検索結果を絞り込む

本文・本体へのリンク

検索結果 101 件

  • 1 / 1

  • ナノバイオ界面水制御による細胞接着性/非接着性合成高分子の設計

    田中 賢 Drug Delivery System 38 (5), 404-415, 2023-11-25

    ...本稿では、最近の筆者らの研究例、例えば、ポリ(2-メトキシエチルアクリレート)(PMEA)、PMEA誘導体、双性イオン型高分子、ポリエチレングリコール、ポリオキサゾリンなどの合成高分子、また、核酸、タンパク質、多糖などの生体高分子に含水した水の状態について議論する。水の状態は、熱分析や分光により解析を行った。...

    DOI Web Site

  • “ユニーク”な硫酸化糖ケラタン硫酸:その構造、機能、合成

    大前 仁, 山崎 悠司, 勢造 恭平, 高田 順子 Trends in Glycoscience and Glycotechnology 31 (183), J127-J133, 2019-09-25

    <p>ケラタン硫酸はグリコサミノグリカンに分類される硫酸化多糖であるが、硫酸化パターンの多様性に加えて、コアタンパク質との間のリンカー糖鎖の多様性、分子鎖内フコース分枝の有無、非還元末端に“キャッピング”糖を有する、という構造的にユニークなグリコサミノグリカンである。この最も新しいグリコサミノグリカンであるケラタン硫酸の機能解明は最も遅れている。本稿ではケラタン硫酸の構造や既知の機能を述べるとと…

    DOI DOI Web Site ほか2件 参考文献11件

  • 【総説:―受賞論文―】 無保護糖の直接活性化を基盤とする糖誘導体及び糖質材料の合成研究

    田中 知成 応用糖質科学:日本応用糖質科学会誌 9 (1), 17-27, 2019-02-20

    ...られるなど今なお課題は多い.本総説では,水中での無保護糖アノマー位の直接活性化による糖誘導体の保護基フリー合成,及び得られた糖誘導体を用いた糖鎖高分子の合成や包接超分子ポリマーの創製について紹介する.糖誘導体の保護基フリー合成は,水溶性脱水縮合剤2-chloro-1,3-dimethylimidazolinium chloride(DMC)を用いることで無保護糖から1,6-アンヒドロ糖,糖オキサゾリン...

    DOI Web Site 参考文献64件

  • 化学結合を用いたカーボンナノチューブ被覆砥粒の砥粒保持力の改善

    鈴木 裕紀, 長山 祐樹, 浅井 隆秀, 後藤 晃哉, 粟野 宏, 高橋 辰宏, 鈴木 庸久, 大津加 慎教 精密工学会学術講演会講演論文集 2018S (0), 277-278, 2018-03-01

    ...<p>化学反応性のオキサゾリン基含有コポリマーを用いてカーボンナノチューブ(CNT)ダイヤモンド砥粒とレジンを化学結合させ,砥粒保持力改善の検討を行った.コポリマーを用いて作製したCNT被覆砥粒をフェノール樹脂に埋め込み,シェア試験によって単粒保持力を評価した.CNT被覆砥粒の表面状態とCNTとコポリマーの被覆量が,砥粒保持力に及ぼす影響を調べ,コポリマーによる界面の化学結合が,砥粒保持力を改善させることを...

    DOI

  • P2-12 ラメラリン類の合成研究

    岡野 健太郎, 森井 一樹, 山根 由暉, 森 敦紀 天然有機化合物討論会講演要旨集 60 (0), 559-563-, 2018

    ...われわれは,ハロゲンダンスの基質一般性の向上を目的として検討を行った結果,脱プロトンを加速させるオキサゾリンを利用すると,これまで報告例がなかったピロールを用いてもハロゲンダンスが進行することがわかった。すなわち,オキサゾリン...

