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検索結果 274 件

  • コランダム中の二酸化炭素流体の赤外吸収スペクトル

    猿渡 和子 宝石学会(日本)講演会要旨 45 (0), 10-10, 2023

    ...<p>二酸化炭素の流体包有物はコランダムの典型的な天然由来のインクルージョンとしてよく知られている。(Koivula 1980)。最近まで、非加熱の証拠とも考えられてきたが、圧力をかけて加熱後にも二酸化炭素の流体が報告され(Nattida Ng-Pooresatien2020)、非加熱の絶対的な証拠とは言えなくなってきている。...

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  • 山口県南部、大津島に産する変成岩類の変成作用

    LU ZEJIN, 大和田 正明 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 303-, 2022

    ...Sil zoneはコランダム(Crn)を含むが、CrnはしばしばMsに置換される。これは、Crn+Kfs+H<sub>2</sub>O = Msが温度低下によって進行したことを示す。すなわち、大津島の変成岩は時計回りのP-T Pathを示すと推察される。...

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  • ルビーの深紫外センサ応用

    人見 杏実, 相沢 宏明, 勝亦 徹 宝石学会(日本)講演会要旨 44 (0), 16-16, 2022

    ...そこで、 UVC の照射で波長 670~800nm の蛍光を発するコランダム構造をもつ赤色の結晶であるルビー(Cr 添加 Al<sub>2</sub>O<sub>3</sub>)と可視・近赤外用 Siフォトダイオードを組み合わせた蛍光増強フォトダイオード(Fluorescence-enhanced PD; FE-PD)を試作した <sup>1</sup>。...

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  • 富山県宇奈月地域のインド石‐十字石含有複変成ホルンフェルス;低圧高温熱変成後の急速冷却の証

    廣井 美邦 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 47-, 2022

    ...⑦ コランダムが出現し、アルカリ長石と直接していることがある。 ⑧ 十字石とザクロ石はインド石や紅柱石、スピネル、コランダム、黒雲母などによって置換された残晶状の産状を示す(図参照)。 ⑨ インド石は十字石やザクロ石を置換する産状に加えて、細粒の珪線石、紅柱石、黒雲母、白雲母などを含む不規則な脈状の産状を示す(図参照)。...

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  • サファイアの加熱処理 -再考-

    北脇 裕士 宝石学会(日本)講演会要旨 43 (0), 58-58, 2021

    ...</p><p>◆単純(低温)加熱</p><p>コランダムの加熱の歴史は古く、スリランカでは 2000年前にすでに加熱が行われていたと言われており、 11世紀には文献に記述が見られる。近年においては 1916年にオーストラリア産の暗青色のサファイアを明るくするために加熱が試されたと記述されている。この暗味を除去する加熱はその後も広く利用され、今日まで継続している。...

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  • 粉末X線回折/Rietveld解析による粘土鉱物・土壌中のモンモリロナイトの定量

    大渕 敦司, 笠利 実希, 小池 裕也 X線分析の進歩 51 (0), 107-117, 2020-03-31

    ...中のモンモリロナイトは,エチレングリコールを用いた定方位試料を作製することで含有の有無を確認した.ベントナイト中のモンモリロナイトのRietveld定量値は,モンモリロナイト(001)反射の回折強度を,内部標準物質であるコランダム(104)反射の回折強度で除することで検量線を作成して検証した.Rietveld解析法によるベントナイト中のモンモリロナイトの定量値と検量線法による定量値の相対誤差は1.2...

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  • さまざまな地質条件で発見される超還元性鉱物

    鍵 裕之, Konstantin D. Litasov, Tatyana B. Bekker 日本地球化学会年会要旨集 67 (0), 129-, 2020

    ...我々はコランダム、ダイヤモンドに含まれる微細な包有物の化学組成などに着目して系統的な分析を進めた。最近になって多く報告されてきた超還元性鉱物は、その成因を従来の熱力学的考察で理解することがきわめて困難である。試料採集現場や実験室での試料処理の際に切削工具や研磨剤などから混入した可能性について慎重に考慮しなければいけない。...

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  • ベイズ的変数選択に基づく分光スペクトル分解

    川島, 貴大, 庄野, 逸 情報処理学会論文誌数理モデル化と応用(TOM) 12 (2), 34-43, 2019-07-17

    ...されている.しかしこの手法ではモデル選択の方法に基づいてピーク数を推定するため,複数のモデルを事前に用意する必要があり,さらに計算時間も大きくなる問題がある.そこで本研究では先行研究のモデルを拡張し,ベイズ的変数選択法の枠組みで階層モデリングを適用することで,人工データに対してより高速なピーク数とピーク形状およびパラメータの同時推定が可能であることを示した.さらに提案手法による実データへの応用としてコランダム...

    情報処理学会

  • Rietveld解析による参考粘土試料中モンモリロナイトと非晶質の定量法の検討

    笠利 実希, 大渕 敦司, 小池 裕也 X線分析の進歩 50 (0), 223-231, 2019-03-31

    ...しているJCSS-3101参考粘土試料に含まれているモンモリロナイトを,実験室系のX線回折装置による透過法測定結果を用いたRietveld解析により定量した.X線回折法による粘土鉱物の定量分析の課題である選択配向を,試料の加圧充填を必要としない透過法測定により解決した.標準試料を必要としないパターンフィッティング法の1つであるRietveld解析を用いて,JCSS-3101参考粘土試料に内標準物質としてコランダム...

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  • LIBS を用いたジュエリー分野の応用分析

    李 宝炫, 李 盈周 宝石学会誌 33 (1-4), 27-, 2018

    ...特に 軽元素を含むすべての元素測定が可能で あることからこれまで主にコランダムのベリリウム検出に行われてきた。さらに 破壊面積 が極狭小な範囲(直径約40µm程度)での あることと迅速な測定が可能であるためジュエ リー分野の様々な材料への応用分析が期待される。...

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  • アクワマリンの加熱処理について

    藤原 知子, 岩松 利香, 難波 里恵 宝石学会(日本)講演会要旨 40 (0), 20-20, 2018

    ...しかし、この加熱処理はコランダムのような高温ではなく、 300〜500℃くらいの低温で加熱されているとされ、今のところ処理の看破は難しいとされている宝石のひとつである。そのため、 AGL(宝石鑑別団体協議会)においても「通常、加熱処理が行われています」の開示コメントが使われている。</p><p>そこで今回の実験では 5 つの産地の原石を集め加熱処理をした。...

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  • ナイジェリア産サファイアの微量元素比較

    桂田 祐介 宝石学会(日本)講演会要旨 40 (0), 16-16, 2018

    ...</p><p>玄武岩起源のコランダムは、捕獲結晶としてマグマに取り込まれたコランダム結晶がマグマの影響を受けるため、交代作用のほか包有物の変化や再結晶化などの変質が起きる。そのため、包有物や微量元素の特徴が似通っており、産地の鑑別は極めて困難である。しかしながら、同時期に噴出した一連のアルカリ玄武岩に産するコランダムであっても、マグマに取り込まれる以前の特徴が微量元素に反映されている可能性がある。...

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  • 超高温変成条件におけるFeAlO<sub>3</sub> 相の初合成

    川嵜 智佑 日本地質学会学術大会講演要旨 2018 (0), 100-, 2018

    【災害のためプログラム中止】 平成30年北海道胆振東部地震により学術大会のプログラムが大幅に中止となりました.中止となったプログラムの講演要旨については,著者のプライオリティ保護の見地からJ-STAGEに公開し,引用可能とします.ただし,学術大会においては専門家による議論には供されていませんので「災害のためプログラム中止」との文言を付記します.(日本地質学会行事委員会)

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  • 過去 5 年間の CGL における宝石鑑別依頼内容にみられた国内宝石市場動向

    奥田 薫, 工藤 英一, 林 栄里, 水野 拓也, 永井 美智子 宝石学会誌 33 (1-4), 33-, 2018

    ...</p><p>年度によって順位は変動していたが、常に上位を占めていたのは、「ルビー」、「ブルー サファイア」、「ダイヤモンド」および「エ メラルドで、特に、「ルビー」および「ブル ーサファイア」を含む「コランダム」は、 調査期間中を通じて、常に全体の約 30%を 占めていた。...

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  • 富山県の鉱物

    清水 正明 宝石学会(日本)講演会要旨 40 (0), 4-5, 2018

    ...下新川郡朝日町宮崎—境 <u>ひすい海岸</u> <i>ひすい輝石</i>,オンファス輝石,コランダム,透閃石</p><p>19. 黒部市宇奈月町明日(あけび)谷,深谷(ふかたん), <u>イシワ谷</u>など <i>十字石</i></p><p>20. 南砺市利賀村<u>高沼</u>(たかぬま)<i> コランダム</i>, 珪線石,石墨</p><p>21....

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  • トラピッチェ・パターンの形成過程

    川崎 雅之, 長瀬 敏郎 宝石学会(日本)講演会要旨 40 (0), 18-18, 2018

    ...<p>結晶中に見られる砂糖きび絞り機の歯車(trapicho)に似た模様はトラピッチェ・パターンと呼ばれ、エメラルド、コランダム(ルビー、サファイア)、ガーネット、トルマリン、スピネルで報告されている。また、同様の組織は水晶、紅柱石(空晶石)にも見られる。...

