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検索結果 106 件

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  • 集学的治療により制御しえた骨盤内リンパ節郭清術後難治性リンパ腹水の1例

    福井 希実, 小薗 祐喜, 山本 瑠美子, 髙折 彩, 多賀 敦子, 秦 さおり, 山本 彩, 奥田 亜紀子, 吉岡 弓子, 石川 奈美子, 樋口 壽宏 日本婦人科腫瘍学会雑誌 40 (1), 1-9, 2022-01-25

    ...期に対する骨盤リンパ節郭清を含む根治術を施行後に出現したリンパ腹水の制御に苦慮した症例を経験した.症例は41歳0妊.不正性器出血,子宮頸部腫瘤を認め当科紹介受診となった.子宮頸癌IIB期に対し術前化学療法後に骨盤リンパ節郭清を含む腹式広汎子宮全摘術及び両側付属器切除術を施行した.術後約2カ月後より著明な腹水貯留が出現し,3カ月間で計36 Lの腹水ドレナージを施行するも改善せず,腹水のリポ蛋白分析でカイロミクロン...

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  • リピオドールリンパ管造影ならびにオクトレオチドが有効であった非外傷性乳糜胸水の1例

    高橋 祥史, 五十川 修, 成瀬 匠, 名古屋 拓郎, 丸山 正樹, 藤村 健夫, 長谷川 伸 日本内科学会雑誌 109 (8), 1585-1594, 2020-08-10

    <p>54歳,女性.肝硬変,乳糜胸水貯留でA病院より紹介.悪性疾患の併存はなく,胸部手術歴や外傷歴もないこと,胸水TG(triglyceride)値,胸水リポ蛋白分析より,非外傷性乳糜瘻と診断.絶食・中心静脈栄養で胸水は減少したが,食事再開後,増加.MRI(magnetic resonance imaging)で腹部胸管での乳糜漏を疑い,リピオドールリンパ管造影を施行.以降,胸水は減少,オクトレ…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献6件

  • シグナスオートLIPに対して高TG血清が与える影響の解明

    清重 篤志, 渡邉 勇気, 佐藤 伊都子, 中町 祐司, 今西 孝充, 三枝 淳 医学検査 69 (3), 360-365, 2020-07-25

    ...また,臨床に影響を及ぼす検体は少ないと示唆されるが高TG血症,特に高VLDL,高カイロミクロン血症では,リパーゼ活性値に負誤差を与える影響が大きく,結果報告には注意が必要である。</p>...

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  • 術後合併症を起こさないために,また発生時いかに対処するか:乳糜胸

    猪飼 秋夫 Pediatric Cardiology and Cardiac Surgery 35 (4), 208-213, 2019-11-01

    ...<p>乳糜胸は,先天性心疾患の外科治療の術後合併症として比較的頻度が高く,特に新生児期の手術,右心バイパス術の手術件数の増加によりその頻度は増加している.乳糜胸は,腸管にて吸収された長鎖脂肪酸がカイロミクロンとして形成され,リンパ管より漏出し胸腔内に貯留して発症する.診断は,胸水の分析により,白血球中のリンパ球80%以上,中性脂肪110 mg/dL以上が含まれることで確定する.その病因は,外科的手技...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献33件

  • 重症骨折急性期の血液透析返血時にカイロミクロン凝集により透析回路内白濁をきたした1例

    内田 隆行, 安藤 勝信, 早坂 秀幸, 小藤 誠也, 宮澤 晴久, 伊藤 聖学, 植田 裕一郎, 星野 太郎, 大河原 晋, 百瀬 直樹, 森下 義幸 日本透析医学会雑誌 50 (10), 629-633, 2017

    ...術前後のセルローストリアセテート (CTA) 膜ダイアライザーを用いた血液透析返血時に生理食塩水がダイアライザーを通過した直後から静脈側透析回路および静脈側チャンバーにカイロミクロン凝集による回路内白濁を認めた. 本症例の静脈側透析回路内カイロミクロン凝集の機序として骨折に伴う高炎症状態によるカイロミクロン凝集亢進およびダイアライザーによるカイロミクロン吸着が関与していた可能性が示唆された....

