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検索結果 1,249 件

  • フードデリバリーのサービス品質が顧客満足度に及ぼす影響

    姚 迪, 小川 美香子, 黒川 久幸 経営情報学会 全国研究発表大会要旨集 202311 (0), 363-366, 2024-01-31

    ...調査の結果、顧客満足度に影響を与える要因を8項目に絞り込み、因子分析を用いて、フードデリバリーサービス品質得点式を算出した。本研究によって、フードデリバリーサービス品質の良否を数値的に評価することが可能になった。</p>...

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  • ボロン酸高分子ネットワークバイオ材料の設計と医療応用

    松元 亮 ネットワークポリマー論文集 45 (1), 44-54, 2024-01-10

    ...本稿では,筆者らが展開する「ボロノレクチン」の機能を応用した疾病診断やドラッグデリバリーシステムに関する研究から,特に,細胞内環境応答的な核酸医薬の送達システム,シアル酸認識によるがん診断及び標的治療技術,糖尿病治療を目的としたグルコース応答型インスリン供給システム等について概説する。</p>...

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  • ナノゲルネットワーク材料の設計と機能: ドラッグデリバリーシステムと人工細胞外マトリクス応用

    下田 麻子, 秋吉 一成 ネットワークポリマー論文集 45 (1), 35-43, 2024-01-10

    <p>疎水化多糖の水中での自己組織化により形成する物理架橋ナノゲルは,タンパク質取り込みなどの高分子ホスト機能を有し,ワクチンキャリアなどの新規モダリティとして医療応用を図ってきた。本稿では,反応性基を導入した疎水化多糖ナノゲルと水溶性モノマーとの重合反応,あるいは,多分岐ポリエチレングライコールマクロモノマーとの反応により,ナノゲルをネットワークとする新規ハイブリッドゲルの構築と機能について解…

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  • 分子シミュレーションによる脂質ナノ粒子の構造とエンドソーム脱出機構の解析

    篠田 渉 ファルマシア 60 (2), 101-105, 2024

    ...核酸デリバリーを指向した脂質ナノ粒子の構造安定性や核酸送達効率の向上を目的に、新規pH感受性脂質の分子設計や脂質組成最適化への指針を与える技術として、粗視化力場による分子動力学シミュレーションを用いた研究を紹介する。定量性を持つ粗視化力場の開発により、脂質コンプレックスの構造やエンドソーム脱出機構を解析するための計算機実験が実現できており、今後、様々な脂質系への適用研究が期待できる。...

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  • LNPのナノ構造はエンドソーム脱出とRNAの細胞質への送達を制御する

    爲本 雄太 ファルマシア 60 (4), 343-343, 2024

    ...核酸医薬の治療標的への送達にはドラッグデリバリーシステム(DDS)が必須であり,核酸医薬のDDSキャリアとして脂質ナノ粒子(LNP)が汎用されている.SARS-CoV-2に対するmRNAワクチンの送達にもLNPが用いられており,LNPの有用性が改めて認識された.LNPの使命は,核酸医薬を無事に目的地まで送り届けることである.そのために,細胞内で加水分解されるpH応答性脂質を含むLNPが開発され,脂質組成...

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  • 温度刺激に応答する高分子微粒子の設計

    小松 周平, 菊池 明彦 色材協会誌 96 (10), 338-343, 2023-10-20

    ...<p>温度刺激に応じて物性を変化する高分子微粒子は , バイオマテリアル工学において , 診断材料やドラッグデリバリーシステム (DDS) など幅広く応用されている 。 高分子微粒子を精密に設計することで , 表面と粒子コアそれぞれに異なる機能をもたせることができる 。...

    DOI Web Site 参考文献19件

  • 糖鎖リガンドによるsiRNAのデリバリー技術の開発

    上原 啓嗣 Drug Delivery System 38 (4), 313-320, 2023-09-25

    アンチセンスオリゴヌクレオチド(ASO)やSmall interfering RNA(siRNA)に代表される核酸医薬は、従来の創薬モダリティとは異なる創薬標的へのアプローチが可能である。近年、肝臓表面上のアシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)を利用した、<i>N</i>-アセチルガラクトサミン(GalNAc)リガンドコンジュゲート核酸は、肝臓ターゲティングとしての核酸医薬として、臨床でバリデ…

    DOI Web Site 参考文献21件

  • 新時代のドキュメントデリバリーサービス

    大久保 三四朗 薬学図書館 68 (2), 73-76, 2023-08-31

    ...<p>文献をはじめとするデジタルコンテンツの需要が高まるなか,株式会社ジー・サーチが提供する電子ドキュメントデリバリーおよび共有管理ソリューションである「RightFind」について紹介する。...

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  • 合成生物学的アプローチが可能とする細胞外小胞の理解と発展的利用

    小嶋 良輔, 國武 厚貴 生化学 95 (2), 194-200, 2023-04-25

    ...細胞から放出されるナノ粒子である細胞外小胞(extracellular vesicles:EV)は,細胞間コミュニケーションを媒介する因子や,天然のドラッグデリバリーキャリアとして,基礎・応用の両面から注目を集めている.本稿では,合成生物学的手法によってEV産生細胞を改変し,そこから放出されるEVに狙った機能を付与することで,EVを次世代の疾患治療へと応用する試みや,EVの機能・特性をより深く理解する...

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  • 糖鎖を基軸とするエクソソームの多様性解析と生体応答・制御

    下田 麻子, 舘野 浩章, 秋吉 一成 生化学 95 (2), 136-143, 2023-04-25

    ...,構造解析技術から機能解析技術まで,さまざまな課題が残されている.エクソソームの構成成分である脂質,タンパク質,核酸はその種類や機能がこれまでに多く報告されているが,脂質やタンパク質を覆う糖鎖については解析の難しさもあり,解明が遅れているのが現状である.我々はエクソソームの表層糖鎖プロファイリング技術を確立し,糖鎖を基軸とするエクソソームの多様性解析や細胞との相互作用における関連性,さらにドラッグデリバリーシステム...

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  • 光増感剤デリバリーのための全アクリレート型高分子ミセルの開発

    小幡 誠, 鹿島 颯人, 廣原 志保 日本レーザー医学会誌 44 (1), 69-76, 2023-04-15

    ...<p>光線力学療法のための光増感剤は体透過性の良い長波長の光を吸収する必要がある.このため光増感剤の分子構造は平面性が高く,水溶性の低下と凝集による光化学的特性の低下が問題になることが多い.このような光増感剤の水溶化と腫瘍集積性の付与にはドラッグデリバリーシステム(DDS)の利用が有効である.本論文ではアクリル酸ベンジル(BnA),アクリル酸2-ジメチルアミノエチル(DMAEA),アクリル酸ポリエチレングリコールモノメチルエーテル...

    DOI Web Site 参考文献33件

  • 中枢神経系を標的としたmRNA医薬のDDSと治療応用

    内田 智士 Drug Delivery System 38 (2), 125-133, 2023-03-25

    ...中枢神経系難治疾患は、mRNA医薬の有力な標的であるが、デリバリーが課題である。送達経路として、脳実質や脳脊髄液への局所投与、全身投与からの血液脳関門(BBB)を介した送達、nose-to-brain経路があげられる。高分子ミセルは、中枢神経系への局所投与において、炎症反応を伴うことなく効率的なタンパク質発現を誘導し、モデル動物に対して治療効果を示した。...

    DOI Web Site 参考文献28件

  • ヒトiPS細胞由来血液脳関門モデルの構築とトランスポーター機能評価

    黒澤 俊樹, 佐孝 大樹, 久保 義行, 出口 芳春 Drug Delivery System 38 (2), 117-124, 2023-03-25

    ...脳内へのドラッグデリバリー技術、そして有効な中枢疾患治療薬の開発にとって、ヒト脳への移行性を評価できる<i>in vitro</i>モデルの構築が重要であるが、既存の動物および細胞評価系は種差や密着結合形成能の問題が指摘されている。近年、ヒトiPS細胞から脳毛細血管内皮細胞へ分化誘導する技術が開発され、強力な密着結合性を有するヒトBBBモデルとして期待されている。...

