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検索結果 184 件

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  • 多項目自動血球分析装置XRシリーズの体液モードの評価と異型細胞検体の検討

    保科 ひづる, 佐藤 さくら, 河西 美保, 林 文明, 浜口 佳子, 折田 茂 医学検査 73 (1), 31-53, 2024-01-25

    ...今回,我々はシスメックス株式会社より新たに開発された多項目自動血球分析装置XRシリーズを評価する機会を得,その体液モードの基礎性能評価と異型細胞検知能,新規機能である3次元スキャッタグラムと出現細胞との関連性を検討した。実効感度,希釈直線性,目視鏡検法およびXNシリーズ(シスメックス株式会社)との相関性は良好な結果で,XRシリーズは体液検査の遂行に十分な性能を有していると考えられた。...

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  • バイオ医薬品製造に用いる細胞基材の樹立に関する留意事項

    岸岡 康博, 多田 稔, 栗林 亮佑, 堀内 貴之, 高倉 知朗, 山野-足立 範子, 三﨑 亮, 石井 純, 太田 康勝, 大屋 智資, 片山 和彦, 川原 彰人, 小山 伸吾, 阪下 日登志, 瀧村 靖, 森本 拓也, 中野 歩希, 早水 健二, 日向 昌司, 村上 聖, 内田 和久, 大政 健史, 石井 明子 日本PDA学術誌 GMPとバリデーション 25 (1), 10-19, 2023

    <p>バイオ医薬品の製造には,動物細胞や微生物に目的遺伝子を導入して樹立された細胞基材が用いられる。細胞基材の特性は,産生物である製品の品質及び安全性に影響することから,適切な細胞基材を樹立して製造に用いることが,最終製品の品質を確保する上で極めて重要である。細胞基材については,ICH Q5B及びQ5Dガイドラインにおいて,遺伝子発現構成体の解析やセルバンクの調製と特性解析等に関して基本的な指針…

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  • 多項目自動血球分析装置XRシリーズの基礎的検討

    鯉田 祐佳里, 岡崎 葉子, 菊間 知恵, 山下 智江, 湊 由理, 野原 圭一郎, 仲井 里枝, 三枝 淳 医学検査 71 (4), 657-666, 2022-10-25

    ...CBC(complete blood count)の併行精度(同時再現性),従来機であるXN-9000(シスメックス社)との相関性,およびDIFF項目における目視鏡検値との相関性はいずれも良好であった。IGについては,目視鏡検値ならびに血液像自動分析装置DI-60(シスメックス社)の幼若顆粒球比率との相関性,目視鏡検結果との一致率共に良好な結果を示した。...

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  • 尿沈渣検査において糸球体型赤血球の判定が困難であった4例の急速進行性糸球体腎炎

    服部 亮輔, 原 美津夫, 安藤 秀実, 三上 千映, 里吉 和也, 荒木 秀夫 医学検査 70 (4), 810-816, 2021-10-25

    ...また,2例はUF-1000i(シスメックス社)の赤血球形態情報(RBC-Info.)がMixed?と判定された。これらの結果から病態を推測し,糸球体性血尿を疑うことが可能であった。著しく腎機能が低下した状態では,糸球体性血尿であるにもかかわらず,尿沈渣中の赤血球形態に変化を示さないことがあり,赤血球形態の判定に注意が必要である。...

    DOI Web Site 医中誌

  • HISCL<sup>TM</sup> SARS-CoV-2抗体試薬の反応性評価

    菊地 良介, 鈴木 敦夫, 金 貞姫, 度會 理佳, 森瀬 昌宏, 齋藤 尚二, 八木 哲也, 松下 正 医学検査 70 (2), 220-227, 2021-04-25

    ...今回,新たにシスメックス株式会社が開発したHISCL<sup>TM</sup> SARS-CoV-2抗体試薬について,COVID-19と診断された3症例の経時的血清サンプルを使用して反応性および抗体産生の推移についての検証を行った。症例1では来院時点(第X病日)からSタンパクを抗原としたIgM抗体(S-IgM)が陽性を示した。...

    DOI Web Site 医中誌

  • インクジェットプリンティングによる試薬固定化法を利用する1ステップバイオアッセイマイクロデバイスの開発

    河相 優子, 白井 亮洋, 角田 正也, 井手上 公太郎, 末吉 健志, 遠藤 達郎, 久本 秀明 分析化学 70 (3), 125-131, 2021-03-05

    <p>本研究では,インクジェットプリンティングを用いて一つのポリジメチルシロキサン(Poly(dimethylsiloxane), PDMS)製マイクロ流路内に2種類の反応試薬を固定化した1ステップ均一系競合型バイオアッセイマイクロデバイスを開発した.インクジェットプリンターは試薬をナノリットルサイズの液滴として正確な量を位置選択的に吐出するため,互いに反応する2種類の試薬を混ざることなく微少空…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件

  • 粒子計数分析装置による培養細胞を用いた薬剤感受性の評価

    小田 康雅 日本毒性学会学術年会 48.1 (0), P-165-, 2021

    <p>薬物の毒性・安全性の評価には、単回投与毒性試験,反復投与毒性試験,遺伝毒性試験,がん原性試験などがあり、 試験に応じてin vivo, in vitroで実施される。以前より、動物愛護の観点から3R(Replacement, Refinement, Reduction)の精神が取り込まれるようになり、株化された培養細胞や各種組織細胞へ分化させた培養細胞を用いたin …

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  • 多血小板血漿作製後の時間経過における全自動血液凝固測定装置CSシリーズでの血小板凝集能の変化

    丸尾 理恵, 金子 誠, 坂寄 輔, 渡邊 ゆり, 佐藤 金夫, 佐藤 智明, 尾崎 由基男, 矢冨 裕 医学検査 69 (4), 631-639, 2020-10-25

    <p>【背景・目的】血小板凝集能検査(透過光法)は,自動測定器で数多くの検査を実施可能となった。しかし多検体処理では,機器内での検査待ち時間延長により検体の多血小板血漿(PRP)は長時間静置状態となる。細胞である血小板は沈降し検査前の撹拌がないと血小板分布が不均一な検体となること,また採血後の時間経過による血小板反応性の変化も懸念される。この静置の血小板凝集への影響を検討した。【方法】健常人から…

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  • 災害時の運用を想定したVITROS XT7600によるDダイマー測定の検討

    鈴木 敦夫, 菊地 良介, 亀山 なつみ, 山本 ゆか子, 安藤 善孝, 松下 正 医学検査 69 (2), 193-197, 2020-04-01

    ...Dダイマー測定試薬にはナノピアDダイマー(積水メディカル株式会社)を使用し,対照機器・試薬にはそれぞれCS-5100およびリアスオートDダイマー・ネオ(ともにシスメックス株式会社)を使用した。これらを用いて併行精度,相関性および検体処理能力を検証した。併行精度は,変動係数が低濃度域で5.0%,高濃度域で1.6%であった。...

