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検索結果 123 件

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  • 在来クルミ2 種とマテバシイの栄養成分

    古川 拓哉, 小柳 知代, 鹿内 彩子, 関山 牧子, 松浦 俊也 森林総合研究所研究報告 22 (4), 191-198, 2023-12-22

    ...全重量に対する非可食部の重量比 (廃棄率) はオニグルミ73.6%、ヒメグルミ72.1%、マテバシイ35.3%であった。</p>...

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  • 北海道石狩地方の10万年前以降の古植生とその推移

    星野 フサ, 春木 雅寛, 南 雅代, 北川 浩之, 中村 俊夫 名古屋大学年代測定研究 7 15-31, 2023-03

    ...石狩地方西部の海抜600m余の中山峠は1300万年前にはイヌブナ、ブナをはじめスギ、ツガ属、メタセコイアなどの暖温帯性の樹種が出現し、現在も見られるトウヒ属、モミ属の常緑針葉樹、コナラ属、カバノキ属、ハンノキ属、ニレ属、オニグルミ、クマシデ属、ハシバミ属といった落葉広葉樹の種属も出現した。...

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  • エゾリスの貯食行動とその回収行動の観察事例

    伊藤 萌林, 佐鹿 万里子 哺乳類科学 63 (1), 103-108, 2023

    ...<p>北海道大学札幌キャンパス内に設置した自動撮影カメラによって,オニグルミ<i>Juglans mandshurica</i>の種子を地面に貯食し,それを積雪下から回収するエゾリス<i>Sciurus vulgaris orientis</i>の行動を記録した.エゾリスは2021年12月16日に非積雪状態で貯食したオニグルミの種子を,23日後の2022年1月8日に21 cmの積雪下から回収した.本観察事例...

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  • 投下実験により判明した季節によるオニグルミの割れやすさの違い

    鈴木 美穂, 斎藤 亜緒衣, 三上 修 日本鳥学会誌 71 (2), 179-184, 2022-10-24

    ...<p>ハシボソガラス<i>Corvus corone</i>は,オニグルミの内部の可食部を食べるために,落とすか,車に轢かせて割る行動をとる.どちらの行動をとるかの意思決定において,クルミの割れやすさは重要な要素だろう.これまでクルミの割れやすさを調べた実験はあったが,10月に実施されたものであった.本研究では,10月と12月にクルミの投下実験を行い割れやすさを比較した.その結果,12月のほうが割れやすいことが...

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  • 山梨県富士河口湖町における少グループの野生ニホンザルによる人身被害の発生事例(III)

    吉田 洋, 蔵岡 登志美 霊長類研究 Supplement 38 (0), 29-, 2022

    ...撮影した個体の行動を解析したところ、2020年11月にはオニグルミ(<i>Juglans mandshuric</i>)の実を、2022年1月~2月にはクマイザサ(<i>Sasa senanensis</i>)の葉とオニグルミの実を、廃墟内に持ち込み摂食していた。このことからこの時期には、廃墟の近くにある食物が、当該個体を誘引し、廃墟の利用の増加につながったと考える。...

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  • 北東北3県における直材の採れる広葉樹の特性

    太田 敬之, 酒井 敦, 大塚 生美, 小谷 英司 日本森林学会大会発表データベース 132 (0), 356-, 2021-05-24

    ...久慈市ではミズナラよりもヤマナラシ、オニグルミ、クリで直幹長が有意に長く、十和田市ではサワグルミ、ウダイカンバがブナよりも長い傾向が見られた。</p>...

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  • 渓畔域におけるセシウム137の沈着量と生葉中濃度との関係

    金指 努, 和田 敏裕, 鈴木 紳悟, 森高 祥太, 薄 実咲, 難波 謙二 日本森林学会大会発表データベース 132 (0), 481-, 2021-05-24

    ...生葉を採集した樹種は、イタヤカエデ、オニグルミ、コナラ、フサザクラ、スギであり、イタヤカエデは10渓流すべてでで、その他は3~6渓流で採集された。土壌―生葉におけるセシウム137の面移行係数は、樹種によっては調査地で大きく異なり、例えばイタヤカエデでは4.6×10<sup>-4</sup>~5.7×10<sup>-3</sup>と一桁異なった。...

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  • 土石流発生跡の渓畔域における植栽による樹林化 : 渓畔林整備の基本指針の検証

    相浦, 英春, 中島, 春樹, 小林, 裕之, 長谷川, 幹夫, 高橋, 由佳 富山県農林水産総合技術センター森林研究所研究報告 (13) 1-10, 2021-03

    ...同様に非先駆種(中間種)として植栽されたオニグルミは,谷壁斜面などでの利用が望ましいと考えられた。非先駆種(陰樹)として植栽されたスギは,生存率は高かったが生育は不良であり、利用にあたっては植穴への客土などにより,ある程度の土壌改良が必要であると考えられた。植栽時期については基本指針で示されたように成長期を避け,秋植えまたは春植えとし,春植えを行う場合は融雪後の開葉前に行うことが望ましい。...

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  • 常緑広葉樹林を流れる小河川における落葉の分解過程

    佐藤 駿 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 621-, 2020-05-25

    ...そこで本研究は,暖温帯の常緑樹の落葉量が多くなる6月において山地渓流を流れる小河川内での落葉分解過程を明らかにするため,シロダモ,ヤブツバキの枯葉と,オニグルミ,ニセアカシアの生葉を用いて,リターバッグ法によって調査した.また、葉リターを摂食利用する水生動物の生物相を把握するため、回収したリターバッグ内の大型無脊椎動物の個体数を測定した.リターバッグ実験の結果,落葉広葉樹リターは常緑広葉樹リターよりも...

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  • ニホンリスとタヌキにおける健全・虫害オニグルミ堅果に対する行動の違い

    島田 将喜, 岡本 都紅紫 哺乳類科学 60 (2), 171-179, 2020

    ...を高めることが可能であると予想される.本研究は健全・虫害堅果の設置実験を行い,オニグルミ堅果を利用するリスとタヌキ(<i>Nyctereutes procyonoides</i>)の堅果の状態の判別方法を明らかにした.健全堅果は虫害堅果に比べ採集月にかかわらず体積・重さともに有意に大きかった.リスはタヌキと異なり接触の開始時点で健全堅果を有意に高い割合で選択し,また虫害堅果に接触した場合はタヌキより...

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  • ヒトの子どもとチンパンジーのナッツ割り比較

    木村 陽向, 井上 寧々, 岩田 悠市, 神谷 杏奈, 小森 弘貴, 永坂 知也, 古田 萌恵, 山内 虎太郎 霊長類研究 Supplement 36 (0), 51-52, 2020

    ...ヒトの子どもに関しては、 2020年2月に実施した実験のデータを用いた(2~ 10歳、49人分、オニグルミを使用)。研究の過程で、ナッツ割り行動にあたっての両者の姿勢(座り方)、手指の使い方、親子関係(子どもへの親の関与)、石器使用の習熟進度に違いがあることがわかった。...

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  • 島嶼環境においてヒメネズミはオニグルミを採食するのか?

