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検索結果 1,148 件

  • RGB偏光カメラによるフルストークス・イメージング

    大谷 幸利, 遠藤 伸尭, ネイザン へーガン, 伊藤 篤, 山本 裕紹 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 593-594, 2023-08-31

    ...として,偏光カメラが用いられてきた.本報告では,2台のRGB偏光カメラ,無偏光ビームスプリッタを3つ組み合わせたアクロマティックなビームスプリッターと位相板を使用したシステムを提案する.これにより,スナップショットで3波長のストークス・パラメーターを高精度に測定することができる.このシステムを使用して,規則的なメラニン色素配列を持つ孔雀の羽の計測を試みた....

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  • ODE/IM対応――常微分方程式と量子可積分模型の不思議な関係

    伊藤 克司 日本物理学会誌 78 (4), 180-189, 2023-04-05

    ...</p><p>一方でその関数関係式は1970年代に数学者の渋谷泰隆による常微分方程式のストークス現象の解析から得られたものとも一致しており,その記述を用いて対応が数学的に整備された.その後様々な常微分方程式の例で量子可積分模型との対応が確認され,2007年のドレイ–ダニング–タテオのレヴュー論文から“ODE/IM対応”という名称が一般的になった.ODEは常微分方程式,IMは可積分模型を表す.ODE/...

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  • 差分方程式のStokes構造について

    社本, 陽太 代数幾何学シンポジウム記録 2022 3-8, 2023-01

    今回の城崎代数幾何学シンポジウムの講演では,mildと呼ばれるクラスの差分加群について,対応するStokes構造を定式化し構成した最近の著者の結果[3]をアナウンスしました.加えて,この研究で定義したStokes構造を用いて,どのような研究への応用が期待されるのかについて説明しました.ここでは,報告集の性質を鑑みて,応用可能性より手前の主結果についてのみ説明します.概略としては,研究の背景となっ…

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  • パッシブ・マイクロレオロジーの理論と実際-拡散波分光法を例として-

    印出井 努, 成田 哲治 Oleoscience 23 (9), 483-489, 2023

    ...ブラウン粒子の平均二乗変位は,一般化ストークス・アインシュタイン関係式を使って媒質の動的弾性率に変換される。この総説の前半では,パッシブ・マイクロレオロジー法の基本概念と一般化ストークス・アインシュタイン関係式の導出法を簡潔に説明する。プローブ粒子の平均二乗変位を測る方法は幾つかあるが,なかでも拡散波分光法は高周波領域における線形粘弾性の測定を可能にする重要な技術である。...

    DOI Web Site 参考文献27件

  • フローダイバータステント治療による脳動脈瘤内血栓化予測に向けた数理モデルの開発

    小宮 賢士, 倉田 海登, 氏原 嘉洋, 杉田 修啓, 中村 匡徳 生体医工学 Annual61 (Abstract), 176_2-176_2, 2023

    ...血栓形成の数理モデルを構築した.血流の停滞域での休止血小板の活性化を起点として,低壁面せん断応力の血管壁面や既にできた血栓に活性化血小板が結合することで血栓が発生・成長することを考えた.流れによる血小板成分の輸送を移流拡散方程式で表現する一方で,血栓濃度をナビエストークス方程式の粘性係数と抵抗力に反映させることにより,血栓と血流の物理的相互作用を表現した. ...

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  • 血栓と血流との相互作用を考慮した血栓形成数理モデルの構築~大動脈解離症例への適用~

    今田 修多, 小宮 賢士, 木村 直行, 氏原 嘉洋, 杉田 修啓, 中村 匡徳 生体医工学 Annual61 (Abstract), 276_1-276_1, 2023

    ...</p><p> 流れの停滞を要因とする静脈血栓の形成機序をもとに血栓形成の数理モデルを構築した.概略すると,流れの停滞領域で血液中を漂う休止血小板が活性化し,低せん断速度領域で活性化血小板同士が結合することで結合血小板が生成されるモデルになっている.これらの血小板の輸送は移流拡散方程式で表現した.また,血栓が血流に与える影響を粘性係数と流体抵抗力の増加で表現し,ナビエストークス方程式を解くことで血流...

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  • 海塩粒子の飛来塩分量・腐食センサへの衝突効率のCFD分析

    服部 康男, 須藤 仁, 木原 直人, 平口 博丸, 谷 純一 Zairyo‐to‐Kankyo 71 (9), 253-262, 2022-09-10

    ...<p>飛来塩分量・腐食センサを含む構造物表面での海塩粒子の沈着量分布推定のため,センサを模した典型的な物体である鉛直平板周りの粒子接近風に対してURANSによる数値シミュレーションを実施した.平板への衝突率について,風向の影響は小さいが,粒子径とともに急増した.小さな粒子の場合,前部でのはく離により円柱に対するものより大きくなる.衝突効率の予測に,接近風速と構造物寸法に基づくストークス数が有効である...

    DOI Web Site 参考文献26件

  • バイオイメージングのためのスナップショット・フルストークスカメラ

    大谷 幸利, 市岡 麻希子, 遠藤 伸尭, Dushkina Natalia, Hagen Nathan 精密工学会学術講演会講演論文集 2022A (0), 238-239, 2022-08-25

    ...<p>偏光カメラを用いて円偏光を含む全ての偏光状態を測定できるスナップショットフルストークスカメラを提案する。このカメラは複雑な構造による散乱や異方性構造による複屈折を求めることができる。本報告ではこのカメラを用いて生きている生体のバイオ偏光イメージングを行ったので報告する。</p>...

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  • 2台のサボニウス型回転装置まわりの流れのシミュレーション

    河村 哲也, Tetsuya Kawamura 紀要 = BULLETIN OF SHIGA BUNKYO JUNIOR COLLEGE 24 (153)-(165), 2022-03-22

    ...基礎方程式として2次元の非圧縮性ナビエ・ストークス方程式を採用し、差分法を用いて数値的に解いた。なお、高レイノルズ数流れでも計算を可能にするため、方程式の非線形項は3次精度上流差分法を用いて近似した。流れは2台の風車の中心を結ぶ線に対して90度、45度、0度の3種類の角度であたるとして、その条件のもとでシミュレーションを行った。...

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  • リーマン面内の楕円柱まわり仮想的な流れのシミュレーション

    河村 哲也, Tetsuya Kawamura 紀要 = BULLETIN OF SHIGA BUNKYO JUNIOR COLLEGE 24 (139)-(152), 2022-02-22

    ...基礎方程式として非圧縮性のナビエ・ストークス方程式を用い、標準的なMAC法を用いて方程式を数値的に解いた。レイノルズ数は、カルマン渦が発生する200として、現実におきる流れと比較した。リーマン面が2枚の場合、2枚の面で一様流の流れをわずかに変化させたところ、それに応じてカルマン渦の位相がわずかにずれた。3枚の場合ではリーマン面によって双子渦と位相がほぼ180°ずれたカルマン渦の流れが現れた。...