    DOI 医中誌

  • CS-5100に搭載された血小板凝集能解析パラメータであるPlatelet Aggregation LevelとPRP313MのGrade Typeの比較検討

    清水 美千絵, 北野 圭介, 山口 詩織, 石戸谷 典明, 坂寄 輔, 山口 浩司, 山田 哲司 医学検査 68 (3), 501-506, 2019-07-25

    <p>近年,血小板凝集能検査は従来の目的である先天性出血性疾患の診断や血栓傾向の確認だけでなく,抗血小板薬の効果確認を目的として実施する施設も多く存在する。当院でも血小板凝集能検査半自動装置であるPRP313Mに搭載されている4濃度法の解析指標であるグレードタイプ(Grade Type; G-Type)を用いて,抗血小板薬の効果確認を行っている。このたび全自動血液凝固測定装置CS-5100に血小…

    DOI 医中誌

  • トロンビン試薬の原材料変更によるフィブリノゲン測定への影響の検証

    井上 結以, 鈴木 敦夫, 亀山 なつみ, 前田 奈弥, 山本 ゆか子, 菊地 良介, 安藤 善孝, 松下 正 医学検査 68 (3), 494-500, 2019-07-25

    ...対象試薬はトロンボチェックFib(L)(シスメックス)で,ヒト由来トロンビンを使用したロットとウシ由来トロンビンを使用したロットを比較した。全自動血液凝固測定装置CS-5100(シスメックス)を使用し,同時再現性・日差再現性・高値希釈直線性・最小検出感度・材料間相関性・共存物質の影響について検討した。なお,本研究は名古屋大学医学部生命倫理審査委員会の承認を得て施行した。...

    DOI 医中誌

  • 尿培養検査の省略提案条件の設定と実施効果

    平良 ひかり, 大城 健哉, 宮城 ちひろ, 真栄田 百合子 医学検査 68 (3), 450-454, 2019-07-25

    ...今回,尿培養検査の効率化を目的として,全自動尿中有形成分分析装置UF-1000i(シスメックス株式会社,以下UF)の結果と検体性状に基づく尿培養検査の省略提案条件を設定し,経費削減効果も確認した。尿培養検査の省略提案は「透明尿かつUFで細菌陰性かつ白血球陰性」と設定した。尿培養検査の省略提案開始後の2016年10月から2018年7月の間に243件の尿培養が省略された。...

    DOI 医中誌

  • 人工飼料摂食性の劣る蚕品種の全齢人工飼料飼育による採種について

    田中, 幸夫, 岡崎, 博之, 常山, 泉, 飯田, のり子, 池嶋, 智美 大日本蚕糸会研究報告 (66) 11-16, 2019-03

    ...シスメックス株式会社において桑葉育で維持されている,人工飼料摂食性のやや劣る中国種「KW2」の全齢人工飼料飼育を,日本農産工業株式会社製「シルクメイト原種1-3齢用S」飼料を用いて試み,飼育および産卵成績を調査した。9蛾を掃き立てたところ,24時間後の毛振るい蚕歩合は蛾区により異なり,最高89.0%,最低63.5%,平均81.4%であり,成長は不揃いであった。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • Turn around Time(TAT)を考慮した全自動血液凝固測定装置の検討

    勢井 伸幸, 志水 美沙, 志水 俊夫, 多田 遥香, 渡辺 光穂, 速水 淳 医学検査 68 (1), 138-143, 2019-01-25

    ...今回,Turn around Time(TAT)を考慮して,積水メディカル社のCP3000を導入し,シスメックス社のCS-2000iとの比較検討を行った。ボランティア15名の採血を行い,ある曜日と同じ検査項目を測定した。結果として,検体測定開始から最終結果が算出されるまでの時間は,CP3000が21分20秒,CS-2000iが53分52秒であった。...

    DOI 医中誌

  • 血液分析装置用動物対応ソフトウェア XN-Vを用いたラット・マウスにおける骨髄検査の自動化を目指した性能評価

    仙石 未佳子, 土屋 成一朗, 西川 健 日本毒性学会学術年会 46.1 (0), P-164-, 2019

    <p>【目的・背景】非臨床試験分野において多くの検査項目が自動化されている中、骨髄検査の細胞分類の自動化はまだ実現されていない。骨髄の細胞分類は末梢血と比較して難易度が高いのに加え、骨髄細胞比率の算出には平均500細胞のカウントを実施するため、測定工数、再現性や施設間差が課題となっている。そこで骨髄細胞分類の自動化を目指して、Sysmex社の血液分析装置用動物対応ソフトウェア …

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  • 塗抹標本作製装置 SP-50 の動物血への適用

    小田 康雅, 松尾 高博, 長谷川 慎司 日本毒性学会学術年会 45.1 (0), P-251-, 2018

    <p>血液の測定には、血算・凝固・免疫・生化学・血液ガスなど様々な測定が行われる。それぞれ自動化が進み、試料を準備するだけでデータの得られる項目も多くなった。通常の試料と大きく異なる結果が得られた場合にどのように対処・解釈すればよいのか、あとから対処・解釈できるようにするためには予備的・追加的に何を実施しておくべきかといったことを理解しておけば、手間を掛けた過程を無駄にすることなく測定結果を活用…

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  • 単純性膀胱炎患者の尿培養からCO<sub>2</sub>依存性<i>Escherichia coli</i>を分離した1症例

    星 紫織, 松本 竹久, 植村 彰, 有吉 英二, 田中 美穗 医学検査 67 (2), 265-269, 2018

    ...MicroScan Neg IDパネルを用いた全自動同定感受性装置MicroScan WalkAway96SI(ベックマン・コールタージャパン)による同定試験を実施したところ,菌の発育不良のため結果が得られなかったが,同時に行ったrapid ID 32 E(シスメックスビオメリュー)での同定結果は<i>E. coli</i>(同定確率99.9%)となった。...

    DOI 医中誌

  • XN-Vシリーズにおける手動解析の適用(気管支肺胞洗浄液の解析)

    小田 康雅, 松尾 高博, 長谷川 慎司 日本毒性学会学術年会 45.1 (0), P-250-, 2018

    ...</p><p>動物血に対応した血液分析装置であるXT-iV(シスメックス)では、肺胞洗浄液(BALF)の測定への対応を試みた経緯がある。自動分画では上手く分析できないことが判明し、手動分画機能を用いた解析によって対照となる目視計数のデータと良好な相関を得ることができた。スクリーニングとして有用であるとのご判断をいただき、市場にてご利用いただいている。...

