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検索結果 795 件

  • 大豆およびとうもろこし加工食品の遺伝子組換えDNA検査におけるDNA抽出精製方法の同等性確認試験

    江木 智宏, 高畠 令王奈, 岸根 雅宏, 曽我 慶介, 吉場 聡子, 柴田 識人, 近藤 一成, 髙嶋 康晴 食品衛生学雑誌 65 (2), 25-30, 2024-04-25

    ...<p>わが国における食品に関する表示のうち,遺伝子組換え食品の表示については,大豆,とうもろこし等の農産物およびこれらを主な原材料とする加工食品が対象となっている.遺伝子組換え食品の表示が適正になされているかどうかを科学的に検証するために,リアルタイムPCRによるDNA検査法が公定法として定められている.大豆およびとうもろこし加工食品からのDNA抽出精製方法として,公定法には代表的なものが示されているが...

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  • 2000年代以降のフランス食品小売業の動向

    森脇 丈子 マーケティング史研究 3 (1), 33-49, 2024-03-31

    ...フランスの食品小売業の市場は大手企業の寡占状態にあり,売上高,従業員数,販売面積等では大手が他の業態を圧倒している。だが,現在ではECやハードディスカウンターの成長,消費者の購買力の低下が大規模食品小売業にとっての新たな脅威となっている。</p>...

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  • カンボジア西部における野菜遺伝資源の共同探索,2022年

    大寺 宇織, Sreynech OUCH, Sophany SAKHAN, Vathany THUN, Bunna LOR, 下村 晃一郎 植物遺伝資源探索導入調査報告書 39 130-143, 2024-03-31

    ...36点の遺伝資源を収集した.その内訳はメロン(Cucumis melo)が 12 点,ニホンカボチャ(Cucurbita moschata)が 3 点,ヘチマ(Luffa cylindrica)が 3 点,トカドヘチマ(Luffa actangula)が 2 点,トウガン(Benincasa hispida)が 3点,ジュウロクササゲ(Vigna unguiculata cv-gr....

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  • カドミウム吸収性が極めて低い水稲新品種「ふくひびき環1号」・「えみのあき環1号」の育成

    津田 直人, 太田 久稔, 横上 晴郁, 藤村 健太郎, 石川 覚, 安部 匡, 福嶌 陽, 梶 亮太, 黒木 慎 農研機構研究報告 2024 (17), 39-52, 2024-03-29

    ...<p>「ふくひびき環 1 号」,「えみのあき環 1 号」は,「コシヒカリ環1号」由来のカドミウム(Cd)低吸収性を東北農業研究センターが育成した水稲品種である「ふくひびき」,「えみのあき」に導入するため,「lcd-kmt2」(後の「コシヒカリ環 1 号」)と「ふくひびき」もしくは「えみのあき」を戻し交配し,東北農業研究センターで選抜,育成した同質遺伝子系統である.それぞれ「奥羽 IL1 号」,「奥羽...

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  • 備蓄食・ローリングストック法を活用した食事・栄養摂取に関する検討

    保井 智香子 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 64-, 2024

    ...</p><p> 大規模災害の発生によって,生活環境は大きく変化するだけでなく,食品や食材の確保や熱源の利用が可能かどうかによって,十分な食事が摂れず,必要な栄養素等摂取ができなくなる。災害時にエネルギー・栄養素摂取をできるだけ満たす食事をとることは身体的健康だけでなく,精神的健康にも重要である。...

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  • 苦味の違いが咀嚼時の咬筋筋活動と脳内血流に及ぼす影響

    志賀 博, 荒川 一郎, 中島 邦久, 横山 正起, 上杉 華子, 小見野 真梨恵, 佐野 眞子, 仁村 可奈 日本全身咬合学会雑誌 29 (1), 1-6, 2023-05-31

    ...<br>本研究では,側頭部の脳内血流を測定しているため,側頭筋筋活動の影響を受けると考えられる.したがって,3 種類のグミゼリー咀嚼時に異なる強さの筋活動が生じているかどうかを確認する必要がある.そこで,3 種類のグミゼリー咀嚼時の咬筋筋活動を測定した結果,3 種類のグミゼリー咀嚼時の咬筋筋活動には差異がないことがわかった.これは,筋活動の影響があったとしても被験食品間の結果に影響を及ぼしていないことを...

    DOI 医中誌

  • ゲイン・ロスフレームが特定保健用食品の購買意思決定に及ぼす影響

    原 広司, 佐藤 圭, 小林 哲 マーケティングレビュー 4 (1), 3-10, 2023-02-28

    ...<p>日本では生活習慣病予防が最重要課題であり,特定保健用食品は経済活動を通じた健康増進政策の一つである。健康増進の観点では,行動経済学・ナッジにおけるゲインフレームを用いることで健康活動を促進することが知られている。本研究はこの知見を特定保健用食品の説明文に応用し,ゲインフレームが購買意思決定に影響を与えるかどうかについて層別化RCTを用いて検証した。...

    DOI Web Site 参考文献7件

  • カドミウム毒性史・メタロチオネイン防御史と課題

    佐藤 雅彦 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), S3-4-, 2023

    ...しかしながら、Cdは微量ながらコメなどの食品を介して生涯にたって身体に取り込まれ、しかも体内残留性が非常に高い(ヒトでの生物学的半減期:15〜30年)ため、最近ではCdの微量長期曝露による高齢者の健康影響が問題となっている。一方、メタロチオネイン(MT)は、1957年にウマの腎皮質からCd結合タンパク質として単離された。...

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  • 野生チンパンジーの採食品目におけるリベリア共和国パラとギニア共和国ボッソウとの行動差

    大橋 岳 霊長類研究 Supplement 39 (0), 36-36, 2023

    ...植物のように、チンパンジーにとって比較的日常的に接する種であっても、それを食べ物とみなすかどうかという点は、生まれながらにして同じというわけではないようだ。グループ内の他個体から社会的に影響を受けて、食物の知識を獲得している可能性があり、所属している集団の違いが、食物品目の違いに現れているのかもしれない。</p>...

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  • 物理的特性を指標とした市販イチゴジャムのテクスチャーコントロールの可能性

    黒飛 知香, 干野 隆芳, 籠島 梨乃, 大本 奈摘, 甚田 なつみ 日本食品科学工学会誌 69 (9), 417-424, 2022-09-15

    ...さらに, 先行研究<sup>6) </sup>で得られた低糖度モデルイチゴジャムの官能評価に及ぼす物理的特性 (見かけ粘度) が市販イチゴジャムにも適用できるかどうかについて検討した.</p><p>試料は, 低・中糖度タイプを対象とし, 糖度39.2~63.0と広範囲であった. また, 試料に含まれる糖類の組成もさまざまであった....

    DOI Web Site 参考文献14件

  • アルツハイマー型認知症と食品因子

    坂井 研太, 松井 利郎 Functional Food Research 18 (0), 15-21, 2022-09-12

    ...<p>認知症高齢者数は増加の一途であり,認知症問題は健康長寿社会を実現するための⼤きな障害となっている.したがって,「治療薬」の開発と「予防方法」の確立は認知症対策の両輪といえる.治療薬ではないが,食品因子としては,これまでにポリフェノールやペプチドによって認知症が「改善」されることが報告されている.しかしながら,これら因子がそのままの形で⾎液脳関門を透過し,脳実質へ移行,蓄積するかどうかは不明である...

    DOI 医中誌

  • 健康危機対応のための食品中金属の迅速分析法

    高木 恭子, 宮崎 仁志 食品衛生学雑誌 63 (3), 105-108, 2022-06-25

    ...<p>食品による健康危機事案が発生した際に対応可能な金属類の分析法を,マイクロ波分解装置と誘導結合プラズマ発光分光分析(ICP-AES)装置を用いて検討した.水道水質基準項目および水質管理目標設定項目に設定されている元素を含む18種類の元素(アルミニウム,ヒ素,ホウ素,カドミウム,コバルト,クロム,銅,鉄,水銀,マンガン,モリブデン,ニッケル,鉛,アンチモン,セレン,スズ,タリウム,亜鉛)を対象とし...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか2件 参考文献2件

  • 液体クロマトグラフィー質量分析による水道水中の陰イオン6種の一斉分析法の検討と妥当性評価

    小林 憲弘, 高木 総吉, 木下 輝昭, 仲野 富美, 古川 浩司, 粕谷 智浩, 松巾 宗平, 寺中 郁夫, 山本 剛, 米久保 淳, 田中 誠也, 丹羽 宏之, 会田 祐司, 髙原 玲華, 齊藤 香織, 五十嵐 良明 水環境学会誌 45 (2), 51-66, 2022

    ...さらに, 本研究で確立した分析条件が, 様々な種類の水道水や機種に適用できるかどうか検証するために, 15機関で分析法のバリデーション試験を実施した。水道水を用いた添加回収試験の結果, 臭素酸, 塩素酸, 亜塩素酸, 過塩素酸の4物質は, それぞれ12機関以上が良好な分析精度が得られたことから, 本分析法は水道水に含まれるこれら4種類の陰イオンを高精度に一斉分析可能と考えられる。...

    DOI Web Site 参考文献8件

  • 山形県の家庭料理 地域の特徴

    齋藤 寛子, 佐藤 恵美子, 宮地 洋子, 平尾 和子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 33 (0), 180-, 2022

    ...かど焼は最上地方の春の訪れを祝う味であり、祭りにもなっている。また、芽吹く山菜は柔らかく、それぞれの味・香りを持つ数多くの種類が店先にも並ぶが、個人で山に入り採取するという話もよく聞く。置賜地方の小国町は山に囲まれ雪も雨も多く土が肥えているといわれ、立派な太さのわらびが豊富にとれる地域であり、大量の山菜は塩漬けや乾物にして保存もする。...

    DOI

  • ヒト用医薬品の環境モニタリングおよび環境動態予測手法の構築

    小林 憲弘, 内野 正, 五十嵐 良明 日本毒性学会学術年会 49.1 (0), S42-2-, 2022

    ...</p><p>環境動態モデルの検証に関しては,産総研-水系暴露濃度予測モデル「AIST-SHANEL Ver.3.0(250 mメッシュ全国水系版)」を用いて全国の河川水中医薬品濃度の予測を行い,AIST-SHANELがヒト用医薬品に適用できるかどうか検証した。...

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  • 微酸性電解水の1週間反復噴霧がヒト皮膚に与える影響

    樋口 幸, 巻野 雄介, 田中 佳子, 大貝 和裕 看護理工学会誌 9 (0), 72-80, 2022

    ...2002 年に食品添加物として認可された微酸性電解水は,従来の消毒剤の代替として感染防止対策への活用が期待されているが,ヒトの皮膚への影響の検証は十分ではない.本研究では,微酸性電解水をヒトの皮膚に1日1回1週間使用した場合,蒸留水と比較して有害かどうかを検証した.20~50 歳台の男女20 名を対象に,左右どちらか一方の前腕に微酸性電解水,他方には蒸留水を1日1回噴霧した.介入期間の前後で角質水分量...

    DOI

  • 清酒醸造過程におけるジアセチルの消長

    福田, 敏之, 杉本, 勇人, 進藤, 昌 秋田県総合食品研究センター報告 = Bulletin of the Akita Research Institute of Food and Brewing : ARIF (23) 1-7, 2021-12

    ...また、火落ち菌検査で陰性であった清酒と陽性であった清酒のDA/PD値を測定したところ、火落ち菌検査で陽性であった清酒ではDA/PD値が0に近い値となったことから、清酒が火落ち菌汚染したかどうかの判別にDA/PD値が参考になると考えられた。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 学校給食の時間における指導目標の因子論的分析

    齊藤, るみ, 石井, 雅幸, 雲財, 寛, 稲田, 結美, 角屋, 重樹 日本体育大学大学院教育学研究科紀要 5 (1), 17-26, 2021-09-30

    ...その結果,給食の時間における指導の目標として,「食品,栄養に関する事項」「食べ方に関する事項」「食事の社会的側面に関する事項」の3群,14項目が抽出できた。...