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • 微粒子懸濁によるマイクロ混相流の挙動変化

    山本 憲 可視化情報学会誌 42 (163), 3-6, 2022

    ...気液界面における粒子捕捉に関連した現象である.構造の形成メカニズムについても,粒子と壁面の濡れ性の観点から説明を加える.第2の現象は粒子間に生じる長距離の流体力学的相互作用に関連した現象である.本稿ではオレイン酸液滴が色素または懸濁液の「濃度界面」に侵入する系を取り上げ,界面が懸濁液で構成される場合には侵入してくる液滴に反発力を加えることを紹介する.この反発力は,各粒子が流体中を移動する際に生成するストークスレット...

    DOI Web Site 参考文献13件

  • 境界層中の壁面粗度による音響撹乱受容性に関する数値的研究

    海野 涼平, 稲澤 歩 理論応用力学講演会 講演論文集 66 (0), 237-, 2022

    ...<p>ゼロ圧力勾配境界層中の単一および複数の正弦波モードから成る壁面粗度による音響撹乱に対する受容性について圧縮性ナビエ・ストークス方程式に基づく直接計算により調べた.受容係数は粗さの波長に強く依存し,音響振動ストークス層厚さ以下では受容係数は粗度高さに対して直線的に変化することがわかった.複数の正弦波から成る粗度による撹乱受容は,粗度を構成するそれぞれの正弦波粗度による撹乱受容の重ね合わせで記述できることが...

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  • 糖尿病性足壊疽にて治療中に生じた意識障害

    内藤 隆行, 西尾 信一郎, 伊藤 裕司 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 43 (0), 4-C-S46-2-, 2022

    ...ランソプラゾール15mg/日,アセトアミノフェン1.5g/日,ミロガバリン10mg/日,トラマドール75mg/日,セフェピム2g/日,メトロニダゾール1500mg/日</p><p>【主な身体所見】身長155 cm,体重 44.5 kg,血圧152/88 mmHg,脈拍90 回/min,SpO<sub>2</sub> 98 %,体温 36.5℃,開眼はしているがアイコンタクトは困難,GCS:E4V1M3,チェーンストークス...

    DOI 医中誌

  • フルストークス偏光カメラを用いた海洋生物内のマイクロプラスチック・イメージング

    遠藤 伸尭, 柴田 秀平, Hagen Nathan, 大谷 幸利 精密工学会学術講演会講演論文集 2021A (0), 608-609, 2021-09-08

    ...我々は先行研究により開発されたフルストークス偏光カメラを用いて複屈折位相差を計測し、海洋生物の体内に存在するマイクロプラスチックを定量化する方法を提案した。その結果、生きているブラインシュリンプの消化管内でPET、PSが存在する様子をイメージングすることが出来た。</p>...

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  • モウソウチクの葉から抽出した植物ケイ酸体の粒度分布分析手法の検討

    梅村 光俊, 岡本 透, 鳥居 厚志 日本森林学会大会発表データベース 132 (0), 494-, 2021-05-24

    ...この粒子を脱イオン水中で超音波処理により分散させ、ストークス則に基づく沈底法および篩捌により、粘土(2 µm未満)、細シルト(2~20 µm)、粗シルト(20~50 µm)、砂(50 µm~2 mm)に分画した。また、試料調整時における葉の機械的粉砕が、これらの粒度分布に及ぼす影響について比較検討した。</p>...

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  • 北海道胆振東部地震で崩壊した斜面の粘土鉱物組成

    勝見 尚也, 百瀬 年彦, 柳井 清治 日本森林学会大会発表データベース 132 (0), 545-, 2021-05-24

    ...その後、ストークス径が2 μm以下の画分を回収し、XRDによる粘土鉱物の同定を行った。さらに、同試料に対して29Si DD/MAS NMRおよびTG-DTAの測定を行った。</p><p>XRDから全ての試料でハロイサイトの存在が確認された。ハロイサイトに由来するピークの強度は4地点で異なり、吉野地区が最も高かった。...

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  • 量子乱流状態における超流動の2流体模型――量子渦と熱励起成分の相互作用が引き起こす奇妙な現象

    湯井 悟志, 小林 宏充, 坪田 誠 日本物理学会誌 76 (1), 28-33, 2021-01-05

    ...</p><p>以上のような動機のもと,我々は数値計算を用いて2流体結合ダイナミクスを研究した.超流体は渦糸模型でよく記述され,常流体はナビエ–ストークス方程式に従う.これら2流体を相互摩擦を介して連立することで,2流体結合ダイナミクスをモデル化できる.結果として,我々は計算機上に熱対向流中の量子乱流をつくりだし,実験と整合性のある結果を得ることに成功した.2流体結合ダイナミクスの研究は始まったばかりであり...

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  • 気液界面を貫通する円柱周りの流動の界面非追跡解析手法の提案

    三宅 亮人, 重松 孝昌 土木学会論文集B2(海岸工学) 77 (2), I_751-I_756, 2021

    ...である.この気液界面を貫通するような固体が存在する場合,その固体に作用する流体力は気相と液相で大きさが異なる.周囲の流体の速度や圧力などの物理量からその物体に作用する流体力を推定する Immersed Boundary Method(IBM)では,このことに起因して界面における作用流体力が不安定となる.そこで,本研究では運動方程式に圧力項を<i>φ</i> = <i>p/ρ</i>と変形したナビエ・ストークス...

    DOI Web Site Web Site 参考文献5件

  • 誘導ラマン散乱(SRS)

    藤岡 礼任, 神谷 真子 ファルマシア 57 (6), 525_2-525_2, 2021

    ...非線形ラマン効果の1つ.励起光と同時に,励起光に対してコヒーレントなストークス光を入射すると,誘導放出が起こり,励起光が減衰し,ストークス光が増幅される現象.この現象を利用したSRS顕微法は,非常に微弱な光であるラマン散乱光を高感度に検出することができる手法として知られており,一般的な自発ラマン顕微鏡では1枚の像を取得するのに数十分の時間がかかってしまうが,SRS顕微鏡ではビデオレートでの高速イメージング...

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  • 粒径と粒子形状からみるマイクロプラスチックの堆積学

    中野 健吾, 川村 喜一郎 日本地質学会学術大会講演要旨 2021 (0), 269-, 2021

    <p>近年,プラスチックによる海洋汚染が社会問題となっている.廃棄されるプラスチックのうち多くが海洋に流出していると推定されており(Jambeck et al., 2015)それらが細かく砕かれマイクロプラスチック(MP)として世界各地の海洋に拡散し続けている.またプラスチック汚染が海洋生態系に与える影響や人間の健康への影響について懸念が高まっている.このような海洋におけるプラスチック汚染の実態…

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  • 単体建物周辺における高温排気ガスの拡散を対象としたCFD解析

    林 超, 大岡 龍三, 菊本 英紀, 佐藤 大樹, 新井 舞子 生産研究 73 (1), 37-46, 2021-01-01

    ...<p>非常用発電機の増加に伴い,建物周辺で高温高浮力な排気ガスの拡散が懸念されている.本稿では,定常レイノルズ平均ナビアストークス(RANS)モデルとラージエディシミュレーション(LES)を用い,建物後流から放出された高浮力ガスの拡散を予測し,風洞実験の結果で検証した.RANSモデルは平均速度を予測できたが,乱流運動エネルギーを過小評価した.LESは平均速度と乱流運動エネルギーを予測できた.濃度場では...

