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検索結果 2,980 件

  • 海水を味方につけて機能を上げる日焼け止め

    中谷 明弘 Colloid & Interface Communications 49 (2), 36-39, 2024-05-10

    ...<p>微粒子を油水の界面に吸着させ、安定化するピッカリングエマルションは従来の界面活性剤を用いた乳化方法とは異なるユニークな特性を有している。</p><p>本稿ではピッカリングエマルション技術を日焼け止め製剤に応用し、従来の日焼け止めの課題であった海水環境での耐久性を向上させるだけでなく、逆に利用して機能を向上させるような日焼け止めの開発に成功した事例<sup>[1][2]</sup>を紹介する。...

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  • 低置換度ヒドロキシプロピルセルロースと低濃度のアニオン性界面活性剤の混合によるエマルション特性への影響

    平野 綾菜 Colloid & Interface Communications 49 (2), 22-25, 2024-05-10

    ...<p>高圧解繊した低置換度ヒドロキシプロピルセルロースとアニオン性界面活性剤のドデシル硫酸ナトリウムを混合し、異なる乳化剤の混合がエマルション特性に与える影響を調べた。特に、それぞれ単独では液滴を安定化できない低濃度の混合乳化剤では、液滴が安定化しただけでなく、界面活性剤の濃度が低いほど、エマルションの線形領域における貯蔵弾性率が増加する興味深い結果が得られた。</p>...

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  • 化粧品における乳化の基礎

    宇山 允人, 山下 裕司 色材協会誌 97 (4), 119-123, 2024-04-20

    <p>香粧品とは香料および化粧品の業界用語で狭義には香水や化粧品,トイレタリー製品など人の皮膚もしくは毛髪を健やかに保つために,身体に塗擦,散布,その他これらに類似する方法で使用されることが目的とされているもので人体に対する作用が緩和なものを指す。一つ一つの製品は皮膚科学,心理学,感性工学,色彩学,薬学,界面化学,分析化学,微生物学,プロセス工学など幅広い分野の学問によって支えられている。本稿で…

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  • 高濃度界面活性剤含有試料中の香料の定量分析法開発I — 柔軟仕上げ剤 —

    佐藤 惇志, 筒井 拓也, 埴原 鉱行 分析化学 73 (4.5), 193-199, 2024-04-05

    ...によって抽出が困難であった.そこで本研究では,液─液抽出時にエマルションを形成する柔軟剤に対し,ケイソウ土カラムを用いた抽出法を検討した.カラムへの試料負荷方法や溶離液の種類を検討した結果,GC/MS測定と組み合わせることで,回収率と繰り返し再現性が共に良好な定量分析法を開発した.本方法により,柔軟剤の賦香率を精度よく定量することが可能になった....

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  • 油水界面における超分子複合体形成を利用したW/Oエマルションの安定化

    豊田 直晃 Colloid & Interface Communications 49 (1), 32-34, 2024-03-10

    ...<p>W/Oエマルションは、製剤に高い撥水性や閉塞性を付与し、汗や水に強い塗布膜を形成することができるため、重要な化粧品基剤のひとつである。しかしながら、一般にW/Oエマルションの安定化は難しいとされている。我々は、疎水性のPEG変性シリコーン(PEG-MS)とα-CDとを組み合わせることで、W/Oエマルションの安定性を劇的に向上できることを見出した。...

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  • 界面活性剤フリーエマルションが拓く未来 ~界面活性剤にとらわれない乳化処方への転換~

    酒井 俊郎 Oleoscience 24 (2), 57-63, 2024

    ...<p>エマルションは,互いに混ざり合わない油と水が混合した液体である。そのため,一般にエマルションの調製には界面活性剤などの乳化剤が使用される。一方で,界面活性剤の原料であるパーム油の生産量に限りがあることや界面活性剤の世界的な需要の拡大により,界面活性剤を使用したエマルション製品の製造が困難になることが懸念されている。...

    DOI Web Site 参考文献31件

  • 相変化蓄冷材としての潜熱エマルションの生成と物性測定

    松﨑 駿, 堀部 明彦, 山田 寛, 磯部 和真 日本冷凍空調学会論文集 advpub (0), 2024

    ...<p><tt>本研究では</tt>0 ℃<tt>以下の温度域において流動性を保持しながら潜熱の吸収,放出が可能な相変化蓄冷材の生成を目標とし,分散媒として濃度</tt>50 mass%<tt>のエチレングリコール水溶液を,相変化物質として融点</tt>-9.6 ℃<tt>の</tt>Dodecane <tt>を採用した潜熱エマルションを生成した.実験の結果,界面活性剤としてポリオキシエチレン</tt...

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  • 微粒子混合物によるエマルションの安定化

    村上 良 Oleoscience 24 (2), 49-55, 2024

    ...例えば,疎水性微粒子と親水性微粒子の相対的な濃度を調節することにより,エマルションの転相現象を誘起させることができる。しかし,微粒子の組み合わせによっては,エマルションの合一に対する不安定化や解乳化が生じる場合がある。...

    DOI Web Site 参考文献19件

  • 食品中の油脂結晶構造ミクロ分布評価を目的としたマイクロビームX線回折技術の開発

    佐藤 眞直, 小金澤 智之, 梶原 堅太郎, 廣友 稔樹 SPring-8/SACLA利用研究成果集 11 (5), 322-327, 2023-10-31

    ...食品分野での新規産業利用ニーズ開拓を企図して、マーガリンやマヨネーズのような加工油脂製品におけるエマルション油滴中の油脂結晶構造分布評価技術としての顕微X線技術を BL46XU で開発するため、フレネルゾーンプレート (FZP) を用いたX線マイクロビーム形成装置の立ち上げを行った。...

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  • 果汁を用いて加水分解した大豆タンパク質の乳化性

    江木 伸子, 廣瀬 理恵子, 平尾 和子, 野田 誠司, 齋尾 恭子 日本食品科学工学会誌 70 (10), 505-511, 2023-10-15

    ...著者らは市販の部分的加水分解された大豆タンパク質素材を用いて, 乳化安定性の高いエマルションの調製について報告した. 本報の目的は, 数種の熱帯果実の果汁をSPIに直接反応させることにより, SPIから保形性および安定性の高いエマルションを調製することである....

    DOI Web Site 参考文献7件

  • GRAINE計画:エマルションガンマ線望遠鏡2023年豪州気球実験

    髙橋, 覚, 青木, 茂樹, 東, 崇史, 岡本, 一紘, 小田, 美由紀, 加藤 拓海, 烏野, 絢花, 呉坪, 健司, 鈴木, 州, 長原, 翔伍, 中村, 崇文, 中村, 元哉, 松田, 菖汰, 丸嶋, 利嗣, 山下, 潤, 山下, 真優, 米野, 翔真, 児玉, 康一, 秋田, 将利, 伊代野, 淳, 杉, 侑樹, 村上, 郁哉, 仲澤, 和馬, 吉本, 雅浩, 臼田, 育矢, 諌山, 雄大, 駒谷, 良輔, 小松, 雅宏, 小宮山, 将広, 佐藤, 修, 志水, 凱, 菅波, 亜門, 杉村, 昂, 鳥井, 茉有, 長縄, 直崇, 中野, 敏行, 中野, 昇, 中村, 友亮, 中村, 光廣, 中村, 悠哉, 西尾, 晃, 林, 煕崇, 南, 英幸, 森下, 美沙希, 森島, 邦博, 山本, 紗矢, 六條, 宏紀 大気球シンポジウム: 2023年度 2023-10-01

    レポート番号: isas23-sbs-008

    機関リポジトリ

  • カバー効果と自然さを両立する両親媒性ポリマーネットワークを有したW/Oファンデーションの開発

    栃岡 沙希, 齋藤 悠, 五十嵐 崇訓, 山澤 隆史, 芝野 友紀子, 半山 香穂里 日本化粧品技術者会誌 57 (3), 242-250, 2023-09-20

    ...そこで本研究では両親媒性ポリマーに着目し,併用する界面活性剤を最適化することで,W/Oエマルション中で強固なポリマーネットワーク構造を形成し,高い顔料保持能を発現させる技術を新たに構築した。塗膜解析および仕上がり評価の結果,本技術を用いた製剤が狙いとした特徴を有する塗膜を形成し,カバー効果とツヤ・白浮きのない発色を兼ね備えた自然で美しい仕上がりを実現することが確認された。</p>...

