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検索結果 3,100 件

  • 動物モデルを用いたパーキンソン病の排尿障害発症メカニズムの解明

    山本 達也, 荒木 信之 千葉県立保健医療大学紀要 15 (1), 1_51-1_51, 2024-03-31

    ...</p><p>(研究方法)</p><p>・実験は正常ラット4頭を用いて行った.実験はウレタン麻酔下で黒質に細胞外液採取用透析プローブを刺入して行った.</p><p>・タングステン電極付き透析プローブを黒質に刺入し,電気刺激前,刺激中,刺激後(各々90分)で黒質の細胞外電位測定,細胞外液採取を行った....

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  • 二酸化炭素を用いたカーボネート誘導体,カルバメート誘導体,ギ酸シリルの合成法の開発

    竹内 勝彦 Journal of the Japan Petroleum Institute 67 (2), 45-51, 2024-03-01

    ...また,合成対象となる化合物は,いずれも工業的に有用な化学品であり,カーボネート誘導体はポリカーボネートの原料,カルバメート誘導体はポリウレタンの原料,ギ酸シリルはホルミル基導入のための試薬となる。有用な化合物を効率的かつ環境調和的に製造することを可能にするこれらの合成法が,CO<sub>2</sub>排出量削減に貢献することを期待している。</p>...

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  • 樹脂の還元作用を利用した樹脂内への金属ナノ粒子の埋め込み

    酒井 俊郎, 渡邉 崇久, 徳田 将宗 色材協会誌 97 (1), 5-11, 2024-01-20

    ...その結果,2級アミンを含むナイロン66やポリウレタンを金属塩水溶液に浸漬して加熱すると,樹脂内に金属ナノ粒子が形成されて,埋め込まれることが明らかとなった。また,金属塩エタノール溶液にナイロン66やポリウレタンを浸漬して加熱すると,樹脂内での金属ナノ粒子の形成・埋め込みが促進されることがわかった。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献34件

  • 永久磁石発泡ウレタンエラストマーの速度センサーへの応用

    森本 日向子, 土田 智也, 大江 岳歩, 岩本 悠宏, 井門 康司, 牧原 伸征, 鶴田 久 日本AEM学会誌 32 (1), 213-218, 2024

    <p> A new polyurethane foam that has the properties of permanent magnet, a permanent magnet urethane foam elastomer, has been developed. Since the surrounding magnetic field distribution changes …

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  • 省エネ・高品質抄造に最適な新世代プレス装置「アドバンテージ・ビスコニップ」の既設マシンへの導入

    横内 俊吾 紙パ技協誌 78 (2), 127-130, 2024

    ...ビスコニップでは内部の特殊ポリウレタン製加圧エレメント内に油を送り込むことで加圧する。柔軟性と耐摩耗性を備えた材料を使用し,ドライヤ表面への追従を可能にした。エレメントはプレス時にフェルトからの水戻りが最小限となるよう設計されており,サクションプレスロールに比べドライヤへの持ち込み水分を2~7%削減できる。この持ち込み水分の削減は,最大25%の乾燥エネルギーの削減が可能である。...

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  • マスクの種類と着用方法が人物写真の魅力評価に及ぼす影響

    菊島 正浩, 櫻井 毬萌 容装心理学研究 3 (1), 1-7, 2024

    ...不織布製サージカルマスク,布製平型マスク,ナイロン・ポリウレタン製立体マスクの 3種のマスクを着用した 4 名の人物写真について,大学生 63 名が魅力評価を行った。その結果,布製平型マスクでは不織布製サージカルマスクやナイロン・ポリウレタン製立体マスクよりも魅力評価が低くなることが示された。実験 2 では,マスクの着用方法の影響を検討した。...

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  • ガラス転移温度の異なるポリウレタン樹脂の染色挙動と染色堅ろう性

    芳倉 虹子, 望月 優菜, 榎本 雅穗, 白井 一彰, 解野 誠司 繊維製品消費科学 64 (12), 750-757, 2023-12-25

    ...<p>本研究では,分散染料で染色可能な合成皮革の開発を目的に,ガラス転移温度(<i>Tg</i>)の異なるポリウレタン(PU)樹脂を用いたフィルムを作製し,フィルムの染色挙動と染色堅ろう性について検討を行った.また,あらかじめ分散染料で染色した銀面付き可染人工皮革にこれらのPU 樹脂をオーバーコートした際の染料移行防止性能と<i>Tg </i>の関係を考察した.さらに,これらのPU 樹脂を銀面層樹脂...

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  • 今なぜあらためて硬化療法研究会なのでしょうか? Compression Sclerotherapy—私はこうしている—

    田代 秀夫 静脈学 34 (3), 383-387, 2023-11-23

    ...する静脈瘤もあるので,注射箇所や薬剤の使用量を抑えることができる.術前の圧迫療法により,皮膚の循環障害も改善されるので硬化剤の注射による皮膚合併症も軽減できる.腫脹や浮腫が軽減することで,確実に皮下に静脈瘤を視認できるようになるが,必要に応じて,静脈の可視化デバイスも併用する.硬化剤は,全量foamではなく,foamとliquidを半々に調製して使用した.硬化療法後の圧迫療法として,硬化剤注入部位にウレタン...

    DOI Web Site 参考文献2件

  • ウレタン製土壌改良材混入芝歩行時の足底圧に関する研究

    星田 遼太, 長谷川 啓示, 高橋 輝昌, 岩崎 寛 日本緑化工学会誌 49 (1), 131-134, 2023-08-31

    ...そこで本研究ではウレタン樹脂混入芝を歩行した際の足底圧について測定し,コンクリート板を歩行した際の結果と比較することにより,足底圧の分散傾向を把握することを目的とした。その結果,ウレタン樹脂混入芝は,コンクリート板に比べ,足底圧が分散される傾向が見られた。</p>...

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  • 全⾝筋電図モニタリングのための⽣体電極アレイデバイスの製造と特性評価

    富田 直人, 山本 道貴, 高松 誠一, 伊藤 寿浩 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 445-446, 2023-08-31

    ...<p>ウェアラブルな全身医療・ヘルスケアモニタリングのために、スクリーン印刷された銀ペースト配線、熱可塑性ポリウレタン絶縁層、イオン液体ゲル内蔵のニット織物パッドからなる電子テキスタイル生体電極アレイを提案する。...

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  • ガラス転移温度の異なるポリウレタンを使用した合成皮革の非汚染性

    芳倉 虹子, 白井 一彰, 小林 光治, 榎本 雅穗 繊維製品消費科学 64 (5), 314-319, 2023-05-25

    ...<p>本研究では,環境に配慮し,かつ表面に汚染防止性能を有した合成皮革の開発を目的に,ガラス転移温度(T<sub>g</sub>)の異なるポリウレタン(PU)樹脂を合成し,これらを合成皮革の表面処理剤として使用することで,PU 樹脂の汚染防止性能とT<sub>g </sub>の関係を考察するとともに,使用時における物理的な耐久性能について検討を行った.その結果, 合成皮革表面における染色布に対する汚染防止性能...

