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検索結果 5,622 件

  • 方向付け不能なホーン節に対する書き換え帰納法

    笠鳥, 謙太, 青戸, 等人 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 17 (2), 2-2, 2024-04-22

    ...等式論理において,帰納法を用いて証明できる等式のことを(等式)帰納的定理と呼ぶ.帰納的定理は等式論理に基づく計算モデルである項書き換えシステムにおける重要な特徴付けの1つであり,代数仕様記述や項書き換えシステムに基づくプログラム検証で重要な概念である.等式帰納的定理の証明法として書き換え帰納法(Reddy, 1990)が知られている.また,方向付け不能な等式を扱えるように書き換え帰納法を拡張した体系...

    情報処理学会

  • 音楽×情報処理:7.情報処理と新たな音楽の可能性

    田中 秀樹 情報処理 65 (5), e24-e27, 2024-04-15

    ...役割を終えた電化製品を新たな電子楽器へと蘇生させ,徐々にオーケストラを形づくっていくプロジェクト「エレクトロニコス・ファンタスティコス!」.これまでにブラウン管テレビ,扇風機,換気扇,ビデオカメラ,エアコン,電話機などの数々の家電を楽器化してきた.本稿では,バーコードリーダを改造した楽器「バーコーダー」の内部構造と発音の仕組みの紹介,そして演奏中に関する情報処理について考察する....

    DOI 情報処理学会

  • リハビリテーション専門職のためのリワークプログラムの取り組み

    秋元 健太郎, 佐藤 義文 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 429-429, 2024-03-31

    ...日々の臨床業務の中でリハビリテーション業務を実践していくが、心身の不調を理由に十分に活躍できないスタッフも一定数在籍しており健全な職場環境とスタッフ育成のためリワークプログラムに取り組んでいるためここに提示する。 </p><p>【方法】</p><p> 当院では健康診断やストレスチェックによる支援に加えて、 情意評価および健康管理を目的として管理職との年間2回の面談を実施している。...

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  • 在宅終末期患者を支える「家族のコミットメント」の概念分析

    内田 史江, 谷垣 靜子 日本エンドオブライフケア学会誌 8 (1), 33-41, 2024-03-31

    ...</p><p>【 <b>結果</b>】 家族のコミットメントとは,『自らの介護力の獲得と周囲からのサポート体制の構築に努めながら,共感的な対応で日常生活のなかに介護を取り込み,主体性の芽生えと心の充足感を得て,迫りくる死に対峙し,看取りへの覚悟を決めていくプロセス』と定義された....

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  • ソーシャルワーク拠点としての児童館に関する研究

    大澤, 朋子, 岡, 桃子 実践女子大学生活科学部紀要 61 27-42, 2024-03-18

    ...その結果、児童館職員がソーシャルワーク技術を意図的に用いて支援を試みており、インテークからモニタリングに至るソーシャルワークプロセスを実践していることが明らかになった。とくに、緊急介入を必要としないローリスクケースでの継続的な見守りについては高い効果を持つ可能性も示唆された。児童館の特徴がもつソーシャルワーク拠点としての強みや課題が見えてきた。...

    DOI 機関リポジトリ

  • 小学校複式学級における「Codey Rocky(ネコロボ)」を用いたスクラッチプログラミングの実践

    水谷,響, 須曽野,仁志, 大野,恵理 三重大学教育学部研究紀要 自然科学・人文科学・社会科学・教育科学・教育実践 75 149-152, 2024-03-15

    ...「Codey Rocky」は初心者でも楽しくプログラミングを学ぶことができるSTEAM 教育ロボットである。Scratch をベースとしたわかりやすい操作性と表情を変えるモニターを備え付けた可愛らしい⾒た⽬が特徴的である。複式学級は授業内で異学年交流を行いやすいというメリットがあり、その際に上学年と下学年をつなぐことができるロボットを使った学習は効果的である。...

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  • 小学校理科における前知識の活用プロセスに関する研究

    酒井 菜々子, 大手 孝之, 栁沼 優作, 和田 一郎 日本科学教育学会研究会研究報告 38 (3), 39-44, 2024-03-09

    ...事例に,考察の記述分析を行った.次に,子どもは他者との関わりの中で概念を構築していくことが考えられる.そこで,事例的分析Ⅱでは,Schmidt(1982)の指摘に基づき,新たな概念を作り上げていくプロセスを他者との相互作用を加味して捉えていくことを目的とし,小学校第4学年「ものの温度と体積」を事例に,分析を行った....

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  • 次社会における精神保健とコミュニティ・コモンズの生成

    緒方, 由紀 社会福祉学部論集 20 131-152, 2024-03-01

    ...これらを踏まえ,地域課題にかかわる人,組織,団体がコミュニティの構成と運営をいかに自明のものとするのか,ひとつに地域の中での回復コミュニティを形成していくプロセスに,社会的共有材としてのコミュニティ・コモンズの概念やメンタルヘルスリテラシーの向上があげられることを確認し,次なる社会への議論の方向性を示した。...

    機関リポジトリ

  • 産業分野に関わる精神科医の現状と今後

    後藤 剛 産業精神保健 32 (1), 95-98, 2024-02-20

    ...<p>私は精神科単科病院で救急医療に取り組んでいたが,医療リワークプログラムを院内で立ち上げ,現在は職場のメンタルヘルス体制構築と実践に取り組んでいる.自身の働き方の変遷において,先達との出会いと学びから大きな影響を受けた.医療リワークでは,利用対象者の範囲がメランコリー親和型うつ病から双極性障害,発達障害等に拡大している.精神医療の高度化や多様化,オーダーメイド化の流れはあるものの,対面実施や集団内...

    DOI

  • 日本の産業精神保健の歩みと未来

    大西 守 産業精神保健 32 (1), 18-22, 2024-02-20

    ...である.お互いの役割を尊重しながら,産業精神保健活動を推進しようとするものである.理念は優れているが,実際には十分機能していない現状がある.背景には,各職種の使用言語,活動方法,目的・目標に相違があるからと考える.そこで演者は,以下の4つの視点を推奨したい.1つ目の視点は「事例性」と「疾病性」で,職域では「疾病性」が優先される.2つ目の視点は「こころ」と「からだ」の一元性である.3つ目の視点は「リワークプログラム...

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  • 司法・犯罪分野におけるアディクションに対するアセスメント

    浅見, 祐香 新潟大学教育学部研究紀要 人文・社会科学編 16 (2), 89-96, 2024-02

    ...わが国では,近年,再非行・再犯防止に向けた体系的な支援の拡充が課題とされており,海外において多くの知見が蓄積されている認知行動療法に基づくプログラムの展開が進められている。このような支援の効果を高めるためには,risk-need-responsivityの原則に基づいた再非行・再犯リスクのアセスメントを前提とすることが重視されている。...

    機関リポジトリ HANDLE

  • ミニ2048の完全解析を用いたNタプルネットワーク+Expectimax探索プレイヤの分析

    寺内, 俊輔, 松崎, 公紀 第65回プログラミング・シンポジウム予稿集 2024 83-90, 2024-01-06

    ...., 2023) において,$3\times 3$ の盤面でプレイされるミニ2048の完全解析結果を利用して,Nタプルネットワークプレイヤの特性を分析した.本研究では,その研究をさらに発展させ,Nタプルネットワーク評価関数とExpectimax探索を組み合わせたプレイヤについて分析を行う.全体としては探索が深いほど平均得点が高くなる結果が得られたが,完全解析の結果を用いた分析から,パラメータの多い評価関数...

    情報処理学会

  • 高校生に対するヘルスリテラシー向上を目的とした栄養教育プログラムの開発

    山城 秋美, 吉池 信男 青森保健医療福祉研究 6 (1), 1-12, 2024

    ...その結果等から,カードゲームによる栄養教育の教材を試作し,高校生21名を対象とした授業で試行し,実施可能性の確認と,対象者や教員等からのフィードバックに基づくプロセス評価を行った。</p><p>〔結果〕 質問紙調査では,10項目の生活習慣の重要度について,「大切」または「とても大切」との回答は69.8~100%であった。...

