検索結果を絞り込む

本文・本体へのリンク

検索結果 5,560 件

  • インバータオイルフリー真空ポンプ・ブロワー「KCE シリーズ」

    丸山 恵一 日本エネルギー学会機関誌えねるみくす 103 (3), 239-243, 2024-05-20

    ...一方,「KCE-Bシリーズ」は,クロー方式を採用したブロワーであり,工場エアー(コンプレッサエアー)の減圧利用に比べ,エアーブローに最適な圧力を提供できるため減圧ロスがない。エアーブローの品質確保だけでなく,工場エアーに対し大幅な省エネが可能である。 </p>...

    DOI

  • アンモニアガスに対して蛍光応答を示す蛍光色素

    足立 直也 色材協会誌 97 (5), 130-134, 2024-05-20

    ...<p>蛍光色素を用いて臭気ガスや有害ガスなどガス分子の検出が可能になれば,色の変化からガスの存在を可視化することができるため,簡単なガス検出技術として安全をもたらす技術になり得ると考える。しかし,そのためには蛍光色素の構造を改良する必要があるため,研究が盛んには行われていない。本稿では,アンモニアガスの可視化を可能とする蛍光色素の合成手法やガス検出能について報告する。</p>...

    DOI

  • 重合性モノマーの液晶中での重合による自己垂直配向技術および重合性モノマー材料

    水﨑 真伸 ネットワークポリマー論文集 45 (3), 124-, 2024-05-10

    ...しかしながら,ラジカル形成モノマーを最適濃度に調整できるため,垂直配向と,高い電圧保持率を維持できることを確認した。これまで行われてきた,基板上に予め配向膜を形成し配向処理を行う方法では,200℃以上の高温処理が必要であり,またシール樹脂との密着性が低く,液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display:LCD)の狭額縁化を行えなかった。...

    DOI

  • スポーツ関連脳振盪についての教育と指導・普及啓発に関わる現状

    大伴 茉奈 日本アスレティックトレーニング学会誌 9 (2), 107-111, 2024-04-30

    ...<p>アスリートに対するスポーツ関連脳振盪(以下,SRC)の教育はSRC予防やアスリートの健康管理において重要な役割を担っている.そこで本稿では,様々な団体が展開しているSRCに関する教育ツール等を紹介し,さらには本邦においてSRCに関する教育や啓発活動を実際に取り組まれている方々の実践方法等も紹介する.各現場に応じた教育ツールを選択し,簡単に利用することができるため,是非これらを活用して,多くのチーム...

    DOI

  • 論文のオリジナリティ検証ツールCopyMonitorの紹介

    杉山 友則 薬学図書館 69 (1), 46-52, 2024-04-30

    ...未発表論文の事前チェックに活用できるのはもちろん,講義レポートのチェックにも活用できるため,大学の研究力の向上に寄与するだけでなく,教育力の強化にも活用できます。</p>...

    DOI

  • 冷凍包装方法の違いによるニラのメチイン含量の変化

    清野 晃之 日本食品科学工学会誌 71 (4), 127-130, 2024-04-15

    ...その結果, ニラ葉の表面の乾燥を防ぐ方法, フリーザーバックやラップではニラを密閉・密着して保存することができるため, 冷凍後のニラのメチイン含量に影響はないことがわかった. 一方で, 新聞紙を用いた場合, 包装時の厚みにより, メチイン含量に影響が見られた....

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 建設機械キャブに対する外力条件と低振動化に関する基礎検討

    川口 正隆, 河江 秀暢, 田中 和人, 渡辺 公貴 同志社大学ハリス理化学研究報告 65 (1), 17-30, 2024-04

    ...建設機械のオペレータは常にキャブ内で様々な振動に晒されており,長時間快適に運転できるよう,運転時に発生する振動の低減に取り組んでいる.そこでキャブの振動を低減するために,ビスカスマウントが使われている.ビスカスマウントは,内部に高粘度の流体が封入されており,広い周波数帯で高い減衰性能を維持することができるため,広く採用されている.ビスカスマウントの特性を評価する振動解析では,キャブが車両に搭載されているため...

    DOI 機関リポジトリ

  • 準同型暗号を用いた人物対応付けのための特徴量次元圧縮による距離計算時間の削減

    田代 耕平, 西山 正志, 岩井 儀雄 電子情報通信学会論文誌D 情報・システム J107-D (4), 221-230, 2024-04-01

    ...本論文では準同型暗号を用いた人物対応付けシステムにおける距離計算時間を削減するために,人物対応付けシステム内の暗号化手法と特徴量抽出手法について評価した.人物対応付けで用いる特徴量は個人識別符号に該当するため特徴量を暗号化し保護する必要がある.準同型暗号は復号することなく特徴量間の距離を計算できるため,システムの安全性を高めることができる.しかし,暗号化された特徴量のサイズは大きくなるため距離計算時間...

    DOI

  • 体組成計の機種別測定差について

    井上 和久, 小野塚 雄一 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 363-363, 2024-03-31

    ...B機種は高額なA機種の家庭用として販売されており、スマートフォンとも連動し個人管理できるため、体重・体脂肪率・骨格筋量のパラメータのみで大丈夫であれば若干購入価格は高いが使用しやすい機種だといえる。それぞれの機種で測定できるパラメータが違うため、どのようなパラメータを測定し個々の健康管理をしていくかの違いによって、使用する機種を選択することになると思われる。...

    DOI

  • スマートフォンを用いた足部3次元骨格計測システムによる関節疾患リスク評価

    山下 和彦 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 37-37, 2024-03-31

    ...</p><p>【結論】</p><p>スマートフォンによる足部骨格3D計測は,外反母趾や膝OAのリスク予測を実現でき,効果的な健康支援,リハビリの実践により予防の実践につながる可能性がある.さらに,地域で経時的な計測が簡便に実施できるため,運動指導の効果を見える化できると考えられる.現状・今後の大人数の支援が必要な高齢者に対し,少人数の専門職が健康づくりに寄与するスキームが求められる....

    DOI

  • 乳児期初期におけるMovement toward midlineと姿勢推定の関連

    Sermpon Nisasri, 根本 清香, 儀間 裕貴 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 143-143, 2024-03-31

    ...本研究で用いた手法は、家庭において特殊な計測環境を必要とせず、また、遠隔で実施することができるため感染予防の観点からも有用であると考えられた。 </p> <p>【倫理的配慮】</p> <p>本研究は東京都立大学荒川キャンパス研究倫理 委員会 (承認番号:21092)の承認後、対象者と代諾者には書面を用いて研究の概要を十分に説明し、同意を得た上で実施した。</p>...

    DOI

  • 小児の理学療法介入におけるCOPMの有用性の検討

    佐々木 優太, 中島 卓也, 依田 奈緒美, 楠本 泰士, 真野 英寿 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 167-167, 2024-03-31

    ...Wee FIM)などの従来の評価方法で把握することが 難しい問題点が多く存在する.Canadian Occupational Performance Measure(COPM)では,様々な障害,すべての発達段階の患者(クライエント)を対象に,作業遂行に対する本人または家族の捉え方の変化を測定することができるとされ,クライエントの問題点を柔軟に把握することができる.COPMは身近にいる人を回答者にできるため...

    DOI

  • 居宅訪問型児童発達支援から通所の療育へ移行することができた13トリソミー児の報告

    松本 慎平, 毛利 雅英 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 71-71, 2024-03-31

    ...また早期から在宅にて関わることでフェーズに合った関わりを保護者と確認し、細かく現状の課題や目標を共有していくことで保護者の決定できるタイミングを図ることができた。そのような積み重ねを関係機関と共有し連携することで段階を踏んで通所へ移行することができたと考える。...

    DOI

  • 健常成人に対するスクワットとストレッチが指床間距離に及ぼす即時的影響

    白谷 智子, 保原 塁, 鈴木 啓太 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 275-275, 2024-03-31

    ...レジスタンストレーニング (RT) はROMを拡大するのにストレッチトレーニング (ST)と同じくらい効果的であることは知られているが、外部負荷を伴うRTはROMを改善できるため、柔軟性を高めるためにRTの前後のSTは必要ない可能性がシステマティックレビューで示唆されている(Alizadeh,2023)。...

    DOI

  • 就学前後の1型糖尿病児に対する血糖管理を目指した親の関わり

    水島 道代, 山﨑 歩 日本糖尿病教育・看護学会誌 28 (1), 29-35, 2024-03-31

    ...を促す】【経時的血糖変化を振り返り一緒に対処を考える】等10カテゴリが示された.これらのカテゴリは,就学前の『子ども自身で生命を守ることができるようになるための関わり』と,就学後の『子どもが日常の中での血糖変化を捉えて対処できるようになるための関わり』の2つに特徴づけられた.就学前の子どもの親は,数字の意味から教え,次に一緒に日常生活を振り返る中で,遊びの要素も取り入れつつ,子ども自身で考え対処できるための...

    DOI

  • 姉の尿沈渣検査を契機に診断されたシスチン尿症の姉妹例

    村山 佳那恵, 岩中 悠真, 永原 敬子, 渡邉 修一郎, 阿部 祥英 日本病院総合診療医学会雑誌 20 (2), 87-91, 2024-03-31

    ...しかし, シスチン尿症は遺伝性疾患で無症状でも小児期に早期発見できるため, 小児科医も総合診療医も日常診療において念頭に置くべき疾患である。...

    DOI

  • 生後6ヶ月で上肢リーチング動作が出現した13トリソミー児の一症例

    阿部 純平, 小野 洋子, 楠本 泰士, 飯沼 香織, 宍戸 啓太, 大内 一夫, 佐藤 真理 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 70-70, 2024-03-31

    ...上肢のリーチング動作は、動作を通じて環境を探索し、認知的、知覚的、および社会的発達を促進させることができるため、動作獲得は非常に重要と思われる。 </p> <p>【倫理的配慮】</p> <p>発表に際しヘルシンキ宣言に基づき、対象の親に説明し、同意を得た。</p>...

    DOI

  • 介護予防事業に対してチーム担当制で活動に当たった事例報告 ―講師毎の特色ある内容を活かす方策―

    成瀬 淳, 村上 三四郎, 桜田 由紀子, 自生 福子, 森 友花, 谷地 雄太 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 267-267, 2024-03-31

    ...また、各指導内容をチームで共有することで、講師として互いに知識を深めることができるため、今後、新たに講師を担う方も活動に取り組みやすいと考える。 </p><p>【倫理的配慮】</p><p>個人データを使用しておらず,倫理的配慮に該当する報告ではないと考えられる。また,自治体については匿名とした。</p>...

    DOI

  • 多文化社会を共に生きる

    坪内 好子, 嵜本 圭子 共生学研究 1 (0), 45-87, 2024-03-31

    ...将来、多文化を背景とする人々と共に自分らしく生きるための可能性を 探ってみた。 坪内は、大阪市における1990年代~2010年代の外国につながる多文化な子どもへの教育支援について自らの教員体験を基に事例紹介を試みた。さらに退職後のボランティア活動において、公教育の場で抜け落ちがちな、日本生まれや移動する外国につながる子どもたちの課題解決の重要性と教育支援の在り方の可能性について考察した。...

    DOI

  • 中学校理科における物理実験とICTの活用

    猪本 修 日本科学教育学会研究会研究報告 38 (4), 93-98, 2024-03-16

    ...このアプリによって,動きのあるものを観察したり,肉眼では見えないもの,分かりにくいものを可視化したり,また実験を定量化することができるため,生徒の主体的な学習と科学的思考力の育成に役立つものと考えられる。本稿では,音による現象と物体の運動の単元におけるPhyphoxを用いた実験の授業実践例を示し,ICT活用の具体的方策を提案する。</p>...

