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検索結果 355 件

  • 第33回 国際助産師連盟(ICM)学術集会参加報告

    水野 真希, 高山 奈美, 那須野 順子 (2) 35-38, 2024-03-10

    ...第33回ICM(International Confederation of Midwives)学術集会がインドネシアのバリ島にあるバリ国際コンベンションセンターで開催された。この大会は国際助産師連盟(ICM)が主催となっており、母親と新生児へのケアという共通の目標を達成するために、世界中の助産師と助産師の専門職団体で構成された非政府組織である。...

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  • 響きあい満ちる聾の身体

    西浦 まどか 文化人類学 87 (3), 441-460, 2022-12-31

    ...<p>本稿は、インドネシアのバリ島を事例に、聾者による音楽実践への参与/非参与の諸相を音楽人類学の見地から論じるものである。...

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  • バリ・ヒンドゥー教のサンスクリット儀軌<i>Vedaparikrama</i>の特色について

    山口 しのぶ 印度學佛教學研究 70 (3), 1063-1070, 2022-03-25

    ...<p> インドネシア,バリ島にはインドおよびジャワから伝わったヒンドゥー教の伝統が残っており,ヒンドゥー寺院や信者の家庭では頻繁に儀礼が行われる.そこにおいて,しばしばサンスクリットで記された儀軌が使用されるが,それらの儀軌のうち<i>Vedaparikrama</i>(略号 VP)は聖水の制作,およびシヴァ神をはじめとするヒンドゥー神への礼拝を述べた儀軌である.VPは1.浄化の次第,2.供物と身体...

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  • インドネシアにおける出土銭の調査(2011~2013年)

    三宅, 俊彦, Miyake, Toshihiko 淑徳大学人文学部研究論集 7 123-153, 2022-03-15

    ...またバリ島の寺院発見の賽銭では、中国・清銭を主体としながらもベトナムの私鋳銭や日本の寛永通寳・長崎貿易銭などが発見された。これらは東アジアから東南アジアにかけての地域を越えた銭貨流通の実態を示す貴重な資料である。...

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  • 伝統織物がプリント化するとき

    中谷 文美 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2022 (0), C01-, 2022

    ...本発表での考察の対象は、生産と消費の連関が基本的に地域内で完結する状況が長く続き、腰機による手織り布という特徴を維持してきたバリ島の伝統織物である。デザイナーによるファッション化や素材の天然染色による高級化と、プリント化あるいは機械刺繍化という二極化現象が生じている近年の状況を踏まえ、他地域の事例とも比較しながら、手仕事の持つオーセンティシティを多様な角度から問い直す。...

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  • バリ島手話共有コミュニティにおけるデフ・ゲイン

    土田 まどか 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2021 (0), E15-, 2021

    ...本発表の目的はインドネシアのバリ島にある手話共有コミュニティ、ブンカラ村におけるデフ・ゲインを事例に、デフ・ゲイン概念の有効性と問題点を議論することである。デフ・ゲインとは聴覚障害を「聴覚の喪失」ではなく「ろうを得た」と捉える、ろう者学におけるパラダイムシフトである[Bauman and Murray 2014]。...

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  • 民族観光が伝統工芸の継承に与える影響分析

    黛 陽子 地域学研究 51 (2), 303-321, 2021

    <p>  The United Nations World Tourism Organization (UNWTO [20] (2005)), in its Indicators for Sustainable Tourism Destinations ([22](2004)) states that sustainable tourism development needs to take …

    DOI Web Site 参考文献5件

  • バリ島の伝統的緑地「テラジャカン」についての研究

    菱山 宏輔, 加藤 禎久 住総研研究論文集・実践研究報告集 47 (0), 131-141, 2021

    ...本稿は,バリ島南部地域の道路沿いに存在する小規模緑地「テラジャカン」に着目し,その公共性を明らかにする。テラジャカンの生態学的特徴は,食用・薬草・祭礼時の供物等,多様な植物が植えられる点にある。さらに,その管理はテラジャカンが面する家屋敷の住民が担うものの,植物等の利用は住民以外の者でも可能であるというように,かかわりの重層性をもつ。...

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  • バリ島の観光地での伝統的飲料の微生物学的特性,衛生,および製造工程の衛生管理

    スギアンティ ゲック ラカ, ウィラワン アイ マディ アディ, ウタミ ニ ワヤン アリャ Journal of UOEH 41 (4), 353-362, 2019-12-01

    ...Kurz)を含み,バリ島各地に広く流通している.この研究は,ロロチャムチャムの微生物学的特性と製造工程の衛生との関連を調べることを目的としている.バリのプンリプランで,ロロチャムチャムのすべての家内生産者と取扱業者,4つの貯水池,そして3ヶ所の水源サンプルを対象に横断的研究を行った.衛生に関するデータは,観察とインタビューにより得た.サンプルの微生物学的特性は生菌数,大腸菌群の最確数(MPN),そして...

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献7件

  • 三浦襄ノート : 高見順のバリ島訪問を中心に

    橋本, 和孝 関東学院大学人文学会紀要 140 41-58, 2019-07

    ...但し取り扱うのは、彼の生涯の第3期で、昭和5(1930)年11月から16(1941)年6月までで、バリ島で三浦商店として自転車修理業を開始するも、帰国するに至る時期に当たる。具体的には、小説家高見順と画家三雲祥之助が、いかに三浦襄とその支配人芝と関わったのかを課題にする。高見順と三雲祥之助が、バリ島に着いたのは昭和16(1941)年3月6日で、バリ島に3月30日まで三週間強逗留した。...

