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検索結果 124 件

  • 1 / 1

  • 保育所における食物アレルギー対応の変遷:2013年と2021年の比較

    田中 柚菜, 川端 彩由, 本山 結恵, 楠 隆 日本小児アレルギー学会誌 37 (1), 105-112, 2023-03-20

    ...【結果】2021年は261施設(全体の74.6%,対象施設の全児童30,047名)が解析対象となった.2013年の結果と比べて,厚生労働省作成による生活管理指導表を用いている施設の割合や,アドレナリン自己注射液(エピペン<sup>Ⓡ</sup>)所有児童在籍施設の割合は有意に増加しており,エピペン<sup>Ⓡ</sup>預かり施設の割合も増加していた.過去1年間の誘発症状経験施設の割合は有意に減少したが...

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  • 全国の薬局薬剤師を対象としたアナフィラキシーに関する知識及びエピペン調剤時の指導についての実態調査

    木村 友之, 鈴木 慎太郎, 熊木 良太, 岸本 圭子, 宇野 知輝, 能條 眞, 島村 美理, 岩住 衣里子, 田中 明彦, 相良 博典 アレルギー 72 (5), 453-462, 2023

    ...<p>【背景・目的】アナフィラキシーショックは生命を脅かす重篤な病態であり,患者はエピペンを迅速かつ確実に使用することが求められる.患者は薬剤師から指導をうける場合がほとんどであり,薬剤師の知識の習熟度や指導内容によって大きく影響をうけるが,これまでエピペンの知識や指導実態に関する調査はほとんど存在しない.今回我々はその実態を把握すべく全国調査を行った....

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  • 愛知県の小児アナフィラキシー全数調査における木の実類の増加について

    北村 勝誠, 伊藤 友弥, 伊藤 浩明 日本小児アレルギー学会誌 36 (2), 141-147, 2022-06-20

    ...2017年度40例,2018年度74例,2019年度94例,2020年度100例と増加した.原因食物に占める割合は,2017年は木の実類が6.0%で鶏卵,牛乳,小麦につぐ第4位であったが,2020年は18.8%で第1位となった.年齢別原因食物では2020年に木の実類は1,2歳,3-6歳群の第1位となった.189例(61.8%)が入院し,うち3例が集中治療室に入院した.147例がアドレナリン投与を受け,エピペン...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献3件 参考文献12件

  • 春日井市内の保育園における食物アレルギー対応の実態調査

    小林 貴江, 田上 和憲, 中田 如音 日本小児アレルギー学会誌 36 (2), 133-140, 2022-06-20

    <p>【背景】食物アレルギー(food allergy:FA)ガイドラインの整備が進み,さらにアレルゲン早期摂取の取り組みによりFA児の環境は変化しており,保育園では安全かつ正確なFA対応が必要である.保育園でのFA対応は多岐にわたり,地域の専門医がFA対応の実態を把握し,現場と共に改善できる点を探ることが重要である.</p><p>【目的】FA児の在園状況,誤食事故の発生状況等に関し実態調査を行…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献9件

  • 新型コロナウイルス感染症の流行下における食物アレルギー患者の時間外受診

    田上 和憲, 杉浦 至郎, 小林 貴江, 河邊 太加志 日本小児アレルギー学会誌 35 (1), 117-120, 2021-03-20

    <p>【目的】新型コロナウイルス感染症流行による食物アレルギー患者の救急外来時間外受診者数の変化を評価する.</p><p>【対象・方法】2020年の3月から9月に当院救急外来を時間外受診した16歳未満の受診者総数,救急外来からの時間外入院者総数,生後3か月未満の発熱,食物アレルギー即時型反応,アナフィラキシーそれぞれの受診者数を過去3年間の同期間の平均と比較した.</p><p>【結果】時間外受診…

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  • 薬剤師における患者指導

    逸見 和範 日本小児アレルギー学会誌 35 (1), 19-25, 2021-03-20

    ...<p>小児アレルギーエデュケーター(以下PAE)薬剤師の活動を調査する目的で,吸入・スキンケアと軟膏塗布・エピネフリン自己注射薬(エピペン<sup>Ⓡ</sup>)の指導方法,指導における問題点,地域啓発活動状況についてアンケートを行い41名より回答を得た.指導方法について実技,デモンストレーション,パンフレット,口頭のみ,の4択で聴取したところ,吸入指導で86.8%,81.6%,71.1%,23.7...