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  • 人工知能による病理画像認識の現状

    袴田 和巳 日本毒性学会学術年会 45.1 (0), S13-4-, 2018

    ...さらに、ライフインテリジェンスコンソーシアム(LINC、Project06 参加企業:大塚製薬株式会社、富士通株式会社、第一三共株式会社、シスメックス株式会社)において、薬剤を投与した時の組織への影響の有無や病変領域の推定を試みた。これらの結果を報告するとともに人工知能を用いた病理像の認識について現状とその問題点を議論したい。</p>...

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  • CS-2100iの血小板凝集能検査―基礎的検討及び抗血小板薬の薬効評価に対する有用性の検討―

    木村 充, 横田 明枝, 梶丸 弘幸, 上林 寛司 医学検査 66 (5), 471-477, 2017

    ...このたび凝固測定機器CS-2100i(シスメックス株式会社)で血小板凝集能検査が実施可能となった。CS-2100iでは,多血小板血漿(PRP)と乏血小板血漿(PPP)を準備すれば,その後の測定は自動で行われる。基礎検討の結果,日常検査に十分な性能であった。ADP 1 μM及び10 μMの2濃度を測定し最大凝集率を判定することで,全血法同様に抗血小板薬の薬効評価が可能であることが分かった。...

    DOI 医中誌

  • 学生にグループ分けのある学科配属問題― 離散凸解析の適用例

    赤堀 峻, 関口 陽介, 田村 明久 日本オペレーションズ・リサーチ学会和文論文誌 60 (0), 50-73, 2017

    <p>慶應義塾大学理工学部では1年生は学門という5つのグループに別れ,2年生に進級する際に11学科への学科分けが行われる.各学門の学生は学門に前もって割り当てられている3または4学科の中のいずれか1つに配属される.学門学科間の配属人数に制約があるため,この問題は通常の安定マッチングモデルでは扱えない.本論文では,このように学生がグループ分けされた状況へと安定マッチングモデルを拡張し,学科配属アル…

    DOI Web Site Web Site 参考文献10件

  • 全自動免疫測定装置HISCL-2000iによるHBs抗原測定の基礎的検討

    山田 みゆき, 阿部 知世, 佐藤 直仁, 佐藤 智明, 森兼 啓太 医学検査 65 (1), 98-102, 2016

    ...シスメックス社のHISCL-2000i(HISCLと略す)のHBs抗原測定に関する評価を,富士レビオ社のルミパルス プレストII(ルミパルスと略す)およびアボット ジャパン社のアーキテクトアナライザーi2000SR(アーキテクトと略す)の2機種と比較し,評価した。...

    DOI 医中誌

  • 凝固検査用サンプル取扱いの標準化

    小宮山 豊 日本血栓止血学会誌 27 (6), 623-630, 2016

    <p><b>要約:</b>日本検査血液学会標準化委員会の凝固検査標準化ワーキンググループは,凝固検査標準化の第1 歩として,2016 年8 月凝固検査検体取扱いに関するコンセンサスを発表した.含まれる検査はプロトロンビン時間,活性化部分トロンボプラスチン時間,フィブリノゲン,ループスアンチコアグラント,希釈ラッセル蛇毒時間,凝固因子インヒビター定性(クロスミキシング試験),トロンボテスト,ヘパプ…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献6件

  • 鉄過剰食投与ラットにおける出血および凝固異常の解析

    井澤 武史, 新 真智, 稲井 洋平, 土屋 成一朗, 桑村 充, 山手 丈至 日本毒性学会学術年会 43.1 (0), P-182-, 2016

    【目的】当研究室の先行研究において,ラットを用いた鉄過剰食の投与実験にて複数個体に出血傾向が認められた.食餌性鉄投与による血管系や凝固系への影響に関する報告は乏しく,そのメカニズムには不明点が多い.本研究では,鉄過剰食投与ラットを用いて,出血メカニズムの解析を行った.【方法】F344ラット(6週齢,雄)に鉄過剰食(1% Fe含有,クエン酸鉄配合)または正常食(0.02% …

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  • 多項目血球分析装置用動物対応ソフトウェアXN-Vシリーズの測定性能評価

    土屋 成一朗, 中嶋 紀覚, 西川 健, 平山 英樹, 安田 リエ, 蓑毛 博文, 内野 博志, 水上 利洋 日本毒性学会学術年会 43.1 (0), P-128-, 2016

    多項目血球分析装置用動物対応ソフトウェアXN-Vシリーズはヒト用に開発された多項目血球分析装置XNシリーズ を用いて動物の血液学的検査に対応するものである。XN-Vシリーズでは新規に白血球総数と有核赤血球を同時に測定できるWNRチャンネル、血小板を特異的に染色し低値域の測定精度向上を可能としたPLT-Fチャンネル、動物専用機能として必要血液量を低減させた低吸引量モードを搭載している。これら機能に…

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  • 多項目血球分析装置XN-VおよびADVIA120で測定した6種動物の血液データの相関

    安田 リエ, 蓑毛 博文, 内野 博志, 土屋 成一朗 日本毒性学会学術年会 43.1 (0), P-129-, 2016

    ...【背景】シスメックス株式会社製の多項目血球分析装置用の動物対応ソフトウェアXN-Vシリーズは,ヒト用に開発した多項目血球分析装置であるXNシリーズを動物仕様にしたものであり,同社のXT-Vシリーズの後継機種である.今回,同様の動物用血液学的検査装置であるシーメンスヘルスケア・ダイアグノスティクス株式会社製のADVIA120とXN-Vの血液学的検査値の相関を検証した....

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  • UF-1000iによる尿中赤血球形態情報の検証―尿沈渣検査法・臨床診断との比較―

    愛甲 佐津紀, 西 律子, 川口 路実, 小橋 眞規子, 山田 祐也 医学検査 65 (4), 419-423, 2016

    ...今回,フローサイトメトリー法を用いた全自動尿中有形成分分析装置UF-1000i(シスメックス社)による赤血球形態情報RBCinformation(以下,RBCinfo)のあった631件を対象に,RBCinfoの尿沈渣検査法(以下,目視鏡検)との整合性と,出血部位推定の精度を確認することを目的に,臨床診断とその背景を調査した。...

