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検索結果 207 件

  • 生体分子制御のためのバーチャル電極ディスプレイ

    星野 隆行, 宮廻 裕樹 応用物理 92 (5), 283-286, 2023-05-01

    ...<p>生体分子により構成された分子機械は,生命現象の根源であるだけでなく,ポストシリコン時代のナノマシンや分子演算デバイスとして応用が期待されている.我々はこれまでに,生体分子とコンピュータをリアルタイムにつなぐインタフェースとして,ナノスケールの分解能で電場現象を変幻自在に呈示する「バーチャル電極ディスプレイ」を開発してきた.窒化シリコン(SiN)薄膜の裏面から照射した電子線により,薄膜表面にナノスケール...

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  • 血液脳関門を効率的に通過するナノマシン開発

    水野 ローレンス 隼斗, 安楽 泰孝 Drug Delivery System 38 (2), 100-108, 2023-03-25

    ...本稿では、既存技術では通過が困難な血液脳関門(blood-brain barrier:BBB)を効率的に通過し、種々の医薬品(特に抗体医薬)を脳内へ送達するナノマシン開発と、それに基づくアルツハイマー病に代表される脳神経系疾患の革新的治療技術について紹介する。...

    DOI Web Site 参考文献18件

  • DNAナノチューブのレール上をプログラム通りに自走するナノマシン

    指宿 良太, 古田 健也 生物物理 63 (2), 79-85, 2023

    <p>生物分子モーターは化学エネルギーを運動に直接変換する驚くべき分子機械であるが,その動作原理は本質的には理解できておらず,自在な応用のためにカスタマイズすることは困難であった.本稿では,ダイニンとDNA結合タンパク質を組み合わせ,DNAナノ構造に沿って動く新しいDNAモーターを構成した例を紹介する.</p>

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献19件

  • ナノマシン」がひらく新たな医療 早期発見、治療で健康を当たり前に

    国立研究開発法人科学技術振興機構 JSTnews 2021 (6), 3-7, 2021-06-04

    ...センター・オブ・イノベーション(COI)プログラムの「スマートライフケア社会への変革を先導するものづくりオープンイノベーション拠点」では、さまざまなセンサーや薬剤を入れたナノサイズの小さなカプセル「ナノマシン」が血管を通じて体中を巡り、疾患を超早期に発見し治療まで行う新しい医療の確立に挑んでいる。...

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  • DNAオリガミを使った分子ナノマシン

    遠藤 政幸 電気学会誌 140 (9), 579-581, 2020-09-01

    <p>1.はじめに</p><p>DNAはナノスケールの正確な構造体を作製できる優れた材料である。近年ではDNAオリガミ法が開発され,自由な2次元・3次元ナノ構造体の作製が可能となり,機能化の面からも活発に研究が行われている<sup>(1)(2)</sup>。本稿では,DNAオリガミ構造体に運動機能を持たせた「分子ナノマ</p>

    DOI Web Site Web Site 参考文献14件

  • 酢酸菌におけるセルロースの合成

    田島 健次, 今井 友也, 姚 閔 化学と生物 58 (8), 453-460, 2020-08-01

    ...<p>ある種の酢酸菌は,グルコースなどの糖を基質としてセルロースを合成する.セルロースは,ターミナルコンプレックス(TC)と呼ばれる細胞膜に局在する酵素複合体によって合成される.酢酸菌によって合成されるセルロースは,太さが50~100 nmであり,TCはナノファイバーを紡ぎ出す超精密なナノマシンであるといえる.酢酸菌のTCには少なくとも4つのサブユニット(CeSABCD)が含まれており,糖転移反応による...

    DOI Web Site Web Site 参考文献30件

  • ナノサイズ回転モーターである細菌べん毛の構造構築と機能の研究

    寺島 浩行 生化学 92 (3), 403-412, 2020-06-25

    ...であるといえる.べん毛構造は,細胞膜上のべん毛タンパク質特異的輸送装置が細胞外へ構成タンパク質を分泌し,合計数万分子が積み重なって形成される.本稿では,最初にビブリオ菌べん毛モーターの超高速回転を可能にする構造基盤について紹介する.次に,サルモネラ菌べん毛輸送装置の分泌メカニズムについて,筆者が確立した生化学的なin vitro輸送再構成実験系を用いて解析した結果を中心に紹介する.本稿を通じて,生物分子ナノマシン...