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  • 緊急事態発生時における養護教諭の学校組織対応に関する学生と現職の相違について

    オガワ, マユコ, フクダ, ヒロミ, フジイ, ノリコ, Mayuko, OGAWA, Hiromi, FUKUDA, Noriko, FUJII 鈴鹿大学・鈴鹿大学短期大学部紀要第3号 2020 (3) 169-178, 2020-03-31

    ...その結果、学生グループではすべてのグループでエピペン®投与が行われたが、現職養護教諭グループにおいては1グループのみエピペン®投与を行わなかったという結果であった。また、緊急事態の現場を再現したシミュレーションでは、現職養護教諭グループの緊急時の学校組織対応には高い統一性が見られたが、学生グループの対応内容や順序にはマニュアルを見ながらでもばらつきが生じていた。...

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  • 教職員に対する児童の急変対応の不安軽減プログラムの開発と評価

    小林 浩平, 朝澤 恭子 日本看護科学会誌 40 (0), 65-73, 2020

    ...<p><b>目的:</b>学校教職員に対する児童の一次救命処置とエピペンの使用に関する不安軽減を目指し,急変対応の不安軽減プログラムの開発と評価を行う.</p><p><b>方法:</b>小学校教職員に対して急変対応の不安軽減プログラムを開発し実施した.プログラム内容は学校管理下の心停止の実際,死戦期呼吸等であった.介入前後調査により,急変対応の不安,知識を対応のあるt検定を用いて比較した....

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献10件

  • 帝京大学病院救急科における成人アナフィラキシー症例の検討

    立澤 直子, 玉井 大地, 竹内 愼哉, 西 竜一, 寺倉 守之, 佐川 俊世, 長瀬 洋之, 山口 正雄, 坂本 哲也 アレルギー 69 (9), 900-908, 2020

    ...【結果】181例の内訳は,男性79例,女性102例,平均年齢43.0歳であった.来院時収縮期血圧90mmHg未満は14例であった.基礎疾患にアレルギー疾患を有するのは147例であった.当院救急科で,アドレナリン筋肉注射を行ったのは126例であった.軽快後当院内科アレルギー外来を受診したのは133例,原因検索の結果,食物78例,医薬品38例,昆虫刺傷・動物咬傷3例,その他11例,不明51例であった.エピペン...

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  • 低アレルゲンコチニールでアナフィラキシーを起こした8歳男児の症例

    平瀨 敏志, 竹尾 直子, 中村 政志, 佐藤 奈由, 松永 佳世子, 谷口 裕章, 太田 國隆 アレルギー 69 (1), 48-52, 2020

    ...</p><p>【現病歴・経過】幼少期よりアトピー性皮膚炎・気管支喘息・食物アレルギーがあった.7歳頃より2回原因不明のアナフィラキシーを起こしエピペン<sup>Ⓡ</sup>を処方されている.8歳時に低アレルゲンコチニール入りのフランクフルトを初めて食べて冷汗・口腔内違和感・呼吸苦・全身に蕁麻疹が出現した.プリックテストではフランクフルトとコチニール色素(色価0.1・0.01)で2+と陽性,Immunoblot...

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • 食物アレルギー児に対するアドレナリン自己注射薬 (エピペンⓇ)の処方状況と使用における課題

    遠藤, 美央, 塩谷, 裕美, 小林, 孝輔, 宮沢, 啓貴, 矢内, 貴憲, 鈴木, 健, 只木, 弘美, 小林, 慈典, 鏑木, 陽一 横浜医学 70 (2), 107-112, 2019-05-30

    ...【結果】対象となった期間における当院外来でのエピペン所持患者は140名,そのうちアナフィラキシー の既往のある患者は129名だった.さらに,エピペンⓇ処方後にアナフィラキシーを起こした患者は計20例(男児15例,女児5例)であり,エピペンⓇ処方後初回のアナフィラキシーで実際にエピペンⓇ を使用できたのは8例(40%),正しくエピペンⓇを使用しかつ救急要請できた例は3例(15%)のみであった.また,エピペン...