    DOI 医中誌

  • 多項目自動血球分析装置XN-550を用いた髄液細胞数算定の基礎的検討

    田中 雅美, 宿谷 賢一, 森田 賢史, 久末 直子, 影山 祐子, 大久保 滋夫, 下澤 達雄, 矢冨 裕 医学検査 64 (6), 749-754, 2015

    ...シスメックス株式会社(以下,シスメックス社)より開発された多項目自動血球分析装置XN-550による髄液細胞数算定の基礎的検討を行った。再現性,直線性,最小検出感度,目視法との相関性は良好な結果が得られた。しかし,変性した細胞を含むドレナージ検体では,目視法との乖離が認められ,これらの細胞は側方蛍光強度の低い位置にプロットされた。...

    DOI 医中誌

  • MALDI-TOF MSによる微生物同定の現状と活用にあたっての留意点

    関口 幸恵 腸内細菌学雑誌 29 (4), 169-176, 2015

    近年,臨床分野や医薬品製造,食品製造分野での微生物検査において,MALDI-TOF(Matrix Assisted Laser Desorption/Ionization-Time of Flight;マトリックス支援レーザー脱離イオン化-飛行時間型)の質量分析計を用いた手法が新たな微生物同定法として使用されつつある.本技術では,微生物菌体そのものを測定対象とし,タンパク質由来のピークが見られる…

    DOI 医中誌

  • 被験者への負荷軽減を目的とした改良糖負荷試験食の開発と性能評価

    江川 重信, 馬場 郁子, 角中 ちひろ, 佐藤 利幸 人間ドック(Ningen Dock) 30 (3), 580-587, 2015

    <b>目的:</b>糖負荷試験食の一つであるミールテストCは,時間内の摂取が大変であることなどの問題が指摘されている.この解決案として,既存のミールテストCのクッキー枚数を減らし,相当する糖質を飲料に溶解する改良使用を考案した.その有効性を,既存負荷法との血糖上昇の比較や被験者への受容性アンケート等から検証した.<br><b>方法:</b>糖尿病と診断されておらず,直近の健診で空腹時血糖値が90…

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  • 施設ペルソナの提案

    水本 徹, 山崎 和彦, 山岡 俊樹, 中平 増尚 日本感性工学会論文誌 14 (1), 17-27, 2015

    Persona method is very effective method to improve customer's satisfaction. And, personas are suitable for development of BtoC (Business to Consumer) products. Facility personas are an idea that …

    DOI 参考文献1件

  • 業務用製品の取扱説明書における構造化ヒューリスティック評価法に用いるチェックリストの提案

    水本 徹, 馬場 由美 人間生活工学 15 (1), 51-57, 2014-03-31

    <p>機器のユーザビリティ評価手法は数多く存在するが,取扱説明書のユーザビリティ評価手法はほとんど知られていない.そこで,本研究では,取扱説明書のユーザビリティ評価に適した構造化ヒューリスティック評価法に用いるチェックリストを提案する.機器のユーザビリティ評価手法の中でも,ヒューリスティック評価法は社内の有識者がチェックリストを用いてユーザビリティ上の問題点を見つける手法であるため,実ユーザーを…

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  • フローサイトメトリーを用いた遊離細胞の新規DNA解析法

    森崎 博実, 阿部 滋樹, 海老 龍一郎, 森田 将且, 尾黒 昌彦, 田島 功規, 岡 智子, 井上 淳也, 田中 庸介 サイトメトリーリサーチ 24 (2), 41-52, 2014

    <p>前がん病変などで検体中に存在する少数の増殖細胞が,大多数の正常細胞に紛れている場合,検体の増殖状態を知ることは困難となる。本論文では,検体中の主として増殖細胞を捉える新規フローサイトメトリーについて報告する。本法では,粒子幅や蛍光幅,細胞の染色体数に相当する情報を,それぞれ前方散乱光信号幅,蛍光信号幅,蛍光染色したDNA …

    DOI 医中誌

  • 血液培養陽性ボトルからの分離培養および同定に難渋した<i>Clostridium symbiosum</i>の1例

    仲田 佑未, 藤原 弘光, 森下 奨太, 室田 博美, 大楠 清文, 原 文子, 本倉 徹 医学検査 63 (5), 563-567, 2014

    ...用い,嫌気培養下で翌日発育を認めた.Ryuの試験は陰性,性状確認試験では,0.001% crystal violet耐気試験はSensitive,20%胆汁耐気試験はResistant,Esculin加水分解能はNegative,硫化水素産生能はPositiveであった.質量分析装置MALDI Biotyper(ブルカー・ダルトニクス)では<i>C. symbiosum</i>,VITEK MS(シスメックス・ビオメリュー...

    DOI 医中誌

  • テストミールと採血不要の血糖モニタリングシステムを利用した耐糖能異常検出の試み

    江川 重信, 佐藤 利幸, 岡田 正規, 馬場 郁子 人間ドック(Ningen Dock) 28 (1), 71-77, 2013

    <b>目的:</b>HbA1cや空腹時血糖では検出が困難である,初期の耐糖能異常を検出することを目的として,テストミール負荷と,採血なしで血糖曲線下面積(血糖AUC)を測定するシステムの有効性を検証した.<br><b>方法:</b>糖尿病と診断されていない40歳以上の健診受診者50名を対象とし,皮膚表層に0.3mmの微細針アレイで微細孔を形成した後に,組織液採取用のゲルパッチを貼付し,ミールテス…

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  • P2-065  Th17細胞はSKG関節炎モデルマウスの病態形成に関与する

    宮本 佳昭, 池田 昌郁, 宇賀 均, 三枝 淳, 森信 暁雄, 熊谷 俊一, 倉田 寛一 日本臨床免疫学会会誌 35 (4), 359a-359a, 2012

      SKGマウスはT細胞受容体シグナル分子ZAP70の点突然変異を有することから,T細胞の胸腺教育異常により,末梢中に自己反応性T細胞が出現し,ヒトの関節リウマチに類似した関節炎を自然発症する.一方,Th17細胞は,関節炎モデルにおいて病原性を示すなど,自己免疫疾患病態への深い関与が注目されている.<br> …

    DOI Web Site 医中誌

  • 微細針穿孔法による起床時コルチゾール反応の経皮的な評価

    野村 収作, 大平 雅子, 鈴木 健太, 野崎 綾子, 吉川 泰生, 佐藤 利幸 ライフサポート 24 (2), 48-55, 2012

    Transdermal assessment of cortisol awakening response (CAR) by microneedle perforation technique was regarded. CAR is a prominent cortisol variation after awakening. Since it has been reported to …

    DOI 参考文献12件

  • 尿中薬物簡易スクリーニングキット2製品の比較検討

    杉村 朋子, 原 健二, 久保 真一, 西田 武司, 弓削 理絵, 石倉 宏恭 日本救急医学会雑誌 23 (12), 842-850, 2012

    Triage DOA (Sysmex Corporation) has been used to date in tertiary emergency centers, in carrying out simple drug screening from urine samples. In November, 2010, a urinalysis kit INSTANT-VIEW M-I …

    DOI 医中誌 被引用文献2件 参考文献2件

  • 溶血遠心分離法による血液培養の有用性について

    桂川 晃一, 波多野 正和, 西部 亮三, 森 良雄, 田中 孜 日本農村医学会学術総会抄録集 60 (0), 317-317, 2011

    ...(2)自動機法:自動血液培養装置BacT/Alert3D(シスメックス・ビオメリュー)、成人にはSA及びSN培養ボトル、小児にはPF培養ボトルを使用、休日・夜勤帯に患者血液を接種されたボトルを当直技師もしくは看護師が自動機にセットし運用した。 【検討対象】2004年度から2010年度まで。溶血遠心分離法で2549件、自動機法で2773件の計5322件。...