    DOI Web Site Web Site ほか1件

  • IV.食後高脂血症の意義と日常診療への活用

    増田 大作 日本内科学会雑誌 106 (4), 702-710, 2017

    ...<p>トリグリセライドの空腹時高値のみならず,食後高値も心血管イベントとよい相関を有する.食後高脂血症の病態では小腸由来カイロミクロンの代謝異常により,食後にカイロミクロンレムナントが増加し,動脈硬化惹起性が上昇する.その定量的評価系であるアポリポ蛋白B-48濃度は頸動脈中膜肥厚や冠動脈狭窄罹患率と相関する.食後高脂血症の治療としては,食事療法,スタチン,フィブラート,エゼチミブ,インクレチン関連薬...

    DOI Web Site 参考文献9件

  • 小児急性リンパ性白血病患者のL-asparaginase関連膵炎において重度脂質異常の関与は軽微である

    後藤 善則, 西村 良成, 野原 淳, 馬瀬 新太郎, 藤木 俊寛, 伊良部 仁, 黒田 梨絵, 荒木 来太, 伊川 泰広, 前馬 秀昭, 谷内江 昭宏 臨床血液 57 (8), 994-998, 2016

    ...また,膵炎発症と相関する粒子径が極めて大きいカイロミクロンの増加を認めなかったことから,膵炎発症に高TG血症の関与は乏しいと考えられた。ASPによる副作用として高TG血症の評価は必要であるが,高TG血症に対する治療介入ではASPによる膵炎発症を防ぐことはできないと考えられる。</p>...

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • 食後血糖改善薬アカルボースの食後脂質代謝におよぼす影響―テストミールAを用いた検討―

    小林 一貴, 竹本 稔, 石川 崇広, 岡部 恵見子, 大西 俊一郎, 栗林 伸一 糖尿病 58 (6), 381-387, 2015

    ...HbA1cおよび食後TGが有意に低下していた.また薬剤投与前の食後TGと,3か月間投与による食後TGおよび食後アポ蛋白B48(ApoB48)の変化量が有意な負の相関を示した.さらに薬剤投与前の食後TG≧150 mg/d<i>l</i>であった13名については,食後ApoB48がアカルボースにより有意に低下していた.本研究からアカルボースの食後高TG血症に対する改善作用が示され,その機序として食事由来のカイロミクロン...

    DOI Web Site 医中誌

  • コレステロールの腸管吸収機構

    池田 郁男, 加藤 正樹 Oleoscience 12 (3), 107-114, 2012

    ...小腸上皮細胞の小胞体に到達したコレステロールはACAT2により80%程度がエステル化されカイロミクロンに取り込まれ,リンパへと放出される。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献10件

  • 血中中性脂肪

    田代 操 日本食品科学工学会誌 57 (1), 55-55, 2010-01-15

    ...血液中の中性脂肪(トリアシルグリセロール,TG)濃度を血中中性脂肪値といい,測定試料に血清あるいは血漿を用いた場合,それぞれ血清中性脂肪値あるいは血漿中性脂肪値と呼ぶ.単位はmg/dlで表示する.TGは非極性脂質で水に全く溶けないため,血中ではリポタンパク質の成分として存在している.リポタンパク質は血中の脂質輸送体として機能しており,粒径と密度の違いから,カイロミクロン(CM),超低密度リポタンパク...

