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検索結果 18 件

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  • 角栓形成に対するタンパクのニトロ化の関与

    安倉(恒原) 由佳, 齊藤 奈緒美, 森田 美穂 日本化粧品技術者会誌 57 (2), 122-127, 2023-06-20

    <p>毛孔に生じる角栓は,タンパクを主成分とする固形物で,その形成予防は難しかった。角栓は,ケラチン17(K17)を特徴的に含有し,K17の生成に関わるインターフェロン<i>γ</i>(IFN-<i>γ</i>)の角栓形成への関与が窺われた。一方,IFN-<i>γ</i>は一酸化窒素(NO)の生成に関与すること,またNOを介するチロシンのニトロ化はタンパクの凝集を引き起こす例があることから,タン…

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  • 角層水分量向上を目的とする乳化物の皮膚上油分・水分の配置制御

    伊達 正剛, 髙田 広之, 森田 美穂, 小川 雄一 日本化粧品技術者会誌 56 (4), 379-387, 2022-12-20

    <p>スキンケア製品の重要な役割の1つは,角層に潤いを与えて維持することであり,その役割の具現化には乳化物が有望である。乳化物に関しては多くの報告があるが,その多くは調製技術に関するもので,角層水分量の向上という機能についてはいまだ不明な点が多い。そこで本研究では,乳化物を塗布した後の成分の分布に着目し,皮膚中および皮膚上における油分・水分それぞれの分布と角層水分量の関係について検討を行った。そ…

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  • 角層細胞サイズ分布の加齢変化とその容貌との関係

    森田 美穂, 堀辻 麻衣 日本化粧品技術者会誌 56 (2), 121-129, 2022-06-20

    <p>シワやたるみといった容貌の変化に関する研究は,加齢による皮膚深部の経年的な変化を明らかにしてきた。しかし,物体を形作るのはその表面である。そこで本研究では,これまでに明らかにされてこなかった皮膚表層での事象と加齢に伴う容貌変化との関係を調査した。その結果,加齢に伴う顔の表面積の拡大やシワの形成が,角層細胞サイズの変化を伴うことを見出した。また,モーションキャプチャセンサを用いた皮膚運動の観…

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  • ふきとり時の触感が優れたふきとり化粧水の感性評価

    浅井 健史, 山﨑 陽一, 谿 雄祐, 飛谷 謙介, 山元 裕美, 長田 典子 日本化粧品技術者会誌 55 (1), 36-44, 2021-03-20

    <p>「感性」の可視化により,ユーザーが潜在的に重要と捉える因子を把握し,物理計測値から感性を予測することを目指した。まず,ユーザーの心理構造をモデル化した結果,ふきとり化粧水の使用感触,特にふきとり動作時の触感に由来する2因子「肌摩擦感」および「ふきとれた実感」を潜在的に重要と捉えていることが示唆された。次に,ふきとり動作時の触感について,摩擦力に着目した物理量との関係を検討した。動摩擦係数の…

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  • ふきとりケアの有用性評価

    堀辻 麻衣, 森田 美穂, 井上 明典, 北谷 典丈 日本化粧品技術者会誌 53 (3), 181-187, 2019-09-20

    <p>近年,コットン等にとってふきとるような動作で使用する,「ふきとり化粧水」の効果や重要性への注目度が高まっている。ふきとりに際して使用する液や日常のスキンケアに対する「ふきとり行為」の追加が皮膚に与える作用については報告があるものの,コットンによるふきとりという行為が皮膚に与える影響とそのメカニズムを解明するには,さらなる検討が必要であった。本研究では,この行為に着目し,ふきとりの作用と機能…

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  • 物理刺激によって生じるくすみに対する一酸化窒素の関与

    牧 祐介, 森田 美穂, 浅井 咲子, 森田 哲史 日本化粧品技術者会誌 51 (1), 12-17, 2017

    目元のくすみに悩む女性は多い。その理由としては,女性は日頃のアイメークなどに際し目元を注視する機会が多いことに加え,実際にくすみの程度が大きいことが考えられる。特に上眼瞼は,顔の中でもアイメークやその除去など摩擦や圧迫などの物理刺激に晒されている部位である。われわれは,上眼瞼におけるくすみの発生にはこれらの物理刺激が関与しているのではないかと考えた。そこで本研究では,物理刺激によるメラノサイトの…

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  • ベースメイク料開発のための3DCG技術の活用 ~真珠の光学特性とユーザ評価との関連付け~

    岡田 明大, 飛谷 謙介, 石田 適志, 朴 理沙, 長田 典子 日本化粧品技術者会誌 49 (1), 22-31, 2015

    真珠の魅力はそのなめらかな輝きや奥深い光沢にある。その輝きは多層層状構造による複雑な光学現象に起因する。われわれはベースメイク料にその真珠の輝きを応用することを考え, その光学現象を人の顔で再現した場合の視覚印象等に対する影響を検証した。まず, 真珠の光学現象であるにじみ現象と干渉光現象のシミュレーションを行い, 真珠の輝きを持つ人の顔のCG画像(真珠肌CG)を生成した。次に, …

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  • 慢性期脳卒中片麻痺患者における美顔器使用が顔面部の感覚・運動 機能および形態に与える効果について

    村田 潤, 山形 茂生, 古本 節子, 村田 伸, 大山 美智江, 坂田 栄二, 北谷 典丈, 谷 都美子 Japanese Journal of Health Promotion and Physical Therapy 3 (2), 59-63, 2013

    本研究は,美顔器使用による顔面の機能や形態的な変化について解明することを目 的として行った。対象は,発症後1年以上経過した慢性期脳卒中片麻痺患者6名であった。 運動機能評価として口を閉じる筋力とまばたき回数を計測し,感覚機能評価として触圧覚 閾値と二点識別覚を測定した。また,同時に顔面の形態的変化を画像解析により評価した。 …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件

  • ADF/TRXの産生に及ぼす植物抽出物の影響

    田中 弘, 船坂 陽子, 市橋 正光 日本化粧品技術者会誌 34 (4), 395-400, 2000

    With the aim to recognize the materials which increase the tyrosinase activity of melanocytes in the conditioned medium of keratinocytes after UV-B irradiation, we studied the stimulatory effects of …

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  • シンナムアミド基を結合させたシリカゲルの調製とその紫外線遮断能

    末次 一博, 山田 裕司, 小西 久俊 日本化学会誌(化学と工業化学) 2000 (1), 33-36, 2000

    皮膚刺激の少ない香粧品材料のための紫外線防御剤を開発することを目的として,シリカゲル表面に紫外線吸収能を有するシンナムアミド基を化学結合により固定化した表面修飾シリカゲルを作製した。可視および紫外光の透過率により評価を行ったところ,内部に細孔を持たない微粒子タイプのシリカゲルを素地として調製した化学修飾シリカゲルは,可視光に対して透明で,紫外線の透過を遮断する効果があることが認められた。また,こ…

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 皮膚常在菌の皮膚状態に与える影響

    末次 一博, 白石 秀子, 泉 愛子, 田中 弘, 芝 篤志 日本化粧品技術者会誌 28 (1), 44-56, 1994

    A large variety of microorganisms such as <i>Propionibacterium acnes</i> and <i>Staphlococcus epidermidis</i> exist on the human skin surface, forming a skin microbial flora. This flora is likely to …

    DOI 被引用文献1件

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