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叶 好秋 Journal of Group Dynamics 41 (0), 43-64, 2024-12-28
...<p><tt> 本論は、筆者が2016 年から中国の廈門市農村部で実施してきたコミュニティ活性化のアクションリサーチについて報告するものである。中国では改革開放後、都市部と農村部の地域コミュニティは異なる変遷を辿ってきた。...
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前山, 総一郎, MAEYAMA, Soichiro 都市経営 : 福山市立大学都市経営学部紀要 6 29-38, 2024-08-29
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樋口, 健太郎, 髙志, 利宣, 沖田, 光玄, 林田, 貴雄, 入路, 光雄, 玄, 浩一郎 Aquaculture Reports 36 102062-, 2024-06
In this study, we examined the effects of a long photoperiod on the reproduction of Pacific bluefin tuna (Thunnus orientalis) in a land-based tank. Three-year-old fish were shifted from a short …
塚越 久美子, 近藤 裕子, 佐藤 壮広 リメディアル教育研究 18 (0), 17-19, 2024-06-01
...コミュニケーションを取りながら生きたことばを記述することにより,事実の背景と文脈を理解し,より深い思考をともなう文章を作成することを体験した。ライティング教育や課題発見型教育の実践において,この多角的な思考を養うアプローチを取り入れることで,大いに教育効果が期待できることがわかった。</p>...
岡田 弥生 リメディアル教育研究 18 (0), 45-48, 2024-06-01
...部会企画では,部会員が積極的に話し合ってきたことから,そこで問題となったこと,話し合いで挙げられたことなど,特に実践教育的な内容についての話し合いをまとめて報告する。</p>...
井田 紗矢香, 田中 剛史, 宮原 健吉, 宗吉 佑樹, 後藤 浩之 糖尿病 67 (5), 215-221, 2024-05-30
...となった.インスリン療法を行い,HbA1cは5 %台で経過し,妊娠39週に正常分娩で男児を出産した.分娩後はインスリン不要となり,分娩6週後の75 gOGTTは境界型であったが,分娩6カ月後に緩徐進行1型糖尿病(probable)に至った.GAD抗体陽性の妊娠糖尿病妊婦は将来的に1型糖尿病に移行するリスクが高く,慎重な経過観察が必要であると報告されている.本症例は,GAD抗体陽性をスクリーニングできたことにより...
澁川 幸加, 田口 真奈 日本教育工学会論文誌 48 (1), 1-16, 2024-05-30
...事前学習の設計と対面授業の設計,C:連関性と整合性の確認を支援する必要性を述べ,開発要件を設定した.次に,大学教員が既存の授業科目1回分を反転授業へリデザインする状況で使用する「反転授業リデザインワークシート」を開発し,大学教員14名にオンラインワークショップの環境下で評価を依頼した.質問紙調査と成果物を分析した結果,教員はワークシートに魅力を感じ,A〜Cに関する開発要件がおおむね反映された授業設計ができたことが...
金 成垣 社会政策 16 (1), 176-189, 2024-05-30
...<p> かつて比較福祉国家研究において韓国を取り上げるさいに、①経済成長が最優先とされ社会保障制度の発展が遅れてきたこと、②社会保障制度の発展を促す労働運動や左派勢力が権威主義的体制下で抑圧されてきたこと、③社会保障制度の役割の多くが家族によって肩代わりされてきたことが、その主な特徴として指摘されることが多かった。...
二瓶 智太郎 日本歯科理工学会誌 43 (2), 67-70, 2024-05-25
...歯科用CAD/CAMシステムにより歯冠修復ならびに義歯装置の設計や製作においても著しく発展し,使用可能な材料も増えている.ジルコニアは1990年代より歯冠修復材料として導入され,2005年に国内での薬事が承認された.また,2014年からCAD/CAM冠用レジンブロックによる小臼歯部の歯冠修復処置が保険収載されたことを始まりとして,大臼歯部,前歯部と順次適用拡大されて,内側性のレジンインレーも導入されてきたことは...
野崎 祐人 家族社会学研究 36 (1), 45-58, 2024-04-30
...<p>家族の社会史研究は,原家族のなかで実親によって養育されない子どもを公的に保護し養育する「代替養育」の歴史において,養育の環境が「家庭」に近いことが規範化されてきたことを明らかにしてきた.そうした研究において,「家庭」規範を相対化した特異な代替養育言説として位置づけられているのが,1960~90年代にかけて積惟勝を中心とする全国養護問題研究会(養問研)によって提唱された「集団主義養護論」であった...
西村 浩之, 高木 真知子, 高谷 聡 日本レーザー医学会誌 45 (1), 24-33, 2024-04-15
...<p>コロナ禍におけるレーザーメーカーとしての取り組みの一つとして,レーザー治療時の感染予防の為の特殊マスクを開発したので,その開発の背景や経緯を記述した.また,それ以外に社会に対する責任を果たしながら,自社の為のみならず,社会全体やお客様の為に行ってきたことをまとめた....
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渡邉 浩崇 日本航空宇宙学会誌 72 (4), 128-133, 2024-04-05
...と題し,まず宇宙政策の定義を試み,宇宙法との違い,宇宙政策研究の状況,宇宙政策の特徴と分野について述べる.次に,日本の宇宙政策の現状について,予算,内容,体制・組織,政策過程を概説する.その上で,宇宙政策を考えるポイントとして,パワーの概念,宇宙政策の目的・意義・分野,宇宙政策過程について論じる.結論として,これまで述べてきたことを「宇宙政策とは何か?」...
石川, りみ子, 江口, 恭子, 石津, 仁奈子 清泉女学院大学看護学研究紀要 4 (1), 43-52, 2024-03-31
...オンラインで現場に近いコンテンツを用い,実習方略を工夫し高齢者介護施設実習(老年看護学実習)を行った結果,臨地実習に近い目標達成ができたことが示唆された.その有効性にかかわる要素は次のとおりである.1.施設内での高齢者の生活や活動とそれを支える専門職の介護・看護場面を切り取った動画は,施設に入所する高齢者の理解や尊厳とその人らしさをふまえた支援および施設内看護の理解に繋がった.2.入所中の一人の高齢者...
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花尻,奈緒子 人文論叢 : 三重大学人文学部文化学科研究紀要 (41) 35-50, 2024-03-31
...さらに、主人公が作家であることや、しばしば示されるポストフェミニズム的態度が批評家に注目される一方で、主人公が担う比較的重いケア労働が見落とされてきたことを指摘した上で、主人公の「ケアの倫理」について検討した。...
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勝山, 優花, 小林, 篤央, 竹田, 愛美, 中野, 日陽, 春日, 重光 信州大学農学部AFC報告 22 23-29, 2024-03-31
...収量に及ぼす影響について検討した.生育調査では,草丈および草高の試験期間全体の平均値において,摘果区は無摘果区に比べ有意に高い値を示した.その要因として,‘信大SUS-1’は草勢が強く,着果制限により栄養成長が促進されたためと推察された.しかし他の調査項目で試験期間全体の平均値において摘果区が高い傾向がみられたが有意差が認められなかったことから,花房や花器の発達に関して生育初期の極寒期に草勢を維持できたことで...
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Tomoe NAGATANI, Yoshimi YANO, Sachiko NAKAZAWA, 永谷, 智恵, 矢野, 芳美, 中澤, 幸子 紀要 18 41-48, 2024-03-31
一瀬 貴子 関西福祉大学研究紀要 27 89-96, 2024-03-31
...分析の結果,介護支援専門員のソーシャルワーク実践スキル16 項目のうち,平均値が高かった項目は,①「介護者と信頼関係を築くことができるように,話を何度も聴いた」②「これまで介護者がとってきたコミュニケーション方法や行動を否定せず,介護者に溶け込むように努力した」③「介護者と信頼関係を築くことができるように,介護者宅を訪問した」④「介護者のイライラが発生するのは,どのような場面であるのか,どのような理由...
宮本, 真衣 研究紀要 51 7-14, 2024-03-31
text
坂本,ひとみ 東洋学園大学紀要 32 183-198, 2024-03-31
...この論考においては、最新の実践授業について報告し、SDGs 達成度においても幸福度においても世界一であるフィンランドにおいてCLIL 教育を視察してきたことにより得た知見を活かして、教師にとっても学習者にとってもwell-being をめざし、批判的思考力を高めるための教育とはどうあるべきかを考察する。...
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近藤 凜太朗 大阪大学教育学年報 29 39-50, 2024-03-31
研究ノート
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髙木 秀明, 武藤 真里 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 132-132, 2024-03-31
...</p> <p>【考察】</p> <p> 明確な目標はモチベーションを向上させ結果の改善につながる (Sigrid,2008).また,目標とした行動に焦点を絞り,できたことや上達していることを子どもや親にフィードバックすることは重要である (倉,2021)今回,COPM・SMARTモデルで目標を具体化し毎外来リハで本人の心理的な不安点や課題の遂行状態を整理しフィードバックを行ったことで...
菊次 幸平 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 169-169, 2024-03-31
...今回GASを用いて座位や移動などの目標を児やご家族と共有でき、目的の運動に必要である構造の補装具を使い分けができるように作成し、理学療法や生活場面で導入できたことが粗大運動能力の向上と理学療法目標の達成に繋がったと考える。 </p> <p>【倫理的配慮】</p> <p>今回の発表についてはその旨をご家族に説明し同意を得た。</p>...
松葉 建太, 伊藤 将平 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 94-94, 2024-03-31
...本症例においても入院中から家族に対してのセルフトレーニング指導を行い、外来移行後も継続的に介入をすることができたことがADL改善に寄与したと考えられる。 </p> <p>【倫理的配慮】</p> <p>ヘルシンキ宣言にもとづき、保護者に対し症例報告の目的、公開方法、協力と取り消しの自由、個人情報の管理について説明した。その後、保護者より発表を行う同意を得た。</p>...
滝谷 佳紀, 塩津 裕康 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 95-95, 2024-03-31
...傷の確認・ストレッチの実践では、保護者が自宅内でCO-OPの関わりを実践できたことに加え、実際の生活場面で実施したことで、問題解決スキルを促進し、目標達成に繋がったと考えられる。 </p> <p>【倫理的配慮】</p> <p>本症例は未成年であり、保護者に本報告の説明を行い、書面及び口頭にて同意を得た。</p>...
関口 晴子, 河合 恒, 江尻 愛美, 大渕 修一 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 252-252, 2024-03-31
...状勢に合わせてA市と協議しながら実施してきたことで講座を10年間継続できたと考える。またアンケート結果で講座の理解度と自信度が向上したことから、講座のカリキュラムをステップごとに積み重ねることにより介護予防の必要性と実践方法が理解され、体験実習により活動する自信に繋がったと考える。...
