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検索結果 111 件

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  • 2019-2022年に植草学園大学構内で確認された哺乳類

    早川 雅晴 植草学園大学研究紀要 15 (0), 45-54, 2023-03-31

    ...千葉県レッドリストに指定されているニホンリスとヒミズを確認できた一方で,千葉県の外来生物に指定されているクマネズミ・アライグマ・ハクビシン・イエネコが高い頻度で確認された。大学内の生態系,中でも里山をモデルとした「植草共生の森」の環境維持のためには,これら外来生物がいないことが望まれる。...

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  • 島根県で捕獲されたハクビシンのミトコンドリアDNA新規ハプロタイプ

    遠藤 優, 小沼 仁美, 増田 隆一 哺乳類科学 63 (2), 219-224, 2023

    ...<p>本州と四国に生息するハクビシン<i>Paguma larvata</i>は,先行研究のDNA分析の結果から,台湾から持ち込まれた外来種と考えられているが,日本国内における分布拡大の経緯は未だ不明瞭な点もある.2016年以降に生息が確認されるようになった島根県のハクビシンを対象に,ミトコンドリアDNAのチトクロム<i>b</i>遺伝子領域と制御領域を合わせた1,663 bpを解析したところ,すべての...

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  • 都市部に生息するハクビシン(<i>Paguma larvata</i>)の行動圏と移動阻害要因

    福島 良樹, 原科 幸爾, 西 千秋 哺乳類科学 63 (1), 29-42, 2023

    ...<p>岩手県盛岡市の市街地2ヶ所においてGPS首輪を用いてハクビシン(<i>Paguma larvata</i>)5頭を対象とした追跡調査を実施し,行動圏と移動阻害要因に着目して都市部におけるハクビシンの生態を解明した.追跡個体はほぼ完全な夜行性であり,日中はねぐらに入っていた.追跡個体の行動圏面積は63.6~298.4 ha(100%MCP)で,農村部で実施された既往研究と同程度であり,2ヶ所の調査地...

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  • 野生動物の捕獲記録に基づく存在確率の空間分布

    永松 天騎, 川道 美枝子 日本地理学会発表要旨集 2023s (0), 275-, 2023

    ...アライグマおよびハクビシンの出没地点は四季によって4つに分け、それぞれを在地点と定義した。独立変数は市街地面積率、樹林地面積率、農地・草地面積率、裸地面積率、水域面積率、平均傾斜角、人口密度と定義した。...

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  • ハズバンダリトレーニングのためのハクビシンを対象とした非侵襲心拍計測システムの開発

    比江島 拓己, 野上 大史, 小野 礼, 伴 和幸, D. S. V. Bandara, 荒田 純平 精密工学会学術講演会講演論文集 2022A (0), 318-319, 2022-08-25

    <p>現在,動物園では動物福祉向上のために,飼育動物のストレス状態を非侵襲的に計測できる技術が求められている.ストレス指標の1つとして心拍数変化が知られているが,動物の非侵襲心拍計測では体動ノイズが課題となる.本研究では,当研究室で開発された体動ノイズ低減アルゴリズムを搭載したレーザドップラ血流計と荷重センサを組み合わせた非侵襲心拍計測システムの開発を行っている.</p>

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  • 山形県庄内地方における外来哺乳類ハクビシンの日周活動

    渡部 凌我, 斎藤 昌幸 東北森林科学会誌 27 (1), 11-17, 2022-03-31

    ...それぞれの地域で季節ごとにカーネル密度推定に基づく日周活動の推定をおこなった結果,いずれの地域および季節においてもハクビシンは顕著な夜行型であることが示された。ハクビシンの日周活動が一年を通して夜行型であり,ふたつの異なる調査地においても同様な活動パターンを示したことから,本研究の結果は,ある程度一般性のあるハクビシンの日周活動を示したと考えられる。...

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  • センサーカメラで明らかにした金沢城公園の中型哺乳類相について

    スズキ, テルヒサ, オオイ, トオル, SUZUKI, Teruhisa, OI, Toru 石川県立大学研究紀要 5 9-17, 2022

    ...タヌキ、ハクビシン、ニホンテン、ニホンアナグマ、アカギツネ、ニホンイタチ、ネコが撮影された。タヌキとネコは、撮影頻度が毎月高く、公園を恒常的に利用していると考えられた。常には撮影されない種は、公園を利用しながら周辺の住宅地も積極的に利用した(ハクビシン)、あるいは小立野台地を経て公園に移動し、一時的に滞在したと推測された(テン、アナグマ、アカキツネ、イタチ)。...

