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検索結果 113 件

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  • 初期仏教における善巧方便の研究

    Le Huu Phuoc 印度學佛教學研究 71 (3), 988-991, 2023-03-25

    ...らかにすることにつながる.研究対象は主に,初期仏教における善巧方便について書かれた『ニカーヤ』(<i>Nikāya</i>)と研究書である.調査の結果,筆者は善巧方便という概念が,梵天(<i>Brahmā</i>)が釈尊に衆生のために説法することを頼むという伝承とともに,『ディガーニカーヤ』(<i>Dīghanikāya</i>)<i>,</i>『アーグッタラニカーヤ』(<i>Aṅguttaranikāya</i>)『ジャータカ...

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  • KalpalatāとAvadānamālā の研究(10) : Jayamuniの仕事とTJAM 第15章

    岡野, 潔 南アジア古典学 16 51-138, 2021-07-30

    ...第1部 ネパールの仏教説話文学とJayamuni写本 /  1.ネワール仏教徒たちが作り始めた新しい梵語仏教文学 /  2.インド仏教研究に果たしたJayamuni 写本の役割 /  3.Jayamuni の16写本の検討 / 第2部 Tathāgatajanmāvadānamālā 第15章の研究 /  1.TJAM 第15章の中に見られるジャータカの検討 /  2.第15章第102-- 127偈...

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  • ニカーヤにおける読誦

    平林 二郎 印度學佛教學研究 69 (2), 936-931, 2021-03-25

    <p>In this paper, I examine the term <i>sajjhāya</i>- used in the Nikāyas to elucidate the meaning of recitation in early Buddhism. Concerning recitation in the <i>Majjhima-nikāya</i>, I consider …

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  • ニダーナ,イティヴリッティカとアヴァダーナ

    徐 美徳 印度學佛教學研究 69 (3), 1033-1037, 2021-03-25

    ...検証を通じて分析しつつ,論じる.平川彰の仮説,すなわち大衆部律の原型は経分別と犍度部にアヴァダーナとジャータカを含んでいたという説を証明することが重要であるが,それらの資料は後代に改訂されたものであり,別にマハーヴァスツーアヴァダーナ(アヴァダーナとジャータカ),そして大衆部律(律の核心的資料)という形で伝承された....

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  • ジャータカ文献に見られる経典読誦

    平林 二郎 印度學佛教學研究 68 (2), 1052-1048, 2020-03-20

    <p>In this paper I examine the circumstances of sūtra recitation in the <i>Jātaka</i>, focusing on sajjhāya-, āha and saṃ + khubhati. In the <i>Cullakaseṭṭhijātaka </i>(Ja No. 4), sajjhāya- connotes …

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  • 『六度集経』における「仁」と仏法

    伊藤 千賀子 パーリ学仏教文化学 33 (0), 59-77, 2019

    Buddhism spread worldwide and established its status. However, its diffusion was difficult because Buddhist teachings were hard to understand. To solely read Buddhist teachings were not to …

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  • シンハラ語 <i>Muvadev dā vata</i> について

    ナーラダ ラブガマ パーリ学仏教文化学 31 (0), 111-127, 2017

    The <i>Muvadev dā vata</i> tells the story of the Bodhisattva who was born as King Makhādeva, and is mainly based on the Pāli <i>Makhādeva Jātaka</i>. According to the story, King Makhādeva realized …

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  • 故地のクンビーラ

    水野 善文 智山学報 65 (0), 0103-0122, 2016

        日本における金毘羅信仰については、讃岐象頭山(現在の金刀比羅宮)を中心に江戸中期以降に拡大したこと[守屋:303]をはじめ、他の神仏の信仰と関連する点もふくめ、変遷の歴史について様々な観点から多くの研究がなされている[近藤1987、守屋1987、大森2003など]。<br>  金毘羅が異国の神の名であること、もしくは、ながくそう解釈されてきたことは、あらためて念をおすまでもない。はやくに…

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  • シカ食害環境下におけるナラ枯れ被害地の実生発生と林内環境の関係性

    榊原 菜々, 長島 啓子, 田中 和博 日本森林学会大会発表データベース 126 (0), 278-, 2015

    ...胸高断面積合計割合は両斜面でコナラ属樹木が60%前後を占め、その他西向き斜面ではコバノミツバツツジやタカノツメ等が、東向き斜面ではアカマツやリョウブ等が確認された。実生調査より、両斜面ともに調査区では対照区よりも個体数の増加が顕著に見られ、増加数が斜面位置によって異なっていた。斜面位置の違いにも注目し、空隙率等の光環境や土壌硬度と実生発生の関係を考察する。...