    DOI Web Site 参考文献23件

  • 癌関連線維芽細胞の形質改変による抗癌剤効果増強剤の開発

    飯田 忠, 水谷 泰之, 山雄 健太郎, 石川 卓哉, 大野 栄三郎, 藤城 光弘, 榎本 篤, 川嶋 啓揮 膵臓 38 (1), 37-43, 2023-02-28

    ...癌関連線維芽細胞(CAF)である.このため,これまで様々な方法でCAFをターゲットにする治療が試みられてきたが未だ成功していない.本研究では癌抑制性CAFのマーカーであり機能分子であるMeflinをCAFに発現誘導することで,膵癌における化学療法への感受性を改善させることを明らかにした.さらにスクリーニングにより合成レチノイドであるAM80がCAFにおけるMeflinの発現を効果的に誘導し,ドラッグデリバリー...

    DOI Web Site 参考文献28件

  • デリバリー配達員の割り当て問題

    西永, 智貴, 真鍋, 義文 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 331-332, 2023-02-16

    ...デリバリー店舗において、遅配をなるべく少なくする仕事の割り当てを行う問題を考察する。配達業務がない配達員にはチラシのポスティングを行わせることで業務の効率化を行う状況をモデル化する。配達予定時刻よりも到着時刻が遅くなった場合の時間差で決める遅配係数の総和を最小化する業務の割り当てを行う。...

    情報処理学会

  • シミュレーションに基づく自律移動ロボットの経路計画と実機への適用

    佐藤, 義忠, 柴田, 泰雅, 赤見坂, 篤記, 長尾, 確 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 189-190, 2023-02-16

    ...近年、デリバリーロボット等の屋内で自律走行を行うロボットの需要が増加している.しかし、現実の環境で自律走行ロボットを走行させる際に、必要な実験を現実の環境で行うことは難しい場合が存在する.私たちはこれを解決するため実環境に近いシミュレーション環境を作成し、シミュレーションの結果をもとに実環境に適用するというアプローチをとった....

    情報処理学会

  • 細胞外小胞を利用したDDSの開発

    高橋 有己 Drug Delivery System 38 (1), 58-66, 2023-01-25

    ...細胞外小胞(Extracellular Vesicles:EV)は、核酸やタンパク質といった内包物質をEVの取り込み細胞へと送達する内因性のデリバリーキャリアである。内因性のデリバリーキャリアとしての特性に着目したEVのDDSとしての適用が期待される。EVを利用したDDSの開発のためには、EVの産生細胞・回収方法、EVへの薬物搭載法、EVの体内動態制御法等を開発する必要がある。...

    DOI Web Site 参考文献20件

  • 抗体を活用したドラッグデリバリー技術の開発状況

    金子 悦士 Drug Delivery System 38 (1), 49-57, 2023-01-25

    生体内で防御機構を担う抗体は、特異的な抗原認識や生体内における高い安定性といった特性を生かし、医薬品として広く用いられるようになった。その背景には、抗原性の低下やエフェクター機能増強、抗体の低分子化や多重認識能の付与などの抗体エンジニアリングの取り組みが行われており、これによって、単なる標的抗原の中和だけではなく、多彩な機能を発揮することを可能にした。近年では、抗体の最も大きな特徴である特異的な…

    DOI Web Site 参考文献52件

  • イズカーゴ<sup>Ⓡ</sup> ―脳へのドラッグデリバリー技術を適用した世界初の医薬品―

    薗田 啓之, 南 幸太郎 Drug Delivery System 38 (1), 68-74, 2023-01-25

    血液脳関門の存在により、ほとんどの薬剤は全身循環から脳へ移行することができないため、中枢神経系疾患の治療薬開発は困難を極める。イズカーゴ<sup>Ⓡ</sup>(一般名:パビナフスプ アルファ)は、トランスフェリン受容体を介した鉄/トランスフェリン輸送機構を利用して脳実質へ治療に必要な薬剤を届けるJ-Brain …

    DOI Web Site 参考文献9件

  • 新しいキッチンカーのキャビンの開発

    本田 晃浩, 田村 智弘, 山田 誠治 山口県産業技術センター研究報告 34 (0), 18-21, 2023

    ...これに対応するため,感染リスクの低さという理由からテ イクアウトやデリバリー販売を行う事業者が増加している .特に,店舗を持たず,より販売の見込まれる時間や場 所で飲食物を販売できるキッチンカー(移動販売車)の利用 が拡大している.キッチンカーは,販売する飲食物の種 類や車載設備の違い,規模等により,様々なタイプが存在 する.その中でも,予算的にもスペース的にもより手軽 に事業を始められる軽トラックタイプ...

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  • ナノ粒子を基盤とした医薬品の製剤開発:ナノ化医薬品と刺激応答性ドラッグデリバリーシステム

    小川 昂輝, 田上 辰秋, 尾関 哲也 ファルマシア 59 (7), 634-638, 2023

    ...医薬品を体内で適切に作用させるためには、医薬品原薬の物性を改善するための製剤化技術や、必要な部位へ適切に薬物を届けるドラッグデリバリーシステム(DDS)が必要不可欠であり、これらは世界中で精力的に研究されている。本稿では、我々が行ってきたナノ化医薬品を用いた製剤化技術と、刺激応答性DDSを用いた疾患治療ついて解説する。...

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  • コロナ禍におけるテイクアウト・デリバリ―の需要とプラスチックごみとの関係性の分析

    飯室 舞, 田畑 智博 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 34 (0), 13-, 2023

    ...<p>本研究は、コロナ禍とそれ以前でのフードデリバリー&テイクアウトサービス(FDTS)の需要の変化によるプラスチック(プラ)容器包装廃棄物の環境影響を分析した。コロナ禍とそれ以前でのFDTS利用状況の変化を把握するため、大阪府民223人を対象にアンケート調査を実施した。Web調査の結果、FDTSの需要はコロナ禍において5.8%増加したことがわかった。...

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  • マウスを用いた各種媒体の気管内投与による肺への経時的影響の比較

    沼野 琢旬, 原 智美, 杉山 大揮, 萩原 顕昭, 河部 真弓, 青木 豊彦 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), P2-182-, 2023

    ...<p>【目的】近年、様々な創薬基盤技術を用いた医薬品の研究開発により、低分子医薬品だけでなく、様々な新規モダリティによる医薬品が臨床的に実用化されているが、新規モダリティのデリバリー経路として、吸入経路が注目されている(Hall et al. Toxicol Pathol., 2021)。...

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  • ラットを用いた各種媒体の反復気管内投与による影響

    堀田 佳資, 今井 則夫, 土井 悠子, 河部 真弓, 青木 豊彦 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), P2-183-, 2023

    ...<p>【目的】近年、様々な創薬基盤技術を用いた医薬品の研究開発により、低分子医薬品だけでなく、様々な新規モダリティによる医薬品が臨床的に実用化されているが、新規モダリティの薬物デリバリー経路として、吸入経路が注目されている (Hall et al. Toxicol Pathol., 2021)。...

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  • 膵島細胞移植に適した制御性T細胞治療の検討

    原田 昌樹, 余郷 享子, 森本 弘大, 前原 由依, 広田 沙織, 奥村 康, 竹田 和由, 内田 浩一郎 移植 58 (Supplement), s238_2-s238_2, 2023

    ...細胞治療のターゲット・デリバリーに着目し、膵島移植モデルでTregの抗原特異性とその分布、機能を探索する。【方法】dsTreg(Donor Antigen Specific Treg)はレシピエント(Foxp3-ires-hCD2-CD52マウス)脾細胞とaCD80/CD86mAb存在下に放射線照射済ドナー脾細胞による抗原刺激で誘導し、マイクロビーズでTreg純化し作成した。...

