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検索結果 2,329 件

  • 実際に起こった天体の地球衝突とその被害状況

    高橋 典嗣 日本航空宇宙学会誌 72 (5), 149-155, 2024-05-05

    ...<p>地球は,46億年前に誕生してから現在に至るまで,天体衝突を繰り返しながら成長してきた.月の表面には,微惑星衝突や小惑星衝突などの天体衝突により形成されたクレーターが多数存在するが,地球にはアリゾナのバリンジャー隕石孔など100程度しか残っていない.これは,地球の地殻と上部マントルからなるプレートが誕生と消滅を繰り返してきたためで,天体衝突が月に比べて少なかったわけではない.地球史の中で生命大量絶滅...

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  • 新制度派組織論の視点からのステークホルダー資本主義への移行 : 制度的圧力からの考察

    田中, 敬幸 拓殖大学経営経理研究 (125) 1-14, 2024-03-25

    ...第二に,ステークホルダー資本主義がどのように議論されてきたのかをフィンクレター,企業の目的に関する声明,ダボスマニフェスト2020から整理することである。 上記の3つの動向について整理していくことで,ステークホルダー資本主義の概要を把握することを試みた。毎年公表されるフィンクレターについては,テキスト分析をすることでステークホルダー資本主義の概念がどのように変化してきているのかを考察した。...

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  • 化学療法を受けている膵がん患者の健康関連QOLの特徴と栄養指標・食の苦悩の実態との関連

    武田 洋子, 佐藤 和佳子 日本がん看護学会誌 38 (0), n/a-, 2024-03-19

    ...</p><p><b>結果</b>:FACT-Hepの平均は117.1±23.7であり,対象者の72.7〜78.9%が軽度以上の栄養障害を有していた.FACT-Hepの高低群の比較では,栄養指標に有意差はみられず,食の苦悩では「食べないといけないとわかっているが食べられない」(<i>p</i>=0.033),「食事を用意してくれた家族の思いに応えられない」(<i>p</i>=0.009)の割合がFACT-Hep...

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  • 私の座右の書(-思考の整理学-)

    辻 正治 日本電磁波エネルギー応用学会機関誌 9 (1), 27-29, 2024

    ...しかし20年ほど前に読んでみると、当時実験研究者として目前の研究目標を達成するため日々必死に試行錯誤を繰り返していた自分に、「知的創造や主体的に考える力を養うための様々な手段や方法」を提供してくれた貴重な書籍であった。...

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  • 0.2グラムの情報がひも解く進化の謎

    中川 僚子 日本科学技術ジャーナリスト会議 会報 2024 (110), 6-, 2024

    ...続いて「ゲノムが解明する人類史」と題して、ゲ ノム解析技術と成果を解説してくれた。以下、講話の骨子を報告する。</p>...

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  • 透析皮膚瘙痒症の実態について

    高橋 直子, 吉澤 拓 日本透析医学会雑誌 57 (3), 111-122, 2024

    ...,QOLに与える影響などについて実態を調査した.結果は,378名がかゆみを経験しており,そのうち20%を超える患者が中等度以上のかゆみを経験していた.中等度以上のかゆみを経験している患者の多くは,QOLへの悪影響を感じており,26.9%が未治療であった.かくれたかゆみ患者は21.7%存在していた.透析皮膚瘙痒症は,依然として多くの患者を悩ませており,医療従事者は適切な対処をすることが求められる....

    DOI Web Site 参考文献19件

  • 薬剤師免許を持つ基礎研究者を目指して

    田中 愛海 ファルマシア 60 (4), 339_1-339_1, 2024

    ...進学に際して不安があるなかで、長井記念薬学研究奨励による支援は、筆者の大学院生活に金銭的・精神的な余裕を与えてくれた。これにより、幼いころからの憧れであった研究者を目指し、研究に打ち込むことができた。今後も熱心に研究に取り組み、薬剤師の多様な活躍を担う世代となっていきたい。...

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  • 沖縄戦の石及び沖縄戦の弾痕

    仲座 栄三, 菅沼 匠人 沖縄科学防災環境学会論文集 (Coastal Eng.) 9 (1), 1-7, 2024

    ...させられたものと考えられてきた.そのため,これらの岩塊は“台風石”とも呼ばれている.本論は,これらリーフ上の巨大な岩塊が,台風によって発生したものではなく,1945年の沖縄戦の艦砲射撃による砲弾の炸裂によってサンゴ礁が破壊されて発生したものであることを見出している.巨大な岩塊は,サンゴ礁上のみではなく,汀線背後の海岸断崖付近にも数多く存在している.サンゴ礁のリーフ上には弾痕を示す直径数十メートルにも達するクレーター...

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  • 内観に包含される両価的機能

    橋本 章子 内観研究 29 (1), 43-52, 2023-09-01

    ...内観という精神療法を自分で受けると決断できた感動や、自分の代わりに親が内観に行ってくれた喜びが、囚われていた苦しさの解消と、自由な意志で行動できる力を回復させた。主体的に内観に臨むことや、愛着にまつわる情動体験の修正が身動き不能状態からの脱却と、症状改善を後押しする力となっていた。症状の改善に向き合うことは、家族関係の新たな一歩を踏み出す好機になったとも考えられた。</p>...

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  • 腎機能障害のため造影CTによる診断が遅れたが,最終的に救命し得た急性上腸間膜動脈閉塞症の1例

    岡本 雲平, 北川 博之, 横田 啓一郎, 宇都宮 正人, 並川 努, 瀬尾 智 日本腹部救急医学会雑誌 43 (5), 923-926, 2023-07-31

    <p>症例は慢性腎障害と心房細動を基礎疾患にもつ79歳,女性。急激な腹痛を主訴に当院へ救急搬送された。腎機能障害のため造影剤は使用せず,腹部単純CT検査で総胆管結石症と診断されて入院となった。翌朝,意識障害と腹痛の増悪を認め,腹部単純CTで腸壊死が疑われた。造影剤腎症予防のため重炭酸ナトリウム液投与下に造影CT検査を施行したところ,上腸間膜動脈の血栓閉塞と同部支配領域小腸の造影不良を認め,急性上…

    DOI Web Site 医中誌

  • 自在化身体プロジェクト:編集にあたって/概要

    五十嵐 悠紀, 稲見 昌彦 情報処理 64 (6), 266-269, 2023-05-15

    ...五十嵐編集長からの依頼を受けて,「稲見自在化身体プロジェクト」の概要を5本の論文にまとめました.私が前任の会誌編集長だったころには,特定プロジェクトを特集で取り上げることはありませんでしたが,自分自身で大規模プロジェクトを始めるにあたって,やはり参考になったのは先人が残してくれた記録です.我々の経験や成果を1カ所にまとめて報告することで,これからプロジェクトを計画・推進される方々のお役に立てれば幸いです...