    DOI

  • バレーボール初心者がラリーを続けるための身体知に関する考察

    中村, 真由美 清泉女学院短期大学研究紀要 (42) 83-91, 2024-03-15

    ...本研究ではパスの技術を身に付けた初心者がラリーを続けることができるためのコツ身体知とカン身体知について整理することを目的とした。目的達成のために,バレーボールにおけるラリーの構造を整理した。それを踏まえたうえで,ラリーを続けるために必要な身体知についてスポーツ運動学的立場から分析・考察した。...

    機関リポジトリ

  • 微量金属同位体比高精度分析法の開発とその海洋化学への応用

    高野 祥太朗 海の研究 33 (1-2), 17-30, 2024-03-15

    ...本法は,海水中ニッケル,銅,亜鉛の同位体比を一斉に分析できるため,観測で採取した海水試料から効率的にデータを得ることが可能となった。(ii)インド洋および太平洋における溶存態銅の濃度および同位体比分布を明らかにし,海洋における銅の生物地球化学循環を明らかにした。...

    DOI Web Site 参考文献49件

  • スタイル変換による雑談対話へのキャラクタ性の付与

    近藤 里咲, 梶川 怜恩, 梶原 智之, 二宮 崇 情報処理学会論文誌 65 (3), 657-666, 2024-03-15

    ...本研究では,応答生成とスタイル変換を組み合わせたパイプラインモデルによって,雑談対話システムにキャラクタ性を付与する.先行研究では,転移学習や強化学習によってキャラクタ性を付与しているが,これらの手法はfine-tuningが可能な応答生成モデルに対してしか適用できない.提案手法の応答生成モデルには,fine-tuningが困難なサイズのモデルやブラックボックスシステムも扱うことができるため,近年の...

    DOI 情報処理学会

  • 油水界面における超分子複合体形成を利用したW/Oエマルションの安定化

    豊田 直晃 Colloid & Interface Communications 49 (1), 32-34, 2024-03-10

    ...<p>W/Oエマルションは、製剤に高い撥水性や閉塞性を付与し、汗や水に強い塗布膜を形成することができるため、重要な化粧品基剤のひとつである。しかしながら、一般にW/Oエマルションの安定化は難しいとされている。我々は、疎水性のPEG変性シリコーン(PEG-MS)とα-CDとを組み合わせることで、W/Oエマルションの安定性を劇的に向上できることを見出した。...

    DOI

  • 総合健診における人工知能への期待

    後藤 信一 総合健診 51 (2), 209-214, 2024-03-10

    ...また、機械は疲れることなく同じ計算を繰り返し実施できるため、健診のように、大規模な集団を対象とするにはうってつけだ。</p><p> このように、非常に有用な人工知能であるが、世間でまことしやかに囁かれている「医師の仕事を奪う」というようなことは、今しばらくは起こらないと考えられる。...

    DOI

  • 終末期がん患者の「食べること」の意味づけ

    杉山 潤, 酒井 禎子, 石田 和子 日本がん看護学会誌 38 (0), n/a-, 2024-03-08

    ...「食べること」の意味づけとして,『食べることは人間にとって自然な営みである』,『食べることは幸福である』,『食べることは家族の絆を深める』,『思うままに美味しいものを食べたい』,『生きるために食べ続けたい』,『食べられない自分がつらい』,『命の限界を知り食べられない自分を甘受する』の7つのコアカテゴリが形成された....

    DOI

  • 令和5年度 施設実習

    谷川 友美, 伊藤 佳代子, 松﨑 優, 大元 千種, 渡邉 晴香, 原本 賢一, 野口 直子, 田中 美貴, 斉藤 範子, 助安 明美 初等教育 : 研究と実践 46 51-55, 2024-03

    type:text

    DOI 機関リポジトリ

  • 学校心臓検診で見られる異常Q波の成因の検討

    柴田 利満 横浜医学 75 (1), 13-21, 2024-03-01

    ...V6 誘導の深いQ波という異常Q波は,もともと心室肥大判定基準に含まれた所見であるが,それ以外のパターンの異常Q波も含めて肥大型心筋症などに認められることがあり注意を払うべき所見である.異常Q波を呈する疾患は多岐にわたるので,異常Q波の成因と発生部位に分けて,Q波と初期ベクトルの関係を論じ,異常Q波を呈する症例を提示して検討した.異常Q波の成因がベクトル心電図のQRSループの変形として視覚的に認識できるため...

    DOI 機関リポジトリ

  • Federated Learningによるプライバシー保護を考慮した無線品質予測・制御手法

    堀田 幸暉, 神保 元脩, カレット トマ, 中尾 彰宏 電子情報通信学会論文誌B 通信 J107-B (3), 190-199, 2024-03-01

    ...無線LANとセルラーネットワークを切り替えるが,通信品質に基づいて切り替えないため,低速なアクセスポイント (AP) に接続することで,ユーザ体験を著しく阻害する.ユーザが通信を快適に使用するためにはAPの品質を事前に予測し,その結果に基づきネットワークを切り替えることが必要である.無線LANの品質を予測する上でBSSIDはAPを判別するのに有用であるが,これらのパラメータはユーザの位置情報を把握できるため...

    DOI

  • 教職課程の学生が地域調査を指導できるための方法と課題―中学校社会科地理的分野を中心に―

    國原 幸一朗 名古屋学院大学 教職センター年報 (8) 61-78, 2024-02-28

    地域調査の方法として,指導者主導の巡検学習と学習者主体の調査活動があげられる。これまでの研究論文や実践報告では,後者の調査活動にもとづく学習が多く取り扱われ,前者の巡検学習においては,指導者が地域についての知識をいかに正確に詳しく伝えるかが重視され,指導者をどう育成するかについては,十分に考慮されてこなかった。しかし,教職課程で学ぶ学生が,教職に就いて地域調査を指導することになれば,野外調査を指…

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • 計量経済学におけるクラスタ解析の最新動向

    奥井 亮 日本統計学会誌 53 (2), 349-372, 2024-02-27

    ...<p>本論文では,近年の計量経済学でのパネルデータ分析におけるクラスタ解析の応用を概観する.パネルデータとは複数の観測個体を複数時点にわたって観測したデータであり,観測個体間の異質性を考慮しやすいという利点がある.クラスタ解析は,異質性を少数のグループによって記述できるため,実装の上でも解釈の上でも有用である.しかし,経済分析への応用においては,経済データや経済モデルの特徴に合わせて既存の手法を発展...

    DOI

  • スラックラインにみる遊戯的特性とそれを基調とする実践における学びの生成

    越川 茂樹 釧路論集 55 49-56, 2024-02-25

    ...重要なことがらをも学ばれる可能性が拓かれる.これが,遊びの力,すなわち,遊ぶことによってこそ,子どもたちが教育的・人間形成的に重要なことをも学んでいく(経験を積み重ねていく)学びの広がりと深まりのありようである.体育の授業における学びを考える上で,スラックラインを行うことが,この運動に遊ぶことを軸とした学びの広がりと深まりとして構想され実践されることによって,豊かに生きること自体を学ぶこと,豊かに生きるために...

    DOI 機関リポジトリ

  • 誰もが活躍できるサステナブルな働き方を目指して

    佐藤 恵美, 真船 浩介, 田村 三太, 内間 裕美子, 藤田 真也 産業精神保健 32 (1), 117-119, 2024-02-20

    ...<p>精神保健福祉士部会では,大会テーマのSustainabilityを踏まえ,「多様な人々がその人らしさを失わず積極的に働き続けることができるための労働者支援のあり方を検討すること」を目的としてシンポジウムを企画した.事業場内外の精神保健福祉士,産業保健師,キャリアコンサルタントそれぞれから現状の支援活動を紹介しつつ,自分らしく健康に働く事とは何かを問う内容となった.特に,個人が追求するウェルビーイング...

    DOI

  • 励起子絶縁体の物理――バンド間相互作用が導く秩序と集団励起

    金子 竜也, 太田 幸則 日本物理学会誌 79 (2), 54-62, 2024-02-05

    ...</p><p>励起子絶縁体の実証に関する議論では,Ta<sub>2</sub>NiSe<sub>5</sub>などの候補物質が相転移に格子変形を伴っているため,格子の寄与と励起子的な電子相関の寄与のどちらによって低温秩序相が実現するかといった問題に直面する.これは,両者が共にギャップ形成に関与できるため,バンド構造だけから寄与の違いを見出すのが難しいためである.このような系で重要となるのは,フォノン...

    DOI

  • スポイトと電子天びんを用いたアスコルビン酸のインドフェノール滴定法の改良:利便性と効率性の向上

    梅垣 敬三, 伊藤 美香, 横谷 馨倫, 山田 静雄 食品衛生学雑誌 65 (1), 1-6, 2024-02-05

    ...<p>2,6-ジクロロインドフェノール(DCIP)滴定法を使用したアスコルビン酸の分析は,十分に確立された技術であるが,正確な測定にはビュレットの取り扱いに熟練が必要である.本研究では,ビュレットをスポイトに置き換え,電子天秤を使用して滴定量を重量で測定する改良DCIP滴定法を提案した.DCIP標準液を滴下するスポイトは柔軟に選択できるため,多量から微量までの幅広い滴下が可能であった.改良法では,ビュレット...

    DOI Web Site PubMed

  • 認知症状で発症し血管内治療で改善が得られた硬膜動静脈瘻の一例

    山城 享平, 壷井 祥史, 成清 道久, 広川 祐介, 山本 康平, 大橋 聡, 松岡 秀典, 長崎 弘和 日本脳神経外科認知症学会誌 4 (1), 14-19, 2024-02-01

    ...硬膜動静脈瘻は脳出血を起こし致命的になる可能性がある一方で、適切な治療により認知症状の改善が期待できるため早期の診断と治療介入が重要である。</tt></p>...

    DOI

  • 重症下肢虚血術後の運動と血流に対するリハビリテーションの考え方

    高木 大地, 児玉 章朗 日本フットケア・足病医学会誌 5 (1), 10-14, 2024-01-31

    ...運動療法は疾病管理を含めた心臓リハビリテーションの一つであり, 新規心血管疾患を予防することができるため, CLI患者に対する運動療法の実施は重要となる. 運動療法を実施することによって血管内皮機能が改善し, 動脈硬化の進展予防や血管新生をもたらす. また, 日常生活動作能力やQOLを改善させることができる. しかし, 創傷を有する虚血肢に対する運動は虚血を助長する危険性がある....

    DOI

  • 「傾斜とたたかう機械」

    山口 浩和 森林利用学会誌 39 (1), n/a-, 2024-01-31

    ...軽架線は,低投資で可能な集材システムとして小規模林業事業体でも取り入れることができるため,現場作業においてすぐ応用できる結果が示された報告であるといえます。 本特集号の掲載論文では,造林作業と伐出作業に関して,比較的小規模林業事業体でも導入しやすい実用的な機械に関する研究が紹介されました。...

    DOI

  • 投球障害肩の理学検査における Release push test の有用性

    村木 孝行, 高橋 晋平, 阿部 允哉, 山田 祥康, 永元 英明, 黒川 大介 日本臨床スポーツ医学会誌 32 (1), 72-77, 2024-01-31

    ...が陽性となったのは55 例中28 例(51%)であり,全検査の中で最も陽性率が高かった.RPT のみ陽性は10 例で最も多く,HERT のみの陽性も10 例と同等であった.また,HERT 陽性の選手はコッキング期の肩関節痛が多いのに対し,RPT 陽性の選手はコッキング期以降での肩関節痛が有意に多かった(P=0.009).RPT は投球障害肩症例で陽性率が高く,他の検査では捉えられない疼痛を検出できるため...