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  • 赤外線センサーカメラによる大町市内における中・大型哺乳類相の 生息状況のモニタリング

    藤田 達也 市立大町山岳博物館研究紀要 7 (0), 39-44, 2022

    ...動物種をまとめたリスト以降,体系だった野生動物の生息調査が行われていない.そこで,近年の機能の向上が著しく,一般的に野生動物の調査に導入されつつある自動撮影式の赤外線センサーカメラを用いてモニタリングを行った.2020年から2021年にかけて,計56箇所の調査により13種,377個体の中・大型哺乳類の生息を確認した.本調査では,1990年代以降に他地域から移入し始めたと考えられるイノシシ,ニホンジカ,ハクビシン...

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  • 自動撮影カメラで確認された神奈川県小田原市入生田地区の哺乳類相

    鈴木 聡 神奈川県立博物館研究報告(自然科学) 2022 (51), 81-88, 2022

    ...撮影数と撮影頻度指数はともにイノシシ、ハクビシン、タヌキ、ニホンジカの順に大きい値を示した。7 定点以上で撮影された7 種およびネズミ科を対象とした、定点ごとの撮影頻度指数を用いた種間の相関分析では、イノシシとニホンジカの間で特に高い相関を示し、ニホンイタチとネズミ科の間およびニホンアナグマのネズミ科の間でも相関が見られた。一方でニホンイタチとハクビシンの間などで弱い負の相関が見られた。...

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  • 神戸女学院岡田山キャンパスの脊椎動物相

    野嵜 玲児, 井坂 真以美, 奥谷 絵梨子, Reiji NOZAKI, Maimi ISAKA, Eriko OKUTANI 神戸女学院大学論集 = KOBE COLLEGE STUDIES 68 (2), 61-78, 2021-12-20

    ...このうち、91.5%の種は在来種であったが、ウシガエル、ミシシッピアカミミガメ、ドバトなどの鳥類3種、クマネズミ属の1種、アライグマ、ハクビシン、ネコなどの5種の食肉目動物が外来種であった。哺乳類のうち、アライグマ、ホンドタヌキ、ニホンアナグマ、ニホンテンの少なくとも4種は、岡田山キャンパスに定住して繁殖していると考えられた。...

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  • 都市化が筑波山周辺域の中・大型哺乳類に与える影響

    岩澤 遥, 斎藤 昌幸, 佐伯 いく代 保全生態学研究 26 (2), n/a-, 2021-08-31

    ...一方、タヌキ、ニホンノウサギ、ハクビシンは連続林・孤立林のどちらでも多く撮影され、特定外来生物であるアライグマは孤立林での撮影頻度の方が高かった。交通量に関しては、幹線道路に近く騒音の大きな地点ほどイノシシやニホンアナグマの撮影頻度が低下したが、タヌキやアライグマはそのような場所でも高い頻度で記録された。...

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  • 森林において同所的に生息する中型食肉類の日周性と生息地選択の解明

    森川 周, 谷川 鴻介, 平尾 聡秀 日本森林学会大会発表データベース 132 (0), 575-, 2021-05-24

    ...このデータから、ニホンアナグマ、ホンドキツネ、ホンドタヌキ、ホンドテン、ハクビシンの5種について、カーネル密度推定によって得た日周活動パターンと、サイト占有モデルによって得たサイト占有率および種間干渉指数が、人為活動によってどのように変化するかを解析した。その結果、人為活動によって日周活動パターン、サイト占有率および種間干渉指数が変化しており、さらにその影響には季節変動もあることが示唆された。...

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  • 捕獲許可及び駆除記録を用いたハクビシン分布情報の可視化

    高橋 俊守, 菊池 紅音 環境情報科学論文集 ceis34 (0), 180-185, 2020-12-07

    ...<p><tt>ハクビシン(</tt><i>Paguma larvata</i><tt>)は全国で分布を拡大しつつあり,農作物や家屋等における鳥獣害も増加している。本研究は,市町村による捕獲許可及び駆除会社による情報をもとに,市町村より小さな単位の小地域(町丁・字等)スケールでハクビシンの分布情報を可視化するための手法や課題について明らかにした。...