    DOI Web Site 医中誌

  • 恩師の言葉を糧に自分の道を切り拓く

    国立研究開発法人科学技術振興機構 JSTnews 2019 (10), 16-16, 2019-10-10

    <p>センター・オブ・イノベーション(COI)プログラム</p><p>血液-脳関門(BBB)を突破するナノDDSの開発</p><p>東京大学 大学院工学系研究科 特任准教授 安楽 泰孝</p>

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  • 細菌の運動機構に関する研究

    中村 修一 日本細菌学雑誌 74 (2), 157-165, 2019

    ...べん毛は,螺旋状の繊維と根元のモーターから成る分子ナノマシンであり,陽イオンの電気化学的勾配(イオン駆動力)で回転する。大腸菌をはじめ多くの種のべん毛は菌体の外側に伸びているが,スピロヘータのようにペリプラズム空間にべん毛を持つ種もいる。べん毛繊維や螺旋状の菌体がスクリュープロペラのように回転することによって流体中を推進する。...

    DOI Web Site PubMed 参考文献56件

  • KING SKYFRONTから生まれる医療産業イノベーション:ナノテクノロジーで創る体内病院

    高橋 亘, 杉本 貴志, 片岡 一則 MEDCHEM NEWS 28 (2), 54-58, 2018-05-01

    ...iCONMでは産官学が1つの屋根の下に集い、体内の微小環境を自律循環するウイルスサイズ(~50 nm)の超微細構造をもち、体内のねらった部位でのみ的確に作動し、生体情報に的確に応答するといったスマートナノマシンの研究を行っている。このナノマシンによって、体内を24時間巡回し「必要な場所で・必要な時に・必要な診断と治療」を行う「体内病院」の実現を目指している。</p>...

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  • Protein-driven RNA nanostructured devices that function in vitro and control mammalian cell fate

    柴田, 知範, 藤田, 祥彦, 大野, 博久, 鈴木, 勇輝, 林, 香倫, 小松, リチャード 馨, 川崎, 俊輔, 日高, 久美, 米原, 伸, 杉山, 弘, 遠藤, 政幸, 齊藤, 博英 Nature Communications 8 (1), 540-, 2017-09-14

    Nucleic acid nanotechnology has great potential for future therapeutic applications. However, the construction of nanostructured devices that control cell fate by detecting and amplifying protein …

    DOI HANDLE PDF ほか1件 被引用文献3件 参考文献51件

  • べん毛モーターの光学ナノ計測~細菌に動きを与えるナノマシンの作動原理解明を目指して~

    中村 修一 表面科学学術講演会要旨集 37 (0), 21-, 2017

    ...べん毛の根元に存在する回転ナノマシン「べん毛モーター」は、直径約45 nmと極微小ながら、その構造は人工物と見紛うほどに精巧で、プロトンをエネルギー源として毎分2万回の高速回転数を達成する。本講演では、べん毛モーターの回転機構の解明を目指して演者らが取り組んでいる顕微動態計測について、様々な研究事例を交えて紹介する。...

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  • TEM―FM-AFM法による金ナノ接点のヤング率測定

    石塚 慧介, 村上 拓, 大島 義文, 富取 正彦, 新井 豊子 表面科学学術講演会要旨集 37 (0), 278-, 2017

    ...デバイスの微細化やナノマシンの開発で、材料寸法のスケールダウンに伴う物性変化が注目されている。数nmオーダーの材料の電気特性の評価が進む一方、力学特性の評価は遅れている。本研究では、透過型電子顕微鏡(TEM)と周波数変調原子間力顕微鏡(FM-AFM)を複合化し、金ナノ接点の原子配列の観察を行いながら、その部位のヤング率を測定した。ナノ接点のサイズ変化、原子配列の変化とヤング率の相関を議論する。...

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  • 微小環境を可視化するナノDDS造影剤

    西山 伸宏 ファルマシア 52 (11), 1025-1029, 2016

    ...腫瘍微小環境で、治療抵抗性を持つ悪性度の高いがん細胞が存在する腫瘍内低酸素領域をMRIにより高感度で可視化できるナノマシン造影剤を開発した。ナノマシン造影剤は、がん細胞の微小転移がんを高感度で検出でき、治療効果の予測や治療効果判定への応用が可能であり、確実性の高いがん診断と治療が可能になる。...

