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検索結果 30 件

  • 1 / 1

  • 銀杏中毒を疑った犬の1例

    藤 将大, 有田 汐紗, 太田 貴子, 冨永 博英, 平川 篤, 杉山 伸樹 日本獣医師会雑誌 76 (11), e304-e308, 2023

    ...<p>14歳10カ月齢,去勢済雄のイングリッシュ・コッカー・スパニエルが,嘔吐と四肢の振戦を主訴に夜間救急動物病院を受診した.来院時は起立不能及び意識は傾眠状態で,稟告及び吐物の内容によりイチョウ種子である銀杏による中毒を疑い,入院管理下での治療を開始した.ビタミンB<sub>6</sub>製剤の投与や対症療法を行い,治療開始9時間後には意識状態の改善並びに自力での歩行が可能になるまで回復した.治療開始...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献4件

  • 末梢性皮膚感覚過敏を疑う犬の2例

    安部 隆志, 星野 友哉, 永田 雅彦 獣医臨床皮膚科 27 (4), 215-220, 2021

    ...症例2は1歳齢,去勢雄のアメリカンコッカースパニエルで,頭部の搔破行動,左耳孔付近に触れると拒否反応が認められた。いずれもMRI検査にて中枢神経に異常なく,末梢神経疼痛治療薬,選択的セロトニン再吸収阻害薬,抗痙攣薬など複合的な神経系治療薬とヤヌスキナーゼ阻害剤の併用により改善した。以上より,末梢神経原性の皮膚感覚過敏を疑うとともに,本症における治療について考察した。</p>...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献11件

  • 口咽頭内の腺扁平上皮癌と診断された犬の1例

    明石 依里子, 植松 一良, 朴 永泰 動物臨床医学 29 (2), 63-69, 2020-06-25

    ...<p>13歳のキャバリア・キング・チャールズ・スパニエルが半年前からの運動時の呼吸困難と体重減少を主訴に来院した。麻酔下での口腔内の肉眼所見では,軟口蓋を介し両側頬粘膜に連続する形で口咽頭を占拠する5×3 cm の口咽頭腫瘤が確認された。本症例は,腫瘤減容積処置中に心停止で死亡した。...

    DOI Web Site 医中誌

  • ビタミンAが著効を示した脂漏症の老齢アメリカン・コッカー・スパニエルの1例

    小嶋 大亮, 小嶋 恭子, 太田 和美, 小嶋 佳彦 日本獣医師会雑誌 70 (4), 235-239, 2017

    ...<p>11歳,不妊済雌,バフ色のアメリカン・コッカー・スパニエルが体幹背側面にロウ様角質片が集積する脂漏症を主訴に来院した.組織検査において正常角化性角化亢進症と軽度ないし中程度の真皮浅層性皮膚炎を認めた.角質にはマラセチア様構造物が散見された.中程度の炎症巣では混合性炎症であったが,軽度の炎症巣では表皮基底層と毛包外根鞘にTリンパ球が不規則な幅で一列に観察された.症例はビタミンAの処方開始2カ月目...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか2件 参考文献6件

  • 診断に苦慮した消化管肥満細胞腫の犬の1例

    中村 勇太, 安川 邦美, 小路 祐樹, 羽迫 広人, 片山 龍三, 西森 大洋, 森本 寛之, 下田 哲也 動物臨床医学 25 (4), 139-142, 2016

    ...<p>8歳のキャバリア・キングチャールズ・スパニエルが1週間に及ぶ下痢を主訴に来院した。造影CT検査において小腸の一部に最大壁厚が10.0mmに肥厚した腫瘤性病変,および脾臓に一部造影欠損領域が認められた。肥厚した腸管の針吸引生検ではリンパ球と思われる独立円形細胞が多数認められた。そこで第19病日に腸管腫瘤摘出術および脾臓摘出術を実施した。...