    DOI 情報処理学会

  • 昏睡状態の隠れた意識 : 「対話」で目覚めた患者

    J. クラーセン, B. L. エドロウ 日経サイエンス 53 (4), 88-93, 2023-04

    医療チームは病床のマズルケビッチ(Maria Mazurkevich)を囲んで彼女を注視したが,何の反応もなかった。30歳のマズルケビッチは7月のうだるように暑い日にコロンビア大学附属ニューヨーク・プレスビテリアン病院に運び込まれた。

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  • ゼミ活動としてのオペレッタ公演の実践 ~表現活動を通して得られる学生自身の学びに焦点を当てて~

    阿部, 真子 関西福祉大学研究紀要 26 97-105, 2023-03-31

    ...その結果,学生たちにとって「大変だったからこそ頑張って,みんなで一つのものを作り上げた」という達成感は,「子どもたちが楽しんでくれた」という手ごたえを感じることで倍増し,最終的に「楽しかった」という本人たちの満足度に結びつくことが分かった.また,それは決してもともと友達同士の仲間だからこそ得られる満足ではなく,「名前も知らなかった人」と一緒に,時間的にも精神的にも追い込まれる中でコミュニケーションを...

    機関リポジトリ

  • KeMCoが生み出す教育環境:SDGsワークショップの実践を通して

    松本 守 The KeMCo Review 1 (0), 159-172, 2023-03-31

    ...こうした活動でも、多世代の参加者による対話と共話が、価値観の転換に向けた気づきを与えてくれた。 本稿では、KeMCoが創出した「空き地」が、持続可能な学びを生み出し、それを実践する教育環境となる事例を報告する。...

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  • 隠れた香港の詩境を求める

    陳 智徳, 呉 穎濤 アジア太平洋論叢 25 (1), 55-65, 2023-03-31

    The 1950s were an era of change, transition and dispersion. How did Hong Kong poets find their own literary purity in the amidst of the fluidity of such a transitional period? This article is part …

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  • 女性のサステイナブルな働き方に必要なものは何か

    辻 奈津子 産業精神保健 31 (1), 25-29, 2023-03-30

    ...Empathy(エンパシー)をもって話を聞いてくれたことでした.サステイナブルに働き続けるためには,バランスの取れた食事,十分な睡眠,適度な運動による体調管理はもちろんのこと,様々な制度,仕事に直接関わる方々の理解,家事育児支援サービス,家族の協力,テクノロジーの活用は必要不可欠ですが,周囲の方々の気持ちや言動も大きな要因だと考えます....

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  • 低学年児童の「生活意慾と道徳性」 : 石橋勝治の戦前岩手・大船渡校時代の所論から

    土屋 直人 岩手大学大学院教育学研究科研究年報 7 135-150, 2023-03-28

    ...石橋は、「形式化された、抽象概念化された徳目をたゝ與へんとする事の不合理さ」に論及しつつ、「果して一年児の道徳性を、ふくよかに育てゝくれるものは何であらうかと内面を探る必要」を指摘し、実践の事実から、「動かなかつた『タダイマ』の教材と、心の自らに動いた『ヒカウキ』の教材」の違いを述べ、「ヒカウキ」の教材の方が「より子供さを殺さないで、子供の眞の心姿を培養してくれた」と記していた。...

    DOI 機関リポジトリ

  • 地球と火星に見られる球状鉄コンクリーションの産状と成因

    長谷川 精, 吉田 英一, 城野 信一 地質学雑誌 129 (1), 199-221, 2023-03-28

    ...コンクリーションは,地球だけではなく火星の地層でも見られる.本稿では,地球や火星の鉄コンクリーションの産状や元素組成とその成因について,提示されている証拠や仮説を網羅的に紹介した.ユタ州やモンゴルの証拠に基づき,鉄コンクリーションはカルサイトコンクリーションが先駆物質であり,地層中に浸透した鉄分に富む酸性流体との中和反応により形成されたことが示された.さらにメリディアニ平原の鉄小球(ブルーベリー)とゲールクレーター...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献133件

  • 低重力下での高速度クレーター形成実験

    木内, 真人, 岡本, 尚也, 長足, 友哉, 山口, 祐香理, 長谷川, 直, 中村, 昭子, KIUCHI, Masato, OKAMOTO, Takaya, NAGAASHI, Yuuya, YAMAGUCHI, Yukari, HASEGAWA, Sunao, NAKAMURA, Akiko 令和4 年度宇宙科学に関する室内実験シンポジウム講演集 = Proceedings of 2023 Symposium on Laboratory Experiment for Space Science 2023-03

    令和4年度宇宙科学に関する室内実験シンポジウム(2023年3月6日-7日. オンライン開催)

    機関リポジトリ

  • 救命救急センターにおける再入院高齢患者への看護実践の成り立ち

    西村 ユミ, 前田 泰樹 保健医療社会学論集 33 (2), 70-80, 2023-01-31

    ...このやり取りは、患者の前回入院時の状態を覚えていた看護師が「救急外来に患者の状態を見に行く」ことで、患者もその看護師を「覚えててくれた」ことが確認できたことを介して成り立っていた。「みんなで患者を囲みともに話をする」実践は、看護師が人工呼吸器のアラーム音に応じたことから連なる複数の出来事の中で、看護師同士の申し送りへと患者を導き入れることによって成り立っていた。...

    DOI Web Site 医中誌

  • 背中を押してくれた長井記念薬学研究奨励支援事業

    林 滉一朗 ファルマシア 59 (2), 147_1-147_1, 2023

    私は、専門性を究め「何者か」になるために博士課程への進学を志した。寝食を忘れ実験に没頭し、最初こそ「与えられた」テーマだったものが、気づけば自分の分身のような存在になった。博士課程で最も鍛えられたのは「専門性」と「研究を文章で表現する力」である。私は、長井記念薬学研究奨励支援事業の採択決定を通じて、自己の研究に対して自信をもって取り組むことができ、博士号取得に至った。

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  • COVID-19と臨床薬理学と私

    寺田(平嶋) 純子 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 44 (0), 3-C-S43-3-, 2023

    ...その時に同期がくれた「臨床試験の支援なんて、雑用係の"花形"だよ」というポジティブな言葉に心を射抜かれて、研究支援を主体的に支援できればもっと楽しく仕事ができるのではないか、臨床試験の専門家になってみたい、という気持ちで、私は臨床薬理学の扉を叩いた。...

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  • 臨床実習指導者評価から考える当院の臨床実習の在り方

    松田 莉苑, 臼元 勇次郎 九州理学療法士学術大会誌 2023 (0), 101-, 2023

    ...(p<0.01)</p><p>【考察・まとめ】 「教育態度」の項目には、「指導者は学生を理解し尊重してくれたか?」、「学生が質問しやすい雰囲気であったか?」「積極的に臨床行為をさせてくれたか?」の質問項目が含まれている。...

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  • 二段回転電場質量分離技術を用いた一次イオンビーム形成に関する研究

    野島 雅 Journal of Surface Analysis 30 (2), 89-97, 2023

    ...イオンビームが質量ごとに空間分離し,目的とするイオンが光軸に回帰することで集束することを明らかにすることを目標とした.まず,GaおよびAuGe液体金属イオン源(LMIS)を搭載した集束イオンビーム(FIB)鏡筒をREF-MSチャンバに接続し,同位体及び元素分離能を評価した.さらにFIB鏡筒に真空エレクトロスプレーイオン(ESI)源を導入し,質量選択またはクラスターサイズ選択されたイオンビームによる微小クレータ...

