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検索結果 132 件

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  • 白神山地ブナ林の100 年モニタリング ―世界遺産白神山地ブナ林モニタリング調査会―

    中静 透, 石田 清, 蒔田 明史, 山岸 洋貴, 石田 祐宣, 石橋 史朗, 赤田 辰治, 神林 友広, 齋藤 宗勝, 松井 淳, 神 真波, 平川 久仁夫, 野原 七恵, 須々田 秀美, 渡辺 陽平, 大野 美涼, 板橋 朋洋, 坂田 ゆず 自然保護助成基金助成成果報告書 32 (0), 211-219, 2023-10-31

    ...の稈動態に関する解析を行い,それらに関わる要因を明らかにした.ブナ実生の生存率は,実生のサイズが大きいほど,また年平均気温が低いほど高く,チシマザサの稈の生存率は,稈の直径が大きいほど,下層植生の密度が低いほど,冬の気温が高いほど高かった.モニタリングの長期継続のために,マニュアルやガイドブックの増刷も行った....

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  • 北海道の冷温帯林におけるササの地上部バイオマス量、高さ、密度の関係

    松山 周平, 福澤 加里部, 智和 正明, 榎木 勉, 菱 拓雄 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 458-, 2023-05-30

    ...優占するササの種類はサイトによって異なり、足寄ではミヤコザサ、中川ではクマイザサ、天塩ではチシマザサが分布していた。バイオマスは足寄よりも天塩・中川で有意に大きくなっていた。バイオマスはrPPFDと正の相関があったが、増加はrPPFD30%ほどで頭打ちとなった。また、足寄は天塩・中川よりも上限値が小さかった。...

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  • 林床植生除去に対する森林土壌の窒素動態の中長期的な応答

    福澤 加里部, 智和 正明, 菱 拓雄, 松山 周平, 野村 睦 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 489-, 2023-05-30

    ...中川サイトではクマイザサ、天塩の天然林サイトではチシマザサが林床に密生していた。また天塩では皆伐跡地のクマイザサ群落においても調査した。2022年7月~8月に表層10㎝土壌を採取し、アンモニウム態・硝酸態窒素量 (NH<sub>4</sub>-N, NO<sub>3</sub>-N) を測定した。...

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  • ササの葉と根から抽出した植物ケイ酸体の粒径分布の特徴

    梅村 光俊, 橋本 徹, 伊藤 江利子, 岡本 透, 鳥居 厚志 日本森林学会大会発表データベース 133 (0), 501-, 2022-05-30

    ...試料は、札幌市内のチシマザサ節からなるササ群落から採取した、脱落前の枯葉および細根(生根)を用いた。洗浄・乾燥させた試料を硝酸で湿式灰化し、ろ過残渣を植物ケイ酸体として抽出した。この粒子を超音波処理により分散させ、沈底法および篩捌により、粘土(2 µm未満)、細シルト(2~20 µm)、粗シルト(20~50 µm)、砂(50 µm~2 mm)(USDA法)に分画した。...

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  • 豪雪地域に植栽した19年生ブナの成長から見た事前調査の重要性

    市原 満, 小山 泰弘 中部森林研究 69 35-36, 2021-05-30

    ...ブナを伐採後にチシマザサが占有した保安林で,帯状筋刈り後にブナを植栽した。今回19 年生のブナを調査した結果,筋刈りした施業区よりもササを残した無処理区でブナの樹高が高かった。加えてブナを含む高木性広葉樹は,施業区及び無処理区のどちらもブナの植栽本数を上回っており,当地では筋刈りとブナの植栽は不要だった可能性が指摘できた。...

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  • 温帯性および亜熱帯性ササ類の氷核活性物質の探索

    久保 光, 石川 雅也, 松下 範久, 福田 健二 日本森林学会大会発表データベース 132 (0), 416-, 2021-05-24

    ...本研究では亜熱帯性ササ類2種(トウチク、スホウチク)と温帯性ササ類2種(チシマザサ、ミヤコザサ、スズタケ)の氷核活性物質を探索し、物質の物理的、化学的性状を調べた。亜熱帯性ササ類2種と温帯性ササ類3種の稈と葉身を蒸留水に浸漬・脱気して得た抽出液の氷核活性を測定したところ、高い氷核活性が認められた。すなわち、いずれの種も表面またはアポプラストに遊離性の高い氷核活性物質をもつことが示された。...

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  • 岩手県のブナ択伐天然更新施業地における伐採30年後までの森林動態

    杉田 久志, 高橋 利彦, 酒井 敦, 八木橋 勉, 櫃間 岳, 高橋 和規, 大谷 達也 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 120-, 2020-05-25

    ...林床ではチシマザサが密生するが、刈払いなど更新補助作業は行われなかった。伐採9年後の1998年に強度伐採区(保残木被覆率6%)、弱度伐採区(54%)、対照区(91%)にそれぞれ50m×30mプロットを設置して毎木調査、実生・ササ調査を行い、伐採20年後、30年後にも測定した。対照区では高さ30cmに達する前にブナ稚樹が消滅していた。...

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  • 森林火災後の掻き起こし地ダケカンバ若齢林の生存状況

    速水 将人, 中田 康隆, 鳥田 宏行 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 174-, 2020-05-25

    ...ダケカンバ若齢林を含め約215haの森林が焼損した.本研究では,火災が掻き起し地のダケカンバ林に与える影響を検証するため,火災の約6ヶ月後に2プロット(10×50, 20×20)を設置し,林床植物やリターの火傷痕を調査するとともに,ダケカンバ全個体(N = 112,115)のDBH,幹の火傷痕の高さ,生死を調査した.その結果,リターの火傷痕は0.5-2.1cmの表層部にのみ認められ,林床植物の優占種チシマザサ...

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  • 北海道のササ地土壌中に含有する植物ケイ酸体の粒径分布

    梅村 光俊, 橋本 徹, 伊藤 江利子, 相澤 州平, 岡本 透, 鳥居 厚志 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 830-, 2020-05-25

    ...北海道内のチシマザサあるいはオクヤマザサの自生地にて採取された表層土壌(深さ0~5 cm)を供試料とし、有機物分解、脱鉄処理した後、砂(200 µm~2 mm、100~200 µm、50~100 µm)、シルト(20~50 µm、2~20 µm)、粘土(2 µm未満)に分画した。さらに、これらの粒子(粘土を除く)を重液を用いて比重分画し、植物ケイ酸体を抽出した。...

