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検索結果 2,143 件

  • 上下水道事業における電気技術の役割

    大森 由明, 野澤 光徳, 熊谷 治彦 電気学会誌 143 (3), 130-131, 2023-03-01

    ...これらの都市や東京など大都市では人口増加によるし尿処理の不備や井戸水の汚染などにより,明治初期には毎年のようにコレラや腸チフス,赤痢などの疫</p>...

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  • リン酸エステル化セルロースナノファイバーの遺伝毒性

    藤田 克英, 小原 佐和枝, 丸 順子, 遠藤 茂寿 日本毒性学会学術年会 48.1 (0), P-30-, 2021

    ...Ames試験では、陰性対照群の2倍以上のネズミチフス菌および大腸菌の復帰変異コロニー数の増加は認められず、当該CNFは試験菌株に対して遺伝子突然変異誘発性を示さない(陰性)と判定した。...

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  • 健常若年者に発症したSalmonella菌血症の1例

    廣瀬 佳和, 桑井 寿雄, 田丸 弓弦, 三浦 崚一, 隅田 ゆき, 宮迫 由季, 黒木 一峻, 山口 厚, 河野 博孝, 高野 弘嗣 日本消化器病学会雑誌 117 (8), 713-718, 2020-08-10

    ...(O4群)が同定された.フルオロキノロン系抗菌薬を14日間投与し,症状は軽快した.非チフス性Salmonella症において菌血症を合併する例はまれであり,本症例が菌血症に至った要因に関して若干の文献的考察を加えて報告する.</p>...

    DOI PubMed

  • 温病

    高橋 秀実 ファルマシア 56 (3), 240_1-240_1, 2020

    ...一種のウイルス感染症をさす.特に,我が国が鎖国政策に入った1640年頃より呉有性の著した「温疫論」の中には,「癘気(れいき)」という強烈な伝染性を有した口や鼻から侵入する邪気の存在が記載されているが,この「癘気」こそが現代のウイルスに相当するものと考えられ,癘気が起こす疾病が「温病」である.細菌感染が抗生物質によって制御可能となった現代では,こうした「癘気」に起因する病態が蔓延していると考えた場合,チフス...

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  • 戦前期東京市・大阪市・名古屋市における屎尿処理政策の比較

    星野 高徳 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 31 (0), 137-, 2020

    <p>戦前の東京市、大阪市、名古屋市では、近世以来の農村還元処分が重要な役割を果たしていたが、市営汲取、下水処理化については、異なる対応がとられ、汚物掃除費の水準に相違が見られた。東京市は部分的に屎尿の下水処理化が試みたものの、主に従来の農村還元処分を拡大することによって、屎尿問題の緩和を図っていたため、汚物掃除費は高い水準で推移した。それに対して、大阪市は汲取処理は根本的な解決策にならないと考…

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  • 馬パラチフス血清学的検査におけるDTT‐MATの有用性

    髙橋 弘康, 丹羽 秀和, 八木 梓, 信本 聖子, 片山 芳也, 松田 芳和, 立花 智, 安斉 了 日本獣医師会雑誌 72 (10), 601-607, 2019-10-20

    ...のDTT-MAT陽性率は4.5%,0.1%であった.DTT-MAT陽性の64検体は,1検体を除き馬パラチフス菌のLPSを用いたELISAで抗LPS抗体(IgG,IgA)の存在が示唆された.以上から,DTT-MATは馬パラチフスの感染後に出現するO4抗原に対する抗体を鋭敏かつ長期間検出できる方法と考えられた....

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献5件

  • 消化器症状に乏しく,高熱を遷延した非チフス性サルモネラ菌血症の2例

    中永(王林), 思蘭, 渡邊, 季彦, 金井, 良浩, 清水, 博之, 船曳, 哲典, 伊藤, 秀一 横浜医学 70 (1), 13-18, 2019-01-30

    ...非チフス性サルモネラ属菌(non-typhoidal Salmonella; NTS)感染症は無症状の保菌者から, 嘔吐,下痢,血便などの急性胃腸炎症状を呈する患者,さらには菌血症,骨髄炎,膿瘍,髄膜炎,脳症などの重篤な腸管外合併症を呈する患者まで,その臨床像は多岐にわたる.今回,我々は発熱の遷延にも関わらず,消化器症状や炎症反応の上昇が軽微なNTS菌血症の2小児例を経験した.血液培養により診断が確定...

    機関リポジトリ 医中誌

  • チフス性Salmonella菌による腰仙椎化膿性脊椎炎の1例

    春田 陽平, 藤原 将巳, 齊田 義和, 宮岡 健, 近間 知尚, 古賀 理恵, 酒井 翼 整形外科と災害外科 67 (4), 713-717, 2018-09-25

    ...<p>非常に稀である非チフス性サルモネラ菌による腰仙椎化膿性脊椎炎の症例を経験したので報告する.症例は既往歴の特にない30歳男性,体動困難なほどの腰臀部痛が出現し他院で安静入院中に発熱も伴い,脊椎感染症の精査目的に当院転院となった.神経学的異常所見は認めなかったがMRIでL5/S1化膿性脊椎炎と診断した.抗生剤加療を継続するも炎症反応・腰臀部痛が増悪しMRIで膿瘍サイズ増大も認めたため,準緊急でL4...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献5件

  • チフス・パラチフスの診断とWidal 反応

    増田 剛太, 今村 顕史, 関谷 紀貴, 泉谷 秀昌 感染症学雑誌 92 (4), 561-567, 2018-07-20

    ...東京都立駒込病院感染症科で1975~2002 年の期間(28 年間)に診療し,細菌学的にチフス菌,パラチフスA またはB 菌が検出され,腸チフス,パラチフスA またはB と確定診断が得られた症例のうち,Widal 反応が行われた合計188 症例の診療録に基づきその有効性を後方視的に検討した.検査の判定は菌の表層抗原O に対する凝集価が腸チフスで1:160 以上,パラチフスA で1:80 以上,パラチフス...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献8件

  • 明治期の看護教育における口腔衛生教育

    梶原, 恭子, Kajihara, Kyoko 看護と口腔医療 1 (1), 41-51, 2018-03

    ...又、明治期 は特にコレラ、腸チフス などの急性伝染病が大流行した時期でもある。 こうした社会的 情勢を背景として 看護技術 も 発展して おり、 この時期の看護教科書に取り入れられた口腔ケアは、病室内の環境と し て述べられているものが多 く、また、 1910 (明治 43 )年に初めて口腔ケアの方法 、 食後の うがいや歯磨きについて記載されていた。...

