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検索結果 3,897 件

  • 光触媒特性を示す酸化鉄の分子状ナノ粒子合成

    劒 隼人 ホソカワ粉体工学振興財団年報 31 (0), 103-106, 2024-05-31

    ...酸の変換に関わる光触媒特性を見出した.特に鉄塩とカルボン酸から生じるカルボキシラート配位子を有するオキソ架橋多核鉄錯体が光触媒反応における触媒活性種となり,光照射によりカルボン酸が脱炭酸を起こし,生じる有機ラジカルが不飽和炭化水素に対して付加反応を起こすことで,新たな有機合成反応に展開できることを明らかにした....

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  • アクリル酸ダイマービスマス錯体のラジカル重合による透明X 線遮蔽性材料の合成

    落合文吾, 菊田航平, 松村吉将, 堀越裕, 古川喜久夫, 宮本美幸, 西村喜男 ネットワークポリマー論文集 45 (3), 136-, 2024-05-10

    ...<p>トリフェニルビスムチンとアクリル酸ダイマーである2-カルボキシエチルアクリレート(2CEA)の反応により,重合性のカルボン酸ビスマス錯体(BiCEA)と2CEA の液状の混合モノマーを調整し,その直接光硬化を行ったところ,透明で可視光透過性が高いpoly(BiCEA-co-2CEA)の架橋フィルムが得られた。ポリマー中のビスマス含量は最大30.7 wt% であった。...

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  • MC1R作動薬MT-7117(dersimelagon phosphoric acid)の創製

    山元 康王, 佐藤 篤史, 諸熊 賢治, 宮代 昌彦, 鈴木 毅 MEDCHEM NEWS 34 (2), 74-79, 2024-05-01

    ...多くの試行錯誤の結果、「カルボン酸の導入」「ピロリジン環へのF原子導入」「イミダゾールアミドから三級アミドへの変換」のブレイクスルーを経て<b>MT-7117</b>を見出した。本剤は2024年4月現在、EPPおよびX連鎖性プロトポルフィリン症(XLP)に対して国際共同第3相臨床試験を、全身性強皮症(SSc)では第2相臨床試験を実施中である。...

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  • 液状活性炭注入による黒ボク土中PFAS安定化技術のISO21675を用いた評価

    山﨑 絵理子, 谷保 佐知, 羽成 修康, 三木 芳恵, 金子 蒼平, 山下 信義 分析化学 73 (1.2), 31-37, 2024-01-05

    ...の拡散を防止できるかどうかをライシメータ浸出水中PFASの多成分分析により評価した.その結果,短期間の試験結果ではあるが,液状活性炭注入技術により多くのPFASについて土壌中安定化効果の可能性が示唆された.また,吸着剤の性能だけではなく,土壌中での吸着剤の分散過程がPFASの吸着・安定化に影響することも明らかになった.粒子吸着性の高いペルフルオロスルホン酸類(PFSA)と水溶解性の高いペルフルオロカルボン...

    DOI Web Site 参考文献8件

  • 皮膚の保湿におけるグリセリンと天然保湿因子の併用効果についての研究

    野々部 瑛, 前田 航佑, 村島 健司 日本化粧品技術者会誌 57 (4), 343-349, 2023-12-20

    ...組み合わせる保湿剤には天然保湿因子(NMF)である尿素,乳酸ナトリウム,ピロリドンカルボン酸ナトリウムを用いた。保湿剤水溶液を皮膚に作用させた際の角層水分量の増加量(⊿角層水分量)を静電容量法にて測定することで保湿効果を評価した。その結果,NMFの1つである尿素にグリセリンを組み合わせることで相乗的に保湿効果が向上することを見出した。</p>...

    DOI Web Site 参考文献10件

  • ビスマス含有モノマーのラジカル重合による機能性ネットワークポリマーフィルムの合成

    松村 吉将, 落合 文吾 ネットワークポリマー論文集 44 (6), 286-293, 2023-11-10

    ...本総合論文では,カルボン酸ビスマス(III)や芳香族ビスムチン構造を安定なビルディングブロックとして活用した例として,メタクリル酸ビスマス(III)およびスチリルビスムチン類のラジカル重合に基づくビスマス含有ネットワークポリマーの合成について紹介する。また,得られたポリマーの屈折率,X 線遮蔽性,フォトクロミズムなど,ビスマスに由来する機能性についても述べる。</p>...

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  • 赤外分光法を用いた重質炭化水素の平均分子構造パラメーターの推算

    麓 恵里, 佐藤 信也, 森本 正人 Journal of the Japan Petroleum Institute 66 (6), 231-237, 2023-11-01

    ...炭素芳香族性,芳香族炭素に対する末端メチル基のモル比,メチル基とメチレン基の和に対するメチル基のモル比,ケトンとカルボン酸の酸素含有量等のパラメーターの推算式を,石炭,アスファルテン,モデル化合物等の様々な試料のIRスペクトルや水素/炭素比を用いて決定した。</p>...

    DOI Web Site Web Site 参考文献13件

  • 金または金を含む複合触媒を用いるバッチまたはフロー反応器中でのグリセロールの液相酸化反応

    三村 直樹 Journal of the Japan Petroleum Institute 66 (6), 195-207, 2023-11-01

    ...本研究において,グリセロールを原料にして得られる生成物はカルボン酸類であり,高付加価値 · 高機能な分子として期待される。反応は,バッチ式反応器とフロー式反応器の両者を用いて行った。特に,フロー式反応器に適した触媒の開発に重点を置き,高活性と長寿命を両立する触媒を見出した。...

    DOI Web Site 参考文献37件

  • ベンゾチオフェンおよびジベンゾチオフェン誘導体の酸化における構造と反応性の相関

    村田 聡, 中井 太一, 畠山 賢彦, 砂田 聡 Journal of the Japan Petroleum Institute 66 (5), 142-148, 2023-09-01

    ...一方,実際の酸化反応結果では,過カルボン酸やベンゼン環を有する有機過酸化物のようなかさ高い酸化剤を用いると基質転化率の低下につながった。これは,メチル基による立体障害により活性種のアプローチが阻害された結果と考えられる。</p>...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献2件 参考文献20件

  • 新規MC1R作動薬MT-7117(dersimelagon phosphoric acid)の創製

    佐藤 篤史, 山元 康王, 諸熊 賢治, 宮代 昌彦, 鈴木 毅 MEDCHEM NEWS 33 (3), 122-126, 2023-08-01

    ...筆者らは、最適化における試行錯誤の中で、「カルボン酸の導入」「フッ素原子の導入」および「3級アミド化合物への変換」により、強力なアゴニスト活性を有し、薬物動態および安全性に優れる<b>MT-7117</b>(dersimelagon phosphoric acid)の創製に成功した。...

    DOI 医中誌

  • 落葉分解に関与するクロサイワイタケ科菌類の代謝多様性

    大園 享司, 田渕 航平, 長谷川 元洋, 広瀬 大 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 491-, 2023-05-30

    ...バイオログ社のエコプレートに接種したところ、これら菌株は多様な炭水化物、アミノ酸・アミン、カルボン酸、高分子の利用能力を有していた。クロサイワイタケ科の属と産地は、代謝活性の多様性と炭素源の利用速度に大きく影響した。菌株間にみられた炭素利用の差異は、特に気候的要因(年平均気温、降水量、最大積雪深)と関連することが示された。...

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  • エチレン製造装置の蒸留塔リボイラーのファウリング付着物の分析と分子構造解析

    麓 恵里, 柿沼 敏弘, 鷹觜 利公 化学工学論文集 49 (2), 23-27, 2023-03-20

    ...付着物は,1,3-ブタジエンとイソブテンから構成される分子構造と推定された.この分子構造の<sup>13</sup>C化学シフトをChemDrawで推定した結果,<sup>13</sup>C-NMRスペクトルの分布とおおむね一致した.装置A, Bの脱プロパン塔付着物の分子構造は,シクロアルケンのポリマーと推定された.装置A, B, Cの脱ブタン塔の付着物の分子構造は,シクロペンタジエンと,ケトンおよびカルボン...

    DOI Web Site 参考文献2件

  • C–H結合の活性化を経る環境調和型有機分子変換のためのルテニウム触媒系の開発

    三浦 大樹, 宍戸 哲也 Journal of the Japan Petroleum Institute 66 (1), 8-14, 2023-01-01

    ...さらに,均一系のルテニウム錯体触媒による芳香族カルボン酸や芳香族アミドに含まれる不活性なC(sp<sup>2</sup>)–H結合のアルキン,アルデヒド,ケトン,イミンなどへの付加環化反応を利用した複素環化合物の一段階構築手法についても併せて紹介する。</p>...

    DOI Web Site 参考文献22件

  • アスファルト改質材への廃PETアップサイクルに関する検討

    柏木 啓孝, 垣内 宏樹, 白井 英治 土木学会論文集E1(舗装工学) 78 (2), I_31-I_40, 2023

    ...伴う環境汚染が社会問題となっており,その有効なリサイクル手法のひとつとしてアスファルト舗装への適用が注目されている.本検討では主要廃プラの一つであるものの,極めて高い融点と低いアスファルト親和性によりアスファルト舗装への適用方法が限られていたポリエチレンテレフタレート(PET)に着目し,アスファルト改質材として廃PETをアップサイクルする検討に着手した.検討の結果,廃PETを特定のアルコールおよびカルボン...