    DOI Web Site 参考文献4件

  • 噴霧乾燥による食品粉末化の最近のトピックス ―レビュー―

    古田 武 日本食品工学会誌 24 (3), 45-54, 2023-09-15

    ...<p>本総説は,噴霧乾燥法を粉末食品製造に応用する場合に遭遇する諸問題の,最近10年間の主たる研究成果を述べたものである.粉末化成分(芯物質)が非水溶性の場合は,これを乳化する必要があるが,ここでは噴霧乾燥溶液がO/Wエマルションの場合に話題を絞る.溶液の微粒化は噴霧乾燥の最初の操作である.微粒化で重要なのは,生成液滴径の均一性と高剪断応力下におけるエマルションの破壊である.これらは,粒子の溶解性,...

    DOI Web Site Web Site 参考文献35件

  • 機能性ヒドロゲル微粒子の界面挙動を活用した材料創成

    川本 嵩久, 湊 遥香, 鈴木 大介 色材協会誌 96 (5), 171-175, 2023-05-20

    ...固体粒子とは異なり,水で膨潤した柔らかいゲル微粒子は,気水表面において大きく変形することで自発的に吸着し,エマルションや泡の安定化剤,コーティング剤などの応用に期待されている。本稿では,ゲル微粒子に特徴的な界面挙動を活かした機能性高分子材料について解説する。</p>...

    DOI Web Site Web Site 参考文献11件

  • 超音波振動を使用したナノエマルション生成デバイスの乳化効率に関する検討

    神田 岳文, 小原 佳樹, 山口 大介, 脇元 修一 精密工学会学術講演会講演論文集 2023S (0), 490-491, 2023-03-01

    ...<p>本研究は、薬液などの微細な液滴を含むエマルションの生成を行うフロー型のシステムに用いる超音波振動を用いたデバイスの評価を目的とする。圧電振動子による超音波振動をマイクロ流路内へ照射して乳化を行うデバイスについて、振動子構造の改善を図るとともに乳化効率の評価方法について検討を行った。これにより複数のデバイスについて比較を行い、エマルション生成デバイスの評価に関する有効性を検証した。</p>...

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  • マイクロ流路を用いた薬剤内包PLGA粒子の作製と乾燥方法の検証

    呉田 和優, 菅野 佑介, 西迫 貴志 精密工学会学術講演会講演論文集 2023S (0), 824-825, 2023-03-01

    ...<p>マイクロ流路を用いた薬剤内包PLGA粒子の生成において,乾燥条件が生成粒子に与える影響を調べた.ホモジナイザにより生成したW/Oエマルションを分散相,PVA水溶液を連続相として用い,幅深さがともに100 μmのガラス製十字型マイクロ流路にてW/O/W液滴を生成し,液中乾燥法により薬剤内包PLGA 粒子の分散液を得た.その後,フィルターろ過法または凍結乾燥法により外水相を除去し,電子顕微鏡観察による...

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  • ポストアレイ型液滴生成デバイスにおけるポストデザインの影響

    増井 周造, 菅野 佑介, 西迫 貴志 精密工学会学術講演会講演論文集 2023S (0), 585-586, 2023-03-01

    <p>マイクロ流体デバイスによる液滴生成は,様々な分野で注目されており,近年は産業応用も進んでいる.しかし,マイクロ流路における問題点として,処理能力の低さや目詰まりといった問題が挙げられる.そこで,我々はこれらの問題を克服するために,並列化が容易なポストアレイとシースフロー型の送液機構を組み合わせた液滴生成デバイスを開発している.本報では,ポストの形状が液滴生成挙動へ与える影響を実験的に検討し…

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  • CNF/樹脂複合粒子におけるコア樹脂拡張及び表面機能化

    林 佑美, 薮原 靖史, 太田 由美, 久米 誠, 清水 美絵, 藤澤 秀次 紙パ技協誌 77 (2), 150-158, 2023

    ...このCNF水分散液中に疎水性のジビニルベンゼン(DVB)モノマーを添加してエマルションを形成し,エマルションを鋳型としてモノマーを重合することで,poly-DVB(pDVB)をコア樹脂とした,複合粒子を調製できることがこれまでに報告されている。本検討では複合粒子の応用のため,コア樹脂種の拡張及びCNF表面への機能性付与を試みた。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献2件

  • 放射光を使ったソフト界面の動的構造解析

    矢野 陽子 Oleoscience 23 (3), 121-126, 2023

    ...<p>液体界面に形成されるソフトな分子薄膜は,エマルションや生体膜などの機能の解明にむけたモデル系として有用な研究対象である。微小角入射X線を利用した反射・回折測定は,ソフト界面膜の構造研究にとって非常に強力な実験手法の一つである。実験室のX線と比較して桁違いに強い放射光をもちいると,短時間での測定が可能となり,刻々と時間変化する構造を追跡することができる。...

    DOI Web Site 参考文献8件

  • 牛乳と健康-乳脂肪構成成分の抗肥満作用等に関する最近の話題-

    白井 展也, 荒木 理沙, 髙山 喜晴 Oleoscience 23 (8), 439-445, 2023

    ...<p>乳脂肪は乳固形分の主要な成分であり,乳中では乳脂肪皮膜(MFGM)と呼ばれる脂質粒子のエマルジョンを形成し安定化されている。MFGMに含まれる脂質の主要成分はトリグリセリドとリン脂質である。さらに,MFGMには脂質誘導体であるステロールやカロチノイドが含まれている。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献36件

  • ジャムおよび油脂系スプレッドの添加がパンの模擬食塊の物性に及ぼす影響

    池ヶ谷 篤 日本調理科学会大会研究発表要旨集 34 (0), 5-, 2023

    ...油と水のエマルジョンについては,いずれの比率においても添加することで模擬食塊の硬さは有意に低下した。また,油の比率が高まるにつれて付着性が低下する傾向がみられた。</p><p>これらの結果から,ジャムや油脂系スプレッドに含まれる水分はパンの食塊の物性を嚥下に適したものとするが,水分と同時に油分を加えることで,より効果が高まることが示唆された。</p>...

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  • ―日々に新たに進化する泡対策―

    櫻庭 佳孝 紙パ技協誌 77 (10), 912-916, 2023

    ...<br>白水循環系においては,安価な高級アルコール分散型エマルション消泡剤(サスペンション)が広く使われてきたが,主原料である高級アルコールの急激な価格高騰が起きている。弊社では,以前より特殊な界面活性剤を用いた界面活性剤分散型のエマルション消泡剤の製剤化に取り組んできた。今後もその特徴を生かしつつ,高級アルコール分散型の長所に近づけるべく製品開発を実施していく。...

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  • パッシブ・マイクロレオロジーの理論と実際-拡散波分光法を例として-

    印出井 努, 成田 哲治 Oleoscience 23 (9), 483-489, 2023

    ...<p>パッシブ・マイクロレオロジーは,エマルション,ミセル,高分子溶液,ゲルなどに代表されるソフトマターの粘弾性を,光学的に測るレオロジー技術である。パッシブ・マイクロレオロジーでは,媒質内に微小なプローブ粒子を分散させ,それらのブラウン運動の平均二乗変位を観測することで,媒質の線形粘弾性を見積もる。...

    DOI Web Site 参考文献27件

  • 散布型路上表層再生エマルションの開発

    深谷 美優, 曲 慧, 永原 篤 土木学会論文集 79 (21), n/a-, 2023

    ...への対応として,道路舗装分野における取組みの一つに再生加熱アスファルト混合物のさらなる利用促進がある.アスファルトの再資源化は,これまで高い水準を維持しているが,近年では再資源化が複数回繰返される事象もあり,アスファルトの質の低下が懸念される状況にある.著者らは,道路分野における低炭素への取組みとアスファルトの質の低下抑制の観点から,現位置で既設舗装路面に散布するだけで劣化したアスファルトを再生するエマルション...

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 化粧品処方におけるセルロースナノファイバーによるピッカリングエマルションの形成挙動

    久保田 紋代, 後居 洋介 日本化粧品技術者会誌 56 (4), 363-368, 2022-12-20

    ...CNFの機能の1つとしてピッカリングエマルションを形成することがあげられる。しかしながら,多種の成分が配合される化粧品処方において,どのような条件であれば乳化可能かは不明であった。そこで,まず油の種類による乳化の可否について検討した。その結果,有機概念図を用いて乳化の可否を予測可能であり,有機性値に対する無機性値の割合が0.25以下の油を乳化可能であることがわかった。...