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  • 東京医科大学病院皮膚科で診断したアナフィラキシー症例の統計

    城 理沙, 伊藤 友章, 小林 知子, 三浦 太郎, 三島 史朗, 河島 尚志, 織田 順, 大久保 ゆかり, 坪井 良治 アレルギー 68 (1), 43-47, 2019

    ...</p><p>【方法】2011年1月~2017年3月まで,診断後アドレナリン自己注射製剤(エピペン<sup>®</sup>)処方した132例を対象とした.紹介先,アナフィラキシー時の重症度,診断方法,原因抗原,再発率を調べた....

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  • アドレナリン自己注射器の適切な取扱いに影響する因子の検討

    池田 奈央, 松﨑 寛司, 赤峰 裕子, 小野 倫太郎, 岩田 実穂子, 田場 直彦, 本荘 哲, 本村 知華子, 小田嶋 博 日本小児アレルギー学会誌 32 (1), 136-143, 2018

    ...不適切使用は, 7名中6名の児においてエピペン<sup>®</sup>への興味に起因した行動であった. 多重ロジスティック回帰分析の結果, PAEの介入, エピペン<sup>®</sup>の複数所持はエピペン<sup>®</sup>の適切な取扱いの独立した因子で, アナフィラキシー複数回既往は不適切な取扱いの独立した因子であった....

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  • 食物除去解除中の幼児が安全な日常生活を送るための母親の行動

    加藤 依子, 三国 久美, 畑江 郁子, 木浪 智佳子 日本小児看護学会誌 27 (0), 36-42, 2018

    ...その結果、【アレルギー症状の出現に気遣い慎重に食物除去の解除を行う】【アレルギー症状を観察し重症度に応じて対応する】【緊急性が高いアレルギー症状の出現時にエピペン<sup>®</sup>を使えるように備える】【FA児が安全に食べられる物を手配する】【誤食事故からFA児を守るために家庭内でのルールを作る】【FA児が原因食物を回避できるように働きかける】【FA児を取り巻く人々にFAに対する理解を求める】...

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  • 教育学部生への食物アレルギーに関する意識調査と講習の効果

    仲里, 仁史, 栂尾, 春奈, 松瀬, 美紅 熊本大学教育学部紀要 66 223-228, 2017-12-19

    ...【結果】①教育学部生は食物アレルギーに関する基礎知識やエピペンなど緊急時対応に関する知識が不十分であることがわかった.②講習により食物アレルギーに関する知識は,一部を除き8割以上の正答率となった.全20問中10問で全員が正答した.③講習後,正答数は各人で増え,講習前の10.6±3.5点(平均±標準偏差;20点満点)から講習後の17.6±1.3点(同)に上昇した....

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  • 小学校教員の 「食物アレルギー児対応に関する不安」 の構造と影響要因の検討

    端山 淳子, 松木 秀明 日本小児アレルギー学会誌 31 (3), 268-279, 2017

    ...</p><p> 【結果】教員の 「食物アレルギー児対応に関する不安」 は, 『食物アレルギー児の症状出現に関する不安』『食物アレルギー児対応のシステムや教育体制に関する不安』『食物アレルギー児の管理に関する不安』『エピペン<sup>®</sup>の使用に関する不安』『食物アレルギー児の心理面に関する不安』の5因子で構成されていた....

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献2件

  • 大都市圏外でのアドレナリン自己注射薬 (エピペン<sup>®</sup>) の使用に関する検討

    山下 貴大, 平井 奈美, 水上 智之, 緒方 美佳 日本小児アレルギー学会誌 31 (2), 113-123, 2017

    <p> 【目的】大都市圏外を医療圏とする当科におけるアドレナリン自己注射薬 (AAI) 処方および使用の実態を調査した.</p><p> 【対象と方法】当科でAAIを処方した124名 (男79名, 女45名), 再処方を含めた322本の処方について後方視的に検討した.</p><p> 【結果】すべて食物アレルギーに対する処方であり, 体重15kg未満の児が36名 (29%) であった. …

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  • 奈良県内の教育現場で実施した食物アレルギー講習会の効果と今後の課題

    中農 昌子, 河原 信吾, 清益 功浩, 南部 光彦 日本小児アレルギー学会誌 31 (2), 149-156, 2017

    ...エピペン<sup>®</sup>に関して 「使用する自信がある」 「使用のタイミングがわかる」 と回答した参加者は講習会後有意に増加した. 講習会後, 理解を深めたという意見や, 研修やマニュアルの必要性など今後の課題に関する意見も認め講習会の効果と考えられたが, 一方 「具体的な症例が見たい」 「エピペン<sup>®</sup>はやはり不安」 などの意見, 指示書の質への不満も認められた....

