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検索結果 11,193 件

  • チョコレート中の油脂結晶が引き起こす様々なブルーム現象

    本同 宏成, 佐藤 創平, 上野 聡 日本物理学会誌 79 (5), 236-241, 2024-05-05

    ...<p>チョコレートは世界中で愛されているスイーツである.チョコレートはカカオマス,ココアバター,砂糖,粉乳などからなり,カカオの香りや砂糖の甘さはもちろんのこと,口中で速やかに溶けることで生み出される滑らかな舌触りもチョコレートの美味しさにとって大切な要素である.さらに,艶やかで美しい見た目もチョコレートが愛されている要因である.しかしながら,チョコレートは長期間の保存中に表面が白く変化するファットブルーム...

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  • オンライン教育プログラムにおける仮想空間を活用したプラットフォームマネジメント

    中野 健太郎, 永井 祐二, 岡田 久典 国際P2M学会研究発表大会予稿集 2024.Spring (0), 212-221, 2024-04-20

    オンライン教育プログラムにおいてリモート会議システムが浸透した昨今であるが、参加者の相互のリアクション、コミュニケーションに課題を抱えている。我々はアバターによって仮想空間上でリアクションが可視化可能なメタバースと従来のリモート会議の融合を実際のプログラムを通じて試行し、機器やスキルの問題がある参加者にも対応可能なシステムを構築し、P2Mのプラットフォームマネジメントにおける情報系基盤の強化を行…

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  • 地域における脱炭素化に資するバイオマス利活用研究におけるプロファイリングマネジメントの適用

    中野 健太郎, 永井 祐二, 大久保 敏宏, 小野田 弘士, 岡田 久典 国際P2M学会誌 18 (2), 61-79, 2024-04-05

    ...本研究では、地域資源の状況と研究開発されたバイオマス利活用技術の事業フェーズの規模感を明らかにすることで、実装支援のためのプロファイリングマネジメントを行う。稲作・木質バイオマス等の利活用の社会実装のためには、第一段階として、実証地域として連携している地域の統計情報を中心に、地域における生産可能なバイオマス量を明らかにする。...

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  • 瀬戸内海地域におけるススキ属遺伝資源の探索・収集

    眞田 康治, 佐藤 広子, 牛島 憲, 秋山 征夫 植物遺伝資源探索導入調査報告書 39 1-12, 2024-03-31

    ...2022年10月に瀬戸内海周辺において,バイオマス利用を目的とする植物の育種素材としてススキ属(Miscanthus spp.)遺伝資源の探索収集を行った.岡山,広島,愛媛,香川および徳島の各県において,路傍や海岸に自生していた集団を合計11点収集した....

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  • バイオマス灰のNBO/Tがセメント硬化体の圧縮強度に及ぼす影響

    髙木 亮一, 林 俊斉, 神村 幸弥, 斎藤 豪 Cement Science and Concrete Technology 77 (1), 153-162, 2024-03-29

    ...<p>本研究では、バイオマス灰を大量に用いたセメント硬化体の諸物性について、ガラス中の非架橋酸素および四面体イオンの比であるNBO/Tが硬化体に及ぼすに影響に着目した検討を実施した。その結果、バイオマス灰を用いた場合、材齢の経過とともに硬化体中の数~数10nm程度の空隙量が大きくなっていた。...

    DOI Web Site 参考文献13件

  • これまでのバイオマス系廃棄物利用と将来的な普及のための取り組み

    高見澤 一裕, 中崎 清彦 Material Cycles and Waste Management Research 35 (2), 99-106, 2024-03-29

    ...<p>(一社)廃棄物資源循環学会 バイオマス系廃棄物研究部会が過去20年にわたり実施した小集会,年次大会におけるバイオマス関連の発表,廃棄物資源循環学会英文誌 (Journal of Material Cycles and Waste Management, JMCWM) に掲載されたバイオマス関連の論文を調査し,バイオマス系廃棄物利用の現状と課題について検討した。...

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  • 作物根系解析の効率化

    寺本 翔太 根の研究 33 (1), 7-14, 2024-03-20

    ...しかしながら,土中の根の収集および計測は労力がかかり植物体を破壊するため,根系は育種で優先されていない.本ミニレビューでは,根の収集および計測の省力化,および非破壊計測技術の開発に焦点をあてた近年の研究動向を紹介する.根の収集では,鋼鉄製モノリスとバックホーを用いてイネ (<i>Oryza sativa</i>) の根の収集が効率化された.世界のイネ品種を用いたモノリス調査により,イネ亜集団間で根のバイオマス...

    DOI Web Site 参考文献42件

  • 竹資材混合下水汚泥コンポスト肥料の土壌改良効果に関する研究

    川島 聖也, 高橋 岩仁, 南山 瑞彦, 佐藤 克己, 高橋 京悠, 森田 弘昭 環境技術 53 (2), 90-96, 2024-03-20

    ...下水道分野では,高い潜在能力を有している下水汚泥のバイオマス利用が注目を集めている.中でも昨今の国際情勢に伴う肥料価格高騰などから,肥料への利用が国を挙げて検討されている.下水汚泥由来コンポスト肥料の農地還元については多岐にわたる実用例,報告などがある一方,適切な混合量および使用方法の検討はまだ十分ではない.そこで本研究では,コマツナを供試作物として用い,コンポスト肥料の適切な混合量および土壌改良材...

