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検索結果 926 件

  • アジア諸国向け輸出のための緑化木苗木5種の品質保持方法

    安永 智希, 村井 かほり, 井樋 昭宏, 池田 朱里, 巣山 拓郎 福岡県農林業総合試験場研究報告 10 (0), 50-55, 2024

    ...これらのことから,緑化木苗木における最適な輸送方法は樹種により異なり,ツバキ,クルメツツジでは冷蔵コンテナを用いる必要があり,サザンカ,イヌツゲおよびクロマツでは,より低コストなドライコンテナでの輸送が可能であることが示唆された。...

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  • 北海道のカラマツ人工林の衰退とその要因ーならたけ病、キクイムシ、野鼠ー

    徳田 佐和子, 和田 尚之, 新田 紀敏, 小野寺 賢介 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 626-, 2023-05-30

    ...カラマツヤツバキクイムシ個体と穿孔跡が多くの枯損木から確認されたため行政上キクイムシ被害として扱われ、被害区域面積は2016年だけで2,164haに達した。しかし、現地を精査するとキクイムシ穿孔のない枯死木も観察されたことから、キクイムシ以外の原因によっても枯死していることが推察された。...

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  • 赤津研究林白坂小流域における最近23年間の森林変化

    澤田 晴雄 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 162-, 2023-05-30

    ...1999年以降本数が大きく増えた樹種はサカキ、ヒサカキ、ヤブツバキの3種であった。今回は1999年の結果から予測した25年後の森林の変化が実際にはどうなったのかを比較して検討する。</p>...

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  • 北海道のカラマツ衰退林から分離されたナラタケ属菌

    和田 尚之, 徳田 佐和子, 新田 紀敏, 小野寺 賢介 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 622-, 2023-05-30

    ...被害地では大半の枯損木でカラマツヤツバキクイムシの穿孔がみられた。一方で、ナラタケ属菌の感染も枯死木・生立木から高頻度で確認されており、ナラタケ属菌感染によるカラマツの衰弱が大量枯損の背景にある可能性があった。そこで、キクイムシ被害地域のナラタケ属感染状況に他の地域とは異なる特徴があるのか調査した。調査は過去にキクイムシ被害があった4林分となかった5林分を対象とした。...

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  • 佐渡島南西部においてジムグリの胃内容物から発見されたサドトガリネズミ<i>Sorex shinto sadonis</i>の初記録

    澤田 聖人, 阿部 晴恵 哺乳類科学 63 (2), 215-218, 2023

    ...している本亜種の新たな生息地を示す重要な報告となった.尚,ジムグリの胃内容物としてトガリネズミ類が発見されたのも初であった.発見場所である佐渡南西部は,先行研究においてその生息が確認されていた大佐渡山地(佐渡北部の山地帯)や小佐渡山地(佐渡南部の山地帯)北東部よりも標高が低い地域であり,植生も大佐渡山地や小佐渡山地北東部の冷温帯林とは異なり,コナラ<i>Quercus serrata</i>やヤブツバキ...

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  • 選択的リグニン分解に伴う漂白は亜熱帯林の落葉分解を促進する

    大園 享司 日本森林学会大会発表データベース 133 (0), 493-, 2022-05-30

    ...スダジイ、イジュ、ヒメユズリハ、タブノキ、イスノキ、ヤブツバキの6樹種の落葉を材料として、リターバッグ法を用いて18ヶ月間にわたって分解過程を調べた。その結果、いずれの樹種においても、最初の9ヶ月間は,漂白面積の増加にともなって落葉重量は比較的速やかに減少した。その後の18ヶ月目までの期間は落葉重量の減少が緩やかになり,漂白面積も減少した。...

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  • 低木の葉分布構造の違いは日光合成生産量に正の効果を与えているのか?

    石橋 和明, 水永 博己 日本森林学会大会発表データベース 133 (0), 446-, 2022-05-30

    ...静岡大学天竜ブランチのヒノキ人工林内から、樹冠構造の違いが顕著であった落葉性先駆種(アカメガシワ・ヤマハンノキ)・常緑樹(アカガシ・ヤブツバキ)・落葉性低木(クロモジ)、それぞれ10個体をサンプルとした。それぞれの個体の葉分布をレーザースキャナにより5cm立法ボクセル単位で推定した。さらに、樹冠の階層ごとに個葉の光光合成を測定し、構造情報と生理情報を組み合わせて樹冠日光合成生産量を推定した。...

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  • 仙台海岸盛土造成地に植栽した常緑広葉樹の生残と活力度の4年間の推移

    石井 希理, 赤石 佑生, 五安城 達人, 一戸 右京, 斉藤 広晃, 品川 海渡, 柴野 碧, 高橋 快実, 千葉 隆勢, 中楯 拓真, 平野 詩乃, 佐野 哲也 日本森林学会大会発表データベース 133 (0), 519-, 2022-05-30

    ...樹種による生残状況の違いについては、ウラジロガシ、ヤブツバキ、モチノキが期間中の枯死率が低く、枯損が少ない樹種であった。一方、タブ、シロダモは調査期間の初期から枯損が目立ち、期間中にほとんどの個体が消失した。枯死率、枯損率はわらのマルチングを施していない非マルチング施用区で高かった。対象樹種の成長量については、全体的に緩慢で、平均値でみるとマルチング施用区に植栽された個体の方で大きかった。...

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  • 施業やエゾヤチネズミ食害による傷がカラマツヤツバキクイムシによるカラマツ枯死被害に与える影響

    中川 昌彦 樹木医学研究 26 (1), 1-4, 2022-01-31

    ...<p>北海道当麻町のカラマツ人工林で,森林施業時の損傷やエゾヤチネズミによる樹皮の剥皮がカラマツヤツバキクイムシ被害の受けやすさに与える影響を調査した.41本の木を調査したところ,施業やネズミによる傷があったのは23本で,そのうち枯死したのは1本(4.3%),傷がなかったのは18本で,そのうち枯死したのは6本(33.3%)であり,傷のある木の方で有意に枯死率が低かった(Fisherの正確確率検定:<...

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  • 島根半島のニホンジカにおける正負の選択性樹種の生息分布と発見頭数の関係

    高橋 絵里奈, 岩崎 山太郎, 金森 弘樹 日本森林学会大会発表データベース 132 (0), 633-, 2021-05-24

    ...本研究では、島根半島において正負の選択性樹種各5樹種(正:アオキ、ハイイヌガヤ、ヤブツバキ、ネズミモチ、ヒサカキ、負:キヅタ、シキミ、シロダモ、アブラギリ、ウラジロガシ)を選定し、その分布状況について、シカの食害を受けやすい10cm以上2m以下を対象として1m×500mのベルトトランセクト調査を5カ所で行った。...

