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  • シナプス接着分子Neurexin–Neuroliginと自閉症スペクトラム症

    田渕 克彦 生化学 95 (1), 40-49, 2023-02-25

    NeurexinとNeuroliginは,シナプスに局在する細胞接着因子のファミリー分子で,これらがシナプス間隙で架橋することにより,シナプスの形成および成熟に寄与していると考えられている.約20年前に,Neuroliginの遺伝子変異が自閉症患者から発見されたのを契機に,自閉症の原因としてのシナプス異常説が浮上した.その後,Neurexin自身や,さらにはNeurexin/Neuroligin…

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  • シナプス構成タンパク質をハイスループットに可視化するための技術開発

    内ヶ島, 基政 新潟医学会雑誌 136 (3), 75-80, 2022-03

    ...情報伝達は,プレシナプスが活動電位に伴って放出する神経伝達物質を,ポストシナプスが受け取って電気的あるいは生化学的なシグナルに変換することによって行われる.この一連の機能を生み出すのは,プレシナプス側のアクティブゾーンと呼ばれる神経伝達物質の放出に不可欠な高次構造体と,ポストシナプス側のシナプス後膜肥厚と呼ばれる受容体タンパク質とそれを支える足場タンパク質の凝集体である.この両者は,シナプス間隙のシナプス...

    機関リポジトリ HANDLE Web Site ほか1件

  • シナプス接着分子群の構造基盤の最前線

    深井 周也 生化学 92 (2), 166-178, 2020-04-25

    神経細胞は,信号伝達を担う細胞接着構造であるシナプスを介して互いに接続して回路を形成し,脳機能に必要な情報処理を行う.神経伝達物質を放出するシナプス前終末と神経伝達物質を受容するシナプス後終末では,多様なシナプス分子群が集合・凝縮して,それぞれの機能に特化した細胞微細構造を構築する.超解像顕微鏡による解析では,それらが整列して集積したようすが観察されており,正常な信号伝達に重要であることが示唆さ…

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  • 新規<i>NLGN1</i>自閉症変異とヒト型モデルマウス

    仲西 萌絵, 内匠 透 日本生物学的精神医学会誌 29 (1), 7-11, 2018

    ...今回,我々は自閉症の兄弟より,シナプス接着分子<i>NLGN1</i>遺伝子上にアミノ酸置換を伴う一塩基置換を同定し,<i>in vitro</i>,<i>in vivo</i>における機能解析を行った。<i>in vitro</i>の試験において,同定した変異は,NLGN1蛋白質の発現量減少やシナプス誘導能の欠失などを引き起こすことが明らかになった。...

    DOI Web Site 医中誌

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