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橋場 奈月, 本村 友一, 杉井 将崇, 西本 哲也, 井上 潤一, 原 義明 日本外傷学会雑誌 advpub (0), 2024
...シートベルト (以下SB) は大変重要な安全装置の一つであるが, 臨床上SBによる損傷がしばしば経験される. </p><p>【方法】日本医科大学千葉北総病院救命救急センターでは, 日本大学工学部と共同で交通事故実態調査を行ってきた. 2009年11月から2022年5月に調査された前方衝突事故の乗用車乗員を対象とし, SB着用群と非着用群の腹部実質および管腔臓器損傷受傷率の比較を後ろ向きに行った....
DOI
森山 直紀, 山田 勇, 小谷 穣治 日本臨床救急医学会雑誌 26 (4), 519-524, 2023-08-31
...本症例はシートベルトによる胆囊内出血と,それに続発する胆囊炎であったと思われた。当初軽微な外傷性胆囊内出血であっても,後に手術を要することがあり,詳細な読影による予測と臨床所見の出現に注意が必要である。</p>...
DOI Web Site 医中誌
森川 守 日本周産期・新生児医学会雑誌 59 (1), 13-19, 2023
...</p><p> 2)妊娠初期にシートベルト着用推奨の教育用リーフレットの妊婦への配布は,妊娠中の常時シートベルト着用率を高めるために効果的だったが,自動車事故遭遇率を低下させなかった....
DOI 医中誌
稗田 拓朗, 内藤 滋俊, 濱畑 圭佑, 細田 康仁, 中村 廉, 小宮 和音, 嬉野 浩樹, 森本 光昭, 吉田 泰, 栁澤 純, 乘富 智明 Japanese Journal of Acute Care Surgery 13 (0), 47-51, 2023
...<p>〔要旨〕【背景】シートベルトを着用した自動車事故被害者は,非着用者に比べ死亡率が低いと報告されている。しかし,シートベルトを着用した場合,消化管損傷の発生率が増加するとの報告がある。【方法と対象】当院で手術を行ったシートベルト外傷による消化管全層性損傷9例について,後方視的に臨床的背景や周術期短期成績の検討を行った。...
上田 順彦, 三浦 聖子, 本山 翔太, 爲澤 帆純, 永山 太悟, 三ノ宮 優太, 西木 久史, 橋本 明史, 甲斐田 大資, 宮田 隆司, 宮下 知治, 藤田 秀人, 高村 博之, 飯沼 由嗣 Japanese Journal of Acute Care Surgery 13 (0), 35-41, 2023
...受傷機転では交通事故が24例(80%)で,シートベルト装着は22例であった。腸管損傷14例中5例(36%)は複数箇所の損傷であった。腸間膜損傷16例中8例(50%)は複数箇所の損傷であった。来院時または診察中にショック状態となった症例は9例(30%)であった。このうち後腹膜の大血管損傷の2例(1例は十二指腸損傷合併)および回結腸動脈からの出血でショック状態の1例は救命できなかった。...
藤森 大輔, 本村 友一, 山本 晃之, 原 義明, 西本 哲也, 高橋 希, 柄澤 智史, 高橋 功 日本外傷学会雑誌 36 (3), 297-302, 2022-07-20
...安全装置であるエアバッグとシートベルトによる鈍的胸部外傷に起因した二次的な大動脈原性塞栓症で広範な筋梗塞を認めた例は稀有であり報告する.</p>...
松田 知也, 奥川 郁, 三宅 亮, 古城 都, 阪本 雄一郎 日本外傷学会雑誌 36 (3), 286-290, 2022-07-20
...この度, われわれはシートベルト損傷による外傷性腰ヘルニアに対し超音波検査を併用し修復術を施行した症例を経験したため報告する. 症例は40代女性. 自動車運転中に電柱に衝突し救急搬送となった. 病院到着時, 全身状態は安定していたが右前胸部から左側腹部および右側腹部にシートベルト痕を認めた. CT検査にて右下腰ヘルニアと診断し, 一度退院後に待機的に前方アプローチにてヘルニア修復術を行った....
一林 亮, 鈴木 銀河, 山本 咲, 中道 嘉, 渡辺 雅之, 高地 良介, 鈴木 隆, 大熊 新之介, 益原 大志, 本多 満 東邦医学会雑誌 69 (1), 39-43, 2022-03-01
type:TOHO University Scholarly Publication
DOI 機関リポジトリ Web Site ほか1件
松本 尚也, 谷口 厚樹, 浅野 博昭, 久保 雅俊, 宇高 徹総 日本腹部救急医学会雑誌 42 (1), 67-71, 2022-01-31
...シートベルト外傷であったため小腸損傷を疑い来院から6 時間後にCT を再検するも腹腔内遊離ガス(以下,free air)は認めず,腹膜刺激症状も認めなかった。18 時間後のCT でfree air を認め開腹術を施行したところ,小腸損傷を認めた。...
廣瀬 友靖, 砂塚 敏明 ファルマシア 57 (11), 1014-1018, 2021
...Sharpless教授は, 触媒的酸化反応(エポキシ化, ジヒドロキシル化)に関する研究の功績で2001年にノーベル化学賞を受賞された.奇しくも同年, 同教授によって触媒的酸化反応とは全く異なるコンセプトであるクリックケミストリーが提唱された.1) 「クリック」 = 「カチッという音」から想像できるように, 「クリックケミストリー」とはシートベルトを繋げるがごとく異なる2分子を特定の官能基間で連結させる...
近藤 弘基, 井上 郁, 赤坂 喜久, 市岡 宏顕, 坂東 李紗, 池谷 博 日本交通科学学会誌 20 (2), 18-22, 2021
...シートベルトの着用が義務づけられて以降、交通事故による死亡率は大幅に低下し現在までその傾向は続いている。一方で、シートベルトを着用することにより交通事故で衝突した際、サブマリン現象を生じることが近年注目されている。...
徐 蕾, 青島 侑平, 是永 大地, 水野 幸治 自動車技術会論文集 52 (2), 486-491, 2021
...シートベルトによる肋骨の変形は,肋軟骨,肋骨前端,肋骨側面に加わる荷重点に依存して3つの形態に分けられる.THORダミーではこれらの再現が可能であるが,胸たわみの計測点が肋骨前端に位置するため,S字変形する形態3については骨折リスクを胸たわみから評価することが困難であった....
田中 良知, 細川 成之, 松井 靖浩 自動車技術会論文集 52 (3), 701-706, 2021
...フルラップ前面衝突試験で、ブースターシートに着座したQ6ダミーのシートベルトが頸部まで滑り上がったため、その原因を調査した.そして、現象はサブマリン現象が発生したために生じ、サブマリン現象はISOFIX固定ブースターシートを前面衝突時に乗員の前方移動量が大きい場合に発生することを確認した....
定政 信猛, 稲田 拓, 山名 則和, 滝 和郎 神経外傷 43 (2), 65-69, 2020-12-20
<p>We report a case of internal carotid artery dissection caused by seat belt injury, successfully treated with endovascular surgery. A man in his 50s was involved in accidents when he was driving …
日経ものづくり (795) 20-22, 2020-12
ものづくりに詳しい経営コンサルタントであるジェムコ日本経営 本部長コンサルタントの古谷賢一氏は、「JSSは3つの過ちを犯した」と指摘する。[1]買収前のリスク算定、[2]買収後の品質監査、[3]内部通報への対応─である。 [1]は、タカタが大きな品…
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上村 翔, 伊藤 康博, 田中 優衣, 杉浦 清昭, 岸田 憲弘, 瀬尾 雄樹, 田中 求, 戸倉 英之, 高橋 孝行 日本腹部救急医学会雑誌 40 (3), 453-456, 2020-03-31
...来院時バイタルは,SpO<sub>2</sub> 97%(酸素10L)であったが意識清明で上腹部圧痛と前胸部,骨盤部にシートベルト痕を認めた。血液検査所見では,炎症反応上昇を認め,Hb 11.8g/dLと軽度の貧血を認めた。体幹部造影CT検査では,左横隔膜の穿孔所見を認め,胃と下行結腸の胸腔内への脱出および左肺の圧排を認めたが,その他明らかな骨折や臓器損傷は認めなかった。...
室田 誠, 齋藤 祐也 行動経済学 13 (0), 31-31, 2020
...<p>罰則があるからといって,誰もが罰則の対象となる行為を慎むとは限らない.罰則があることへのこうした反応の違いは,他の行動様式と関係があるかもしれない.本論文では,罰則があることへの反応の違いと,保険加入行動との関係について,実証分析を行った.具体的に,罰則があることへの反応の違いとして用いた指標は,自動車の後席シートベルト着用率である.2008年の道路交通法改正により,後席シートベルトの着用が義務化...
鬼本 大輝, 大賀 涼, 杉町 敏之, 櫻井 俊彰, 槇 徹雄 日本交通科学学会誌 19 (2), 42-52, 2020
...またシートベルトのプリテンショナーとフォースリミッターを追加し、シートベルトの拘束力を調整することで、ステアリングホイールと胸部の衝突を回避させつつ、胸部および頭部の最大減速度を抑制した。本論文における車体構造と乗員の拘束方法の改善により、胸部傷害値である胸たわみおよび頭部傷害値であるHIC<sub>36</sub>を傷害基準値未満に低減できることを示した。...
萩田 賢司, 嶋村 宗正, 萩原 亨 土木学会論文集D3(土木計画学) 75 (6), I_615-I_623, 2020
...は着用者率がやや低かった.運転者がシートベルト非着用や第一当事者の場合,タクシー・ハイヤー,普通貨物車などは後席乗員のシートベルト着用者率が非常に低かった....
DOI Web Site 参考文献4件
泉山 朋大, 西田 周泰, 朝日 龍介, 山縣 大樹, 鈴木 崇, 澤井 亮, 杉本 繁, 福島 正信 マツダ技報 37 (0), 50-56, 2020
...また,ベルトがたるみなく骨盤に掛かりシート位置に依らずその状態を維持できるシート内蔵式シートベルトラップアンカー構造とした。更にニーエアバッグの採用により,衝突時の乗員前進を抑制するシートベルトの乗員への入力を分散させ,人体耐性の高い部位での乗員にやさしい拘束を可能とした。これらの構造を設計し,安全安心な「人間中心」のクルマづくりを実現した。</p>...
清水 新悟, 春名 弘一, 昆 恵介, 小林 俊樹, 早川 康之 理学療法学Supplement 47S1 (0), D-43_2-D-43_2, 2020
...結果、ベルト無しとベルト有りでは総軌跡長と矩形面積、XY 方向の変位の全項目が1%以内での有意差があった。しかし、ベルトの締め具合での有意差は出なかった。骨盤ベルトが腹横筋に働きかけ体幹を安定させたことでバランス機能が向上したと思われた。</p>...