    DOI 医中誌

  • リポソーム修飾剤としてのヒアルロン酸の可能性

    寺山 涼子 ファルマシア 59 (12), 1123-1123, 2023

    皮膚を利用した薬物送達は経口投与や皮下注射に比べ非侵襲的であり,投与の容易さから患者に受け入れられやすく,初回通過代謝が回避できるなどの利点がある.これまでにも,皮膚からの薬物送達のためのキャリアとしてリポソームをはじめとした様々な脂質ベシクルが開発されており,組成や表面修飾によって物性の改善が図られてきた.また近年,ヒアルロン酸(HA)と複合体を形成したタンパク質や薬物の経皮吸収が向上するとい…

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  • 未来医療に貢献するナノマテリアルイノベーションへの期待と課題

    根岸 洋一 ファルマシア 59 (7), 621-621, 2023

    ...近年、医療分野においては、多様な材料から成るナノマテリアルを、標的部位選択的に薬物を送り込むドラッグデリバリーシステムに応用する研究開発が加速している。超高齢化社会におけるアンメット・メディカル・ニーズへの対応には、多様な創薬モダリティに適したナノマテリアルを融合し、革新的医薬や新規治療システムの開発を強化することが望まれる。今後の未来医療に貢献するナノマテリアルのイノベーション創出に期待する。...

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  • 高速道路への原付進入対策に特化した路面シールの計画と施工

    山本 航, 土橋 剛士 交通工学研究発表会論文集 43 (0), 149-152, 2023

    高速道路への人等の立入は、高速道路利用者、進入者ともに生命に関わる危険な状況をつくりだすため、道路管理者としては防がなければならない重要な課題である。これまでは外国人旅行者、認知症の老人がフォーカスされていたが、 2020年以降の新型コロナウィルスの影響及び、ナビアプリの普及に伴い、原付の進入が都内を中心に急激に増加した。本文は、こうした原付の進入を防止するため原因を分析したところ、立入禁止看板…

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  • ラスビックの肺胞被覆液移行メカニズムの解明

    大箭 考平 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 44 (0), 2-C-S17-2-, 2023

    ...LSFXの標的臓器への選択的なドラッグデリバリーは、本剤が高い治癒率、低用量、高い安全性を示す裏付けとなり、本研究はそのメカニズム解明の一助になったものと思われる。</p>...

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  • 脳・認知活動のレジリエンス向上を導く医工学的制御技術の創生

    小野 弓絵, 横澤 宏一 生体医工学 Annual61 (Abstract), 82_2-82_2, 2023

    ...特に脳・認知活動のレジリエンス向上のためのターゲット技術は、ニューロフィードバック・バイオフィードバック、ストレス検知、情動検出、ニューロエンハンスメント、脳刺激、バイオセンサ、ドラッグデリバリー、XR、モバイル医療などであり、これらを実現するためには、モバイル型脳・生体機能計測デバイス、体内埋め込み型医療デバイス、遠隔モニタリング技術のさらなる開発と、これら技術を医療福祉に照らして適正に活用するための...

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  • 舌側矯正の臨床のヒント―リンガルブラケットの新しい接着法およびブラケット撤去法

    佐藤 俊仁, 若林 みちる 日本舌側矯正歯科学会会誌 2023 (33), 55-58, 2023

    ...舌側矯正治療の難しさは,その治療操作が唇側ブラケットに比べて複雑である上,ブラケットのポジショニングおよびブラケット接着,撤去が困難であることにある.今回,インダイレクトボンディング用のブラケットコア(ジグとも言う)の接着に際し,スーパーボンドの新しいデリバリー操作が専用のマイクロシリンジを使うことにより可能となったこと,そしてブラケット撤去に際して超音波テクニックを利用する方法1)が完成し,より安全...

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  • DDSに立脚した粘膜ワクチンの開発

    細見 晃司, 國澤 純 Drug Delivery System 37 (5), 412-420, 2022-11-25

    ...粘膜ワクチンの実用化には、デリバリーシステムやアジュバントの応用が必要不可欠である。ポリマーやナノゲル、リポソーム、微生物成分などのデリバリーシステムを用いることで、ワクチン抗原の粘膜組織への送達や滞留性が向上し、ワクチン効果を高めることができる。...

    DOI Web Site 参考文献46件

  • 乗用タクシーを活用したフードデリバリーの継続可能性に関する研究

    吉田 樹, 山口 絵里 都市計画論文集 57 (3), 654-659, 2022-10-25

    ...<p>最近,フードデリバリーサービスが注目されている。本研究は,福島県会津若松市の事例から,タクシーを活用したフードデリバリーの継続可能性について検討した。飲食店は,自店で配達しないことによる負担軽減を歓迎する一方,タクシー台数が減少する夜間の配車が難しいことを不満に挙げた。...

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  • 【総説:応用糖質科学シンポジウム】L-グルコースの臨床医療への応用に向けて

    山田 勝也 応用糖質科学:日本応用糖質科学会誌 12 (3), 140-154, 2022-08-20

    <p>D-グルコースに蛍光基NBDを結合した2-NBDGは,D-グルコースの細胞内への取り込みの可視化に広く使用されている.私達は,哺乳動物細胞内に2-NBDGがグルコーストランスポーターを介して取り込まれることやその詳細を示し,次いで2-NBDGの陰性対照化合物としてL-グルコースにNBDを結合した分子2-NBDLGを開発した.2-NBDLGは通常細胞には取り込まれなかったが,マウス膵臓腫瘍細…

    DOI Web Site 参考文献107件

  • 経皮的バルーン血管形成術の基本:肺動脈狭窄

    宗内 淳 Pediatric Cardiology and Cardiac Surgery 38 (3), 147-157, 2022-08-01

    ...血管形成用バルーンは高耐圧バルーンを基本とし,硬化病変に対して超高耐圧バルーンを選択する.狭窄部最小径と周辺の参照血管径から至適バルーン径を決定し,体格を加味してアクセスのためのシース・親カテーテル・ガイドワイヤーを決定してゆく.リスク評価として術後経過時間,人工物介在の有無,バルーン拡張時の周辺への干渉や血行動態に及ぼす影響を事前に評価した後,狭窄病変へのガイドワイヤーの導入,バルーンカテーテルのデリバリー...

    DOI Web Site 参考文献23件

  • ポリイオンコンプレックスによるmRNAデリバリーに向けたカチオン性ポリペプチド設計

    内藤 瑞, 宮田 完二郎 Drug Delivery System 37 (3), 221-228, 2022-07-25

    ...本稿では、筆者らがこれまでに取り組んできた、mRNAを含む核酸デリバリーのためのカチオン性ポリペプチドおよびポリプレックスの合理的設計に関する研究成果を紹介する。具体的には、mRNA内包ポリプレックスのエンドソーム脱出機能、生体内での安定性、および自己分解性を中心とする機能化に向けたポリペプチド側鎖の分子設計に関して詳述する。...

    DOI Web Site 参考文献14件

  • 脂質ナノ粒子を基盤とするmRNA送達システムの動向

    田中 浩揮, 櫻井 遊, 秋田 英万 Drug Delivery System 37 (3), 237-246, 2022-07-25

    ...これらの新規モダリティを基盤とした医療を実現するうえでは、脂質ナノ粒子(Lipid Nanoparticle:LNP)がそのデリバリー技術として大きく貢献している。本稿では現在までのLNPs開発の経緯について概説するとともに、mRNA医薬品の最初の例となったRNAワクチンについて、その免疫活性化機構について最近の知見を紹介する。...

    DOI Web Site 参考文献32件

  • 光応答的なRNAデリバリー

    渡邉 和則, 大槻 高史 Drug Delivery System 37 (3), 229-236, 2022-07-25

    近年、mRNAやsiRNAなどの核酸医薬が、次世代の医療を支える医薬として期待を集めている。RNAを医薬として疾患部位で作用させるためには、標的細胞の細胞内への効率的なRNA送達法が重要となる。本稿では、さまざまなターゲティング戦略の中の1つである、光を用いた標的特異的RNA送達に注目する。具体的には、光化学的内在化(PCI)機構やPhotothermal機構を介して細胞質内にRNAを送達するキ…

    DOI Web Site 参考文献37件

  • 腎臓に対するmRNAデリバリーの現状と今後の展望

    川口 真帆, 加藤 直也, 神谷 万里子, 向井 英史, 川上 茂 Drug Delivery System 37 (3), 253-262, 2022-07-25

    ...腎臓へのmRNAデリバリーの分野においては報告がほとんどないため、本稿では、投与経路やベクターに着目しつつ遺伝子/核酸デリバリーについて解説し、腎臓へのmRNAデリバリーについて紹介する。...