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  • 製品開発におけるペルソナ手法の導入と活用

    水本 徹, 有吉 俊輔, 山崎 和彦 日本デザイン学会研究発表大会概要集 58 (0), 172-172, 2011

    ペルソナ手法は、しばしばテレビや専門書で紹介されており、製品開発に携わる多くの技術者・専門家はペルソナ手法の方法論や効果を理解しているとともに、彼らの製品の顧客満足度を向上させる効果的な手法であることも知っている。  しかしながら、ペルソナ手法を実際の製品開発プロセスでどのように導入し、どのように活用すれば効果的であるかといった事例はあまり報告されておらず、新規にペルソナ手法を導入しようとする際…

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  • User-Business Mapを用いた医療用機器への人間中心設計の適用

    三島 義博, 山崎 和彦 日本デザイン学会研究発表大会概要集 58 (0), 173-173, 2011

    人間中心設計は顧客の経験価値を向上させための設計手法である。しかしながら、医療機器のような複数の利害関係者があるような製品はターゲットユーザーを定義するのが難しく、人間中心設計をそのまま適用するのは難しい。我々は複数の利害関係者と製品の関係をまとめる「User-Business Map」を提案する。「User-Business …

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  • マイクロミニピッグの臨床検査値の検討

    鈴木 慶幸, 斉藤 裕之, 久保田 貴之, 高尾 みゆき, 橘田 久美子, 小松 弘幸, 松尾 高博, 坂田 孝, 秋江 靖樹 日本トキシコロジー学会学術年会 38 (0), 20109-20109, 2011

    【目的】動物福祉の観点から,特にヨーロッパでは実験動物としてイヌや霊長類の利用が容易ではないため,ミニブタが広く使用されてきている.しかし,実験に使用するには大きさや取り扱いの難しさなどの課題がある.より使いやすい実験動物の改良が希求されている中,成獣でも10 kgに満たない「マイクロミニピッグ」が開発された.マイクロミニピッグは,従来のミニブタに比べ小型で,扱いやすく,イヌの飼育施設を改良して…

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  • 現場力 企業:シスメックス(医療検査機器製造) 国内で低コスト熟練工を

    日経ビジネス = Nikkei business (1551) 60-62, 2010-07-26

    ...医療検査機器メーカーであるシスメックスの兵庫県・加古川工場には、160人もの女性の"熟練工"がいる。複雑な配線が絡み合う医療機器を1人で組み立てていく「セル生産」の担い手でもある。 実は、この女性たちは地元のパート社員だ。特別な訓練を受けたわけではなく、もの作りの"素人"でもある。素人を熟練工に変身させる秘密は、IT(情報技術)システムにある。...

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  • 動物血液分析装置XT-2000iVを用いた骨髄有核細胞の計数及び分類 -第2報-

    坂田 孝, 西尾 綾子, 小田 康雅, 塩原 範久, 松本 清司 日本トキシコロジー学会学術年会 37 (0), 264-264, 2010

    【目的】我々は,第32回本学会において,動物用血液分析装置XT-2000iVを用いた骨髄有核細胞数の計測が可能であることを報告した。 今回,我々はBN,MES, BN.MES-<I>Cyba</I><SUP>mes</SUP>等の骨髄顆粒球系細胞の増殖を示すラット系より採取した骨髄を用いて骨髄細胞粗分類の 可能性について検討したので報告する。<BR> …

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  • 非観血的ヘモグロビン測定法の献血事前検査への導入についての検討

    本田 豊彦, 内田 立身, 木村 史子, 福家 洋子, 今坂 英利 日本輸血細胞治療学会誌 55 (4), 494-499, 2009

    ...目的:最近,近赤外線分光画像計測法が,非観血的に血中ヘモグロビン量を測定可能であることで注目されている.今回我々は,本法が,将来献血前の血中ヘモグロビン値測定に利用しうるか否かについて予備的検討を行った.方法:近赤外線分光画像計測器は,シスメックス株式会社製のアストリムを使用した.同一献血者で,このアストリムで測定した血中ヘモグロビン値と,従来の採血血液を用いて測定した血中ヘモグロビン値を比較した....

    DOI 医中誌 参考文献2件

  • TLRリガンドによるマウス好中球性気道炎症モデルの迅速評価法について

    坂田 孝, 柳楽 庸史, 江崎 友哉, 梶原 悠, 村田 健司, 田中 宏幸, 稲垣 直樹, 永井 博弌 日本トキシコロジー学会学術年会 36 (0), 4179-4179, 2009

    ...前回同様、サイトスピン法と動物用多項目自動血球分析装置XT-2000iV(シスメックス社製)を用いたFCM法による細胞分類データを比較した。両者に良好な相関を認めた。特に好中球数においては、r=0.941と高い相関が認められた。 FCM法は、好酸球性気道炎症モデルと同様、TLRリガンドにより誘導した好中球性気道炎症の細胞成分の迅速評価に有用であった。...

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  • Counting immunoassay法による抗HIV-1/2抗体全血測定の基礎的検討

    蜂谷 敦子, 末武 和泉, 角田 浩一, 岡 慎一 感染症学雑誌 82 (5), 445-450, 2008

    Counting immunoassay (CIA) 法を測定原理とする免疫凝集測定装置「PAMIA-40i」を用い, 新たに全血検体の測定が可能となった抗HIV-1/2抗体検出試薬の性能評価を行った.本試薬は, 検討したHIV-1グループMのサブタイプA~G, B/D, グループ0, HIV-2すべてを検出することが出来た.感染経時パネル血清を用いた検討では, …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献7件

  • 血液培養検査成績を迅速に報告するための模索

    黒木 悟, 工藤 昌子, 渡会 直隆, 佐藤 義昭 日本農村医学会学術総会抄録集 57 (0), 266-266, 2008

    ...さらに、迅速同定感受性検査が可能なバイテック2(シスメックス)に、陽性となったボトルから直接菌液を調整することで多くの陽性検体は当日中に報告することが可能となった。それでも、培養を基礎としたシステムのため、血流感染症が疑われた場合、培養結果を待たずに経験的な治療が開始される。そこで、この抗菌薬処方に役立つ情報がコンピューター上から得られるのではなかろうかと検査成績を見直すこととした。   ...