    DOI

  • 3次元ディラック半金属によるテラヘルツ高次高調波発生

    松永 隆佑, 神田 夏輝, 池田 達彦 日本物理学会誌 79 (1), 12-17, 2024-01-05

    ...<p>高強度パルスレーザーを気体に照射すると,入射光の整数倍の周波数を持った光が発生する.これは高次高調波と呼ばれ,レーザーを使ってコヒーレントで制御性の高い紫外線や軟X線領域の光パルスを生成できるため,アト秒科学や高分解能光電子分光において活用されている.2014年頃からは固体による高次高調波発生も報告されるようになり,よりコンパクトかつ安定な軟X線光源の開発や,固体中で生じる非摂動論的な非線形光学応答...

    DOI

  • A大学看護学科4年生に対する看護師国家試験対策の実施とその課題

    森田 桂子, 渡部 幸子, 大澤 豊子, 佐藤 みつ子 了德寺大学研究紀要 (18) 36-47, 2024

    ...必要である.そのため,大学として年間 計画を立案し学生に提示後,学生個人の学習計画の立案と実施に向けた教員の介入,教員および業者の対 策講義,看護師国家試験模擬試験とその結果の可視化を中心にした看護師国家試験対策を実施した.その 結果,看護師国家試験の高い合格率を獲得した.大学における年間国家試験対策計画は,看護師国家試験 に向けた学生の学習計画の目安となり,学習の指標となる.学生が主体的に学習できるために...

    DOI 機関リポジトリ

  • SDNのプログラマブルデータプレーンによるネットワーク主導型TCPフロー制御調和手法

    妙中 雄三, 塚本 和也 電子情報通信学会 通信ソサイエティマガジン 17 (4), 359-, 2024

    ...Software Defi ned Networking(SDN)技術の一つであるプログラマブルデータプレーンによってネットワーク内で任意のパケット処理を実装できるようになった.ネットワーク内では,一つの端末では得られない,競合する通信フローの情報が容易に把握できるため,プログラマブルデータプレーンでその情報を活用して任意の新しいパケット制御を実現できれば,端末のみでは難しかった競合フローを直接的に...

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件

  • 光照射で集合し活性化する膜タンパク質ナノポア

    与那嶺 雄介 ファルマシア 60 (1), 63-63, 2024

    ...生化学・分子生物学の進展により,生体分子(タンパク質・核酸・脂質など)が精巧に相互作用して,生命現象を制御していることが分かってきた.これらの知見を基に,細胞を模倣した人工細胞を創出する研究が起こった.構成要素として生体分子や人工分子を自由に選択できるため,天然の細胞とは異なった機能発現システムを組み込むことも可能となる.特に,光照射をトリガーとする生理活性の発動は時空間制御が可能であり,化学的な誘導...

    DOI

  • 新潟県育成エダマメ品種‘新潟系14号’の作型開発,莢肥大特性の解明および種子生産の安定化

    佐藤 淳, 竹田 宏行, 中野 優 園芸学研究 23 (1), 21-29, 2024

    ...作型を設定し,収量性を評価した.7月下旬播種では4割ほどの収量にとどまったが,6月下旬以前の播種では標準作型と同等の収量が確保できた.また,すべての供試作型で草姿に差はみられず,同様の管理で栽培できることが明らかとなった.その際,開花後積算平均気温を説明変数とすることにより,すべての作型において莢厚の推移を精度良く推定できた.なお,主茎最上位節に着生する莢厚を測定することにより株全体の莢厚を推定できるため...

    DOI Web Site Web Site 参考文献6件

  • シングルファザーが孤立する空間と近代家族観

    早川 凌矢 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 122-, 2024

    ...って孤立する様子も明らかになった. Ⅳ 従来の「男らしさ」と向き合うシングルファザー そこで3名のシングルファザーにインタビュー調査を行い,言説に資料でみられた現象の解釈の妥当性を確かめたり,テクスト分析からは明らかにされなかったシングルファザーの孤立を探ることを試みた.そこでは,テクスト分析でみられたように,職場でも家庭・地域でもシングルファザーの男性を異質な存在として他者化するまなざしを,「生きるためには...

    DOI

  • 山梨県富士五湖地方におけるグランピング施設の進出状況

    渡邊 瑛季 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 295-, 2024

    ...COVID-19の拡大による新事業への進出を促す経済産業省の「事業構築補助金」を獲得し,既製品のドーム型テントやトレーラーハウスを設置すれば容易に開業できるため,異業種からも参入がみられる。オーナーが外国人の場合もある。</p><p>4 おわりに</p><p> 富士五湖地方でのグランピング施設の増加は,キャンプブーム下での参入障壁や規制の低さに基づく一時的な開発と捉えられる。...

    DOI

  • コーンビームCTにおける線量評価法の標準化に向けた検討

    中山 僚, 松原 孝祐 日本放射線技術学会雑誌 80 (4), 374-384, 2024

    ...【結果】CBDIは過小評価となるが,一般的に使用される機器を用いて測定ができるため,実用性は保証される.TG111法は散乱平衡を満たす長尺ファントムを用意することが困難だが,精度は保証される.ファントム長15 cmにおけるTG111法は,散乱平衡を満たす45 cmと比較して,20%の過小評価となった.よって,1.20倍の補正係数を乗じることで,ファントム長45 cmの場合と同等の平衡線量を得ることができる...

    DOI Web Site PubMed 参考文献9件

  • エコセメントおよび海水を併用した高炉スラグ高含有コンクリートの初期強度増進について

    XU JIALE, 福永 隆之, 濵田 秀則 土木構造・材料論文集 39 (0), 133-139, 2023-12-29

    ...高炉スラグ微粉末(BFS)は混和材としてセメントの一部を置換することにより,コンクリートの性能を改善できる.また,BFSで置換し,セメントの使用量を減少させることによりCO<sub>2</sub>排出量を低減できるため,積極的な利用が期待されている.しかし,置換率が大きいほど,初期強度は低くなるという特徴がある.本研究では,初期強度の増進を目標として,エコセメントおよびBFSを結合材,海水を練混ぜ水...

    DOI

  • 手の骨格を用いた1対多掌紋認証のN位認証率向上に関する検討

    芹澤 歩弥, 吉平 瑞穂, 野崎 真之介, 中原 正隆, 馬場 昭, 窪田 歩, 大木 哲史, 西垣 正勝 情報処理学会論文誌 64 (12), 1645-1658, 2023-12-15

    ...掌紋認証は,手のひらの紋様を生体情報として利用した生体認証手法である.スマートフォンなどの一般的なカメラを用いて生体情報を取得できるため,受容性,可用性,利便性を兼ね備える.しかし,生体情報のみでユーザの認証が完了することが大きな利点であるが,照合処理を繰り返すことで全登録ユーザの中から生体情報を提示したユーザを特定するため,認証完了まで時間がかかってしまう.そこで,あらかじめ全登録ユーザに照合順序...

    DOI 機関リポジトリ 情報処理学会 ほか1件

  • PLGAナノ粒子技術による育毛の新たなエビデンス

    東郷 智美, 髙田 真穂, 笹井 愛子, 辻本 広行, 山本 浩充 粉砕 67 (0), 99-105, 2023-12-15

    ...結果として,育毛成分を封入したPLGAナノ粒子では毛穴深部まで育毛成分を浸透させ,作用部位で持続的にその効果を発現させることができるため,毛乳頭細胞が賦活化し,毛周期の正常化や毛包形成の促進,血流促進,休止期移行(脱毛)防止といった育毛ケアにとって必要かつ重要な作用が増強されていることが明らかになった。</p>...

    DOI

  • クラスタリングを利用したキーワード抽出アルゴリズムのツイッターデータへの適用例

    宇野, 毅明, 橋本, 隆子 じんもんこん2023論文集 2023 25-30, 2023-12-02

    ...クラスタリングを用いて,テキストデータ中の部分的なトピックや話題に対応するキーワードを抽出する手法を,特定の話題に対するツイート群のデータに適用し,どのようなキーワードがどのように取り出され,それが特定の話題の性質や,それに反応した人々の振るまいとどのように関係しているかを考察する.一般のキーワード抽出のように,全体的な特徴を捉えたキーワードとは異なり,自明ではないと考えられる単語を効果的に抽出できるため...

    情報処理学会

  • 「市民力」を活かすジャーナリズムの挑戦

    青木 紀美子 放送研究と調査 73 (12), 20-43, 2023-12-01

    ...その実践に共通する点は,人々が生きるために必要な情報や、よりよい判断や行動をとるために役立つ情報を提供することを重んじていることである。また,情報の収集や編集判断の過程に当事者をはじめ市民を招き入れ,立場や背景の違いを越えててつながる機会をつくることを重視し,さらには,地域に関わる政策決定や課題解決への市民の参画を後押ししている。...

    DOI

  • 分散ファイルシステムにおける重複排除後のデータ参照性能改善

    鴨生, 悠冬, 早坂, 光雄 コンピュータシステム・シンポジウム論文集 2023 7-13, 2023-11-30

    ...分散FSの重複排除方式として,ノード内重複排除とノード間重複排除がある.ノード間重複排除は,複数ノードのデータを重複排除できるため,単一ノードのデータのみを重複排除するノード内重複排除に比べ,容量削減効果が高い.しかし,ノード間重複排除は重複データをファイルデータと異なるノードに格納する場合があり,ノード間通信回数が増加しデータ参照性能が低下する.そこで,本研究では,重複データを容量が逼迫するまでキャッシュ...

    情報処理学会

  • 高等学校生物基礎教科書における探究活動の分類と探究の質の高め方の検討

    小坂 那緒子 理科教育学研究 64 (2), 125-133, 2023-11-30

    ...理科教師は,身近な実験教材を扱う際に,探究のレベルの概念を使用して生徒に与える情報量を調整することで,自由に探究のレベルを変化させることができるため,探究活動の質の向上や生徒の探究力の向上を考慮して,教材の取り扱い方を今一度再考することが望ましいと考えられる。</p>...

    DOI Web Site 参考文献8件

  • 動画像シミュレータを介した強化学習による細胞追跡手法

    長村, 徹, 瀬尾, 茂人, 藤本, 健二, 繁田, 浩功, 松田, 秀雄 情報処理学会論文誌数理モデル化と応用(TOM) 16 (2), 11-22, 2023-10-31

    ...tracking-by-detectionの手法が広く用いられる.しかし観測対象や撮影技術に依存して様々な性質を示す動画像に対して,個別に追跡アルゴリズムを調整することや,学習に十分な量のデータを用意することが必要である.この問題を解決するため,細胞動画像を模したシミュレータを環境として利用することで,強化学習に基づく細胞追跡モデルを訓練する手法を提案する.シミュレータでは,細胞の特徴と細胞追跡の正解を含む動画像を無数に生成できるため...

    情報処理学会

  • Bitcoin が示す可用性の背後に何があるか

    今村, 光良, 面, 和成 コンピュータセキュリティシンポジウム2023論文集 712-718, 2023-10-23

    ...「機密性」や「完全性」のについて考えると,暗号技術により設計できるため,数学的な保証の上に立脚することから,有効性を正当化する理論的な評価ができる.一方で,「可用性」については参加者数に依存しており,サービスの大きさや関心の持続性など,参加者の行動に基づいた要因に左右されるため,一意な導出が困難である.これまでの研究においては,地理的な分散やノード数の推移などの観測時点の結果に基づいた有効性による正当化...

    情報処理学会

  • 2地点に対する害獣監視の高品質化を目的としたRCMSにおけるロープの設置手法の検討

    江本, 裕紀, 勝間, 亮 第31回マルチメディア通信と分散処理ワークショップ論文集 200-206, 2023-10-18

    ...山間部では野生鳥獣により農地を荒らされる被害が年々起きており,その対策としてロープウェイ式カメラモニタリングが提案されている.このシステムでは予め設置されたロープに沿って移動するカメラ同士が協調移動する事ができるため,害獣を多角的に撮影することができる.害獣の多角的撮影に関する既存研究では,2 台のカメラとシカの位置を入力すると,その位置で撮影したシカ画像の情報を数値化する評価関数が開発された.本稿...