DOI DOI 医中誌 被引用文献1件
石井 亘, 飯塚 亮二, 一杉 正仁 日本交通科学学会誌 19 (2), 35-41, 2020
...自動車乗車中のシートベルト着用が義務化されてから、シートベルトによる胸腹部損傷が顕著になってきた。シートベルトによる損傷の形態と受傷機転を明らかにするために後方視的検討を行った。2013年4月〜2018年3月に京都第二赤十字病院(以下、当院)に入院した外傷患者の中で、シートベルト痕がありシートベルトに起因したと考えられる体幹部外傷例14症例を対象とした。...
市川 知則 周産期医学 49 (13), 714-716, 2019-12-01
増尾 仁志, 久保 直樹, 古澤 徳彦 日本腹部救急医学会雑誌 39 (7), 1317-1321, 2019-11-30
...シートベルトによる十二指腸損傷は比較的まれであり,文献的考察を加えて報告する。</p>...
日経automotive (102) 78-83, 2019-09
...シートベルトやエアバッグに新たなデザインが求められるほか、自動運転車であることを周囲に示す機能も重要になる。ドイツ・ダイムラー(Daimler)が開発した実験車「ESF 2019」には、こうした次世代の…...
小林 龍太朗, 神谷 忠宏, 加藤 岳人, 平松 和洋, 柴田 佳久, 青葉 太郎 日本腹部救急医学会雑誌 39 (4), 769-772, 2019-05-31
...搬送時は,腹部にシートベルト痕を認め同部位に圧痛を認めたが,血液検査や胸腹部造影CTでは明らかな異常所見は認めず外来で経過観察となった。受傷後8日目に腹痛を認め当院に再受診した。腹部造影CTで臍下に小腸の狭窄を認め,狭窄部位より口側の小腸の拡張を認めた。外傷性の遅発性小腸狭窄と診断し,単孔式腹腔鏡下で緊急手術を施行した。腹腔内を観察すると肥厚し短縮した小腸間膜を確認した。...
有嶋 拓郎 IATSS Review(国際交通安全学会誌) 43 (3), 164-170, 2019-02-28
...<p>救急医療は、1970年代の交通戦争ともいわれた交通外傷が契機となったが、社会インフラの充実、シートベルトをはじめとする安全装置の拡充、総人口の減少などから、事故の発生件数も死亡数も減少してきている。しかし高齢化社会を迎えて、高齢者ドライバーや高齢の傷病者の増加は新たな問題となってきている。...
DOI Web Site
廣瀬 秀行, 浅見 正人 理学療法学Supplement 46S1 (0), B-25_2-B-25_2, 2019
...〇旗、ヘルメット、シートベルト、夜間の視認のための洋服や反射材、定期的点検は装着や実施すべきか?すべきである。</p><p>【まとめ】理学療法士はこれらを意識し、HEWCを適切に使いこなし、高齢者の社会性と健康を維持できるように対応すべきである。</p><p>【倫理的配慮,説明と同意】倫理的配慮:必要なし。利益相反:なし。</p>...
小山 和人, 小ヶ口 晃, 嶋崎 定幸, 中山 正大, 寺井 宏樹, 竹村 研治郎 生体医工学 Annual57 (Abstract), S91_1-S91_1, 2019
...<p>シートベルトウェビング(ベルト部分)は乗車に際して必ず触れるものであり,製品開発において触感の向上が重要な課題のひとつである.シートベルトウェビングの触感向上に関する先行研究の多くは触感を説明する要因として物性値を測定しているが,ヒトが触覚受容器の応答によって触感を知覚することに鑑みると,物性値のみでは必ずしもシートベルトウェビングの触感を言い表せるとは言えない.このため,本研究では物性値だけでなく...
岩瀬 惇, 本澤 養樹, 一杉 正仁, 槇 徹雄, 櫻井 俊彰 バイオエンジニアリング講演会講演論文集 2019.32 (0), 1D25-, 2019
花原 恭子, 立岡 弓子, 一杉 正仁 日本交通科学学会誌 18 (2), 13-18, 2019
...誤った着用方法では、ベルトを介して腹部に直接外力が加わることや、拘束が不十分になることが考えられ、シートベルト非着用時と同様に危険である。近年、シートベルト着用の重要性が広く啓発され、妊娠の安全に対する意識が高まりつつあるが、母親学級や両親学級、助産師外来などを活用して、家族を含めた正しいシートベルト着用方法に関する保健指導が必須である。...
山口 聖太 九州作業療法学会誌 1 (0), O-05-, 2019
佐藤 啓太, 松本 英一, 伊藤 拓也, 山内 洋介, 堂本 佳典, 田村 佳久, 高橋 幸二, 楠田 司 日本外傷学会雑誌 32 (3), 411-413, 2018-07-20
...</p><p> 外傷性消化管穿孔は小腸で発生することが多く, 単独胃破裂はまれである<sup>1)</sup>. 3点式のジュニアシートでは, 体格や体勢によってはシートベルトが小児腹部前面に位置するため正面衝突の際には, 衝撃に強い胸郭と骨盤ではなく腹部が圧迫される可能性がある. 小児の解剖学的特徴を理解した上での外傷初期対応と共に, 正しいシートベルト位置での着用が重要である.</p>...
畑, 七々子, 福本, 侑麻, 半澤, 俊哉, 吉田, 有佑, 藤本, 卓也, 小松, 弘明, 西江, 尚貴, 坂田, 寛之, 国府島, 健, 森川, 達也, 河合, 毅, 湯淺, 壮司, 遠藤, 芳克, 信久, 徹治, 渡邉, 貴之, 松本, 祐介, 水谷, 尚雄, 澤田, 茂樹, 渡辺, 直樹, 甲斐, 恭平, 佐藤, 四三 姫路赤十字病院誌 42 25-30, 2018-07-01
機関リポジトリ 医中誌
兼森 美帆, 野田 清史 産婦人科の実際 67 (4), 451-454, 2018-04-01
渡辺 美代子 表面科学学術講演会要旨集 2018 (0), 32-, 2018
...しかし、シートベルトや創薬の研究開発において、社会的効果を追求するためには多様性が重要な要因となっていることが最近の研究でわかってきました。つまり、多様性を重視することで、これまでにない科学技術の成果をあげることができるようになったのです。具体的な事例を紹介しながら、最近の研究成果を紹介します。...
生駒 哲一 日本知能情報ファジィ学会 ファジィ システム シンポジウム 講演論文集 34 (0), 801-804, 2018
...<p>運転中の非安全行動として,スマートフォンの操作や携帯電話を持っての通話などがあり,重大な事故につながる事例が増えてきている.本研究では,ステアリング奥に設置した顔撮影カメラと,シートベルト巻取器上部にステアリングを見下ろす画角で設置したカメラとの,二つのカメラより取得される動画像から,状態空間モデルによる定式化に基づき,運転者の観察行動である頭部の姿勢と,操作行動の一つであるステアリングを操作...
寺島 孝明, 加藤 憲史郎, 大賀 涼, 石井 晶規, 田久保 宣晃 自動車技術会論文集 49 (4), 812-817, 2018
...また、路面への落下の挙動次第ではシートベルト着用により子供ダミー頭部への衝撃が軽減される可能性が示唆された。...
DOI Web Site 被引用文献1件
川戸 仁 日本交通科学学会誌 17 (2), 3-7, 2018
...このような問題を早急に解決するためには、まず小児の保健衛生に関わる関係者が身近なところから児の安全を守る必要があり、その一環として乳幼児を守るためにシートベルトへの理解および保護者への装着指導・教育を推進する必要がある。...
西本 哲也, 坪井 昭典, 菊池 厚躬, 杉浦 隆次, 富永 茂, 本村 友一 自動車技術会論文集 49 (6), 1273-1279, 2018
...本研究では交通事故調査解析を実施し,前面衝突時の胸部骨折の発生位置と破壊形態を解析した.その結果,前面衝突時のシートベルト着用運転者の胸部骨折は有意に側胸部で発生し,右上部では破断骨折が多発し下部ではき裂・屈曲骨折が多発することを明らかにした....
石黒 敏洋 日経メディカル = Nikkei medical 46 (8), 79-81, 2017-08
...患者A(78歳女性)は2010年2月8日午前11時15分ごろ、夫が運転する軽四輪貨物自動車の助手席にシートベルトを着用して同乗中、普通貨物自動車(1.5tトラック)と衝突し、夫とともに負傷した。救急隊員が11時28分に駆け付け、腰の痛みを訴えるAを観察。歩行は困難だ…...
野村 久子, 中山 伸吾, 上村 巧, 伊藤 崇之, 並木 勝義, NOMURA Hisako, NAKAYAMA Shingo, UEMURA Takumi, ITO Takayuki, NAMIKI Yoshitomo 中部森林研究 65 113-114, 2017-04-28
...シートベルト素材でスリングを作成するにはテープ結びが望ましく,今回使用したシートベルト素材で台付け索を作成した場合,1重巻きで6.5kN,2重巻きで20.7kNを使用荷重にすると良いことが分かった。今後は,同素材で作成したベルトスリングの使用荷重を一般化するため,原索破断荷重の確認を行う必要がある。...
DOI 機関リポジトリ HANDLE
水谷 愛, 水野 恵, 小林 重雄 自閉症スペクトラム研究 14 (2), 33-38, 2017-02-28
...さらに1/3 部分強化スケジュールに変更し、「自らシートベルトをはずして降車する」という行動が維持された。</p><p>本研究では、段階分けの指導を実施したことにより、達成状況に応じて指導を再計画して進行することができた。また「送迎車からの降車」に対しての指導を行ったことにより、「暑い時」「騒がしい時」「外出先での降車」等の他の苦手な場面での不適切行動が減少していった。...
坪井 昭典, 西本 哲也, 本村 友一 バイオエンジニアリング講演会講演論文集 2017.29 (0), 2E13-, 2017
那須 亨, 上田 健太郎, 川副 友, 岩崎 安博, 川嶋 秀治, 置塩 裕子, 國立 晃成, 加藤 正哉 日本外傷学会雑誌 31 (3), 405-409, 2017
...シートベルト損傷により受傷した. 腹部造影CTで肝周囲に血腫を認めるもfree airはなく, 翌日のCTで後腹膜気腫を認めたため手術を施行した. 症例2は14歳男児. 空手試合中に回し蹴りにより受傷した. 造影CTで右腎周囲に血腫を認めるもfree airはなく, 翌日のCTで後腹膜気腫を認めたため手術を施行した. 症例3は14歳男児. 空手練習中に心窩部を打撲した....
DOI 医中誌 被引用文献1件
石村 映美, 森本 章倫 都市計画論文集 51 (3), 655-660, 2016-10-25
...交通事故件数や負死傷者数は減少し続けてきた.しかし, 近年では減少幅が縮小してきており,これからの時代に合わせた対策が求められる.本研究では,交通違反の取締りに着目し,現状の取締り計画書のあり方について踏まえた上でアンケートによりドライバーの違反時の考えを把握した.さらに,交通管理者の視点より交通事故と交通違反の関係を明らかにし,事故減少に寄与する取締り方法を検討した.その結果,駐車違反,スピード違反やシートベルト...