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  • 石垣島潮間帯域におけるコアマモ<i>Zostera japonica</i>群落の分布特性と季節的消長

    山田 秀秋, 谷田 巖 日本水産学会誌 90 (2), 105-114, 2024-03-15

    ...<p> 石垣島名蔵湾北部では,閉鎖的なラグーン状窪地のコアマモは,分布縁辺域(上限付近および下限付近)と比べて,株長が長く,地上部バイオマス・地下部バイオマスが高かったが,株密度は低かった。6月と2月とで比較すると,株密度は2月の方が高かったが,他のパラメータは6月に高かった。分布縁辺域では,株密度以外のパラメータの月間の違いが小さかった。...

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか1件 参考文献23件

  • 一般廃棄物発電における未利用木質バイオマス混焼の可能性

    泊 みゆき, 幡 建樹, 井上 雅文 日本森林学会誌 106 (2), 25-30, 2024-02-01

    ...<p>2012年に再生可能エネルギー固定価格買取制度が開始され,木質バイオマス燃料として利用される林地残材等の木質バイオマス(以下,未利用材)は2020年に882万m<sup>3</sup>にまで増加した。しかし,20年間の適用期間の終了後は未利用材を主要な燃料とするバイオマス発電は事業継続が困難となるため,未利用材の需要が減少することが予想される。...

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  • エネルギー・液体燃料のカーボンニュートラル化

    壱岐 英 ゼオライト 41 (1), 1-8, 2024-01-30

    ...主なカーボンニュートラル液体燃料として,石油系燃料に脱炭素措置(カーボンオフセット)を付与した燃料,バイオマス資源から作られるバイオ燃料,一定の要件を満たすCO2とCO2フリー水素から作られる合成燃料の3つが挙げられる。ここでは,輸送分野を例に,エネルギー・燃料のカーボンニュートラル化に向けた背景・動向,課題等について述べる。...

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  • 反応分子動力学シミュレーションによるセルロース初期熱分解の生成物特性

    櫻井 優矢, 平塚 将起, 小林 潤 日本エネルギー学会誌 103 (1), 1-10, 2024-01-20

    ...<p>バイオマスから効率よくエネルギーを回収する方法として,熱分解反応を基礎とした熱化学的変換技術が注目されている。近年,複雑な反応機構を分子レベルで扱う数値シミュレーション手法として,分子動力学に反応力場(ReaxFF)を適用した反応分子動力学シミュレーションが提案されている。...

    DOI Web Site 参考文献42件

  • 前付

    日本エネルギー学会機関誌えねるみくす 103 (1), anno_1-, 2024-01-20

    ...<p>一般社団法人日本エネルギー学会 第99回定時総会,表彰式,受賞者講話,特別講演 開催のお知らせ</p><p>学生のための国際会議発表支援募集(2024年4月)</p><p>特集「バイオマス」論文募集</p><p>特集「ガス化」論文募集</p><p>特集「燃焼」論文募集</p><p>特集「エネルギーシステム・エネルギー学」論文募集</p>...

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  • SOECメタネーション技術によるe-methane低コスト製造への挑戦とe-methane発電の可能性

    大西 久男 日本エネルギー学会機関誌えねるみくす 103 (1), 65-72, 2024-01-20

    ...<p>バイオマス等と同様にカーボンニュートラルな非化石燃料であるe‒methane(合成メタン)の低コスト製造を可能とするSOEC メタネーション技術の概要と特長・当社の取組み・今後の展開,海外再エネ電力輸入キャリアとしてのe-methaneの優位性,e-methane発電の意義と可能性などについて述べる。 </p>...

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  • 木質バイオマスガス化技術と水素製造

    日本エネルギー学会機関誌えねるみくす 103 (1), 80-86, 2024-01-20

    <p>講演会終了後,場所を都内の某中華料理店に移し,国内で長年ガス化技術開発に携わってこられた4名のパネラーの方と議論をしました。なおざっくばらんな議論を行うためにパネラーの方の氏名表記は差し控えるという前提でお話しいただいております。 </p>

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  • 木質由来エタノールの開発と展望

    野口 裕一 日本エネルギー学会機関誌えねるみくす 103 (1), 32-36, 2024-01-20

    ...<p>全世界が,脱炭素社会に向けて動きを加速する中,バイオマスを原料とした燃料の利用は欠かせない視点の1つである。広大な森林資源を保有する一方,デジタル化等の影響で需要減が見込まれる紙・パルプ業は,今後,世の中にどのように貢献していくべきか。その切り口の1つである,木質由来エタノールの開発状況と,今後の展望を述べた。 </p>...

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  • 屋外貯蔵半炭化バイオマスペレットの発熱挙動と管理

    岡庭 健斗, 園山 希 Journal of the Japan Petroleum Institute 67 (1), 36-43, 2024-01-01

    ...<p>半炭化バイオマスペレット(TBP)は,貯蔵時に自然発熱することが指摘されている。TBPの貯蔵指針を策定する上で,自然発熱特性および発熱挙動を把握することが重要である。そこで本研究では,約1500 tのTBPの屋外貯蔵試験を行い,TBPパイルの温度変化を測定した。また,疑似断熱式自然発熱測定装置(SIT)により,TBP,れき青炭および亜れき青炭の自然発熱特性を評価した。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献16件

  • 浮草駆除対策のためのボタンウキクサ増殖モデルの構築とその検証

    小橋 乃子, 肥後 拓馬, 安達 貴浩 土木学会論文集 80 (16), n/a-, 2024

    ...<p> 熱帯域や亜熱帯域に広く繁茂するボタンウキクサ(<i>Pistia stratiotes</i>)は,強い繁殖力により湖沼や河川の水表面を覆い尽くし,その異常増殖が問題となっている.我が国でも西日本を中心に異常繁茂が報告されており,地球温暖化の進行に伴って外来浮草の問題は今後も深刻化することが懸念されている.効率的な浮草駆除のためには,浮草バイオマスの動態を定量評価できるモデルの活用が不可欠である...