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  • 植物油脂を塗布した木材の光学特性と摩擦ダイナミクス

    関根 涼太, 大黒 義之, 村井 まどか, 野々村 美宗 色材協会誌 96 (5), 163-170, 2023-05-20

    ...そこで本研究では,植物油脂由来の塗料またはポリウレタンを塗布したスギ(白太・赤身),ヒノキ,カラマツ,オークの色彩・光沢と摩擦ダイナミクスを評価した。植物油脂は木材表面の色彩と光沢を大きく変えずに,自然な仕上がりとなった一方で,ポリウレタン塗料は木材表面の光沢を強めた。また,2種類の塗料とも動摩擦係数を小さくする潤滑効果が確認された。...

    DOI Web Site 参考文献20件

  • 伸縮性を有する熱硬化性樹脂フィルムの開発

    澤田 知昭, 阿部 孝寿, 道上 恭佑 ネットワークポリマー論文集 44 (2), 91-97, 2023-03-10

    ...本稿では,柔軟な電子回路材料として求められる特性を紹介し,柔軟な樹脂材料として知られるウレタン樹脂やシリコーン樹脂だけでなく,アクリル樹脂やエポキシ樹脂をベースとした材料の開発事例を紹介する。特に,回路基板材料として広く使用されているエポキシ樹脂を従来の樹脂特徴を活かしつつ伸縮復元性を付与させるために,化学架橋部位に環動高分子を導入して開発している事例について紹介する。...

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  • 不織布マスク vs. ガーゼマスク vs. ウレタンマスク

    荒尾, ほほみ, 田邊, 香野, 川口, 辰哉, 上妻, 行則 熊本保健科学大学研究誌 (20) 59-66, 2023-03

    ...本研究で使用した不織布マスク,ガーゼマスク,ウレタンマスクはいずれも模擬飛沫の拡散を防止した。しかし,模擬飛沫の侵入を防ぐ効果については不織布マスクが最も有効であった。以上のことから,現在も収束の兆しが認められないCOVID-19 の予防のためには,飛沫の拡散を防ぐ,さらには飛沫の侵入を防ぐ点において最も優れている不織布マスクの着用は欠かせないと考えられる。...

    機関リポジトリ Web Site 医中誌

  • アプリケーターロール用合成ゴムについて

    古谷 淳 紙パ技協誌 77 (9), 787-791, 2023

    ...親水性が高く,吸水しやすいウレタンゴムに対し,合成ゴムは原料ゴムのグレード,配合剤を最適化することで,耐水性をより高めることができる。<br>開発した合成ゴム材質はウレタンに対する耐水性の大幅な向上が認められ,その結果を踏まえた耐ブリスター性の検証結果からもブリスター剥離に対する耐性が示された。...

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  • ウレタンボールを用いた人との関係性評価ツールの開発

    鞠 潤亨, 岡崎 章 日本デザイン学会研究発表大会概要集 70 (0), 284-, 2023

    ...そのため、本研究では、言葉に頼らず人との関係を触覚情報で評価するためにウレタンボールを制作し、実験を行なった。その結果、柔らかいボールを通しては関係が良いことが、硬いボールを通しては関係が悪いことが評価できる傾向が示唆された。</p>...

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  • 積層吸音材の音響性能向上に向けた均質化法と機械学習による解析

    藤原 幸宏, 山本 崇史 自動車技術会論文集 55 (3), 449-454, 2023

    ...本研究では,不織布と発泡ウレタンから構成される積層型の吸音材を対象に,均質化法による吸音特性解析技術を適用し,数万の積層パターンの吸音率を計算した。更に,得られた計算結果に機械学習を用いた解析技術を組み合わせることにより,積層型吸音材の音響性能向上に向けた材料設計指針を計算科学的に示した....

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  • 繰返し圧縮におけるウレタンゴムの材料モデル

    菊池 優杏, 稲村 栄次郎 日本機械学会関東支部総会講演会講演論文集 2023.29 (0), 17F09-, 2023

    <p>In a previous study,a material model was proposed in relation to viscoelasticity based on stress-strain diagrams of urethane rubber under repeated compression.However,when the stress-strain …

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  • 男性夏用肌着の快適性と編地特性に関する考察

    高橋 知里, 吉澤 知佐, 川端 博子 日本家政学会誌 74 (12), 704-713, 2023

    ...</p><p>(1) 着用評価と編地特性の関係</p><p> 試料A (ナイロン58%, キュプラ31%, ポリウレタン11%), B (ポリエステル88%, ポリウレタン12%) は両環境ともに, 温熱評価, 肌当たり評価, 総合評価は高かった. 使用糸が細く, 編み密度が高く, Sa粗さ (表面凹凸の絶対値) が小さいためと考える....

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  • メインストレッチャー搬送中のマットレスの違いによる乗車者にかかる加速度と心理的負荷

    尾黒 正子, 荻野 哲也, 道廣 陽介, 片山 美子, 掛橋 千賀子 日本臨床救急医学会雑誌 25 (5), 816-826, 2022-10-31

    ...使用したマットレスは,A:現在救急隊員が使用しているポリウレタンマットレス「a」(「a のみ」),B:「a」の上に衝撃吸収マット「b」を敷いたもの(「a+b」),C:「a」の上に微細発泡ビーズ入りのマット「c」を敷いたもの(「a+c」)であった。マット「c」は空気吸引により固化し,身体を固定する。<b>結果</b>:BはA,Cよりも加速度が低く,心理的負荷では不安・緊張が低い傾向であった。...

    DOI Web Site 医中誌

  • プラスチックのケミカルリサイクルプロセス開発への熱分解ガスクロマトグラフィーの応用

    熊谷 将吾, 吉岡 敏明 分析化学 71 (10.11), 549-561, 2022-10-05

    ...マイクログラムオーダーの微量試料の熱分解から熱分解生成物のガスクロマトグラフによる分析まで,一気通貫で行える分析手法であり,先述の広範な分野で活用されている.著者らは,廃プラスチック等の高分子を熱分解法により化学原料に転換する,ケミカルリサイクルプロセスの開発に取り組んでおり,そのプロセス開発にPy-GCを応用する研究を行っている.本稿では,ポリエチレンテレフタレート(PET),ポリカーボネート(PC)及びポリウレタンエラストマー...

    DOI Web Site 参考文献64件

  • パルプ培地がダッタンソバスプラウトの根および地上部の生育にあたえる影響

    中井 勇介, 渡辺 慎一 根の研究 31 (3), 90-97, 2022-09-20

    ...はポリウレタンフォーム培地よりも3.89倍高く,三相分布 (気相,液相,固相) の割合がポリウレタンフォーム培地よりも作物栽培に適していた.以上から,パルプ培地は人工光型植物工場におけるダッタンソバスプラウトの栽培において適した培地であり,ポリウレタンフォーム培地に替わりえる培地候補であると考えられた....