    DOI 医中誌

  • スマートライフケア社会の実現に向けて:オープンイノベーション拠点COINSにおける取り組みを中心に

    林田 稔, 木村 廣道 情報管理 58 (11), 807-818, 2016

    現在,羽田空港の対岸に位置する殿町地区は,ナノテクノロジー,ロボティクスからレギュラトリーサイエンス分野に至る研究施設が集積し,急ピッチで世界最先端の研究開発拠点の形成が進んでいる。われわれは,ハブ空港・羽田に隣接した立地性を生かして国内外から優れた知と技術を呼び寄せ,地域の資源を総動員したイノベーションエコシステムの構築に取り組んでいる。本稿ではセンター・オブ・イノベーションプログラムの採択拠…

    DOI Web Site 医中誌

  • バイオベンチャーは日本再興の要となるか?

    木村 廣道 ファルマシア 51 (5), 393-393, 2015

    ...わると新しいアイデアが生まれる」とはTED白熱教室でのマット・リドリー氏の言葉だ.異なる専門の研究者・学生が集い想定外の驚き・刺激から新たな研究成果が生まれる.シーズの発祥も,実用化に至る道も,バイオ医薬は異なるアイデアが交わって生まれた薬である.アイデアの複合化の結果,低分子や同位体で修飾された抗体医薬や核酸医薬など多様なシーズが開発されている.さらには,抗体を部品として利用した高次構造医薬体(ナノマシン...

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  • ナノカーボンの原子スケールの剥離と接着(最近の研究から)

    三浦 浩治, 佐々木 成朗 日本物理学会誌 68 (5), 309-313, 2013-05-05

    ...剥離・接着の振る舞いは日常的に良く知られている現象であるが,原子・分子レベルでみると極めて特異な振る舞いを示す.本稿では,グラファイト基板上でのカーボンナノチューブと単層(一層の)グラフェンの剥離・接着の仕方がグラファイトの積層構造を維持するように振る舞うことを紹介する.剥離・接着に関する研究は,摩擦を制御することやヤモリのような強くて剥がしやすい接着力を超えた新規の接着材の創出,さらにナノマシンや...

    DOI Web Site 参考文献24件

  • 新原理新概念に基づくマイクロナノ医用ロボティクスの展開

    生田 幸士 バイオメカニズム学会誌 32 (3), 141-146, 2008

    ...新原理と新概念にこだわったマイクロ・ナノマシン技術と,数ミクロンの細胞から深部臓器まで,異なるスケールの生体を対象とした未来医用ロボティクスの世界を述べる.光で造り,光で動かすナノマシンについては,素材,作製手法,駆動制御からリアルタイムの力計測まで完成し,今や細胞の力学特性も精密に測定できるようになった.さらに,化学 ICと名づけたマイクロプラントや生分解性の人工毛細血管デバイスまで到達した....

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献25件

  • 光駆動ナノマシンと化学ICチップによる未来医療戦略

    生田 幸士 日本歯科理工学会学術講演会要旨集 2008f (0), 3-3, 2008

    ロボットやマイクロマシンなど最先端のメカトロニクスを用いた未来医療ツールの中で、新原理や新概念にこだわった研究を推進してきた。光で作製し、光で動かす数ミクロンのロボットハンドで生細胞を操作し、今や細胞から反力まで計測できるようになった。 また欧米のマイクロ化学デバイスと違い、レゴキットのようにユーザが好きなように短時間で各種化学装置を構築できる化学ICチップの生化学合成、分析、分離回収応用も紹介…

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  • ナノチューブ探針を用いたSTM加工による微小構造体の作製

    新井 裕之, 松室 昭仁, 高木 誠 精密工学会学術講演会講演論文集 2007A (0), 707-708, 2007

    ...将来活用が期待されるナノマシンやナノデバイスのような三次元的な構造体の作製にはナノスケールでの加工技術が必要である。そこで本研究ではナノチューブプローブを用いて微小構造体の作製を試みた。W線にナノチューブを付着させ、走査型トンネル顕微鏡を用いて加工を行った。バイアス電圧-4V,トンネル電流1nA,加工時間15minの加工条件で加工高さ約50nm、幅200nmの構造体の作製が可能であった。...