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  • 河道内植生の伐採順序による洪水適応策と緩和策の評価

    柳原 駿太, 池本 敦哉, 風間 聡, 呉 修一, 藤下 龍澄 土木学会論文集 80 (16), n/a-, 2024

    ...<p> 日本全国の一級水系を対象に,河道内植生の伐採順序による洪水被害軽減効果を推定するとともに,河道内植生の伐採が持つ適応策と緩和策の双方のポテンシャルが高い水系を評価した.河道内植生の影響を粗度係数により反映した洪水氾濫解析を行い,浸水深に基づき被害額を計算した.また,バイオマスポテンシャル量として正規化植生指標と植生域面積を乗じた値を求めた.その結果,伐採順序により洪水被害軽減効果が異なることが...

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  • リン酸化セルロースナノファイバーの特徴と開発状況

    佐藤 未歩 紙パ技協誌 78 (2), 103-106, 2024

    ...地球規模の環境問題への関心が高まる中,カーボンニュートラルで再生可能な資源である木質バイオマス,なかでもセルロースナノファイバー(CNF)の多面的な利用が期待されている。当社ではリン酸エステル化CNF(以下,リン酸化CNF)の用途開発を進め,天然ゴム,ポリカーボネート(PC),ポリプロピレン(PP)との複合材料を開発した。...

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  • セルロースナノファイバーの吸入毒性評価

    藤田 克英 Oleoscience 24 (5), 197-203, 2024

    ...<p>バイオマス由来の軽量かつ非常に強い素材であるセルロースナノファイバー(CNF)は,石油由来の素材に代わる可能性を秘めた素材として,さまざまな産業分野で期待が寄せられている。一方,CNFの普及が進むにつれて,その超微細な繊維状の形状などの物理化学的特性から,有害性について懸念が生じるようになった。特に製造段階において,作業員の吸入暴露管理を実施していくことは重要である。...

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  • PBF方式3Dプリンター用CNF強化PA6の特性について

    井上 亮太, 伊達 隆 紙パ技協誌 78 (3), 231-235, 2024

    ...セルロースは,木材,草,農業残渣などの非可食バイオマス源から入手でき,最も豊富かつ,安価で再生可能な,環境に優しいバイオベースのポリマーである。国内外の豊富にある森林から容易に調達でき,2050年カーボンニュートラル社会の実現に向けたキーとなる素材である。このセルロースは,樹脂に含有するとその強度を向上させるという効果を持ち,ガラス繊維,炭素繊維や無機填料に代わる樹脂の強化材として注目されている。...

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  • CNF複合樹脂製造プロセスの開発

    今井 貴章 紙パ技協誌 78 (2), 116-120, 2024

    ...セルロースナノファイバー(CNF)は,軽量・高強度・低線熱膨張・高粘性・透明性・ガスバリア性等,紙パルプにはないさまざまな特異的性質を有し,近年注目を集めている次世代バイオマス先端素材である。CNFのさまざまな特異的性質を利用し,様々な用途展開が提案されており,中でも軽量・高強度の特性を活かして,樹脂やゴム材料等と複合化し,自動車部材や家電筐体等の構造材料として活用が期待されている。...

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  • 福井県奥越地区における木質バイオマス発電の地域経済活性化効果

    菊池 武晴, 岩本 朋大 環境情報科学論文集 ceis37 (0), 1-7, 2023-12-08

    ...本稿では福井県奥越地区木質バイオマス発電所を対象に分析を行う。まず福井県産業連関表を基に奥越地区の地域産業連関表を作成した上で,同地区にある木質バイオマス発電所がもたらす地域経済活性化効果を算出した。これら作業を通じて,奥越地区の地域産業構造を明らかにするとともに,木質バイオマス発電所が地域のどの産業に裨益するのかを定量的に示した。</tt></p>...

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  • 木質バイオマス熱電供給を用いた地域循環システムのエクセルギー解析による評価

    山崎 慶太, 平野 勇二郎, 高口 洋人, 豊田 知世, 宮崎 賢一 環境情報科学論文集 ceis37 (0), 20-26, 2023-12-08

    ...<p><tt>木質バイオマス熱電供給(CHP)13 施設の調査により,川上の丸太供給,川中の燃料製造,川下の発電・熱供給から最終的な電力・熱需要にまで遡り,地域循環システム(LCS)全体のエクセルギー(Ex)利用率を求め,バイオマス資源の有効利用度を比較した。...

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  • 開催案内

    バイオマス科学会議発表論文集 19 (0), 0_1-0_3, 2023-11-30

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  • O-05 バイオマスCFBボイラへの人工砂の適用(第3報)

    多田 光宏, 中山 剛, 榎本 聖, 藤井 智, 宗岡 大貴, 佐藤 駿一, 牧野 浩, 阪本 淳 バイオマス科学会議発表論文集 19 (0), 13-14, 2023-11-30

    <p>Agglomeration formation was investigated in a laboratory-scale fluidized bed test apparatus by preparing ash simulating the biomass fuel from reagents. When silica sand was used as the fluidizing …

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  • O-28 森林樹木可視化とバイオマス利活用

    大場 真, 中村 省吾, 大西 悟, 泉 正寿, 長谷川 匡, 山田 修吾 バイオマス科学会議発表論文集 19 (0), 59-60, 2023-11-30

    <p>To estimate trunk volume and be visualization inside forest, supplemental software tools were developed for segmentation of tree components and measurement of size parameters by using of the …