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  • 遺伝子発現からみた病虫害複合被害時のカラマツの生理変化

    和田 尚之, 斎藤 秀之, 小倉 淳, 小野寺 賢介, 徳田 佐和子 日本森林学会大会発表データベース 132 (0), 98-, 2021-05-24

    ...近年、北海道のカラマツ林では、ならたけ病とカラマツヤツバキクイムシ(以下カラヤツバ)による集団枯損被害が発生している。これまでの研究から、ならたけ病の感染がカラマツを衰弱させ、防御機構が働かなくなった個体にカラヤツバが穿孔している可能性が示されているが、ならたけ病によるカラマツの防御機構への影響やカラヤツバ穿孔へ与える影響はわかっていない。...

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  • 花粉分析に基づく小笠原諸島母島における定住化前後の植生変化

    志知 幸治, 鈴木 節子, 須貝 杏子 日本森林学会大会発表データベース 132 (0), 507-, 2021-05-24

    ...16cm以深ではヤシ科、ツバキ科、ホルトノキ属、マメ科などが産出し、これらが原植生を構成していたと考えられる。一方、それ以浅では二葉のマツ属およびモクマオウ属が多産し、リュウキュウマツおよびトクサバモクマオウの移入の影響を反映していた。文献記録から、これらの分類群の増加開始は明治時代前期以降と判断されるが、放射性物質に基づく年代推定を進めているところである。</p>...

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  • 竹林拡大が小河川内の落葉分解と水生大型無脊椎動物に及ぼす影響

    佐藤 駿, 柳井 清治 日本森林学会大会発表データベース 132 (0), 580-, 2021-05-24

    ...またリターバッグによる分解実験の結果、モウソウチクはヤブツバキに比べて分解が遅く、モウソウチク林渓流に置いたリタ―は広葉樹林渓流に比べて分解が遅かった。室内でモウソウチク、ヤブツバキの葉を用いてヤマトヨコエビの摂食実験を行ったところ、モウソウチクよりもヤブツバキが摂食されやすく、20日後の生存率はモウソウチクで著しく低下することが明らかになった。</p>...

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  • 小笠原産7植物種に対する南根腐病菌の接種試験

    大川 夏生, 佐藤 貴郁, 太田 祐子, 矢崎 健一, 北山 朋裕 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 642-, 2020-05-25

    ...本試験では小笠原産樹木への南根腐病菌の病原性を明らかにすることを目的とし、小笠原固有種を含む7植物種(パッションフルーツ、コーヒー、マンゴー、ヒメツバキ、オオバシマムラサキ、シマカナメモチ、シャリンバイ)の苗木5本ずつに接種試験を行い、枯死に至るまで外観観察と生理特性の測定を行った。...

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  • Ivlevの選択性指数による島根半島のニホンジカの葉の選択性樹種の抽出

    高橋 絵里奈, 岩崎 山太郎, 金森 弘樹 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 207-, 2020-05-25

    ...その結果、島根半島における正の選択性樹種はネズミモチ、アオキ、ハイイヌガヤ、ヤブツバキ、ヒサカキ、負の選択性樹種はシロダモ、アブラギリ、ウラジロガシ、キヅタ、シキミとなった。</p>...

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  • ユキツバキの果実および種子生産に対するクローン繁殖の影響

    小濱 宏基, 阿部 晴恵, 森口 喜成 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 483-, 2020-05-25

    ...本研究では,ユキツバキの人工交配による自家不和合性の調査と,果実あたりの種子数の観察を行い,ヤブツバキと比較した。その結果,ユキツバキの結果率は他家受粉(67%)と比較して自家受粉(3%)が低く,ヤブツバキと同じように自家不和合性が高いこと,そして,果実当たり種子数はヤブツバキと比較して有意に少ないことが明らかとなった。...

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  • 北海道のカラマツはなぜ大量枯死するのか?

    徳田 佐和子, 小野寺 賢介, 和田 尚之, 石濱 宣夫, 滝谷 美香, 竹内 史郎, 対馬 俊之, 新田 紀敏 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 867-, 2020-05-25

    ...</p><p> 本研究ではカラマツの大量枯死について、UAV空撮によって把握した陸別町および南富良野町での被害推移、激害地の特徴(林齢、環境要因および施業履歴ほか)、被害木の状況(カラマツヤツバキクイムシの穿孔およびならたけ病感染の有無)など、被害発生原因の解明に向けて行ったこれまでの取り組みの結果を紹介する。</p>...

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  • 常緑広葉樹林を流れる小河川における落葉の分解過程

    佐藤 駿 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 621-, 2020-05-25

    ...そこで本研究は,暖温帯の常緑樹の落葉量が多くなる6月において山地渓流を流れる小河川内での落葉分解過程を明らかにするため,シロダモ,ヤブツバキの枯葉と,オニグルミ,ニセアカシアの生葉を用いて,リターバッグ法によって調査した.また、葉リターを摂食利用する水生動物の生物相を把握するため、回収したリターバッグ内の大型無脊椎動物の個体数を測定した.リターバッグ実験の結果,落葉広葉樹リターは常緑広葉樹リターよりも...

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  • 北海道で発生したカラマツ集団枯損における衰弱木の生理変化と遺伝子発現

    和田 尚之, 小野寺 賢介, 斎藤 秀之, 徳田 佐和子 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 775-, 2020-05-25

    ...枯損の直接的な原因はカラマツヤツバキクイムシ(カラヤツ)の穿孔被害であるが、どの程度衰弱した個体が被害を受けているのかは明らかになっていない。被害拡大を防ぐためにも、カラヤツが穿孔個体の生理状態を明らかにする必要がある。被害地では、カラマツの衰弱要因としてならたけ病の発生が確認されている。また、カラヤツ被害木において顕著な樹脂滲出量の低下がみられている。...

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  • カラマツヤツバキクイムシ被害広域把握のための衛星画像処理の検討

    小野寺 賢介, 德田 佐和子, 和田 尚之 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 856-, 2020-05-25

    <p>カラマツの枯損被害が道東地方の広域で2015~2016年に発生した。被害が報告された小班は合計で451に達し、被害把握に多大な時間と労力を要した。そこで、被害を早期把握する方法を検討するために衛星画像から各小班のNDVI平均値を算出して被害率の推定を試みたが、小班のNDVIの平均値と被害率の相関が低く推定精度は低かった。原因としてカラマツ植栽後に小班内部に形成されたと推測される草地や広葉樹…

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  • 新美南吉の童話における戦争意識

    周 暁靚, 李 婷婷 日中言語文化 13 (0), 3-, 2020

    ...小論では戦争の時局をもとにして創作した「ごんごろ鐘」「貧乏な少年の話」「牛をつないだつばきの木」など六編の作品の再読を通じて、当時の社会背景の影響を受けた作品中における国策宣伝、戦時下での「滅私奉公」の人物像描写などを見出し、戦時の世論環境に相応する作品を創作していた新美南吉の文学の姿と作家の戦争意識を考察した。...