    DOI Web Site 参考文献9件

  • 肥満型NAFLDにおける肝ミトコンドリア輸送担体の発現変化

    濱田 和真 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 44 (0), 1-C-P-J2-, 2023

    ...53種類のメンバーから構成され、その多くは内膜を介した物質透過を担うミトコンドリアトランスポーターSLC25ファミリーの中では、近年NAD+を取り込むことでミトコンドリアにおけるNAD+ホメオスタシス維持に中心的役割を果たすことが明らかとなったSLC25a51(Nature 2020, 588)、ジカルボン酸キャリアSLC25a10の上昇が見られた。...

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  • 環境化学物質によるヒストン修飾を介した遺伝子発現調節

    伊藤 昭博 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), S8-2-, 2023

    ...これらのリジンアシル化の少なくとも一部は、脂肪酸などの生体内のカルボン酸がアシルCoAを介してリジン残基のεアミノ基に付加されることによって引き起こる。我々は、食事等により様々な化合物を日々に摂取しており、その中にはカルボン酸も含まれる。これら非意図的に摂取している生活環境由来のカルボン酸も、内在性の脂肪酸などと同様にヒストンに修飾し、遺伝子発現変化を誘導する可能性がある。...

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  • アゾジカルボンアミドの <i>in vivo</i> 遺伝毒性評価

    磯 貴子, 村田 康允, 広瀬 望, 馬野 高昭, 重田 善之, 長谷川 彩由香, 堀端 克良, 六鹿 元雄, 杉山 圭一, 広瀬 明彦, 増村 健一, 松本 真理子 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), P3-294-, 2023

    <p>Azodicarbonamide (ADC) is widely used in manufacturing and also in food-processing in some countries. The use of ADC for foodstuffs including additive and packages has been suspended in EU. This …

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  • アキラルなカルボン酸からキラルなα-アミノ酸へ

    六車 共平 ファルマシア 59 (2), 148-148, 2023

    生体の構成成分であるキラルアミノ酸は,医薬品や天然物の合成における不斉源として重宝される.また,医薬品(ペプチド医薬など)に非天然アミノ酸を組み込むことで,薬理活性や代謝安定性など機能面の向上が図られる.そのため,キラルアミノ酸は薬学的にも重要な合成素子である.今回,キラル金属触媒を用いた非天然α-アミノ酸の不斉合成法がYeらにより報告されたので,本稿で紹介する.<br>なお,本稿は下記の文献に…

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  • ペル及びポリフルオロ化合物(PFAS)の環境曝露によるリスク評価の現状と課題

    広瀬 明彦 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), S26-4-, 2023

    ...国際的にもストックホルム条約においてPFOS(2010)、PFOA(2019)、PFHxS(2022)が次々に廃絶に向けて合意されており、現在は長鎖ペルフルオロカルボン酸(PFCA)へと拡大してきている。また、欧州では、2020年以降に飲料水の基準や環境品質の規準値として20種以上のPFAS規制を開始している。...

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  • Ni/SiO<sub>2</sub>によるピログルタミン酸からピログルタミノールへの水素化

    金田 玲奈, 菅沼 学史, 辻 悦司, 片田 直伸 Journal of the Japan Petroleum Institute 65 (5), 192-199, 2022-09-01

    ...触媒表面上に吸着したカルボキシ基の構造と反応性を調べるためにin situ FTIR分析を行い,酢酸をカルボン酸の単純モデル化合物として用いた。Ni/SiO<sub>2</sub>上で酢酸が開裂後,SiO<sub>2</sub>表面に吸着し,単座シリルエステル種が生じた。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献24件

  • マグネシウムおよびカルシウムなどのアルカリ土類金属-EDTA錯体の配位数と配位座数

    野口, 大介 日本科学教育学会研究会研究報告 36 (6), 59-64, 2022-06-04

    大学における分析化学実験では,配位数6のカルシウムイオンCa2+にエチレンジアミン四酢酸イオン(EDTAアニオン)が六座配位子としてキレートした錯体の化学構造が示されることが多い.しかし,そうした構造であることの根拠となる学術論文は引用されておらず,文献によっては異なる構造が示されている.そこで,本研究ではアルカリ土類金属イオンをキレート配位したEDTA錯体の結晶構造を報告した研究論文を文献調査…

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  • マグネシウムおよびカルシウムなどのアルカリ土類金属-EDTA錯体の配位数と配位座数

    野口 大介 日本科学教育学会研究会研究報告 36 (6), 59-64, 2022-06-04

    <p>大学における分析化学実験では,配位数6のカルシウムイオンCa<sup>2+</sup>にエチレンジアミン四酢酸イオン(EDTAアニオン)が六座配位子としてキレートした錯体の化学構造が示されることが多い.しかし,そうした構造であることの根拠となる学術論文は引用されておらず,文献によっては異なる構造が示されている.そこで,本研究ではアルカリ土類金属イオンをキレート配位したEDTA錯体の結晶構造…

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  • カルボニルと水酸基の定量

    佐藤 信也 日本エネルギー学会機関誌えねるみくす 101 (1), 128-133, 2022-01-20

    ...これらの形態の中でも分子の極性への影響の大きいカルボニル,特にケトン及びカルボン酸,を赤外分光分析法で,また水酸基をトリフルオロ酢酸無水物でアセチル化した後<sup>19</sup>F-NMRで定量する方法を紹介する。 </p>...

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  • 二元機能担持Ru触媒によるアミノ酸合成

    宍戸 哲也, 齋藤 嗣朗, 三浦 大樹 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2022 (0), 18-, 2022

    ...<p>バイオマス由来のカルボン酸であるグリセリン酸を基質としたアミノ酸(アラニン)の合成に有効な触媒の検討を行った。Ru/TiO<sub>2</sub>触媒がその酸と金属の二元機能を用いることでアラニンを高収率で与えることを見出した。...

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  • 長鎖アルキルジアミド型低分子オイルゲル化剤の分子構造と溶液物性

    東海 直治, 懸橋 理枝 Oleoscience 22 (11), 555-562, 2022

    ...本稿では,長鎖アルキルジアミド型低分子オイルゲル化剤(2つのタイプのゲル化剤;ジカルボン酸アミドアミン型オイルゲル化剤,及び非対称ジアミド型オイルゲル化剤)の様々な油に対するゲル化能,及びアルキル基や親油基などの分子構造と溶液物性との関係について紹介する。</p>...

    DOI Web Site 参考文献9件

  • 反応熱分解ガスクロマトグラフィーによる和式カーペット“油団”中の乾性油の分析

    石田 康行 Oleoscience 22 (8), 381-387, 2022

    ...この方法により油団を測定した結果,スベリン酸やアゼライン酸などのジカルボン酸のジメチルエステルが特徴的な成分として検出された。さらに,加熱処理して硬化させたえごま油,及び油団のモデル試料の測定を通じて,それらのジカルボン酸成分が,えごま油の酸化反応を経て形成された3次元ネットワーク構造から主に切り出されていることを実証した。...

    DOI Web Site 参考文献12件

  • 摺動部の通電による脂環式カルボン酸減摩効果の向上

    紺谷 和史, 宮本 隆之介, 呂 仁国, 川田 将平, 谷 弘詞, 小金沢 新治, 多川 則男 IIP情報・知能・精密機器部門講演会講演論文集 2022 (0), IIP2R3-H09-, 2022

    <p>The reduction of friction and wear in sliding parts is an eternal topic in tribology. Among the various additives tried, alicyclic carboxylic acid has attracted attention because it has shown the …

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  • 有機リン触媒を利用した連続的縮合反応による2-アミドピリジン合成

    軽尾 友紀子 ファルマシア 58 (5), 468-468, 2022

    ...アミド誘導体の1つである2-アミドピリジン1は有用なファーマコフォアとして知られている.一般的に1の合成は,カルボン酸2とアミン3の縮合と,生成したアミドとピリジン<i>N</i>-オキシド4との縮合により達成される.2と比較し,アミドの活性化には強力な求電子剤を必要とするため,同一反応系でこれらの縮合反応を連続して行うのは困難であった.Radosevichらは有機リン触媒を用いたレドックスニュートラル...

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  • 生物学的製剤使用中の重症気管支喘息において増悪の原因としてニューモシスチス肺炎が考えられた1例

    武田 和也, 角 俊行, 長久 裕太, 松浦 啓吾, 関川 元基, 渡辺 裕樹, 山田 裕一, 中田 尚志 道南医学会ジャーナル 5 (1), 7-10, 2022

    ...2020年5月よりフルチカゾンフランカルボン酸/ビランテロール吸入、モンテルカスト、レボセチリジン、プレドニゾロン5mg に加え、メポリズマブを開始したところ、コントロールは良好になった。しかし、2021年4月より、咳嗽を中心とした気管支喘息の増悪、微熱の持続のため入院した。CT で気管支肺炎像を認めたため、一般細菌感染による増悪と診断し、抗菌薬、メチルプレドニゾロンで治療を開始した。...

    DOI 医中誌

  • 食品添加物に特化した限定エクスポソーム研究

    伊藤 昭博 日本毒性学会学術年会 49.1 (0), W4-1-, 2022

    ...これらのリジンアシル化修飾の少なくとも一部は、脂肪酸などの生体内のカルボン酸が生体内化学反応を介してリジン残基のεアミノ基に付加されることによって引き起こる。一方、リジン残基に修飾されるカルボン酸は、生体内に存在する内在性のカルボン酸のみであろうか?我々は、食事とともに様々な化合物に日々暴露されている。その代表的な化合物が食品添加物である。...