    DOI Web Site 参考文献49件

  • 簡便かつ安価な新しいフローアブル止血剤の調整法

    門田 領, 相庭 温臣, 望月 眞人 Journal of Spine Research 13 (7), 999-1004, 2022-07-20

    ...<p><b>はじめに:</b>市販フローアブル止血剤は頑固な硬膜外静脈叢出血に対して強力な止血作用とドラッグデリバリー性能に優れるが,償還価格が高額であるため腰椎単椎間除圧など実際に頻度の高い脊椎手術ではルーチン使用はできずその恩恵にあずかれない.今回この問題を解決する方法を考案したので紹介する....

    DOI 医中誌

  • 親水性官能基の修飾位置とポルフィリンのがん細胞集積性の相関関係

    東條 敏史, 倉橋 駆, 近藤 剛史, 湯浅 真 色材協会誌 95 (7), 181-184, 2022-07-20

    ...光線力学療法やドラッグデリバリーシステムへの応用を目指したポルフィリンを基盤とする新規機能性分子の創製研究が活発に行われている一方で,分子設計の際にポルフィリンへの官能基修飾位置は十分に検討されていない。本研究では親水性を有するポリエチレングリコール骨格を有するポルフィリンのがん細胞集積性を評価し,官能基の親水性および修飾位置ががん細胞集積性に影響を与えることを明らかにした。</p>...

    DOI Web Site 参考文献8件

  • 機能強化乳酸菌の創製研究

    生井 楓, 下里 剛士 日本乳酸菌学会誌 33 (1), 5-11, 2022-03-14

    ...本総説では、昨今の乳酸菌研究を取り巻く課題を受け、乳酸菌組換え体による有益タンパク質のデリバリーシステムの開発研究と、リボソーム工学を乳酸菌の育種技術として適用した成果について解説し、今後の展望について論じる。</p>...

    DOI Web Site 参考文献55件

  • 「不」に応える:mRNAワクチン/医薬のデリバリー

    内田 智士 Drug Delivery System 37 (1), 25-34, 2022-01-25

    新型コロナウイルスのパンデミックは、医療、社会生活の「不」となったが、mRNAワクチンが速やかにこの「不」に応えた。一方で、日本のワクチン開発における遅れは、供給や経済的な面で「不」となっている。mRNAは、がん、遺伝性疾患の治療といった感染症予防ワクチン以外の分野でも有望であり、将来、少子高齢化社会の医療における「不」に応えるであろう。mRNAワクチン開発にDDS技術が重要な役割を果たしてきた…

    DOI Web Site 参考文献37件

  • 今年度もやります!全国大会の“デリバリー

    坊農 真弓 情報処理 63 (2), 88-89, 2022-01-15

    ...お届けInfoとは,学会で発表されたできたてほやほやの情報や知識を,有志の取材をしてくださる会員(以下,デリバリー会員)がその場の臨場感とともに,学会会員の皆さま(以下,カスタマー会員)のお手元にお届けするサービスです.家族のイベントで参加できない,家族の病気やさまざまな事情があって参加できない…….このようなカスタマー会員のアクセシビリティを確保します....

    DOI DOI 情報処理学会 ほか1件

  • 機能性近赤外蛍光プローブにより生体内での薬剤放出を可視化

    山口 藍子 ファルマシア 58 (7), 723-723, 2022

    抗体薬物複合体(antibody-drug conjugate: ADC)開発は近年飛躍的進歩を遂げている.ADCは抗体にリンカーを介して薬物を結合させた分子であり,その有効性や安全性にはリンカーの分子設計が大きく寄与する.Usamaらは,リンカーの切断効率や切断部位を生体内で可視化し,定量評価を可能とする機能性近赤外蛍光プローブを開発した.<br>スルホン酸修飾ノルシアニン(Sulfo-Nor…

    DOI

  • 後眼部疾患治療を目指した点眼ナノ粒子DDS製剤の開発

    伊藤 貴章, 田原 耕平 ファルマシア 58 (11), 1036-1040, 2022

    ...著者らは,注射など侵襲的な方法でのみ投与される薬剤に対し,リポソームや高分子ナノ粒子など生体適合性ナノ粒子を利用した非侵襲的な経粘膜ドラッグデリバリーシステム(DDS)の確立を目指している.薬剤の粒子サイズをナノメートルオーダーに制御し,機能性ポリマーを用いて表面修飾することで,粘液・粘膜に対する薬剤透過や滞留性が飛躍的に向上する.本稿では,後眼部疾患治療を目指した点眼ナノ粒子DDS製剤の開発について...

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  • 第15回 医療における薬学最大化を目指して

    佐々木 均 ファルマシア 58 (6), 594-595, 2022

    ...ドラッグデリバリーシステム(DDS)黎明の時代に、長崎大学で研究の面白さに気づき、大学で研究者の基盤を築かせていただいた。米国留学や長崎大学での局所投与製剤開発もDDSシーズ開発の良い経験であった。病院へ異動したことにより、DDSシーズと医療ニーズのマッチングに挑戦できた。医療現場は薬学の実践の場であり、創薬や創剤研究の宝庫である。若手には自身の可能性を信じ未来を築いてもらいたい。...

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  • スルホサリチル酸を用いた新規アルブミンナノ粒子化法の開発と敗血症への応用

    十鳥 有希菜, 平川 尚樹, 木下 遼, 清水 太郎, 安藤 英紀, 石田 竜弘, 異島 優 日本毒性学会学術年会 49.1 (0), O-13-, 2022

    ...<p>【目的】ヒト血清アルブミン (HSA) は高い血中滞留性を持つドラッグデリバリーシステム(DDS)キャリアとして研究開発されている。しかしながら、HSAのナノ粒子化法の1つである脱溶媒和法は、血中滞留性の低下というHSA本来の利点が欠如する結果を招くことを我々は明らかにした。これはナノ粒子化の際の還元・酸化反応によるHSAの構造変化に起因するものと考えられる。...

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  • 視覚障害の新たな治療法の開発を目指して

    原 英彰 ファルマシア 58 (11), 1013-1013, 2022

    ...そこで、眼疾患の病態研究ならびに治療法開発を指向する応用研究、ドラッグ・デリバリー・システム(DDS)に関する研究など幅広く紹介する特集を企画した。...

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  • 緑内障治療薬の現状

    不破 正博 ファルマシア 58 (11), 1061-1065, 2022

    ...ドラッグデリバリーシステムを応用した持続製剤を含め、新規の眼圧下降薬の開発は盛んなものの、根本治療となり得る視神経保護薬の開発は進んでいない。視神経保護薬開発のための臨床試験の難易度は高く課題は多いが、様々な技術革新により、視神経を直接保護する神経保護治療の実用化が期待される。...

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  • 女子学生のコロナ禍における食生活の変化

    間宮 貴代子, 小出 あつみ, 阪野 朋子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 33 (0), 131-, 2022

    ...あると回答した人のうち、増加したと感じた項目の上位は「自宅で食事」や「自宅で料理」、「デリバリーの利用」であり、減少したと感じた項目の上位は「外食」、「テイクアウトの利用」、「惣菜の利用」であった。減少したと感じた「テイクアウトの利用」はコロナ禍でも65%と多く、「デリバリーの利用」25%の2倍以上利用されていた。デリバリーを利用しない理由として、配達範囲外や価格が高いという理由があげられた。...

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  • 新型トラクションデバイス(Multi-loop traction device)を用いたESD

    二口 俊樹, 樺 俊介, 炭山 和毅 日本消化器内視鏡学会雑誌 64 (7), 1352-1360, 2022

    ...デバイスには特有の課題があり,施設間での適応や使用方法の手技も様々である.2021年2月に全国販売が開始されたMulti-loop traction device(MLTD,ボストン・サイエンティフィック ジャパン,東京)は,東京慈恵会医科大学内視鏡医学講座が中心となり設立した産学医工連携コンソーシアムにおいて作り上げた,新型トラクションデバイスである.小型で軽いMLTDは,鉗子チャンネルを介したデリバリー...

