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検索結果 59 件

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  • カザフスタン共和国の耕作放棄地における種組成と生産力

    川田 清和, 黒川 巧, 宇田川 麻由, T. SITPAEVA Gulnara, 中村 徹 植生学会誌 39 (1), 59-64, 2022

    ...していると考えられた.耕作放棄地の初期条件を管理することは,ステップの回復にとって重要であると結論づけた.カザフスタンのステップで耕作放棄地の管理を成功させるには,二次遷移の初期段階を注意深く監視する必要があることが示唆された....

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  • 都市緑地における草本植物の種多様性-大阪府立大学中百舌鳥キャンパスの事例

    中山 祐一郎, 金岡 琴美 草と緑 14 (0), 12-29, 2022

    ...大阪府立大学中百舌鳥キャンパスの緑地(以下、キャンパス緑地)で草本植物の種多様性やその成立要因を環境との関係から解析した研究を元に,植生の違いに影響する環境要因について紹介した.24ヶ所の調査地全体ではステップポイント法によって春に125種,夏に114種の草本植物が記録され,調査地ごとの種数の平均は春と夏でそれぞれ21.4種と19.9種であったことから,キャンパス緑地の草本植物の種多様性は出現種の異...

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  • モンゴル西部ステップにおける植物社会学的研究

    鈴木 康平, Tsagaanbandi TSENDEEKHUU, Narantsetsegiin AMARTUVSHIN, 上條 隆志, 中村 徹 沙漠研究 31 (3), 63-76, 2021-12-24

    ...<p>モンゴルには広大なステップが広がっており,生活の場や生物多様性保全の場として重要である.しかし近年,草原退行が重要な問題として認識されている.このような現状において,植生の退行状況や回復状況を判断する基準を提供するために,種組成に基づいて植生情報を整理することが必要である.本研究では,植生情報が依然として不足しているモンゴル西部に分布するステップ群落を主対象として植生データを収集し,それらを体系的...

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  • 土壌遊離酸化鉄に着目した森林ステップエコトーンの特徴づけ

    田村 岳, ニャムサンジャ フラン, 渡邊 眞紀子, ボロルマ オユンツェツェク 日本地理学会発表要旨集 2021s (0), 175-, 2021

    ...Baruun Salaaはヨーロッパアカマツを主構成とする林分とステップ草地、さらにその間にエコトーンのシラカンバ林が見られる森林ステップである。本研究では、それら3地点(Pine、Birch、Grassland)における各5つの土壌試料を105℃、550℃、850℃で段階的に加熱し、ヘマタイト化(赤色化)させることで、遊離酸化鉄の特性の差異を調べた。...

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  • 腎移植後多胎妊娠

    後藤 憲彦, 阿部 哲也, 小笠 大起, 大原 希代美, 友杉 俊英, 岡田 学, 二村 健太, 平光 高久, 鳴海 俊治, 渡井 至彦 移植 55 (Supplement), 303_2-303_2, 2020

    ...タイミング法から排卵誘発法、人工授精法、体外受精法へステップアップする。腎移植後は、胎児発育不全(FGR)の原因となる因子が多い。母体側の妊娠高血圧症候群(PIH)、腎臓病、貧血、糖尿病とともに、胎児側の因子である多胎を追加してはいけない。腎移植後は多胎を回避するために、排卵誘発しながら人工授精はおこなわない。当院において腎移植後多胎妊娠を3例経験した。原疾患は、1型糖尿病2名、多発性嚢胞腎1名。...

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  • ウランバートル北部バルーンサラー地区における植生景観としてのエコトーン

    田村 岳, ニャムサンジャ フラン, 渡邊 眞紀子, ボロルマ オユンツェツェク 日本地理学会発表要旨集 2020s (0), 224-, 2020

    ...<p>モンゴル国の首都ウランバートル北部の森林ステップ帯において、放牧圧のないズスランのエコトーンを調査対象とすることで、人為圧が都市部近郊の自然環境にどのような影響を及ぼしているのかを調査した。調査では100m×3mのトランセクトを設定し、植生調査と土壌調査を行った。毎木調査の結果から、調査対象地が100年以内に生じた数回の森林火災により植生が変化していることが判明した。...