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  • 動物用血液分析装置XT-2000iVを用いたミニブタ血液検査の検討

    長瀬 孝彦, 堀之内 健二, 鈴木 信介, 小田 康雅, 宮本 樹美代, 坂田 孝, 太田 隆雄 日本トキシコロジー学会学術年会 35 (0), 189-189, 2008

    【目的】ブタは古くからヒトと類似性の高い動物として知られており、近年、医薬品の開発における安全性・薬効試験においてその利用が検討されるようになり、実験動物としての評価が高まりつつある。今回、我々は、動物用血液分析装置XT-2000iVを用いた血液分析の適用可能性を検討するために種々の性能評価ならびに改良を行ったので報告する。<BR>【方法】ミニブタの前大静脈洞から採血した抗凝固剤加血液を測定試料…

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  • 固液サスペンションおよび固気サスペンションの流動性の対比に関する研究

    中嶋 一博, 菰田 悦之, 鈴木 洋, 薄井 洋基 化学工学論文集 33 (4), 315-318, 2007

    本研究において,固気サスペンションと固液サスペンションの流動性の対比に関する研究を行った.均一球形微粒子の例としてシリカ粒子を,また粒子径を有する非球形微粒子の例として重質炭酸カルシウム粒子を用いた.固気サスペンションおよび固液サスペンションの見かけ粘度測定結果から,Usuiモデルにより粒子間結合エネルギーを算出し,球形シリカサスペンションおよび非球形重質炭酸カルシウムサスペンションの両系におい…

    DOI DOI Web Site ほか1件 参考文献18件

  • フローサイトメトリー法によるラット腹腔内細胞分類の検討

    西尾 綾子, 友澤 寛, 坂田  孝, 宮本  樹美代, 小田  康雅, 松本 清司 日本トキシコロジー学会学術年会 34 (0), 5138-5138, 2007

    【目的】 腹腔内には免疫細胞が存在し、腸管免疫をはじめ炎症、免疫、アレルギーに深く関与していると考えられている。そのためマクロファージ等の腹腔内細胞を回収してさまざまな免疫機能解析等が研究されており、その初期検査として通常、回収細胞の分類が行われる。今回、自動血球分析装置を用いてラットの腹腔内細胞の自動分類を試みたので、その成績を報告する。<BR> 【実験方法】 …

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  • 粒子形状測定技術

    陳東 克彦, 桜井 智宏 日本画像学会誌 46 (6), 465-471, 2007

    ...でも,トナーの形状は感光体ドラムへの付着性や転写後にドラム上に残ったトナーのクリーニング性に大きく影響することから,印刷品質を改善するためにトナーの形状を評価することは重要である.しかしながら,従来の顕微鏡を用いた方法では手技による誤差や評価に長時間必要であるなどの課題があった.本稿では,画像解析法を利用したトナー形状の測定原理の概要を説明すると共に,従来の画像解析法における課題を解決する技術としてシスメックス...

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  • 気固分散系における粉体のレオロジー評価

    中嶋 一博, 菰田 悦之, 鈴木 洋, 薄井 洋基 粉体工学会誌 44 (1), 4-9, 2007

    Design of particle handling processes requires the characteristics of powder on flowability. Although various indices exist, most were obtained from the static characteristics and cannot express the …

    DOI Web Site 被引用文献3件 参考文献18件

  • 耐摩耗工具用超硬合金切削における切削油の効果

    許 盛中, 宮本 猛, 花崎 伸作, 藤原 順介, 天野 祥毅 精密工学会誌 73 (8), 896-900, 2007

    In this study, the effects of dry, oil mist and wet cutting methods were investigated in turning wear resistant cemented carbides to achieve a systematic understanding of the machining …

    DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献7件

  • イヌにおける骨髄検査法:フローサイトメーターによる骨髄有核細胞数と骨髄細胞比率の同時測定について

    倉田 昌明, 飯高 健, 吉川 理恵 日本トキシコロジー学会学術年会 34 (0), 5105-5105, 2007

    ...本法による有核細胞数は,従来の方法(電気抵抗法:シスメックスF-820)による値と同等であった。また,異なる有核細胞数の試料を用いて,有核細胞測定の直線性も確認できた。本法による顆粒球系細胞比率,赤芽球系細胞比率(リンパ比率を用いて補正),リンパ球比率(T細胞とB細胞)および顆粒球細胞・赤芽球比(ME比)は,顕微鏡観察による分類の結果と一致した。...

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  • ヒト心筋細胞数理モデルの開発

    朝倉 圭一, 高畑 隆之, 皿井 伸明, 松岡 達, 野間 昭典 日本生理学会大会発表要旨集 2007 (0), 202-202, 2007

    It is inevitable to examine drug effects on electrical activities as well as mechanical functions of human heart during drug development. Generally, drug assessments in human can only be executed at …

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  • 定量分析法における検出限界および定量限界の評価法

    市原 清志, 細萱 茂実, 奥谷 竜太, 吉本 茂, 井藤 一久, 亀子 光明, 栢森 裕三, 高木 康, 中野 幸弘, 芳賀 利一, 本永 秀夫, 中 甫 Japanese Journal of Clinical Chemistry 35 (3), 280-294, 2006

    Practicality of the guideline “Protocols for determination of limiits of detection and limits of quantitation (EP17)” issued by NCCLS was evaluated both theoretically and experimentally by the JSCC …

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  • 動物用血液分析装置XT-2000iV対応動物種の追加の検討

    小田 康雅, 宮本 樹美代, 大江 みどり, 宮崎 智成, 坂田 孝 日本トキシコロジー学会学術年会 33 (0), 139-139, 2006

    【目的】我々は、一昨年度、ヒト用血液分析装置XT-2000iの動物血測定への適用について検討し、マウス、ラット、イヌ、ウサギ、サルの5種類の動物種について適用可能であることを報告した。一方、モルモットはアスコルビン酸の生合成能をもたないこと、結核菌に対する感受性が高いこと、補体量が豊富であること、アレルギーを起こしやすいことから各種の基礎研究および生物学的製剤の検定に用いられている。また、遅延型…

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  • フローサイトメトリー法によるBALF中の迅速細胞分類計数について

    坂田 孝, 宮本 樹美代, 小田 康雅, 那須 礼史, 若原 恵子, 広瀬 泉, 田中 宏幸, 稲垣 直樹, 永井 博弌 日本トキシコロジー学会学術年会 33 (0), 255-255, 2006

    ...そこで本研究では、FCM法を測定原理とする動物用多項目自動血球分析装置XT-2000iV(シスメックス社製)を用いて、アレルギー性気道炎症モデル動物のBALF中の細胞分類計数について迅速自動測定法を確立し、基本性能を検討した。その結果、好酸球比率における、対照法(サイトスピン法)とFCM法の相関はマウス(r=0.916)、ラット(r=0.959)、モルモット(r=0.965)と良好であった。...