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  • (公社)日本ペストコントロール協会に寄せられた害虫獣の相談件数

    谷川 力, 真岩 智美, 吉川 新, 茂手木 眞司, 山口 健次郎 ペストロジー 35 (2), 81-87, 2020-09-25

    ...相談件数の総数の推移では2009年が31,178件であった件数が,2018年には42,266件と1.35倍になった.このうち,伸長率が高いものはハチ類,ハクビシン,アライグマ, トコジラミ,コウモリ類などがあげられる.ハチ類,トコジラミ,コウモリ類は季節的消長が明確で夏季に増加し,冬季に減少する傾向がみられた.ネズミ類では秋季に増加し,冬季にピークを迎え,春季に減少するパターンであった.ハクビシン,...

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  • カメラトラップデータによる中大型哺乳類の生息場所選択モデリング

    谷川 鴻介, 牧野 結衣, 三浦 直子, 梅木 清, 平尾 聡秀 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 227-, 2020-05-25

    ...得られたデータをもとに、①同所的に生息する中型食肉目5種(アカギツネ・タヌキ・テン・ニホンアナグマ・ハクビシン)について多種・多季節占有モデルによる生息場所選択の種間差の解析を行った結果、局所スケールにおける生息場所選択が示され、地域スケールにおける複数の近縁種の共存に寄与していることが示唆された。...

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  • 横浜自然観察の森での自動撮影カメラによる動物の10年間の変化と日周活動

    渡部 克哉, 篠原 由紀子, 石塚 康彦, 上原 明子, 篠塚 理, 藤田 薫 BINOS 26 (0), 31-40, 2019-12-01

    ...</p><p>3 増減の傾向が全国と同じ種は、減少傾向にあるニホンノウサギ、増加傾向にあるタヌキとガビチョウであり、コジュケイはどちらでも経年変化は検出されず、ハクビシンとアライグマは、全国では増加しているが、観察の森では減少していた。...

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  • ハクビシン(<i>Paguma larvata</i>)の効果的な捕獲方法の検討

    福島 良樹, 原科 幸爾 農業農村工学会誌 87 (6), 479-482,a2, 2019

    ...<p>ハクビシンは農作物被害を引き起こす東南アジアなどに分布する外来種であり,ねぐらとして農具を保管する資材庫を好む。このことから,本研究では本種を効果的に捕獲できる資材庫の特徴と捕獲時期の解明を目的とした。岩手県盛岡市猪去地区を調査地として,13台の罠を使用して2016年6月から1年間捕獲を実施した。...

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  • 環境DNA解析によるヌタ場利用哺乳類のモニタリング

    米地 梨紗子, 大川 智也, 前橋 香織, 潮田 雅晴, 石毛 太一郎, 宮 正樹, 潮 雅之, 佐野 千尋, 松林 尚志 日本森林学会大会発表データベース 129 (0), 433-, 2018-05-28

    ...結果、センサーカメラで確認されたシカ、イノシシ、タヌキ、イヌ(猟犬)、ハクビシンのうち、環境DNA解析ではシカ、イノシシの2種であった。これは、ヌタ場が半止水域であるために環境DNAが残存されにくいことや動物種ごとの飲水行動等の行動特性を反映していた。環境DNAは場所の選定が重要であるが短期間で調査環境を知ることが出来るツールとしての利用が期待できる。</p>...

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  • 兵庫県の野生動物の生息と被害の動向(2006-2016年度)

    栗山, 武夫, 山端, 直人, 高木, 俊 兵庫ワイルドライフモノグラフ (10) 9-31, 2018-03

    ...・分布が縮小した種はなく、分布が拡大した種(ニホンジカ・イノシシ・ツキノワグマ・アライグマ・ハクビシン・ニホンアナグマ)と、分布の大きな変化が見られなかった種(ニホンザル・ヌートリア・カラス類・スズメ・ヒヨドリ)の2タイプに大別することができた。...

