発表要旨集 2005f (0), 90-90, 2005

    ...1.目的 インドシナ半島北部の内陸に位置するラオスは,国土の大半が山岳地帯からなり,平野部は,メコン河沿いとその有力な支流沿いの地域に限られる.国土に占める平野部の割合は極めて低いが,首都ビエンチャンをはじめとする主要都市の多くは平野部に立地しており,都市近郊では稲作を中心とする農業活動が行われている.本研究では,ビエンチャン周辺に広がる平野(以下,ビエンチャン平野と呼ぶ)を対象として,稲作や野生生物資源利用...

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  • NOAAデータによる熱帯乾燥季節林の落葉フェノロジーの推定

    伊藤 江利子, 神崎 護, Khorn Saret, Det Seila, Pith Phearak, Lim Sopheap, Pol Sopheavuth 日本生態学会大会講演要旨集 ESJ51 (0), 609-609, 2004

    ...アジアモンスーン気候帯に属するインドシナ半島南部には乾季・雨季が存在し、植物の生育は顕著な季節変化を示す水分条件によって強く制限される。このような地域の森林の季節性は温度が制限要因となる温帯とは異なる可能性がある。本研究では、カンボジアの熱帯季節林地帯を対象として、衛星リモートセンシング技術を用いて,正規化植生指数(NDVI)の季節変化パターンから、熱帯季節林の落葉フェノロジーを推定した。...

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  • カンボジア・コンポントム州の森林配列パターンと微地形

    平松 玲子, 神崎 護, 金子 隆之, 奥田 陽一郎, 太田 誠一, Khorn Saret, Pith Phearak, Lim Sopheap, Pol Sopheavuth 日本林学会大会発表データベース 115 (0), P5034-P5034, 2004

    ...1.はじめに<BR>カンボジアは他のインドシナ半島諸国に比べ豊かな森林資源を残すものの、森林消失が急速に進んでいる。しかし長らく続いた内戦などにより、森林を対象とした生態学的研究の事例は乏しい。乾燥常緑林、乾燥落葉林、浸水林などが分布しているが、異なる森林タイプの分布や構造・種組成などについては未知の部分が多く残されている。...

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  • マメ科ハナハギ属の分類学的研究Ⅱ

    五百川裕, 大橋広好 植物研究雑誌 77 (5), 251-283, 2002-10-20

    ...は, 中国南西部 (貴州省, 雲南省, 広西壮族自治区) の他に, インドシナ半島のラオスとタイからも記録されていたが, インドシナ半島の証拠標本を検討した結果, 9. <i>C. decora</i> (Kurz) Schindl. をこの種と誤同定したものであることがわかった....

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  • ―メコン河流域観光開発に関するー研究-

    岩田 隆一 日本観光学会誌 40 (0), 123-130, 2002-06-01

    ...メコン川流域は肥沃な土地や豊かな自然、そして観光資源にも恵まれていながら、インドシナ半島の最貧地帯となっている。 GMS-TFは共同プロジェクトを設定しているが、観光客誘致活動は各国政府に任されている。各国とも雇用創出、外貨獲得、所得向上など観光経済の持つ効果に期待を寄せている。...

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  • インドシナ半島のマラリア分布指標としての植生指数NDVIについて

    橋田 良彦, 二瓶 直子, 小林 睦生, 高阪 宏行, 石井 明 日本衛生動物学会全国大会要旨抄録集 54 (0), 52-52, 2002

    MARA計画の事例で見られるように、アフリカ大陸あるいは国レベルのマラリア分布解析には解像度は低いが広域解析可能な気象衛星NOAAを利用した植生指数NDVIが用いられている。アジアにおける現在あるいは近い将来温暖化に伴うマラリア等感染症の拡大を迅速に広域に把握するためには、NDVI利用の開発が望まれる。東アジアのNDVI値分布図については、独立法人国立環境研の事業として1996年度以来月別植生指…

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  • インドシナ半島におけるモンスーンオンセット前の対流活動

    木口 雅司 日本地理学会発表要旨集 2002a (0), 100-100, 2002

    ...インドシナ半島に東風が吹き込むと比湿が増加し対流活動も強まっていた. 逆にオンセット付近からは, 西風によって水蒸気がもたらされるようになる. オンセット前の対流活動において, 中緯度からの寒気の南下と東風による水蒸気の増加が重要であることが分かった....

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  • Delgamma pangoniaと近似の1新種について

    ZILLI Alberto, 吉本 浩 蝶と蛾 51 (4), 309-315, 2000

    ...にもマレーシア,インド,ベトナム産のこれに該当する5♂1♀の標本の保管されることを知り,これらを詳しく調べた結果,新種であることが分かったので記載した.新種Delgamma flaviae Zilli(Figs 1-2)では,前翅外横線はより直線的で,翅頂部にはD.pangonia(Figs 3-4)に見られるような暗色紋を伴わず,♂では後翅の性斑もほとんど発達しない.分布はインド・アッサム地方とインドシナ...