    DOI Web Site 参考文献15件

  • CRISPR-Cas9システムを用いた新規Aβ産生制御因子の同定と解析

    富澤 郁美, 邱 詠玟, 堀 由起子, 富田 泰輔 日本薬理学雑誌 158 (1), 21-25, 2023

    ...<p>アルツハイマー病(AD)の発症機構を理解する上で,AD発症原因分子であるアミロイドβペプチド(Aβ)の産生機序を理解することは重要である.Aβは,アミロイド前駆体タンパク質(APP)がβ-セクレターゼとγ-セクレターゼによって段階的に切断されることで産生されるが,その詳細な制御機構は未だ明らかではない.そこで我々は,Aβ産生に関わる制御因子を同定するためにCRISPR-Cas9システムを用いた...

    DOI Web Site 参考文献39件

  • 物件探しから考察する災害リスク調査

    石橋 生 日本地理学会発表要旨集 2023s (0), 150-, 2023

    ...当初,地理総合を学習する高1や高2向けの学習として考案したが,受験勉強のモチベーションを高めることを目的に高3で実施したところ,興味を持って積極的に取り組んでくれた。...

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  • 『フェミニスト・シティ』を読む(1)

    関村 オリエ, 熊谷 圭知, 久木元 美琴 日本地理学会発表要旨集 2023s (0), 305-, 2023

    ...「都市のまったく新しい姿に触れること,自分たちの限界を試すこと,そして街は時に自分たちの味方をしてくれるという感覚…都市で自由になることが可能だと私たちに教えてくれたのは友情だった」(カーン2022:90) </p><p><u>3....

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  • 転がり軸受の電食対策における軸電圧測定

    小西 悠太 紙パ技協誌 77 (4), 314-317, 2023

    ...<br>軸受放電は,軸受内外輪の軌道面や転動体にはEDMピット(微少クレータ)と呼ばれる直径数µmの放電痕を発生させ,電流によって潤滑も熱劣化する。<br>オシロスコープを用いて軸電圧波形を測定すると,潤滑劣化を助長する軸受放電を確認することができる。...

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  • 雑談対話システムにおける伝聞体験を根拠とした共感発話の効果

    成松 宏美, 杉山 弘晃, 水上 雅博, 有本 庸浩 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2023 (0), 3O1OS2c03-3O1OS2c03, 2023

    ...<p>テキストベースの雑談対話システムの応答性能向上に伴い,対話システムの共感スキルに期待が高まっている.共感スキルに着目した近年の雑談対話システムの研究では,人同士で行われた大量の会話を用いて深層学習モデルを学習する手法が主流であり,具体的にどのような発話がユーザの"共感してくれた"という印象を向上できるかは明確ではない.本研究では,対話システムが共感を行う際に重要とされている,"システム自身を体験可能...

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  • 家族と振り返る脳死下臓器提供~ドナー家族のICUケア満足度~

    高橋 恵, 関 一馬, 上村 由似, 沼野井 翔太, 君嶋 東, 埜本 達哉, 加藤 美里, 松田 秀一, 椿 美智博, 田村 智 移植 58 (Supplement), s283_1-s283_1, 2023

    ...2.終末期の情報提供:医療者は悲嘆の渦中の家族へ臓器提供の選択肢を話すことに躊躇したが、提供3年後、家族は、医療者からの説明を「包み隠さず説明され、質問に逃さず向き合ってくれた」と話し、「とても満足」と評価した。[結論]脳死下臓器提供のケアや情報提供は、医療者にとって葛藤を伴う。...

    DOI 医中誌

  • 総説 嗅神経性嗅覚障害診断と嗅覚再生医療の展望

    志賀 英明, 石倉 友子, 三輪 高喜 日本味と匂学会誌 30 (1), 07-13, 2023

    ...嗅細胞軸索の画像評価を可能とした新規核医学画像検査“オルファクトシンチグラフィ”はこれまで未解明であった嗅覚障害の病態理解を大いに助け、新たな治療法展開への契機をもたらしてくれた。オルファクトシンチグラフィの嗅神経性嗅覚障害診断への展開と脂肪幹細胞点鼻療法の基礎研究について解説する。...

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  • 当院OLS運動器ケアチームによる骨粗鬆症病棟回診の効果

    谷川 英徳, 武田 勇樹, 野本 聡, 林 綾野, 竹内 知恵, 江口 裕三 臨床リウマチ 35 (2), 108-113, 2023

    ...</p><p>【考察】骨粗鬆症回診によって,それまで見逃されていた続発性骨粗鬆症に対して治療を行うことができた.回診を続けていくうちに,病棟の看護師や薬剤師からの依頼が増加し,最後は骨粗鬆症に興味を持った内科医師がチームに加入してくれた.本取り組みにより,骨粗鬆症の見逃しを防ぐことができると同時に,医師やメディカルスタッフの骨粗鬆症に対する認知度が上昇したと考える....

    DOI 医中誌

  • 南半球の海洋堆積物に記録された白亜紀-古第三紀境界のオスミウム同位体比変動とその化学層序学的意義

    黒田 潤一郎, 太田 映, 石川 晃, 鈴木 勝彦, Tejada Maria L.G., 大河内 直彦 日本地球化学会年会要旨集 70 (0), 98-, 2023

    ...<p>白亜紀-古第三紀境界(K-Pg境界; 66.0 Ma)は,地球史上最も顕著な生物大量絶滅イベントの一つに数えられる.メキシコ・ユカタン半島に巨大クレーターを作った天体衝突が大量絶滅の第一要因とされている.一方,インド大陸では白亜紀末から暁新世にかけて広大な洪水玄武岩(デカントラップ)が形成された.この洪水玄武岩体の噴火によっても地球温暖化が引き起こされたことが判明している.洪水玄武岩と天体衝突...

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  • 高強度鋼板のレーザ溶接割れに及ぼす亜鉛めっきの影響

    芦田 肇, 富士本 博紀 溶接学会全国大会講演概要 2023f (0), 66-67, 2023

    ...高強度薄鋼板のレーザ溶接では、レーザ溶接終端部のクレータを起点として、溶接線に沿って低温割れが発生するケースが報告されている。前報では、高強度鋼板レーザ溶接部の低温割れに及ぼす鋼板の機械的強度や炭素量の影響を報告した。本報告では、電気亜鉛めっきした試作鋼板を用いて、レーザ溶接部の低温割れ感受性に及ぼす亜鉛めっきの影響を調査した結果を報告する。...

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  • 私の臨床薬理学会入会の背景と今後への期待

    本田 文香 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 44 (0), 3-C-S43-4-, 2023

    ...それを気づかせてくれたのは、さまざまな場における男女共同参画やダイバーシティなどの取り組みの増加ではないかと思う。ロールモデルとなるような諸先輩方の多様なキャリアを知ることで、驚いたり、一方で共感したり、励まされたりしながら、現在進行形で自分の道を模索中である。</p>...

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  • チチュルブクレーター内の古第三紀石灰岩中に記録されたオスミウム同位体比変動

    佐藤 峰南, 石川 晃, Lowery Christopher, Gulick Sean, Morgan Joanna 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 177-, 2023

    ...<p>約6600万年前の白亜紀-古第三紀(K-Pg)境界における巨大天体衝突イベントは,メキシコ・ユカタン半島沖に直径約200 kmのChicxulubクレーターを形成した(Gulick et al., 2008).衝突した小惑星物質に含まれていたオスミウムが海洋中に放出されたことにより,衝突直後の約20万年間に堆積した遠洋性石灰岩中には負のオスミウム同位体異常(<sup>187</sup>Os/<...