    DOI Web Site 参考文献9件

  • 物理的性質が異なるウレタン樹脂の植栽基盤としての適性の検討

    紀 昊青, 高橋 輝昌, 人見 拓哉, 王 玲玲, 長谷川 啓示 日本緑化工学会誌 48 (1), 103-106, 2022-08-31

    ...<p>物理的性質が異なる2種類のウレタン樹脂(茶色樹脂,白色樹脂)の植栽基盤としての適性を明らかにするため,ウレタン樹脂上でバミューダグラスとコムギの栽培実験を行い,樹脂の物理的性質と植物生育の関係について検討した。2種類のウレタン樹脂の最大容水量と細孔隙量には大きな差が見られなかったが,硬度と飽和透水係数には差があった。植物の生育は硬度,飽和透水係数が小さい樹脂で良好であった。...

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 難燃性硬質ポリウレタンフォームの燃焼性-小寸法試料を使った実験-

    八島 正明 日本火災学会論文集 72 (2), 43-55, 2022-08-30

    ...<p>難燃性の吹付け硬質ポリウレタンフォーム(PUF)の着火や燃え拡がりなどの燃焼性を実験的に調べた。試料としてJIS A 9526 のA種1H適合品で酸素指数23のものと26以上のものを用いた。主な実験項目は,TG-DTA熱分析,着火器具と着火性,ガス切断の火花粒子と着火性,熱面での引火性,熱分解ガス・蒸気の火炎伝ぱ,試料の配置と燃え拡がり(小型模型実験)である。...

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  • 心臓カテーテル検査のための上肢固定用補助具の開発

    松岡 敏生, 安田 府佐雄, 藤原 基芳, 奥野 渉, 北村 拡, 奥山 浩幸 人間工学 58 (4), 157-162, 2022-08-15

    ...<p>患者の身体特性,安全性に配慮し,かつ作業者の取扱性にも配慮した心臓カテーテル検査時の上肢固定補助具の試作開発およびその検証を行なった.ウレタンフォームで手首を保持する手台を提案し,既存の人体寸法データベースと検査姿勢での手の寸法測定から手台設計値を検討した.その結果,(1)手台凹部幅40 mm,(2)手台凹部高20 mm,(3)手首保持部高35 mm,(4)正面斜面角度45°が設計値として得られた...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献6件

  • 塗料用ポリウレタン樹脂

    森田 寛 色材協会誌 95 (7), 202-210, 2022-07-20

    ...<p>1937年にポリウレタンが発明され,ポリウレタン塗料はすでに汎用塗料として多岐にわたり使用されているが,ポリウレタン原料は時代の要請に応じて技術開発がなされてきた。本稿では,ポリウレタン塗料開発の歴史について振り返り,ポリウレタンの化学,現在市場で用いられているポリイソシアネート硬化剤,熱活性ポリウレタン硬化剤,親水性ポリイソシアネート硬化剤,ポリウレタンディスパージョンについて紹介する。...

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 市販ガス捕集管の粒子捕集特性

    畑 光彦, 古内 正美, ソク ピシット, アミン ムハマド, 梅原 祐人, 高尾 将志, 東久保 一朗, 今中 努志, 鈴木 義浩, 中村 亜衣, 山崎 正彦 産業衛生学雑誌 64 (4), 186-197, 2022-07-20

    ...<b>結果:</b>エアロゾル粒子の捕集は,ガラスウール,捕集剤粒子充填層,そしてポリウレタンフォームのどの部分でも発生しており,その捕集特性は,エアフィルタや粒子充填層フィルタのような,粒子径 0.1 <i>μ</i>m以下と 1 <i>μ</i>m以上の範囲の捕集率が高く,0.2–0.3 <i>μ</i>m付近が低くなる典型的な傾向を示した.このことから,エアロゾル粒子の捕集には,慣性,拡散,重力...

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献13件

  • ポリウレタン性能に及ぼす構成材料解析

    橋本 裕輝, 山手 太軌, 上田 宙輝, 河西 拓也 ネットワークポリマー論文集 43 (4), 165-177, 2022-07-10

    ...ポリウレタン分野では,従来使用されていたスズ触媒に換えて環境低負荷な非スズ系触媒が市場より要望されており,有機チタン類や有機ジルコニウム類への代替が進んでいる。本論文では近年注目されているポリウレタンの特性に着目し,構成材料との関係について解析していく。</p>...

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  • 合成皮革表面にしぼを形成するイソソルバイド含有ポリカーボネートジオールを使用したポリウレタン樹脂の物性

    榎本 雅穗, 解野 誠司, 前川 正実, 白井 一彰, 小林 光治 繊維製品消費科学 63 (3), 185-192, 2022-03-25

    ...<p>本研究では,新規な植物由来原料としてイソソルバイド(ISB)を基本骨格に取り込んだポリカーボネートジオール(PCD)を使用したポリウレタン(PU)樹脂を合成し,合成皮革の表皮層用樹脂として使用した際の特徴について検討を行った.その結果,得られたPU 樹脂のガラス転移点(Tg)は78℃と高く,従来型のPU 樹脂と一定比率以上で混合使用することで,合成皮革の表面にしぼとして残存し,表面風合いにも影響...

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  • バイオイソシアナートの環境負荷低減への応用技術と高機能化

    坂本 拡之, 薄井 裕太, 大石 晃弘, 高松 孝二 ネットワークポリマー論文集 43 (2), 34-40, 2022-03-10

    ...これらのバイオポリイソシアナートを使用したポリウレタンは石油由来のポリイソシアナートに比べ,反応性,機械物性,耐薬品性・耐水性の向上が確認できた。</p>...

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  • ポリオレフィンの触媒分解に対する共存物質の影響

    川谷 優也, 増田 大毅, 菅沼 学史, 辻 悦司, 片田 直伸 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2022 (0), 17-, 2022

    ...一方、ポリ塩化ビニルやポリエチレンテレフタラートを混入しても大きな影響はみられず、ポリウレタンなどを添加すると転化率が上昇した。以上から、脂肪族に富む灯軽油を溶媒とし、混入物を含む廃ポリオレフィンを化学リサイクルすることは可能と考えられる。</p>...

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  • rasH2-Tgマウスの病理学的背景と特徴的病変について

    藤原 利久 日本毒性学会学術年会 49.1 (0), S7-3-, 2022

    ...いたがん原性試験の実施が具現化してきた.しかし,現状はrasH2-Tgマウスに関する認識が乏しく,背景データや実施経験の不足を理由に実施を躊躇することが少なくない.そこで今回,rasH2-Tgマウスへの理解を深めるため,病理学的背景と特徴的病変について紹介する.rasH2-Tgマウスを用いた26週間がん原性試験は,1群雌雄各25匹で,3用量群に加え,陰性対照群(NC)と試験系の有効性確認のためMNUやウレタン...