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  • フローフォーカス型流路と油水界面通過法によるマイクロバブル内包ベシクルの生成

    角川 龍輝, 塩崎 寛子, 一柳 満久, 高木 周 理論応用力学講演会 講演論文集 66 (0), 123-, 2022

    ...<p>マイクロバブル内包ベシクルは,ドラッグ・デリバリー・システムでのがん治療に使用される薬剤の血中キャリアの一つとして注目されている.マイクロバブル内包ベシクルの要求機能として,毛細血管通過可能な5 μm未満の直径であることや,超音波制御を容易にするため一様な大きさであることなどが挙げられる.本研究では,これらの要求機能を満たすマイクロバブル内包ベシクルをフローフォーカス型流路と油水界面通過法を用...

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  • 目次/特集にあたって/表紙の説明

    ファルマシア 58 (11), 1014-1015, 2022

    ...の多くは,加齢とともに罹患率が上昇する.我々が日常生活から得ている情報の大部分は視覚に由来しており,現在の情報化社会における生活の質(QOL)の維持・向上,さらには健康寿命の延伸において,視覚機能は極めて重要な役割を担っている.本特集では,眼をターゲットとして研究に注力する新進気鋭の研究者に,眼疾患の病態研究ならびに治療法開発を指向する応用研究から,眼内への薬物送達効率の向上を目的としたドラッグ・デリバリー・システム...

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  • PLGAナノパーティクルテクノロジーの製剤技術への応用

    鈴木 貴弘, 笹井 愛子, 辻本 広行 粉砕 65 (0), 38-44, 2021-12-15

    ...ライフサイエンス・医薬領域ではナノDDS(ドラッグデリバリーシステム)技術として特定の細胞や組織を認識しうる抗ガン治療薬や遺伝子治療薬の研究開発にも応用されている。</p><p>当社の製薬・美容科学研究センターではこれらの動向に関連して,生体適合・吸収性基剤であるPLGA(乳酸・グリコール酸共重合体)に各種薬物を封入したナノ粒子製剤を作製,提案する受託研究を行っている。...

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  • 市販医薬品の薬効成分を磁性化する画期的技術の開発

    梅村, 将就, 中鍛治, 里奈, 永迫, 茜, Islam, Rafikul, 大竹, 誠, 長尾, 景充, 根本, 寛子, 水野, 雄斗, 石川, 聡一郎, 鈴木, 文菜, 石川, 義弘, Umemura, Masanari, Nakakaji, Rina, Nagasako, Akane, Ohtake, Makoto, Nagao, Kagemichi, Nemoto, Hiroko, Mizuno, Yuto, Ishikawa, Soichiro, Suzuki, Fumina, Ishikawa, Yoshihiro 横浜医学 72 (4), 537-544, 2021-12-03

    ...つことはよく知られるが,有機化合物が常温で磁性を示すという報告は世界で初めてである.また,Fe(Salen)の磁場発生メカニズムの解析のため,結晶構造解析を行ったことで「磁場発生の原因となる化学構造」を同定し,その磁場発生メカニズムを突き止めた.Fe(Salen)は磁性を持つため,主に 3 つのユニークな特徴を持つ. 1 )磁力により体外から任意の場所にFe(Salen)を集積させること(ドラッグデリバリー...

    機関リポジトリ 医中誌

  • 今年度もやります! 全国大会の“デリバリー”-デリバリー会員を募集します-

    坊農 真弓 情報処理 62 (12), 686-687, 2021-11-15

    ...お届けInfoとは,学会で発表されたできたてほやほやの情報や知識を,有志の取材をしてくださる会員(以下,デリバリー会員)がその場の臨場感とともに,学会会員の皆さま(以下,カスタマー会員)のお手元にお届けするサービスです.家族のイベントで参加できない,家族の病気やさまざまな事情があって参加できない…….このようなカスタマー会員のアクセシビリティを確保します....

    DOI 情報処理学会

  • mRNA医薬・mRNAワクチンとは何か

    位髙 啓史 学術の動向 26 (10), 10_38-10_43, 2021-10-01

    ...新型コロナウイルスに対して迅速なワクチン開発が行われたが、そこにはmRNA作成技術、mRNAの免疫原性を制御する技術、体内の目的とする組織・細胞にmRNAを安全に送り届ける送達システム(ドラッグデリバリーシステム:DDS)など多くの技術の寄与がある。本稿ではmRNA医薬・ワクチンの開発経緯、用いられる技術、適応や今後の課題について概説する。</p>...

    DOI Web Site Web Site 参考文献15件

  • 医療用マイクロニードルの研究

    川端 一輝, 松島 俊也, 水口 凌, 伊藤 高廣, 引間 知広, 村上 直, 松尾 正昭, 田代 康典, 原 正哉, 椿 浩忠 精密工学会学術講演会講演論文集 2021A (0), 387-388, 2021-09-08

    <p>近年、投薬時の痛みが少なく、患者への負担の少ない投薬方法としてマイクロニードル(MN)を用いた投薬方法が注目されている。投薬性能を有し、金型を用いた射出成形による生産性の高いMNの作製を目指す。本研究では、生分解性材料を用いて、本数違いの烏口型MNを作製し、成形精度の測定と穿刺実験を行った。その結果、烏口型MNの本数違いに伴って、成形精度と穿刺性能の違いが見られた。</p>

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  • 超音波とバブル製剤によるドラッグデリバリー

    髙橋 葉子, 濱野 展人, 根岸 洋一 Drug Delivery System 36 (3), 166-174, 2021-07-25

    ...体外からの外部刺激に応答したドラッグデリバリーは、そのエネルギーの適用エリアにより、比較的容易に標的組織特異的デリバリーが可能となる。なかでも超音波エネルギーは、その安全性の高さから注目され、マイクロバブルやナノバブルを併用することで、超音波造影効果、薬物・遺伝子・核酸デリバリー効果の増強が可能とされている。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献30件

  • 光吸収体と細胞パターニングの統合による位置選択的なオプトポレーション法の開発

    服部 蓮, 松村 優基, Mohan Loganathan, 手島 美帆, 柴田 隆行, 永井 萌土 精密工学会学術講演会講演論文集 2021S (0), 745-746, 2021-03-03

    ...<p>再生医療の実用化には,高品質(安定的に機能を発現する)細胞が大量に求められ,我々は高品質細胞を大量に生産する位置選択的な細胞内デリバリ技術の開発を行っている.細胞の選択的配置には,直径10~45µmの非接着性のバイオレジストを形成した.培養中のレジストパターンの縮小傾向,単一細胞の配置条件を評価した.続けて,エネルギ吸収体とバイオレジストを統合して使用し,位置選択的な細胞デリバリの可能性を示した...

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  • 顔料分散パターンへのパルスレーザ照射を用いたトランスフェクション法の開発

    松村 優基, 服部 蓮, Mohan Loganathan, 沼野 利佳, 柴田 隆行, 永井 萌土 精密工学会学術講演会講演論文集 2021S (0), 747-748, 2021-03-03

    ...<p>オプトポレーション法は光を利用した細胞内デリバリ技術であり,ウイルスを用いた方法に比べて安全性が優れる.これまで顔料を分散したSU-8マイクロパターンを用い,レーザ誘起衝撃波が発生することを確認した.今回それを発展させ,HeLa細胞のトランスフェクションを実現した.異なるレーザエネルギにて,GFP遺伝子をコードするプラスミドDNAの細胞内導入実験を行い,緑色蛍光を観察して遺伝子発現効率を評価した...

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  • 自閉スペクトラム症のある青年における「悪質商法の勧誘を断る行動」の獲得と般化の検討

    山本 多佳実, 井澤 信三 特殊教育学研究 58 (4), 269-282, 2021-02-28

    <p>本研究は、自閉スペクトラム症のある青年3名に対して「悪質商法の勧誘を断る行動」の指導を行い、①悪質商法の勧誘を断る行動の獲得、②直接指導をしていない悪質商法への般化、③悪質商法と悪質商法ではないものの適切な弁別、の3つを検討することを目的とした。指導は①ルールの提示、②シミュレーション訓練、③トレーナーからのフィードバックの順に行った。ルールの提示には、悪質商法の勧誘の断り方が収められたビ…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献9件

  • 糖鎖ミメティクスを用いた、がんの治療法研究

    野中 元裕 Trends in Glycoscience and Glycotechnology 33 (191), J1-J4, 2021-01-25

    ...以上の結果はIF7が効率的なドラッグデリバリーシステムとして機能することを示すものである。</p>...