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  • LIBS 分析の宝石素材への応用

    福田 千紘 宝石学会誌 33 (1-4), 28-, 2018

    ...</p><p>レーザーエネルギーの精密なコントロールとスポットサイズの変更が不可能だった旧機種ではコランダム以外には応用されていなかった が本研究ではコランダム以外の宝石種についても試行した。その結果,スポットサイズの拡 大やレーザーエネルギーの低減により試料に 与えるダメージや分析痕の調整が可能となり コランダムよりも硬度の低いより脆い素材でも 安定した結果が得られた。...

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  • Be を含む天然ブルーサファイアのナノインクルージョン

    江森 健太郎, 北脇 裕士, 三宅 亮 宝石学会(日本)講演会要旨 40 (0), 15-15, 2018

    ...Be 処理が発覚した当初は未処理のコランダムには Be が内在しないと考えられていたため、 LA-ICP-MS 分析で Be が検出されれば外部起源拡散処理であると考えられてきた。しかし、その後、 Be 処理が行われていないコランダムにも Be が検出される事例が複数報告され(Shen et al, 2007)、分析結果の解釈を困難にしている。...

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  • 透過電子顕微鏡法による照射誘起構造変化の解析

    石丸 学 顕微鏡 52 (1), 24-28, 2017-04-30

    ...離れた準安定構造を実現することが出来る.また,機能性材料および構造用材料の照射誘起構造変化に関する研究は,宇宙空間や原子炉等の極限環境下で使用される材料の信頼性を知る上で重要である.本稿では,照射場と材料の相互作用による構造変化およびそれを利用した材料創製に関する最近の研究成果について報告する.準安定構造の形成に関しては,イオン照射アルミナの熱処理過程において見出された,通常の熱処理では起こらないコランダム...

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  • パワーデバイス用Ga<sub>2</sub>O<sub>3</sub>結晶

    人羅 俊実, 金子 健太郎, 藤田 静雄 電気学会誌 137 (10), 693-696, 2017

    <p>1.進化著しいGa<sub>2</sub>O<sub>3</sub>パワーデバイス</p><p>昨今新しいパワーデバイス用材料として酸化ガリウム(Ga<sub>2</sub>O<sub>3</sub>)が注目されているが,その開発目標は「SiCより優れた低損失をSi並みのコストで実現すること」である。(株)FLOSFIAで試作したSchottky Barrier …

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  • 苦鉄質・超苦鉄質高度変成岩類に伴うホウ珪酸塩鉱物のB同位体組成から制約する変成流体の起源

    河上 哲生, Harley Simon 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2017 (0), 10-, 2017

    ...東南極リュツォ・ホルム岩体明るい岬では角閃岩と角閃石片麻岩の境界や角閃石片麻岩中のレンズとして、コーネルピン―斜長石―コランダム岩が産する。同レンズ中のコーネルピンとプログレード電気石、レトログレード電気石のB同位体組成をSIMSで決定した。プログレード電気石のδ<sup>11</sup>B値は白雲母の脱水にともなって形成された変成電気石の値よりも少し高い。...

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  • 過去 5 年間の CGL における宝石鑑別依頼内容にみられた国内宝石市場動向

    奥田 薫, 工藤 英一, 林 栄里, 水野 拓也, 永井 美智子 宝石学会(日本)講演会要旨 38 (0), 12-, 2016

    ...<br>年度によって順位は変動していたが、常に上位を占めていたのは、「ルビー」、「ブルー サファイア」、「ダイヤモンド」および「エ メラルドで、特に、「ルビー」および「ブル ーサファイア」を含む「コランダム」は、 調査期間中を通じて、常に全体の約 30%を 占めていた。...

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  • LIBS 分析の宝石素材への応用

    福田 千紘 宝石学会(日本)講演会要旨 38 (0), 7-, 2016

    ...<br>レーザーエネルギーの精密なコントロールとスポットサイズの変更が不可能だった旧機種ではコランダム以外には応用されていなかった が本研究ではコランダム以外の宝石種についても試行した。その結果,スポットサイズの拡 大やレーザーエネルギーの低減により試料に 与えるダメージや分析痕の調整が可能となり コランダムよりも硬度の低いより脆い素材でも 安定した結果が得られた。...

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  • LIBS を用いたジュエリー分野の応用分析

    李 宝炫, 李 盈周 宝石学会(日本)講演会要旨 38 (0), 6-, 2016

    ...特に 軽元素を含むすべての元素測定が可能で あることからこれまで主にコランダムのベリリウム検出に行われてきた。さらに 破壊面積 が極狭小な範囲(直径約40µm程度)での あることと迅速な測定が可能であるためジュエ リー分野の様々な材料への応用分析が期待される。...

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  • コランダム構造酸化物半導体の成長とMOSFET試作

    伊藤, 義人, 金子, 健太郎, 藤田, 静雄 電子情報通信学会技術研究報告 115 (64), 27-30, 2015-05-28

    ...サファイア基板を用いたコランダム構造の酸化物半導体について、適切なバッファ層を導入しミストCVD法による成長条件を明らかにした。中でも、$alpha$-In$_2$O$_3$層はサファイア基板上の$alpha$-Ga$_2$O$_3$をバッファ層として、パワーデバイス応用につながりうる結晶性および電気的特性を示した。...

    HANDLE Web Site Web Site ほか1件

  • 無色石の鑑別

    福田 千紘 宝石学会(日本)講演会要旨 37 (0), 7-, 2015

    ...この内光学的等方体ではないルチル、ジルコン、コランダム、スポジュメン、フォルステライト、トルマリン、トパーズ、ベリル、クォーツ、スカポライトについては異方性によるスペクトルの変動を観察し、測定する際の問題点を検討した。<br> その結果、鉱物ごとに明瞭な差が認められ異方性によるスペクトルの変動は結果に影響を与えない範囲に留まった。...

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  • Ag(100)におけるバナジウム酸化物超薄膜の合成

    枝元 一之, 中村 卓哉, 杉崎 裕一, 小澤 健一 表面科学学術講演会要旨集 35 (0), 89-, 2015

    ...LEED、軟X線PES、およびNEXAFSの解析より、hexagonal薄膜の組成はV2O3であり、その格子定数はコランダムV2O3の(0001)面と一致することが分かった。 ...

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  • ミャンマー産ルビーの品質ごとの出現率

    森 孝仁 宝石学会(日本)講演会要旨 36 (0), 2-, 2014

    ...<br> また,それぞれの原石の外観の特徴,研磨することにより,予測された品質と実際の仕上がりの差はどの様なものか等の情報も発表する.調査の主旨について,宝石の定義は,美しさ,希少性,経年変化のないことである.鉱物名コランダム,宝石種ルビーは産出される原石の殆どが加熱などの処理により美しさを改良し,市場に流通する.その最たる理由は,無処理で美しいルビーの希少性は驚くほど高いから,と言われるが,どのくらい...

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  • フラックス法によるサファイアの合成と副産物

    上野 禎一, 中矢 徹, 谷川 太一, 原 光平, 長澤 五十六 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2014 (0), 104-, 2014

    フラックス法によりサファイアを合成してみた。フラックスとして、MoO<sub>3</sub>、MoO<sub>3</sub>- Li<sub>2</sub>O及びPbO-PbF<sub>2</sub>を、又着色剤としてFe<sub>2</sub>O<sub>3</sub>を用いて合成実験を行ったところ、透明~淡青色~濃青色のサファイア結晶、及びPbO-PbF<sub>2</sub>系フラックスの…

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  • 4He<sup>+</sup>照射実験を行ったコランダム(α-Al<sub>2</sub>O<sub>3</sub>)の表面近傍のTEM/STEM観察・分析

    三宅 亮, 瀧川 晶, 土`山 明, 松本 徹, 安田 啓介, 中田 吉則, 藤 昇一, 福永 啓一 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2014 (0), 147-, 2014

    小惑星表面や星間空間では,太陽風や銀河宇宙線照射により,鉱物の風化や変成がおこると考えられている.それを模擬して,α-アルミナ(α-Al<sub>2</sub>O<sub>3</sub>)へのHeイオンの照射実験を行い,α-アルミナへの照射実験試料表面の断面を走査/透過型電子顕微鏡(TEM/STEM)を用いて詳細に観察・分析を行った.α-アルミナの表面層には,ブリスター構造が観察され,Heによる…

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  • X-Li<sub>2</sub>O-V<sub>2</sub>O<sub>5</sub>フラックスを用いた結晶育成の検討

    阿部 利弥 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2014 (0), 79-, 2014

    ...本研究では,X-Li<sub>2</sub>O-V<sub>2</sub>O<sub>5</sub>フラックス(X=CaO, MgO, etc.)を用いた,コランダム(Al<sub>2</sub>O<sub>3</sub>)やディオプサイド(CaMgSi<sub>2</sub>O<sub>6</sub>)結晶の育成を試みた.X=CaOで,板状コランダム結晶を得ることができた.フラックスのCaO量比に...

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  • 宝石コランダムの原産地鑑別① ―その正確性と限界について―

    北脇 裕士, 江森 健太郎 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2014 (0), 28-, 2014

    ...コランダム(ルビー、サファイア)の原産地鑑別は、個々の結晶が産出した地理的地域を限定するために、その地域がどのような地質環境さらには地球テクトニクスから由来したかを判定するためのバックグランドが必要となる。...

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  • 宝石コランダムの原産地鑑別② ―LA-ICP-MS分析の応用例―

    江森 健太郎, 北脇 裕士 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2014 (0), 29-, 2014

    ...本研究ではLA-ICP-MSを用いた微量元素分析の宝石学への応用例として、宝石コランダムの産地鑑別についての研究を行った。標準的な鑑別手法では識別が困難と言われているミャンマー、スリランカ、マダガスカル産のブルーサファイアはMg:Ti比が特徴的であり、産地鑑別の大きな指標となることが確認された。...