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  • バイオ由来のジアミンを用いたポリイミドの合成と ネットワークポリマーへの応用

    高田 健司, 金子 達雄 ネットワークポリマー論文集 42 (6), 243-250, 2021-11-10

    ...得られたジアミンは各種テトラカルボン酸二無水物との反応によりバイオ由来ポリイミドへ変換することが可能であり,バイオプラスチックの中でも最高レベルの耐熱性を示した。当該バイオ由来ポリイミドの側鎖がエステル基を有しているという特徴を活かして,アルカリ金属水溶液による処理を施すことで,バイオ由来ポリイミドへ水溶性を付与することに成功した。...

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  • ネットワークポリマーの酸化的脱架橋

    木原 伸浩 ネットワークポリマー論文集 42 (6), 236-242, 2021-11-10

    ...<p>ジアシルヒドラジンは熱的にも化学的にも安定な官能基であるが,次亜塩素酸ナトリウムのような非天然の酸化剤によって速やかにカルボン酸まで酸化分解する。そのため,ジアシルヒドラジンを架橋部位としてもつネットワークポリマーは,使用中は天然の刺激によって分解せず,高い耐熱性,耐薬品性,耐候性を持たせることができるが,使用後に次亜塩素酸ナトリウムによって直ちに脱架橋させることができる。...

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  • 電気化学検出HPLCによる食品中の機能性成分の定量分析

    小谷 明, 宮口 裕二, 宮下 尚人, 楠 文代, 高村 喜代子, 袴田 秀樹 分析化学 70 (7.8), 415-426, 2021-07-05

    ...<p>電気化学検出HPLC(HPLC-ECD)の特異性と感度を活かして,様々な食品中の機能性成分の定量分析法を開発した.グラッシーカーボン電極上でのアノード電流を計測するHPLC-ECDは,茶飲料中のカテキン類や豆乳中のイソフラボン類の定量法として確立した.さらに,ホウ素ドープダイヤモンド電極を利用したHPLC-ECDは,食肉中のコレステロールの定量法として確立した.電極不活性な物質でもカルボン酸のような...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献44件

  • チオールとアルコールから直接チオエステルを作る!

    山田 強 ファルマシア 57 (8), 770-770, 2021

    ...チオエステルは様々な抗菌薬や天然物などの部分構造であるとともに,タンパク・糖代謝,脂肪酸の生合成など生体内酵素反応の鍵となる官能基である.しかし,その化学合成の主たる手法は,活性化剤あるいは触媒存在下,過剰量のカルボン酸無水物や酸塩化物を使用したチオールのアシル化反応であり,反応後の廃棄物や副生成物が少ない方法論の開発が望まれていた.今回Milsteinらは,ピンサー型ルテニウム(Ru)錯体(Ru-I...

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  • 食品中カルボン酸によるリジンアダクトエクスポソーム

    伊藤 昭博 日本毒性学会学術年会 48.1 (0), W2-2-, 2021

    ...これらのアシル化修飾は、脂肪酸などの生体内のカルボン酸が生体内化学反応を介してリジン残基のεアミノ基に付加されることによって引き起こるが、リジン残基に付加されるカルボン酸は、生体内に存在する内在性のカルボン酸のみであろうか? 我々は、食品とともに日々様々な化合物に暴露されており、その中にはカルボン酸も含まれる。...

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  • 触媒的ペプチド合成の最前線

    石原 一彰 ファルマシア 57 (9), 804-809, 2021

    ...ペプチド合成法の歴史は一世紀以上にわたるものであり,その膨大な年月が縮合剤の開発に費やされてきた.しかし,縮合剤の使用は大量の廃棄物を産む致命的な欠点があり,研究のゴールにはなり得ない.近年、カルボン酸とアミンの触媒的脱水縮合法やエステルとアミンの触媒的交換法などの研究が進展し,ペプチド合成法へと展開しつつある.本稿ではペプチド合成を指向した触媒的アミド縮合・交換法の最近の進歩について概説する....

    DOI 医中誌

  • 安価で安定な固体試薬を用いた酸化的フッ素化によるフッ化アシルの合成

    中嶋 龍 ファルマシア 57 (9), 854-854, 2021

    ...可能であるが,CsSO<sub>4</sub>Fを用いる手法では試薬の用時調製が,タングステン触媒存在下で<i>N</i>-フルオロベンゼンスルホンイミド(NFSI)を用いる手法では紫外線照射が必要であった.最近Liang,柴田らは,カルボン酸2,アルデヒド3およびアルコール4を安価で安定な固体試薬によりフッ化アシル1へ変換する新たな手法を開発したので本稿で紹介する....

    DOI 医中誌

  • 環状ペプチド天然物の全合成創薬研究

    土井 隆行 ファルマシア 57 (9), 832-836, 2021

    ...環状ペプチド、および一部ヒドロキシカルボン酸を構成成分にもつ環状デプシペプチドは、構造多様性に優れ、中には強力な生物活性を示す様々な新規天然物が単離・構造決定されている。本稿では、3つの環状ペプチド天然物(α―アマニチン、テイクソバクチン、アプラトキシンA)について全合成を基軸とした創薬研究紹介をする。...

    DOI 医中誌

  • 脂肪酸を撥水剤として用いた都市ごみ焼却飛灰に対する撥水処理法の検討

    秋野 友香, 加世田 大雅, 徳元 佑利子, 伊藤 秀嶺, 蜂谷 敏樹, 小川 熟人, 小池 裕也 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 32 (0), 421-, 2021

    ...溶出抑制効果は重金属ごとに異なったが、オレイン酸、リノール酸、カルボン酸において概ね高い効果を得られた。また、粘度が高い撥水剤において、比較的高い溶出抑制効果を得られる傾向があった。</p>...

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  • 2-17 環境調和型相変化材料の開発

    嶋田 仁, 谷 篤史, 山田 萌恵, 綱島 克彦, 菅原 武 日本エネルギー学会大会講演要旨集 29 (0), 42-43, 2020-07-29

    <p>Utilization of unused thermal energy is important for the development of sustainable society. Semiclathrate hydrate (SCH), consisting of hydrogen bonded water molecules and guest substances like …

    DOI

  • <i>Pseudomonas putida</i> 由来DpkA の耐熱化と<i>N-</i>メチル-L-フェニルアラニン合成への応用

    村松 久司, 松井 祐士, 岡田 凌, 山川 匠, 山本 浩明, 永田 信治 ビタミン 94 (7), 382-392, 2020-07-25

    ...DpkAは<i>N </i>-メチル-L-アミノ酸デヒドロゲナーゼと1-ピペリデイン-2-カルボン酸/1-ピロリン-2-カルボン酸レダクターゼ活性を持つ.DpkAは医薬品のキラルビルディングブロックとして役立つ<i>N </i>-メチル-L-アミノ酸やL-ピペコリン酸の生産に有用である.DpkAを用いてこれらの化合物の工業的合成法を構築するために,エラープローンPCRによるDpkAの耐熱化を行った...

    DOI Web Site

  • 〈Original Papers〉ホタテ貝殻を原料とする高吸収型カルシウム食品の人工胃液試験法による溶解性評価

    鈴木, 高広, 坂本, 勝, 田端, 宣彦, 沖野, 圭修 近畿大学生物理工学部紀要 (43) 1-20, 2020-03-31

    ...粉末,炭酸カルシウム剤)の溶解性とpHの変化を解析した.その結果,微細粒子状のクエン酸カルシウムは大粒子状のクエン酸カルシウムや炭酸カルシウム剤よりも分散性や溶解性が高いことが判明した.また,苦味を呈するNano-CAL(b)の溶解性がもっとも高く,次いで酸味型Nano-CAL(α)の溶解性が高く,無味型のNano-CAL(n)は溶解性が低いことが分かった.これらの結果から,製剤粒子中のCaイオンとカルボン...

    機関リポジトリ

  • 酸素官能基をもつ液体脂肪族化合物のO K端XANES

    飛田 有輝, 村松 康司 X線分析の進歩 51 (0), 211-221, 2020-03-31

    ...<p>炭素材料の酸化状態分析に必要なO K端XANESのデータベースを拡張するため,様々な酸素官能基をもつ液体脂肪族化合物のO K端XANESを測定し,第一原理計でXANESを解析した.アルコール,エーテル,ケトン,アルデヒド,カルボン酸,エステルがもつ酸素官能基のO K端XANESは,他の固体脂肪族化合物や芳香族化合物に結合する酸素官能基のXANESと概ね一致した.ただし,カルボニル炭素が<i>sp...