    機関リポジトリ Web Site 医中誌

  • デング熱国内感染疑い症例の後方視的検討

    篠原 浩, 忽那 賢志, 加藤 康幸, 山元 佳, 藤谷 好弘, 馬渡 桃子, 竹下 望, 早川 佳代子, 金川 修造, 大曲 貴夫 感染症学雑誌 91 (6), 930-935, 2017-11-20

    ...<BR> 結果:47 例のデング熱国内感染疑い症例の中で,最終的にデング熱と診断されたのは9 例(19.1%)であった.デング熱以外の診断として,2 日以内に自然軽快した発熱が10 例,咽頭炎が7 例,上気道炎が5 例,腎盂腎炎が4 例,感染性腸炎が3 例認められ,その他の疾患では腸チフスや急性HIV 感染症,反応性関節炎,亜急性壊死性リンパ節炎等が認められた.デング熱症例では非デング熱症例と比べ,...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献9件

  • 急性脳症を合併した腸チフスの1 例

    儀保 翼, 森本 哲司, 吉田 圭, 森内 優子, 小川 えりか, 高橋 悠乃, 鈴木 潤一, 石毛 美夏, 渕上 達夫, 高橋 昌里 日大医学雑誌 76 (2), 87-91, 2017

    ...集団食中毒で,急性脳症を合併した腸チフスの小児例を経験した.海外渡航歴はなく,発熱や消化器症状を主訴に入院.便・血液培養からSalmonella typhi が同定され,腸チフスと診断した.入院後みられた急性脳症は,後遺症なく治癒した.急性脳症発症時の髄液でIL-8,monocyte chemoattractant protein-1 が高値をとり,脳症発症にこれらのサイトカインの関与が示唆された....

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献3件

  • バイオシータDOX TMシステムを用いたサルモネラの定量的検出法

    福井, 直樹, 丹埜, 昭一, 烏鷹, 幸弘, 板橋, 由美子, 森田, 幸雄 日本食品保蔵科学会誌 42 (4), 165-172, 2016-07

    ...Bio-Theta DOX TMシステムを用いた食品中の非チフス性サルモネラ(NTS)の定量的検出法を開発した。本検出法は低濃度(約1log CFU/ml)の10菌株のNTSを検出することが可能であった。また,本試験においてサルモネラ属菌ではない計26種類,32菌株の中濃度(約3log CFU/ml)の細菌や真菌を検出することはなかった。...

    日本農学文献記事索引

  • VIII.帰国後診療に対応可能な医療機関の現状と問題点

    高田 清式 日本内科学会雑誌 105 (11), 2160-2166, 2016

    <p>日本での帰国後診療に対応可能な医療機関は,専門性や検査,治療薬などの様々の事由により現状では不足している.帰国者がなんらかの健康問題を抱える頻度は少なくなく,海外渡航者の増加が見込まれる近年,安全な渡航のために,渡航先において,あるいは帰国後に発症する多くの疾患を理解し,適切に対応できる医療機関が少なくとも地方の各県に最低1~2施設ずつ,都市部では数施設設置されることが望まれ,さらなる診療…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献4件

  • III.海外由来の腸管感染症の実態と問題点

    齊藤 剛仁, 大石 和徳 日本内科学会雑誌 105 (11), 2126-2132, 2016

    ...<p>コレラ,細菌性赤痢,腸チフス,パラチフスは「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」(感染症法)の3類感染症である.これらの疾患は海外渡航者における国外での感染が大半を占めており,その報告数は年々減少している.一方で,国内において腸チフスや赤痢による食中毒・集団感染が発生している.また,報告数減少の一因として,2007年の検疫法改正が影響していると考えられ,近年は輸入腸管感染症の...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献2件

  • バイオシータDOX<sup>TM</sup>システムを用いたサルモネラの定量的検出法

    福井 直樹, 丹埜 昭一, 烏鷹 幸弘, 板橋 由美子, 森田 幸雄 日本食品保蔵科学会誌 42 (4), 165-172, 2016

    ...<p> Bio-Theta DOX<sup>TM</sup>システムを用いた食品中の非チフス性サルモネラ(NTS)の定量的検出法を開発した。本検出法は低濃度(約1log CFU/mℓ)の10菌株のNTSを検出することが可能であった。また,本試験においてサルモネラ属菌ではない計26種類,32菌株の中濃度(約3log CFU/mℓ)の細菌や真菌を検出することはなかった。...

    DOI Web Site 参考文献5件

  • 種鶏の衛生対策 : 介卵感染性疾病を中心として

    鶏病研究会 鶏病研究会報 51 (3), 158-166, 2015-11

    ...種鶏(採卵鶏およびブロイラー)の介卵感染性の疾病,鶏白血病,鶏脳脊髄炎,封入体肝炎,産卵低下症候群,トリレオウイルス感染症,鶏貧血ウイルス感染症,マイコプラズマ症,家きんサルモネラ感染症,鶏パラチフス,大腸菌症,ブドウ球菌症,緑膿菌感染症およびアスペルギルス症について,種鶏あるいはコマーシャル鶏での国内での最近の発生事例を整理し,衛生対策を解説した。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 健常者に発症した<i>Salmonella</i> Choleraesuisによる胸部皮下膿瘍の1例

    原田 崇浩, 長島 恵子, 北沢 敏男, 峰岸 正明 医学検査 64 (4), 428-432, 2015

    ...</i> Choleraesuisを含む非チフス性サルモネラ(non-typhoid-salmonella; NTS)は膿瘍から検出されることが極めてまれである。一般的に<i>S.</i> CholeraesuisなどのNTSによる局所感染は一般臨床医の認知度が低いため,治療の遅延を生ずることが予想されることから,専門的な情報の提供情報が必要と思われた。...