    DOI Web Site 参考文献4件

  • 水性塗料

    鈴木 研哉 色材協会誌 95 (11), 346-352, 2022-11-20

    <p>水性塗料のバインダーには,親水性基を有し水で希釈が可能な水性樹脂が用いられる。その水性樹脂には,合成後に水を加えるタイプと水の存在下で合成するタイプがある。自動車をはじめとした工業ラインでは,前者の樹脂から架橋により緻密で艶のある皮膜を得る塗料の実用化例が多い。一方常温乾燥する汎用分野では,後者の樹脂である乳化重合ラテックスから架橋に頼らない皮膜を得る塗料が用いられる。本講では水性塗料につ…

    DOI Web Site 参考文献3件

  • GRAINE計画:次期気球実験に向けたエマルションコンバーターの準備状況

    臼田, 育矢, 駒谷, 良輔, 小松, 雅宏, 小宮山, 将広, 佐藤, 修, 志水, 凱, 菅浪, 亜門, 杉村, 昂, 鳥井, 茉有, 長縄, 直祟, 中野, 敏行, 中野, 昇, 中村, 友亮, 中村, 光廣, 中村, 悠哉, 西尾, 晃, 林, 煕崇, 南, 英幸, 森下, 美沙希, 森島, 邦博, 山本, 紗矢, 六條, 宏紀, 児玉, 康一, 伊代野, 淳, 仲澤 和馬, 吉本, 雅浩, 青木, 茂樹, 東, 崇史, 岡本, 一紘, 小田, 美由紀, 加藤, 拓海, 烏野, 絢花, 呉坪, 健司, 鈴木, 州, 髙橋, 覚, 長原, 翔伍, 中村, 崇文, 中村, 元哉, 松田, 菖汰, 丸嶋, 利嗣, 山下, 真優, 米野, 翔真, USUDA, Ikuya, KOMATANI, Ryosuke, KOMATSU, Masahiro, KOMIYAMA, Masahiro, SATO, Osamu, SHIIMZU, Kai, SUGANAMI, Amon, SUGIMURA, Kou, TORII, Mayu, NAGANAWA, Naotaka, NAKANO, Toshiyuki, NAKANO, Noboru, NAKAMURA, Yusuke, NAKAMURA, Mitsuhiro, NAKAMURA, Yuya, NISHIO, Akira, HAYASHI, Hirotaka, MINAMI, Hideyuki, MORISHITA, Misaki, MORISHIMA, Kunihiro, YAMAMOTO, Saya, ROKUJO, Hiroki, KODAMA, Koichi, IYONO, Atsushi, NAKAZAWA, Kazuma, YOSHIMOTO, Masahiro, AOKI, Shigeki, AZUMA, Takashi, OKAMOTO, Kazuhiro, ODA, Miyuki, KATO, Takumi, KARASUNO, Ayaka, KURETSUBO, Kenji, SUZUKI, Atsumu, TAKAHASHI, Satoru, NAGAHARA, Shogo, NAKAMURA, Takafumi, NAKAMURA, Motoya, MATSUDA, Shota, MARUSHIMA, Toshitsugu, YAMASHITA, Mayu, YONENO, Shoma 大気球シンポジウム: 2022年度 = Balloon Symposium: 2022 2022-11

    大気球シンポジウム 2022年度(2022年11月7-8日. ハイブリッド開催(JAXA相模原キャンパス& オンライン))

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  • 救急医療に関する研修の現状とこれから

    奥寺 敬, 若杉 雅浩, 坂元 美重, 伊井 みず穂, 木澤 晃代, 橋本 真由美 富山救急医療学会 40 (1), 11-14, 2022-09-03

    ...ここでは我々が主として我が国への導入をおこなっているJTAS(Japan Triage and Acuity Scale)とエマルゴ(Emergo Train System)、いずれも、2023 年初頭に最新バージョンを提供するべく改訂作業をおこなっているので、現状と今後の動向を述べる。...

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  • 5-2-2 エマルジョン燃料の液滴燃焼過程における液滴崩壊過程

    高橋 大河, 山﨑 博司, 今村 宰, 秋濱 一弘, 高橋 栄一 日本エネルギー学会大会講演要旨集 31 (0), 130-131, 2022-07-28

    <p>The primary objective of our study is to clarify the droplet disintegration process in the secondary atomization phenomena during droplet combustion of emulsion. High-speed images of droplet …

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  • 加圧溶解攪拌による廃食用油の燃料活用とその燃焼特性

    高山 敦好, 下伊倉 潤 環境技術 51 (4), 211-218, 2022-07-20

    ...燃料化により汚染物質低減化を試み,廃食用油の全量を利用できる効果的なSVO の生成法を提案するものである.燃料に,水エマルジョン燃料を採用することで段階的なNOx 低減,燃料消費率の改善を可能とした.排気ガス汚染物質濃度,燃料消費率,PM 重量から,本研究におけるSVO-水エマルジョン燃料の最適な含水率は,20%までであると推測できる....

    DOI Web Site 参考文献7件

  • UFB 水スクラバによるバイオ燃料の排気ガス中のばいじん処理

    高山 敦好, 下伊倉 潤 環境技術 51 (3), 153-160, 2022-05-20

    ...<p> 本研究では,加圧溶解撹拌型ミキサを用いて廃食用油からSVO-水エマルジョン燃料を生成した.そして,UFB 水スクラバを用い,排気ガス中のばいじんを除去した.排気ガス中のばいじんは,水エマルジョン燃料を採用することで低減し,UFB 水スクラバを併用することでさらに低減した.また,バイオ燃料の排気ガスには,ノナナール,オクタン酸および脂肪酸メチルエステル(FAME)が検出された.</p>...

    DOI Web Site 参考文献7件

  • クライオSEMシステムの進化

    長澤 忠広 顕微鏡 57 (1), 39-42, 2022-04-30

    ...<p>クライオSEM法は,急速凍結により,生物試料を化学固定などすることなしに,直接観察ができる.また,エマルション,スラリー,高含水率のゲル試料なども,液体を含んだまま観察できる有用な手法である.クライオSEMの装置は,通常のSEMに装着して使用するシステムであるが,EDS等ほど一般的でないため,十分理解されていない.本稿では,クライオSEM法の手順とシステムを構成する装置について解説する....

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  • 局所親水化PDMS流路による単核薄膜ダブルエマルションの1ステップ生成

    前嶋 完紀, 西迫 貴志, 菅野 佑介 精密工学会学術講演会講演論文集 2022S (0), 233-234, 2022-03-02

    ...<p>マイクロ流路を用いた単核薄膜ダブルエマルションの生成技術が近年注目されている. このたび, Water-in-Oil-in-Water(W/O/W)型単核ダブルエマルションの薄膜化を目的とし, 局所的に親水化したPDMS製二次元型マイクロ流路デバイスを作製した....

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  • 特殊パラフィンエマルジョンによる凍害抑制技術

    岡田 明也, 丸田 浩, 中村 浩章, 早川 隆之 コンクリート工学 60 (10), 902-908, 2022

    ...<p>本稿では,新たな凍害抑制技術として開発された「特殊パラフィンエマルジョン」を混和したコンクリートの諸特性,並びにそれを適用した施工事例について報告する。特殊パラフィンエマルジョンの使用により,コンクリートの凍結融解抵抗性及びスケーリング抵抗性は著しく向上する。...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献2件

  • ライナーレス感熱ラベルにおける感熱薬品の層間移動に関する分析

    森江 正博 紙パ技協誌 76 (1), 37-40, 2022

    ...<p>感熱紙の裏面に粘着剤を塗布し,剥離紙を貼り合わせてなる通常の感熱ラベルと異なり,剥離層を設けた感熱面の上に直接粘着剤が貼り合わせられるライナーレス感熱ラベルの開発において,通常の感熱ラベルにも使用されるアクリルエマルジョン系の粘着剤を用いたところ,減感(発色不良)が発生した。...

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  • チョウジ・ケイヒ抽出物配合エマルゲル製剤の義歯口内炎治療への応用

    濵﨑 保則 ファルマシア 58 (12), 1158-1158, 2022

    ...チョウジやケイヒは芳香性健胃生薬として胃腸薬などのOTC医薬品に配合されている.また,香辛料のクローブやシナモンとして食用にも広く用いられている.両生薬の主精油成分であるオイゲノールやシンナムアルデヒドには,抗菌作用や食欲増進作用などが知られている.本稿ではチョウジとケイヒの抽出物の抗菌作用に着目し,エマルゲルという特徴的な剤形を用いて義歯口内炎治療への応用を検討したIyerらの報告を紹介したい....

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  • 分散質の固液相変化を伴う相変化エマルションの温度場および対流場

    森本 崇志, 熊野 寛之 可視化情報学会誌 42 (164), 18-21, 2022

    ...<p> 固液相変化時の相変化潜熱を潜熱蓄熱に利用する物質は,相変化物質と呼ばれ,未利用熱エネルギーや再生可能エネルギーを活用する物質として注目されている.この相変化物質を,界面活性剤の作用によって微細な粒子状で液中に分散させた懸濁液は,水中油滴型のエマルションであることから,相変化エマルションと呼ばれる.相変化エマルションは潜熱蓄熱材としての利用のみならず,分散質の固液相変化を伴う条件において高い熱交換性能...