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  • ツバキ2種(ユキツバキとヤブツバキ)のクローン構造と遺伝的多様性の比較

    小濱 宏基, 阿部 晴恵, 森口 喜成 日本森林学会大会発表データベース 130 (0), 281-, 2019-05-27

    ...そこで本研究では、新潟県内のツバキ林6集団(ヤブツバキ3集団、ユキツバキ3集団)において約20m間隔でサンプリングした個体を用いて遺伝的多様性の指標となるRs(アレリックリッチネス)を算出した。次に、上記の集団内に10m×10m(ヤブツバキ1集団のみ25×25m)のプロットを作成し、クローン構造の解析を行った。...

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  • ツバキ節を中心とする形態比較およびMIG-seqを用いた分子系統解析

    片山 瑠衣, 松尾 歩, 廣田 峻, 陶山 佳久, 阿部 晴恵 日本森林学会大会発表データベース 130 (0), 277-, 2019-05-27

    ...<p>日本に自生するヤブツバキ(<i>Camellia japonica</i>)とユキツバキ(<i>C. rusticana</i>)は、ツバキツバキ節(sect. <i>Camellia</i>)に属する。ヤブツバキは赤く大きな花弁を持つ鳥媒介植物であり、ユキツバキの花弁色や大きさは同様に鳥媒シンドロームに属するものである。...

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  • キクイムシ被害木早期発見への近赤外の有効性—北海道カラマツ林での事例—

    和田 尚之, 小野寺 賢介, 徳田 佐和子 日本森林学会大会発表データベース 130 (0), 653-, 2019-05-27

    ...近年、市販のUAVにも搭載可能なマルチスペクトルカメラが登場しており、被害木の検出にどの程度活用できるのか、北海道で問題となっているカラマツヤツバキクイムシによるカラマツの集団枯死被害で検証することとした。...

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  • 都市林における外来樹木トウネズミモチと在来樹種との競合の可能性

    原 千夏, 岩崎 絢子, 大杉 祥広, 一之瀬 学, 野口 結子, 石井 弘明 日本森林学会大会発表データベース 130 (0), 324-, 2019-05-27

    ...になっていることから,在来種との競合が懸念されている種である.本研究では,トウネズミモチと在来樹種の競合と生理・形態特性との関係を解明することを目的とした.トウネズミモチと在来種の種特性を比較することは競合の予測に繋がり,在来生態系の保全に役立つと考えられる.トウネズミモチと在来樹種との競合の有無を明らかにするため,兵庫県の西宮神社社叢において,トウネズミモチと同所的に分布する常緑広葉樹5種(ヤブニッケイ,ヤブツバキ...

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  • 仙台の海岸防災林に植栽された常緑広葉樹種の活力度調査

    佐野 哲也, 大宮 達馬 日本森林学会大会発表データベース 130 (0), 652-, 2019-05-27

    ...今回は、常緑広葉樹8種(アカガシ、アラカシ、シラカシ、ウラジロガシ、タブ、シロダモ、モチノキ、ヤブツバキ)について、植栽から1年経過した後の生残と活力度を調べたので報告する。全8種の中で活力度が低い個体が多かったのはタブ、シロダモ、アラカシであった。タブやシロダモは、完全に枯死しないが主幹が枯れ萌芽している個体が目立った。...

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  • A Fluorescent Naphthalenediimide-Alkoxyfuroxan Photoinduced Nitric Oxide Donor

    Seymour, Christopher Peter, Nakata, Akito, 鍔木, 基成, 林, 昌彦, 松原, 亮介 Bulletin of the Chemical Society of Japan 92 (1), 162-169, 2019-01

    We describe the design and facile synthesis of a fluorescent alkoxyfuroxan naphthalenediimide (NDI) hybrid nitric oxide (NO) donor molecule which releases NO under spatiotemporal control when …

    DOI HANDLE PDF 被引用文献3件 参考文献37件

  • アレルギー性鼻炎に対する思春期ダニ舌下免疫療法の調査~質問表による57名の検討~

    笹本 明義, 笹本 武明, 笹本 光紀, 椿 俊和 日本小児アレルギー学会誌 33 (5), 709-717, 2019

    <p> 【背景】わが国における思春期アレルギー性鼻炎に対するHDM (house dust mite : ダニ) SLIT (アシテア<sup>®</sup>) の検討は少ない.</p><p> 【方法】12~18歳75名を対象とし, 質問表による後方視点観察研究を実施した. この中で “とても良くなった” “良くなった” 群を改善群, それ以外の群を非改善群とし両群を比較した.</p><p> …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献2件

  • ホラズミクチバの食餌植物と生態的知見

    加賀, 芳恵, 木村, 正明, 枝, 恵太郎, 大林, 隆司 小笠原研究年報 (41) 125-135, 2018-07-31

    ...これまで幼生期や食餌植物はもとより、その発生消長・動態に至るまで謎に包まれていたが、本調査により、食餌植物としてハツバキを利用していること、洞内で繁殖が行われていることなど生態の一端が明らかになった。...

    機関リポジトリ HANDLE

  • 緑の保全に関わる日中

    林 文慧, 長谷川 和久 農業および園芸 = Agriculture and horticulture 93 (7), 567-568, 2018-07

    ...(3)主要な緑を保つ樹種は,クス(楠,樟)の他に訪問時に開花していた深山吟笑(タイサンボクに似た白い花),サクラ,ツバキなどがある。(4)現場の緑化技術関係者らが日本から指導や導入を希望する技術は,枝の剪定,竹などを使った柵作り,縄しばり,石積み(筑庭)などである。(5)蘇州市には留園や拙政園,虎丘,獅子林,滄浪亭など5つの世界遺産があり,樹齢数百年という立派な盆栽もある。...

    日本農学文献記事索引

  • 異なる環境に置かれたトベラ苗の葉の光合成特性

    石渡 雄基, 上村 真由子, 丸山 温 日本森林学会大会発表データベース 129 (0), 258-, 2018-05-28

    ...日本大学生物資源科学部藤沢キャンパス内の常緑林下(相対光強度約30%)で2015年12月から半年間生育させた苗を、2016年5月に同じ敷地のヤブツバキ林下(同約10%、以下A区)とイチョウ林下(同約60%、以下B区)、全天光下の屋上(以下C区)に移動させ、一部の個体はそのまま置いた(以下D区)。2成長期間生育させた結果、成長は暗いA区や強光下のC区と比べて中間のB・D区が良好であった。...