    情報処理学会

  • 太陽光発電ベースマット工法における支柱の支持性能確認試験

    関下 啓誠, 鍋嶋 靖浩, 石井 大悟, 横山 美憲, 川岸 靖, 加藤 雅大, 津川 欽矢, 椛澤 竜生, 竹山 正樹, 中下 真吾, 関山 徹 ジオシンセティックス論文集 38 (0), 193-197, 2023-10-09

    ...本研究の目的は太陽光発電ベースマット工法における支柱の支持性能を実物大実験により確認し,設計に反映させることである.太陽光発電ベースマット工法(以下PVベースマット工法)とは法面へ太陽光発電システムを設置する場合に従来使用している杭基礎やコンクリートブロック基礎の代わりに採用する工法である.PVベースマット工法は布製型枠という化学繊維の袋体にモルタルを注入することで太陽光発電システムの基礎を構築できるため...

    DOI Web Site

  • 大腿骨頚部骨折に対する骨接合術後の骨頭圧潰症例についての検討

    伊田 修陸, 池村 聡, 笹栗 慎太郎, 中尾 侑貴, 安原 隆寛, 由布 竜矢, 加藤 剛, 泊 真二 整形外科と災害外科 72 (4), 646-649, 2023-09-25

    ...【考察および結語】近年,大腿骨頚部骨折骨接合術後のSIF症例が報告されている.当院における検討でも圧潰症例10例中2例(20%)がSIFと考えられる症例であった.両疾患は画像上,多くの類似点を有しており鑑別が困難であるが,SIFは早期に診断できれば免荷など保存加療で軽快することも期待できるため,両疾患の鑑別が重要である.</p>...

    DOI Web Site 参考文献9件

  • 令和5年度春季大会 高校生による研究発表最優秀賞を受賞して

    大澤 勝紀 日本水産学会誌 89 (5), 489-489, 2023-09-15

    ...文化祭では採集した生物や各自飼育している貴重な生物を展示し,尽きることない解説やめったにない体験ができるためか,非常に人気のコンテンツとなっている。</p><p> 生物班では自由な発想で研究することを推進しており,顧問はフィールドワークの機会を与え,テーマを設定することはしないようにしている。また,上下関係を大事にしており,卒業生や先輩がアドバイスをしてくれて,研究が進んでいく光景をよく目にする。...

    DOI Web Site 参考文献1件

  • マレーシア・サラワク州の熱帯雨林で 現地と共同で生物多様性の解明に挑む

    国立研究開発法人科学技術振興機構 JSTnews 2023 (9), 3-7, 2023-09-01

    ...基礎情報は学術的価値に加えて、科学技術人材の育成や生物資源探索などにも活用できる知的資源としての価値があり、産業創出への貢献も期待できるため実態解明の意義は大きい。京都大学の市岡孝朗教授と佐藤博俊助教は、現地の研究機関と共同でサラワク州の熱帯雨林の生物多様性の全貌解明に挑んでいる。</p>...

    DOI

  • ナノ加工技術がかなえるグローバルニッチトップのモノづくり

    金岡 政彦 応用物理 92 (9), 530-534, 2023-09-01

    ...<p>巨大な顕微鏡と称される放射光施設では,放たれるX線の特性からラボ用分析装置では得られない極めて高い分解能の観察ができるため,さまざまな分野の最先端研究が行われている.この高分解能を得るには高精度光学素子の存在が不可欠であり,2nm以下という卓越した精度で表面を平滑化したX線全反射ミラーを安定供給しているのは筆者らの組織だけである.本稿では,このグローバルニッチトップ型ビジネスを支える独自のナノ...

    DOI

  • 区間を分割したモンテカルロ積分についての一検討

    常田 明夫, 上谷 真人 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2023 (0), 272-272, 2023-08-31

    ...<p>モンテカルロ積分は,用いる乱数の相関特性によって積分値の収束の速さが変化するという特徴があり,被積分関数に応じて適切に乱数を選択することで収束を速めることが可能である.カオス理論に基づいた乱数は,その相関特性を簡単に制御できるため,モンテカルロ積分へ応用する試みがなされており,特に負の自己相関特性をもつ乱数の有効性が確認されている.本稿では,積分区間をいくつかの部分区間に分割し,各部分区間において...

    DOI

  • 産業用ロボットのエンドミル加工に向けたオフラインティーチングにおける特異点近傍の運動速度と精度の考察

    加藤 大暉, 武内 歩, 関岡 将天, 廣垣 俊樹, 青山 栄一 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 37-38, 2023-08-31

    ...<p>ロボットは自身より大きな加工物を加工することができるため,ロボットによる切削加工が注目を集めている.ロボット切削加工には高い軌跡追従精度が必要となるが,特異点近傍の通過時には速度と位置精度が低下する.そこで本研究では,逆運動学の解の種類を切り替えることで特異点および特異点近傍を通過するアルゴリズムを提案し,産業用ロボットの手先にスピンドルモータを取り付けて切削加工をすることでその性能を評価する...

    DOI

  • 電圧指令値計算に基づいたモデル予測制御を実装した永久磁石同期電動機の速度制御

    日野 紘稀, 花本 剛士 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2023 (0), 116-116, 2023-08-31

    ...その中で, 電圧指令値計算に基づいた単純モデル予測制御(Simplified FCS-MPC )は, 電気系モデルから電圧指令値を単純に逆算した後, インバータのスイッチング状態と比較するだけで, スイッチングパターンを決定できるため計算負荷を軽減することができる.本研究では並列処理が可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)を用いて Simplified FCS...

    DOI

  • 反応性スパッタ法によるInGaN薄膜の成長と評価

    野中 広太郎, 齊藤 勝彦, 田中 徹, 郭 其新 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2023 (0), 66-66, 2023-08-31

    ...<p>InGaNは組成制御により様々なバンドギャプを得ることができるため,タンデム型太陽電池への応用が期待されている。本稿では,反応性スパッタ法を用いてサファイア(0001)基板上に成長させたInGaN薄膜について紹介する。...

    DOI

  • ランキングと分類による疾病重症度の推定

    宝満 竜一, 内田 誠一, 田中 聖人, 早志 英朗 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2023 (0), 248-248, 2023-08-31

    ...<p>本研究では,順序付き分類問題におけるアノテーションコストの低減を目的とし,ランキングと分類を組み合わせた学習アルゴリズムを提案する.提案法では,マルチヘッドの畳み込みニューラルネットワークを使⽤し,クラス分類の学習に加えて,入力サンプルの相対的な順序を予測するランキング学習を同時に行う.これにより,アノテーションが比較的容易な相対ラベルのみが付与されたデータを学習データの一部として使用できるため...

    DOI

  • Gain-Cell構造に基づく完全合成可能なスタンダードセルベースDRAM

    陳, 岱鋒, 増田, 豊, 石原, 亨 DAシンポジウム2023論文集 2023 221-227, 2023-08-23

    ...が高い DRAMは,ロジックプロセスとの互換性が低いため Near-memory 計算に適していない.本稿では,並列演算器の近傍に分散的にメモリを配置することを可能にするスタンダードセルベース DRAM の構成法を提案する.ビットセルには Gain-Cell DRAM と呼ばれるメモリ構造を使用する.Gain-Cell DRAM は完全ロジックプロセス互換であり,最低 2 個のトランジスタで構成できるため...

    情報処理学会

  • 機械学習システムのデータセット自動収集・整形技術

    川口, 貴子, 倉林, 利行, 丹野, 治門 ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2023論文集 2023 119-127, 2023-08-16

    ...の画面構成の違いによらず類似のデータを抽出可能な技術を提案する.提案手法ではユーザは抽出したいデータとそのデータが存在する Web ページの少量の例を示すだけで,画面構成の異なる複数の Web ページから所望のデータを取得することができる.これは入出力例で示す抽出したいデータについて,文字列の類似性とデータが存在する部分的な位置を考慮することで,Web ページ全体の画面構成の違いを吸収することができるためである...

    情報処理学会

  • イッテルビウム化合物を用いた1K以下の極低温生成のための磁気冷凍材料の開発

    志村 恭通, 常盤 欣文 日本物理学会誌 78 (8), 461-466, 2023-08-05

    ...</p><p>このように磁気冷凍は,シンプルな原理で冷やすことができるため,適切な磁性体が見つかれば,極低温生成のハードルを下げることができる.しかし,現在までに実用化されている極低温用の磁気冷凍材料は,到達温度が比較的高い酸化物のガーネットや,0.1 K以下まで到達できるものの,不安定で扱いにくく,熱伝導率が低く熱を伝えにくい常磁性塩のみである....

    DOI

  • アンサンブル予報を用いた確率的風予測と巡航速度誘導への適用

    松野 賀宣, 菊地 亮太 日本航空宇宙学会誌 71 (8), 221-227, 2023-08-05

    ...アンサンブル予報を用いて,風を確率的に推定することで,ETAを高精度に予測する.そして,速度誘導則では,所定の許容範囲内で目標の到着時刻を満たす最適速度を決定する.本稿では,数値シミュレーションにより,確率的風予測を適用した速度誘導則の性能及び有効性を評価する.確率的風予測を適用することで,典型的な飛行管理装置に比べ,ETA予測精度が向上し,目標の到着時刻を満たすための不必要な速度変更回数を低減することができるため...

    DOI

  • 折り紙構造による形状変化インタフェースの提案と試作

    楠木, 幹也, NGUYEN, Linh Viet, Tsai, Hsin-Ruey, HO, Anh-Van, 謝, 浩然 研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI) 2023-HCI-204 (6), 1-8, 2023-08-01

    ...,レーザーカッターを用いて簡易に製作できる技術を提案した.結果として,ユーザは異なるサイズや層のTwisted Tower 構造を容易に製作することが可能になった.またモータとマイコン等を搭載したモジュールを作成することで,形状変化インタフェースとして,様々なインタラクションに応用することができる.さらに,柔らかい素材でできているため人間との安全なインタラクションに貢献することができ,安価に製作できるため...

    機関リポジトリ

  • 伝搬演算子を活用した有限要素法による光導波路解析の効率化

    森本 佳太, 井口 亜希人, 辻 寧英 J106-C (8), 291-298, 2023-08-01

    ...の微細構造設計が盛んに行われているが,解析のための計算処理時間が膨大となるため,今後の実用性を考慮した高速な解析技術が求められている.本論文では伝搬演算子を用いた計算法を有限要素法に導入することによる解析の効率化について検討を行っている.伝搬演算子による境界処理により,吸収境界条件を課すことなく解析領域を無反射で終端することが可能となる.また任意構造に対する伝搬特性を散乱演算子モデルで表すことができるため...

    DOI

  • AIを活用したグローバル特許データベースの活用範囲について

    中井 将人 情報の科学と技術 73 (8), 341-345, 2023-08-01

    ...大量に集められた情報はAI技術などを利用して整理されることにより検索データベースとして多様な目的に利用できるため,特許調査のプロフェッショナルだけでなく,研究開発部門や経営企画部門などにも広く利用されるようになってきている。...

    DOI

  • 分子間相互作用の制御に基づく発光性クロミック材料の設計指針開拓

    吉田 将己 分析化学 72 (7.8), 279-288, 2023-07-05

    ...<p>外部刺激や環境変化を検出して発光を変化させる「発光性クロミズム」は,目に見えない刺激を明瞭・簡便に検出する手段として注目を集めている.特に,分子間の集積構造の変化に基づく発光性クロミズムは弱い刺激に対しても柔軟に応答できるため近年数多くの研究が報告されているが,その戦略的な設計指針にはいまだに難を残す.著者は発光性白金(II) 錯体の分子間相互作用の制御に基づく発光性クロミズムの設計に着目し,...