    DOI

  • いわゆる健康食品からのデスカルボンシルデナフィルの同定及びPDE5阻害活性の評価

    市川 瑶子, 中嶋 順一, 吉川 晶子, 石澤 不二雄, 西山 麗, 岸本 清子, 植村 望美, 佐藤 美紀, 鈴木 仁, 猪又 明子, 中江 大, 東屋 功, 本田 克也, 守安 貴子 食品衛生学雑誌 61 (1), 34-40, 2020-02-25

    ...状の製品を検査したところ,LC-UVおよびタンデム質量分析によりデスカルボンシルデナフィルと推定されるピークを検出した.これを単離し,LC-QTOF-MS,NMRおよび単結晶X線構造解析を行い,デスカルボンシルデナフィルと同定した.さらに,本物質のPDE5A1に対するIC<sub>50</sub>値を測定したところ,30 nmol/Lであった.本研究で得られたINADEQUATE NMRおよび単結晶...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか3件 被引用文献1件 参考文献2件

  • 鳩麦糠からの糠床調製および米糠床との比較

    木村 洋, 渡邉 正一, 波多野 淳子, 矢野 寿美子, 木村 康子, 三嶋 真由美, 土井 琴美, 初見 泰寛, 河邉 真也, 宮﨑 泰幸 日本食品科学工学会誌 67 (1), 35-43, 2020-01-15

    ...p>鳩麦糠床の調製条件の最適化により,日々野菜を漬けるための充分な発酵性と酸味を持つ熟成鳩麦糠床の開発に成功した.熟成鳩麦糠床は米糠床より高い酸味を発現し,スターターとしても有効な性能を発現した.以上の結果は鳩麦糠床の最適水分(52.6%)の追跡により,鳩麦糠床に特徴的な粘着性を抑制したことにより達成された.鳩麦糠床は米糠床に特徴的なプロピオン酸臭を発せず,代わって炭素数4と5の分岐のアルコールとカルボン...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件

  • プロモーター要らずの立体特異的N-グリコシル化反応

    上田 篤志 ファルマシア 56 (1), 64-64, 2020

    ...糖鎖や糖複合体合成に不可欠であり,これまでに様々な手法が開発されている.一般的なグリコシル化反応では,トリクロロアセトイミダート(TCA)やチオグリコシドなどの糖供与体と求核種となる糖受容体,さらに糖供与体を活性化させるプロモーターの3種が必要となる.また多くの場合,オキソカルベニウムイオン中間体を経由するため,生成物の立体選択性は糖供与体のアノマー位の立体化学には影響しない.糖受容体としてリン酸やカルボン...

    DOI 医中誌

  • リジンアシル化修飾研究の新展開 -食品成分カルボン酸によるリジンアダクトエクスポソームの可能性-

    伊藤 昭博 日本毒性学会学術年会 47.1 (0), PD-3-, 2020

    ...</p><p>ところで、これらリジン残基のアシル化修飾は、脂肪酸などの生体内のカルボン酸がリジンのεアミノ基に付加されることによって引き起こるが、リジン残基に付加されるカルボン酸は、生体内に存在する内因性カルボン酸のみであろうか?我々は、食品とともに取り込まれる様々な化合物に日々暴露されており、その中には、カルボン酸も含まれる。実際、食品添加物の中には100種類以上のカルボン酸が存在する。...

    DOI

  • 発達神経毒性が懸念される化学物質の化学構造的特徴の解析

    浅井 崇穂, 吉成 浩一, 佐々木 崇光, 保坂 卓臣, 志津 怜太, 諫田 泰成 日本毒性学会学術年会 47.1 (0), P-179-, 2020

    ...原子や官能基数、脂溶性等に関連する記述子では、ALOGP(脂溶性)、AMW(平均分子量)、nHM(重原子数)、nCsp2(Sp2結合数)、nAB(芳香族性結合数)、nMB(多重結合数)、nX(ハロゲン数)、X%(ハロゲン原子割合)等が陽性物質で高値を示し、H%(水素原子割合)、O%(酸素原子割合)、nHDon(水素結合ドナー数)、nROH(脂肪族ヒドロキシ基数)、nRCOOH(脂肪族カルボン酸数)、...

    DOI

  • 「かご」に包まれた内因性カンナビノイドを光で放出する

    太田 英介 ファルマシア 56 (6), 563-563, 2020

    ...ケージド化合物は光照射によって除去可能な保護基(photoremovable protecting group: PRPG)を持つ化合物の総称である.代表的なPRPGの中でも,クマリン誘導体は高いモル吸光係数と分解速度を示し,比較的長波長の光で除去可能である.またクマリン自身が蛍光分子であるため,反応過程を追跡可能な点も魅力的である.保護可能な官能基も幅広く,アルコール,アミン,チオール,ケトン,カルボン...

    DOI 医中誌

  • 金属イオンとのオンカラム錯形成反応を利用する親水性化合物のHPLC−紫外吸収検出法の開発

    健名 智子, 小玉 修嗣 分析化学 68 (8), 581-599, 2019-08-05

    ...この錯体を利用することにより,通常の疎水性相互作用に基づく逆相分配モードや静電相互作用に基づくイオン交換モードに,配位能を加味した新規な分離モードを発現させることが可能である.また,錯体形成に伴い,紫外部における吸光度も増大するため紫外吸収検出が可能となる.本稿では,これらのオンカラム錯形成反応を利用した親水性化合物の分離分析法について総括するとともに,環境水・生活用品・食品中の水溶性キレート剤,カルボン...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献3件

  • 世界最強の作用を有するCETP阻害剤TA-8995(obicetrapib)の創製

    林 則充, 窪田 均, 中村 恵宣, 山元 康王, 岡 幸蔵 MEDCHEM NEWS 29 (3), 128-132, 2019-08-01

    ...筆者らは、最適化研究において、「通常製剤での薬剤開発を意識した<i>in vivo</i>評価法の採用」および「<i>in vitro</i>評価法の改良」により、カルボン酸型化合物が優れた作用を有することを見出した。そして、カルボン酸型化合物のさらなる最適化により、臨床候補化合物<b>TA-8995</b>(obicetrapib)の創製に成功した。...

    DOI 医中誌

  • オリゴシアル酸の合成研究

    田中 浩士 Trends in Glycoscience and Glycotechnology 31 (181), SJ46-SJ47, 2019-07-25

    ...<p>シアル酸は、カルボン酸を有する酸性9単糖であり、生物学上非常に重要な役割を果たしている。さらに、天然型のαグリコシド結合の化学合成が非常に困難であるため、合成化学における重要かつ魅力的な標的分子である。...

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 酢酸菌酵素による飲酒後呼気を想定したエタノール拡散の抑制効果

    吉岡 希, 有泉 雅弘, 森 孝之, 藤澤 寛生, 亀山 直人, 奥山 洋平 におい・かおり環境学会誌 50 (4), 286-291, 2019-07-25

    ...<p>飲酒は重要なコミュニケーションツールである一方,飲酒後口臭の抑制技術が求められている.既報で成人男性の飲酒時に酢酸菌酵素を摂取させた結果,飲酒後口臭の主要成分エタノールの濃度が有意に低減できると示された.本試験では,アルコール,およびアルデヒドをカルボン酸に変換できる酢酸菌酵素に着目し,飲酒後呼気を想定したエタノール拡散の抑制効果の検証を行った....

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献2件

  • カルボキシル基をα末端に有するヘテロテレケリックポリエチレングリコールの合成

    飯島 道弘, 河田 麻衣子, 佐藤 憂菜, プア ミンリー, 亀山 雅之 高分子論文集 76 (4), 276-287, 2019-07-25

    ...<p>カルボキシル基をα末端に有するヘテロテレケリックポリエチレングリコール(ヘテロPEG)の精密合成法を検討した.カルボキシル基とヒドロキシ基を分子内に有するヒドロキシピバル酸を出発物質として用いた.カリウムナフタレン溶液にヒドロキシピバル酸溶液を滴下することで生成するカルボン酸塩を微分散させ.エチレンオキシドをアニオン開環重合することにより,定量的にヘテロPEGを合成できることを明らかにした.また...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献20件

  • プロトン性イオン液中におけるセルロースのエステル化

    藤田 正博, 英 秀樹, 竹岡 裕子, 陸川 政弘 高分子論文集 76 (4), 330-334, 2019-07-25

    ...<p>アミジンとカルボン酸(酢酸,プロピオン酸,酪酸)の中和反応により,五種類のプロトン性イオン液体(PIL)を合成し,それらPIL中において無水酢酸を用いたセルロースのエステル化反応を行った.得られたセルロース誘導体はDMSOに溶解した.セルロース誘導体の<sup>1</sup>H NMRスペクトルにおいて,無水酢酸由来のアセチル基だけでなく,PILのアニオンに基づく化学シフトも観測された.セルロース...

    DOI Web Site Web Site 参考文献19件

  • バイオマス燃焼を排出源とするPM<sub>2.5</sub>一次粒子の有機成分について

    市川 有二郎, 内藤 季和 大気環境学会誌 54 (4), 161-177, 2019-07-10

    ...対象とした有機成分は、ジカルボン酸類、無水糖類、メトキシフェノール類、脂肪酸類、グリセリド類、フィトステロール類、多環芳香族炭化水素類、<i>n</i>-アルカン類であり、計63種を解析した。レボグルコサンを含む無水糖類がすべての排出源で相対的に高い割合で排出され、燃料種別の排出割合は、木質系>非木質系の傾向であった。...