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  • 水産海洋系大学研究者の産学連携とインセンティブ構造に関する研究③

    鈴木 千賀, 吉用 武史, 受田 浩之, 竹村 明洋, 西川 一弘, 藤川 清史, 松本 拓郎, 中川 尚志, 行武 晋一, 石田 実 Studies in Science and Technology 10 (2), 171-177, 2021

    ...研究支援者の活用を念頭にストークスの4象限及び重回帰を用いた解析をおこなった。本研究を通して、研究集中時間の不足や、研究室体制の脆弱化、支援人材のサポート不足など、リソース不足の問題が改めて浮き彫りになってきた。大学や分野関係なく「研究者は疲弊している」の一言に尽きる。政策評価においては、我が国の研究環境が「無理強いをしなければ勝てない世界」であることを認識し、この改善を目指すことが必要である。...

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  • スナップショットフルストークスカメラを用いたバイオ偏光イメージング

    柴田 秀平, ネイザン ヘーガン, 大谷 幸利 精密工学会学術講演会講演論文集 2020A (0), 330-331, 2020-08-20

    ...<p>我々はすべての偏光状態を表すストークス・パラメータをスナップショットで撮影できるスナップショットフルスークスカメラを提案してきた.すべてのストークス・パラメータを計測できるため,偏光成分および非偏光成分へデコンポジションにより散乱の影響の低減が可能となる.そのため,微細な構造を持つ生きた生物が定量的な計測が可能となるため,様々な甲虫の円複吸収、エビの歩行による光弾性、葉の乾燥による表面状況を定量化...

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  • 北海道胆振東部地震で崩壊した斜面の粘土鉱物組成

    勝見 尚也, 百瀬 年彦, 柳井 清治 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 552-, 2020-05-25

    ...その後、ストークス径が2 μm以下の画分を回収し、XRDによる粘土鉱物の同定を行った。さらに、同試料に対して<sup>29</sup>Si DD/MAS NMRおよびTG-DTAの測定を行った。</p><p> XRDから全ての試料でハロイサイトの存在が確認された。ハロイサイトに由来するピークの強度は4地点で異なり、吉野地区が最も高かった。...

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  • 潜熱蓄熱材酢酸カリウム2水塩の融点と潜熱量の数値評価

    渡邉 裕之, 平沢 泉 化学工学論文集 46 (2), 41-48, 2020-03-20

    ...らかにするため,その化学構造式に着目し,両者の関係について定量的検討を試みた.まず,同一の陰イオンを有し陽イオンがNa<sup>+</sup>とK<sup>+</sup>である化合物同士で,水和塩の結晶水の数とその脱水転移温度とが明らかな組合せ4組を検討した.その結果,総じてその脱水転移温度はナトリウム塩に対しカリウム塩の方が20–50 K程度低くなることがわかった.また,結晶中のイオン半径に対する水溶液中のストークス...

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  • 蒸発・増粘を考慮したインクジェット着弾シミュレーション

    門永 雅史 日本画像学会誌 59 (1), 83-95, 2020-02-10

    ...ソルバーを改良し,蒸発・増粘,動的接触角,動的表面張力のモデルを追加して着弾シミュレータを開発した.接触角,表面張力,接触角の時間変化を考慮して,通常の自由表面形状計算を行う.次に,インク中の水分濃度,大気中の水蒸気濃度を移流拡散方程式で計算し,さらに蒸発による体積変化を補正する.水分濃度とVOF (Volume of Fluid) 値 (流体存在割合) から,各メッシュにおける粘度を計算し,ナビエストークス...

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  • 海面埋立地の早期安定化のための焼却灰の開水路分級技術に関する研究

    小宮 哲平, 島岡 隆行, 渡辺 修士, 竹本 誠, 前田 直也 廃棄物資源循環学会論文誌 31 (0), 189-200, 2020

    ...その結果,開水路分級により細粒子区分の約6割を除去することができ,汚濁負荷量の低減が可能であること,焼却灰の沈降速度は球体を仮定した沈降速度の理論値よりも遅く,粒径 0.425 mm の焼却灰粒子の沈降速度は理論値の約8割であること,レイノルズ平均ナビエ-ストークス方程式と粒子の運動方程式を用いた数値モデルにおいて粒子の球形度を粒径別に適切に設定することにより,焼却灰粒子の移動を再現できることを明らかにした...

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  • 瞬間凍結のプロシージャルアニメーション

    加藤 有稀, 菊池 司 画像電子学会研究会講演予稿 19.04 (0), 5-8, 2020

    ...本手法の流体シミュレーションは,FLIP(Fluid-Implicit Particle)法を用いて行う.特に支配方程式である ナビエ・ストークス方程式の有する粘性項を利用し,タイムステップごとに温度変化を更新することで 疑似的に流体の持つ運動を停止させ.静止状態を作り出す....

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  • 生体内の拡散ダイナミクス―協同的流体力学効果がもたらす拡散促進・凝集

    小谷野 由紀, 北畑 裕之, Mikhailov Alexander S. 日本物理学会誌 74 (9), 627-632, 2019-09-05

    ...</p><p>タンパク質の活性による拡散促進現象を説明するため,タンパク質のような形状が変化する素子と拡散現象を結びつける数理的な枠組みが,MikhailovとKapralによって提案された.彼らは,生体膜や細胞質をそれぞれ2次元・3次元ストークス流体,活性タンパク質の形状変化を流れを引き起こす力の双極子とみなし,流れに乗って動くトレーサー粒子の拡散挙動を記述する数理モデルを構築した.この数理的な枠組...

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  • 偏光カメラによるストークス・イメージャ

    大谷 幸利, 柴田 秀平, ネイザン ヘーガン 精密工学会学術講演会講演論文集 2019A (0), 564-564, 2019-08-20

    ...<p>2台の偏光カメラを使用することで広視野かつスナップショット・フルストークス・イメージング偏光計を提案した.ここでは,システムに使われる光学素子の残留偏光特性のキャリブレーション方法を提案した.実際に,3D映画用の眼鏡やコガネムシ,さらに,動いている車や道上の状況の偏光状態の計測結果を紹介する.</p>...

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  • 流体力学相互作用によるアクティブ微粒子の自己組織化

    石川 拓司 アンサンブル 20 (3), 149-154, 2019-07-31

    ...<p><tt>概要 大腸菌などのバクテリアは,濃厚懸濁液中で集団遊泳を行い,まるで乱流のような渦構造を形成することが知られています.こうしたアクティブ微粒子が自己組織化するメカニズムについては不明な点が多く,シミュレーションによる解明が求められています.本稿では,まず始めに,大腸菌の濃厚懸濁液中に現れる渦構造について解説します.次に,ストークス動力学法による数値シミュレーションを用い,球形アクティブ...