    小林 郁奈, 松尾 歩, 廣田 峻, 陶山 佳久, 阿部 晴恵 日本森林学会大会発表データベース 130 (0), 425-, 2019-05-27

    ...<p>堅い殻に包まれたオニグルミ種子は、一般にアカネズミには採食されるが、より小型のヒメネズミには採食されない。しかし、アカネズミの分布しない新潟県粟島ではオニグルミ種子がヒメネズミに採食されると言われている(林ら、私信)。私たちの予備的観察では、佐渡島や粟島で小型のオニグルミ核果が多く観察されたため、オニグルミとヒメネズミの共進化が起こっているのではないかと予測した。...

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  • ハシボソガラス<i>Corvus corone</i>によるクルミ割り行動:函館市における車を利用したクルミ割り行動

    荒 奏美, 三上 かつら, 三上 修 日本鳥学会誌 68 (1), 43-51, 2019-04-23

    ...<p>ハシボソガラスは,硬い殻に包まれたオニグルミの種子を食べるために,しばしば車に轢かせて割る.この行動は,車という人間の作り出した道具を利用する点で興味深い行動である.しかし,これに関する研究は1990年代に仙台市で研究されて以来行われていない.そこで本研究では,2016年の10–12月に函館市内において,この行動の観察を行い,仙台市で観察された行動と比較した.その結果,仙台市で観察されたクルミ...

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  • ナメコ菌床栽培における広葉樹の樹種別栽培適性

    倉島, 郁, 阿部, 一好, 伊藤, 幸介 新潟県森林研究所研究報告 = Bulletin of Niigata Prefectural Forest Research Institute (59) 31-36, 2019-03

    ...ハクウンボク,アオダモ,キハダ,ブナ,カラスザンショウ,アカイタヤで収量が最も多く,次いでミズキ,オニグルミ,クヌギのグループで収量が多かった。最も収量が少なかったのは,ケヤキ,クリのグループだった。栽培日数の長短により4グループに分類した。最下位グループのクリ,ケヤキで栽培日数が長く栽培に不適だった。...

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  • 北海道東部における林床に設置された残材堆積物のエゾリスによる利用

    南 佳典, 小野寺 海渡, 村尾 直哉, 吉川 朋子 自然環境科学研究 32 (0), 21-25, 2019

    ...がエゾリスの利用に影響しているかを検討した.その結果,エゾリス食痕数に対して残材堆積物のオニグルミ母樹からの距離で負の関係が,残材堆積物を構成する材の本数で正の関係がみられた.エゾリスは残材堆積物を安全な採餌場所として利用していると考えられる....

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  • 鳥浜貝塚出土有溝砥石の年代と形態測定学的分析

    佐野 勝宏, 工藤 雄一郎, 鯵本 眞友美 第四紀研究 57 (6), 229-237, 2018-12-01

    ...<p>本稿では,鳥浜貝塚から出土した有溝砥石の年代と機能を知るため,同一層準から出土した種実遺体の<sup>14</sup>C年代測定と有溝砥石の形態測定学的分析を行った.オニグルミ内果皮の年代測定の結果,12,030~11,400calBPの年代が得られ,鳥浜貝塚の有溝砥石が更新世から完新世へ移行する時期に残されたことがわかった.また,有溝砥石の三次元スキャンデータを解析したところ,溝の形状が極めて...

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  • ハシボソガラス<i>Corvus corone</i>の投下法によるクルミ割り行動

    荒 奏美, 三上 かつら, 三上 修 日本鳥学会誌 67 (2), 243-248, 2018-10-25

    ...北海道函館市で,ハシボソガラスの投下法によるクルミ割り行動を観察した.ハシボソガラスは2種のクルミを割っていた.多く割っていたのは,木の本数が多いオニグルミであった.車利用法は,交差点で多く見られたが,投下法は,交差点と直線道路と両方で見られた.投下法で,クルミを割ることに成功した場合,投下した高さは失敗したときよりも高い傾向があった....

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  • 盛岡市高松公園におけるニホンリスの食物採取後の摂食場所選択

    出口, 善隆, 神水, 彩花, 西, 千秋 岩手大学農学部演習林報告 = Bulletin of the Iwate University Forests (48) 41-46, 2017-06

    ...岩手県盛岡市高松公園において,リスの主要食物であるオニグルミの採取場所と摂食場所との距離を調査した。調査では,出巣してからのリスを追跡し,行動を直接観察した。追跡中にリスがオニグルミもしくはアカマツを採取した場合には,採取場所から摂食場所までの距離,摂食場所の高さ,うっ閉度,樹種を記録した。夏季から冬季にかけて,リスの摂食場所としての広葉樹の利用は減少し,逆に針葉樹の利用は増加した。...

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  • 盛岡市高松公園におけるニホンリスの位置点からオニグルミ立木までの最短距離の季節および日内変化

    出口, 善隆, 磯貝, なゆた, 若生, 伶奈, 西, 千秋 岩手大学農学部演習林報告 = Bulletin of the Iwate University Forests (48) 33-40, 2017-06

    岩手県盛岡市高松公園において,リスの位置とクルミ立木の位置を調査することにより,リスとクルミ立木の最短距離の季節および日内変化を検討した。リスを捕獲し,無線発信機を取り付けた首輪をリスに装着し,放獣した。日の出から日没までホーミング法により,2~3点/日リスの位置を測位した。また調査地内を踏査し,クルミ立木の位置を記録した。リスの位置は,時間帯により日の出後,午前,午後,日没前に分類した。リスの…

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  • 海岸に漂着したオニグルミ堅果の発芽力と水流散布による分布拡大の可能性

    長谷川 幹夫, HASEGAWA Mikio 中部森林研究 65 15-16, 2017-04-28

    ...オニグルミ堅果の水流散布の実態を把握するため,河川と海岸(砂浜)におけるオニグルミの分布と砂浜に漂着した堅果の発芽力を調査した。オニグルミは常願寺川の山地渓流域では段丘や谷壁斜面に群生し堅果の供給源となっており,散布先と考えられる左岸河口に近い砂浜では,平均高31.2cmの稚樹が15本生育していた。2015年11月に同じ砂浜に漂着した堅果92個中73個が発芽した。...

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  • 豪雪地にたつ伝統木造民家の構造材の樹種組成 : 長野県飯山市小菅地区の農家建築1事例

    梅干野, 成央, 仲摩, 裕加, 土本, 俊和, 井田, 秀行 志賀自然教育研究施設研究業績 54 25-29, 2017-03-30

    ...このうち99部材から計10ないし11樹種が同定され,内訳は,使用本数の多い順にスギ(53本),ブナ(18本),アカマツ(12本),コナラ亜属(ミズナラないしコナラ)(5本),オニグルミ(4本),トチノキ(3本),クリ・ケヤキ・キハダ・コブシ(各1本)であり,いずれも現在,周辺において普遍的にみられるものであった。柱や束などの垂直材にはスギ,水平材にはブナやアカマツがそれぞれ多く使われていた。...