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  • 新しく処理されたブルーサファイア

    李 宝炫, 崔 賢珉, 金 永出 宝石学会(日本)講演会要旨 35 (0), 6-, 2013

    ...ブルーサファイアの色を向上させる処理としては染色処理,単純加熱処理,拡散加熱処理が取り上げれる.その中で単純加熱処理は,コランダムに一般的に行われるエンハンスメントとして認識されているため,美しいブルー色を引き出すための技術開発や努力は現在まで続いている....

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  • ベリリウム拡散加熱処理サファイア鑑別の現状

    江森 健太郎, 北脇 裕士, 岡野 誠 宝石学会(日本)講演会要旨 35 (0), 4-, 2013

    ...<BR>  LA-ICP-MS分析の結果,Be処理されたコランダムの平均的なBe濃度は色調や測定部位にかかわらず平均10ppm程度であることがわかった....

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  • フラックス合成コランダム結晶の表面形態

    中尾 啓太, 阿部 利弥 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2013 (0), 85-, 2013

    ...本研究ではフラックス法を用いてコランダム結晶を合成した.不純物による結晶外形の変化を調べることを目的に MoO<sub>3</sub>・2Li<sub>2</sub>CO<sub>3</sub>-Na<sub>2</sub>AlF<sub>6</sub>組成比をフラックスとした.Al<sub>2</sub>O<sub>3</sub>の量はフラックスに対して5wt%,最高温度1100℃で100h保持し...

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  • フラックス法によるルビーの合成と副産物

    上野 禎一, 原田 圭輔, 田浦 靖子, 長澤 五十六 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2013 (0), 114-, 2013

    フラックス法によりルビーを合成してみた。フラックスは、PbO と PbF<sub>2</sub>で、着色試薬は Cr<sub>2</sub>O<sub>3</sub>である。平板状六角形のルビー結晶集合体が得られた。主成分のAl<sub>2</sub>O<sub>3</sub>とフラックス成分のPbとが反応し、平板状六角形のPbAl<sub>12</sub>O<sub>19</sub>結晶と八面…

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  • LA-ICP-MSを用いた宝飾用含ベリリウムコランダムの分析

    江森 健太郎, 北脇 裕士 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2013 (0), 53-, 2013

    ...コランダムのベリリウム拡散加熱処理が発覚した当初は未処理のコランダムにはBeが内在しないと考えられていたため、Beが検出されれば、外部起源であると考えられてきた。しかし、近年、未処理のコランダムにもBeが検出される事例が複数報告されている。...

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  • LA-ICP-MS分析法の宝石学への応用~合成ルビーと天然ルビーの鑑別について

    江森 健太郎, 北脇 裕士, 岡野 誠 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2012 (0), 31-, 2012

    ...LA-ICP-MS分析法は宝石学の分野では、Be拡散加熱処理サファイアの鑑別や、コランダム、エメラルド、パライバトルマリンの産地鑑別等に応用されてきた。今回の報告では、近年鑑別が非常に難しくなってきている合成ルビーと天然ルビーの鑑別について、LA-ICP-MSを用いた微量元素の分析という観点から研究を行った。...

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  • フラックス法を用いたコランダム結晶の合成

    田邊 朋子, 阿部 利弥 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2012 (0), 115-, 2012

    ...比較的低温で結晶育成が可能なフラックス法を用いてコランダム結晶を合成し、不純物による結晶外形の変化を調べることを目的とした実験を行った。...

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  • 原始惑星系円盤条件での結晶質フォルステライトの凝縮

    橘 省吾, 瀧川 晶, 三宅 亮, 永原 裕子, 小澤 一仁, 片岡 香織 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2012 (0), 168-, 2012

    ...原始惑星系円盤条件での気相からの鉱物ダスト凝縮は惑星物質の形成や進化の基本プロセスであり,物理化学条件がさまざまなタイムスケールで時間変化する原始惑星系円盤においては,その速度論的理解は極めて重要である.気相からの鉱物凝縮において重要となるのは,気相からの入射分子(原子)の結晶への取り込み確率であり,一般に凝縮係数とよばれる,我々はこれまで主要惑星物質である金属鉄やコランダムに関して,凝縮係数を求めてきたが...

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  • 単結晶コランダムを工具材料として用いた切削工具の開発

    廣岡 秀一, 牛尾 雅樹, 吉丸 将史, 是澤 宏之, 楢原 弘之, 鈴木 裕 精密工学会学術講演会講演論文集 2012S (0), 167-168, 2012

    ...切削加工において,精密な加工を実現する手法として単結晶ダイヤモンド工具を用いた仕上げ切削が挙げられる.単結晶ダイヤモンド工具は刃先稜線を鋭利に成形可能であり,サブミクロンオーダー,ナノオーダーの形状精度が必要とされる場合に有効であるが,その化学的特性により鉄系材料の切削が困難といった課題を残す.本研究では,単結晶コランダムに着目し,切削工具材種としての適用を検討する....

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  • 赤色系のスピネルの産地ごとの特徴について

    中島 彩乃, 古屋 正貴 宝石学会(日本)講演会要旨 34 (0), 3-, 2012

    ...これはコランダムにおいては外見向上のため各種の処理を施される傾向が強い近年にあって、スピネルはコランダムと類する美しさを備えながらほとんど処理が施されないためであり、またコランダムに比べて産出量が少なく、稀少性が高いためと考えられる。<BR> スピネルは色々な色相があるが、やはり人気が高い色はピンク~レッドの赤色系である。...

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  • LA-ICP-MS分析法を用いた天然及び合成ルビーの鑑別

    江森 健太郎, 北脇 裕士, 岡野 誠 宝石学会(日本)講演会要旨 34 (0), 4-, 2012

    ...既にコランダム、エメラルド、パライバ・トルマリンなどでは多くの研究例があり、一定の成果が上がっている。<BR> 本研究では、これらのLA-ICP-MS分析法の宝石学分野における他の重要な応用例の1つとして、天然及び合成ルビーの鑑別法について検討した。<BR> 1990年代初頭、新産地であるベトナム産ルビーの発見と同時期に大量の加熱処理されたベルヌイ法合成ルビーが宝石市場に投入された。...

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  • 南極大陸セール・ロンダーネ山地から産出したアマゾナイトの特徴

    福田 千紘, 宮﨑 智彦, 亀井 淳志 宝石学会(日本)講演会要旨 34 (0), 10-, 2012

    ...マグネシオヘグボナイト-2N4Sは青色のコランダム(サファイア)と共生するなど宝石となる鉱物も見つかっており、セール・ロンダーネ山地では他に宝石質のバナジウム着色のグリーングロッシュラーガーネットなども産出が知られているが、極地での開発や採掘は国際条約の制限を受けるため手付かずのまま保護されている。...

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  • スピネル形成真空実験から探るプレソーラースピネルの起源

    原田 真理子, 瀧川 晶, 橘 省吾, 永原 裕子, 小澤 一仁 日本惑星科学会誌遊星人 21 (2), 160-167, 2012

    ...始源的コンドライト中からプレソーラースピネル(MgAl_2O_4)とプレソーラーコランダム(Al_2O_3)の両者が発見されている事実は,晩期型巨星周囲のガス中において,コランダムと,ガス中のマグネシウムおよび酸素との反応によるスピネル形成が完了しなかった可能性を示唆する.本研究では, 1420-1650℃においてコランダムとガス中のマグネシウム・酸素との反応によるスピネル形成実験を行い,その反応速度...

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  • 蛍光・ラマンマッピング分析によるコランダム中の包有物周辺の残留応力成分の可視化

    野口 直樹, 阿依 アヒマディ, 小竹 翔子, 亀形 菜々子, 小松 一生, 鍵 裕之 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2011 (0), 194-194, 2011

    ...そこで、本研究では近年応力成分の分光学的な評価法が確立されつつあるコランダムに着目し、天然コランダム中の包有物周辺の残留応力成分を顕微蛍光・ラマン分光測定を使って決定・可視化した。 サンプルとしてオーストラリアのKings Plain corundum mineで産出した火山岩起源のコランダムを用いた。...

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  • 東南極,日の出岬に産する藍晶石の微細コロナ組織

    孫 羽, 廣井 美邦 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2011 (0), 173-173, 2011

    ...一方、コランダムやスピネルを含む灰長石が藍晶石を取り囲んでいることは,マグマが上昇減圧して,藍晶石と非平衡の関係になり,反応したことを示唆している。...

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  • 単結晶コランダムを工具材種として用いたエンドミルの切削特性に関する研究

    廣岡 秀一, 吉丸 将史, 是澤 宏之, 楢原 弘之, 鈴木 裕, 牛尾 雅樹 精密工学会学術講演会講演論文集 2011S (0), 227-228, 2011

    ...切削加工において,精密な加工を実現する手法として単結晶ダイヤモンド工具を用いた仕上げ切削が挙げられる.単結晶 ダイヤモンド工具は刃先稜線を鋭利に成形可能であり,サブミクロンオーダー,ナノオーダーの形状精度が必要とされる場合に有効であるが,その化学的特性により鉄系材料の切削が困難といった課題を残す.本研究では,単結晶コランダムに着目し,切削工具材種としての適用を検討する....