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  • P-17 人口動態が下水汚泥処理システムに及ぼす影響

    伊藤 拓哉, 雨宮 隆, 榎本 啓士, 海邉 健二, 澤田 直美, 泊 みゆき, 松村 幸彦 バイオマス科学会議発表論文集 19 (0), 101-102, 2023-11-30

    <p>The population of Japan is decreasing, particularly in rural areas. The amount of sewage to be treated has decreased with the decrease in population. However, the current sewage treatment process …

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  • O-13 木質ガス化熱電併給の運用早期の実態・課題

    山口 勝洋 バイオマス科学会議発表論文集 19 (0), 29-30, 2023-11-30

    <p>Smallwood biomass CHP, combined with wood chip boiler, is much expected as fitsolution for replacing fuel oil consumption at commercial facilities incountryside Japan. However, wood gasification …

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  • 身近なバイオマスを利用して,自分で作るエネルギー

    多田 千佳 日本エネルギー学会機関誌えねるみくす 102 (6), 779-783, 2023-11-20

    <p>生活に身近な生ごみなどを使って自分でエネルギーを作る方法について,コミュニティレベルや一家庭レベルのご紹介,農業残渣の牛の胃液(ルーメン液)を活用したエネルギー化やバイオカソード微生物燃料電池の研究について紹介する。 </p>

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  • 土の養分運搬から地球環境にまで働いている土壌微生物

    犬伏 和之 土と微生物 77 (2), 93-100, 2023-10-31

    ...CO2 濃度上昇により土壌微生物バイオマス炭素は増加したが,土壌生物バイオマス窒素では収穫期まで増加せず水稲と微生物の間で窒素競合が起こっていたことが示唆された。またCO2 濃度上昇によってCH4 放出量が増えることも見いだされた。東南アジア水田で土壌全鉄含量が高いほど,CH4 生成量が抑制され,製鋼スラグを用いて,水田からのCH4 放出が抑制され水稲収量も増加する可能性が見出された。...

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  • 地域における脱炭素化に資するバイオマス利活用研究におけるプロファイリングマネジメントの適用

    中野 健太郎, 永井 祐二, 大久保 敏宏, 岡田 久典, 小野田 弘士 国際P2M学会研究発表大会予稿集 2023.Autumn (0), 131-144, 2023-10-29

    ...本研究では、地域資源の状況と研究開発されたバイオマス利活用技術の事業フェーズの規模感を明らかにすることで、実装支援のためのプロファイリングマネジメントを行う。稲作・木質バイオマス等の利活用の社会実装のためには、第一段階として、実証地域として連携している地域の統計情報を中心に、地域における生産可能なバイオマス量を明らかにする。...

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  • 1-04 燃焼場におけるバイオマス中シリカ粒子の生成挙動

    末澤 諒, 義家 亮, 成瀬 一郎, 植木 保昭, 岡 高憲 石炭科学会議発表論文集 60 (0), 8-9, 2023-10-24

    <p>In recent large-scale pulverized coal-fired power plants, the co-firing of biomass fuels is being promoted to reduce carbon dioxide emissions per unit of power generation. One of the issues …

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  • ウレアーゼ固定化植物由来バイオマスの特性とホルムアルデヒドの間接定量への応用

    宮内 俊幸, 井垣 侑生, 三浦 航輝, 爾見 優子 分析化学 72 (10.11), 449-454, 2023-10-05

    ...<p>固定化ウレアーゼを用いたホルムアルデヒドの間接定量を行った.すなわち,尿素とホルムアルデヒドとの反応で,未反応の尿素を固定化ウレアーゼでアンモニアに変換し,生成アンモニアをICで測定した.固定化ウレアーゼは,ポリアミンを導入した木質系及び草本系バイオマスにウレアーゼを吸着させて調製した.固定化ウレアーゼの活性は,スギ(53.8 U mg<sup>−1</sup>)>イネ(40.4 U mg<sup...

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 久慈市の脱炭素に向けた取り組み

    重 浩一郎 環境情報科学 52 (3), 47-51, 2023-09-30

    ...久慈地域の送電網は脆弱であり国に要望を行うだけでなく,地域経済循環分析を行い,環境面だけでなくエネルギー収支という指標でこの問題をとらえたほか,木質バイオマスの熱利用,県内初の自治体出資による地域新電力会社の設立を行ってきた。地域に裨益するガイドラインを策定したほか,横浜市や近隣市町村との連携,民間企業の実証試験地選定などの取り組みを経て脱炭素先行地域選定に至った。...

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  • 森林バイオマスを活用した持続可能な地域づくり

    山本 敏夫 環境情報科学 52 (3), 35-39, 2023-09-30

    ...平成 16 年度から未利用資源に付加価値を付け,森林バイオマスの熱エネルギー利用を拡大し,地球温暖化対策,地域経済の活性化および雇用の創出に取り組んできた。 全国に先駆けて森林バイオマスの導入を進めてきた自治体として,提案・計画段階から実現までの過程で発生した課題の克服事例も含め,持続可能な地域社会の実現に向けた取り組みを紹介する。...