    DOI 医中誌

  • データ時代に向けたビジネス課題とアカデミアに向けた期待

    安宅 和人 応用統計学 44 (3), 71-87, 2015

    多くの人がコンピュータを持ち歩くようになり,帯域が爆増した結果,コミュニケーション,調べ物,調達・物流,犯罪対応など世の中のほぼすべてが質的に変容した.富の創出もICT(情報通信技術)分野とその利活用に中心が移った上,現在の利益レベル以上に未来への期待を生み出すことが重要になった.今後この流れは止め難く,ほぼ全ての産業がICT化していく.ビッグデータの出現,計算能力の爆増,情報科学の進化が同時に…

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  • 小児非チフス性サルモネラ属菌による侵襲性感染症―臨床的特徴と1994~2014 年の発症頻度の推移―

    田坂 佳資, 松原 康策, 仁紙 宏之, 岩田 あや, 磯目 賢一, 山本 剛 感染症学雑誌 89 (6), 727-732, 2015

    ...小児期の非チフス性サルモネラ属菌による侵襲性感染症の臨床像や,長期間に亘る発症頻度の解析報告は少ない.これらを明らかにするため,地域中核病院において1994~2014 年に無菌検体から同菌が分離された小児を対象に,診療録を後方視的に検討した.研究期間を第1 期(1994~1999 年),第2 期(2000~2004 年),第3 期(2005~2009 年),第4 期(2010~2014 年)に分けた...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献7件

  • 便培養陰性確認後に再燃した腸チフスの1例

    稲垣 明子, 長谷川 千尋 日本内科学会雑誌 104 (2), 291-294, 2015

    ...症例は23歳の男性.前医での腸チフス治療後,当院の便培養で“保菌者でない”と診断された.数日後,発熱と下痢が出現し,近医より当院紹介.血液培養でLevofloxacin(LVFX)耐性<i>Salmonella typhi</i>が検出され,腸チフスの再燃と診断した.近医で処方されたAzithromycinで症状は改善せず,Ceftriaxone(CTRX)に変更し軽快した.腸チフスは第一選択薬のQuinolone...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献2件

  • 抗生物質による常在菌叢の混乱に乗じた病原菌の増殖戦略

    岡崎 祥子 ファルマシア 50 (8), 817-817, 2014

    ...健康な動物の腸内では数兆もの常在菌が互いに競合しながら複雑かつダイナミックな生態系を形成し,宿主を病原菌から保護している.しかし,抗生物質が経口投与されると感受性の違い等から,それまでの菌同士の平衡関係が破綻し,菌の種類や存在割合の劇的な変化(常在菌叢の混乱)が起こる.このとき,ネズミチフス菌(<i>S. typhimurium</i>)や<i>Clistridium difficile</i>(<...

    DOI 医中誌

  • 62. ブロイラーにおける肝臓の多発性肉芽腫

    小笠原 房恵, 村上 隆宏 鶏病研究会報 49 (3), 215-, 2013-11

    ...鶏のサルモネラ症は,病理学的に肝臓の小壊死巣と肉芽腫性病巣(チフス様結節),脾臓の壊死,線維素性化膿性漿膜炎および全眼炎等の敗血症性病変を示すとされている。村瀬ら(鶏病研報34,108-113,1998)は,出荷鶏の化膿性肉芽腫性心膜炎病変部からS....

    日本農学文献記事索引

  • 紅斑熱群リケッチアより抽出したアルカリ多糖抗原に対するNCマウスの血清抗体価

    及川 陽三郎 日本衛生動物学会全国大会要旨抄録集 64 (0), 87-87, 2012

    ...紅斑熱群リケッチア(SFGR)培養細胞より藤田らがアルカリ処理で抽出したアルカリ多糖(APS)は,SFGRの最外層を覆うハローゾーンを認識するモノクローナル抗体 S3と強く結合する抗原で,発疹チフスやツツガムシ病リケッチアより同様に抽出したものとは抗原性が異なっている.日本紅斑熱患者血清中には,このAPSに対する高いIgGおよび IgM抗体価が認められることから,紅斑熱の診断に応用できるものか検討中...

    DOI

  • ステンレスネジ表面に塗布したバイオフィルム産生サルモネラの乾燥状態での生存性

    森田, 幸雄, 古茂田, 恵美子, 小野, 一晃, 熊谷, 進 食品衛生学雑誌 52 (5), 299-303, 2011-10

    ...ステンレスネジ山の表面に塗布した非チフスサルモネラ(NTS)のバイオフィルム産生株2株およびバイオフィルム非産生株2株の乾燥状態における生存性を調査した。NTSを10(9)cfu/mLに増菌したトリプトソイおよび卵黄液5μLを六角ボルトの雄ネジの表面に塗布した。菌液塗布後、雌ネジを雄ネジにねじ込んだ後、離したものをセパレートタイプ、ねじ込んだままのものをユニットタイプとした。...

    日本農学文献記事索引

  • ばんえい競馬場在厩󠄃馬に流行した馬コロナウイルス感染を疑う事例

    成田 雅子, 信本 聖子, 竹田 博, 森山 友恵, 森田 美範, 中岡 祐司 日本獣医師会雑誌 64 (7), 535-539, 2011

    ...コロナウイルスに対する中和抗体価の有意な上昇が認められ,発症馬の糞便から馬コロナウイルスNC99株の遺伝子ときわめて相同性の高い遺伝子が検出された.一方発症馬の鼻汁と糞便からコロナウイルス以外の既知病原体と遺伝子は検出されず,発症馬21頭の血清学的検査で馬ヘルペスウイルス1型,馬インフルエンザウイルス,ゲタウイルス,馬ロタウイルス,馬鼻炎Aウイルス,馬アデノウイルス,馬動脈炎ウイルス,腺疫,馬パラチフス...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか2件 被引用文献3件 参考文献21件

  • 最近注目されている輸入感染症

    大西 健児 感染症学雑誌 85 (2), 139-143, 2011

    ...細菌感染症ではハイチで大流行し日本への侵入も危惧されるコレラ,フルオロキノロンに低い感性を示す菌が増加し治療に困難を伴うようになった腸チフスとパラチフス,ウイルス感染症では発症すればほぼ 100% が死亡する狂犬病,新型インフルエンザへの移行が危惧されている鳥インフルエンザ H5N1,報告数が増加傾向にあるチクングニヤ熱,寄生虫感染症ではアメリカ合衆国やカナダで集団食中毒を起こし,日本でも今後流行地...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献15件

  • サルモネラの緊縮応答と病原性

    岡田 信彦 日本乳酸菌学会誌 21 (1), 27-35, 2010

    ...本稿では、ネズミチフス菌(<i>Salmonella enterica</i> serovar Typhimurium)において、ppGpp により遺伝子発現調節される緊縮応答タンパク質をプロテオーム解析により網羅的に同定し、さらに、ppGppに発現制御される新規病原因子を同定したので紹介する。...