    DOI

  • Cotylenin Aの不斉全合成研究

    永谷 幸太郎, 上森 理弘, 星野 雄之介, 南 篤志, 中田 雅久 天然有機化合物討論会講演要旨集 58 (0), Poster3-, 2016

    ...その結果、スルホン上の置換基がメシチル基の場合、(E)体、(Z)体いずれの基質においてもTable 1に示したビスオキサゾリン配位子とCuClとNaBARFを用いることで、所望のシクロプロパン体10が高収率で高エナンチオ選択的に得られることを見出した。...

    DOI

  • オキサゾリンの一段階合成がもたらす構造明確な糖タンパク質合成

    野口 真人, 小林 厚志, 正田 晋一郎 Trends in Glycoscience and Glycotechnology 27 (158), J35-J42, 2015

    ...糖オキサゾリン誘導体は、<i>N</i>-アセチルグルコサミニダーゼを触媒とする配糖化反応の優れた糖供与体となることが知られている。本稿では、筆者らのグループにおいて開発された水溶性脱水縮合剤を用いる糖オキサゾリンの一段階合成、ならびにそれらを供与体として用いる糖タンパク質に代表される複雑な構造をもつ配糖体の合成について、最近の進歩を紹介する。...

    DOI DOI Web Site ほか3件 被引用文献3件

  • FIT–PatD system:アゾリン含有ペプチドの汎用生合成システム

    後藤 佑樹, 角田 翔太郎, 加藤 保治, 伊藤 悠美, 菅 裕明 天然有機化合物討論会講演要旨集 56 (0), Oral9-, 2014

    ...PatDは、①ペプチド上の異なるカセット配列を修飾可能、②一つの酵素でチアゾリン・オキサゾリン・メチルオキサゾリンの三種類のアゾリン環を形成可能、といったユニークな特長を有することから、我々は本酵素をアゾリン含有ペプチド(アゾリンペプチド)の汎用的な合成ツールとして利用できるのではないかと着想した。...

    DOI

  • Joullie-Ugi反応を用いたplusbacin A3の合成研究

    勝山 彬, 松田 彰, 市川 聡 天然有機化合物討論会講演要旨集 56 (0), Poster52-, 2014

    ...a-イソシアノエステル6は環化反応によりオキサゾリン10を与え、五員環イミン1は三量体1’との平衡にある(Figure 1)。この平衡にオキサゾリンが関与することでヘテロ三量体11が生成し、イソシアニドが消費されてしまったためと考えられる。...

    DOI

  • テトラカルボン酸無水物とビス環状イミノ化合物の重付加によるポリアミドイミド,ポリエステルイミドの合成

    堀田 寛史 高分子論文集 70 (11), 655-667, 2013

    ...環状イミノ化合物をイミド基形成の窒素原子源として利用することにより重付加でポリイミド類を得る新規な合成法を開発した.テトラカルボン酸二無水物とビス(2-イミダゾリン)との反応ではポリアミドイミド(PAI)ができ,ビス(2-オキサゾリン)との反応ではポリエステルイミド(PEI)が生成する.低分子のモデル反応を用いたメカニズムの解析の結果,重合反応の経路には二種類あることがわかった.2,2′-(1,3-...

    DOI 参考文献12件

  • Endo-β-<I>N-</I>-Acetylglucosaminidase の驚異的糖転移能力

    Wang Lai-Xi Trends in Glycoscience and Glycotechnology 23 (129), 33-52, 2011

    Major advances have been made in exploring the trans-glycosylation activity of endo-β-<I>N-</I>-acetylglucosaminidases (ENGases) for synthetic purpose. The exploration of synthetic sugar oxazolines …

    DOI Web Site 被引用文献5件 参考文献149件

  • 化学的に等価な配位部位を利用して異種金属イオン配列する新手法の開発

    古川 淳一, 塩谷 光彦, 平岡 秀一 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 2010 (0), 2P86-2P86, 2011

    ...ディスク状多座配位子に導入した化学的に等価なオキサゾリン環の窒素配位部位上に、同じ価数を持つ同族の金属イオンAg(I), Cu(I)を精密配列することに成功した。<BR>  本発表では、ヘテロ錯体が選択的に生成する原理や選択性への溶媒効果、またオキサゾリン環の置換基と各金属錯体の安定性や異種金属イオン配列化の選択性に関する相関についても併せて報告する。...

