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検索結果 2,234 件

  • 遠隔医療や治療アプリ(デジタル療法)を用いた新しい禁煙治療

    阿河 光治, 佐竹 晃太 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌 32 (2), 133-137, 2024-04-30

    ...<p>外来の時間的制約や外来通院の間に生じる指導の空白期間が禁煙治療の課題であった.それらを解決するために「CureApp SC<sup>®</sup> ニコチン依存症治療アプリ及びCOチェッカー」が開発され,2020年に治療アプリとして日本で初めて保険適用となった.治療アプリを利用することで,外来通院の間でも個別化された行動療法ガイダンスを配信し,知識やセルフ・コントロールの手段を提供することができるようになった...

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  • タバコに対する認識のギャップは埋まるのか?

    吉井 千春 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌 32 (2), 125-129, 2024-04-30

    ...</p><p>【結語】このギャップを埋めるためには,吸いにくい環境を広げるなど社会的ニコチン依存を凌駕する対策を継続的に行う必要がある.</p>...

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  • タバコの健康被害をどのように伝えるか?

    森田 純二 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌 32 (2), 130-132, 2024-04-30

    ...<p>半世紀前の日本ではタバコはどこででも吸う事が出来,男性の喫煙率は80%を超えていた.受動喫煙の害が明らかとなり禁煙支援活動も活発化し病院や学校での分煙や敷地内禁煙が進んだ.2006年4月からは「ニコチン依存症管理料」が算定され,喫煙習慣が依存症と診断され治療することが開始された.その結果男性の喫煙率は85%から最近では30%を切り,男女全体では20%を切った.しかしタバコ産業は近年新たに電子タバコ...

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  • 黄色爪症候群の 2 例

    山村 里恵, 敷地 孝法, 稲山 真美, 柿内 聡司, 仁木 敏之, 井上 利之 西日本皮膚科 86 (2), 143-150, 2024-04-01

    ...2 例ともクラリスロマイシン 400 mg/日,トコフェロールニコチン酸エステル 600 mg/日の内服に変更後,黄色爪はわずかずつ改善傾向だった。その後,症例 1 の患者に突然,下腿浮腫と労作時呼吸困難が生じ,胸部 CT で両側胸水,心囊液の貯留がみられたため,胸水ドレナージを行い,利尿薬で治療中である。...

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  • 山形県における禁煙治療に関する実態調査

    松浪 容子, 藤田 亜里沙 日本禁煙学会雑誌 19 (1), 4-10, 2024-03-30

    ...<br>【方 法】 山形県内のニコチン依存症管理料算定医療機関194 施設を対象に自記式調査票による調査を実施した 。<br>【結 果】 194 施設のうち91の回答を得た( 回収率 46.9%)。禁煙外来実施中42施設 、休止中49施設で 、うち再開予定あり29施設 、 予定なし20施設であった 。...

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  • 「たばこハームリダクション」は可能か?:国際的動向と日本での論点

    片野田 耕太, 十川 佳代, 中村 正和 日本公衆衛生雑誌 71 (3), 141-152, 2024-03-15

    ...本稿は,「たばこハームリダクション」を公衆衛生施策として実施するための要件を,①リスク低減,②禁煙の効果,③新たな公衆衛生上の懸念,および④保健当局の規制権限,の4つに集約し,ニコチン入り電子たばこ(以下,電子たばこ),加熱式たばこのそれぞれについて検討することを目的とした。...

    DOI PubMed

  • 喫煙画像刺激時の喫煙者の脳波に有意に変化する周波数成分と喫煙経験との関係性に関する研究

    有澤 文太, 村上 洋一, 小早川 睦貴, 布広 永示, Arisawa Bunta, Murakami Yoichi, Kobayakawa Mutsutaka, Nunohiro Eiji 東京情報大学研究論集 27 (2), 1-11, 2024-03-01

    ...禁煙治療において薬物療法による禁煙導入の成績は向上しているものの再喫煙率が高いことが課題となっている.そのような現状から,脳や心理へのニコチン作用に関する脳科学の知見を禁煙のための心理教育や支援に活かすことが試みられている.そこで本研究では,その知見を深めるため,喫煙者と非喫煙者に対して喫煙画像の刺激を与えたときに,喫煙者の脳波に有意に変化する周波数成分を明らかにし,また有意な周波数成分が顕著に変化...

    DOI 機関リポジトリ

  • 水タバコの基礎知識およびその有害性

    三好, 希帆, 木村, 佑来, 久保, 七彩, 小庵寺, 菜月, 宮脇, 尚志 京都女子大学食物学会誌 078 59-64, 2024-01-31

    ...既報では水タバコ喫煙による血漿ニコチン濃度は紙巻きタバコと同程度であることが報告されている。さらに,呼気一酸化炭素濃度は,紙巻きタバコ喫煙よりも高くなることや,タールについても紙巻きタバコよりも多いことが報告されている。したがって,水タバコの喫煙は健康障害を生じる可能性があり,水タバコの有害性に対する正しいエビデンスについての啓発を行うことが必要であると考えられる。...

    機関リポジトリ Web Site

  • ベイジアンネットワークとオープンデータを用いた地域医療分析モデルの構築

    川島 京子, 大場 春佳, 水野 信也 経営情報学会 全国研究発表大会要旨集 202311 (0), 181-184, 2024-01-31

    ...んでいない.本研究では,地域医療の課題解決に向けてベイジアンネットワークを用いた地域医療分析モデルを構築し,アメリカのオープンデータを使用して評価した.結果として,特徴選択アルゴリズムを用いたネットワークは,予測精度は全接続ネットワークに劣るものの,モデルの複雑性を考慮すると優れた結果を示した.また構築されたモデルを用いた推論では,タバコを吸わない人の方が高血圧の割合が高いことが示された.これは,ニコチン...

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  • 視覚・嗅覚器の自律神経制御

    内田 さえ 自律神経 61 (1), 57-62, 2024

    ...)のM3受容体,一酸化窒素(NO),血管作動性腸ペプチド(VIP)が関与する.視覚器において交感神経はα受容体を介して瞳孔の散大,脈絡膜血流の減少,涙液の軽度な分泌を起こす.嗅覚器において,副交感神経は粘液分泌の促進,粘膜の血流増加に関わる.交感神経は粘膜の血流減少に関わる.嗅細胞では副交感神経と交感神経はともに匂い応答を亢進させる可能性が示唆されている.嗅球の匂い応答性の血流増加反応は,α4β2ニコチン...

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  • 輸液ボトルへのびん針の穿刺時に生じる薬液漏出の検証

    西村 美帆, 白鳥 さつき, 谷口 純平, 山幡 朗子, 伊藤 眞由美 日本健康医学会雑誌 32 (3), 378-384, 2023-10-01

    ...実験では,模擬危険薬(ニコチン酸700 mg)が含まれる生理食塩液100 mLの入った輸液ボトル(プラスチックボトル,ソフトバッグ)を点滴処置台の上にゴム栓部を上にして置き,びん針を「上から下」へ穿刺した場合と,輸液ボトルのゴム栓部が下向きになるよう点滴処置台の輸液吊り下げバーに吊り下げ,「下から上」に向けて穿刺した際のびん針穿刺部からの薬液漏出量を測定した。...

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  • 教育におけるコーチングの可能性「教育コーチング倫理規定プロジェクト」

    西田 拓大 支援対話研究 8 (0), 40-55, 2023-09-30

    ...筆者自身、原口佳典氏の講座でコーチングを学ぶきっかけができ、さらに、原口佳典氏、上條晴夫氏による「コーチングの考えを自らの経験を語ることで学ぶ会」という連続講座により、さらにコーチング的なアプローチの重要性を強く感じるようになっていった。コーチングのさまざまな団体はその理念、行動規範を「倫理規定」としてまとめている。...