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  • 血液型表裏不一致症例から検査部門の情報共有を考える

    杉浦 正士, 鈴木 秀子, 河合 浩樹, 山本 玲子, 大嶋 こずえ, 古井 清 日本農村医学会学術総会抄録集 54 (0), 123-123, 2005

    ...<BR>2)血球計数・・・・・・採血直後測定および機器立ち上げ直後、立ち上げ後2時間、立ち上げ後2時間で検体4℃保存の4条件についてXT-1800(シスメックス)を使用して測定した。<BR>3)寒冷凝集素価測定・・4℃、12℃、20℃、24℃(室温)、30℃、37℃の6段階の温度環境において試験管法により検査した。...

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  • 動物用血液分析装置XT-2000iVを用いた骨髄有核細胞の計測及び分類

    小田 康雅, 宮本 樹美代, 小枝 徳晃, 大江 みどり, 花香 奈津美, 豊田 直人, 坂田 孝 日本トキシコロジー学会学術年会 32 (0), 191-191, 2005

    ...【目的】我々は,第31回本学会においてヒト用に開発された血液分析装置XT-2000i (シスメックス社)の動物血への有用性及び問題点について報告し,動物用血液分析装置としてXT-2000iVを開発し,2004年9月に上市した.本装置は,基本性能である動物種毎の白血球自動分画に加えて,ユーザーによる手動解析ゲートの設定が可能である.この手動解析機能を用いることで,血液以外に腹水,気管支肺胞洗浄液等の各種血液細胞浮遊試料中...

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  • リアルタイム外部精度管理システム“eQAPi”の有用性

    古谷 哲也, 鈴木 靖志, 有川 良二 日本農村医学会学術総会抄録集 54 (0), 272-272, 2005

    ...<BR>【方法】<BR> 今回我々は、自動分析装置にシスメックス社のQOP(QAP Online Program)を接続し、日々の精度管理試料の測定データを自動的にパソコンに取りこみ、インターネット回線を利用してeQAPiサーバに転送する方法を採用した。...

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  • 透析患者の血液ガス分析結果(Na,K,Cl,Hgb,Hct)から見る従来法との比較検討

    古田 悟, 渡邉 常夫, 松下 次用, 吉田 正樹, 川島 司郎, 山瀬 裕彦 日本農村医学会学術総会抄録集 54 (0), 277-277, 2005

    ...<BR>【使用機器、測定項目】血液ガス分析装置 カイロン850(大誠医科) Hgb,Hct,Na,K,Cl<BR>多項目自動血球分析装置 XE-2100(シスメックス) Hgb,Hct<BR>多項目自動生化学分析装置 TBA200FR(東芝) Na,K,Cl<BR>【測定方法】<BR> 表1 参照<BR>     <BR>【検討方法】<BR>透析患者の血液ガスを採血後直ちに氷冷し30分以内に測定し、...

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  • 自己組織化マップによる血液疾患の検出

    谷井 裕嗣, 大塚 晃嗣, 上浦 尚武, 礒川 悌次郎, 岡本 稔, 南出 直城, 松井 伸之 システム制御情報学会 研究発表講演会講演論文集 SCI05 (0), 68-68, 2005

    白血病に代表される血液疾患は早期発見が非常に重要であるが,血液専門医でなければ診断が難しい.しかしながら,血液専門医数が少ないために,地域小規模医療施設においては専門的診断が困難であり,簡単な血液検査しか行えない.本文では,小規模医院でも実施できる血液検査などのスクリーニング検査データを用いた血液疾患検出法について検討する.検出を行う手段として,未検査項目に起因する不完全データへの対処が可能な自…

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  • マップを多重化した自己組織化マップとその分類問題への応用

    中桐 功雄, 大塚 晃嗣, 上浦 尚武, 礒川 悌次郎, 松井 伸之, 西村 治彦, 南出 直城, 岡本 稔, 小枝 徳晃 システム制御情報学会 研究発表講演会講演論文集 SCI04 (0), 214-214, 2004

    自己組織化マップ(SOM)を用いたデータ分類システムにおいて分類精度を向上させるには分類に有効な項目を選択することが重要である.本研究では,遺伝的アルゴリズムにより分類項目群の異なる複数の候補を探索し,これらの候補を用いて作成したマップを用いて多重化することによりデータ分類を行うSOMの提案を行い,血液検体取り違え問題に適用することにより,提案手法の性能評価を行う.

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  • フローサイトメトリー微生物測定装置を用いた酵母の放射線影響の解析

    古田  雅一, 塚本 育子, 前田 泰昭, 奥田 修一, 坂田 孝, 小田 康雅 日本原子力学会 年会・大会予稿集 2004f (0), 670-670, 2004

    微生物の放射線による不活化については、従来コロニー計数法や濁度測定などにより評価されてきた。しかしながら、コロニー計数法は時間と労力を要するにもかかわらず、得られる情報は‘培地にまき広げられた時点で増殖能力を有するコロニー数’のみであり、放射線照射直後の微生物の応答を定量的・定性的に評価することができなかった。微生物細胞の放射線照射効果を詳細に検討するためには照射後の微生物の増殖実態をできるだけ…

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  • 超音波減衰法によるスラリー評価 -測定例-

    桜井 智宏, 森 隆昌, 森 英利, 椿 淳一郎, 杉本 理充 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2003S (0), 397-397, 2003

    セラミックス成形体の仕上がりを予測するためには見かけ粘度や充填率等、スラリー物性の評価が必要である。本評価では、超音波減衰法を用いたスラリーの評価結果について報告する。

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  • 異なる測定原理によるスラリー評価結果の比較 -分散剤添加量の影響-

    杉本 理充, 森 隆昌, 椿 淳一郎, 櫻井 智宏 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2003S (0), 399-399, 2003