    DOI Web Site 参考文献53件

  • 発言量に基づいて可逆的に顔をぼかすビデオ会議システムの基礎検討

    松井, 優季, 須賀, 美月, 齊藤, 孝樹, 木村, 悠児, 呉, 健朗, 森岡, 優一, 古野, 雅人, 宮田, 章裕 マルチメディア,分散,協調とモバイルシンポジウム2023論文集 2023 1666-1669, 2023-06-28

    ...ユーザの発言量が低下しても顔が表示され続けてしまい,恥ずかしさなどの心理的負担が生じるという問題がある.この問題の解決を狙い,本稿では,オンラインのインフォーマルコミュニケーションにおいて,過去一定時間の発言時間の割合を発言量とし,発言量に応じて顔のぼかしの濃さを可逆的に変化させるビデオ会議システムを提案する.ぼかしの濃さを可逆的に変化させることにより,ユーザの発言量が低下してもぼかしを再び濃くできるため...

    情報処理学会

  • 拡張子変更に注目したファイルサーバにおけるランサムウェアの暗号化攻撃からの回復手法の検討

    永野, 凜太郎, 稲村, 浩, 石田, 繁巳 マルチメディア,分散,協調とモバイルシンポジウム2023論文集 2023 811-818, 2023-06-28

    ...可能なファイルを暗号化して使用不能にし,その復号と引き換えに金銭を要求する暗号化型ランサムウェアが企業を中心に甚大な被害を出している.既存の端末上の暗号化攻撃を受けたファイルを自動復元する手法では,各端末に対策機構を構築しており管理にコストがかかる.それに対し,データをファイルサーバだけで扱う仕組みにすれば,各端末ごとにデータを保存していた今までと異なり暗号化攻撃の対策対象はファイルサーバのみにできるため...

    情報処理学会

  • ARを用いた野球のストライク判定支援システム

    水谷, 元紀, 土田, 修平, 寺田, 努, 塚本, 昌彦 マルチメディア,分散,協調とモバイルシンポジウム2023論文集 2023 1524-1530, 2023-06-28

    ...判定する投球がストライクと判定される,観客や選手が機械判定に対して抵抗感があるなどの問題点が存在する.そこで本研究では,機械判定を用いずに,審判の判断を補助するための情報提示により,審判のより正確な判定を支援するシステムを提案する.具体的には,直方体オブジェクトで表現されたストライクゾーンを AR グラスを通して確認できるようにすることで,審判の判断を補助する.これにより,審判はより正確な判定ができるため...

    情報処理学会

  • 口腔医療Update

    榎本 明史 近畿大学医学雑誌 48 (1-2), 23-31, 2023-06-24

    ...口腔には,噛む,飲み込む,味わう,話すなどの様々な機能があり,人間にとっての生きるための根源となる機能が備わっており,日常生活と直結した動作や機能の多くが担われています.日本は世界に先駆けて超高齢社会に突入しており,「健康寿命」の延伸は最も重要な課題の一つとされ,「人生100年時代」を迎える私たちにとっては,「生活の質」が重要とされています....

    DOI 機関リポジトリ

  • 自動配送ロボットによる配送サービスのインタラクティブな設計・評価手法の提案

    村本, 衛一, 河本, 弘和, 東島, 勝義, 澤井, 薫, 篠田, 陽一 情報処理学会論文誌コンシューマ・デバイス&システム(CDS) 13 (2), 20-30, 2023-05-31

    ...で分割して実施し,バッチ単位で算出されたパレート最適解を安全性,経済性,利便性の指標の空間に可視化しユーザに示す.ユーザがバッチ単位のパレート最適解の中から最も良いと考える解を選択する操作を繰り返すことで,短時間で納得・説明しやすい最適解に達することができる.本手法を神奈川県の特定地区での配送サービスの評価に適用し複数ユーザで試用評価し,ユーザが探索の方向性を自由に選び探索空間を閲覧しながら探索できるため...

    情報処理学会

  • 苦味の違いが咀嚼時の咬筋筋活動と脳内血流に及ぼす影響

    志賀 博, 荒川 一郎, 中島 邦久, 横山 正起, 上杉 華子, 小見野 真梨恵, 佐野 眞子, 仁村 可奈 日本全身咬合学会雑誌 29 (1), 1-6, 2023-05-31

    ...<p>食品の味の違いが脳内血流に及ぼす影響を調べた研究<sup>8)</sup>では,食品の味の違いにより,脳内血流の増加の程度が異なることが報告されている.しかしながら,味の違いによる影響を調べる場合,食品の成分を変化させると硬さも変化するため,味の違いをみているのか,成分の違いによる硬さの違いをみているのかわからなくなる.それに対し,苦みの違いについては,極微量のキニーネの添加で調べることができるため...

    DOI 医中誌

  • 3次元レーザーデータを用いた撹乱後の実生状況把握

    菊地 未宙, 加藤 顕, 蛯名 益仁, 朝日 洋成 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 124-, 2023-05-30

    ...3次元データを用いる理由は、広範囲を簡易的に評価することができるためである。対象地は、北海道旭川市の天然林で設置された12ヶ所の1m×1mの実生調査プロットである。調査プロットは、高木の抜き取り、ササのかきおこしが行われた場所に設置され、2019~2022年に生育状況の調査を行った。3次元データの取得には地上レーザーを使用し、取得したデータをボクセル化した。...

    DOI

  • 国立公園の環境価値と利用者負担政策の評価手法開発に関する研究

    穴見 賢志朗 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 244-, 2023-05-30

    ...また、24時間365日の情報が取得できるため、訪問価値の季節変動及び年度推移の計算が可能であり、より深い環境価値の特質を提示できる。本研究は、国立公園の利用と環境保全の両立を目指す政策立案に寄与するものである。</p>...

    DOI

  • イヌブナにおける核DNA変異と系統地理

    久保田 裕太, 玉木 一郎, 鳥丸 猛, 内山 憲太郎, 戸丸 信弘 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 402-, 2023-05-30

    ...DNA変異である一塩基多型(SNP)ではゲノムワイドな多数の座を扱うことができるため、これまでに不可能であったゲノム全体での評価により、遺伝的多様性と系統地理を正確かつ詳細に明らかにできると期待される。本研究では、多数のSNPを遺伝マーカーに用いて、地理的スケールにおけるイヌブナの核DNA変異と系統地理を明らかにすることを目的とした。...

    DOI

  • PETイメージング標準化の歩み

    松本 圭一, 島田 直毅 Medical Imaging Technology 41 (3), 112-116, 2023-05-25

    ...<p>陽電子放出断層撮影(PET)は生体構成元素を放射性薬剤として使用できるため,生体の生理学的状態を画像化できる唯一無二の特徴を有している.PET 装置が開発された1980 年代当初からPET による臨床研究が行われ,現在では分子イメージング技術として創薬研究にも応用されている.しかしながら,PET は装置,撮像方法,画像処理条件のみならず,被験者の体重や安静状態などによって,画質や定量性が大きく...

    DOI

  • 反芻家畜の食品製造副産物の飼料化およびメタン低減に関する研究

    佐藤 元映 日本畜産学会報 94 (2), 161-168, 2023-05-25

    ...と飼料との競合」や「ルーメン由来のメタンの排出」が問題となっている.これらの課題の解決は,持続可能な畜産を実現するために必要不可欠である.本総説ではその解決策の一つとして考えられる,食品製造副産物の飼料化やメタン抑制効果のある飼料について概説をした.食品製造副産物は高い栄養価を含むものが多く,家畜飼料として有用である.さらに,食品製造副産物の利用は廃棄する予定だった大量の副産物を再利用することができるため...

    DOI Web Site 参考文献50件

  • ナノフォトニクス・ナノマテリアル融合による光集積技術

    納富 雅也 応用物理 92 (5), 266-272, 2023-05-01

    ...されているが,サイズが小さいため光との相互作用が本質的に小さい.しかし,光を強く閉じ込めるナノフォトニクス構造と組み合わせることで相互作用を増強し,低次元物質の特長を光集積回路の中で使いこなせる可能性が見えつつある.本稿では,さまざまなナノマテリアルとナノフォトニクスの融合系の研究例を紹介する.これらの技術により,Siを中心としたパッシブな光集積回路に,ナノマテリアルの多彩な光機能を付加することができるため...

    DOI

  • 中性水素の遷移線で見る宇宙の暗黒時代

    山内 大介 日本物理学会誌 78 (4), 190-197, 2023-04-05

    ...理論値が与えられる.もし理論予言と異なるシグナルを測定することになれば,それは「標準宇宙論の破れ」の証拠となる.一方で,暗黒時代21 cm線輝度温度の空間的なゆらぎは,観測周波数ごとに異なる時刻の物質の密度ゆらぎの情報が直接反映されている.バイアス因子などの不定性なく精密な理論予言が行えるだけでなく,宇宙マイクロ波背景輻射や宇宙大規模構造の観測では測定の難しい小スケールのゆらぎを精密に捉えることができるため...

    DOI

  • ドローンによる佐潟及び御手洗潟の環境調査

    河原, 和好, 小林, 満男, 石川, 洋, KAWAHARA, Kazuyoshi, KOBAYASHI, Mitsuo, ISHIKAWA, Hiroshi 新潟国際情報大学経営情報学部紀要 6 55-61, 2023-04-01

    ...また隣接する御手洗潟や周辺田んぼに撮影の範囲を広げることで大学周辺の砂丘も含めた環境調査を行うことができるため、地域貢献につなげることも目的とした。本報告は3 年間の共同研究の成果を報告するものである。...

    機関リポジトリ

  • 健康問題をもつ老年期の看護職が就労継続を可能にする工夫

    櫻井 理恵, 杉本 知子, 相馬 由紀子, 佐伯 恭子 千葉県立保健医療大学紀要 14 (1), 1_94-1_94, 2023-03-31

    ...</p><p>(考察)</p><p> 老年期の看護職は,加齢により,以前とは変化した心身の状態の中で,自身の経験から培った看護職としての知識・技術などの強みを,最大限発揮できる状態で就労ができる環境を選択・調整していた.また,その心身の状態や就労環境の中で,納得のいく仕事結果を出すという目標設定を行っていると考えられた.そして,その目標が達成できるための努力を日々行っていることが考えられた....

    DOI DOI 医中誌

  • 2 移住ケア労働者をめぐる多様な脆弱性と人権保障

    小川 玲子 平和研究 59 (0), 23-50, 2023-03-31

    ...<p>世界を破壊し、略奪し、搾取し、傷つけるのではなく、社会を回復させ、育み、共に生きるための社会構想の中心概念に「ケア」がある。人生のライフサイクルにおいてケアする・ケアされるという相互行為が不可避であるとすれば、ケアを支えるのが誰であり、ケアの担い手とどのような関係を築くのかという問いが重要である。...

    DOI

  • オンライン授業でのグループワーク後の自己省察へのオンラインピアレビューの導入と評価

    米満 潔, 古賀 崇朗 佐賀大学全学教育機構紀要 / 佐賀大学全学教育機構 [編] 11 53-65, 2023-03-31

    ...2021年度以降も、COVID‐19の感染の拡大状況が沈静化しないのと、離れた場所にある本庄キャンパスと鍋島キャンパスの学生が、キャンパス間を移動することなく受講できるため、この科目は継続してオンラインで実施している。2021年度までは学生個人での自己省察が十分に行えていなかったと判断したため、2022年度からはオンラインで提出したレポートを学生間で相互評価するピアレビューを授業に導入した。...

    DOI 機関リポジトリ

  • 小学校国語科「書くこと」の資質・能力を育てる教科等横断的な学習に関する研究⑴

    成田 雅樹, NARITA Masaki 秋田大学教育文化学部教育実践研究紀要 (45) 15-24, 2023-03-31

    ...「書くこと」においては,題材→収集→構 成→記述→推敲といった過程全体の言語活動が扱えることが望ましい. ② 国語科が教科等横断的な学習に必然性を持って生きるためには,他教科等と同時期に 平行して実施され,目的意識・相手意識が明確になること(プロンプトが立てられるこ と)が望ましい. ③ 「言葉による見方・考え方」は教師から与えられるのではなく,学習の目的や相手(プ ロンプト)に照らして考えたり,学習...