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  • 中学生への心理教育授業が喫煙や依存に対する認識に及ぼす影響:オンラインによる実践

    藤原 直子, 大野 颯斗, 中角 祐治, 中嶋 貴子 日本禁煙学会雑誌 18 (2), 50-57, 2023-05-31

    ...評価基準にはタバコに関する認識、加濃式社会的ニコチン依存度調査票(KTSND)、ストレス反応尺度、依存尺度を用い、生徒の授業に対する評価と感想も収集して授業の効果を検討した。<br>【結 果】 授業前と授業後を比較した結果、実施群においてタバコに関する認識が向上し、KTSND、依存尺度の得点が有意に減少した。KTSNDの各項目では、喫煙の合理化、正当化を示す項目4、5、7の得点が有意に減少した。...

    DOI 医中誌

  • トリプトファン代謝の変容に注目したうつ病の病態解明と治療戦略

    毛利 彰宏, 長谷川 眞也, 國澤 和生, 齋藤 邦明, 鍋島 俊隆 日本薬理学雑誌 158 (3), 233-237, 2023-05-01

    ...性アセチルコリン受容体(α7nAChR)アンタゴニスト作用を有する.ニコチンやガランタミンによるα7nAChRの活性化により,CUMS誘発のうつ病様行動が減弱される.IDO1の誘導による5-HT合成抑制と,KMO発現低下を介したKAレベルの増加によるα7nAChR拮抗作用はうつ様行動を引き起こすことから,TRP-KYN経路の代謝的変化がうつ病の病態に深く関与していると考えられる.TRP-KYN経路は...

    DOI Web Site PubMed 参考文献20件

  • 歯科保健指導にコーチング手法を取り入れるための歯科衛生士研修会の実施と評価

    酒巻 裕之, 麻賀 多美代, 荒川 真, 麻生 智子, 鈴鹿 祐子, 岡村 太郎 千葉県立保健医療大学紀要 14 (1), 1_104-1_104, 2023-03-31

    ...研修会に変更し,3か月遅れで実施することができた.研修会を継続して対象者がより有意義な情報を得るために,質問紙調査結果から研修会の在り方について検討したところ,Web による研修は新型コロナ感染症に対する感染に対して安全であり,内容については,コーチングについて興味ある内容で,歯周病患者等の歯科保健指導や教育に活用でき,有意義な研修会であったと推察された.参加歯科衛生士が臨床の場で実際にコーチング...

    DOI 医中誌

  • ニコチンアミドモノヌクレオチドを用いた加齢性ドライアイ治療へ

    蕭 穗文, 土居 雅夫 MEDCHEM NEWS 33 (1), 16-20, 2023-02-01

    ...ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NAD<sup>+</sup>)要求性のステロイド合成酵素の眼局所における活性の日内変動を取り戻すことにより、加齢性ドライアイの原因となるマイボーム腺不全を軽減できることを筆者らは最近示した。性ステロイドホルモンの減少は、性別を問わず生殖腺機能の衰える更年期の特徴である。...

    DOI 医中誌

  • 繰り返す十二指腸潰瘍により血清ニコチン酸値の低下を認めたペラグラの 1例

    國本 真鈴, 永井 諒, 今井 康友, 夏秋 優, 金澤 伸雄 皮膚の科学 22 (1), 36-41, 2023

    ...血液検査でニコチン酸(ナイアシン)低値を認めたため,ペラグラの疑いでニコチン酸アミドの内服を開始したところ,投与 <b>2 </b>週間後に皮疹の著明な改善を認めた。本症例では非露光部でも刺激部位に難治性紅斑を認めたが,紅斑での表皮ランゲルハンス細胞の消失が確認され,近年ペラグラにおける皮疹出現メカニズムとして提唱されているものに合致する結果であった。...

    DOI 医中誌

  • クロチアニジンの幼若期/思春期/成熟期曝露が及ぼす遅発行動影響とその雌雄差

    加来 建之, 佐々木 貴煕, 原 健士朗, 種村 健太郎 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), P1-081S-, 2023

    ...<p>【目的】ネオニコチノイド系殺虫剤クロチアニジン(CLO)は昆虫のニコチン性アセチルコリン受容体と結合し、神経系の異常興奮伝達を引き起こすことで殺虫効果を示す。CLOは昆虫以外の生物には安全とされ広く用いられてきたが、近年では哺乳類に対しても毒性を示すという報告が複数挙がっている。...

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  • ネオニコチノイド系農薬ばく露による雄マウスの情動認知行動解析

    齊藤 洋克 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), S34-3-, 2023

    ...ネオニコチノイドは、昆虫のニコチン性アセチルコリン受容体(nAChRs)に選択的に結合し、神経の興奮とシナプス伝達の遮断を引き起こすことで殺虫活性を示す。ネオニコチノイドの哺乳類の神経系に対する潜在的な影響に関しては、様々な知見が蓄積されてきているが、ヒトを含む哺乳類に対して誘発される行動毒性を議論するための情報は限られている。...

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  • コーチング学の教育の質保証に関する一考察

    青山 清英, 青山 亜紀 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 73 (0), 504-, 2023

    ...体育・スポーツ学領域については、「全国体育系大学学長・学部長会」の「教育の質保証委員会」が中心となって『体育・スポーツ学分野における教育の質保証に関する参照基準』(2011)がまとめられたが、ヨーロッパにおけるそれが示しているようにコーチング学は「体育・スポーツ学分野」における中核的学問領域として位置づけられているにもかかわらず「コーチング学の参照基準」については検討されていない。...

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  • ニコチンはα7ニコチン性アセチルコリン受容体を介して肝臓線維化を増悪する

    三原 大輝, 堀 正敏 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), P1-012E-, 2023

    ...しかし、四塩化炭素 (CCl<sub>4</sub>) 誘発性肝線維化モデルにニコチンを投与した結果、肝線維化が有意に増悪した。 次に、上記の効果はニコチン受容体の1つであるα7ニコチン性アセチルコリン受容体 (α7nAChR) を介すると仮定した。その結果、ニコチンによる肝線維化促進効果はα7nAChR欠損マウスで消失した。...

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  • 17. コーチングとプロフェッショナリズム教育

    横尾 英孝 医学教育 53 (5), 453-453, 2022-10-25

    ...今回の連載では, プロフェッショナリズム教育にコーチングを導入した事例を個人に対するコーチングと, 医療チームに対するコーチングという2つの視点で紹介する.</p>...

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  • 当院における全職員の喫煙状況と喫煙意識

    山本 重忠 心臓 54 (10), 1146-1153, 2022-10-15

    <p> <b>目的</b>:当院,施設職員の喫煙状況,喫煙意識の確認を行い,さらなる喫煙率低下のサポートを行うためアンケート調査を行った.</p><p> <b>方法</b>:当院,施設に勤務する職員436人を対象に各属性や喫煙状況,喫煙に対する意識調査を無記名自記式アンケートにて調査を行った.</p><p> …

    DOI 医中誌

  • 成人中期男性労働者の禁煙成功に至った体験の特徴に関する研究

    二瓶 映美, 安齋 由貴子 産業衛生学雑誌 64 (4), 173-185, 2022-07-20

    ...<p><b>目的:</b>30歳代および40歳代(以下,成人中期とする)の喫煙率は約37%であり他の年代に比べて高く,そのうち,約4人に1人は「たばこをやめたい」という意志を持っている.産業保健職はこのような禁煙希望者をはじめとする喫煙者の禁煙支援にあたり,まずは禁煙外来への受診を勧めるが,受診につながらないケースも少なくない.一方で,自力で禁煙に成功した者が多いという報告もある.しかし,喫煙はニコチン...

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献5件

  • デジタル・ファーマコロジーの提案

    赤池 昭紀 日本薬理学会年会要旨集 95 (0), 3-EL03-, 2022

    ...その中で、2020年にはニコチン依存症治療アプリ及びCOチェッカーが日本で初めてプログラム医療機器として承認された。デジタル治療という新しいカテゴリーの医療が始まろうとしている。デジタル治療に用いられるアプリは、一般にデジタル薬と呼ばれている。これらのアプリは認知行動療法に関わるものが多く、行動変容アプリとも呼ばれる。...