    DOI 医中誌

  • 後発酵茶・碁石茶の特徴香気成分とその生成に関与する微生物の解析

    小山, 翔大, 小泉, 香菜, 妙田, 貴生, 内野, 昌孝, 藤森, 嶺, 高野, 克己 日本食品保蔵科学会誌 45 (3), 119-127, 2019-05

    ...さらに,発酵過程より単離した糸状菌A. niger,酵母P. manshuricaおよび乳酸菌L. plantarumによるエチルフラネオールおよびチアゾリン類,4-エチルフェノールをはじめとするフェノール性化合物,アルデヒドおよびアルコール類およびカプロン酸やδ-デカラクトンなどカルボン酸やラクトン類の生産が認められた。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 酢酸菌酵素による室内臭の低減効果

    吉岡 希, 有泉 雅弘, 森 孝之, 藤澤 寛生, 亀山 直人, 奥山 洋平 におい・かおり環境学会誌 50 (2), 154-157, 2019-03-25

    ...<p>生活空間の不快臭気はアルデヒド類に起因する場合が多い.本試験では,アルデヒドをカルボン酸に変換できる酢酸菌(<i>Gluconacetobacter hansenii</i>)酵素に着目し,これを空気清浄機中の水に分散させ,アルデヒド類を含む試験空間で運転した.この結果,試験に用いたほぼ全てのアルデヒド類が明確に低減し,アルデヒド臭も明らかに低減していた.従って,酢酸菌酵素を消臭剤へ活用することで...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献7件

  • XAFSを用いたカルボン酸の選択的水素化反応触媒の局所構造解析

    福住 謙亨, 中谷 哲, 水垣 共雄, 本間 徹生 SPring-8/SACLA利用研究成果集 8 (1), 136-138, 2019-01-22

    酢酸の高選択的水素化によるアセトアルデヒドへの変換反応を目的として、高活性を示す PdFe 合金触媒の開発を実施した。酢酸の水素化によるアセトアルデヒドへの変換反応において高活性を示す Pd-Fe<sub>2</sub>O<sub>3 </sub>触媒は Fe 前駆体種、組成により同 Pd 量でも活性が大きく変化する。Fe 前駆体種、組み合わせ比率の異なる各触媒を Pd <i>K</i> …

    DOI

  • 模擬原始地球大気におけるアミノ酸および カルボン酸生成可能性の検討

    木下 美栄, 池田 伸太郎, 河村 公隆, Bhagawati Kunwar, 福田 一志, 小栗 慶之, 柴田 裕実, 高橋 淳一, Vladimir Airapetian, 癸生川 陽子, 小林 憲正 日本地球化学会年会要旨集 66 (0), 111-, 2019

    ...本研究では、GCR/SEPを模擬した陽子線照射により、わずかに還元的な原始地球大気からアミノ酸とカルボン酸が生成する可能性を調べた。GCR / SEPとUVの相乗効果についても検討した。</p>...

    DOI

  • 酸素配位のハードな配位子と金属イオンの錯生成反応の系統的理解

    長澤 真, 田中 雅人, 宮地 亜沙美, 高橋 嘉夫 日本地球化学会年会要旨集 66 (0), 134-, 2019

    ...<p>錯生成反応は地球表層での元素の挙動(鉱床生成など)を支配する重要な化学反応の一つであり、主な配位子として水酸化物イオン・炭酸イオン・リン酸イオン・カルボン酸イオンが挙げられる。...

    DOI

  • ファーマコフォアとしてのチオカルボン酸とその生合成

    出口 貴浩 ファルマシア 55 (2), 168-168, 2019

    ...カルボン酸は,医薬品開発において,最も重要なファーマコフォアの1つとして認識されている.その代表としてヤナギから発見されたサリシン(サリチル酸配糖体)が知られ,その誘導体のアセチルサリチル酸は非ステロイド性抗炎症薬として広く臨床にて応用されている.一方で,カルボン酸の水酸基をチオール基に置換したチオカルボン酸のファーマコフォアとしての寄与については,未だ十分な検討はなされていない.チオカルボン酸のファーマコフォア...

    DOI 医中誌

  • 高度浄水処理による浄水処理対応困難物質の処理特性

    吉田 仁, 高木 総吉, 小泉 義彦, 安達 史恵, 中島 孝江, 松田 大輔, 上田 航太郎, 古林 祐正, 井上 裕彦, 林 信吾, 山口 進康 水環境学会誌 42 (3), 91-103, 2019

    ...その結果, 凝集沈殿処理ではアセトンジカルボン酸 (ADC) は最大50%程度除去できたが, それ以外の12物質は除去できないことがわかった。しかし, オゾンおよび粒状活性炭 (GAC) 処理により, FA前駆物質およびCF前駆物質を除去し、FA生成量, CF生成量およびHAA生成量を低減できることが明らかになった。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献6件

  • プリンテッドエレクトロニクスのための2-ニトロベンジル基を含む光応答性表面修飾剤の開発

    山口 和夫, 猪狩 拓真 日本写真学会誌 82 (1), 13-18, 2019

    ...<p>金属酸化物表面修飾剤としてよく知られるシランカップリング剤の末端に,感光性の2-ニトロベンジル基で保護したカルボン酸やアミンを導入した光応答性表面修飾剤を開発した.これらを用いてシリコン ウェハやガラス基板の表面に光応答性自己組織化単分子膜(Self-Assembled Monolayer, SAM)を調製し,フォトマスクを用いた近紫外光の照射により,線幅10 μmのアミンやカルボン酸のパターニング...

    DOI Web Site

  • SnPt二元系触媒のSn/Pt原子比がカルボン酸の水素化反応に及ぼす影響

    伊藤 大晃, 高土 大夢, 谷屋 啓太, 市橋 祐一, 西山 覚 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 148-, 2019

    ...<p>SnPt二元系触媒によるカルボン酸の水素化反応に有効な活性点を解明するために、SnPt二元系金属ナノ粒子(SnPt-NP)触媒をポリオール法により合成した。触媒調製時のSn/Pt原子比を変えることでPt金属、Sn<sub>1</sub>Pt<sub>3</sub>合金、Sn<sub>1</sub>Pt<sub>1</sub>合金を有するナノ粒子が得られた。...

    DOI

  • リン酸化プロテオミクスのためのPhos-tag技術の開発とその応用

    木下 英司 日本プロテオーム学会誌 4 (2), 49-60, 2019

    ...<p>Phos-tagは,中性の水溶液中においてリン酸モノエステルジアニオンを選択的に捕捉する機能性分子である.Phos-tagのリン酸モノエステルジアニオンに対する親和性は,生体中に存在する他のアニオン,たとえば,カルボン酸アニオンに対するそれよりも1万倍以上大きい.これまでに筆者らは,Phos-tagを基盤としたリン酸化プロテオミクスに有用な技術を開発し,実用化している.本稿では,これまでに実用化...

    DOI

  • 隕石母天体において共存する有機物によるかんらん石の蛇紋石化の可能性

    平川 尚毅, 癸生川 陽子, 小林 憲正, 中藤 亜衣子, 近藤 正志 日本地球化学会年会要旨集 66 (0), 161-, 2019

    ...鉱物を加えない分子雲アナログ有機物の加熱では出発物質中のカルボン酸とアルコールの脱水縮合によるエステルの形成が示され(平川ら, 2018, 日本地球化学会年会)、この過程で生成した水が反応に関与したと考えられる。</p>...

    DOI

  • ボイラー清缶剤の切り替えによるPRTR物質使用量削減の取り組み

    古瀬 信栄, 坂井 昭次郎, 伊東 祥隆, 近藤 佑介 紙パ技協誌 73 (12), 1165-1169, 2019

    ...</p><p>日本製紙株式会社岩沼工場は,ボイラー薬品としてヒドラジンやシクロヘキシルアミン等のPRTR制度対象化学物質を使用していたが,当該制度に該当しない化学物質処理「カルボン酸アミン塩処理」への切り替えを検討し,ソーダ回収ボイラーにおいて5年の運転実績を得た。ボイラーのドラム内部やタービンの翼は,ボイラー清缶剤切り替え以前よりも黒色化し良好な状態に改善されている。...

    DOI Web Site Web Site

  • pH応答性多糖とリポソームを基盤とした免疫誘導システムの開発

    弓場 英司 高分子論文集 75 (5), 433-443, 2018-09-25

    ...がん免疫療法の実現のために重要な細胞性免疫の誘導には,樹状細胞などの免疫担当細胞に抗原を運搬すると同時に,免疫誘導に適した状態に活性化する必要がある.筆者らは,酸性pHに応答して膜融合性となる高分子を抗原封入リポソームに修飾することで,細胞内への抗原運搬システムを開発した.さらに,主鎖として生理活性多糖を用い,そのヒドロキシ基にカルボン酸ユニットを導入することで,細胞内デリバリー機能と免疫細胞活性化機能...

    DOI Web Site Web Site 参考文献32件

  • 擬似基質による酵素の誤作動を利用する基質特異性変換

    荘司 長三 化学と生物 56 (9), 621-626, 2018-08-20

    ...長鎖脂肪酸を水酸化するシトクロムP450BM3に、長鎖脂肪酸よりも分子の長さが短いカルボン酸をデコイ分子として取り込ませると、シトクロムP450BM3が標的基質を取り込んだと勘違いして誤作動を起こし、エタンやプロパンなどのガス状アルカンやベンゼンを水酸化できるようになる。</p>...

    DOI Web Site Web Site

  • カルボン酸の選択的水素化反応におけるPd合金触媒の in situ XAFSによる局所構造解析

    福住 謙亨, 平井 雄一郎, 中谷 哲, 水垣 共雄, 本間 徹生 SPring-8/SACLA利用研究成果集 6 (2), 348-351, 2018-08-16

    酢酸の高選択的水素化によるアセトアルデヒドへの変換反応を目的として、高活性を示すPdFe合金触媒の開発を実施した。Pd原料とFe原料の蒸発乾固法により調製した Pd-Fe<sub>2</sub>O<sub>3</sub> 触媒は、酢酸の水素化によるアセトアルデヒドへの変換反応において高活性、高選択性を示した。Feに対するPd量が異なる各触媒をPd K殻及びFe K殻 in situ …

    DOI

  • 石英繊維ろ紙に捕集したPM<sub>2.5</sub>中の有機トレーサー成分におけるガス吸着の影響

    池盛 文数, 山神 真紀子, 菅田 誠治 大気環境学会誌 53 (2), 70-78, 2018-03-10

    ...その結果、各季節における二つのろ紙中の有機物濃度は、テレフタル酸、3-ヒドロキシグルタル酸、3-メチルブタン-1,2,3-トリカルボン酸、リンゴ酸、フタル酸がよく一致していた。一方で、ピノン酸のように石英繊維ろ紙中の濃度が数十倍高い成分もあった。また、二つのろ紙における有機物の濃度比の季節傾向は成分によって異なっていたが、成分間における濃度比と比べて小さかった。...