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  • 209 機械力学からみた細胞研究

    森下 信 Dynamics & Design Conference 2006 (0), _209-1_-_209-5_, 2006

    ...A2は細胞全体の引っ張り試験を行って応力ひずみ線図を描いた結果である.個体差があるため,また実験の精度によるばらつきが大きいが,等価な弾性係数は算出可能である.機械力学的な意味では,細胞にとって環境適応ができるならば,センサーは何か,アクチュエータは何か,さらにコントローラは何かという疑問を突き詰める必要がある.これが解ければ,マイクロマシン,ナノマシンの実現へ階段を一歩進めることにつながる.センサー...

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  • シューカレンダの最新動向―嵩高紙への適用の可能性―

    鈴木 節夫 紙パ技協誌 60 (2), 164-168, 2006

    ...<BR>先駆的な導入をしてきたのはスエーデンのコルスナス社で,1994年に初号機を液体包装用板紙に,2000年にはカートンライナーのマシンに設置している。2005年までに,上記2台のほかに板紙4台,特殊紙1台と合計7台が世界で稼動もしくは稼動予定である。これらの工場でのメリットは,嵩高で原料パルプ使用量が少ない,剛度が高い,印刷のグロス変動が少ないなど様々に報告がなされている。...

    DOI 被引用文献2件

  • 走査型ナノピペットプローブ顕微鏡を用いた電界印加によるナノスケール滴下法の開発

    後 勇樹, 佐々木 彰, 岩田 太 精密工学会学術講演会講演論文集 2006A (0), 537-538, 2006

    ...近年、電子デバイスやマイクロ・ナノマシンは、益々微細化されており、超微細な加工技術が求められている。その微細加工技術の一つとして走査型プローブ顕微鏡を用いた微細加工法が研究されている。我々は液体を充填することが可能なナノピペットをプローブとして有する走査型プローブ顕微鏡を用いてプローブ先端から溶液を滴下し、表面を超微細に加工する技術を開発している。...

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  • 光で操るマイクロ・ナノマシン

    丸尾 昭二 日本物理学会誌 60 (3), 180-186, 2005

    Radiation pressure from a tightly focused laser beam can be used as optical tweezers to confine, position, and transport microparticles. This technique is widely applied in studies on biological …

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  • マイクロピペットプローブを有するSPMを用いた紫外線硬化樹脂微細加工法の開発

    後 勇樹, 永見 信一郎, 佐々木 彰, 岩田 太 精密工学会学術講演会講演論文集 2005A (0), 793-794, 2005

    ...電子デバイスやマイクロ·ナノマシンは近年益々超精密な微細加工技術が要求されている。我々は新規な微細加工法として溶液試薬が充填可能であるマイクロピペットをプローブに用いた走査型プローブ顕微鏡を開発し、新しい超微細ナノスケール加工法を開発してきている。本報告では光硬化性樹脂を用いた堆積加工法を開発したのでその特性について報告する。...

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  • 生体に探る究極のナノマシン

    独立行政法人科学技術振興機構 JSTnews 1 (5), 4-7, 2005

    <p>どんどん小型化する最新の電子機器。そこには微細な加工技術で作られた素子がつまっている。ところが、さらなるサイズダウンとエネルギー効率のアップは難しいという。そこで注目されはじめたのが、細菌のべん毛などにみられるナノサイズの駆動装置。その構造と機能が急ピッチで解明されている。</p>

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  • 生体機能の1分子イ[ジング

    石井 由晴 日本生理学会大会発表要旨集 2004 (0), S29-S29, 2004

    Biomolecules assemble to form molecular machines such as molecular motors and cell signal processors and dynamically function in response to the environmental changes in cells. The dynamic behavior …

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  • 電子線トモグラフィー

    峰雪 芳宣, 須田 甚将, 唐原 一郎 PLANT MORPHOLOGY 16 (1), 21-30, 2004

    Summary: To determine how, where and when nano-machines and/or nano-systems act within cells is necessary for understanding life phenomena. To analyze the cellular structure at nano level, electron …

    DOI 被引用文献2件

  • マイクロピペットプローブを有するSPMによる超微細表面加工法の開発

    永見 信一郎, 角屋 陽介, 佐々木 彰, 岩田 太 精密工学会学術講演会講演論文集 2003A (0), 676-676, 2003

    ...近年、電子デバイスやマイクロ・ナノマシンはますます微細化し、精密加工の更なる高精度化が要求されている。これらの超微細加工法として走査型プローブ顕微鏡を用いた加工法は現在盛んに研究されている。<br> 本報告では溶液試薬が充填可能なマイクロピペットプローブを用いたSPMを開発し、それを用いた新しい超微細加工法について述べる。ポリマー、金属、シリコン表面におけるナノスケール加工特性について報告する。...