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  • シカによる森林への影響の広域解析

    飯島 勇人, 丸山 哲也, 坂庭 浩之, 森田 厚, 新井 一司, 岩井 淳治, 大澤 正嗣, 岡本 卓也, 小松 鷹介, 石田 朗 日本森林学会大会発表データベース 129 (0), 825-, 2018-05-28

    ...アオダモ、アブラツツジ、イロハモミジ、ウラジロモミ、オオシラビソ、カントウマユミ、キハダ、クリ、コミネカエデ、シラカシ、シラビソ、ツガ、ツクバネウツギ、ナツツバキ、ヒトツバカエデ、ヒノキ、ミズキ、ヤブツバキ、リョウブは剥皮されやすく、クマシデ、コナラ、シキミ、ダケカンバ、ミズナラは剥皮されにくかった。調査地周辺の傾斜、最大積雪深、人工草地の割合は剥皮発生に影響していなかった。</p>...

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  • 北海道東部で発生したカラマツの大量枯死

    徳田 佐和子, 小野寺 賢介 日本森林学会大会発表データベース 129 (0), 666-, 2018-05-28

    ...本被害はカラマツヤツバキクイムシによるものとされているが、詳細はわかっていない。ここでは、小型無人航空機(DJI社製Phantom4Pro、以下UAV)を用いた簡便な手法による被害把握の試みと、現地調査の結果を報告する。陸別町内の一般民有林を対象に、2017年5~9月にUAVによる空撮を行い、A3用紙にプリントアウトした画像を目視で確認して個体の状態を判別した。...

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  • ツバキの自家及び他家受粉における種子形成

    古村 善則 日本森林学会大会発表データベース 129 (0), 287-, 2018-05-28

    ...<p> ツバキは花の観賞用としてしか品種の選抜がされていないこともあり、野生種のヤブツバキでは個体ごとに結実した種子のばらつきが大きい。種子の収量の不安定さは生産者にとって大きな問題であり、収量の増加と結実の安定が求められている。...

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  • 新潟県におけるツバキ属遺伝資源の花形質および遺伝的特性の評価

    小濱 宏基, 阿部 晴恵, 上野 真義, 森口 喜成 日本森林学会大会発表データベース 129 (0), 272-, 2018-05-28

    ...<p>新潟大学のゆきつばき園と新潟県森林研究所には、新潟県内の山地や農家の庭先などから収集された花形態が特異的なツバキが合わせて269本植栽されている。これらの個体は野生のヤブツバキとユキツバキの交雑,または両種の突然変異個体が由来だと考えられている。...

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  • 輸入検疫で発見されたシャクナゲ類疫病(新称)

    迫田, 琢也, 後藤, 浩子, 菅野, 智成, 日山, 東子, 平川, 崇史, 中西, 義成, 平田, 隆司 植物防疫所調査研究報告 (53) 75-81, 2017-03

    ...また、アセビやツバキに病原性を示した。分離菌はCarrot piece agarで厚壁胞子を豊富に生じ、遊走子のう柄は仮軸状、遊走子のうは楕円形~紡錘形でL/B比は1.7-2.5(av. 1.9-2.0)、脱落性で柄は短く、乳頭突起は不明瞭。P. cryptogea A2株との交配により有性器官を生じ、造卵器は球形で造精器は底着性、卵胞子は充満性。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 加熱ツバキ油または加熱オリーブ油の摂取が脂質代謝に与える影響

    及川 大地, 野口 華奈美, 横田 望来, 鈴木 真由子, 平田 千佳 一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集 69 (0), 87-, 2017

    ...肝臓の脂質分析では、ツバキ油群のT-Chol量がオリーブ油群より有意に増加した。また、ツバキ油群は加熱ツバキ油およびオリーブ油群よりも高い傾向にあった。...

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  • 立地環境と履歴の異なる里山間での植生構造の比較研究

    宮崎 静里奈, 藤本 潔, 小南 陽亮 日本地理学会発表要旨集 2017s (0), 100219-, 2017

    ...KP2ではナラ枯れ被害前(2012年データから推定)の22種521本(常緑樹369本、落葉樹144本)から、2016年には22種503本(常緑樹385本、落葉樹112本)へ減少した(いずれもヤブツバキ、リョウブ、ヒサカキの順)。...

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  • テンが利用する果実の特徴―総説

    高槻 成紀 哺乳類科学 57 (2), 337-347, 2017

    ...<i>Camellia japonica</i>があった.ウルシ科3種は脂質に富み,栄養価が高い.ヤブツバキは種子が脂質に富む.果実サイズは小型(直径<10 mm)が70種(72.2%)であり,色は目立つものが76種(78.4%)で小さく目立つ鳥類散布果実がテンによく食べられていることがわかった....

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  • 中学校教科書に掲載されている樹種名および森林・林業に関する記述

    杉浦 克明, 阿部 巧 日本森林学会大会発表データベース 128 (0), 831-, 2017

    ...その結果,理科に関しては「植物の世界」の項目において,マツ,ツバキ,ツツジなどの樹種が多くみられた。国語では物語の季語として,サクラやモミジが多くみられた。歴史や公民では貿易等が扱われている箇所で,果樹等が多く取り扱われていた。ヒノキやスギが多く取り扱われていた唯一の科目は技術であり,木工に関する内容の中で材料として紹介されていた。...

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  • カラマツヤツバキクイムシをピネンで誘引できるのか?

    小野寺 賢介, 德田 佐和子 日本森林学会大会発表データベース 128 (0), 601-, 2017

    ...そこで、カラマツ類を枯死させるカラマツヤツバキクイムシ(<i>Ips subelongatus</i>、以下カラヤツ)を対象として、フェロモンや樹木由来成分を誘引剤として用いたトラップ試験を行った。その結果、アルファピネン単体あるいは樹木由来成分3種の混合物(アルファピネン、ベータピネン、3カレン)のみではカラヤツを誘引できなかった。...

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  • 伊豆大島住民と来島者へのクリハラリスに関するアンケート調査

    竹内 将俊, 飯野 英美里 都市有害生物管理 7 (2), 53-59, 2017

    ...<p>伊豆大島では,島の重要な産業資源であるツバキを食害するタイワンリス(クリハラリスの台湾亜種)の駆除事業が継続的に実施されている.本調査では,住民ならびに観光客を中心とした来島者に対して,リス及びその撲滅のための事業に対する認知や態度に関するアンケート調査を2010年と2012年に実施した.その結果,住民の多くは島にリスが生息していることを知っていたが,来島者の6割は知らなかった.タイワンリスが...