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  • 最古のインド・ギリシャ系のサンスクリット文献の再考

    麥 文彪 印度學佛教學研究 62 (3), 1101-1105, 2014

    ...新しいネパール写本が発見されたのをきっかけとして筆者は『ヤヴァナジャータカ』が紀元後149/150年にアレクサンドリアでヤヴァネーシュヴァラという人物がギリシャ語で創作した作品を,紀元後269/270年にギリシャ人のスプジドヴァジャが韻文化したという「ピングリー説」を批判した.本稿は今までの様々な発見をまとめ,ピングリー版の誤読を訂正し,脱文を埋め,『ヤヴァナジャータカ』の歴史的な位置を再考する試みである...

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  • スリランカに知られる投身餓虎本生話と北伝仏教伝承との関係について

    松村 淳子 印度學佛教學研究 58 (3), 1164-1172, 2010

    ...資料についてはこれまでほとんどわかっていない.ところが,スリランカ仏教徒はパーリ・ジャータカに含まれないジャータカのいくつかを伝承しており,それが近年でも寺院の壁などに描かれている.本論文では同本生話の諸伝承を整理し,それとスリランカで知られる伝承の証拠を絵画および文献資料に求め,それらと北伝伝承との関係を明らかにしようと努めた.なかでも大正No.172経はこれまで具体的に研究されていないが,有名な...

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  • パーリ文献中のスメーダ・カター

    松村 淳子 印度學佛教學研究 56 (3), 1086-1094, 2008

    ...燃燈佛授記物語は南北両伝の仏教文献に数多く語られるが,伝承により様々な要素が含まれ,その相互関係について把握するのは極めて困難である.そこで本稿では南方伝承であるパーリ文献中に見られる燃燈佛授記物語,すなわちスメーダ・カターの総括を試みた.その結果,南方伝承ではBuddhavamsaの韻文物語ならびにその註釈中の散文物語を合わせたものが正統的で完全なスメーダ・カターと見做され,それは一般によく知られたジャータカ・ニダーナカター...

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  • ゴーパダッタ作『ジャータカ・マーラー』

    HAHN Michael 印度學佛教學研究 55 (3), 1043-1051, 2007

    Gopadatta 作の <i>Jatakamala</i> が存在したことは, Somendra が父 Ksemendra の著作である <i>Bodhisattvavadanakalpalata</i> の後書きにその名を挙げていることと, Giuseppe Tucci が1930年頃にネパールで写本を見て, この作品について記述しているという事実から裏付けられる. Tucci …

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  • ジャータカにみる手紙

    水野 善文 印度學佛教學研究 54 (1), 382-375,1271, 2005

    The aim of this paper is to contribute to the knowledge of the development of literacy in ancient India by researching the custom of writing epistles found in the Pall <i>Jataka</i>. Because this …

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  • 『パンチャタントラ』中の挿話の発展 : 「烏と蛇」「鷺と蟹」「鷺と蛇とマングース(いたち)」

    岩瀬 由佳 日本中東学会年報 14 (0), 121-146, 1999

    ...「鷺と蟹」はパーリジャータカにもパラレルを持っている。本研究の主な目的は、各挿話のプロット及び導入詩節の発展を調べ、導入詩節とそれに続く挿話がいかに影響しあい、またいかに各テクストが依存しあっているかを示すことである。また、様々な文化/宗教を背景に持つ作品中に含まれるこれらの挿話を調べることにより、こうした文化/宗教の違いが文言や話の筋に及ぼす影響についても示しうることを期待している。...

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  • <研究ノート>「捨身飼虎」の変容

    山折 哲雄 日本研究 : 国際日本文化研究センター紀要 15 93-103, 1996-12-27

    仏教の説話文学に登場する「捨身飼虎」の物語は、インドでつくられ、中国の千仏洞の壁画に描かれ、やがて日本の法隆寺にある厨子の側壁に再現されることになった。しかしこの絵はその残酷なシーンのためか、わが国では、その後しだいに敬遠され忌避されるようになった。ところが中世になって、三匹の野生の虎に見守られて瞑想する僧の絵がつくられることになる。「華厳絵巻」のなかに出てくる七世紀の韓国僧・元暁にかんする一シ…

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