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  • 分子ベアリングによる動摩擦ゼロの超潤滑

    三浦 浩治, 佐々木 成朗 日本物理学会誌 58 (12), 907-910, 2003

    ...そこでは,C<SUB>60</SUB>分子とグラファイトとの間の炭素6員環のナノギアが大きな役割を果たしている.この超潤滑システムは,ナノマシンやマイクロマシンの実現を可能にし,さらにナノスケールの動力源(ナノエンジン)に向けた本質的かつ応用性の高い研究につながる可能性を持っている。...

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  • 2A1-3F-G6 光駆動ナノマシンの最適設計と高精度力制御

    丸尾 昭二, 生田 幸士, 小川 雅史, 興梠 隼人 ロボティクス・メカトロニクス講演会講演概要集 2003 (0), 88-, 2003

    我々は, 2光子サブミクロン造形法を用いて光駆動ナノマニピュレータを開発している。本報では, 2自由度化と, 光トラップ部位の形状最適化により, マニピュレータの駆動特性を向上させ, 細胞やタンパク質の操作に必要なfNオーダーの微小な力制御を実現した。

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  • ERATO 終了プロジェクト 難波プロトニックナノマシンプロジェクト

    科学技術振興事業団 JSTニュース 2002 (77), 2-3, 2003

    ...本プロジェクトでは、研究対象に細菌べん毛を取り上げ、生命活動を支える生体分子ナノマシンの自己構築、動作、超高効率微小エネルギー変換機構の解明を目指した。細菌べん毛は2 0数種の蛋白質がそれぞれ数個から数万個集合してできた超分子ナノマシンである。...

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  • News

    科学技術振興事業団 JSTニュース 2002 (76), 9-11, 2003

    ・戦略的創造研究推進事業 ICORP Programで新たに研究プロジェクトを発足<br>・平成15年度「研究成果最適移転事業」における成果育成プログラムの課題募集

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  • 生体ナノ分子機械の分子メカニズム

    上田 昌宏, 石井 由晴, 柳田 敏雄 応用物理 71 (12), 1457-1466, 2002

    ...生物分子機械は生物のナノテクノロジーが作り上げた機能素子である.分子機械ひとつひとつを直接見て,操作する「1分子計測技術」を開発し,それを使って典型的な分子機械である分子モーターを調べたところ,熱揺らぎを巧みに利用し効率よく働くという,人工機械にはないユニークな特性をもつことがわかった.分子機械の研究は生物のナノテクノロジーを明らかにし,ナノマシンの設計に重要な指針を与えるだろう....

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  • バクテリアべん毛モータ潤滑機構の考察とナノマシンへの応用

    中野 隆, 桃園 聡, 相沢 慎一 精密工学会学術講演会講演論文集 2002A (0), 390-390, 2002

    ...この研究ではナノマシンの潤滑機構開発を念頭に置き,バクテリアべん毛モータの潤滑機構について考察する.べん毛モータ軸受はジャーナル軸受と似た形状をしているが,定量的な計算により,潤滑機構として流体潤滑は有効でないことがわかった.流体潤滑に替わる潤滑機構として我々はいくつかの機構を検討した.これらの機構は連続体モデルによる機構と原子の離散的性質を利用する機構に大別される.今回はその中で,べん毛モータ軸受潤滑機構...

    DOI 参考文献1件

  • 1P1-H10 力制御可能な光駆動ナノマシンの創製

    丸尾 昭二, 生田 幸士, 興梠 隼人 ロボティクス・メカトロニクス講演会講演概要集 2002 (0), 52-, 2002

    ...本報では, 加工分解能を140nmまで向上させ, ナノピンセットやナノニードル等のナノマシンを作製することに成功した。さらに, サブピコニュートンオーダーの力制御が可能であることも実証した。これらの光駆動ナノマシンは, 従来のマイクロマシン技術では困難であった細胞やタンパクの操作や計測などバイオテクノロジーに広く応用できる。...

    DOI Web Site

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