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  • 児童虐待対応における児童相談所保健師の支援関係形成のプロセス

    藤村 保志花, 西嶋 真理子 日本地域看護学会誌 27 (1), 4-14, 2024

    ...</p><p><b>結果:</b>38の概念と12のサブカテゴリー,5つのカテゴリーを生成した.児童虐待対応における児相保健師の支援関係形成のプロセスは,『なによりも子どもの生命を優先する』を土台に,『親と対峙する姿勢』と『親への受容的な態度』を両立し,『途切れず気にかける』にたどり着くプロセスであり,その中心には『腰を据えてありのままを認める態度』が存在した....

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  • 一般病棟における患者の意向に沿った終末期を支える患者と家族への看護

    長尾 幸恵 日本赤十字看護学会誌 25 (1), 1-11, 2024

    ...患者の意向に沿った終末期を支える患者と家族への看護実践を明らかにすることである.ナラティヴ・アプローチに基づくインタビュー調査を9名の看護師に行った.データは参加者毎に事例として再構成し,テーマ的ナラティヴ分析を行った.9事例の看護実践は,単に患者の意向を聞いてその通りに叶えるというものではなく,患者の病状や家族の状況,関係性に合わせて,よりよい方策を探りながらさまざまな障壁を乗り越え実現させていくプロセス...

    DOI

  • 「東京2020オリパラ輸送チーム物語」の構築と,読者の態度変容 -シビックプライドに着目して-

    中川 権人, 谷口 綾子, 片桐 暁 土木学会論文集 80 (3), n/a-, 2024

    ...<p> 本研究では,インタビュー調査を基に,東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の輸送担当者の取り組みを題材とした物語を作成した.そして,土木・交通を学んでいる大学生,及び東京都職員にその物語の通読を要請し,物語が読者の東京都へのシビックプライド,愛国心,ナショナリズムに与える影響を検証した.その結果,本研究で構築した物語が,東京2020大会の誇り度を醸成させること,東京都へのシビックプライド...

    DOI Web Site 参考文献9件

  • 多様な地理空間情報を活用した京町家の滅失推定に関する研究

    井上 萌来, 田畑 勇也, 矢野 桂司 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 260-, 2024

    ...また、重なりの見られた両年度間の建物の面積差が大きくプラスになったものは、京町家が取り壊され、その後、マンションや大型施設等に変化していることが分かった(面積が30m<sup>2</sup>以上増加した建物が1,390件)。しかし、面積差が見られない建物は、京町家が存続しているのか、同規模の建物が新築されたかを判別することは難しい。...

    DOI

  • 内発的発展の観点からのJICA教育協力案件の再考

    池田 亜美, 日下 智志, 馬場 卓也 アフリカ教育研究 14 (0), 53-65, 2023-12-28

    ...</p><p> 本稿では、教育における内発的発展を「ある社会(国・地域)が、内外とやり取りをして、意識的・主体的に、自国・他国の過去・現在の知識・制度を検証し、自国の知識・制度を、改定、構築していくプロセス」と定義した。資料分析の結果、ケニアの中等理数科教員現職研修は、JICAプロジェクトを契機に、現在まで継続して、ケニア関係者による主体的な改定・構築のプロセスにあることが確認された。...

    DOI

  • 復興における郷土芸能と不在のアレンジメント

    川野 健治 発達心理学研究 34 (4), 336-343, 2023-12-20

    ...東日本大震災に見舞われたコミュニティにおいて,文化的なもの・ことが人や他のものと関係していくプロセスを観察することで,復興過程において人にはどのようなエージェンシーが現れるのかを把握し,レジリエンスにおける文化の役割を評価しようとした。...

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  • 算数科におけるM-GTAにより生成された理論の提案

    下村 早紀, 下村 岳人 日本科学教育学会研究会研究報告 38 (2), 195-198, 2023-12-09

    ...がいかにして理論を生成していくのかという提案は,数学教育研究における理論と実践の往還を思考するうえで新たな側面を照らし出すものと考える.そこで本研究は,算数科における実践者による理論生成の過程をその技法とともに提案することを目的とする.第3学年の分数学習に焦点を当て,研究アプローチとしてM-GTAを採用した.授業の逐語録及び子どものワークシート記述について分析を行い,分析結果からは,子どもが分数を理解していくプロセス...

    DOI

  • 算数授業における言葉の受動的な使用に至るまでの学習者の学びの特徴

    土井 孝文 日本科学教育学会研究会研究報告 38 (2), 199-204, 2023-12-09

    ...「言葉の使用」を分析した.その結果,スファードの示す4段階モデルのうち,第1段階である言葉の受動的な使用に至るまでに,学習者は豊かな相互行為を形成している様相が浮かび上がった.具体的には,定義が導入される前であっても,既習の内容や経験をもとにした言葉が表出し,受動的な使用へと漸次的に学びが進行することを明らかにした.これにより,学習者から表出する言葉を契機として,学習者同士が言葉に意味を付与していくプロセス...

    DOI

  • 非伝統的金融政策としての日本銀行のETF買い入れ

    左三川(笛田) 郁子 経済研究 74 (1.2), 1-32, 2023-10-25

    ...れが株価リターンやボラティリティに与えた影響を推計すると,日銀がETFを買い入れた日の午後の株価リターンは買い入れがなかった日よりも上昇する傾向があるほか,Realized Volatilityは低下する傾向が統計的に有意な結果として得られた.一方,予想株式益回りと安全資産利子率の差で表されるTOPIXの予想イールドスプレッドには影響を及ぼしていたことが確認されたが,この点においては,日銀が「リスクプレミアム...

    DOI

  • シビックプライドと環境要因が大学生のUターン意向に与える影響

    森 豪大, 籔谷 祐介, 春木 孝之 都市計画論文集 58 (3), 640-647, 2023-10-25

    ...<p>シビックプライドとは、都市に対する市民の誇り定義され、地域を良くしようという当事者意識に基づくものである。人口減少が進む日本では、Uターン人口増加の手がかりとしてシビックプライドが注目されている。そこで、地元に対するシビックプライドと、環境要因に対する意識が、Uターン意向の形成にどのような影響を与えるかを調査した。...

    DOI Web Site 参考文献4件

  • WorldAuth: 周辺実世界の特徴を利用した新たな認証フレームワークの提案

    鈴木, 芽依, 飯島, 涼, 小林, 竜之輔, 田中, 優奈, 大木, 哲史, 森, 達哉 コンピュータセキュリティシンポジウム2023論文集 423-430, 2023-10-23

    ...本研究は,知識,所有,生体情報に次ぐ新たな認証方式として,周辺実世界の特徴を基礎とする新たな認証フレームワーク--- WorldAuth --- を提案する.WorldAuthの狙いは既存の認証技術を置き換えることではなく,適用範囲を拡張することである.WorldAuthは,個人やモノなど,認証の対象に紐づくプライベートな空間(例えば自室の机周辺や,倉庫内や実験室など)における特有な空間情報をLiDAR...

    情報処理学会

  • インスリン療法中の高齢糖尿病患者を支える家族のモニタリング力

    近藤 考朗, 稲垣 美智子, 多崎 恵子, 堀口 智美 日本看護研究学会雑誌 46 (4), 4_671-4_681, 2023-10-20

    ...結果:モニタリング力は【低血糖,高血糖におののく】【自分のものさしで血糖変動をモニタリングする】【助けが必要な食事と注射を自然に引き受け見張る】【注射ができなくなっている老化をみつける】【年を重ねてきた家族への愛おしさと敬意】【医療者のお墨付きをもらう】【自分のものさしに自負を持ち慣れた感じで注射を打つ】の7つのカテゴリーから構成され,7つのカテゴリーによってモニタリング力を獲得していくプロセスを描...