    機関リポジトリ

  • 日本におけるタピオカドリンクブームの発生要因分析

    前原 俊介, 朴 壽永 農業情報研究 30 (2), 109-120, 2021-07-01

    ...<p>本研究では,農産物や食品販売とSNS等を関連させた研究が情報化社会進展下にも関わらず少ない現状を踏まえ,SNSの重要性に着目し,事例として2019年に発生したタピオカドリンクブームの発生要因を明らかにした.具体的には,どのような消費者がブーム発生に最も貢献したか,また,その購買行動とSNS特にInstagramの影響を分析した.アンケート調査を行い,539人分のデータを収集,Brunner-Munzel...

    DOI Web Site 参考文献4件

  • ブタの脂肪細胞分化におけるV型コラーゲンの重要性

    中島 郁世, 中村 富美男, 千国 幸一 日本養豚学会誌 58 (2), 53-64, 2021-06-21

    ...本研究では,ブタの脂肪細胞分化においてもコラーゲンが必要であるのかどうかを明らかにするため,ブタ皮下組織由来脂肪前駆細胞株(PSPA細胞)に対するコラーゲン合成阻害剤(EDHB)の影響を検討した。免疫染色の結果、線維芽細胞様のPSPA前駆細胞はI,III,IV,VおよびVI型コラーゲンを産生し,脂肪細胞への分化によりその細胞表面上に前駆細胞にはないコラーゲンネットワークを構築することが観察された。...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献37件

  • 児童を対象とした三色食品群を用いる食育体験プログラムの実施と評価

    加藤, 元士, 兼安, 真弓, 笠本, 光希, 上田, 結子, 新谷 華世, 園田, 純子, 乃木, 章子, 田中, マキ子 山口県立大学学術情報 14 37-42, 2021-03-31

    ...ブース活動では、「食べ物カードをその働きごとに赤・黄・緑の三色に分ける」「3 つの献立例を見て、三色のうち足りない色を当てる」「料理カードから料理を選び、三色そろった食事を考える」の3 つの活動を行った。評価は、食育体験プログラム実施前後に行った児童アンケート調査を用いて行った。...

    機関リポジトリ 医中誌

  • ミャンマーにおける野菜遺伝資源の共同探索,2019年

    下村 晃一郎, Ohm Mar Saw, Min San Thein 植物遺伝資源探索導入調査報告書 = Annual Report on Exploration and Introduction of Plant Genetic Resources 36 148-158, 2021-03

    This study describes the exploration of genetic resources of cucurbitaceous vegetables in northwestern Myanmar, Sagaing region, and this study was jointly conducted by the National Agriculture and …

    DOI 機関リポジトリ

  • 幼稚園児の食物の嗜好について : 調理・加工による違いに注目して

    加藤 久, 小林 真 富山大学人間発達科学部紀要 = Memoirs of the Faculty of Human Development University of Toyama 15 (2), 197-204, 2021-02-25

    ...従来の研究では食物そのものに対する嗜好を尋ねていたが,本研究では同じ食物であっても調理法や加工法によって嗜好が変わるかどうかを検討した。その結果,調理法や加工法による嗜好の違いが存在することが明らかとなった。したがって幼児に対する食育を進めるためには,調理法等の工夫が有効であることが示された。...

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件

  • 個人の購買行動を支援するパーソナルAIエージェントの試案

    吹金原 榛耶, 村瀬 達也, 高橋 達二, 中川 裕志 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2021 (0), 4H2GS11c02-4H2GS11c02, 2021

    ...たとえば、食品の購買でクレジットカードは提示しても、印鑑証明は提示しない。しかし、不動産購入なら印鑑証明は提供するであろう。種々の物品などの購買において提供する個人情報を過不足なく提供することは、安全な購買行動のために重要である。このような個人情報の過不足ない提供を支援するAIエージェントの設計の試案について述べる。...

    DOI

  • マウス食餌性非アルコール性脂肪肝炎(NASH)モデルの線維化におけるSox9の関与に関する研究

    中根 冴, 煙山 紀子, 阿部 有加里, 結城 恵美, 宇野 絹子, 小川 秀治, 佐野 龍平, 渡辺 厚, 高須 伸二, 梅村 隆志, 美谷島 克宏, 中江 大 日本毒性学会学術年会 48.1 (0), P-50S-, 2021

    ...本研究は、非アルコール性脂肪肝炎(NASH)に着目し、その部分症である線維化が細胆管反応によって誘導されるかどうかを明らかにすることを目的とし、細胆管で発現が明らかとなっているSRY-box9(Sox9)をマーカーとして、NASH動物モデルにおけるその発現の経時的変化を解析した。...

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  • リアルタイムPCR法による遺伝子組換えカイコの挿入遺伝子数検証法について

    小島 桂 日本シルク学会誌 29 (0), 59-65, 2021

    ...い,内部標準としてhsp90遺伝子を用いたところ,0,1および2コピーの<i>piggyBac</i> R-arm配列の挿入数を確定することが出来た.また,同様に8コピーまでの挿入でも,挿入数既知の標準サンプルと比較することで挿入遺伝子数を決定できることが示された.本法とサザンハイブリダイゼーションによる組換え遺伝子の挿入座数の決定を組み合わせることで,遺伝子組換えカイコの組換え遺伝子がホモ接合体かどうか...

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  • 在宅要介護高齢者に対するロイシン高配合食品による歩行改善

    立松 麻衣子, 冨永 美穂子 日本家政学会誌 72 (3), 119-127, 2021

    ...本研究では, 歩行速度を指標にして, ロイシン高配合食品を用いた長期的な栄養介入が在宅要介護高齢者の歩行改善に有効かどうかを検討する.</p><p> そのために, 在宅要介護高齢者をロイシン高配合食品による介入をする介入群8例と対照群6例に分類し, 13ヶ月間の介入を行った. また, 介入期間前後に歩行測定と食事調査, MNA<sup>Ⓡ</sup>-SF, BMIの算出を行った....

    DOI Web Site 医中誌

  • ジェランガムゼリーを用いた大学生パネルの甘味評価

    井奥 加奈, 榊原 南月, 早川 文代, 清田 朗裕 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 135-, 2021

    ...<p>【目的】ジェランガムは微生物から製造される多糖類で熱耐性があり、テクスチャーコントロールが容易なことから安定剤や介護用食品材料として注目されている。今回、クリープメータを用いた一方向からの圧縮によるショ糖リリースと主観的な甘味評価の関連について、ジェランガムゼリー(10%ショ糖添加)を調製して大学生を対象とした官能評価を行い検討した。...

    DOI

  • 食品に付したエネルギー情報の違いと摂食者の心理・生理的応答

    鈴木 麻希, 宮田 采実, 和田 有史, 武藤 孝子, 小谷 和彦, 永井 成美 栄養学雑誌 78 (5), 223-231, 2020-10-01

    ...<p>【目的】食品に付したエネルギー情報の違いが,摂食者の心理・生理的応答に与える影響を若年女性において検討すること。</p><p>【方法】ランダム化クロスオーバー試験として実施した。試験食は,466 kcalのフレンチトーストに,500 kcal表示または 1,000 kcal表示のカードを付した2種類とした。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献13件

  • 社会学としての“健康隠謀学”の構想

    村岡, 潔 社会学部論集 71 149-161, 2020-09-01

    ...そして,これらの4節の記述を通じて健康に関する隠謀学的方法論の構想の一端を提示することで,健康の隠謀学が社会学の一分野として成立しうるかどうか,その可能性について問うてみました。...

    機関リポジトリ Web Site

  • 農産物中残留農薬分析における,同一前処理後のGC-MS/MSおよびLC-MS/MSでの妥当性評価の比較

    中島 崇行, 大塚 健治, 富澤 早苗, 増渕 珠子, 八巻 ゆみこ, 上條 恭子, 吉川 聡一, 髙田 朋美, 小鍛治 好恵, 渡邊 趣衣, 大澤 佳浩, 橋本 常生 食品衛生学雑誌 61 (4), 154-160, 2020-08-25

    ...<p>食品中の残留農薬分析において,ある農薬の定量値が正しいかどうかを確認するため,異なる機器を使用して定量値の確認を行うことがしばしばあるが,それぞれの機器の値が完全に一致することは珍しい.本研究では,食品毎にどの程度違いがあるかを比較するため,当研究室の日常検査法を用い,121成分,6種類(グレープフルーツ,ばれいしょ,パプリカ,キャベツ,ほうれんそう,玄米)の食品について,GC-MS/MSおよび...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか2件 被引用文献2件 参考文献18件

  • カードランゲルのグルコース添加による影響

    湯口 宜明, 松山 勇介, 中地 学, 小笠原 正志 SPring-8/SACLA利用研究成果集 8 (2), 354-356, 2020-08-21

    ...多糖類カードランはグルコースが <i>β</i>-1,3 結合によってつながった直鎖構造をとっており、3重らせん構造をとっていると考えられている。カードランは水に不溶であるが、その懸濁液を加熱することにより熱ゲル化挙動を起こす。食品のゲル化剤として応用されている。この系に対してグルコースを添加するとゲル強度が減少した。ナノ構造を小角X線散乱法により調べた。...

    DOI

  • 色彩を用いたパンの香りの評価

    森田 亜紀, 早川 文代, 香西 みどり 日本色彩学会誌 44 (3), 107-, 2020-07-01

    ...</p><p> パンに含まれる7成分を添加した香りの異なるワンローフ成形の食パンを調製した.パンの香りの強さや質の違いは,10語の評価用語による9段階評定尺度法を用いた評価により表現できた.またPCCS表色系の新配色カード199を用いてパンの香りのイメージに合致する色を選択させたところ,パンの香りは橙,乳に由来する香りは黄と相関があった.また,焼成で生じる香りは明度の高い方向で表現された....