    DOI Web Site 医中誌

  • Woodward試薬Kを基にしたタンパク質ラベル化剤:カルボン酸の修飾手法

    一刀 かおり ファルマシア 54 (1), 69-69, 2018

    ...特定の生体内タンパク質への化学修飾(ラベル化)は,タンパク質機能解析を行う手法の1つであり,標的タンパク質の同定やプロテオーム解析に汎用される.効果的なラベル化を行うためには,標的タンパク質が有する「反応性基」と結合する「分子(プローブ)」の選択が重要である.本稿では,最近Martinらにより報告された最新のカルボン酸ラベル化法を紹介したい....

    DOI 医中誌

  • 健常者における鼻噴霧用ステロイド薬の使用感に関する研究

    渡辺 哲生, 鈴木 正志 アレルギー 67 (2), 124-128, 2018

    ...</p><p>【方法】健常者45名を対象とした.点鼻薬はフルチカゾンフランカルボン酸エステル点鼻液(FF)とモメタゾンフランカルボン酸エステル水和物点鼻液(MF)を使用した.試験薬を噴霧した直後と2~3分後に質問紙の記入,その後30分間のウォッシュアウト期間を設けた後,被験薬を入れ替えて再び噴霧し,同様に質問票に回答してもらった....

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • 越境輸送大気中で生成する二次生成有機エアロゾル

    伊禮 聡 日本地球化学会年会要旨集 65 (0), 14-, 2018

    ...このケーススタディーにおいては、エアロゾル質量分析計で観測されたカルボン酸由来のフラグメントイオン強度とLV-WSOC濃度の間に非常に高い相関が見られた。データ解析の結果から、測定されたカルボン酸とLV-WSOCはSOA由来であることが示唆され、バックグラウンドとしてSOA由来でないLV-WSOCがわずかに含まれていることも示唆された。</p>...

    DOI

  • 12. イリオモテオリド-2aの全合成と構造改訂(口頭発表の部)

    坂本 渓太, 袴田 旺弘, 岩﨑 有紘, 末永 聖武, 津田 正史, 不破 春彦 天然有機化合物討論会講演要旨集 60 (0), 67-72-, 2018

    ...すなわち、ビニルヨージド2とオレフィン3を鈴木-宮浦カップリングで連結後、カルボン酸4とエステル化し、最後に閉環メタセシス反応を行うことで1を収束的に得ることとした。全合成終盤で各フラグメントを連結する本合成戦略は、1の実践的な合成を可能するだけでなく、多様な構造類縁体合成にも展開が可能である。 Figure 1....

    DOI

  • P2-24 Daphniphyllumアルカロイドの合成研究

    横島 聡, 北林 祐介, 山田 諒介, 福山 透 天然有機化合物討論会講演要旨集 60 (0), 631-636-, 2018

    ...カルボン酸Aと縮合することでエステル4へと変換し、Claisen-Ireland転位反応の条件に付した4。反応は6.3:1のジアステレオ選択性で進行し、73%の収率で転位成績体5を得た。カルボン酸部位を、混合酸無水物を経由しアルコールへと還元し、ベンジルエーテルとして保護した。得られた6をルテニウム触媒(B, Zhan...

    DOI

  • スギ花粉症患者を対象としたモメタゾン点鼻液50μg「TK」56噴霧用の治療学的同等性試験

    後藤 穣, 杉田 公美, 齋藤 晶洋, 本田 隆幸, 帆足 浩一郎, 宮﨑 隆 日本鼻科学会会誌 57 (1), 7-16, 2018

    ...全身移行性を評価するため初回噴霧後1時間に血漿中モメタゾンフランカルボン酸エステル濃度を測定した結果,標準製剤が過去の臨床試験で設定していた定量下限(50pg/mL)を超える患者はいなかった。以上より,TAC-203と標準製剤の治療学的同等性が確認された。また,TAC-203の忍容性及び安全性は標準製剤と同様であった。</p>...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献3件

  • 疎水性H-Betaゼオライトによる疎水性エポキシド、アルキン、エステルの水和

    清水 研一, Poly Sharmin S., 前野 禅, 鳥屋尾 隆, Siddiki S. M. A. Hakim 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2018f (0), 48-, 2018

    ...本触媒系は、水中で溶解度の低い疎水性のエポキシド、アルキン、エステルを水和(加水分解)し、対応するジオール、ケトン、カルボン酸を高収率で与えた。H-Betaは反応後に容易に分離回収でき、活性を保持したまま再利用可能であった。吸着実験や速度論的検討により、ゼオライト細孔の疎水性やサイズと活性の相関関係を明らかにした。...

    DOI

  • スルホニルハライドを用いたアミド化・エステル化反応

    梅村 一之, 大谷 惇, 岩坂 健志, 吉澤 孝之, 山野辺 輝, 野田 剛 Studies in Science and Technology 7 (2), 149-152, 2018

    各種医薬品をはじめ生理活性物質の合成において、アミド化やエステル化反応は最も基本となる反応の一つである。著者らは、スルホニルハライドを用いた効果的なアミド化、エステル化反応を開発した。このスルホニルハライドを用いる方法は、反応試薬が安価かつ操作性に優れることから、特に大量生産が要求される領域において簡便で効果的なアミド化、エステル化方法として広く利用されることが期待される。

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  • P2-10 ジヒドロ-β-アガロフラン骨格の効率的な構築に基づく (–)-isocelorbicolの不斉全合成

    毛利 朋世, 高橋 祐介, 權 垠相, 桑原 重文, 小倉 由資 天然有機化合物討論会講演要旨集 60 (0), 547-552-, 2018

    ...本化合物の生物活性は不明であるが、その3つの水酸基が種々のカルボン酸とのエステルになった天然物には抗がん活性 (2)、抗ウイルス活性 (3)、神経保護作用 (4)など、多様な有用生理活性が報告されている2,3,4。そのため1とその関連化合物は医薬・農薬開発の起点となり得る化合物として多くの研究者の注目を集めている5。...

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  • 銅管に発生させた蟻の巣状腐食のCTスキャナによる観察

    細木 哲郎, 伊藤 真一, 渡辺 雅人, 崩岡 久敏 Zairyo‐to‐Kankyo 66 (12), 405-408, 2017-12-15

    ...<p>冷凍空調機器の熱交換器用伝熱管,コンプレッサ周辺の機内配管や冷媒配管などに広く使われるりん脱酸銅管(JIS H3300 C1220T)の課題として,極稀に,環境中の低級カルボン酸に起因して発生する蟻の巣状腐食が知られる.本研究では,材料開発の観点から,蟻の巣状腐食の観察・評価における課題を整理し,これらを解決する観察方法として,従来の断面観察との比較から, CTスキャナによる3次元画像を用いた...

    DOI Web Site Web Site 参考文献2件

  • 【技術紹介】 微生物・酵素を用いた糖カルボン酸の生産と利用

    村上 洋, 桐生 高明, 木曽 太郎 応用糖質科学:日本応用糖質科学会誌 7 (4), 214-218, 2017-11-20

    ...<p>酸性糖質のうち,分子内にカルボキシル基を有する「糖カルボン酸」に着目し,そのうち非還元末端に存在するヒドロキシメチル基がカルボキシル基に酸化されたウロン酸関連化合物について,その生産方法および機能性を紹介した.D-グルクロン酸はD-グルコースのウロン酸で,生体内ではUDP-グルクロニドの形態でグルクロン酸抱合による水溶性向上と体外排出に関わり,肝機能改善効果を示すため医薬品や栄養飲料の原料に用...

    DOI Web Site 参考文献5件

  • 【技術紹介】 微生物・酵素を用いた糖カルボン酸の生産と利用

    村上 洋, 桐生 高明, 木曽 太郎 応用糖質科学:日本応用糖質科学会誌 7 (3), 165-168, 2017-08-20

    ...<p>酸性糖質のうち,分子内にカルボキシル基を有する「糖カルボン酸」に着目し,そのうちオリゴ糖カルボン酸について,ラクトビオン酸を例にとりその生産方法および機能性を紹介した.ラクトビオン酸は乳糖のアルドン酸で,ミネラル吸収促進活性やビフィズス菌選択増殖活性,高い水溶性を持つことが報告されているが,臭化水素酸による化学酸化により生産され医薬品原料等にのみ使用されていた.効率的な生産法を得るため,発酵法...

    DOI Web Site 参考文献7件

  • 微生物によるジカルボン酸モノメチルエステルの脱炭酸反応

    Morita, Shuhei, Kise, Miki, Takenaka, Ryota, Mitsukawa, Yuki, Takeuchi, Michiki, Ogawa, Jun ELCAS Journal 2 109-110, 2017-03

    ...プラスチックは現代社会を支える重要な素材であるが,これらの多くは石油を使用した化学プロセスによって生産されている.しかし,このプロセスは資源環境の面で好ましい生産法とは言えない.そのため,近年では,微生物酵素を用いたバイオプロセスによる生産が進められている.そこで,バイオマスによる発酵生産が可能なジカルボン酸を脱炭酸反応させ,プラスチックの原料となるカルボン酸を生成する反応を触媒する微生物の発見を最終目標...