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  • ウルシの木を材料とした置き時計と掛け時計の制作

    上原 健太, 呉 敏, 永見 豊 日本デザイン学会研究発表大会概要集 69 (0), 120-, 2022

    ...その結果、水性のウレタン塗料が最適であることが分かった。 時計の文字盤は、漆のレトロな雰囲気と数字の7 が「漆」を表すことにちなんで行書体の大字・漢数字とした。置き時計は、樹皮に入った掻き傷を正面に見せ、文字盤は柾目面の黄色い材色を見せるデザインとした。掛け時計はウルシの木の木口面の年輪を文字盤として活かしたデザインとした。...

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  • ザンテート化セルロースナノファイバーの特長と応用

    杉山 公寿 紙パ技協誌 76 (2), 108-111, 2022

    ...また工業界で広く利用されているポリウレタンの特性向上に寄与できる可能性があることを見出すことができた。</p><p>現在福井・嶺北エリアにて実証プラントを稼働させており,今後,上記の特長を活かしながら,新たな特長を探索し,応用展開を進めていく予定である。</p>...

    DOI Web Site 参考文献1件

  • CO<sub>2</sub>を資源として利用したポリウレタン原料合成技術

    竹内 勝彦, 松本 和弘, 深谷 訓久, 佐藤 一彦, 崔 準哲 Oleoscience 22 (10), 487-494, 2022

    ...これらの再生可能な反応剤を用いることで,実質的にアミンとCO<sub>2</sub>のみが消費され,水のみが副生成物となるポリウレタン原料合成を達成した。特に,Si(OMe)<sub>4 </sub>を用いた反応では,1 気圧のCO<sub>2</sub>を用いて,工業的に重要なポリウレタン原料(MDI,TDI,HDI)の前駆体を高効率に合成することに成功した。</p>...

    DOI Web Site 参考文献42件

  • コロナ感染症防止用マスクの快適性に関わる性能評価

    薩本 弥生, 奥田 知明, 佐藤 真理子 人間‐生活環境系シンポジウム報告集 46 (0), 237-240, 2022

    ...マスクの粒子捕集効率の結果からウレタン以外のマスクでは、安静時、運動時相当のいずれの条件でも80%以上の捕集効率があるため、日常生活の中で感染防止のために使用するマスクとして十分な効果があった。換気速度の実験から医療用以外のマスクでは隙間が生じやすく、プリーツ型、立体型とも頬脇のフィット性が影響して、フィット性が十分でないと脇からの換気が増大した。...

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  • 体圧分散マットレスの圧再分配機能評価法の開発

    熊谷 あゆ美, 大野 直樹, 須釜 淳子 看護理工学会誌 9 (0), 136-142, 2022

    ...腹臥位手術中の褥瘡予防としてウレタンフォームマットレスを使用する.この圧再分配機能にはマットレスの沈み込みが影響するが,腹臥位中の腸骨部の皮膚の沈み込みについて明らかにした報告はない.研究者らは腹臥位で使用中のマットレスの変形具合を磁気共鳴画像で可視化することを着想した.しかし,磁気共鳴画像はその撮像原理から生体の撮像はできるが,マットレスを撮像することはできない.そのため,新たにマットレスの体圧分散効果...

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  • 極性化合物を有する液晶ポリウレタン混合物の相転移と配向挙動

    中川 翔吾, 氏家 誠司, 那谷 雅則 Studies in Science and Technology 11 (1), 63-66, 2022

    ...メソゲン骨格(液晶形成原子団)を構造単位として導入したジオールとジイソシアナートとの重付加反応によって得られたポリウレタン(LCPUs)は、いずれもネマチック相を昇降温過程で示した。LCPUsと極性の強い化合物との混合によって得られる二成分液晶は、誘起スメクチックA相を昇降温過程で形成した。スメクチックA相の形成は、ファン組織の観察とX線回折測定による層周期の観測によって明らかになった。...

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  • カーボン製肘伸展型装具が脳卒中片麻痺患者の歩行対称性に及ぼす影響

    東條 明徳, 久保田 勝徳, 遠藤 正英, 橋本 将志, 小峯 敏文, 朝田 雄介, 玉利 誠 九州理学療法士学術大会誌 2022 (0), 131-131, 2022

    ...</p><p>【方法】</p><p>試作したカーボン製肘伸展型装具の重量は215g で,熱可塑性ウレタン素材の3 つのカフ(上腕・肘近位・前腕),ベルクロ,カフを繋ぐカーボンファイバー素材のロッド,ラチェット式単軸の肘継手で構成した.対象は,右片麻痺を有する第118 病日の50 歳代男性で,Brunnstrom Stage 上肢Ⅲ・手指Ⅲ・下肢Ⅳ,上腕二頭筋の筋緊張はmodified Ashworth...

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  • 脱炭素社会に向けた廃プラスチック発生源とリサイクル拠点の最適マッチング手法の提案

    叢 日超, 藤山 淳史, 松本 亨 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 33 (0), 81-, 2022

    ...ポリプロピレン PP、ポリエチレン PE、ポリエチレンテレフタレート PET、ポリスチレン PS、ポリ塩化ビニル PVC、ポリウレタン PUR が分析対象とし、マテリアルリサイクル MR、ケミカルリサイクル CR、エネルギー回収 ER の再資源化技術を考慮した。線形計画法を用いた最適化の結果、PVC は 32%を県内で ER を行い、残り 68%は県外で MR する結果となった。...

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  • 非対称性メソゲンジオールから得られる液晶ポリウレタンの熱的性質

    氏家 誠司, 川原 陸, 中川 翔吾, 那谷 雅則 Studies in Science and Technology 11 (2), 157-161, 2022

    ...PU62-TDIについて、温度可変IRスペクトル測定を行い、ウレタン結合間の水素結合の温度依存性と液晶ポリウレタンの相転移との関係を調べた。ウレタン結合間の水素結合の温度依存性は、液晶ポリウレタンの相転移に連動した挙動を示した。また、等方相温度域でもウレタン結合間の水素結合は存在しており、液晶ポリウレタンの運動性に水素結合が強く影響することが明らかになった。...

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  • 耐久性を向上させた多孔質合成皮革

    下田 真史, 前田 静男, 高木 直樹, 松岡 公彦, 松井 教晃, 中村 博之 繊維製品消費科学 62 (10), 661-664, 2021-10-25

    ...<p>多孔質合成皮革PARMIA<sup>Ⓡ</sup>は,基布上にポリウレタン多孔膜を設けて,表面に開孔処理を行った銀面調の外観を有する合成皮革である.多孔質の構造を有するため,ソフトな触感に優れ,通気性や透湿性といった多くの特長を有する.東洋クロスではこの合成皮革について,東洋紡快適性工学センターの協力のもと,消費科学的機能の評価ならびに性能の向上を行ってきた....