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  • 学校教職員のエピペン<sup>®</sup>注射手技の実態~エピペン<sup>®</sup>実技試験と手技に影響する因子の検討~

    村田 宗紀, 早野 聡子, 塩谷 裕美, 福冨 崇浩, 柏崎 佑輔, 鈴木 健, 和田 芳雅, 只木 弘美 日本小児アレルギー学会誌 31 (1), 80-88, 2017

    ...<p> 【背景】食物アレルギー児の増加を背景に, 学校職員がエピペン<sup>®</sup>を使用する状況が増加している.</p><p> 【目的】教職員のエピペン<sup>®</sup>注射手技を客観的に評価する.</p><p> 【方法】平成25年, 27年度に神奈川県大和市内の全公立小中学校を訪問しロールプレイ形式のエピペン<sup>®</sup>講習会を開催した....

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  • 保育者からみた食物アレルギー児支援の課題

    駒田 聡子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 29 (0), 138-, 2017

    ...【方法】エピペンRシミュレーションを含む、三重と岐阜で開催した食物アレルギー児支援研修参加者対象に調査を行った。時期は平成28年6月、回答者数は342名。【結果】食物アレルギー児を、90%を越える保育者が担当していた。アレルゲンは、卵、牛乳、小麦、甲殻類、ピーナツの順で高い。厚労省のガイドラインを「読んで十分理解した」と回答した者は8%だった。...

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  • 血漿ヒスタミン測定が診断に有用であった食物依存性運動誘発アナフィラキシーの1例

    松﨑 寛司, 本村 知華子, 赤峰 裕子, 岡部 公樹, 川野 聖明, 若槻 雅敏, 岩田 実穂子, 田場 直彦, 村上 洋子, 本荘 哲, 小田嶋 博 日本小児アレルギー学会誌 30 (2), 170-177, 2016

    ...エピペン<sup>®</sup>を所持してもらい, 小麦製品摂取後2時間以内の運動制限と解熱鎮痛薬使用中の小麦製品摂取の制限ならびに運動制限について指導した. 血漿ヒスタミン濃度の上昇を診断に用いることで, 誘発症状がないために偽陰性と判断されることの危険を回避しうることは, 臨床上極めて有用である....

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  • 食物アレルギー研修の効果と現場の課題

    駒田 聡子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 28 (0), 38-, 2016

    ...研修内容の理解度のうちやや低かった項目は「食物アレルギーの仕組み」で、逆に高かった項目はエピペンRに関する項目だった。対応上の困難は、保護者対応で困っている者の割合が最も高く34%で、ついで職員間の連携の26%だった。その内容は、「管理指導表」に関するものや、「食物アレルギー児支援を理解してもらえない」などが多かった。...

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  • エピペン<sup>®</sup>を右母指に誤注射した生来健康な10歳男児例

    大場 邦弘, 小花 奈都子, 林 健太, 川口 隆弘, 石川 涼子 日本小児アレルギー学会誌 30 (5), 623-626, 2016

    ...<p>今回, アドレナリン自己注射薬エピペン<sup>®</sup>を右母指に誤注射した小児例を経験したので報告する. 症例は生来健康な10歳男児. エピペン<sup>®</sup>を所持している8歳男児と2人で遊びに行った. 8歳男児が持参したリュックが開いており, 10歳男児がその中のエピペン<sup>®</sup>を見つけ, 興味があって取り出した....

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  • 横浜市内幼稚園・保育所における食物アレルギー児への対応の実態

    小張 真吾, 磯崎 淳, 山崎 真弓, 田中 晶, 安藤 枝里子, 中村 陽一 日本小児アレルギー学会誌 30 (2), 155-163, 2016

    ...【方法】横浜市内の全幼稚園・保育所を対象に, 食物アレルギー児の把握法, 食事状況, アドレナリン自己注射薬 (エピペン<sup>®</sup>) の使用などについて無記名アンケート調査を行った. 【結果】過去の同種の調査と比べ食物アレルギー児の割合は幼稚園・保育所ともに増加していた....