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  • 運動指導における代行形態の構成化に関する発生運動学的研究

    吉本 忠弘 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 72 (0), 321-, 2022

    ...このようにコーチング活動において指導者は、運動を行う選手の意識に働きかけながら技能向上を促すことが求められる。この際の指導者の能力は、発生運動学において促発身体知と呼ばれている。促発身体知は「観察・交信・代行・処方」という相互に関連しあっている4つの能力領域から構成されている。...

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  • Lewy小体型認知症の意識障害発作にamantadineが有効であったと思われる1例

    野田 昌作 神経治療学 39 (5), 818-820, 2022

    ...無治療で回復した.DLBに合併したDOC発作と診断し,DOCの予防に1日量50mgの経口ADを投与した.その結果,経過が追えた約4ヶ月間はDOC発作の再発は認めなかった.限られた期間の1例だけの観察であるが,ADがDLBのDOC発作に有効であった可能性が示唆される.DLBのDOC発作再発予防にADのドーパミン賦活作用とN–methyl–D–asparate(NMDA)受容体拮抗作用に加えて,ADのニコチン...

    DOI 医中誌

  • ヒト胎児脳由来神経前駆細胞を用いた神経分化に対するネオニコチノイド曝露の影響

    藤原 悠基, 宮崎 航, 鯉淵 典之 日本毒性学会学術年会 49.1 (0), P-107-, 2022

    ...<p>【背景・目的】農薬として使用されているネオニコチノイドは昆虫のニコチン性アセチルコリン受容体(nAchR)に選択的に作用するが、ヒトnAchRにも影響を及ぼす可能性が指摘されている。nAchRは神経分化に重要であり、ニコチンを用いた研究においても神経前駆細胞から神経系細胞に分化する際のnAchRを介する影響が報告されている。...

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  • 抗Ⅶ型コラーゲン抗体が検出された粘膜類天疱瘡の 1 例

    浅田 春季, 高橋 聡文, 小林 佳道, 布施 まゆか, 米田 健祐, 藤本 徳毅, 立石 千晴, 鶴田 大輔 皮膚の科学 21 (3), 200-205, 2022

    ...プレドニゾロン内服により皮膚病変は容易に改善したが粘膜病変は遷延し,血漿交換療法,免疫グロブリン大量静注療法,ジアフェニルスルホン,アザチオプリン,テトラサイクリン<b>/</b>ニコチン酸アミドの併用でようやく軽快した。重症で非常に難治性の粘膜症状を呈する粘膜類天疱瘡では,皮膚症状を主とする後天性表皮水疱症と抗Ⅶ型コラーゲン抗体の抗原エピトープが異なる可能性があると考えた。...

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  • 鍼刺激が脳の血流に及ぼす影響に関する基礎研究

    内田 さえ 自律神経 59 (1), 83-87, 2022

    ...受容体)を介することから,頭蓋内コリン作動性血管拡張系の関与が示唆される.老齢ラットでは,ニコチン受容体(α4β2型)機能が低下するもののムスカリン受容体機能は維持され,前肢鍼刺激による大脳皮質血流増加反応は保たれる.血圧への影響が少ない耳介刺激は臨床適用しやすいと考えられる....

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  • 学生125名へのコーチング実践の効果検証

    菅原 秀幸 支援対話研究 7 (0), 38-52, 2022

    ...8名のコーチが、125名の学生にコーチングを実施。終了後、自由記述式のアンケートに回答してもらう。それを、ワードクラウドでテキストマイニングした。その結果、スコア分析で、最も大きく表れたのは、「行動」であった。出現頻度分析では、「できる」が最も大きく表れた。これらから、まさしくコーチングの目的が達成されていることが示唆された。...

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  • 禁煙外来における漢方薬追加処方の効果(2)

    野田 隆, 谷口 尚太郎 禁煙科学 vol.16 (01), 1-5, 2022

    ...ニコチン依存症の治療過程において生じた患者の訴えに対して漢方薬を併用し、禁煙成功率に著明な改善が見られたので報告した1)。<br> 本研究では、症例数および漢方薬の種類を増やして同様の効果が得られるかを検討した。主な要因は禁煙外来における新規の漢方処方、主要評価項目は12 週間後の禁煙成功率とし、年齢、性別、 Brinkman 指数、ニコチン依存度(FTND)、受診回数を調整要因とした。...

    DOI 医中誌

  • 嗅覚と認知症をつなぐ脳内コリン作動系:早期発見と予防を目指して

    内田 さえ 自律神経 59 (2), 191-196, 2022

    ...<p>嗅覚は認知症のごく早期から機能低下することから,認知症の早期発見と予防への応用が期待されている.筆者らの研究室では認知症で脱落する前脳基底部コリン作動性神経が投射先の新皮質や海馬の血流を増やす,自律神経様の血管拡張神経として働くことを動物実験で明らかにしてきた.同神経は嗅覚一次中枢の嗅球にも投射する.近年筆者らは,嗅球ではニコチン性コリン作動性刺激が嗅覚誘発性の嗅球血流応答を増大させる,すなわち...

    DOI 医中誌

  • 妊婦の新型タバコの健康への影響に関する認識とニコチン依存度の実態

    阿部 和美, 久保 幸代 日本禁煙学会雑誌 16 (5), 87-96, 2021-12-28

    ...<p>【目 的】 妊娠28週以降の妊婦を対象に、妊婦の喫煙状況、新型タバコ(電子タバコと加熱式タバコ)の健康への影響に関する認識および加濃式社会的ニコチン依存度調査票(KTSND)の実態と各々の関連を明らかにする。<br>【方 法】 妊婦健康診査を受診した妊娠28週以降の妊婦を対象に、喫煙状況や新型タバコの健康への影響に関する認識、KTSND等について自記式質問紙調査を実施した。...

    DOI 医中誌

  • 受動喫煙を防止するための効果的な呼吸用保護具のフィルタの検討

    保利 一, 石田尾 徹, 樋上 光雄, 山本 忍 労働安全衛生研究 14 (2), 97-107, 2021-09-30

    ...できないが,活性炭素繊維入り防じんマスクは若干ではあるが捕集することが認められた.一方,有機ガス用防毒マスク吸収缶は有機物質をかなり捕集できること,また活性炭とセピオライトを7:3で配合した両親媒性吸着材およびホルムアルデヒド用吸収缶では,アルデヒド類やアセトンをほぼ捕集できることが示された.また,活性炭入り防じんマスクは低沸点の揮発性有機化合物(VOC)はほとんど除去できなかったが,ベンゾ[a]ピレンやニコチン...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献6件

  • 窒素化ナノカーボン薄膜の構造,電気化学特性と分析への応用

    太田 早紀, 芝 駿介, 鎌田 智之, 加藤 大, 矢嶋 龍彦, 丹羽 修 分析化学 70 (9), 511-520, 2021-09-05

    ...えることでカーボン膜内の窒素濃度,sp<sup>2</sup>/sp<sup>3</sup>比,窒素を含む構造の異なる官能基の割合を制御することができる.膜中の窒素濃度2〜10% で電気化学活性種が最も可逆な応答を示した.また,膜中のピリジン構造リッチなとき,グラファイト窒素がリッチな膜や窒素を含まないカーボン膜と比較して酸素還元の過電圧低下が観測された.さらに,生体分子の測定では,L-アスコルビン酸,ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド...

    DOI Web Site Web Site 参考文献35件

  • 禁煙外来における熟練看護師の禁煙支援技術

    高橋 博子, 中西 純子 日本看護研究学会雑誌 44 (1), 1_111-1_121, 2021-04-20

    ...結論:禁煙外来において,熟練看護師はニコチン依存症患者の特性を心得た上で認知の修正や自己効力感向上,再喫煙予防を意図して行い,限られた期間と受診回数の中で,受診回ごとに効果的に自在に禁煙支援技術を駆使していた。...