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 血管病の分子機構と治療戦略  3  RLPの炎症惹起作用の解明とその制御

    吉田 雅幸 日本薬理学雑誌 129 (3), 167-170, 2007

    ...近年,高レムナントリポタンパク血症が動脈硬化症の危険因子として注目されている.1980年代初頭より血漿中性脂肪値が独立した冠動脈疾患の危険因子であることが報告されているが,その後,中性脂肪に富むリポタンパク(TG-rich lipoprotein,TRL)の中でも腸管由来のカイロミクロンと肝臓由来のVLDLが部分的に水解されて生じるレムナントリポタンパク(RLP)が食後高脂血症の主体として動脈硬化症...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献33件

  • アポEノックアウトマウス血清リポタンパク質の脂質,タンパク質組成の分析

    竹嶋, 美夏子, 竹重, 佳央里, 原, 孝之, Takeshima, Mikako, Takeshige, Kaori, Hara, Takayuki 中村学園大学・中村学園大学短期大学部研究紀要 38 209-215, 2006-03-15

    ...アポEKO(アポEノックアウト)マウスの動脈硬化形成の機序を解明する目的で,アポEKOマウスの血清からカイロミクロン(CM)+超低密度リポタンパク質(VLDL),低密度リポタンパク質(LDL),高密度リポタンパク質(HDL)を分離精製し,それぞれの画分の脂質組成とタンパク質組成について正常マウスと比較し,以下の結果が得られた。...

    機関リポジトリ Web Site

  • Microsomal triglyceride transfer protein (MTP)阻害薬をラットに反復投与した際に認められた肝および小腸の変化

    宮崎 登志子, 久米 英介, 三輪 恵子, 鳥海 亙, 中山 裕之 日本トキシコロジー学会学術年会 33 (0), 75-75, 2006

    ...【緒言】 Microsomal triglyceride transfer protein(MTP)は肝臓や小腸の小胞体に存在し,トリグリセリドとアポBを結合させ,VLDLあるいはカイロミクロンとして放出させる因子として知られている.従ってMTP阻害作用を有する化合物は,VLDLやカイロミクロンの血中への放出を抑制することにより血中のトリグリセリド値を強力に下げる抗脂血薬として期待されている.今回,...

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  • 家族性リポ蛋白リパーゼホモ欠損症に合併した糖尿病の1例

    木内 由香, 花井 豪, 大屋 純子, 治部袋 佐知代, 田中 伸枝, 笠原 隆行, 稙田 太郎 糖尿病 49 (12), 947-951, 2006

    ...家族性リポ蛋白リパーゼ(LPL)ホモ欠損症に合併した糖尿病の1例を報告した.患者は49歳男性.30歳以前に急性膵炎を反復,2年前に糖尿病を発症,今回,血糖コントロール悪化のため入院した.インスリン4回法にて血糖改善したが,カイロミクロン(CM)血症を伴うトリグリセリド(TG)の著増(3,750 mg/d<i>l</i>)を認め,ヘパリン静注後の血漿LPL濃度の著減(<9 ng/m<i>l</i>)および...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献17件

  • 発疹性黄色腫―毛包一致性丘疹が多発した1例―

    竹尾 千景, 小宅 慎一, 竹村 卓也 西日本皮膚科 67 (3), 218-220, 2005

    ...血液検査ではトリグリセリド5495mg/dl,VLDL 4700mg/dl,カイロミクロン6480mg/dl,空腹時血糖314mg/dl,V型の高脂血症,糖尿病を合併していた。病理組織学的に毛包周囲に浸潤する組織球と泡沫細胞を認め,その周囲の真皮では上層から中層の膠原線維間にも泡沫細胞が浸潤していた。...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献15件

  • 著明なV型高脂血症を伴った発疹性黄色腫の1例

    馬渕 智生, 赤坂 江美子, 梅澤 慶紀, 太田 幸則, 飯塚 万利子, 松山 孝, 小澤 明 西日本皮膚科 66 (2), 135-137, 2004

    ...臨床検査では, 血清トリグリセリド 12080 mg/dl, 総コレステロール 1080 mg/dl, カイロミクロン (++), LDL 1900 mg/dl, VLDL 3500 mg/dl, グルコース 420 mg/dl, HbA<sub>1C</sub> 16.5%, 尿糖 (+++)。...