浅井 朋美, 澤田 あい, 吉橋 学 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 170-170, 2024-03-31
...さらに、GMFMから得られた結果から、目標動作の構成要素を症例に合わせて選択し、介助が必要な場面や今後の練習が必要な場面をより具体的にご家族と共有できたことが最終的な目標動作の獲得に至ったと考えた。以上のことから、GMFMは低酸素脳症児の運動能力の把握にも有効であり、また、理学療法評価と併用することで、問題点を抽出する手段や身体機能を家族と情報共有する手段としても有効であったと考える。...
田中 あゆみ, 荒田 幸子, 野村 公子, 馬場 郁子, 小山 栄子 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 92-92, 2024-03-31
...状態調整系 (栄養・呼吸)が安定し、子どもが楽しく小集団の活動に参加できたことが、保護者にとって大きな自信となり通所移行を助けた。 4年間で本事業を利用された子ども15人中9人が通所移行、うち 5人は本事業と保育所等訪問支援事業の両制度を併用して地域移行した。...
大河原 和也, 大矢 敏之 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 154-154, 2024-03-31
...また、コロナ禍において新たに活動を開始した体操指導士や団体が継続的に活動できたことも要因として考えられる。 </p><p>【倫理的配慮】</p><p> 本研究はヘルシンキ宣言に則り、対象者に対して研究の目的、内容、対象者の有する権利、個人情報の取り扱いについて口頭にて十分な説明を行い、参加の同意を得た上で実施した。</p>...
山田 乃里子, 松下 恵 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 364-364, 2024-03-31
...これらは、入院直後から適切にポジショニングが導入でき、最適な姿勢管理、創部が除圧できたことで治癒につながっているのだと考察する。...
足立 靖志, 久保 研二 学校教育実践研究 7 1-16, 2024-03-31
...いかけが, 一人では見出せなかった示唆となったためであった。 次に, 語った筆頭著者は, 教師として, 教師教育者としてのそれぞれの考え方を持つまでに生じた変容を比較し,共通点や相違点を見出した。 その次に, 教師教育者としての考え方とは, 現職の時, どんなに現職の教師教育者の「危機」で不安を抱いたとしても授業する教師と向き合って何ができるのかを教師の立場で問うて, 支援を見出し, 行うようにしてきたことであった...
霜永 智弘 評論・社会科学 (148) 17-38, 2024-03-31
...その結果,1)そもそも,各ポリテクセンターでは現行の離職者訓練の枠を拡大し,多くの求職者がそのセーフティネット機能を享受できる体制を整えてきたこと,2)特に業種経験を持たない求職者がその開かれた離職者訓練の枠を積極的に享受してきたこと,3)女性や若者,中年・高齢者が現行の離職者訓練の枠を享受しづらい状況に置かれていることが明らかとなった。...
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花崎 皋平 共生学研究 1 (0), 9-18, 2024-03-31
仲村 佳奈子 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 102-102, 2024-03-31
...多くの先行文献より、医療従事者が障害者を自己決定が困難なケアの受給者であると位置づけ、自律性を制限してきたことが指摘されている。これは、医療におけるパターナリズムや、障害の個人モデル等といった形で整理され、批判及び改善の対象ともなっている。さらに障害児を育てる保護者に医療従事者が与える影響も懸念され、共同意思決定の重要性が注目されつつある。...
近藤 健, 山本 優, 大須田 祐亮 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 137-137, 2024-03-31
...支持基底面が多く安定した安楽な姿勢を提供できたことが共同運動パターンの軽減につながり、動作時の過剰な筋緊張亢進を軽減できたことが理由として考えられた。その結果、全身の非対称性が強まることのない臥位保持が長時間可能となり、関節拘縮に対して予防効果があると言われている30分間の持続的な伸張がWHDの進行に関与する筋群に対してもたらされたと考えられた。...
伊藤 智絵, 西坂 智佳, 藤原 清香, 衣斐 恭介, 緒方 徹 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 68-68, 2024-03-31
...両親の骨折リスクに対する不安に対しても、院内外泊を経たことで患児のケアを両親のみで実施することと訪問診療のスタッフの支援のもとで連携して実施すべきことを明確化できたことで、退院後の生活にむけて両親の不安の払拭につながったと考える。 </p> <p>【倫理的配慮】</p> <p>対象者の家族に、口頭にてプライバシー保護に配慮する旨説明を行い同意を取得した。</p>...
田中 康夫 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 53-53, 2024-03-31
...一方、郊外の住宅団地は高齢者世帯が増えてきたことで、今後は一気に人口・世帯数が減少し空き家が増え、まちが衰退することが予測されている。こうした状況下で新しいすごろくの上りを作るためには、まずは本人の心構えと選択が大切なことになる。定年後人生の最後まで、社会貢献と生きがいのある暮らしを続けるために、本人の心身の健康維持がとても大事なことになる。...
長瀬 慶來 実践英語音声学 5 (0), 1-20, 2024-03-31
...最後に,Daniel Jonesの上記3領域へのバランスの取れた設備の充実と人材の確保により,ロンドン学派の音声学研究が,他に例を見ない,理論・実践・英語教育への応用という,研究への統合的アプローチを行ってきたことが判明した。斯して,ロンドン学派の音声学研究が,これまで100年以上音声学研究の最先端の研究機関として音声学の中心であり続けた理由を明らかにすることができた。...
小川 真理子, 川面 充子, 須賀 朋子 東京大学大学院情報学環情報学研究. 調査研究編 40 1-50, 2024-03-31
...これは婦人相談員が日本的特殊性のもと少数者の問題として等閑視されてきたことに起因している。本稿では、質問紙調査の結果を基に婦人相談員の各自治体での位置づけや役割、業務内容、労働状況、研修受講、困難等の全体の傾向を把握し課題などを抽出する。...
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片桐 健順 研究紀要 58 247-251, 2024-03-31
...音響学は物理学に起源があり発展してきたことから理系の学問と捉えられてきたためであり、芸術を学ぶ音楽大学では専門分野とは言えないからであろう。しかしいずれも「音」に対して研究・発展してきていることであり、また「人間」に対しての効果・影響を大きく取り扱っていることは間違いない。音楽大学に入学したのであれば、「音」対「人間」という部分について改めて認識すべきであると思う。...
倉地 洋輔, 中澤 幹夫, 天野 樹, 添田 結美子 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 123-123, 2024-03-31
...一方で、町トレが始まって7年の経過とともにグループの世話役やメンバーが高齢化してきたことにより、「これから世話役として続けていけるか心配」「メンバーが少なくなっている」などの声がグループ世話役共通の悩みとして聞かれるようになった。そこで、数名の世話役らと話し合い、一部地域で町トレ世話役らが主体的に集まる意見交換会を開催することにした。...
素輪 善弘, 棚倉 健太, 吉村 浩太郎 Oncoplastic Breast Surgery 9 (1), 1-8, 2024-03-30
...そのためには, これまで蓄積されてきたこれらのエビデンスを基に日本の社会的医療事情と照らし合わせながらその安全性と有効性を改めて正しく理解し, 総括することが必要と思われる。本稿では, AFG の歴史的背景を振り返りながら, その安全性と効果, そして今後の展望について, 国内外で示された科学的な根拠に基づいて解説する。</p>...
素輪 善弘, 吉村 浩太郎 Oncoplastic Breast Surgery 9 (1), 19-25, 2024-03-30
...その間, 多くの研究者によって生着原理が明らかにされ, 医療技術が進歩し, 医療器具も発展してきたことで治療成績の向上が得られてきた。そして, 乳房領域においても徐々に患者の負担やリスクを上回る明らかな有効性が確認されつつあり, 現在は実用化の時代に至ったように思われる。本稿では, AFG の紆余曲折の発展の過程から現在に至るまでの歴史的背景を解説する。</p>...
佐内 信之 国語科教育 95 (0), 26-34, 2024-03-30
...子どもたちの生き生きとした綴り方作品の背景には、池田学級の中心に「対話」が据えられている特徴を、授業速記録を通して具体的に明示できたことが本研究の成果である。</p>...
佐藤 光晟, 斎藤 豪, 宮下 綾乃, 佐伯 竜彦 Cement Science and Concrete Technology 77 (1), 567-574, 2024-03-29
...その結果、粉末X線回析では非晶質ピークの出現が確認できたほか、<sup>27</sup>Al、<sup>29</sup>Si DD/CP MAS NMR分析からも3次元構造を示すQ<sub>4</sub>ピークが確認でき、3次元構造を持った非晶質ポリマーが作製できたことを確認した。...
DOI Web Site 参考文献26件
泉 三郎 日本文明の再構築 : 岩倉使節団150周年に寄せて (国際日本文化研究センター第4 期機関拠点型基幹研究プロジェクト「「国際日本研究」コンソーシアムのグローバルな新展開 : 「国際日本研究」の先導と開拓」 キックオフシンポジウム) 32-35, 2024-03-29
キックオフシンポジウム「日本文明の再構築 : 岩倉使節団150周年に寄せて」, 国際日本文化研究センター, 2023年2月17日-19日
堀田 浩之 甲子園短期大学紀要 42 (0), 11-20, 2024-03-29
...その段階で『保育』の発行元である全日本保育聯盟(大阪毎日新聞社会事業団内)が保育者向け講習会を行ってきたことに行き当たった。そこで本研究では『保育』誌上に掲載された記事を中心に全日本保育聯盟主催の講習会の目的や内容をたどることによって、当時の保育界に及ぼした影響と役割について明確にしてみたいと考えた。...
BOUDOURESQUE Charles-François, BLANFUNE Aurélie, CHANGEUX Thomas, PERGENT Gérard, PERRET-BOUDOURESQUE Michèle, RUITTON Sandrine, THIBAUT Thierry La mer 61 (3-4), 189-231, 2024-03-27
...一部の環境保護主義者の甘い考えとは裏腹に,1,000 種もの外来種が徐々に流入してきたことで,地中海のイプシロン種多様性は実際かなり高まっている。...
荒川 雪 人文学研究所報 (71) 129-149, 2024-03-27
...本稿は『中国留日学生報』の結婚に関する記事や文学作品についての分析を通じて,中国の「婚姻法」の公布・施行と日本社会の変化を背景に,自由恋愛による結婚は1950年代の中国人留日学生,華僑子弟のなかでも一般的になってきたことが明らかになった。...
DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件
岡嶋, 慶 拓殖大学経営経理研究 (125) 45-66, 2024-03-25
...歴史的に,この会計プロフェッションが形成される過程のなかで「会計学」が確立し,発展してきたことがみてとれる。その際,科学としての「会計学」という性格がことさら重視され,それが19世紀末にヨーロッパ中で関心が持たれた高等商業教育の問題と密接に結びつき,高等商業教育機関でどのように「会計学」を教授するべきなのかという問題意識となっていった。...
原田, 康平 経済社会研究 64 (1-4), 25-48, 2024-03-25
...まず国勢データから,戦後の日本が都会優位→地方優位→地方劣位と変わってきたことを明らかにし,さらに,センサスデータから①産業は都会に優位性を持つ逓増型,人口に強く依存する地域型,地方に優位性を持つ分散型に分類される,②今日,いずれのタイプも地方で大きく従業者を減らす地方劣位の状態にあり,高齢化で拡大している医療福祉を除くと,一部の逓増型産業が都会を中心に増えている,③人口増減と強く連動するのは地域型...
宮川, 昭義 拓殖大学経営経理研究 (125) 67-82, 2024-03-25
...しかし,同時に会計基準は,会計理論による説明のみならず,ルールとしての社会的合意形成に依拠するものであり,保守主義を会計基準に内包するような工夫が図られてきたことも事実である。...
新見公立大学紀要 第44巻 (1), 177-180, 2024-03-25
...しかしながら、同発表会は地域住民に対して学生たちが学んできたことを披露する場であるとともに、地域に住む外国出身者に日本文化を紹介するための機会ともなり得る。この度、本学の地域文化実習の非常勤講師であり備中神楽の唐松社の池田利文先生が文書化した演目ごとの神歌および口上1)について、池田先生から英語への翻訳の許可をいただき、ここに紹介する。...
喜多, 宏丞, Kita, Kosuke 大分県立芸術文化短期大学研究紀要 61 (--), 49-67, 2024-03-22
辻野 理花 立命館映像学 17 101-130, 2024-03-20
DOI 機関リポジトリ HANDLE
武田 加奈子 筑波大学グローバルコミュニケーション教育センター日本語教育論集 39 87-106, 2024-03-19
...当初の目標だった相手の日本語レベルに合わせた日本語使用は、回数を重ねることで実践できるようになってきたことがわかったが、活動内容によって参加者の発話量に偏りが出てしまうため、少人数制の利点が生かせていないことも明らかになった。また、学生主体の活動を通して学習者とのやりとりから課題を見つけることも望んでいたが、オンラインでは対面以上に場の維持が必要で難しい状況であることも伺われた。...
安部 洋一郎 日本科学教育学会研究会研究報告 38 (4), 7-12, 2024-03-16
...<p>実験という概念は領域や文脈によって異なって説明されてきたが,科学教育の場においては実験をどのように捉えるべきであろうか.本研究では観察と対比した実験固有の特徴を明らかにすることを目的に,実験に対する先行研究での記述を調査した.その結果,実務としての実験観,機能的側面による実験観,方法的側面による実験観という大きく3つの側面から実験が語られてきたことが明らかになった.これらの実験観がどのような授業...
石川 和男 専修ビジネス・レビュー 19 (1), 1-15, 2024-03-16
...知識は形式知と暗黙知に区分され,これまで議論されてきたことから,各々の知識の表現に言及した。生産現場や流通現場では,個人が有する知識が多く存在する。そこでは,暗黙知をいかに形式知に変換させるかが重要となる。またその転換を中心に提示している「知の表現モデル」について,時間経過による変化や移行を整理した。...
戸田, 真紀子 現代社会研究科論集 : 京都女子大学大学院現代社会研究科紀要 018 23-38, 2024-03-15
...本稿では、「女性の連帯」と「政治的決断」の有無について、ルワンダと日本を比較し、日本においては、(1)女性の政治参加を進めようとする「政治的決断」がないために、家父長制の価値観が温存され、女性の意思決定過程への参加が阻まれてきたこと、さらには、(2)「女性の要求を男性が代弁する文化」を多くの女性が受容してきたために、女性議員を増加させるという要求が顕著になるのは、第4 回世界女性会議が開催された1990...
松崎 浩之 RADIOISOTOPES 73 (1), 47-59, 2024-03-15
...本稿では,ヨウ素の同位体システム(放射性同位体<sup>129</sup>Iと安定同位体<sup>127</sup>I)を利用した年代測定について筆者がこれまでに検討してきたことを紹介する。<sup>129</sup>Iは,環境中ではごく微量にしか存在しない核種であり,その測定には,加速器質量分析を必要とする。合わせて分析手法についても解説する。</p>...
DOI Web Site 参考文献19件
河村,あゆみ 医療工学雑誌 (18) 9-23, 2024-03-15
...また、絵本を軸として幼い頃の多様なエピソードが語られ、それらを共有できたことで、幼少期の子どものイメージや絵本の知識を広げるという目的に貢献するものであったと考えられた。...
土屋 薫, 須賀 由紀子, 藤田 美幸 江戸川大学紀要 34 367-380, 2024-03-15
P(論文)
春日 教測, 宍倉 学 甲南経済学論集 64 (3・4), 53-77, 2024-03-15
...また我々の調査結果から,TVer 黎明期の利用者は必ずしも多くなかったが,認知度の浸透と視聴者の選好に沿った改革によって着実に増加してきたことが読み取れた。地方局も地域プラットフォームの設置や全国を対象にした番組制作に取り組むなど,行動変容が観察されるようになってきている。また,現行のテレビ放送に基づいた相対的に厳しい審査基準を備えるTVer による広告提供が選好される余地も確認できた。...
亀井 孝文 同志社商学 75 (5), 535-569, 2024-03-14
...これはもともとドイツが歴史的に「特有の道」を辿ってきたことと無関係ではないことにも言及している。...
稲垣 航大, スフバートル アナラソブド, 谷口 守 都市計画報告集 22 (4), 538-543, 2024-03-11
...行政職員の認知・意向の実態は、政策に関する制度改定の節目において変化してきたことが報告されている。そのため、本研究では3時点における全国の行政職員の認知・意向の実態を捉えるアンケート調査を実施した。...
DOI Web Site 参考文献2件
レメイン,ジェラード・B, 上田 和夫, 蓮尾 絵美 芸術工学研究 39 25-29, 2024-03-11
...本稿では,当センターの目標を述べ,これまでの活動の概要をまとめることによって,当センターが知覚に関連するさまざまな研究分野をつなぐ,開かれた交流の場として機能してきたことを示す。...
大内, 毅, 野方, 健治 福岡教育大学紀要. 第六分冊, 教育実践研究編 (73) 27-32, 2024-03-10
...授業実践では,生徒1 名を除く34 名全員が,お箸を完成させることができたことから,タイプⅢの有効性が示唆された。アンケート結果では,意欲を持って取り組み,完成した喜びを感じている生徒が多数認められたことから,タイプⅢを用いた実践を通して,ものづくりに対する達成感・成就感を得たものと推察される。...
丹羽, 文生 拓殖大学政治行政研究 15 23-31, 2024-03-10
...「衆議院のカーボンコピー」,あるいは「政局の府」と揶揄される参議院だが,それでも,これまで幾度となく自己改革に取り組んできたことも事実である。その嚆矢となったのが,1971年7月,後に参議院議長となる河野謙三が,「良識の府」としての参議院の権威と信頼を回復すべく,「選挙を終わって」と題する書簡,所謂「河野書簡」を全参議院議員に送ったことにあった。...
大橋, 奈希左, 高田, 康史, 大西, 祐司, 小島, 理永 京都女子大学教職支援センター研究紀要 006 161-170, 2024-03-08
...本稿では、リズム系ダンスのダンスの舞踊文化の由来を確認した上で、「非定形型」として捉えられてきたことについて遡って検討した。その結果、これまで「リズム型」とされてきたが、「社交型」「創作型」ともクロスオーバーすることが明らかになり、導入の萌芽とみられる時期の分類論の限界であると捉えられた。...
苑, 志佳 經濟學季報 73 (4), 1-33, 2024-03-08
...タイプの市場に猛烈な勢いで攻勢を強めていることがわかった.第4 に,参 入のハードルが高く,かつ高い市場成長性を有する市場には中国EV 企業が現在,進出しているが,この難しいアクセスの市場を選択した理由には,「もっと大きな成長性の市場への踏み台」になることがある.最後に,分析によって,中国EV 企業の海外進出は,3 つの段階(初期段階(Ⅰ,Ⅱ),中期段階(Ⅰ,Ⅱ),後期段階)の中期段階Ⅰに進捗してきたことがわかった...
西脇 智子 実践女子大学短期大学部紀要 45 87-107, 2024-03-06
...調査の結果、同館が「身体障害者福祉展」に「和製盲人用具」を出展した史実が浮かびあがってきたことは特筆すべきことである。...
三浦,美桜, 能田,淳, 村田,亮, 萩原,克郎, 蒔田,浩平, 岩野,英知, 森田,茂, 田村,豊, 浅川,満彦 酪農学園大学紀要. 自然科学編 48 (2), 217-226, 2024-03
Bulletin
深井, 正樹, フカイ, マサキ, 出井, 章雅, デイ, アキマサ, 秋田, 浩一, アキタ, コウイチ, Fukai, Masaki, Dei, Akimasa, Akita, Koichi 駒澤大学総合教育研究部紀要 18 155-166, 2024-03
𡈽谷, 敏治, ツチタニ, トシハル, Tsuchitani, Toshiharu 駒澤地理 60 1-20, 2024-03
...その結果,ひたちなか市のコミュニティバス,「スマイルあおぞらバス」の整備が,公共交通利用圏を拡大し,公共交通空白地域対策として重要な役割を果たしてきたことが明らかになった。...
山内, 乾史 教育学部論集 35 25-47, 2024-03-01
...本稿ではプロ野球界を例にとり,「球歴」の意味を広義に解釈し,「学歴は無関係」どころか,極めて重要な役割を果たしてきたことを明らかにするための仮説の提示を行う。いわばプロ野球というスポーツ文化の担い手の形成に学歴が持つ意味について予備的考察を行うというわけである。...
神原, 勇介 文学部論集 108 69-84, 2024-03-01
...そのうえで、前接する貫之家集歌群は、歌聖貫之の家系といえども、僅か二代しか有力歌人を輩出し得なかったのに比して、自家大中臣一族は六代に亙って連綿と歌人の系譜を繋いできたことを明瞭に示す狙いがあったと論じた。...
土井, 計樹, 土井, 真衣, 中本, 佳代子, 和田 英嗣 大阪河﨑リハビリテーション大学紀要 18 41-46, 2024-03
...PEPIS の受け入れは良く、継続して訓練できたことが姿勢の改善や嚥下機能の維持・改善に寄与できたと考える。本症例に対してPEPIS は姿勢の改善や嚥下機能の維持・改善という点で有効性が示された。...