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  • 誘電泳動を利用した誘起回折格子法によるナノ粒子の粒子径測定

    森 康維, 武知 亮, 土屋 活美 同志社大学ハリス理化学研究報告 60 (1), 1-7, 2019-04-30

    ...この回折光強度の減少過程からナノ粒子の拡散係数,すなわちストークス・アインシュタイン式を用いて粒子径が求まる。本研究では,このIG原理に基づいて製造されたIG-100(島津製作所)の新しいシステムの性能を,種々のナノ粒子,すなわちポリスチレン・ラテックス粒子,コロイダル・シリカ粒子,硫化亜鉛ナノ粒子を用いて評価した。...

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • 蛍光プローブを用いたナノ粒子粒径計測に関する研究

    草場 博喜, 林 照剛, 黒河 周平, 赤星 圭将 精密工学会学術講演会講演論文集 2019S (0), 302-303, 2019-03-01

    ...<p>現在,シングルサイズナノ粒子の正確な粒子径を計測できる方法が求められている.本研究では蛍光相関分光法を用いて粒子の並進拡散時間を測定し並進拡散係数を導出,アインシュタイン・ストークスの式から拡散係数相当径を求める.本稿では粒子数に基づく平均粒径を算出するために蛍光プローブのナノ粒子への標識手順や自己相関関数のフィッティング法を試行し,その結果を比較,考察した.</p>...

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  • AXISYMMETRIC FLOWS IN THE EXTERIOR OF A CYLINDER

    Abe, K., Seregin, G. Proceedings of the Royal Society of Edinburgh Section A: Mathematics 150 (4), 1671-1698, 2019-02-01

    We study an initial-boundary value problem of the three-dimensional NavierStokes equations in the exterior of a cylinder Π = {x = (xh, x3) | |xh| > 1}, subject to the slip boundary condition. We …

    機関リポジトリ

  • 実験と流体数値計算からアプローチする遊泳微生物の行動

    大村 拓也 アンサンブル 21 (1), 67-71, 2019-01-31

    ...<p><tt>ゾウリムシに代表される繊毛虫,あるいはバクテリア,哺乳類の精子は,流体中を遊泳しながら移動する.こういったマイクロメートルスケールにおける遊泳運動を低レイノルズ領域の流体現象と見なすと,ストークス方程式から導出したシンプルな数理モデルで分類することができる.近年,モデルによる検証から,一見複雑怪奇な遊泳細胞が示す「行動」を,最小限の物理要素によって説明することが可能になりつつある.本研究...

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  • 流体力学と数学

    重廣, 律男 鹿児島大学水産学部紀要 = Memoirs of Faculty of Fisheries Kagoshima University 68 57-141, 2019

    ...さらに,Appendix-5 にナビエ・ストークスの運動方程式の解説を追加した。...

    機関リポジトリ

  • ベッド内蔵型心肺機能計測システムによる脊髄損傷患者の脈拍・呼吸変動性の長期的評価の試み

    菅沼 美季, 本井 幸介, 山越 康弘, 久我 佑輔, 江原 喜人, 坂井 宏旭, 田中 直登, 山越 憲一 生体医工学 Annual57 (Abstract), S192_2-S192_2, 2019

    ...に新たに構築し,患者を対象とした長期的な計測・評価を試みた.具体的には,35歳男性脊髄損傷患者(損傷レベル:C4/5)において,上記システムを2018年12月から設置し現在に至るまで,脈拍・呼吸信号の周波数帯域幅から,「脈拍・呼吸変動性」指標の解析を行った.その結果,呼吸器による統制から,自発呼吸に切り替えた場合に,各変動性が大きくなることが確認された.一方,これら指標は自発呼吸時におけるチェーンストークス...

    DOI

  • 振動流場におけるアマモ場内の流動解析

    田多 一史, 中山 恵介, 中西 佑太郎, 佐々木 大輔, 駒井 克昭 土木学会論文集B2(海岸工学) 75 (2), I_25-I_30, 2019

    ...Submerged Aquatic Vegetation model:SAV model)」が構築されつつある.そこで本研究では,振動流場においてSAV modelを使用したアマモ場内の流動解析を行い,水中CO<sub>2</sub>分圧を決定づけている溶存無機炭素濃度(Dissolved Inorganic Carbon:DIC)の変動特性の検討を行った.検討の結果,波動場ではアマモの葉長が長くなるほど,ストークスドリフト...

    DOI HANDLE Web Site ほか1件 参考文献6件

  • 勾配ブースティング回帰木を用いた製造業流体シミュレーションの高速化手法

    小川 雄太郎, 清水 琢也, 横井 俊昭 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2019 (0), 3Q3J1304-3Q3J1304, 2019

    ...具体的にはナビエ・ストークス方程式の圧力勾配項を求める際に, MPS法では陰解法形式になっている圧力計算部分を, 10種類の特徴量からなる入力と勾配ブースティング回帰木による回帰モデルに代替し, 流体シミュレーションを高速化する. 最後に提案手法の定性的挙動を流体シミュレーションのトイプロブレムであるダム崩壊問題の数値計算で確認し, 提案手法の結果が従来手法と同様の挙動を示すことを示す.</p>...

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  • 分子内部運動の緩和を伴う多原子分子・希薄気体の力学 -拡張された熱力学の展開-

    有馬 隆司, 杉山 勝, ルージェリ トマソ 理論応用力学講演会 講演論文集 65 (0), 211-, 2019

    <p>希薄な多原子分子気体中の非平衡現象で本質的となる(i)分子の回転・振動自由度のエネルギー緩和による散逸と(ii)粘性や熱伝導による散逸を統一的に記述する拡張された熱力学理論を提案する.この理論では,独立な場の量が気体の分布関数のモーメントで与えられ,それぞれのモーメントの時間発展はボルツマン方程式から導出されるとする.その衝突項は時間スケールの異なる緩和過程を記述するための一般化されたBG…

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  • 沈降法によるセルロースナノファイバーの評価

    熊谷 明夫, 遠藤 貴士, 足立 真希 紙パ技協誌 73 (5), 470-477, 2019

    ...一方,ディスク遠心式粒子径分布測定装置を用いたCNF分散液の評価で見積もられるストークス径と電界放出形走査電子顕微鏡で観察される繊維径との間に良い相関が見られ,CNF分散液中のセルロース繊維の繊維径分布を見積もる方法として有用であることが判明した。</p>...

    DOI Web Site 参考文献15件

  • 非接触型振動センサーを用いた患者見守りシステムの開発

    尾野 恭一, 小山 崇, 大場 貴喜, 岡本 洋介, 大野 浩司, 山本 洋己, 田中 俊彦 生体医工学 Annual57 (Abstract), S233_1-S233_1, 2019

    ...<p>ベッドマットの下に置いた非接触センサーから得られた生体信号をフィルタリング処理及びスペクトル解析を組み合わせることにより、心拍数(HR)、心拍規則性(HBS)、心音(HS)、呼吸数(RR)、呼吸リズム安定性(RRS)、呼吸振幅不安定性(RAuS)、チェーンストークス型呼吸(CSR)、いびき(Snore)、体動(BM)、体の位置(BP)、体動回数(BMF)等を定量的に評価するシステムの開発を行った...