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  • 音響による食品物性評価法

    西津 貴久 日本食品工学会誌 21 (2), 53-62, 2020-06-15

    ...<p>超音波音速を測定することで,乳酸発酵過程のミルクカード強度の時間変化や,食品モデルの冷凍過程における凍結率変化のモニタリングが可能であることを見出した.一方,青果物の超音波音速は,組織の「かたさ」ではなく,組織内ガス体積分率支配であるが,周波数の低い打撃振動の伝播速度は,「かたさ」を表す弾性率と高い相関を示すことを明らかにした.また,ヘルムホルツ音響共鳴現象を利用した食品の体積や密度の測定装置...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献5件

  • パイナップル由来酵素処理によるオレンジアレルゲンCit s 2濃度の減少

    清田 恭平, 吉光 真人, 梶村 計志, 山野 哲夫 食品衛生学雑誌 61 (1), 17-21, 2020-02-25

    ...栄養成分を含む一方で,アレルギーの発症原因となるアレルゲンも含んでいる.オレンジアレルギーの発症を予防するためには,アレルゲンの摂取リスクを抑えることが重要である.そこで本研究では,果物ミックスジュースにおいて,オレンジとの組合せで嗜好性のよいパイナップルに含まれるタンパク質分解酵素ブロメラインの利用に着目した.パイナップル由来酵素を利用して,オレンジの主要アレルゲンであるCit s 2の濃度減少が可能かどうか...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか3件 参考文献14件

  • 食事を介した摂取量の推定を目的とする元素類一斉分析法の妥当性確認手法

    渡邉 敬浩, 片岡 洋平, 荒川 史博, 松田 りえ子, 畝山 智香子 食品衛生学雑誌 61 (1), 7-16, 2020-02-25

    ...にも用いられる.TDSにおける試料の分析には,摂取量推定の目的に合致した方法を選択すると同時に,その妥当性を確認することが勧告されている.しかし,妥当性確認に必要な具体的な考え方や方法論は示されていない.そこで本研究では,まず摂取量推定の目的で使用される分析法の性能を評価可能な試料(Samples to estimate methods performance; SEMPs)を開発した.次いでヒ素やカドミウム...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか3件 被引用文献1件 参考文献9件

  • インドネシア産サトウヤシ砂糖の化学的組成とGI 値の特徴

    佐藤 輝, 久野 真希子, 矢田 誠, 仲摩 栄一郎 人間と環境 46 (1), 18-23, 2020-02-10

    ...一方,食後の血糖値の上昇度を示す指標であるglycemic index値(平均±標準偏差,n =12)は66±17となり,白砂糖のそれ70±35との有意差がなく,中GI食品と分類された。安全性については,大腸菌群,一般生菌数,カビ,芽胞数はすべて日本の食品衛生基準値以下であり,残留農薬(245化合物)とアフラトキシン類は不検出,重金属の鉛,ヒ素,総水銀,カドミウムも不検出だった。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献2件

  • 鳩麦糠からの糠床調製および米糠床との比較

    木村 洋, 渡邉 正一, 波多野 淳子, 矢野 寿美子, 木村 康子, 三嶋 真由美, 土井 琴美, 初見 泰寛, 河邉 真也, 宮﨑 泰幸 日本食品科学工学会誌 67 (1), 35-43, 2020-01-15

    <p>鳩麦糠床の調製条件の最適化により,日々野菜を漬けるための充分な発酵性と酸味を持つ熟成鳩麦糠床の開発に成功した.熟成鳩麦糠床は米糠床より高い酸味を発現し,スターターとしても有効な性能を発現した.以上の結果は鳩麦糠床の最適水分(52.6%)の追跡により,鳩麦糠床に特徴的な粘着性を抑制したことにより達成された.鳩麦糠床は米糠床に特徴的なプロピオン酸臭を発せず,代わって炭素数4と5の分岐のアルコー…

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件

  • 食事認知に伴う唾液分泌測定の有用性の検証

    川添 英利子, 森 一彦 日本看護科学会誌 40 (0), 396-402, 2020

    ...<p><b>目的:</b>口腔粘膜の乾燥状態を測定する器具である口腔水分計は,食事認知に伴う唾液分泌測定に有用なのかどうかを検証した.</p><p><b>方法:</b>65歳以上の男女10名と20代の男女10名を対象に口腔水分計を使用し,食品刺激前と後(プリン,白飯をそれぞれ目の前,口元に持っていく)で口腔内乾燥度に差が生じるのかを調査,分析した....

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献3件

  • カドミウムによる腎近位尿細管でのABCB1トランスポーターの発現誘導

    森 稚景, 李 辰竜, 徳本 真紀, 佐藤 雅彦 日本毒性学会学術年会 47.1 (0), P-15S-, 2020

    ...<p>【目的】カドミウム (Cd) は、環境中に広く存在する有害重金属であり、コメなどの食品を介したCd長期曝露による健康影響が懸念されている。代表的なCd慢性毒性として腎近位尿細管障害が知られている。我々は、ヒト由来の腎近位尿細管細胞 (HK-2細胞) において、CdがグルコーストランスポーターであるGLUT4の発現抑制を介して細胞毒性を引き起こすことを見いだしている。...

    DOI

  • 家庭における調理時の食品ロス「過剰除去」の実態と発生要因

    野々村 真希 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 31 (0), 65-, 2020

    ...家庭で調理を主に担う消費者に対して、日本で消費量の多い野菜10種の可食部17か所を示し、それぞれ除去するかどうか、どのような認識を持っているか等を尋ねるアンケート調査を実施した。...

    DOI

  • トニックウォーターに含まれるキニーネによる固定疹の 1 例

    荒巻 ちひろ, 伊藤 宏太郎, 大賀 保範, 今福 信一 西日本皮膚科 81 (5), 377-381, 2019-10-01

    ...食物,食品添加物による固定疹は固定食物疹と呼ばれ,キニーネによるものもこれに含まれる。過去の症例を検討したところ,キニーネによる固定疹は他の食物による固定疹と比べ口唇に症状が出やすい特徴があった。固定疹を疑う臨床像で明らかな内服歴がない場合は,食物摂取歴も慎重に聴取し原因を探る必要がある。</p>...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献11件

  • 血管内皮細胞におけるカドミウムと他の重金属の相互作用

    藤江 智也, 山本 千夏, 鍜冶 利幸 日本毒性学会学術年会 46.1 (0), W8-3-, 2019

    ...カドミウムは現在も食品を汚染している重金属であり,日本人は耐容週間摂取量の約4割に相当する平均2.9 μg/kg体重/週のカドミウムを摂取している。カドミウムは心血管疾患の発症と進展の危険因子でもあるので,これまでに培養細胞を用いてカドミウムの内皮細胞毒性の分子機構を明らかにしてきた。一方,食品および環境中には亜鉛,マンガンおよび鉛など様々な重金属が共存している。...

    DOI

  • 液体クロマトグラフィータンデム質量分析による水道水中の140農薬の一斉分析法の妥当性評価

    小林 憲弘, 宮本 紫織, 佐藤 学, 木下 輝昭, 高木 総吉, 岩間 紀知, 粕谷 智浩, 古川 浩司, 堀池 秀樹, 齊藤 香織, 京野 完, 髙原 玲華, 五十嵐 良明 水環境学会誌 42 (6), 247-258, 2019

    ...<p>前報で確立した水道水中の140農薬のLC/MS/MS一斉分析法が全国の水道水質検査に適用できるかどうかを検証するために, 国立衛研以外に新たに11機関において水道水を用いた添加回収試験を行い, これら12機関の試験結果を合わせて解析および評価した。...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献2件

  • 砂丘砂における重金属移行抑制に資する有機堆肥の有用性

    金森 拓也, 堀野 治彦, 櫻井 伸治, 中桐 貴生, 中村 公人 農業農村工学会論文集 87 (1), I_37-I_43, 2019

    ...<p>広範かつ恒常的に重金属汚染が生じている農地においては, 時間的・コスト的側面から浄化措置を講じることが困難である場合もあり, 土壌改良資材の投与により重金属の可動性を弱め, 作物の重金属吸収を抑制する不動化技術が注目されている.本研究では, 不動化技術における有機性廃棄物の利用可能性に着目し, 銅, カドミウム, 鉛を対象とした土壌バッチ試験から牛ふん堆肥およびメタン発酵消化液の重金属不動化資材...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site

  • マイクロサンプリングに関する海外の状況と日本の取り組み

    斎藤 嘉朗, 齊藤 公亮 日本毒性学会学術年会 46.1 (0), W5-1-, 2019

    ...またDried blood spot(DBS)に関しては、2015年にカードを用いた妊娠ラットからの尾静脈採血に関する論文が発表され、DBS測定値からの換算結果と血漿測定値との相関が報告されている。最近では、Volumetric absorptive microsamplingを用いた方法や高分子医薬品に関するDBSに関する論文も複数報告されている。...

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  • 高齢者における身体活動量と筋エコー輝度の加齢変化との関連

    福元 喜啓, 山田 陽介, 池添 冬芽, 渡邊 裕也, 谷口 匡史, 澤野 翔一朗, 南 征吾, 浅井 剛, 木村 みさか, 市橋 則明 理学療法学Supplement 46S1 (0), I-48_1-I-48_1, 2019

    ...身体活動量は,1回30分以上のウォーキング・体操やスポーツを週に2回以上行っているかどうかで2群(高活動群,低活動群)に群分けした。栄養状態は食品摂取多様性スコア(Dietary Variety Score; DVS)を用いて評価した。ベースラインとフォローアップのBMI,脂肪厚,筋厚,筋輝度および筋力を,対応のあるt検定を用いて比較した。...

    DOI

  • 生薬の経験的鑑別を科学的に検証する:熟練の技をいかに継承するか?

    政田 さやか ファルマシア 55 (3), 252-252, 2019

    ...組成確認,HPLCによる指標成分の定量等により科学的に評価されるようになったが,品目内での格付けは,未だに五官(視覚,聴覚,触覚,味覚,嗅覚)に基づく経験的鑑別法によるところが大きい.しかし,生薬の格付けは共通の基準がなく,専門家の間でも見解が異なる上,格付け機会の減少による技能低下や継承不足も懸念されている.今回,生薬ゴミシを対象として,熟練の鑑別士による生薬の格付けの主要因子を解明し,品質評価カード...

    DOI 医中誌

  • 日本人の食品からのCd,As摂取量

    吉永 淳 日本毒性学会学術年会 46.1 (0), S11-2-, 2019

    ...</p><p>Cdは食品安全委員会が定めた耐容週間摂取量 7 µg/kg/week に比べると1/2~1/3の摂取レベルとなる。iAsは現在、国際機関によって耐容摂取量策定中なので明確なことはわからないが、発がん性に関するBenchmark Doseに比べると25.5 µg/person/dayは決して低い摂取レベルではない。...

    DOI

  • 半固形経口栄養補助食品と全粥食による胃癌に対する腹腔鏡下胃切除術後栄養管理

    大司 俊郎, 入江 工, 高松 督, 黒木 智恵, 原 純也, 安藤 亮一 学会誌JSPEN 1 (1), 4-12, 2019

    ...【対象と方法】2011年11月から2017年7月までに腹腔鏡下胃切除術を施行したStage I胃癌の連続症例122例を,術後栄養管理の違い(術後1日目から半固形経口栄養補助食品を摂取するかどうか,および術後食の違い)により前期群(n=33),中期群(n=45),後期群(n=44)に分類し,周術期経過,術後食の完食者率,1ヶ月以内の体重変化を比較検討した....

    DOI 医中誌

  • 日本、スウェーデン、イタリアおよびドイツ4か国の学校給食の比較研究

    中澤 弥子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 31 (0), 177-, 2019

    ...海外の3国では学校給食を食べさせるかどうかは保護者の希望により選択でき,昼食の持参や自宅に戻って食べることが許されていた。学校給食の運営は地方自治体が責任を担っており,給食費はスウェーデンが無償で,その他の2国では有料であった。海外の3国では学校給食を食べる場所は食堂で,食事時間も長く計画されていた。...

    DOI

  • 特定カテゴリーへの値引きが店舗売上指標に与える影響

    林田 光平 マーケティング・サイエンス 27 (1), 63-, 2019

    ...現代の食品小売業界においては,消費者の店舗来店と購買意欲を促進する一つの方策とし て,Loss Leading と呼ばれる,一部カテゴリーに対する極端な値引きが恒常化している。し かしながら,実際にLoss Leading により店舗全体の売上・収益が向上しているかどうかにつ いては事前に明確ではなく,実証的な課題である。...

    DOI Web Site

  • 超高速MRIを用いた咀嚼時の下顎頭および関節円板の運動測定の試み

    山本 司将, 中村 健太郎, 山口 雄一郎, 松浦 尚志 日本補綴歯科学会誌 11 (2), 135-142, 2019

    ...<p><b>目的</b>:本研究の目的は超高速MRI装置を用いて咀嚼運動時における顎関節部の撮像を行い,咀嚼運動時における下顎頭と関節円板の動態を読影するとともに,下顎頭および関節円板が移動した距離を測定できるかどうかを分析することである....