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献2件 参考文献2件

  • 児童館職員の食物アレルギーに対する認識とその問題点

    村井 宏生, 林 仁幸子, 河北 亜希子, 安冨 素子, 大嶋 勇成 日本小児アレルギー学会誌 30 (4), 553-561, 2016

    ...【結果】食物アレルギーやアナフィラキシーの認知度が高いほど, エピペン<sup>®</sup>の使用法の理解度が高かった. 食物アレルギーの児童の担当経験や担当予定がある場合は, 対応法が決定されている割合が高かった. 講習後に, 皮膚症状に基づき救急車要請を行うと回答した割合は変化しなかったが, 呼吸器症状に基づき救急車要請を行うと回答した割合は有意に増加した. ...

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  • 保育所通所児におけるアドレナリン自己注射薬保有状況と保育所におけるアナフィラキシー対応

    楠 隆, 野々村 和男, 廣田 常夫, 木原 明生, 岩井 義隆, 石上 毅, 成宮 正朗, 野村 康之, 西藤 成雄 日本小児アレルギー学会誌 30 (4), 567-573, 2016

    ...エピペン<sup>®</sup>所有児のいる施設は32施設あり, うちエピペン<sup>®</sup>を預かっているのは28施設 (87.5%) であった. 過去1年間に施設内で誘発症状を経験したのは61施設 (全施設の25.7%) あった. 【結語】エピペン<sup>®</sup>所有児のいる保育所の8割以上はエピペン<sup>®</sup>を預かっていた....

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  • アドレナリン自己注射薬を誤射した3例

    柳田 紀之, 飯倉 克人, 小倉 聖剛, 王 怜人, 浅海 智之, 佐藤 さくら, 海老澤 元宏 アレルギー 64 (10), 1341-1347, 2015

    ...【症例2】6歳男児がエピペン<sup>®</sup>を用いて遊び,右第二指に誤射し,貫通した.貫通部位の発赤,腫脹を認めたが,保温のみで誤射80分後には軽減したため,帰宅した.【症例3】4歳女児がエピペン<sup>®</sup>を用いて遊び,右大腿に誤射した.誤射23分後に収縮期/拡張期血圧は123/70mmHgと一過性の上昇を認めたが軽快し,1時間後,帰宅した.  ...

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  • 保育園・小学校関係者の食物アレルギーに対する意識調査~講習会の効果についての検討~

    吉野 翔子, 下寺 佐栄子, 海老島 優子, 平口 雪子, 大和 謙二, 末廣 豊 日本小児アレルギー学会誌 29 (2), 192-201, 2015

    ...目的:食物アレルギー有病率の増加に伴い,集団生活の中での誤食予防・緊急対応体制の確立は重要な課題である.当センターでは保育園・小学校関係者を対象に食物アレルギーとエピペン<sup>®</sup>に関する講習会を実施しており,その効果と課題を検討した.方法:講習会に参加した大阪府・兵庫県下の保育園・小学校関係者を対象に,食物アレルギーとエピペン<sup>®</sup>に関するアンケート調査を実施し552...

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  • 保育所(園)における食物アレルギーによるアナフィラキシーショックに対する救急処置体制構築に必要な要素

    阿久澤 智恵子, 青栁 千春, 金泉 志保美, 佐光 恵子 桐生大学紀要 26 (0), 1-8, 2015

    ...本研究の目的は,保育所(園)の管理者が食物アレルギー児のアナフィラキシーショック時の対応に必要だと認識している要素とエピペン® を持参する子どもへの対応の課題を明らかにすることである.A 県内の認可保育所(園)419ヵ所の施設長を調査対象とし,郵送法により無記名方式のアンケート調査用紙を送付した.アナフィラキシーショック発現時の救急処置体制を作るために必要だと思われる要素について自由記述をしてもらった...