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  • アラビノキシランの生合成機構と健康機能性に関する研究動向

    鈴木 史朗, 鈴木 聖治, 吉田 光毅 Trends in Glycoscience and Glycotechnology 35 (207), J63-J67, 2023-09-25

    ...<p>アラビノキシラン(AX)は、イネ科植物細胞壁の主要なヘミセルロースで、地上で最も多い賦存量と生産量を有するリグノセルロース系バイオマス成分の一つである。AXは、イネ科エネルギー作物の支持組織(茎・葉)では、リグニンと結合した構造多糖としてバイオマス糖化の障壁となる一方、穀物の可食組織(種皮・胚乳)では食物繊維として免疫賦活機能やプレバイオティクス機能などの生理活性を有する。...

    DOI Web Site 参考文献9件

  • 5. 自然エネルギー

    日本エネルギー学会機関誌えねるみくす 102 (5), 636-654, 2023-09-20

    ...<p>5.1 水 力</p><p>5.2 太 陽</p><p>5.3 地 熱</p><p>5.4 風 力</p><p>5.5 海 洋</p><p>5.6 バイオマス</p>...

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  • 前付

    日本エネルギー学会機関誌えねるみくす 102 (5), anno_1-, 2023-09-20

    ...<p>第39回 日本エネルギー学会関西支部セミナー</p><p>第60回石炭科学会議 開催案内</p><p>第17回 微粒化セミナー </p><p>東北支部 2023年度講演会・見学会</p><p>新エネルギー・水素部会 第6回 新エネルギー・水素部会 シンポジウム 洋上での再生可能エネルギー発電の最前線</p><p>第11回アジアバイオマス科学会議(開催地:秋田)開催案内</p><p>第19回バイオマス...

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  • Microalgae Cultivation in Electrochemically Oxidized Anaerobic Digestate from Coffee Waste Biomass

    CHEN Haibo, YOSHIDA Gen, ANDRIAMANOHIARISOAMANANA Fetra J., IHARA Ikko 日本エネルギー学会誌 102 (9), 96-103, 2023-09-20

    ...この研究の目的は,コーヒー粕バイオマスを電気化学的に酸化した液体消化液を用いて微細藻類の培養を調査することである。精密濾過によって消化液の固形物を除去した後,この液体消化液に対し,ホウ素ドープダイヤモンド陽極を用いた電気化学的酸化によって処理した。液体消化液(LD)および電気化学的に酸化された液体消化液(ELD)を微細藻類培養の培地として用いた。...

    DOI Web Site 参考文献36件

  • A Life Cycle Assessment of Cofiring in a Coal Power Plant to Estimate Purchasing Cost of Empty Fruit Bunch Pellets

    SETIAWAN Arief Ameir Rahman, MUNAWAR Sasa Sofyan, ARIESCA Reza, PURNOMO Deni, ISHIZAKI Riaru, PUTRA Agusta Samodra, SIREGAR Kiman, SIDIQ Agus Noor, WILOSO Edi Iswanto, AHAMED Tofael, NOGUCHI Ryozo 日本エネルギー学会誌 102 (8), 84-95, 2023-08-20

    ...その結果,混焼用としてペレットに変換されたオイルパームバイオマスを利用することは,地球温暖化係数(GWP)緩和のための有望な解決策であり,発電所において0.1 kg-CO<sub>2</sub>eq/kWh,8.57%のCO<sub>2</sub>eq排出量を削減できることが示された。...

    DOI Web Site 参考文献8件

  • 包装材料の脱プラスチックへの流れ

    杉田 裕紀, 藤谷 慶一, 住谷 梓 日本画像学会誌 62 (4), 326-333, 2023-08-10

    ...の観点からさまざまな紙製緩衝材が開発され,当社でも積極的に開発を行ってきた.近年,通信販売市場の急速な拡大にともない,宅配で届く包装が一般消費者の目に触れることも多くなり,包装資材に対する社会的関心が非常に高まっている.当社では,脱プラの観点から紙製包装資材の開発に注力するとともに,包装資材自体の使用量削減にも取り組んでいる.内容品に合わせて段ボール箱の寸法を変えられる自動梱包システムや,高いバイオマス...

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  • 階段炉下水汚泥焼却発電システム

    水野 孝昭 日本エネルギー学会機関誌えねるみくす 102 (4), 406-412, 2023-07-20

    ...また階段炉の燃焼温度は900℃以上に達するため,N<sub>2</sub>Oの排出量が流動床炉に比べて大幅に少なく,環境負荷の低減に大いに貢献する有望な廃棄物系バイオマス利用循環技術である。 </p>...

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  • バイオマスとRPFの複合試料を用いたガス化に関する研究

    川本 克也 日本エネルギー学会機関誌えねるみくす 102 (4), 484-489, 2023-07-20

    ...RPFと木質バイオマスの組み合わせにガス化技術を適用し,水素の回収や発電への利用を図る目的のもと行った研究について紹介する。ガス化および改質工程でのガス生成・変換特性と要素技術の影響等について実験により検討した。 </p>...

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  • 灰付着と高温腐食の分析・モニタリング評価(見える化)技術

    長沼 宏, 森 岳人 日本エネルギー学会機関誌えねるみくす 102 (4), 420-426, 2023-07-20

    ...<p>石炭や木質バイオマス等の燃焼・ガス化設備では,伝熱管に対する灰付着や高温腐食によって,伝熱効率やプラント稼働率の低下が引き起こされることがある。そのため,これらの対策や現状把握,予測に関する技術開発は,経済・環境上の重要な課題となっている。...