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献2件

  • 3. 農業データ連携基盤WAGRIの本格稼働

    塩見 岳博, 石原 光則 写真測量とリモートセンシング 58 (5), 236-238, 2019

    <p>Agricultural Data Collaboration Platform WAGRI started full operations by the National Agriculture and Food Research Organization (NARO) from April 2019. This paper introduces the overview of …

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件

  • 栄養摂取方法の違いが療養型病院の入院患者における発熱および炎症反応に及ぼす影響

    東郷 将成, 佐藤 雅俊, 山口 太一, 皆川 夏樹, 伊藤 真義 日本摂食嚥下リハビリテーション学会雑誌 22 (3), 260-266, 2018-12-31

    ...<p>多くの高齢者を抱える慢性期療養型の病院では,誤嚥性肺炎が問題視されている.誤嚥性肺炎の諸症状に発熱や炎症反応があることから,食事を経口摂取している患者では,発熱や炎症反応が上昇した際に誤嚥性肺炎が疑われ禁食となる場合がある.しかしながら,これまでに療養型病院における食事の経口摂取の中断による非経口摂取状況の長期化が,発熱や炎症反応の改善予防に有効かどうかは不明であった.本研究の目的は,長期間の...

    DOI Web Site 医中誌

  • 国内流通するチョコレートとココア粉末製品中のカドミウム濃度の実態調査

    片岡 洋平, 渡邉 敬浩, 林 恭子, 穐山 浩 食品衛生学雑誌 59 (6), 269-274, 2018-12-25

    ...<p>チョコレートとココアは,カカオ豆から作られる主な製品である.これらの製品は,土壌などの環境に由来するカドミウム(Cd)を含むことが知られている.Cd濃度を調査するために,国内流通していたダークチョコレート,ミルクチョコレート,ホワイトチョコレート,ココア粉末製品を購入した.分析には誘導結合プラズマ質量分析計による妥当性確認された分析法を用いた.チョコレートおよびココア粉末中のCd濃度は,それぞれ...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか3件 参考文献15件

  • オカラ発酵素材による食後血糖及び血清インスリン値に対する探索的検討

    野口 聡子, 駿河 康平, 中井 久美子, 村嶋 章宏, 木村 泰裕, 小林 昭雄 栄養学雑誌 76 (6), 156-162, 2018-12-01

    ...</p><p>【結論】 本研究で実施したOTB試験食と対照食のいずれにおいても十分な血糖と血清インスリン上昇をきたさなかったため,OTB粉末がヒトにおける糖代謝改善効果を有するかどうか明確な結果を得ることは出来なかった。食後インスリン値が低いにもかかわらず血糖値が同程度であった点について検証するために,本研究結果を踏まえてプロトコールを再検討した上で実施する必要がある。</p>...

    DOI Web Site Web Site 参考文献5件

  • 介護老人保健施設に入所する高齢者の便秘に対する雑穀甘酒の有用性

    山田 博子, 平田 弘美, 大矢 みちこ, 松田 恵, 水本 こずえ, 塚本 京子 人間看護学研究 16 35-40, 2018-03-01

    ...便秘症の高齢者は,酸化マグネシウム製剤を長期に服用していることが多い.近年,酸化マグネシウム製剤の服用による脱力感・無気力といった高マグネシウム血症や腎障害などの副作用の危険性が指摘されている.今回,便秘改善の効用が期待され,食物繊維が豊富な発酵食品である「雑穀甘酒」に注目した.本研究は,介護老人保健施設に入所する便秘症の高齢者8名を対象に,酸化マグネシウム製剤からの離脱をめざし,雑穀甘酒の飲用により...

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか1件 被引用文献1件

  • 化学物質の発達神経毒性指標としての授乳期ラット神経細胞のE-S coupling

    笛田 由紀子, 吉田 祥子, 石田尾 徹, 保利 一, 諫田 泰成, 上野 晋 日本毒性学会学術年会 45.1 (0), O-22-, 2018

    ...今回、この神経細胞回路機能の入出力特性の関係性を示すEPSP-Spike (E-S) coupling が評価指標として有効かどうかを検討した。Wistar系妊娠ラットに対してVPA(150, 300 mg/kg)は妊娠15日目に単回経口投与、1-BPは一定蒸気濃度(400, 700 ppm)で妊娠20日間吸入曝露(6時間/日)を行った。...

    DOI

  • ベルトコンベヤー式非破壊放射性セシウム汚染検査機

    石井 慶造 RADIOISOTOPES 67 (2), 67-73, 2018

    ...これらの出荷物が放射性Csで汚染されているかどうか,非破壊で多量に検査できる装置を開発した。本装置は,ベルトコンベヤーのベルトの下に,1直線に並べられた120個のγ線検出器を置き,ベルトの上に食品を載せベルトを移動させながら放射線を計測することにより,食品の放射性Csの比放射能及び汚染分布を求めている。20 cm位の魚の場合,1時間に2000匹以上検査することができる。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献2件

  • にんじんピューレ配合野菜・果実飲料摂取による日本人男性の大腸癌リスクおよび大腸通過時間への影響

    小林 誠, 龍 家圭, 山崎 大義, 肥田 典子, 三邉 武彦, 土屋 洋道, 内田 直樹, 岩﨑 稔, 卯川 裕一, 沢村 信一, 提坂 裕子, 岡﨑 啓介 日本調理科学会誌 51 (2), 81-88, 2018

    ...そこでまずは,便秘の自覚症状のある成人男性において,高脂肪低食物繊維食摂取後の二次胆汁酸比の上昇がCP配合飲料摂取によって抑制できるかどうか検討を行った。その結果,我々は高脂肪低食物繊維食摂取後の便中二次胆汁酸比の上昇がCP配合飲料摂取によって抑制されることを示した。さらに,我々はCP配合飲料摂取によって成人男性の大腸通過時間が短縮することを示した。...

    DOI Web Site

  • 血管内皮細胞において亜鉛輸送体ZIP8がカドミウムによって誘導されるメカニズム

    伊藤 佳祐, 吉田 映子, 鍜冶 利幸 日本毒性学会学術年会 45.1 (0), P-67-, 2018

    ...<p>【背景】カドミウムは米などの食品中に含まれる環境汚染物質であり,様々な器官に対して毒性を発揮するが,その器官毒性は特に血管内皮細胞毒性に修飾されると考えられる。当研究室は,細胞膜に局在する金属輸送体ZIP8が内皮細胞へのカドミウム輸送に関与することを見出している。そのためZIP8の発現に対するカドミウムの作用とその機構を明らかにすることは,カドミウムの血管内皮細胞毒性の理解に重要である。...

    DOI

  • 化学物質のがん原性評価の動向

    西川 秋佳 日本毒性学会学術年会 45.1 (0), S22-1-, 2018

    ...<p> 現行の発がん性評価においては,2つの主要な課題といくつかの小さな課題がある.主要な課題の1つは,遺伝毒性発がん物質の閾値に関するものであり,腫瘍性病変が発現した標的器官に遺伝毒性が実際に関与しているかどうかを明らかにするためには,<i>gpt</i> deltaのようなレポーター遺伝子を有するトランスジェニック動物が有用であり得る.また,<i>in vivo</i>での遺伝毒性が陽性であっても...

    DOI

  • 「インスタ映え」料理写真のSNS掲載による食べ残し増加の可能性

    藤倉 まなみ, 大和 妃香里, 福岡 雅子 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 29 (0), 105-, 2018

    ...SNSに写真を掲載することを目的に「インスタ映え」する料理を注文し、それを食べ残すことにより、食品ロスが増加しているかどうかを明らかにするため、Webを利用したアンケート調査を実施した。その結果、外食時に料理を撮影し、かつSNSに掲載した経験があるのは、全数の38%で、SNS利用者の半数以上と考えられた。...

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  • 他の味成分との相互作用を利用した高塩分濃度食品における減塩方法の検討

    竹澤 夏菜, 石川 匡子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 30 (0), 23-, 2018

    ...しかし、高濃度の有機酸添加は味のバランスを崩すため、ラーメンスープのような高塩分食品に対応できない問題があった。そこで本研究では、うま味成分や酸味抑制剤を利用することで、高塩分食品に対しても減塩が可能かどうかを検討した。...

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  • 甘酒飲用による気分改善効果 -主観的気分測定システムを用いた評価-

    杉本 紗羅, 林 里栄子, 伊豆 英恵, 藤井 力, 片岡 洋祐, 松原 主典 一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集 70 (0), 72-72, 2018

    ...【目的】近年、発酵食品の健康機能が注目されている。我々は日本の伝統的発酵食品の一つである酒粕の脳機能や老化への影響について検討を進めている。酒粕を利用した代表的な食品として甘酒があり、その機能性にも高い関心が寄せられている。本研究では、甘酒摂取が脳機能に与える影響として、ストレスの緩和に繋がるかどうか被験者の気分を正確かつ簡便に測定できる主観的気分測定システムを用いて検討した。...

    DOI

  • 食品産業における子供市場に関するマーケティング論的研究

    隅田, 孝 四天王寺大学紀要 (64) 179-194, 2017-09-25

    ...たとえば、子供の玩具から大人のコレクションへというように、玩具菓子が市場で新たな価値を帯びていくプロセスをチョコエッグやプロ野球カードを事例に、そのメカニズムを明らかにした。また、今後の食品産業における子供市場のあり方として、子供というカテゴリーにとらわれることなく、子供と大人が共有できる価値をもつ製品の開発が求められることを述べた。...

    機関リポジトリ Web Site

  • 異なる水田土壌におけるコシヒカリ環1号の無機成分含有率とごま葉枯病罹病リスクの評価

    本間 利光, 白鳥 豊, 大峽 広智, 土田 徹, 牧野 知之, 安部 匡, 石川 覚 日本土壌肥料学雑誌 88 (3), 213-220, 2017-06-05

    <p>(1)ごま葉枯病は有効態リン酸,交換性塩基,易還元性Mn,遊離酸化鉄および可給態ケイ酸含量が少ない土壌で発病が多かった.</p><p>(2)茎葉中の無機成分ではK, Si, Mn, Fe含有率が低いと病斑数は増加した.</p><p>(3)止葉のごま葉枯病病斑数はコシヒカリと比較しコシヒカリ環1号で多く,Mn資材の施用により減少する傾向であった.</p><p>(4)コシヒカリ環1号はコシヒカ…

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献1件

  • 市民参加による「かさおかブランド」の再構築について

    小林, 正和 福山大学経済学論集 41 (1,2), 1-11, 2017-03

    ...しかし、実際には食品部門1件が市長裁定で最終認定はされていない。  課題として、平成28年度のかさおかブランドの認定で、かぶとがに餞頭を認定するかどうかで、地元市民と外部検討委員の視点が異なること等が挙げられる。  また、かさおかブランドの認定は、かさおかブランド協議会の活動をもとにされていると言えるため、かさおかブランド協議会の活動は今後ますます重要になってくるものと考える。...

    機関リポジトリ Web Site

  • 顔料と法規制

    大槻 頼克 色材協会誌 90 (5), 174-181, 2017

    ...<p>黄鉛,カドミウムレッド,複合酸化物顔料などの無機顔料は,重金属を含有するためさまざまな法規制の対象となる。有機顔料は,重金属を含有するレーキ顔料や製造工程上より副生するPCBやHCBなどの不純物を含有するため法規制の対象となる場合がある。近年,分析技術の向上とともにこれまで知見のなかった不純物が顔料中から検出される事例が多くなっており,顔料を取り巻く法規制も世界各国で厳しくなりつつある。...