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  • バイカル湖湖底堆積物試料の有機物分析から見た千年スケールの植生変動解析

    竹原 景子, 中國 正寿, 山本 修一 日本地球化学会年会要旨集 66 (0), 101-, 2019

    ...その影響により、ステップとタイガの植生境界帯が南北に移動するなど、植生に大きく変化が起こることがわかっている。この特徴を利用して、バイカル湖では様々な古環境プロキシを用いて、気候変動解析が行われてきた。しかし氷期・間氷期スケールの議論が多くを占め、その時間分解能から、B/A期やYD期、そして完新世など短期間に起こる気候変動による影響を解明することは困難であった。...

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  • モンゴルステップにおける過去の文献データとの比較による長期的な植物種組成変化の把握

    鈴木 康平, Tsagaanbandi TSENDEEKHUU, Radnaakhand TUNGALAG, 上條 隆志, 篠田 雅人 沙漠研究 27 (4), 127-134, 2018

    ...長期的な植物種組成変化を把握することを目的とした.2013年から2015年にかけてウランバートル近傍のステップ帯において全12地点で植物種組成を記録した(現在データ).これらのデータと1960年代から1980年代にウランバートル近傍を含むステップ帯で収集された植物種組成データ(過去データ)の植物種組成を比較した.序列化を行った結果,現在データと過去データの地点は離れて配置されており植物種組成の類似性...

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  • 乾燥地災害学の体系化(4)

    飯島 慈裕, 咏 梅, ナンディンツェツェグ バンズラグ, 篠田 雅人 日本地理学会発表要旨集 2017a (0), 100042-, 2017

    ...<br> モンゴル・内モンゴルでは、砂漠ステップからステップ地域で敏感度よりも回復度が大きい傾向がある。この非対称な応答は、回復過程で一年生草本の増加が大きく、草原の種組成が変化したことに起因する。モンゴルに比べて内モンゴルではより強い回復度を示しており(図2; 第2象限方向のベクトル)、同様の種組成の変化に加えて、放牧の抑制による放牧圧の低下が関係しているものと考えられる。...

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  • 洪水中の流水抵抗変化の分析とそれを踏まえた降雨流出解析

    工藤 俊, 萬矢 敦啓, 原田 大輔 水文・水資源学会研究発表会要旨集 30 (0), 76-, 2017

    ...本研究は洪水中の流水抵抗変化に着目し,これが流域内のハイドログラフに及ぼす影響を調べるものである.一般的に洪水時には,水位と流量の両方を的確に予測した上で種々の対応をすることが必要であるが,水位-流量関係は流水抵抗に大きく依存する.特に,山地河川ではステップ・プールや河床波の形成と消失,砂州,植生,巨石等の突起物の存在によって,流水抵抗は水深に強く依存して変化する.さらに,水位が高水敷の高さに到達する...

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  • ICESatレーザー高度計を用いたSRTM DEMの高精度化

    山崎 大, 池嶋 大樹 水文・水資源学会研究発表会要旨集 29 (0), 100-, 2016

    ...<br>SRTMに含まれる標高誤差を、長波長の「絶対誤差(Absolute Error)」、森林キャノピーによる「植生バイアス」、短波長のノイズである「相対誤差(Relative Error)」と区別し、順番に3ステップの誤差除去を行った。...

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  • モンゴル国のステップ地域におけるリグニン法による放牧ヒツジの晩夏から翌春の採食量の推定

    上原 有恒, アユシュ エルデネチメグ, ガンバータル オノントール, 山崎 正史, 進藤 和政 沙漠研究 25 (2), 17-24, 2015

    ...いて行った.採食量は糞袋を用いて求めた排糞量と草中および糞中の酸性デタージェントリグニン(ADL)から求めた消化率を用いて推定した.試験地の植生はCarex,Agropyron,Stipaなどステップを代表する草種の優占度が高かった.地上部現存量は季節によって有意な差がみられ,9月(1.080 tDM/ha)に最も高く,2月には81.3%減少した.供試ヒツジの体重,排糞量,草中ならびに糞中のADL含量...