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  • 大動脈疾患に挑んだ35年。小樽4年、大学15年、そして函館での16年。

    森下 清文 道南医学会ジャーナル 6 (1), 1-8, 2023

    ...しかも当施設での大動脈治療の臨床に加わりたいと全国から6名の仲間がやってきてくれたことも私にとっては大きな喜びとなりました。現在、ステントグラフト治療はその早期成績はかなり満足できるところまでたどり着けましたが、遠隔成績はまだまだです。5年目までは良いのですが、10年は持たない。ここが今後の解決すべき大きな問題でしょう。小樽時代から始まった私の大動脈瘤治療の経験は3,000例を超えました。...

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  • 高強度鋼板のレーザ溶接割れに及ぼす鋼板の炭素量の影響

    芦田 肇, 富士本 博紀 溶接学会全国大会講演概要 2023s (0), 68-69, 2023

    ...自動車車体などへの高強度鋼板の適用は増加しつつあり、レーザ溶接が適用されるケースも増加しているが、レーザ溶接終端部のクレータを起点として、溶接線に沿って低温割れが発生するケースが報告されている。前報では、レーザ溶接部の低温割れ感受性に及ぼす鋼板の機械的特性と溶接金属硬さの影響を報告した。本報では、炭素量が0.45%以上のラボ試作材を用いて、低温割れ感受性の評価を行った結果を報告する。...

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  • クレータ型新波動ブラックホールのFEM制振解析

    山口 誉夫, 清水 冬唯, 神尾 ちひろ, 田中 智大 設計工学・システム部門講演会講演論文集 2023.33 (0), 1207-, 2023

    <p>This paper deals with vibration damping analysis using finite element method with Model Strain Energy Method for flat plates having new type acoustic black holes. The new black holes have shapes …

    DOI Web Site

  • 肝移植の魅力と課題

    筒井 由梨子, 伊藤 心二, 戸島 剛男, 吉屋 匠平, 別城 悠樹, 泉 琢磨, 伊勢田 憲史, 利田 賢哉, 中山 湧貴, 石川 琢磨, 吉住 朋晴 移植 58 (Supplement), s218_1-s218_1, 2023

    ...生体肝移植はドナーとなる家族が、そして脳死肝移植も提供を決意してくれたドナーやその家族がいてこそ成り立つ医療である。そのため、患者本人だけでなく、その家族とも深く関わる機会も多く、患者の回復には家族の支えが不可欠であることを痛感する。だからこそ、死を目前にしていた患者が、笑顔で家族と退院した時の感動が、肝移植の一番の魅力ではないかと思う。...

    DOI 医中誌

  • 月食画像から月の大きさを推定する

    岐阜県立加茂高等学校 自然科学部 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 520-, 2023

    ...他に,クレーターや月の海によって地球の影の輪郭が滑らかな曲線とならないことも誤差を生じる原因となっている.また,撮影の露出時間によっては,地球の大気によって屈折した光が本影部分にあたっている部分まで写っていて本影との境界が分かりにくくなることも誤差を生じる.キーワード  月食 月の半径 画像処理ソフト 表計算ソフト ポスタライズ 食分</p>...

    DOI

  • 自伝として読む『ポール・ヴァレリー現代への遺言』

    れいのるず秋葉 かつえ ことば 43 (0), 198-213, 2022-12-31

    ...それに答えてくれたのがヴァレリーの存在だった。帰国40年後ふとしたことからパリが懐かしくなり、職を辞してパリへ移り住んだ。そこで書いたのがこの自伝的作品である。...

    DOI

  • 日本にスタジオドラゴンのような会社はできないのか

    日経ニューメディア = Nikkei new media (1822) 6-7, 2022-10-26

    ...「トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜」「ミスター・サンシャイン」「愛の不時着」と秀逸なドラマを作り続けるスタジオドラゴンは、まだ設立7年という韓国の制作会社である。Netflixが「愛の不時着」を日本に持ち込んだようなものだが、第二の韓国ドラマブーム…...

    日経BP Web Site

  • 2.自己炎症性疾患としての化膿性汗腺炎

    乃村 俊史 日本皮膚科学会雑誌 132 (11), 2495-2500, 2022-10-20

    ...中心に炎症性結節や囊腫,排膿,瘢痕,瘻孔を繰り返す難治性皮膚疾患であり,かつて本邦では慢性膿皮症と呼称されていた.診断には,好発部位での皮疹出現と慢性再発性の経過が重要であるが,未だ本症についての医師の疾患理解は十分とは言えず,診断と治療の遅れが本症の難治例の多さに繋がっている可能性がある.本症は,かつてはアポクリン汗腺を主座とする細菌感染症のひとつと考えられていたが,2010年に一部の患者にγセクレターゼ...

    DOI

  • 《提携団体推薦論文》日立ITユーザ会論文:プロセスマイニングの実践による成果と成功のポイント

    吉田 浩美, 渡邉 芳雄, 中島 泰男 情報処理 63 (11), d119-d137, 2022-10-15

    ...プロセスマイニングの導入とこれを活用した価値の創出に取り組んできた.本稿では,当社のプロセスマイニング導入方針,現場改善力強化を目指したエンジニア育成,これまでの業務プロセス分析・改善プロジェクトの状況や具体的な進め方,そこから得られた成果と成功のポイント,そして今後の取り組みについて紹介する.プロセスマイニングによるデジタルツインの実現は,データドリブンな改革の指向と可能性の追求が間違っていなかったと確信させてくれた...

    DOI 情報処理学会

  • 日本の教育におけるジェンダー平等の過去・現在・未来

    木村 涼子 学術の動向 27 (10), 10_68-10_75, 2022-10-01

    <p> 21世紀の現在においても、日本における就学経路上のジェンダー格差は、特に高等教育段階において存在している。なにゆえ、こうした格差が存在するのか、そして、いかにすれば格差は解消できるのか。この問いの答えは、中等教育段階に着目することで見えてくる。現代日本において、中等教育段階が、性別の社会化が進展する重要な教育段階であることを考えるために、私たちを「今」に連れてきた教育の歴史をジェンダーの…

    DOI Web Site

  • 論文投稿から掲載までの過程にある楽しみな瞬間

    竹田 里江 作業療法 41 (4), 389-389, 2022-08-15

    ...目は,アクセプトされたこと自体であり,「掲載可」「accept」の文字を見ると思わずガッツポーズが出て,それまでの苦労も一気に吹き飛んだ.ただし,この喜びは一過性であり,予想よりもすぐに収まり,淡々と「次も頑張ろう」と冷静になる自分がいるのも興味深かった.三つ目は,原稿が論文のかたちに段組みされ,校正の段階になった際,体裁が整っていない部分,言い回しや文章に違和感がある部分に校正者が赤ペンを入れてくれた...