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  • チシマザサにおける氷核活性物質の探索

    Kubo Hikaru, 石川 雅也, 松下 範久, 福田 健二 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 471-, 2020-05-25

    ...そこで、チシマザサの葉と稈を季節ごとに採取し、組織間等における氷核活性物質の存在と、その物理的、化学的性状を明らかにした。チシマザサの稈と葉身を浸漬減圧後、遠心することで組織内のアポプラストおよび表面に由来する抽出画分を得た。本画分に対し、濾過処理、加熱処理、エタノール処理、タンパク質変性剤処理などを行ったのち、純水に添加、凍結温度を測定することで氷核活性を調べた。...

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  • 蔵王連峰のオオシラビソ林で発生した集団枯損の広域把握と枯損後の更新

    千葉 翔, 河津 祥太郎, 林田 光祐 日本森林学会誌 102 (2), 108-114, 2020-04-01

    <p>林床にササが優占する蔵王連峰のオオシラビソ林では,穿孔性昆虫による局所的な集団枯損が発生している。本研究では,山形県側に分布する528 haの同種の森林を対象に,衛星画像を用いて各50 mメッシュ内にある個体の枯損率を調べ,GISにより集団枯損の分布と対応する立地を検討した。枯損率60%以上のメッシュが集中する地区は大別して3カ所あり,その大部分は高標高域の西側斜面に位置していた。しかし,…

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献3件 参考文献7件

  • ブナ林下層に生育するチシマザサ(<i>Sasa kurilensis</i> Makino et Shibata)の群落構造に影響を与える環境要因

    呉 崇洋, 田中 凌太, 藤好 恭平, 服部 一華, 赤路 康朗, 廣部 宗, 坂本 圭児 日本緑化工学会誌 45 (1), 103-108, 2019-08-31

    ...本研究はブナ林の下層を優占するチシマザサの群落構造に影響を与える環境要因について検討した。その結果,凹地形でチシマザサの地際直径が小さかったのは,凹地形では表土移動が起こりやすいためと考えられた。ホオノキ林冠下とミズメ林冠下の方がブナ林冠下よりチシマザサの稈密度が高く地上部乾重が大きかったのは,フェノロジカルギャップがその一因であると考えられた。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献6件

  • 日本産イネ科ササ亜連における若干の分類学的再検討

    小林幹夫 植物研究雑誌 94 (4), 242-254, 2019-08-20

    ...,変種の上位分類群への統合,ならびにササ属における3複合体:チシマザサ節―チマキザサ節交雑複合体,アマギザサ節―ミヤコザサ節交雑複合体,ミヤコザサ節―チマキザサ節交雑複合体の記述である.</p>...

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  • 東中国山地におけるシカの食害によるササ枯れプロセスの解明

    吉田 航平, 藤木 大介, 大住 克博 日本森林学会大会発表データベース 130 (0), 313-, 2019-05-27

    ...両種のササの食害に対する応答には分枝様式が強く関与しており、食害の受けやすい高さで分枝するチシマザサと比較し、下部から分枝するチマキは枯死に至りにくいと考えられた。</p>...

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  • オクシリエビネ(ラン科)の新産地および生育環境

    佐藤広行, 伊藤美穂子, 加藤康子 植物研究雑誌 93 (4), 278-286, 2018-08-20

    ...やクマイザサの密生する場所では個体数が少なく,下層植生が刈られたスギ植林地の方が個体数が多いことが分かった.このことから,チシマザサを刈り払って光環境を改善させれば,オクシリエビネの個体数を維持または回復することが可能であることが示唆された....

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  • 気候変動に対する高山植物の応答

    工藤 岳 日本地理学会発表要旨集 2017s (0), 100089-, 2017

    ...また、森林帯に分布中心を持つチシマザサの分布域が急速に拡大し、高山植物群落への侵入が加速していることが示された。ササのような競合種の分布拡大は、高山植物群落の種多様性を低下させると危惧される。高山植物の種数はササの密度増大に伴い急速に減少し、ササの除去によって回復することが実験的にも示された。...

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  • 小型自走式草刈り機の林地導入への可能性

    渡辺 一郎, 八坂 通泰, 対馬 俊之, 巻口 公治, 寺島 幸弘, 山田 健, 佐々木 尚三 日本森林学会大会発表データベース 128 (0), 144-, 2017

    ...ただし、残材を除去した場合、肩掛け式刈払い機による作業の5~14倍の作業功程となる可能性が示され、その場合、チシマザサ(高さ2m)でも、30度近い傾斜地でも作業可能であることが分かった。歩行型刈払い機については、乗用型小型刈払い機同様に残材と根株が作業の支障となることが認められたが,比較的小回りが効くため下刈り作業にも使えるなど作業領域が広かった。...

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  • チシマザサの地下茎の水収支:地下茎で水は双方向に動く

    角田 悠生, 小澤 嘉乃, 加藤 悠希, 水永 博己 日本森林学会大会発表データベース 127 (0), 315-, 2016

    ...タケ科ササ属のチシマザサ(<i>Sasa kurilensis</i> )は、樺太、千島列島から鳥取県まで分布し、北海道、本州の日本海側などの多雪地域の冷温帯から亜高山帯の林床における優占種である。チシマザサは、密な群落を形成し林床を被覆するため、他の植物の定着や更新に強い影響力を持つことが知られている。...

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  • 地球温暖化によって高山生態系(植生)に生じる「レジームシフト」の数理モデル解析3

    矢吹 哲夫 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 3176-3176, 2016

    ...<p>北海道大雪山の高山生態系(植生)に見出されている急速な植生遷移(バイオマスが大きいチシマザサの分布拡大が、他の高山植生の存続を抑制している事実)に対して、水ダイナミクスに基づく数理モデル解析を行ない、近年様々な分野で注目されているcritical transition としてのレジームシフトを特徴づけるヒステリシスのパラメータ解析とその解析に基づくレジリエンスのパラメータ解析について、これまでの...

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  • 高齢トドマツ人工林における下層植生の多様性

    明石 信廣, 新田 紀敏, 雲野 明, 対馬 俊之, 大野 泰之 日本森林学会大会発表データベース 125 (0), 123-, 2014

    ...方形区は非計量多次元尺度法(NMDS)によって1) チシマザサが密生するタイプ、2) 林床植生の被度が低いタイプ、3) キク科やタラノキ、ウダイカンバなど遷移初期種が多く出現するタイプ、4) イワガラミやツタウルシ、草本類が多く出現するタイプ、5) シダ類や草本類が多く出現するタイプに区分された。...