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献76件

  • 静脈血培養にて診断した国内発症の腸チフスの1 例

    河野 通盛, 清水  幸恵, 村脇 義之, 安積 貴年, 三浦 将彦, 大嶋 直樹, 田中 新亮, 吉村 禎二, 山田 稔 松江市立病院医学雑誌 14 (1), 99-104, 2010

    ...入院後熱型より敗血症を起こしている可能性が考えられ、投与中の抗菌剤中止後48 時間で静脈血培養2 セットを提出したところ、血液培養検査の1 つより腸チフス菌を検出して診断が確定した。診断後キノロン剤を投与して症状消失し、2 回の便培養陰性を確認して退院となった。本例は全く海外渡航歴がなく、現在では稀な国内発症の腸チフス例と考えられたので若干の文献的考察を加え報告する。...

    DOI 医中誌

  • 発展途上国に長期滞在する日本人の予防接種状況の変化

    濱田 篤郎, 古賀 才博, 福島 慎二 感染症学雑誌 83 (4), 375-379, 2009

    ...「出国前に何らかの予防接種を受けた」と回答した者の割合は,2002 年が49.9%,2005 年が55.8%と増加傾向にあった.地域別ではSouth Asia やTropical Africa での接種率が高く,ワクチンの種類としては,A 型肝炎,B 型肝炎,破傷風の接種率がいずれの地域でも高かった.狂犬病,黄熱,日本脳炎,ポリオは特定の地域で接種率が高い傾向だった.また日本で未認可の腸チフスワクチン...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献5件 参考文献12件

  • 急性腎不全を合併したサルモネラ胃腸炎の1例

    鳥谷部 邦明, 高木 幹郎, 村田 哲也, 濱田 正行 日本農村医学会学術総会抄録集 58 (0), 59-59, 2009

    ...また便培養<BR> より非チフス性のサルモネラ菌O―9群が検出され,下痢<BR> が非常に激しかったため,FOM の内服を行った。下痢が<BR> 改善した後に経口摂取を開始し,第24病日に輸液を終了し<BR> て第26病日に退院となった。退院後の経過は良好でBUN,<BR> Cr 値は正常値まで回復した。...

    DOI

  • 海外旅行帰りの食中毒・感染性腸炎をみたら

    竹下 望 順天堂医学 55 (2), 97-101, 2009

    ...下痢症の原因は多岐に渡りますが, コレラや腸チフスは予防接種で防ぐことができます. しかし, そのような予防接種を施行する人は現状では少数です. 旅行者下痢症の原因として多い病原体は腸管毒素原性大腸菌ですが, 日本人の旅行先として多い東南アジアではカンピロバクターも少なくありません. 診察の際には, 脱水症状の有無と発熱や激しい腹痛などの随伴症状に注意し, 必要に応じて抗菌薬を選択します....

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 国内のマダニ媒介性リッチケア症にかかるベクターとリッチケアの多様性

    藤田 博己 日本衛生動物学会全国大会要旨抄録集 60 (0), 5-5, 2008

    ...として,国内のマダニ類からのリケッチア検索が続けられてきた.現在,国内に分布するマダニ類は,2科8属47種が記載・命名済みで,この他にいくつかの未同定の種類が知られる.これまでに2科7属30種ほどに対してリケッチア検査が実施されたところ,2科7属20種以上のマダニから多種のリケッチア類が検出されている.その中で多数を占めるのが病原種を含む以下のような<I>Rickettsia</I>属の紅斑熱群で,チフス...

    DOI

  • サルモネラ感染を合併した成人仙尾部成熟奇形腫の1例

    篠原 敏樹, 前田 好章, 濱田 朋倫, 内藤 春彦 日本大腸肛門病学会雑誌 61 (2), 76-80, 2008

    <i>Salmonella</i>は経口感染し食中毒を引きおこすが,まれに腸管外に感染病巣を形成する.今回,仙尾部奇形腫が<i>Salmonella</i>の感染病巣になった1例を経験したので報告する.症例は20歳の女性で,尾骨部に疼痛があり,症状が増強し前医を受診した.CTで骨盤部に嚢胞性腫瘤を認め卵巣嚢腫を疑い緊急手術となった.卵巣は異常なく骨盤腔に嚢胞があり,切開し血膿性の内容740m<i…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献2件 参考文献29件

  • モルディブより帰国後デング出血熱を発症した1例

    長谷部 浩平, 金城 紀与史, 大西 富文, 岸田 直樹, 金城 光代, 芹澤 良幹, 松井 和生, 西垂水 和隆 日本内科学会雑誌 97 (5), 1075-1077, 2008

    ...16歳,男性.モルディブから帰国後7日目に高熱と下痢を生じた.肝機能異常と血小板減少を認め,渡航歴から旅行者感染症を考えた.末梢血スメアでマラリア原虫を認めず,腸チフスとデング熱の可能性を考え抗菌薬を使用の上,国立感染症研究所に依頼しデングウイルス3型遺伝子を検出した.その後皮膚点状出血や凝固時間延長が出現し,デング出血熱の診断基準を満たした.支持療法で改善し入院7日目で退院した.渡航歴の確認が重要...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献10件

  • “沖縄戦”時下における女子学徒隊の行った看護と精神保健(その1)

    當山, 冨士子 沖縄県立看護大学紀要 (8) 48-54, 2007-03

    ...(2)破傷風・火傷・ガス壊疽・マラリア・腸チフス・脳症等の患者の看護。(3)皮下注射の実施。(4)離島においては食料の調達や薬草作りであった。4 学徒たちの精神保健については、動員当初は「お国のために…」との気負いで配置先へ向かっているが、戦況が進むにつれ、環境の劣悪さや極度の疲労等々から感情の麻痺や放心状態、そして終いには死へ追いつめられる状況となっていた。...

    機関リポジトリ Web Site 医中誌

  • 確率反応拡散方程式による走化性バクテリアコロニー形成過程の解析

    田邊 孝行, 石川 昌明 システム制御情報学会 研究発表講演会講演論文集 SCI07 (0), 339-339, 2007

    ...大腸菌やネズミチフス菌などのバクテリアは化学走化性により特徴的な時空間コロニーを形成する.そこで,本講演では走化性をもつバクテリアコロニー形成過程に対して走化物質の濃度の揺らぎを考慮した確率モデルを提案し,コロニー形成過程を解析する....