    DOI

  • キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルの原発性滲出性中耳炎の1例

    長谷川 剛拡 獣医臨床皮膚科 20 (2), 91-95, 2014

    ...1歳,避妊メス,キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル(CKCS)が右耳の痒み動作を主訴に来院した。耳鏡検査では,外耳炎の所見はなかったが,膨隆した鼓膜が確認できた。MRI検査所見では,右鼓室内にT2強調画像で高信号の物質が貯留していた。耳道内視鏡下で鼓膜切開したところ粘稠性の高い灰白色をした粘液が多量に漏出した。処置から2週間後には,ほとんどかゆみ動作はみられなかった。...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献5件

  • 唾液腺造影CT検査が有用であった犬の扁桃扁平上皮癌の1例

    山﨑 裕毅, 山口 朋生, 細谷 謙次, 奥村 正裕 日本獣医師会雑誌 67 (7), 518-521, 2014

    ...唾液腺疾患が疑われた9歳齢,キャバリア・キングチャールズ・スパニエル,未避妊雌に対し,唾液腺造影CT検査を実施した.従来の血管造影CT検査では,軽度に肥大した下顎腺の近傍に腫瘤状陰影が確認されたのみで,その由来特定は不可能であったが,唾液腺造影CT検査では,本腫瘤と下顎腺との非連続性や周辺組織との位置関係を詳細に把握することが可能であった.外科的切除後の病理診断では,扁桃扁平上皮癌の転移病巣及び唾液腺囊胞...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか2件 参考文献9件

  • 脛骨骨折癒合不全に対して自家尾椎グラフトを用いて整復した犬の1例

    後藤 理人, 片山 泰章, 宮崎 あゆみ, 島村 俊介, 岡村 泰彦, 宇塚 雄次 動物臨床医学 23 (3), 119-123, 2014

    ...右脛骨骨折の癒合不全により後肢の跛行を呈する5歳1カ月齢の雄のキャバリア・キングチャールズ・スパニエルに対して,自家尾椎移植による整復術を実施した。2つの整形した尾椎体を両端に海綿骨を露出した状態でミニプレートにより固定することで尾椎グラフトを作製した。その後尾椎グラフトを脛骨の骨欠損部に挿入・固定後,脛骨内側をロッキングコンプレッションプレートにより固定した。...

    DOI 医中誌

  • コッカー・スパニエルの多発性門脈体循環短絡症17 例の臨床と病理

    浅枝 英希, 小出 和欣, 小出 由紀子, 矢吹 淳, 矢部 摩耶 動物臨床医学 21 (2), 47-53, 2012

    ...超音波検査および/ あるいは門脈カテーテル検査にて多発性の門脈体循環短絡症と診断したコッカー・スパニエル17 例を対象に,診療記録をもとに臨床徴候,各種検査所見,予後に関して調査・検討した。17 例の平均発症年齢は3 歳6 カ月で,性別による偏りはみられなかった。全例が何らかの臨床症状を呈し,削痩が14 例(82%),腹水症が13 例(76%)に認められた。...

    DOI 医中誌 参考文献18件

  • 犬における鼻・趾端の特発性角化症:35例における後向き研究(1988–1998)

    Scott Danny W., Miller, Jr. William H. 獣医臨床皮膚科 18 (3), 169-170, 2012

    ...イングリッシュ・ブルドッグ,ミニチュア・プードル,ミニチュア・シュナウザー,アメリカン・コッカー・スパニエル,ならびにドーベルマンは本症の好発犬種と考えられた。ほとんどの症例(71.4%)では,鼻部のみに病変が認められた。本症は無症候性で病変が永続し,自然寛解に関する報告はこれまでのところない。<br>...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献1件

  • 犬におけるretrocaval ureter の1例

    鈴木 健太, 三品 美夏, 渡邊 俊文 日本獣医師会雑誌 64 (4), 306-309, 2011

    ...5歳齢,雄のキャバリア・キング・チャールズ・スパニエルが心精査のため本院を受診した.各検査結果から心臓に異常は認められなかったが,左側の水腎・水尿管が認められた.超音波・静脈性尿路造影検査を行ったものの,原疾患の確定には至らなかったため,試験開腹を実施した.開腹所見としては,左尿管が後大静脈の背側を通過した後,反転し後大静脈の前面を走行していた.以上の所見から本症例を左側のretrocaval ureter...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか2件 参考文献19件