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  • 前付

    日本エネルギー学会機関誌えねるみくす 102 (4), anno_1-, 2023-07-20

    ...<p>創立100周年記念誌発刊のご案内</p><p>第32回日本エネルギー学会大会およびプログラム</p><p>日本エネルギー学会 天然ガス部会 科学・反応システム分科会 講演会</p><p>コロキウム2023 のご案内</p><p>令和5年度「バイオマス夏の学校」開催のお知らせ</p><p>第6回 西部支部 エネルギー技術講演会</p><p>日本エネルギー学会 ガス化部会講演会</p><p>第39...

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  • 金属イオンの導入によるナノセルロース紙の熱拡散性制御

    上谷 幸治郎, 宇都 卓也 色材協会誌 96 (7), 228-232, 2023-07-20

    ...<p>ホヤ殻や木粉などのバイオマス原料を化学的に精製し,ナノ解繊処理を施すことで,高結晶性のセルロースナノ繊維(ナノセルロース)が製造される。表面にカルボキシ基を導入したナノセルロースを成膜して自立ペーパーを作り,金属塩化物の水溶液に浸漬すると,ペーパー中に金属イオンを導入することができる。...

    DOI Web Site 参考文献22件

  • 1950年以降のスギとヒノキの生理生態学的研究に関する文献数の変化とその社会・環境的な背景

    田中 憲蔵, 大曽根 陽子, 橋本 昌司 森林立地 65 (1), 29-37, 2023-06-25

    ...まず研究テーマをバイオマス,光合成・呼吸,樹体内の養分,水分生理関係,材形質,その他に分けた。次に文献数を1950年から5年ごとに集計した。文献数は1975~1979年をピークに1980~1985年まで一度低下したが,1985~1989年にふたたび増加し,2020年まで緩やかに低下した。最初のピークの背景には拡大造林の終焉が関係していた。...

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  • 日本国内の森林の地上部バイオマスと気候条件、樹木機能形質の関係

    梶野 浩史, 小黒 芳生, 黒川 紘子, 小野田 雄介, 饗庭 正寛, 彦坂 幸毅 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 160-, 2023-05-30

    ...本研究では、炭素貯蓄量の多い森林の特徴を解明するために、森林の地上部バイオマス(AGB)を気候条件と樹木の機能形質から予測するモデルを構築した。モニタリングサイト1000に登録されている天然林51サイトを対象にAGBと気候条件(気温、降水量、乾燥度指数)、樹木の機能形質(葉面積当たりの乾燥重量(LMA)、材密度)の群集平均値、針葉樹優占度の関係を解析した。...

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  • 四国地方における造林事業の歴史-明治から昭和にかけて-

    垂水 亜紀, 志知 幸治, 山本 伸幸 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 216-, 2023-05-30

    ...<p>近年、大規模製材工場への原木供給や木質バイオマス発電施設への供給、円高などを背景に国産材需要の増加が継続しており、それに対応して伐採面積も増加している。しかしながら、伐採後の再造林に関しては「伐採面積に対して3~4割」と言われており、今後の造林事業の方針について長期的な視点を踏まえた多くの議論が必要とされている。...

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  • マレーシアの森林劣化後の草地に生育する草本とシダのバイオマス推定式

    田中 憲蔵, 米田 令仁, Mohamad Azani Alias 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 311-, 2023-05-30

    ...これまでマレーシアでは樹木のバイオマスを非破壊的に推定するためのアロメトリー式が開発されてきた。しかし、草本類やシダ類に関してはバイオマスを直径や高さから非破壊的に推定する式は限られており、地下部のバイオマス推定式に至ってはほとんどない。...

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  • 北海道の冷温帯林におけるササの地上部バイオマス量、高さ、密度の関係

    松山 周平, 福澤 加里部, 智和 正明, 榎木 勉, 菱 拓雄 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 458-, 2023-05-30

    ...バイオマスは足寄よりも天塩・中川で有意に大きくなっていた。バイオマスはrPPFDと正の相関があったが、増加はrPPFD30%ほどで頭打ちとなった。また、足寄は天塩・中川よりも上限値が小さかった。これらは、バイオマスは光以外の要因(e.g., ササの種特性、土壌の養分可給性など)にも依存していることを示唆した。...

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  • 生態系モデルを利用した首都圏落葉樹林の炭素動態と植生管理の影響評価

    矢崎 友嗣, 大場 真, 倉本 宣, 小泉 寛明 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 460-, 2023-05-30

    ...著者らは生態系物質循環モデルBGC-ESを関東平野の落葉樹林で計測された落葉樹林のバイオマスに基づいてパラメータを設定し、様々な植生管理シナリオにおける森林のCO<sub>2</sub>吸収機能を検討した。</p><p> 植生管理シナリオは以下の通りとした。...

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  • 林床植生除去に対する森林土壌の窒素動態の中長期的な応答

    福澤 加里部, 智和 正明, 菱 拓雄, 松山 周平, 野村 睦 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 489-, 2023-05-30

    <p>ササ類の消失が森林土壌の窒素動態に及ぼす中長期的な影響を解明するため、ササ地上部除去開始後5年以上経過した森林において、土壌中の無機窒素量と正味の窒素無機化速度を測定した。調査は北海道北部に位置する北海道大学中川・天塩研究林内の天然性冷温帯林にてミズナラ対象木の周囲にプロットを設定し、ササ除去区と隣接する対照区との間で比較した。中川サイトではクマイザサ、天塩の天然林サイトではチシマザサが林…

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  • 針葉樹人工林におけるアリ類の営巣する切株の条件

    小池 伸介, 田中 美衣, 栃木 香帆子 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 598-, 2023-05-30

    ...人工林では木材は搬出されるため、伐採後に残された切り株が枯死木の最大のバイオマスを占めている。そこで本研究は冷温帯針葉樹人工林においてアリが営巣する切り株の条件を明らかにすることを目的とした。その結果、大型種と小型種は樹冠の開いた場所や伐採から時間が経過した切り株に営巣する傾向があり、大型種はさらに苔や地衣類の被った切り株に営巣する傾向があった。...