    DOI Web Site 参考文献11件

  • TDNMRによる状態解析技術の進歩

    原 英之 Oleoscience 22 (12), 605-611, 2022

    ...緩和時間は分子の運動性を反映し,その違いから水分,油分量の決定や,試料の固い,柔らかいなどを示す物性評価,W/O,O/Wエマルジョンの粒径分布や分散性などを評価することが可能である。本稿ではこの分析手法を用いて油脂を含む食品,化粧品,その他工業製品の状態解析を行った例について紹介する。</p>...

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  • クワシロカイガラムシ抵抗性の中生緑茶用新品種‘かなえまる’

    佐波 哲次, 吉田 克志, 松永 明子, 荻野 暁子, 田中 淳一, 谷口 郁也, 萬屋 宏, 山下 修矢, 根角 厚司 茶業研究報告 2021 (132), 1-13, 2021-12-31

    ...<p>‘かなえまる’は農研機構金谷茶業研究拠点において,1994年に金F183を種子親に金谷13号を花粉親として交配した実生群から選抜され,2020年2月13日に品種登録出願公表された。‘かなえまる’の概要は以下のとおりである。</p><p>1.‘やぶきた’と比べると,一番茶萌芽期は1日遅く,摘採日は1日早い中生品種である。...

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  • クワシロカイガラムシ抵抗性の中生緑茶用新品種‘かなえまる’

    佐波, 哲次, 吉田, 克志, 松永, 明子, 荻野, 暁子, 田中, 淳一, 谷口, 郁也, 萬屋, 宏, 山下, 修矢, 根角, 厚司 茶業研究報告 = Tea research journal (132) 1-13, 2021-12

    ...‘かなえまる’は農研機構金谷茶業研究拠点において,1994年に金F183を種子親に金谷13号を花粉親として交配した実生群から選抜され,2020年2月13日に品種登録出願公表された。‘かなえまる’の概要は以下のとおりである。1.‘やぶきた’と比べると,一番茶萌芽期は1日遅く,摘採日は1日早い中生品種である。2.挿し木時の生育はやや不良であるが,圃場定植後の生育は良好である。樹姿はやや開張である。...

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  • 乳化剤フリーエマルションの調製における高出力バス型超音波照射機の可能性

    武井 和音, 高橋 望, 酒井 俊郎 色材協会誌 94 (9), 245-251, 2021-09-20

    ...また,調製されたEF-DD/Wエマルション中のDD滴の平均直径は数マイクロメートル(μm)であった。市販のホーン型超音波ホモジナイザー(Horn-US;19.5 kHz,600 W)を用いてEF-DD/Wエマルションを調製した場合,EF-DD/Wエマルションは1分間程度の処理で調製され,調製されたEF-DD/Wエマルション中のDD滴の平均直径は1マイクロメートル(μm)程度であった。...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献3件 参考文献19件

  • 電気化学発光を用いるO/Wエマルション分散状態の<i>in situ</i>測定

    鈴木 真由子, 植田 巧, 廣瀬 健人, 吉田 裕美, 前田 耕治 分析化学 70 (9), 541-550, 2021-09-05

    ...<p>酸化インジウムスズ被覆ガラス電極を用いた電気化学発光(ECL)を利用して,エマルション中の発光スペクトルを,吸収や散乱による妨害なく測定した.とくに,同電極によるECL測定は2種類の発光種を有するルシゲニンからの発光をエマルション中で解析するのに有効であった.種々の組成のエマルション中でルシゲニンのECLスペクトルを記録し,油滴中から生じる短波長成分と油滴表面から生じる長波長成分の経時変化を,...

    DOI Web Site Web Site 参考文献18件

  • 膜乳化—共重合法による数十μmの単分散性ポリマー粒子の合成とその固相抽出特性評価

    三木 雄太, 村上 博哉, 井上 嘉則, 手嶋 紀雄 分析化学 70 (7.8), 435-441, 2021-07-05

    ...<p>固相抽出法に用いられる多孔質ポリマー粒子を均一径で合成する手法を確立した.シラスポーラスガラス(Shirasu Porous Glass, SPG)膜乳化法を用いて,モノマーと細孔調節剤との混合溶液の水中油滴型エマルションを作製したのち,懸濁重合法によって多孔質ポリマー粒子を合成した.得られた多孔質ポリマー粒子は,固相抽出剤に好適とされる50〜60 μmの粒子径で,粒子径の変動係数CVは9.5...

    DOI Web Site Web Site 参考文献26件

  • 液体油脂がエマルジョン型ソーセージの物性と構造に与える影響

    鈴木 健太, 森川 彩, 藤井 靖子, 近藤 克紀 日本食品科学工学会誌 68 (6), 227-234, 2021-06-15

    ...<p>重合リン酸塩を使用しないエマルジョン型ソーセージにおいて,液体油脂添加が弾力に与える影響を調べた.液体油脂としては,中鎖脂肪酸油脂(カプリル酸約99 %含),サフラワー油(オレイン酸約76 %含),サフラワー油(リノール酸約71 %含)を用い,精製ラードに各液体油脂をそれぞれ10~70 wt%加えた混合油脂を作製した.混合油脂の粘度を測定した結果,いずれの混合油脂も粘度が低下した.それぞれの混合油脂...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献19件

  • 生体適合性多孔質ポリ乳酸マイクロニードルを用いた細胞間質液の迅速採取と診断

    鮑 蕾蕾, 朴 鍾淏, グエナエル ボンファント, 李 學哉, 金 範埈 生産研究 73 (3), 167-170, 2021-05-01

    ...<p>本稿は人体皮膚内の細胞間質液を無痛で採取するための生体分解性多孔質マイクロニードルの新規製造法を示すものである.エマルション法を用いて作製した生体分解性ポリ乳酸微粒子をモールドに充填し,加熱処理で微粒子を溶融・連結させることによって強度が高い多孔質構造のマイクロニードルを作製した.その後,間質液サンプルの採取及び皮膚穿刺の評価から加熱処理によるサンプルの採取と穿刺性能の改善を確認した.提案した...

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  • 油水界面の結晶状態に着目した,O/W型クリームクレンジング製剤の安定化

    松尾 一貴 日本化粧品技術者会誌 55 (1), 61-67, 2021-03-20

    ...クリームクレンジング製剤は,多量の油滴が少量の水相に分散したO/W型エマルションであり,水や保湿剤の配合への自由度が高いことから,上記2つの要望品質を満たすことに適した製剤であると考えた。しかし本製剤は,低温で保管されるとシェアよって分離するという課題があり,界面科学的な検討が行われてきたが解決できていない。...

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  • マイクロ流路を利用した薄膜多重エマルション生成・噴霧デバイスの開発

    澁谷 章吾, 大石 公輝, 植田 充彦, 前嶋 完紀, XU Siyuan, 西迫 貴志 精密工学会学術講演会講演論文集 2021S (0), 805-806, 2021-03-03

    ...<p>揮発性の機能性液体を,低揮発性の薄い保護膜で覆ったミスト(以下,多重ミストと呼ぶ)を生成する,マイクロ流路デバイスの開発に取り組んでいる.今回,膜厚/液滴径比: 0.02の薄膜な単分散Water-in-Oil-in-Water (W/O/W) 多重エマルションを生成するデバイスを開発した.さらに,生成したW/Oエマルションの液滴を噴霧しミスト化するデバイスを開発し,多重ミストの生成可能性を示した...

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  • Biodegradable porous microneedles via PLA microspheres for rapid ISF extraction

    Bao Leilei, Park Jongho, Bonfante Gwenaël, Lee Hakjae, Kim Beomjoon 精密工学会学術講演会講演論文集 2021S (0), 731-732, 2021-03-03

    <p>This study presents a novel fabrication method of biodegradable porous microneedles (MNs) for pain-free interstitial fluid (ISF) extraction beyond the skin. Biodegradable polylactic acid (PLA) …

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  • 脱プラスチックを可能にする水性紙塗工用エマルションの開発

    藤原 康史 紙パ技協誌 75 (5), 424-428, 2021

    ...当社では,プラスチックの紙化を目的として,ポリエチレンラミネートを代替可能な紙塗工用エマルションの開発に取り組んでおり,性能面においては耐水性,耐油性,水蒸気バリア性,ヒートシール性の4つについて着目し,安全性においてはアメリカのFDA(食品医薬品局)の21CFR(連邦規則集第21巻)に適合することに焦点を当てて検討を行ってきた。...

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  • 高効率回収ボイラー(HERB)の操業経験

    吉田 勝也 紙パ技協誌 75 (6), 510-514, 2021

    ...燃焼用空気システムには多段燃焼方式を採用し,エマルジョン式黒液バーナーガンや排ガスクーラ等も備えている。また,火炉下部の腐食対策にはコンポジット管(密着二重管)を採用した。</p><p>2020年7月3日よりボイラーの営業運転を開始した。...