  • 鼻腔内に真菌性肉芽腫を認めた犬の1症例

    原口 友也, 板本 和仁, 原田 秀明, 谷 健二, 仲澤 宏, 田浦 保穂 獣医麻酔外科学雑誌 42 (1), 1-5, 2011

    ...2歳齢、雄のアメリカン・コッカー・スパニエルが慢性鼻出血を主訴に来院した。X線CT検査で真菌感染症が強く疑われたが、生検・培養検査・血清学検査で真菌感染を証明できなかったため、左鼻腔・前頭洞切開術を実施し鼻腔粘膜を切除した。切除した粘膜組織は病理組織検査により、真菌性肉芽腫と診断されたため、抗真菌剤の投与を行った。その結果、本症例は3年4ヵ月以上再発を認めずに生存している。...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献15件

  • VAD療法を実施した多発性骨髄腫の若齢犬の1例

    田中 利幸, 秋吉 秀保, 嶋崎 等, 青木 美香, 大橋 文人 日本獣医師会雑誌 63 (10), 797-801, 2010

    ...未去勢雄,1歳9カ月齢のアメリカンコッカースパニエルが元気食欲低下,後肢のふらつきを主訴に来院した. 血液生化学検査ではALT,TP,Glb,Caの上昇,血球検査では軽度貧血,白血球数の低下が認められた. また,蛋白電気泳動では単クローン性高<i>γ</i>グロブリン血症が認められた....

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか2件 参考文献20件

  • 犬の腫瘍5, 819例の疫学的分析

    信田 卓男, 圓尾 拓也, 川村 裕子, 武田 晴央, 斑目 広郎, 茅沼 秀樹, 菅沼 常徳 日本獣医師会雑誌 61 (11), 867-872, 2008

    ...悪性リンパ腫のオッズ比は, コリー, コツカースパニエル, ゴールデンレトリバーが米国の報告に比べ2倍以上の高値を示した. 以上の結果は, 犬の腫瘍の診療に有用な指標となると考えられた....

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献3件 参考文献17件

  • キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルにみられた亜鉛反応性皮膚症の1例

    村山 信雄, 田村 一朗, 永田 雅彦 獣医臨床皮膚科 12 (3), 157-159, 2006

    ...5歳齢,雌のキャバリア・キング・チャールズ・スパニエルに,眼囲,口囲,肘,踵,肉球,陰部周囲におよぶ角化性皮疹が生じた。発症に先行して,出産と食餌変更があった。病理組織学的検査で毛漏斗部におよぶ錯角化と著しい表皮肥厚を認め,一部に浮腫がみられた。真皮乳頭では多形核球や単核球の浸潤が観察された。血液検査,甲状腺ホルモン検査,血清アレルギー検査で特記すべき異常はみられなかった。...

    DOI 医中誌 参考文献3件

  • アメリカンコッカスパニエルの頬部に発生した組織学的低グレード線維肉腫の1例

    伊東 輝夫, 三川 和博, 三川 真由美, 二瓶 和美, 内田 和幸 獣医麻酔外科学雑誌 35 (1), 19-25, 2004

    ...7歳齢の雄のアメリカンコッカスパニエルが右頬部の腫瘤を主訴に来院した。切除生検による病理検査で, 腫瘤は線維腫と診断された。初診後の45日間に腫瘤は2倍大にまで急速に成長し, 外科的切除を実施した。腫瘤の病理組織所見は最初の検査と同様であったが, 再発した腫瘍は骨を吸収しながら眼窩, 鼻腔, および口腔へと浸潤し, 初診の9ヶ月後に安楽死された。...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献12件