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  • シュードブルッカイト構造酸化物の結晶構造と低温不安定性

    河内 優希宏, 伴 隆幸, 大矢 豊 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2011F (0), 553-553, 2011

    ...また、チタン酸アルミニウムは1300℃以上で安定であり、これより低い温度ではルチルとコランダムに分解する。一方、チタン酸鉄やチタン酸マグネシウムはこのような分解は報告されていない。そこで、チタン酸アルミニウムなどシュードブルッカイト構造酸化物の結晶構造を粉末X線回折で解析し、カチオンの占有率やイオン間距離を測定し、構造の特徴と低温での不安定性などについて関連を考察した。...

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  • ラマンマッピング法を用いた透光性アルミナ焼結体の粒界屈折率差の評価

    林 昌平, 早川 知克, 宮澤 杉夫, 大橋 玄章, 渡邊 敬一郎 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2011S (0), 55-55, 2011

    ...透光性アルミナ焼結体の光透過特性を理解する上で重要な要素に結晶粒の屈折率差Δnがある.アルミナの結晶構造はコランダム型六方晶系に属し光学異方性を持つ複屈折結晶であるためアルミナ焼結体は粒界で屈折率差を生じ,それは直線透過率を下げる一因となる.そこで本研究では,ラマンマッピング法を用いて粒毎に結晶方位を測定し,その結果から粒毎の屈折率を計算し各粒間の平均屈折率差Δn<sub>ave</sub>を検討したので...

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  • フォルステライト・コランダム・白金の熱膨張率

    三宅 亮, 高谷 真樹, 兒玉 優, 大井 修吾 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2010 (0), 144-144, 2010

    ...解析の結果より、300K, 1atmにおいてそれぞれの格子定数は、Pt: a = 3.92317(1) Å、コランダム: a=4.75854(2) Å, c = 12.98992(5) Å、フォルステライト: a = 10.19566(2) Å, b = 5.98085(1) Å, c = 4.75486(1) Å の値を得た。...

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  • 単結晶コランダムを用いた切削工具に関する研究

    吉田 寛章, 平田 大輔, 吉丸 将史, 牛尾 雅樹, 是澤 宏之, 楢原 弘之, 鈴木 裕 精密工学会学術講演会講演論文集 2010S (0), 933-934, 2010

    ...鉄系材料の切削加工を行う際,主として超硬工具が用いるが,超硬は焼結材料であるため平滑な加工面を得るには限界がある.また,非鉄系金属に対しては,単結晶ダイヤモンドを用いることで高精度な加工が可能である.しかし,鉄系材料に対しては親和性の課題がある.そこで,新たな工具材種として単結晶コランダムを提案する.本報では,単結晶コランダムを工具材種に適用し、鉄系材料に対する切削特性について検証する....

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  • 新潟県糸魚川産ストロンチアン石

    宮島 宏, 松原 聰, 宮脇 律郎 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2010 (0), 74-74, 2010

    ...糸魚川地方では,ヒスイ輝石岩,曹長岩,ロディン岩,コランダム岩などから多種多様なストロンチウム鉱物が発見されているが,ストロンチアン石のように一般に低圧で生成すると考えられているストロンチウム鉱物が発見されたのは初めてである....

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  • トラピッチェ・クオーツ

    川崎 雅之, 加藤 睦実, 廣井 美邦 廣井 美邦, 宮脇 律郎, 鍵 裕之, 砂川 一郎 宝石学会(日本)講演会要旨 32 (0), 7-7, 2010

    ...これまでにエメラルド、コランダム、トルマリンで報告されているが、今回観察した水晶も類似の組織を持ち、トラピッチェ・クオーツ(trapiche quartz) と呼べるものである。<BR>(地球惑星科学連合2010年大会で発表)...

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  • 初期太陽系形成時における<sup>26</sup>Alの不均質な分布

    巻出 健太郎, 永島 一秀, クロット アレクサンダー, ハス ゲイリー, ヘルブランド エリック, ガイド エリック, チェスラ フレッド, ヤング リー 日本地球化学会年会要旨集 57 (0), 263-263, 2010

    ...始原的隕石の酸処理残渣に微量ながら含まれるマイクロンサイズのコランダム粒子を、二次イオン質量分析器を用いて酸素及びマグネシウム同位体の分析を行った。コランダム粒子の酸素同位体組成はすべて16Oに富むのに対し、26Al/27Alの初期値は、26Mgの過剰を示すものと 、分析誤差を超える26Mgの過剰が検出されないものと双峰性の分布を持つことがわかった。...

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  • 単結晶コランダムの鉄系材料に対する切削特性

    吉田 寛章, 平田 大輔, 是澤 宏之, 楢原 弘之, 鈴木 裕 精密工学会学術講演会講演論文集 2009S (0), 351-352, 2009

    ...鉄系材料の切削加工を行う際,主として超硬工具が用いられるが,超硬は焼結材料であるため平滑な加工面を得るには限界がある.また,アルミ合金などの非鉄系金属に対しては,単結晶ダイヤモンドを用いることで高精度な加工が可能である.しかし,鉄系材料に対しては親和性の課題がある.そこで,新たな工具材種として単結晶コランダムを提案する.本報では,単結晶コランダムの鉄系材料に対する切削特性について検証する....

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  • 南極、昭和基地南方地域に産出するMg-Alに富むグラニュライト中の渦巻き成長した石墨

    廣井 美邦, Satish-Kumar M, Dunkley Daniel, 加藤 睦実, 足立 達朗, 外田 智千, 本吉 洋一, 白石 和行 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2009 (0), 15-15, 2009

    ...渦巻き成長模様を示す石墨が、南極の昭和基地南方地域に分布するグラニュライト相高温部の変成岩(サフィリン-スピネル-コランダム-灰長石を含むMg と Al に富むグラニュライト)から見出された。それはドロマイト質大理石層中に小岩塊として産出する。...

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  • 着色コランダム結晶の環境調和型フラックス育成

    近藤 人資, 若林 俊子, 手嶋 勝弥, 李 先炯, 大石 修治 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2009F (0), 1PK02-1PK02, 2009

    ...いずれの着色剤を使用した場合も,酸化モリブデン系フラックスに特有の六方両錐形状の着色コランダム結晶を育成できた。また,バルク状の結晶だけなく,着色コランダム結晶層を単結晶あるいは多結晶基板表面に形成できた。...

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  • FeTiO<sub>3</sub>-Fe<sub>2</sub>O<sub>3</sub>固溶体薄膜のナノ構造と磁気的性質

    北條 元, 溝口 照康, 幾原 雄一, 藤田 晃司, 田中 勝久, 平尾 一之 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2009S (0), 519-519, 2009

    ...イルメナイト・ヘマタイト固溶体はコランダムベースの結晶構造を有し、秩序相(c軸方向にFeとFe+Ti層が交互に積層)と無秩序相(FeとTiがランダムに分布)が存在する。固溶体の磁気的性質はカチオン配列を含めた微構造に大きく依存し、秩序相のみがフェリ磁性を示す半導体となることが知られている。...

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  • 特別講演 九州の鉱物と九州大学の鉱物標本

    上原 誠一郎 宝石学会(日本)講演会要旨 30 (0), 1-1, 2008

    ...変成岩・蛇紋岩:長崎県鳥加(磁鉄鉱),熊本県豊福(コランダム),福岡県篠栗(ブルース石),大分県若山鉱山(針ニッケル鉱),大分県鷲谷鉱山(菫泥石,灰クローム石榴石)。岩佐巌(1877)は鷲谷鉱山の紫色と緑色鉱物の化学分析を行い日本で初めての新鉱物として発表した。これは紅礬土鉱(ブンゴナイト)と緑礬土鉱(ジャパナイト)であるが,再検討され菫泥石,灰クローム石榴石となる。<BR> 1-4. ...

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  • ミャンマー産ルビーのインクルージョンと低温加熱処理における変化

    森 孝仁, 奥田 薫 宝石学会(日本)講演会要旨 30 (0), 7-7, 2008

    ...<BR> しかし、最近では、加熱処理技術が向上し、条件や添加物を変えることにより、様々な産地のコランダムから理想的な色相のルビーを作り出すことが可能になってきた。これらの処理は、時として宝石の希少性を大きく左右し、本来の価値を曖昧にするだけでなく、処理条件が一般的に非公開の場合が多いことから、取引の現場における不安要素となってきている。...

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  • コランダム酸化物薄膜結晶の原子レベル層状成長制御に関する試み

    蓬莱谷 忠孝, 西川 博昭, 楠 正暢, 本津 茂樹 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2008F (0), 236-236, 2008

    ...これに対しコランダム型酸化物にもV<SUB>2</SUB>O<SUB>3</SUB>やCr<SUB>2</SUB>O<SUB>3</SUB>、Fe<SUB>2</SUB>O<SUB>3</SUB>など多様な機能性酸化物があり、原子レベルで界面制御されたコランダム型人工格子を作製することは、新規な機能性酸化物材料の創製に有効である。...

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  • 単結晶コランダムを用いたエンドミルの開発

    日高 史博, 吉丸 将史, 林 宏充, 牛尾 雅樹, 神谷 昌秀, 楢原 弘之, 鈴木 裕 精密工学会学術講演会講演論文集 2008S (0), 253-254, 2008

    ...切削加工において,加工面の形状精度や面粗度には,種々の要素が影響を及ぼす.平滑な加工面を要求される場合,単結晶ダイヤモンド工具による仕上げ加工が一般的に行われる.ダイヤモンド工具は鋭利な刃先を創成できる反面,鉄系材料においては親和性に起因する摩耗について課題がある.本研究では,親和性を回避する目的で,単結晶コランダムを基材とした工具開発を試みる.本報では,回転工具の最適切削条件を探索した....