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  • チシマザサの稈直径別水ストレスの評価

    角田 悠生, 王 権, 水永 博己 日本森林学会大会発表データベース 125 (0), 326-, 2014

    ...本研究では、稈直径とタケ・ササ類の稈寿命が大きく関わっていると考え、日本海側多雪地域における主要な下層植生である、チシマザサ(<i>Sasa kurilensis</i>)の稈直径が稈寿命に及ぼす影響を明らかにすることを目的とした。...

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  • 植物珪酸体含量からみたブナの生育と土壌性状との関係

    吉田 真弥, 加藤 早百合, 坂上 伸生, 渡邊 眞紀子 日本地理学会発表要旨集 2013s (0), 267-, 2013

    ...鳥海山の西麓斜面には冷涼多雨を反映して、矮小性のブナ-チシマザサ群落からブナ・ミズナラ混成林、ミズナラ群落に至る森林の垂直成帯分布がみられ、これらとほぼ対応するように土壌は高標高地のポドゾル性土から低標高地の淡色黒ボク土へ移行しながら発達している。...

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  • チシマザサの稈は林縁で長寿命である

    角田 悠生, 王 権, 水永  博己 日本森林学会大会発表データベース 124 (0), 489-, 2013

    ...新潟県苗場山標高900mに生育するチシマザサを対象に、林外、林縁、林床の異なる光環境下での寿命を調査したところ、林縁、林床、林外の順で長寿命であった。そこで本研究では、この異なる光環境下での寿命の差違に着目し、チシマザサの物質生産特性や生態的構造の視点からなぜチシマザサは林縁で長寿命であるのかを考察した。...

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  • 鳥海山西麓斜面におけるブナの生育に着目した移行帯での森林立地特性

    加藤 早百合 日本地理学会発表要旨集 2012s (0), 100176-, 2012

    ...背景と目的<br>鳥海山西麓のなだらかな斜面には、高標高地にはブナ-チシマザサ群落と中腹にはミズナラ群落がひろがり、豊かな植生が観察できる。中村ほか(1991)によれば、境界では隣接部分の差異や両者の機能関係に由来する各種の事象が指摘され、特異な生物群集が認められる場所でもあるとしている。...

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  • チシマザサ葉身及び葉鞘における凍結挙動の解析

    深見 伶子, 山本 浩二, 奥島 里美, 栗山 昭, 石川 雅也 低温生物工学会誌 57 (1), 71-76, 2011

    Most of the leaf tissues of cold hardy bamboos employ deep supercooling as the mechanisms of cold hardiness. Their mechanisms of deep supercooling and freezing injury still remain unknown. Here, we …

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 鳥海山西麓斜面における森林立地と土壌性状の関係

    加藤 早百合, 坂上 伸生, 渡邊 眞紀子 日本地理学会発表要旨集 2011s (0), 210-210, 2011

    ...背景と目的<BR> 本研究では,ブナおよびブナ林を構成する樹種に着目しながら,ブナ-チシマザサ群落とミズナラ群落との境界における森林立地と土壌性状との関係を調査した.中村ほか(1991)によれば,境界には分布を制限する働きもあるが,異質な空間が隣接して相互に作用しあう場所でもあり,漸移する幅広い帯で示されることもある.このような地帯では,隣接部分の差異や両者の機能関係に由来する各種の事象が生じるとされており...

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  • 飯豊山地における過去40年間の「お花畑」の種組成変化

    新井 教之, 吉田 圭一郎 日本地理学会発表要旨集 2011s (0), 173-173, 2011

    ..._III_ 結果と考察  過去40年間で飯豊山地を取り巻く気象条件に大きな変化は見られなかった.しかし,DCAを用いて40年前と現在の「お花畑」を比較した結果,種組成の変化が認められた(図1).ハイマツ,ガンコウラン,アオノツガザクラ,ウラシマツツジ,チシマザサの出現頻度が増加し,シラネニンジンやイワカガミの出現頻度が低下した.コミヤマカタバミ,タテヤマスゲが見られなくなり,タカネナデシコ,ミヤマキンポウゲ...

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  • 中国山地における鉄穴流し跡地に成立したオニグルミ林植生

    日置 佳之, 長澤 良太, 司馬 愛美子, 中山 詩織 日本地理学会発表要旨集 2010s (0), 36-36, 2010

    ...<BR><BR> <B>結果と考察</B><BR>  3層の植生図の重ね合わせで,56組の組合わせができた.そのうち,全体に占める面積の割合が上位25組の組合わせに水域を加えた26組を全層植生図の凡例とした.面積は,イヌシデ・クリ-チシマザサ-ササノハスゲ(15.5%)が最も広く,次いでオニグルミ-チシマザサ-ササノハスゲ(11.8%)が広かった.地形は,尾根谷度が小さいほど緩傾斜であり,尾根谷度が...

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  • 白神山地における地生態学図の作成

    佐藤 浩 日本地理学会発表要旨集 2010s (0), 30-30, 2010

    ...:上流からの流送土砂の影響, <B>10:</B> チシマザサ:緩慢な土砂移動の影響, <B>11:</B> チシマザサ:古期斜面, <B>12:</B> 高茎草本, <B>13:</B> 灌木・裸地:雪崩の影響, <B>14:</B> 灌木・裸地:河川の影響, <B>15:</B> 灌木・裸地:崩壊の影響, <B>16:</B> 灌木・裸地:古期斜面...

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  • 奥利根・奥只見の湿原における植生変化の比較検討

    安田 正次, 大丸 裕武 日本地理学会発表要旨集 2010s (0), 94-94, 2010

    ...現地調査の結果、平ヶ岳ではチシマザサとハイマツが湿原へ周囲から侵入しており、会津駒ヶ岳では、チシマザサが周囲から侵入し、コバイケイソウが比較的大きい面積に渡り繁茂している部分が認められた。尾瀬ヶ原では、湿原の内部に流れている川の周辺林、すなわち拠水林周辺からチシマザサやヤマドリゼンマイなどが湿原へ広がっていた。...