    日本農学文献記事索引

  • 静岡県三ケ日地域における野生獣類によるミカンほ場の侵入状況

    石川, 圭介 静岡県農林技術研究所研究報告 = Bulletin of the Shizuoka Research Institute of Agriculture and Forestry (10) 51-60, 2017-03

    ...自動撮影カメラ調査により,出没が多かったのはハクビシンとイノシシであり,この2種が主要な加害種と考えられた。ワイヤーメッシュ柵はイノシシ侵入時に侵入箇所の確認と補修・対策を行うことでイノシシの侵入を防ぐことができた。電気柵は果実の成熟前に一斉下草刈りと電圧の確認をすることでイノシシの侵入を防ぐことができた。しかし,ハクビシンを中心とした中型獣には侵入防止効果がなかった。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 電力設備と野生動物

    竹内 亨, 白井 正樹 電気学会誌 137 (5), 300-303, 2017

    ...夜中には,ハクビシンやサルなどのほ乳類が電線をつたい餌場などへ移動する。変電所や鉄塔ではカラスの営巣が知られているが,そ</p>...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献10件

  • 東京都府中市の微小緑地における食肉目動物の生息状況

    長光 郁実, 金子 弥生 哺乳類科学 57 (1), 85-89, 2017

    ...<p>東京都市域の微小面積を利用する食肉目動物の生息状況を明らかにするため,東京農工大学府中キャンパス内の3ヶ所の樹林地において,2014年7月12日から9月3日の約2ヶ月間に,自動撮影法による調査を行った.タヌキ(<i>Nyctereutes procyonoides</i>),ニホンアナグマ(<i>Meles anakuma</i>),ハクビシン(<i>Paguma larvata</i>)の3...

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  • 玉川学園構内における赤外線自動撮影カメラによる哺乳類の出現様式

    高﨑, 宏寿, 黒須, 啓如, 佐久間, 光, 澤登, 悠, 粕川, 峻比古, 佐藤, 将 玉川大学農学部研究教育紀要 (1) 43-51, 2016-09-01

    ...その結果、生息している主な哺乳動物はホンドタヌキ・ハクビシン・アライグマおよびノラネコであった。ホンドタヌキは調査期間中毎月出現し、ハクビシン・アライグマは8月から11月にかけて出現した。ホンドタヌキの出現時間帯は夜間が最も多いが、人の出入りの少ない個所では日中でも確認された。ハクビシン・アライグマは夜間のみ確認されたが、ホンドタヌキがみせた2回の出現ピークとはズレがあった。  ...

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  • 愛知県知多市臨海工業地帯企業緑地におけるカメラトラップ法による哺乳類調査

    藤井 太一, 川本 宏和, 白子 智康, 上野 薫, 南 基泰 日本緑化工学会誌 42 (2), 320-329, 2016

    ...在来種 (タヌキ,ニホンノウサギ,キツネ,アナグマ) が 94.5%,外来種 (イエネコ,イヌ,ハクビシン,イタチ属,ヌートリア,アライグマ) が 5.5%を占めた。最も多く撮影されたのはタヌキ (撮影頻度 17.5枚/100日,以降同様) で,次にニホンノウサギ ( 5.3枚/100日) となり,これら 2種は林縁部や草地植生で多く撮影された。...

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  • 金網の特性がハクビシンの行動に及ぼす影響

    加瀬 ちひろ, 江口 祐輔, 植竹 勝治, 田中 智夫 日本家畜管理学会誌・応用動物行動学会誌 51 (4), 149-156, 2015

    ...ハクビシンによる家屋への侵入を防ぐには、侵入口になりうる隙間を塞ぐ必要がある。そこで本研究では、ハクビシンが侵入できる隙間を金網で覆い、目合の大きさやワイヤーの線径の違いがハクビシンの行動に及ぼす影響について検討した。障害物は、鉄製亀甲金網(目合:8mm、20mm、40mm、線径:0.8mm)、鉄製溶接金網(目合:30mm、50mm、75mm、線径:3.2mm)とした。...

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  • 中央農研ニュース No.63

    中央農研ニュース 63 1-4, 2014-04-28

    ...食痕がよく似ています カラスとハクビシン トピックス ・第48回スーパーマーケット・トレードショー2014/第9回こだわり食品フェア2014に出展しました ・市民講座のご案内 編集後記...

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  • 東京農業大学奥多摩演習林における自動撮影カメラによる中大型哺乳類相の把握

    重富 翔太, 松林 尚志, 佐藤 明, 上原 巌, 菅原 泉 日本森林学会大会発表データベース 125 (0), 706-, 2014

    ...ついでサル(RAI7.8)ハクビシン(RAI5.0)イノシシ(RAI3.6)以下食肉目が続いた。設置地点別で最も多かったのは、ヌタ場N2(7種RAI118.1)であり、それについで、けもの道K2(4種RAI78.2)、ヌタ場N1(8種RAI57.0)と続いた。多くの中大型哺乳類はヌタ場を好んで活動していることが考えられる。今回の発表では設置から2014年1月までの結果を発表する。...