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  • 飛行機雲のプロシージャルアニメーション

    韋 程博, 菊池 司 画像電子学会研究会講演予稿 18.04 (0), 134-137, 2019

    ...本研究では ,飛行機雲を影響する温度 ,高度 ,湿度 ,エンジ出力などが含む環境で生成されている特性 を考慮し ,飛行機雲の拡散速度場として用いるナビエ・ストークス方程式の前に ,条件・制限 (ノイズ ,運動制限 ,指向 )を予め雲になるパーティクルにかけるという2段処理の手法を提案する .本手法によりナビエ・ストークス方程式 が欠けている主となる湿度などの計算表現を簡単に補える .更に ,プロシージャルアニメーション...

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  • <b>海洋プラスチックごみの輸送シミュレーション </b>

    磯辺 篤彦 安全工学 57 (6), 451-457, 2018-12-15

    ...<p>東アジアや東南アジアから発生する大型プラスチックごみ(マクロプラスチック)は,世界の合計値の55%を占める.マクロプラスチックの海洋での移動は海流と風による.海洋に流出したマクロプラスチックは,海岸に漂着したのち,紫外線や物理的な刺激によって破砕され,プラスチック微細片(マイクロプラスチック)となる.海洋に浮遊するマイクロプラスチックは海流とストークス・ドリフトによって輸送されるが,生物付着に...

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  • 心不全に伴うチェーン・ストークス呼吸への適正対応

    吉村 力 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌 27 (3), 301-303, 2018-11-05

    ...<p>心不全患者は,中枢性睡眠時無呼吸(CSA)症候群やチェーン・ストークス呼吸(Cheyne-Stokes respiration: CSR)を呈することがあり,CSRは心不全の重症型に出現しやすく,予後が悪い病態であると言われている.CSRの治療にはcontinuous positive airway pressure(CPAP),adaptive servo-ventilation(ASV)のどちらが...

    DOI Web Site 医中誌

  • 海洋プラスチックごみの発生・移動とその行方

    磯辺 篤彦 Material Cycles and Waste Management Research 29 (4), 270-277, 2018-07-31

    ...海洋に浮遊するマイクロプラスチックは海流とストークス・ドリフトによって輸送されるが,生物付着に伴う沈降等,表層からのさまざまな消失過程を伴う。マイクロプラスチックの行方,すなわち海洋での移動や消失過程を包括する海洋プラスチック循環の全容は,まだ解明されていない。...

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  • 有機薄膜導波路からの擬CWレーザー発振

    安達 千波矢 応用物理 87 (6), 426-430, 2018-06-10

    ...<p>有機発光ダイオード(OLED)は,室温りん光分子や熱活性化遅延蛍光(TADF)分子を発光材料に用いることで,〜100%の電気→光変換量子効率を実現した.そして,有機分子はストークスシフトにより4準位状態を形成するために,本質的に低閾(しきい)値レーザー材料として優れた発振特性を有していることから,ポストOLEDとして,有機半導体レーザーダイオード(OSLD)への展開が大きく期待されている.本稿...

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  • リサージェンス理論:摂動論から非摂動効果を理解する

    藤森 俊明, 三角 樹弘, 坂井 典佑 日本物理学会誌 73 (6), 352-360, 2018-06-05

    ...</p><p>常微分方程式ではリサージェンス構造は完全に理解されており,一般解は<b>トランス級数</b>と呼ばれる複数の形式的漸近級数解のボレル和の足し合わせで表される.パラメーターを変えていくと,個々のトランス級数の係数が不連続に変化する<b>ストークス現象</b>が起こる.しかし,真の解は連続なので,ストークス現象によって漸近級数解の間に関係が付くことがわかる.このようにあるセクターの情報が別...

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  • 格子ゲージ理論におけるエネルギー・運動量テンソルの構成:Gradient flowの方法

    鈴木 博 日本物理学会誌 73 (3), 148-153, 2018-03-05

    ...<p>自然は階層性を持った法則によって理解される.例えば,素粒子を支配する微視的な階層の物理法則の詳細は,流体を記述するナビエ–ストークス方程式の2つのパラメターに“くりこまれて”しまう.この,長距離スケールでの法則が短距離スケールの法則に“鈍感”である事実を普遍性(universality)と呼ぶが,もし普遍性がなければ,そもそも物理学は成立しないであろう....

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  • 無意識・無拘束生体計測システムによる脊髄損傷患者の心肺機能及び活動評価に関する基礎的検討

    本井 幸介, 樫本 敬亮, 山越 康弘, 田中 直登, 有地 祐人, 吉弘 愛, 江原 喜人, 坂井 宏旭, 山越 憲一 生体医工学 Annual56 (Abstract), S192-S192, 2018

    ...まず、脊髄損傷患者2名(55歳、74歳男性)において、ベッドシステムを用いることにより、睡眠中の心拍変動パターンを把握でき、さらに呼吸変動性から、チェーンストークスなどを含む無呼吸状態、さらには痰の影響やそのケアの効果などを解析可能であった。...

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  • Arduinoを用いた偏光測定とその表面プラズモンセンサへの応用

    松田 豊稔, 大城 悠, 石橋 孝昭 産業応用工学会全国大会講演論文集 2018 (0), 99-100, 2018

    ...試料の微小屈折率変動を検出する周期構造型表面プラズモンセンサの小型軽量化及び低価格化を目的として、センサの検出信号であるレーザ光の偏光状態を示すストークスパラメータS3を測定する装置を自作する。この装置は、光学素子と電子回路で構成され、マイコンボードArduino を用いることで低価格に実装できる。...

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  • 脳動脈瘤塞栓術を目的とした液滴形成シミュレーション

    夏目 拓也, 大石 正道, 向井 信彦, 大島 まり 画像電子学会研究会講演予稿 18.01 (0), 65-68, 2018

    ...するクモ膜下出血の予防術式として,海外では液体塞栓術も行われているが,国内では安全性の観点から未認可である.著者らは液体塞栓術の安全性を検証するため,粒子法を用いた液滴形成シミュレーションを開発した.液体塞栓術で使用する塞栓材は水に比べて高粘度であり,安定的な解析にはフォン・ノイマン条件を満たすように時間の刻み幅を微小に設定する必要があるため,解析には多大な時間を要する.そこで本研究では,ナビエ・ストークス...

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  • 非線形ラマン散乱硬性鏡を用いた神経イメージング

    橋本 守 生体医工学 Annual56 (Abstract), S267-S267, 2018

    ...<p>神経の可視化するコヒーレントラマン散乱硬性鏡の開発を行った.近年,小さな創傷と早期回復を見込めることから内視鏡下での外科手術が一般的術式として行われ,同時に患者のQOL向上のために神経温存術の採用されるようになっている.このため,内視鏡下において神経を可視化する技術開発が強く望まれるようになってきた.本研究では,コヒーレントアンチストークスラマン散乱(CARS)を用いて,ミエリン鞘が豊富に含む...