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  • 長野県黒姫山の亜高山帯に成立する高山性植物群落の立地条件

    石井 浩之, 中田 誠, 加々美 寛雄, 平 英彰 植生学会誌 26 (1), 21-32, 2009

    ...TWINSPANの解析によって区分された各群落は,斜面下部から上部へ向かって順に,チシマザサ群落,コメバツガザクラ-ミネズオウ群集,コケモモ-ハイマツ群集,アカミノイヌツゲ-クロベ群集(オオシラビソ群集のコメツガ亜群集),オオシラビソ群集に相当すると考えられた.<BR>  3. ...

    DOI Web Site 参考文献46件

  • 東日本における湿性草原の植生変化

    安田 正次, 大丸 裕武 日本地理学会発表要旨集 2009s (0), 7-7, 2009

    ...これらの地点では、湿性草原の周囲からチシマザサなどが侵入し、面積を縮小させていた。一方、変化率が低いのは尾瀬ヶ原や天狗の庭で、これらは凹地状の地形となっている。植生は高層湿原と共通種が多い。これらの地点では湿性草原に侵入しているのはダケカンバなどの木本であった。<br>  以上から、湿性草原の縮小傾向は涵養の状況との関連が考えられた。...

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  • 放牧牛がブナ林内ササ植生中のスギ稚樹の生残と生育に及ぼす影響

    福田 栄紀, 須山 哲男, 澁谷 幸憲, 八木 隆徳, 目黒 良平 日本草地学会誌 55 (2), 132-140, 2009

    ...放牧牛がチシマザサ(以下,ササとする)優占植生中のスギ稚樹の生残に及ぼす影響を調べた。放牧共用林野内のスギ人工林に隣接するブナ林の空隙地に,禁牧区と放牧区を設定し,両区で放牧牛がササの生育,およびスギ稚樹の光環境,生残と樹高伸長に及ぼす影響を5年間比較した。禁牧区では,ササの被度と高さは急増して相対光量子束密度は低下し,スギ稚樹の生存率は禁牧3年目で急減した。...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 参考文献31件

  • 旧河道の乾陸化にともなう立地環境の変化と陸上植生

    阿部 亮吾 日本地理学会発表要旨集 2008s (0), 142-142, 2008

    ...<BR> (2)旧河道内部の植生分布を規定する要因<BR>  分断後60年以上経過した旧河道では、地表面の高い場所から低い場所にかけて木本種はハルニレ・ハシドイ、ヤチダモ、ケヤマハンノキ・エゾニワトコの順に配列し、林床植生はエゾチシマザサ、トクサ、エゾイラクサ、カブスゲ(ヤチボウズ)、オオカサスゲの順に配列した。この配列は、北海道の後背湿地に成立する湿地林の乾燥から湿潤に向かう配列と一致した。...

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  • <I>Dinemasporium</I> 様菌類の分類学的研究

    佐藤 玄樹, 田中 和明 日本菌学会大会講演要旨集 52 (0), 105-105, 2008

    ...:</B> 北海道利尻島において, チシマザサ稈鞘上に採集. 本属は世界で11種 (変種を含む) が記載されている. 本菌は無色の分生子の両端に粘液性の付属物を有する点で<I>Koorcharoma</I> 属菌であると考えられるが, 種レベルで正確に同定するためにはさらなる検討が必要である.  ...

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  • 航空写真を用いた山地湿原の面積変化の検出

    安田 正次, 大丸 裕武 日本地理学会発表要旨集 2008s (0), 140-140, 2008

    ...<br> 安田正次・沖津進 2001.上越山地平ヶ岳湿原の乾燥化に伴うハイマツ・チシマザサの侵入. 地理学評論74:709-719.<br> 安田正次・沖津進 2006.上越山地における積雪の長期変動. 地理学評論79;503-515.<br> 安田正次・大丸裕武・沖津進 オルソ化航空写真の年代間比較による山地湿原の植生変化の検出. 地理学評論80:842-856....

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  • 航空写真による山地湿原の植生変化の検出

    安田 正次, 大丸 裕武 日本地理学会発表要旨集 2006s (0), 133-133, 2006

    ...以上より、1965年から1999年の35年間で植生が変化して湿原が縮小している事が航空写真より認められ、植生の変化は主にチシマザサが湿原内へ進入することによるものであると確認された。湿原周囲には今回航空写真で確認できた場所以外にも多くの部分でチシマザサが繁茂しており、1965年の航空写真でもチシマザサが生育していると考えられる色調の部分が多数見られる。...

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  • ササ・タケ類赤衣病菌 <I>Stereostratum corticioides</I> の生活環について.

    和泉 恵介, 長尾 智萌, 原田 幸雄 日本菌学会大会講演要旨集 50 (0), 74-74, 2006

    ...チマキザサとメダケの葉鞘裏面から注射接種した結果,それぞれ2ヶ月後に初期病徴の黄色筋が葉鞘表皮に現れ,3ヶ月後に冬胞子堆が形成された.チマキザサの罹病葉鞘を1枚ずつ剥いでいくと,葉鞘裏面から発病しているのが確認された.また,メダケの罹病葉鞘を剥いだところ,内部の稈には発病が認められなかった.これらのことから,赤衣病菌の夏胞子は節部に加え,葉鞘裏面からも感染することが明らかとなった.(2) 担子胞子をチシマザサ...

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  • 多雪地の皆伐跡地における更新作業の違いが森林の種組成と更新木の密度に及ぼす影響

    長谷川 幹夫 森林立地 47 (1), 9-20, 2005

    ...一方,チシマザサの強度の優占や除草剤散布による草本類の枯死は,種多様度を低くする要因であった。8年生から13年生までの変化をみると,上層木が成長し,いくつかの先駆種が消滅して森林の階層化が進んだ。除草剤散布部分では草本の回復は,まだ認められなかった。人工更新地での作業(植栽と下刈り)は,ササを極端に優占させたり,草本植物を枯死させたりすることなしに,高い更新密度を得るという特徴があった。...

    DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献35件

  • 本州中部・奥鬼怒地域における冷温帯性自然林の主要構成樹種およびササ植物の分布と積雪傾度の関係

    津山 幾太郎, 上條 隆志, 小川 みふゆ, 松井 哲哉, 福田 廣一 日本生態学会大会講演要旨集 ESJ52 (0), 479-479, 2005

    ...<br>分類樹モデルによる解析の結果,主要構成樹種とササの分布は,1)標高によって分布が規定される種(イヌブナ,オオモミジ,サワシバ,ミズナラ,コメツガ,クロベ,ハウチワカエデ,ブナ,チシマザサ,クマイザサ),2)積雪と標高の両傾度によって分布が規定される種(アスナロ,シウリザクラ,ミヤコザサ,スズタケ),3)全域的に分布する種(ウラジロモミ,トチノキ)の3タイプに大別された.シウリザクラやアスナロ...