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  • コロイド化学的アプローチによるCNF/水系樹脂エマルションの混合性評価

    添田 裕人, 後居 洋介, 神野 和人 紙パ技協誌 75 (11), 990-991, 2021

    ...<p>塗料などに用いられる水系樹脂エマルションとCNF分散体を混合すると,均一に混合できる場合とできない場合があり,その詳細は不明であった。そこで本研究では様々な水系樹脂エマルションとCNF分散体の混合性を評価した。さらにそれらの結果をコロイド化学における分散安定性に関する理論に基づいて考察した。</p>...

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 「場づくり」を軸にした官学民連携の継続性あるまちづくりプロセス

    大竹 英理耶, 山中 敏正 日本デザイン学会研究発表大会概要集 68 (0), 192-, 2021

    ...</p><p> WS内容が「座学・調査」「構想」「設計」だけに留まらず「運用」「施工」「実践・実験」段階にまで並走・輻輳化し,WS終了後も3高・「かふぇまる」の運営組織を積極的に担うまでに至ったのは,WS関係者の個人の資質だけが要因とは考え難い。官学民それぞれのWS関係者の中で,対等に意見共有や議論を交わし,自発的に行動を起こせる関係性が作られていたと考える。...

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  • 樹脂系乾燥促進剤添加無機汚泥の乾燥挙動および乾燥促進効果

    小林 信介, 立花 友麻, 神谷 憲児, 板谷 義紀, 須網 暁, 中川 二彦 廃棄物資源循環学会論文誌 32 (0), 11-19, 2021

    ...本研究では樹脂系乾燥促進剤の添加が無機汚泥の乾燥に与える影響を明らかにするため,乾燥促進剤として樹脂エマルジョンを混合した無機汚泥の乾燥実験を実施した。実験ではアクリル系樹脂エマルジョンを無機模擬汚泥に 0.8 wt% 添加し,エマルジョンの添加が汚泥の乾燥挙動に与える影響,および乾燥温度や汚泥サイズ等の乾燥条件が乾燥速度に与える影響について評価を行なった。...

    DOI Web Site 参考文献1件

  • モノリス状イオン交換樹脂の合成と応用

    高田 仁 日本イオン交換学会誌 32 (2), 33-39, 2021

    ...モノリス状イオン交換樹脂の共連続構造はスチレン-ジビニルベンゼンを油相としたW/Oエマルジョンを調製した後に重合することで得られる連続気泡型の多孔体コポリマーに対し,スチレン,ジビニルベンゼンを含浸重合することで得られる。...

    DOI Web Site 参考文献10件

  • 電界を用いたO/Wエマルションの挙動制御

    友安 孝輔, 吉岡 修哉 年次大会 2021 (0), S055-38-, 2021

    <p>In this paper control of oil droplet in O/W (Oil-in-Water) emulsion (EM) stream is attempted. These oil droplets are positively and negatively charged by the cationic and anionic surfactants, …

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  • 容器の歳差運動を用いた羽根のない撹拌機によるエマルションの生成

    吉田 将人, 大山 春華, 有津 翔太, 後藤 晋, 松山 一雄, 西村 徹, 福田 公一 関西支部講演会講演論文集 2021.96 (0), 31104-, 2021

    ...の性質を調べる.つまり,この撹拌機のせん断能力を,エマルションに含まれる油滴径を見積もることで評価する.さらに,最適な撹拌パラメータを,撹拌パラメータ(自転回転速度,歳差回転速度,充填率,容器サイズ)と油滴径との関係を評価することで特定する.これらの実験結果に基づき,提案した撹拌機が実用化可能であることを示す....

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  • 磁界を用いたS/O/Wエマルションの運動制御

    常川 洋暉, 吉岡 修哉 関西支部講演会講演論文集 2021.96 (0), 3501-, 2021

    ...第1に, S/O/Wエマルションの油滴径を10μmより小さく, かつ単分散性の高い油滴を生成すること. 第2に, S/O/Wエマルション(磁性流体を含んだ油滴)を磁石の磁界を用いて動かすことである. 油滴を生成する際, SPG(シラス多孔質ガラス)膜を用いた....

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  • A/O/Wエマルションの作製と磁場による制御

    山中 玲, 吉岡 修哉 関西支部講演会講演論文集 2021.96 (0), 3502-, 2021

    ...<p>本研究ではSPG膜(シラス多孔質ガラス膜)を用いてA/O/Wエマルション(O/Wエマルションの油滴に気泡を含ませたもの)の磁場による挙動制御を試みる。そのため、A/O/Wエマルションの油滴中にさらに磁性流体を導入した。磁石による磁場中にエマルションを置いたところ、磁石方向にエマルションが動くことを確認した。講演では、油滴の大きさと移動速度の関係について発表する。</p>...

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  • GRAINE計画:次期気球実験に向けた大面積エマルション望遠鏡の開発

    六條, 宏紀, 臼田, 育矢, 大塚, 直登, 岡田, 晟那, 河原, 宏晃, 駒谷, 良輔, 小松, 雅宏, 小宮山, 将広, 佐藤, 修, 杉村, 昂, 鳥井, 茉有, 長縄, 直祟, 中野, 敏行, 中野, 昇, 中村, 光廣, 中村, 悠哉, 西尾, 晃, 丹羽, 公雄, 宮西, 基明, 森下, 美沙希, 森島, 邦博, 児玉, 康一, 池田, 忠作, 濱田, 要, 伊代野, 淳, 松川, 秋音, 山本, 紗矢, 仲澤, 和馬, 吉本, 雅浩, 青木, 茂樹, 尾崎, 圭太, 小田, 美由紀, 加藤, 拓海, 烏野, 絢花, 呉坪, 健司, 佐藤, 良紀, 柴山, 恵美, 鈴木, 州, 高橋, 覚, 立石, 友里恵, 中村, 崇文, 中村, 元哉, 原, 俊雄, 松田, 菖汰, 松本, 稔樹, 松本, 明佳, 丸嶋, 利嗣, 水谷, 深志, 薮, 美智, 山田, 恭平, 山本, 知己, ROKUJO, Hiroki, USUDA, Ikuya, OTSUKA, Naoto, OKADA, Seina, KAWAHARA, Hiroaki, KOMATANI, Ryosuke, KOMATSU, Masahiro, KOMIYAMA, Masahiro, SATO, Osamu, SUGIMURA, Kou, TORII, Mayu, NAGANAWA, Naotaka, NAKANO, Toshiyuki, NAKANO, Noboru, NAKAMURA, Mitsuhiro, NAKAMURA, Yuya, NISHIO, Akira, NIWA, Kimio, MIYANISHI, Motoaki, MORISHITA, Misaki, MORISHIMA, Kunihiro, KODAMA, Kohichi, IKEDA, Chusaku, HAMADA, Kaname, IYONO, Atsushi, MATSUKAWA, Akine, YAMAMOTO, Saya, NAKAZAWA, Kazuma, YOSHITOMO, Masahiro, AOKI, Shigeki, OZAKI, Keita, ODA, Miyuki, KATO, Takumi, KARASUNO, Ayaka, KURETSUBO, Kenji, SATO, Yoshiki, SHIBAYAMA, Emi, SUZUKI, Atsumu, TAKAHASHI, Satoru, TATEISHI, Yurie, NAKAMURA, Takafumi, NAKAMURA, Motoya, HARA, Toshio, MATSUDA, Syota, MATSUMOTO, Toshiki, MATSUMOTO, Haruka, MARUSHIMA, Toshitsugu, MIZUTANI, Fukashi, YABU, Misato, YAMADA, Kyohei, YAMAMOTO, Tomomi 大気球シンポジウム: 2020年度 = Balloon Symposium: 2020 2020-11

    大気球シンポジウム 2020年度(2020年11月5-6日. 宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究所(JAXA)(ISAS)), 相模原市, 神奈川県

    機関リポジトリ

  • 塗料における乳化重合用界面活性剤の顔料分散への影響

    井上 聡, 福田 佳緒里, 塚原 直樹, 綾 洋一 色材協会誌 93 (10), 329-334, 2020-10-20

    ...<p>水系塗料における酸化チタンなどの顔料は,バインダーである樹脂エマルション(以下,樹脂Emと記す)中に分散しており,顔料分散のために添加される分散剤だけでなく樹脂Em表面の界面活性剤の影響を受けると推測されるが,実際の塗料系での顔料分散について検討された報告例は少ない。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献2件