    DOI Web Site 参考文献10件

  • インドシナ半島の降水日変化

    里村 雄彦 気象集誌. 第2輯 78 (4), 461-475, 2000

    ...2次元非静水圧雲解像モデルを用い、インドシナ半島の降水日変化について調べた。モデルの初期値は、インドシナ半島のほぼ中央である東経102.5度北緯17.5度における6月気候値の風速・気温・湿度の鉛直分布から作成した。<br>モデルは観測されている日変化の特徴をうまく再現することができた。...

    DOI Web Site 被引用文献17件 参考文献37件

  • 華中における春の長雨の気候学的特徴とそのメカニズム

    田 少奮, 安成 哲三 気象集誌. 第2輯 76 (1), 57-71, 1998

    ...インドシナ半島からフィリピン東方の西部北太平洋にかけての下層の気温と地表からの顕熱フラックスの季節変化が似ていることから、2月から4月におけるインドシナ半島付近の地表からの顕熱フラックスによる加熱が東西の熱的コントラストの主な原因であると考えられる。<br>年々変動においても、SPRと上に述べた東向きの気温/西向きの気圧傾度の間に99%有意水準を超える非常に高い相関が確認された。...

    DOI NDLデジタルコレクション Web Site ほか1件 被引用文献10件 参考文献49件

  • 1991年アジア夏季モンスーンの降水と水蒸気収支

    二宮 洸三, 小林 ちあき 気象集誌. 第2輯 76 (6), 855-877, 1998

    ...<br>東アジアの5月の降水はCS-4とCS-5の南西風によってもたらされ,降水域・湿潤域は赤道からモンスーントラフ-インドネシア・インドシナ半島に移行する。梅雨前線の降水帯は5月末-6月初旬に明瞭となる。インドモンスーン1st onsetの西風は6月中旬太平洋の-140°Eに達し擾乱を発生させ、太平洋高気圧の東方への変位をもたらす。...

    DOI Web Site 被引用文献7件 参考文献24件

  • チヂレバツノゴケとその近縁種の分布と分類

    長谷川 二郎 蘚苔類研究 7 (6), 173-177, 1998

    ...について再検討を行った.その結果は以下の通りである.(1)チヂレバツノゴケはA. subtilisと同一種である.(2)上記の東南アジア産の3種のうち,A. fuscusとA. brunneus(ベトナム産)はA. subtilisのシノニムである.(3)A. telaganus(ジャワ産)は,胞子の特徴がチジレバツノゴケと著しく異なっており,明らかに別種である.この結果,チヂレバツノゴケは日本とインドシナ...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献8件

  • 1946-1988年の夏季アジアモンスーンの長期変動

    渡部 雅浩, 篠田 雅人 気象集誌. 第2輯 74 (6), 923-934, 1996

    ...すなわち、6-9月の降水量はインド南西部で増加、北西および中部インド、ヒマラヤ南麓、そしてベンガル湾に面したインドシナ半島西部で減少している。上記の43年間の全球のSSTアノマリに回転経験的直交関数(R-EOF)解析を行なうと(Shinoda and Kawamura,1994)、第二成分(R-EOF2)はインド洋SSTの昇温傾向を示す。...

    DOI NDLデジタルコレクション Web Site ほか1件 参考文献59件

  • メコン水系から初記録の<I>Cyclocheilichthys heteronema</I>

    土井 敦, 多紀 保彦 魚類学雑誌 41 (1), 84-85, 1994

    ...1992年9月10日にカンボジアのトンレサップ湖の北岸シェムリアプ地先で, コイ科魚類の標本1個体を採集した.標本は発達した背鰭棘状軟条, 頭部に列状に並ぶ無数の孔器, 下方向に6小分枝を備える1対の口顎髭等の特徴をもつことから, <I>Cyclocheilichthys heteronema</I>と同定された.本種はマレー半島南部, ボルネオ西部に分布することが知られていたが, インドシナ半島の...

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  • Preliminary Study of Sedimentation in Lake Tonle Sap, Cambodia

    Tsukawaki Shinji, Okawara Masafumi, Lao Kim-Leang, Tada Motohiko, 塚脇 真二, 大河原 正文 地學雜誌 = Journal of geography 103 (6), 623-636, 1994-01-01

    ...また, 同湖はインドシナ半島最大の湖であり, 湖底堆積物には同半島における地域的気候・環境変動が記録されている可能性がある。そこで, トンレサップ湖研究の第一段階として, 湖の北部, 同湖とメコン河とを連絡し雨季に同湖へと逆流するトンレサップ川, ならびに湖の周辺に分布する沖積層の堆積物組成から同湖における堆積作用の予察的検討を行なった。...