  • 慢性的な腹水貯留を認めた僧帽弁閉鎖不全症および心房中隔欠損症罹患犬の1例

    曽田 藍子, 田中 綾, 町田 登, 山根 義久 動物の循環器 37 (2), 68-74, 2004

    ...重度の僧帽弁閉鎖不全(MR)に罹患した9歳のキャバリア・キング・チャールズ・スパニエルに対して心エコー検査を実施したところ,心房中隔欠損症を有していることが明らかになった。本症例では,肺水腫は比較的経度であったが慢性的な腹水貯留を随伴しており,通常のMRとはかなり異なった病態を示した。そこで,この症例の病態の特徴ならびに有効な治療法について若干の考察を加えた。...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献12件

  • 強膜内シリコン義眼挿入術を施した犬46眼の手術成績

    余戸 拓也, 工藤 荘六, 土田 修一, 多川 政弘 日本獣医師会雑誌 54 (11), 847-850, 2001

    ...犬種別での強膜内シリコン義眼挿入は多い順にシー・ズー (13眼), 柴 (7眼), アメリカン・コッカー・スパニエル (6眼) の順であった. 使用したシリコン義眼の最頻値はシー・ズー18mm, アメリカン・コッカー・スパニエル16mm, 柴16mmであった.術後の問診で眼球摘出よりも強膜内シリコン義眼挿入術の結果に美容上満足していると答えたのは, 手術が成功した41例の飼い主全員であった....

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献6件

  • 若齢犬のネオスポラ症の1例

    伊東 輝夫, 内田 和幸 日本獣医師会雑誌 54 (7), 565-567, 2001

    ...90日齢のアメリカン・コッカー・スパニエルが2日間の食欲不振と元気消失を主訴に来院した. 後肢の脱力と筋萎縮が認められ, その後1週間で全身の神経筋障害が進行し, 肛門反射の低下, 四肢麻痺, および嚥下困難を呈して死亡した....

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献2件 参考文献10件

  • 犬の若年性白内障の2例

    長谷川 貴史, 吉野 千太郎, 新城 歌子 獣医麻酔外科学雑誌 30 (1/2), 27-33, 1999

    Phacoemulsification (PEA) was applied in two canine cases suffering from juvenile cataract of both eyes. Case 1 was one-year-old, female, mongrel dog with complaints of cataract and its related …

    DOI

  • 犬の外分泌腺細胞由来のすい臓癌の1例

    片山 俊樹, 廉沢 剛, 西村 亮平, 中山 裕之, 佐々木 伸雄, 竹内 啓 獣医麻酔外科学雑誌 27 (1), 23-27, 1996

    A Cocker Spaniel showing mild depression, abdominal distention and dyschesia underwent computed tomography (CT), and primary pancreatic tumor was suspected. The tumor was located at the tip of the …

    DOI

  • イヌの進行性杆状体-錐状体変性の18例

    小谷 忠生, 三木 真理子, 泉澤 康晴, 山下 和人 比較眼科研究 15 (3-4), 3-4_137-3-4_146, 1996

    ...犬種はマルチーズが3頭、ポメラニアン、トイ・プードル、ビーグル、雑種犬が各々2頭、シェットランド・シープドッグ、ヨークシャー・テリア、キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル、ミニチュア・ダックスフンド、チン、ボルゾイ、シーズーが1頭づつであった。飼い主は視覚異常に初診時の1週間前というものから2年前の範囲で気づいており、発症推定年齢は1歳8ヵ月から10歳5ヵ月の範囲で、6~8歳が多かった。...

    DOI

  • イヌにおける房室管奇形の1例

    谷沢 浩二, 天野 正, 河合 三郎, 小暮 一雄, 安藤 正彦 家畜の心電図 13 (13), 34-38, 1980

    The atrioventricular (AV) canal malformation was observed in a 10-year-old male cocker spaniel weighing 12 kg. Auscultation revealed pansystoilic murmur at the apex and fixed splitting of the second …

    DOI 医中誌

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