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  • モンゴルステップにおける立地評価指数を用いた立地状態評価

    川田 清和, TSENDEEKHUU Tsagaanbandi, NARANTUYA Naidan, 黒須 麻由, 中村 徹 植生学会誌 32 (1), 49-56, 2015

    本研究は,モンゴルの草原の状態を修正立地状態指数(mSQI)により評価することを目的とする.mSQIは出現種の拡張相対優占度(ES<sub>n</sub>)と指標種のスコア(<i>s</i>-score)を乗算し,それらを総和することにより調査地点の状態を評価する指数である.ES<sub>n</sub> …

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  • モンゴルの森林ステップと典型ステップにおける耕作放棄地の植生回復

    鈴木 康平, 上條 隆志, JAMSRAN Undarmaa, 小長谷 有紀, 田村 憲司 植生学会誌 32 (1), 37-48, 2015

    ...モンゴルの森林ステップ域と典型ステップ域における耕作放棄後の植生回復について評価するために,それぞれの植生帯で2 年間休耕されている耕作地,20 年間以上放棄されている耕作放棄地,自然度の高い放牧地の種組成を近傍する地点で比較した.また両植生帯の植生変化プロセスを比較することにより耕作放棄後の植生回復を妨げる要因について考察した.<br> 2....

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  • モンゴル南部のマンダルゴビ地域における灌木の分布とその特徴

    手代木 功基 日本地理学会発表要旨集 2015s (0), 100236-, 2015

    ...<b>はじめに </b><br>モンゴル国南部には草本が卓越する乾燥ステップが広がっている。こうした草本優占景観の一部には、灌木が集中して分布する地域がみられる。世界の乾燥・半乾燥地域の植生と放牧圧の関係を検討したAsner et al. (2004)は、草原中の灌木は,過放牧に起因する草原の劣化にともない優占すると指摘した。...

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  • 東シベリア連続永久凍土帯における活動層の熱・水環境変化の長期変動

    飯島 慈裕, 朴 昊澤, フョードロフ アレクサンダー 日本地理学会発表要旨集 2014s (0), 100056-, 2014

    ...その傾向は気候帯によって地域性があり、北東ユーラシアでは、北極沿岸のツンドラ帯から、カラマツが広がる北方林、山岳域、さらに南部のステップまで、景観の多様性に応じて地下の凍土環境変化が異なる。最近の気候変化に応じた永久凍土変化は、“表層付近の凍土層の融解に伴う活動層の深化”、が重要なプロセスになる。...

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  • 森林景観のパッチ間における鳥類の移動様式(<特集>森林の"境目"の生態的プロセスを探る)

    平田 令子, 伊藤 哲 日本生態学会誌 63 (2), 229-238, 2013

    ...パッチ境界に直面した鳥類が隣接パッチへ移動するまでの行動の流れは、大きく2つのステップに整理できる。第一のステップは、鳥類が異なる2つのパッチの隣接をパッチ境界と認識するかどうかであり、第二のステップは鳥類が境界を認識した後、境界を越えて移動するかどうかである。第一のステップにおいて、鳥類はパッチ間の植生構造の違いに基づくコントラストをとらえて境界を認識すると考えられる。...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献2件 参考文献48件

  • モンゴル・フスタイ国立公園内外のステップ植生の比較による保護区設置効果の評価

    鈴木 康平, 上條 隆志, JAMSRAN Undarmaa, 田村 憲司 植生学会誌 30 (2), 85-93, 2013

    ...1.モンゴル・フスタイ国立公園におけるステップ植生への保護区設置効果を評価するために,国立公園内外の植生の比較を行った.<BR>2.公園内では1993年から家畜の放牧が禁止されており,公園外に位置するバッファーゾーンでは家畜の放牧が継続されている.<BR>3.公園内8スタンドとバッファーゾーン25スタンドの計33スタンドで植生調査を行い,種数,植物群落高,植被率,種組成の比較を行った....

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  • モンゴル草原を長距離移動するモウコガゼルの移動特性の地域差

    今井 駿輔 霊長類研究 Supplement 29 (0), 201-, 2013

    ... 長距離移動を行うウシ科の中型草食獣モウコガゼルは,モンゴルの森林ステップから砂漠まで様々な植生地帯にまたがって分布する.分布域の北部ほど降水量が多く,気温が低いため,北部では夏には植物量が比較的多いが積雪期間が長く,環境条件の季節変化が大きい.これに対して,南部では年間を通して降水量が少なく積雪も少ないため,植物量は少なく,環境条件の季節変化は小さい.このような環境条件の違いにより,移動距離や季節行動圏...