    DOI

  • 銅担持シリカメゾ多孔体触媒上でのジアゾエステルによる芳香族化合物へのC-H結合挿入反応

    石谷 暖郎, 佐藤 大輔, 岩本 正和 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2010 (0), 17-17, 2010

    ...反応系にビスオキサゾリン型不斉配位子を添加すると触媒活性は低下するが、1-メチルインドール系では最大60%収率で目的物が得られ、41%eeの不斉選択性が発現した。この不斉反応は報告例がなく、均一系銅触媒を用いた場合には不斉選択性が発現しなかったことから、固体表面に担持した銅活性点が不斉発現に有利に作用したことになる。...

    DOI

  • トリアジンチオール末端オリゴ(2‐ブチル‐2‐オキサゾリン)による銅表面の改質

    佐藤 久美子, 平原 英俊, 川村 優文, 會澤 純雄, 成田 榮一 色材協会誌 82 (11), 487-492, 2009

    ...新しい表面処理剤の開発を目的に,トリアジンチオールを末端にもつオリゴ(2-ブチル-2-オキサゾリン)(OBuOZO)という新規のテレケリックスを合成し,銅板上に形成したその被膜について検討を行った。実験は,まずブチルオキサゾリン(BuOZO)のカチオン開環重合により得られたリビングOBuOZOをトリアジンチオールと反応させ,37.1%の収率でテレケリックスを合成した。...

    DOI Web Site 参考文献24件

  • より強いアロステリック会合能を有する新規ヒドリンダセンジアミドレセプターの構築

    河合 英敏, 大野 由起, 藤原 憲秀, 鈴木 孝紀 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 2009 (0), 168-168, 2009

    ...本研究では正のアロステリック会合能を保ちつつ、各段階の会合強度を向上させるための改良として、レセプターの会合部位であるアミド基やエステル基を、同様の水素結合様式で、より強い水素結合能をもつと考えられるアミジン類やアミド基、オキサゾリンへと変換した誘導体の合成を検討し、その会合能調査を行った。...

    DOI

  • ルイス酸触媒による酸化クロスカップリング反応および重合の精密制御

    閻 培, 天間 知久, 多賀谷 英幸, 幅上 茂樹 高分子論文集 66 (9), 341-348, 2009

    ...銅(I)-ビスオキサゾリン錯体を触媒として用いた 2 種類の 2-ナフトール誘導体間の選択的ラジカルカップリング反応である酸化クロスカップリング反応において,触媒量のルイス酸を添加することにより,より高度なクロスカップリング選択性および立体選択性の制御が可能であることを見いだした.たとえば,2-ナフトールと 3-ヒドロキシ-2-ナフトエ酸エステルの CuCl-Phbox 錯体を用いた酸化カップリング...

    DOI Web Site 参考文献58件

  • キラル添加剤を用いる銅担持シリカメゾ多孔体上での不斉シクロプロパン化

    石谷 暖郎, 大澤 弘明, 岩本 正和 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2008f (0), 82-82, 2008

    ...テンプレートイオン交換法により銅を担持したシリカメゾ多孔体とキラルビスオキサゾリン存在下、スチレン誘導体とジアゾエステルとの不斉シクロプロパン化反応が進行すること、反応条件を最適化すると最高80%超の不斉選択性が発現することを見出した。ビスオキサゾリンが嵩高いと対応する均一系銅触媒より高活性であった。オキサゾリンの配位は固体表面上で制限を受けると考えられる。...

    DOI

  • フェニル基置換複素環化合物を配位子に持つ新規燐光発光錯体の合成と物性

    瓜本 英昭, 西田 純一, 山下 敬郎 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 37 (0), 94-94, 2007

    ...本研究では、2-フェニルオキサジン及び2-フェニルオキサゾリンを配位子としてイリジウム錯体と白金錯体を合成し、それらの錯体の発光波長や電気化学的性質を測定した。配位子のフェニル基上に種々の置換基を導入することで発光波長を制御することができた。白金錯体は対応するイリジウム錯体よりも短波長の発光を示した。...