DOI Web Site 参考文献2件
石井 充, 鮏川 佳弘, 高宮 智昭, 杉田 幸樹, 神谷 智英, 浅井 章 自動車技術会論文集 47 (6), 1425-1429, 2016
...車両安全対策検討会でまとめた「幼児専用車の車両安全性能向上のためのガイドライン」に対応した幼児用シートの乗員保護性能を確認するため,スレッド試験を行った.また,幼児専用車のシートベルトについて検討した結果を報告する....
永江 恵子, 大野 佳子, 草野 健 日本農村医学会雑誌 65 (4), 823-835, 2016
...また, 28工程のうち10工程において注意が不十分であること,特に「シートベルトを着用する」,「2柱式安全フレーム(折り曲げ式)を正規の状態に立てる」段階に課題があることが示唆された。今後は作業機環境や生活背景を踏まえ,より簡便な作業工程の開発と客観的データ分析の集積が望まれる。...
DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献4件
田中 角栄, 柿山 浩一郎 日本デザイン学会研究発表大会概要集 63 (0), 189-, 2016
...評価実験では試作品と一般的にみられる送迎バスの大人用2点式のシートベルトを取り付けた幼児座席も用意し、視覚的な安心感の度合いを比較検討することで、試作品のデザインの改良を行い、装着時の時間や個別の動作を分析することで、幼児期の体格差に合わせた細かな構造の変更検討も行う。また、シートベルトを使うことによる施設の車両使用者の意見を聞くことで、使用時の運行時間への影響などについても分析が出来ると考える。...
大村 健史, 森 勇人, 幸田 朋也, 川下 陽一郎, 近清 素也, 井川 浩一, 倉立 真志, 八木 淑之 日本腹部救急医学会雑誌 36 (7), 1173-1176, 2016
...<p>当院を受診しシートベルトによる腸管穿孔と診断された14例について検討を行った。 男性11例,女性3例で,平均年齢は49歳。四輪車運転手が13例で助手席乗員が1例であった。全例受傷時シートベルトを着用しており,うち10例にシートベルト痕を認めた。病着時ショックになっていたものは5例で,すべて腸間膜損傷合併による腹腔内出血が原因であった。...
良永 康雄, 吉田 純 日本腹部救急医学会雑誌 36 (7), 1227-1230, 2016
...3点式シートベルトによる腹部臓器の損傷で,十二指腸球部の穿孔は比較的まれである。文献的考察を加えて報告した。</p>...
宮武 昌史, 野田 慶親, Nathan Earl Uy 電気学会誌 136 (10), 655-658, 2016
...これまで,安全装置の進歩に加え,シートベルトや飲酒運転の罰</p>...
DOI Web Site Web Site
新井 恒雄 理学療法学Supplement 2015 (0), 0206-, 2016
...【症例】48歳 男性 会社員軽自動車運転中に普通車と接触,田んぼへ転落し受傷(シートベルト着用)。救急車にて急性期病院へ搬送,脳外科,整形外科の加療及び脳血管リハを受ける。受傷後約1年後,左肩関節拘縮改善を目的に当院受診。疾患名・障害名:左肩関節拘縮,脳挫傷後右片麻痺,右外傷性肩関節脱臼,右足関節内果・腓骨骨折(手術療法),右第4中手骨骨折(保存療法)。主訴:屋外歩行時に人とすれ違うのが怖い。...
江渡 義晃, 森山 夏歩, 井上 美沙, 鵜殿 いずみ, 原 寛道 九州理学療法士・作業療法士合同学会誌 2016 (0), 85-85, 2016
...椅子にはタスキがけのシートベルトを装着。姿勢保持用の体幹パッド等は使用していなかった。乗車時間が2時間を超えると疲労が生じ、リクライニングを倒す、降車するなどの休憩を必要としていた。高校生になり、身長、体重の増加に伴い、端座位時に体幹の右方向への傾きが認められ始めた。そこで姿勢管理に関する再評価を行い、電動車椅子のシートの改良の必要性を検討した。...
斉藤, 了文 関西大学社会学部紀要 46 (2), 45-101, 2015-03-30
We pick up 7 philosophical issues concerning automotive safety.
機関リポジトリ HANDLE Web Site ほか1件
岩中 泰樹, 伊藤 大輔, 水野 幸治, 田中 良知 自動車技術会論文集 46 (4), 793-798, 2015
...自動車の前面衝突における乗員の胸部傷害指標として,胸たわみと胸部加速度が用いられている.Hybrid IIIの両傷害指標の発生要因およびシートベルトの張力やベルトパスの違いによる影響について,人体モデルとも比較しつつ有限要素解析により検討した....
滝沢 一泰, 皆川 昌広, 廣瀬 雄己, 堅田 朋大, 須藤 翔, 田島 陽介, 中野 雅人, 小林 隆, 若井 俊文 日本腹部救急医学会雑誌 35 (4), 477-482, 2015
...下腹部にシートベルト痕を認め,全身CTで下顎骨,右鎖骨,左第10肋骨,右腓骨の多発骨折および腹腔内出血を認めた。消化管穿孔は明らかではなかったが,確定診断のため腹腔鏡手術の適応とした。S状結腸腸間膜損傷IIa(S)およびS状結腸損傷cIa(S)の診断でS状結腸切除術を施行した。しかし,術後腸閉塞となったため初回手術後8日目に腹部CTを施行した。...
高橋 真治, 呉屋 朝幸 日本臨床外科学会雑誌 76 (8), 2081-2086, 2015
...シートベルト症候群は,交通事故の際にシートベルトによって腹部が強く圧迫されることにより発症し,腰椎骨折と小腸損傷などの腹腔内臓器損傷が同時に引き起こされることがある.外傷性小腸穿孔は診断が難しく開腹を決定するのに時間が掛かることがあるが,腰椎骨折を合併している場合は高率に腹腔内臓器損傷が合併することが知られている.そのため,腹部所見や画像検査所見で開腹が必要な所見が得られなくても,腰椎骨折を認めた場合...
DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献15件
伊藤 大輔, 一杉 正仁, 本澤 養樹, 水野 幸治 日本交通科学学会誌 14 (2), 15-21, 2015
...自動車乗員がシートベルト、エアバッグといった拘束装置からの負荷によって胸部に加速度が発生する状況をin vivo動物モデルにて再現できる実験系を構築することを目的として、ラットを用いた落下試験を実施し、加速度変化に対する胸部応答を評価した。さらに、同一負荷条件を人体に適用した場合に、人体においても類似の応答が得られることを確認するため、人体有限要素モデルを用いた衝撃シミュレーションを実施した。...
太田 崇, 櫻井 俊彰, 本澤 養樹, 槇 徹雄 バイオエンジニアリング講演会講演論文集 2015.27 (0), 465-466, 2015
田原 健一, 土原 豊一, 尼子 雅敏, 伊藤 雄也, 北田 明良, 内藤 智子 肩関節 39 (3), 841-843, 2015
...外傷性の三角筋皮下断裂は稀な疾患である.シートベルト損傷による極めて稀な三角筋皮下断裂の1例を経験した.症例は36歳,男性,主訴は右肩痛である.交通事故で右肩を負傷し前医で保存的に治療されていたが,疼痛が持続したため外科的治療を行った.三角筋が鎖骨起始部より断裂しており,旧位への縫着を試みたが短縮して困難であったため烏口突起に縫着した.術後2か月で疼痛は消失し機能的に良好な改善が得られた....
小倉 道一, 康 祐大, 菊池 剛史, 君塚 圭, 大原 守貴, 三宅 洋 日本臨床外科学会雑誌 76 (3), 631-636, 2015
...症例は59歳,女性.睡眠薬を服用した状態で乗用車を運転し,意識を消失して電柱に衝突し救急搬送された.右側腹部の疼痛を訴えたが,経過観察となった.約1カ月後より右側腹部の膨隆を自覚し,徐々に増大するため当科を受診した.右側腹部に長径15cmの無痛性,弾性硬の腫瘤を触知し,画像検査と併せてヘルニア内容を横行結腸とする上腰ヘルニアと診断した.交通事故の際のシートベルトによる急激な腹圧の上昇がヘルニア発症の...
DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献2件 参考文献3件
益子 邦洋, 松本 尚, 原 義明, 八木 貴典, 本村 友一 日本交通科学学会誌 14 (2), 9-14, 2015
...AACN(Advanced Automatic Collision Notification)とは、従来のACNシステムに改良を加え、衝突事故の方向、衝突時の速度変化(デルタV)、シートベルト装着の有無などの情報から乗員の傷害を予測するシステムであり、AACNが起動するドクターヘリシステムを実用化することにより交通事故死者の大幅な低減が可能となる。...
矢島 澄鎮, 甲賀 淳史, 奥村 拓也, 山下 公裕, 鈴木 憲次, 川辺 昭浩 臨床外科 69 (3), 357-360, 2014-03-20
小池 はるか, 髙木 彩, 北折 充隆 社会心理学研究 30 (1), 57-64, 2014
In this study, a survey was conducted concerning the use of rear-seat belts, which had been made obligatory by the Road Traffic Law of 2008. The research involved a longitudinal study using five …
里村 仁志, 佐々木 欣郎, 室井 大人, 高橋 雅一, 勝又 大輔, 山口 悟, 中島 政信, 加藤 広行 日本腹部救急医学会雑誌 34 (4), 837-840, 2014
...2010年4月から2013年3月までにシートベルトに起因する鈍的腸管・腸間膜損傷を6例経験した。損傷部位は十二指腸が2例,小腸間膜損傷に小腸損傷を伴うものが2例,小腸間膜損傷のみのものが2例であった。十二指腸穿孔の2例はいずれもBMIが低いため,シートベルトと脊椎に十二指腸水平脚が圧迫されて,内圧が急激に上昇したため穿孔したものと考えられた。...
貴島 孝, 白尾 一定, 桑畑 太作, 秦 洋一, 田中 弘之, 牛谷 義秀, 夏越 祥次 日本臨床外科学会雑誌 75 (9), 2569-2573, 2014
...による打撲の部位と大体一致して大網放線菌症による腸管狭窄をきたしていたことから,シートベルト損傷と腸管損傷,大網放線菌症の関係が示唆された....
DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献3件
吉川 直孝, 伊藤 和也, 堀 智仁, 清水 尚憲, 濱島 京子, 梅崎 重夫, 豊澤 康男 土木学会論文集F6(安全問題) 70 (2), I_107-I_114, 2014
...「飛来・落下」,斜面,溝等が「崩壊・倒壊」する災害,ドラグ・ショベルに作業員が「激突され」「はさまれ・巻き込まれ」て被災する災害に大別された.また,斜面上での走行や旋回といった動的な状態によりドラグ・ショベルが不安定化すること,狭小な作業環境もあり作業員がドラグ・ショベルの最大掘削半径内で作業していた状況等が明らかとなった.再発防止対策は,転倒時保護構造(ROPS)を有したドラグ・ショベルの使用,シートベルト...