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  • 内モンゴル自治区における近年の植生変動とその要因解析

    布和 宝音, 近藤 昭彦 日本地理学会発表要旨集 2013a (0), 100090-, 2013

    ...<br><br>NDVIトレンド図に中華人民共和国植生図を重ね合わせた結果、NDVIが減少傾向にある地域は荒漠からステップ地域に変わる地域であることが分かった。荒漠地域が解析期間の14年間で拡大している可能性を示唆している。<br><br>NDVI増加傾向を示したオルドス高原とホルチン周辺地域について統計データと併せて検討した結果、これらの地域では植林が非常に活発であった。...

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  • モンゴル北部でのヒツジ、ヤギの放牧様式の違いと体重について

    森永 由紀, チョローン J, 高槻 成紀 日本地理学会発表要旨集 2011s (0), 72-72, 2011

    ...2.調査地域と観測方法   調査地域は、モンゴル国北部ボルガン県中部で植生帯は森林ステップに属する。草原はStipa, Elymusなどが優占するステップが広がるが、山があると北側斜面にカラマツパッチがみられる。チョローン氏の協力を得て、ヒツジとヤギを「移動群」と、同じ場所で継続的に放牧する「定着群」とに分けた。頭数はヒツジの移動群が13、定着群が15、ヤギの移動群が10、定着群が14である。...

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  • オーストラリア、フレーザー島におけるトラック荒廃の空間特性

    有馬 貴之 日本地理学会発表要旨集 2010f (0), 117-117, 2010

    ...トラック荒廃の空間特性 <BR>  前節で検討してきた地生態学的特徴(主成分得点)に、人間利用の側面を変数化した値を加え、トラック幅、もしくはトラック深を目的変数に、地生態学的特徴と人間利用の変数を説明変数にした重回帰分析(ステップワイズ法)を行った。その結果、トラック幅に対しては『過去利用によるトラック改変の有無』が大きく寄与していることが明らかとなった。...

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  • ウラル山脈南東部半乾燥地域『アルカイム生態保護区』周辺の植生景観と植生地理

    沖津 進, プリコドコ バレンチナ, 松島 未和, 犬伏 和之 日本地理学会発表要旨集 2010s (0), 95-95, 2010

    ...アルカイム付近はステップ帯とされているが,潜在的には森林植生が成立可能と考えられる.その場合,温帯域では二次的要素のアカマツ林やカンバ林が極相林を形成する.このことは,森林成立限界付近の乾燥気候下では,マツ類やカンバ類も重要な植生要素であることを示唆している.  ...

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  • モンゴルステップにおける放牧の有無が植物群落構造におよぼす影響

    川田 清和, 浦野 忠朗, 及川 武久, 中村 徹, 田村 憲司, 杉田 倫明, 鞠子 茂 日本生態学会大会講演要旨集 ESJ52 (0), 720-720, 2005

    ...すなわち植物体への物理的な生育阻害が減少することで量的な植生回復が始まり、植物体の生育環境が変化することにより種組成が変化し質的な植生回復が進むと考えられた。...

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  • 礫河原造成地の植物の変化--丸石河原固有種を中心に--

    倉本 宣 日本生態学会大会講演要旨集 ESJ52 (0), 70-70, 2005

    ...ステップ1では、永田地区が多摩川における河原固有生物の生息・生育地として重要であることの認識に基いて、緊急的なカワラノギクなどの河原固有生物の保全策を実施した。 カワラノギクの復元のために開花に要する年数を考慮して5年に1回程度冠水する高さの河原(A工区)を造成した。礫河原の造成に当たって現地で発生した土砂を10cm×15cmのスケルトンバケットでふるい,礫層をつくった。...