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  • 粘性流体中を沈降する液滴の分裂と変形

    下川 倫子, 坂口 英継 日本物理学会誌 72 (8), 570-575, 2017-08-05

    ...</p><p>(1)分裂個数を決定する物理量</p><p>粘度や初期の流体の密度差,滴の粒径を変化させ,分裂個数<i>m</i>に関する確率分布を調べた.ブシネスク近似の下,密度差による重力の効果を駆動力としたナビエ・ストークス方程式の無次元化から,分裂現象を特徴づける物理量として粘性散逸と重力による駆動力の比<i>G</i>が得られる.様々な実験条件で確率分布から得られた<i>m</i>の平均値〈...

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  • コヒーレントアンチストークスラマン分光法による燃料電池動作中の電解質膜内水分解析

    西山 博通, 永田 伊智郎, 犬飼 潤治, 飯山 明裕 表面科学学術講演会要旨集 37 (0), 227-, 2017

    ...本研究では非線形ラマン散乱分光であるコヒーレントアンチストークスラマン分光法(CARS)を用い、発電中燃料電池の電解質膜内部における水分布を高空間(5 um)・時間分解能(5秒)で測定した。種々の発電条件下における電解質膜内部の膜厚方向の水分布の定量を行い、詳細な反応解析を行った。...

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  • 溶質に内部自由度がある時のストークス則の微視的導出

    吉森 明 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 3201-3201, 2017

    <p>流れのある気体や液体に巨視的な物体を沈めると力を受ける。この力は流体力学によりStokes 則で与えられるが、物体の表面で境界条件を仮定しなければならない。ここでは、Stokes 則の境界条件を、原子分子をあらわに考えるミクロな力学から基礎付ける方法を開発し、ミクロな表現を導く。特に、物体に内部自由度がある場合に注目し、特異摂動法により物体が溶媒粒子に比べ充分大きいという極限をとり、境界条…

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  • 散逸系の変分原理

    深川 宏樹 日本物理学会誌 72 (1), 34-38, 2017

    ...</p><p>通常,ナビエ・ストークス方程式は,運動量保存の式に,圧力や応力の具体的な式を代入して導出される.さて,ネーターの定理によると,系に連続な対称性が存在すれば,これに対応する保存則が存在する.例えば,空間並進対称性は運動量保存則を,空間回転対称性は角運動量保存則をそれぞれ導く.したがって,物理系の運動方程式は保存則を導く対称性を満たすことが要請される.また,運動方程式が偏微分方程式で与えられた...

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  • 粉体気体系の後期発展過程におけるクラスターインパクトと衝撃波

    礒部 雅晴 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 2804-2804, 2017

    ...<p>自由冷却過程の粉体気体系は緩和の初期過程にてナビエストークス乱流との類似性も指摘されている。今回、緩和の後期発展過程に着目し大規模な分子動力学シミュレーションを実行したところ、従来発見されてなかった(いったん形成された)クラスター同士が衝突しクラスター内部に衝撃波が伝搬する新しい領域が存在することが判明した。講演では既存の理論との比較を議論する。</p>...

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  • 活性タンパク質集団による実効的拡散の増強

    小谷野 由紀, 北畑 裕之, Mikhailov Alexander S. 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 3156-3156, 2017

    ...本研究では、細胞質をストークス流体、活性タンパク質を流れを引き起こす力の双極子と見なし構築された数理モデルを元に、複数の活性タンパク質が協同的に引き起こす細胞内の流れを考察した。特に、活性タンパク質(すなわち力の双極子)の配向の影響を議論する。</p>...

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  • ITERポロイダル偏光計のための、マルチオーダー位相子を用いた実時間回転波長板ストークス偏光計の開発

    今澤 良太, 河野 康則, 小野 武博, 伊丹 潔 Review of Scientific Instruments 87 (1), 013503_1-013503_7, 2016-01

    ITERポロイダル偏光計のために回転波長板Stokes偏光計を開発した。本手法のための一般化された解析モデル及びFPGA(プログラマブルロジックデバイスの一種)に適した実時間解析アルゴリズムを提案する。一般化された解析モデルは、波長板の回転に同期した任意の現象を考慮できるため、波長板の位相遅延が一様で無くても高精度な測定が可能となる。可視光線を用い、波長板の品質が悪い条件で実験した結果、最大測定…

    機関リポジトリ

  • 蛍光体の中で何が起こっているか

    竹下 覚 色材協会誌 89 (5), 159-162, 2016

    外部からの何らかのエネルギーを吸収し,それを光に変えて放出する物質のことを蛍光体と呼ぶ。蛍光体の放つ鮮やかな発光はその目で直に確かめることができるが,その内側で起こっている物理現象を直接見ることはできない。本稿では,科学者たちがどのようなモデルで蛍光体を理解してきたかについて,その基礎となる配位座標モデルを中心に紹介する。

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  • 凹面状物体に落下する液体の薄膜表現手法

    瀬谷 政樹, 張 英夏, 向井 信彦 画像電子学会研究会講演予稿 15.04 (0), 219-220, 2016

    ...液体の挙動解析には,流体の解析に広く用いられている粒子法を用いる.粒子法の一1つである SPH(Smoothed Particle Hydrodynamics)法を用いて,流体の支配方程式であるナビエ・ストークスの方程式を解く.また,凹面状物体と液体粒子の距離に応じて,液体粒子は凹面状物体からの影響を受ける....

    DOI

  • 凹面状物体に落下する液体の薄膜表現手法(CG・アニメ,映像表現・芸術科学フォーラム2016)

    瀬谷 政樹, 張 英夏, 向井 信彦 映像情報メディア学会技術報告 40.11 (0), 227-228, 2016

    ...した際の液体の挙動に関する研究は数多く存在するが,凹面状物体に落下した液体の挙動に関する研究はあまり報告されていない.そこで本稿では,凹面状の物体に落下した液体が形成する薄膜の表現手法について考案する.液体の挙動解析には,流体の解析に広く用いられている粒子法を用いる.粒子法の一つであるSPH (Smoothed Particle Hydrodynamics)法を用いて,流体の支配方程式であるナビエ・ストークス...

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  • 睡眠呼吸障害に対するCPAPおよびASV療法

    葛西 隆敏 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌 26 (1), 16-20, 2016

    睡眠呼吸障害(sleep disordered breathing: SDB)の問題点のひとつとして,心不全の発症や悪化に関連することが知られている.心不全のSDBは,(1)上気道閉塞に起因する閉塞性睡眠時無呼吸(obstructive sleep apnea: OSA)と,(2)心不全そのものが原因で呼吸調節システムが不安定となり生じる中枢性睡眠時無呼吸(central sleep …

    DOI Web Site 医中誌

  • 仮想造波板による平面2次元解析と3次元粒子法の連成型津波遡上解析

    宮川 欣也, 浅井 光輝, MUHARI Abdul, 今村 文彦 土木学会論文集A1(構造・地震工学) 72 (4), I_473-I_481, 2016

    ...広範囲の津波解析を効率的に行うため,差分法などによる平面2次元津波解析を用いた広範囲の津波被害予測に裏付けられた流入条件により,ナビエ・ストークス方程式に準じた3次元流体解析により局所的な津波遡上現象を予測する試みが行われている.筆者らも,2次元解析と3次元粒子法の連成解析を想定し,2次元解析結果,あるいは観測データなどを流入条件とした粒子法解析を可能とする仮想造波板を提案してきた.本論文では,実際...