DOI 被引用文献1件 参考文献4件
片岡 千恵, 野津 有司, 工藤 晶子, 佐藤 幸, 久保 元芳, 中山 直子, 岩田 英樹, 渡部 基 日本公衆衛生雑誌 61 (9), 535-544, 2014
...危険行動に関しては,「有酸素運動不足」,「朝食欠食」,「月喫煙」,「月飲酒」,「シンナー乱用経験」,「性交経験」,「シートベルト非着用」,「暴力行為」,「自殺願望」の 9 項目を取り上げた。<br/><b>結果</b> 睡眠時間の実態は,6 時間未満の者が男女ともに40%前後を占める等,憂慮される状況であった。...
DOI Web Site PubMed ほか1件
右田 正澄, 丸山 仁司, 菅沼 一男, 右田 真里衣 理学療法学Supplement 2013 (0), 1376-, 2014
...そこで,装具の着脱を簡便化する事を目的に足関節のベルトに自動車のシートベルト様の機構を取り付ける事で,ベルトを角環に通す作業をなくした簡易装着型短下肢装具の第一次試作品(以下試作品)を作製した。本研究は,試作品と従来のベルトを使用したプラスチック短下肢装具(以下P-AFO)の2種類の装具を用いて,装着時間について比較検討した。...
山崎 裕太, 松島 宏典 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2014 (0), 492-492, 2014
...近年,日本では,交通事故死者数が車両数の増加にも関わらず減少している.状態別交通事故死者数では,シートベルト着用義務化等の取締により自動車乗車中の死者数が減少したため,歩行中の死亡者が最多である.よって,車載カメラなどの各種センサを用いた歩行者認識技術が,今後の安全運転支援システムにおいて重要な要素になる.そこで,本研究では,歩行中の死者数を減少させるため,画像から得られる歩行者特徴量をサブカテゴリ...
渋江 唯司, 西浦 凌平, 速水 尚, 澤井 徹, 大政 光史, 廣川 敬康 年次大会 2014 (0), _J0120103--_J0120103-, 2014
Dynamic behavior of a seatbelt is estimated by the numerical simulation method based on the drop weight test result of the seat belt under the pre-tension force. Material property of the seat belt …
望月 康廣, 西本 哲也, 阪本 雄一郎 バイオエンジニアリング講演会講演論文集 2014.26 (0), 469-470, 2014
静 健太郎, 水野 幸治, 伊藤 大輔 東海支部総会講演会講演論文集 2014.63 (0), _417-1_-_417-2_, 2014
安岡 秀敏, 丸山 秀樹, 古謝 亜紀子, 飯田 智広 日本消化器病学会雑誌 111 (1), 92-97, 2014
...症例は69歳,男性.車を運転中に電信柱のワイヤーに乗り上げ横転.シートベルトは装着しており,表面的外傷や疼痛なくそのまま帰宅した.事故後6時間経過して嘔気・黒色便・吐血があり来院.CTで胃内に造影剤の漏出と思われる所見があり,緊急内視鏡検査を施行.噴門直下小彎に粘膜裂傷および活動性出血を認め,内視鏡的止血術を行った.鈍的外傷による胃損傷の頻度は少なく,内視鏡的止血術を行った症例はまれであり,報告する...
DOI PubMed 医中誌
赤松 幹之, 島岡 信次 自動車技術会論文集 45 (1), 121-126, 2014
...乗員用シートベルトリマインダー装着効果を推定するための100名規模の被験者実験を行い,表示位置,デザイン,聴覚表示の有無などの影響を質問紙によって調べた結果,視覚表示がドライバと乗員の一方にしか見えないのか,両者に見えるのか,そして聴覚表示の有無が,装着率向上効果の主な要因であることが明らかになった....
伊藤 貴洋, 小出 泰平, 須崎 真 日本腹部救急医学会雑誌 34 (1), 105-108, 2014
...下腹部にシートベルト痕,軽度の圧痛を認めたが腹膜刺激症状は認めなかった。CTで異常所見は認めず自宅で経過観察となったが,受傷翌々日に前胸部痛の増悪があり,当院へ再受診した。胸部単純写真で腹腔内遊離ガスを指摘,CTでも腹腔内遊離ガスを認め当科紹介となり手術を行った。...
山添 真志, 谷 眞至, 川副 友, 上田 健太郎, 川嶋 秀治, 國立 晃成, 酒谷 佳世, 岩崎 安博, 山上 裕機, 加藤 正哉 日本腹部救急医学会雑誌 34 (4), 859-863, 2014
...乗用車の正面衝突によるシートベルト外傷で当科に緊急搬送された。腹部造影CT およびEndoscopic retrograde pancreatographyで膵周囲の血腫を認め,主膵管断裂を伴うⅢb型膵損傷と診断し,緊急手術を施行した。術中所見で,膵臓は膵体部門脈左側で完全に離断されており,また十二指腸水平脚で十二指腸損傷も認めた。...
荒田 了輔, 大原 正裕, 今岡 祐輝, 野間 翠, 大石 幸一, 板本 敏行 日本臨床外科学会雑誌 75 (10), 2698-2701, 2014
...3点式シートベルトの普及により臓器損傷による死亡例は激減したが,新たな受傷機転による損傷が見られるようになった.今回,シートベルト外傷による乳房内出血に対して,造影CTにより出血部位の同定が可能であり,緊急手術を行った症例を経験した.症例は47歳の女性.三点式シートベルトを装着して軽自動車を運転中に直進対向車と正面衝突し救急搬送された.搬送時,左乳房は膨隆,緊満し,乳房の圧迫を行っても乳房腫脹の持続的...
DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献2件 参考文献5件
柿﨑 良太, 神應 知道, 増田 智成, 山谷 立大, 稲垣 泰斗, 樫見 文枝, 服部 潤, 片岡 祐一, 北原 孝雄 日本外傷学会雑誌 28 (3), 291-294, 2014
...鈍的心損傷は症状が非特異的であり,心電図異常は診断の助けになる.薬物治療なしに自然軽快した鈍的心損傷による心房細動の1例を経験した.患者は22歳,男性.乗用車を運転中にトラックと正面衝突し救急搬送された.受傷時シートベルトは着用していた.来院時,自覚症状はなく,胸部に特記すべき身体所見は認めなかった.心電図で心房細動を認めたが,心筋トロポニン(cardiac troponin:cTn)Iの上昇はなく...
加藤 久晶, 福田 哲也, 田中 義人, 三宅 喬人, 名知 祥, 吉田 隆浩, 白井 邦博, 豊田 泉, 小倉 真治 日本外傷学会雑誌 28 (3), 282-285, 2014
...胆嚢は解剖学的に損傷を受けにくい臓器とされ,腹部鈍的外傷による胆嚢損傷の頻度は約2%と報告されている.損傷を受けやすい状況として飲酒後の上腹部への強打が指摘されており,今回その1例を経験した.症例は69歳,女性.飲酒運転中,電柱に衝突した.シートベルトの着用は不明であった.来院時酩酊状態,バイタルサインは安定していたが上腹部の圧痛を認めた.腹部造影CT検査で胆嚢壁および胆嚢内の造影剤漏出と肝周囲の腹水貯留...
國行 浩史 日本交通科学学会誌 13 (1), 3-10, 2014
...これらの結果から、高齢の小柄な女性乗員に対する乗員保護性能向上には、高齢者の体型および耐性を考慮したシートベルトの適正化が必要であると考えられる。また、対象とした事故データを用いて高齢の小柄女性乗員の傷害予測式を求めた結果、高齢の小柄女性乗員の高い傷害リスクを示唆することができた。...
太田 崇, 櫻井 俊彰, 槇 徹雄 バイオエンジニアリング講演会講演論文集 2014.26 (0), 465-466, 2014
國井 夕介, 西本 哲也, 菊池 厚躬, 富永 茂, 本村 友一 交通・物流部門大会講演論文集 2014.23 (0), 151-152, 2014
Nihon University and Nippon Medical School be doing real world in-depth accident study. All injury number has been present 770 exist, thoracic injury the number of 197, 28% rate. Also abdominal …
山田 加奈子, 中嶋 有加里, 椿 知恵, 小山 恵実, 町浦 美智子 大阪府立大学看護学部紀要 19 (1), 87-92, 2013-03-15
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DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか2件
中嶋 有加里, 山田 加奈子, 椿 知恵, 町浦 美智子 大阪府立大学看護学部紀要 19 (1), 93-101, 2013-03-15
中田, 恵美, 江幡, 芳枝 国際医療福祉大学学会誌 18 (1), 7-18, 2013-01-31
...子どもの交通事故死者数の低減に向けて,チャイルドシート(以下CRSと略す)の使用が義務づけされているが,CRSはシートベルトの使用率と比較すると著しく使用率が低い.本研究は2010年8月〜9月に9か月の乳児を持つ母親97名を対象に,CRS 使用の有無とCRSの知識および認識との相関を見た.その結果,知識と使用の有無に相関がみられた項目は,「CRSを着用している時と,着用していない時とでは,それほど死亡率...
機関リポジトリ Web Site 医中誌
生駒 哲一 自動車技術会論文集 44 (3), 919-924, 2013
...非接触型センサによる運転者挙動の把握に基づく,将来の安全運転支援の一つとして,一般状態空間モデリングとパーティクルフィルタによる逐次状態推定を使って,運転者挙動を正確かつ実時間で推定する.車両の外界を観察する顔姿勢と,ステアリングを操作する両手の動きを,運転者の挙動とする.顔カメラをステアリング前方に設置し,ステアリング用カメラをシートベルト巻取り上部に設置し,動画像を撮影する.顔向きの急な変化や,...
富永 茂, 西本 哲也, 菊池 厚躬, 本村 友一, 益子 邦洋 自動車技術会論文集 44 (4), 1073-1078, 2013
...本研究では著者らが実施している最近の事故実態調査から,シートベルト着用乗員の前面衝突における胸腹部に好発している傷害内容を明らかにし,その加害部位の特徴,受傷機転,バリア換算速度および年齢効果との関係を分析した....
國行 浩史 自動車技術会論文集 44 (6), 1445-1450, 2013
...助手席・後席乗員の傷害リスクについて,前報で構築した運転席の傷害予測モデルの適合性を調査した.結果,両席共に概ね運転席のモデルを適用できることがわかった.但し,予測外れ事故から,シートベルトの不適切な着用が原因となった高齢小柄女性の傷害悪化例が見られ,シートベルト着用の適正化が重要であると考える....
大井 暁 保険学雑誌 2013 (622), 622_183-622_203, 2013
赤信号無視の加害車両に衝突された被害車両の運転者は,通常信頼の原則により無過失とされる。運転者が同乗の幼児にチャイルドシートを使用させなかったため幼児が重度後遺障害を負った場合,保有者に自賠法3条の責任が生じるか。チャイルドシート不使用を「運行」とする見解には賛成できない。自動車の走行を「運行」とすれば,運行と事故発生との間に相当因果関係は認められる。しかし,チャイルドシート不使用の過失は,人身…
DOI Web Site 参考文献16件
篠原 一彰, 橋本 克彦, 斉藤 至, 大野 雄康, 伊藤 文人, 岡田 恵, 石田 時也, 横山 秀之, 熊田 芳文, 松本 昭憲 自動車技術会論文集 44 (5), 1263-1267, 2013
...過去16.5年間に交通事故で当院に救急搬送された四輪車乗員5369例を対象に,シートベルトがどのような外力に対して有効なのかを調査した.患者に加わった主な外力が正面からの場合はもちろん,患者側/患者と反対側の側面からの場合,後面からの場合も,シートベルト着用群では非着用群に比べ重症外傷が有意に少なかった....