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  • Developing a hospital contact training tool for emergency medical technicians and verifying its effectiveness

    竹井 豊, 米田 宏希, 松林 大司, 長谷川 恵, 安達 哲浩, 外山 元, 西 大樹, 大松 健太郎 蘇生 41 (1), 31-37, 2022-06-30

    ...【結果】本アプリケーションの使用では,「伝達スキル」よりも「知識」の修得により高い効果を感じ,ファシリテーターが「フィードバックしてくれたこと」や「I-SBAR-CやMISTなどの順序で伝えるトレーニングを繰り返したこと」が,病院連絡に関する伝達スキルの向上に高い影響を与えたと感じた被験者が多い傾向を示した。【結論】本トレーニングツールは,被験者の学習意欲に一定の影響を与えたものと考えられる。...

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  • 研究の公表責任

    佐々木 努 作業療法 41 (3), 265-265, 2022-06-15

    ...2021年度から「作業療法」の編集委員を務めさせて頂いている.私の論文が初めて「作業療法」に掲載されたのは17年前,私が作業療法士になって3年目だった.論文指導をしてくれた恩師の手を握り,振り回し,喜びを表現したことを鮮明に覚えている.当時の「作業療法」の状況は詳しくないが,ここ数年の「作業療法」への投稿論文数の増加は,作業療法士の論文執筆活動の高まりを一部には示していると思う.もちろん,作業療法士数...

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  • ヴァイオリン合奏における奏者間のリード関係と自己・他者評価の関連

    板垣 寧々, 谷貝 祐介, 古山 宣洋 生態心理学研究 14 (1), 173-181, 2022-05-01

    ...グレンジャー因果性分析を用いて定量化し,奏者による実験時の自己の演奏/相手の演奏に対する満足度,相手の演奏の好ましさ,好きな演奏と相手の演奏の類似度に関する回答結果と関連づけて考察した.その結果,奏者による自己の演奏に対する満足度の評価は奏者によって異なるが,相手の演奏に対する満足度は概ね高く評価することが明らかになった.また,相手の演奏の好ましさは,奏者自身が好きな演奏と類似しているかどうかより,合わせてくれたといった...

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  • 「活力ある学校経営」の在り方についての一考察 Vol. 2 ―活力ある学校の条件「同僚性の追求」―

    月井 順一 共愛学園前橋国際大学論集 = Kyoai Gakuen University Journal 22 57-76, 2022-03-31

    ...先生方が「同僚性」の研究内容について強い興味関心を抱いてくれたのである。先生方が教育を良くするために、学校を活性化するために何が大切かを真剣に考えている様子をこの講習会で改めて感じた。学校現場では山積する課題解決のために努力を重ねている。新型コロナに細心の注意を払いながら、「働き方改革」「ギガスクール構想」「地域コミュニティー構想」等の教育改革政策にも対応しているという格闘の毎日である。...

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • アスペルガー症候群のある児童の父親に対する意識の変容を目指した支援の検討

    田中 忠 自閉症スペクトラム研究 19 (2), 35-41, 2022-02-28

    ...父親が主語として記述されたものの内訳として、①父親がどこかに連れて行ってくれた行為、②父親が自分のために何かをしてくれた行為、③父親が物を買ってくれた行為についての大きく3種類に分けられた。感謝の記録帳への記述を毎日続けていくことで、自分のために父親が何らかの行動をしてくれていることに気づくことができた。...

    DOI Web Site 医中誌

  • ラブルパイル⼩惑星模擬層のクレーター形成実験

    保井, みなみ, ⼭本, 裕也, 柿⽊, 玲亜, 横⽥, 優作, ⼤川, 初⾳, 荒川, 政彦, ⻑⾕川, 直, YASUI, Minami, YAMAMOTO, Yuya, KAKINOKI, Reia, YOKOTA, Yusaku, OKAWA, Hatsune, ARAKAWA, Masahiko, HAWGAWA, Sunao 令和3年度宇宙科学に関する室内実験シンポジウム 講演集 = Proceedings of 2022 Symposium on Laboratory Experiment for Space Science 2022-02

    令和3年度宇宙科学に関する室内実験シンポジウム(2022年2月28日-3月1日. オンライン開催)

    機関リポジトリ

  • 微小重力下での高速度衝突クレーター形成実験Ⅲ

    木内, 真人, 岡本, 尚也, 長足, 友哉, 長谷川, 直, 中村, 昭子, KIUCHI, Masato, OKAMOTO, Takaya, NAGAASHI, Tomoya, HASEGAWA, Sunao, NAKAMURA, Akiko 令和3年度宇宙科学に関する室内実験シンポジウム 講演集 = Proceedings of 2022 Symposium on Laboratory Experiment for Space Science 2022-02

    令和3年度宇宙科学に関する室内実験シンポジウム(2022年2月28日-3月1日. オンライン開催)

    機関リポジトリ

  • 理想的な硬膜外針とHanging drop法用器具

    小坂 義弘 日本臨床麻酔学会誌 42 (1), 71-78, 2022-01-15

    ...硬膜外麻酔による合併症を減らすためには,安全・確実にhanging drop法ができるディスポーザブル硬膜外針を作る必要性を強く感じた.そこで,いろいろなディスポーザブル硬膜外針の針先の形状等の調査と水滴吸引試験を施行してみた.針基にアルミホイルを装填すると,水滴の吸引が明瞭になることがわかったので,日本の針の製作業者に針基の改造を相談したところ,hanging drop 法用の小さな金属ピンを作成してくれた...

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 岡本さんから学んだこと

    杉山 順一 日本電磁波エネルギー応用学会機関誌 7 (2), 18-18, 2022

    ...合成化学しかしてこなかった私に、「電界は0次ベッセル関数、磁界は1次ベッセル関数なんですよ」「マクスウェルの方程式のこれはベクトル演算子です」「損失式は複素数で表されますね」「導波管で穴を開けて良いのは表面電流の方向だけです」と、原理を教えてくれた。電磁気学の基礎と実用をとてもよくご存じであり、そして教え方も要を得た方だった。...

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  • メチル水銀の胎児影響

    坂本 峰至 日本毒性学会学術年会 49.1 (0), SL-, 2022

    ...胎児性患者の母親が話す「子どもが毒を吸い取ってくれたから自分は無事であった」という言葉が印象に残った。</p><p> 私が国立水俣病研究センター(現、国立水俣病総合研究センター)で研究を始めた当時、WHOが発行した「環境保健クライテリア101メチル水銀(1990)」は、特にメチル水銀の胎児影響についての研究が必要であると勧告していた。...

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  • 高強度鋼板のレーザ溶接割れに及ぼす影響因子の検討

    芦田 肇, 富士本 博紀 溶接学会全国大会講演概要 2022f (0), 26-27, 2022

    ...自動車車体などへの高強度鋼板の適用は増加しつつあり、レーザ溶接が適用されるケースも増加している.そのレーザ溶接部では,終端部のクレータを起点として溶接線に沿って低温割れが発生するケースがあることが報告されている.本報では,機械的特性を作り分けたラボ試作材を用いて,低温割れ感受性の評価を行った結果を報告する....

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  • 競技選手における日常での草履サンダル着用の効果について

    宮口 和義 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 72 (0), 298-, 2022

    ...特に愛用してくれた選手の場合、浮き趾がかなり改善され、足圧中心が5.49cm前方に変位していた。以上のことから、日常での草履サンダル着用は競技選手の立位時の足圧分布(重心位置)を改善する上で有効であることがわかった。</p>...