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  • カラマツ若齢林の炭素循環機能に関する観測研究プロジェクト

    菅田, 定雄, 高木, 健太郎, 北條, 元, 浪花, 彰彦, 高橋, 廣行, 小塚, 力, 野村, 睦, 林業技能補佐員一同, 杉下, 義幸, 芦谷, 大太郎, 秋林, 幸男 北方森林保全技術 22 1-5, 2004-10-31

    ...対象地域の主要樹種はミズナラ・トドマツ・ダケカンバ・シラカンバ・エゾマツであり、林床にはクマイザサ・チシマザサが繁茂している。炭素循環モニタリングは大きく、1)気象観測タワーを利用した渦相関法による二酸化炭素フラックスモニタリング、2)量水堰を利用した河川水量・水質モニタリング、3)バイオマス変化モニタリングの3つからなる。フラックスモニタリングは高度30mの観測タワー最上部において行っている。...

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  • 立山アルペンルート沿線におけるブナの植栽と事後経過

    石田 仁 日本緑化工学会誌 29 (4), 503-506, 2004

    ...森林衰退箇所の林床植生は,クマイザサが密生するタイプと,チシマザサが密生するタイプが認められた。群落高は,前者が約1 m,後者が約2 m であり,群落内部の相対光量は両者ともにおおむね5% 以下であった。ブナの植栽苗が相対光量30-40% を確保できるように,最小限度の林床植生の刈払いを行い植栽を実施した。...

    DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献13件

  • 栗駒山におけるオオシラビソ小林分の齢構成

    若松 伸彦, 菊池 多賀夫 日本生態学会大会講演要旨集 ESJ51 (0), 416-416, 2004

    ...<br>  オオシラビソ林の林床は、表層物質が厚く堆積し、チシマザサが卓越するササ型林床と、岩塊が表層に剥き出しになり、コケがその上を覆っているコケ型林床の2タイプが存在した。どの林分内も、齢構成は実生の数が多く高齢木になるにつれて個体数が減少する逆J字型の構造であった。また,連続的な齢構成を示し、250年を超える個体も広い範囲で確認された。...

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  • 知床岬の海岸草原植生の変化

    石川 幸男, 佐藤 謙 日本生態学会大会講演要旨集 ESJ51 (0), 33-33, 2004

    ...クマイザサとチシマザサも現存量が著しく減少した。一方、1980年初頭までには6種のみだった外来種、人里植物は、2000年には20種が確認された。また、シカの不食草であるハンゴンソウとトウゲブキが群落を形成し、外来種のアメリカオニアザミも急速に群落を拡大しつつある。...

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  • 北海道北部のダケカンバ林に対する林床チシマザサ除去の影響 -林冠構造,林内光環境そして林冠木の動態

    加藤 京子, 小林 剛, 西村 誠一, 植村 滋, 高橋 耕一, 石井 弘明, 小野 清美, 隅田 明洋, 原 登志彦 日本林学会大会発表データベース 115 (0), P5063-P5063, 2004

    ...そこで、本研究では、北海道北部の林床にチシマザサが繁茂するダケカンバ二次林において、チシマザサ除去区を設けて以下の疑問を明らかにすることを目的として調査を行った:ササは1)林冠木の成長と個体群動態、2)林冠構造および林内の光環境に影響を持っているのか? <BR>調査地と方法<BR> 北海道大学雨龍研究林(母子里)のダケカンバ二次林で調査を行った。...

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  • 一斉開花後8年間のチシマザサ個体群の動態ー非開花集団に注目して

    蒔田 明史, 阿部 みどり, 箕口 秀夫, 中静 透 日本林学会大会発表データベース 115 (0), C08-C08, 2004

    ...<BR> 本発表では、従来あまり注目されなかった一斉開花時の非開花集団に注目しながら、一斉開花枯死後8年間にわたるチシマザサ個体群の動態を報告する。<BR><B>2.調査地及び方法</B><BR> 調査地は秋田県鹿角市、十和田湖南岸域甲岳台付近のブナ林である。1995年、この地域一帯のチシマザサは、10数平方キロにわたって一斉開花し枯死した1)。...

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  • 択伐施業下の針広混交林における林床植物種の分布パターン

    野口 麻穂子, 吉田 俊也 日本生態学会大会講演要旨集 ESJ51 (0), 434-434, 2004

    ...第1軸に沿って、緩傾斜地にはクマイザサが、より傾斜の急な地点にはチシマザサが優占する植生が多く分布し、さらに急峻な地点ではササを含まない植生が出現する傾向がみられた。種多様度(種数・H’)は、クマイザサが優占する地点よりチシマザサが優占する地点で有意に高かった。一方、上層木の攪乱履歴は種多様度・DCA軸と有意な相関を示さなかった。...

    DOI

  • 北海道北部のダケカンバ林に対する林床チシマザサ除去の影響

    小林 剛, 加藤 京子, 植村 滋, 小野 清美, 石井 弘明, 三木 直子, 隅田 明洋, 原 登志彦 日本林学会大会発表データベース 115 (0), P5062-P5062, 2004

    ...筆者らのグループは,北海道北部のダケカンバ二次林(北海道大学 雨龍研究林)の林床に優占するチシマザサ群落の刈取りによる除去が,林冠木の直径成長を増加させることを見いだした(Takahashi et al. 2003)。しかし,その直径成長と関わりが深いと考えられる林冠部の生理生態的な特性については不明な点が残されていた。...

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  • 山地帯落葉広葉樹林における植物群集の構造と地形の関係

    丹羽 花恵 日本林学会大会発表データベース 115 (0), P3034-P3034, 2004

    ...結果と考察:上層群集、下層群集、各々47区画に対し、構成種の相対優占度から郡間距離を求め、郡平均法によりクラスター分析したところ、上層は1ウダイカンバ、2サワグルミ、3トチノキの3タイプに、下層は、4クマイザサ、5チシマザサ、6ウワバミソウ,チシマザサ、7ジュウモンジシダの4タイプに分類された。上層では、上部斜面域のほとんどが1であり、下部斜面域のほとんどが2・3であった。...