    DOI

  • 西アフリカ・サヘルにおける農耕民ハウサの砂漠化に対する環境認識と対処技術

    大山 修一 日本地理学会発表要旨集 2007f (0), 97-97, 2007

    ...ゴミや屎尿の集積は、都市の内部を不衛生な状態にし、ニアメではコレラやチフスなどの感染症が雨季に発生し、死者が出ることもある。都市においてはゴミ処理の問題が深刻となっているが、ゴミには植物生育に必要な養分が豊富に含まれていることが明らかになっている。...

    DOI

  • Garenoxacinの遺伝毒性試験

    守田 禎一, 望月 清一, 能島 康幸, 荒木 春美, 鬼頭 暢子, 中嶋 圓, 三善 隆広, 藤堂 洋三 日本化学療法学会雑誌 55 (Supplement1), 54-61, 2007

    A bacterial reverse mutation test, a gene mutation test in mammalian cultured cells, a chromosome aberration test in mammalian cultured cells, a micronucleus test in mice, and an <I>in vivo</I> …

    DOI 医中誌 参考文献12件

  • <I>Salmonella</I>Typhimurium感染による乳用牛の成牛型サルモネラ症の発生要因分析

    山根 逸郎, 筒井 俊之, 志村 亀夫, 濱岡 隆文 日本獣医師会雑誌 60 (9), 645-649, 2007

    酪農家を対象に<I>Salmonella</I> Typhimurium (ST) による成牛型サルモネラ症の発生に関わる飼養管理要因について, 症例対照研究を応用して解析を行った. ST発生農家におけるST保菌牛割合の平均は37%(95%信頼区間; 18.4-55.8%) であった. 調査した要因のうち「飼槽の表面材質がコンクリートである」, 「餌槽と牛床間の仕切版がない」, …

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献17件

  • 深度1mまでの土壌の抽出物の変異原性

    高木 敬彦, 船田 時行, 加藤 行男, OKATANI Alexandre Tomomitsu, 光崎 研一, 中島 大介, 白石 不二雄, 後藤 純雄 環境化学 16 (4), 627-633, 2006

    To examine the vertical distribution of mutagenic substances in soil, soil from the surface to the depth of 1 m was divided into 5 layers at intervals of 20 cm, and samples were collected from each …

    DOI Web Site Web Site 被引用文献3件 参考文献15件

  • 中国への渡航者によるパラチフスの集団2事例の分子疫学的解析

    松本 裕子, 山田 三紀子, 鈴木 正樹, 北爪 晴恵, 武藤 哲典, 鳥羽 和憲 感染症学雑誌 80 (6), 674-679, 2006

    2002年9月から10月にかけて横浜市内で中国への渡航者の<I>S</I>.Paratyphi Aによる2件の集団事例が発生した. この2つの事例の関連性を調査するために, 分離した6株についてファージ型別と, <I>Xha</I>I, <I>Bln</I>I, <I>Spe</I>I, <I>Xho</I>Iを用いたPFGEによる分子疫学的解析を行った. …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献13件

  • リケッチア感染症

    高垣 謙二 日本皮膚科学会雑誌 116 (14), 2247-2253, 2006

    ...「感染症の予防および感染症の患者に対する医療に関する法律」(感染症法)には,リケッチア感染症としてつつが虫病,日本紅斑熱,発しんチフスが四類感染症全数把握の疾患として分類されている.つつが虫病と日本紅斑熱はダニに吸着された後,一定の潜伏期を経て,突然の発熱,悪寒戦慄,頭痛などで発症する.発熱後数日して無症候性紅斑を生じるが,つつが虫病の発疹では躯幹に多い傾向があり,日本紅斑熱では四肢末梢に多く出血斑...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献13件

  • Telithromycinの遺伝毒性, 抗原性, 腎毒性および聴覚器毒性試験

    重栖 幹夫, De Jouffrey S, Delbac C, 和泉 博之, 大森 正士, Stepniewskij P, Catez D, Thien-Aubert H, Vidal JM, Bode G 日本化学療法学会雑誌 51 (Supplement1), 147-167, 2003

    The studies on genotoxicity, antigenicity, nephrotoxicity and ototoxicity of telithromycin (TEL) were carried out. As genotoxicity studies, reverse mutation tests using <I>Salmonella typhimurium</I> …

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献15件

  • サルモネラパラチフスAが検出された感染性肝嚢胞の1例

    梅原 泰, 国立 裕之, 大崎 往夫, 高松 正剛, 木村 達, 喜多 竜一, 蜂谷 勉, 福山 隆之, 圓尾 隆典, 辻 賢太郎, 波多野 広美, 澤武 建雄, 米門 秀行, 大鶴 繁, 加藤 玲明, 友野 尚美 日本消化器病学会雑誌 100 (3), 337-343, 2003

    ...腹部超音波検査で, 肝S1の嚢胞内に内部エコーが出現し, 嚢胞サイズの軽度増大を認めたため精査目的で入院, 嚢胞ドレナージを施行した.穿刺液培養よりサルモネラパラチフスAが検出された. ドレナージのみではキャリアー状態が持続すると考え, 肝嚢胞切除術および胆嚢摘出術を施行した....

    DOI PubMed 医中誌 被引用文献7件 参考文献22件

  • サッカーワールドカップ2002に伴う輸入感染症の発生予測

    高橋 央, 加來 浩器, 田中 毅, 松井 珠乃, 小坂 健, 大山 卓昭, 岡部 信彦 感染症学雑誌 76 (2), 102-108, 2002

    ...国土交通省が開催期間中に日本へ入国する関係者が約43万人と発表されたのを受けて, その間発生すると予想される主要な輸入感染症の数を, 感染症発生動向調査と出入国統計のデータを元に推定したところ, 赤痢5.88件, マラリア3.41件, チフス性疾患1.40件, コレラ0.42件, 流行性脳脊髄膜炎0.0032件, と推定された. 1類感染症に指定されるウイルス性出血熱の発生予想は, アフリカ由来のマラリア...