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • くも膜下出血により遷延性意識障害を呈された症例に対する立位練習の試み

    太郎良 雄己, 山下 伸 九州理学療法士・作業療法士合同学会誌 2016 (0), 227-227, 2016

    ...呼吸パターンはチェーンストークス呼吸(以下CSR)であった。動脈血ガス分析(以下ABG)にてPaO<sub>2</sub> 71.3mmHg,PaCO<sub>2</sub> 93.8mmHgとCO2ナルコーシスを認め人工呼吸器管理となった。38病日のABGにてPaO<sub>2</sub><sub>,</sub>PaCO<sub>2</sub>は正常範囲へ改善したため、端座位練習を再開した。...

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  • ポアンカレビームパルスを用いたGaN励起子スピンのコヒーレントダイナミクス観測

    内古閑 隆太郎, 重松 恭平, 山根 啓作, 森田 隆二, 戸田 泰則 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 1414-1414, 2016

    ...本研究では、縮退四光波混合分光を用いたバルクGaN励起子励起およびストークス分解検出を行い、励起子スピンのコヒーレントダイナミクス測定を実現した。得られた信号光の空間偏光分布はT2時間内で励起光を良く反映しており、励起子スピンのコヒーレント状態保持を示すことができた。</p>...

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  • 非可換空間上の流体シミュレーション

    河村 哲也, 桑名 杏奈, 齋藤 麻由美, 菅本 晶夫, 永田 裕作 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 2864-2864, 2016

    ...<p>本研究では、非圧縮性流体のナビエ・ストークス方程式を、ラグランジュ描像を通じてポアソン括弧で書き直し、さらに量子力学との類似を用いて量子化に相当する手続きを施すことで非可換時空上の流体力学を考えた。得られた運動方程式は、量子力学の不確定性関係に対応して、最小サイズをもつ効果を含むと考えられる。今回は、得られた運動方程式に対して数値シミュレーション解析を行った。...

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  • 活性タンパク質集団による生体膜上の輸送現象

    小谷野 由紀, 北畑 裕之, Mikhailov Alexander S. 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 2909-2909, 2016

    ...本研究では、生体膜を2次元ストークス流体、活性タンパク質を流れを引き起こす双極子と見なして構築されたモデルを元に、複数の活性タンパク質によって協同的に引き起こされる生体膜内の流れについて、理論的考察を行った。</p>...

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  • ラマン散乱における位相緩和とストークスストークス強度比

    渡辺 純二 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 3111-3111, 2016

    ...<p>前回までに、酸化チタン結晶のフォノンラマン散乱スペクトルにおいて、ストークス成分と反ストークス成分の強度比が通常のボルツマン因子からずれる振動数領域があることを報告した。その起源として考えられるフォノンの非調和性による位相緩和とローレンツ的なスペクトル形状との関連について、位相緩和のモデル計算に基づいて考察する。</p>...

    DOI

  • 逆磁気光学効果を用いた偏光 : 磁化振動の3次元転写(最近の研究から)

    佐藤 琢哉 日本物理学会誌 70 (11), 840-844, 2015-11-05

    ...S_1,S_2,S_3で記述できる.3つの偏光自由度を使って磁性体を制御するには,磁性体の側も3つの磁化振動モードをもつことが理想的である.このような磁性体の例として六方晶反強磁性体YMnO_3が挙げられる.この物質は3つの磁気副格子をもち,これに対応して3つの直交するX,Y,Z磁化振動モードをもつ.ここに偏光ストークスパラメータがS_1,S_2,S_3成分をもつ励起光パルスを照射すると,それぞれX...

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  • 雪崩による雪煙のビジュアルシミュレーション

    菅野 将太, 菊池 司 芸術科学会論文誌 14 (3), 83-90, 2015-06-15

    ...本論文では,雪崩によって引き起こされる雪煙のビジュアルシミュレーション法を提案する.本論文で提案する手法は,山の斜面をポリゴンモデルで生成し,雪崩発生源から雪塊を表す雪パーティクルを落下させ,雪パーティクルと斜面ポリゴンとの衝突を検知し,衝突点からナビエ・ストークス方程式による雪煙拡散速度場を生成する.生成された速度場に沿って運動する雪煙の密度をボリュームフォトンマッピング法を介してアダプティブ・レイマーチング...

    DOI Web Site 参考文献12件

  • 安定化ISPH法による拡張ダルシー則とナビエ・ストークス方程式の統一解法

    笠間, 清伸, Kasama, Kiyonobu 土木学会論文集A2(応用力学) 70 (No. 2), 2015-02

    ...の浸透流による防波堤の崩壊現象の解明に焦点をあて,まず基礎段階として,粒子法による地表流(津波)と浸透流の統一解析法を構築した.支配方程式には既往の研究よりナビエ・ストークス方程式と拡張されたダルシーの法則を統一的に記述したものを採用し,粒子法の一種である安定化ISPH法の概念に基づいて定式化している.最後に,簡単な例題を用いて本解析手法の検証を行った....

    機関リポジトリ

  • 社会と行為

    落合 仁司 理論と方法 30 (1), 117-125, 2015

    ...と個人行為の因果関係を適切に図式化している.本論は社会構造を多様体で,個人行為を微分形式で表現することにより,コールマン・ボートの微分幾何モデルを構成する.このとき社会構造が個人行為を規定すると考える方法論的集合主義と,個人行為が社会構造を規定すると考える方法論的個人主義は,各々,社会構造の圏,マクロ圏と個人行為の圏,ミクロ圏との間の関手と見ることが出来る.これより多様体上の微分形式の積分に関するストークス...

    DOI Web Site

  • 257 マトリックスアレイ状の仮想造波板を用いた粒子法による多段階ズーミング津波解析

    宮川 欣也, 浅井 光輝 計算力学講演会講演論文集 2015.28 (0), _257-1_-_257-2_, 2015

    ...2011年の東北地方での津波被害以降,今後危惧される巨大地震に伴う津波に対する防災・減災の検討における一手段として,津波被害予測シミュレーションの高度化・高精度化が期待されている.そこで,広範囲の津波解析を効率的に行うため,広範囲の津波伝播予測に裏付けられた流入条件により,津波遡上現象をナビエ・ストークス方程式に準じた3次元流体解析を用いて予測する試みが行われている.これまでに筆者らは,3次元津波遡上解析...

    DOI Web Site

  • 有限体積法を用いたレベルセット法に基づく非圧縮性粘性流れのトポロジー最適化

    古口 睦士, 矢地 謙太郎, 山田 崇恭, 泉井 一浩, 西脇 眞二 日本計算工学会論文集 2015 (0), 20150002-20150002, 2015

    ...流体問題への適用は, 電磁波問題などと比較するとやや古く, ストークス流を対象に流体に作用する抗力の最小化を目的とし, その形状感度を導出することにより最適形状を得る手法や, 変動拘束された境界を含む領域において粘性流体を対象とした散逸エネルギー最小化の構造最適化の手法が提案されている....