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  • 日本小児アレルギー学会アナフィラキシー対応ワーキンググループが決定・公表した「一般向けエピペン<sup>®</sup>の適応」の評価

    柳田 紀之, 宿谷 明紀, 佐藤 さくら, 永倉 顕一, 江村 重仁, 浅海 智之, 小川 絢子, 岡田 悠, 小池 由美, 小倉 聖剛, 飯倉 克人, 小倉 香奈子, 海老澤 元宏 日本小児アレルギー学会誌 28 (3), 329-337, 2014

    ...【背景】日本小児アレルギー学会アナフィラキシー対応ワーキンググループは皮膚症状以外の重篤な症状を「一般向けエピペン<sup>®</sup>の適応」の症状(以下WG症状)として公表した.【目的】当院小児科で行った重症例への食物経口負荷試験(以下負荷試験)の結果に基づき,WG症状のアドレナリン筋肉注射(以下Ad筋注)に対する妥当性を評価する....

    DOI 医中誌 被引用文献2件 参考文献16件

  • 当科で処方したアドレナリン自己注射薬(エピペン<sup>®</sup>)の使用事例報告

    中田 如音, 佐々木 渓円, 松井 照明, 中川 朋子, 杉浦 至郎, 漢人 直之, 伊藤 浩明 日本小児アレルギー学会誌 28 (5), 796-805, 2014

    ...【背景】アドレナリン自己注射薬(adrenaline auto-injector,以下AAI,エピペン<sup>®</sup>)の使用率は処方数の1%とされ,処方医師が実際の使用症例を経験する機会は多くない.アナフィラキシー対策では緊急時の具体的なイメージを持つことが重要であり,使用事例の情報が役立つと考えられる.【方法】当科で保存しているAAI使用事例の詳細な経過記録を後方視的に評価した....

    DOI 医中誌 被引用文献3件 参考文献2件

  • 携帯用患者家族向けアレルギー症状の重症度評価と対応マニュアルの作成および評価

    柳田 紀之, 宿谷 明紀, 佐藤 さくら, 永倉 顕一, 江村 重仁, 浅海 智之, 岡田 悠, 小池 由美, 小倉 聖剛, 飯倉 克人, 今井 孝成, 富川 盛光, 海老澤 元宏 日本小児アレルギー学会誌 28 (2), 201-210, 2014

    ...【方法】当院外来を受診した食物アレルギー児の保護者435名およびエピペン<sup>®</sup>講習会を受講した小学校の教職員214名を対象に無記名選択式のアンケートを行った....

    DOI 医中誌 被引用文献5件 参考文献7件

  • 当科に入院したアナフィラキシー45例の検討

    中田, 託郎, 青木, 基樹, 大岩, 孝子, 小張, 昌宏, 矢口, 有乃 静岡赤十字病院研究報 32 (1), 1-5, 2013-03

    ...退院後は5例にエピペンRを処方し、18例を他医療機関の専門科に紹介した。当科では二相性反応を考慮して積極的な入院と十分な経過観察が行ってきたが、再燃例は少なく軽症であり、今後、入院適応について検討する余地があると思われた。...

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  • 患児の思い,適切な対応を共有できる学校・園に

    園部 まり子, 長岡 徹 日本小児アレルギー学会誌 27 (1), 47-59, 2013

    ...「学校のアレルギー疾患に対する取り組みガイドライン」(監修:文部科学省)や「保育所におけるアレルギー対応ガイドライン」(厚生労働省)が作成され,取り組みを促している.アドレナリン自己注射薬「エピペン<sup>®</sup>」(以下「エピペン<sup>®</sup>」と記す)を緊急時には学校や保育所などの教職員も打つことができることが明示され,処方されている「エピペン<sup>®</sup>」については...

    DOI 医中誌 参考文献5件

  • 当科でアドレナリン自己注射器を処方した患者の実態調査

    安井 正宏, 日野 明日香, 前田 徹, 小林 貴江, 羽根田 泰宏, 漢人 直之, 伊藤 浩明 日本小児アレルギー学会誌 27 (5), 684-691, 2013

    ...あり)は,鶏卵(56名),牛乳(55名)の順に多かった.使用例は6例(5.1%)で,4例はプレホスピタルケアとして使用されたが,2例は病院受診後の使用であった.また,学校で床に落として発射された事故を1件認めた.保護者と12歳以上の本人に対するアンケート結果より,アドレナリン自己注射器の使用判断が難しいこと,自宅での反復練習をする患者が少ないことが示された.また,半数近い保護者は,園・学校にエピペン...