    DOI

  • 酸化カップリング重合における精密クロスカップリング制御

    幅上 茂樹, 天間 知久, 高橋 雄介, 閻 培 高分子論文集 64 (10), 617-626, 2007

    ...銅(I)-ビスオキサゾリン錯体を触媒として用いた 2-ナフトール類と 3-ヒドロキシ-2-ナフトエ酸エステル類との選択的酸化クロスカップリング反応を応用することにより,クアテルナフチル誘導体,ポリ(ビナフトール)誘導体,ビナフトールユニットを有するハイパーブランチ型ポリマーの高選択的な合成を行った.たとえば,6,6′-ビ-2-ナフトール誘導体をモノマーとして用いた重合では,モノマー上の置換基であるエステル...

    DOI 被引用文献2件 参考文献24件

  • 低分解性キチナーゼの設計と利用

    Kohri Michinari, Kobayashi Atsushi, Shoda Shin-ichiro Trends in Glycoscience and Glycotechnology 19 (107), 165-180, 2007

    ...糖オキサゾリン誘導体を糖供与体とし、さまざまな糖受容体へのグリコシダーゼ触媒による糖転移反応を行なうことにより、キチン、プロテオグリカン、N-結合型コアオリゴ糖鎖といった多糖・オリゴ糖の合成がなされた。これらの反応は、酵素が本来の基質に対して加水分解活性を示さない塩基性条件下で行なわれるため、効率よく進行した。...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献68件

  • 単結晶Si表面へのPd錯体触媒の高密度固定化とアルコール酸素酸化への応用

    原 賢二, 田山 忍, 鹿野 秀和, 増田 卓也, 高草木 達, 近藤 敏啓, 魚崎 浩平, 澤村 正也 表面科学講演大会講演要旨集 24 (0), 210-210, 2004

    ...そこで、ビスオキサゾリン部位を有する末端アルケンを用いて、水素終端化Si(111)表面上でヒドロシリル化を行い、ビスオキサゾリン配位子の単分子層を形成した。この表面を酢酸パラジウムを用いて錯体化させた表面は、ベンジルアルコール類の酸素酸化反応に高い活性を示した。...

    DOI

  • 学位論文審査報告

    村田 正義, 森 良弘, 王 永剛, Widjaja Hardiyanto, 呉 龍澤, 上之 和人, 菅野 公一, 山崎 崇, 和田 憲幸, Saadat Hossain Khandker, 大平落 洋二, 古藤 江理, 洪 聖和, 中島 久隆, 久保木 隆司, 古閑 一憲, 谷口 和成, Aggag Gamal Abd El-mohsen Hassan, 野田 貴史, 原田 正英, 赤松 正人, 元 祐喆, 敬 成君, 有馬 博史, 金 炳勲, 内田 孝紀, 瀬藤 聡, 長谷 英昭, 廣瀬 直毅, 丸野 健一, 今井 康貴, 松尾 明洋, 金 丙文 九州大学大学院総合理工学報告 21 (2), 183-246, 1999-09

    ラダー型アンテナ電極を用いた高周波プラズマの生成とその応用に関する研究[村田]

    DOI HANDLE

  • 脂肪族ニトロ化合物とグリコシアミジン誘導体との反応

    原田 和穂, 横山 順一, 膳 昭之助 日本化学会誌(化学と工業化学) 1995 (1), 47-56, 1995-01-10

    ...,本反応をクレアチニン(2b)に適用したところN--チル-N-(1,2,4-オキサジアゾール-5-イル)[1,2,4-オキサジアゾール-5-イル)メチルアミン](6)を主生成物として得た.さらに1,3-ジアルキルグリコシアミジン(2d-2g)に適用したところ各々対応する5位置換1,2,4-オキサジアゾール誘導体(9a-9h)を得た.また3-アリル-1-メチルグリコシアミジン(2h)の場合は2-イソオキサゾリン...