    DOI 医中誌

  • 育児期の母親の加熱式タバコを含む喫煙の実態と認識

    須藤 有紗, 森鍵 祐子, 赤間 由美, 小林 淳子 日本禁煙学会雑誌 16 (1), 6-14, 2021-03-01

    【目 的】 育児期の母親の加熱式タバコを含めた喫煙の実態と認識を明らかにする。<br>【方 法】 A市の乳幼児健康診査に来所した母親に、属性、加熱式タバコを含む喫煙状況・喫煙環境・喫煙の認識を調査した。分析対象者を197名とした。<br>【結 果】 喫煙率は対象者3.7%、配偶者32.4%、そのうち加熱式タバコの喫煙率は対象者16.7%、配偶者60.7%であった。加熱式タバコは健康の害が少ないと…

    DOI 医中誌

  • 安全で効果的な赤かび病防除剤の開発に向けて

    西内 巧, 木村 真 マイコトキシン 71 (1), 13-19, 2021-01-31

    ...(NAD)の前駆体であるニコチンアミドモノヌクレオチド(NMN)が,抵抗性・低かび毒品種で有意に蓄積していることを明らかにした.NMNは抵抗性誘導剤として機能し,オオムギやコムギに投与すると,赤かび病による病徴とかび毒蓄積が共に有意に抑制されることを明らかにした.一方,赤かび病菌のかび毒産生機構の解析から,アミノ酸であるL-Thrが赤かび病菌におけるトリコテセン系かび毒の産生を抑制することを見出している...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献4件

  • がん選択性と治療効果向上を志向した電子移動光増感剤

    平川 和貴, 岡崎 茂俊, 村上 浩雄, 金山 尚裕 日本レーザー医学会誌 41 (4), 349-355, 2021-01-15

    ...光線力学的療法は,低侵襲ながん治療法として優れているが,光増感剤の改良により,がん選択性と治療効果をさらに向上できる可能性がある.従来のポルフィリン光増感剤は,一重項酸素生成による生体分子の酸化損傷を作用機序としているが,低酸素条件でも活性を維持できる電子移動機構に着目し,ポルフィリンのリン錯体による生体分子の光損傷を評価した研究例を紹介する.ポルフィリンのリン錯体は,DNA,タンパク質(酵素を含む),葉酸,ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献26件

  • マウス腹腔内マクロファージにおけるアセチルコリン受容体の生理的役割の解明

    藤井 健志, 間下 雅士, 大東 茉莉奈, FUJII Takeshi, MASHIMO Masato, DAITO Marina 同志社女子大學學術研究年報 = Doshisha Women's College of Liberal Arts annual reports of studies 71 83-90, 2021-01-07

    ...Mφには、ムスカリン性およびニコチン性アセチルコリン受容体(mAChR およびnAChR)が発現している。Mφ上のα7型nAChR は、TNF-αの遊離抑制や抗原提示機能の調節に関与していることが報告されている。本研究では、MφにおけるAChR の役割を明らかにしていく目的で、Mφの活性化がAChR の遺伝子発現に及ぼす影響を検討した。...

    DOI 機関リポジトリ

  • ニコチンアミドが心筋の拡張機能障害を改善する

    金江 春奈 ファルマシア 57 (11), 1050-1050, 2021

    ...plasmic reticulum Ca<sup>2+</sup>-ATPase】が収縮時に上昇した細胞内Ca<sup>2+</sup>を筋小胞体内に取り込み,細胞内Ca<sup>2+</sup>濃度を低下させることで起きる.現在,このSERCA機能の低下がHFpEFの原因の1つとして考えられており,様々なモデル動物での検討および新たな治療薬の探索が行われている.本稿では,アンチエイジング効果が期待されているニコチンアミド...

    DOI 医中誌

  • ドパミン神経系によるニコチン誘発振戦の発現調節機構

    加藤 将貴, 國澤 直史, 清水 佐紀, 髙島 千嘉, 辻村 佳菜, 堀川 和也, 大野 行弘 日本薬理学会年会要旨集 94 (0), 1-P1-09-, 2021

    <p>Nicotine excites the inferior olive (IO) neurons and induces kinetic tremor via activating α7 nACh receptors. Meanwhile, nicotine is also known to enhance dopamine release by activating …

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  • 加熱式たばこのヒト健康に対する影響

    平田 尚也, 諫田 泰成 室内環境 24 (2), 117-124, 2021

    ...その結果, ニコチンやたばこ特異的なニトロソアミンのNNKを同定している。また, 加熱式たばこのエアロゾルから抽出した溶液の曝露によっても, がん幹細胞の増殖が誘導されることから, 今後, 加熱式たばこに含まれる成分を検討する予定である。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献23件

  • 細胞の電気回転速度を指標とした分化誘導剤の評価

    鈴木 雅登, 竹内 梨乃, 安川 智之 生体医工学 Annual59 (Abstract), 320-320, 2021

    ...種々の分化誘導剤のK562細胞への効果を電回転速度として評価した.4つ正方形状のITOマイクロ電極を“田”の字型に配置させ,その中央部にマイクロウエル(φ40 μm,高さ20 μm)を作製した.この電極へ90°ずつ位相をずらした交流電圧(2 Vpp, 300 kHz)を印加し,ウエル内のK562細胞の電気回転速度を計測した.K562細胞の分化誘導剤は2 mM 酪酸ナトリウム (NaB),10 mMニコチン...

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  • 加熱式たばこ主流煙エアロゾルの物理・化学性状

    関根 嘉香, 山本 匠 室内環境 24 (2), 135-144, 2021

    ...加熱式たばこは, たばこ葉を直接加熱, または水蒸気を用いて加熱し, 生じたエアロゾルを吸入してニコチンを摂取する装置である。主流煙として発生するエアロゾルは, 水を主成分とする"水滴"であり, 紙巻きたばこのように炭素性粒子(タール)を主成分とするエアロゾルとは, 物理・化学性状が異なる。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献24件

  • 若年労働者における喫煙状況と新型たばこを使用することへの認識

    横田 祐未, 原田 静香, 櫻井 しのぶ 日本産業看護学会誌 8 (1), 18-26, 2021

    <p>目的:新型たばこ使用者を対象とした禁煙支援の手がかりにつなげるため,若年労働者の喫煙状況及び,新型たばこを使用することへの認識について明らかにすることを目的とした.方法:39歳以下の労働者800人を対象に無記名自記式質問紙調査法を実施し喫煙状況,喫煙の認識の回答結果について,非喫煙群・紙巻きたばこ群・新型たばこ群の認識の関係性をχ<sup>2</sup>検定にて分析した.結果:喫煙状況は非…

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  • 日本人の健康成人男性におけるニコチンアミドモノヌクレオチド経口投与による安全性の確認試験

    中谷 英章, 入江 潤一郎, 稲垣 絵美, 藤田 真隆, 三石 正憲, 山口 慎太郎, 岡野 栄之, 今井 眞一郎, 安井 正人, 伊藤 裕 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 42 (0), 2-P-M-2-, 2021

    ...<p>【目的】最近の動物実験においてニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NAD)の細胞レベルでの減少がインスリン抵抗性やアルツハイマー病に代表される老化関連疾患を引き起こすこと、NAD中間代謝産物であるニコチンアミドヌクレオチド(NMN)を投与することによりNAD量を増加させ、病態を改善することが報告されている。しかし、ヒトにおけるNMN投与の安全性については不明である。...

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  • 喫煙の悪影響について~肺疾患~

    黒澤 一 人工呼吸 38 (2), 146-149, 2021

    ...タバコ煙には発がん性、変異原、あるいは催奇形性物質など多種類の有毒化学物質が含まれており、タバコ煙が健康被害を起こすメカニズムには、粘膜などの局所の刺激を介して起こるもの、血流を介して起こる即時的な影響、ニコチン依存、晩発性の影響などがある。喫煙が呼吸器の健康によくないことは常識であるものの、ニコチン依存などによる患者の禁煙支援の難しさも理解しておく必要がある。</p>...