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  • 日本の森林植生の群落体系の整理

    村上 雄秀, 中村 幸人, 鈴木 伸一 生態環境研究 23 (1), 9-21, 2016-12-28

    <p>A comprehensive phytosociological system of Japanese forest vegetation has not been published for 22 years since MIYAWAKI, OKUDA & FUJIWARA (1994). In this study, we organized the …

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  • ベトナム産の 1 新種 <i>Camellia quangcuongii</i> (ツバキ科)

    L. V. Dung, H. T. Son, T. Ninh, P. H. Nhan 植物研究雑誌 91 (4), 226-230, 2016-08-20

    ...<p>ベトナムからツバキ属( ツバキ科) の1 新種,<i>Camellia quangcuongii </i>L. V. Dung, Son & Nhanを記載し,図示した.併せて,ツバキ属<i>Theopsis </i>節の検索表を付した.<i>C. quangcuongii </i>は白花をつけるグループで,<i>C....

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  • 森林被害跡地の健全化に向けた誘導技術の開発

    清水, 香代, 大矢, 信次郎, 岡田, 充弘, 小山, 泰弘 長野県林業総合センター研究報告 (30) 1-20, 2016-02

    ...ナラ枯れ被害地は,被害前の林床植物によっては更新できない場合があり,ユキツバキが多いと更新が難しかった。カラマツの健全木を加害するカラマツヤツバキクイムシは,県内のほぼすべてで認められた。しかし,健全木への加害は林地残材量と標高によって異なり,標高1,000m以下では,少ない残材量でも健全木が枯死し,標高1,000m以上では残材量が多い場合に限られた。...

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  • UAVを用いたヤブツバキ林管理

    桐枝 佑輔, 加藤 顕, 黒岩 康博, 田嶋 幸一 日本森林学会大会発表データベース 127 (0), 54-, 2016

    ...【目的】ヤブツバキ(<i>Camellia japonica</i>)から生産されるツバキ油は様々な用途に利用され、近年需要が増している。本研究対象地の長崎県五島市はヤブツバキ生産地として全国的に有名である。果実収量を増産させるためにはヤブツバキ樹木形状の個体管理を行うことで、収量を予測する必要がある。...

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  • シカの食害環境下にあるナラ枯れ被害林分の植生パターン:京都三山を事例に

    長島 啓子 日本森林学会大会発表データベース 127 (0), 548-, 2016

    ...毎木調査結果をもとに植生を分類したところ,上層(高木・亜高木層)はコナラ,アベマキ,アカマツおよび上層を欠くタイプが,低木層はコバノミツバツツジ,アラカシ,ヒサカキ,ヤブツバキなど5つのタイプが見られた。上層のコナラ林やアベマキ林は凹部に分布する傾向が見られたが,低木層の植生タイプと立地環境との関係は明確ではなかった。低木層の分布を規定する要因について更に解析する必要がある。...

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  • ヤブツバキ‘千年藤紫’の紫色花色発現にはアルミニウムイオンが関与する

    谷川 奈津, 井上 博道, 中山 真義 The Horticulture Journal 85 (4), 331-339, 2016

    ...<p>野生ヤブツバキの花色は通常赤色である.しかし,稀に紫色の花を咲かせるヤブツバキが発見されている.この紫色花色は園芸的に価値のある特性であるものの,その発現は非常に不安定である.前年の春に見事な紫色の花が咲いていても,翌年は赤い花に戻る場合もある.本研究では,ヤブツバキ品種‘千年藤紫’の赤,赤紫,紫色の花を使い,紫色発現に関わる要因を調べた.花弁表皮細胞を観察すると,赤色花弁は赤い細胞のみで構成...

    DOI Web Site Web Site 参考文献18件

  • <論文>トランスナショナルな社会運動における共感 = 代理の政治 : ロサンゼルス在住イラン人の抗議運動の事例から

    椿原, 敦子 コンタクト・ゾーン 7 (2014), 83-108, 2015-03-31

    2009年の第10期イラン大統領選挙に端を発するイラン各地での抗議行動の様子は市民によって撮影され、インターネット上で配信された。ソーシャルメディアによる情報発信という社会運動の新しいあり方に国際的な注目が集まったイランでの抗議行動は、「緑の運動」と呼ばれる。この運動はイラン国内のみならず、国外在住のイラン人をも巻き込んでいった。例えば、ロサンゼルスの人々は次の形で関与を続けた。第一に、サイバー…

    HANDLE

  • 九州大学農学部附属福岡演習林の学術参考保護林

    壁村 勇二, 大崎 繁, 扇 大輔, 柳池 定, 大東 且人, 浦 正一, 中江 透, 市橋 隆自, 菱 拓雄, 古賀 信也, 井上 晋, 安田 悠子, 内海 泰弘 九州大学農学部演習林報告 96 34-41, 2015-03-30

    ...つる性木本植物プロットでは19種が認められ,胸高断面積合計が大きい樹種は順にアラカシ,ヤブツバキ,ヒサカキであった。つる性木本植物ではサカキカズラ,ヤマフジ,ヤマイバラであった。モミ・コバノミツバツツジプロットでは14種が認められ,胸高断面積合計が大きい樹種は順にモミ,タブノキ,コナラであった。...

    DOI 日本農学文献記事索引 HANDLE ほか1件

  • 大輪で絞りのある芳香性ツバキ「耳納の香」の育成

    井樋, 昭宏, 國武, 利浩, 巣山, 拓郎, 大久保, 直美, 坂井, 康弘, 佐伯, 一直 福岡県農林業総合試験場研究報告 (1) 71-75, 2015-03

    ...「耳納の香」は,福岡県農林業総合試験場において,有香で大輪のツバキ新品種の育成を目標に,品種「春の台」を種子親,四倍体ミニツバキ「ちくし曙」を花粉親として2005年2月に交配し育成された三倍体の芳香性ツバキである。開花期は,無加温50%遮光ハウス栽培で2月下旬である。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 海水による土壌冠水が東日本太平洋沿岸域に分布する木本植物17種の生育に及ぼす影響

    井上 美那, 香口 成美, 立石 麻紀子, 谷口 武士, 山本 福壽, 山中 典和 日本緑化工学会誌 41 (1), 73-78, 2015

    ...オニグルミ,クリ,ニセアカシア,エノキ,ヤマザクラ, ヤブツバキでは冠水処理後,急激に葉が変色して枯死した。これに対し,常緑広葉樹のトベラや針葉樹のスギ,アカマツ,クロマツなどは葉の変色や枯死はほとんど見られなかった。残りの7種は中間的な反応を示した。...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献3件 参考文献8件

  • イジュの人工交配による種子の生産

    板鼻 直榮, 楠城 時彦, 古本 良 日本森林学会大会発表データベース 126 (0), 327-, 2015

    ...別の3個体を供試し、自殖を含めて9組合せの人工交配をヤブツバキの方法と同様に行った。受粉時及びその後に果実数を調査し、果実採取後に充実種子数を調査した。果実の残存率は、除袋以後の変化が少なく、10月中旬には他殖で47~86%と高いが、自殖では0~17%と低かった。また、交配した蕾1個当たりの充実種子は他殖0.7~1.5個に対して自殖では0.0~0.2個と少なかった。...