    DOI 医中誌 参考文献8件

  • α-トコトリエノールの体内動態

    鬼頭 志保, 尾林 麻理子, 山下 かなへ 一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集 55 (0), 162-162, 2003

    ...【目的】α-トコトリエノール(α-Toc3)は、小腸で吸収された後、カイロミクロン(Chy)によって肝臓に取り込まれる。しかし、α-トコフェロール輸送タンパク質(α-TTP)との低い親和性により、肝臓から組織への輸送は少なく、大半が尿中へ排泄されると考えられている。一方、当研究室では、これまでに皮膚および脂肪組織中に、α-Toc3が高濃度に取り込まれることを明らかにしている。...

    DOI

  • I型高脂血症を伴った小児発疹性黄色腫の1例

    濱田 洋, 寺崎 健治朗, 三好 逸男, 金蔵 拓郎, 神崎 保 西日本皮膚科 65 (3), 237-239, 2003

    ...血中トリグリセライド821mg/dl,カイロミクロン1628mg/dlと異常高値を示し,I型高脂血症と診断した。病理組織学的に真皮上中層に泡沫細胞の集塊を認めた。発疹性黄色腫と診断し,低脂肪食の指導と同時に高脂血症に対する薬物療法を開始したところ,1週後には皮疹は消退し始めた。...

    DOI 医中誌 参考文献14件

  • 血漿および脳中ビタミンK濃度の性による違い -肥満ラット(Minko rat)に関する研究(10)-

    武田 厚子, 平池 秀和, 初回 直樹, 上野 菜採, 今西 雅代, 武田 隆司, 武田 隆久, 玉井 浩, 木村 美恵子 微量栄養素研究 19 (0), 67-70, 2002-12-20

    ...脂溶性であるVKの吸収はリンパ系を介して行われ,十二指腸と空腸から吸収された後,カイロミクロンにより,目的臓器に運ばれるが,脂質吸収の障害をもたらす条件下では,VKの吸収も阻害されるなど,VKと脂質代謝は密接な関係にあることが報告されている5)。...

    DOI Web Site

  • 生薬および関連代謝調節薬

    奥田 拓道, 韓 立坤 日本薬理学雑誌 118 (5), 347-351, 2001

    ...また, リポタンパクの中で, 食事を通じてコントロールできるのはカイロミクロンである. そこで, 食事中の脂肪の腸管吸収を阻害することにより, カイロミクロンを低下させ, 肥満を予防するという戦略を立てたのである....

    DOI Web Site Web Site ほか2件 被引用文献5件 参考文献6件

  • 中性脂肪およびコレステロールの摂取がイヌの内因性脂質代謝に及ぼす影響

    佐川 真由美, 大木 富雄, 小野 憲一郎 Journal of Pet Animal Nutrition 2 (Supplement), 18-19, 1999

    ...TG投与では,血漿TG濃度は6時間後まで,リポ蛋白構成比ではカイロミクロンおよび超低比重リポ蛋白(VLDL)が2時間後に,低比重リポ蛋白(LDL)が4時間後に増加したが,血漿apoB-100濃度は変動しなかった。したがって,TG摂取時には,VLDLの分泌亢進ではなく脂質含有量の増加により,血漿中の内因性脂質が増加すると考えられた。...

    DOI

  • 閉経およびホルモン補充療法のレムナントリポ蛋白に及ぼす影響

    真田,光博, 中川,仁志, 児玉,一郎, 坂下,知久, 大濱,紘三 日本産科婦人科學會雜誌 50 (1), 23-28, 1998-01-01

    ...カイロミクロンや超低比重リポ蛋白の加水分解によって生ずるレムナントリポ蛋白は, トリグリセライド(TG)に富み, 動脈硬化の発生に関わっていることが知られている.本研究では, エストロゲンおよびプロゲストーゲンのレムナントリポ代謝への影響を明らかにすることを目的とした.未閉経女性20例, 閉経女性70例(手術閉経女性:30例, 自然閉経女性:40例)を対象とし、レムナントリポ蛋白の指標とされるレムナント...