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件

  • 地域で興きた小さな子育て支援活動は、障碍のある子どもを養育する保護者を如何に支えたか

    原 広治 学校教育実践研究 6 19-34, 2023-03-31

    ...していこうとする活動ではなく、障碍のある子どもとその保護者が主体的に「今」を生きてほしいことを願い、障碍のある子どもや人と一緒にいることを「楽しむ」場であった。また、新たに「おもちゃの家」事業や「医療・保健・福祉・教育総合相談会」「地域子育て支援会議」等の、子育て支援を受けるユーザーの立場に立った事業展開が図られた。ここにおいても、一人の子どもを真ん中において、関わり手である保護者やスタッフの双方が、共に生きるために...

    DOI 機関リポジトリ

  • 固体回収物燃料の標準化活動

    棚瀬 省二朗, 吉田 諭史, 渡辺 泰介, 吉川 克彦 Material Cycles and Waste Management Research 34 (2), 83-90, 2023-03-31

    ...<p>廃棄物由来の固体回収物燃料 (Solid Recovered Fuel: SRF) は,廃棄物最終処分の削減のみならず,安価かつ安定的に大きな発熱量が得られ,石炭等の化石燃料を代替できるため,循環経済や脱炭素に資する有用な燃料資源として,国境を越えて使用されている。...

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • 地面効果翼機周りの流れの解析

    河村 哲也, Tetsuya Kawamura 紀要 = BULLETIN OF SHIGA BUNKYO JUNIOR COLLEGE 25 (85)-(96), 2023-03-20

    ...しかし、WIGは高速水上輸送手段として、特に離島間の人や物資の輸送が高速化できるため、今後需要が見込まれる。本報告では、はじめにWIG の特長や開発の歴史を振り返る。次に効率のよいWIG を設計するためには、WIGまわりの流れを解析する必要があり、そのため流れの数値シミュレーションを行う。揚抗比に着目し、WIG の翼と地面との距離や翼の迎角を変化させ揚抗比に及ばす影響を調べる。...

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • 複数議題並行会議が消極的な議論参加者の心理的安全性に与える影響

    濵口, 泰成, 高島, 健太郎, 西本, 一志 情報処理学会研究報告 2023-GN-119 (5), 1-8, 2023-03-13

    ...複数人での議論において,消極的な人たちは他者の目を気にして発言を躊躇してしまう問題がある.本研究では,この問題を解決することで,議論での消極的な人たちの発言を促進することを目指す.解決策として,オンライン会議において複数の議題を同時並行で進行させながら,各参加者が参照できるタイムラインを1 つに制限する.これにより,個々の発言に注目が集まらないようにして,他者からの批判に対する意識の希薄化を図る.この...

    機関リポジトリ

  • 武生高校におけるモデレーション実践の展開

    辻﨑, 千尋 福井大学教育実践研究 = Fukui Educational Research 47 87-98, 2023-03-10

    ...以前から評価について取り組んできた内容も踏まえ、本校で行われた「モデレーション」を例に、教員や生徒が評価について思考した跡を追い、本校で「組織的かつ計画的な取組」が実践できるための一助とする。...

    機関リポジトリ

  • 電力市場シミュレーションを用いた発電・蓄電・DRを組み合わせた大口需要家による電力調達戦略分析

    程 竜, 和泉 潔, 平野 正徳 人工知能学会第二種研究会資料 2023 (FIN-030), 24-31, 2023-03-04

    ...蓄電池とDRの効果はPVほどではないが、一定の効果が確認できるため、有効な調達手段と考えられる。これらの分析結果に基づくと、DRシナリオにPVの影響を考慮すべきであると考えられるため、最後に、PVの稼働を考慮に入れるDRシナリオを作成した。それを用いた実験の結果、この新しいシナリオが脱炭素にかかる総コストの低減につながることが確認できた。</p>...

    DOI

  • 原資産価格過程不要な敵対的Deep Hedging

    平野 正徳, 南 賢太郎, 今城 健太郎 人工知能学会第二種研究会資料 2023 (FIN-030), 51-57, 2023-03-04

    ...<p>深層学習と価格時系列シミュレーションを用いてオプションのヘッジ戦略を学習するDeep Hedgingは,取引手数料などを考慮に入れたより現実的な取引戦略を立てることができるため,近年脚光を浴びている.しかしながら,その学習において活用される原資産価格のシミュレーターは,Heston過程などの特定の価格過程を使用することが多い.そこで,本研究においては,特定の価格過程を用いることなく,Deep...

    DOI

  • 教員養成課程の学生に対する小学校歌唱共通教材の弾き歌い指導の一考察 : 旋律の指つかいを中心に

    長谷川, 梨紗 京都女子大学教職支援センター研究紀要 005 (増刊号), 165-174, 2023-03-03

    ...小学校歌唱共通教材の簡易伴奏譜を用いて旋律の指づかいを分析し、ピアノ初心者の学生が、限られた授業時間の中で効率的に弾き歌い技能を習得し、実際の教育現場で活用できるための指導について考察した。また、より豊かな音楽表現のためには、音楽の授業に必要な基礎的な音楽理論の知識を切り離して考えずに、曲の中でも関連させながら弾き歌いに取り組むことの必要性についても言及した。...

    機関リポジトリ

  • 消極的な人の心理的安全性を担保するための複数議題並行会議システム MessOnChatの提案

    濵口, 泰成, 高島, 健太郎, 西本, 一志 情報処理学会インタラクション2023論文集 3B-35 917-920, 2023-03-01

    ...傾向にある.躊躇してしまう要因には社会的地位を気にしてしまうことや周囲の目を気にしてしまうことなどが挙げられる.本研究では,特に周囲の目を気にして発言を回避しようとする問題を解決し,消極的な人の発言促進を目指す.具体的な手法として,発言に対する注目を緩和させ,他者からの批判に対する意識の希薄化を目指すための MessOnChatを提案する.本手法の狙いは,複数の議題を同時並行で進行させながら,参照できる...

    機関リポジトリ

  • 回腸導管傍ストーマヘルニアに対して腹腔鏡下修復術を施行した1例

    佐藤, 寛丈, 井上, 賢之, 小林, 龍ノ介, 小堀, 篤也, 久保, 百合香, 塩澤, 徹也, 篠原, 翔一, 井上, 康浩, 塚原, 宗俊, 安士, 正裕, 俵藤, 正信, 岡田, 真樹, Lefor, Alan K, 安田, 是和 自治医科大学紀要 45 107-112, 2023-03

    ...傍ストーマヘルニアに対する腹腔鏡下修復術は,ストーマ開口部対側の離れた位置からアプローチできるため,メッシュ汚染のリスクを減少させる優れた方法と考えられる。...

    機関リポジトリ 医中誌

  • アジア発展途上国を対象とした遠隔医療教育技術に関するオンライン研修の客観的評価

    工藤, 孔梨子, 富松, 俊太, 早田, 美帆, 久田, 由紀子, 上田, 真太郎, 森山, 智彦 日本遠隔医療学会雑誌 18 (2), 108-111, 2023-03

    ...研修者、指導者が数名づつ離れている場合のオンライン研修における客観的評価の信頼性の確保は課題があり、遠隔地の指導者が評価できるためのより多くの情報を入手したり、オンラインで実施可能な客観的評価ツールの必要性が示唆された。...

    HANDLE

  • イオンビーム加工による光学面の形状創成とその表面ナノ構造

    瀧野 日出雄 精密工学会学術講演会講演論文集 2023S (0), 356-357, 2023-03-01

    ...<p>ドライプロセスは加工面を原子単位で除去できるため精密加工に適している.ドライプロセスのなかでもイオンビーム加工はスパッタに基づいて材料除去されるので,加工速度は遅いが種々の材料が加工可能という利点がある.高い光学性能を実現するうえで重要なのは光学面の形状精度と表面粗さである.そこで本稿では,イオンビームを利用した光学面の加工において,形状加工や平滑化に関する研究動向を紹介するとともに展望を述べる...

    DOI

  • 教材编写角度再议形容词谓语句之“很”

    趙, 葵欣 大東文化大学紀要. 人文科学 61 123-139, 2023-02-28

    ...形容詞述語文の中にある副詞は定量化マークと見られ、「很」は中間程度を指定し量の定位ができるため、形容詞述語文を一つの単文として成立させている。近世中国語を考察すると、「很」が「哏、狠」の代わりに程度を表す副詞になった時期には、共起していた形容詞は単音節語が多く、さらに「很好、很是」のような慣用語が多く使われており、「很」は実際には高程度を表していなかった。...

    機関リポジトリ Web Site

  • 救命救急センター初療室への超緊急輸血製剤常備配置の運用について

    鈴木 沙樹, 力丸 峻也, 皆川 睦美, 渡邉 万央, 山田 舞衣子, 皆川 敬治, 髙野 希美, 渡部 文彦, 小野 智, 川畑 絹代, 三村 耕作, 鈴木 剛, 池田 和彦 日本輸血細胞治療学会誌 69 (1), 32-37, 2023-02-25

    ...</p><p>常備製剤は,時間帯を問わず製剤搬送時間を待てない症例では積極的に使用されており,検査や人員確保までの時間を効果的に補填していると考えられる.例えば,超緊急時に製剤準備を省略できるため,検査を優先し集中して行うことで患者血液型の報告を早めることができた.また,製剤使用開始時間は,運用に慣れた期間後半では短縮傾向となり,来院3分以内に輸血が開始された例もみられた.必要時,迅速に使用できるO...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献7件

  • 海綿内微生物叢に着目したpH値予測手法の検討

    家入, 祐也, 町田, 光史, 吉江, 修, 中尾, 洋一 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 303-304, 2023-02-16

    ...海洋資源の持続可能な開発に向けて,海洋環境のモニタリングが求められている.通常,海洋環境の評価は,水温やpH値などの環境データや指標動物の有無によって行われる.魚類など遊泳性の生物は移動できるため,海洋環境を定点観測するための指標動物には適さない.そこで我々は,非遊泳性の付着性生物種である海綿を新たに指標動物として海洋環境を多角的に把握する試みに取り組んでいる.本研究では,海綿内の微生物叢に着目し,...

    情報処理学会

  • バーチャルペット飼育型単語学習システムの提案

    浦上, 太一, 黄瀬, 浩一 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 179-180, 2023-02-16

    ...IT分野の発展により,学習者が単語の意味を覚えるためにモバイルアプリケーションを使用することは一般的となってきている.しかしスマートフォン上ではSNSやゲームといった娯楽も利用できるため,モチベーションを維持し継続することは難しい.そこで,モバイルアプリケーション上での単語学習の継続を支援することを考える.人に行動を促すアプローチとして行動経済学の知見を応用したナッジがある.本研究ではバーチャルペット...

    情報処理学会

  • 確率的プログラムにおけるバグ検出

    チン, ヴォダイ, 于, 海波 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 211-212, 2023-02-16

    ...確率的プログラミングを用いることより、統計的モデルの取り扱い、機械学習などの研究開発がより円滑にできるため、近年AIの発展により非常に重要になってきた。しかし、確率的プログラムの特徴を考慮した開発環境がまだ整えていない。本研究では、確率的プログラムの特徴を考慮した確率的プログラムの不具合を効率よく検出できるバグ検出ツールの開発を目的としている。...

    情報処理学会

  • 確率的プログラムにおけるバグ分析

    西村, 優里, 于, 海波 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 213-214, 2023-02-16

    ...確率的プログラミングを用いることより、統計的モデルの取り扱い、機械学習などの研究開発がより円滑にできるため、近年AIの発展により非常に重要になってきた。しかし、確率的プログラムの特徴を考慮した開発環境がまだ整っていない。...