  • 脂溶性ビタミンナノエマルションの構造と膜透過

    三宅 深雪, 栗岡 昌利 色材協会誌 93 (10), 315-320, 2020-10-20

    ...DDSとしての観点から,有効性発現にかかわるナノエマルションの構造と細胞膜への吸着・透過挙動を検討した。HCO系に比べて,EOPO系ナノエマルションのエマルション粒子は油相界面が露出した状態にあり,細胞膜模倣ジャイアントユニラメラベシクル(GUV)や角膜上皮細胞の脂質膜にエンドサイティックな膜動を誘引し,膜に吸着した形で小胞を形成してGUVや細胞内部に取り込まれた。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献1件

  • 食品タンパク質をはじめとする生体分子の包括安定化技術に関する工学研究

    今村 維克 日本食品工学会誌 21 (3), 95-111, 2020-09-15

    ...なく組み合わせた安定化モデルを構築した.次に,凍結乾燥時におけるタンパク質安定化作用をさらに高度化するため,様々な物質の共存下で酵素水溶液の凍結乾燥を行い,凍結乾燥後における残存酵素活性を比較した.その結果,二糖と多糖の複合系,糖エステルなどのある種の界面活性剤,そしてタンパク質自身も高度なタンパク質安定化効果を有することを明らかにした.さらに,糖類アモルファスマトリクスによる包括安定化技術をO/Wエマルション...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献42件

  • 刺激応答性界面活性剤を用いたエマルションの調製と能動的解乳化

    近藤 行成 色材協会誌 93 (8), 249-251, 2020-08-20

    ...<p>アゾベンゼン骨格を有する光応答性ジェミニ型界面活性剤(<b>C7-azo-C7</b>)を合成し,水/オクタンからなる安定なO/Wエマルションを調製した。紫外光を照射したところ,界面活性剤はトランス体からシス体へ光異性化し,エマルションは光によって解乳化された。本手法は,乳化型液膜乳化法における解乳化や原油の高次回収において新たな手法として期待される。</p>...

    DOI Web Site Web Site 参考文献6件

  • Biodegradable porous microneedles via PLA microspheres for rapid ISF extraction

    Bao Leilei, Bonfante Gwenael, Lee Hakjae, Takama Nobuyuki, Park Jongho, Kim Beomjoon 精密工学会学術講演会講演論文集 2020A (0), 432-433, 2020-08-20

    <p>Microneedles (MNs) have been conceived as a novel technique for painless extraction of interstitial fluid (ISF) as a minimally invasive approach. Especially biodegradable polymeric MNs with …

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  • 中空シリカのナノ空間を利用した固体触媒の設計と応用

    桑原 泰隆, 山下 弘巳 ゼオライト 37 (3), 80-90, 2020-07-15

    ...これに対し我々は,O/Wマイクロエマルジョンや窒素含有高分子を鋳型とする合成法により,様々な触媒活性種を内包した中空シリカ構造体を簡便に合成する手法を開発してきた。本稿では,TiO2粒子やPdナノ粒子を触媒活性種として内包した中空シリカ構造体の合成と,その触媒反応への応用ついて述べる。...

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  • 微粒子吸着界面の界面張力とエマルション形成機構

    作花 哲夫 ホソカワ粉体工学振興財団年報 27 (0), 48-52, 2020-05-25

    ...<p>微粒子の吸着により安定化されたエマルションはPickeringエマルションと呼ばれ,界面活性剤を用いることなくエマルションを安定化する手法として注目されている.微粒子による油水界面の安定化は,界面張力の変化をともなうはずであるが,微粒子吸着界面の界面張力は系統的に理解されていない.本研究では,油水界面の界面張力に対する粒子吸着の効果を明らかにすることを目的とした.粒子の効果を解析しやすいように...

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 乳化剤フリーエマルション

    酒井 俊郎 色材協会誌 93 (4), 105-110, 2020-04-20

    ...<p>水中油滴型(O/W)エマルションの準安定状態を理解するため,界面活性剤などの乳化剤をいっさい使用せずO/Wエマルション(乳化剤フリーO/Wエマルションと命名)を調製し,その分散安定性について検討してきた。乳化剤フリーO/Wエマルションの分散安定性(準安定状態)は油の物理的性質に依存する。...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献6件

  • 超臨界CO<sub>2</sub>を溶媒とした分散系構築のための界面活性剤

    鷺坂 将伸 色材協会誌 93 (3), 78-83, 2020-03-20

    <p>超臨界CO<sub>2</sub>は,無毒,不燃性,環境適合性,低コスト,豊富に存在するといったCO<sub>2</sub>のメリットに,超臨界流体の特性(溶解能力の可変性,高い物質輸送特性,低表面張力など)を併せもつグリーンソルベントであり,超臨界CO<sub>2</sub>を利用した化学工業プロセスが開発されるようになっている。ただし,超臨界CO<sub>2</sub>は,高分子や不揮…

    DOI Web Site Web Site 参考文献16件

  • カルボキシデシルトリシロキサンを含むα型水和結晶相の発見とその物理化学的特性

    宇山 允人 色材協会誌 93 (3), 70-72, 2020-03-20

    ...化粧品の分野ではとくにoil-in-water(O/W)型エマルションの水相に粘度を付与し,系全体をゲル状に安定化させる目的で汎用され,αゲルとも呼ばれている。本研究では,新たにシリコーン系界面活性剤であるカルボキシデシルトリシロキサン(CDTS)を合成し,CDTS/ポリオキシエチレン(5モル)グリセリルモノステアレート(GMS-5)/高級アルコール/水からなる新規α型水和結晶相の検討を行った。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献11件

  • 小径ロッドタイプの超耐熱合金の片持ち外周旋削における加工面品位に関する研究

    引地 力男 精密工学会学術講演会講演論文集 2020S (0), 727-728, 2020-03-01

    ...<p>自動車のエンジン部品等で使用される難削材の一つであるニッケル基超耐燃合金インコロネル713Cの小径ロッドの片持ち外周旋削を行い,耐腐敗性の優れたシンセティックタイプの切削油剤と従来のエマルジョンタイプとを比較しながら,外周旋削における加工面品位の向上について実験的に検討した.その結果,シンセティック油剤でも加工面品位を得られることが明らかになった.</p>...

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  • PDMSとステンレスの接着によるマイクロ液滴生成デバイス

    山本 美月, 稲田 航介, 西迫 貴志 精密工学会学術講演会講演論文集 2020S (0), 118-119, 2020-03-01

    ...両者をエキシマ光処理により互いに張り合わせた装置に、純水とオレイン酸を送液することで、油中水型エマルションの生成を確認した。</p>...

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  • マイクロ流路でのエマルション生成を目的としたボルト締め振動子構造の検討

    神田 岳文, 針田 和樹, 瀬尾 祥子, 小原 佳樹, 脇元 修一 精密工学会学術講演会講演論文集 2020S (0), 287-288, 2020-03-01

    ...<p>金属製マイクロ流路基板への超音波照射によりサブマイクロメートルレベルの直径を持つ液滴を含むエマルションを生成するデバイスにおいて、超音波照射に用いる圧電トランスデューサの構造の検討を行った。円板型の圧電素子を外周部からボルト締めを行うことにより、超音波照射条件が均一になるように有限要素法を用いた検討を行った。...

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  • SHiP実験に向けたコンパクトエマルションスペクトロメーターの開発

    鶴岡 千穂, 渋谷 寛, 小川 了, 中 竜大, 福島 知佳, 松尾 友和, 森元 祐介, 大島 仁, 廣瀬 寛士, 小松 雅宏, 中村 光廣, 佐藤 修, 中野 敏行, 宮西 基明, 森島 邦博, 長縄 直崇, 福田 努, 六條 宏紀, 北川 暢子, 児玉 康一, 青木 茂樹, 高橋 覚, 三角 尚治 日本物理学会講演概要集 75.1 (0), 134-134, 2020

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  • マイクロチャンネル内におけるエマルション型蓄熱材の流動・伝熱特性

    森本 崇志, 池田 季基, 田中 裕人, 熊野 寛之 日本冷凍空調学会論文集 36 (4), 315-, 2019-12-31

    ...<p>本研究では,相変化物質を乳化することで液中に分散させた蓄熱熱輸送媒体である,エマルション型蓄熱材を対象とし,マイクロチャンネル内における流動および伝熱特性について,実験的,解析的に検討を行った.実験より,分散質の含有率および状態がエマルション型蓄熱材のレオロジー特性に影響を及ぼし,条件によって擬塑性流体の挙動を示すことがわかった.また,分散質が固相または液相の状態を維持しながら流動する場合において...

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  • 気球搭載型エマルション望遠鏡による宇宙高エネルギーガンマ線精密観測計画GRAINE

    青木 茂樹, 高橋 覚, 六條 宏紀 RADIOISOTOPES 68 (12), 877-891, 2019-12-15

    ...<p>我々は,世界最高角度分解能(0.08 degree @ 1–2 GeV),世界初偏光有感,世界最大口径面積(~10 m<sup>2</sup>)を実現するエマルションガンマ線望遠鏡の長時間気球フライト繰り返しによる宇宙高エネルギーガンマ線(10 MeV–100 GeV)精密観測計画GRAINE(Gamma-Ray Astro-Imager with Nuclear Emulsion)を推し進めている...