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  • 当院における分層採皮創の局所管理について

    曽根田 寛幸, 福田 憲翁, 菅 剛史, 矢野 亜希子, 岩上 明憲 熱傷 47 (2), 48-53, 2021-06-15

    ...二次的なドレッシングとして親水性ゲル化創傷被覆・保護材をゲル化し, 高水蒸気透過性ポリウレタンフィルムで被覆する方法にて, 上皮化までの期間および感染の有無について観察した. 上皮化までの期間の遷延はなく, 採皮創の感染は認めなかった. 特に小児の広い採皮創でも, 疼痛の訴えがなくスムーズに上皮化まで導くことができた. 本法は分層採皮創の局所管理として有用と考える....

    DOI 医中誌

  • 光弾性法によるクリーニングブレードの内部応力の可視化

    樋口 宗大, 中根 良樹, 服部 好弘 日本画像学会誌 60 (2), 149-156, 2021-04-10

    ...<p>レーザープリンターでは,感光体にポリウレタン製のクリーニングブレードを接触させることで,転写後の感光体表面の残留トナーを除去し,印刷品質を保っている.しかし,製品の長期間使用によってブレード先端に摩耗や欠けが発生し,印刷物上に色筋が発生することがある.本研究では,レーザープリンターのクリーニング機構を模したブレードオンディスク型の摩擦試験機を試作して,ガラス製のディスクと接触するポリウレタン製...

    DOI Web Site

  • パーキンソン病における難治性排尿障害に対する新規脳深部刺激療法の開発

    山本 達也, 杉山 淳比古 千葉県立保健医療大学紀要 12 (1), 1_95-1_95, 2021-03-31

    ...</p><p> 実験は正常ラット6頭,PDモデルラット6頭を用い実験を行った.実験はウレタン麻酔下で膀胱に内圧測定用のカテーテル,重要な排尿中枢として知られている内側前頭前野(medial prefrontal cortex: mPFC)に細胞外電位記録用電極と細胞外液採取用透析プローブを刺入し,視床下核(subthalamic nucleus: STN)に刺 激電極を刺入して行った....

    DOI 医中誌

  • 創傷被覆材における近赤外線透過率の検証

    吉川, 義之, 城野, 靖朋, 滝本, 幸治, 植村, 弥希子, 辻下, 守弘 医療福祉情報行動科学研究 8 11-17, 2021-03-26

    ...ドレッシング材はフィルムドレッシング(FD)材2種類,ハイドロコロイドドレッシング(HC)材2種類,ポリウレタンフォームドレッシング(PF)材5種類,ハイドロポリマードレッシング(HP)材1種類を使用した。HC材,PF材,HP材については,滲出液を含まない状態(乾燥している状態)と滲出液を含んだと仮定した状態(生理食塩水を吸収させた状態)の2パターンとした。...

    機関リポジトリ

  • ポリウレタンの反応性制御による銀ナノ粒子インクジェット配線微細化の検討

    富田 直人, 伊藤 寿浩, 高松 誠一 精密工学会学術講演会講演論文集 2021S (0), 820-821, 2021-03-03

    ...<p>銀ナノ粒子インクによるインクジェット法を用いたフレキシブル素材への金属配線形成で用いられる基板の一つにポリウレタンフィルムがある。本研究ではポリウレタンの有機溶媒への溶解反応を利用して配線の微細化を図った。印刷時の基板温度を溶解反応が生じる温度まであげることでインクの不規則な濡れ広がりが大幅に抑制され配線の微細化が可能であることを確認した。</p>...

    DOI

  • 使い捨て手袋類の有機溶媒吸着・透過

    片桐 利真, 妻屋 昌秀 安全工学 60 (1), 35-39, 2021-02-15

    ...<p>使い捨て手袋は,実験室レベルの有機溶媒作業において保護具として頻繁に使用されている.しかし,用いられる素材の多くは親油性であり,有機溶媒を吸着・透過する.本研究では使い捨て手袋(ラテックス,ニトリル,ウレタン,サニメント(ポリエチレン))の有機溶媒(ヘキサン,トルエン,塩化メチレン,2- プロパノール)及びその蒸気の吸着・透過を検討した....

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  • アセチルグルコサミン誘導基を持つポリカルボシランのネットワーク化

    松本 幸三, 橋本 光司, 関川 恵汰 ネットワークポリマー論文集 42 (1), 9-15, 2021-01-10

    ...得られた材料はウレタン構造を有することを赤外(IR)吸収スペクトルにより確認した。示差走査熱量分析(DSC)測定の結果,架橋ポリマーではAGA の結晶化が阻害されていることが示唆された。また,熱重量分析(TGA)測定によりこの材料は140 ℃以下で熱的に安定であることが示された。...

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  • 小学校体育「剣の試合」の試行的実践

    牧野 祥子 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 71 (0), 458-, 2021

    ...</p><p> そこで、本研究では小学校4年生にウレタン製の剣を使って、「剣の試合」を試行的に実施した。剣で直接体を打ち合う試合の中で、子どもたちはどのようなことを考え、何を悟るのかを探索し、小学校段階で身体接触を前提とする種目を取り扱うことの可能性を検討した。本発表では、実践の中で出現した子供の動きや実践を通して子供が考えたことや悟ったことから考察したことを報告する。</p>...

    DOI

  • 床面の条件設定の違いがストレッチポールエクササイズの効果に及ぼす影響

    浜田 幸四郎 九州理学療法士学術大会誌 2021 (0), 62-62, 2021

    ...</p><p>【考察】</p><p>結果より,C 群,B 群,A 群の順でSP の効果が得られた.C 群の測定の際,SPがウレタンマットに深く沈み込み,A 群,B 群と比較してSP が安定していた. 従って,SP と床面の接地面積が広くなり,SP が固定され,より安定してB7 を行うことが可能になったと考える....

    DOI

  • 木質バイオマスから化学品までの一貫製造プロセスの開発

    田上 歩 紙パ技協誌 75 (5), 420-423, 2021

    ...また,ユーザー企業の評価においても,処方の調整により目標とするスペックを満たすフェノール樹脂,もしくは,硬質ポリウレタンフォームを得られることを確認した。</p><p>リグニンは構造が非常に複雑なポリマーで,工業用途での使用が難しく,膜処理や溶媒抽出等,利用に向け様々な検討が行われている。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献4件

  • 発泡ウレタンのマイクロCTイメージベース解析

    本間 紳太郎, 高野 直樹, 多田 翔, 野々山 雄樹 日本機械学会関東支部総会講演会講演論文集 2021.27 (0), 10E15-, 2021

    <p>The micro-CT image-based finite element method has been applied to variety of engineering heterogeneous materials. In this study, porous urethane with very low volume fraction is studied with the …