    DOI 機関リポジトリ

  • トンレサップ湖の堆積作用に関する予察的研究

    塚脇 真二, 大河原 正文, リァン ラオ キム, 多田 元彦 地学雑誌 103 (6), 623-636, 1994

    Lake Tonle Sap, the largest lake in the Indochina Peninsula, lies in central Cambodia. Unique sedimentation is expected in the lake due to drastic changes in its water area between the rainy and dry …

    DOI Web Site 被引用文献5件 参考文献24件

  • 熱帯西部太平洋における対流活動の日変化

    新田 勍, 関根 創太 気象集誌. 第2輯 72 (5), 627-641, 1994

    ...対流活動の大きな日変化がインドシナ半島、チベット高原、北オーストラリア、海洋大陸域等の大陸や大きな島及びその周辺海域に存在する。また、ベンガル湾と南シナ海にも大きな日変化が存在する。一方、海洋大陸域ほど大きくはないが、熱帯収束帯(ITCZ)と南太平洋収束帯(SPCZ)にも日変化が見られる。日変化の特徴は季節によって変化し、対流活動が活発な季節に日変化の振幅も増大する。...

    DOI NDLデジタルコレクション Web Site ほか1件 被引用文献55件 参考文献16件

  • アジアの湿潤熱帯の地域区分に向けて

    ASHTON Peter S. Tropics 1 (1), 1-12, 1991

    It would be fair to say that knowledge of the forest types of lowland tropical Asia is greater than that of the neotropics, but not as complete as that of Africa, where the integrative role of …

    DOI Web Site 被引用文献5件 参考文献3件

  • タイ国産ガガイモ科の分類学的ノート : II.Streptocaulon属

    近田 文弘 植物分類,地理 42 (2), 85-91, 1991

    ...この属はインドの半島部,マレー半島,インドシナ半島,中国の南部,フィリピンにかけ5種知られる小さな属である。タイのStreptocaulon属については,Kerr(1951),Suvatti(1978)等が報告しているが,彼らの間では種の数が一致していない。ガガイモ科の植物は,タイではわずかの種として,どこででも採集されるというものではなく,タイ国王立森林局や京都大学の標本庫の標本も少ない。...

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  • アンガウル島のカニクイザルの生物学的特徴

    松林 清明, 後藤 俊二, 川本 芳, 野沢 謙, 鈴木 樹里 霊長類研究 5 (1), 46-57, 1989

    Crab-eating monkeys (<i>Macaca fascicularis</i>) inhabiting Angaur Island, in the Republic of Palau, Micronesia, are said to be descendents of animals brought to the island about 80 years ago …

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  • 西部熱帯太平洋域の対流活動の夏期東アジア循環場への影響

    露木 義, 栗原 弘一 気象集誌. 第2輯 67 (2), 231-247, 1989

    ...一方、盛夏期にはフィリピン付近とインドシナ半島の対流活動は東アジアの循環場に大きな影響を与え、特に黄海付近の高度がその影響を最も強く受けることがわかった。西部熱帯太平洋域の対流活動が活発になると、北太平洋上にそこから発する東西波数6程度の波列が現れ、その位置は対流活動の位置にあまり依らない。...

    DOI Web Site 被引用文献25件 参考文献25件

  • タイ国産アカネ科雑記2

    福岡 誠行 植物分類,地理 39 (1-3), 47-54, 1988

    ...今回十分検討できなかった種もあるが,インドシナ半島には10種のヘクソカズラ属があることになる。マレーシアには葉が3輪生になり実が扁平なP. verticillataとヘクソカズラの2種と思われるので,インドシナ半島で分化した属である。ヘクソカズラはブータンから中国,日本,さらに東南アジア,マレーシアに広く分布している。...

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • 数値モデルを用いたチベット高原付近の寒気の吹き出しの研究

    住 明正 気象集誌. 第2輯 63 (3), 377-396, 1985

    ...<br>一つは,寒気が20°Nを越して南下するものの,南西にまがり,インドシナ半島に入り込むことがある。この理由は,インドシナ半島の地形の効果も詳細に取り扱っていないためと思われる。もう一つの問題は,山に沿ってのcold surgeが強すぎることである。この理由は,山のsub-grid scaleの起伏に伴う境界層の拡大という効果が上手に取り込まれていないためと考えられる。...