    DOI Web Site Web Site 参考文献29件

  • シリンダー形状を有した高分子微粒子の作製とその吸着挙動

    南 秀人, 李 維, 鈴木 登代子 色材協会誌 92 (10), 299-303, 2019-10-20

    ...さらに,得られたシリンダー状粒子を粒子界面活性剤としてデカン/水のピッカリングエマルションの作製を行った。シリンダー状粒子を用いて作製したピッカリングエマルションは,真球状粒子を用いた場合より強い安定性を有しており,1年以上放置しても,乳化状態を保持していた。</p>...

    DOI Web Site Web Site 参考文献1件

  • 浮力秤量法によるW/Oエマルションの液滴径分布測定

    澤田 紋佳, 島津 昌光, 大平 勇一, 平野 博人 化学工学論文集 45 (5), 184-187, 2019-09-20

    ...<p>浮力秤量法によるエマルション中の液滴径分布の測定可能性について検討した.連続相には油相として<i>n</i>-ドデカン,分散相には水相としてイオン交換水を使用し,W/Oエマルションを調製した.浮力秤量法により得られた水滴径分布は,顕微鏡法により得られた分布と一致した.W/Oエマルション中の液滴径分布は,浮力秤量法により測定することができる.</p>...

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか2件 被引用文献1件 参考文献9件

  • DLDマイクロピラーアレイを用いたハイドロゲル微粒子の生成と溶液置換

    鳥取 直友, 西迫 貴志 精密工学会学術講演会講演論文集 2019A (0), 279-280, 2019-08-20

    ...<p>本研究では,支柱配列を用いた粒子分離手法であるDeterministic Lateral Displacement (DLD)法を液滴の反応場へと応用し,ハイドロゲル微粒子の連続生成を試みた.十字流路(幅100 μm,高さ100 μm)により生成したアルギン酸ナトリウム滴を,その下流に接続したDLD流路へと導入し,流路内に形成したCa<sup>2+</sup>を含む油中水型エマルション,および...

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  • マイクロ流路を用いた薬剤内包PLGA粒子の作製と徐放性評価

    保坂 知輝, 西迫 貴志 精密工学会学術講演会講演論文集 2019A (0), 297-298, 2019-08-20

    ...薬剤内包粒子は, ガラス片に機械加工した十字流路に, 分散相として薬剤水溶液とPLGA含有ジクロロメタンのW/Oエマルション, 連続相としてポリビニルアルコール水溶液を送液し, 生成したW/O/W液滴を液中乾燥させて作製した. 水中での薬剤放出速度を, 紫外可視分光法によって測定したところ, 長期にわたる安定した放出を示した.</p>...

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  • 溶媒和効果の物理――密度揺らぎ・ナノバブル・溶質誘起相分離

    岡本 隆一, 小貫 明 日本物理学会誌 74 (4), 210-214, 2019-04-05

    ...にヒドロトロープ(hydrotrope)を加えた場合の特異な効果も際立っている.ヒドロトロープは低分子アルコール(エタノールなど)を代表例とする小さいながら疎水基と親水基を持つ低分子共溶媒の総称である.水+ヒドロトロープ混合溶媒では濃度揺らぎが亢進する.ここに疎水性溶質が僅かでもあれば組成に応じてマクロな相分離とともに10<sup>2</sup>–10<sup>3</sup> nmサイズのマイクロエマルジョン...

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  • ナノ試験管中での分子内ATRPによるラダー状ビニルポリマーの精密合成と特性解析

    小原 忠与, 篠﨑 祐希, 山口 敏夫, 汪 舟鷺, 菊地 守也, 鳴海 敦, 川口 正剛 高分子論文集 76 (2), 168-178, 2019-03-25

    ...methacryloxyethoxy)ethyl isocyanate (MOI-EO)の配位リビング重合により合成され,さらにリサイクル分取SECにより分画することによって得られた.MOI-EO-26の分子特性解析は25°C,THF中,SAXS測定を用いて行われ,全長5.39 nmの棒状分子であることがわかった.また部分比容の値から棒の直径は1.35 nmと決定された.ナノフラスコは光学的に透明な逆相ナノエマルション...

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  • 遠心浮上データによるO/Wエマルションのデッドエンド精密濾過特性の推算

    入谷 英司, 片桐 誠之, 福田 正秀 化学工学論文集 45 (2), 72-79, 2019-03-20

    ...<p>O/Wエマルションのデッドエンド精密濾過において,膜面上に形成される濾過ケークの特性を推算する手法を得るため,遠心場での近赤外光の透過率が測定できる分析用遠心機を使用して,O/Wエマルションの遠心浮上実験を行った.種々の濃度で得た初期浮上速度およびローター回転数を種々に変化させて得た圧密クリーミング層の平衡厚さから,O/Wエマルションの濾過と浮上の相似性に基づき,部分ケーク比抵抗,部分ケーク空隙率...

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  • マイクロ流路を用いた薬剤内包PLGA粒子の作製

    保坂 知輝, 西迫 貴志 精密工学会学術講演会講演論文集 2019S (0), 317-318, 2019-03-01

    ...ガラス片への機械加工にて幅100μm, 深さ100μmの十字流路を作製し, 分散相として薬剤水溶液とPLGA含有ジクロロメタン(DCM)のW/Oエマルション, 連続相としてポリビニルアルコール水溶液を送液すると, 直径約100μmのW/O/W液滴が十字部で規則正しく連続生成された. 液中乾燥によるDCMの除去と吸引ろ過により多孔質のPLGA粒子を得た.</p>...

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  • 2-1 蒸留BDF-水エマルジョン燃料の燃焼特性

    立道 悟, 高山 敦好 バイオマス科学会議発表論文集 14 (0), 13-14, 2019-01-09

    <p>BDF was widely used due to environmentally friendly use of subsidies because it is derived from waste edible oil and vegetable oil, but its use has been declining since the common rail system …

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  • P-21 BDF‐水エマルジョン燃料燃焼時の臭気の低減

    川浪 海斗, 高山 敦好, 峯下 登夢 バイオマス科学会議発表論文集 14 (0), 89-90, 2019-01-09

    <p>BDF is a research and development and commercialization as an alternative fuel for gas oil by methyl esterification. This is one how to use of biomass, it is reduced than diesel oil about SOx, …

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  • 好気高熱性細菌(<i>Bacillus licheniformis </i>MU11株)を用いたバイオディーゼル燃料廃水の処理

    山野 浩二, 渡邉 励人, 甲斐 穂高, 山口 雅裕, 中島 琢自, 荒木 賢人, 藥師寺 佑佳, 有薗 幸司, 石橋 康弘 環境と安全 10 (3), 177-187, 2019

    ...</p><p>バイオディーゼル燃料廃水中には水溶性成分と油分が含有しており、エマルション化している。このエマルションの分解には酸の添加が有効であり、エマルションの分解(エマルションブレイク)により油分が分離され、水層のCOD<sub>Mn</sub>の値を減少できることが有効な手法であることを確認した。...

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  • 板紙抄紙系における硫酸バンド削減下のサイジングシステム

    横田 健一郎, 河村 宅哉, 山城 卓也, 田中 貴大 紙パ技協誌 73 (11), 1092-1097, 2019

    ...特に,内添サイズ剤としてロジン系エマルションサイズ剤が主流となっている板紙抄紙系では,高いサイズ効果を発揮するために硫酸バンドが有用である。その一方で,過剰な硫酸バンドの添加は,石膏スケールの発生や電気伝導度の上昇による内添薬品の効果低下といった弊害に繋がる。...