    DOI 医中誌

  • リワークにおける心理社会的介入の実際

    有馬 秀晃 産業精神保健 31 (3), 148-155, 2023-09-20

    ...<p>医療機関における復職支援の取り組みであるリワークプログラム(Re-Work program)は,その目的は「単に復職を果たす」ことではなく「復職後,再発なく就労を継続できること」にあり,Return to workよりもさらに踏み込んだRecovery through workのためのResilience buildingにあると言える.つまり,リワークは単に職場に戻るということを越えた,ライフキャリア...

    DOI

  • 日本語を母語としない子どもがその子らしさを発揮していくプロセス

    鬼頭 弥生 保育学研究 61 (1), 127-138, 2023-08-31

    本研究の目的は,就学前施設において日本語を母語としない子どもが,母語を使用しながらクラスの一員としてその子らしさを発揮していく過程を明らかにすることである。日本語が全く分からない状態で入園した子どもの1年8か月を園で使う言語に焦点を当て参与観察を行い,発生の三層モデルを用いて複線径路・等至性モデリングで分析した。その結果,通じないから母語を使う必要がないのではなく,母語を使う自分が周囲に受け入れ…

    DOI

  • ワークプレイスとして国営昭和記念公園を利用した際の心理的効果に関する実証実験

    梅原 瑞幾, 荒井 菜穂美, 田中 希依, 今井 一隆, 日下部 友昭, 岩崎 寛 日本緑化工学会誌 49 (1), 123-126, 2023-08-31

    ...<p>働き方改革の一環として,オフィス以外の空間をワークプレイスとして利用することが検討されている。身近な緑地空間である公園はその選択肢の1つとしてあげられるが,実際に公園で勤務利用した際の心身への効果や,ワークプレイスとして必要な設備などに関する研究は,ほとんど見られない。...

    DOI Web Site 参考文献1件

  • ワイヤー+アーク積層造形法による異種アルミニウム合金の耐食性

    合田 万智, 笹原 弘之, 安齋 弘樹, 穴澤 大樹 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 631-632, 2023-08-31

    <p>ワイヤー+アーク積層造形法(WAAM)は造形の途中で材料ワイヤーの変更が可能であることから,従来複数に分けていた部品を一体部品としてマルチマテリアル化する技術として期待されている.しかしながら,WAAMによる異種金属造形物の耐食性について評価した報告は少ない.そこで本研究では,造形した異種アルミニウム合金(A5356WY,A7075)に対し塩水噴霧試験を行い,展伸材との比較や混合層の腐食を…

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  • 非接触輪郭形状測定機を用いたマイクロプローブ先端球の計測

    富岡 剛大, 伊東 聡, 犬飼 大地, 松本 公久, 神谷 和秀, 片岡 智史 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 530-531, 2023-08-31

    ...<p>直径0.1mm未満のプローブ先端球では,直径と形状誤差の評価に用いるnm精度基準球の作製が困難であるため,従来の比較測定に基づくプローブ校正には課題がある.本研究ではマイクロプローブ先端球の直径と形状誤差をnm精度で測定するために,非接触輪郭形状測定機による測定に取り組んだ.輪郭形状よりプローブ先端球の直径及び真円度を算出し,真円度測定機による測定結果との比較により,提案手法の有効性を検証した...

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  • 高難易度ゲームにおけるプレイヤーに気づかれにくい動的難易度調整手法

    荒木, 海斗, 兼松, 祥央, 松吉, 俊, 三上, 浩司 エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2023論文集 2023 293-297, 2023-08-23

    ...近年,プレイヤーにシビアな操作を要求する高難易度アクションゲームが人気になっている.しかし高難易度ゲームを上手くプレイするにはアクションへの理解が必要であり,初心者にとって敷居が高い.本研究では高難易度の3D アクションゲームを想定して作成したコンテンツを用い,敵の行動でプレイヤーに気づかれないと思われる要素に対する調整手法を提案する.そしてゲームが調整されていることに気づかせずにプレイできるか検証...

    情報処理学会

  • Gain-Cell構造に基づく完全合成可能なスタンダードセルベースDRAM

    陳, 岱鋒, 増田, 豊, 石原, 亨 DAシンポジウム2023論文集 2023 221-227, 2023-08-23

    ...大量のメモリを使用する AI 処理などの計算では,メモリの直近で計算を行う Near-memory 計算や In-memory 計算が処理全体の消費エネルギーを削減する有力な計算方式の一つと考えられている.しかしながら,既存の高速メモリの中で最も集積度が高い DRAMは,ロジックプロセスとの互換性が低いため Near-memory 計算に適していない.本稿では,並列演算器の近傍に分散的にメモリを配置...

    情報処理学会

  • 都市政策におけるソーシャルミックス手法の現段階

    松本 安弘, 阿部 大輔 日本都市計画学会関西支部研究発表会講演概要集 21 (0), 153-156, 2023-07-29

    貧困地域や貧困者層の包摂を意図する都市政策概念として、「ソーシャルミックス」が存在する。1990年代にアメリカのHOPEⅥ政策から始まり、各時代や諸都市で様々な方法で実施されてきた。また、現代においても歴史的街区や衰退地域の再生事業の一要素として、ソーシャルミックスを用いている事例が存在する。今回の研究対象であるURBAN REGENERATION …

    DOI Web Site 参考文献8件

  • 体験型観光プラン造成時における「物語化」についての一考察

    桜井, 篤 千葉経済論叢 (68) 117-136, 2023-06-30

    ...さらに地域の観光振興の成果の向かう所である「シビックプライドの醸成」を見失うことなく、コンセプトワークの重要性と体験型観光プランの強味を再確認し、より「体験効果」を高める物語化(ストーリー化)の有り方を探った。最後に、物語が作れない場合でも「物語」のそもそもの意義に遡り分解することで、参加者の一定の満足度を満たす実用的な代替策を示唆した。...

    機関リポジトリ Web Site

  • 道なりを考慮したBlocklyを用いた音声道案内シナリオ編集システム

    渡邊, 大祐, 梶岡, 慎輔, 山本, 大介 マルチメディア,分散,協調とモバイルシンポジウム2023論文集 2023 1625-1632, 2023-06-28

    ...人の不安を減らすことに成功した.しかし,道案内シナリオ編集システムのユーザビリティに関する実験では,一般ユーザが使用するにはやや扱いが難しいという結果となった.そこで本研究では,従来手法を拡張し,道案内を作成するにあたって,ユーザが行う操作を単純化し,作成に要する時間を削減することで,ユーザがより手軽に音声対話道案内シナリオを作成できるシステムを提案することを目的とする.本論文では,提案手法に基づくプロトタイプシステム...

    情報処理学会

  • 反復ベイズ法を用いた垂直分割データからのプライバシ保護データ合成

    紀伊, 真昇, 三浦, 尭之, 千田, 浩司, 市川, 敦謙, 山本, 充子 マルチメディア,分散,協調とモバイルシンポジウム2023論文集 2023 1055-1065, 2023-06-28

    ...サービスなどの利益を受けるために個人が自身に関わる正確な情報を企業などの組織に提供しているが,情報提供者達はデータが分析されることには消極的である,という状況は現実にしばしばある.このような状況でも,十分強くプライバシーが保護されることを保証すれば,情報提供者達もデータが分析されることを受け入れてくれる可能性がある.そこで本研究では 2 つの組織が個人の異なる属性のデータ(垂直分割データ)を持ち寄り...

    情報処理学会

  • 数学の学習支援におけるチュータリングスキルの育成

    高安 美智子 リメディアル教育研究 17 (0), 23-32, 2023-06-01

    ...チューターの自己評価から,チュータリングの型を基本としたチュータリングロールプレイや様々なスキルを磨くプレゼンテーションによるトレーニングが,チュータリングスキルの向上に繋がることが示唆された。</p>...

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  • 子どもが感じる世界を感じる : 音との出合いを通して

    林 浩子 研究紀要 = Kunitachi College of Music journal 57 289-294, 2023-03-31

    ...本研究は、具体的保育実践の中で、子どもと音との出合いを通して、子どもが感じることで対象を知っていくプロセスと、保育者がその営みをどのように感じ、子どもを知ろうとしていくのか、情感的関わりの中の感じることの二重構造を明らかにした。...