吉田, 恵理子, 永峯, 卓哉, YOSHIDA, Eriko, NAGAMINE, Takuya 長崎県立大学看護栄養学部紀要 22 71-77, 2024-03
type:Article
竹川,由紀子 鳥取大学附属中学校研究紀要 55 83-89, 2024-03-01
...しかし,隔年で実施してきたこの交流はコロナ禍を境に途切れてしまう。本校が積み上げてきた他国との交流を継続し,今後も教育の柱として根付かせることが重要かつ,本校独自の特色ある活動としたいと考え,実現可能な国際理解教育の在り方を示した。...
谷川 友美, 伊藤 佳代子, 松﨑 優, 大元 千種, 渡邉 晴香, 原本 賢一, 野口 直子, 田中 美貴, 斉藤 範子, 助安 明美 初等教育 : 研究と実践 46 51-55, 2024-03
type:text
立石 李希人, 小林 真, 新 浩一, 西 正博 電子情報通信学会論文誌B 通信 J107-B (3), 155-163, 2024-03-01
...M曲線によってモデル化されてきたが,M曲線を導出するための高層気象は観測点が限られて,ダクト伝搬経路上の高層気象が得られないことが多い.本研究では,伝搬経路上ではない高層気象から得られるM曲線からダクト伝搬を推定することを目指して,M曲線とダクト伝搬による受信電力上昇との関係性を相関係数により評価した.その結果,高さ1,000 m以下でラジオダクトが生じた場合にダクト伝搬が発生しやすいことが確認できたことに...
陣田 内美 名古屋高等教育研究 24 295-315, 2024-03
...また、米国人学生の気質や学内の阻害要因を、具体的な事例を通じて明らかにできたことも新しい発見であった。...
佐藤 潤 キリストと世界 (34) 69-79, 2024-03
...しかし、過去の議論において、古代イスラエルにおける人々の世界観、とりわけ古代の時間認識についての考察が加味されてきたことは稀である。そこで本稿は、言語学における言語的相対論(いわゆるウォーフ仮説)や古代イスラエルの時間認識が絶対的・客観的時間ベースではなく、事象(出来事)ベースであったことを提唱した歴史家サシャ・スターンの研究に基づいて、過去の古代ヘブライ語動詞研究を再評価する。...
杉山 雅俊, Sugiyama Masatoshi 教育実践学研究 : 山梨大学教育学部附属教育実践総合センター研究紀要 29 21-31, 2024-03
佐藤 博, 嶋津 英斗, Sato Hiroshi, Shimazu Hideto 教育実践学研究 : 山梨大学教育学部附属教育実践総合センター研究紀要 29 249-260, 2024-03
大夛賀 政昭 保健医療科学 73 (1), 32-41, 2024-02-29
...効率性を高めていくケアの提供手法について検討されてきた.日本は,高齢化の進展に伴い増大するケアニーズに対応するために介護保険制度を創設し,介護サービスに特化した提供システムを整えてきた.これによって,医療やリハビリテーション,その他福祉サービスとの断絶が起こったため,その統合にむけ「地域包括ケア」という概念が提唱され,この実現に向けた取り組みが継続的に実施されてきた.その後,高齢者福祉領域で実施されてきたこれらの...
神田 朋美 社会科学 53 (4), 27-45, 2024-02-29
...キリスト教主義教育を掲げる同志社において,創立当初から学際的教育がおこなわれてきたことの特異性や,その影響について明らかにすることを目的とした。...
榊󠄀, ひとみ 札幌学院大学人文学会紀要 (115) 23-40, 2024-02-28
...また,実践を通し,参加者である親と共に,スタッフ自身も苦悩しながら,「共に子どもを育てていく」という役割を果たしてきたことも示唆された。この意味において,実践Dにおいては,実践を通じて「集団的な子育て主体」が形成されてきたと結論づけた。...
林, 宏樹, 渡辺, 博芳 情報処理学会論文誌教育とコンピュータ(TCE) 10 (1), 1-12, 2024-02-28
...から得た知見を一般的な高等学校での教育に適用したものである.本教育実践の特徴は,段階的にPPDACサイクルを指導したこと,動画教材を用いたこと,3回の探究活動を取り入れたことである.教育実践の評価は,筆記試験の正答率による観点,統計ポスターによるルーブリック評価による観点,生徒の意識調査による観点で行った.高等学校1年生を対象とした授業実践の結果,動画教材を用いることで3回の探究活動が円滑に実施できたこと...
情報処理学会
井上 浩史 同志社教師教育研究 (1) 38-43, 2024-02-25
...また,2020年度からのコロナ禍において,生徒のアイデアを取り入れた創意工夫した「ノート検定」を実施できたことは,どのような状況でも生徒会の取組は実施可能との希望を生徒たち自らが示した。さらに,生徒会活動に魅力を感じて生徒会役員等に立候補する生徒が増えてきたことは主権者意識の向上と言える。...
吉田 翔太郎, Yoshida Shotaro 山梨大学教育学部紀要 34 159-176, 2024-02-21
大柴 譲治 ルーテル学院研究紀要 (57) 73-88, 2024-02-20
...ブーバーの『我と汝』との出会いの軌跡と、CPEスーパーヴァイザーとしてそこから学んできたことを記す。向かい合う相手との「今ここ」での一期一会の出会いをかけがえのないものとして大切に生きるために。...
落合, 彰子, 菊池, 正雄, 海北, 幸一, 藤元, 昭一 Journal of Nephrology 2024-02-06
Citation: Ochiai, S., Kikuchi, M., Kaikita, K. et al. Rapidly progressive glomerulonephritis due to IgA nephropathy accompanied by collagenofibrotic glomerulopathy. A nephrology picture. J Nephrol …
動物遺伝育種研究 52 (1), 1-, 2024-02-01
...さて、海外渡航も比較的自由になってきたことで、グローバルな視点か ら、2025 年7 月21-25 日には第40 回国際動物遺伝学会(ISAG 2025)が韓国・ DAEJEON で開催されます。...
阿部 達哉, 大塚 亮, 蜂須賀 明子, 小森 哲夫 臨床神経生理学 52 (1), 1-10, 2024-02-01
...F-MUNEは他のMUNEと同様に, ALSの運動単位数の評価ができたことから, この新たな自動解析は神経筋疾患における臨床への応用が可能である。</p>...
吉川 武憲, 平田 豊誠, 多賀 優, 小川 博士 地学教育 76 (3), 45-56, 2024-01-31
...の中学校で実施できるようにするための材料を提供することにある.そのためにまず,日本の地表に露出する深成岩体の固結深度について文献調査を行った.その結果,固結深度が求められた深成岩体は39例で,その範囲は2~27 kmであった.次に,生徒の身近にある深成岩の固結深度を用いて深成岩が地表で見られるしくみの学習を行った結果,少なくとも10%の生徒が本しくみを正しく理解したうえで,大地の長大な変化を実感できたことが...
近藤 大祐, 増田 靖 経営情報学会 全国研究発表大会要旨集 202311 (0), 77-80, 2024-01-31
...その結果、経営者Aの一連の行動はエフェクチュエーション論で説明が可能であり、経営者Aは新規事業を創出するために起業家的行動をとり、医療という新しい市場に参入できたことが明らかとなった。</p>...
小田, 美紀子, 祝原, あゆみ, 高橋, 恵美子, 小田, 香澄, 山下, 一也, Oda, Mikiko, Iwaibara, Ayumi, Takahashi, Emiko, Oda, Kasumi, Yamashita, Kazuya 島根ヘルスケア・ジャーナル 1 35-43, 2024-01-26
...9年間継続して事業を行ってきたことにより,事業の趣旨や目標は,達成してきているのではないかと考えられた。...
内田 大貴, 穐山 祐子, 浅井 雛子, 榊原 早穂, 川村 道広, 錦 淳子, 吉田 恭太郎, 清水 重喜 医学検査 73 (1), 188-194, 2024-01-25
...結果として組織型の推定は困難であったが,異型細胞として報告できたことで診断確定から治療まで繋げることが可能であった。日常の検査において判定に苦慮する細胞成分に遭遇することがあるが,検査結果の見直しを丁寧に行うことで検査精度の向上に努めることが大切である。</p>...
YANG SHIZHE, 木全 秀美, 佐藤 真理子 繊維製品消費科学 65 (1), 39-54, 2024-01-25
...G1),西漢時代(G2),唐代(G3)の衣服形態を選択,その再現を試みた.遺跡出土品,正倉院所蔵品調査によるパターンを用い,当時の身長から現代中国のA 体型における各部位寸法を算出,現代日本の9AR 体型に合わせて修正,再現試料を製作した.結果,漢服は十字型の構造は変わらないものの,技術の進歩,意識の変化で,布幅は広く,丈が短く,裾が広くなり,「礼」への厳しい要求から実用性,機能性重視へと変化してきたことが...
宮崎, 光明 教育実践研究 : 富山大学教育研究実践総合センター紀要 18 41-49, 2024-01-22
...また,保護者が子供の困った行動に対して,応用行動分析学の視点を活用することが可能になってきたことを示唆する記述がみられた。以上より,特別支援学校における保護者支援の一つとして,子供の家庭での困った行動の低減に連絡帳を通した応用行動分析学に基づく支援の効果が示された。...
坂田, 元丈 教育実践研究 : 富山大学教育研究実践総合センター紀要 18 21-30, 2024-01-22
...研究の成果の1点目としては,中学校社会科の歴史的分野における討論型学習の有効性を提起できたことである。本稿の開発授業では,歴史上の人物から解釈できる「選択の基準」から時代背景を評価することで,歴史的分野における社会認識形成が促進されることを示すことができた。2点目は,中学校社会科歴史的分野の授業モデルを開発できたことである。...
高野 智子, 一法師 久美子 看護 76 (2), 49-49, 2024-01-20
井上 昂也, 山添 淳一, 柏﨑 晴彦 老年歯科医学 38 (supplement), 69-73, 2024-01-15
...また,患者の主訴を改善することができたことで,食事に対するモチベーション向上にも寄与できたと考える。</p>...
石川 哲也, 内藤 貴通, 内藤 純子, 古渡 拳人, 吉永 悟志 日本作物学会紀事 93 (1), 57-66, 2024-01-05
...から2022年までの栽培管理情報を網羅的に収集し,収量の向上を目的とした作付品種構成の最適化について検討した.この経営体では,4年間で急速に圃場の集積を進め,業務委託部分を除いた作付面積は,2019年の41.8 haから,2022年には95.9 haまで拡大し,2019年と比較して移植作業日数は17日,収穫作業日数は16日,それぞれ多くなった.4年間継続して作付した基幹品種である「ヒメノモチ」,「あきたこまち...
DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献4件
坂倉, 真衣 宮崎国際大学教育学部紀要 教育科学論集 (10) 129-138, 2024-01
...植木・村岡(2020)よれば,受講者らは雑草の知識を得たことを始め,観察,スケッチ等の体験活動を通して雑草に触れることができたことを肯定的に評価しており,講習後30%程度の受講者が各学校において雑草についての何らかの活動を行ったという。...
正保, 正惠, 山内, 加奈子, 弘田, 陽介 福山市立大学教育学部研究紀要 12 47-57, 2024
山次 健三 有機合成化学協会誌 82 (1), 65-67, 2024-01-01
關野 一石, 中野 千佳子, 村山 一茂, 高橋 史峰, 飛知和 康史, 原田 紗世子, 大田 有佳里, 岸塲 真理, 堀木 稚子, 梶山 和浩, 岡田 佑輔, 山口 光峰, 宇山 佳明 レギュラトリーサイエンス学会誌 14 (1), 107-122, 2024
...<p>MID-NET<sup>®</sup>は,2018年4月1日から本格運用を開始し,2023年4月をもち運用開始5周年を迎えた.MID-NET<sup>®</sup>の概要とこれまでの取り組みについて述べるともに,MID-NET<sup>®</sup>運営を行う上で大切にしてきたこと,アウトカムバリデーションの取り組み,独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)がMID-NET<sup>®<...
村山 陵子, 阿部 麻里 看護理工学会誌 11 (0), 106-111, 2024
...カテーテル留置が成功し実用化できたことより,開発が完了したことを報告する.今後はさらに使用実績を積み,ユーザビリティーや医療従事者,患者双方の満足感,費用対効果の検証もしながら,さらなる現場のニーズを開発者にフィードバックしていく必要がある....
丸田 浩, 櫨原 弘貴, 添田 政司 コンクリート工学論文集 35 (0), 1-12, 2024
...<p>本研究では,各種固形パラフィンのうち,石油由来のものが凍結融解抵抗性の向上に有効であることを確認できたことから,その水和反応に及ぼす影響を確認し,施工工程により空気量が減少したことを想定したコンクリートにおいて,凍結融解抵抗性および凍害と塩害の複合劣化抵抗性における固形パラフィンの効果を検討した。...
DOI Web Site 参考文献9件
太田 礼穂 質的心理学研究 23 (Special), S126-S132, 2024
...一方,家での製作経験を肯定的に評価した子どもは,教室で得られる他者の視点を肯定しつつも,周りからの影響を受けずに自分自身の感じ方や考え方で創造的な表現ができたことを評価していた。...
山田 久夫 びわこ健康科学 2 (0), 39-46, 2024
...<p>著者のこれまでの経験をもとに,リハビリテーションの現状を見て感じとってきたことから,今後のリハビリテーション学,リハビリテーション職とその養成のあるべき姿について述べる.学校法人藍野大学の理念にある,Sym-medicalの単語は患者を中心としたチーム医療の在り方を指しているが,これは患者自身が指揮棒をふるうという,新しく深い意味合いを持っている.それを実践するためにどうすれば良いのか.もう1...
大久保 賢 大阪音楽大学研究紀要 62 (0), 58-70, 2024
...はじめに日本人の演奏が西洋人には何かしら違和感を 持って受け止められてきたことと、そうした演奏の原因の1 つとして日本語の影響がこれ までにも指摘されてきたことを確認する。そして、日本語とリズムとイントネーションと 日本的演奏の類似点をあげ、次いで西洋諸語および彼らの演奏との相違点を指摘し、その 原因として「母語の干渉」という問題を取り上げる。...
日本周産期・新生児医学会雑誌 59 (4), 659-674, 2024
岡田 知子, 重村 力 住総研研究論文集・実践研究報告集 50 (0), 209-220, 2024
...避難から復興の段階で,コモンズ空間が果たした大きな役割が明らかになるとともに,歴史的な集落組織から持続しつつ,現代に適応するように変貌してきたコミュニティ組織のありようと意義を明らかにし,コモンズやコミュニティを尊重する減災復興の示唆を得た。...
Okoshi Harada Tsubasa 日本・スペイン・ラテンアメリカ学会誌 35 (0), 25-42, 2024
...これらの研究は、先住民が能動的な主体として自分たちの社会を維持し続けてきたことを明示しており、この時代の歴史に関する再考を促している。しかし、この新しい分析的・方法論的視点をユカタン・マヤ先住民社会の政治地理学研究に当てはめた研究は極めて限定的である。唯一と言っていい例外は、私が30年来提唱してきたモデルだけである。...
本村 玄一, 大久 哲, 上松 太郎, 桑畑 進, 亀山 達矢, 鳥本 司, 都築 俊満, 藤崎 好英 映像情報メディア学会誌 78 (1), 124-130, 2024
...される多元系半導体からなる量子ドット材料の高色純度化と発光波長制御に取り組み,バンド端遷移による高色純度の発光を示す量子ドット材料を得た.合成した各色の多元系半導体量子ドットを使った量子ドットEL(Electroluminescence)素子を試作し,その発光特性を評価・分析することで,色鮮やかなEL発光を実現するための素子構造など条件を見いだした.各色共通の素子構造で色純度の高いEL発光を実現できたことで...
DOI Web Site 参考文献23件
杉山 陽香, 川島 大輔 質的心理学研究 23 (Special), S46-S52, 2024
...しかし近年,生徒の問題が複雑化してきたことで,生徒指導の実践が困難になってきている。加えて,生徒指導実践の根幹となる教師の視点や前提,つまり問題観の検討が,その重要性に比して,乏しいのが現状である。そこで本研究は,中学生の問題行動に対する教師3 名の語りから,教師の問題観を探索した。語りを質的に分析した結果,教師が問題視する〈問題行動〉と〈問題に至る背景要因〉が明らかとなった。...
稲森 佳名子 日本補綴歯科学会誌 16 (1), 151-154, 2024
...</p><p><b>考察</b>:装着後3年以上経過し大きな変化や問題は生じていない.咬合支持喪失前に治療開始できメインテナンスを継続できたことで良好な経過が得られたと思われる.</p><p><b>結論</b>:上顎前歯一次固定と臼歯部咬合支持回復により欠損の拡大を防ぎ,左右すれ違い咬合への移行を回避できた.</p>...
DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献2件
堅田 紘頌, 横山 仁志, 渡邉 陽介, 中田 秀一, 韮澤 光太郎, 佐々木 信幸 聖マリアンナ医科大学雑誌 51 (Suppl), S69-S76, 2024
...このような診療体制を比較的早期から実施してきたことにより,COVID-19の感染拡大が日本全国に広がる以前から入院管理が必要となったダイヤモンド・プリンセス号のクラスター感染患者に対するリハビリテーションを行うことができ,今日に至るまで数多くの重症COVID-19患者への診療に携わってきた。...
渡邉 敏文 新潟医療福祉学会誌 23 (3), 65-65, 2024
西川 祐人 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 209-, 2024
...観光利用の可能性を論じる.中京圏は名鉄やJR東海をはじめとする多数の鉄道会社が名古屋駅を中心に都市鉄道網を敷いているものの,鉄道分担率が低く,近年通勤・通学利用の減少に歯止めがかかっていない.まず,2005~22年度までの名鉄のポスター広告を分析すると,2018年度を境に従来型の景観観光を中心としたものから,体験型観光を重視する新しい観光戦略へと変化したこと,継続的に女性に特化した観光戦略がとられてきたこと...
梶原 拓人, 川東 正幸 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 212-, 2024
...</p><p><b>4.考察</b></p><p> 調査地は異なる植栽区間および同じ植栽区内という2つのスケールにおいて土壌特性に不均一性がみられるという極めて特異な環境であることが明らかになった.クロマツの生育が不良なNo.4-1,No.4-2では固結層の形成および高い含水率が確認できたことから,土壌物理性の不良によるクロマツの根系発達阻害が生じていると考えられた.また,土壌物理性の不良は造成時の...
小原 満春 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 82-, 2024
...</p><p> 本研究では、主に30代から50代の中年層がライフスタイル移住からの帰還を行う動機について4つに類型できたことから、帰還移住者像を4つ示すことができ、かつ短期居住者以外は帰還の阻害要因がほとんどないことを明らかにした。今後は地理的な特性によって帰還動機が異なるのかを検討していくこととする。...
小野 悠, 志摩 憲寿, 前島 彩子, 田村 順子 住総研研究論文集・実践研究報告集 50 (0), 221-231, 2024
...住民や事業者へのアンケート調査等から,ダラーヴィでは全国各地からやってきた人々が急成長する大都市の中で出自に紐づく生業を維持するために,出身地や言語を共有する人々と互いに混雑を避けながら寄り集まることで共生と棲み分けを実現してきたことが分かった。また,時代背景による生業の変化に合わせコミュニティやガバナンス,都市空間を変容させることで共生と棲み分けのバランスを変化させていることが分かった。...
田中 秀一 ラテンアメリカ・レポート 41 (1), 14-26, 2024
...一方で、1989年の民主化以降、最大野党であるリベラル党もつねに一定の支持を集めてきたことが、この国の一党優位制の特徴でもある。2018年大統領選においても、リベラル党のアレグレは43%もの票を獲得し、46%を獲得して当選したコロラド党のアブドと僅差であった。しかし、3度目の立候補である2023年の選挙では、アレグレには票の27%しか集まらなかった。...
荒川 雄介, 家田 仁 インフラメンテナンス実践研究論文集 3 (1), 136-144, 2024
...<p> 戦後急速に整備が進められた下水道施設(とりわけ40万km以上にも及ぶ管渠)は,今後急速に老朽化が進むことが懸念されるが,人口減少も進む中で下水道を整備・管理する自治体の置かれた状況(人員・技術・予算など)は一般的に極めて厳しい.また,その運用が自治体の采配に委ねられてきたこともあって,下水道管理の状況は財政面のみならず技術的側面も含めて自治体によってまちまちでもある.そこで本研究では,下水道運営...
藤掛 一郎 林業経済 76 (11), 1-18, 2024
...その結果、林業経営の収益性は戦前から1950年代にかけては安定していたのに対し、1960年代以降は長期にわたって低下を続けたこと、特に立木価格の長期低落が大きく影響し、造林開始時の期待と大きく異なる投資結果が生じてきたことを示した。また、造林補助金が1990年代以降は収益率を3%程度押し上げ、正の収益性確保に大きく影響しているとの結果を得た。...