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  • ウレタンフォームを模した微小構造のFE解析

    黒沢 良夫, 中島 智, 石橋 圭太 Dynamics & Design Conference 2021 (0), 355-, 2021

    <p>Polyurethane foam for sound absorption is used to reduce noise in automobiles, houses, home appliances, etc. Using a 3D printer, we created a model with a simple structure of urethane foam. We …

    DOI Web Site

  • ウレタンゴムの圧縮変形と温度変化の関係

    黒田 隆太郎, 稲村 栄次郎 日本機械学会関東支部総会講演会講演論文集 2021.27 (0), 10B13-, 2021

    <p>It is well known that temperature of rubber varies when it is deformed, as the Gough-Joule effect. Although compressed parts are often made from rubber, the temperature variation of rubber under …

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  • 弾性ストッキングによる皮膚接触圧に対する保護材および被覆材の影響

    牛山 浅美, 小島 淳夫, 中 正剛, 鎌田 順道 日本フットケア・足病医学会誌 2 (3), 121-127, 2021

    ...特に, ウレタンシートはECSとの併用において, 装着部位のSCPを上昇や集中させる目的に適していることが示唆された. ただし, アーティフレックスは装着部位のSCP低下傾向を唯一認めた. アーティフレックスは装着部位のSCPを上昇させずに, 不規則な凹凸形状のSCPを分散し, 局所のSCPを軽減する役割に適していることが示唆された....

    DOI Web Site 医中誌

  • 農業用水路用シーリング材の長期水中耐久性評価

    松田 展也, 森 丈久 農業農村工学会論文集 89 (2), II_85-II_95, 2021

    ...剥離といった変状が生じて,止水性が低下する材料がある.本研究では,従来の試験方法よりも長い期間水中浸漬を行った水路用のシーリング材を対象に,耐水性と引張特性を確認する試験を実施し,シーリング材の水中耐久性を評価した.その結果,変成シリコーン系シーリング材は吸水率と体積変化率が大きく,耐水性に劣ることが分かった.また,本試験に用いたシーリング材の中では,1成分形変成シリコーン系シーリング材およびポリウレタン...

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  • 示差走査熱量測定による各種木材用接着剤のバルク硬化物の比熱容量の導出

    高田 航, 田中 孝 農学オープンアクセスジャーナル 1 (1), 1-6, 2021

    ...フェノール樹脂接着剤,ユリア樹脂接着剤,メラミン・ユリア共縮合樹脂接着剤,水性高分子-イソシアネート系接着剤,レゾルシノール樹脂接着剤,1液型ポリウレタン系接着剤を適切に調整したのち,それぞれをメーカー推奨条件で硬化させ,各接着剤のバルク硬化物を得た。示差走査熱量計を用いた手法により各接着剤の-20°C~60°Cの範囲における比熱を10°Cおきに測定した。...

    DOI

  • 膜状の弁尖をもつ人工心臓弁の開発(弁尖の力学的異方性が弁機能におよぼす影響)

    関戸 耀太, 中山 泰秀, 田地川 勉 生体医工学 Annual59 (Abstract), 272-272, 2021

    ...</p><p>弁機能評価では,作製した生体外模擬実験装置を使い,実験条件はヒト生理条件とした.BSの作製には約2ヶ月必要なため,BSを使って実験することは効率が悪い.そこで今回はBSと力学特性が違いポリウレタン製シート(以下PS)を使用し,等間隔かつ平行にならべたNi-Ti線を2枚のPSで挟み込み,熱加工でPS同士を融着させ,それを所望の形状と大きさに切り出すことで異方性を有する弁尖モデルとした.実験...

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  • 瞼の動きと加齢変化に対応した高ツヤ高弾性アイシャドウの開発

    萩野 亮, 渡邉 梨奈, 増渕 祐二, 奥山 雅樹, 山下 美香 日本化粧品技術者会誌 54 (4), 323-332, 2020-12-20

    ...弾性素材としてしられているポリウレタンの構造を制御することで,ツヤ高く,動きに破壊されない油性ゲルを開発した。開発したポリウレタンは,親油性ソフトセグメントと,親水性のハードセグメントを有し,水素結合を介して油を透明な弾性ゲルにすることが可能であった。このポリウレタンを用いた油性ゲル状アイシャドウは,加齢瞼にツヤを与えるとともに,瞬きなどの動きにも強いため化粧持続性も良好なものであった。</p>...

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  • 光分解性架橋剤からなる架橋樹脂の光分解

    陶山 寛志, 舘 秀樹 ネットワークポリマー論文集 41 (6), 260-264, 2020-11-10

    ...また,オキシムエステル系の光分解性架橋剤もアクリルまたはウレタン樹脂の架橋剤に用いられ,架橋構造の形成と,その光分解が確認された。光分解性架橋剤の架橋構造の形成と分解の物性評価には,UV レオメータが有用であった。</p>...

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  • スピントラップ法によるポリウレタン素材の熱機械劣化反応機構に関する研究

    坂井 亙 デサントスポーツ科学 41 (0), 260-271, 2020-09-07

    ...の熱機械劣化の途中で生成する短寿命ラジカル種の観測を試みた.結果として,振動型粉砕器により粉砕したポリウレタンからはラジカル種を観測することはできなかったが,試料を加熱すると,140 ℃〜180 ℃において,ウレタン結合のO-CONH部位における均等開裂によって生じる・OCH2-ラジカルおよび・CONH-ラジカル,ならびに,水素引抜で生じる主鎖-・CH-ラジカルおよびそのβ切断によって生成する・CH2...

    DOI

  • ウレタン樹脂の物理的性質および植栽基盤としての有効性の検討

    紀 昊青, 高橋 輝昌, 人見 拓哉, 王 玲玲, 長谷川 啓示 日本緑化工学会誌 46 (1), 127-130, 2020-08-31

    ...<p>本研究では,密度が異なるウレタン樹脂(18 kg/㎥:低密度,28 kg/㎥:高密度)の物理的性質(最大容水量,細孔隙量と透水係数)を測定した。また,ウレタン樹脂上で,小麦とナデシコを栽培し,ウレタン樹脂への植物根の侵入状況を調査して,この2種類のウレタン樹脂の植栽基盤としての有効性について検討した。その結果,最大容水量,細孔隙量,飽和透水係数は高密度樹脂で大きかった。...

    DOI Web Site Web Site

  • 感熱·感圧記録材料におけるマイクロカプセル技術

    島田 浩一 日本画像学会誌 59 (4), 387-394, 2020-08-10

    ...<p>富士フイルムでは,長年にわたり“ポリウレタンウレア壁マイクロカプセル技術”を導入した感熱·感圧記録材料を開発~販売している.ポリウレタンウレアによるマイクロカプセル壁は界面重合法により形成されるが,マイクロカプセル壁のガラス転移点や力学特性の制御が容易であることから,様々な感熱·感圧記録材料の高機能化に貢献してきた....