伊藤 大輔, 江島 晋, 加藤 良祐, 鮏川 佳弘, 伊藤 久雄, 阿藤 忠之, 木村 隆章 自動車技術会論文集 44 (1), 137-142, 2013
...ブレーキ制動を伴う衝撃実験より,モータライズドシートベルト(MSB)の有無によるダミーの挙動,ならびにダミーで計測することが可能な衝撃量の評価を実施した.MSBにより衝突前の胸部移動量を抑制し,衝突後も同一時刻における前方移動が抑制された.また,MSBの効果により胸部加速度,胸部たわみが下がる傾向がみられた....
山本 基, 那須 亨 日本腹部救急医学会雑誌 33 (6), 1057-1060, 2013
...開腹歴はなかったため,詳細に病歴聴取をしたところ,症状発現の47日前に交通事故に遭い,シートベルトで下腹部を強く締め付けていたことが判明した。鈍的腹部外傷後の遅発性小腸狭窄と判断し,入院7日後に小腸切除術を施行した。狭窄部は硬化・萎縮し,全周性の潰瘍形成と,粘膜下組織および漿膜下組織での肉芽形成と線維化を認めた。...
DOI 医中誌 参考文献13件
天願 俊穂, 中須 昭雄, 伊志嶺 徹, 村上 隆啓, 安元 浩, 八幡 浩信 日本臨床外科学会雑誌 74 (7), 1993-1996, 2013
...症例は24歳,女性.大量飲酒後,乗用車運転中(シートベルト非着用)に対向車と正面衝突し受傷した.ハンドルと座席の間に挟まれている状態で発見され救出され近医に搬送された.前医の腹部レントゲンにて右大腿骨後方脱臼,右寛骨臼骨折,両側恥骨骨折,CTにて鈍的胸部大動脈損傷(blunt thoracic aortic injury:BTAI)と診断され右大腿骨後方脱臼整復後に大動脈損傷に対する外科治療目的に当院...
DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献13件
田中 拓也, 鈴木 雅年, 西本 哲也, 松井 靖浩, 阪本 雄一郎 山梨講演会講演論文集 2013 (0), 114-115, 2013
高木 彩, 小池 はるか, 安藤 雅和, 北折 充隆 日本心理学会大会発表論文集 76 (0), 3PMB22-3PMB22, 2012-09-11
本村 友一, 益子 邦洋, 横田 裕行, ディエトマー オッテ 日本外傷学会雑誌 26 (3), 325-329, 2012-07-20
...</p><p> 考察 : 日本の後部席ではシートベルト使用率が低く本結果の一因と推測される. 日本には事故と医療データを含むデータベースがなく傾向の原因追求ができない.</p><p> 結論 : 自動四輪車後部席乗員の頭部AIS 1+, 2+, 3+, 4+受傷率が運転席及び助手席乗員に比して高かった. 日本の外傷予防を進めるためには事故と医療情報を含むデータベース構築と活用が必要だ.</p>...
DOI 医中誌 参考文献10件
太田 智之, 加納 宣康, 草薙 洋, 大橋 正樹, 葛西 猛 日本腹部救急医学会雑誌 32 (7), 1201-1207, 2012
...シートベルト着用率の向上と共に致死的外傷は減少している。一方でシートベルト損傷(以下,本症)と称される,鈍的外傷が増加した。本症はサブマリン現象により,シートベルトが骨盤から腹部にずれ,腹部と椎体が挟まれ発生すると考えられる。本稿では,当院で経験したシートベルトによる鈍的外傷2例を提示し,本症について考察を加える。...
田上 修司, 村田 一平, 清水 一起, 小林 ゆかり, 野口 芳一 日本腹部救急医学会雑誌 32 (1), 97-100, 2012
...術前に診断し腹腔鏡補助下に修復しえたシートベルトによる外傷性小腸穿孔の1例を経験したので報告する。症例は33歳,男性。乗用車同士の正面衝突事故により救急搬入された。下腹部にシートベルト痕を認めるものの腹部の所見は乏しく,胸腹部打撲傷の診断にて帰宅となった。その後,腹痛増強し再度来院となった。左下腹部を中心に圧痛を認め腹部造影CTにて少量の腹水と左上腹部にごく少量の遊離ガス像を認めた。...
DOI 医中誌 参考文献14件
酒井 清祥, 宮本 正俊, 古河 浩之, 中村 慶史, 北川 裕久, 谷 卓, 藤村 隆, 太田 哲生 Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 48 (5), 844-848, 2012
...injuryが特徴的とされ,シートベルトに起因する報告例は稀である.本症例ではジュニアシートではなく,大人用のシートベルトを装着していた事で,適切な位置にシートベルトが装着されていなかった可能性があり,受傷原因と考えられた.シートベルトの適切な使用を警鐘するという点においても貴重な症例と考えられたため,報告した....
DOI Web Site 医中誌 参考文献19件
國行 浩史 日本交通科学学会誌 12 (1), 29-38, 2012
...その結果、衝突前後の車両速度差ΔV、車両損壊程度、シートベルト着用有無、乗員の年齢及び自車の車両種別が有意となる傷害予測式が求められた。また、この傷害予測式はマクロデータによる死亡重傷率と大きな乖離なく予測ができ、国内のミクロデータの事例を概ね予測できることを確認した。さらに、ΔVやシートベルト着用などこれらの因子が傷害リスクに与える影響度を明らかにすることができた。...
杉崎 一樹, 小泉 康雄, 岩村 美生, 荒木 隆一郎, 加瀬 康弘, 池園 哲郎, 八木 聰明 埼玉医科大学雑誌 39 (2), 121-129, 2012
...えられている.そしてこれは,数少ない耳石機能検査の1つである.今回の研究の目的は,頭部傾斜時の眼球運動を非侵襲的記録装置で両眼同時に記録し,眼球運動を3次元的に解析し,頭部傾斜との関連や,対称性,共同性を評価することである.対象は,内耳障害の既往のない健常人10人(男性6名,女性4名)である.被検者は特別に設計されたドームの中心の椅子に座り,両眼CCDカメラ付きヘルメットを装着してもらった.被検者の体はシートベルト...
DOI 機関リポジトリ 医中誌
髙木 彩, 小池 はるか, 北折 充隆 日本心理学会大会発表論文集 75 (0), 3PM067-3PM067, 2011-09-15
大片 祐一, 畠山 理 Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 47 (7), 1071-, 2011
嶋田 徳光, 大久保 仁 日本腹部救急医学会雑誌 31 (4), 681-683, 2011
...自動車運転中に後方より追突されシートベルトにより腹部を受傷した。直後に軽い上腹部痛があったが一旦軽快し,受傷5日目に心窩部から右季肋部の痛みが徐々に増悪したので8日目に受診した。CTおよびエコーで胆嚢壁の顕著な肥厚と胆嚢内出血を認めたが他臓器損傷はなく,血液検査では炎症反応や肝機能の異常を認めなかった。...
DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献8件
住田 亙, 渡辺 芳夫 日本臨床外科学会雑誌 72 (6), 1457-1460, 2011
...症例は10歳,男児.乗用車同乗中に交通事故に遭い,シートベルトで腹部を強く圧迫した.受傷12日後から,嘔吐が出現し,受傷40日後に当院を受診した.MRIシネグラフィーにて腸管の狭窄像とその部位での腸内容のto-and-froを認めたため,腸管の通過障害と診断して腹腔鏡下に手術を施行した.Treitz靱帯から約40cm肛門側の部位の空腸に狭窄と大網の癒着を認めた.全小腸を観察し,他の部位に異常を認めなかったので...
DOI Web Site 医中誌 被引用文献3件 参考文献17件
西野 裕人, 仙田 典子, 松谷 泰男, 西村 理, 稲本 俊 日本臨床外科学会雑誌 72 (12), 3003-3006, 2011
...による血腫を認めたが,胸腔内や腹腔内に出血を認めなかった.乳房の圧迫止血を行い経過観察目的で入院した直後に収縮期血圧が再度70mmHg台に低下しHb 7.9g/dlであったため,濃厚赤血球2単位を輸血し全身状態の安定を得た.以降,保存的治療で回復し入院5日目に退院した.シートベルト外傷による乳房内出血でショック状態に至る報告は少ないが,3点式シートベルトの普及で増加が予想される.その対応にあたり急性期治療...
DOI Web Site 医中誌 被引用文献2件 参考文献18件
萩田 賢司, 嶋村 宗正, 萩原 亨 土木学会論文集D3(土木計画学) 67 (5), 67_I_1097-67_I_1102, 2011
Road traffic law of compulsory rear seat belt legislation was enacted on July 2008 in Japan, and rear seat passenger must fasten seatbelt. And on October, enfocement of rear seat belt legislation on …
髙木 彩, 小池 はるか, 北折 充隆 日本心理学会大会発表論文集 74 (0), 2EV007-2EV007, 2010-09-20
小池 はるか, 髙木 彩, 北折 充隆 日本心理学会大会発表論文集 74 (0), 2EV006-2EV006, 2010-09-20
野木 一徳, 増田 光利, 間瀬 重美, 葛巻 清吾 自動車技術会論文集 41 (3), 599-604, 2010
...シートベルト有無、誤使用等の条件で計測されるダミーの挙動、傷害値等について最新の知見から得られた耐性値をベースに比較し、シートベルトを正しく装着する事によって得られる保護性能の効果について確認した。...
佐藤 努, 中島 望, 長橋 厚, 江井 邦夫, 佐藤 幸一 理学療法学Supplement 2009 (0), E4P1200-E4P1200, 2010
...<BR>【結果】<BR>症例1,67歳,女性,要介護2.平成14年に脳内出血による左片麻痺を呈する.以後,自動車運転は未実施.麻痺側上肢機能に関しては,Brunnstrom―Stage(以下Br―S略)3.今回の自動車体験においては,基本走行のみ実施.自動車への乗車時において座席への着座に不安定を認めた.座席調節の際は,非麻痺側上肢にて調節レバー,シートベルトやハンドブレーキ,オートマティックトランスミッション...
田岡 義文 日本機械学会論文集C編 76 (769), 2186-2192, 2010
This paper deals with investigation to determine optimum seat belt characteristics in order to reduce occupant injuries for frontal impact of vehicle at the primary design phase. The first purpose …
DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献9件
今井 章博, 時津 直樹, 小栗 宏次 電気学会論文誌C(電子・情報・システム部門誌) 130 (12), 2118-2123, 2010
A traffic accident is a disturbing matter caused by a rise of the recent vehicle diffusion rate worldwide. Therefore, estimation of driver's action unrelated to driving may help to reduce traffic …
DOI Web Site Web Site 被引用文献2件 参考文献18件
北川 裕一, 安木 剛 自動車技術会論文集 41 (5), 1005-1010, 2010
...妊婦乗員を模擬した人体FEモデルを開発,前席シートベルト着用有無による前面衝突時の挙動および腹部変形を比較した.計算結果はシートベルト着用により母体への負荷が軽減されることを示した.また,シートベルトは下腹部に掛けた場合に腹部変形が小さくなること,リルータなどの補助具が有効であることも示した....