濵野 清 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 110-, 2024
...これまで積み重ねられてきた各種学会等を通しての議論とその発信が,学習指導要領の方向性を形作る重要なエビデンスとしての役を果たしてきたこと,そしてそれは今後とも変わりなく重要な位置付けを与えられるであろうことを,再度,この機会において申し述べておきたい。</p>...
甲斐 智大, 原 裕太, 高場 智博 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 200-, 2024
...日本の農山漁村でも村落内部に明確な社会階層が形成されてきたことが指摘されつつある(Sanada 2019)。しかし、こうした農山漁村に存在する社会経済システムが特定の社会集団にリスクを押し付けるメカニズムは未解明のままである。本報告では長崎県五島市岐宿地区に位置する仏教集落(A集落)とキリシタン集落(B集落)を事例に、人々の「語り」を基礎に、両地域での社会経済システムと社会的不平等の実態を示す。...
田中 諒 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 285-, 2024
...一方鹿屋は、1887年に肝属郡役所が垂水から移転してきたことを契機に集積が始まる。...
山中 蛍, 後藤 秀昭, 細矢 卓志, 寺田 龍矢, 中瀬 千遥, 後藤 慧, 中西 利典, 牧田 智大 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 296-, 2024
...これをもとにすれば,この付近は日本列島で広く確認されている東西方向から西北西-東南東方向の最大水平圧縮応力軸とは異なり,南北方向に圧縮されてきたことになる。しかし,近年の微小地震の発震機構解の解析からは,曽根丘陵断層帯周辺の最大主応力軸方位が断層の一般走向に斜交することが指摘され,同断層帯が右横ずれを含む可能性が示唆される。...
真部 淳 日本小児血液・がん学会雑誌 61 (1), 17-20, 2024
...<p>小児がんの診療は複雑系である.新規治療の開発には基礎研究と臨床研究の緊密な協力が必須であり,多施設共同研究や国際共同研究などの大きな仕組みも要する.一方,実際の診療においては多職種連携によるチーム医療とトータルケアが必須である.発達成長の途上である小児を対象とするため,病名病態の説明にも特別な配慮が必要である.私たちはこのような複雑な領域が順調に進歩してきたことを理解し,自己肯定感を高めて日常診療...
混合研究法 2 (3), 226-227, 2024
...</p><p> 日本に限らず世界各国で接した多くの研究者や臨床家をインスパイアされてきたことを、訃報が広がる中で、世界中から多くの人たちが悲嘆に暮れながらもFetters先生に称賛や感謝のメッセージ送っていることを垣間見て、実感しました。...
西森 朝美, 小原 潤子, 安藤 清彦, 松浦 裕一 日本獣医師会雑誌 77 (2), e7-e13, 2024
...測定値のばらつきが生じやすいことが示唆された.そこでLTR法-pol法間の単回帰分析から,pol法の基準値は100,000細胞あたり12,000コピー以上を高リスク,3,000~12,000コピーを中リスク,600~3,000コピーを低リスク,600コピー未満を超低リスクと設定した.この基準による判定は,既存のLTR法による判定とおおむね一致し,またリンパ球増多症の個体の9割以上を高リスクに分類できたことから...
DOI Web Site 参考文献17件
一色 ゆかり 日本補綴歯科学会誌 16 (1), 159-162, 2024
...</p><p><b>考察</b>:金属床義歯を新製し,咬合高径が低下する前にメタルティースに置換できたことより,咀嚼機能検査で高い数値を維持することができていると考えられる.</p><p><b>結論</b>:臼歯部欠損による咬合高径の低下が認められ,咬合力が強く,咬耗が著しい症例に対して部分床義歯により機能回復を図ることは有効であり,咬合高径の維持にはメタルティースの有用性が示唆された.</p>...
DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献1件
鬼丸 竜治 農業農村工学会論文集 92 (1), II_17-II_25, 2024
...<p>わが国の河川を水源とする大規模水田稲作地域では,これまで水利用者間の配水調整は,集落を基礎単位とした重層的な水利組織が担う体制となっていた.ところが,近年,水利用者の多数を占めていた小規模農家に替わり大規模経営体が増え,水利用者が少数化・多様化してきたことから,配水調整体制の再構築が課題となっている.そこで,本報では,先行研究で示されてきた,配水調整体制が備えるべき基本的要件を整理した上で,水利施設...
万代 道子 四国医学雑誌 79 (5.6), 217-220, 2024
...とりわけ眼科では,外からアクセスしやすい臓器であることや,前眼部から眼底まで,詳細に観察するイメージング手法が発展してきたこと,また細胞治療を行うにしても小さな組織であることから必要細胞数が他の臓器治療に比べて少量で済むことなどから,早期より細胞治療による再生医療が試みられてきた。...
山元 貴継 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 166-, 2024
...えない地域では,村落内の農地などを住民どうしで分け合うとともに,それらの配分を一定年限をもって割り替えるという「地割制度」がみられやすい.さらに,島津藩領の一画を占めていた同地域においては,住民管理制度でもあった「門」と「地割制度」とが結びつき,通常2~4の名子家部で構成された「門」ごとに均分された土地「門地」が割り当てられ,それらを不定期的に割り替える「門割」制度が,明治期に入っても強く維持されてきたことが...
柴田 卓巳 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 175-, 2024
...<p><b>Ⅰ 初めに</b></p><p> 日本では交通事業者ごとの経営判断によって交通網の改編が行われてきたことから,事業者間の連携が困難であり,異なる事業者の路線が並行・競合している場合がある.人口密度が低く独立採算での事業が困難な地域でも,鉄道の市場からの退出は事実上困難であり,また路線バスは補助制度が整備されており,不採算となっても維持しやすいことから,多くの地域で不採算路線が並行・競合している...
原 裕太 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 252-, 2024
...</p><p> 中国はインディカ種(籼米)とジャポニカ種(粳米)両方の栽培がみられる特徴的な国であり,食文化にも関係するが,栽培種ごとの生産状況は不明瞭である,国内の移出入に関しても,政府統計では公開されていない.また雑穀栽培についても,現代を通じて縮小を続けてきたことは知られているが,近年は縮小とともに政府統計に記載されない傾向があり,継続的な経過把握が困難になりつつある.そこで本稿では,これまでの...
小川 滋之 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 52-, 2024
...冬場の保存食や油料として用いられてきたことが、山間部に多い要因であると考えられた。また、複数の地域で明治時代以前からの栽培歴があることや、油料作物として利用されてきたことの共通点からは、この多粒型が日本に初めて伝わった「南京豆」である可能性を高める結果となった。</p>...
中村 有吾 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 83-, 2024
...発表者は、次にあげる特徴は十勝岳のユニークな点と考える:(1)第四紀の全般にわたって大規模噴火を繰り返してきたこと、(2)寒冷地域に存在するため数百年前の火山地形が植生に覆われることなく観察できること、(3)地元で制作された多くの芸術作品や文学作品において火山活動がモチーフとして取り上げられていること、(4)地域および行政が一体となって火山防災に取り組んでいること。...
髙橋 佑弥, 及川 欧 バイオフィードバック研究 51 (1), 3-10, 2024
...トレーニングを継続できていたことを確認した.Total Powerは痛みが軽減した時期(2022年6月)から賦活する傾向を示し,LF/HFは同時期から平均の値となった.また,RSMT変法を実践から1ヶ月後,2022年5月より左肩関節の可動域改善が得られ(肩関節屈曲110度),同年6月には痛みが寛解し,現在も機能維持できている(肩関節屈曲135度).当初より目標としていた除雪作業について,今冬に再開できたことを...
風呂川 聡 日本補綴歯科学会誌 16 (2), 327-330, 2024
...</p><p><b>考察:</b>治療用義歯を用いて義歯の構成要素ならびにそれを用いた設計,さらに機能性の評価を行い,その結果を最終義歯に移行できたことで良好な結果が得られたと考えられる.</p><p><b>結論:</b>治療用義歯を用いて義歯設計の妥当性を検証したところ,最終補綴装置にて良好な結果が得られた.</p>...
DOI Web Site 参考文献3件
橋本 優真, 佐藤 衛, 我妻 昂樹, 水戸 奈津美, 三田村 徳, 鈴木 博人, 渡邉 好孝 Annual Report of The Miyagi Physical Therrapy Association(rigaku ryoho no ayumi) 35 (1), 29-39, 2024
...活動を通じて得られた成果として,会員が情報にアクセスしやすい仕組みを醸成できたこと,17名のメンバーからなる能動的な活動を行う集団を形成できたこと,コロナ禍においてオンライン会議システムを活用しながら講師と参加者を繋ぐ架け橋になることができたことが挙げられた。</p>...
越山 健治, 宮定 章 住総研研究論文集・実践研究報告集 50 (0), 139-150, 2024
...その結果,概ね 30 年で公的住宅ストックは平常化するよう管理できたこと,大都市以外で新たな役割を持つ公的ストックとして位置づけられること,協同空間利用は二極化し,利用が継続しない環境が拡大していること,が明らかになった。被災後長期にわたり公的住宅が果たす役割は大きい。今後,持続的回復に資するためには,計画時に立地・配置計画やまちと連携可能な居住空間設計が必要であることが示唆された。...
友原 啓介, 田中 尚輝, 吉田 耕平, 長谷川 直人, 足立 伊佐雄, 野瀬 健 薬史学雑誌 58 (2), 100-109, 2023-12-31
...結果:同書の英文は,センテンスとセンテンスを英語らしく書き連ねるための英語ライティング技法を例示・演習するための素材として最適であった.また,アンケート調査より,文理の専攻にかかわらず多くの学部学生が,薬史の物語に興味を持って効果的に英語ライティングを学習できたことが示された....
DOI Web Site 医中誌
黒嶋 伸一郎, 中野 貴由, 澤瀬 隆 日本口腔インプラント学会誌 36 (4), 224-231, 2023-12-31
...</p><p>そこで本総説論文では,2000年に米国国立衛生研究所が提言した骨質について解説するとともに,我々が行ってきた基礎研究や非臨床試験などを簡単にご紹介しながら,今までほとんど解明されてこなかった荷重環境下/非荷重環境下におけるデンタルインプラント周囲の骨質について明らかになってきたことを解説する.さらに,近年,非破壊的に骨質を測定/評価する方法と装置が考案されたことから,この点についてもご...
佐藤 若菜 文化人類学 88 (3), 505-522, 2023-12-31
...手本の複製は、機械刺繍の生産工程にも見られるが、より広くは威信財としての衣装の普及と定着、維持のなかで起きたことを指摘する。</p>...