    DOI Web Site

  • 奈良県産スギ材を用いた直張り用無垢防音フローリング材の開発(2)

    矢杉, 瑠美, 岩本, 頼子, 酒井, 温子 奈良県森林技術センター研究報告 (49) 35-42, 2020-07

    ...前報で報告した防音フローリング材にウレタン塗装および植物系オイル塗装を施し、生活環境を想定した3条件の温湿度下(25℃相対湿度40%、22℃相対湿度80%、25℃相対湿度90%)で調湿した際の寸法安定性、および試験体上に180kgの重量物を設置した際の影響を評価した。調湿によって、含水率はウレタン塗装では8.4~17.1%、植物系オイル塗装では8.3~17.5%の範囲で変動した。...

    日本農学文献記事索引

  • 圧衝撃緩和性からみたゴールボール用プロテクター素材の検討

    坂下 理穂, 加藤 礼菜, 諸岡 晴美, 渡邊 敬子, 芝﨑 学 繊維製品消費科学 61 (4), 308-, 2020-04-25

    ...ウレタンスポンジおよびエラストマーからなる網状構造体の圧縮変形量および圧縮エネルギーが大きかった.また,圧縮変形量の大きい素材ほど圧衝撃緩和性が大きい傾向がみられた.しかし,ゴールボール競技者への事前の調査から,収集された試料単独では十分な着用感が得られなかった.そこで,積層試料を用いて着用実験を行った結果,10mm 厚の網状構造体の試料の両サイドをウレタンスポンジで挟んだプロテクターが最も圧衝撃緩和性...

    DOI Web Site

  • Architected Materialを用いた感性ベースの構造デザイン手法─カスタムインソールの3Dディジタル設計に向けて─

    森田, 淳, 小松, 敏, 光部, 貴士, 中村, 和洋, 川瀬, 領治, 仲谷, 正史, 田中, 浩也 デジタルプラクティス 11 (2), 434-455, 2020-04-15

    ...従来,3Dプリンタは3次元形状の自由なデザイン性に注目されてきたが,医療分野を初めとした個別化製造への適用実現には,形状だけでなく物理特性の自由度が求められている.また,熟練設計者の勘と経験だけでなく,ユーザの感性を生かした設計が必要とされている.近年では,材料分野で形状によって物理特性を発現するArchitected Materialの研究が進められている.本報では,ウレタンエラストマを用いた周期構造...

    情報処理学会

  • カーボンナノチューブを添加した導電性粘着剤の設計

    大高 翔 Journal of The Adhesion Society of Japan 56 (4), 110-116, 2020-04-01

    ...これらの知見を活用し,シリル化ウレタン系粘着剤をベースとして1.00wt%以下のMWCNT 添加量で20N/25mm 以上の強粘着力と10<sup>4</sup>Ω/sq. 以下の表面抵抗率を達成した導電性粘着剤を設計した。</p>...

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 樹脂パッドと電界砥粒制御技術を適用した低ダメージ機械研磨技術の開発

    千葉 翔悟, 久住 孝幸, 赤上 陽一, 野老山 貴行 精密工学会学術講演会講演論文集 2020S (0), 138-139, 2020-03-01

    ...<p>SiC,サファイア基板等のダイヤモンドラッピング工程に着目し,高効率かつ形成される加工変質層深さを抑制可能とする新たな機械研磨技術を開発する.本報告では,第一に従来の金属製定盤を硬質ポリウレタン樹脂製のパッドに代替し,形成される加工変質層深さを約0.16倍に低減した.さらに,砥粒の配置制御技術である電界砥粒制御技術を導入し,最適電界印加条件について検討し,従来技術比1.5倍程度の良好な研磨レート...

    DOI

  • 植物由来のクルクミンを原料とした新規な高分子の合成および特性

    大谷 拓馬, 香西 博明 色材協会誌 93 (1), 9-13, 2020-01-20

    ...<p>ポリウレタンCU-LTIはクルクミンとリジントリイソシアナートによって合成した。得られたCU-LTIの構造解析はFT-IRスペクトルによって測定した。N-H基およびC=O基に起因するピークがそれぞれ確認できた。CU-LTIの紫外-可視吸収スペクトルからは450 nmの吸収ピークが確認できた。また,CU-LTIの蛍光スペクトルにおいては520 nmに発光ピークを確認できた。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献3件

  • (ポリウレタン/ポリマー)ブレンドの相構造と力学物性

    小椎尾 謙 ネットワークポリマー論文集 41 (1), 3-9, 2020-01-10

    ...<p>ポリウレタンは,高い極性を有するウレタン基を有しており,構造の自己組織性を示す材料である。また,分子鎖内で極性が高い領域と低い領域を併せ持っている場合が多いため,さまざまなポリマー材料と相溶することが多い。本稿では,ポリウレタンを用いたブレンドについて,相分離状態の評価例,相溶化剤の開発,実用的なブレンド系の例を挙げて紹介した。...

    DOI Web Site

  • 生体外実験によるバイオシートを用いたバタフライ型人工房室弁の機能評価

    田地川 勉, 関戸 耀太, 中山 泰秀 生体医工学 Annual58 (Abstract), 162-162, 2020

    ...しながらも,弁閉鎖時に弁尖の裏返りなどの逸脱が生じにくい形状として,人工弁輪を兼ねた金属製のステントにシート状の結合組織を縫い付けることで,ヒンジを有する様なバタフライバルブ形状の人工弁を試作した.この弁を,研究室で開発した左心シミュレータを用いて,ヒト左心系の生理条件を模した条件下で実験を行うことで,逆流率,EOA,圧隔差などの弁血行力学的特性を測定・評価した.また,バイオシートと力学的に相似なポリウレタンシート...

    DOI

  • 低臭気低VOCウレタンフォームの開発

    稲垣 千佳, 安達 宏記, 井上 薫 自動車技術会論文集 51 (1), 203-208, 2020

    ...中国嗜好性調査、車両・部品の調査の結果、対策対象臭気化合物および部品(ウレタンフォーム)を特定し、臭気分析によりその生成機構を明確化。新規重合触媒により原因物質を低減したウレタン原料を使用し、低揮発車両を実現。...

    DOI

  • ニューコートポリウレアライニングシステム

    山﨑 敦史, 太田 浩平 紙パ技協誌 74 (2), 135-137, 2020

    ...</p><p>ポリウレア樹脂は従来のポリウレタンが抱えていた欠点である水分や高湿度環境での施工不良の可能性,低い衝撃性や耐熱性などの問題を解決し,物質的な特性も向上させた。ポリウレア樹脂構造の中のC-N結合は,ポリウレタン構造中のC-O結合よりも強く,結果ポリウレア樹脂は,より高い耐熱性や耐熱変形性,弾力性を持つ。...