    DOI 機関リポジトリ

  • ホスピタリティ産業における外国人材の異文化適応の様相

    宮城 貴子, 安田 裕子 観光マネジメント・レビュー 3 (0), 46-61, 2023-03-31

    ...本稿では、日本のホスピタリティ産業における外国人材が、当該産業に従事し続けていくプロセスにおける異文化適応の様相を明らかにすることを目的としている。そのため本研究では、外国人材への半構造化インタビューを実施し、そこから得られたデータを修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチを用いて分析した。...

    DOI

  • 多重録音機器による幼児を対象とした「えほんこんさーと」の提案

    山中 文, 山上 京夏, 鈴木 あいり, 渡邉 康, YAMANAKA Aya, YAMAGAMI Kyoka, SUZIKI Airi, WATANABE Koh 椙山女学園大学研究論集 : 人文科学篇・社会科学篇・自然科学篇 (54) 87-101, 2023-03-31

    ...絵本 を大きくプロジェクターで示しながら,それに沿って,朗読や歌でストーリーを展開させ るとともに,絵本の繰り返し部分を多重録音機器を使って視覚・聴覚的に示していくよう にしたものである。  絵本は,「繰り返し構造」がみられる『おおきなかぶ』(A....

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • 腹部自家組織による乳房再建術のリハビリテーション治療

    肥田 理恵, 沢田 よしみ, 藤嶋 亮太, 森瀬 脩平, 齋藤 亮, 小山内 俊久 The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine 60 (3), 235-247, 2023-03-18

    ...</p><p>結果:観察期間中にプログラムに起因する有害事象は認めず,全員が離脱なくプログラムを完遂した.在宅訓練実施率は71.1%だったが,経時的に低下する傾向があった.上肢機能は術後8週で回復したが,体幹機能,QOL,生活活動は術後12週でも術前に復していなかった.患者の意見には自主訓練の有用性を評価するものがある一方で,訓練順序の効率の悪さや復職後の実施困難さを指摘するものがあった....

    DOI Web Site 参考文献14件

  • 特別支援学校教育実習で学生はいかなる体験をするのか

    木谷, 岐子 北海道文教大学論集 (24) 9-19, 2023-03-15

    ...支援を生み出す上で重要だと考察した.さらに、障がいに関する「知見」を学ぶ学生が,初めて障がいがある子どもと「かかわり」を持つ体験とし,実習に着目した先行研究を概観した.学生にとって,特別支援学校での教育実習は,教育の原点を感じる体験となり,看護実習では,自分自身の価値観や生き方への振り返りの体験を生じさせていた.しかし,先行研究では,学生の多様な体験が断片化されており,障がいがある子どもを理解していくプロセス...

    機関リポジトリ Web Site

  • コンテナ仮想化に基づく広域分散データフロー処理基盤の開発と評価

    多々納 啓人, 前田 香織, 近堂 徹, 高野 知佐 情報処理学会論文誌 64 (3), 659-669, 2023-03-15

    ...した複数プラットフォームをまたがる広域での処理が求められる.そのため,分散データ処理の制御やプラットフォーム間の相互運用性のための管理が必要となる.本論文では,スマートファクトリのような特定のデータや機器の利用を対象とした環境を想定し,データソースの対象を限定することでデータフロー処理を効率的に行うデータフロー処理基盤を提案する.集中制御型コントローラによるコンテナの制御手法について述べ,これに基づくプロトタイプシステム...

    DOI 情報処理学会

  • VRFTにおけるカーネル正則化に基づくプレフィルタの設計

    小坂 航太, 増田 士朗, 豊田 充, 松井 義弘 電気学会論文誌C(電子・情報・システム部門誌) 143 (3), 297-304, 2023-03-01

    <p>This paper considers the VRFT (Virtual Reference Feedback Tuning), which is a data-driven controller parameter tuning method using one-shot input-output data, and aims to improve control …

    DOI Web Site 参考文献10件

  • 復興の主体は誰か?

    横山 智樹, 山下 祐介, 阿部 晃成, 市村 高志, 三浦 友幸 学術の動向 28 (3), 3_52-3_55, 2023-03-01

    ...これらの証言が示唆することは、第一に、行政は政策を既定路線化せず、当事者たちが主体的に積み上げていくプロセスに配慮し、そこから現れてくるものを柔軟に組み込んでいくべきだということである。そして第二に、当事者と共にそのプロセスを言語化することで、政策現場へと接続していく学術の役割の重要性である。</p>...

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  • 境界防御とゼロトラスト概説

    井本 直樹 情報の科学と技術 73 (3), 87-94, 2023-03-01

    ...また,「ゼロトラスト」をキーワードとして製品・ソリューションが多数出ているが,代表的なゼロトラストの実装手段の特徴を具体的に述べた上で,「働き方」の変化を踏まえたデジタルワークプレースにより実装するゼロトラストについても解説し,ゼロトラストそのものの理解だけでなく,どのように活用すべきかについても示唆する。</p>...

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  • 協調最適化に基づくプラント周波数応答関数の高効率自動モデリング

    大橋 保之, 塩原 卓矢, 前田 佳弘 精密工学会学術講演会講演論文集 2023S (0), 698-699, 2023-03-01

    <p>プラント周波数応答関数(FRF)の正確なパラメトリックモデルの自動同定は,精密サーボを実現する上で重要な制御設計要素である。しかし,一般的にプラントFRFに対する自動モデリングは非凸最適化問題となり,良好な最適化結果を得るための初期点設定には多大な労力を伴う。本論文では,人による初期点設定が不要で,高精度かつ高効率なプラントFRFの自動モデリング法を提案する。提案法の有効性はシミュレーショ…

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  • アークプラズマ法で作製した燃料電池材料用白金触媒の局所構造解析

    宋 哲昊, 松本 匡史, 今井 英人, 田中 優実 SPring-8/SACLA利用研究成果集 11 (1), 58-62, 2023-02-28

    ...アークプラズマ (APD) で作製した白金/カーボン (Pt/C) 系触媒は、優れた酸素還元触媒活性を発現する固体高分子形燃料電池のカソード触媒として注目されている。この触媒における高活性要因に関する情報を得ることを目的として、Pt-L<sub>3</sub> 吸収端蛍光X線吸収端微細構 (XAFS) の測定を実施し、白金触媒の局所構造・電子状態を調べた。...

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  • 時系列データを用いたブロックプログラミング初学者の陥りやすいパターン分析

    布目, 咲梨, 藤原, 賢二 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 701-702, 2023-02-16

    ...本研究では,小中学生を対象としたブロックプログラミングワークショップを開催し,著者らが開発しているmicro:bitを対象とした履歴収集システムを用いて,初学者が実践的な課題を行った際の開発履歴(時系列データ)の収集を行い,開発履歴を用いて初学者の陥りやすいパターンの分析を行った.不特定の小中学生16名を対象に実践的なブロックプログラミング課題をこなす実験を行った結果,時系列データより「1つだけあれば...

    情報処理学会

  • ストリングアートの描画によるプログラミング授業実践

    野嵜, 陽斗, 山守, 一徳, 佐々木, 友哉 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 677-678, 2023-02-16

    ...これによって図形への数学的な理解だけでなくプログラミングを通じてコンピュータの処理や仕組みについて学習できることが期待できると考えた。用いたツールはScratch3.0デスクトップである。...

    情報処理学会

  • micro:bit PC ‐10キープログラミングによるデータロガーと無線通信‐

    木室, 義彦, 古里, 健一, 瀧内, 大史, 家永, 貴史 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 383-384, 2023-02-16

    ...micro:bit は,複数のセンサと通信機能を搭載したマイコンボードであり,初学者に適しているとされるブロックプログラミング環境が用意されている.しかし,データロガーや無線通信を行うには,その難易度は高く,そもそも視覚障害のある学習者は利用できない.これに対し我々は,PCを使わずテンキーだけでプログラミング可能な,全盲の小1でも使える micro:bit PC(マイクロビットパソコン)を提案している...