    DOI Web Site Web Site

  • 液体クロマトグラフィータンデム質量分析による水道水中の臭素酸イオン分析条件の検討と妥当性評価

    小林 憲弘, 小坂 浩司, 浅見 真理, 中川 慎也, 木下 輝昭, 高木 総吉, 中島 孝江, 古川 浩司, 中村 弘揮, 工藤 清惣, 粕谷 智浩, 土屋 かおり, 寺中 郁夫, 若月 紀代子, 加登 優樹, 小関 栄一郎, 井上 智, 村上 真一, 金田 智, 関 桂子, 北本 靖子, 堀池 秀樹, 米久保 淳, 清水 尚登, 髙原 玲華, 齊藤 香織, 五十嵐 良明 水環境学会誌 40 (6), 223-233, 2017

    ...さらに, 本研究で確立した測定条件が全国の水道水に適用できるかどうかを検証するために, 水道事業体等の23機関において水道水に臭素酸イオンを基準値 (0.01 mg L<sup>-1</sup>) およびその1/10 (0.001 mg L<sup>-1</sup>) となるように添加した試料を調製し, 各機関で最適化した様々な測定条件で試験を行った。...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献2件

  • 産地からの水産物輸出促進における港湾機能について

    中泉 昌光 土木学会論文集B3(海洋開発) 73 (2), I_995-I_1000, 2017

    ...政府が民間と国産水産物・食品の輸出倍増に取り組んでいる中で,本論文は,主要産地の港湾からの活・生鮮・冷蔵ものの輸出の現状と輸出拡大の可能性を明らかにし,輸出促進における港湾機能について論じたものである.現状でどの輸送機関や経路が利用されているかは,港湾が所要の鮮度が保持できるリードタイムで経済的に安定的・確実に輸送できる物流機能を有しているかどうかに依存していることがわかった.港湾が高い鮮度保持での...

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  • ミールプリペイドカードの利用履歴を用いた大学生の食生活支援

    島内 俊彦, 藤田 大地, 南保 英孝, 木村 春彦 Studies in Science and Technology 6 (2), 111-120, 2017

    ...大学食堂を運営する生協組合から提供頂いた、ミールプリペイドカードを利用している学生の購買履歴を使用し、学生の食品購買パターンを分析した。対象顧客数2458人の内訳は男性1591人、女性867人である。まず食品数461項目の組み合わせに着目したクラスタリングにはk-meansを用い、22の食品クラスタを生成した。次に顧客のクラスタリングにはPLSAを用い、8の顧客クラスタを生成した。...

    DOI Web Site

  • マウスにおけるアクリルアミドの神経毒性に対するCSEの役割

    秋山 雅博, 安孫子 ユミ, 熊谷 嘉人 日本毒性学会学術年会 44.1 (0), P-275-, 2017

    ...【目的と背景】神経毒性や遺伝毒性を持つことで知られるアクリルアミド(AA)は、加熱調理した食品に広範に含まれていることが指摘されており、その健康影響が懸念されている。そのため、生体におけるAAへの毒性防御機構の解明は急務の課題となっている。...

    DOI

  • 魚油摂取はFXRシグナル欠損に起因する脂肪性肝疾患を改善する

    宮田 昌明, 新野 耕平, 木下 智貴, 杉浦 義正 日本毒性学会学術年会 44.1 (0), O-13-, 2017

    ...そこで本研究では<i>Fxr</i>欠損マウスと野生型マウスを用い魚油摂取による効果を比較することで、魚油が<i>Fxr</i>欠損により生じる脂肪性肝疾患を改善するかどうか,またその作用機序について明らかにすることを目的とした。...

    DOI

  • 小学校特別支援学級における食教育プログラム

    大橋 裕子, 岡田 みゆき 日本家庭科教育学会大会・例会・セミナー研究発表要旨集 60 (0), 59-, 2017

    ...2.食品カードやお弁当教材など視覚的教材を操作することを通して,バランスの取れた食事を理解し,自分の食生活を意識したり,見直したりしようとする。3.調理用具の名称や使い方,材料の切り方,調理の手順等を理解し,児童が一人で調理をする意欲を持つ。4.好き嫌いなく残さず食べることができる。5.食事のマナーに気をつけて,食事ができる。...

    DOI

  • 寒天ゲルの調理特性におよぼす難消化性デキストリンの影響

    小長谷 紀子, 井門 知里 日本調理科学会大会研究発表要旨集 29 (0), 135-, 2017

    ...難消化性デキストリンは健康志向の高まりから多くの食品へ添加が試みられてきた。一方,寒天は食物繊維を豊富に含み,手軽に調理できる伝統的な食物繊維を多く含む食品である。そこで本研究では,難消化性デキストリンを寒天に添加し,通常の寒天ゲルと同様の特性を持つゲルを調製できるかどうかを確認することを目的とした。...

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  • 口腔·咽頭内刺激がウィンターセイボリーエキス摂取後のヒトの体温変化に与える影響

    増田 秀樹, 深尾 奈央, 小林 里穂, 蜂須賀 祥子, 森 紀之 日本食品科学工学会誌 64 (4), 200-210, 2017

    ...含有量 : 0.015mg)とWSLの濃度(0.25% ; CAR濃度 : 0.75ppm,THY濃度 : 0.15ppm)を決定した.次いで,試験1,2で定めた用量と濃度のWSL含有飲料(DK1) 100mLの摂取試験を行なった(試験3).その結果,上肢(手首,手指),下肢(足首,足指)の体表温低下が有意に抑制され,首の体表温が有意に上昇した.さらに,口腔·咽頭内での刺激が体温変化に関与しているかどうか...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか2件 被引用文献1件 参考文献26件

  • 大豆および小豆の煮汁を利用した新規チーズの製造について

    三浦 孝之, 高久 未樹, 青木 哲也, 阿久澤 良造 日本食品科学工学会誌 64 (3), 157-161, 2017

    ...<p>大豆および小豆の煮汁を用いた新規チーズの作成を目標とし,凝乳試験およびモデルカードを評価した.</p><p>豆煮汁に含まれるポリフェノールによって凝乳時間が遅延したが,カード収量は煮汁の添加量40% (v/v)まで有意差がなく良好なモデルカードが形成された....

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献8件

  • 発がん性の定量的リスク評価における閾値判定の意義

    広瀬 明彦 日本毒性学会学術年会 44.1 (0), S21-5-, 2017

    ...発がん性物質の定量的なリスク評価においては、リスク算定の対象となる腫瘍の発現メカニズムが遺伝毒性、特に遺伝子の変異に基づくものであるかどうかでそのアプローチが異なる。発癌のメカニズムが、プローモーション作用に基づく場合や、細胞傷害を起因とした組織の再生過程で誘発される場合、変異原性の伴わない染色体異常に基づくと考えられる場合では、NOAEL等のPODに不確実係数を適用してTDIを算定している。...

    DOI

  • 低濃度のヒ素がHepG2細胞のエリスロポエチン産生に及ぼす影響

    桐山 直毅, 西村 和彦, 中川 博史 日本毒性学会学術年会 44.1 (0), P-176-, 2017

    ...カドミウムやプラチナなどの重金属も、エリスロポエチンmRNA発現を抑制して貧血を起こす事が報告されている。ヒ素は甲状腺ホルモン、エストロゲン、テストステロンなどさまざまなホルモン産生に影響を与える事が報告されているが、エリスロポエチン産生に対する影響は不明である。...

    DOI

  • 血管内皮細胞においてカドミウムにより誘導される亜鉛輸送体ZIP8の発現調節機構

    伊藤 佳祐, 吉田 映子, 鍜冶 利幸 日本毒性学会学術年会 44.1 (0), P-135-, 2017

    ...【目的】カドミウムは米などの食品中に含まれる環境汚染物質であり,様々な器官に対して毒性を発揮するが,その器官毒性は特に血管内皮細胞毒性に修飾されると考えられる。我々は,細胞膜に局在する金属輸送体ZIP8が内皮細胞へのカドミウム輸送に関与することを見出している。そのためZIP8の発現に対するカドミウムの作用とそのメカニズムを明らかにすることは,カドミウムの血管内皮細胞毒性の理解に重要である。...

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  • 食事バランスガイドを活用した弁当献立作成の効果

    福田 明子, 海切 弘子, 鳥井 葉子 日本家庭科教育学会大会・例会・セミナー研究発表要旨集 60 (0), 61-, 2017

    ...<br />事後調査で他の献立作成方法「3つの食品グループ活用」「6つの基礎食品群活用」「4つの食品群活用」「日本人の食事摂取基準活用」と比較した結果では、約40%の学生が「覚えていない・わからない」と答えているものの、それらの献立作成方法よりも簡単だったかどうかを尋ねた結果、「とてもそうである」「少しそうである」を合わせると1/3の学生が肯定的であった。...

    DOI

  • HMDを用いる擬似的な食品の色彩変化と味覚への影響

    杉田 勇人, 善甫 啓一, 水谷 孝一, 若槻 尚斗 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2017 (0), 1G34in1-1G34in1, 2017

    ...<p>人間の味の感じ方というものは味覚からの情報だけでなく,他の感覚からの情報によっても大きく影響される.そこで本研究では比較的変化を与えやすい食品の視覚情報,すなわち色彩を変化させることによって,人間の食べ物に対する印象,また味の感じ方を制御できるかどうかについて実験を行った.色彩変化は没入感を持たせるためにHMDを用いて行なった.</p>...

    DOI

  • 冷蔵庫内食品の自動認識の研究

    川村, 紘菜, 三好, 力 第78回全国大会講演論文集 2016 (1), 257-258, 2016-03-10

    ...によって食品が認識されるかどうかをを研究することで,自動管理としての機能を果たせるかどうかを考察した....

    情報処理学会

  • マイクロブログにおける“おいしさ”に言及したシズルツイートの自動抽出

    森田, 真季, 荒牧, 英治, 灘本, 明代, 宮部, 真衣 第78回全国大会講演論文集 2016 (1), 531-532, 2016-03-10

    ...「もちもち」や「サクサク」など,食品のおいしさを表すシズルワードを含むツイートを抽出し,飲食店と結びつけることで,ユーザの嗜好に合わせた飲食店の提案が可能になると考えられる.本研究では,シズルワードを用いて食品のおいしさに言及しているツイートを「シズルツイート」と呼ぶ.本稿では,ユーザに合わせた飲食店提案システムの構築を目指し,Twitterにおけるシズルツイートの自動抽出が可能かどうかを調査する....

    情報処理学会

  • 生徒が簡易に記入できる半定量式食事記録用紙(SSQDR)の信頼性と栄養素等推定摂取量の妥当性

    田中 洸, 柏原 美希, 櫛田 佳菜子, 丸山 まいみ, 大家 千枝子, 岡田 有華, 木村 典代 日本栄養士会雑誌 59 (6), 375-384, 2016

    ...信頼性の検討では、生徒でもSSQDRのポーションサイズを正確に把握できるかどうかを検討するために、1日の食事を料理サンプルにて提示し、中学生32人を対象にSSQDR法を実施した。その結果、提示された食品のポーションサイズを正確に把握した者の割合は平均65%であり、SSQDR法によって算出された栄養素量のα係数は全ての栄養素で0.8以上の高い一致率が得られた。...

    DOI 医中誌

  • ヤマブシタケ <i>Hericium erinaceum</i> 由来粗酵素による牛乳凝固のレオロジー特性

    佐藤 薫, 島 弘幸, 中村 和夫, 小林 奈保子, 遠藤 基, 谷本 守正 ミルクサイエンス 65 (3), 161-169, 2016

    ...得られるカードの動的粘弾性の温度依存性の結果から,ヤマブシタケ由来粗酵素で得られるカードの貯蔵弾性率,損失弾性率はキモシンで得られるカードよりも低いものであった。さらにホエイの RP-HPLC 分析から,ヤマブシタケ由来粗酵素による凝乳作用は <i>κ</i>-カゼインの分解によるものではないことが示唆された。我々の結果からヤマブシタケ由来粗酵素は,新しい乳製品製造に応用できることが期待された。...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site

  • ヒトiPS細胞のミトコンドリア機能による医薬品の毒性評価

    山田 茂, 久保 祐亮, 犬塚 隆志, 関野 祐子, 諫田 泰成 日本毒性学会学術年会 43.1 (0), P-144-, 2016

    ...<br>次に、ヒトiPS細胞におけるミトコンドリア機能が医薬品による毒性評価にも有用であるかどうか検証するために、発達神経毒性が懸念されている抗癌剤5-フルオロウラシルや抗不安薬ジアゼパムを用いてヒトiPS細胞の増殖とATP産生に対する影響を調べた。その結果、5-フルオロウラシルおよびジアゼパムの曝露により細胞内ATP量の減少および増殖抑制が認められた。...