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  • 里地におけるアカマツの分布構造の変化と要因

    渡邉 園子, 白川 勝信 日本生態学会大会講演要旨集 ESJ52 (0), 487-487, 2005

    ...,アカマツ林から落葉広葉樹林への移行段階において,立地の特性が遷移に及ぼす影響を比較した.立地特性を表す変数には標高,傾斜,起伏量,CTI(wetness Index),プラシアンの地形量を用い,ステップワイズ判別分析を行った.遷移の初期段階では,湿潤で平坦な場所ではアカマツは低密度の林分は形成するために比較的草地が維持され,乾燥した起伏の大きな地形の境界部分においてアカマツ林へと遷移することが示された...

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  • 霞ヶ浦湖岸植生帯の衰退とその地点間変動要因

    宮脇 成生, 西廣 淳, 中村 圭吾, 藤原 宣夫 保全生態学研究 9 (1), 45-55, 2004

    ...〜1997年の間の抽水植物帯の幅の減少率の各々を従属変数,各地点における堤防の設置位置,湖岸の地形勾配,波高,底質の粒径,流入河川からの距離,沈水植物帯の規模を説明変数の候補とするステップワイズ重回帰分析を行った.抽水植物帯幅の減少率の地点間変異は,いずれの期間においても堤防の設置位置と波高によって有意に説明され,堤防が沖寄りに設置された場所,波高が高い場所で抽水植物帯の減少が著しいことが示された....

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  • 熊本県におけるシカによる人工林剥皮害の実態把握

    井上 友樹 日本林学会大会発表データベース 114 (0), 414-414, 2003

    ...人工林剥皮害発生ポテンシャルマップの作成 構築した剥皮害発生確率モデルを用いて,熊本県全域の人工林について剥皮害発生確率を予測し,人工林剥皮害発生ポテンシャルマップを作成した.3.結果(1)剥皮害発生点と未発生点での立地環境の比較剥皮害発生点と未発生点の間には,標高,標高平均,傾斜平均.道路からの距離および市街地の占有割合に有意水準5%で有意な差があるという結果となった.(2)剥皮害発生確率モデルの構築ステップワイズ...

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  • バイカル湖湖底堆積物BDP99の花粉分析結果

    志知 幸治, 河室 公康, 長谷 義隆 日本林学会大会発表データベース 114 (0), 430-430, 2003

    ...この時期は寒冷乾燥化し、流域はステップが優勢であったと考えられる。花粉がほとんど検出されない時期は、深さ40m以浅で6回認められた。主にヨモギ属やアカザ科の花粉が検出されたものの、花粉含有量は極めて少なく、1000粒/cm3未満であった。Kawamuro et al.(2000)は、堆積物中の花粉含有量の少ない時期は寒冷砂漠であったとしている。...

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  • ノア衛星データを用いた中国内蒙古シリンゴロ草原の地上部現存量の推定

    川村 健介, 秋山 侃, 渡辺 修, 長谷川 久人, 張 福平, 横田 浩臣, 汪 詩平 日本草地学会誌 49 (1), 1-9, 2003

    ...現地調査によって得られる地上部現存量と同時期のノア衛星データから得られた正規化植生指数(NDVI)の間で回帰推定を行った。この実測の地上部現存量をノアデータに対応させるため,約2km四方の各地点の中で700m間隔で9点の刈り取りを行った。その結果,20地点の現存量とNDVIの間に高い正の相関(r=0.62)が認められた。...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献7件 参考文献33件

  • バイカル湖集水域における過去25万年間の植生変遷

    尾田 武文, Oda Takefumi, 箕浦 幸治, Minoura Koji, 藤村 千鶴, Fujimura Chizu, 中村 俊夫, Nakamura Toshio, 河合 崇欣, Kawai Takayoshi 名古屋大学加速器質量分析計業績報告書 13 41-60, 2002-03

    ...バイカル湖アカデミシャンリッジで採取したコア VER96-2 St.3について花粉分析を行った結果,過去250,000年間にわたるバイカル湖集水域での植生変遷が明らかになった。氷期(同位体ステージ 2,4,5d,6)には,亜極地性砂漠或いはステップツンドラといった極めて貧弱な植生が永久凍土上に広がっていた。...

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  • 中国東北部ステップにおける採草利用下のArundinella hirta群落の種構成

    岡本 智伸, 中村 未樹, 椛田 聖孝, 王 〓生 植生学会誌 19 (1), 55-59, 2002

    ...Stipa baicalensis群落を採草利用した場合の特性を明らかにするため,中国東北部ステップにおいて隔年で採草利用されているStipa baicalensis-低木群落の植物種構成およびいくつかの植物生態学的指標を調査した.出現種数は37種であり,そのうち1種が低木(Prunus sibirica),36種が多年草であった.優占種はArundinella hirtaであり,Cleistogenes...

