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髙木 直人 名古屋学院大学論集 社会科学篇 60 (4), 217-226, 2024-03-31
メイヨーが心理学を取り入れた産業調査としてホーソン実験が一般的には有名であるが,すでに,心理学を取り入れた産業調査をフィラデルフィラのコンチネンタル・ミルズ社の紡績工場(ミュール紡績部門)で実施している。そこで,職場環境と離職率に関する調査および,その問題に対する施策を行っている。それは,メイヨーがアメリカに渡るまでに,心理学に関する知識と心理療法をすでにオーストラリア時代に確立していたと考えら…
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髙木 直人 名古屋学院大学研究年報 (36) 1-15, 2023-12-31
一般的に,メイヨーが心理学を取り入れた産業調査としてホーソン実験が有名であるが,この実験の中心人物は,レスリスバーガーとディクソンである。そこで,メイヨーがホーソン実験に参加していた本当の理由を違った角度から検討してみた。おそらく,職場環境に対しての人格に関する調査が本当の狙いであったのではないかと筆者は考えている。その理由としては,すでに,心理学を取り入れた産業調査をフィラデルフィラで実施して…
髙木 直人 名古屋学院大学論集 社会科学篇 60 (1・2), 215-223, 2023-10-31
...しかし,ほとんどの人は,エルトン・メイヨーとピエール・ジャネが,バーナード理論を解明していくうえで,重要な人物であるとは思っていない。そこで,本稿では,バーナード理論の難解を解決するためには,エルトン・メイヨーとピエール・ジャネがバーナードの著書である『経営者の役割』にどのように関係しているかを紐解いてみた。...
髙木 直人 名古屋学院大学論集 社会科学篇 58 (2), 39-49, 2020-10-31
一般的に,メイヨーが心理学を取り入れた産業調査として,ホーソン実験が有名である。 しかし,メイヨーが,ホーソン実験に参加したころには,すでに心理学を取り入れた産業調査を実施していた。それが,フィラデルフィラで実施された,複数の産業調査である。 そこで,本稿では,メイヨーが心理学に関心も持った理由を再度調べ,経営管理に心理学を取り入れた経緯をたどる。 …
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髙木 直人 名古屋学院大学論集 社会科学篇 52 (3), 175-180, 2016-01-31
メイヨーが最後に出版した著書である『Some Notes on the Psychology of Pierre Janet(ピエール・ジャネの心理学に関する研究ノート)』1)の整理を進めるにしたがって,はっきりとさせておく必要があると考えたことがあった。それは,メイヨーは,なぜ,ジャネの「強迫観念的思考(Obsessive …
髙木 直人 名古屋学院大学研究年報 28 39-45, 2015-12-31
経営学は,学際的な研究であると一般的に言われている。その理由には,哲学,心理学,社会学など多岐にわたる分野が用いているからである。メイヨーも,学際的な研究者1)である。メイヨーは,経営学分野での初期人間関係論の祖とされているが,彼の出版した著書には,経営学というタイトルでの作品は存在しない。最も有名であるメイヨーの3部作である『The Human Problems of an …
吉原, 正彦, Yoshihara, Masahiko 青森公立大学経営経済学研究 4 (2), 24-40, 1999-03-15
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原田 実 經濟學研究 49 (1/2), 69-85, 1984-03-10
はじめに / 1. メイヨーの渡米 / 2. 社会における非合理的要因 / 3. 「非合理性と妄想」 / 4. 「妄想と産業疲労」ーフィラデルフィアの紡績工場調査ー / 結びにかえて
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原田 賓 經濟學研究 47 (5/6), 187-198, 1983-03-10
...エルトン・メイヨーの初期の経歴 / 2. 「オーストラリアの政治意識」におけるメイヨーの方法論 / 3. 労使紛争の政治問題化 / 4. 結びにかえて...