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  • 皮質への経頭蓋直流電気刺激(tDCS)による網膜連続電気刺激の応答に対する影響

    中野 由香梨, 寺澤 靖雄 生体医工学 Annual58 (Abstract), 261-261, 2020

    ...【方法】ウレタン麻酔下のNormalラット(n = 3)の右側視覚皮質を露出させ、皮質に導電性ゲルを通じ陽極tDCS(0.1 mA、10 min)を印加した。皮質へのtDCS前後の電気誘発電位(EEP)を記録した。EEPは、ラットの左眼網膜に連続電気刺激(0.5 ms, cathodic-first, 100発, 20 Hz)を与えることで応答する誘発電位を視覚野より記録した。...

    DOI

  • 骨代替インプラントを目的とした封鎖性の高いチタンスキャフォールドの開発

    関根 一光, 馬場 麻人, 浜田 賢一 生体医工学 Annual58 (Abstract), 475-475, 2020

    ...試料片は未処理群,水酸化処理後のウレタン様処理をおこなったものを処理群に分類した。評価として,1) 骨芽細胞様細胞の播種による24時間および48時間での細胞接着性評価2) 5週齢ラットの頭蓋骨への埋入後,1週後および2週後に対皮下,および対骨の引き抜き性試験と組織切片評価,をそれぞれおこなった。...

    DOI

  • 樹脂パッドと電界砥粒制御技術を適用した先進結晶基板への低ダメージ機械研磨技術

    千葉 翔悟, 久住 孝幸, 赤上 陽一, 野老山 貴行, 村岡 幹夫 砥粒加工学会誌 64 (1), 32-38, 2020-01-01

    ...<p>電子デバイス向け単結晶基板の形状創成工程として,軟質金属製定盤とダイヤモンド砥粒を用いたラップ技術が広く用いられている.一方,このラップ工程で形成される加工変質層深さは,プロセス全体の加工時間およびコストの増加に影響を与えている.本研究は,第一に従来の金属製定盤をポリウレタン樹脂製のパッド(樹脂パッド)に代替し,加工変質層の低減を図る.更に砥粒の配置制御技術である電界砥粒制御技術を導入することで...

    DOI Web Site

  • 一面せん断試験による発泡ウレタンとコンクリートの境界面におけるせん断強度特性

    神山 惇, 末次 大輔, 福林 良典, 三田部 均 ジオシンセティックス論文集 35 (0), 141-148, 2020

    ...断強度特性を調べた.その結果,ウレタンとコンクリートの接着面においては,初めにウレタンがせん断箱で圧縮せん断され,せん断変位が30mm付近に到達するとウレタンがコンクリートから剥離した.ウレタンとコンクリートの境界面のせん断強度は,垂直応力の影響を受けることがわかった....

    DOI Web Site 参考文献5件

  • 注型用ウレタン樹脂による胃内異物の1例

    杉 朋幸, 高久 秀哉, 貝塚 博行, 田野井 智倫, 東 和明, 小田 竜也 日本臨床外科学会雑誌 81 (3), 468-472, 2020

    ...densityの腫瘤を認めた.上部消化管内視鏡で除去を試みたが,硬いウレタン樹脂で除去は不可能であった.緊急手術を施行した.胃壁を切開し,食道下部から十二指腸球部にかかる硬化した型取りされたウレタン樹脂を分割して摘出した.主剤と硬化剤を混合攪拌すると硬化する注型用樹脂は,型取り用の資材として流通している.服用時は液体だが,体内で攪拌され硬化するため,外科的な摘出が必要になると考えられた....

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献1件

  • 川之江/VALMET ティシュ向け最新プレス『ビスコニップ』

    玉井 道訓 紙パ技協誌 74 (5), 458-462, 2020

    ...川之江/VALMETが提供する『ビスコニッププレス』では,ビスコニップ用に開発されたポリウレタン製のエレメントによって,家庭紙マシンの課題であったヤンキードライヤの変形への追従性を向上させた。その結果,運転中に自由に操業条件を変更する事が可能となり,多種多様な製品開発を始め,無駄の無い最適な操業条件での運転,設備や用具の寿命の向上も実現した。...

    DOI Web Site Web Site

  • ASRに含まれる臭素含有物質の選別除去手法の検討

    阿部 有希, 佐藤 康典, 美藤 洋平, 端野 直輝, 二上 隆 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 31 (0), 157-, 2020

    ...ASRから選別されたミックスプラスチックには硬質プラスチックだけでなくウレタン等の異物も含まれるが、臭素は主にウレタンで検出された。臭素が検出された硬質プラスチックでは不純物を除去するための表面研磨後のDecaBDEは検出下限値以下、あるいは非常に低濃度であり、DecaBDEの主な由来はプラスチックに貼合したウレタン類と考えられる。...

    DOI

  • 持続緩徐式血液濾過器エクセルフローのCRRT専用設計

    末光 淳輔 日本急性血液浄化学会雑誌 10 (2), 97-101, 2019-12-01

    ...さらに,長時間の治療を実現するために,CRRT専用濾過器としてヘッダー構造やウレタン面などに血液の滞留を抑制するなどの改良を行った。本稿では,それらの設計思想や特徴を物理的特性などを交えて紹介するとともに,我々が考える最適な持続緩徐式血液濾過器について報告する。</p>...

    DOI Web Site 医中誌

  • 新規バイオベースイソシアネートを用いた硬化性に 優れるポリウレタンの開発

    山崎 聡, 中川 俊彦, 森田 広一 ネットワークポリマー論文集 40 (6), 261-267, 2019-11-10

    ...バイオマス原料から誘導されるPDI およびそのポリイソシアネート硬化剤は,炭素数が一つ多い石油資源由来の1, 6- ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)およびそのポリイソシアネート硬化剤より,アルコールと高い反応性を示し,硬化性に優れるポリウレタンを開発することができた。</p>...

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  • イソシアネートの炭素鋼への吸着挙動

    村瀬 正次 Journal of The Adhesion Society of Japan 55 (10), 360-365, 2019-10-01

    ...<p>ポリウレタン構成因子であるイソシアネート分子の炭素鋼上の吸着挙動を表面分析により調査した。XPS,ToF-SIMS の結果から炭素鋼上の水酸基とイソシアネート,および炭素鋼上の水酸基とイソシアネートと水が反応して生成したアミンと反応し共有結合を生成する事が示唆された。これらの結合生成は,ポリウレタンの良好な接着性の一因をなすと考えられる。</p>...

    DOI Web Site Web Site 参考文献1件

  • FDMマテリアルのデザインと活用について

    湯浅 亮平 日本画像学会誌 58 (4), 420-423, 2019-08-10

    ...<p>キョーラク株式会社は,自動車部品や医療·食品容器製造で培ったノウハウを活かし,3Dプリント (FDM) 材料の開発を行っている.本稿では,同社がこれまでの開発から明らかにした3Dプリント材料としての樹脂に求める必要性能の提示を行うと共に,同社の開発した新材料として形状記憶ポリウレタンSMP55と,軟性エラストマー材料の解説や,それら新材料を用いた4Dプリンティング分野への活用検討の事例紹介を行...

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