末永 隆次郎 日本農村医学会学術総会抄録集 59 (0), 12-12, 2010
...エンシ゛ン回転(+)では、事故状況としてトラクターと一緒に転落やトラクターの下敷きが多く、予防対策としてシートベルトの装着の有効性が示唆される。...
村尾,寛, 平田,真由美, 大村,貴美子, 大橋,容子, 古堅,善亮, 高山,尚子, 中並,尚幸, 神山,茂, 枝広,雅美, 荻原,章子, 多和田,利香 日本産科婦人科學會雜誌 61 (2), 489-, 2009-02-01
NDLデジタルコレクション 医中誌
冨田 宗樹, 水上 智道, 高橋 正光, 塚本 茂善 農作業研究 44 (4), 225-232, 2009
...<BR>本調査により,転落・転倒事故におけるROPSの死亡事故抑止効果が明らかになった.課題としては,ROPSのさらなる普及拡大に加え,シートベルトの装備および使用の推進,並びに作業機による挟まれ,巻き込まれ事故の防止策が挙げられた....
DOI 被引用文献2件 参考文献1件
本宮 嘉弘, 石橋 達弥, 山内 春夫, 大木 基史 自動車技術会論文集 40 (2), 269-275, 2009
...自動車の衝突時に乗員がシートベルトを装着していたにもかかわらず死亡した事例では、シート座面が下方に変形している場合が多く、サブマリン現象による内蔵損傷が原因と推定される。数車種についてシート座面の強度試験をおこなったところ、シート強度には大きな格差が見られ、旧型車より新型車の方が弱い傾向が見られた。...
森山 秀樹, 山村 浩然, 北村 祥貴, 西田 佑児, 竹原 朗, 芝原 一繁, 佐々木 正寿, 小西 孝司 日本消化器外科学会雑誌 42 (4), 368-371, 2009
...症例は18歳の女性で,自動車運転中の自損事故で受傷し,当院へ救急搬送された.シートベルトは着用していなかった.腹部全体が板状硬で上腹部に著明な圧痛を認めた.腹部CTで腹腔内遊離ガスを認めた.外傷性消化管損傷による汎発性腹膜炎が疑われたため緊急手術を施行した.腹腔内には血性の腹水があり,胃前庭部の離断を認めた.幽門側胃切除を施行し,Billroth II法再建,Braun吻合を行った.術後経過は良好で...
DOI Web Site 医中誌 参考文献22件
末永 隆次郎, 百瀬 義人 日本農村医学会学術総会抄録集 58 (0), 355-355, 2009
...安全をは<BR> かるためのシートベルトの存在は25.6%が知っており,こ<BR> のうち「必ずないしは時々着用する」者は14.2%に留まっ<BR> ていた。ヒヤリハット経験は41.9%の者が経験しており,<BR> 具体的な内容は「田畑の昇降路を上る時」が31.6%と最も<BR> 多く,次いで「田畑の昇降路を下りる時」が22.0%であっ<BR> た。...
槇 徹雄, 土屋 雅史, 堺 英男 自動車技術会論文集 40 (6), 1445-1450, 2009
自動車のシートポジションを変化させると後席乗員の拘束状態が大きく変化し,乗員傷害が変化する可能性がある.そこで,シートスライドの位置,シートバックのリクライニング角度やショルダベルトアンカの位置などをパラメータとして品質工学を適用し,自動車前面衝突時における安全性能への影響を明確にした.
篠原 一彰, 岡田 恵, 石田 時也, 藤田 英伸, 斉藤 群大, 岡崎 次郎, 横山 秀之, 熊田 芳文, 松本 昭憲 自動車技術会論文集 40 (6), 1441-1444, 2009
...車の前部が大破した事故事例でシートベルト・エアバッグの有効性を検討した。ベルト着用群では非着用群よりも頭頚部・胸腹部の重症外傷が少なかった。エアバッグ展開群では非展開群よりも頭頚部・顔面の重症外傷が少なかった。ベルト非着用下ではエアバッグ展開時に非展開時よりも重症胸腹部外傷の受傷率が高く注意を要する。...
深谷 潔 労働安全衛生研究 2 (1), 49-52, 2009
...フルハーネス型安全帯の胴ベルト型安全帯に対する優位性を,文献調査をもとに2つの観点から示す.一つは,落下阻止時の衝撃に関するもので,自動車のシートベルトに関する文献から広い範囲で分散して体を保持することの有効性を示す.もう一つは,落下阻止後の吊られた状態での身体負担に関する優位性で,従来日本ではあまり重視されていなかったが.吊り下げ状態は意外と人体に対する負担が大きいという結果が出ている....
DOI Web Site Web Site 参考文献1件
成川 輝真, 西村 秀和, 成川 理優 「運動と振動の制御」シンポジウム講演論文集 2009.11 (0), 36-40, 2009
This paper presents injury protection control of the occupant's lower extremities in vehicle collision with an active seat belt and an active knee bolster. The seat belt force for his or her pelvis …
臼元 洋介, 引地 和歌子, 工藤 恵子, 辻 彰子, 池田 典昭 福岡醫學雜誌 99 (11), 225-229, 2008-11-25
...の働きを補助して運転者および同乗者の受傷を防ぐ有効な装置であるが,シートベルト非装着や不適切な乗車姿勢では成傷器となりうることを周知させる必要がある....
DOI HANDLE Web Site ほか2件
堀井, 宏祐, 大谷, 朝彦, 野間, 宏平 情報処理学会論文誌数理モデル化と応用(TOM) 1 (1), 53-59, 2008-09-26
...自動車衝突時の乗員挙動は非線形的かつ複合的である.また,乗員の運動エネルギーは主に頭部とエアバッグ,胸部とシートベルトの接触によって消費され,頭部と胸部の安全性はトレードオフの関係にある.そのため,大域探索能力に優れ,多点探索によって得られるパレート解からトレードオフ情報を把握できる,進化的多目的最適化手法が乗員保護システム設計に対して有効である.本研究ではパラメトリックな前面衝突時の乗員挙動解析モデル...
情報処理学会 Web Site 被引用文献1件
日経automotive technology (6) 100-105, 2008-05
...ESC(横滑り防止装置)1)、ABS(アンチ・ロック・ブレーキ・システム)、TPMS(タイヤ空気圧監視システム)、クルーズコントロール、シートベルト、エアバッグ…。車両の動きをつかみ、その結果をフィードバックして車両の動きに反映する、あるいは車内の装置を動作させるシステムが普及してきた。...
高野 純一, 青村 茂, 菊池 恵美子, 新田 收, 鈴木 健太郎 日本保健科学学会誌 11 (3), 115-124, 2008
...実験結果からシートベルトやヘッドレストが非着用の場合は健常者よりも障害者の方が筋を大きく働かせていることが分かった。よって,シートベルトとヘッドレストには障害者の身体挙動を抑えるだけではなく筋の負担を軽減する効果があることが示唆された。これらの結果から,健常者に比べ障害のある人にとってシートベルトとヘッドレストは重要であることを示した。...
DOI Web Site 医中誌 参考文献12件
一杉 正仁, 本澤 養樹, 徳留 省悟 年次大会講演論文集 2008.5 (0), 45-46, 2008
To examine the effect of seatbelt using for pregnant women drivers, sled tests were performed. Changes of intra-uterine pressures in anthropometric dummies representing pregnant women were examined. …
元木 正典, 橋本 博, 早野 公郎, 平尾 保, 島岡 信次, 浅田 浩之 自動車技術会論文集 39 (3), 3_263-3_268, 2008
...わが国では,2005年より,シートベルト非着用で走行した場合に「音による再警報を行う装置」(SBR)を乗用車の運転者席に搭載することが義務づけられた.本調査では,SBRが運転者のシートベルト着用率向上に効果があることを検証するとともに,SBR搭載車ユーザーのSBRに対する肯定的な評価および否定的な評価を把握した....
小森 登志江, 飯沼 泰史, 内藤 真一, 新田 幸壽 Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 44 (4), 609-613, 2008
...症例は14歳,男児.シートベルトを着用しての乗用車乗車中の交通事故で膵断裂,右腎破裂,十二指腸穿孔を起こし,Letton&Wilson法による膵管空腸吻合術,十二指腸修復,胃瘻・胆嚢外瘻造設,腹腔ドレナージ術を施行された.受傷後3週間頃に遅発性胆管狭窄を合併したが,狭窄発生後約2か月にわたる胆嚢外瘻による胆道減圧で保存的に治癒しえた.小児の完全捧断裂及び腹部外傷後の遅発性胆道狭窄を経験し,初回手術で...
DOI Web Site 医中誌 参考文献10件
高野 純一, 青村 茂, 菊池 恵美子, 新田 收, 鈴木 健太郎 日本保健科学学会誌 11 (3), 125-137, 2008
車いす移送車輌の急停車と急発進時における安全評価をコンピュータシミュレーションによって行うことを目的とし,筋反射モデルを用い,障害者の身体挙動を計算した。本モデルは対象者の症状毎の特徴を筋活動パラメータによって表現する。そこで,筋活動パラメータの同定と筋反射モデルの妥当性の検証のため,実車の急停車と急発進時における加速度を再現可能な台車装置を用い走行実験を行った。3人の障害者と1人の健常者が実験…
DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献13件
川島 豪 日本機械学会論文集C編 74 (739), 587-594, 2008
In a car crash, if deformation of an occupant's lung is held to the allowable value, no aftereffect will remain. In order to realize this condition, the seat belt tension must be adjusted …
DOI Web Site 被引用文献2件
伊藤 浩二 日経automotive technology (1) 160-164, 2007-07
...シートベルト非装着時に警告するシートベルトリマインダーや、子供か大人かを判定してエアバッグを展開制御する用途に使われている。背景には、欧州のアセスメント「EuroNCAP」やアメリカの法規「FMVSS208」によるクルマの安全性強化がある。...
前川 武男 順天堂医学 53 (2), 183-192, 2007
...今回, 救急搬送された大腸穿孔例と交通事故時の消化管・腸間膜損傷へのシートベルトの影響について検討したので報告する....
DOI Web Site Web Site ほか1件
川島 豪 「運動と振動の制御」シンポジウム講演論文集 2007.10 (0), 126-131, 2007
In a car crash, if deformation of occupant thorax is held to the allowable value, no aftereffect will remain. In order to realize this condition, a seat belt tension must be adjusted instantaneously …
臼田 誠, 広澤 三和子, 前島 文夫, 佐々木 眞爾, 浅沼 信治, 夏川 周介 日本農村医学会学術総会抄録集 56 (0), 137-137, 2007
...安全キャブ・フレーム装着は6件5.7%あったが、その内の2件はシートベルトを締めておらず、別の1件は可倒式フレームを倒したままであった。<BR>[まとめ]<BR> 今回の調査から、乗用トラクターによる農作業事故が高齢者により、移動時に多発生し、機体の転落で運転者が下敷きになること、機体に安全キャブ・フレーム装着がほとんどないことなどが再確認された。...