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  • 分布最北限ツバメの沢ブナ林における構成種の個体群動態と植生構造の変化

    小林 誠, 森山 輝久, 渡邊 定元, 北畠 琢郎 日本林学会大会発表データベース 115 (0), P5003-P5003, 2004

    ...また林分別に検討したところ、各林分とも、チシマザサの優占度の減少がみられ、ブナ_-_チシマザサ群集および群団標徴種の優占度および種数の増加がみられた。また、チシマザサの優占度の減少やオオカメノキの優占度の増加は、林冠のうっ閉にともなう林内光環境の変化が示唆され、ブナ個体群の成熟段階に応じた植生構造の存在が検出された。...

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  • 奥羽山系放牧共用林野における可食部現存量および栄養価の分布

    杉山 みどり, 佐藤 衆介, 安江 健, 出口 善隆, 菅原 和夫 日本草地学会誌 50 (3), 294-299, 2004

    ...チシマザサ,スゲ類,フキ,草本類,木本類,ツル植物類が出現したがその構成比は林班ごとに大きく異なった。林野全体の平均可食部現存量は乾物133g/m^2で,牛群の推定行動圏内には全頭の放牧期間中要求量の約28倍が常時存在した。林野全体の平均乾物中粗蛋白質並びに粗繊維含有率はそれそれ11.9並びに19.2%と必要量を満たしていた。...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献7件 参考文献13件

  • 西南日本におけるタケ・ササのタケノコを食樹とするヤガ科幼虫

    今村 彰, 井上 升二, 山口 修 やどりが 2003 (198), 21-27, 2003

    ...チシマザサからは1個体の雌が羽化し、それはヤガ科のサッポロチャイロヨトウであった。サッポロチャイロヨトウの食樹がチシマザサであることが判明した。この3種のヤガ科の穿孔性幼虫においては、羽化にまで至らなかったどの幼虫段階および蛹にもハチやハエの寄生を示すものはみられなかった。...

    DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献23件

  • 山地帯の針広混交林における下層植物群落の構造と管理

    長谷川 幹夫, 吉田 俊也, 平 英彰 日本林学会大会発表データベース 114 (0), 436-436, 2003

    ...代表種は,タイプ1でクマイザサ,2でクマイザサとチシマザサ, 3でノリウツギ,コシアブラ,4でハイイヌツゲ,ウワミズザクラ,5でサワフタギであった。立地をみると,1__から__3は適潤,4,5はやや湿性であった。各階層の構造に関する各種パラメーター間の相関関係を検討した。上層木の基底面積は,下層の種多様性,稚幼樹密度には影響を与えていなかった。...

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  • 野ネズミによるササへのクリッピングが樹木の更新に与える影響

    関谷 浩, 箕口 秀夫, 阿部 みどり 日本林学会大会発表データベース 114 (0), 157-157, 2003

    ...調査地の林床に優占していたチシマザサは1996年に一斉枯死し、その後更新、回復したが、2002年春に調査面積の3%にあたるRCサイトが確認された。樹木実生の発生・消長パターンを明らかにするため20ヶ所のRCサイトに63個の1m×1mのコドラートを設置し、発生した樹木実生を個体識別、追跡調査した。調査は5月から9月にかけて計6回行った。...

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  • クマイザサが優先する林地での北海道和種馬放牧試験

    鷹西, 俊和, 秦, 寛, 佐藤, 冬樹, 吉田, 俊也, 竹田, 哲二, 上浦, 達哉, 阿部, 一宏, 中嶋, 潤子, 大森, 正明, 森田, 俊雄, 高橋, 廣行 北方森林保全技術 20 18-21, 2002-11-29

    ...積雪地に広く分布しているチシマザサやクマイザサは、しばしば高さ2m以上にも達し、造林更新施業上の障害となっている。一方、日高地方など太平洋岸の少雪地域では、ミヤコザサが馬の飼料として利用されてきた。しかし、ササのこのような活用事例はミヤコザサが分布しない道北地方ではみられない。...

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  • チシマザサーブナ群団分布の地理的特徴

    佐久間 陽之, 野堀 嘉裕, 高橋 教夫 GIS‐理論と応用 10 (1), 1-7, 2002

    TIn this research, we have grasped the relationship between latitude, longitude, and altitude about distribution pattern of "Sasa kurilensis-Fagus crenata alliance" (sasabeech forest) at 13 mountain …

    DOI

  • 上越山地平ヶ岳湿原の乾燥化に伴うハイマツ・チシマザサの侵入

    安田 正次, 沖津 進 Geographical Review of Japa,. Ser. A, Chirigaku Hyoron 74 (12), 709-719, 2001

    ...上越山地平ヶ岳頂上部の湿原において乾燥化に伴う非湿原植物の侵入を明らかにするため,湿原とその周囲の植生分布を調査した.湿原の境界域にはハイマッとチシマザサが分布し,それらは湿原に侵入していた.まずハイマッが湿原内に侵入し,それがその後にチシマザサが侵入可能な環境を形成すると推察された.チシマザサは湿原の乾燥化を助長させていると考えられた.以上から,湿原に侵入したハイマッは後にチシマザサなどの植物に生育場所...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献8件 参考文献24件

  • 植物珪酸体組成と植物生体量との関係

    高地 セリア好美, 近藤 錬三, 筒木 潔 第四紀研究 40 (4), 337-344, 2001

    The present methods of opal phytolith analysis still limits an accurate reconstruction of past environment. In this paper opal phytolith assemblage and its relation with plant biomass was studied. …

    DOI Web Site 参考文献18件

  • ミクラザサ(イネ科:タケ亜科)の花の形態と種ランクへの変更

    小林幹夫 植物研究雑誌 75 (4), 241-247, 2000-08-20

    ...<p>1997年春に伊豆諸島・御蔵島で起きたミクラザサ個体群の一斉開花・結実によって,それまで知られていなかった花や穎果の形態を詳細に観察する機会を得た.その検討結果に基づいてミクラザサをチシマザサの変種から独立種とするランクの変更を行った....