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  • 芳香族ポリケチド生合成に由来する円盤形三環式骨格の構築法に関する研究

    松下, 享平, Matsushita, Kyouhei 2017-03

    ...その結果、酸共存下、ナフタレン誘導体とアレニルカルボン酸を反応させると、一挙に2つの炭素炭素結合が形成され、円盤形三環式骨格を容易に構築できることを見出した。また、シリル基を有するアレニルカルボン酸を用いると、この反応の基質適応範囲が広がり、様々なナフタレン誘導体や芳香族化合物に応用することができた。...

    機関リポジトリ

  • 芳香族ポリケチド生合成に由来する円盤形三環式骨格の構築法に関する研究

    松下 享平, Matsushita Kyouhei 2017-03

    ...その結果、酸共存下、ナフタレン誘導体とアレニルカルボン酸を反応させると、一挙に2つの炭素炭素結合が形成され、円盤形三環式骨格を容易に構築できることを見出した。また、シリル基を有するアレニルカルボン酸を用いると、この反応の基質適応範囲が広がり、様々なナフタレン誘導体や芳香族化合物に応用することができた。...

    機関リポジトリ

  • アシルグルクロニドの消失過程に対する血清アルブミンとの相互作用の影響

    吉岡 忠夫, 馬場 暁子 日本毒性学会学術年会 44.1 (0), P-219-, 2017

    ...【目的】カルボン酸系医薬品R-CO<sub>2</sub>Hの排泄型主要代謝物であるグルクロン酸抱合体(アシルグルクロニド;GA)は求電子活性なエステル型代謝物であり、親薬物の有害反応性との関連が示唆されている。QSAR検討から、リン酸緩衝液(37℃、pH7.4)中のGA消失過程(分子内アシル転位及びエステル加水分解)において、R基の電子的効果と立体的効果を明らかにしてきた。...

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  • 液相流通式反応装置を用いるバイオマス由来原料の連続的変換反応

    三村 直樹, 村松 なつみ, 山口 有朋, 佐藤 修 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2017f (0), 113-, 2017

    ...バイオマス由来原料として、バイオディーゼル製造の副生成物として有効利用が切望されているグリセリンを選び、貴金属触媒を用いる酸素による酸化反応によりカルボン酸類を合成した。主生成物はモノカルボン酸であるグリセリン酸とジカルボン酸であるタルトロン酸であり、両生成物共に機能性分子として、付加価値の高い有効利用法が期待されるものである。...

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  • 紫外線照射表面濡れ性制御ポリイミド

    津田 祐輔 高分子論文集 74 (1), 10-25, 2017

    ...長鎖アルキル基,不飽和長鎖アルキル基,γ-オリザノールなどの天然物骨格,<i>t</i>-Boc基などの光反応性基を有する各種の芳香族ジアミンモノマーを新規に合成し,市販のテトラカルボン酸二無水物モノマーと重合させ,成膜性に優れ,耐熱性も十分な可溶性ポリイミドを合成した.得られたポリイミドの薄膜に紫外線(λ<sub>max</sub>;254 nmもしくは365 nm)を照射すると,水に対する接触角...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献4件 参考文献32件

  • 酸化鉄触媒によるグリセリンからの有用化学物質直接合成

    多湖 輝興, 吉川 琢也, 中坂 佑太, 藤墳 大裕, 増田 隆夫 Oleoscience 17 (7), 313-319, 2017

    ...酸化鉄を主成分とする触媒を用いたグリセリン転換反応では,アリルアルコールとプロピレンが生成する反応経路Ⅰとアセトール,カルボン酸とケトン類が主に生成する反応経路Ⅱに従って反応が進行する。BDF 製造時に副生する粗製グリセリンに対し,同触媒反応系を適用すると,プロピレンとケトン類を生成させることに成功した。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献2件

  • 21 化学増幅ポジ型電子線レジストの材料設計指針

    堀邊 英夫 RADIOISOTOPES 66 (11), 557-566, 2017

    ...溶解抑制剤は,未露光部の溶解速度の低下のみならず,露光部の溶解速度の向上にも寄与し,露光後に酸性度が高くなるジカルボン酸エステルが最適であった。酸発生剤としては,オニウム塩のカチオン部には電子線吸収量が大きくなる原子番号の大きい元素を,アニオン部には高酸性度の化合物を用いると,感度は向上する。</p>...

    DOI Web Site Web Site 参考文献11件

  • 炭素滴電極を用いるポーラログラフィー

    巽 広輔 分析化学 66 (1), 19-25, 2017

    ...グラファイト粉末と低粘度流動パラフィン等のバインダー液体を混合して調製した液状炭素を電極として用い,ポーラログラフィーを行った.液状炭素はシリンジポンプにより送液し,炭素滴をキャピラリーの先端から水溶液中へ吐出させた.これを作用電極とし,フェロセンカルボン酸(FcCOO<sup>−</sup>)についてポーラログラフィーを行った結果,明瞭な限界電流をもつFcCOO<sup>−</sup>の1電子酸化波...

    DOI Web Site Web Site 参考文献13件

  • 異なる吸着媒における櫛形高分子の吸着形態の理論的考察

    葛間 夢輝, 名和 豊春 Cement Science and Concrete Technology 71 (1), 478-485, 2017

    ...<p>側鎖の形態を考慮したポリカルボン酸系分散剤(PC)の吸着モデルを構築し、同モデルを用いて炭酸カルシウム及びα-Al<sub>2</sub>O<sub>3</sub>吸着媒に吸着したPCの形態に対する液相中のCaイオン濃度及びPCの化学構造の影響について検討を行った。...

    DOI Web Site 参考文献3件

  • AFMを用いた相互作用力に基づくグラフトコポリマーの吸着形態の検討

    竹谷 未来, 田中 健貴, 葛間 夢輝, 名和 豊春 Cement Science and Concrete Technology 71 (1), 486-493, 2017

    ...<p>サファイア表面に吸着したポリカルボン酸系分散剤(PC)をAFMにより観察した。さらに、サファイア表面-探針間に働く相互作用力の測定も行った。PEG重合度により吸着形態に違いが生じると示唆されることから、懸濁液中の粒子間に働く相互作用力を考慮した立体障害モデルを用いて吸着形態を検討した。相互作用力としてvan der Waals力、水和力、PCによる立体反発力の総和を評価している。...

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  • 新規殺菌剤ピラジフルミドの合成と生物活性

    織田 雅次, 古谷 敬, 森下 幸生, 松崎 義広, 長谷部 元宏, 黒木 信孝 日本農薬学会誌(Journal of Pesticide Science) 42 (4), 151-157, 2017

    ...ピラジフルミドは3-(トリフルオロメチル)ピラジン-2-カルボキサミド骨格を持った新規なsuccinate dehydrogenase inhibitor(SDHI)系殺菌剤である.現在,複数の同系統剤が上市あるいは開発途上にあるが,ピラジン骨格を有する剤は本剤のみである.本剤は野菜・果樹・芝および水稲分野の病害に幅広く高い活性を示す一方で,作物,哺乳動物,水棲生物に対しては極めて高い安全性を有する.カルボン...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献4件 参考文献8件

  • 化粧品中のポリフルオロアルキルリン酸エステル類の好気条件下における生分解生成物の挙動

    雪岡 聖, 田中 周平, 鈴木 裕識, 藤井 滋穂 土木学会論文集G(環境) 73 (7), III_149-III_156, 2017

    ...本研究では,化粧品中のポリフルオロアルキルリン酸エステル類(PAPs)の好気条件下における生分解生成物の挙動の検討を主目的とした.PAPsは難分解性や生殖毒性が疑われているペルフルオロカルボン酸類(PFCAs)の前駆体として注目されている.下水処理場の生物処理工程を模擬した生分解試験より,化粧品中のPAPsからの類縁化合物類を含めた生分解生成物の挙動を定量的に評価した.化粧品中の10種のdiPAPs...

    DOI HANDLE Web Site 参考文献11件

  • 妊娠の進行に伴う尿中殺虫剤曝露マーカー濃度の変動についての検討

    上島 通浩, 榎原 毅, 伊藤 由起, 上山 純, 青井 亜里沙, 山田 泰行, 冨澤 元博, 若林 千鶴子, 宮田 麻衣子, 加藤 沙耶香, 小栗 朋子, 庄司 直人, 大矢 奈穂子, 齋藤 伸治, 杉浦 真弓 日本毒性学会学術年会 44.1 (0), P-235-, 2017

    ...有機リン(OP)代謝物(4種類のジアルキルリン酸(DAP))、ネオニコチノイド (NN)(アセタミプリド、イミダクロプリド、クロチアニジン、チアメトキサム(TM)、チアクロプリド、ジノテフラン(DN))は高速液体クロマトグラフタンデム質量分析計で、また、ピレスロイド(PY)代謝物(3-フェノキシ安息香酸(PBA)、トランス型クリサンテマムジカルボン酸、ジクロロビニルジメチルシクロプロパンカルボン酸(...