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  • オニグルミの種子の重さによる割れやすさ:ハシボソガラスは,どんな重さのクルミを投下すべきか

    青山 怜史, 須藤 翼, 柿崎 洸佑, 三上 修 日本鳥学会誌 66 (1), 11-18, 2017

    ...ハシボソガラス<i>Corvus corone</i>がクルミ(オニグルミ<i>Juglans mandshurica</i>の種子)を高い位置から投下して割って食べていることはよく知られている.ハシボソガラスが効率よくクルミを割るためには,どのくらいの重さのクルミをどれくらいの高さから何回落とすかが重要となる.そこで本研究では,ハシボソガラスのクルミ割り行動の基礎情報としてクルミの性質について理解...

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  • 山ふる群のニホンザルによるオニグルミ種子採食行動における性差

    島田 将喜, 加藤 晋悟, 豊川 春香, 内藤 将 霊長類研究 Supplement 33 (0), 61-61, 2017

    ...<p>オニグルミ種子の硬い殻の中の果仁は野生動物にとって高栄養な食物資源である。東京都奥多摩湖周辺に生息する野生ニホンザルの群れ(山ふる群)のオトナのオス・メスはともに,春・夏には前年度に落下し脆くなったクルミの種子を破殻し,その果仁を主要食物とする。...

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  • 野生ニホンザルは堅いオニグルミをどのようにして割るのか?-取り出し採食と採食技術のバリエーション-

    田村 大也 霊長類研究 Supplement 33 (0), 43-43, 2017

    ...宮城県金華山島の野生ニホンザルで見られるオニグルミ種子(以後,クルミ)の採食行動は「取り出し採食」に位置付けることができる。ニホンザルはクルミの堅い外殻を歯で割るため,採食するには強い咬合力が必要であると予測される。一方で,咬合力だけでなく何らかの採食技術が必要な可能性もある。そこで本研究は,まずクルミ採食個体の性・年齢を記録し,咬合力とクルミ採食行動の関係について基礎的な情報を提供する。...

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  • 道内に生育する高木性樹種11種の根系の分布形態

    佐藤, 創 北海道林業試験場研究報告 (53) 25-48, 2016-03

    ...道内に生育する高木性樹種であるイタヤカエデ,シナノキ,ミズナラ,ケヤマハンノキ,ヤチダモ,ハリギリ,ハルニレ,オニグルミ,コナラ,トドマツ,カラマツの各1~11個体,計41個体について根系を掘り取り,根の三次元的な広がりを計測した。各個体の根の分布形態を基礎資料として提示した。...

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  • 奥多摩の野生のニホンザルにおける食性と遊動域

    豊川 春香, 加藤 晋悟, 関口 和世, 内藤 将, 島田 将喜 霊長類研究 Supplement 32 (0), 55-55, 2016

    ...通年で見た場合、観察された採食の回数の多かったのは、オニグルミの種子、サクラ属の果実、草本類、カキノキの果実、クズの葉、サクラ属の葉、ヤマグワの葉であった。食性は人工植生に強く依存しているものの、群れは現在民家の集中する湖北部をほとんど利用せず、山のふるさと村を中心とする隣接群の存在しない湖南部を広く利用していた。...

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  • 福井県鳥浜貝塚周辺における 縄文時代草創期から前期の植生史と植物利用

    吉川 昌伸, 吉川 純子, 能城 修一, 工藤 雄一郎, 佐々木 由香, 鈴木 三男, 網谷 克彦, 鯵本 眞友美 植生史研究 24 (2), 69-82, 2016

    ...また,鳥浜貝塚周辺では,草創期~前期を通して有用植物のカヤやオニグルミ,ヒシ属などの利用が,早期前葉以降にはクリやウルシ,アサの利用が推測される。鳥浜貝塚周辺では早期末以降には照葉樹林が発達したことも加わって,有用植物の利用は時間の経過とともに多様になったと考えられる。...

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  • 盛岡市の都市近郊林に生息するニホンリスの営巣生態の季節変化

    菊池 晏那, 西 千秋, 出口 善隆 哺乳類科学 56 (2), 129-134, 2016

    ...<p>ニホンリス(<i>Sciurus lis</i>)の営巣場所と採食場所は保護活動に必要な知見であると考えられる.そこで,ニホンリスが主要な餌としてオニグルミ(<i>Juglans mandshurica</i> var. <i>sachalinensis</i>)を選択する盛岡市高松公園においてテレメトリー調査を行い,通年の巣の移動および巣とクルミの木の位置関係について明らかにした....

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  • 市販各種クルミの栄養成分値の比較

    千葉 俊之 日本調理科学会大会研究発表要旨集 28 (0), 203-, 2016

    ...<br> 【結果】入手した試料は、一般成分値と含有脂質の脂肪酸組成の類似性からオニグルミ型とカシグルミ型の2つに大きく分類できることが分かった。オニグルミ型には、オニグルミとヒメグルミが、カシグルミ型には、カシグルミ、カリフォルニア産クルミ、チリ産クルミが含まれた。オニグルミ型は、カシグルミ型に比較して、一般成分においてたんぱく質と灰分の値が高く、脂質と炭水化物の値が低かった。...

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  • 海水による土壌冠水が東日本太平洋沿岸域に分布する木本植物17種の生育に及ぼす影響

    井上 美那, 香口 成美, 立石 麻紀子, 谷口 武士, 山本 福壽, 山中 典和 日本緑化工学会誌 41 (1), 73-78, 2015

    ...オニグルミ,クリ,ニセアカシア,エノキ,ヤマザクラ, ヤブツバキでは冠水処理後,急激に葉が変色して枯死した。これに対し,常緑広葉樹のトベラや針葉樹のスギ,アカマツ,クロマツなどは葉の変色や枯死はほとんど見られなかった。残りの7種は中間的な反応を示した。...

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  • 堅果類の豊凶がツキノワグマの繁殖,利用場所に与える影響

    箕口 秀夫, 東出 大志, 新野 仁崇, 杉村 絢乃 日本森林学会大会発表データベース 126 (0), 627-, 2015

    ...そこで,堅果類(ブナ,ミズナラ,コナラ,クリ,オニグルミ,及びトチノキ)の豊凶にともない,①繁殖傾向としてブナ豊作翌年に子グマの出現が多く,②秋季活動域としてブナ豊作時に奥山を,凶作時に里地を利用しているという作業仮説を検証した。調査は,新潟県阿賀町で約20kmの人里-里山-奥山の区間にカメラトラップとシードトラップを連続的に25セット設置し,その場所のクマ利用状況と堅果類の豊凶を明らかにした。...

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  • オニグルミの分布からみたげっ歯類による貯食行動の影響

    森井 渚, 南 佳典, 沖津 進 森林立地 57 (1), 1-6, 2015

    ...しかし2個体は周囲にオニグルミは生育していなかったため,げっ歯類による散布の可能性がある。オニグルミの分布位置と樹齢構成から,オニグルミは平坦地から斜面の上部へと分布を拡大させたと考えられる。平坦地では,水流散布と重力散布,げっ歯類による散布が行われ,傾斜地では重力散布とげっ歯類による散布が行われていたと考えられる。...