    情報処理学会

  • シビックプライド醸成に繋がる住民価値の掘り起こしと貢献度の検証に関する研究

    高田, 晃希, 黒羽, 晟, 山本, 裕, 橋本, 沙也加, 橋本, 尚子, 岡田, ゆかり 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 567-568, 2023-02-16

    ...近年、地方公共団体では、住民の地域への参加意識を高める活動がある(シビックプライドの醸成)。住民意識のモニタリング方法として、住民アンケートが一般的であり、多変量解析やテキストマイニングなどにより、アンケート回答を分析し、シビックプライドの醸成に繋がる「住民の潜在的価値」を導出・評価する研究が拡がっている。...

    情報処理学会

  • 定型コーディングフォームを用いたプログラミング学習支援システム -機能強化とユーザによる評価-

    橋本, 浩規, 納富, 一宏 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 697-698, 2023-02-16

    ...プログラミング教育では,文法理解だけでなくプログラミングを組む力や読みやすさを考えたコーディング力の習得も重要である.筆者らはCプログラミング学習者をエンジニアレベルへ引き上げることを目的に,プログラミング学習支援システムの研究を行っている.これまでに学習者を補助する定型コーディングフォームの設計とシステムの各機能を検討した上で,プロトタイプ作成と中間評価を行った.さらに関数定義や制御構造をコーディング...

    情報処理学会

  • 階層的領域分割に基づくプログラミング学習者の視線追跡に関する基礎的検討

    岩佐, 英彦, 明石, 拓也, 大野, 修一 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 407-408, 2023-02-16

    プログラミング学習者の理解度を推定するために学習者の視線を追跡する手法が多く提案されているが、その多くは対象とするプログラムを一階層からなる平面ととらえて視線の動きを分析するものである。これにより学習者の理解度を推定し学習支援を行うことが可能となるが、プログラムの文法構造を反映した高度な学習支援を実現しようとする場合には、プログラムを意味のある領域に階層的に分割し、その領域内での視線運動を分析す…

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  • オンラインPCAGIPの実践と検討

    押江, 隆, 石川, 智香子, 岩野, 光, 葉柴, 由佳, 堺, 香穂, 髙橋, 亨輔, 柳原, 真子 山口大学教育学部研究論叢 72 43-51, 2023-01-31

    ...PCAGIP法は、事例提供者の提出した簡単な事例資料をもとに、ファシリテーターと参加者が協力して参加者の力を最大限に引き出し、その経験と知恵から事例提供者に役立つ新しい取り組みの方向や具体的ヒントを見いだしていくプロセスを学ぶグループ体験である。...

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  • デジタル社会を実現する新たなIT戦略の要件定義手法

    澤田 博光 経営情報学会 全国研究発表大会要旨集 202211 (0), 93-96, 2023-01-31

    <p>社会、経済及び産業界は大きな転換期を迎える中で、国や企業は、デジタルソリューションやイノベーションによってパラダイムを変革し、SDGs(持続可能な開発目標)を実現するための新たな社会基盤とビジネスモデルを開発する必要がある。そのためには、SDGsを基軸とするパーパス(存在主義)をステークホルダやパートナーと価値共有して、これまでのビジネス及びシステムのコンポーネント同士の関係を変えることで…

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  • 臨床倫理における4分割法の活用と課題

    木村 禎 研究論集 22 101-120, 2023-01-31

    ...昨今医療の場で,個々のケースにおいて,対話を通して倫理的問題にかかわる人々の中で,合意を形成していくプロセスが必要不可欠となっている。このプロセスにおいて,四分割表は非常に有用であると筆者は考えている。しかし,活用しやすく,汎用性が高いものであるからこそ,四分割表の空欄を埋めることで,倫理的問題の解決策が見出させるという誤認や使用方法の誤用も数多くあるのではないかと考える。...

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  • 「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界遺産登録が地域にもたらした変容

    櫛引 素夫 日本地理学会発表要旨集 2023s (0), 119-, 2023

    ...また、行政内部や行政と民間の連携の強化に言及している市が複数あるほか、他の市町も、登録の前後における埋蔵文化財への住民の意識変化や、活動の活発化、シビックプライドの向上といったソフト面の変容を記載している。</p><p> 今後の対応については、多くの市町が遺跡とその周辺環境・施設の整備を予定している。...

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  • 科学ジャーナリスト賞2023 受賞者決定

    滝 順一 日本科学技術ジャーナリスト会議 会報 2023 (107), 5-, 2023

    ...</p><p><b>科学ジャーナリスト賞2023 受賞作品</b></p><p><b>優秀賞</b></p><p> 新聞</p><p> 福井大教授「査読偽装」を巡る一連のスクープ</p><p>  鳥井真平、柳楽未来(毎日新聞)</p><p> 書籍</p><p> 「美食地質学」入門~和食と日本列島の素敵な関係</p><p>  巽好幸</p><p> 書籍</p><p> 「情報パンデミック あなたを惑わすものの...

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  • 海上可降水量観測のための船舶搭載GNSS解析設定の最適化に関する研究

    小司 禎教, 三浦 甚哉, 椿 修二, 東 吉一, 日比野 祥, 小嶋 惇, 中村 哲也, 習田 恵三 気象集誌. 第2輯 101 (4), 323-346, 2023

    ...次の3つの解析パラメータの影響を考察した:(1)天頂遅延量(ZTD)の時間変化を拘束するランダムウォークプロセスノイズ(RWPN)の標準偏差、(2) 解析の時間幅、(3)カルマンフィルタ状態ベクトルの時間の更新間隔。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献43件

  • プレハビリテーションと術前栄養療法による侵襲後の生体反応の修飾

    髙橋 一哉 外科と代謝・栄養 57 (3), 75-, 2023

    ...プレハビリテーション後のマウ ス腸管において、細胞保護作用を示すcytoprotective protein であるヒートショックプロテイン、抗アポトーシスタンパ ク、オートファジータンパク発現量を評価することで、プレハビリテーションによって腸管が侵襲に強くなる機序の解 明を試みた。...

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  • VALORANT におけるスモークプレイヤー利用者の視線の分析

    花崎 七海, 本田 澄 日本デジタルゲーム学会 夏季研究発表大会 予稿集 2023 (0), 75-77, 2023

    ...本研究は FPS のプロ選手がスモークプレイヤーを利用する際にゲーム画面のどこを見て状況の判断や操作を行っているかを明らかとする.そこで我々はアイトラッカーを用いて,VALORANT のスモークプレイヤーを利用するプロ選手を対象として,試合中のゲーム画面に対する視線の注目箇所と操作の意思決定の関係を分析する.この結果を利用することで競技における新たな戦略の立案の支援となることが考えられる....

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  • マテリアルフロー分析とCO2排出量算定に基づくプラスチック循環利用の未来像に関する考察

    永瀬 萌, 齋藤 有美, 作田 純一, 古木 二郎 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 34 (0), 129-, 2023

    <p>わが国ではカーボンニュートラル(CN)実現とサーキュラーエコノミー(CE)移行への関心が高まっている。CN実現へのCEの貢献可能性について示唆を得るべく、プラスチックを題材として、2050年における循環の未来像に関する考察を行った。具体的には、各所発表等に基づき2050年までに実施される対策の効果を積み上げた未来像を設定し、マテリアルフロー整理と製造・リサイクル段階のCO2排出量算定を行っ…

    DOI

  • 地域広報物制作における市民参加の考察

    譚 林宣 日本デザイン学会研究発表大会概要集 70 (0), 212-, 2023

    ...その結果、参加者が素材を提供し、専門家が編集・デザインを担当することがわかり、プロジェクトは、シビックプライドや地域理解の促進、参加者・地域住民の新しいつながりに大きな影響を与えた。しかし、地域外への影響は軽微であった。</p>...

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  • 社会的相互作用の過程を創造的理解につなげる学びのデザイン

    早川 克美 日本デザイン学会研究発表大会概要集 70 (0), 360-, 2023

    ...本研究の目的は、オンラインの学習環境下で、学習者が他者との社会的相互作用を通じてアイデアを共創していくプロセスの授業設計をおこなうことである。学習環境が常に社会的相互作用をもたらすようにするための理論的背景として、社会的構成主義(Social constructivism)を参照し、反転授業とアクティブラーニングを組み合わせた授業設計を行った。...