    DOI Web Site Web Site 参考文献32件

  • 特集 オリゴマー オリゴマーの分子設計

    三枝 武夫 高分子 42 (2), 90-93, 1993

    ...とくに,化学構造の規制された高分子の精密合成やRIMによる大型成形物製造の原料,さらには高分子材料への特異的な添付剤等々その役割は多岐にわたっている.本稿では,その分子設計の基本的な考え方を述べ, また, ケース・スタディとして2 - オキサゾリン類のオリゴマーを略述した....

    DOI Web Site

  • N-アセチルラクトサミン・キトビオースのアノマー位活性化および部分保護

    佐藤, 憲一, Sato, Ken-ichi, 分目, 文雄, Wanme, Fumio, 七海, 裕, Nanaumi, Hiroshi, 大西, 徳人, Oonishi, Norito, 石戸, 良治, Ishido, Yoshiharu, 吉野, 輝雄, Yoshino, Teruo, 高井, 泉, Takai, Izumi 日本化学会第62秋季年会(含連合討論会) 化学関係学協会連合協議会研究発表会 合同大会 講演予稿集 62 (Ⅱ), 454-454, 1991-09-02

    糖鎖合成における従来法より効果的な新規ブロック合成法の確立のため、近年酵素合成可能となった二糖(N-アセチルラクトサミン、キトビオース)を用いて、アノマー位の活性化および部分保護について検討を行った結果、グリコシド化反応においてビリジニウム-p-トルエンスルホナート(PPTS)が2-アミノ糖で一般に用いられる酸触媒よりも効果的であることが判明した。

    機関リポジトリ HANDLE

  • 橋かけポリアミノアミド

    佐野 安雄, 広野 隆彦, 森末 康弘, 白浜 孝一 Japan Thermosetting Plastic Industry Association 9 (3), 125-132, 1988

    ...また, ジアミン-触媒系のpH及びハロゲン化合物のハロゲン種による触媒活性の違いとオキサゾリンの単独重合のメカニズムから, 反応は, オキサゾリン環がプロトンで活性化されて開環し, 末端にハロゲンが結合し, ついでそれがアミンと反応するという形で進行すると考えた。...

    DOI

  • 橋かけポリアミノアミド

    佐野 安雄, 広野 隆彦, 森末 康弘, 白浜 孝一 熱硬化性樹脂 9 (3), 125-132, 1988

    ...また, ジアミン-触媒系のpH及びハロゲン化合物のハロゲン種による触媒活性の違いとオキサゾリンの単独重合のメカニズムから, 反応は, オキサゾリン環がプロトンで活性化されて開環し, 末端にハロゲンが結合し, ついでそれがアミンと反応するという形で進行すると考えた。...

    Web Site

  • 橋かけポリアミノアミド

    佐野 安雄, 広野 隆彦, 森末 康弘, 白浜 孝一 熱硬化性樹脂 9 (3), 125-132, 1988

    ...また, ジアミン-触媒系のpH及びハロゲン化合物のハロゲン種による触媒活性の違いとオキサゾリンの単独重合のメカニズムから, 反応は, オキサゾリン環がプロトンで活性化されて開環し, 末端にハロゲンが結合し, ついでそれがアミンと反応するという形で進行すると考えた。...

    J-STAGE

  • 架橋ポリエステルアミド樹脂

    佐野 安雄, 有田 和弘, 増田 伊佐雄, 廣野 隆彦, 中村 利貞 Japan Thermosetting Plastic Industry Association 7 (3), 131-137, 1986

    ...硬化物を分析し, 予期通り, アミド基にオキサゾリン環が開環付加していることを確認した。数種のジカルボン酸を用い, Aとのモル比を変えて樹脂を作り, 諸性質を測定した。機械的性質と熱的性質は組成により著しく変化するが, 電気的性質はほとんど変化しない。本樹脂の最大の特徴は非常に硬く, 強度が大で耐衝撃性が大きい点にある。...