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  • 集落周辺に生息するツキノワグマの行動と利用環境

    有本 勲, 岡村 寛, 小池 伸介, 山﨑 晃司, 梶 光一 哺乳類科学 54 (1), 19-31, 2014

    ...行った.さらに,「活動中の滞在」とされた測位点が集中した地域を現地踏査し,植生や生活痕跡を記録した.ツキノワグマは,多くの個体は夏前期および夏後期に集落に近い場所を利用し,秋期には集落から遠い場所を利用した.一方,個体によっては,これらの傾向に当てはまらない個体もみられた.集落から遠い場所では夏後期はアリ類やサクラ類の果実,秋期はミズナラの果実が多く採食されたのに対し,集落に近い場所では,夏後期はオニグルミ...

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  • 空の向こうに生命を探す

    サイエンスウィンドウ編集部 サイエンスウィンドウ 7 (3), 1-40, 2013-10-01

    ...レポート</p> <p>p.17 生命の原材料を持ち帰れるか-はやぶさ2 - インタビュー</p> <p>p.20 星とともにできた私たちの体の材料-宇宙図より-</p> <p>p.22 みんなも望遠鏡で見てごらん-天文学者に聞く-</p> <p>p.24 空を見上げて生命を考える教育 学校現場から</p> <p><b>【連載】</b></p> <p>p.02 共に生きる:ニホンリスとオニグルミ</...

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  • パッチ状に分布する小規模樹林地におけるニホンリス(<i>Sciurus lis</i>)の環境利用

    原科 幸爾, 後藤 雅文, 高橋 広和, 西 千秋 哺乳類科学 53 (2), 257-266, 2013

    ...岩手県南西部に位置する胆沢扇状地では,1950年代から1960年代にかけて顕著な森林の分断化がみられ,樹林地がパッチ状に分布している.胆沢扇状地に分布する177箇所の小規模樹林地において,ニホンリス(<i>Sciurus lis</i>)による利用痕跡を調査した結果,109箇所において利用が確認された.つぎに,樹林地利用の有無を規定する要因として,オニグルミの有無,アカマツの有無,樹林地面積,広葉樹林面積...

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  • 富山県のスギ人工林皆伐跡地における実生更新初期段階の稚樹の動態

    高橋 由佳, 長谷川 幹夫, 図子 光太郎, 相浦 英春 日本森林学会誌 95 (3), 182-188, 2013

    ...替わって生存率が高く, 樹高成長も著しかったのが, オニグルミ, ミズキ, ホオノキ, ウワミズザクラなどのギャップ種であった。本調査地のように積雪が多く, ススキなどの下層植生の繁茂が著しい条件下では, 早期に先駆性樹種の衰退が起こり, このようなギャップ種を優占種とする林分がまず成立する可能性が高いと考えられた。...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献2件

  • ニホンリスとネズミ類ではオニグルミを運ぶ場所が違うのか? ―食痕を用いて―

    萩原 もえか, 加古 菜甫子, 高槻 成紀 霊長類研究 Supplement 29 (0), 192-, 2013

    ... オニグルミ(以下クルミ)の種子がニホンリス(以下リス)やネズミ類に貯食されることはよく知られている.貯食場所が母樹より離れて,リスやネズミが採食せず発芽すれば,種子の散布にプラスになる.ただし,リスとネズミ類では群落利用や行動上の特性に違いがあるため,種子散布という点でその違いを明らかにすることには意味がある....

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  • 三陸北部海岸林における落葉広葉樹種の津波被害状況

    星野 大介, 金子 智紀, 田村 浩喜, 渡部 公一, 岡田 穣, 林田 光祐, 坂本 知己 日本森林学会大会発表データベース 124 (0), 225-, 2013

    ...普代浜で認められたホオノキ、オニグルミ、カツラ、明戸で認められたサワグルミ、ヤマモミジ、ミズキなどの落葉広葉樹種の生存割合は0~3割と低かった。このように落葉広葉樹種2種にクロマツ並みの耐塩性があることが示唆され、津波後も生存可能な植栽候補樹種として期待できるものと考えられた。...

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  • 滑空性哺乳類の移・食・住-植食性他種との比較

    浅利 裕伸, 嶌本 樹 霊長類研究 Supplement 29 (0), 47-, 2013

    ...<br><br>・矢竹一穂:直接観察法によるニホンリスの採食と繁殖の生態的特性<br> ニホンリスは日本の中では数少ない昼行性であり,直接観察法による行動調査が可能な種である.本種は生息環境の違いによってマツ類やオニグルミ等の少数の食物(メインフード)に強く依存する傾向がある.しかし,メインフードは結実期が限られるため,木本の花・芽,草本,キノコ類など様々な食物を利用している.また,貯食習性によって...

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  • 河畔域における土壌動物群集のニセアカシアに対する応答

    津田 大輝, 加賀谷 隆, 宮下 直, 高木 俊, 畠瀬 頼子 日本森林学会大会発表データベース 124 (0), 745-, 2013

    ...大型・中型土壌動物群集の特性を明らかにすることを目的とする.採集調査の結果,腐食者は,大型,中型とも在来樹種群落内のニセアカシアパッチに対し,春のみに正の応答を示すか,夏から秋に負の応答を示した.ニセアカシアパッチのリターや土壌の窒素含有率は,在来樹種パッチよりも季節を通して高かったが,春から落葉期にかけて差は減少し,リター層の薄さは顕著となった.リターバッグ実験の結果,ニセアカシアの枯葉はエノキやオニグルミ...

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  • 航空レーザを用いた知床半島と中国山地における景観生態学図の作成

    小荒井 衛, 乙井 康成, 中埜 貴元, 吉田 剛司, 山下 亜紀郎, 長澤 良太, 日置 佳之 日本地理学会発表要旨集 2011s (0), 208-208, 2011

    ...中国山地については、自動地形分類の緩傾斜・凹・テクスチャー粗な地形が鉄穴流し跡地の地形であり、そこに樹冠の薄い早期落葉樹であるオニグルミが卓越するという結果であった(小荒井ほか,印刷中)。 3.景観生態学図作成の考え方 現在、レーザ植生図と自動地形分類図を組合せて景観生態学図の凡例を検討している。なお、景観生態学図のグリッドサイズは、毎木調査の樹冠の大きさから4mとした。...

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  • 下扇原遺跡出土の炭化種実

    新山,雅広, 株式会社パレオ・ラボ 熊本県文化財調査報告 : 小野原遺跡群 257 155-166, 2010-03-31

    ...栽培植物として木本のモモ、草本のイネ、オオムギ、 コムギ、ムギ類、アワ、ア ブラナ類、アズキの仲間、ササゲ属、マメ科を、これら以外の利用植物としてオニグルミ、コナ ラ属、クリが存在する。...

    DOI 全国遺跡報告総覧

  • 地域資源植物成分のエタノール抽出による利用

    浅野, 聡, 西脇, 俊和, 佐藤, 嘉一 新潟県農業総合研究所食品研究センター研究報告 = Report of the Food Research Institute Niigata Prefecture (39) 1-6, 2010-03

    ...オニグルミ、ムカゴ、シバグリは褐色溶液となったが、香り及び味が不良であった。(2)アンニンゴからのベンズアルデヒド抽出は条件により差異が確認された。40%以上の高濃度エタノール溶液がBAL変換、抽出に適していた。アスコルビン酸の褐変防止効果は無く。ショ糖添加もBAL抽出には効果が認められなかった。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 中国山地における鉄穴流し跡地に成立したオニグルミ林植生

    日置 佳之, 長澤 良太, 司馬 愛美子, 中山 詩織 日本地理学会発表要旨集 2010s (0), 36-36, 2010

    ...大きいほど急傾斜であった.オニグルミはイヌシデ・クリに比べて尾根谷度が小さい場所に多かった.傾斜角も同様に,オニグルミはイヌシデ・クリより小さい場所に多かった.低木層・草本層も同様に,湿性を好む群落は他の群落と比べ,尾根谷度・傾斜角ともに小さい場所に多かった.また,オニグルミが分布している場所には小突起もあり,これは鉄穴流しの地形的特徴と一致していた.以上から,オニグルミが面的に分布している場所は,...