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  • スギ林とコナラ林の土壌と樹種の入れ替えが土壌生物群集に与える影響

    北上 雄大, 鈴木 康平, 松田 陽介 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 627-, 2023-05-30

    ...を支える土壌生物群集への影響を理解することは重要である.土壌と樹種の組み合わせが地下部の生物群集に及ぼす影響を解明するため,スギとコナラの実生を両種に由来する土壌に植栽したポット試験を行い,両種の根形質,土壌に含まれる微生物量と線虫群集を調べた.土壌細菌と真菌はリアルタイムPCR法で定量した.土壌線虫は形態的差異にもとづき,群集構造と機能群組成を調べた.その結果,由来する土壌に関係なくスギの根バイオマス...

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  • ワラビの地上部と地下部における<sup>137</sup>Cs量の季節変化について

    長峯 秀和, 小林 勇介, 小川 秀樹 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 676-, 2023-05-30

    ...また、<sup>137</sup>Cs量は地上部および地下部で、5月から8月までバイオマス量とともに増加の傾向がみられた。地上部と地下部の<sup>137</sup>Cs量の割合は5月6月ではおよそ2:8で、8月ではおよそ5:5であった。</p>...

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  • スギ人工林をバイオマス生産用早生樹林に転換する際の温室効果ガス収支

    佐藤 惟生, 戸田 浩人, 浅田 隆之, 吉田 智弘, 加用 千裕 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 193-, 2023-05-30

    ...<p>早生樹の導入など,多様な木質バイオマス燃料利用が国際的に進む中,近年,カーボンニュートラルを前提とした森林バイオマスの燃料利用は,一時的な二酸化炭素濃度の上昇を考慮しないことから,結果的に今世紀中の地球温暖化を加速させるリスクがあることが指摘されている。しかし,日本において,このリスクを評価した上で,新規木質バイオマス燃料利用の温室効果ガス (GHG)排出を評価した研究はない。...

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  • モンゴルにおけるカラマツとカンバの混交率が異なる3林分の構造と現存量

    城田 徹央, 守口 海, 安江 恒, 松浦 陽次郎, Gerelbaatar Sukhbaatar, Baatarbileg Nachin 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 310-, 2023-05-30

    ...これらの林分のバイオマスは成熟したカラマツ林の約70%であり違いが認められなかった。すなわち発達過程にある林分,カンバが優占する林分でも一定のバイオマスが期待される。</p>...

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  • 作業道の路盤強化における木灰の活用

    中田 美祈, 亀山 翔平, 桃井 尊央, 矢部 和弘 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 557-, 2023-05-30

    ...<p>我が国では木質バイオマス発電の廃棄物である木灰の処理方法が課題になっている。一方,森林施業では森林作業道が多く作設され,その路盤強化が問題となっている。道路の路盤強化では,石灰の吸水性と化学反応を利用した石灰安定処理が行われている。そこで,本研究では木灰の路盤強化剤としての活用可能性を検討した。...

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  • 高品質燃料チップの地域内供給体制-山陰地方T町における取組事例

    横田 康裕, 垂水 亜紀, 天野 智将 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 212-, 2023-05-30

    ...<p>近年、木質バイオマスの小規模分散型エネルギー利用への期待が高まっている。小型ガス化CHP装置やチップボイラー等を運用するためには装置に適した燃料が必要となるが、その流通は未発達であり、特に乾燥チップの確保は重要な課題となっている。近年、地域内で面的に小規模分散利用を促進するために、燃料生産供給体制整備が取り組まれている。...

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  • 山梨県南部町における公民連携木質バイオマスガス化発電とバイオ炭活用構想

    佐藤 孝吉, Kolonel Christian Paul, 渡辺 遼太郎, 竹下 光雄, 樋口 真之, 望月 一刀, 吉野 聡 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 258-, 2023-05-30

    ...<p> 山梨県南部町では、2021年より公民連携木質バイオマスガス化発電事業を実施し、豊富な森林資源の有効活用と適切な森林管理へと展開してきている。木質バイオマスガス化発電は、地域密着型および資源の適応性に優れているが、売電および熱利用、残渣の活用がビジネス展開には必要不可欠である。...

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  • 関東に生育するヤナギの成長に対する堆肥の効果と養分濃度

    香山 雅純, 菊地 賢, 上村 章, 高橋 正義 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 314-, 2023-05-30

    ...<p> 近年、木質バイオマス利用としてのヤナギの栽培に注目されているが、多くの栽培試験は寒冷地に分布する種を用いており、温暖な関東地方ではあまり植栽を実施されていない。そこで、茨城県内に分布するカワヤナギ、ジャヤナギ、オノエヤナギ、コゴメヤナギ、ネコヤナギ、タチヤナギ、イヌコリヤナギを対象とした、2年間の育成試験を実施し、堆肥の添加による養分の吸収と成長の促進効果を検証した。...

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  • 木質燃焼灰施用後初期のスギ新植林分の土壌物理性

    山田 毅, 平井 敬三, 佐野 哲也, 西川 祥子, 松岡 秀尚 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 494-, 2023-05-30

    ...<p> 著者らは、木質バイオマス燃焼灰の有効利用のため、灰をスギ林に施用して土壌理化学性の変化を追跡している。調査地は、熊本県内の2年生(2016年時)スギ新植地で、1区画 10m×20mプロットの灰施用区と対照区(各2反復)である。施用区では、2016年6月に主灰を約 5 Mg ha<sup>-1</sup> 施用した。...