    DOI DOI Web Site ほか2件 参考文献5件

  • プロジェクションマッピングのデリバリー -映像制作のiNEXTION-

    田部 翔太, 山口 浩貴, 花沢 勇気 映像情報メディア学会技術報告 41.12 (0), 95-96, 2021

    ...「プロジェクションマッピングをピザのようにデリバリーする。」これは前代未聞ではあるが映像と機械に少しでも知識があるクリエイターなら容易と思えてしまうだろう。しかし現実的・商業的に容易であるのか。本作品は学生による映像制作グループiNEXTIONが、商業ベースと仮定してプロジェクションマッピングをデリバリーした活動記録である。...

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  • 特集:コンタクトレンズ スマートコンタクトレンズの進化と未来

    川守田 拓志 視覚の科学 42 (4), 96-101, 2021

    ...生体モニタリング,ドラッグデリバリー,拡張現実などの機能を有するスマートCLなどがその代表であるが,エレクトロニクス,微細加工,材料,センシング技術の発展に支えられ,開発が加速している。このスマートCLの進化の現状と可能性に触れ,未来について考えてみたい。</p>...

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  • クラウド・ソーシング配送システムにおける効率的マッチング・アルゴリズム

    渡邊 大樹, 赤松 隆 土木学会論文集D3(土木計画学) 77 (2), 83-96, 2021

    ...<p> クラウドソーシング・デリバリー(CSD)とは,個人ドライバーが予定していたトリップと同時に配送を行う配送システムである.CSDは,ラストワンマイルの配送を現在のシステムより効率化できる一方,多数のドライバーと配送業務のマッチングに膨大な計算を要するという課題がある.この課題を解決すべく,本研究ではCSDにおけるマッチング問題に対する効率的アルゴリズムを提案する.具体的にはまず,マッチング問題...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献7件

  • mRNA技術:翻訳反応サイクルを加速するmRNA

    阿部 奈保子, 阿部 洋 MEDCHEM NEWS 31 (4), 194-199, 2021

    ...しかしながら、用いられているmRNAワクチンは、パンデミック下で一時的に緊急承認されたものであり、デリバリー法、品質・純度、安定性・効果持続性、タンパク質合成効率などの面に解決すべき課題が存在する。一方、mRNA医薬の開発研究は、主にデリバリー手法の開発に集中しており、mRNAの製造法に関しては生物学的な手法のみが用いられ、今後その分子設計法や合成法の開拓が重要となる。...

    DOI 医中誌

  • へき地診療所看護職の就業状況実態調査

    立石 愛美, 山内 豊明 日本臨床看護マネジメント学会誌 3 (0), 22-, 2021

    へき地医療の現場では,医師の長時間労働が課題となっているが,これまで看護師を対象にした就業状況に関する調査は実施されていない.本研究では,へき地診療所の看護職の雇用,勤務形態等を調査し,就業状況に関する看護師の課題を探索することを目的とした.  全国のへき地診療所(1,038か所)を対象とし,独自に作成した質問紙調査を行った.159か所の診療所に従事する看護職509名より,378部(回収率74…

    DOI 医中誌

  • DDSにおける超音波照射時間と細胞薬物取込の関係に関する研究

    梶江 佳乃, 彭 祖癸, 山本 遥悟, 榛葉 健太, 宮本 義孝, 八木 透 生体医工学 Annual59 (Abstract), 571-571, 2021

    ...<p>超音波を用いたドラッグデリバリーシステム(DDS)では,標的細胞に超音波を照射して細胞膜に一時的に穴を開けると同時に,薬物を細胞と同様の膜構造を持つナノサイズのリポソーム内から放出させ,細胞に取込ませる.しかし,その薬物取込みと超音波照射時間の関係は明らかになっていない.そこで本研究ではモデル細胞としてマイクロサイズのリポソームを用いて超音波照射時の脂質二重膜の透過性について調べることを目的とする...

    DOI

  • エクソソームを含む細胞外小胞の体内動態

    二神 岳, 草森 浩輔, 西川 元也 Oleoscience 21 (2), 55-61, 2021

    ...そこで,EVsの体内動態の解明や治療効果向上に向けた体内動態制御,さらには低分子化合物やタンパク質,核酸などの様々な薬物のデリバリーキャリアとしての適用拡大を目的とした研究が盛んに行われている。本稿では,エクソソームを含む直径100nm程度のsmall EVsに焦点を当て,標識方法を含むEVsの体内動態と,その制御方法および制御技術に関するこれまでの研究報告を紹介する。</p>...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献21件

  • キネマティクス時系列データの共変関係に基づくカーリングデリバリーフォームの分析

    小林 秀紹 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 71 (0), 375-, 2021

    ...<p>本研究はカーリングのデリバリーフォームにおけるキネマティックス変量の時系列データに対して動的時間伸縮法(DTW)を適用し、選手個人における変量間の共変関係を検討し、フォーム分析に効果的なアプローチになりえるかを検討した。DTWは時系列データ同士の距離・類似度を測る際に用いる手法である。...

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  • ステンレス鋼を用いたMagnetic anchor-guided ESDの検討

    岩田 悠嗣, 松崎 一平, 泉 千明, 山内 浩揮, 五藤 直也, 横井 太紀雄, 服部 昌志 日本消化器内視鏡学会雑誌 63 (1), 61-67, 2021

    ...<p>早期消化管癌に対するESDにおいて,さまざまなトラクションデバイスが開発されている.ネオジム磁石を用いたMagnetic anchor-guided ESDの有用性をわれわれは報告してきたが,体内磁石のデリバリーや内視鏡と内部磁石の干渉が課題であった.今回鉗子孔を通過可能な形状にしたステンレス鋼を用いて胃16例,大腸17例でMagnetic anchor-guided ESDの有用性を検討した...

    DOI 医中誌

  • 耳鼻咽喉科領域で使用されるDDS製剤:薬物動態や副作用の特徴

    上林 里絵, 川瀬 亮介, 岩本 卓也 日本耳鼻咽喉科感染症・エアロゾル学会会誌 8 (3), 180-183, 2020-11-20

    ...<p>ドラックデリバリーシステム(Drug Delivery System: DDS)技術は1970年代より注目され始め,徐放性製剤やプロドラック化された製剤を含む新薬の開発が可能となり,治療の有効性や利便性向上に繋がっている.薬剤の体内動態や副作用を理解することが,個々の患者に合わせた薬剤を選択していくためには重要となる....

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  • 感情が心理的契約違反に与える影響

    岡部 倫子 日本心理学会大会発表論文集 84 (0), PQ-012-PQ-012, 2020-09-08

    ...次に,従業員の感情労働の側面であるアフェクティブ・デリバリーが,心理的契約違反と職務満足度の間で緩和効果があるかを調査します。</p><p> </p><p>仮説</p><p>H1.対人サービス従業員が知覚する心理的契約違反は,職務満足と負の関係がある。</p><p>H2.対人サービス従業員が実践するアフェクティブ・デリバリーは,心理的契約違反と職務満足との負の関係を緩和する。...

    DOI Web Site

  • SU-8複合材料で発生するレーザ誘起衝撃波を用いた細胞内デリバリ技術の開発

    服部 蓮, MOHAN Loganathan, 澤井 慎, 手島 美帆, 柴田 隆行, 永井 萌土 精密工学会学術講演会講演論文集 2020A (0), 441-442, 2020-08-20

    ...高品質な細胞を得る並列細胞内デリバリ技術の開発を目指している。多層構造形成が容易のため,SU-8フォトレジストに顔料のTiO<sub>2</sub>,Fe<sub>2</sub>O<sub>3</sub>,Pigment red 254を混合し,光吸収ができるようにする。種々の材料と充填率にて,レーザ誘起される衝撃波を間接的に観察し,細胞への分子導入の可能性を評価した。</p>...