    NDLデジタルコレクション 医中誌 参考文献29件

  • 乳び胸の簡便な早期診断法

    戸塚 実, 太田 浩良, 日高 宏哉, 奥村 伸生, 降旗 謙一, 勝山 努 Japanese Journal of Clinical Chemistry 24 (2), 101-105, 1995

    The ratios of triglycerides, esterified cholesterol, free cholesterol, and phospholipids between pleural effusion and serum produce useful information for the diagnosis of chylothorax in an early …

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献11件

  • 9年間の寛解中に乳糜胸を呈した悪性リンパ腫

    河内 康憲, 渡辺 礼香, 西原 利男, 内田 立身, 瀬津 弘順, 森 将晏 臨床血液 36 (11), 1311-1315, 1995

    ...胸水は乳糜様でカイロミクロンを181 mg/d<i>l</i>認めた。持続吸引で胸水は消失し11月に退院したが,乳糜胸の再発のため12月に再入院した。今回は持続吸引では消失せず,胸腔内にOK432 10 KEを2回投与し胸膜癒着にて消失し1995年3月に退院した。GaシンチやCT像で悪性リンパ腫の再発は認められなかった。...

    DOI PubMed 医中誌 被引用文献2件 参考文献14件

  • アロキサン糖尿ラットにおける血中脂質およびリポ蛋白値の変化

    有末 一隆, 内田 清久, 武内 望 Experimental Animals 43 (2), 217-226, 1994

    ...カイロミクロン, VLDL, IDL, LDLなどは増加したがHDLは逆に低下した。これらの変化はコレステロール飼料飼育群で更に顕著であった。糖尿ラットでは各リポ蛋白画分のトリグリセライド値は増加したが, コレステロール値の増加が著しく, 従ってトリグリセライドの割合は低下した。しかし, 燐脂質の割合はほぼ一定であった。...

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  • 塩酸マニジピンによる排液白濁をきたしたCAPD患者の1例

    加藤 明彦, 菱田 明, 中島 敏晶, 大竹 剛靖, 古谷 隆一, 新井 隆巳, 熊谷 裕通, 木村 正人, 金子 榮蔵 日本透析医学会雑誌 27 (8), 1185-1188, 1994

    A 51-year-old female patient on continuous ambulatory peritoneal dialysis noticed milky effluent 24 hours after her dosage of manidipine hydrochloride had been increased to 40mg/day. She had been on …

    DOI 医中誌 被引用文献1件

  • アロキサン糖尿ラットにおける血中脂質およびリポ蛋白値の変化

    有末 一隆, 内田 清久, 武内 望 Experimental Animals 43 (2), 217-226, 1994

    ...カイロミクロン, VLDL, IDL, LDLなどは増加したがHDLは逆に低下した。これらの変化はコレステロール飼料飼育群で更に顕著であった。糖尿ラットでは各リポ蛋白画分のトリグリセライド値は増加したが, コレステロール値の増加が著しく, 従ってトリグリセライドの割合は低下した。しかし, 燐脂質の割合はほぼ一定であった。...

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  • 重症成人アトピー性皮膚炎患者の血清脂質値,過酸化脂質値およびSOD誘導能

    丹羽 靭負, 飯沢 理, 赤松 浩彦 日本皮膚科学会雑誌 103 (2), 117-, 1993

    ...生体の主たる活性酸素消去酵素であるsuperoxide dismutase(SOD)誘導能を測定した.結果は,入院患者の83%が13~30歳の年齢層に集中し,更にその90%以上が大都市在住の患者であり,皮疹の形態は,肥厚・苔癬化が強く,結節性年疹を全身に合併したものが多く,また,5%の白内障の合併が認められ,全例が治療に抵抗した重症型であった.検査結果は,成人AD患者では低比重のリポ蛋白(VLDL,カイロミクロン...