    DOI

  • 術後早期にプレート折損を来たした人工肘関節周囲骨折の1例

    麻田 義之, 平 雄一郎 日本肘関節学会雑誌 30 (2), 215-217, 2023

    ...我々は,人工肘関節(以下TEA)周囲骨折に対する骨接合術後に早期のプレート折損を来たし,再手術に至った1例を経験した.症例は,93歳,女性.TEA施行後の左尺骨骨折に対し観血的骨接合術を施行した.固定には,1/3円プレート(スクリュー径2.7mm)を用いた.術後2か月の時点で明らかな外傷機転なくプレート折損を伴う再骨折が生じた.再骨折から4か月後に再手術を行い,LCPプレート(スクリュー径3.5mm...

    DOI 医中誌

  • SENDIG v3.1.1に対応したCJUG SENDチェックツールの紹介

    魚田 孝志, 牛丸 忠士, 金子 吉史, 佐藤 耕一, 佐々木 就康, 土屋 待希, 中澤 千弘, 中原 伸也, 浜田 淳, 堀川 真一, 守田 淳哉, 松村 美沙, 三原 知子, 保田 昂之, 榊原 雄太 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), P3-303-, 2023

    ...CJUG SENDチームでは、担当者のレベルに依存しないSENDデータの品質確保を目的に、SENDIG v3.0及びv3.1で作成されたデータのチェックツール(チェック項目一覧、チェックプログラム、CJUG SEND辞書)を作成し、過去5年の学術年会で紹介してきた。...

    DOI

  • 人の筋活動電位に基づくプロファイル勾配を考慮した歩行路面評価

    佐々木 賢一郎, 富山 和也, 西海 隼人, 森石 一志, 山口 雄希 土木学会論文集 79 (21), n/a-, 2023

    <p> 超高齢化社会であるわが国では,誰もが安心・快適に利用できる歩行空間整備への取り組みが重要になっている.本研究は,歩行空間を対象に,歩行負担評価指標の一つである筋活動電位と路面の物理性状として,プロファイル勾配および国際ラフネス指数(IRI)に着目した.そこで,人が舗装路面から受ける負担と舗装路面の物理性状の比較を行い,人から見た歩行路面の合理的な評価を行った.その結果,歩行者の筋活動量は…

    DOI Web Site 参考文献5件

  • 阿武隈山地東縁,社地神剪断帯沿いに産する石灰岩マイロナイトの変形条件と変形史

    横山 裕晃, 武藤 潤, 長濱 裕幸 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 19-, 2023

    ...<p>地殻を構成する岩石がどの程度の応力で変形したかを知ることは,岩石圏の強度やプレート運動による長期的な断層運動などのテクトニックプロセスを理解するために不可欠である.地下深部で形成されるマイロナイトの変形時の応力推定として,動的再結晶粒子の粒径応力計(たとえば,Platt & De Bresser, 2017)や方解石の双晶密度応力計(たとえば,Rybacki et al., 2013)などが挙...

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  • 建設コンサルタントの活動領域拡大と合意形成に向けたプロジェクトマネジメント手法の提案

    青野 史規, 五艘 隆志, 西田 功児, 加藤 聡 土木学会論文集 79 (1), n/a-, 2023

    ...の拡大および多様性を求められている.本研究は,脱炭素社会実現に向けた再生可能エネルギー開発に際し,国内地熱開発プロセスにおいて,遅延・阻害要因の一つである初期段階の地域受容に着目し,その課題解決に資する手法として,建設マネジメント分野で確立されているプロジェクトマネジメント手法を合意形成プロセスに適用し,検証考察を行った.具体的には,複数年に渡るプロジェクトを実践した検証結果から,PMBOKに基づくプロジェクト・ステークホルダー・マネジメント...

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 貨物量変動の抑制を目的としたダイナミックプライシングの検証

    近藤 愛, 伊加田 恵志, 玉井 秀明 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2023 (0), 1F5GS502-1F5GS502, 2023

    <p>筆者らは,トラック輸送の中でも特に貨物量コントロールが難しい混載輸送に着目した.混載輸送では複数の荷主の荷物を積み合わせるため,車両手配や収益性に課題を抱えている場合が多い.本研究では,予想される貨物量に応じて日々の輸送単価を変動させ,荷主の行動変容を促して貨物量変動を抑制する方法を検討した.また本方式をシミュレーション実装し,固定料金制の場合と比較して貨物量の変動や物流会社の収益にどのよ…

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  • 農漁村地域における高校生のシビックプライドの醸成要因と将来の定住意識に与える影響

    森 豪大, 籔谷 祐介, 宋 俊煥 日本都市計画学会中部支部研究発表会論文集 34 (0), 7-12, 2023

    ...人口減少問題を抱える日本において,Uターン人口増加のための糸口として,都市に対する市民の誇りと定義されるシビックプライドの醸成が注目されている.本研究では,農漁村地域である富山県氷見市を対象に,Uターン施策を行う上で重要とされる高校生を対象にアンケート調査を実施した.その結果,どのような源泉がシビックプライドを醸成し,将来の定住意識を高めるかという一連の流れを明らかにした.シビックプライドの源泉は「...

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 土木・建設分野における大規模言語モデルの利活用に向けた検証と考察

    菅田 大輔, 箱石 健太, 一言 正之 AI・データサイエンス論文集 4 (3), 670-676, 2023

    ...建設分野で取り扱われるテキストを含むデータベースシステムを用いて,大規模言語モデル(ChatGPT)の精度検証を行った.その結果,土木・建設分野で扱われる新技術の内容が類似する情報の抽出タスク,データベースシステム独自の運用ルールに基づく対話タスクで検証した範囲について有効性が確認された.また,土木・建設分野で扱われる新技術の区分を分類するタスクにおいては,few-shot-learningに基づくプロンプト...

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  • アシスト地点とシュート地点が象るゴール前攻防の秩序

    有賀 湧史, 三澤 孝康, 中山 雅雄, 木島 章文 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 73 (0), 541-, 2023

    ...この分布を象る守備側のプレーヤーの移動ベクトルを詳細に分析すると、シュートを打つプレーヤーに近づくプレーヤーとゴール前に集まるプレーヤーへと分かれるように移動していた。この傾向から守備者分布の密・疎を創発させるダイナミクスは彼らがゴールあるいはボールに引き寄せられる引力から説明でき、ひいてはそのダイナミクスが攻撃者のシュートあるいはアシストパスを創発するという発想を得た。...

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  • クプサビニィ語の名詞のディフォルトの長形と不定の短形

    河内 一博 言語研究 163 (0), 79-110, 2023

    ...<p>クプサビニィ語(南ナイル,ウガンダ)のほとんどの名詞は,単数形と複数形のそれぞれに,接尾辞の有無により,長形と短形の2形式がある。本研究は,名詞の長形と短形が談話でどのように使われるかをDryer(2014)の「指示階層」を使って分析する。...

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  • 最大独立集合問題のSAT技術を用いた解法に関する研究

    大森 嶺, 宋 剛秀, 田村 直之 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2023 (0), 2I4OS9a03-2I4OS9a03, 2023

    ...<p>独立集合とは,与えられた無向グラフの隣接する頂点を含まない部分頂点集合である.最大独立集合問題は,基数が最大の独立集合を求める問題であり,スケジューリング問題やDNAシークエンシングなどを解くのに用いられる.近年,命題論理式の充足可能性判定 (SAT) 問題を解くプログラムであるSATソルバーの性能が飛躍的に向上している.本論文では,SATソルバーを用いた最大独立集合問題の解法を提案する.具体的...

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  • マルチチャットボットを用いた対話空間の構築

    日比野 将己, 伊東 黎衣, 赤石 美奈 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2023 (0), 4A3GS602-4A3GS602, 2023

    ...そこで、ユーザの未知の情報や想定外の意見などを検討し、試行錯誤の過程を経て、自分の考えを固めていくプロセスを支援をするため、チャットボット群を用いた対話空間システムを構築する。本論では、様々な意見を発するチャットボットの設計と管理、および、多様な意見によるユーザの意見の変容の傾向について示す。</p>...