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  • 特異な果実形態を持つケンポナシの種子散布と被食による発芽への影響

    小林 峻大, 林田 光祐 東北森林科学会誌 19 (2), 41-50, 2014

    ...自動撮影装置と糞分析の結果から,出現回数の最も多かったニホンザル,糞中の種子出現率が高かったタヌキとハクビシンがケンポナシの種子散布者として重要であると考えられた。そのうえで,被食種子(動物の糞から採取した種子)と落下種子(地面に落下した果実から採取した種子)の発芽率を比較するため,室内と野外で発芽実験を行った。...

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  • ハクビシンPaguma larvataによるオウトウへの被害痕跡の特徴

    遠藤, 由美, 竹内, 正彦, 安藤, 元一, 安江, 健 東京農業大学農学集報 58 (1), 36-41, 2013-06

    ...ハクビシンPaguma larvataによるオウトウ(果実をサクランボと言う)への被害痕跡を現認記載した。山形県高畠町の食害発生園において被害翌日に現地調査を行ったところ,被害果直下の施設パイプ上に新しいハクビシンの足跡が発見された。さらに,その直下と園内の地面でサクランボの種子と果皮を大量に含む中型哺乳類の新しいフンが発見され,それらもハクビシンの進入痕跡であると考えられた。...

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  • ポイント枠法の再検討:シカ,タヌキ,ハクビシン,テン試料を用いて

    高槻 成紀 哺乳類科学 53 (1), 89-98, 2013

    ...体サイズも消化生理も違うニホンジカ(以下シカ),タヌキ,ハクビシンの胃内容物およびテンの糞をポイント枠法で分析し,方法の検討と食性の比較をした.食物カテゴリーは4種の動物を通じて共通の20カテゴリーとし,カウント数は200とした.所要時間はシカで約3時間,食肉目は30~60分ほどであった.総出現カテゴリー数はシカでは6,食肉目では11から14であった.しかし1試料あたりの出現カテゴリー数はシカとハクビシン...

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  • わなに対す動物の反応:自動撮影カメラによる行動解析

    石川 圭介, 高塚 朋宣, 片井 祐介, 大橋 正孝, 山田 晋也, 伊藤 愛, 大場 孝裕 霊長類研究 Supplement 29 (0), 107-, 2013

    ...のべ 1,628 個のムービーファイル (計 16.88 GB, 30 秒ファイル平均 14.3 MB 換算で,約 590 分相当)を記録した.記録された動物は,出没が 1 時間以内の連続である場合は 1 バウトとし,動物種と個体数をカウントした.記録されたのべ動物数は多い順に,イノシシ 115 頭 (うち幼・亜成獣 69 頭),タヌキ 77 頭,アナグマ 10 頭,リス 2 頭,カラス 2 羽,ハクビシン...

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  • 玉川上水中流部におけるアライグマと中型食肉目の生息状況

    若澤 英明, 片岡 友美 霊長類研究 Supplement 29 (0), 223-, 2013

    ...<br> 自動撮影装置によって水路内 3ヶ所でアライグマの生息が確認された.しかし、アライグマが撮影された地点以外で本種の痕跡や餌トラップによる誘引餌の消失は見られなかった.このため,アライグマは玉川上水中流部の限られた場所に生息している可能性が示唆された.タヌキとハクビシンは痕跡や自動撮影装置によって多くの場所で生息が確認された。また、アライグマとタヌキ、ハクビシンの 3種が全て確認された地点が...

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  • 都留文科大学キャンパスとその周辺地域の哺乳類相-2009~2011年の哺乳類調査結果について-

    北垣 憲仁, 西 教生, 西丸 尭宏, 東郷 継直 都留文科大学研究紀要 (75) 91-107, 2012-03-20

    ...ノネコ、ハクビシンはキャンパス敷地内での記録頻度のほうがその周辺地 域よりも高い。とくにノネコは265回の記録のうち262回はキャンパス敷地内でのもので、 敷地内に生息するムササビや生け垣を利用する鳥類やネズミ類への捕食の影響が懸念され る。このほかにキャンパス敷地内では、アナグマ、タヌキ、ネズミ類が記録された。これ らは学内の側溝を移動通路として利用していることが推測される。...