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  • 落葉状天疱瘡に水疱性類天疱瘡を合併した 1 例

    池田 彩, 藤森 なぎさ, 小林 祐佳, 加賀野井 朱里, 小澤 健太郎 皮膚の科学 20 (2), 97-103, 2021

    ...落葉状天疱瘡と診断しテトラサイクリン,ニコチン酸アミド,ジアフェニルスルホン(<b>DDS</b>)の内服とステロイドの外用を開始後,皮疹は消退し再燃を認めず経過していたが,約 <b>7 </b>年後に抗 <b>Dsg1 </b>抗体価の再上昇と皮疹の一時的な再燃がみられた。その約 <b>4 </b>ヶ月後に両下肢に瘙痒を伴う緊満性水疱が多発した。...

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  • 新型タバコの主観的有害性認識度の評価 (松山大学在校生への喫煙防止・禁煙教育の結果)

    黒田 普, 河添 仁, 山内 真央子, 井上 捷人, 高橋 芹奈, 武智 研志, 高取 真吾, 柴田 和彦, 難波 弘行 禁煙科学 vol.15 (10), 1-8, 2021

    ...特にニコチンやタールが入っていない電子タバコに関しては、講義前の認識度が最も低いため、電子タバコなら喫煙しても良いと考える多くの学生がいると懸念される。<br> <b>結論</b>:大学生に対する紙巻きタバコや新型タバコに関する有害性認識度の調査から、大学生への新型タバコの有害性に関して教育する必要がある。...

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  • 大学1年生を対象とした「認知とストレス」に関する講義が喫煙に対する意識に与える影響

    藤原 直子, 中角 祐治, 中嶋 貴子 日本禁煙学会雑誌 15 (5), 109-115, 2020-12-30

    ...<br>【方 法】 一般教養科目「心理学」において、「認知とストレス」に関する講義を行い、ストレス度、加濃式社会的ニコチン依存度(KTSND)、授業に対する感想を収集し、集計した。<br>【結 果】 1年生396名について講義前と講義後を比較した結果、KTSND合計点が11.17(<i>SD</i>=6.00)から8.52(<i>SD</i>=5.12)となり有意に減少した。...

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  • 小学生に対する喫煙防止教室の喫煙防止の意識への効果

    野口 愛, 福島 啓, 大谷 紗代, 今村 翔太郎 日本禁煙学会雑誌 15 (3), 56-61, 2020-09-15

    ...<br>【方 法】 喫煙防止の意識を測定するために加濃式社会的ニコチン依存度調査票小学校高学年版(KTSND youth)を使用した。小学校5・6年生に対して45分間の喫煙防止教室を行った。喫煙防止教室を受けた児童を介入群、受けなかった児童を対照群として、小学生で3か月後の短期効果、中学生で1~2年後の長期効果を調べた。...

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  • 歯科衛生士をめざす学生の加熱式タバコを含めた喫煙に対する認識

    大矢 幸慧, 稲垣 幸司, 増田 麻里, 犬飼 順子, 高阪 利美, 長尾 徹, 内藤 徹, 田淵 貴大, 姜 英, 大和 浩 日本禁煙学会雑誌 15 (3), 62-69, 2020-09-15

    【目 的】 歯科衛生士をめざす学生の加熱式タバコを含めた喫煙に対する認識の実態を把握する。<br>【方 法】 愛知学院大学短期大学部女子学生311名を対象に、2019年4月Web 質問票調査を実施した。<br>【結 果】 質問票は301名(回収率97%、19.3 ± 1.4歳)から回答を得、喫煙者は、紙巻きタバコ3名(1%)、加熱式タバコ4名(1%)で、うち1名は二重喫煙者であった。また、加熱式…

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  • 好熱性酵素を用いた細胞外カスケード反応の構築と有用物質生産への利用

    本田 孝祐, 岡野 憲司 化学と生物 58 (7), 389-395, 2020-07-01

    <p>コリネ型細菌によるグルタミン酸の発酵生産が商業化されて以来,わが国では有用微生物の育種研究が精力的に進められてきた<sup>(</sup><sup>1)</sup>.この過程で先人たちは,膨大な数の突然変異株ライブラリーから所望の特性を有した株を効率的に選抜するため,栄養要求性やアナログ物質耐性に着目するといったさまざまな工夫を施してきた.やがて時代がくだり,遺伝子組換え技術を用いた微生物…

    DOI Web Site Web Site 参考文献16件

  • 加熱式たばこ製品の有害性について

    稲葉 洋平, 牛山 明 保健医療科学 69 (2), 144-152, 2020-05-29

    ...</p><p>2014年に販売開始されたIQOSをはじめとする加熱式たばこの主流煙(エアロゾル)は,燃焼由来の有害化学物質が90%近く削減されている.しかし,低減されていない有害化学物質も存在している.特に加熱式たばこのエアロゾルの有害化学物質の数はそれほど低減されていないため,加熱式たばこを使用する限りは化学物質の複合曝露は継続されている.依存物質のニコチンは,加熱式たばこと紙巻たばこは同等の含有量...

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  • 喫煙による室内汚染

    戸次 加奈江, 稲葉 洋平, 牛山 明 保健医療科学 69 (2), 138-143, 2020-05-29

    ...のたばこ煙(呼出煙)による受動喫煙(second-hand smoke),そして洋服や部屋に吸着したたばこ煙(残留たばこ煙)による三次喫煙(third-hand smoke)が知られている.特に三次喫煙については,受動喫煙と比べると一般的な認知度は低く,その有害性についても現時点で人への有害性は立証されていないものの,室内に吸着する残留たばこ煙には,揮発性が高く悪臭を伴うピリジン類をはじめ,揮発性の低いニコチン...

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  • 新型たばこの基本知識と最新情報

    滑川 道人, 井上 由紀 保健医療福祉科学 9 (0), 21-27, 2020-03-31

    ...</p><p> 一方、本邦で販売許可されている電子たばこにはニコチンは含まれない。しかしニコチン入りの海外製品を個人輸入して使用している例が少なからずあり、本格的な喫煙・ニコチン依存症へと進展する危険性がある。また電子機器の爆発による死亡事故も報告されている。...

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  • 新型タバコ(加熱式タバコ、電子タバコ)の健康リスク

    高橋, 正知 八戸学院大学紀要 (60) 21-39, 2020-03-27

    ...日本ではニコチン入りの電子タバコは販売されていないが、紙巻タバコに比べてニコチンやタールが9割以上減っており、健康に対する影響が軽減されるような印象がある。しかし、ニコチンやタール以外の有害物質が含まれており、がんや呼吸器疾患を引き起こす可能性があるという報告が増加しつつある。アメリカでは若年者が電子タバコの喫煙により肺疾患を起こし、命に係わる有害事象が多発している。...

    機関リポジトリ 医中誌

  • 大学敷地内禁煙規程策定についての学生の意識調査

    大見 広規, 荻野 大助, メドウズ マーティン 日本禁煙学会雑誌 15 (1), 4-10, 2020-03-27

    ...</p><p>【方 法】 2年生を対象に、無記名質問紙法で性別、喫煙状況、周囲歩道上での喫煙への態度、規程の要否、屋外喫煙所設置への賛否、加濃式社会的ニコチン依存度を質問した。</p><p>【結 果】 授業出席者を対象として回収率は90.1%(172名)で、2名は過去喫煙者で170名が非喫煙者であった。...

    DOI 医中誌

  • 新型タバコのリスク

    田淵 貴大 日本小児アレルギー学会誌 34 (1), 25-31, 2020-03-20

    ...,吸引器に溶液を入れ,コイルを巻いた加熱器で熱し,発生したエアロゾルを吸い込む.溶液には,ニコチンや果物などの匂いの人工香料,グリセリン,プロピレングリコールなどが含まれる....