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  • 日本の内水面における年少期の釣り経験

    増田 賢嗣, 中村 智幸, 関根 信太郎, 松田 圭史 水産増殖 70 (2), 141-148, 2022

    ...最もよく釣りに一緒に行った人および釣りを教えてくれた人は,いずれも年少者同士が大半を占めた。以上のことから,年少期における内水面の釣りの導入部としては餌釣りによるコイ科魚類の釣りが実態に即していること,内水面の釣りの普及のためには年少者同士で釣りに行ける環境を整備することが重要であると考えられた。</p>...

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  • クレータ割れ発生に関する力学的検討

    前田 新太郎, 幅田 真史, 王聞達, 生島 一樹, 柴原 正和 溶接学会全国大会講演概要 2022f (0), 244-245, 2022

    ...クレータ割れは,凝固割れの一種であり,アーク溶接が終了し,溶融金属の補給がなくなるタイミングで,周囲の拘束や凝固収縮が原因となって発生する溶接欠陥である.本研究では,FEM熱弾塑性解析を用いた高温割れ解析により,溶接諸条件や部材形状,残留応力などの力学的因子が,クレータ割れの発生に及ぼす影響について検討する....

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  • 日本の大学教育におけるサービス・ラーニングが受入団体に及ぼす影響に関する研究

    武田 直樹 日本福祉教育・ボランティア学習学会研究紀要 39 (0), 129-140, 2022

    ...これまでこの SL による影響は、学生の成長を評価する事に主眼を置かれがちであったが、本稿では、学生を受入てくれた地域の受入団体への影響に着目する。特に筆者がほぼ開始当初から14年間に亘り関わってきた筑波学院大学15年アンケートでの受入団体からの回答結果から浮き彫りになった現状と課題を整理する。...

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  • はやぶさ2によるC型小惑星サンプルリターンの完遂 -その飛行概要と成果

    津田 雄一, 吉川 真, 佐伯 孝尚, 三桝 裕也, 中澤 暁, 渡邊 誠一郎 日本地球化学会年会要旨集 69 (0), 101-, 2022

    ...<p>小惑星探査機はやぶさ2は,2014年12月に地球を出発し,2018年6月~2019年11月の17か月間,人類未踏の天体「リュウグウ」を探査し,2020年12月に地球帰還を果たした.小惑星近傍運用では,遠隔観測による充実した科学データを取得し,2地点への着陸・サンプル採取,3基の着陸機/ローバーの地表移動探査,直径18mの人工クレーターの生成,3物体の小惑星周回軌道投入等,難易度の高い様々な運用...

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  • 放射光X 線を利用したFe-Mn-Si 系合金のビード部における溶接凝固現象の解明

    柳樂 知也, 中村 照美, 吉中 奎貴, 澤口 孝宏, 青木 祥宏, 山下 享介, 藤井 英俊 溶接学会全国大会講演概要 2022f (0), 198-199, 2022

    ...これまでに放射光X線イメージングおよびX線回折を併用したその場観察により、TIG溶接のクレータ部において、凝固モードや凝固割れの発生挙動について明らかにしてきた。本研究では、熱源が移動するビード部におけるその場観察手法を開発し、溶接凝固現象について調査を行う。...

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  • 念願の福井県年縞博物館を見学

    佐藤 年緒 日本科学技術ジャーナリスト会議 会報 2022 (105), 8-, 2022

    ...同館の特別館長で福井県文化交流顧問も務める山根氏が、コロナの状況をにらみながら時期を定め、10月11日から2日間、現地を案内してくれた。白川英樹先生をはじめ会員9人(同行者含めると12人)が参加し、古気候や考古学の最新の見せ方を堪能した。</p>...

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  • 第18回 楽しい研究生活

    金澤 秀子 ファルマシア 58 (12), 1146-1147, 2022

    ...漠然と研究者を目指して,学部卒業後に研究所に就職したが,研究者としての能力不足を痛感し,退職して30歳で大学院へ入学し,博士の学位を取得したのは35歳の時だった.特別研究員(PD)として在籍した工学部でのポリマーとの出会いが『温度応答性クロマトグラフィー』の開発に繋がった.大学院で学んだことが基礎となり,研究論文や国際学会がチャンスをくれた.振り返ると学生達と過ごした大学教員としての研究生活は楽しい...

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  • 多発外傷において診断が遅れた外傷性内頚動脈海綿静脈洞瘻の合併例

    小林 智行, 新田 翔, 長谷川 佳奈, 佐藤 聖子, 白井 邦博 NEUROSURGICAL EMERGENCY 27 (2), 130-136, 2022

    <p> 重症頭部外傷による脳血管損傷に続発し,内頚動脈瘤や解離,内頚動脈海綿静脈洞瘦(carotid‒cavernous fistula: CCF)などが発生することはよく知られている.これらに対する脳血管内治療の有効性は高く,確実な治療が可能であるため早期の診断が重要である.我々は多発外傷における外傷性CCFの合併および自然治癒例で,体幹部外傷の治療を優先する必要があり,外傷性くも膜下出血の存…

    DOI Web Site 医中誌

  • 地域を知る

    中村 香代子 文化人類学研究 23 (0), 24-38, 2022

    ...このような地域との向き合い方を可能にしてくれたのは、自分にとっての当たり前を問い直し、自らの立場や在り方を相対化するという、学生時代に学んだ人類学の視点であった。そして、暮らしの場である地域だからこそ、医師自身の中にも生活者としての自覚が芽生え、自身の視点を問い直す姿勢を養うことができる、これこそが地域医療の魅力ではないかと考えるようになった。...

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  • くれたカリキュラム、習慣、ジェンダー

    虎岩 朋加 教育学研究 89 (4), 579-589, 2022

    ...「かくれたカリキュラム」研究は、教室の中でセクシズムが伝えられていることを明らかにした。プラグマティズムの「習慣」概念は、セクシズムの克服のプロセスについて私たちの理解をさらに深めることに貢献する。</p>...

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  • 知覚と感性の包括的理解 アイステ−シスの実証研究

    三浦 佳世, 仲 真紀子 日本心理学会大会発表論文集 86 (0), ITL-004-ITL-004, 2022

    ...</p><p>背中を押してくれたのは,「アイステーシス(aisthesis)」という古代ギリシャ語であった。感覚から感情までを含む「知覚」を意味し,身体的な意味にも精神的な意味にも使えるこの言葉をもとに,18世紀の哲学者Baumgartenは「感性による認識(episteme aisthetike)」を考えようとした。この試みは後に,「美学(Ästhetik)」として進展する。...

    DOI Web Site

  • 児童・生徒作文に見られる「たのしい」の使い方について

    加藤 恵梨 ことば 42 (0), 126-143, 2021-12-31

    ...その結果、「たのしい」と表現する際の感情の誘発要因には、①自身が体験したこと、②他者と一緒に体験したこと、③ある行為の上達を感じたり、達成感を得たりしたこと、④自身が今後ある行為をすること、⑤他の人がある行為をする様子、⑥他の人が今後ある行為をすること、⑦他の人が自身にある行為をしてくれたこと、という7つがあることが明らかになった。...