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  • 島根県,鮮新—更新統江津層群テフラ中に産するコランダム,トパーズ,紅柱石,ガーネットの起源

    立石 良, 沢田 順弘 第四紀研究 47 (5), 299-311, 2008

    ...島根県中西部に分布する鮮新—更新統江津層群のテフラ中から,コランダム,水酸化Al鉱物,トパーズ,紅柱石,ガーネットを発見した.本論文では,これらのAlに富む鉱物の形態と組成,それらを含むテフラの堆積学的特徴,およびテフラより下位の砂層中の重鉱物を報告し,Alに富む鉱物の起源について検討した.Alに富む鉱物は,再堆積の影響がほとんどないテフラにも含まれており,自形ないし摩耗されていない形態を考え合わせると...

    DOI Web Site 参考文献66件

  • CaO-Al<sub>2</sub>O<sub>3</sub>-SiO<sub>2</sub>系CAS相の高圧安定領域

    赤荻 正樹, 原口 摩衣子, 矢口 雅人, 糀谷 浩 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2008 (0), 185-185, 2008

    ...また測定されたエンタルピーデータと文献値を組合わせることにより、CAS相がCaペロブスカイト、コランダム、スティショバイトに高圧で分解する境界線を計算した。その結果、地温勾配を仮定するとき、CAS相は遷移層から下部マントル最上部で安定であることが推定された。...

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  • Be拡散処理コランダムの鑑別

    北脇 裕士, 阿依 アヒマディ 宝石学会(日本)講演会要旨 30 (0), 8-8, 2008

    ...<BR> ◆LA-ICP-MS分析<BR> LA-ICP-MSはコランダムに含まれるBeを0.05ppm程度の検出限界で分析することができる。Be を直接検出する分析手法としては、宝石鑑別ラボが現在使用できる最も先端的なものといえる。最近の研究において、天然のコランダムにも稀にBeが含有されることが知られるようになった。...

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  • 単結晶コランダム工具を用いたヘール加工の研究

    満留 誠, 吉丸 将史, 林 宏充, 牛尾 雅樹, 神谷 昌秀, 楢原 弘之, 鈴木 裕 精密工学会学術講演会講演論文集 2008S (0), 251-252, 2008

    ...切削加工において,平滑な加工面を要求される場合,単結晶ダイヤモンド工具による仕上げ加工が一般的に行われる.しかし,鉄系材料の加工において,親和性の問題からダイヤモンド工具は磨耗について課題が残る.その課題を解決するため,本研究では優れた特性を持つ単結晶コランダムを用い,ヘール加工用の工具開発を行った.本報では,鉄系材料に対する切削特性の検証を行う....

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  • Fe<SUB>2</SUB>O<SUB>3</SUB>-Al<SUB>2</SUB>O<SUB>3</SUB>顔料の発色に与えるSiO<SUB>2</SUB>添加の影響

    菊本 愛生, 加藤 昌宏, 水野 義久, 尾畑 成造, 安達 直己, 横山 久範, 岩田 芳幸 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2007F (0), 741-741, 2007

    ...陶磁器用をはじめとする多くの無機顔料は、遷移金属による酸化物やこれらの固溶体が用いられる.酸化鉄は遷移金属酸化物のなかで安全に使用できる材料の一つとして、古くから主に赤絵顔料・絵具に利用されてきた.しかし酸化鉄を用いた顔料・絵具の発色は、焼成温度や焼成雰囲気などに大きく影響を受ける.そこで焼成温度に対して安定な鉄赤顔料合成の検討を行った.その結果、酸化鉄-アルミナ系コランダム型結晶の鉄赤顔料において...

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  • MgO-<I>M</I><SUB>2</SUB>O<SUB>5</SUB>(<I>M</I>=Nb, Ta, Sb and V)系セラミックスのマイクロ波誘電特性

    菅 章紀, 小川 宏隆 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2007S (0), 428-428, 2007

    ...低損失材料の一つである、コランダム系Mg<Sub>4</Sub>Nb<Sub>2</Sub>O<Sub>9</Sub>を中心に固溶体の合成を行い、マイクロ波誘電特性の評価を行った。各固溶体は通常の固相反応法により合成し、マイクロ波誘電特性をHakki and Coleman 法により評価した。さらに、結晶構造解析を行い、各サイトの置換が結晶構造に及ぼす影響を明らかにした。...

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  • 単結晶コランダムを用いたエンドミルの開発

    日高 史博, 是澤 宏之, 楢原 弘之, 鈴木 裕, 牛尾 雅樹 精密工学会学術講演会講演論文集 2007S (0), 163-164, 2007

    ...切削加工において,工具材の硬度,強度,耐熱性および刃先の鋭利さなどの工具の持つ材質は,加工面の仕上がりに影響する.酸化アルミニウムを主成分とするコランダム(サファイア,ルビー)は,モース硬度12でダイヤモンドに次ぐ硬さを持ち,耐熱性に優れている.本研究では,工具材に単結晶コランダムを用いて,エンドミルを試作し切削性能の評価を行う....

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  • 北部ベトナム・ソンマ縫合帯にみられる大陸衝突域深部での地殻溶融現象

    中野 伸彦, 小山内 康人, 大和田 正明, 宮本 知治 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2007 (0), 224-224, 2007

    ...高圧グラニュライトは,しばしば幅1cm以下の脈状もしくはポッド状の優白質部を伴う.優白質部には,石英のほか緑レン石,前述したマントル~リム組成に類似するザクロ石およびNaに富む単斜輝石の仮像(単斜輝石+斜方輝石+Naに富む斜長石シンプレクタイト)を含む.さらに,黒雲母+Naに富む斜長石+Naに乏しい斜長石+スピネル+コランダムシンプレクタイトを含むことがある....

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  • 新潟県糸魚川地方のコランダムに伴うプライスワーク雲母とストロンチウムに富む雲母

    宮島 宏, 松原 聰, 宮脇 律郎 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2007 (0), 201-201, 2007

    新潟県糸魚川地方の海岸や姫川・小滝川河床から、粗粒なcorundumが転石として発見される(宮島ら, 1999 二鉱学会演旨)。今回、小滝川と青海海岸産のcorundumを含む試料から稀産雲母とSrを含む特異な組成を持つ雲母が発見されたので報告する。 ◆プライスワーク雲母 (Preiswerkite) PreiswerkiteはKeusen and Peters …

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  • スリランカ産のギウダの分類と特徴について

    ウィジェセカラ チャンダナ 宝石学会(日本)講演会要旨 29 (0), 3-3, 2007

    ...宝石の島と呼ばれるスリランカでは、コランダムの他に数多くの宝石類が産出する。ギウダと言えばまず浮かび上がってくるのはスリランカである。35年程前、砂利として現地の庭園などに敷き詰められていたギウダだが、熱処理技術の発達によって価値のあるものとなってきた。<BR>一般的にギウダは白濁もしくは乳白色のコランダムとして知られているが、現地ではもっと細かく分類されている。...

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  • クロムとニッケルをドープしたコランダムエピタキシャル薄膜のフラックス育成

    日高 美樹, 手嶋 勝弥, 鈴木 孝臣, 大石 修治 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2007F (0), 267-267, 2007

    ...アルミナ多形の中で最も安定した構造のコランダムは,高融点,高硬度あるいは高耐薬品性などの優れた特性をもつため,さまざまな分野で利用されている。近年では,コランダム単結晶基板の需要も高まっている。本研究では,酸化モリブデン系フラックス蒸発法により,クロムとニッケルをドープしたコランダム単結晶薄膜をエピタキシャル成長させた。...

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  • コランダム工具を用いたヘール加工の研究

    満留 誠, 是澤 宏之, 楢原 弘之, 鈴木 裕, 牛尾 雅樹 精密工学会学術講演会講演論文集 2007S (0), 887-888, 2007

    ...切削工具の工具材料として,主に超硬が用いられる.超硬は安価で被削対象が広いという利点が挙げられるが,焼結材料であるため結晶径が大きく,加工面の表面粗さは数μm程度である.より高精度な加工には,単結晶ダイヤモンドが工具材料として用いられるが,親和性の問題や,工具が高価であるという問題もある.そこで,本研究ではダイヤモンドよりも耐熱性に優れ,超硬よりも硬度の高い単結晶コランダムに着目した....

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  • Li<SUB>2</SUB>Mo<SUB>2</SUB>O<SUB>7</SUB>フラックス徐冷法によるコランダム結晶の育成

    望月 圭介, 手嶋 勝弥, 川南 修一, 米澤 卓三, 鈴木 孝臣, 大石 修治 Journal of the Society of Inorganic Materials, Japan 13 (320), 47-50, 2006

    Colorless and transparent corundum crystals were readily grown for the first time by a slow-cooling method of Li<SUB>2</SUB>Mo<SUB>2</SUB>O<SUB>7</SUB> flux. They looked blackish at a glance because …

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  • ミャンマー産非加熱ルビーの特徴

    森 孝仁, 奥田 薫 宝石学会(日本)講演会要旨 28 (0), 8-8, 2006

    ...<BR> しかし、最近では、加熱処理技術が向上し、条件や添加物を変えることにより、様々な産地のコランダムから理想的な色相のルビーを作り出すことが可能になってきた。これらの処理は、時として、宝石の希少性を大きく左右し、本来の価値を曖昧にするだけでなく、処理条件が一般的に非公開であることが多いことから、取り引きの現場における不安要素となってきている。...