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  • SHiP 実験に向けたコンパクトエマルションスペクトロメーターの開発

    河野 歩実, 渋谷 寛, 小川 了, 福島 知佳, 松尾 友和, 森元 祐介, 大島 仁, 佐伯 加奈, 廣瀬 寛士, 小松 雅宏, 中村 光廣, 佐藤 修, 中野 敏行, 宮西 基明, 森島 邦博, 長縄 直崇, 福田 努, 中 竜大, 六條 宏紀, 北川 暢子, 児玉 康一, 青木 茂樹, 高橋 覚, 三角 尚治 日本物理学会講演概要集 74.1 (0), 93-93, 2019

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  • 自己乳化現象を巧みに利用した「超低密度」多孔質バイオマテリアルの創製

    村上 義彦 Oleoscience 19 (5), 183-189, 2019

    ...<p>自己乳化は,非平衡状態の非混和性液体を接触させると自発的にエマルションが生じる現象である。筆者は,高分子界面活性剤の共存下で,疎水性高分子を溶解した有機溶媒(分散相)と水(連続相)が形成するo/w(oil-in-water)エマルションから有機溶媒を徐々に蒸発させると,表面高分子修飾ナノ/マイクロ粒子が容易に調製できることを報告してきた。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献7件

  • ダブルエマルションを利用した脂質ベシクルの作製

    黒岩 崇, 市川 創作 Oleoscience 19 (5), 197-201, 2019

    ...本法は,親水性物質を溶解した水滴を含むwater-in-oil(W/O)エマルションを作製するステップ(一次乳化),このW/Oエマルションを用いて二段階目の乳化を行いW/O/Wエマルションを作製するステップ(二次乳化),およびW/O/Wエマルションから油相溶媒を除去し脂質ベシクルを得るステップ(液中乾燥)の3段階からなる。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献11件

  • 高脂含有ゲルにおける増粘多糖類の影響とその物理的特性

    中島 聡史, 松本 拓矩, 秋山 亜希子, 増田 麻衣, 﨑谷 宣孝, 渡邉 裕一, 上田 佳宏 日本家政学会誌 70 (8), 522-534, 2019

    ...エマルションゲルの物理的特性と脂質含有量の関連性はエマルション粒子と連続層間での相互作用およびエマルション粒子が密に配置されたゲル内部構造が関与することが示唆される. 本研究は水溶性多糖類ゲルネットワーク中に高容量脂質を固定化する重要な意味を持ち, 本研究は様々な産業分野で応用可能である.</p>...

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  • Solid-in-oil-in-water(S/O/W)型多層エマルションとDDS への応用

    田原 義朗, 後藤 雅宏 Oleoscience 19 (5), 191-196, 2019

    ...<p>S/O製剤とは親水性薬物を疎水性界面活性剤によって被覆することで,油状基剤中にナノサイズで薬物を分散させることができる新しいエマルション製剤である。本総説ではS/O製剤の特徴について紹介し,さらにマルチプルエマルションであるS/O/W型エマルションに焦点をあて,経口,経皮および遺伝子デリバリーなどの分野への応用研究について紹介する。</p>...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献5件

  • ポリマー微粒子の調製プロセスと多孔質化

    市川 秀寿 色材協会誌 91 (12), 390-394, 2018-12-20

    ...</p><p>本総説では,特別な設備を使うことなく簡便な操作によりポリマー微粒子を調製するプロセスとして,W/OエマルションからO/Wエマルションへの転相プロセスと水溶性有機溶媒の除去プロセスを組み合わせた球状ポリマー粒子の調製方法について解説する。さらに,インキに利用される多孔質ポリマー微粒子の具体的な使い方について説明する。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献2件

  • 生材の収縮を圧締に利用した丸ほぞ接着接合の引き抜き性能

    蓮佛 喬, 小泉 章夫 木材学会誌 64 (5), 187-194, 2018-10-25

    ...試験体は湿潤状態のほぞ穴部材と気乾状態のほぞを酢酸ビニル樹脂エマルジョン接着剤で接着して作製した。引き抜き試験を行った結果,収縮接合を併用した接着丸ほぞ接合はエポキシ樹脂接着剤で接着した丸ほぞ接合に匹敵する大きな引き抜き耐力を示すことがわかった。含水率の季節変化を考慮して,4回までの乾湿繰り返しを付与した後に行った引き抜き試験でも,明らかな強度低下は認められなかった。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献1件

  • ウレタン・アクリル複合エマルションの技術開発

    渡邊 聡哉 色材協会誌 91 (10), 347-350, 2018-10-20

    ...しかし当社はエマルション化技術を駆使したナノオーダーでの複合を可能とし,相反する二つの特性を有する材料を開発することに成功した。この手法を区別するため前者をポリマー「混合」,後者をポリマー「複合」と区別する。</p><p>本稿では,「ウレタン樹脂」と「アクリル樹脂」という異なる二つの高分子材料を用いた「ウレタン・アクリル複合エマルション」の合成方法やエマルション構造の優れた特性について述べる。...

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  • 芳香物質のミセルおよびO/W型エマルションからの放出

    島 元啓, 安達 修二 日本食品工学会誌 19 (3), 153-162, 2018-09-15

    ...</p><p>次に,PGMLとドデカンまたはトリカプリリン(C8TG)を含むエマルションを用い,これらの油脂がゲラニオールの正規化濃度に及ぼす影響を検討した(Figs. 3,4).ドデカンを含むエマルションは,ドデカンを含まない界面活性剤水溶液と比較して,ゲラニオールの気相中への分配にほとんど影響を及ぼさなかった.C8TGのエマルションでは,界面活性剤濃度の低下に伴い,油脂を含まない溶液と比較して正規化濃度...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献23件

  • 液体のビー玉をつくる

    村上 良 化学と教育 66 (8), 398-401, 2018-08-20

    ...<p>エマルションや泡などの流体から成る分散系を安定化するために,界面活性な分子(界面活性剤)が一般に用いられる。一方,ナノ・マイクロメートルサイズの微粒子も界面活性剤と同様に空気/水表面や油/水界面などの流体界面に吸着し,エマルションや泡の安定化剤として働くことが知られている。微粒子による安定化における重要な因子は,微粒子の流体界面に対する濡れ性(接触角)である。...

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  • O/W型乳化重合エマルション特性が画質に及ぼす影響

    高橋 茂樹, 吉川 貴裕 日本画像学会誌 57 (4), 385-396, 2018-08-10

    ...を紙へ印字した後の画像濃度は,インク中の乳化エマルション量,即ち液滴中の粒子数 (固形分) が多いと,また,粒子径が大きくなると低下し,Tgが高いと高くなることがわかった.さらに,紙との相互作用を表すインク滴の広がり面積と光沢度の積が,画像濃度を予測する新たな指標となることがわかった.耐擦性はエマルションの成膜性が良いと向上し,乳化エマルションの添加量とポリマーのガラス転移点が成膜性に関係するものと...

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  • 5-1-4 BDF・炭化水素/水エマルジョンの相分離に関する研究

    山田 将汰, 山﨑 博司, 秋濱 一弘, 今村 宰 日本エネルギー学会大会講演要旨集 27 (0), 188-189, 2018-08-01

    <p>Experimental study has been conducted to clarify phase separation and bubble nucleation processes of emulsified fuel with alcohol additives. Test emulsions consisted of n-hexadecane and methyl …

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  • 胆汁排泄障害時の経腸栄養に卵黄レシチン配合流動食を使用した1例

    明石 哲郎, 松本 一秀, 高松 悠, 橋本 理沙, 高岡 雄大, 大野 彰久, 中村 由佳里 日本老年医学会雑誌 55 (3), 411-416, 2018-07-25

    ...<p>急性胆囊炎の治療では,高齢者は臓器障害の併存や長期臥床のため,手術困難で経皮経肝胆囊ドレナージ(PTGBD)を施行する場合も多い.ドレナージが奏功すれば,食事開始も可能となるが,PTGBDは胆汁が外瘻化されており,脂肪の吸収障害も懸念される.脂肪の乳化剤である卵黄レシチンは胃酸による低pH条件下でもエマルションが壊れにくく,乳化状態が安定している.胆管結紮ラットでの検討でも卵黄レシチンの乳化液...

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献7件

  • 流動化ガス切り換えに起因する非流動化現象におよぼす粒子物性の範囲

    甲斐 敬美, 寺地 晃佑, 和田 祥平, 中里 勉 化学工学論文集 44 (4), 229-235, 2018-07-20

    ...<p>流動層の操作において分子量が小さなガスから大きなガスに流動化ガスを切り換えるとチャネリングが発生し,一時的な非流動化が起きる.原因はエマルション相と気泡との間の非等モルガス交換によってエマルション相のガス速度が流動化を維持するために必要な速度より小さくなるためである.この現象の程度に影響をおよぼすのはそれぞれのガスの拡散速度の差であるが,ガス切り換えの際に非流動化が起きる可能性を事前に評価するために...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献28件

  • ヒト胃消化シミュレーターを用いた油含有ゲルのin vitro消化試験

    神津 博幸, 王 政, 王 在天, 中嶋 光敏, Neves M.A., 植村 邦彦, 佐藤 誠吾, 小林 功, 市川 創作 日本食品工学会誌 = Japan journal of food engineering 19 (2), 89-103, 2018-06

    ...GDSを利用したin vitro消化試験において,DGGとDGG-NGGのエマルションハイドロゲルは,ぜん動運動により発生微小油滴が放出されることなくゲル粒子が収縮した。一方,AGとAG-NGGのエマルションハイドロゲルでは,ゲル粒子が崩壊し,微小油滴が放出された。...

    日本農学文献記事索引

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