    DOI Web Site PubMed ほか1件 被引用文献1件 参考文献17件

  • 豊島区のコロモジラミ対策 衛生と福祉の連携によるマニュアル作成と啓発活動の実践報告

    関 なおみ, 日向 君子, 中川 ゆう子, 矢口 昇, 牧上 久仁子 日本公衆衛生雑誌 49 (9), 941-947, 2002

    ...<br/><b>まとめ</b> コロモジラミは塹壕熱,発疹チフスなどの伝染性疾患を媒介する可能性があり,衛生面からの対策が求められる。一方福祉面からは高齢者介護にあたって,ケア提供者へのコロモジラミの感染拡大防止対策ならびに適切な情報提供が必要である。各関係機関が連携し,マニュアルの作成と研修を行うことで成果を上げることが出来た。...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献17件

  • チフスによる敗血症を併発したE型急性肝炎重症型の1例

    三浦 英明, 古橋 修介, 山田 春木 肝臓 42 (3), 133-137, 2001

    ...経過中の発熱時の血液培養から腸チフス菌が検出された. 流行地においては, E型急性肝炎の重症化はまれではなく, 劇症肝炎の原因として頻度が高い. しかしながら本邦においてはE型急性肝炎の劇症化あるいは重症化の報告はいまのところない. 本症例は急性肝炎重症型と診断されるが, 肝炎の極期に腸チフスによる敗血症を併発していたことが病態を複雑にし, 重症化の原因となっていた可能性も示唆された....

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献4件 参考文献18件

  • ニューキノロン低感受性菌を分離した腸チフスの2症例

    足立 拓也, 増田 剛太, 今村 顕史, 味澤 篤, 根岸 昌功, 高山 直秀, 滝永 和美, 高野 さかえ 感染症学雑誌 75 (1), 48-52, 2001

    Two separate febrile Indian patients who reside in Japan and had recently returned from their country were diagnosed as suffering from typhoid fever. Fluoroquinolone therapy was clinically …

    DOI PubMed 医中誌 被引用文献3件 参考文献11件

  • 血便をきたした腸チフスの1例

    川上 浩平, 五頭 三秀, 日高 道生, 石川 尚之, 石塚 大輔, 平良 悟, 宮沢 秀明, 金田 繁樹, 渡辺 浩一, 須藤 一郎, 宮岡 正明, 森安 史典 Progress of Digestive Endoscopy 58 (2), 118-119, 2001

    54-year-old male had a two-day trip to Korea from March 24-26, 2000. He developed common cold-like symptoms from April 10, 2000. On April 15, the patient had a fever of 38-39℃, and his symptoms did …

    DOI Web Site 医中誌

  • 感染症新法1類感染症の危険度

    海老沢 功 感染症学雑誌 74 (2), 87-95, 2000

    ...これらウイルス性出血熱患者は血液その他の体液を注意深く扱えば, 血液, 尿, 糞便, 胆汁に病原菌がいる腸チフス患者を扱える隔離病室で治療可能である.<BR>熱帯アフリカ諸国で患者多発の報告を分析する時, その背後にある医療事情を考えないとその危険性を過大評価することになる. 有熱患者はまずマラリアとして, キニーネを1本の注射器で何人にも注射することは日常茶飯事である....

    DOI Web Site PubMed ほか1件 被引用文献4件 参考文献27件

  • Mutans streptococciのう蝕誘発メカニズム

    福島 久典 歯科医学 61 (2), 115-120, 1998

    ...う蝕は, 歯周疾患や根尖性歯周疾患とともに, 口腔常在細菌によって引き起こされる, 内因感染症である.しかしコレラ菌やチフス菌などの外因感染症と異なり, 内因感染症は, 病原性の弱い細菌による感染症であるので, 発症するためには, 宿主の状態, 基質などの因子が密接に関連する.う蝕は, 高濃度の有機酸でエナメル質が脱灰されることで始まる.この酸は, 歯の表面の歯垢内細菌が植物のなかの糖を発酵して生じる...

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献13件

  • <I>Salmonella</I> Typhimuriumのニホンウズラに対する病原性

    久利 俊二, 岡 昌秀, 田中 隆, 野崎 宏, 川原 徳彦 日本獣医師会雑誌 51 (8), 411-416, 1998

    ニホンウズラ (463日齢) に<I>Salmonella</I> Typhimurium (ST)-1994株10<SUP>8</SUP>CFUを経口接種すると, 接種後3~8日で10%が死亡し, 種々の臓器から菌が分離され, 心臓肺, 肝臓などに病変が認められた. 42日齢での10<SUP>3</SUP>, 10<SUP>6</SUP>CFU接種例では死亡例はなかったが, …

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 参考文献6件

  • 国際化に伴う海外赴任者の健康管理と保健指導  特に感染症予防について

    樂得 康之 日本総合健診医学会誌 25 (3), 288-294, 1998

    ...具体的には, 各種診断書および証明書類の英訳, 赴任地の飲料水事情, 歯科水準, 熱帯感染症 (マラリア, デング熱, コレラ, 腸チフス) と寄生虫疾患予防のための保健指導, 輸血, 抗血清, 我が国の一般病院で入手困難な医薬品, マラリア予防内服薬などの知識である。その他, 海外からの電話健康相談の受付, 緊急時に対応可能な医療体制の整備があげられる。...

    DOI 医中誌

  • 神奈川県における紅斑熱群リケッチア症および媒介マダニ

    片山 丘, 古屋 由美子, 吉田 芳哉, 海保 郁男 感染症学雑誌 70 (6), 561-568, 1996

    ...紅斑熱群リケッチア, 発疹チフス群リケッチアに共通の抗原である17kDaのタンパク質をコードする遺伝子について, <I>Rickettsia japonica</I>, <I>Rickettsia rickettsii, Rickettsia conorii, Rickettsia typhi</I>および<I>Rickettsia prowazekii</I>のそれぞれの塩基配列を比較して紅斑熱群...

    DOI Web Site PubMed ほか1件 被引用文献14件 参考文献17件

  • Salmonella typhiの鞭毛抗原Z<SUB>66</SUB>の出現状況について

    荒川 迪生, 権平 文夫, 杉山 純一 環境感染 7 (2), 43-46, 1992

    ...このことから, 大阪市立桃山病院感染症センターに収容された腸チフス患者12人から経日的に検出・保存された菌株を用い, 特別な相変換操作を行うことなく鞭毛抗原Z<SUB>66</SUB>とjの出現状況を調べた....