    DOI 被引用文献1件

  • 粒子と壁の衝突挙動の微視的解析

    小早川 昔離野, 藤元 あゆみ, 安田 正俊, 松坂 修二 化学工学論文集 41 (5), 281-284, 2015

    ...られた画像を用いて,衝突前後の速度におよぼす粒子径の依存性を定量的に解析した.平板近傍における流体抵抗の増加(すなわち,潤滑効果)を考慮した衝突速度の数値計算を行い,実験値と比較した結果,両者は良好に一致することがわかった.微粒子では,潤滑効果を含めた流体抵抗が粒子慣性と比べて大きくなることに起因して速度低下が生じることを明らかにした.さらに,衝突速度と粒子密度を変化させた実験によって,反発係数はストークス...

    DOI HANDLE Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献10件

  • マルチモーダル多光子分光顕微鏡を用いたラット眼組織の分子イメージング

    秋山 敏宏, 瀬川 尋貴, 加治 優一, 大鹿 哲郎, 加納 英明 日本レーザー医学会誌 36 (2), 201-209, 2015

    ...取得が可能な手法であり,近年注目を集めている.本稿では,我々が開発した複数のマルチモーダル・イメージング装置の紹介を通して,そのユニークな特徴を解説する.ラット眼組織の非染色イメージングでは,角膜や網膜の層状構造が第二高調波発生(second harmonics generation; SHG),第三高調波発生(third harmonics generation; THG),コヒーレント・アンチストークス・ラマン...

    DOI Web Site 参考文献29件

  • 粒子法による多段階ズーミング津波解析に向けたマトリックスアレイ状の仮想造波板

    宮川 欣也, 浅井 光輝 土木学会論文集A2(応用力学) 71 (2), I_267-I_277, 2015

    ...される巨大地震に伴う津波に対する防災・減災の検討における一手段として,津波被害予測シミュレーションの高度化・高精度化が期待されている.津波解析の実務の現状としては,主に津波高や津波到達時間を予測することを目的とし,浅水長波の仮定を設けた平面2次元津波解析が用いられていることが多い.しかしながら,被害予測までを念頭に置くと津波遡上後の3次元性が卓越する状態までを解析することが要求されるため,ナビエ・ストークス...

    DOI Web Site 参考文献5件

  • 広ダイナミックレンジ光検出器を用いた高精度散乱光ストークス偏光計

    柴田 秀平, 喜入 朋宏, 早崎 芳夫, 大谷 幸利, 谷田貝 豊彦 精密工学会学術講演会講演論文集 2015S (0), 19-20, 2015

    ...今回、この検出器を用いて二重回転アルゴリズムにより位相子の二色性と複屈折位相差、位相子と検光子の初期方位のキャリブレーションを可能にしたストークス偏光計を構築し、透過型で精度検証を行った。また、回折格子、ほこり、傷による散乱光の偏光状態の比較を検証する。...

    DOI

  • 分光ストークス・フルフィールドイメージングとその欠陥検査への応用(第2報)

    長谷川 潤, 篠 敬悦, 大谷 幸利 精密工学会学術講演会講演論文集 2015S (0), 21-22, 2015

    ...本研究は6軸ロボットを用いた分光ストークス・フルフィールドイメージングについて報告する.偏光をサンプル表面に入射させ,反射,散乱した光の偏光状態をロボットアームの先に取付けたイメージングストークス偏光計を用いて任意の角度から測定しイメージングする.イメージングストークス偏光計は位相子,検光子,レンズ,CCDカメラから構成される.これを用いて,イメージング画像から構造の違いや傷の検出など,物体表面の評価...

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  • メカノバイオロジーの可能性

    曽我部 正博 ファルマシア 51 (11), 1025-1025, 2015

    ...タンパク質がメカノセンサー分子として同定され,その動作機構の詳細が解析されつつある.しかし,分化や増殖との関係を理解するには遺伝子発現を導くメカノシグナル機構の解明が必要である.最近,力刺激に応じたアクチン動態(重合/脱重合)の下流で働くYAP/TAZのような転写調節因子が注目されている.細胞に発現する多様なメカノセンサー分子は,力刺激のモードに応じて複雑な組合せで応答するだけではなく化学受容体ともクロストーク...

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  • 諫早湾調整池から排水された高濁度水の湾内における短期的な挙動の解明

    小森田 智大, 梅原 亮, 田井 明, 高橋 徹, 堤 裕昭 海の研究 23 (1), 1-12, 2014-01-15

    ...水柱のSSおよびPOC濃度の時間変化とストークスの最終沈降速度をもとに検討したところ,SSについては少なくとも水柱に3時間懸濁したことから,10 μmより小さい粒子が主であり,POCは排水から3時間後には濃度が排水直後の2割程度にまで低下したことから,POCの約8割が沈降により水柱から除去される大型の粒子(粒径:10 μm以上)であった可能性が高い。...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献7件 参考文献1件

  • 植込み型心電用データレコーダー (ILR) により意識消失の原因がてんかんと診断できた1例

    山末 象三, 大家 辰彦, 脇坂 収, 原口 美帆, 有川 雅也, 髙橋 尚彦 心臓 46 (7), 885-890, 2014

    ...病歴および前医での検査の結果より, 当初は心原性失神が疑われたが, ILRにより完全にアダムス-ストークス発作が否定され, 最終的にてんかんと診断された症例を経験した. ILRは失神発作の原因不整脈の確認のみならず, 心原性失神の否定によっても失神原因の診断に有用であると考えられたため報告した....

    DOI 医中誌

  • CARSを利用した水素ガスリーク検知

    杉本 幸代, 二宮 英樹, 福地 哲生 電気学会論文誌C(電子・情報・システム部門誌) 134 (12), 1869-1874, 2014

    In this study, leakage hydrogen gas was measured using Coherent Anti-Stokes Raman Spectroscopy (CARS) using a fiber-coupled, compact spectrometer. The Anti-Stokes light intensity was proportional to …

    DOI Web Site Web Site 参考文献2件

  • 地域防災教育のための3次元津波浸水解析とその可視化に関する研究

    岩塚 雄大, 古牧 大樹, 西畑 剛, 川辺 赳史, 樫山 和男 土木学会論文集F3(土木情報学) 70 (2), I_152-I_159, 2014

    ...<br> 宮城県気仙沼市の一地区を対象として,2011年東北地方太平洋沖地震津波に関する浸水解析とその可視化手法について示す.数値解析は,浅水長波式に基づく平面2次元の津波伝播解析とナビエストークス式を直接解いた3次元津波浸水解析モデルを併用した.計算結果は,建物および地形形状に適合した非構造格子に写像したうえで,テクスチャーマッピング手法やCG効果を付加することで避難者視点に立った動画へ変換した....

    DOI Web Site 被引用文献1件

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