池田 亜美, 日下 智志, 馬場 卓也 アフリカ教育研究 14 (0), 53-65, 2023-12-28
...これは、プロジェクト専門家が協力期間中からケニア関係者に主導権を委ね、ケニアが主体的に実施してきたことが影響していると考えられる。</p>...
奥村, 幸雄 京都府立大学学術報告. 公共政策 (15) 133-181, 2023-12-25
...身近な人との「つながり」を重視する傾向や、十分生きたことに感謝する気持ちが反映され、これらは関係・バランス志向性を重視する幸福(内田,2020)に類するものであった。また、Tornstam の老年的超越理論の「宇宙的次元」に関わる内容が多く抽出され、いずれも東洋的見方の特徴に通じるものであった。量的研究と質的研究を統合した結果を「要因関連の概念モデル」としてダイアグラムで表示した。...
茂木,康嘉 尚美学園大学スポーツマネジメント研究紀要 6 19-26, 2023-12-25
論文
柴田 智, 納谷 瑛志, 吉川 進太郞 東北作物研究 66 (0), 17-18, 2023-12-24
柴田 智, 納谷 瑛志, 吉川 進太郞, 薄井 雄太, 伊藤 正志 東北作物研究 66 (0), 15-16, 2023-12-24
孫 詩彧, 祁 暁航, 張 思銘 北海道大学大学院教育学研究院紀要 143 17-35, 2023-12-22
...その大きな原因として,生理用品が「商品」として普及してきたことが指摘された。この商品化により月経処置の経済的コストが個人に押し付けられ,月経にまつわる多くの課題が隠蔽され,結果的に月経処置の自己責任が強化されてしまう。本稿は以上を踏まえ,生理用品支給の意義を検討した。...
吉田 雅紀, 田中 真衣 北日本病害虫研究会報 2023 (74), 61-64, 2023-12-21
...<p>割れ籾の発生が少ない水稲早生品種「銀河のしずく」を用いて斑点米発生リスク低減効果を検討した.試験5事例について,メタアナリシスにより統合してリスク比を求めたところ,「銀河のしずく」から見た「あきたこまち」に対する統合リスク比は0.37(95%信頼区間:0.23–0.61)で誤差の範囲を含めて1.0未満であった.このことから,「あきたこまち」の代替として「銀河のしずく」を栽培することで,斑点米発生...
草薙 健太 コーチング学研究 37 (Supplement), 19-, 2023-12-20
藤田 由起, 遠矢 浩一 リハビリテイション心理学研究 49 (1), 31-42, 2023-12-20
...その結果,ケアのある生活の中で,肯定的・否定的両方の感情を体験してきたことが語られた。...
東 めぐみ 看護研究 56 (6), 501-506, 2023-12-15
Itoh Tatsuhiko 人文科学研究:キリスト教と文化 (55) 33-66, 2023-12-15
...日本では、小林秀雄の論説に象徴される、モーツァルトに比してハイドンの音楽に欠陥があるかのような記述が流布することにより、ハイドンの姿が歪められて来た歴史が長かったために、21世紀になるまで、この作曲家の歴史的意義に誤解が生じ、その作品の音楽的価値が矮小化されてきたことは否めない。...
藤田 信吾, 大澤 雅子, 稲熊 隆博 日本食品工学会誌 24 (4), 103-111, 2023-12-15
...廃棄率低減を目指して,果皮白色部を利用した果汁にしたところ,授粉後日数にかかわらず,廃棄率は20から30%の範囲にあり,日本食品標準成分表で記載されている40%よりも低かった.果汁色は<i>L</i><sup>*</sup>値と<i>a</i><sup>*</sup>値から授粉後40日をピークに変動することが推察された.Brixも完熟期である授粉後40日を境に安定化がみられ,10 °Bx程度確保できたことから...
宮古 昌 物理教育 71 (4), 284-287, 2023-12-12
...SSH 指定校 2 校で理科課題研究に関わってきたことにより<b>,</b>SSH 指定校で理科課題研究を行う上での課題及び高校と大学での研究活動の違いが明らかとなってきた。...
小野 聡, 木村 道徳 環境情報科学論文集 ceis37 (0), 134-141, 2023-12-08
...その結果,シミュレーションを通じて将来における社会的影響として「追加的公助」を構造化できたことに加えて,共助の活発度や降雪パターン,集住度合いに応じた予測による適応策への示唆を得た。</tt>XSP <tt>において不確実性を参加者間で共有し,クリティカルな不確実性を同定していく上で,対</tt><tt>話とシミュレーションの相互作用を通じたプロセスを設計することが不可欠である。</tt></p>...
真殿 仁美, 松野 民雄, 佐藤 純訟, 細井 純枝 城西現代政策研究 17 (1), 49-71, 2023-12
田村, 京香, 太田, 弘樹, 佐藤, 聡 インターネットと運用技術シンポジウム論文集 2023 57-64, 2023-11-30
...ドメインへの初回アクセス時には,適否の判断に必要な該当するドメインの安全情報に関する情報を提示し適否の判断を促すサイトにユーザを誘導することで,ユーザ自身にアクセスの適否を判断させる.これにより,ユーザは自身の行動を自分自身で決定することが可能になり,サイバー空間における自衛を実現する.提案したシステムに対して,機能評価と性能評価を行い,期待通りの挙動を行うことと,名前解決の制御が実用可能な性能で実現できたことを...
進士 喜英, 小松 満 地下水学会誌 65 (4), 349-353, 2023-11-30
...地下水流動の予測は定常状態での評価が設計に取り込まれることが多いが,数値解析技術の普及に伴って非定常状態で評価する機会が増えてきたことから,<i>Ss</i>を活用する場面も増加している。<i>Ss</i>を測定する機会は透水係数より少なく,そのため文献から<i>Ss</i>を得ることが頻繁になされているのが実状である。...
佐竹 柊路, 鈴木 彦文, 小形 真平, 岡野 浩三 学術情報処理研究 27 (1), 180-190, 2023-11-27
...意図通りに振舞うかを確認する.提案ツールの有効性評価のため,信州大学のネットワーク構成を模した広域型キャンパスネットワークの設計仕様に提案手法を適用して挙動を得る一方で,実ネットワークでも挙動を得て比較した.その結果,その挙動は互いに等価な内容であったため,提案ツールにより設計段階で実機を用いずに正確な検証結果が得られる見込みを得た.また,この設計仕様の改良過程では,提案ツールで設計の誤りを検出できたことから...
尾下 豪人, 井上 亜沙美, 佐野 由佳, 熊田 高志, 吉岡 宏治, 池上 靖彦, 宮原 栄治, 山岡 直樹 気管支学 45 (6), 398-402, 2023-11-25
...</b>気管支鏡検査中に病変部への消化液の垂れ込みを観察できたことが,リポイド肺炎の原因特定に寄与した.気管支鏡検査では気道内の動的現象に注意を払うべきである.</p>...
DOI 医中誌
髙田 正弘, 新開 美香, 前田 龍人, 吉野 弘絵, 稲田 真由美, 首藤 毅 日本環境感染学会誌 38 (6), 272-277, 2023-11-25
...日死亡率は,Pre群8.1%(17人/209人)からPost群6.5%(15人/232人)と有意な変化は認めなかった.緑膿菌の耐性率は,MEPM(Pre群19.5%,Post群6.2%)とドリペネム(DRPM;Pre群14.9%,Post群2.5%)で有意に減少した(p<0.05).以上,MEPMの供給停止が1つの機会となり,プロセス指標とアウトカム指標の両面からカルバペネム系抗菌薬適正使用を推進できたことが...
新藤 元司, 齋藤 義弘, 後藤 祥子, 吉田 亨, 中林 貴之, 高橋 勝則, 長島 洋子, 延原 文祥, 古澤 哲, 宍塚 浩一, 前島 邦夫, 大越 実, 上蓑 義朋 RADIOISOTOPES 72 (3), 219-234, 2023-11-15
...コンクリートの放射化部位は表面から21 cmから41 cmと判断し,はつりとったうえで,サーベイメータによる測定により完全に除染できたことを確認した。すべての廃止措置作業に22か月を要した。コンクリートの放射化部位の評価について合理的な手法を提案する。</p>...
DOI Web Site 参考文献5件
田中 佑奈, 清水 遼, 鹿糠 秀行, 河合 克己 ソフトウェア工学の基礎ワークショップ論文集 30 (0), 117-122, 2023-11-09
...が正しく連動して動作するかを検証するサービス連動テストを網羅的に行うことが難しい.本研究では,各サービスの API を検証するサービス単体テストにおける各サービスに対する入出力を基として,サービス連動テストのテスト網羅度測定を通じたテスト漏れ候補の検出方法を提案する.実際のシステムに適用し,ツールが検出したテスト漏れ候補の中から,システムの不具合を発生させうるサービス連動テストのテスト漏れが発見できたことを...
下野 嘉子, 姉川 盤音 自然保護助成基金助成成果報告書 32 (0), 128-133, 2023-10-31
...しており,1系統は主に北海道・東北を中心とした冷涼な地域に,もう1系統は東北以南の温暖な地域に分布していた.在来系統は,山域間および低標高集団と高標高集団の間で遺伝的な分化が見られ,標高の違いに応じた形態的な分化も見られた.これは各生育環境への適応の結果と考えられる.また,外来系統は,直射日光の当たる栽培条件下で在来系統よりも多くの種子を生産した.外来系統と在来系統間の交配実験より稔性のある雑種種子ができたことから...
澤 律子, 早川 友美, 佐々木 茜 保健医療科学 72 (4), 337-343, 2023-10-31
...2008年度検討開始群)の差は認められず(p>0.05)代表的な個人変動幅として当初の算出値を決定した.この値は,健常人から得られたものであり,適用は基準範囲内の検査値を示す個体に限られるが,健診結果の判断に一律で用いられている基準範囲の判断に加え,個人ごとに個人変動幅を超えて数値が上昇している場合等,健康状態の早期改善指導にも適用可能と推察する.特定健診で標準化された検査法の下に個人変動幅を設定できたことで...
長 美智恵, 山室 宰, 難波 亜弥, 日永 智子, 山川 摩利子 日本障害者歯科学会雑誌 44 (3), 275-281, 2023-10-31
...</p><p>本症候群の頻度は知的能力障害の原因の0.3~0.5%と推定する報告がある.正式な臨床診断基準は現在のところ公表されていないが,確定診断に要するゲノム解析が広く認知されてきたことにより症例数は増加傾向にある.本症例は中等度のう蝕で罹患歯数も少なかったが,症例によっては重度の多数歯う蝕や歯周炎に罹患する可能性もあり,より早期からの歯科の介入が望ましく,そのためには歯科疾患予防について医科との...