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  • ハクビシンは垂直な隙間を登る : 登れる幅および登り方の変化

    加瀬 ちひろ, 江口 祐輔, 古谷 益朗, 植竹 勝治, 田中 智夫 日本家畜管理学会誌・応用動物行動学会誌 48 (3), 95-102, 2012

    ...ハクビシンによる家屋侵入が問題となっており、侵入防止技術の確立が望まれている。ハクビシンは登しょう能力に優れており樹上環境も利用することから、家屋内では天井裏への移動経路として中空構造をした壁体内を利用している可能性がある。日本家屋の壁は外壁と間仕切り壁の二種類あるが、それぞれ壁体内の幅は様々であり、このような壁の特徴は、ハクビシンの侵入の可否に影響を及ぼす可能性がある。...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 参考文献13件

  • 埼玉県で捕獲されたハクビシンの体型と繁殖状態の季節変化

    豊田 英人, 江口 祐輔, 古谷 益朗, 植竹 勝治, 田中 智夫 日本家畜管理学会誌・応用動物行動学会誌 48 (2), 57-65, 2012

    ...本研究の結果から、移入種といわれているハクビシンが、日本の気候に順応しており、高い繁殖能力を有し、都市部のような人の生活に密接した地域でも繁殖できる状態で生息していることが示唆された。このようなハクビシンの特性が、現在、我が国で増加しているハクビシン被害の一因となっている可能性が考えられた。...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 参考文献33件

  • アファンの森における哺乳類の自動撮影記録

    高槻, 成紀, 奥津, 憲人, Takatsuki, Seiki, Okutsu, Kento 麻布大学雑誌 21/22 1-8, 2011-03-31

    ...1)長野県北部のアファンの森で2009 年7 月から12月まで,10 台(ただし9 月以降は14 台)の自動撮影カメラにより哺乳類の撮影を試みた結果,12種の野生哺乳類(大型としてツキノワグマ,ホンシュウジカ,イノシシ,中型としてホンドタヌキ,キツネ,アナグマ,ハクビシン,ノウサギ,小型としてホンドテン,イタチ,ニホンリス,ネズミ類。...

    機関リポジトリ 日本農学文献記事索引

  • ハクビシンにおける侵入可能な長方形入口の大きさの検討

    加瀬 ちひろ, 江口 祐輔, 古谷 益朗, 植竹 勝治, 田中 智夫 日本家畜管理学会誌・応用動物行動学会誌 47 (4), 121-127, 2011

    ...日本においてハクビシンは農作物被害だけでなく家屋侵入被害も引き起こしている。著者らはこれまでに家屋侵入被害を防除するため、ハクビシンが侵入可能な入口の大きさおよび形状の検討を行った。しかし実験では、長方形入口の長辺は20cmに固定しており、ハクビシンはさらに小さな入口でも侵入する可能性がある。...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献1件 参考文献14件

  • 光照射はハクビシンに対して忌避効果があるのか?

    豊田 英人, 江口 祐輔, 古谷 益朗, 植竹 勝治, 田中 智夫 日本家畜管理学会誌・応用動物行動学会誌 47 (2), 82-88, 2011

    ...本研究の結果から、ハクビシンは光照射を忌避せず、むしろ興味を持つ可能性が示唆された。よって、ハクビシン被害対策として照明装置を利用することは、効果的な対策とはいえないことが示された。...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献1件 参考文献25件

  • 高標高域におけるハクビシンオス1頭の行動圏の季節変化

    關 義和, 小金澤 正昭 日本家畜管理学会誌・応用動物行動学会誌 46 (2), 69-76, 2010

    ...ハクビシンは、日本では外来種と考えられているが、行動圏に関する研究はほとんど行なわれていない。中国の飼育下のハクビシンは、冬期に程度の浅い冬眠をすることが報告されている。本研究では、冬期の極端な行動圏の減少が野外個体で初めて観察されたので、その結果について報告する。...