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  • 急性期病棟でBSCとなった肺がん患者の家族の願い

    兵庫 哲平, 今井 芳枝, 板東 孝枝, 高橋 亜希 日本がん看護学会誌 35 (0), n/a-, 2021-12-28

    ...</p><p>結果,急性期病棟でBSCとなった肺がん患者の家族の願いは【やめざるをえないが本当は治療させたかった】【最期くらいは苦しい思いを感じさせずに穏やかな生活を過ごさせてあげたい】【患者が自分の思うように最期を生ききる姿を見届けたい】【今までよく頑張ってきてくれたことへ,ありがとうを伝えたい】の4つのカテゴリーが抽出された.家族は生き続けるための治療ができなかった無念さを抱えつつも,穏やかに過...

    DOI 医中誌

  • 研究活動における「隠れたカリキュラム」の可視化の試み : 重回帰分析による分析と考察

    四宮, 康亮, 吉井, 健悟, 手良向, 聡, 吾妻, 知美, 山脇, 正永, 渡邊, 洋子, 松山, 琴音, 今井, 浩二郎, 河原, 直人, 峯村, 優一, 景山, 千愛, 瀬戸山, 晃一 Studia humana et naturalia (55) 91-102, 2021-12-25

    本稿では,医学教育分野で注目されている「隠れたカリキュラム(hidden curriculum)」を,医学研究の倫理分野において倫理的意思決定やそれに影響を与える組織の環境に応用し,研究倫理に関する規範意識・行動様式を問う情意領域問題の測定尺度を作成したものを用いて,「あなたならばどう行動するか」と「あなたの周りの人ならばどう行動すると考えるか」についてそれぞれ質問を行い,その得点差を見ることで…

    機関リポジトリ Web Site

  • はやぶさ2の小惑星近傍フェーズ運用

    武井 悠人, 佐伯 孝尚 日本航空宇宙学会誌 69 (11), 316-322, 2021-11-05

    ...<p>小惑星探査機はやぶさ2は,2018年6月27日にリュウグウへ到着し,小惑星近傍フェーズへと入った.リュウグウの特性を調べるため,約1年半に渡り多様な科学観測が遂行された.また,ローバー/ランダーの展開,二度のタッチダウンによる表面/地下サンプル採取,人工クレーター生成実験など,多くの降下運用に成功した.本稿では,はやぶさ2ミッションにおける小惑星近傍フェーズの概要を,事前準備と実績に分けて紹介...

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  • 日本のCOVID-19ワクチン

    中山 哲夫 学術の動向 26 (10), 10_58-10_64, 2021-10-01

    <p> 2021年2月17日からファイザー社のmRNAワクチンの接種が始まった。欧米では既に2020年12月からファイザー、モデルナ社のmRNAワクチンだけでなくアストラゼネカ社のウイルスベクターワクチンも承認され接種が始まっている。一方、国産ワクチンはDNA、mRNA、精製蛋白、全粒子不活化ワクチンが開発されPhase I/II試験が終了してPhase …

    DOI Web Site Web Site 参考文献14件

  • はやぶさ2の計画と成果

    津田 雄一 日本航空宇宙学会誌 69 (8), 245-251, 2021-08-05

    ...連続推力軌道制御,地球スイングバイ,光学電波複合航法などの技術が用いられた.到着により明らかになったリュウグウは地形が想定外に険しかったため,探査機の当初性能や計画を超える挑戦を迫られたが,事前の周到な準備と適応力の高いチームビルディングにより,計画されていたすべてのミッションを遂行することができた.主要な成果としては,複数の探査ロボットによる地表探査,2度にわたる精度1 mレベルでの着陸,直径18 mの人工クレーター...

    DOI Web Site

  • 知識伝達とジェンダー

    天童 睦子 学術の動向 26 (7), 7_17-7_21, 2021-07-01

    <p> 知識伝達に潜むジェンダー統制は、メリトクラシーを前提とする学校教育では表立っては見えにくいが、ジェンダー化された役割期待、身体的な規制と許容、進路選択にみる「自発的」従属などの形で具現化されている。本稿では、教育社会学とフェミニズムの視点から、「隠れたカリキュラム」とジェンダー・コードを紹介し、ジェンダー化された知識伝達と見えない教育統制を理解する枠組みを提示する。そして知識伝達における…

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献6件

  • 大豆発酵エキスのアルツハイマー病態に対する<i>in vitro</i>での評価

    冨永 隆生, 小川 暁郎, 清水 厚志, 渡邉 和孝, 渡邉 和晃 日本健康開発雑誌 42 (0), 31-36, 2021-06-16

    ...</p><p><b>結果</b> NTはAβの生成酵素であるβ-セクレターゼを阻害し、Aβの凝集を抑制した。また、神経細胞に分化させたPC-12へのAβ凝集体、又は酸化ストレス負荷による細胞毒性を抑制した。さらにPC-12の神経突起伸長作用、及びアセチルコリンエステラーゼ阻害作用が確認された。...

    DOI Web Site 医中誌

  • 触覚と情報処理:5.PS5用ゲームコントローラ「DualSense」はどのようにして生まれたか

    西川 善司 情報処理 62 (7), e13-e21, 2021-06-15

    ...された新世代ゲーム機のソニー,PS5.このPS5のために専用開発された新ゲームコントローラが「DualSense」だ.このDualSenseには,広帯域な振動表現を実現する「ハプティックフィードバック」と,トリガボタンに表現力豊かな抵抗力覚を提示できる「アダプティブトリガー」という独創的な新機能が搭載されている.本稿では,この二大注目機能についての開発経緯や技術的注目ポイントを紹介する.取材に応じてくれたのは...

    DOI 情報処理学会

  • がん患者の遺族の悲嘆プロセス -看取りにおける後悔に焦点を当てて-

    和田 美保, 本田 彰子 日本がん看護学会誌 35 (0), n/a-, 2021-04-27

    ...では,がん患者の遺族が抱く後悔の内容と悲嘆プロセスにおける後悔への向き合い方を明らかにすることを目的とした.患者の身近で療養生活の世話をしていた遺族11名に半構造化面接を行い,質的帰納的に分析した.その結果,後悔の内容は,それらの類似性により〈生き方に関連した後悔〉〈死に方に関連した後悔〉〈関わりに関連した後悔〉の3つに分類できた.悲嘆プロセスにおいて,〈生き方に関連した後悔〉では,【故人がつないでくれた...

    DOI 医中誌

  • 舌がんとともに生きる体験

    八田 理恵, 稲垣 美智子, 多崎 恵子, 堀口 智美 日本がん看護学会誌 35 (0), n/a-, 2021-04-22

    ...</p><p>分析の結果,10個の意味単位から【診断まではがん患者にしてもらえることに苦労し,手術後はもう患者なのに自分でがんから守ると決意しなければならない】【舌がん患者であることを,ことさらに気づかされる場面が日常にある】【“舌足らず”の発語が,人との関係を窮屈にさせている】【医師が治そうとしてくれた身体と命の期待に,今は自分も応えようとしている】の4つのテーマが導き出された.それは,舌の痛みを...