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  • 災害リスクを有する国における建設産業の最適規模

    瀬木 俊輔 土木学会論文集 79 (11), n/a-, 2023

    ...い,国土の災害リスクと,建設産業の最適な規模(資本ストックや雇用者数)の関係を分析する.分析の結果,以下の知見が得られる.長期にわたり災害に見舞われていない平常時において,災害リスクの存在が建設産業の最適規模を増やすかどうかは,家計のリスク回避性向に依存する.リスク回避性向が高い場合には,平常時の建設産業の最適規模は増え,リスク回避性向が低い場合には,最適規模は減る.日本においては,災害保険のリスクプレミアム...

    DOI Web Site 参考文献16件

  • 特定の地方自治体における指定管理者制度の現状や課題についての検討

    永田 秀隆 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 73 (0), 427-, 2023

    ...本制度の導入にあたって熟考を必要とする4視点としては、①「施設の設置目的」及び「主たる利用者」の再検証、②制度導入の必要性、③当該地域の歴史や伝統文化等に依拠した「シビックプライド」、④地域経済や地元雇用、をあげる。現場を熟知する自治体が、公募・非公募の手続きの選択を通じて最も適した運用となるべくバランスをとっていると捉えることが妥当との指摘も示唆的である。...

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  • イラスト制作の考え方を利用したp5.jsの学習サイト

    長野 翼, 蘆澤 雄亮, 野田 夏子 日本デザイン学会研究発表大会概要集 70 (0), 92-, 2023

    ...<p>近年プログラミング的思考力が重要視され、それに伴い小学校から大学まで幅広くプログラミングの授業が行われている。しかし、その学習過程の初歩で「目標を達成するために必要なものや手順がわからない」といった理由から躓く初学者が多い。このような初学者に対する支援が求められる。ただし初学者といっても様々な特性を持つため、その特徴に合わせた学習方法を考える。...

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  • 新規タウPETトレーサー[18F]SNFT-1の前臨床評価

    岡村 信行, 原田 龍一, ルーッスィリスック プラディット, 清水 悠暉, 横山 裕香, 堵 怡青, 工藤 幸司, 古本 祥三 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 44 (0), 2-C-P-J1-, 2023

    <p>【目的】タウ蛋白はアルツハイマー病(AD)の疾患修飾薬開発における標的の一つであり、その画像バイオマーカーは治療薬の薬効評価系として重要である。PET検査によって初期のタウ病変を正確に評価するためには、トレーサーの感度を向上させ、またオフターゲット結合を排除する必要がある。我々はタウPET検査の感度・特異度を向上させるため、新規タウPETトレーサー[<sup>18</sup>F]SNFT-…

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  • 除去加工型の3Dバイオプリンティングを利用した血管動態アッセイの構築

    須藤 亮 生体医工学 Annual61 (Abstract), 160_1-160_1, 2023

    ...これらの培養アッセイでは、血管内皮細胞が培養環境に応答し、自発的に血管を構築していくプロセスを解析することができる利点がある。しかし、構築される血管ネットワークの形状は細胞の自発的な形態形成に依存するため、人為的にコントロールすることは難しい。一方で、近年急速に研究が進められているバイオプリンティングの技術は、細胞の形態形成を人為的にコントロールすることに利用できる可能性がある。...

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  • 医療プロフェッショナリズム教育:何をどう教えるか

    宮田 靖志 薬学教育 7 (0), n/a-, 2023

    <p>プロフェッショナリズム教育には,アンプロフェッショナルな行為をしないという最低限の目標と,常に高みを目指すという向上心的目標の2つの学修目標を見据える必要がある.向上心的目標のためには,規範に基づいた教育からナラティブに基づいた教育への視点の転換が重要であり,これにはロールモデル,自己の気づき(省察),ナラティブ能力,コミュニティ・サービスが挙げられる.学修者には,これらにより,実際の臨床…

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  • 高速ビジョンが開くダイナミックプロジェクションマッピング技術

    宮下 令央, 末石 智大, 田畑 智志, 早川 智彦, 石川 正俊 電子情報通信学会 通信ソサイエティマガジン 16 (4), 275-284, 2023

    ...運動や変形を伴う対象に対してプロジェクションマッピングを施すダイナミックプロジェクションマッピング(DPM) に関する研究が盛んに行われ,多彩な発展を見せている.本稿ではプロジェクションマッピングとDPM では要求されるシステムの高速性が決定的に異なることを指摘し,その高速性を実現する高速ビジョンチップや高速プロジェクタ,高速画像処理といった高速ビジョン技術群を紹介する.更に,これら高速ビジョン技術...

    DOI Web Site 参考文献28件

  • 働く女性の月経随伴症状のセルフマネジメントの概念分析

    松原 千晴, 我部山 キヨ子 日本看護科学会誌 43 (0), 55-62, 2023

    ...</p><p><b>結論:</b>本概念は「働く女性が月経随伴症状や仕事および生活の支障を改善するために,ヘルスリテラシーや職場の資源を活用し主体的かつ戦略的な管理により課題に対処する活動であり,その人の問題に対する対処行動が洗練されていくプロセス」と定義した.その上で,働く女性という集団へのセルフマネジメント促進に向けた看護支援の基盤としての活用可能性が示唆された.</p>...

    DOI Web Site 参考文献14件

  • 優秀賞は毎日新聞など3点

    滝 順一 日本科学技術ジャーナリスト会議 会報 2023 (108), 2-, 2023

    ...</p><p>   </p><p>受賞者の声</p><p><b>新聞連載「福井大教授『査読偽装』を巡る一連のスクープ」</b></p><p><b> 科学研究の質向上に少しでも貢献できたら幸い</b></p><p> 鳥井真平さん(毎日新聞東京本社くらし科学環境部記者)</p><p><b>書籍「情報パンデミック あなたを惑わすものの正体」</b></p><p><b> 「何が事実か」を共有できない人の増加...

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  • ゲームを通じてシビックプライドを高める学びのデザイン

    村井 貴, 櫻井 弘道, 戸塚 和美, タツナミ シュウイチ 日本デザイン学会研究発表大会概要集 70 (0), 194-, 2023

    ...<p>本研究の目的は被験者が地域の史跡をマインクラフト上で再現し、そのプロセスを通じて当該史跡について学びを深め、結果としてシビックプライドを高められたかどうかを検証することである。被験者は静岡県の若年層6名で、対象の史跡は静岡県掛川市の国指定史跡「高天神城跡」である。...

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  • 地域課題のための社会実験とアクション・リサーチの実践

    井上 順子, 石沢 舞, 川島 里沙 日本デザイン学会研究発表大会概要集 70 (0), 502-, 2023

    ...筆者は自己内省で設定した問題提起と、現地でのリサーチから得られた「未知の要素」をソーシャルイノベーションのビジョンに変化させていくプロセスに着目した。 実践の振り返りから、葛藤がアクションを起こすことで次第に昇華されデザインプロセスを前進させる経験が印象に残った。何がきっかけとなりアクションを変化させたのかについて分析した。...

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  • 同側の橈骨骨幹部骨折と尺骨鉤状突起骨折を合併した肘関節亜脱臼の稀な一例

    天野 貴司, 川崎 恵吉, 黒田 拓馬, 筒井 完明, 新妻 学, 酒井 健, 久保 和俊, 稲垣 克記 日本肘関節学会雑誌 30 (2), 152-155, 2023

    ...37歳男性.サッカー中に転倒受傷.レントゲン画像では長い第三骨片を有する橈骨骨幹部近位1/3部での横骨折,尺骨鉤状突起骨折を認め,肘関節単純MRI検査では内側側副靭帯損傷を認めた.アプローチは肘関節屈側を近位内側から遠位外側に向けての約25cmのS字皮切を用いた.橈骨は第三骨片をラグスクリューと非吸収糸で固定した後に,ロッキングプレートで横骨折を固定した.鉤状突起はT型プレートを一部カットして,フックプレート...

