丸井 浩
印度學佛教學研究
61
(3),
1093-1102,
2013
...たちは,[聖典=sabdaが]虚偽の言葉であることを声高らかに主張してきたが,それらの難点はすべて排斥された.したがって,聖典の権威は何ら支障なく確立したのである.」という最終詩節(27)で締めくくられていることによっても裏付けられる.かくしてニヤーヤ哲学の目的は,強固な論理によってVedaの権威を論証し,一見手ごわそうに見える異端派のVeda批判を粉砕することにあると,NMの冒頭でジャヤンタが表明していた...
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