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  • アレルギー児を学校で支える研修事業

    長岡 徹, 園部 まり子 日本小児アレルギー学会誌 26 (5), 747-755, 2012

    ...<br> 〔方法〕平成21, 22年度にかけて,研修の実施を希望した神奈川県内の公立小・中学校の中から県教育委員会が選定したアドレナリン自己注射薬「エピペン<sup>®</sup>」(以下「エピペン<sup>®</sup>」と記す)を所持するなど重篤な食物アレルギー児が在籍する21校に,(社)日本アレルギー学会認定の指導医・専門医が出向き,教職員を対象に1時間半程度の講演と30分程度の質疑応答を行った...

    DOI 医中誌 被引用文献2件 参考文献6件

  • 小児の食物アナフィラキシーの現状と対応の重要性

    柴田 瑠美子 日本小児アレルギー学会誌 23 (2), 212-217, 2009

    ...最近,先進国での小児の食物アナフィラキシーによる入院の増加が指摘されている.食物アナフィラキシーでは突然,致死的ショックに進展する可能性がある.自己注射器エピペンによる迅速な治療,厳格なアレルゲン食品の回避が必要であるが,一方でアレルゲン食品の回避の困難性や突然のアナフィラキシー誘発は,アナフィラキシー患者・家族のQOL低下をきたしている.アナフィラキシー児の支援には家族,学校や関連機関への指導が重要...

    DOI 医中誌 参考文献41件

  • ハチアレルギー患者における減感作療法の効果について

    村山 淳子, 谷口 裕子, 合田 正俊, 中村 恵理, 平井 優子, 小野 浩子, 本橋 尚子, 滝野 長平, 大滝 倫子 日本皮膚科学会雑誌 117 (2), 163-168, 2007

    ...Hollister-Stier 社より輸入した.入院の上 1日2~4 回皮下注射し,約 2 週間かけて維持量に到達後,外来で月 1 回維持療法を続けている.治療中の副作用として,全例に局所症状,1 名に全身の蕁麻疹を認めた.維持療法中 2 名が再度刺され,1 名は局所症状,全身症状とも示さなかった.1 名は再度ショック症状を呈し,救命処置により死亡は避けられた.ショック症状を呈した既往のある症例では,維持療法中であってもエピペン...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献2件 参考文献18件

  • 岩手県北東部におけるハチ刺傷症例の検討

    塩井 義裕, 下沖 収, 皆川 幸洋, 馬場 祐康, 阿部 正, 井上 義博, 遠藤 重厚 日本救急医学会雑誌 18 (4), 135-142, 2007

    ...2003年8月にわが国でもエピネフリン自己注射携帯キット, エピペン<sup>®</sup>が発売され, prehospital careとして使用できるようになった。ハチ刺傷によるアナフィラキシーショックによる死亡を防ぐにあたり, 積極的にエピペン<sup>®</sup>を広める必要がある。...

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献31件

  • 食物アレルギー患者へのエピペン処方症例の検討

    佐藤 さくら, 田知本 寛, 小俣 貴嗣, 緒方 美佳, 今井 孝成, 富川 盛光, 宿谷 明紀, 海老澤 元宏 日本小児アレルギー学会誌 21 (2), 187-195, 2007

    ...アナフィラキシー補助治療薬のエピペン<sup>®</sup>が我が国で発売され,2004年5月から2005年10月まで当科で同薬を処方した食物アレルギー患者は50名(男33名,女17名,0.3mg:15名,0.15mg:35名)に上る.対象の平均年齢は6.8歳でアトピー性皮膚炎合併が78%,気管支喘息合併が52%であった.原因食品摂取時に呼吸器症状を96%,皮膚症状を92%に認めた.アナフィラキシー...

    DOI 医中誌 被引用文献4件 参考文献28件

  • 内科と救急医学の接点  II.ガイドライン2005  5.アナフィラキシー

    遠藤 智之, 篠澤 洋太郎 日本内科学会雑誌 95 (12), 2463-2468, 2006

    アナフィラキシーは極めて短時間に呼吸と循環に生命のリスクを来たす全身性の重篤な病態である. 迅速な患者評価と, 適切な処置・投薬により呼吸と循環の安定化を図らねばならない. 即効薬はエピネフリンであり, 現在はアナフィラキシー既往者に対するエピネフリン自己注射キットの処方が可能である. アナフィラキシーの初期対応を習得するには挿管困難を再現できるシミュレーターを用いたチームトレーニングが有用であ…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献4件

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