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献8件

  • ビタミンB3関連分子による生体機能調節

    松岡, 耕二, 佐々木, 啓子, MATSUOKA, Koji, SASAKI, Keiko 千葉科学大学紀要 (13) 111-117, 2020-02-28

    ...ビタミンB3(ナイアシン:ニコチンアミドとニコチン酸)は、元々は欠乏するとペラグラを発症する栄養成分として発見された物質であるが、その後の分析から細胞におけるエネルギー代謝に中心的な働きをしているNAD+/NADH、NADP+/NADPH の合成材料となっており、その量的・質的変動が生体生理を調節していることが明らかになった。...

    機関リポジトリ Web Site 医中誌

  • 加熱式たばこ製品の使用実態,健康影響,たばこ規制への影響とそれを踏まえた政策提言

    中村 正和, 田淵 貴大, 尾崎 米厚, 大和 浩, 欅田 尚樹, 吉見 逸郎, 片野田 耕太, 加治 正行, 揚松 龍治 日本公衆衛生雑誌 67 (1), 3-14, 2020-01-15

    ...加熱式たばこは,紙巻たばこに比べるとニコチン以外の主要な有害物質の曝露量を減らせる可能性がある。しかし,病気のリスクが減るかどうかについては明らかでなく,紙巻たばこを併用した場合には有害物質の曝露の低減も期待できない。また,ニコチンの曝露ならびに吸収動態は紙巻たばこと類似しており,ニコチン依存症が継続して,その使用中止が困難になる。...

    DOI Web Site PubMed ほか1件 被引用文献1件

  • ヒトマクロファージ様細胞株U937細胞におけるアセチルコリン受容体の生理的役割の検討

    間下 雅士, 寺尾 美帆子, 藤井 健志, MASHIMO Masato, TERAO Mihoko, FUJII Takeshi 同志社女子大學學術研究年報 = Doshisha Women's College of Liberal Arts annual reports of studies 70 13-19, 2020-01-08

    ...Mφには、ムスカリン性およびニコチン性アセチルコリン受容体 (mAChRおよびnAChR) が発現している。Mφ上のα7型 nAChRは、炎症性サイトカイン腫瘍壊死因子-αの遊離抑制や抗原提示機能の調節に関与していることが報告されている。本研究では、MφにおけるAChRの役割を明らかにしていく目的で、Mφの活性化がAChRの遺伝子発現に及ぼす影響を検討した。...

    DOI 機関リポジトリ

  • ネオニコチノイド系殺虫剤アセタミプリド暴露による発達期神経変性

    Christine Li Mei LEE, 松房 利恵, Thomas Kwong Soon TIONG, Johnny Ademir LOPEZ, Yoko NOMURA, 諫田 泰成, 吉田 祥子 日本毒性学会学術年会 47.1 (0), P-6S-, 2020

    ...<p> ネオニコチノイドは、高い浸透性と昆虫駆除効率を有する新しいクラスの殺虫剤で、ニコチンの化学構造を模倣し、ニコチン性アセチルコリン受容体(nAChR)に結合して殺虫効果をもたらす。昆虫と哺乳類ではnAChRの感受性が異なるため、ネオニコチノイドは安全な殺虫剤と考えられてきたが、近年その安全性に疑問を呈する報告がなされている。...

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  • 目次/ミニ特集にあたって/表紙の説明

    ファルマシア 56 (8), 708-709, 2020

    ...をもたらす影響は,国際的に周知のこととなってきている.我が国においても,健康増進法が2003年5月に施行され,さらには,2018年7月に本法の一部を改正する法律が成立し,2020年4月1日より全面施行された.これにより,受動喫煙を防止するための取り組みは,マナーからルールへとより厳格化される.このような社会的背景があるにもかかわらず,タバコをやめたくてもやめられない人は少なくない.その理由として,ニコチン...

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  • ニコチン誘発振戦の調節におけるドパミン受容体の役割

    加藤 将貴, 國澤 直史, 清水 佐紀, 石倉 惟加, 平田 捺稀, 安永 美月, 大野 行弘 日本薬理学会年会要旨集 93 (0), 1-P-002-, 2020

    <p>We previously demonstrated that nicotine elicited kinetic tremor by activating the inferior olive neurons via α7 nACh receptors (<i>Behav. Brain Res.</i>, 314, 173-180, 2016). Since α7 nACh …

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  • ニコチン依存に対する遺伝因子の関与

    西澤 大輔, 池田 和隆 ファルマシア 56 (8), 720-723, 2020

    ...アルコールなど他の依存性物質に対する依存と同様に、ニコチン依存は、様々な条件の環境要因と遺伝要因が相互に影響する複雑形質と考えられるが、近年の遺伝子解析技術の進歩により、これまで未解明であった遺伝因子が続々と明らかになっている。本稿では、マウスを中心とするニコチン依存の動物モデルの基礎研究とともに、ヒトにおいてニコチン依存の脆弱性または重症度に関与すると考えられる様々な遺伝因子について概説する。...

    DOI 医中誌

  • 嗅球の血流調節における前脳基底部コリン作動性神経系の役割

    内田 さえ 自律神経 57 (4), 212-216, 2020

    ...作動性神経は,認知・記憶・嗅覚に関わる大脳の新皮質・海馬・嗅球に投射する.新皮質や海馬では,コリン作動性神経は自律神経様の血管拡張神経として機能する.近年筆者らは,嗅球の血流調節におけるコリン作動性神経の役割を調べてきた.嗅球に入力するコリン作動性神経はアセチルコリンを放出するものの,その量は新皮質の半分以下であり,嗅球の局所血流に影響を及ぼさない.一方,匂い刺激で誘発される嗅球血流増加反応は脳内ニコチン...

    DOI 医中誌

  • 我らが担う脳神経外科救急

    眞田 寧皓 NEUROSURGICAL EMERGENCY 25 (2), 156-159, 2020

    ...症例が限られてしまう.さらに今後の日本の人口減少を鑑みると,医師一人の経験症例数はさらに下降すると予想される.これらを打開するためには,医局単位,病院単位で研修を考えるのではなく,地域あるいは多施設共同で若手医師の修練を考えていく必要があると考える.また,限られた症例のなかで効果的に教育を行うためには,効率的な方策が求められる.その方策の一つとして指導医講習があり,そのなかで示される指導方法の一つにコーチング...

    DOI Web Site 医中誌

  • 禁煙外来の初期治療成績と長期的な禁煙継続に関する検討

    東浦 勝浩, 竹田 加寿子, 大畑 浩美, 小松崎 優子, 兼則 美香, 朝田 有子, 柿本 利恵, 若山 祥子, 宮部 真由美 日本プライマリ・ケア連合学会誌 42 (4), 198-204, 2019-12-20

    <p><b>目的:</b>禁煙治療の評価は禁煙外来終了時の禁煙成功率だけではなく,長期間の禁煙継続をもって判断することが望ましい.しかしながら長期にわたる追跡調査は困難であり,日本人を対象として長期間追跡した報告は殆どない.そこで当院禁煙外来を受診した患者の動向を調査して,初期治療成績とその後の長期的な禁煙の実態について検討した.</p><p><b>方法:</b>当院禁煙外来にて禁煙治療を実施し…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献18件

  • 薬局での実務実習における禁煙支援の現状

    石橋 正祥, 山本 彩加, 大西 司, 石井 正和 日本禁煙学会雑誌 14 (4), 85-92, 2019-11-30

    ...しかし社会的ニコチン依存度が高い学生は、低い学生と比較して、禁煙支援には消極的であった。<br>【結 論】 改訂モデル・コアカリキュラムのもとで行う実務実習では、禁煙支援の実施率を高める必要がある。...