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  • Be拡散処理ブルー・サファイアの現状について

    北脇 裕士, 阿依 アヒマディ, 岡野 誠 宝石学会(日本)講演会要旨 28 (0), 10-10, 2006

    ...<BR> Be拡散による主な色変化は2価の元素であるBeがコランダム中の3価のAl(アルミニウム)を置換することによって生じるトラップド・ホール・カラ・センターによってイエローが生じることによって説明がなされている。したがって、特にイエロー系のサファイアは加熱・非加熱あるいはBe拡散処理の識別が極めて困難な現状である。...

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  • 低損失Mg4(Nb2-x-yTaxSby)O9固溶体のマイクロ波誘電特性の組成依存性

    田中 幸佑, 小川 宏隆, 菅 章紀, 横井 敦史 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2006S (0), 322-322, 2006

    ...コランダム構造をもつMg<SUB>4</SUB>Nb<SUB>2</SUB>O<SUB>9</SUB>セラミックにおいてNbサイトのTaおとびSb置換による固溶体の合成を行い、マイクロ波誘電特性の組成依存性について検討したMg<SUB>4</SUB>(Nb<SUB>2-<I>x</I>-<i>y</I></SUB>Ta<SUB><I>x</I></SUB>Sb<SUB><I>y</I></SUB>)...

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  • 1973Kでの大気中におけるAl<sub>4</sub>SiC<sub>4</sub>-SiC系緻密焼結体の酸化挙動

    井上 幸司, 山口 明良 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2006S (0), 488-488, 2006

    ...Al,SiやC粉末から合成したAl4SiC4-SiC系焼結体について,大気中,酸化挙動(1700℃)について調べた.SiC単味焼結体の保護層は,クリストバライトとガラスであるシリカから構成されるため,形成された気孔の成長により不安定で剥離された.Al4SiC4単味焼結体の保護層は,ムライトとコランダムから構成された.しかし,ムライトとコランダムの粒界を通じて酸素が内部に拡散し,十分に酸化が抑制されなかった...

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  • コランダムに添加したベリリウムの拡散挙動

    奥山 宗之, 川野 潤, 宮田 雄史 宝石学会(日本)講演会要旨 28 (0), 7-7, 2006

    ...このパラメーターは、コランダム(α‐Al2O3)、ブロメライト(BeO)とクリソベリル(BeAl2O4)の物性を精度よく再現する。このパラメーターを用いて、コランダム中にBeを添加した系でMD計算を行ったところ、融点直下の2000℃付近のみでなく、約1000℃までBeが拡散した。...

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  • In-V-O系新規複酸化物の合成と電気的性質

    藤森 敬洋, 林 大和, 滝沢 博胤 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2006F (0), 526-526, 2006

    ...ABO<SUB>3</SUB>で表される物質にはペロブスカイト型、コランダム型、ビックスバイト型などの構造がある。しかしInFeO<SUB>3</SUB>はInO<SUB>6</SUB>八面体層とFeO<SUB>5</SUB>三角錐の層が交互に積層した特異な構造をなしている。他方の相についても相同定を行う。さらにこれらの電気的性質に関して評価し、結晶構造との関係について検討する。...

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  • 酸化モリブデン系フラックスからの着色コランダム結晶の育成

    三井 主樹, 手嶋 勝弥, 鈴木 孝臣, 大石 修治 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2006S (0), 519-519, 2006

    ...酸化モリブデン(MoO3)フラックス蒸発法により,遷移金属元素(Me)を添加した着色コランダム(サファイア,Al2O3:Me)単結晶を育成した.育成した着色コランダム結晶は,遷移金属元素の種類に関わらず,MoO3フラックスに特有の六方両錐を基本形状とした.遷移金属元素としてNiを選択した場合,生成した着色コランダム結晶は黄色透明であり,最大の大きさは3.0×1.9×1.9 mmに達した.出発原料にLi2O...

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  • コランダム結晶の酸化モリブデンフラックス成長

    望月 圭介, 手嶋 勝弥, 川南 修一, 米澤 卓三, 鈴木 孝臣, 大石 修治 Journal of the Society of Inorganic Materials, Japan 12 (318), 318-321, 2005

    Corundum (Al<SUB>2</SUB>O<SUB>3</SUB>) crystals with a unique form have been successfully synthesized by the evaporation of MoO<SUB>3</SUB> flux at 1100°C. The grown crystals had a black color, and …

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  • 造山帯かんらん岩中のガブロ起源マフィックレイヤーの存在とその同定法について

    小畑 正明 日本岩石鉱物鉱床学会 学術講演会 講演要旨集 2005 (0), 33-33, 2005

    ...近年これら一群の岩石の中には、Eu異常やコランダムの存在から、低圧で生じたガブロが高圧で変成されて生じたものがあることがわかってきた。筆者は全岩化学組成を下にガブロ起源の岩石を同定する新しい方法を提案する。このクライテリアを用いると、ガブロ起源のマフィックレイヤーはこれまで考えられていたよりもより広範にマントルかんらん岩に存在しているらしい。...

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  • 加熱コランダムの鑑別

    北脇 裕士, アブドレイム アヒマディジャン, 岡野 誠 宝石学会(日本)講演会要旨 27 (0), 8-8, 2005

    ...<Br> 昨年9月の鑑別表記ルール改定に伴い、AGL(宝石鑑別団体協議会)ではコランダムの加熱について個別表示するようになった。一部では鑑別機関によって(特に海外のラボとの間で)は加熱・非加熱に関して異なる結果表示がなされるとの指摘が聞かれる。このような背景について考察し、加熱・非加熱の鑑別法について紹介する。<Br> 加熱されたコランダムの鑑別には詳細な内部特徴の観察が重要となる。...

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  • LA-ICP-MS分析法による宝石の産地鑑別

    アブドレイム アヒマディジャン, 北脇 裕士, 古屋 正司 宝石学会(日本)講演会要旨 27 (0), 9-9, 2005

    ...<br> 本報告ではLA-ICP-MS分析法を用いた超微量元素分析を行い、それらの種類や含有量および組み合わせ等から、コランダム、エメラルドおよびトルマリンなどにおける地理的産地鑑別への可能性について検討した。...

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  • 鉛ガラス含浸ルビーの現状と今後

    古屋 正司 宝石学会(日本)講演会要旨 27 (0), 10-10, 2005

    ...このコランダムの加熱加工は1250℃前後の温度で行われているために、鉛はクラックやクリベージに容易に入り込んでいく。加熱温度が低いためスター・ルビーには大変有効な加工技術である。コランダムの加熱加工には1850℃まで温度を上げる技法もあるが、それらとは違って安いコストで加工でき、しかも宝石内部に変化を生じる事が無く美しく仕上がるために、鑑別には大変知識が必要である。...

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  • 特別講演(1) コランダムの結晶化学

    山崎 淳司 宝石学会(日本)講演会要旨 27 (0), 1-1, 2005

    ...<Br> 今回の講演では、コランダム型構造を有する物質の結晶化学的特徴を紹介し、コランダムに各種遷移金属元素をドープし、加熱処理した場合の発色機構について、主に顕微ラマン分光、カソードルミネッセンス スペクトルなど分光学的測定法を用いて得られる知見について紹介する。...

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  • 備前焼模様「緋襷」の生成過程

    草野 圭弘, 土井 章, 福原 実, 藤井 達生, 高田 潤, 村上 隆, 池田 靖訓, 高野 幹夫 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2005S (0), 35-35, 2005

    ...させた試料表面は赤色を示し,電子顕微鏡観察の結果,コランダム粒子にヘマタイト(Fe<SUB>2</SUB>O<SUB>3</SUB>)がエピタキシャル生成していることが分かった....

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  • 原始太陽系星雲におけるコランダムコランダム-ヒボナイト粒子の凝縮と集積

    中村 貴裕, 杉浦 直治, 木村 眞, 宮崎 明子 日本惑星科学会秋季講演会予稿集 2005f (0), 85-85, 2005

    本研究では、従来のcorundum抽出法である化学処理を用いずに、カソードルミネッセンス法によって始源的炭素質コンドライトであるAcfer094のmatrixから効率的にsolar起源のcorundumとcorundum-hiboniteを発見する事ができました。発見した粒子の中のcorundumのみからなるaggregateの存在を説明するためには、ブラウン運動やダストの沈降や乱流による効果で…

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  • スリランカおよび南極産のザクロ石-珪線石片麻岩(コンダライト)におけるスピネル形成反応

    廣井 美邦, 本吉 洋一, 外田 智千, 白石 和行 日本岩石鉱物鉱床学会 学術講演会 講演要旨集 2005 (0), 44-44, 2005

    ...スリランカや南極に産出する石英に富むコンダライトの一部にスピネルやコランダムが形成されている。従来、主として鉱物組織から、スピネル形成反応は外部からの流体浸入による部分融解反応と推定してきたが、この度新たに、主として南極から野外のデータが得られ、部分融解反応である可能性が増大した。...

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  • 南インドMadurai block, Paramathiに産する含クロマイト層状片麻岩中の反応組織形成過程

    越元 沙織, 吉村 康隆, Santosh M. 日本岩石鉱物鉱床学会 学術講演会 講演要旨集 2005 (0), 58-58, 2005

    ...南インドMadurai block,Paramathiには,厚さ数cmのクロマイトに富むレイヤーを含み,サフィリン,スピネル,コランダムを含む層状片麻岩が産する.肉眼的には,角閃石に富むレイヤーとクロマイトレイヤーであるが,角閃石とスピネルの化学組成から化学的には3つのドメインに識別でき,その境界部は変成作用時に化学的な相互作用が起きた部分である.角閃石に富むレイヤー中にはコランダムをコアに持ち,スピネル...