    DOI Web Site 被引用文献7件 参考文献22件

  • FGGE年の北半球夏季における熱帯下部対流圏擾乱の全球解析

    新田 勍, 中込 縁, 鈴木 靖, 長谷川 直之, 門倉 昭 気象集誌. 第2輯 63 (1), 1-19, 1985

    ...<br>インドシナ半島からインド北部にかけて,6~7日周期の変動が存在し,ベンガル湾北部で振幅が最大となっている。この擾乱はモンスーン•トラフ上を伝わり,ベンガル湾北部で発達するモンスーン擾乱と思われる。<br>インド洋から東南アジア,西部太平洋にかけて,長周期変動(周期13.3日以上)が卓越する。この長周期変動は,最近注目されているアジアモンスーン活動の30~50日周期変動によるものであろう。...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献5件 参考文献37件

  • Impatiens siamensisについて

    清水 建美, 高尾 静代 植物分類,地理 35 (1-3), 15-20, 1984

    ...これを要するのに、I. siamensisはインドシナ半島を中心に分布するMicrocentron群とMacrocentron群の形質をあわせもつ特異な種ということができる。...

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  • 西太平洋および東南アジア地域における深い積雲対流活動の解析

    村上 勝人 気象集誌. 第2輯 62 (1), 88-108, 1984

    ...インドシナ半島およびベンガル湾方面においてはこの変動は南インド洋赤道付近からくり返し進行してくる様相を示す。時間変動に関するバンドパス•フィルターを用いてさらに詳細な解析を行なったところ,変動のなかにはチベット高原方面から南進してくる成分もあることが分かった。さらに,同様の状況が西太平洋上においても生じていることも明らかになった。...

    DOI Web Site 被引用文献34件 参考文献18件

  • コイ科<I>Puntioplites</I>属2種の分化と動物地理

    多紀 保彦, 勝山 明里 魚類学雑誌 26 (3), 253-265, 1979

    Pronounced geographic variation in meristic characters is found in two Southeast Asian cyprinid species, <I>Puntioplites proctozysron</I> and <I>Puntioplites waandersi</I>.When local populations of …

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  • タイとインドシナのトウエンソウ属 : タイ国植物誌研究集会講演集録

    ハンセン バーテル 植物分類,地理 30 (4-6), 189-194, 1979

    ...トウエンソウ科はツユクサ目のものであるが,日本には自生しないものであり,一般的な形質について図示し,説明されてから,インドシナ半島産の12種の個々について詳しく話していただいた。なお,この研究集会を援助して下さった日本学術振興会とトヨタ財団,それに集会に参加してこの会を有意義なものとして下さった内外の研究者に深謝いたします。(岩槻 邦男)...

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  • アジア産ウラボシ科の一新属

    秦 仁昌 植物分類,地理 29 (1-5), 41-46, 1978

    ...するものである.この種を基準種として新属 Tricholepidium を記載する.この属は中国を中心に,10種あり,その特徴はヌカボシクリハラン属の性質とノキシノブ属の性質とを併せもっている属ということができる.10種記載したうち 7 種までは中国産の標本に基づいた新種であり,T. chapensis は北ヴェトナム,T. normale は中国・ヒマラヤ域,T. maculosum はマレーシアからインドシナ...

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  • 雲の航空写真と気象衛星写真の比較

    孫野 長治, 菊地 勝弘, 葛西 俊之 気象集誌. 第2輯 47 (3), 227-234, 1969

    ...1965年10月1日,日航のDC8型ジェット旅客機上から16ミリ駒おとし撮影機によってインドシナ半島上の雲の写真観測を行なった.そうして雲の連続航空写真を実体鏡方式によって解析して雲の水平分布を求めた.同時刻にNASAの配慮により,この地域の気象衛星TIROS10号による撮影も実施されたので,両者の比較的正確な比較が可能であった....

    DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献3件

  • 東亜の在来家畜に関する研究

    阿部 恒夫, 大石 孝雄, 鈴木 正三, 天野 卓, 近藤 恭司, 野沢 謙, 並河 鷹夫, 熊崎 一雄, 古賀 修, 林田 重幸, 大塚 閏一 日本畜産学会報 39 (12), 523-535, 1968

    It is considered that the world cattles are classified into three groups; European breeds belonging to B. taurus, Indian breeds belonging to B. zebu indicus and the cross breeds between them.<br>As …

    DOI Web Site 医中誌

  • 東南アジアの市場とその商品

    岩田 慶治 人文研究 14 (10), 882-896, 1963

    はじめに : 東南アジア諸國における村落の市場と商業について調査してみたいという考を筆者は以前から抱いていた。アフリカや西アジアにおけるそれとの比較研究の資料をえたいと思ったからである。そこで、一九五七一五八年における民族学協会主催の東南アジア稲作民族文化綜合調査団に参加した際にも、これを一つの調査テーマにえらびたいと思っていた。……

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  • 東南アジアにおける居住様式の地理学

    岩田 慶治 人文研究 13 (11), 1071-1087, 1962

    ...これは南から北へほぼインドシナ半島を縦断する調査旅行であった。本稿はこの旅行の途次、またのちラオス北部のパ・タン村滞在中に筆者が蒐集した諸資料のうち、主として民家、集落に関するものを整理、展望したものである。……...

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