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  • 「消滅可能性自治体」における高齢者の小さな農業とその意義

    植村 円香 地理空間 8 (2), 305-313, 2015

    ...主要農作物は,生産量日本一のツバキ油で,そのほかアシタバ・シドケなどの葉物がわずかながら栽培されている。利島村の農家に聞き取り調査を実施したところ,農家は主に60~80歳代の高齢夫婦であった。高齢夫婦は,ツバキ油の原料となるツバキ実を拾うことと,葉物を生産することで年間100万円程度の所得を得ていた。...

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件

  • ジヒドロレスベラトロール型メラニン形成調節剤の分子設計

    大出 知里, 島田 亙, 横田 真理子, 岩舘 丈央, 二瓶 賢一 天然有機化合物討論会講演要旨集 57 (0), PosterP57-, 2015

    ...目的</p><p>Camellia oleiferaは食用油や化粧品の原料として使われるツバキ科植物である.2011年,Chenらによって,この植物からジヒドロレスベラトロールグルコシド(1)が単離・構造決定された(Figure 1)....

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  • 愛知県「海上の森」におけるナラ枯れ被害およびその後の森林動態と微地形との関係

    藤本 潔, 小南 陽亮 日本地理学会発表要旨集 2015s (0), 100130-, 2015

    ...コナラとアベマキは全体に分布するが、リョウブやヤブツバキは頂部斜面や上部谷壁斜面に多く分布する。樹高10m以上の高木層は、被害前が落葉樹56本、常緑樹5本、被害後はリョウブの成長に伴い落葉樹55本、常緑樹7本とその比率に大差は見られなかった。<br>今後は、大径木の枯死に伴い形成されたギャップおよび微地形条件と成長率の関係を分析する必要がある。...

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  • 冷温帯落葉樹の光合成能力を表す分光反射指数の探索

    青井 夕貴, 米持 紗希子, 藤野 大河, 王 権 日本森林学会大会発表データベース 126 (0), 369-, 2015

    ...そこで本研究では、南アルプスフィールドの演習林からイヌシデ、オオイタヤメイゲツ、ナツツバキ、ヒメシャラ、ブナの5種類を対象に樹冠上層、中層、下層の3層から枝サンプルを採取し、そのサンプルより葉3枚を選出し、葉内CO2濃度―光合成速度(A/Ci)、分光反射率、葉面積、葉厚、生重量、絶乾重量、葉緑素量を測定した。また、得られたデータからVcmax、Jmax算出しを表す分光反射指数の探索を行った。...

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  • ツバキ油粕サポニンの特性を活用した用途の探索

    前田, 一, 田嶋, 幸一, 久林, 高市 長崎県農林技術開発センター研究報告 (5) 57-63, 2014-03

    ...ツバキ油粕に含まれるサポニンを活用するため,シイタケ栽培に対する害虫への効果を検証した結果,次のような知見を得た。1) ツバキ油粕のサポニンは,ナメクジに対して忌避効果を有することが明らかになった。2) ツバキ油粕のサポニン水溶液は,ヤマトシロアリに対して濃度依存的な殺蟻性が認められた。また,ツバキ油粕のサポニンがキノコ類の菌糸伸長および子実体形成に効果があるか検証した結果,次のような知見を得た。...

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  • 明治大学生田キャンパスにおけるツバキとサツキの害虫相

    鵜戸口, えりな, 糸山, 享 明治大学農学部研究報告 = Bulletin of the Faculty of Agriculture, Meiji University 63 (3), 65-71, 2014-02

    ...緑化樹として一般的なツバキとサツキにおける害虫相を明らかにするため,2009年および2010年の2年間に生田キャンパス内で継続的な調査を行った。本研究では14種の害虫の発生を確認し,ツバキにおいてはコミカンアブラムシとアオバハゴロモを,サツキにおいてはツツジグンバイとルリチュウレンジを,特に管理すべき重要種として挙げた。...

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  • 植栽カンツバキの衰退事例 —石川県小松市における事例報告—

    福山 厚子, 長谷川 和久, 木下 栄一郎, 奥野 正幸 樹木医学研究 18 (1), 1-5, 2014-01-31

    ...<p>石川県小松市役所構内駐車場隣接緑地約70 m<sup>2</sup>に植樹された20年生のカンツバキに著しい衰弱現象が見られた.そこで2012年に調査を行った結果,カンツバキの衰弱は踏圧により土壌がち密化し,根の伸長が阻害されたことが原因と考えられた.さらに表層土壌の化学分析から,強い酸性と低養分が衰退を加速したことが示唆された.</p>...

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  • 海水冠水から2ヶ月後の樹体内塩分蓄積

    井上 美那, 山中 典和, 山本 福壽, 谷口 武士 日本森林学会大会発表データベース 125 (0), 328-, 2014

    ...対照区を設け,24時間後に1回目の収穫後,2か月間にわたって経過を観察しながら,枯死したものを随時掘り取って計測を行った.収穫後は葉と根内のNa<sup>+</sup>,Ca<sup>2+</sup>,K<sup>+</sup>およびMg<sup>2+</sup>の含有量を測定し,変化を解析した.この結果,冠水処理をおこなった葉内のNa<sup>+</sup>含有量は経過観察後の枯死が少なかったヤブツバキ...

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  • 地上レーザーによるツバキ林調査手法の確立

    秋元 瞬哉, 加藤 顕, 前田 一 日本森林学会大会発表データベース 125 (0), 55-, 2014

    ...【目的】ヤブツバキ(<i>Camellia japonica</i> L.)の種子から生産されるツバキ油は、古くから食用や化粧品分野にて利用されており、近年美容分野における需要が高まっている。しかしヤブツバキの結実数には年変動や個体間差があり、安定的に生産することが難しく、その原因は明らかになっていない。よって、本研究では地上レーザーを用いて樹木形状と結実数の関係を明らかにしたい。...

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  • ナラ枯れ跡地の低木類の現況と刈り払い後の飼料化の試み

    小山 浩正, 小田野 郁子, 林田 光祐, 高橋 敏能 東北森林科学会誌 19 (2), 51-58, 2014

    ...これら刈り払われた低木類の有効利用を目的として,現存量の多かった3種(オオバクロモジ,リョウブ,ユキツバキ)をチップ化してウシに飼料として与え,嗜好実験を行ったところ,低木チップは特に好まれたわけではないが,飼料としての利用は可能であり,果樹の剪定枝で行われているサイレージ化などで飼料としての価値を高めれば,里山の再生と飼料供給に貢献する選択肢になり得ると考えられた。...