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  • 航空レーザを用いた三次元植生区分の試み

    廣瀬 葉子, 小荒井 衛, 今井 靖晃, 森田 太一, 中埜 貴元, 佐藤 浩, 岩橋 純子 日本地理学会発表要旨集 2010s (0), 31-31, 2010

    ...対象範囲は落葉広葉樹林が主であり、砂鉄採集のためにマサ土を崩した鉄穴(かんな)流し跡地にオニグルミが繁茂する。<BR>  植生区分のアルゴリズムは知床半島羅臼岳で用いたものを基本としたが、落葉期に着葉したままの落葉樹があったことから、常緑樹はデジタルオルソフォトの判読によって区分した。この地域に特徴的なオニグルミの抽出に着目し、早期落葉樹で樹冠厚が薄いものをオニグルミとして区分した。...

    DOI

  • 国内採取した落葉性在来高木類の種子発芽率

    橘 隆一, 中村 華子, 福永 健司 日本緑化工学会誌 36 (1), 95-98, 2010

    ...その結果,オニグルミ,サワグルミ,ミズキでは,既往文献と概ね同様の発芽率を示した。タムシバの発芽率も既往文献と概ね同様であったが,2~3年目の春播きでも比較的高い発芽率を示したことから,発芽率を維持したままの種子貯蔵が可能と考えられた。乾燥によって発芽率が低下するといわれているホオノキとキハダの取播きでは,既往文献と比べ低い値を示したことから,試験時の水分状態が大きく影響した可能性が考えられた。...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献26件

  • 日本列島における現生デンプン粒標本と日本考古学 研究への応用

    渋谷 綾子 植生史研究 18 (1), 13-27, 2010

    ...旧石器時代から弥生時代の代表的な可食植物とされる17 種におけるデンプン粒を観察し分析したところ,サトイモ,ヤマノイモ,オニグルミ,ヒエ,イネ,キビ,アワのデンプン粒は他の植物より特徴的な形態をしており,コナラやクヌギなどの堅果類は形態上類似していることが判明した。...

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  • 流域植生のフェノロジー解析

    石原 光則, LEE Yan, ABDULLAH H. M., 後藤 誠二朗, 車戸 憲二, 秋山 侃 システム農学 24 (2), 113-119, 2008

    ...また、(2)では、オニグルミ指標木のフェノロジー変化を観測する手法を提案し、標高によるフェノロジー変化の違いを観測することが出来た。さらに、(3)では、簡易的に取得したデジタル画像を解析することにより、展葉や黄葉・落葉のイベントを判定することが出来た。これらの手法を用いることで、農地と森林域の地上フェノロジー観測にとって有用な情報が得られることが明らかとなった。...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献12件

  • 岩手県内に造成された落葉広葉樹8種の人工同齢単純林における林分成長特性

    國崎 貴嗣, 柴田 真理, 甲田 朋子, 渡部 尚子 森林計画学会誌 41 (1), 101-110, 2007

    ...2004年におけるカツラ,コナラ,トチノキ,ケヤキ,ブナの期間平均材積成長量は総平均材積成長量を上回ったが,ウダイカンバ,シラカンバ,オニグルミでは下回った。コナラの林齢31年時の林分材積は341m^3/haであり,これは地域の広葉樹林林分収穫表における地位一等よりも顕著に高かった。一方,オニグルミの林齢29年時の林分材積は82m^3/haであり,林分収穫表の地位三等に相当した。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献45件

  • 中国地方におけるニホンリスの生息状況

    田村 典子, 松尾 龍平, 田中 俊夫, 片岡 友美, 広瀬 南斗, 冨士本 八央, 日置 佳之 哺乳類科学 47 (2), 231-237, 2007

    ...中国地方のニホンリスは環境省のレッドデータブックで絶滅のおそれがある地域個体群(LP)とされている.本研究では,生息情報の乏しい中国山地における本種の生息を知るために,363箇所のアカマツ林またはオニグルミの周辺で食痕調査を行った.このうち,52箇所で食痕が確認され,さらに14箇所でニホンリスが目撃された.しかし,経度133°30′以西で食痕確認箇所はきわめて少なく散発的で,絶滅の危険性が高いことが...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献27件

  • 伊吹山南麗に分布する中部更新統寺林層の植物化石および昆虫化石に基づく古環境復元

    山川 千代美, 此松 昌彦, 八尋 克郎, 里口 保文, 石田 志朗 第四紀研究 46 (1), 1-18, 2007

    ...>Artemisia</I>など陽生の草本類が生え,ウラジロモミ,シラカンバ,ミズメの林が広がっていた.主として北側の山地下部では,尾根筋や崩壊斜面にコメツガ,緩傾斜面にウラジロモミ,ハシバミ<I>Corylus heterophylla,</I> ズミ,キハダ<I>Phellodendron amurense,</I> 谷筋にはサワグルミ<I>Pterocarya rhoifolia,</I> オニグルミ...

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  • 東京都下宅部遺跡の 大型植物遺体からみた縄文時代後半期の植物資源利用

    佐々木 由香, 工藤 雄一郎, 百原 新 植生史研究 15 (1), 35-50, 2007

    ...その結果,下宅部遺跡では中期中葉と中期後葉にオニグルミ核が集積するクルミ塚が見られ,河道の周辺が植物の加工・廃棄場として利用され始めた。クルミ塚では他にナラガシワ果実やクリ果実片も出土し,その利用が推定された。中期後葉のクルミ塚ではトチノキの種子片がまとまって出土し,トチノキの利用が加わったと考えられる。...

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  • 時系列な航空レーザデータからみた代表的な広葉樹の落葉パターンについて

    瀬戸島 政博, 今井 靖晃, 船橋 学 環境情報科学論文集 ceis20 (0), 357-360, 2006

    ...その結果、ホオノキ・オニグルミ・サクラは比較的早い時期に、しかも短期間に落葉してしまうことがわかった。それに比べて、ケヤキ・コナラ・クヌギは落葉する時期が遅く、上記の広葉樹類と明らかに異なる落葉パターンが認められた。これらの樹種別の落葉パターンの結果から、今後、樹種別の季節的な葉色変化情報と落葉パターン情報を併用した樹種区分手法の整備が考えられる。...