    DOI

  • 落葉性広葉樹二次林におけるササ現存量と稚樹の成育様式

    岩本 慎吾, 佐野 淳之 日本林學會誌 80 (4), 311-318, 1998

    ...チシマザサの桿密度(平均±標準偏差)は23.4±9.Om<SUP>-2</SUP>,桿高は121.0±14.9cm,乾燥重量は453.9±260.5g•m<SUP>-2</SUP>であった。稚樹の分布様式は集中分布で,ササ現存量と負の分布相関を示した。稚樹の樹齢構造より,ウリハダカエデとミズナラに比べ,イタヤカエデ,コハウチワカエデ,ヤマモミジ,ウワミズザクラは耐陰性が高いと考えられた。...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献7件 参考文献39件

  • チシマザサとクマイザサの稈高と地上部•地下部器官量の変化

    矢島 崇, 渡辺 訓男, 渋谷 正人 日本林學會誌 79 (4), 234-238, 1997

    ...ササ群落の稈高が連続的に変化する場所において,稈基繁殖型であるチシマザサと地下茎繁殖型であるクマイザサを対象とし,稈枝•葉•地下茎•稈基などの器官量の稈高にともなう変化について明らかにした。また器官量間の関係を両種で比較して,稈高が制限されるような場所での両種の形態の可塑性を検討した。調査区の平均稈高はチシマザサでは59~261cmでクマイザサでは30~107cmであり,斜面上部ほど低かった。...

    DOI 日本農学文献記事索引 HANDLE ほか1件 被引用文献8件 参考文献16件

  • 北海道西部におけるヤブサメの繁殖生態

    KAWAJI Noritomo, KAWAJI Kimiko, HIROKAWA Junko 日本鳥学会誌 45 (1), 1-15, 1996

    Breeding ecology of the Short-tailed Bush Warbler <i>Cettia squarneiceps</i> was investigated in western Hokkaido during five seasons (1990-1994). The first arrival and first egg-laying dates were …

    DOI 被引用文献8件

  • キジバトの地上営巣

    川路 則友 山階鳥類研究所研究報告 26 (2), 137-139, 1994

    ...年5月29日に,札幌市郊外の森林総合研究所北海道支所の実験林内にあるシラカンバ•ミズナラを主体とする山火再生天然広葉樹林において,抱卵中のキジバトの地上巣を発見した.そののち5月30日に1羽,31日にもう1羽が孵化し,6月13日と翌14日に無事2羽の雛が巣立った.地上巣付近における植生環境として,高木層にはシラカンバとシナノキ,低木層にはノリウツギがあるが,それほど多くなく,林床植生として丈の高いチシマザサ...

    DOI

  • ササ群落形態の厳冬期環境指標としての可能性

    笹, 賀一郎, 小宮, 圭示, 上浦, 達哉 北海道大学演習林試験年報 9 14-15, 1991-08

    ...山地利用や森林造成の指標とするために、北海道北部地域に分布するチシマザサ・クマイザサ群落の形態と冬期に受ける被害や復活形態との関連を調査してきた。本報告では、これまてに明らかになってきた事項と、研究の意義などについて、整理をおこなってみた。...

    HANDLE

  • チシマザサの種子の発芽・成長と侵入樹木の成長

    工藤, 弘, 氏家, 雅男 北海道大学演習林試験年報 9 8-9, 1991-08

    ...筆老らは枯死したチシマザサの消滅の経過、結実した種子の発芽・成長と増殖の様式、チシマザサ以外の植物の更新について、長期間にわたり観察することを目的として、自然枯死したチシマザサ群落内に固定プロットを設定した。...

    HANDLE

  • ササの資源化に関する研究 : とくに和紙風手すき紙の製造

    川瀬, 清, 田中, 勇 北海道大学演習林試験年報 3 10-11, 1986-03

    ...ササの資源化に関する研究は、第1報チシマザサ稈の理学的性質を報告して以来、第2報利用の基礎となる稈と葉の性質(英文)、第3報 アルカリ法による幼軟稈のパルプ化(英文)、第4報 幼稈のパルプ化と生長過程における稈の組織の変化(英文)と順調に進んている。...

    HANDLE

  • 天然更新補助作業の状況について

    松本, 吉夫, 橋本, 慶彰 北海道大学演習林試験年報 2 88-90, 1985-03

    ...雨竜地方演習林にはチシマザサ・クマイザサ等の密生する末立木地が、約4,000haが点在している。このようなところでは、樹木の種子が落下しても落葉層等のために、土層に到達できず、また着床しても笹等に被圧されて枯死し樹木の天然更新は望まれない。そのため当林では昭和2年から人力による地表掻起し更新補助作試験地が設定されている。また昭和11年には小面積ではあるが人力による地表掻起しを施行している。...

    HANDLE

  • ササ試験地の林木更新と土壌

    氏家, 雅男 北海道大学演習林試験年報 1 10-11, 1984-03

    ...北海道の北西部の標高およそ400m 以上の森林は,大型のチシマザサ(ネマガリダケ, Sasa kurilensis)に覆われ,しばしば無立木地を呈している。このようなところは,樹木の種子が落下しても厚い落葉層のため士層に到達せず,またたとえそこへ着床,発芽しても,多くはササの被圧や土壌微生物のために枯死し,林木は更新されない。...

    HANDLE

  • 地表掻起しとブナの更新について

    田中, 勇 北海道大学演習林試験年報 1 26-27, 1984-03

    ...チシマザサ(以下ササ)の地表処理の違いが,その後のササの生長とブナの更新にどのような影響を与えるかを調査した。...

    HANDLE

  • チシマザサの開花枯死後の林床植物の変化について

    工藤 弘 日本林學會誌 62 (1), 1-8, 1980

    ...枯死する前のチシマザサの稈長はプロットI, IVで201~3OOcmであった。美生チシマザサの稈長は1977年プロットIで150~170cm, プロットIVで83~89cmであった。実生チシマザサの稈長が桔死する前の稈長に達するにはプロットIは十数年,プロットIVはプロットIにくらべて環境条件が悪いので二十数年必嬰だと考えられる。...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site

  • 日本産コミヤマカタバミ(広義)に関する植物地理学的および分類学的研究

    寺尾 博 植物分類,地理 30 (1-3), 45-64, 1979

    ...ヒョウノセンカタバミは,主として本州の日本海地域に分布し,チシマザサを伴なったブナ林に多くみられ,長楕円形の〓果をつけ,全体により大型になる点で,コミヤマカタバミ subsp. acetosella var. acetosella から区別される。また本変種は,染色体数が2N=44で,基本数11の4倍体とみなされる。...