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  • 日本列島におけるナツツバキ属3種の比較系統地理

    宮田 智浩, 齊藤 陽子, 井出 雄二 日本森林学会大会発表データベース 125 (0), 127-, 2014

    ...日本に分布するナツツバキ属には、ナツツバキ(P)、ヒメシャラ(M)、ヒコサンヒメシャラ(S)の3種が存在し、それらが同所的に存在することもある。また、M、Sは、ソハヤキ型の分布を示す。本研究では、これら3種を対象に系統地理的構造を明らかにし、同時に種間の交雑の影響を議論した。...

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  • 照葉樹林主要3樹種における遺伝子散布パターンの比較

    中西 敦史, 戸丸 信弘, 上野 真義, 吉丸 博志, 三浦 真弘, 真鍋 徹, 山本 進一 日本森林学会大会発表データベース 125 (0), 102-, 2014

    ...同一の広く連続した照葉樹原生林において、これまでに照葉樹林主要3樹種のウラジロガシ、スダジイ、ヤブツバキについて遺伝子散布に関する研究が行われてきた。これら3樹種の花粉散布様式は、それぞれ、風媒、虫媒、鳥媒である。本研究では同一手法を用いて、これら3樹種の遺伝子散布を再解析し、比較することで、花粉媒介者の違いによる遺伝子散布特性の違いを検討した。...

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  • ツバキ油含有量からみたヤブツバキ種子の成熟過程とその特性

    前田 一, 田嶋 幸一, 前田 学, 井出 俊子, 久林 高市, 田中 隆 日本森林学会大会発表データベース 125 (0), 713-, 2014

    ...そこで、本研究ではヤブツバキの果実および種子の成熟過程とツバキ油含有量の相関を解析し、ツバキ油生産のための収穫時期について検討を行った。その結果、ツバキ種子は8月中旬からツバキ油を生成し、9月上旬に乾燥した種子重量の約3割をツバキ油が占めるようになることが分かった。...

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  • 児童にとって身近な環境である小学校内の樹種の変遷‐神奈川県藤沢市の小学校の事例‐

    中島 優樹, 杉浦 克明, 吉岡 拓如, 井上 公基 日本森林学会大会発表データベース 125 (0), 253-, 2014

    ...特に,常緑樹のツバキとサザンカは減少が目立っており,チャドクガ対策のため伐採していることが大きな要因となっている。落葉樹を見てみると,市花であるフジの減少が目立っていた。校内美化の一環や管理の点から樹木を伐採している小学校もあり,樹木減少の大きな要因と考えられる。このように,小学校では,身近な環境としての校内の樹木が重要視されていないようである。...

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  • 郷土種を用いた緑化における植栽木の4年間の成長と生残

    川口 英之, 荒木 希美 日本森林学会大会発表データベース 125 (0), 561-, 2014

    ...面積1100㎡に,常緑広葉樹,スダジイ,シラカシ,アカガシ,タブノキ,ヤブニッケイ,シロダモ,ヤブツバキ,落葉広葉樹,コナラ,クリ,ヤマザクラ,イヌシデ,エゴノキ,クロモジ,13種598本が2009年3月に植栽された。生残数は植栽1年後から3年後に27本,41本,26本減少した。4年後では3本減少しただけでほぼ定着した。...

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  • 樹木実生の炭素動態にアーバスキュラー菌根が及ぼす影響

    下里 知沙, 檀浦 正子 日本森林学会大会発表データベース 125 (0), 497-, 2014

    ...その結果、ツバキでは菌根共生の個体でラベル後6時間で細根での<sup>13</sup>C/<sup>12</sup>C比が上昇したのに対して、非共生個体では18時間かかっていた。また、モミジでも同様に菌根共生の個体のほうが地下部への炭素移動が速やかに行われていた。...

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  • つばきとひきつり」から情報処理へ

    中島 定彦 基礎心理学研究 33 (1), 36-47, 2014

    This paper reviews the last 50 years of experimental and theoretical research on Pavlovian conditioning in animals. It is the history of the movement from simple “spit-and-twitch” psychology to …

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  • ヤギにおける林地内低木樹葉の嗜好性

    森田, 昌孝, 吉田, 宣夫, 小山, 浩正, 堀口, 健一, 高橋, 敏能 山形大學紀要. 農學 16 (4), 221-228, 2013-02

    ...以上より,里山再生にヤギを活用する際には,ニセアカシア,ユキツバキ(Camellia japonica subsp. rusticana),クズ,ヤマグワは良好な嗜好性であるため管理の必要性が低く,スギを除くオニグルミ,タラノキ(Aralia elata)については積極的に除伐,伐採などの管理が必要であることが示唆された。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 先駆種,遷移中・後期種の混植による法面緑化の初期の生育状況

    嶌田 知帆, 長島 啓子, 高田 研一, 田中 和博 日本緑化工学会誌 39 (3), 422-428, 2013

    ...現地調査はH18~H19 年にかけてヤマハゼ,エドヒガン,ハゼノキ,ヤマザクラ,ケヤキ,イロハモミジ,モミ,ヤブツバキ,モチノキ等の植栽が実施された防鹿柵内の全ての木本植物43 種を対象にH23 年に行った。H23 年調査時の生残率は66.1%であった。...

    DOI 被引用文献2件 参考文献7件

  • ツバキ花弁の抗酸化性とドレッシングへの利用の検討

    山口 智子, 山本 明日香, 坂井 淳一 日本調理科学会大会研究発表要旨集 25 (0), 21-, 2013

    ...ツバキ油にはオリーブ油と同様に、オレイン酸が多く含まれること、また、ツバキ花弁はアントシアニン系色素を含むことが知られている。本研究ではツバキ花弁の抗酸化性を評価するとともに、ツバキ油を使ったフレンチドレッシングへの花弁色素の利用を検討した。<br>【方法】本学五十嵐キャンパス内(新潟市)において2011年4月下旬、8種類のツバキの花弁を採取し、凍結乾燥試料を作成した。...

    DOI

  • 流水に対する樹木の抵抗特性 -クロマツと広葉樹を対象とした水理実験-

    野口 宏典, 鈴木 覚, 坂本 知己 日本森林学会大会発表データベース 124 (0), 571-, 2013

    ...葉の抗力係数は、クロマツは0.02程度、ケヤキは0.03程度、サクラは0.02程度、ヤブツバキは0.06程度となり、流速が増すと減少する傾向があった。この原因として、抗力係数を算出に用いる物体の量を表わす指標として、流速に依る変化する投影面積ではなく、本研究では流速に依らない葉面積を用いたことが考えられた。...

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  • 種子生産から見たヤブツバキ実の年変動とその特性

    田嶋 幸一, 久林 高市, 前田 一, 横道 智宏 日本森林学会大会発表データベース 124 (0), 557-, 2013

    ...【目的】長崎県の五島列島では、ヤブツバキの種子を採取し、ツバキ油の生産がなされている。そのヤブツバキの実は豊凶の差が大きいが、なぜそのようなことが起こるのか実態は判っていない。そこで、旧新魚目町地区におけるヤブツバキ実の年変動とその特性の解明を行った。...