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  • 複数プロダクトのエンタープライズアジャイル開発方法の提案と実践

    田中, 優之, 青山, 幹雄 デジタルプラクティス 11 (3), 569-588, 2020-07-15

    ...地図」を開発,運用する部門においてエンタープライズアジャイルの開発方法の1つであるLeSS Hugeをベースに複数ソフトウェアプロダクトに対応するエンタープライズアジャイル開発方法を提案し,実践した.その結果,組織の開発体制を柔軟に変更し,かつ,複数のプロダクトの開発を進めることにより短期にデリバリを実現した.本稿ではその実践結果から提案方法の有効性を示す....

    情報処理学会

  • 特集2:成果連発、アフラックのDX革命

    西村 崇 日経コンピュータ = Nikkei computer (1020) 42-49, 2020-07-09

    ...先進技術の企画提案を担うデリバリーコーディネーション部の担当者が音声認識技術を検証したところ、「一般的な会話で利用できる」「社内固有の業務用語はあらかじめシステムに登録ずれば認識できる」といった評価を得…...

    PDF Web Site

  • 準委任契約はアジャイル開発を促進できるか -アジャイル開発導入に躊躇する発注側の課題-

    秦泉寺, 久美 情報処理 61 (6), 620-626, 2020-05-15

    ...ディジタルディスラプションの時代に老舗企業が収益構造の変革を求められている.アジャイル開発は手段として有用なはずだか,なぜか老舗企業に積極的に採用される機運にはない.その理由は旧来型の契約制度運用にあった.ソフトウェアが継続的にデリバリされ,フィードバックによって要件が進化するアジャイル開発を安心・安全に遂行するためには準委任契約をベースに,税制,下請法,労働者派遣法などの法制度を確実に遵守できる定常運用設計...

    情報処理学会 Web Site

  • インストラクショナルデザインを応用した教師の行動変容のための校内研修の実践と評価

    土屋 理恵 日本語教育 175 (0), 130-145, 2020-04-25

    ...同時に,授業設計以外の面で機器操作,デリバリースキル,教室経営における課題が判明した。そこで,機器操作を含めた聴解授業実践のノウハウを教師全体で共有し,授業見学で互いに気づきを得る機会を追加した。最初の対面研修から9か月後の追跡調査では,全対象教師が聴解授業に研修内容を1つ以上活用していること,その一方で自身の聴解授業においてプラスの変化を感じているのは半数以下であることがわかった。...

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  • Nanosecond Pulse Laser Mediated High Efficient Intracellular Delivery Using TiO<sub>2</sub> Nanostructures

    Loganathan Mohan, Balasubramaniam Nandhini, Kar Srabani, Ganesan Keerthiga, Shinde Pallavi, Santra Tuhin Subhra, Shibata Takayuki, Nagai Moeto 精密工学会学術講演会講演論文集 2020S (0), 146-147, 2020-03-01

    ...ナノ構造上の融合細胞をデリバリ材料と共に導入し,オプトポレーション実験を行った。物質濃度,ナノ秒パルスレーザの波長,パルス持続時間などの実験パラメータを変化させて結果を最適化し,高いデリバリ輸送と細胞生存率を達成する。</p>...

    DOI

  • サーバサイドWebアプリケーションによる静的および動的コンパイル言語の性能比較

    上田, 陽平, 小原, 盛幹 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 13 (1), 17-17, 2020-01-29

    ...Webアプリケーション開発においては,動的コンパイル言語やスクリプト言語が実装言語として選択されることが多い.これは,静的コンパイル言語に比べてデプロイに必要な時間が短く,新しい機能やバグ修正を迅速にリリースでき,開発生産性の向上に寄与するためと考えられる.しかし,近年のコンテナ技術や継続的インテグレーション・継続的デリバリーの普及により,静的コンパイル言語を用いたWebアプリケーションの開発においても...

    情報処理学会

  • ナノゲル抗原DDSによる免疫療法抵抗性がんの克服に向けて

    原田 直純, 村岡 大輔, 珠玖 洋, 秋吉 一成 Drug Delivery System 35 (1), 64-69, 2020-01-25

    ...筆者らは、コレステロール置換プルラン(CHP)ナノゲルを抗原デリバリーシステムとしたがん治療ワクチンの有用性を示してきた。また、CHPナノゲルを利用した腫瘍内マクロファージの機能調節技術を開発し、腫瘍微小環境を制御することで、免疫チェックポイント阻害抵抗性がんに対するがん免疫療法の効果を顕著に増強し得ることを見出した。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献17件

  • エクソソームによる新規DDSキャリアの開発

    吉岡 祐亮, 落谷 孝広 Drug Delivery System 35 (1), 35-46, 2020-01-25

    ...しかし、ヒトの治療を想定したときに、局所投与可能な場合はほとんどなく、開発した医薬品を患部局所に効率的に送達するデリバリーシステムの開発が必要である。エクソソームは細胞が分泌するナノスケールの小胞であり、生体における天然の分子デリバリーシステムを担っている。このエクソソームの特徴に注目した新たなデリバリーシステムの開発が世界中で行われており、治療応用を示した実例も報告されている。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献49件

  • 超音波ボリューム中の血管網の拡張法を応用した肝臓血管の3次元変形解析

    岡留 寛斉, 安田 育武, 片井 拓弥, 渡邉 晃介, 枝元 良広, 桝田 晃司 生体医工学 Annual58 (Abstract), 448-448, 2020

    ...<p>我々は,ドラックデリバリーシステム(DDS)のための超音波による血管網の再構築に取り組んできた.先行研究では複数方向から撮像した超音波ボリュームを構造解析し連結することによって血管網の拡張が可能となった.しかし,個々のボリュームでユークリッド2乗距離変換による構造解析では芯線や分岐点が正しく取得できない場合があることや,被験者の姿勢や呼吸状態が異なることで血管に変形が生じているため,血管形状としての...

    DOI

  • Reverse toxicologyによる新規アジュバント・スクリーニング系の開発

    水上 拓郎, 百瀬 暖佳, 佐々木 永太, 古畑 啓子, 楠 英樹, 浅沼 秀樹, 濱口 功 日本毒性学会学術年会 47.1 (0), O-15-, 2020

    ...しかし,抗原自体の免疫原性が極めて低い場合,免疫賦活化あるいは適切な抗原のデリバリーのためにアジュバントを添加することが求められる。世界的にアルミニウムアジュバントが安全性の確認されたアジュバントとして承認され,多くの感染症予防ワクチンで使用されているが,これに代わるより安全で有効性の高い新規アジュバントの開発が求められてきた。...

    DOI

  • カプセル内視鏡内服不可能および内視鏡的挿入補助具に関する全国多施設共同調査(AdvanCE-J study)

    大宮 直木, 岡 志郎, 中村 正直, 中山 佳子, 岩間 達, 田中 信治, 田尻 久雄 日本小腸学会学術集会プログラム・抄録集 4 (0), 45-45, 2020

    ...)、2.そのうちカプセル内服不可または不可と予測された件数、3.内服不可(予測含む)および挿入補助具使用した各症例の内訳:性別、年齢、身長、体重、検査契機、病名、既往歴、カプセル内視鏡前のパテンシーカプセルによる消化管通過性検査の有無、カプセル嚥下可能・不可・不可(予測)、嚥下不可(予測含む)であった理由、対応(カプセル検査中止、使用機材種類)、補助具使用の理由、鎮静の有無、補助具挿入の施行場所、デリバリー...

    DOI

  • 第3回 バブル+超音波によるドラッグデリバリーシステム

    丸山 一雄 ファルマシア 56 (6), 556-557, 2020

    超音波に応答して造影と治療が可能なリピッドバブルを開発し、BUS-DDSを考案した。バブルに超音波を照射すると膨張と収縮を繰り返す振る舞いをする。標的組織に超音波を照射し、バブルの膨張時に毛細血管を一時的に開口し薬物を放出する技術である。BUS-DDSによって、腫瘍新生血管オープニングによる癌治療、血液脳関門オープニングによる脳疾患治療薬の送達が可能になり、新たなDDSの展開が期待される。

    DOI 医中誌

  • 超音波ボリューム中の血管網の拡張法を応用した肝臓血管の3次元変形解析

    岡留 寛斉, 安田 育武, 片井 拓弥, 渡邉 晃介, 枝元 良広, 桝田 晃司 生体医工学 Annual58 (Proc), 596-597, 2020

    ...<p>我々は,ドラックデリバリーシステム(DDS)のための超音波による血管網の再構築に取り組んできた.先行研究では複数方向から撮像した超音波ボリュームを構造解析し連結することによって血管網の拡張が可能となった.しかし,個々のボリュームでユークリッド2乗距離変換による構造解析では芯線や分岐点が正しく取得できない場合があることや,被験者の姿勢や呼吸状態が異なることで血管に変形が生じているため,血管形状としての...