佐野 紘平 日本機械学会関東支部総会講演会講演論文集 2007.13 (0), 539-540, 2007
...技術史上の大発明であるシートベルトと車体構造の進化により、交通事故による24時間以内死亡者数は減少しているが重傷者数は増加しており、交通弱者である子供(15歳以下)ならびに高齢者の死亡・重傷者合計数が増加している。死者・重傷者の半減に貢献するために、最適化設計されたシートベルトと故池田正彦氏が発明した衝撃緩衝装置を組み合わせて、乗員保護効果を極大化することを提案する。...
中嶋 有加里, 大橋 一友, 山口 雅子 日本看護研究学会雑誌 29 (3), 3_269-3_269, 2006-07-24
真柴 久実, 萬木 聡, 飯岡 弘至, 新妻 克宜, 桑原 理充 皮膚の科学 5 (4), 303-306, 2006
...エアバッグは現在広く普及し,シートベルト着用下においてその効果をあげている。しかしその一方でエアバッグによる外傷の例も報告されている。われわれはシートベルト非着用時のエアバッグによる顔面外傷の症例を経験した。症例は22歳の女性で,頬部から鼻部に軽度の熱傷を受傷し,保存的治療により軽快した。エアバッグの作動メカニズム,および外傷の発生機転について若干の文献的考察を加えて報告する。...
栗山 千秋, 横田 由加里, 山田 瞳, 伊藤 香菜子, 馬場 百合子, 倉益 直子 日本農村医学会学術総会抄録集 55 (0), 153-153, 2006
...転倒転落のリスクを考え、低ベッド、4点柵、セーフティーコール、四肢抑制、車椅子乗車時のシートベルトの使用で、事故なく経過。しかし、患者の大声には解決策がないまま見守るしかなかった。<BR> _丸2_睡眠療法期(睡眠期):主治医より家族へ睡眠療法の提案があり、家族の同意を得て睡眠療法開始するも、効果は薄く、胃管自己抜去頻回。...
川島 豪 Dynamics & Design Conference 2006 (0), _660-1_-_660-6_, 2006
In a car crash, if deformation of occupant lung is held to the allowable value, no aftereffect will remain. In order to realize this condition, the active seat belt, which adjusts instantaneously …
寒川 顕治, 青木 淳 日本血管外科学会雑誌 15 (5), 513-516, 2006
...腹部にシートベルトによると思われる斑状皮下出血を認めた. 両鼠径部以下の動脈拍動が消失していたため血管外傷を疑われ, 腹部造影CTにて腹部大動脈閉塞と診断された. 開腹したところ, 消化管穿孔や実質臓器の損傷は認めなかった. 腎動脈下腹部大動脈から両側総腸骨動脈まで大動脈解離を生じ, 右腸骨動脈は閉塞していた....
鹿島 潤 森林利用学会誌 20 (4), 215-218, 2006
DOI Web Site 参考文献1件
J-STAGE
曽我 直弘, 宮崎 要, 金木 昌弘, 天野 久仁彦, 地曵 典恵, 亀岡 信悟 日本腹部救急医学会雑誌 25 (6), 833-836, 2005
We report four cases of small intestine and mesenteric injuries associated with seat belt use in traffic accidents. Two involved perforation of the small intestines, and two mesenteric tears. Three …
瓜園 泰之, 勝井 錬太, 上山 直人 日本臨床外科学会雑誌 66 (7), 1634-1638, 2005
Although it is necessary to wear seat belt to decrease serious head and chest injuries caused by motor vehicle accidents, seat belt injuries such as intestinal injuries are increasing instead. From …
DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献10件
横山 朋子, 一杉 正仁, 本澤 養樹, 佐々木 忠昭, 今井 裕, 徳留 省悟 日本口腔外科学会雑誌 51 (12), 596-601, 2005
Motor vehicle accidents (MVAs) are the leading cause of oral and maxillofacial injuries. We retrospectively analyzed the severity of oral and maxillofacial injuries caused by MVAs.<BR>Hospital …
DOI Web Site 医中誌 参考文献23件
佐々木 眞爾, 臼田 誠, 広澤 三和子, 夏川 周介, 大谷津 恭之, 堀 明洋, 武山 直治, 石突 正文 日本農村医学会雑誌 53 (5), 796-804, 2005
...死亡事故のケーススタディからは, 安全フレームやシートベルトの装着がトラクタでは不可欠であり, スピードスプレアでは万一の場合にキャビンが威力を発揮することが分かった。<BR> 農業機械による事故を予防するためには, 基本的な使用方法,注意事項や応急手当などを具体的に啓蒙する講習会を頻繁に設けることが重要である。...
DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献2件 参考文献13件
川島 豪 「運動と振動の制御」シンポジウム講演論文集 2005.9 (0), 466-471, 2005
In a car crash, if deformation of thorax compression of the occupant is held to the allowable value, no aftereffect will remain. In order to realize this condition, the seat belt tension must be …
上西 甲朗, 松久 寛, 宇津野 秀夫, 朴 正圭 日本機械学会論文集C編 71 (706), 1877-1883, 2005
In the automobile frontal collision, the maximum value of the chest deceleration is one of the most important performance indexes for the occupant protection, and depends on the time history of the …
樋口,義治 日本行動分析学会年次大会プログラム・発表論文集 51-, 2004-07-06
NDLデジタルコレクション
本田 真広, 中原 貴志, 藤田 基, 金子 唯, 金田 浩太郎, 山下 進, 鶴田 良介, 前川 剛志 日本腹部救急医学会雑誌 24 (6), 1091-1095, 2004
We report a pancreatic injury and delayed large intestinal perforation caused by a seat belt injury. An 18 -year-old woman was admitted to our emergency center after being involved in a traffic …
DOI 医中誌 被引用文献2件 参考文献11件
水本 一生, 松石 頼明, 峠 哲哉 日本腹部救急医学会雑誌 24 (3), 681-684, 2004
We report a case of mesenteric rupture due to air bag injury in a traffic accident. A 44-year-old man driving a compact car and using a safety belt crashed, at which time the air bag was activated. …
川島 豪 自動制御連合講演会講演論文集 47 (0), 174-174, 2004
...これを実現するにはシートベルトのテンションを瞬時にフィードバックコントロールする衝撃制御システムが必要となる。そこで本研究では、スライディングモード制御によるセミアクティブ衝撃制御を適用したアクティブシートベルトを提案、その有効性を模型実験により確認した。その結果、胸部変形を許容値内に保てることを明らかにした。...
川島 豪 日本機械学会関東支部総会講演会講演論文集 2004.10 (0), 217-218, 2004
In a car crash, if relative displacement of thorax of the crew is held in the tolerance, any aftereffect will not be remained. To realize this, the tension of the seat belt must be adjusted in a …
D&M日経メカニカル (587) 62-66, 2003-08
...トヨタが「ハリアー」に搭載したシステムは,車体前方に取り付けたミリ波レーダと,衝突を事前に判断するコントロールユニット「プリクラッシュセーフティコンピューター」,衝突前にシートベルトを巻き取る「プリクラッシュシートベルト」,ブレーキを踏むとすぐに高い制動力を発生する「プ…...
D&M日経メカニカル (587) 58-61, 2003-08
...ブレーキまではかけないが,トヨタ自動車もシートベルトを巻き取ったりブレーキの油圧を上げたりして衝突に備えるシステムを2003年2月に発売した新型「ハリアー」(図2)に搭載した。 ホンダとトヨタの2社に限らない。...
浅井 治夫 繊維機械学会誌 56 (8), P339-P345, 2003
DOI Web Site 参考文献13件
森松 嘉孝, 川嶋 隆久, 仲摩 憲次郎, 石川 律子, 高松 学文, 廣橋 伸之, 加来 信雄 日本救急医学会雑誌 14 (4), 220-224, 2003
We report a very rare case of cervical spinal cord injury in connection with thoracic vertebra arthrodesis following a motor vehicle accident involving a 3-point seat belt. A 36-year-old man napping …
DOI 医中誌 参考文献15件
和久 利彦, 渡辺 和彦, 高木 英幸 日本臨床外科学会雑誌 64 (9), 2171-2174, 2003
From 1990 to 2001, we treated 6 cases of traumatic injury of the small intestine relating to buckled seat belts in subjects from 18 to 65 years of age, with a male-to-female ratio of 2 to 4. No …
外浦 功, 川村 功, 山崎 一馬, 児玉 多曜, 森川 丘道, 飛田 浩司 日本腹部救急医学会雑誌 23 (7), 1109-1112, 2003
A 57-year-old man was admitted to our hospital 25 days after a traffic accident in which he was the driver of a car and experienced blunt trauma produced by his seat belt. His chief complaint was …
DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献12件
三宅 哲志 安全工学 42 (4), 238-243, 2003
<p><tt><b>昨年の交通事故死者数は8326人となり,1970年の16765人に比して約30年間で死者数の半減を達成した.しかし,全体として交通事故死者数が減少している中で,高齢者の死者数の割合が高くなっているという傾向を示している.中央交通安全対策会議会長である小泉総理大臣は本年1月2日に「交通事故死者数半減達成に関する談話」の中で,今後10年を目途に交通事故死者数を更に半減を目指した …
DOI Web Site 参考文献3件
廣岡,孝, 古橋,円, 鈴木,省治, 菅沼,信彦 日本産科婦人科學會雜誌 53 (2), 354-, 2001-02-01
菅原 由至, 永江 隆明, 井手 達, 向井 憲重, 椙原 美昭, 山口 昇 日本臨床外科学会雑誌 62 (10), 2431-2434, 2001
We report two patients who had bowel rupture at the hepatic flexure of colon from a seat belt injury. Patient 1 and Patient 2 were a 77- and a 72-year-old women, respectively. Both of the patients …
齋藤 寿恵, 酒井 憲司, 笹尾 彰, 澁澤 栄, 甫守 仁士 農業機械学会誌 63 (Supplement), 455-456, 2001
渡邉, 啓, 中川, 修宏, 中澤, 憲, 赤井, 文治, 種子田, 護 近畿大学医学雑誌 25 (2), 47A-47A, 2000-12-25
本文データはCiNiiから複製したものである。
機関リポジトリ
佐藤, 喜根子, 佐藤, 祥子, 堀川, 悦夫, 高林, 俊文 東北大学医療技術短期大学部紀要 = Bulletin of College of Medical Sciences, Tohoku University 9 (2), 181-186, 2000-07-31
田口 宏一, 湊 正意, 中西 一彰, 相木 総良 日本臨床外科学会雑誌 61 (5), 1217-1222, 2000
From January 1997 to May 1999, six cases of rupture of the small intestine relating to the buckled safety belt were encountered in the hospital. Their ages ranged from seven to 65 years and the …
DOI Web Site 医中誌 被引用文献2件 参考文献15件
西岡 将規, 笠松 哲司, 宮内 隆行, 倉立 真志, 矢田 清吾 日本臨床外科学会雑誌 61 (3), 665-669, 2000
Four cases of perforation of the small intestine caused by seat belt with three point supports are reported.<br> Patient 1, a 79-year-old woman, was revealed having a very small amount of …
DOI Web Site 医中誌 参考文献6件
二村 直樹, 廣田 俊夫, 市橋 正嘉, 多羅尾 信 日本臨床外科学会雑誌 61 (4), 936-939, 2000
Blunt abdominal trauma commonly affects the small intestine, and injury of the stomach rarely occurs. This paper presents a case of rupture of the stomach due to a blunt abdominal trauma.<br> A …
DOI Web Site 医中誌 被引用文献6件 参考文献29件
武田 研, 尾上 英俊, 木村 一雄, 三原 隆 整形外科と災害外科 49 (2), 468-470, 2000
Two unusual cases of the fracture of the first rib resulting from traffic injury are reported. There were no fracture of other ribs, clavicle fracture of the same side, and thoracic injury …
DOI 医中誌 参考文献8件
小川 元, 島田 公雄, 高橋 雅也, 高田 英一, 大友 一, 三宮 将典, 角谷 隆史, 間野 正之, 大谷 裕 中国・四国整形外科学会雑誌 11 (1), 99-102, 1999
A case of lumbar spine fracture and visceral injury associated with a lap-type seat belt is discussed. A 23-year-old man was a passenger in the rear seat of a vehicle and was wearing a lap-type seat …
DOI 医中誌 参考文献9件
堅野 国幸, 五明 良仁, 山代 豊, 松井 孝夫, 岸本 弘之, 日野原 徹 日本臨床外科学会雑誌 60 (12), 3312-3316, 1999
...と診断した.膵尾部切除および脾摘術を施行した.病理組織検査では脾および膵の嚢胞はいずれも仮性嚢胞でヘモジデリンの沈着があり,出血が示唆された.仮性嚢胞の発症に外傷が重要な役割を担うとされており,本例は追突時のシートベルトによる圧迫が発症原因と推測され,軽微な事故であっても経過観察上,注意を要すると考えられた....