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  • 水酸化アルミニウムの脱水過程に出現する中間相についての構造化学的研究

    木内 篤史, 沼子 千弥, 小藤 吉郎 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2005S (0), 266-266, 2005

    ...ギブサイト(Al(OH)3)がコランダム(a-Al2O3)まで加熱脱水する過程で、結晶構造の異なる中間相が多数出現することが知られている。本研究では、これら中間相の出現の様子とその結晶学的関係を、単結晶のギブサイトと昇温ステージを用いたin-situ単色ラウエ実験により確認した。実験はKEK PF BL4B-1において行った。...

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  • Al4SiC4-SiC系焼結体の繰り返し酸化挙動

    井上 幸司, 山口 明良 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2005F (0), 477-477, 2005

    ...Al,SiやC粉末から合成したAl4SiC4-SiC系焼結体について,大気中,酸化挙動(1773 - 573K)について調べた.SiC単味焼結体の保護層は,クリストバライトとガラスであるシリカから構成され,形成した気孔の成長により不安定であった.Al4SiC4単味焼結体の保護層は,ムライトとコランダムから構成された.しかし,ムライトとコランダムの粒界を通じて酸素が内部に拡散し,十分に酸化が抑制されなかった...

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  • コランダム型低損失マイクロ波誘電体セラミックスの結晶構造と電子状態

    菅 章紀, 小川 宏隆, 横井 敦史 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2005F (0), 54-54, 2005

    ...コランダム型の結晶構造を有するMg<sub>4</sub>Nb<sub>2</sub>O<sub>9</sub>を中心とするマイクロ波誘電体セラミックスにおいて、結晶構造解析と電子状態計算により、結合状態の変化がマイクロ波誘電特性に及ぼす影響を検討した。。...

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  • 粒子分散型U-ROX燃料の照射後試験 (2)

    白数 訓子, 蔵本 賢一, 山下 利之, 市瀬 健一, 小野 勝人, 松井 寛樹 日本原子力学会 年会・大会予稿集 2005s (0), 391-391, 2005

    ...スピネル型、コランダム型とも粒子分散型燃料ペレットにはクラックは見られたものの、ペレットの形状を保っていた。マイクロγ線スキャニングの結果、Csの周辺部への移行が観察された。...

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  • 高温水中におけるステンレス鋼の皮膜に及ぼす溶存水素および溶存酸素の影響

    寺地 巧, 有岡 孝司 日本原子力学会 年会・大会予稿集 2005s (0), 411-411, 2005

    ...一方、溶存酸素環境下の皮膜は、外層がコランダム形構造の酸化物(主はα-Fe2O3、他にCr2O3)であり、内層はNiFe2O4を主体に構成されていた。内層の粒径は水素環境と比べて大きく20nm以上あり、外層との境界も明瞭には観察されなかった。そのため、皮膜の成長は酸素の内方拡散ではなく、溶解再析出によるものと推察される。...

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  • 隠岐島後に産する泥質変成岩中のヘルシナイトのZn含有量について

    増成 寛文 日本岩石鉱物鉱床学会 学術講演会 講演要旨集 2004 (0), 83-83, 2004

    ...【全岩化学組成】星野(1979)はヘルシナイトを含有するコランダム含有泥質片麻岩の原岩がシリカに乏しく,アルミナ含有量の極めて高い岩石(ラテライト質堆積岩) であることを述べた.本地域の,ヘルシナイトを含有する泥質片麻岩はSiO<sub>2</sub>=71.15wt....

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  • 粒子分散型U-ROX燃料の照射後試験(1)

    白数 訓子, 蔵本 賢一, 山下 利之, 木村 康彦, 二瓶 康夫, 神永 敬久 日本原子力学会 年会・大会予稿集 2004f (0), 367-367, 2004

    ...試験に供した燃料は、YSZ単相燃料(Z)、YSZの粉砕片とスピネルまたはコランダムを混合した粒子分散型燃料(S、C)の計3種である。照射は、日本原子力研究所JRR-3において13サイクル、約300日間行った。照射温度は、燃料ペレット中心で1300-1500Kと推定される。X線透過撮影の結果、燃料ペレットには亀裂が見られたものの燃料ピンの外観変化は殆ど観測されなかった。...

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  • CaIrO3型構造の高圧鉱物

    小野 重明 日本鉱物学会年会講演要旨集 2004 (0), 7-7, 2004

    ...Fe2O3は常圧ではコランダム構造をとり、圧力の上昇にともなってペロフスカイト型あるいはRh2O3(II)型構造へ相転移することが報告されている。本研究では、アルゴンあるいはNaCl圧媒体に入れたFe2O3試料を、高圧条件で加熱をしたところ、約60GPaで新しい構造へ相転移することを観察した[3]。...

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  • ギブサイトの加熱脱水過程に出現するいくつかの中間相についての結晶学的研究

    沼子 千弥, 中北 幸恵, 小藤 吉郎 日本鉱物学会年会講演要旨集 2004 (0), 28-28, 2004

    ...ギブサイト(Al(OH)<sub>3</sub>)が加熱脱水によりコランダム(α-Al<sub>2</sub>O<sub>3</sub>)に変化するその過程には様々な結晶構造を有した中間相が多数出現する。本研究では、これら中間相の出現の様子とその結晶学的関係を調べるために、単結晶のギブサイトと昇温ステージを用いたin- situ 単色ラウエ実験を行うことを試みた。...

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  • 新しい技法によるコランダムの加熱処理

    志田 淳子, 北脇 裕士, アブドレイム アヒマディジャン 宝石学会誌 24 (1-4), 13-23, 2004

    In the latter half of 2001, sapphire showing intense orange-pink hue came out in the jewellery market. It was expected that the colour was induced by the so-called "surface diffusion" at first …

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献8件

  • 電顕による隕石中のミクロ-ナノ鉱物カタログと構造変化

    赤井 純治 日本鉱物学会年会講演要旨集 2004 (0), 125-125, 2004

    .../グラファイト<板状、リボン状、他>/球状炭素/同心円状炭素/不定形低結晶度集合体/“ナノカプセル状”/”固体有機物”他)・シリコンカーバイト/ シリコンナイトライド/炭化チタンシリコンカーバイト(SiC)、ダイヤモンド(C)、グラファイト(C)、コランダム(Al2O3)、炭化チタン(TiC)等は、プレソーラーグレインであると考えられているがここでは並べて示してある。...

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  • 高温高圧下における金属鉄と珪酸塩の反応関係

    近藤 忠, 大谷 栄治, 境 毅, 平尾 直久, 久保 友明, 亀掛川 卓美 日本岩石鉱物鉱床学会 学術講演会 講演要旨集 2003 (0), 89-89, 2003

    ...鉄の融点以下の反応生成物としてはパイロープガーネットの場合、アルミナスペロブスカイトとコランダムが出発相に加わり、MORBガラスではMg-ペロブスカイトとCa-ペロブスカイトおよび僅かなスティショバイトが観察された。...

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  • 中国東部,スールー・ダービー帯に産出する超高圧変成岩(藍晶石-石英エクロジャイト)の上昇時における部分融解

    廣井 美邦, 鈴木 美穂子, Wallis Simon 日本岩石鉱物鉱床学会 学術講演会 講演要旨集 2003 (0), 32-32, 2003

    ...その間に常に組成の不連続性が見られる<br>3)残存オンファス輝石およびそれを置換したシンプレクタイト中の単斜輝石あるいは角閃石の組成が藍晶石との位置関係により異なる<br>4)オンファス輝石を置換したシンプレクタイト中の鉄—マグネシウム鉱物が藍晶石の近くでは角閃石,遠い側では輝石であることが多い<br>5)我々はまだ確認していないが,Nakamura (2002) によると斜長石に伴ってスピネルやコランダム...

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  • ベリリウム加熱の現状について

    古屋 正司 宝石学会(日本)講演会要旨 25 (0), 11-11, 2003

    ...当研究所の考えとしてはベリリウム加熱加工は <br> 1)今までの表面拡散(Diffusion)処理とは違うこと <br> 2)加熱加工によりオレンジ、パパラチャ、イエロー、ゴールデン、ブルー、レッド、変化なし等の結果が得られること <br> 3)ベリリウムは宝石の着色原因である遷移元素ではないこと<br> 4)今までの加熱では変化しなかった石までが変化すること等を確認した<br> コランダム...

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  • ベリリウムの拡散を伴う新技法コランダムについての考察

    平田 辰夫, 堀川 洋一 宝石学会(日本)講演会要旨 25 (0), 11-12, 2003

    ...昨年来世界中で物議を醸しているベリリウムの拡散を伴うコランダムの加熱を実際に自分達の試料で処理してもらえる機会をAGL(宝石鑑別団体協議会)としてもてた。当社もその一員としてタイに赴き、実際の処理の現場を観察し自分たちの合成サファイアを処理してもらった。...

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  • マイクロPD法で合成されたコランダム/YAG関連共晶体ファイバーの微細組織と結晶方位

    中井 宗紀, 李 宗甫, 海田 博司, 吉川 彰, 杉山 和正, 和久 芳春, 福田 承男 日本鉱物学会年会講演要旨集 2003 (0), 50-50, 2003

    ...また、コランダム(001)種結晶からファイバーの成長方向に沿うコランダム相の結晶方位変化も確認できた。成長開始点では共晶体のコランダム相の結晶方位は種結晶と完全に一致したが、成長が進むとコランダムのc軸は成長方向に垂直になる。 ...