    DOI 医中誌

  • 大学生の喫煙に対する認識とストレスコーピングの関連

    藤原 直子, 中角 祐治, 中嶋 貴子 日本禁煙学会雑誌 14 (4), 93-99, 2019-11-30

    ...<br>【方 法】 大学生305名に対して、喫煙状況、ストレス度、コーピング、加濃式社会的ニコチン依存度(KTSND)について回答を求め、有効回答286名分を集計した。<br>【結 果】 喫煙群と非喫煙群を比較した結果、KTSNDは喫煙群のほうが有意に高く、ストレスの「不機嫌・怒り」と、コーピングスタイルの「責任転嫁」「放棄・諦め」「問題回避」も喫煙群のほうが高かった。...

    DOI 医中誌

  • 臨床的背景に基づく喫煙者型

    片山 均, 片山 純, 都築 佐枝, 片山 衣子, 石井 美喜, 山口 和子, 水内 泰子 日本禁煙学会雑誌 14 (2), 35-43, 2019-07-10

    ...低依存型はニコチン依存度が低かった。高活動型は年齢が低く、身体活動性が高かった。重喫煙型は年齢が高く、喫煙指数が高く、既往症が多かった。多症状型は気管支喘息の既往が多かった。頻禁煙型は禁煙回数が多く、精神疾患の既往が多かった。乏症状型は専業主婦・主夫が多かった。<br>【結 論】 喫煙状況、呼吸器症状および身体活動性に基づく喫煙者型において、年齢、既往症、職業等の構成が異なることが示唆された。...

    DOI 医中誌

  • 脳科学から見た禁煙支援のヒント

    磯村 毅 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌 28 (1), 62-65, 2019-05-31

    ...<p>喫煙には他の依存症と共通する神経学的変化(1.依存対象に対する永続する報酬系の過敏化,2.依存対象以外の報酬(食事・金銭など)に対する報酬系の反応性低下,3.前頭葉による制御機能の低下など)がある.しかしこれらの神経学的変化を喫煙者は必ずしも自覚しておらず,認知のゆがみが生じ,心理的にも禁煙が困難となっている(失楽園仮説).特に2の変化は自覚されにくく,ニコチンにより手軽に報酬が得られる喫煙の...

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  • 歯科における禁煙支援に伴うニコチン依存度および口腔内の経時的変化

    田野 ルミ, 三浦 宏子, 尾﨑 哲則 日本公衆衛生雑誌 66 (5), 246-251, 2019-05-15

    ...<p><b>目的</b> 本研究の目的は,歯科臨床での継続的な禁煙支援活動がニコチン依存度と舌苔,味覚,口臭,唾液にどのような影響を及ぼすか,追跡調査により明らかにすることである。</p><p><b>方法</b> 対象は,首都圏にかかりつけ歯科医をもち喫煙習慣を有する14人とした。歯科診療所での禁煙支援に加えて喫煙状況の把握,ニコチン依存度および口腔に関する評価を行った。...

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • 妊婦や同居家族の喫煙状況、喫煙に対する意識の評価と禁煙啓発講義前後の変化について

    山下 健, 鹿庭 寛子, 中村 春樹, 丸山 祥代 日本禁煙学会雑誌 14 (1), 4-11, 2019-03-31

    <p>【目 的】 妊婦や同居家族の喫煙状況や喫煙に対する意識について調査し、喫煙する妊婦に対して効果的に禁煙指導を行うための基礎的な資料とする。</p><p>【方 法】 2013~2015年の間に当院に通院した636名の妊婦(平均年齢30.7歳)を対象に、喫煙状況や喫煙に対する意識調査を含む質問表調査を実施した。</p><p>【結 果】 …

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  • ユーグレナの鞭毛脱離に及ぼすニコチンアミドの影響

    大桑(林) 浩孝, 乾 博, 稲垣 純子, 中澤 昌美, 榎原 周平, 榎本 俊樹, 阪本 龍司, 中野 長久 ビタミン 93 (3), 115-122, 2019-03-25

    <i>Euglena </i> is capable of growth under various variety of nutritional and environmental conditions. <i>Euglena </i> is possible to grow under diverse culture conditions with and without light …

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  • 喫煙とがん患者の痛み

    杉山 陽子, 飯田 宏樹 日本ペインクリニック学会誌 26 (1), 7-13, 2019-02-25

    ...<p>喫煙はさまざまながんの発生に関連していることが明らかであるにもかかわらず,がんと診断された後も喫煙を継続する患者がいる.しかし喫煙はがん患者のQOLに最も影響する“痛み”にも悪影響を及ぼす.喫煙者は非喫煙者に比較してがんに関連する痛みの頻度や程度が大きい.ニコチンは急性作用として鎮痛効果を有するが,喫煙者のような慢性的なニコチン摂取は痛みのプロセシングを変化させ,さらにニコチン摂取の中断による...

    DOI Web Site 医中誌

  • 配合変化や輸液汚染からみた医療安全

    名德 倫明 日本静脈経腸栄養学会雑誌 34 (3), 159-165, 2019

    ...各種菌の増殖には、水溶性ビタミンが関与していること、また、Staphylococcus aureus NBRC 12732株ではビタミンB1及びニコチン酸、Candida albicansではビオチンが菌の増殖に特に関与していた。...

    DOI Web Site 医中誌

  • ニコチン型アセチルコリン受容体シグナルを利用したマウス精子機能の調節

    牧野 優誠, 平舘 裕希, 矢内 凛, 斉藤 洋克, 原 健士朗, 種村 健太郎 日本繁殖生物学会 講演要旨集 112 (0), P-23-P-23, 2019

    ...ニコチン型アセチルコリン受容体(nAChR)は5つのサブユニットから構成されておりニコチン(NIC)がアゴニストとして作用する。我々はマウス精巣において,nAChRのサブユニットの中でもεサブユニット(nAChRe)のmRNA発現量が高いことを見出した。...

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  • 09方-12-口-39 砲丸投・回転投法と円盤投における投てき動作の比較

    前田 奎, 加藤 忠彦, 広瀬 健一, 水島 淳, 大山卞 圭悟 日本体育学会大会予稿集 70 (0), 256_3-256_3, 2019

    ...しかし、実際にコーチングなどの現場で、円盤投の技術を砲丸投の回転投法に活かすためには、両種目における技術的な類似点や差異を明確にする必要がある。そこで本研究では、砲丸投・回転投法と円盤投の投てき動作を比較し、両種目の類似点や差異を明らかにすることを目的とした。...

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  • 類天疱瘡24例に関する臨床病理学的検討

    中川 知里, 津島 文彦, 櫻井 仁亨, 上杉 篤史, 佐藤 潔, 尾田 誠一郎, 原田 浩之 Journal of Japanese Society of Oral Medicine 25 (1), 1-9, 2019

    ...局所投与の12例中8例は,ミノサイクリン塩酸塩,ジアフェニルスルフォンおよびニコチン酸アミドが単独または併用で投与されていた。全例の病状は改善し,現在も再燃に注意しながら経過観察を行っている。類天疱瘡は,口腔内のみに病変を認める症例も多く,皮膚科と連携し早期に診断し適切な治療を行う必要があると思われた。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献12件

  • ネオニコチノイド系農薬(アセタミプリド)経口曝露による幼若マウス精巣への影響

    寺山 隼人, 梅本 佳納榮, 曲 寧, 坂部 貢 日本毒性学会学術年会 46.1 (0), P-134-, 2019

    ...<p>ネオニコチノイド系農薬(NP)はニコチン性アセチルコリン受容体(nAChR)へのアゴニスト作用によって害虫に対しては強い毒性を発揮するが、哺乳類には安全であるとされ世界中で汎用されている。しかし、近年、実験動物でNPが神経系、免疫系、生殖器系など様々な器官に悪影響を及ぼす事が報告されている。精巣内環境は思春期を境に精子・精子細胞が出現するため劇的に変化する。...