    DOI 医中誌 被引用文献2件

  • 高脂血症を合併し膵炎発作を繰り返した慢性膵炎の一例

    浅川 義夫, 広石 和正, 舩冨 等, 八田 善夫, 坂元 修, 竹内 治男 昭和医学会雑誌 52 (1), 109-112, 1992

    ...高脂血症を合併し, 膵炎発作を繰り返した慢性膵炎の一例を報告した.症例は56歳, 男性.心窩部痛, 左季肋部痛を主訴に来院し, 血中, 尿中膵酵素の上昇とともに血中コレステロール, 中性脂肪高値を指摘され入院となる.症例はアルコール多飲者であり, 同様の症状を数回経験しており, 4年前には某医より高脂血症を指摘されている.入院時のリポ蛋白分画ではカイロミクロン, pre-βリポ蛋白が増加しており,...

    DOI 医中誌

  • 糖尿病におけるカイロミクロンレムナントの代謝異常

    朴 明俊, 梁田 敦子, 小沼 富男, 筒井 理裕, 落合 滋, 武部 和夫 The Journal of Japan Atherosclerosis Society 16 (1), 59-62, 1988

    It is well recognized that chylomicron remnant is a risk factor for the development of atherosclerosis. We demonstrated in previous study that Chylomicron remnant was abnormaly accumulated in …

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  • コレステロール負荷うさぎの血清脂質レベルに及ぼすウーロン茶の影響

    大鶴 勝, 西村 公雄, 牧田 登之, 荒井 昌彦, 角田 隆巳 日本家政学会誌 39 (1), 67-70, 1988

    ...0.5%コレステロール負荷うさぎを用いてウーロン茶の血液成分に与える影響を検討した.コレステロール食と水を与えたものは, 基本食に水を与えたものより, いずれも脂質代謝関係 (総脂質, トリグリセリド, リン脂質, 総コレステロール, 遊離コレステロール, 遊離脂肪酸, カイロミクロン, VLDL, LDL, HDL, 過酸化脂質) の値が高かった.コレステロール負荷うさぎにウーロン茶を投与したものは...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献3件

  • 妊娠ラットにおける脂質およびリポ蛋白代謝

    吉岡,保, 本山,洋明, 山崎,史行 日本産科婦人科學會雜誌 38 (3), 311-316, 1986-03-01

    ...その結果、SHR、Wistar両群とも妊娠時にはカイロミクロン、VLDL画分中の中性脂肪の増加が特に著明であり、血清中性脂肪濃度はWistarで8.9倍、SHRでは13.0倍にも増加した。またAtherogenicIndexもWistarで0.92、SHRでは2.54とSHRが有意に高値をしめした。...

    NDLデジタルコレクション 医中誌

  • 脂質代謝異常を伴ったWeber‐Christian病の1剖検例

    加藤 光敏, 加々美 明彦, 多田 紀夫, 石川 俊次, 永野 允, 中村 治雄 日本内科学会雑誌 74 (1), 54-61, 1985

    ...FFAの調節機構は保たれていた. post heparin lipolytic activity (PHLA)は1.6FFAμmol/ml/h (正常者7.0FFAμmol/ml/h)と低下し,さらに脂肪負荷試験ではK<sub>2</sub>=0.0185% (正常K<sub>2</sub>=2.60±0.52%:mean±SD.)と顕著な低下を認め,本症例にTG-richリポ蛋白であるVLDL,カイロミクロン...

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • ヘパリン静注後血しょうリパーゼとカイロミクロンとの反応異常がみられた高中性脂肪血症の1例

    平良 真人, 白井 厚治, 森崎 信尋, 斉藤 康, 熊谷 朗, 松岡 信夫, 上村 重明 日本内科学会雑誌 72 (6), 796-802, 1983

    ...妊娠中に高度の中性脂肪血症をきたし,膵炎を合併し流産に至つた28才,女性につきリポ蛋白画分の性状,ヘパリン静注後血漿リパーゼ活性,更にエストロジェン負荷試験を行ない,若干の知見を得たので報告する.リポ蛋白分画では,カイロミクロンと超低比重リポ蛋白の増加がみられ,高脂血症V型を呈した.カイロミクロンの脂質組成は変化なかつたが,巨大なカイロミクロンの存在がみられた.精製牛ミルクリポ蛋白ジパーゼによる患者...