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  • オニグルミにおける花粉流動パターンの2年間の比較

    木村 恵, 陶山 佳久, 清和 研二, Woeste Keith 日本生態学会大会講演要旨集 ESJ52 (0), 103-103, 2005

    ...オニグルミは風媒の雌雄異花同株植物で、同一個体群内に雌性先熟・雄性先熟個体を持つヘテロダイコガミーである。これまでの研究によって、花粉流動には開花フェノロジーが強く影響を及ぼすことがわかっている。開花開始時期は気温に左右されるため、開花フェノロジーは年によって異なり、その違いが個体間の送粉距離や送粉量の違いとして表れると予測される。...

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  • 広葉樹4種の堅果分散に果たす野ネズミの役割

    高橋 一秋, 鷲谷 いづみ 日本生態学会大会講演要旨集 ESJ52 (0), 533-533, 2005

    ...散布後、食害を受けた堅果は67%(クリ)_-_83%(ミズナラ)だったのに対し、食害を受けなかった堅果は0.1%(コナラ・クリ)_-_0.3%(ミズナラ・オニグルミ)に過ぎなかった。散布距離は4樹種間で有意な差があり、オニグルミはコナラとクリよりも有意に長かった。大半の堅果が20m以内に散布され、最大で伐採地方向に62.4m(クリ)であった。...

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  • 優占度の低い落葉広葉樹の定着と更新過程:キタコブシのケース

    石川 幸男, 芝野 伸策, 大屋 一美, 鈴木 憲, 小川 瞳 日本生態学会大会講演要旨集 ESJ52 (0), 493-493, 2005

    ...このうち、ウダイカンバとヤチダモは10/平方mを超え、以下キハダ約8/平方m、トドマツ、ヤマグワ、エゾニワトコが2/平方m台、ハルニレ、カツラ、エゾマツ、オニグルミ、キタコブシが1/平方m台であった。 これらの結果から本林分の撹乱履歴と、それに対応したキタコブシの定着、更新過程を論議する。...

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  • 白神山地の小規模扇状地に成立したサワグルミ林の年輪構成

    高橋 慶太, 小野寺 弘道, 荒井 竜太郎, 檜垣 大助 日本林学会大会発表データベース 115 (0), P1041-P1041, 2004

    ...その内訳はサワグルミ27個体、オニグルミ6個体、トチノキ2個体、カツラ1個体である。この林分についての毎木調査を実施し、成長錘を用いて地上高1.2m部位よりコアを採取した。採取したコアの中から、節や割れの影響を受けていないサワグルミ24個体について年輪数および年輪幅の変動を読み取った。...

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  • 同一河川におけるオニグルミ集団間の花粉流動解析

    木村 恵, 陶山 佳久, 清和 研二, Woeste Keith 日本林学会大会発表データベース 115 (0), P1006-P1006, 2004

    ...本研究では集団間の距離が異なり、開花時期も異なると考えられるオニグルミ(<i>Juglansailanthifolia</i>)の9集団を対象とし、成木集団の遺伝子組成を比較し、オニグルミにおける集団間の遺伝子流動について考察した。さらに、各集団で採取した種子について花粉親の遺伝子を推定することにより、現在生じている集団間の花粉流動を推定した。2....

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  • 日本産ヒメハマキガ(鱗翅目,ハマキガ科)の1新種とほとんど知られていない種の記録

    那須 義次, 川原 進 蝶と蛾 55 (3), 209-216, 2004

    ...(クルミ科)の枝で静止していたり,枝上を飛翔している多数の成虫を観察しており,オニグルミが本種の寄主かもしれない.本種は他の近縁種と非常に異なった斑紋(前翅の地色が暗灰褐色,内縁に顕著な白色紋と内縁基部に白色線をもつ)をもつことにより,他種との識別は容易である.本種は特異な斑紋をもつことに加えて,♂ゲニタリアの左右のソキイが癒合し3角形の葉片を形成する,♀ゲニタリアではパピラ・アナレスが非常に大きく...

    DOI Web Site 参考文献47件

  • 個体密度が樹木の繁殖に与える影響

    柴田 銃江, 田中 浩, 新山 馨, 菊地 賢, 吉丸 博志, 末吉 昌宏, 田中 健太, 酒井 章子, 丑丸 敦史, 中静 透 日本林学会大会発表データベース 114 (0), 320-320, 2003

    ...イタヤカエデにおいても、オニグルミのような性先熟性の違いによる個体群内の繁殖役割の分化があるかもしれない。また、DBHが大きい個体ほど種子充実率が有意に高かったが、DBHの違いによるしいな率や腐り率などの差はみられなかった。このことから、親個体の資源量は受粉・受精後の種子充実(胚成長)には重要だが、受粉・受精や死亡要因には直接影響しないと考えられる。 ...

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  • 北海道中央部における冷温帯落葉広葉樹林の林分構造

    並川 寛司, 藤本 典久 北海道教育大学紀要. 自然科学編 52 (1), 61-69, 2001-09

    ...5.優占種のうち高木種である8種、イタヤカエデ、オニグルミ、キタコブシ、ハリギリ、ハルニレ、ハンノキ、ミズナラ、ヤチダモを主要高木種とした。6.主要高木種8種は、胸高直径階分布の型によって次の2つのグループに分けられた:(1)逆J型の分布を示し小径木に富む種(イタヤカエデ、キタコブシ、ハルニレ)、(2)一山型の分布を示す種(オニグルミ、ハリギリ、ハンノキ、ミズナラ)。...

    DOI 機関リポジトリ 日本農学文献記事索引 ほか1件

  • 中央北海道,砂川低地帯南東地域の更新統

    八幡 正弘, 五十嵐 八枝子, 塚腰 実, 前田 寿嗣, 柳井 清治 地球科学 55 (6), 339-356, 2001

    ...栗沢町栗沢地区の更新統について検討した.その結果,光珠内地区には粘土層・シルト層を主とし,砂礫層,泥炭層,火山灰などを伴う間の沢川層・光珠内層・東山層が分布する.花粉化石・植物遺体・火山灰の鑑定,14C年代の測定を行った結果,間の沢川層は前期〜中期更新世,光珠内層は中期更新世,東山層は後期更新世の堆積物である.間の沢川層堆積時はトウヒ属林,ツガ属林からなる冷涼な環境,光珠内層下部層堆積時はトウヒ属林,オニグルミーコナラ...

    DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献41件

  • 冷温帯のスギ人工林の下層での広葉樹のフェノロジー

    小谷 二郎, 高田 兼太 森林立地 42 (1), 9-15, 2000

    ...高木性のオニグルミ・ホオノキ,小高木や低木性のニワトコ・イボタノキなどはシュート当りの葉数が多く,葉の寿命も短く,伸長期間の長い顕著な順次伸長パターンを示した。このタイプは,ギャップ内で成長を拡大するのに有利な伸長様式を備えているようである。...

    DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献19件

  • 落葉広葉樹数種の結実特性 : 落葉広葉樹8種の広葉樹母樹林での数年間の種子落下量

    丹原 哲夫 森林応用研究 8 (0), 137-142, 1999

    ...ブナ,ミズナラ,クリ,ケヤキ,トチノキ,オニグルミ,ヤマザクラおよびウワミズザクラの8樹種12カ所の広葉樹母樹林において1992〜1998年の5〜7年間にわたり,シードトラップによって種子落下数を調査した。ブナ,ミズナラ,クリ,ケヤキ,ウワミズザクラおよびオニグルミは調査年次によってはほとんど結実しない年もあった。また,ブナ,ミズナラ,ケヤキ,ウワミズザクラおよびオニグルミは隔年結果性を示した。...