    情報処理学会

  • 授業内スコアを一覧できるキー入力練習システム

    奥谷, 律夢, 伊藤, 匤祐, 岸本, 有生, 小関, 啓子, 島袋, 舞子, 兼宗, 進 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 1005-1006, 2023-02-16

    ...一方で、教員が学習者の学習状況を把握できるタイピングソフトは多くない。そこで本研究では、学習者の学習回数や正誤タイプの文字、入力速度等のデータを基に分析を行い、特徴を提示することで、教員が学習者の不得意な部分を指導することができる教育支援システムを提案する。大学生を対象に試用した結果、本システムによって学習者のタイピングの特徴を把握できることを確認した。...

    情報処理学会

  • 数式を含む講義動画に対応した字幕表示システムの構築

    白井, 詩沙香, 中原, 敬広, 福井, 哲夫 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 437-438, 2023-02-16

    ...講義動画を活用したオンデマンド型授業は,受講生が所望の時間・場所で繰り返し講義動画を視聴できるため,人気の高い講義形式である。オンデマンド型授業を支える講義動画配信システムの重要な機能の一つとして字幕機能があり,ユニバーサルな学習環境の提供のために欠かすことができない。一方,数式に対応した字幕をつける仕組みは未だ確立されておらず,数学をはじめ発話に数式が含まれる講義動画において課題が残っている。...

    情報処理学会

  • 多様な意見分布の認識によるエコーチェンバー現象防止システムの提案

    伊東, 黎衣, 赤石, 美奈 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 745-746, 2023-02-16

    ...SNSでは気軽に意見の発信ができるため多様な意見が存在する一方で,SNSの構造によって自分と似た意見を多数見聞きし続けることで特定の意見が増幅されていくエコーチェンバー現象が問題となっている.本研究では,ユーザがツイートした際,似た意見に加え異なる意見の存在もユーザに認識させるシステムを提案する.ユーザのツイートから意見の対象や見解を表す重要語を抽出しそれぞれの関連語を求める.重要語と関連語の組み合...

    情報処理学会

  • 生理指標を用いた感情の継続時間の評価手法の検討

    栗原, 蒼太, 金井, 健太郎, 馮, 晨, 菅谷, みどり 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 977-978, 2023-02-16

    ...近年,高齢者の増加による介護士の負担増加を軽減するためのロボットが普及している.中でも声がけロボットは高齢者の精神的な介護支援ができるため注目を集めている.しかし,既存のロボットは声がけのタイミングにより,相手を不快な感情とさせる可能性が指摘されている.そこで本研究では,人の感情の継続時間を明らかにすることで,感情の切り替わりを把握し,声がけのタイミングを明らかにすることを目的とした.無意識の感情を...

    情報処理学会

  • 非同期型VAEを用いたイベントカメラデータの異常検知

    太田, 康貴, 長尾, 智晴 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 601-602, 2023-02-16

    ...検知する研究が進んでおり,主に高齢者の転倒や人の不審な動き,事故や災害の発生などを検知する目的で利用される.検知精度向上のために,運動情報を獲得できる機構を組み合わせたモデルが提案される一方で,モデルの複雑化や異常検知の精度が運動情報の推定精度に依存してしまう課題がある.そこで,画素ごとの輝度変化のみを記録する特殊なカメラセンサーであるイベントカメラが注目されている.センサーレベルで運動情報を取得できるため...

    情報処理学会

  • 因果関係に関する知識のツイートからの獲得とそのトラブル予測への応用

    石槻, 勇登, 米山, 修司, 杉本, 徹 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 879-880, 2023-02-16

    ...質問応答や雑談対話など,人間がもつ常識的な知識を計算機が扱えるようになることで性能の向上が期待できるタスクがある.そこで本研究はTwitterに投稿される短文(ツイート)から,人々が日常的に体験するようなイベントの因果関係に関する知識を獲得することを目的としている.さらに,獲得した知識とBERTによるポジネガ分類器を用いて,入力したイベントの後に想定されるトラブルを予測する....

    情報処理学会

  • 依存型付き関数プログラミング言語Idrisを対象とした任意の部分式の型の表示ツールの設計の設計と実装

    南山, 陸, 川端, 英之, 弘中, 哲夫 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 329-330, 2023-02-16

    ...依存型を導入した言語では,高階論理を用いた型記述によりプログラムの仕様の詳細を型で表現できるため,簡潔ながら安全なプログラムを記述しやすい.しかしながら,依存型を用いた言語では,計算による値の導出や値どうしの関係を評価することに終始する一般的なプログラミング言語とは異なり,型で表される命題の証明に相当する記述が求められる.そのため,プログラムの記述並びに読解がいずれも容易とは言い難い.本研究では,依存型...

    情報処理学会

  • 符号化パケットを用いた全二重無線通信におけるブロードキャスト受信率向上手法

    西本 美優, 重安 哲也 情報処理学会論文誌 64 (2), 478-487, 2023-02-15

    ...情報を伝達する必要がある.総送信回数を低減する1つの手法としてブロードキャストがある.しかし,ブロードキャストは一般的に再送を行わないため,パケット受信に失敗する確率が高い無線環境下では,ブロードキャスト受信率は有線に比べて低くなる.本論文では,無線通信におけるブロードキャスト受信率の向上について議論する.具体的には,ブロードキャスト送信端末のみであっても全二重通信機能を導入すれば送信機会を増加できるため...

    DOI 情報処理学会

  • 表情に基づく動画再生速度の自動調節による外国語学習支援システムの実装と理解度に与える影響の評価

    西田 直人, 横山 海青, 志築 文太郎 情報処理学会論文誌 64 (2), 377-387, 2023-02-15

    ...,また,逆に笑っていないと動画の内容を理解していないと判断する.実験結果より,本システムは英語初学者から中級者の層(実験環境においてはTOEIC Listening&Readingスコア550以上700未満の層)に対し,動画内容の理解を促進させる働きがあることが判明した.本システムを用いることにより,母語話者向けの動画を多視聴の教材とする際に,外国語学習者のリスニング能力を超えた教材も扱うことができるため...

    DOI 情報処理学会

  • COVID-19下の老年看護学実習の形態別による到達度評価と課題の検討

    川上 祐子, 中村 康則, 松尾 綾子, 江本 厚子 日本教育工学会論文誌 46 (4), 667-678, 2023-02-02

    ...本研究では,病院実習にくわえ,COVID-19下の代替措置として実施したオンライン事例展開実習,オンライン高齢者施設実習の形態別による到達度評価および課題を検討することを目的とした.老年看護コア・カリキュラム尺度を作成し到達度を評価したところ,患者との関わりが得られる病院実習は,「健康障害のリスクアセスメント」「高齢者包括的アセスメント」がオンラインによる実習よりも高かった.しかし,「その人らしく生きるための...

    DOI

  • NPO連携における協働と寄付が企業の社会的評価に与えるメカニズム

    岡本 育実, 大江 秋津 経営情報学会 全国研究発表大会要旨集 202211 (0), 143-146, 2023-01-31

    ...その結果、企業とNPOが連携して実施する社会貢献活動の中でも「協働」による連携は、密な連携関係を通じてパートナー組織の持つ専門的な経験や知識を共有することができるため、企業に社会課題の解決方法や社会的価値の創造方法に関する豊富な学習機会や、社会的評価の向上をもたらすと考える。</p>...

    DOI

  • 大学生におけるeヘルスリテラシーとソーシャルネットワーキングサービス利用との関連

    小倉 萌香, 山本 美由紀 日本健康医学会雑誌 31 (4), 478-484, 2023-01-30

    ...<p>インターネット利用率の高い大学生に対しウェブサイトやソーシャルネットワーキングサービス(Social networking service:SNS)などを応用したeヘルスリテラシー(eHealth Literacy:eHL)への介入方法や,社会で健康に生きるための次世代における健康教育方法の示唆を得るために,242名の看護大学生を対象にeHLとSNSに関するアンケートを実施し,eHLとSNS利用...

    DOI Web Site 医中誌

  • 脳腫瘍における光線力学診断と光線力学療法

    川西 裕, 福田 仁, 上羽 哲也 日本レーザー医学会誌 43 (4), 249-253, 2023-01-15

    ...<p>5-アミノレブリン酸(5-aminolevulic acid: 5-ALA)を用いた光線力学診断(photodynamic diagnosis: PDD)は,代謝産物であるprotoporphyrin IX(PpIX)が腫瘍細胞に選択的に蓄積することで,腫瘍細胞の存在を簡単かつリアルタイムに示すことができるため,悪性神経膠腫の摘出術において非常に有用である.タラポルフィンナトリウムと半導体レーザー...

    DOI Web Site 参考文献13件

  • 次世代スイッチング電源の設計方法としてのVirtual Prototypingの提案とこれを用いたスイッチング電源の小型化の検討

    古江, 文乃, 宮坂, 晋永, 大串, 悠介, 山西, 理樹, 松本, 聡, 長谷川, 雅考 電子情報通信学会技術研究報告. EE, 電子通信エネルギー技術 122 (343), 83-88, 2023-01-12

    ...電源の小型化と高効率化を可能にするために,Si based ICとGaNパワーデバイスを3次元に積層した3次元パワーICが注目を集めている.3次元構造にすることで寄生インピーダンスが低減し,ヘテロジニアス構造によりGaNを使用できるため,高周波で高効率動作が可能になる.一方で,電源内部で発生する熱は性能に悪影響を与え,小型化することで電磁界や熱などの物理現象との相互作用がさらに大きくなる.本研究では...

    機関リポジトリ HANDLE

  • 異分野融合が切り拓く脳オルガノイド生物学

    小寺 知輝, 小坂田 文隆 日本薬理学雑誌 158 (1), 64-70, 2023

    ...や人工多能性幹細胞(iPS細胞)は身体を構成するあらゆる細胞種へと分化できる多能性を有しているため,再生医療や様々な疾患・発生研究に広く利用されてきた.近年,ES細胞やiPS細胞から生体の様々な組織をin vitroにおいて3次元で再構成するオルガノイド研究が構成論的アプローチとして注目を集めている.オルガノイドは生体内の組織が有する多様な細胞種や組織構築,さらには生体機能の一部を模倣することができるため...

    DOI Web Site 参考文献35件

  • 吸収性局所止血材の使用法と実例

    春日 健吾, 善如寺 暖, 浦岡 俊夫 日本消化器内視鏡学会雑誌 65 (1), 56-62, 2023

    ...完全人工合成ペプチドであり,体液との接触で,ペプチドが酸性から中性になることによってペプチド同士が規則的な集合体となり,ゲル化(自己組織化)し,出血点の圧迫止血をする医療用デバイスである.ピュアスタット<sup>Ⓡ</sup>は噴出性出血には効果が乏しく,漏出性出血に対する使用に限定されるが,従来の止血材と比べ,塗布後長時間ゲルとしてその場に留まること,透明な物質であり,必要があれば洗浄で容易に除去できるため...

    DOI

  • 施工精度がスパイラル杭の引抜き抵抗特性に及ぼす影響に関する模型実験

    木梨 優太, 西岡 英俊 土木学会論文集 79 (15), n/a-, 2023

    ...<p>スパイラル杭は,平鋼板をねじって作られる杭であり,人力のみで回転貫入により打ち込むことができるため,狭隘で重機が入らない工事現場での採用が期待されている.しかしながら,スパイラル杭に関する支持力特性に関しては不明な点が多く,特に鉛直方向の引抜き抵抗特性(最大引抜き抵抗力および杭頭ばね定数)に関しては,施工の精度が抵抗力に与える影響など,実際の施工現場で想定される引抜きの挙動の原理が十分に解明されていないのが...