    DOI

  • Neutrophil Extracellular Trapsに着目した自然免疫活性化に関する基礎的検討

    堀内 祥行, 山本 誠司, 吉田 徳幸, 井上 貴雄, 奥井 文, 松久 明生 日本毒性学会学術年会 43.1 (0), P-155-, 2016

    ...現在、NETs形成にTLRsが関与しているかどうか詳細な検討はなされていない。本研究では、好中球のTLRsが、そのリガンドによってNETs形成を誘導できるか検討した。<br>健常人末梢血から分離したヒト好中球に対して各種TLRリガンドを用いて刺激し、NETs形成能を評価した。...

    DOI

  • カドミウムを吸収しない水稲品種「コシヒカリ環1号」の開発

    石川 覚 日本毒性学会学術年会 43.1 (0), S19-3-, 2016

    ...カドミウムを吸収しない遺伝子を簡易に判別できるDNAマーカーを使うことで、他の水稲品種も効率良く低カドミウムのイネに変えることができる。現在まで100以上の品種や将来有望な系統にこの遺伝子を導入しており、新たな低カドミウム品種の育成に国や県の研究機関が取り組んでいる。低カドミウム品種の開発・普及によって、日本人が食品から摂取するカドミウム量を大幅に減らすことが期待できる。<br>...

    DOI

  • 買い物時の意識変容による容器包装類削減効果

    荒木 葉子, 笹原 麻希, 三神 彩子, 藤本 ひろみ, 長尾 慶子 一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集 68 (0), 282-, 2016

    ...また,店舗ごとでレジ袋の取り扱いや容器包装削減に関し,特出した取り組みがあるかどうか確認した。<br><b>結果 </b>献立による差はあるものの,容器包装削減を意識して容器包装削減を意識して買い物をした場合,朝食献立で36%,昼食献立で56%,夕食献立で41%の削減効果が得られた。平均すると1日分の食事の買い物による容器包装削減効果は43%となった。...

    DOI

  • 植物色素による布の染色と得られた染色布の性能

    安川 あけみ 日本家庭科教育学会大会・例会・セミナー研究発表要旨集 59 (0), 73-, 2016

    ...黒ブドウの一種であるスチューベンは青森県の特産品のひとつであり,生で食べられるほかジュース,ジャム,クッキー等の加工食品に利用されているが,染色など被服分野での利用は知られていない。そこで,スチューベン果皮を染色材料として,絹布,綿布および羊毛布の染色を行った。染色条件をいろいろ変えて,得られた染色布の色調との関係を考察するとともに,染色布の持つ種々の性能を調べた。...

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  • 衣生活を通した消費者教育の授業づくり

    赤塚 朋子, 佐々木 和也, 横山 弘美, 大原 弘子 日本家庭科教育学会大会・例会・セミナー研究発表要旨集 59 (0), 77-, 2016

    ...衣服をインターネットで購入したことがあるかどうかの問いに対しては、中学生は半数に満たないが、高校生は約6割近かった。スマフォの所有率に比例すると考えられる。成長期のこの時期は、「服のサイズが合わなくなって着られなくなったから」、「長い間使用していてもう着られないと感じたから(例:布が薄くなるなど)」という理由で処分の対応をしていることがわかり、衣生活の消費の側面では、堅実さが垣間見られた。...

    DOI

  • 日本酒の摂取が若年女性の味覚感受性に及ぼす影響

    三田 有紀子, 青山 佳奈, 佐野 由佳, 小島 沙起, 大島 千穂, 村上 心, 續 順子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 28 (0), 123-, 2016

    ...日本酒は食中酒であり、食品との相性が重要な品質特性である。日本酒と食品との相性はこれまで数多く報告されているが、それらは先入観が味覚に大きく影響することが指摘されており、実際の飲酒前後の味覚変化については不明な点も多い。そこで、本研究では日本酒摂取が味覚に及ぼす影響を明らかにすることを目的として日本酒摂取前後の味覚変化を検討した。...

    DOI

  • 水道水中のイミノクタジン・ジクワット・パラコートLC/MS/MS一斉分析法の妥当性評価

    小林 憲弘, 久保田 領志, 齋藤 信裕, 木村 謙治, 宮﨑 悦子, 平林 達也, 水田 裕進, 木村 慎一, 宮本 紫織, 大倉 敏裕, 中村 弘揮, 粕谷 智浩, 古川 浩司, 塚本 多矩, 市川 千種, 髙原 玲華, 林田 寛司, 京野 完, 佐久井 徳広, 山本 五秋, 齊藤 香織, 五十嵐 良明 環境科学会誌 29 (1), 3-16, 2016

    ...<p>著者らが開発した水道水中のイミノクタジン,ジクワットおよびパラコートLC/MS/MS一斉分析法を水道水質検査に適用できるかどうかを評価するため,12機関(水道事業体4機関,衛生研究所1機関,登録検査機関3機関および分析機器メーカー4機関)において,分析法の妥当性を評価した。...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site

  • 液体クロマトグラフィーによる水道水中のホルムアルデヒドおよびアセトアルデヒド同時分析法の開発と妥当性評価

    小林 憲弘, 鈴木 俊也, 小杉 有希, 菱木 麻佑, 加登 優樹, 金田 智, 植田 紘行, 河相 暢幸, 北本 靖子, 土屋 かおり, 木村 慎一, 古川 浩司, 岩間 紀知, 中村 弘揮, 粕谷 智浩, 堀池 秀樹, 京野 完, 髙原 玲華, 馬場 紀幸, 佐藤 信武, 久保田 領志, 五十嵐 良明 水環境学会誌 39 (6), 211-224, 2016

    ...さらに, 本研究で確立した分析法が全国の水道水質検査に適用できるかどうかを検証するために, 15機関において水道水を用いた添加回収試験を行った結果, いずれの測定機器を用いた場合も両物質について「水道水質検査方法の妥当性評価ガイドライン」の真度, 併行精度および室内精度の目標を満たした。以上のことから, 本分析法は水道水の標準検査法として利用可能と考えられる。...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献2件 参考文献1件

  • <i>In silico</i> による心循環器毒性評価

    黒川 洵子, 芦原 貴司, 諫田 泰成, 永森 收志, 古谷 和春 日本毒性学会学術年会 43.1 (0), S21-2-, 2016

    ...新規法としては、ヒトiPS細胞由来心筋細胞の利用あるいはコンピュータシミュレーション、すなわち<i>in silico</i>を利用した方法が提案されている。後者では、複数のヒトイオンチャネルへの薬剤反応性から不整脈リスクを予測することが想定されている。一方、我々はヒトiPS細胞株の違いによって、分化心筋細胞の電気的特性や薬剤反応性が異なるかどうかを<i>in silico</i>を利用して理解しようとしている...

    DOI

  • 食生活への知識を深める「文字かるた」の開発

    林田 秩子, 筒井 佐和子 日本家庭科教育学会大会・例会・セミナー研究発表要旨集 59 (0), 62-, 2016

    ...<br><br>3  結果及び課題<br>(1)「文字かるた」の開発<br> カード教材は献立や食品などが実物大で表示され、「献立や食事の組み合わせる力を養う」ことや「興味・関心を促す」ことを目的としたものが多い。カード教材は手軽で、視覚的に捉えることで理解しやすくなり、身近な問題として具体的に考えさせることができるという利点がある。...

    DOI

  • オノマトペを用いた客観性のあるグミ推薦サービスの有用性評価

    鈴木, 彰真, 野々村, 翔, 村田, 嘉利 情報処理学会論文誌コンシューマ・デバイス&システム(CDS) 5 (4), 109-118, 2015-10-03

    ...近年,消費者の嗜好が多様化しており,それに応じて様々な食感の食品が販売されている.本論文では,食感による感性検索の実用性を検討するための1つの応用例として,グミの推薦システムを構築し,実用的見地から評価することで,食感を用いた感性検索システムの有用性を検討した.メーカーが提示する微妙な差異の表現が必要であるグミの食感は,客観的な表現がされておらず,顧客の求める食感とメーカーが提示する食感が合致していない...

    情報処理学会

  • エネルギー分散型蛍光X線分析装置による米中のCdスクリーニング法の考え方

    タンタラカーン クリアンカモル, 河本 恭介, 大森 崇史, 柴沢 恵, 石井 秀司, 谷口 一雄 X線分析の進歩 46 (0), 333-338, 2015-03-31

    ...<p>エネルギー分散型蛍光X線分析法による重金属のスクリーニングはELV/RoHS指令に対応すべき部材のスクリーニング法として広く用いられている.一方,食品中の重金属,例えば米中のCdに対しては,規制濃度がELV/RoHS指令と比べて格段に低く,かつ一般的なエネルギー分散型蛍光X線分析装置の検出下限値と同程度となるため,同様にスクリーニングするのは決して容易ではない.そこで,本報では,放射性セシウム...

    DOI

  • 特定保健用食品の効果・効用

    松田 秀人, 冨田 円香, 野木 絵美子, 林 美千代, 正岡 久美, 三輪 恵未 名古屋文理大学紀要 15 (0), 81-87, 2015-03-31

    ...「特定保健用食品」の効果・効用について,健康な女性に対して表示内容について一定の効果が認められるかどうかを調査することを目的とした.健康な女性5 名(BMI:21.56±1.81 kg/㎡) を対象として,おなかの調子を整える食品として「ヤクルト400」を,血中中性脂肪と体脂肪が気になる方の食品としてクロロゲン酸含有「ヘルシアコーヒー」を,血糖値が気になり始めた方の食品としてβ-グルカン含有「大麦ごはん...

    DOI Web Site

  • 消費者の健康要因と健康食品に対する購買行動

    廣政, 幸生, 小川, 大海 明治大学農学部研究報告 = Bulletin of the Faculty of Agriculture, Meiji University 64 (4), 121-128, 2015-03

    ...消費者が,健康食品に対し,何故,こだわりを持ち,価格が多少高くても購入するのか,それが自分の健康に配慮した行動であることは容易に推測できても,どのような健康意識・知識に基づいているのかはこれまで十分に明らにされていないし,健康食品を購買するかどうかは健康に関する情報に大きく左右されることが多いが解明は不十分であった。...

    機関リポジトリ 日本農学文献記事索引 HANDLE ほか1件

  • 中学校家庭科における「楽しく学習する」ことを重視した食育プログラムの開発と評価

    鎗田 珠実, 衛藤 久美, 中西 明美, 川嶋 愛, 武見 ゆかり 日本健康教育学会誌 23 (3), 205-215, 2015

    ...<br>結果:男子(n=59)の70%以上,女子(n=74)の80%以上が,各プログラムが「楽しかった」と回答した.生徒の自由記述や授業者の自己評価より,本プログラムは「楽しく」学習できる内容であることが示された.生徒の学習前後の変化では,栄養や食品の学習が好きか,献立を考える学習が大切だと思うか等,食(栄養)の学習に対する意識全5項目において男女共に有意な望ましい変化が見られた....

    DOI 医中誌

  • ホタテガイ加工廃棄物の有効利用方法の検討

    任 恵峰, 毛 偉傑, 榎 牧子, 福田 量二, 杉浦 宏, 川野 寛, 趙 珊珊, 遠藤 英明 環境技術 44 (6), 334-341, 2015

    ...ホタテガイの加工廃棄物を肥料や飼料などの資源として有効利用を図るため,有害金属のカドミウムを除去する方法について検討を行った. ...