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  • 07発-12-ポ-41 サッカーコーチを対象としたコーチングスキル評価尺度の作成

    清水 智弘, 荒井 弘和 日本体育学会大会予稿集 70 (0), 218_2-218_2, 2019

    ...そこで、本研究ではサッカーコーチを対象にコーチングスキル評価尺度を作成した。コーチ13名を対象にした面接調査 (清水・荒井,2018) から51項目を作成し、質問紙調査を実施した。対象者は男子サッカー競技者401名で、回答に不備のない387名(高校生172名、大学生215名、平均年齢18.37歳±1.94)を分析の対象とした。...

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  • 脳内ニコチン受容体がラット排尿反射へおよぼす影響の薬理学的解析

    清水 孝洋, 清水 陽平, 尾野 秀彬, Zou Suo, 山本 雅樹, 清水 翔吾, 東 洋一郎, 新武 享朗, 濱田 朋弥, 長尾 佳樹, 上羽 佑亮, 齊藤 源顕 日本薬理学会年会要旨集 92 (0), 2-P-075-, 2019

    <p>Icv administered epibatidine (EP), a nicotinic receptor (nAChR) agonist, induced secretion of catecholamines (CAs, noradrenaline and adrenaline) from the rat adrenal medulla. Because CAs affect …

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  • 妊婦にバレニクリンを使用した際の胎児への影響と禁煙効果

    永井 絵里子, 和栗 雅子, 藤川 郁世, 小森 桂子, 大津 由美子, 藤田 敬子 禁煙科学 vol.13 (03), 1-7, 2019

    ...禁煙治療には行動療法やニコチン依存症治療薬による薬物療法(ニコチン置換療法、経口禁煙補助薬 による治療)がある。妊婦では、ニコチン置換療法は禁忌であるが、経口禁煙補助薬バレニクリンは有益性投与とされて いる。一般的にバレニクリンによる治療は行動療法単独と比べ有効性は高いことが知られているが、胎児への安全性に関 しては情報が不足している。...

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  • ニコチン酸アミドが奏効した持久性隆起性紅斑の 1 例

    角田 佳純, 竹原 友貴, 庄田 裕紀子 皮膚の科学 18 (4), 237-240, 2019

    ...ニコチン酸アミドを内服したところ,皮疹は <b>1 </b>ヶ月で著明に改善した。今後,持久性隆起性紅斑の治療において,<b>DDS </b>が無効である例や副作用が問題となる症例ではニコチン酸アミドは有効な治療選択肢の一つと考えられる。 (皮膚の科学,<i><b>18 : 237</b></i>-<i><b>240, 2019</b></i>)</p>...

    DOI 医中誌

  • 模擬的空間におけるたばこ煙中ニコチンの挙動可視化

    松本 真理子, 坂田 智章, 久保田 皓貴, 床鍋 宏太, 吉澤 明, 鵜飼 勝三, 村松 慶一, 楓 和憲, 綿貫 啓一 設計工学・システム部門講演会講演論文集 2019.29 (0), 2208-, 2019

    <p>Smoke separation is accelerating towards the Tokyo Olympics and Paralympics. However, there is no method for monitoring harmful chemical substances in tobacco smoke in real-time, so there are …

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  • T細胞活性化によるアセチルコリン受容体の発現抑制機構の検討

    間下 雅士, 坂口 美咲, 田中 菜穂子, 藤井 健志, Mashimo Masato, Sakaguchi Misaki, Tanaka Nahoko, Fujii Takeshi 同志社女子大學學術研究年報 = Doshisha Women's College of Liberal Arts annual reports of studies 69 63-71, 2018-12-26

    ...T細胞にはムスカリン性およびニコチン性アセチルコリン受容体(mAChRおよびnAChR)が発現している。T細胞のAChRは、細胞傷害性の増強、細胞分裂の促進、細胞内cGMP濃度の上昇などの生理的役割を担っている。本研究では、T細胞の活性化がAChRの遺伝子発現に及ぼす影響および発現調節メカニズムを検討した。...

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  • ヒラズハナアザミウマのスピノサド抵抗性系統でみつかったニコチン性アセチルコリン受容体α6サブユニットの変異(G275V)

    蛭田 江美香, 相澤 美里, 中野 昭雄, 園田 昌司 日本農薬学会誌(Journal of Pesticide Science) 43 (4), 272-276, 2018-11-20

    ...ヒラズハナアザミウマ系統を実験室内で確立した.抵抗性系統のLC<sub>50</sub>値は1398.7 mg/Lであった.そのLC<sub>50</sub>値は最も感受性の高い系統の約280倍であった.共力剤を用いた生物検定により,チトクロームP450,グルタチオン <i>S</i>-トランスフェラーゼ,カルボキシルエステラーゼなどの解毒分解酵素は抵抗性に関与していないことが示唆された.抵抗性系統ではニコチン...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献23件

  • 喫煙と痛み―がん関連痛を中心に―

    谷口 千枝 日本ペインクリニック学会誌 25 (2), 63-68, 2018-06-25

    ...<p>がん関連痛は,手術,化学療法,放射線治療といったがん治療に伴うものから,終末期のがん性疼痛によるものまで,さまざまな病期に起こる.喫煙は急性症状として一時的に痛みを軽減させるが,その後に起こるニコチン離脱症状は痛みの感受性を上げる.患者は痛いとタバコを吸いたくなり,吸いたくなると痛みは増す.そのようななかでわれわれ医療従事者は,痛みのある喫煙がん患者に対しどのように対応すべきか.本稿では,喫煙...

    DOI Web Site 医中誌

  • 訂正

    日本歯周病学会会誌 61 (1), 71-71, 2018-03-29

    ...また,加熱式タバコは,<u>ニコチン等の入ったリキッドを加熱し,その蒸気を吸引する製品</u>である。</p>...

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  • 熊本保健科学大学における学生の喫煙に関する実態調査

    岩村, 健司, 三村, 孝俊, 嶋田, かをる, 中村, 京子, 荒尾, 博美, 鏑木, 誠, 益滿, 美寿 熊本保健科学大学研究誌 (15) 89-99, 2018-03

    ...調査の内容は1)回答者の属性,2) 喫煙の状況,3)禁煙に関する教育と知識,4)タバコと健康被害の認識,5)加濃式社会的 ニコチン依存度質問票の5項目に大別して行った。  その結果,有効回答数は1,201名(81.2%),全学生の喫煙率は2.5%(30名)であった。また, はじめて喫煙した年齢は「20歳」が26名(40.3%)と最も多く,次いで「10~15歳」(17.9%)で あった。...

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  • 看護師の職業性ストレスとアディクション

    松下, 年子, 石野, 徳子, 神坂, 登世子, 小林, 一裕, 辻脇, 邦彦, 高木, 佳子 アディクション看護 15 (1), 3-18, 2018-02

    ...結果、(1)総合病院の看護師の量的労働負荷、労働負荷の変動、抑うつが精神科病院よりも高く、対人葛藤、自尊感情、職務満足感は低く、またストレスの自覚も高い可能性、(2)喫煙や飲酒への依存は、抑うつ、職務満足感のストレッサーとしては働いていない可能性、(3)特に精神科病院群の喫煙率、「毎日ないしほぼ毎日」飲酒する者の割合、ニコチンおよびアルコール依存症が疑われる者の割合が高い可能性、(4)喫煙者の身体的自覚症状...

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  • 重症筋無力症患者の筋弛緩マネージメント

    藤本 昌史, 山本 達郎 日本臨床麻酔学会誌 38 (2), 230-236, 2018

    ...<p>重症筋無力症患者でもロクロニウムに対する感受性は一様に亢進しているとは限らないことが明らかとなった.さらに,同患者でのスガマデクスによる筋弛緩拮抗の有効性も報告されるようになり,ロクロニウム投与の安全性は高まっている.しかしわれわれは,ロクロニウムに対する感受性が亢進していて,スガマデクスを使用してもTOF比が回復しない症例を経験した.また,重症筋無力症では障害されるニコチン性アセチルコリン受容体...

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