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  • ギブサイトの脱水過程に現れる中間相の結晶学的研究

    沼子 千弥, 小藤 吉郎 日本鉱物学会年会講演要旨集 2003 (0), 37-37, 2003

    ...ギブサイト(Al(OH)<sub>3</sub>)が加熱脱水によりコランダム(a-Al<sub>2</sub>O<sub>3</sub>)に変化するその過程には様々な結晶構造を有した中間相が多数出現することが知られている。...

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  • LA-ICP-MS(誘導結合プラズマ質量分析)装置を用いたコランダムの分析及び着色メカニズムの検討

    Abduriyim Ahmadjan, 志田 淳子, 北脇 裕士 日本鉱物学会年会講演要旨集 2003 (0), 42-42, 2003

    ...<br>  各手法による合成コランダムと天然各色コランダムを用いて、クリソベリル粉と混合した後に、1800℃の高温電気炉で分別に22時間と10時間の加熱実験を行った。その結果、未加熱および従来の加熱法と新技法のコランダムの間にはベリリウム濃度に明らかな差異が認められ、この分析手法の有効性が確認できた。...

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  • 低温における反磁性・絶縁鉱物の磁場整列特性

    植田 千秋, 田中 健太, 高島 遼一 日本鉱物学会年会講演要旨集 2003 (0), 26-26, 2003

    ...<br>  一方で近年、コランダム、フォルステライト、白ウンモ、生セッコウ、正長石、ADP,KDP、水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム、ジアスポアなど多数の基本的な無機酸化物の反磁性異方性が検出された。それらの測定値は結晶を構成する個々の結合軌道が、一定の反磁性異方性を有すると仮定することで矛盾無く説明される。...

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  • 東南極リュツォ・ホルム岩体スカレビークスハルセンに産する高度変成岩類

    吉村 康隆, 宮本 知治, 本吉 洋一 日本岩石鉱物鉱床学会 学術講演会 講演要旨集 2003 (0), 44-44, 2003

    ...<BR> ザクロ石-スピネル-珪線石片麻岩は,粗粒なザクロ石や珪線石の周囲にはスピネル+斜長石のシンプレクタイトが発達する.主な構成鉱物は,ザクロ石,スピネル,珪線石,コランダム,斜長石,カリ長石,石英であるが,スピネルと石英やコランダムと石英が接して産することはなく,これらの共生は,今のところ認められていない.ザクロ石はYやPをほとんど含まず組成累帯構造も認められない.マトリックス中の斜長石より...

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  • スリランカ・ハイランド岩体の最高変成条件-超高温・高圧変成作用の解析-

    小山内 康人, Sajeev Krishnan, Kehelpannala Wilbert, Prame Bernard 日本岩石鉱物鉱床学会 学術講演会 講演要旨集 2003 (0), 37-37, 2003

    ...-石英およびザクロ石-コランダム-珪線石共生が見出された.ザクロ石-コランダム-石英共生は、Guiraud et al.(1996)では約1000℃、11kbar以上で安定に存在するとされており、付近のサフィリングラニュライト中の斜方輝石がしめす最大アルミニウム含有量(12.88wt%)から見積もられる温度条件(約1150℃)とも矛盾しない.従って、様々な岩石成因論的グリッドを用いた泥質グラニュライト...

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  • LA-ICP-MS(誘導結合プラズマ質量分析)装置を用いた新技法コランダムの分析

    アヒマディジャン アブドレイム, 志田 淳子, 北脇 裕士 宝石学会(日本)講演会要旨 25 (0), 12-12, 2003

    ...<br> 本研究では、レーザー・アブレション・システムを用いた誘導結合プラズマ質量分析装置(LA-ICP-MS)を使用してベリリウム(Be)を含めた不純物元素の測定を行い、新技法コランダムの看破の可能性を追求した。<br> その結果、未加熱および従来の加熱法と新技法のコランダムの間にはベリリウム濃度に明らかな差異が認められ、この分析手法の有効性が確認できた。...

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  • ゾル-ゲル法による α-アルミナの低温合成-硝酸添加効果(II)

    森田 輔, 橋本 忠範, 那須 弘行, 神谷 寛一 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2003S (0), 348-348, 2003

    ...コランダムをシードしたアルミナゲルを、硝酸を触媒としてAl (0-sec-Bu)_3からゾル-ゲル法を用いて調製した。合成量を変化させて作製したアルミナゲルを800℃で種々の時間熱処理し、結晶化挙動を比較することで量産化の可能性を検討した。その結果合成量を増加させると、800℃で100% α化するものの、それに要する時間は増加することが分かった。...

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  • MgSiO<SUB>3</SUB>ペロブスカイトへのFeとAlの固溶

    藤野 清志, 小川 久征, 泉 宏之, Das Kaushik, 富岡 尚敬, 大西 市朗 日本鉱物学会年会講演要旨集 2003 (0), 9-9, 2003

    ...と分析電顕による解析の結果,Al<SUB>2</SUB>O<SUB>3</SUB>の割合により生成相は以下のように変化した.Al<SUB>2</SUB>O<SUB>3</SUB>が0および5 モルパーセントでは,ペロブスカイトとマグネシオウスタイトおよびスティショバイトの3相が共存し,Al<SUB>2</SUB>O<SUB>3</SUB>が25 および50 モルパーセントではそれらの共存相に加えてコランダム...

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  • 微小重力を用いた高感度磁気異方性測定システムの開発

    植田 千秋, 田中 健太, 高島 遼一 日本鉱物学会年会講演要旨集 2003 (0), 86-86, 2003

    ...当グループでは無機酸化物においても、反磁性異方性エネルギーに起因した回転調和振動が0.1テスラ以下の低磁場で誘発されることを、コランダム、長石、石膏、マイカ、粘土鉱物などの基本的な無機絶縁鉱物で見出し、その観測から微弱な反磁性異方性を数多く検出することに成功した。このような値の集積は反磁性異方性の発生機構を解明するための基盤として重要である。...

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  • Mn<sub>2</sub>O<sub>3</sub>の高圧単結晶構造解析と圧力相転移,電荷移動

    山中 高光, 永井 隆哉, 福田 智男, 橘高 弘一 日本鉱物学会年会講演要旨集 2003 (0), 39-39, 2003

    ...Prewitt et at., (1969) は Mn<sub>2</sub>O<sub>3</sub> はC型構造から高圧下でコランダム構造に転移することを提案した.またShono et al., (1997)は20GPa以上でコランダム構造と異なる未知の高圧相の存在を報告した....

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  • ビルマNanya産のルビーについて

    平賀 清美 宝石学会(日本)講演会要旨 24 (0), 15-15, 2002

    ...特にひすいやコランダムは世界一とも言える良質の原石が産出されています。しかし国の政策により思うように採掘が行われず、良質の原石をコンスタントに採掘するのは大変難しいようです。今年の初めにビルマのNanya産と言われる美しい非加熱のルビーを鑑別することが出来ました。原石1個とカット石6点で大変美しい品物でした。Nanyaは人口数百人の、ほとんどの地図に記載のない小さな村です。...

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  • 強磁場中におけるアルミナサスペンションの電気泳動堆積

    打越 哲郎, 鈴木 達, 奥山 秀男, 目 義雄 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2002F (0), 276-276, 2002

    ...α-アルミナ(コランダム)は反磁性体ではあるが、六方単位格子のab面およびそれに直交するc軸方向で、結晶構造に由来する僅かな磁気異方性が存在する。このためα-アルミナ単結晶粒子を強磁場(>数T)中に置くと、磁場方向とc軸が一致する向きに粒子が回転する。...

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  • 顕微ラマン分光法の宝石鑑別への応用例

    岡野 誠, 北脇 裕士 宝石学会(日本)講演会要旨 23 (0), 11-11, 2001

    ...また、ジルコン結晶は加熱によりスペクトルが変化することが知られており、コランダム中のジルコン結晶を分析することにより、加熱エンハンスメントに関する情報を得ることが可能である。その他、ジェダイト中に含有されるアルバイトなどの他種鉱物の分析も容易に行うことが可能である。また、顕微ラマン装置はフォトルミネッセンス分光を行うことが可能である。...

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  • ベリリウム·トリアルミネイトのフラックス合成—新しい宝石の可能性—

    田端 英世, 中村 和雄, 川上 省二, 坂口 修司 宝石学会(日本)講演会要旨 23 (0), 6-6, 2001

    ...フラックスの組成(LiMoO<SUB>4</SUB>/MoO<SUB>3</SUB>比)を変えることによって生成する結晶(ベリリウム·トリアルミネイト、コランダム、クリソベリル、その他)の種類と量が変化した。ベリリウム·トリアルミネイト結晶は斜方晶系に属し、格子定数はa=9.553Å、b=13.816Å、c=8.929Åである。...

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  • ハロイサイトとヨウ化カリウムの加熱変化

    山口 一裕, 草野 圭弘, 福原 実, 土井 章 日本化学会誌(化学と工業化学) 1992 (2), 161-165, 1992-02-10

    ...しかし,1300℃ で長時間焼成すると,カリオフィライトはリューサイトとコランダムに変化し,このコランダムの一部はカリウムと反応してK<SUB>2</SUB>A<SUB>12</SUB>慧0<SUB>34</SUB>が生成する。また,石英が存在すると,カリオフィライトと反応してリューサイトのみ生成し,コランダムは形成されない。...

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