    DOI 被引用文献1件

  • 落葉広葉樹林内と林外におけるブナ稚樹の葉数およびシュート伸長の季節変化

    小谷 二郎 日本林學會誌 81 (1), 74-77, 1999

    ...オニグルミ林下と隣接の林外開放地で,植栽後4成長期間を経過したブナ稚樹のシュート当りの葉数やシュート伸長量の季節的変化を調べた。葉数,シュート伸長量とも林外が林内を上回っていたが,開葉•落葉パターンに大きな違いはなく,ブナ稚樹の可塑性の低さが伺われた。林内稚樹は林外に比較し,シュートおよび葉身長形成時期が早く,落葉時には逆に遅くまで葉を維持した。さらに,葉が陰葉化する傾向があった。...

    DOI Web Site 参考文献10件

  • 落葉広葉樹林内と林外におけるブナ稚樹の葉数およびシュート伸長の季節変化

    小谷 二郎 日本林學會誌 81 (1), 74-77, 1999

    ...オニグルミ林下と隣接の林外開放地で,植栽後4成長期間を経過したブナ稚樹のシュート当りの葉数やシュート伸長量の季節的変化を調べた。葉数,シュート伸長量とも林外が林内を上回っていたが,開葉•落葉パターンに大きな違いはなく,ブナ稚樹の可塑性の低さが伺われた。林内稚樹は林外に比較し,シュートおよび葉身長形成時期が早く,落葉時には逆に遅くまで葉を維持した。さらに,葉が陰葉化する傾向があった。...

    J-STAGE

  • 小田原市・曽我山の植生 : 相模湾沿岸の照葉樹林の研究(4)

    星, 直斗, 宮本, 拓, 持田, 幸良, 遠山, 三樹夫 横浜国立大学教育人間科学部理科教育実習施設研究報告 11 33-52, 1998-03-31

    ...[木本群落](自然林)A.アラカシーアオキ群落:A1.典型下位単位,A2.コナラ下位単位,A3.アカメガシワ下位単位,A4.ムクノキ下位単位(人工林)B.ヒノキ群落,C.マダケ群落,D.オニグルミ群落[草本群落]E.路傍雑草群落:E1.梅林放棄地雑草下位単位,E2.蔓植物雑草下位単位,F.耕地雑草群落3.類型化された群落の内,アラカシーアオキ群落について植物社会学的位置付けを行った。...

    機関リポジトリ

  • 主な落葉広葉樹樹幹流の酸性度とヤマナラシ樹幹流による土壌酸性化抑制機能

    高橋, 忠幸 岩手県林業技術センター研究報告 = Bulletin of the Iwate Prefectural Forestry Technology Center (6) 17-27, 1996-03

    ...オニグルミ、センノキ、ブナ、ヤマナラシ、ユリノキなどは降雨水の酸性緩和力が強く、逆にオオヤマザクラ、コバノヤマハンノキ、ホオノキなどではむしろ酸性を強める傾向がみられた。また、樹幹流の酸性度が最も弱かったヤマナラシに注目し、スギと林分が隣接している場所で根元周辺の表層土壌を採取、分析し酸性化抑制の実態を把握した。...

    日本農学文献記事索引

  • 旧北区東部のネグロフトメイガと同属の1新種の記載

    井上 寛, 佐々木 明夫 蝶と蛾 45 (4), 245-250, 1995

    ...Colliculumは骨化し大きな筒状, ductus bursaeとの接続部は強く括れる;ductus bursaeはごく細く,始めは膜状であるが長さの半分ぐらいから骨化し,強く曲がってcorpus bursaeに達する;signaは多数の骨片が集まった2個の円形紋.本種の雌雄交尾器は,井上(1992)によってすでに示されている.また,本種の食草として,中村(1970,蛾類通信63:45)は,東京都初沢山でオニグルミ...

    DOI Web Site 参考文献13件

  • オニグルミ林分の花粉生産速度(林学部門)

    齋藤, 秀樹 京都府立大學學術報告. 農學 38 7-16, 1986-11-15

    ...京都府美山町芦生にあるオニグルミ2林分の花粉生産量(生産速度)を調べた。若∿壮齢木の林分Aでは1982∿1985年の, 老齢林分Bでは1982年と1983年の調査を行った。その結果は次のとおりである。(1)林分1haの雄花序落下個数と雄花序試料の花粉重をかけて求めた花粉生産量は林分A : 41∿220kg/ha・yr, 林分B : 27,77kg/ha・yrとなった。...

    機関リポジトリ 日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献4件

  • 樹脂含有植物を寄主とする非近縁の三群の蛾,ヤママユガ科の2属とフサヤガ亜科

    PEIGLER Richard S., 杉 繁郎 蝶と蛾 37 (1), 45-50, 1986

    ...アフリカや熱帯アジアのActiasはウルシ科を食草として用いているが,日本や北アメリカではこの科につくことがない,世界的にウルシ科を主食とするフサヤガ亜科では北に向うに従ってコナラ属[コフサヤガ]やカエデ属[ニッコウフサヤガ]が食草として利用されるようになる.予期に反してこの亜科がクルミ科につく例がないが,このことは他の2群と異なる主要な相異点である.筆者は北アメリカ産のフサヤガ亜科の一種の艀化幼虫にオニグルミ...

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  • オニグルミの木部形成にともなう木材多糖の堆積過程

    高部, 圭司, 藤田, 稔, 田中, 克明, 原田, 浩 京都大学農学部演習林報告 56 234-240, 1984-11-30

    ...オニグルミの木部形成にともなう木材多糖の絶対量の変化を薄層クロマトグラフィー・デンシトメトリーで調べた。すなわち分化中木部を形成層側から髄側へ順次分け取り, 種々の抽出処理をし酸加水分解した後, 中和・濃縮し, 薄層クロマトグラフィーで糖を分離した。そしてエチレンジアミン硫酸塩を噴霧し各糖のスポットの蛍光の強さを測定して定量した。セルロースはS_1形成期からS_2形成期まで継続的に堆積する。...

    日本農学文献記事索引 HANDLE Web Site

  • オニグルミの播種の深さ別試験(会員研究発表講演)

    斎藤 新一郎, 宮木 雅美 日本林學會北海道支部講演集 32 (0), 219-222, 1984

    Nuts of the Siebold walnut, Juglans ailanthforia, were found at a midden of the Japanese field mouse, Apodemus speciosus ainu, on April 13th in 1983 along a strem and were seeded the very day at a …

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  • 花粉症に関する研究(II) : 相模原市における空中花粉の調査成績(続)

    降矢 和夫 アレルギー 19 (12), 905-917,933, 1970

    ...およびイネ科以外の草本に分けられ, それぞれに含まれる各種花粉について検討した.1)樹木では裸子植物がもつとも多く, 総花粉数の大半を占め, スギ, サクラ, ヒノキ, クロマツ, アカマツが主なものである.2)被子植物樹木ではコナラ, クヌギ, ケヤキが多く, ついでハンノキ属, クマシデ属, エノキ, イヌシデ, アラカシとなつている.3)そのほかの樹木ではヤナギ, カエデ, スズカケノキ, オニグルミ...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献3件

  • 掌状作業法の研究

    矢野 虎雄, 今田 盛生 九州大学農学部演習林報告 40 1-90, 1966-06-30

    ...緒言 第1章総論 第1節北方林業の特性 第2節北海道演習林の概況 Ⅰ位置および面積 Ⅱ気象 Ⅵ地況 Ⅳ林況 第3節施業の沿革 第2章林分構成 第1節林分調査方針および方法 Ⅰ調査方針 Ⅱ調査方法 第2節広葉樹の林分構成 Ⅰミズナラ林 Ⅱヤマナラシ林 Ⅲヤマハンノキ林 Ⅳヤチダモ林 Ⅴカンパ・オニグルミ林 Ⅵ総括 第3節針葉樹の林分構成 第3章掌状作業法の理論づけ 第1節基本的な考え方 Ⅰ交互作業法の...