    DOI Web Site Web Site ほか1件

  • 症例 Chronic primarychyropericardiumの1例

    飯田 要, 山口 徹, 小川 剛, 杉下 靖郎, 伊藤 巌, 蘇原 泰則, 三井 清文, 松本 邦彦, 秋貞 雅祥, 小形 岳三郎 心臓 14 (1), 97-103, 1982

    ...primary chylopericardiumはきわめてまれな疾患で病因についていまだ定説を認めないが,特徴は心膜内にSudan III色素で赤染する脂肪球を多量に含む乳白色の心膜液貯留がみられることである.この心膜液はトリグリセライド高値,カイロミクロン陽性を示す.われわれは約40年におよぶ長期経過をとる1症例を経験した.14歳ころより易疲労感を訴えたが,心拡大以外に特別な異常を認められなかった...

    DOI 医中誌

  • カイロミクロンの肝細胞での脂肪酸合成に及ぼす影響

    小泉 順二, 渡辺 彰, 若杉 隆伸, 多々見 良三, 上田 幸生, 上田 良成, 亀谷 富夫, 羽場 利博, 伊藤 清吾, 馬渕 宏, 竹田 亮祐 The Journal of Japan Atherosclerosis Society 7 (4), 709-713, 1980

    Dietary fatty acids are incorporated into chylomicrons and the chylomicron triglycerides are degraded by the action of lipoprotein lipase. The resultant particles, remnants, are selectively …

    DOI Web Site 医中誌

  • 腹水カイロミクロンの分析

    山田 信博, 村勢 敏郎, 赤沼 安夫, 板倉 弘重, 小坂 樹徳 The Journal of Japan Atherosclerosis Society 8 (2), 365-367, 1980

    A patient with nephrotic syndrome and morbus Kimura (eosinophilic granuloma) showed chylous ascites. Ascites chylomicron was analyzed and further subjected to study the substrate specificity of …

    DOI Web Site 医中誌

  • SII-4 4. 脂質代謝の電顕オートラジオグラフィ

    水平,敏和 日本組織細胞化学会総会プログラムおよび抄録集 57-, 1977-10-20

    ...トリグリセリド, カイロミクロンの吸収過程の検討は比較的固定され易い。短鎖トリグリセリド(オクタノイック酸)は脂肪滴として見ることはむずかしいが, ARGで追跡するとよくわかる。長鎖トリグリセリドは容易に吸収過程を見ることができ, 小脂肪滴内に現像銀のとりこみをみる。ARGの効果も著しい。(1)-c : 凍結乾燥切片法はGl・Os混合固定後行い得る。...

    NDLデジタルコレクション

  • 慢性再発性膵炎を合併した高カイロミクロン血症の1例

    山田 志郎, 太田 正之, 中井 継彦, 馬渕 宏, 竹田 亮祐, 倉西 久雄 日本内科学会雑誌 63 (6), 566-571, 1974

    ...がみとめられないので,膵炎はむしろ高カイロミクロン血症の結果惹起されたものと考えられた.治療として,カイロミクロン形成をおさえ血中中性脂肪を可能な限り低値に維持するため,食餌性脂肪の制限の他,中鎖脂肪酸の中性脂肪投与を試み,一定の効果がみとめられた....

    DOI Web Site Web Site ほか2件

  • 実験的家兎黄色腫の電子顕微鏡的研究

    佐藤 信輔 日本皮膚科学会雑誌 82 (11), 1061-, 1972

    ...lucent vacuole内やコレステロール針状結晶内には遊離のコレステロールは認められなかった.また空胞にはライソゾームが関与していた.泡沫細胞内,結合織間,血管周囲,血管壁に1,000~2,800A大の脂質滴を認めた.肝Kupffer細胞にコレステロール投与後に多数の胞飲小胞,被覆小胞を認め,またライソゾーム内に空胞やコレステロール結晶を認めた.末梢血のリンパ球に円柱状結晶を認めた.黄色腫の泡沫細胞はカイロミクロン...

    DOI Web Site 医中誌

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