川井 千敬, 阿部 大輔 都市計画論文集 58 (2), 241-249, 2023-10-25
...調査結果から、1)簡易宿所は2016年以降、商業機能や観光機能が集積するエリアではなく、住宅用途の優勢なエリアに立地するようになってきたこと、2)旅館・ホテルに比べ地価の低いエリアに立地すること、またそれは簡易宿所の集積する中心市街地においても同様であること、3)1)、2)を踏まえて、近年立地特性が変容した簡易宿所と地価形成の関係を分析すると、特に2017年、2018年の簡易宿所が急増しつづけた時期...
DOI Web Site 参考文献1件
先崎 智哉, 十代田 朗, 津々見 崇 都市計画論文集 58 (3), 1258-1265, 2023-10-25
...分析の結果、中活計画では賑わい・観光や低未利用地が多く取り扱われ、いずれの期の計画においてもそれらが取り上げられてきたことを明らかにした。また、低未利用地を活用する事業は【誰でも歓迎型】【まちおこし型】【集客商売型】【生活環境向上型】【イベント特化型】【駐車場特化型】の6つに分類でき、【誰でも歓迎型】が中でも多く近年増加したタイプである。なお、事業の数値目標はあまり達成されていない。...
佐々木 秀智 明治大学社会科学研究所紀要 62 (1), 49-75, 2023-10-20
...まず本論文では、新聞・放送等の伝統的メディアに関して構築されてきたコモンロー上の法理(第2次不法行為法リステイトメント等)について概観したのち、この法理によってはネット上の問題に対応できないことを明らかにしたうえで、コモンローに代えて制定法による対応、すなわちCDAの制定・運用の過程について分析を行った。そこでは、この分野における先導的な裁判例であるZeran判決を中心に検討を行った。 ...
平川 雄太, 溝口 資夫, 白尾 貞樹, 尾本 至, 牧角 寛郎, 奥村 浩 外科と代謝・栄養 57 (5), 172-176, 2023-10-15
...同時に施行することが可能な2重管構造のW‐ED®チューブを留置し,嘔吐なく経管栄養を行うことが可能となった.1コース終了後に退院され,在宅栄養管理を行いながら外来化学療法2コースを行い,合計3コース完遂した後,胃切除術を施行し,術後合併症なく退院された.術後補助化学療法(S‐1)施行後,現在1年9カ月無再発生存中である.W‐ED®チューブを用いた栄養管理で,集学的治療経過中の栄養指標が維持,改善できたことは...
夜久 圭介, 中川 崇 Functional Food Research 19 (0), 22-27, 2023-10-12
...によって体内のNAD<sup>+</sup>需要は高まる.また,一方でNAD+前駆体によるNAD<sup>+</sup>補充は生活習慣病や老化関連疾患の予防・治療に効果的であると考えられている.NAD<sup>+</sup>前駆体の中でもNicotinamide riboside (NR)とNicotinamide mononucleotide NMN)は広範な動物モデルに対して健康増進効果を確認されてきたことから...
関本 美貴 日本調理科学会誌 56 (5), 209-218, 2023-10-05
...いずれの地域でもジャガイモが江戸時代に導入され,絶えることなく盛んに栽培されてきたこと,様々なハレの場面にジャガイモが取り入れられていたことが分かった。長い間ジャガイモが利用されるなかで,地域の食文化に定着し,大切な食べ物として受け継がれ,ハレ食にも利用されるようになったと考えられた。</p>...
住友, 雄資 福岡県立大学人間社会学部紀要 32 (1), 37-53, 2023-10
...本論説論文の目的は,精神保健福祉施策の動向をソーシャルアクションとの関連で検討し,そこから精神保健福祉領域におけるソーシャルアクションの課題を明らかにすることである.まずわが国におけるソーシャルアクションの変遷をたどり,闘争モデル一辺倒から新たに協働モデルが登場してきたことを示した.次に2022年の障害者総合支援法・精神保健福祉法・精神保健福祉士法の改正内容との関連で,精神保健福祉士養成におけるソーシャルアクション...
前川 道博 情報の科学と技術 73 (10), 430-435, 2023-10-01
...紙中心の媒体により知識を消費してきたこれまでの社会から,これまで以上に過去の文書の利活用ができる知識循環型社会へのシフトが期待される。</p>...
大谷鉄平 北陸大学紀要 (55) 293-305, 2023-09-30
...両プログラムには海外から多数の参加者があったが、その背景には、いずれも教科書やweb で得られる以上のリアルでニッチな情報交換ができたこと、ならびに自国での日本語学習での「日本語を使った交流の少なさ」を解消するための「日本人との交流」への要望を満たす、自主的に「互いに教え、学ぶ」という<つながり>を得る機会になったことが考えられる。...
松本 健吾 日本フットケア・足病医学会誌 4 (3), 129-131, 2023-09-30
...これはポケットベルが携帯電話に移行し, 現在はスマートフォンに移行してきたことにより私たちの生活様式が大きく変遷してきたように,他の業界に比べてワンテンポ遅れていたIT化の波が医療業界に普及していくにあたって,医療のあり方も大きく様変わりしていくものと考えられる. 一方でまだまだ大多数の医療従事者は日常的にオンライン診療を活用していないことがアンケート調査ではあきらかになっている....
佐野 文哉 社会言語科学 26 (1), 94-109, 2023-09-30
...「統治」とは,人びとの「ふるまいを導く」なにかであり,それは特定の知識や主体,対象を形成する力として作用する.この統治性の観点からフィジーの手話やろう者コミュニティの形成史を概観すると,そこにはさまざまな人や団体,言説が関与しており,そのなかで,手話やろう者のあり方が動態的に変化してきたことがわかる.また近年では,海外渡航経験をもつ若いろう者が中心となって,フィジー手話の公用語化に向けた取り組みを行...
西田 拓大 支援対話研究 8 (0), 40-55, 2023-09-30
...この講座を通して見えてきたことは、これからの教育を考えたときに、コーチング的なアプローチ、そして、コーチング的な教師のあり方がとても重要になってくるということだ。筆者自身、原口佳典氏の講座でコーチングを学ぶきっかけができ、さらに、原口佳典氏、上條晴夫氏による「コーチングの考えを自らの経験を語ることで学ぶ会」という連続講座により、さらにコーチング的なアプローチの重要性を強く感じるようになっていった。...
町田 哲, 石川 登, 内藤 直樹 文化人類学 88 (2), 264-286, 2023-09-30
...それは幕府や藩による支配が山里を特殊な地域として扱ってきたことや、焼畑耕作地での産物化が近世都市の需要に応える形で展開したことによる。このように近世期における景観生成を明らかにすることを通じて、過去の山里景観の動態に関わる幅広いアクターを捉えることが可能となる。</p>...
松永 一幸, 古屋 純一 老年歯科医学 38 (supplement), 24-28, 2023-09-30
...</p><p> 考察:本症例は,脳梗塞を発症した高齢患者に対して入院早期から口腔管理を実施できたことで,口腔環境および食事摂取状況の改善につながったと考える。</p>...
宮沢 さや加, 奥泉 香 国語科教育 94 (0), 59-67, 2023-09-30
...本稿では、当該教材がこういった変遷に沿って、学習者が国語科教育の新たな学習内容を学ぶ度に、多くの児童に馴染みがあり、簡素なしかし多様な構成を持つ教材として繰り返し活用されてきたことを明らかにしている。</p>...
片岡 樹 文化人類学 88 (2), 308-326, 2023-09-30
...そこからは、そもそも四国山地の焼畑や山茶利用によって構成される景観は、照葉樹林文化論が想定していた「稲作以前」ではなく、むしろ特殊近世的な環境、すなわち幕藩体制による辺境統治と市場経済の浸透の中で成立してきたことが明らかになる。...
鈴木 英明 民博通信 Online 172 12-13, 2023-09-29
平山 憲吾, 川村 三希子, 工藤 京子 17 (1), 23-32, 2023-09-29
...体験者に問診を行い,看護過程を学修するプログラム(がん体験者参加型演習: 以下,本演習)を実施した.本稿では,本演習における学生の学びの特徴を明らかにするこ とを目的とする.本演習を履修した54 名の学生のうち49 名から回答のあったリアクション ペーパーの内容について,テキストマイニングを用いて分析した.その結果,がん体験者と 関わる貴重な機会が得られたこと,コミュニケーションの方法を考えることができたこと...
木村, 李花子, 増田, 未央子, Battur Purevsuren 68 (2), 40-47, 2023-09-27
...騎乗馴致を行うトレーナーは 26歳と28歳の兄弟で,共に 6歳から父親に馬の飼育管理全般を習得してきたことから馴致技術の差は僅少であり,また1頭の個体に対し馴致騎乗を交互に行ったため,技術差の及ぼす影響は個体間において最小限に抑えられていると判断できた。 ...
今津 海, 水上 泰章 都市計画報告集 22 (2), 163-166, 2023-09-07
...結果として、(1) 全66組の参加チームのうち、静岡県内からの参加チームが全体の9割程度を占めていたこと、(2) 神奈川、愛知などの隣県からの参加も少数ながら確認できたこと、(3) 静岡県内の自治体に限定すると、静岡市内からの参加が6割以上で、静岡市葵区からの参加割合が最も高いこと、(4) 静岡市以外の自治体からの参加チームは3割程度で、静岡市に隣接する藤枝市や富士市、焼津市のほか、清水町や湖西市、...
湊本 早紀, 﨑山 晧平, 佐々木 希望, 飯塚 隆寛, 佐久間 康富, 深堀 清隆 都市計画報告集 22 (2), 300-305, 2023-09-07
...異なる出自の学生の共同作業によってひとつの将来像を描くことができたことは意義があった。</p>...
薄井 雄太, 伊藤 正志, 髙橋 竜一, 中川 進平, 伊藤 千春, 石川 覚 日本土壌肥料学会講演要旨集 69 (0), 88-88, 2023-09-04
村岡, 武蔵, 宅野, 渉, 佐久間, 治, 伊東, 啓太郎, 石塚, 直登, 須藤, 朋美 2023-09
...「GYM LABO」は九州工業大学旧体育館の改修によりできたコワーキングスペースである。本プロジェクトは2018年5月に始動し、2022年5月にオープンを迎えたが、そのうち館内家具の一部、館内サイン、フロアマップ等のデザイン・製作を九州工業大学建築デザイン研究室の学生が担当した。以下、それらのデザインと製作について述べる。...
松原, 和純 生物機能開発研究所紀要 23 2-11, 2023-09
type:総説
三宅 雄大 社会保障研究 8 (2), 260-263, 2023-09
書評