    DOI Web Site Web Site 参考文献7件

  • ミトコンドリア品質管理に対するトリブチルスズの影響

    山田 茂, 古武 弥一郎, 中野 瑞穂, 関野 祐子, 諫田 泰成 日本毒性学会学術年会 42.1 (0), P-61-, 2015

    ...次に、TBTによるミトコンドリア品質低下がIDH3によるかどうかを明らかにするために、IDH3活性阻害作用を有するアピゲニンの作用を調べた。アピゲニン処理によりTBTと同様にIDH3活性が阻害され、ミトコンドリア分裂の亢進およびMfnの分解が認められた。さらに、αケトグルタル酸アナログであるDMKG前処理により、TBTによるミトコンドリア品質低下の回復が認められた。...

    DOI

  • マハレのチンパンジーの果実採食の季節性と年変動―とくに<i>Saba comorensis</i>の重要性に着目して

    中村 美知夫, 伊藤 詞子 霊長類研究 Supplement 31 (0), 66-67, 2015

    ...その上で、果実食物の相対的重要性をより客観的な指標で提示し、その結果を過去のマハレの採食品目や重要性と比較することで、長期的な食物利用の変化を概観する。2008年から2013年の6年間にマハレ山塊チンパンジー研究プロジェクトが収集した採食データを用いた。ある1日にある果実アイテムが食べられたかどうかをワンゼロデータとして用いた。...

    DOI

  • 調理師養成施設における食品加工実習の有効性について

    山坂 友貴子, 藤江 未沙, 佐々木 久美, 石原 佑希子, 山田 正樹, 上田 恭己 日本調理科学会大会研究発表要旨集 27 (0), 97-, 2015

    ...調理師科学生に調理実習でよく使用する加工食品10品目について、その製造方法を知っているかどうか質問紙調査法による予備調査を行ったところ、知っていると答えた者の割合が一番高い品目でも約4割という結果であった。そこで、調理師科学生の加工食品への興味関心度・知識向上を目的とし、食品加工実習が学生にもたらす効果について調査した。...

    DOI

  • 世界農業遺産と能登半島での地域社会への影響:定量的把握に向けた試論

    香坂 玲, 松岡 光, 冨吉 満之, 藤平 祥孝 日本森林学会大会発表データベース 126 (0), 761-, 2015

    ...世界自然遺産などと比べ、知名度が限定的である制度の認定に対して、地元は豊かになったのかどうかに、関連自治体も関心を寄せている。<br> そこで能登・加賀の農産物の振興のために,ブランド化や地名のプレミアムの効果を地元の法人Iの売上げデータの分析を通して明らかにする....

    DOI

  • 小麦澱粉のリゾレシチンの存在形態

    塩田(原田) 良子, 石永 正隆, 釘宮 正往, 杉山 寿美 日本食品科学工学会誌 62 (3), 159-164, 2015

    ...<BR>糊化した糊液の温度を95°Cから50°Cに低下させると糊液はゲル化し,ゲルのLPCの熱抽出量は常温抽出量より再び高くなった.ゲル化により,常温抽出されていたCh-LPCあるいはSu-LPCがSt-LPCに変化したかどうかを調べるためにゲル糊液を95°Cまで再加熱し,その糊液のLPC量とLPCの脂肪酸組成を調べた.その結果,常温抽出のCh-LPC量が熱抽出量より高くなった.一方,熱抽出したSt-LPC...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献18件

  • P-1-D07 当園独自の“押しつぶし食”は嚥下調整食として適当かどうか

    八木 万希子, 奥村 彩香, 黒田 あかね, 福岡 恵佳, 大谷 優希菜, 菊田 千景, 横尾 佳子, 大島 圭介 日本重症心身障害学会誌 40 (2), 269-269, 2015

    ...2.測定結果を、既存の嚥下調整食分類(A特別用途食品えん下困難者用食品の許可基準、B嚥下食ピラミッド、C日本摂食嚥下リハビリテーション学会分類2013)と照合。 結果 1.ムース:硬さ・凝集性ともに有意に弱まった。小松菜:いずれも有意差なし。白菜・人参・大根・豆腐:硬さは有意に弱まったが、凝集性は強まった。 2.分類Aでは、つぶし加減にかかわらずほとんどの食材が3に分類された。...

    DOI 医中誌

  • 環境中親電子物質によるタンパク質の化学修飾を介したシグナル伝達活性化

    熊谷 嘉人 日本毒性学会学術年会 42.1 (0), S15-3-, 2015

    ...さらに、メチル水銀やカドミウムのような公害の原因物質として知られている環境中親電子物質でも、低濃度ではレドックスシグナル伝達の活性化(模倣)および高濃度では当該シグナル伝達の撹乱が認められた。一連の研究成果は、環境中親電子物質の濃度に応じた二面性を示唆している。...

    DOI

  • ヒトiPS 心筋細胞を利用した催不整脈性リスク評価とICHS7B改訂に関する国際動向について

    関野 祐子, 諫田 泰成 日本毒性学会学術年会 42.1 (0), S1-6-, 2015

    ...分化心筋細胞は、種々のiPS細胞由来の組織細胞の中でも最も創薬プロセスへの実用化が早いと期待されているが、実際に利用可能かどうかの判断を行うには、多施設間で再現性を確認した頑健な実験プロトコルを用いた検証実験が必須となる。そのためには催不整脈性リスクを評価するための客観的指標を定め、評価法を決定しておくことが必要である。そして、催不整脈性リスクの陽性化合物と陰性化合物により予測性を検証する。...

    DOI

  • 無眼球症スナネズミの聴性脳幹反応検査

    嶋本 敬介, 岡田 由美子, 小川 竜也, 工藤 佳代子, 中村 厚, 久世 博, 鈴木 穂高 日本毒性学会学術年会 42.1 (0), P-139-, 2015

    ...また、ラセン神経節細胞数の減少が全例に認められたが、組織変化が難聴に関連するかどうかは明らかでなかった。...

    DOI

  • 調理実習における児童の学びの内実:小学校5年生温野菜サラダづくりの記録から

    山下 綾子, 河村 美穂 日本家庭科教育学会大会・例会・セミナー研究発表要旨集 58 (0), 105-, 2015

    ...生成したカテゴリーは<1友だちとの場の共有><2家族への思い><3調理への意欲><4食品・料理への気付き><5調理についての振り返り>である。このうち1~3は、調理実習を通して得た情緒的な感想であり、4~5は調理そのものの学びに関する記述であり、<4食品・料理への気付き>は、食品の変化や料理の味や食感について見たり感じたりした事実のみを示すものである。...

    DOI

  • 凍結時の糊化度がエダマメ‘味緑’と‘湯あがり娘’の物性に及ぼす影響

    水野 寛士, 田中 仁奈, 橋本 早紀, 山本 達也, 中野 龍平, 牛島 幸一郎, 久保 康隆 日本食品工学会誌 16 (1), 63-70, 2015

    エダマメを凍結すると細胞が損傷し,食感品質が低下する.デンプンを多く含むため,食感に影響する要素として糊化度に注目し,凍結時の糊化度が物性に及ぼす影響を,‘味緑’と‘湯あがり娘’を用いて調査した.<br>加熱時間を変えて糊化度の異なるエダマメを数種類作成し,凍結した.流水解凍した後,再度加熱し,ほぼ完全に糊化させた.物性を測定した結果,凍結時の糊化度の影響を受けて検体間で異なる値を示した.糊化度…

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献9件

  • すんきから分離した植物由来乳酸菌によるヨーグルトの開発

    大澤 克己, 松井 淳一, 丸田 正治, 森田 祐子, 斉藤 信博 日本食品科学工学会誌 62 (12), 585-590, 2015

    ...長野県木曽地域の伝統食品である無塩乳酸発酵漬物すんきから植物由来乳酸菌を分離し,ヨーグルト製造に適した乳酸菌を選抜を行い,その乳酸菌を用いたヨーグルトが開発できた.初発菌数1.0×10<sup>8</sup>cfu/ml,発酵時間24時間以内で良好なカードが形成でき,牛乳以外に他の乳酸菌増殖用添加物を使用しないで商業ベースでヨーグルトを製造することを可能にした....

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献2件

  • 県立高等学校総合寄宿舎への献立表提供による栄養改善に向けた取り組み

    曽川 美佐子 栄養学雑誌 73 (4), 133-141, 2015

    ...寮食が改善されたかどうかの検討は,管理栄養士が立てた献立表(2010年11月)と,以前の献立表(2009年11月)それぞれ20日分を比較することにより行った。給与栄養量,食品群別給与量,エネルギー比率を比較した。また,献立表提供前後の寮食を喫食した寮生に対して質問紙調査を行った。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献1件

  • DNA分析によるのりの原産地判別法の検討

    澤田, 桂子, 井口, 潤, 浪越, 充司 農林水産消費安全技術センター食品関係等調査研究報告 (38) 16-22, 2014-12

    ...乾のり、焼きのり及び味付けのり(板のり)を対象としたDNA分析によるのりの原産地判別法について、Touhataらの報告を参考にして一部を変更し、判別が可能であるかどうか検討を行った。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • くろっぷニュース 第49号

    くろっぷニュース 49 1-4, 2014-09-05

    ...<概要> <巻頭言> 基盤研究と開発研究 <研究成果> ・ダイズ子実への高カドミウム蓄積性を判別できる高精度DNAマーカー ・水稲多収品種「タカナリ」の高光合成能に関与する遺伝子GPSの単離 <活動のトピック> ・平成26年度科学技術週間一般公開を開催 ・第3回ベーカリー素材EXPOに出展 ・平成26年度夏休み公開を開催...

    DOI Web Site

  • 合成樹脂製器具・容器包装におけるカドミウムおよび鉛材質試験法の性能比較

    六鹿 元雄, 阿部 智之, 阿部 裕, 石井 里枝, 伊藤 裕子, 大野 浩之, 大野 雄一郎, 尾崎 麻子, 柿原 芳輝, 金子 令子, 河村 葉子, 柴田 博, 関戸 晴子, 薗部 博則, 高坂 典子, 但馬 吉保, 田中 葵, 野村 千枝, 疋田 晃典, 松山 重倫, 村上 亮, 山口 未来, 和田 岳成, 渡辺 一成, 穐山 浩 食品衛生学雑誌 55 (6), 269-278, 2014

    ...食品衛生法における合成樹脂製器具・容器包装のカドミウム(Cd)および鉛(Pb)材質試験について,公定法と各種代替法の性能を比較した.19機関が試験室間共同試験に参加し,3種のポリ塩化ビニル製ペレット中のCdおよびPbを定量した.公定法は,試料を灰化後,塩酸に溶解した溶液を水浴上で蒸発乾固し,原子吸光光度法(AAS)または誘導結合プラズマ発光強度測定法(ICP-OES)で測定する.その真度は86~95...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献2件

  • 食塊粒度を用いた咀嚼能率評価の行方

    皆木 省吾, 田中 祐貴, 橋本 有希, 杉本 恭子 日本顎口腔機能学会雑誌 21 (1), 8-20, 2014

    ...,日常的に摂取している自然食品の咀嚼評価を,食レベル決定のための臨床判断基準として用いることには重要なニーズがあると考えられる.多種多様な日常食品を咀嚼・嚥下する実際の高齢者の食生活を考慮すれば,咀嚼能率の評価は単純化・普遍化から離れて,個々の患者の嗜好なども含めたオーダーメイド化された評価を目指すことが望まれる.本稿ではこれまでに報告された種々の食品の粒度解析関連の研究を紹介するとともに食レベル決定...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献28件

  • 傾斜地水田域の排水路床の粗粒化抑制に水制が及ぼす効果

    向井 章恵, 堀野 治彦, 樽屋 啓之, 中桐 貴生, 櫻井 伸治 農業農村工学会論文集 82 (5), 297-304, 2014

    ...傾斜地水田域の排水路床の粗粒化は, 生物の生息環境を悪化させる原因の1つである.本研究では, 砂州創出機能を持つ切り欠き付き水制を排水路床に設置することで, 砂州表層の粗粒化が抑制されるかどうかを検討するために室内実験を行った.その結果, 水制を設置しても, 細砂の砂州表層下への沈み込みなどによって, 砂州表層の粗粒化は直接的には抑制されないことが明らかになった.しかし, 現地排水路では砂州表層の粗粒化抑制...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site

  • 幼若ラットにおける消化管CYPの経時的変化の解析

    福原 裕司, 村上 純太, 小松 加代子, 吉澤 和彦, 永田 剛, 加藤 幾雄, 小林 稔秀, 金子 公幸 日本毒性学会学術年会 41.1 (0), O-21-, 2014

    ...現在、消化管CYPを介した食-薬または薬-薬相互作用の発現について、幼若ラットでは成獣と異なる結果を示すのかどうか検討しているので、その結果も併せて報告する。...