    DOI

  • 架橋ポリエステルアミド樹脂

    佐野 安雄, 有田 和弘, 増田 伊佐雄, 廣野 隆彦, 中村 利貞 熱硬化性樹脂 7 (3), 131-137, 1986

    ...硬化物を分析し, 予期通り, アミド基にオキサゾリン環が開環付加していることを確認した。数種のジカルボン酸を用い, Aとのモル比を変えて樹脂を作り, 諸性質を測定した。機械的性質と熱的性質は組成により著しく変化するが, 電気的性質はほとんど変化しない。本樹脂の最大の特徴は非常に硬く, 強度が大で耐衝撃性が大きい点にある。...

    Web Site

  • ジオキサゾロン環構造をもつ高分子の合成と反応

    遠藤 剛, 水島 直樹, 福田 博行, 大河原 信 日本化学会誌(化学と工業化学) 1975 (2), 390-395, 1975-02-10

    ...メタクリロヒドロキサム酸をホスゲンで処理し,2-イソプロペニル-1,3,5-ジオキサゾリン-5-オン[2]を好収率で得た。[2]はアゾビスイソブチロニトリルを開始剤として重合し,またスチレンと共重合する(Alfrey-Price値, Q=1.20,e=O.25)。...

    DOI Web Site

  • 5-アセトキシ-2-イソオキサゾリン類の合成と熱分解反応

    岩倉 義男, 宇野 敬吉, 木原 良徳, 薩 閉哲, 陣内 学 日本化学会誌(化学と工業化学) 1972 (8), 1452-1457, 1972-08-10

    ...この熱分解反応を検討するために,ペンズヒドロキサム酸クロリド[1]とエノールアセテートとの反応で,3-フェニル-5-アセトキシ-2-イソオキサゾリン[5],tyans-[7]およびeis-3-フェニル-4-メチル-5-アセトキシ-2-イソオキサゾリン[8],3,4.ジフェニル-5-アセトキシ-2-イソオキサゾリン[9],および3,5-ジフェニルー4-アセトキシ-2-イソオキサゾリン[,0]を合成した...

    DOI Web Site

  • 高分子合成の現状と課題

    古川 淳二 高分子 21 (10), 500-507, 1972

    ...放射線交互共重合,1:1:1三元交互共重合,環状チオエーテル,ブタジエンブロックコポリマー,オキサゾリンの開環重合,液状ゴム,粉末ゴム,カチオングラフト重合,重合収縮のないポリマー,光橋かけ高分子,ホトクロミー高分子,脱塩膜高分子,レドックス高分子,導電性高分子,官能性高分子,生体高分子など。新しい研究の芽を捜そうとして世界の高分子学者は必死である。...

    DOI Web Site

  • 2-置換-2-オキサゾリン類の重合反応

    鍵谷 勤, 成沢 静夫, 前田 種雄, 福井 謙一 工業化学雑誌 69 (4), 732-736, 1966

    ...2-イソプロペニル-2-オキサゾリンは加熱あるいはラジカル開始剤によってイソプロペニル基が重合し,側鎖にオキサゾリン環を有するポリマーが生成する。また,カチオン触媒を用いた場合にはビニル開裂およびオキサゾリン環の開環重合が同時に起こり,架橋ポリマーが生成する。...

    DOI Web Site 被引用文献3件

  • 5-ビニルイソオキサゾリン誘導体の合成と重合

    炭本 信三郎, 上田 那須雄, 井本 稔 工業化学雑誌 66 (10), 1505-1508, 1963

    ...なおベンゾニトリルオキシドとビニルアセチレンとの反応によって3 - フェニル-5-エチニル-2-イソオキサゾリンと3-フェニル-5-(3'-フェニル-5'-イソオキサゾリル)-2-イソオキサゾリンを得た。...

    DOI Web Site

  • 1 / 1
ページトップへ