    定圧ろ過法,液圧測定法,超音波減衰法の3種類の異なる原理に基づく評価方法を用いてスラリーの圧密特性を評価した.粒子濃度がスラリーの圧密特性に及ぼす影響を考察するために,分散剤添加量を0.16~0.60g/100gAl2O3 の範囲で変化させてスラリーを調製した.これらの3つの異なる原理に基づくスラリー評価技術はいずれも,従来の沈降試験に比べ,より短時間に的確にスラリー調製条件を最適化するのに有効…

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  • ニューラルネットワークを用いた白血球画像の自動分類

    山崎 貴之, 礒川 悌次郎, 松井 伸之, 岡本 稔, 小枝 徳晃 システム制御情報学会 研究発表講演会講演論文集 SCI03 (0), 6023-6023, 2003

    Measuring the proportion of white blood cells is effective for estimating the source of the disease or for observing the progress of the disease. However, it takes long time by hand and requires the …

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  • スロットブロット法を原理とするプロテオーム測定技術の開発

    小林 弘典, 川崎 由子, 石原 英幹, 山形 浩一, 水本 洋 精密工学会学術講演会講演論文集 2003S (0), 600-600, 2003

    ポストゲノム研究に於いて多項目測定の可能なタンパク質発現測定技術の開発が求められている.しかし現在用いられている技術は,1項目の測定に異なる抗体を2種類用いるサンドイッチELISA法であり,多項目測定には抗体のコスト等の点から必ずしも適していない.我々は1種類の抗体で測定する方法の開発を目的とし,スロットブロット法に着目した.この方法は定量性が低いことが課題であったが,メンブレンチップとタンパク…

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  • 超音波減衰法によるスラリー評価 -測定原理-

    桜井 智宏, 森 隆昌, 森 英利, 椿 淳一郎, 杉本 理充 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2003S (0), 396-396, 2003

    セラミックス成形体の仕上がりを予測するためには見かけ粘度や充填率等、スラリー物性の評価が必要である。本評価では、超音波減衰法を用いた新しいスラリー評価手法について報告する。

    DOI

  • 異なる測定原理によるスラリー評価結果の比較 -粒子濃度の影響-

    森 隆昌, 椿 淳一郎, 杉本 理充, 櫻井 智宏 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2003S (0), 398-398, 2003

    定圧ろ過法,液圧測定法,超音波減衰法の3種類の異なる原理に基づく評価方法を用いてスラリーの圧密特性を評価した. 粒子濃度がスラリーの圧密特性に及ぼす影響を考察するために,初期粒子濃度を1.0~35vol%の範囲で変化させてスラリーを調製した.これらの3つの異なる原理に基づくスラリー評価技術はいずれも,従来の沈降試験に比べ,より短時間に的確にスラリー調製条件を最適化するのに有効であることが示された.

    DOI

  • 自己組織化マップによる血液サンプル取り違えの検出

    大塚 晃嗣, 上浦 尚武, 礒川 悌次郎, 松井 伸之, 岡本 稔, 小枝 徳晃 システム制御情報学会 研究発表講演会講演論文集 SCI03 (0), 5006-5006, 2003

    In this paper, we propose a detection of confusion for blood samples based on SOM(Self-Organizing Maps). We apply the differentials of time-series CBC(Complete Blood Count) as blood test data, and …

    DOI

  • 超音波減衰法(Ultrasizer)を用いたスラリー凝集構造の評価

    桜井 智宏, 森 英利, 椿 淳一郎 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2002F (0), 48-48, 2002

    セラミックス成形体の仕上がりを予測するためには見かけ粘度や充填率等、スラリー物性の評価が必要である。本評価では、超音波減衰法を用いたスラリー評価において、試料の撹拌翼回転速度が減衰率におよぼす影響を評価し、スラリー評価条件の最適化を行ったので報告する。

    DOI

  • 動物の血液検査

    水上 利洋, 松本 美喜子, 浜口 行雄, 平井 孝次郎 Japanese Journal of Clinical Chemistry 30 (3), 111-119, 2001

    DOI

  • 犬猫における多項目自動血球計数装置KX-21NVの評価試験

    高島 一昭, 久野 由博, 政田 早苗, 片岡 智徳, 小笠原 淳子, 山根 義久 動物臨床医学 10 (3), 129-134, 2001

    ...犬、猫の全血を用いて、多項目自動血球計数装置であるシスメックスKX-21NVの評価試験(同時再現性試験および相関試験)を行った。KX-21NVは、白血球、赤血球、ヘモグロビン、ヘマトクリット、平均赤血球容積、平均赤血球色素量、平均赤血球色素量、血小板の8項目を自動分析する血球計数装置である。同時再現性試験では、全ての項目で犬猫ともに良好な結果が得られた。...

    DOI 医中誌 被引用文献2件 参考文献10件

  • 尿沈さ鏡検法による血尿評価の問題点  全自動尿中有形成分分析器・UF‐100との比較を加えて

    藤永 周一郎, 金子 一成, 山城 雄一郎, 小倉 律子, 榑林 智子, 大日方 薫, 中山 篤志 日本小児腎臓病学会雑誌 13 (1), 39-42, 2000

    血尿は腎泌尿器疾患診断の手がかりとなる重要な所見である。本邦では血尿評価法として尿を遠心分離し,沈渣を鏡検する沈渣法が一般的であるが,誤差の大きいことが指摘されている。そこで筆者らは,沈渣法の問題点の検討,および全自動尿中有形成分分析器・UF-100の有用性の評価を行った。対象は血尿を有する小児の早朝尿で,(1)遠心操作後の尿上清への赤血球残留率,(2)尿比重と沈渣赤血球数の関連,(3)沈渣法と…

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献3件

  • 4℃保存血小板製剤の再評価

    西郷 勝康, 橋本 誠, 山本 光輝, 松本 英彬, 小原 貴代子, 小村 武, 神前 昌敏, 三戸 壽, 寮 隆吉, 熊谷 俊一, Jiang Meiyi 日本輸血学会雑誌 46 (5), 480-486, 2000

    We evaluated the feasibility of storage of platelet concentrate (PC) at 4°C. Although the number of platelets in PCs decreased during storage at both 4°C and room temperature (RT), PCs stored at 4°C …

    DOI 医中誌 被引用文献2件 参考文献21件

  • 時間制御型経皮治療システム

    小野 秀典, 喜田 由香, 尾道 博美, 村岡 賢一, 東條 角治 化学工学論文集 25 (2), 233-236, 1999

    We have developed a novel transdermal therapeutic system (TTS) which controls the time-lag for drug absorption through the skin. The diffusion coefficient in the ethylene-vinylacetate (VA) copolymer …

    DOI Web Site Web Site 被引用文献2件 参考文献15件

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