    DOI HANDLE Web Site

  • 花粉膜の表面構造に関する電子顕微鏡的研究 (II)

    山崎 次男, 竹岡 政治 日本林學會誌 40 (1), 7-11, 1958

    ...花粉;表面は微細な刺状物によつておおわれており,この刺状物はすでに述べたクマシデ及びオニグルミの花粉と同じ性質のものである。しかしながら,この花粉粒の発芽孔の間は顕著な弓形の一辺をなしている。<br> 5. アラカシ (<i>Q. glauca</i> THUNB.) 花粉;表面は外壁のもり上つた隆状物が伏瓦状に配列し,しかもその隆状突起の表面に微細な刺状紋が多数散在している。...

    DOI

  • 花粉膜の表面構造に関する電子顕微鏡的研究 (II)

    山崎 次男, 竹岡 政治 日本林學會誌 40 (1), 7-11, 1958

    ...花粉;表面は微細な刺状物によつておおわれており,この刺状物はすでに述べたクマシデ及びオニグルミの花粉と同じ性質のものである。しかしながら,この花粉粒の発芽孔の間は顕著な弓形の一辺をなしている。<br> 5. アラカシ (<i>Q. glauca</i> THUNB.) 花粉;表面は外壁のもり上つた隆状物が伏瓦状に配列し,しかもその隆状突起の表面に微細な刺状紋が多数散在している。...

    J-STAGE

  • 花粉膜の表面構造に関する電子顕微鏡的研究 (I)

    山崎 次男, 竹岡 政治 日本林學會誌 39 (11), 427-434, 1957

    ...オニグルミ(<i>J. Sieboldiana</i> Mexzm.) 花粉;花粉粒の表面はすべて刺状物によつておおわれている。その刺状物は花粉膜の外壁から突出している。<br> 5. クマシデ (<i>C. carpinoides</i> MAKINO) 花粉;オニグルミと同様表面全体が刺状物によつておおわれている。また,それらの構造および性質等はオニグルミと同様である。...

    DOI Web Site 被引用文献3件

  • 花粉膜の表面構造に関する電子顕微鏡的研究 (I)

    山崎 次男, 竹岡 政治 日本林學會誌 39 (11), 427-434, 1957

    ...オニグルミ(<i>J. Sieboldiana</i> Mexzm.) 花粉;花粉粒の表面はすべて刺状物によつておおわれている。その刺状物は花粉膜の外壁から突出している。<br> 5. クマシデ (<i>C. carpinoides</i> MAKINO) 花粉;オニグルミと同様表面全体が刺状物によつておおわれている。また,それらの構造および性質等はオニグルミと同様である。...

    J-STAGE

  • クルミの炭疽病と黒痘病(痘瘡病)

    伊藤 一雄, 小林 享夫 日本林學會誌 38 (11), 452-455, 1956

    ...炭疽病,黒痘病はともにオニグルミおよびシナノグルミに発生し,少なくとも東京以北には広く分布する。<br> 2. 炭疽病は,そう大きな被害をおよぼすものではないが,黒痘病は,しばしば大害を与える。黒痘病は春~初夏において日照が少なく,比較的低温がつづく気候条件のさいに激害をもたらすようである。炭疽病は夏~秋にあきらかな病徴を呈する。<br> 3....

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  • コゲイロカイガラタケ及びその近似種に関する研究(第IV報)

    水本 晋 日本林學會誌 37 (7), 284-287, 1955

    ...本研究はコデイワカイガラタケ,ヒロバノキカイガラタケ,キチリメンタケ及びキカイガラタケの4種に対する,シラカシ,オニグルミ,カツラ,クリ,シラカンパ,スズカケノキ,ヤナギ等7種の広葉樹材の耐朽力を28°Cの定混器内において比較したものであつて,実験結果の概要は下記の如くである。<br> 1....

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  • Über die Erblichkeit von Samenbildung bei den Walnussbäumen

    佐藤 敬二, 小山 光男 日本林學會誌 24 (10), 531-540, 1942

    ...本論文はオニグルミ及びヒメグルミの核果の遺傳性に就て大正5年よわ今日に至る27年間に實驗觀察したる結果を報告するものであつて,長野縣下に於て採集したる種子を東京市目黒區林業試験場に於て播種育苗し,この第II世に結實したる核果を親木たる第I世の核果と比較して,その遺傳性を考察するに次の如き結論が得られた。...

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  • 林木の遺傳性に關する研究(2)クルミの核果の形態の遺傳に就て

    佐藤 敬二, 小山 光男 日本林學會誌 24 (10), 531-540, 1942

    ...本論文はオニグルミ及びヒメグルミの核果の遺傳性に就て大正5年よわ今日に至る27年間に實驗觀察したる結果を報告するものであつて,長野縣下に於て採集したる種子を東京市目黒區林業試験場に於て播種育苗し,この第II世に結實したる核果を親木たる第I世の核果と比較して,その遺傳性を考察するに次の如き結論が得られた。...

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  • On “<b>Bekkotake</b>” <i>Polyporus rhodophaeus</i> LÉV. causing the root and-butt rot of deciduous trees

    伊藤 一雄 日本林學會誌 22 (3), 126-140, 1940

    ...<br> (7) 實驗室内に於て,本菌の各樹種に對する腐朽力をみるにハンテンボク,ソメイヨシノ.オニグルミ,アカマツ等は甚しく腐朽せられるが,ニセアカシア,スギは比較的輕微である。<br> (8) 本菌はKorrosionspilzに屬し,その腐朽型はHUBERTのWhite rotである。<br> (9) 本菌に於ては厚膜胞子は非常に多くの場合に見出される。...

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  • 濶葉樹根株部腐朽の原因をなすべツコウタケに就て

    伊藤 一雄 日本林學會誌 22 (3), 126-140, 1940

    ...<br> (7) 實驗室内に於て,本菌の各樹種に對する腐朽力をみるにハンテンボク,ソメイヨシノ.オニグルミ,アカマツ等は甚しく腐朽せられるが,ニセアカシア,スギは比較的輕微である。<br> (8) 本菌はKorrosionspilzに屬し,その腐朽型はHUBERTのWhite rotである。<br> (9) 本菌に於ては厚膜胞子は非常に多くの場合に見出される。...

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