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  • ヤブツバキ油粕に含まれるサポニンを用いたキノコ類の菌糸伸長・子実体形成に及ぼす効果

    前田 一, 田嶋 幸一, 久林 高市, 田中 隆 日本森林学会大会発表データベース 124 (0), 556-, 2013

    ...長崎県五島列島はツバキ油の産地であり、その生産量は全国の約4割である。ツバキ油の原料は地元の自生ツバキ林から採集したツバキ種子である。ツバキ種子にはトリテルペン配糖体であるサポニンが多く含まれており、ツバキ油搾油後の油粕には高濃度のサポニンが残っている。平成24年7月には椿による五島列島活性化特区に指定され、今後、ツバキ油の増産を目標としており、油粕も増加していく。...

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  • 常緑広葉樹における葉齢に依存した137Cs、133Cs、および主要元素の濃度変化

    佐野 哲也, 志知 幸治, 池田 重人, 赤間 亮夫, 三浦 覚, 金子 真司 日本森林学会大会発表データベース 124 (0), 387-, 2013

    ...森林総合研究所構内のヤブツバキ4個体から各5本の枝を2012年6月末に採集した。枝の齢構成を芽鱗痕から判別し(最大で5年分の葉が着葉)、葉を洗浄乾燥後、齢別にまとめ、<sup>137</sup>Csの濃度はGe半導体検出器(井戸型)で、他元素の濃度は湿式分解の後ICP-MSで測定した。アルカリ土類金属やAlは、古葉ほど乾重当たりの濃度が高くなる傾向が見られた。...

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  • 里山再生を目的とした低木類の現存量把握とその飼料化の試み‐ナラ枯れ跡地の事例‐

    小田野 郁子 日本森林学会大会発表データベース 124 (0), 733-, 2013

    ...16調査地の結果から出現頻度が高く、本数や現存量の多い低木類3種類(オオバクロモジ、リョウブ、ユキツバキ)と対照飼料で嗜好実験を行った。対照飼料の採食率を100とした場合、オオバクロモジは60、リョウブは52、ユキツバキは44だったが、3樹種の採食量は分散分析の結果有意差はなく、試供家畜は採食できることが示唆された。...

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  • 小笠原諸島の荒廃地における固有樹種シマホルトノキ植栽後11年間の植生変化と森林復元の現状

    安部 哲人 日本森林学会大会発表データベース 124 (0), 731-, 2013

    ...で10m以上に達した.以上より,本種は小笠原の荒廃地植栽に適すると判断された.また,ギャップ区では植栽後6年間はギンネムやホナガソウ,アワユキセンダングサ等の外来種が苗を被圧したが,11年後は外来種は苗により被圧され,大きく減少していた.撹乱地に侵入した外来雑草は繁茂して遷移を止めることがあるが,シマホルトノキ植栽はこれら外来雑草の抑制に有効と考えられた.一方,植栽地で天然更新した樹種は固有種ヒメツバキ...

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  • 日本産ナツツバキ属樹木における葉緑体ハプロタイプの分布

    宮田 智浩, 齊藤 陽子, 黒河内 寛之, 井出 雄二 日本森林学会大会発表データベース 124 (0), 686-, 2013

    ...ナツツバキ属(<i>Stewartia</i>)はツバキ科で唯一落葉樹から構成される属で、日本にはナツツバキ・ヒメシャラ・ヒコサンヒメシャラの3種が分布する。これらのうち、ナツツバキは東北南部以南に広く分布するのに対し、ヒメシャラとヒコサンヒメシャラは神奈川県以西の太平洋側に分布が限定されている。...

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  • 東日本大震災津波による屋敷林および社寺林の被害からみた広葉樹の耐塩水性の評価

    岡田 穣, 坂本 知己, 後藤 義明, 林田 光祐 日本森林学会大会発表データベース 124 (0), 224-, 2013

    ...その結果,マサキはクロマツとほぼ同等の耐塩水性があると評価できたほか,ヤブツバキ,ケヤキ,エノキも順位付けで上位となり,これらの樹種も耐塩水性が強いと評価できた。よってこれら順位の高い樹種は,今後の海岸林再生において耐塩水性の強い樹種としての利用が期待できる。...

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  • 仙台平野における居久根の塩害被害と防災機能に関する研究

    氏家 深志, 馬場 弘樹, 大澤 啓志, 石川 幹子 都市計画論文集 48 (1), 100-109, 2013

    ...対照的に、中低木層に多く見られたシロダモ・ヤブツバキ等の常緑樹は,塩に強いことが明らかとなった。また居久根の防災機能に関しては、高台の存在しない平野部において,集落東縁部の世帯では,海側に存在した居久根が津波とともに流れてきた流木・瓦礫を防ぎ,その他の世帯では津波が来る反対側の北側・西側の居久根が,家屋・家財等の流出を防ぐなどの防災機能を果たしたことが明らかになった。...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献3件 参考文献4件

  • 三重県内のスギ・ヒノキ人工林伐採跡地における広葉樹の更新状況

    福本 浩士 日本森林学会大会発表データベース 124 (0), 446-, 2013

    ...【結果】残存していた前生樹はアラカシ、シイ類、ヤブツバキ、シロダモ等で、広葉樹隣接地の方が非隣接地よりも多かった。新規に加入した実生も広葉樹隣接地で多く、風散布の散布様式を示すケヤキやアカシデの出現本数が多かった。...

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  • (-)-Epigallocatechin-3-O-gallateを用いた茶クリーミングダウン現象

    堤 広之, 佐藤 隆, 木下 吉史, 向田 浩典, 石津 隆 天然有機化合物討論会講演要旨集 55 (0), Oral16-, 2013

    ...<p>1.序論</p><p>ツバキ科(Theaceae)のチャ(Camellia sinensis)の葉を基原としているお茶は、古くから飲料や嗜好品として愛飲されてきた。近年では、抗酸化作用や血中コレステロール低下作用など多くの効能が明らかになり、様々な健康飲料が市販されるようになってきている。...

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  • 四国のミバエ科(双翅目)昆虫相と森林植生

    末吉 昌宏 昆蟲.ニューシリーズ 15 (4), 212-231, 2012-10-05

    ...ミバエ類の分布記録の更新を行った.また,四国の森林植生の垂直分布とミバエ類の地理的分布に注目して四国のミバエ相の特徴を明らかにした.新記録11種を含め,四国から79種のミバエ類を明らかにした,それらは四国に分布するミバエ類の種数の90%に達していると考えられる.四国のミバエは四国の代表的な自然植生と代償植生に広く分布しているが,ミバエ類の種構成は自然植生と代償植生の間よりも潜在自然植生の間,特にヤブツバキクラス...

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