    DOI Web Site 参考文献30件

  • ハクビシンにおける侵入可能な入口の大きさおよび形状の検討

    加瀬 ちひろ, 江口 祐輔, 古谷 益朗, 植竹 勝治, 田中 智夫 日本家畜管理学会誌・応用動物行動学会誌 46 (3), 89-96, 2010

    ...日本ではハクビシンによる農作物被害や家屋侵入被害が発生している。そこで、ハクビシンによる家屋侵入被害を防除するための基礎的知見を得るため、試行錯誤試験により、成獣ハクビシンが侵入可能な入口の大きさおよび形状を検討し、入口への行動も併せて調査した。...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献16件

  • 哺乳類の喉頭蓋の形態について

    江村 正一, 阿閉 泰郎, 陳 華岳 形態・機能 9 (1), 13-16, 2010

    ...Ⅰ型:喉頭蓋の上縁が弓状のもの(ケープハイラックス、マレーセンザンコウ、タヌキ、ニホンカモシカ、ヌートリア、ニホンザル)、Ⅱ型:喉頭蓋の先端が尖った三角形を呈するもの(マーラ、レッサーパンダ、チョウセンイタチ、ハクビシン、アライグマ、アブラコウモリ、コモンツパイ)、Ⅲ型:喉頭蓋の正中部に小突起が見られるもの(ホンドギツネ、ジャワオオコウモリ)、Ⅳ型:喉頭蓋の正中部に長い突起が見られるもの(ジャワマメジカ...

    DOI 医中誌

  • カメラトラップ法の最小調査努力量をもとめる

    安田 雅俊 日本生態学会大会講演要旨集 ESJ51 (0), 492-492, 2004

    ...「ある地域の対象種をある確率で撮影するために必要な調査努力量」と定義される“最小調査努力量”という概念を提唱し,何台のカメラをどのくらいの期間仕掛ければ,対象地域の哺乳類の多様性を調べ上げることができるかをブーツストラップ法を用いて解析した.タヌキ,イノシシ,ウサギ,ハクビシン,アナグマといった主要な5種を対象とした場合,94%の確率で,最小調査努力量は40カメラ日と推定された.得られた結果を総合すると...

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  • 中型哺乳類の散布に依存するオオウラジロノキの種子発芽

    林田 光祐, 音喜多 陽子 日本生態学会大会講演要旨集 ESJ51 (0), 454-454, 2004

    ...その間に赤外線センサー付カメラで撮影された動物は9種で、テン、ハクビシン、タヌキ、キツネの中型哺乳動物4種が散布者であると推察される。恒温恒湿器の発芽実験では、被食散布された種子を想定して人為的に果肉を除去した種子の50_%_が発芽したが、果実のままではまったく発芽が見られず、果実中の種子はすべて死亡していた。...

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  • 高等学校演習林の森林管理

    井上 真理子, 鈴木 圭, 孝本 桂人, 栗原 正陽 日本林学会大会発表データベース 115 (0), P4120-P4120, 2004

    ...野生動物調査の結果は、痕跡調査(足跡、糞、死体、掘り跡、泥浴び場、目撃)と聞き取り情報により、13種の野生動物が確認できた(ジネズミ、ヒミズ、モグラ、カモシカ、ニホンジカ、イノシシ、イタチ、テン、キツネ、タヌキ、ハクビシン、ニホンザル、ニホンリス)。演習林を含む永山丘陵一帯は、鳥獣保護区で、野生動物が狩猟で狩られることはない。頭数は少ないながら、演習林周辺にも野生動物の生息が確認できた。 ...

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  • ハクビシンの産子数と性比

    鳥居 春己, 三宅 隆 哺乳動物学雑誌: The Journal of the Mammalogical Society of Japan 11 (1-2), 35-38, 1986

    The masked palm civet, <I>Paguma larvata</I>, captured in Shizuoka Prefecture, central Japan, was studied for litter size and sex ratio at birth and at about one month of age. The litter size at …

    DOI Web Site 被引用文献2件

  • 静岡県のハクビシン

    古屋 義男 哺乳動物学雑誌: The Journal of the Mammalogical Society of Japan 5 (6), 199-205, 1973

    When was the masked palm civet (<I>Paguma larvata</I>) introduced into Japan and how has its habitat been extended? These problems have so far been discussed but no definite conclusion has been …

    DOI Web Site

  • ハクビシンの新産地

    小原 巖 哺乳動物学雑誌: The Journal of the Mammalogical Society of Japan 2 (1), 29-30, 1961

    資料形態 : テキストデータ プレーンテキスト

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  • 本州中部産のハクビシンについて

    宇田川 龍男 山階鳥類研究所研究報告 1 (4), 174-175, 1954

    The Gem-faced Civet, <i>Paguma larvata</i>, belonging to the Viverridae occurs in southwestern China, Formosa, Indo, Malay, Borneo and Burma. It is divided into eleven subspecies. It has been …

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