    DOI Web Site 参考文献20件

  • GIS,現存植生図および重回帰モデルを用いたニセアカシア群落の分布推定 : 長野県東信地域の事例

    前河, 正昭 長野県自然保護研究所紀要 = Bulletin of Nagano Nature Conservation Research Institute 4 343-349, 2001-03

    ...東信地域を事例に、本種の分布実態を現地調査するとともに、その分布データと現存植生図との相関関係を調べることにより、GISを用いてニセアカシアの侵入規模を広域的に推定する手法を検討した。その結果、ステップワイズ回帰分析を用いて、ニセアカシアの侵入の程度を広域的に推定できる可能性が示された。国レベルで整備される現存植生図では、小規模の植物群落のパッチの情報を正確に把握するには適していない。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 中国東北部ステップにおけるパッチ状に分布した植生型と土壌環境との関係.

    岡本 智仲, 中村 未樹, 椛田 聖孝, 王 〓生 日本草地学会誌 47 (1), 9-15, 2001

    ...中国東北部ステップの放牧草地において植物群落の空間分布およびその分布と土壌環境との関係を調査した。調査地点 (10m×10m) を100の小区画 (1m×1m) に分けた。小区画ごとの植生要因 (植被率, 出現種数および多様度指数H') と表土要因 (pHおよび電気伝導度 (EC)) との間には負の相関が認められた。小区画は植生の類似度分析により3つのタイプに分類された。...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献1件 参考文献15件

  • 1998年に発生した陸上生態系からの大量の炭素放出

    伊藤 昭彦, 及川 武久 気象集誌. 第2輯 78 (2), 103-110, 2000

    ...<br>NCAR/NCEP再解析による1961~1998年(38年間)の全球気候データを用いて、空間分解能T62(陸域5828点、Matthewsの植生図を適用)の格子点モデルで1ヵ月ステップの炭素収支の時系列とその空間分布を推定し、また38年間の平均に対するアノマリー成分を算出した。...

    DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献17件

  • リモートセンサの偏角による応答特性とそのモジュール開発

    小西, 一也, 星, 仰 全国大会講演論文集 第54回 (コンピュータと人間社会), 403-404, 1997-03-12

    ...これらの問題を解決するステップとして、地形効果を考慮した簡易地表面反射モデルを研究したが[1]、モデルの適用が非常に限られた条件でのみ有効であるなど、改良すべき課題も多く残された。本研究では、それらの課題を解決してできるだけ忠実な地表面の反射率を求めることを目的とし、地表面反射の数学的モデル化とリモートセンサの偏角による応答特性を考察し、そのモジュール開発を行う。...

    情報処理学会

  • 北部内蒙古の自然保護研究のための素描

    丸山 直樹 ワイルドライフ・フォーラム 1 (1), 2-10, 1995

    ...高中信教授(中国, 東北林業大学)の呼びかけによる共同研究に応えるべく, 1995年5月18-20日, 北部内蒙古西旗およびエーベングーズー自治旗に広がるステップを訪ねた.課題は, 「オオカミーモンゴルガゼル」捕食被食系に関する研究である.最近の人口並びに放牧頭数の増加が影響しての草原植生の退行と強い捕獲圧の結果, この系の急速な衰退が観察された.これには自然保護制度の遅れが原因していることが考えられる...

    DOI

  • 現地主義による内蒙古ステップの草地改良

    杉浦 俊弘, 小林 裕志, 鈴木 創三 農業土木学会誌 62 (12), 1141-1146,a1, 1994

    ...中国北東部に広がる内蒙古ステップは, 近年の社会情勢の変化に伴い草原の退化が進行し, 沙漠化が激しい地域である。ここでの草原植生を回復させる草地改良法として, 1) 現地住民の力により, 2) 現地資材を活用し, 3) 現地住民の生活を向上させることを基本理念とする「現地主義にもとづく持続的な改良」を提唱している。...

    DOI Web Site 被引用文献4件

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