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  • 室温における圧力誘起エステル化反応のその場観察

    高橋 修也, 鍵 裕之, 三村 耕一, 篠崎 彩子 日本地球化学会年会要旨集 64 (0), 78-, 2017

    ...カルボン酸とアルコールを出発物質とした無触媒エステル化反応については、高温条件で加圧により反応が顕著に加速されることが知られている。本研究では室温高圧条件においてエステル化反応が進行するのか、また反応に伴って状態変化が起こるのかを室温における高圧下その場観察により調べることで、高圧条件下でのエステル化反応の反応挙動を明らかにした。</p>...

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  • 二次元水素結合ネットワークを有するイミダゾール-スベリン酸共結晶におけるプロトン伝導度の異方性

    砂入 允哉, 上田 顕, 吉田 順哉, 森 初果 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 1477-1477, 2017

    ...<p>我々は無水有機プロトン伝導体の伝導機構を解明し、高プロトン伝導物質の開発指針を得るために、イミダゾール‐ジカルボン酸誘導体共結晶系の単結晶を作製し、異方的にプロトン伝導度を測定することで、プロトン伝導性と結晶構造の相関を調べている。これまでに、二次元水素結合ネットワークを有する物質がより高い伝導性を示すことを報告してきた。...

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  • 酸化インジウムナノ粒子を表面吸着させたグラフェンの電気特性

    藤元 章, 長尾 祥吾, 三木 孝浩, 寺澤 大樹, 福田 昭, 太田 椋也, 大東 隆文, 小山 政俊, 原田 義之, 神村 共住, 佐々 誠彦, 矢野 満明 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 1775-1775, 2017

    ...本研究では,カルボン酸の有機錯体を原料とし,化学的な熱分解法により,トルエン中に分散した酸化インジウムナノ粒子を作製し,これをグラフェントランジスタ表面に塗布した。ナノ粒子を付けることにより,ドレイン電流の増加や電荷中性点の移動が観測された。また,低温におけるガスの吸着実験の結果も報告する予定である。</p>...

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  • P-14 ハリナシミツバチ由来テトラゴカルボン類の構造決定

    西村 栄治, 鈴木 幸一, 大船 泰史, 品田 哲郎 天然有機化合物討論会講演要旨集 59 (0), 543-548, 2017

    Tetragocarbone A [3-acetoxy-6-hydroxy-6-isopentyl-2,2,4,4- tetramethyl-5- oxocyclohexyl cinnamate] and B [3-acetoxy-6-hydroxy-6-isobutyl-2,2,4,4- tetramethyl-5-oxocyclohexyl cinnamate] were isolated …

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  • ポリイミド膜によるガスおよび蒸気分離

    谷原 望, 中西 俊介, 吉永 利宗 Journal of the Japan Petroleum Institute 59 (6), 276-282, 2016-11-01

    ...3,3’,4,4’-ビフェニルテトラカルボン酸二無水物(BPDA)からなるポリイミドは,耐熱性,耐薬品性,機械的強度に優れるとともに,良好な曳糸(えいし)性を有し,非対称中空糸膜に成型され,膜分離プロセスとして利用されてきている。ここでは,ポリイミドの材料特性,ポリイミド中空糸膜の特性,ガスおよび蒸気分離の適用場面について紹介する。</p>...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献3件 参考文献20件

  • 3-Aryl-3-ethoxypropanoic acid骨格を有するGPR40アゴニストDS-1558の創製

    高野 理恵子, 吉田 昌生, 井上 雅大, 本田 雄, 戸田 成洋 MEDCHEM NEWS 26 (3), 153-160, 2016-08-01

    ...hGPR40とのドッキングスタディから、カルボン酸β位のエトキシ基、インダン環を有する本化合物の構造は、ポケット空間と高い形状相補性を有していることが示唆された。DS-1558は、2型糖尿病モデルラットを用いた経口糖負荷試験において、低用量から用量依存的な耐糖能改善作用を示すことが確認された。</p>...

    DOI

  • 文化財建造物における塗装材料の解析

    赤田 昌倫, 佐藤 昌憲, 吉田 恭純, 高妻 洋成 SPring-8/SACLA利用研究成果集 4 (2), 170-175, 2016-07-25

    ...各層についてSPring-8のビームライン(BL43IR)にて微小部の分析を行った結果、漆とともにカルボン酸鉛が検出され、油系塗料が使用されていることが分かった。また、部材の年代や層構造の検証の結果、談山神社権殿の外装塗装は漆を塗装材料に用いた時期と、油系塗料を塗装材料として用いた時期とがあることが分かった。...

    DOI

  • 乾燥オリーブ葉を活用した煮干しの高品質化(3)

    松原 保仁, 柴崎 博行 研究報告 (16) 71-73, 2016-06

    ...におい嗅ぎGC-MS分析の結果,製造直後の煮干はオリーブ葉処理によってトリメチルアミン及びヘキサナールのほか,酢酸,ブタン酸,ヘキサン酸,オクタン酸,デカン酸等のカルボン酸の含量が減少した。また,煮干の製造開始時にオリーブ葉を投入して3~4時間の連続生産が可能であると考えられた。製造後,4℃で80日間冷蔵保存した場合,オリーブ葉処理によってトリメチルアミンが減少していた。...

    日本農学文献記事索引

  • 有機ゲルマニウム配合化粧料の皮膚保湿効果

    山下, 裕司, 山崎, 舞, 鈴木, 真綾, 萩原, 宏美, 田上, 八郎, 平尾, 哲二, 坂本, 一民, YAMASHITA, Yuji, Yamasaki, Mai, SUZUKI, Maaya, HAGIWARA, Hiromi, TAGAMI, Hachiro, HIRAO, Tetsuji, SAKAMOTO, Kazutami 千葉科学大学紀要 (9) 67-74, 2016-02-28

    ...また、本研究では、この角層水分量の増加に対して表皮中のフィラグリンから産生されるピロリドンカルボン酸量との関係について調べた。化粧水中の有機ゲルマニウムの有無に関係なく皮膚の保湿能に関係するピロリドンカルボン酸量は変化しておらず、有機ゲルマニウム配合化粧水の高い保湿機能が天然保湿成分の量的変化に関与していないことが示唆された。...

    機関リポジトリ Web Site 医中誌

  • 脱石油化学への挑戦 環境と資源の危機を「触媒」で乗り超える

    国立研究開発法人科学技術振興機構 JSTnews 2015 (2016.1), 10-13, 2016-01-04

    私たちの生活は石油によって支えられている。燃料だけでなく、身の回りのあらゆるものの原料でもある。それ故、石油文明とも呼ばれる。しかし石油依存には大きな問題がある。限りある資源であるとともに、温室効果ガスの二酸化炭素を発生し、地球環境に悪影響を与えている。名古屋大学大学院理学研究科の斎藤進教授は、こうした危機的な状況を触媒の力で打破し、低エネルギーで持続可能な未来社会を切り開こうとしている。

    DOI

  • 健康危機管理のための農薬類および異臭物質データベース

    上田 泰人, 伊藤 光男 食品衛生学雑誌 57 (2), 46-50, 2016

    ...健康危機管理のため,351種の農薬および異臭を持つことの多い低沸点の441種の有機化合物を,GC/MSを用いて測定し,これらの物質の保持時間,保持指標,主要なイオン,分子量,分子式,CAS番号などの情報を基にデータベースを作成した.異臭物質としては,アルコール類,アルデヒド類,カルボン酸類,エステル類,エーテル類,炭化水素類などが含まれる.本データベースは異臭を伴う苦情食品や健康危機管理試料の分析などへの...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか3件 参考文献2件

  • バガスの多段階アルカリ前処理の効果

    野中 寛 化学工学論文集 42 (3), 131-135, 2016

    ...が低下し,セルロース含有率が向上した.ここで得られた残渣に対してさらに170°CのNaOH処理を行ったところ,蒸解助剤を使わずして,含有率94%のセルロース系素材を得ることに成功した.これは多段階にリグニンを溶出,反応系から除去したことにより,リグニン分子間の縮合が抑制されたことによると考えられる.常温アルカリ前処理は,続くアルカリ処理の脱リグニンを促進し,かつ,加水分解や熱変性を伴わずに,芳香族カルボン...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献21件

  • Ca-Al層状複水酸化物へのポリカルボン酸系分散剤の吸着・収着メカニズムの解明

    毛利 真明, 山本 崇人, 森永 祐加, 名和 豊春 Cement Science and Concrete Technology 70 (1), 47-53, 2016

    ...<p>本研究では硝酸型Ca-Al層状複水酸化物(LDH)のインターカレーション特性を明らかにするためにポリカルボン酸系分散剤(PC)を用いた吸着、及び共沈実験を行った。吸着実験よりCa-Al-LDH合成後にPCを添加しても層間に取り込まれないことが明らかになった。...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献5件

  • 医薬品感受性・毒性の個人差とUGT

    中島 美紀 日本毒性学会学術年会 43.1 (0), S16-3-, 2016

    ...グルクロン酸抱合は一般には解毒反応と捉えられるが、カルボン酸含有化合物から生じるアシルグルクロニドは反応性が高いことから毒性の原因と考えられている。すなわち、UGTによる代謝反応は医薬品感受性および毒性を左右する要因となり得る。...

    DOI

  • クエン酸処理綿布によるアンモニアおよびエタンチオール除去

    雨宮 敏子 一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集 68 (0), 217-, 2016

    ...<b>目的 </b>これまで媒染染色により染料を銅の主な担持サイトとした消臭綿布を調製してきた.本研究では染料を用いず,多価カルボン酸を用いて綿布にカルボキシ基を導入後,銅処理を行った.調製した試料布のアンモニアやエタンチオールに対する除去能を検討した....

    DOI

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