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 奄美群島での個別避難計画の策定と情報共有

    岩船 昌起 日本地理学会発表要旨集 2023s (0), 127-, 2023

    ...</p><p><b>【個別避難計画策定の動向】</b>兵庫県の事例等では,「早めの避難(予防的避難)」を念頭におき,高齢者等避難(レベル3)で避難できるためのマイタイムラインを作成している(内閣府HP)。令和2年7月豪雨災害では,気象庁警報等発表が遅れ,早めの避難ができずに多くの高齢者が犠牲になった。...

    DOI

  • 脳室腹腔短絡術による腹腔内髄液仮性のう胞を繰り返した1例

    伊藤 美以子, 石毛 良実, 園田 順彦 小児の脳神経 48 (1), 45-51, 2023

    ...<p>今回我々は,超低出生体重児で出生し脳室内出血と壊死性腸炎を合併した児が,脳室腹腔短絡術後に腹腔内髄液仮性のう胞によるシャント不全を繰り返した1例を経験した.腹腔内髄液仮性のう胞の再発例では脳室心房短絡術が有用とされているが,病態の改善後は脳室腹腔短絡術への再変換が期待できるため,積極的に脳室心房短絡術による再建を考慮すべきであると考えられた.また,新生児医療の進歩に伴い,壊死性腸炎を合併した脳室内出血後水頭症...

    DOI 医中誌

  • 曝気ブロワ・フローテータ用ブロワの省エネ・省メンテナンス・低騒音に貢献

    山浦 大樹, 河津 豪 紙パ技協誌 77 (4), 300-304, 2023

    ...<br>ターボブロワの運転状態や設定内容をインターネット経由で確認できるため,現場から離れた遠隔地でも状況を把握することができ,懸案の設備管理業務における人手不足の解消や予防保全による安定稼働を実現する。更に複数台のブロワを制御する制御盤や,長期間のサービスパック等,多様なニーズにお応えできる新商品もラインアップしている。...

    DOI Web Site

  • 細胞膜修飾技術による細胞操作と細胞融合

    寺村 裕治 Oleoscience 23 (5), 249-257, 2023

    ...この特性を利用して,細胞表面に官能基や機能性分子を導入できるため,細胞表面を改質できる。特に,ポリエチレングリコール結合脂質(PEG脂質)に,短鎖DNA(ssDNA)や機能性ペプチドを結合させることで,細胞操作が可能になり,細胞同士の接着や細胞-基板間の接着を実現できる。細胞同士を接着できることで,新しいバイオ人工膵臓の作成や細胞融合を実現できる可能性が出てきた。</p>...

    DOI Web Site 参考文献35件

  • Attenuation coefficient (ATT)測定による肝脂肪化の定量評価

    玉城 信治, 黒崎 雅之, 安井 豊, 土谷 薫, 泉 並木 超音波医学 50 (3), 171-177, 2023

    ...定量的評価が可能になった.減衰係数(attenuation coefficient:ATT)測定は,臨床診療で使用される非侵襲的な定量的肝脂肪測定である.ATT値は,組織学的脂肪化グレードと有意な関連がある.組織学的脂肪化グレードに対するATTの診断精度は,controlled attenuation parameter(CAP)と同等であり,ATTはBモード画像上で,関心領域の正確に設定し測定できるため...

    DOI Web Site 参考文献61件

  • SM490A鋼突合せ線形摩擦接合継手の微視組織に及ぼす接合後圧力の影響

    苗暉淋, 山下 享介, 潮田 浩作, 堤 成一郎, 森貞 好昭, 藤井 英俊 溶接学会全国大会講演概要 2023s (0), 102-103, 2023

    ...固相接合法の一種である線形摩擦接合(LFW)は付与する印加圧力によって接合温度を制御できるため、微視組織の制御も可能となる。本研究では、LFWの新たな組織制御の手段として接合後の印加圧力に着目した。低炭素鋼(SM490A)を供試鋼として接合直後に印加圧力を任意の値に変化させたLFWを行い、接合部に形成された微視組織を観察し、接合後の印加圧力が微視組織の形成に及ぼす影響について検討した。...

    DOI

  • 人工市場を用いたETF市場における裁定取引が流動性に与える影響分析

    関 キン, 水田 孝信, 八木 勲 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2023 (0), 4T2GS1004-4T2GS1004, 2023

    ...<p>ETF(Exchange Traded Funds, 上場投資信託) は,多くの株式や債券などに分散投資した投資信託(ファンド)で,証券取引所で売買できるため多くの投資家に広く普及した.ETF は組み入れている原資産をすべて集めたものと交換ができるので,ETF と組み入れ原資産に価格差があるときに,安いほうを買い,高いほうを売って価格差を利益とする取引(裁定取引)が行われている.しかし,このような...

    DOI

  • 学会発表のススメ

    深田 和浩 理学療法 - 臨床・研究・教育 30 (1), 63-67, 2023

    ...また第3者から意見をもらうことで,自身や自施設の取り組みを客観視することができるため,若いうちから学会発表にチャレンジするメリットは大きい。本稿では,学会発表のメリットや学会発表の留意点などについて概説する。</p>...

    DOI Web Site 医中誌

  • 時空間解像度の高い低混入率のコネクティッドカー軌跡データによる信号交差点の交通流率推定手法の予備的検証

    瀬尾 亨, 日下部 貴彦, 塩見 康博, 大口 敬 交通工学研究発表会論文集 43 (0), 505-511, 2023

    ...交差点の信号制御では,その方向別流入率や飽和流率などの値が重要な入力値となる.それらの値を効率よく入手するために,コネクティッドカー(プローブカー)による移動体観測が着目されている.特に,集計されていない高分解能の車両軌跡データは停止位置や衝撃波を直接検知できるため有用である一方,社会的な利用可能性は必ずしも高くない.本研究では,混入率が相対的に小さい(0.1-1%程度)軌跡データに基づき,交差点への...

    DOI

  • 力学モデルの不確かさを考慮した深層学習による風況波浪予測

    新井田 靖郎, 木原 直人 土木学会論文集 79 (17), n/a-, 2023

    ...<p> 力学モデルによる気象や波浪のアンサンブル予測は確率情報を付与できるため,海上作業の工程管理においても有用であるが,計算コストが高いうえ,格子解像度やモデル化等に起因する観測値との乖離が存在する.本研究では,気象庁アンサンブル予報と深層学習LSTMとを組み合わせることにより,現地観測値と整合を取った上で,予測の不確かさを考慮した風況・波浪予測システムを提案する.本システムでの予測と気象庁予測とを...

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 訪問看護ステーションアンケート調査からみたassisted PDの問題点と対策

    高井 奈美, 中林 吉雄, 川島 昭一, 水野 正司, 小出 滋久, 春日 弘毅, 坂 洋祐, 酒井 英巳子, 稲熊 大城, 伊藤 恭彦 日本透析医学会雑誌 56 (11), 401-409, 2023

    ...【結論】assisted PDの要となる訪問看護師が不安なくPD患者を受け入れることができるためには,PD診療施設の医療スタッフとの共同訪問やケア方法の共有といった連携や多職種連携が求められる.</p>...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献3件

  • バレーボール初心者がラリーを続けるための技術力・戦術力に関するスポーツ運動学的考察

    中村 真由美 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 73 (0), 535-, 2023

    ...そこで本研究では初心者がラリーを続けることができるための技術力・戦術力について明らかにすることを目的とした。目的達成のために、バレーボールにおけるラリーの構造を整理した。それを踏まえたうえで、ラリーを続けるために必要な技術・戦術的な構造についてスポーツ運動学的立場から分析・考察した。本研究によって得られた知見をバレーボール初心者に対する指導内容を考える際の資料としたい。</p>...

    DOI

  • 抵抗スポット溶接を用いた ZnAlMg めっき鋼板(三元素材)の溶接性実験

    森 正統, 木下 圭介, 松蔭 武士, 渡辺 由布, 樽井 大志 溶接学会全国大会講演概要 2023f (0), 38-39, 2023

    ...防錆性能がGI材(溶融亜鉛めっき鋼板)と同等以上であり、Zn使用量を削減できるため、自動車鋼板においてGI材の代替材料としての使用が検討されている。自動車車体の溶接に広く使われる抵抗スポット溶接を用いたZnAlMgめっき鋼板の溶接性実験について結果を報告する。...

    DOI

  • AI 技術を活用したごみ焼却施設の長期的な安定操炉の実現

    伊瀬 顕史, 鉄谷 尚史, 西原 智佳子, 小貫 由樹雄, 本山 真史, 重政 祥子 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 34 (0), 349-, 2023

    ...<p>ごみ焼却発電施設はごみを衛生的に焼却処理しながら安定的に発電できるため、分散型エネルギー源の一つとして期待が高まっている。そこで、当社では、ごみ焼却発電施設のAI 技術を活用した制御技術の高度化の研究開発に取り組み、一定の成果を上げている。今回、AI 技術を改良し、直近数十分間の実際の燃焼画像から将来の燃焼画像を予測するモデルを新たに追加した。...

    DOI

  • 核―細胞質間分子輸送研究から創薬へ

    米田 悦啓 日本薬理学会年会要旨集 97 (0), 2-B-SL07-, 2023

    ...<p>真核細胞は、核と細胞質が核膜によって隔てられており、細胞が生きるためには、核膜に存在する核膜孔を通して、機能分子が核と細胞質間を効率よく正確に輸送されることが必須である。従って、その輸送の分子メカニズムを解明することは、様々な生命現象を理解する上で極めて重要であり、医学・薬学の発展にとって必須の研究テーマである。...

    DOI Web Site

  • 国内マスタープロトコル試験の実施に関する取り組みと課題

    上村 夕香理 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 44 (0), 1-C-S12-3-, 2023

    ...マスタープロトコルを用いた試験(マスタープロトコル試験)は、試験から得られる情報量を最大化することができ、また共通のインフラストラクチャをとおして効率的に試験を進めることもできるため、医薬品開発のスピードを上げることを可能とする。</p><p>例えば、COVID-19のようなパンデミックが発生した際にはマスタープロトコルを用いたプラットフォーム試験の実施が有用である。...

    DOI

  • 人肌の透過光表現リアルタイムレンダリングに関する研究

    高 峰, 阿部 雅樹, 渡辺 大地 画像電子学会研究会講演予稿 22.04 (0), 187-188, 2023

    ...であると言える.レンダリング効率を上げるために、多くのゲームでは肌の透過光効果を無視している.Pre-Integrated Skin Shading の方法に基づいて、より正確な人肌透過光表現を実現する手法を提案する.光と法線のなす角度と皮膚の厚さをパラメータとし、深度マップに基づく事前計算による透過光効果を LUT で保存してルックアップテーブルの色値を読み取り、そのまま照明計算の透過輝度として使用できるため...

    DOI

  • ウナギの遡上に適した魚道の底面素材の探索

    鬼束 幸樹, 宮川 智行, 中村 大地, 下江 海斗, 渡邊 杏咲 土木学会論文集 79 (27), n/a-, 2023

    ...以上のウナギについて,流量を変化させて底面素材の相違による遡上特性の変化を調査する必要がある.本研究ではウナギ用魚道の底面素材を上記の4種類に変化させるとともに流量を変化させ,ニホンウナギの遡上状況を比較した.その結果,ブラシ束を用いた場合は遡上率および遡上成功率が最低値を示した一方,円柱突起物を用いた場合は両率が高い値を示した.後者においては,ニホンウナギが遡上中に躯幹を円柱に巻き付けながら休憩できるため...

    DOI Web Site 参考文献33件

  • 社内毒性試験データベースの構築と利活用

    牟田 恭尭, 堀 浩一郎, 田中 優香, 山田 直人, 正田 俊之 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), P3-299-, 2023

    ...またデータベースに格納された毒性所見のアノテーション情報を利用することで同様の所見を示した化合物一覧を取得できるため,<i>in vitro</i>や<i>in silicoの</i>実験に用いる社内化合物セットの構築にも役立てられると考えられる。...

    DOI

ページトップへ