    DOI

  • チフス・パラチフス患者の調査成績 (1984年~1987年)

    村田 三紗子, 増田 剛太, 辻 正周, 根岸 昌功 感染症学雑誌 65 (6), 710-717, 1991

    ...1984年~1987年に, 指定都市立14伝染病院に入院した腸チフス・パラチフスA患者について各年に行った臨床実態調査を総括し, 疫学的・臨床的に検討した. 総患者数は, 腸チフス183名, パラチフス49名であり, 年次ごとに減少傾向が認められれる一方, 外国感染例は, 腸チフス81例 (44.3%), パラチフス35例 (71.4%) を占め, その比率は漸増している....

    DOI Web Site PubMed ほか1件 被引用文献1件

  • 出血性ショックを併発した腸チフスの1例

    片村 宏, 杉山 貢, 渡辺 桂一, 望月 弘彦, 土屋 周二 日本臨床外科医学会雑誌 52 (7), 1558-1562, 1991

    A 56-year-old man was admitted with a 10 day history of persistent melena and a fever of two week's duration. On examination he was toxic; temperature 38°C, pulse rate 130/min, and BP 80/50 mmHg. …

    DOI Web Site 医中誌

  • 臨床検査におけるバイオハザード

    升田 隆雄, 五十川 豊治 感染症学雑誌 65 (2), 209-215, 1991

    ...疾患別には結核77例, B型肝炎59例, 非A非B型肝炎24例, 風疹6例, A型肝炎5例, マイコプラズマ肺炎2例, カンピロバクター腸炎・パラチフスA・サルモネラ症・水痘各1例であった. なお死亡例は存在せず, 年度別にはB型肝炎はワクチンの普及と共に急減したが, 結核感染例は減少していない....

    DOI Web Site PubMed ほか1件 被引用文献5件

  • Ofloxacinが奏効したパラチフスAの1例

    高木 宏治, 青木 知信, 安慶田 英樹, 本田 悳, 岡田 薫, 澤江 義郎 感染症学雑誌 65 (10), 1361-1364, 1991

    We reported a case of salmonellosis treated with ofloxacin (OFLX) which showed excellent clinical and bacteriological effect in a 22 year-old Japanese male with Salmonellosis paratyphi A.<BR>He had …

    DOI Web Site PubMed ほか1件 被引用文献1件

  • 呼吸器感染症に対するsparfloxacinの臨床的検討

    佐野 靖之, 宮本 康文, 荒井 康男, 鈴木 直仁, 島田 馨, 後藤 元 CHEMOTHERAPY 39 (Supplement4), 759-764, 1991

    In this study, we evaluated the clinical efficacy and safety of sparfloxacin, a new fluoroquinolone derivative, in some patients with bronchopulmonary infections (pneumonia 4 cases, acute bronchitis …

    DOI

  • 山陰地方で初めて発見された紅斑熱リケッチア症の1例

    岡 暢之, 加藤 讓, 出来尾 哲, 西尾 崇, 板垣 朝夫, 内山 恒夫, 内田 孝宏 感染症学雑誌 64 (1), 136-142, 1990

    ...回復期血清は他の紅斑熱群リケッチア, 発疹チフス群のリケッチアである<I>Rickettsia typhi</I>とも陽性の反応を示したが, いずれも<I>Rickettsia japonica</I>に対する抗体価と比較すると低値を示した....

    DOI PubMed 医中誌 被引用文献7件

  • OfloxacinとChloramphenicolを併用し治癒した腸チフスの2症例

    栗村 統, 市村 宏, 甲田 徹三, 本田 繁則, 田村 偉久夫, 土井 秀之 感染症学雑誌 64 (6), 752-757, 1990

    ...最近OFLX単独投与では臨床症状が改善されず, CPsuccinate 2.0g/日を6日間併用して治癒した腸チフスの2例を経験したので報告する. 2例とも男性で年齢はそれぞれ21歳, 17歳である. ともにOFLX900mg/日を投与したが解熱傾向が認められず, それぞれ3日目, 4日目よりCPsuccinate 2.0g/日を併用し, 両例とも3日目より平熱となった....

    DOI PubMed 医中誌

  • 小児科領域におけるCefodizimeの基礎的, 臨床的検討

    本廣 孝, 織田 慶子, 荒巻 雅史, 川上 晃, 田中 耕一, 古賀 達彦, 阪田 保隆, 山下 文雄, 高城 信彦, 岡林 抄由理, 清水 隆史, 山田 孝, 村上 泰由, 大部 敬三, 今井 昌一, 荒木 久昭, 高橋 耕一, 原田 博子, 金子 真也, 山村 純一, 石川 豊, 松元 康治, 永山 清高, 安岡 盟, 林 真夫, 島田 康, 進藤 静生, 二宮 正幸, 吉永 陽一郎, 三原 聖子, 天本 正乃, 山川 良一, 橋本 信男, 田中 信夫, 加藤 栄司, 原田 豊, 石本 耕治, 高木 純一, 森田 潤, 西山 亨, 間 克磨, 佐々木 宏和, 沖 真一郎, 藤沢 卓爾, 富永 薫, 冨田 尚文, 古賀 龍夫, 久保田 薫, 久田 直樹 The Japanese Journal of Antibiotics 43 (4), 603-622, 1990

    ...新しく開発されたCephem系抗生物質の注射剤であるCefodizime (CDZM) を小児9例中各3例に10, 20, 40mg/kgをOne shot静注で投与し, 血清中, 尿中濃度及び尿中回収率を測定, 扁桃周囲膿瘍1例, 急性気管支炎2例, 肺炎38例, 尿路感染症8例, ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群1例, 蜂窩織炎2例, 化膿性リンパ節炎4例, 腸チフス1例の計57症例に本剤を1回量平均...

    DOI PubMed 医中誌

  • <I>Salmonella typhi</I>による反復性胸壁膿瘍の1例

    竹中 章, 青木 知信 感染症学雑誌 63 (2), 166-169, 1989

    ...患者は62歳女性で, 35年間にわたり前胸部腫脹, 自然排膿をくり返していた.膿よりチフス菌<I>Salmonella typhi</I>が検出され, CTにて胸骨をとり囲んだ胸壁膿瘍が確認された.チフス菌による膿瘍形成は稀であるのでここに報告した....