DOI Web Site 医中誌 被引用文献2件 参考文献17件
内藤 英二, 森山 雄吉 日本医科大学雑誌 66 (2), 143-145, 1999
DOI Web Site PubMed 参考文献2件
岩本 英久, 関 洲二, 妹尾 薫, 赤木 耕平, 板野 恒之 日本救急医学会雑誌 10 (2), 98-103, 1999
Breaking stresses were measured to investigate blunt trauma to the hepatic tissues by a 3-point seat-belt during car crash. The minimum deceleration and velocity were determined from the breaking …
DOI 医中誌 参考文献12件
宇野 存 日本観光学会誌 33 (0), 24-32, 1998-10-23
...乱気流から身を守る確実な方法は, シートベルト以外にない。しかし, 多くの乗客は, この重要性を軽く見ている。一方, 航空会社は, めったに起こらないかもしれないが, 不可抗力な自然現象による事故があることを, はっきりとディスクローズしようとしない。...
中嶋 有加里, 福録 恵子, 羽座 典子, 細野 剛良, 山地 建ニ 大阪大学看護学雑誌 4 (1), 35-39, 1998-03
原著
DOI HANDLE 医中誌
本田 英一郎, FUJISAWA Hironori, KOYAMA Tunemaro, OSHIMA Yuki, SUGITA Yasuo, ABE Toshi Neurologia medico-chirurgica 38 (3), 168-172, 1998
A 49-year-old male presented with a symptomatic thoracic intradural arachnoid cyst triggered by seat belt trauma, which appeared within 3 weeks following a traffic accident. The initial symptom was …
DOI Web Site PubMed ほか1件 被引用文献1件 参考文献15件
中村 英次郎, 井口 竹彦, 中村 太郎, 山田 秀大, 七森 和久, 酒井 祐一, 林 義裕, 畑田 和男 整形外科と災害外科 47 (2), 704-707, 1998
Five cases of the fracture of the sternum due to use of a seat belt were reported. According to the Fowler's classification, our cases were classified as TYPE: 1 case, Type IV: 3 cases and Type …
DOI 医中誌 被引用文献3件 参考文献9件
中嶋 有加里, 細野 剛良, 羽座 典子, 山地 建二 大阪大学看護学雑誌 3 (1), 11-18, 1997-03
...シートベルト着用者は32名(27.4%)と少数であった。⑤ 出産後は1か月目から運転を再開した者が93名(79.5%)に達した。今回の研究から、小豆島では自動車利用が日常生活に欠かせないものとなっており、妊娠中も例外ではないことが明らかになった。妊娠中の保健指導として自動車運転を含む個別対応が重要であると認識した。...
小森 康司, 松浦 豊, 河野 弘, 北川 喜己, 西垣 美保, 野田 徳子, 伊藤 直人, 石川 和夫, 横山 真也 日本臨床外科医学会雑誌 58 (12), 2860-2864, 1997
A 48-year-old man had clashed with a central separating line on a highway when he had been driving his car equipped air bag after drinking about five a.m. on November 2, 1996. He had not worn a seat …
DOI Web Site 医中誌 被引用文献4件 参考文献7件
馬場 俊明, 伊藤 卓, 鈴木 伸作, 今 充 日本臨床外科医学会雑誌 58 (8), 1728-1732, 1997
Thirteen cases of gastrointestinal perforation due to a traffic trauma seen between November 1986 and October 1994 were reviewed for keys to diagnosis and treatment. Motor vehicle accident were …
DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献12件
植田 史朗, 原 育史, 切石 礼次郎, 中上 由美子, 崎谷 博征, 金 良根, 山家 健一 日本救急医学会雑誌 7 (2), 91-96, 1996
We report a case of post-traumatic delayed stricture of the small bowel. An 11-year-old girl wearing a 2-point seat belt while riding as a passenger in a car was injured. Her demonstrable injuries …
DOI 医中誌 被引用文献8件 参考文献10件
飯田 豊, 田辺 博, 伊藤 英夫 日本救急医学会雑誌 7 (12), 760-764, 1996
An increasing tendency for the occurrence of traumatic diaphragmatic injury has been noted with a recent increase in traffic accidents. Herein, a case of diaphragmatic rupture associated with a …
DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献6件
前川 武男, 巾 尊宣, 矢吹 清隆, 佐藤 浩一, 津村 秀憲, 渡部 洋三 日本臨床外科医学会雑誌 57 (8), 1867-1871, 1996
The deaths causeed by damages of the intestinal tract and/or mesentery in traffic accidents have steadily decreased since it had been the duty of a driver to put on a seat belt. Howerver, the degree …
DOI Web Site 医中誌 被引用文献3件 参考文献6件
小林 宏成, 加納 滋 耳鼻咽喉科展望 39 (5), 526-529, 1996
A 34-year-old woman with an open neck injury after automobile accident was transferred to the emergency center. When she hit an anterior portion of her neck, she was sitting next to the driver with …
高桑 徹也, 遠藤 重厚, 中永 士師明, 谷口 繁 日本救急医学会雑誌 6 (3), 270-273, 1995
Three unusual injuries of the cervical spine in wearers of three-point seat belts are reported. In two cases, the presence of bruising under the chin indicated their involvement in the mechanism of …
DOI 医中誌 被引用文献3件 参考文献11件
土原 一哉, 桝谷 博孝, 野手 雅幸, 澤崎 邦廣, 巴陵 宣彦, 藤田 秀春 日本臨床外科医学会雑誌 56 (9), 1834-1837, 1995
Gastric rupture due to seat belt injury is rare. We experienced such a case of gastric rupture which was etiologically interesting. A 40-year-old woman was admitted to the hospital following an …
DOI Web Site 医中誌 被引用文献12件 参考文献11件
井戸 弘毅, 岡田 政信, 利光 鏡太郎, 足立 正純, 鶴田 隆一, 三木 ゆかり, 木村 圭一 日本腹部救急医学会雑誌 14 (3), 533-536, 1994
加来 信雄, 恒吉 俊美, 最所 純平, 光岡 正純 日本救急医学会雑誌 5 (2), 137-147, 1994
A survey was conducted regarding 141 persons injured in traffic accidents who were transported to the Critical Care Center of Kurume University in 1992. The number of persons who died as a result of …
DOI 医中誌 被引用文献6件
井奈波 良一, 鷲野 嘉映, 藤田 節也, 吉田 英世, 杉浦 春雄, 小野 桂子, 岩田 弘敏 民族衛生 60 (4), 223-226, 1994
To evaluate the factors relating to traffic accidents resulting in injury or death of drivers, questionnaire survey was performed on seat belt use in 136 official workers (101 males and 35 females) …
DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件
井奈波 良一, 鷲野 嘉映, 藤田 節也, 吉田 英世, 岩田 弘敏 民族衛生 59 (6), 284-290, 1993
To evaluate the actual condition of the traffic accidents resulting in injury or death of drivers and to assess the factors relating to them in Japan, the data concerning traffic accidents in 47 …
宮内 隆行, 桐野 有成, 松村 長生, 大塩 猛人, 菊辻 徹, 江川 善康, 川人 智久 Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 29 (2), 318-322, 1993
...近年,自動車事故の受傷形態として,シートベルトによる鈍的腹部外傷が増加している. 欧米諸国では小児例も多数報告されているが,本邦ではこれまでにわずか2症例を認めるのみである. 最近,2点式シートベルトによる小児小腸破裂症例を経験したので若干の文献的考察を加えて報告する. 症例は6歳女児. 2点式シートベルトを着用し後部座席にて睡眠中,時速50kmで他車と正面衝突した....
宮内 隆行, 松村 長生, 大塩 猛人, 桐野 有成, 江川 善康, 菊辻 徹, 川人 智久 Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 28 (3), 742-, 1992
鈴木 浩二, 柴田 俊忍, 松本 英治 安全工学 30 (5), 308-312, 1991-10-15
...に従って行い,シートベルトの着用率の違いによる事故遭遇率・交通事故死亡率の差を比較した.その結果,ある条件下ではシートベルト着用率の向上が必ずしも交通事故死亡率の低下にはつながらないことが判明した.このことから,シートベルト着用運動は適切な交通安全教育が伴って初めて効果を発揮することができ </b></tt><tt><b>ることがわかった....
斉藤, 道顕, 神崎, 博, 石井, 裕子 東京女子医科大学雑誌 61 (6), 526-526, 1991-06-25
第3回第二外科臨床医学研究会 平成3年3月3日 東京女子医科大学臨床講堂1
機関リポジトリ HANDLE
久米田 茂喜, 巾 芳昭, 岩浅 武彦, 井之川 孝一, 堀 利雄, 牧内 正夫 医療 45 (1), 32-35, 1991
Seven cases of intestinal ruptures in seat belt wearers, which were encountered from April, 1984 to March, 1989 in the Department of Surgery of Matsumoto National Hospital, were clinically analyzed. …