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • 尾瀬地方の亜高山帯森林植生と更新

    前田 禎三, 宮川 清 森林立地 17 (2), 18-33, 1976

    ...この地域の林地では,チマキザサやチシマザサなどのササがひろく分布しているが,まとまった針葉樹林の下では,ササの密度はうすい場合が多い。林床植生の特微的な組成種群によって,1)ササ型,2)ササ-ハリブキ-シラネワラビ型,3)ハリブキ-シラネワラビ型,4)ヤマソテツ-コケ型,5)コヨウラクツツジ-コケ型など,5つの林床型を区分した。...

    DOI Web Site 被引用文献2件

  • 独立峯の植物景観

    牧田 肇 東北地理 20 (3), 150-156, 1968

    Mt. Hakkoda-Odake (1584m a.s.l.), is the main peak of the North Hakkdda Mountains, Aomori Prefecture. The peak, like other peaks of these mountains, is nearly conical and has a relative height of …

    DOI Web Site

  • 種子のアミノ酸組成に関する研究 IV

    平 宏和 植物学雑誌 79 (931), 36-48, 1966

    ...ファルス亜科のうちタケ族に属するカンチク, モウソウチクおよびチシマザサ, ダンチク亜科のうちドジョウツナギ族に属するドジョウツナギおよびミヤマドジョウツナギとササクサ族に属するササクサの各種子のアミノ酸組成を, 微生物法により定量するとともに, いままでに検索したイネ科60種の種子のアミノ酸含量の平均値, 変動および相関についての観察をおこなった.<br>2....

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  • 京都大学芦生演習林の森林植生に関する研究 (I) 植生概況と樹種の分布相関について

    吉村 健次郎 日本林學會誌 47 (9), 295-303, 1965

    ...<br> 当地方の森林は大部分日本海型温帯林であって,ブナーチシマザサ群集,トチノキージユウモンジシダ群集,ウラジロガシーヒメアオキ群集,ツガークロソヨゴ群集などが認められる。<br> また毎木調査の結果を二項確率紙を用いて樹種の分布相関について検討してみた所<br> 1) ウラジロガシ林に結びつくものとしてウラジロガシ,アズキナシ,エゴノキ,ソヨゴ,ネジキがあり。...

    DOI

  • 京都大学芦生演習林の森林植生に関する研究 (I) 植生概況と樹種の分布相関について

    吉村 健次郎 日本林學會誌 47 (9), 295-303, 1965

    ...<br> 当地方の森林は大部分日本海型温帯林であって,ブナーチシマザサ群集,トチノキージユウモンジシダ群集,ウラジロガシーヒメアオキ群集,ツガークロソヨゴ群集などが認められる。<br> また毎木調査の結果を二項確率紙を用いて樹種の分布相関について検討してみた所<br> 1) ウラジロガシ林に結びつくものとしてウラジロガシ,アズキナシ,エゴノキ,ソヨゴ,ネジキがあり。...

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  • ササ群落の生態学的研究 V

    大島 康行 植物学雑誌 75 (884), 43-48, 1962

    ...チシマザサ群落の分布要因を解析する第一歩として, 光, 積雪量および温度条件のちがいが現存量におよぼす影響を物質生産の面から解析した. 北海道ワイスホルン山の林内照度を異にする2つのカバ林, チシマザサにおよぼす光条件の影響がしらべられた....

    DOI 被引用文献6件

  • ササ群落の生態学的研究

    大島 康行 植物学雑誌 74 (875), 199-210, 1961

    ...桿の平均寿命が9.2年のチシマザサ群落では最大の約11kg.d.w./m.<sup>2</sup>の現存量を示し, 桿の平均寿命の最小の (1.8年) ミヤコザサ群落では約.5kg.d.w./m.<sup>2</sup>であった (図4,表5). 日本の他の草原群落の現存量に比べて, 前者はかなり大きく, 後者はほぼ似た値であった....

    DOI 被引用文献10件

  • ササ群落の生態学的研究

    大島 康行 植物学雑誌 74 (881-882), 473-479, 1961

    ...<br>チシマザサ群落の示す高い現存量は, おもに高い純生産量と, 純生産量の非同化器官への分配の割合の大きいこと, および非同化器官の寿命が約10年であることによっていることが明らかになった....

    DOI 被引用文献1件

  • ササ群落の生態学的研究

    大島 康行 植物学雑誌 74 (877-878), 349-356, 1961

    ...すでに報告した<sup>1,2</sup>) 北海道ワイスホルン山のおなじチシマザサの純群落地で, チシマザサの葉の光合成能力, 葉の厚さ, および各器官の各年令別の呼吸能力, 含水量を測定した.<br>葉の光合成能力は6月下旬新葉の展開後, しだいに増大し,真の光合成能力は8月に飽和光, 20°で9.0~9.5mg.CO<sub>2</sub>/50cm....

    DOI

  • ササ群落の生態学的研究

    大島 康行 植物学雑誌 74 (876), 280-290, 1961

    ...チシマザサ群落より現存最の小さいニッコウザサ群落でも年純生産量はほぼ同様の値を示した....

    DOI 被引用文献6件

  • 八幌平のブナ林

    苅住 昇 日本林學會誌 38 (10), 394-399, 1956

    ...八幡平のブナ林はブナ=チシマザサ群集に属し,標高500m付近から1100mに及ぶ緩かな山腹斜面こよく発達している。この群集は尾根を占めるハイシキミ亜群集と緩斜面乃至は山腹の凹地に発達するシラネワラビ亜群集に分けられる。また,このブナ=チシマザサ群集とその上部に発達するアオモリトドマツニシラベ群集のゴヨウイチゴ亜群集<sup>21</sup>の間に分布しているダ....

    DOI

  • 八幌平のブナ林

    苅住 昇 日本林學會誌 38 (10), 394-399, 1956

    ...八幡平のブナ林はブナ=チシマザサ群集に属し,標高500m付近から1100mに及ぶ緩かな山腹斜面こよく発達している。この群集は尾根を占めるハイシキミ亜群集と緩斜面乃至は山腹の凹地に発達するシラネワラビ亜群集に分けられる。また,このブナ=チシマザサ群集とその上部に発達するアオモリトドマツニシラベ群集のゴヨウイチゴ亜群集<sup>21</sup>の間に分布しているダ....

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