    DOI

  • 学術振興賞受賞 秋田英万氏の業績

    原島 秀吉 ファルマシア 56 (5), 448-448, 2020

    ...秋田氏は,遺伝子デリバリーの領域でブレイクスルーを達成した.2 種の細胞内環境応答性ユニットを搭載した脂質様材料(ssPalm)を創出し,遺伝子(DNA)や核酸(RNA),更さらには低分子の DDS 技術へと応用し,世界トップクラスの性能を誇る国産DDS材料として様々な用途へ展開している.今後も,有用性・新規性・独創性 を強く意識して,環境応答型脂質様材料の開発を進め,その実用化が期待される....

    DOI

  • 小児・思春期の再発難治急性リンパ性白血病に対するがん免疫療法の現状

    今井 千速 臨床血液 61 (6), 673-681, 2020

    ...長らく急性リンパ性白血病(acute lymphoblastic leukemia, ALL)の分野への新薬導入はほとんどなかったが,近年,CD19を標的とし患者T細胞を活性化して殺細胞効果を発揮するブリナツモマブ,CD22を標的として殺細胞薬を選択的にデリバリーするイノツズマブ・オゾガマイシン,そして同じくCD19を標的とするCAR-T細胞療法チサゲンレクルユーセルが欧米豪に続いて本邦においても承認...

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • 人工金属タンパク質で緑膿菌を狙い撃ち

    荘司 長三, 四坂 勇磨 ファルマシア 56 (8), 749-753, 2020

    緑膿菌の強かな生存戦略の1つにヘム(鉄分)を奪い取るシステムがある.これを逆手に取り,緑膿菌のヘム獲得機構を標的とする殺菌手法を考案した.緑膿菌の分泌するヘム獲得蛋白質に金属フタロシアニンが内包されることを見出した.金属フタロシアニンを内包したヘム獲得蛋白質を緑膿菌に投与すると,緑膿菌に金属フタロシアニンが取り込まれる.光増感剤のガリウムフタロシアニンを内包させたヘム獲得蛋白質を用いることで,緑…

    DOI 医中誌

  • MitraClip<sup>®</sup>と心臓リハビリテーション

    小山 照幸 The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine 56 (12), 1009-1014, 2019-12-18

    ...<p>平均寿命の延長とともにフレイル高齢心不全患者が増加している.心不全の原因としては僧帽弁閉鎖不全によるものが著しく増加している.僧帽弁閉鎖不全に対して,経カテーテル的に僧帽弁の形成(transcatheter mitral valve repair:TMVRepair)を行う画期的な治療法が登場した.クリップとデリバリーシステムのセットでMitraClip<sup>®</sup>という登録商標であり...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献13件

  • 超並列細胞核内デリバリに向けたナノ秒レーザと金属パターンによる細胞光穿孔法の解析

    Gupta Harsh, Iwasaki Naoki, Sawai Shin, Shinde Pallavi, Subhra Santra Tuhin, Shibata Takayuki, Nagai Moeto 精密工学会学術講演会講演論文集 2019A (0), 285-286, 2019-08-20

    <p>Hela細胞の細胞内送達研究を進めるために、nsパルスレーザーをオプトポレーションに使用します。 光学的トランスフェクション技術は、非侵襲的で、清潔でそして効率的であるので、オプトポレーションが選択される。 特定の微小位置でチタンの金属層で被覆された基板上に細胞を成長させた後、それらに異なるエネルギーを用いてレーザーを照射する。 目標は、同じレーザーパラメータを最適化することです。 …

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  • 4D Printing時代の3Dデータ処理 ―ボクセルフォーマットFAVの活用―

    髙橋 智也, 藤井 雅彦, 田中 浩也 日本画像学会誌 58 (4), 389-396, 2019-08-10

    <p>近年,3D Printingの次なるステージとして,4D Printingが注目されている.4D Printingの4つ目の次元としては時間や機能が挙げられ,造形物の形状や特性が時間と共に変化する,あるいは,特定の条件下で機能が発現する,など例が挙げられる.このような挙動を記述するため,4D …

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  • 糖鎖高分子ベシクルの設計とDDSナノファクトリーとしての機能

    西村 智貴, 秋吉 一成 Drug Delivery System 34 (3), 154-162, 2019-07-25

    ...さまざまなナノ粒子を用いたドラッグデリバリーシステム(DDS)の発展により、薬効の向上や副作用の低減を実現させてきた。近年、薬剤を送達するという従来型のDDSではなく、酵素などにより物質を変換する機能を有するナノデバイスを患部に送達し、疾患部位で薬剤をつくり出したり、不要な分子を除去して治療を行う概念(DDSナノファクトリー)が注目されつつある。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献24件

  • 糖鎖パターン認識機構を基盤としたドラッグデリバリーシステムの開発と生体内合成化学治療への展開

    田中 克典 Trends in Glycoscience and Glycotechnology 31 (181), SJ61-SJ62, 2019-07-25

    ...さらにこの糖鎖パターン認識機構を活用したドラッグデリバリーシステムを用いて、マウス内の特定の臓器上に速やかに金属触媒を送り込んだ後、その位置で選択的に金属触媒反応を実施することに初めて成功した。薬剤をはじめとした生理活性分子を生体内の特定の疾患部位で「現地合成」を行い、副作用なく治療を行う「生体内合成化学治療」の次世代戦略に糖鎖化学の分野から道を切り開いた。</p>...

    DOI Web Site 参考文献1件

  • リピッドバブルと超音波によるセラノスティクスと遺伝子・核酸デリバリー

    髙橋 葉子, 丸山 一雄, 根岸 洋一 Drug Delivery System 34 (2), 116-123, 2019-03-25

    ...遺伝子・核酸医薬が臨床応用されるうえで、標的組織および標的細胞へのデリバリー技術の開発は重要課題である。近年、物理エネルギーのなかでも超音波を利用したデリバリーシステムはその安全性の高さから注目されており、ナノバブルやマイクロバブルを併用することで、造影効果のみならず薬物・遺伝子・核酸デリバリー効果の増強の可能性が示されている。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献23件

  • Parallelized Single-cell Optoporation Using Nanosecond Laser for Homogeneous Transfection

    Gupta Harsh, Iwasaki Naoki, Sawai Shin, Shinde Pallavi, Subhra Santra Tuhin, Shibata Takayuki, Nagai Moeto 精密工学会学術講演会講演論文集 2019S (0), 306-307, 2019-03-01

    <p>Optoporation is a non-invasive, clean, and efficient way to transfect cells–delivering cargo into them. Here we characterize intracellular delivery using ns-pulsed laser. HeLa cells are cultured …

    DOI

  • 抗体-薬物複合体開発の発展と現状

    眞鍋 史乃 Drug Delivery System 34 (1), 10-21, 2019-01-25

    ...抗体-薬物複合体(antibody-drug conjugate:ADC)は、抗体をデリバリーツールとして活性の強い低分子化合物を病変部位へと送達し、安全域を広げるので、次世代抗体医薬として期待されている。本稿においては、より効果的なADCを作製するために各構成分子である抗体、低分子化合物、リンカーそれぞれに求められる事項と最近の話題について概説する。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献34件

  • LSIのパワーデリバリーを支えるマイクロ磁気デバイス/マイクロ電源

    佐藤 敏郎 電気学会誌 139 (1), 26-29, 2019-01-01

    <p>1.はじめに</p><p>Society 5.0における電力消費をIoTセンサの観点で考えると,1個のセンサの消費電力を1 mWと仮定してもTrillion Sensors<sup>(1)</sup>では100万kWという原発約1基分の電力が必要となる。Trillion Sensorsをワイヤードで電源線と信号線を接続すると膨大な数の電線が必要になるので,</p>

    DOI Web Site Web Site 参考文献7件

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