    DOI 医中誌

  • 敬語表現と文法

    前田 直子 待遇コミュニケーション研究 18 (0), 52-67, 2021-04-01

    ...第一は、依頼表現「~していただけませんか」においてなぜ可能形が必要なのかという問題、第二は、依頼の連続「~して、~してください」において、従属節「~して」の部分に敬語を用いるとすると「~してくださって、…」ではなく「~していただいて、…」が使われるのはなぜかという問題、第三は、「もらってくれた」「もらってあげてくれませんか」のように、授受動詞が2つないし3つ複合できる場合は何通りあるのか、またその条件...

    DOI

  • 校内研究の推進に関する一考察( 2 ) ―外部講師の助言のあり方を中心に―

    渡辺, 秀貴, 石丸, 憲一, WATANABE, Hideki, ISHIMARU, Kenichi 教育学論集 (73) 27-41, 2021-03-31

    ...稿者が校内研究のために学校を訪れると、やっと校内研究が始まったと言って喜 んでくれた教師が何人もいた。実際に学校に訪問できる状況にないために、やむを得 ずオンラインで校内研究に参加させていただいたにもかかわらず、こんな状況でも校 内研究ができることはうれしいことだと語る教師も多かった。  このように、未曾有の追い込まれた状況の中でも、教師(集団)は、研修・研究に 対する義務感や意欲をもっている。...

    機関リポジトリ HANDLE

  • Active Learningの理論と実践に関する一考察 LAを活用した授業実践報告(12)

    三浦 真琴 関西大学高等教育研究 12 1-10, 2021-03-24

    ...いずれも学習パラダイムに則って学生の学習を創発することを目指したものだが、これが奏功したのはLAが繊細で丁寧な支援をしてくれたからである。面接授業を原則としたために、春学期の蓄積を存分に使うことができなくなった秋学期においても、受講生の選択肢を可能な限り増やすなどの工夫を施したが、複雑で多様なチャンネルにLAが十分に対応してくれたおかげでつつがなく授業を展開することができた。...

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件

  • 微小重力下での高速度衝突クレーター形成実験Ⅱ

    木内, 真人, 岡本, 尚也, 長足, 友哉, 長谷川, 直, 中村, 昭子, KIUCHI, Masato, OKAMOTO, Naoya, NAGAASHI, Yuuya, HASEGAWA, Sunao, NAKAMURA, Akiko 令和2年度宇宙科学に関する室内実験シンポジウム 講演集 = Proceedings of 2021 Symposium on Laboratory Experiment for Space Science 2021-03

    令和2年度宇宙科学に関する室内実験シンポジウム(2021年3月5日. オンライン開催)

    機関リポジトリ

  • 長井記念薬学研究奨励支援事業に支えられた私の博士課程

    辻村 真里 ファルマシア 57 (4), 312_2-312_2, 2021

    ...本支援事業はこうした精神的な負担から解放してくれた。そのおかげで、研究活動に専念することができ、自身の研究成果を論文として国際学術誌へ掲載させることができた。また、日本薬学会第139年会において学生優秀発表賞を受賞し、東京理科大学大学院の早期修了規定を満たすなど、大きな成果に結びついたと思う。...

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  • ヒトiPS細胞由来腸管上皮細胞の特性と消化管毒性評価モデルとしての有用性

    今倉 悠貴, 美馬 伸治, 山﨑 奈穂, 望月 清一, 猪又 晃, 岩尾 岳洋, 松永 民秀, 永田 幸三, 谷口 雅彦 日本毒性学会学術年会 48.1 (0), P-158E-, 2021

    ...そこで、腸管上皮の分化過程に異常をきたすとされるγセクレターゼ阻害剤を作用させると、杯細胞マーカーの発現上昇が見られ、腸管上皮の異常分化を評価できることが示された。</p><p>【結論】本細胞はヒト小腸に近い性質を有し、医薬品・有害物質の動態や消化管毒性を評価するヒト小腸<i>in vitro</i>モデルとして、有用なツールとなることが期待される。</p>...

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  • パンデミックへの挑戦

    原田 明久 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 42 (0), 1-S07-3-, 2021

    ...コロナ禍で奮起した製薬企業のワクチン開発とそれを支えた業界の結束力、そしてその挑戦に参加したボランティアと医療従事者、規制当局をはじめ様々な面で支援をしてくれた多くの方々の勇気、これらすべてがサイエンスを実臨床に結び付けた。</p>...

    DOI 医中誌

  • アルツハイマー病におけるDisease-modifying therapy開発への期待と現実

    鈴木 啓介 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 42 (0), 1-S09-3-, 2021

    ...またAβ産生を阻害するβセクレターゼ阻害薬でも開発中止が相次いだ。最近では、Aβと並んでADの病態に深く関わるタウを標的とした抗体薬の開発も盛んであるが、今のところ上市にまで至った例はない。</p><p>そのような中、抗Aβ抗体である「Aducanumab」は、中間解析によって一旦は開発中止が決まったものの、追加解析では主要評価項目が達成されたとし、2020年8月に米国FDAに対し申請が行われた。...

    DOI 医中誌

  • 小惑星探査機「はやぶさ2」にかけた思い

    辻 篤子 日本科学技術ジャーナリスト会議 会報 2021 (101), 4-, 2021

    <p> はやぶさ2はすごい。改めてそう思った。</p><p> 宇宙研究開発機構(JAXA)の小惑星探査機「はやぶさ2」のプロジェクトマネージャを務めた津田雄一教授が9月9日の月例会で、ミッションの背景から、さまざまなリスクを想定したリハーサル、息詰まるような決断の場面、そして将来展望までを語った。はやぶさ2についてはこれまでもいろいろ …

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  • スポーツにおける身体の範囲

    渡 正 文化人類学研究 21 (0), 37-53, 2021

    ...この事例は、私達が義足に関しては、それを過剰に身体化して議論していることを明らかにしてくれた。</p><p> そこで本稿では障害学/社会学における議論を参照し、スポーツにおける障害者アスリート、あるいは義足のアスリートの排除の位相にいくつかの区別があることを確認した。...

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  • 東北地方のコンクリート水利施設における石灰石粗骨材の溶脱に関する基礎的研究

    金平 修祐, 北辻󠄀 政文 農業農村工学会論文集 89 (2), I_387-I_396, 2021

    ...<p>東北地方の石灰石(以下LS)粗骨材を用いたコンクリート水利施設では,粗骨材が選択的に溶脱し,クレータ状にくぼむ変状が起きている.本研究では,この現象のメカニズム解明のため現地調査,骨材試験および異なる流速環境下に設置したコンクリート供試体による粗骨材溶脱の再現試験を行った.現地調査では,LS粗骨材を用いたプレキャストコンクリート製品水路,現場打ちコンクリート水路およびコンクリートダムの洪水吐で...

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  • シリーズ 戦争とラジオ ‹第8回› 敗戦とラジオ

    大森 淳郎 放送研究と調査 71 (12), 2-21, 2021

    ...当時、放送現場にいた人々は、その体験をありありと語ってくれた。 後編では、アメリカの占領政策の変質、そして占領の終わりが放送にもたらした影響をみてゆく。戦時ラジオ放送が名実ともに終わったとき、NHKはどこをめざして歩み始めたのだろうか。...

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