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  • 重金属環境汚染物質の食品健康影響の評価の経験から

    佐藤 洋 日本毒性学会学術年会 41.1 (0), W5-1-, 2014

    ...環境汚染物質では疫学調査の論文があることが多く、食品安全委員会でこれまで行ったメチル水銀・カドミウム・鉛等の重金属環境汚染物質の食品健康影響評価等では、ヒトのデータが用いられた。動物実験からの外挿の必要性がない点ではメリットがあるが、もう一方ではヒトのデータであるが故に、各種の交絡因子が存在したり、一般化にあたって限界がある場合もある。...

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  • ヒト胎児性癌細胞の細胞周期に対するトリブチルスズの影響

    山田 茂, 麻薙 美紀, 古武 弥一郎, 関野 祐子, 諫田 泰成 日本毒性学会学術年会 41.1 (0), P-180-, 2014

    ...さらにTBT曝露によるgrowth arrestがIDH3を介しているかどうかを明らかにするために、IDH3活性阻害作用を有するApigeninの作用を調べた。10µM Apigenin処理によりTBTと同様にIDH3活性が阻害され、細胞周期におけるG1期の割合の減少及びG2/M期の割合の増加が認められた。...

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  • FGF23を介した腎臓―骨のリン恒常性維持機構に対するカドミウムの攪乱作用

    木戸 慎介, 瀬川 博子, 辰巳 佐和子, 宮本 賢一 日本毒性学会学術年会 41.1 (0), S2-1-, 2014

    ...カドミウム(Cd)及びその化合物は強毒性を有し生態系で生物濃縮を引き起こす環境汚染物質でありイタイイタイ病の原因物質である。本症は近位尿細管障害と骨粗鬆症を伴う骨軟化症を特徴とするが、その進行は緩慢で進行度を判定する基準も乏しく、その明確な診断は困難であった。...

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  • 卵殻膜を用いた新しい食品添加物の開発

    田中 美樹, 大江 ひかる, 谷藤 尚貴 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 25 (0), 197-, 2014

    ...本研究では、昨年まで実施してきた卵殻膜を発電デバイス材料として応用する研究の成果から視点を変えて、卵殻膜が持つ卵の中身の生命を維持して守る機能に着目し、食品添加物の機能として特にメラニン生成を抑制する褐変防止剤への応用を目指した。我々は特に、食品の中でも見た目の劣化が激しいアボカド果肉の色素沈着現象に着目し,その抑制を行うための素材として卵殻膜を適用させた各種試験を行い,効果的な結果を得た....

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  • 凝乳酵素を生産する食用きのこ株の選抜

    中村 和夫, 小林 奈保子, 谷本 守正 日本食品科学工学会誌 61 (9), 444-447, 2014

    ...食用きのこ12株のフスマ固体培養を行い,その抽出液の凝乳活性を測定した結果,ヤマブシタケ(<i>Hericium erinaceum</i>) NBRC 100328に高い凝乳活性を見い出した.さらにMAFF7株のヤマブシタケについて凝乳活性を測定したところ,4株について凝乳活性が存在した.これら5株について低温殺菌牛乳を用いたカードの作製を行った結果,5株全てにおいてカードの作製が可能であった.全凝乳活性...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献4件 参考文献5件

  • 器具・容器包装におけるカドミウムおよび鉛溶出試験の試験室間共同試験

    六鹿 元雄, 阿部 智之, 阿部 裕, 石井 里枝, 伊藤 裕子, 大野 浩之, 大野 雄一郎, 尾崎 麻子, 柿原 芳輝, 河村 葉子, 岸 弘子, 柴田 博, 鈴木 達也, 薗部 博則, 高坂 典子, 但馬 吉保, 田中 葵, 野村 千枝, 疋田 晃典, 村上 亮, 山口 未来, 和田 岳成, 渡辺 一成, 穐山 浩 食品衛生学雑誌 55 (2), 117-134, 2014

    ...ガラス製,陶磁器製またはホウロウ引きの器具・容器包装,ならびに金属缶のカドミウム(Cd)および鉛(Pb)溶出試験における各測定法の性能を評価するため,試験室間共同試験を行った.当試験には17機関が参加し,濃度非明示の8濃度16検体についてフレーム方式原子吸光光度法(AAS),電気加熱方式原子吸光光度法(GF-AAS),誘導結合プラズマ発光強度測定法(ICP-OES)および誘導結合プラズマ質量分析法(...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献2件

  • 飼育期間の異なる長崎県産マガキシングルシードの呈味成分の比較

    良永(加藤) 裕子, 北岡 千佳, 品川 明, 濱田(佐藤) 奈保子 日本食品化学学会誌 21 (2), 127-134, 2014

    ...このように、もうひと夏越して2年目の収穫期を迎えたマガキシングルシードと収穫期1年目の通常のマガキシングルシードの味が、飼育年数の違いによって影響を受けるかどうかを調べるため、遊離アミノ酸、核酸関連化合物およびグリコーゲン量を分析した。...

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  • カドミウムとヒ素による農作物汚染とその対策

    荒尾 知人, 石川 覚, 牧野 知之, 村上 政治, 川崎 晃 日本毒性学会学術年会 41.1 (0), S2-5-, 2014

    ...日本人は、食品から取るカドミウム(Cd)の約4割をコメから摂取します。農林水産省の実態調査においてCdの国際基準値を超過した割合が高い畑作物があります。また、日本では過去の鉱山開発の影響で、Cd濃度が高いコメが生産される地域が未だ存在します。そこで、低コストで実用的な農耕地土壌修復技術(土壌洗浄、ファイトレメディエーション)を開発しました。...

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  • 嚥下困難者のための新たな水産加工品「はんぺん」の開発

    原田 和樹, 松田 唯菜, 和田 律子, 福田 翼, 宮下 朋子, 長尾 慶子 一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集 66 (0), 179-, 2014

    ...【目的】はんぺんは水産伝統食品であるが、必ずしも高齢者を含めた嚥下困難者に優しい食品ではない。そこで嚥下困難者の食生活向上に寄与する目的で、消費者庁が定める「嚥下困難者用食品の規格基準」を満たす様な、新たな水産加工食品はんぺんを開発することを試みた。また、開発したはんぺんに健康増進機能性があるかどうかを、抗酸化能を指標として調べた。...

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  • 食品関連視覚情報により惹起される「食欲」の定量測定への試み

    本島 佑香, 村上 未音, 小川 暢祐 一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集 66 (0), 34-, 2014

    ...日常食べ慣れている食品は、既に好き嫌いが確立してしまっていることが多い。だが、実効的な食育を推進する上では、嫌いな食べ物が苦手でなくなるよう意識変革させ、また、新たな(未食の)食べ物を好きになるよう、食経験上の開拓を支援していくことが重要と考えられる。その観点に立ち、視覚的情報(メニュー表記やイラスト等)や観念(ブランド名)等が嗜好や食欲に及ぼす影響を明らかにすることを目的とした。...

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  • 野生チンパンジーのアカンボウにおける離乳への適応性

    松本 卓也 霊長類研究 Supplement 30 (0), 59-59, 2014

    ...<br>先行研究において、母子間の採食品目の相違は、これまで多く指摘されてきたものの、次第に母親(あるいは他のオトナ)と同じ品目を採食するようになる学習の過程、として分析されることが多かった。そこで発表者は、アカンボウ期が4-5年と長いチンパンジーを対象に、アカンボウが離乳に際して母親と異なる品目を採食する、といった適応を示しているかどうかについて検討した。...

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  • 生体捕獲した野生雌エゾシカの肉成分における出荷時期の影響

    林田 まき, 相馬 幸作, 久永 誠, 澤田 礼子, 玉井 信吾, 森崎 泰弘, 西垣 菜央, 野田 明日香, 妙田 貴生, 増子 孝義 北海道畜産草地学会報 1 (1), 55-61, 2013-03-29

    ...ヒ素、カドミウムおよび鉛は検出されなかった。4月解体と10月解体を比較すると、10 月解体のロース肉の粗蛋白質含量が有意に減少した(</tt>P<tt><0.05)が、粗脂肪含量はいずれの部位においても差は小さかった。ミネラル含量においてはロース肉の硫黄、マグネシウムおよび銅の含量が10月解体に有意に減少し(</tt>P<tt><0.05)、鉄含量が増加する傾向がみられた。...

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  • 高等学校家庭科における食生活の社会的な問題に関する学習 : 食品廃棄・食品広告を題材として

    金子, 佳代子, 梅田, 有希子, 佐藤, 真紀子 横浜国立大学教育人間科学部紀要. I (教育科学) 15 1-9, 2013-02-28

    ...本研究では、専門教科としての高等学校家庭科において食品廃棄と食品広告を題材とした授業を実践し、生徒がそれらの課題に気づき、解決に向けて判断し行動を起こそうという意欲を引き出すことができるかどうかを検討した。東京都立A 高等学校において選択科目フードデザインを受講する3 年生13 名を対象として2009 年9月に、1 回2 時間の授業を3 回にわたって実施した(計6 時間)。...

    機関リポジトリ Web Site

  • スイカにおける軟X線照射花粉の受粉後の普通花粉受粉による種子形成

    杉山 慶太, 嘉見 大助, 室 崇人 北海道農業研究センター研究報告 = Research BUlletin of the NARO Hokkaido Agricultural Research Center 198 59-67, 2013-02-28

    ...そこで、本研究では部分不活化花粉を開花前日に受粉することで、開花日における普通花粉の受粉による種子形成を妨げることが可能かどうか検討した。スイカ果実内の種子の数は、部分不活化花粉を普通花粉より先に受粉することで減少したが、部分不活化花粉を受粉した30時間後に、普通花粉が受粉された場合でも種子が形成された。果実内の種子は果実の中央部から花痕側の部分の方が、果梗側の部分よりも多かった。...

    DOI 機関リポジトリ 日本農学文献記事索引 ほか1件

  • 各種ハチミツの微量元素分析による採蜜年度の判別

    吉垣 茂, 中村 純, 内田 治, 永島 俊夫, 安藤 達彦 日本健康医学会雑誌 22 (2), 107-113, 2013

    ...近年,ハチミツはミネラルやアミノ酸など豊富な栄養素が注目され,健康食品として需要が高まっている。一方,ハチミツは医療への利用という点でも注目されており,医療機関で創傷治療に利用されている。ハチミツでは品質を維持するための純度評価方法が幾つか確立されており,現在では地域判別や種類判別が可能になってきている。...

    DOI 参考文献12件

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