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  • スギ・ヒノキ人工林における近接した斜面位置の土壌理化学性の違い

    赤間 宥紀, 戸田 浩人, 崔 東寿 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 499-, 2023-05-30

    ...本研究は、栃木県佐野市に位置する東京農工大学FM唐沢山のスギ・ヒノキ人工林で、近接した斜面位置における土壌理化学性の違いを明らかにするため、無機態窒素量、純窒素無機化速度、土壌微生物バイオマスN量、pH(H<sub>2</sub>O)などを測定した。土壌は同一斜面内で尾根、山腹、谷部から合計5地点の表層0~10、10~20cmから採取した。尾根・山腹と谷部の水平距離は50m未満である。...

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  • 枯死木の炭素蓄積量は天然林と人工林で異なる

    川西 あゆみ, 石塚 成宏, 酒井 佳美, 相澤 州平, 平井 敬三, 稲冨 素子, 大曽根 陽子, 南光 一樹, 鵜川 信, インベントリ WG メンバー 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 482-, 2023-05-30

    ...<p>日本は気候変動枠組条約により温室効果ガスの森林吸収量の算出と報告が求められており、地上バイオマス、地下バイオマス、枯死木、堆積有機物および土壌の炭素蓄積量の変化量 (吸収量・排出量)を算出する必要がある。枯死木は倒木、根株、立枯木からなり、炭素循環の炭素プールとして重要な役割を果たしている。...

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  • ゴムクローラ式クラムバンクスキッダの短幹集材兼用型への改造

    吉田 智佳史, 中澤 昌彦, 大塚 大, 瀧 誠志郎, 中島 泰生 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 565-, 2023-05-30

    ...</p><p> 全木集材は,森林バイオマスも効率的に土場へ搬出可能な作業方式ではあるものの,地形条件等の制約により全ての林分で行えるとは限らない。開発機は,短幹集材では従来機に比べ生産性は低いものの,全木集材に加え短幹集材が1台で可能なことから,稼働率の向上による生産コストの低減が見込まれる集材機械と考えられる。</p>...

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  • 木くず処理のフロー図作成と中間処理施設のCO2排出量推計:茨城県を事例に

    片田 陽菜, 立花 敏 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 76-, 2023-05-30

    ...次に、MR率が高い施設の特徴に関する相関分析の結果、MR率が高い施設では木くずを受け入れる時点で厳しく選別し、近くにバイオマス発電所があることが分かった。最後に、中間処理施設の年間受入量を処理量1tあたりCO₂排出量で回帰分析したところ、回帰係数は負で有意となり規模の拡大に伴い単位当たりCO₂排出量が減少する結果を得た。</p>...

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  • 高知県における木質バイオマス小規模熱利用の現状と普及拡大可能性

    鈴木 保志, 岩瀬 理央奈 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 194-, 2023-05-30

    ...本研究の一部は、日本木質バイオマスエネルギー協会による林野庁補助事業「木質バイオマス熱利用導入及び利用向上可能性調査」の高知県に関する委託調査結果を用いた。また、科学研究費(基盤B一般:21H03672,22H03800)の支援を受けた。</p>...

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  • 木質バイオマスの化学品利用に向けた課題:林政学的立場から

    峰尾 恵人, 中川 由佳, 中村 友紀, 今井 牧子, 松村 裕之, 青木 敏, Francesca Pincella, 磯崎 勝弘, 中村 正治 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 207-, 2023-05-30

    ...<p>固定価格買取制度(FIT)導入以降、木質バイオマス発電が急速に全国に普及したが、大規模で絶え間ない木質バイオマス需要に対する安定供給の困難さや、既存用途との競合といった課題が顕在化しつつある。木質バイオマスエネルギーの炭素中立性という前提についても、生態系に再吸収されるまでの時間の長さ等から、近年疑義が呈されている。...

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  • ネットゼロエミッションの達成のための高分解能森林吸収源評価モデルの開発

    小南 裕志, 平田 晶子, 津山 幾太郎, 松井 哲哉, 石塚 成宏, 酒井 寿夫, 橋本 昌司, 北原 文章, 西園 朋広, 山田 祐亮, 柳田 高志, 久保山 裕史, 早舩 真智, 加用 千裕, 小井土 賢二, 髙田 依里, 外崎 真理雄, 江原 誠, 森田 香菜子, 古川 拓哉, 藤間 剛 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 313-, 2023-05-30

    ...<p>2030年度の新たな森林吸収量目標の達成及び2050年カーボンニュートラルの実現等に向けて、日本の森林のバイオマス量をはじめとしたさまざまな森林情報の高精度マッピングと、伐採-植林などの森林管理に伴うバイオマス量の変動評価は重要な研究課題である。...

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  • 異なる温度環境に生育するブナ非同化器官の成長・維持における呼吸特性

    小松 亮, 飯尾 淳弘, 水永 博己, 楢本 正明 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 423-, 2023-05-30

    ...<p>成木バイオマスの高い割合を占める幹や枝などの非同化器官について、その呼吸と制御要因や成長との関係を理解することは、森林の炭素収支を考えるうえで不可欠である。植物の呼吸は温度と指数関数的な関係があることが知られており、気候変動により気温の上昇が予想される環境下においては、温度が樹木の成長と呼吸に与える影響を予測することは重要な課題である。...

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