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  • レシピエント移植コーディネーターの業務改革と後進育成への取り組み

    石原 恵, 石上 恵美, 鶴薗 真理, 山下 里美, 難波 由美子 移植 58 (Supplement), s145_2-s145_2, 2023

    ...<p>岡山大学病院臓器移植医療センターでは、2020年度よりヘルシーワークプレイスを目標として業務改革を行ってきた。ワーク・ライフ・バランスを重視し、働き方改革、持続可能な体制づくりを目指して取り組んでいる。当院のレシピエント移植コーディネーター(RTC)はこれまでに常勤、パート、部分育児休業など、様々なライフスタイルの者で成り立ってきた。...

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  • Doing によって主体的に作業的存在を調和させていった一人の父親の奮闘

    甲斐 公規, 高木 雅之 作業科学研究 16 (1), 66-73, 2022-12-31

    ...近年,男性が積極的に育児に参加することが求められている.男性が父親になっていくプロセスは,育児という作業を通して起こるトランザクショナルな変化であり,父親になっていくプロセスを理解するに は,個人の経験を注意深く見る必要がある.よって本論では,父親であることに付随してトランザクショナルに拡大していった作業経験を振り返った.その結果,主体的な Doing によって,男性が理想的な父親や活動家としての...

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  • NetflixのCM挿入は両刃の剣に

    日経ニューメディア = Nikkei new media (1831) 7-8, 2022-12-28

    ...Netflixが2022年10月半ばに突然、CMを挿入することにより、最も安いベーシックプラン(月額990円)をさらに値下げした広告付きベーシックプラン(790円)を11月4日に導入すると発表したことには驚かされたが、その真意を図りかねていた。 Netflixというサービスは十…...

    日経BP Web Site

  • 顧客の事後評価に基づく価格決定の可能性 : はづ別館の事例研究

    大, 孝徳 国際経営フォーラム (33) 83-99, 2022-12-25

    ...本稿では、顧客の事後評価に基づくプライシングに対する先行研究を踏まえ、1982年よりこのプライシングを実施し、日本における草分け的存在である、はづ別館への事例研究を行い、実際の運営におけるメリット・デメリットの確認、効果的な運営を妨げる要因と対抗策、残された課題を明らかにしている。...

    機関リポジトリ HANDLE

  • 一人の日本語教師が自らの教師としてのあり方を見出していくプロセス

    大河内 瞳, 菅 智穂, 杉本 香 言語文化教育研究 20 (0), 225-247, 2022-12-23

    <p>未就学児の子育てをしながら日本語教育に携わる教師であるという共通点を持つ筆者の私たちは,仕事と子育ての経験に向き合うために,語り聴く場を設けた。そこで自身の経験を語り,他者の経験を聴くことを通して,経験の捉え直しや日本語教師である自分についての理解が促されていった。このプロセスは,日本語教師としての自身のあり方を見出すプロセスであった。本稿では,私たちのうち1名に焦点を当て,彼女が仕事と子…

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  • 医療リワーク利用者の自己理解過程に関する質的研究

    田中 美佐子, 柏木 雄太, 新田 泰生 心理相談研究 : 神奈川大学心理相談センター紀要 (13) 3-14, 2022-12-20

    ...本研究は,復職支援におけるリワークプログラム参加者の自己理解体験に焦点を当て,その心理的変化と復職後の職業生活への影響について示し,参加者への実践的な関わりを検討することを目的とした。...

    DOI 機関リポジトリ HANDLE

  • セル単位の実行状態分離を備えたノートブックプログラミング環境

    中丸, 智貴, 佐藤, 重幸 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 15 (5), 1-1, 2022-12-15

    ...遂行における試行錯誤を対話的に行いやすい点があげられる.しかし,既存のノートブック環境で試行錯誤が安全かつ効率的に行いやすいわけではない.たとえば途中結果の再利用のためにコードセルをアドホックに再実行すると,コードセルの字面と実行結果が対応しなくなる.これによって再現性が失われたり,利用者が結果を誤って解釈したりする危険が生じる.この問題を解消するため,我々はセル単位の実行状態分離を備えたノートブックプログラミング...

    情報処理学会

  • ドイツの幼児教育における自然体験型プロジェクト活動の取組み

    後藤 みな 日本科学教育学会研究会研究報告 37 (2), 59-64, 2022-12-03

    ...<p>本稿では,森の幼稚園を事例にして自然体験に基づくプロジェクト活動(以下,自然体験型プロジェクト)の取組みの様相を探った.その結果,以下の事項が明らかになった.第一に,プロジェクトのテーマは,自然の探究・知覚に関するもの,環境問題や就学準備関連のものなど多岐に渡っていた.第二に,プロジェクトに関わる「人」について,保育者は子どもの問いを彼らと共に探究し,知を生成する存在として,専門家はプロジェクト...

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  • クープマン作用素による非線形理論と電力システムへの応用

    薄 良彦 電気学会誌 142 (12), 770-773, 2022-12-01

    <p>1.はじめに</p><p>データ科学の発展に伴い,実社会の複雑現象の計測や解析を予測や制御につなげ,さまざまな社会課題を解決することが現在期待されている。システム工学の目的,すなわちデータに基づくさまざまなシステム機能の創出のためには,計測データから複雑現象の本質部分を数理的に抽出す</p>

    DOI Web Site 参考文献6件

  • コードクローン検出に基づくIoTを対象とした自動パッチ生成

    大野 堅太郎, 吉田 則裕, 朱 文青, 高田 広章 ソフトウェア工学の基礎ワークショップ論文集 29 (0), 171-180, 2022-11-10

    ...<p>IoT は軽量のプラットフォームやネットワークプロトコルがよく使用され,インターネットを介してサービスを提供するため,セキュアな設計が求められる.ソフトウェアシステムを対象とした研究において,68%の欠陥は,複数箇所を同一または類似の変更により修正をしたという報告がある.このような修正は,1 箇所の変更を行い,その変更を複製し,編集することで実現される.そのため,修正を自動化することができる可能性...

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  • キーストロークとマウス操作に基づくプログラミング能力の分析

    松本 和樹, 西浦 生成, 笹倉 万里子, 門田 暁人 ソフトウェア工学の基礎ワークショップ論文集 29 (0), 165-170, 2022-11-10

    <p>プログラミング能力は個人差が大きく,その定量的な評価が求 められている.本稿では,被験者実験によりプログラミング時のキースト ロークとマウス操作を計測し,プログラミング能力との関係を定量的に分 析する.実験では,14 名の被験者にプログラムを作成してもらい,キー 入力,マウスの使用率,打鍵速度,Web における検索行動等について分 …

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  • 対戦型2048 におけるニューラルネットワークプレイヤのαβ探索による強化

    小田, 駿斗, 松崎, 公紀 ゲームプログラミングワークショップ2022論文集 2022 112-117, 2022-11-04

    ...「対戦型2048」は,確率的一人プレイヤゲーム「2048」を二人プレイヤゲームに拡張したものである.対戦型2048 は,攻撃側と防御側でプレイが非対称であるという特徴を持つ.対戦型2048 プレイヤにはいくつかの実装手法が報告されている.著者らはこれまでに,攻撃側プレイヤが2 と4 のタイルのどちらを置くかを自由に選べるルールのもとで,強化学習によりニューラルネットワークプレイヤを作成した.本研究では...

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  • General Game Playing における一般性の高い類似盤面利用手法の検討

    上宮, 佳晃, 横山, 大作 ゲームプログラミングワークショップ2022論文集 2022 104-111, 2022-11-04

    ...General Game Playing(GGP) とは、初見の様々なゲームを上手くプレイすることができるプログラムの実現を目標とした問題カテゴリである。ゲーム固有の知識や技術に頼ることができないため、正確な評価関数を必要としないモンテカルロ機探索(MCTS)の活用が主流となっている。一方で、汎用の実装が求められるため、シミュレーション回数を容易に多くすることができない。...

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