    DOI PubMed 医中誌 被引用文献1件

  • 法定伝染病患者 (昭和56年~昭和61年) に対する臨床的検討

    小林 芳夫, 古川 智洋, 中村 靖, 尾仲 章男, 高橋 久雄, 竹田 義彦, 藤森 一平 感染症学雑誌 63 (3), 256-261, 1989

    ...<BR>腸チフスは18例であったが患老11例保菌者が7例であった. この内推定感染地が国外である症例は5例であり本症がなお国内に定着した感染症と考えられた.<BR>この外パラチフスAおよびコレラが各々2例ずつ収容されており本邦における法定伝染病は成人例に於いては消化器系伝染病が主要感染症であると言い得る成績であった....

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • 茶ポリフェノール類の食中毒細菌に対する抗菌活性

    原 征彦, 石上 正 日本食品工業学会誌 36 (12), 996-999, 1989

    Minimum inhibitory concentration (MIC)of polyphenolic components of tea againstwell known 16 strains of foodbornepathogenic bacteria was determined. As teapolyphenols, "crude catechins"from greentea …

    DOI 被引用文献11件

  • 回腸穿孔を呈した腸チフスの1例

    加藤 博之, 芳賀 駿介, 松本 紀夫, 梅田 浩, 森 正樹, 勝部 隆男, 梶尾 哲郎, 花岡 農夫, 瀬戸 泰士 日本大腸肛門病学会雑誌 41 (6), 831-835, 1988

    We treated a 17-year-old girl who had typhoid fever with ileal perforation. She came to the hospital with chief complaints of pyrexia and eruption. Relative bradycardia and splenomegaly were …

    DOI Web Site 医中誌

  • 腹部大動脈瘤を合併したSalmonella enteritidis敗血症の1例

    村井 幸一, 石原 史朗, 小緑 英行, 林 克裕, 志々目 栄一, 横田 勉, 橘 宣祥, 津田 和矩 感染症学雑誌 62 (5), 495-499, 1988

    ...非チフス性サルモネラ症は近年増加傾向を示しているが, 我々は腹部大動脈瘤を合併したSalmonellaenteritidis敗血症の1例を経験した. 症例は72歳, 男, 昭和60年8月5日より急に悪寒を伴う40℃ 台の発熱が出現. 各種抗生物質, 抗結核薬の投与を受けたが軽快しないため, 同年9月7日当科入院....

    DOI PubMed 医中誌 被引用文献4件

  • 小児科領域におけるSultamicillin細粒の基礎的・臨床的研究

    本廣 孝, 阪田 保隆, 荒巻 雅史, 織田 慶子, 川上 晃, 田中 耕一, 古賀 達彦, 藤本 保, 山下 文雄, 高城 信彦, 山田 孝, 田代 博子, 村上 泰由, 大部 敬三, 今井 昌一, 永山 清高, 金子 真也, 山村 純一, 佐々木 宏和, 宮島 一郎, 石川 豊, 松元 康治, 荒木 久昭, 安岡 盟, 林 真夫, 黒岩 泰直, 島田 康, 進藤 静生, 関 浩孝, 天本 正乃, 吉永 陽一郎, 山川 良一, 三原 聖子, 末吉 圭子, 橋本 信男, 田中 信夫, 加藤 栄司, 原田 豊, 石本 耕治, 森田 潤, 師井 敏裕, 西山 亨, 間 克麿, 牛島 高介, 西 昭徳, 藤沢 卓爾, 久田 直樹, 冨田 尚文, 久保田 薫, 富永 薫, 青木 信之, 市川 昭, 今井 宏, 田中 祥視, 岡田 象二郎, 横山 隆, 松永 伸二, 沖 重美 The Japanese Journal of Antibiotics 41 (12), 1980-2000, 1988

    ...又, 臨床効果の判定できなかった2例を除いた咽頭炎5例, 扁桃炎5例, 喉頭炎1例, 気管支炎1例, 肺炎8例, 猩紅熱1例, 腸チフス1例, 膿痂疹16例, 節2例, 膿瘍6例, リンパ節炎1例, 尿路感染症10例, 計57例に10平均投与量27.1mg/kg, 分2~4 (分2は1例, 分3は53例, 分4は3例) で, 平均9日間投与し, その臨床効果, 細菌学的効果をみると共に, 皮膚・軟部組織感染症...

    DOI PubMed

  • Immunocompromised hostにみられた非チフス性サルモネラ敗血症の2例

    草深 裕光, 後藤 達彦, 中村 康一, 鮫島 庸一, 田邊 昇 日本内科学会雑誌 77 (1), 57-62, 1988

    ...Immunocompromised hostに合併した非チフス性サルモネラ敗血症の2例を報告する.症例1.68才,男.悪性関節リウマチ,間質性肺炎の診断のもとに,ステロイド,免疫抑制薬投与中にSalmone1la enteritidis敗血症を併発した.その後も数回敗血症を反復した.原疾患に対しては,ステロイド投与を継続したが呼吸不全で死亡した.症例2.58才,女.成人T細胞性白血病で化学療法が行なわれたが...

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • 感音難聴を伴った重症チフスの2症例

    和田 弘 耳鼻咽喉科臨床 補冊 1987 (Supplement09), 141-145, 1987

    Two patients complained of hearing impairment, high fever and diarrhea after returning from abroad, and they were diagnosed as having severe typhoid fever based on bacteriological examination. …

    DOI 医中誌

  • チフス・パラチフスの肝障害の検討

    町井 彰, 新田 義朗, 相楽 裕子, 瀬尾 威久, 松原 義雄 感染症学雑誌 60 (2), 145-151, 1986

    ...腸チフス, パラチフスの経過中に肝障害が出現することは以前から知られているが, 1979年から1983年の期間の当院に入院した腸チフス27例, パラチフスA9例についての肝機能検査成績および一部の症例について施行した肝生検による肝組織所見の検討を行った.肝機能検査成績の異常はおおよそ14病日頃から出現し, ほぼ30病日に正常値に復した.黄疸の出現した症例は少なく, 血清ビリルビンが2mg/d1を越えた...

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • 早期胆嚢癌を合併した腸チフスの1例

    大嶋 隆, 高木 雄二, 猪野 睦征, 橋口 勝敏 日本臨床外科医学会雑誌 47 (1), 110-113, 1986

    This is a case report of a 74-year-old female typhoid carrier with history of typhoid fever 45 years earlier.<br> When her granddaughter was suffered from sepsis caused by Salmonella typhi, she was …

    DOI Web Site 医中誌

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