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  • 都市コミュニティの陥穽から多元性へ

    菱山 宏輔 日本都市社会学会年報 2018 (36), 39-56, 2018-09-05

    <p>    This paper clarifies a limitation of modern paradigm in the urban sociology of Japan and proposes a new perspective based on the field research in Bali, Indonesia. This paper adopts a concept …

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  • エージェントベースモデルの水田灌漑地区の水配分システムへの適用

    大倉 芙美, ブディアサ イ ワヤン, 關野 伸之, 加藤 亮 水文・水資源学会誌 31 (5), 337-349, 2018-09-05

    ...による参加型水管理(PIM)を成功に導く要因や環境条件は不明なため,農民間の水配分決定プロセスの解明はPIM導入への貢献が期待できる.環境条件で変わる農家間の配分調節によりダイナミックに変化する水配分の決定プロセス全体の把握には,エージェントベースモデル(ABM)が適用できる.本研究では複数の農家集団の水配分における協調や適応といった行動が表れる条件を理解するためにABMで水配分問題の構造化を行った.バリ...

    DOI Web Site Web Site 参考文献3件

  • ヘリテージツーリズムと環境問題

    岩原 紘伊 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2018 (0), 4-, 2018

    ...2012年、インドネシア随一の観光地であるバリ島に世界文化遺産が新たな観光アトラクションとして加わった。だが、マスツーリズム開発及び住民生活の変化から生じている環境問題はバリ島のイメージを変えつつあり、それは世界文化遺産として登録された文化的景観の維持と大きく関わる問題となっている。本発表では、ヘリテージツーリズムの持続可能性を阻害する要因としての環境問題について考察してみたい。...

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  • 武満徹の創作における転換期の作品としての《フォー・アウェイ》 ――響きの構成方法と作曲背景から――

    原 塁 音楽学 64 (2), 127-143, 2018

    ...第3節では,《フォー・アウェイ》が作曲された当時の時代状況と,武満がバリ島旅行について記したエッセイを検討した。武満は,《フォー・アウェイ》を作曲する直前にバリ島を訪れており,そこで聴いたバリ島の伝統音楽であるガムランから大きな影響を受けた。武満はガムランに,音階に基づく即興演奏の美しさを見出した。また,彼は,「自己」と「他者」との関係の上に立ち現れる音楽の在り方に感銘を受けた。...

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  • ホスト&ゲスト論のオルタナティヴに向けて

    吉田 竹也 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2018 (0), 146-, 2018

    ...具体的には、バリ島ウブドに90年代に移動/定住した日本人の事例をもとに、ホストでもありゲストでもあるような主体にとっての流動化するホームのあり方を捉えることから、ホストとゲストの関係性を主題化した当該論集とは別様の議論可能性を探求し、さらにこれをリスク社会論へと接続しようとする。...

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  • 東南アジアのテンプル・モンキー

    渡邊 邦夫 霊長類研究 Supplement 33 (0), 50-50, 2017

    ...シンガポールとバリ島ウブドのモンキー・フォレストの事例も参照したが,いずれにも共通して見られる特徴があった。1970年代までは,どの地域においてもそう個体数が大きくはなかった。だがその後急速に増加し,さらに現在もまだ増加している。それはこれらの国々の急速な経済発展や都市化の進行と同調しているように思える。...

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  • コミュニティ・ベースド・ツーリズムのローカル化とスピリチュアリティ

    岩原 紘伊 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2017 (0), A14-, 2017

    ...本発表では、インドネシア・バリ島のローカル環境NGOが実践するコミュニティ・ベースド・ツーリズムに着目し、それに関わる人々の実践をバリ島における精神世界に対する社会的関心の高まりと合わせて検討することで、持続可能な観光に関わる概念がいか様にローカル化されるのかを考察する。...

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  • 冠が決めるもの

    増野 亜子 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2017 (0), G16-, 2017

    ...本発表はバリ島の歌舞劇アルジャarjaにおける身体・声・モノ、特に冠(グルンガンgelungan)の相互作用に着目する。冠はアルジャの登場人物の性質に呼応する身体を視覚的に規定する指標、役者の心身の変容を可能にする装置でもあり、役者の職能性を示す資源としても扱われる。そのマテリアリティは役者の身体と声に直接・間接に作用し、アルジャの伝承と実践を外側から枠づける効力を持つ。...

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  • インドネシアにおける伝統的な灌漑組織・スバックの法と制度

    齋藤 晴美, 橋本 晃 農業農村工学会誌 85 (9), 865-870,a2, 2017

    ...<p>インドネシアのバリ島では,スバックと呼ばれる伝統的灌漑組織が9世紀には存在していたと言われ,今もスバックにより持続的な農業が営まれている。スバックは,アウィグ・アウィグという慣習法を持ち,灌漑水利組織であるとともに,農村の自治組織の機能も有し,また,ヒンズーの教えによる農耕儀礼の祭祀(さいし)を執り行う集団でもある。...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site

  • アジアのデザイン文化の比較研究/山車の造形と祭礼文化を中心にして(5)

    IMAMURA Fumihiko, SUGIURA Kohei, SAIKI Takahito, YAMANOUCHI Makoto, HUANG Kuo-pin, SAKUMA Hana, NAGANO Maki, SOWA Eiko, 今村 文彦, 杉浦 康平, 齊木 崇人, 山之内 誠, 黄 國賓, さくま はな, 長野 真紀, 曽和 英子 芸術工学2016 2016-11-25

    ...また、「東南アジアの祭礼文化における冠物(かぶりもの/ 頭飾り)の比較研究」に関する研究会として、「バリ島のジャウク舞踊」の講演と実演を開催した。バリ人の舞踊家による「ジャ ウクの踊り」の実演を鑑賞するとともに、衣装・仮面・ジャウクの冠の解説等の研究会を行った。  ...

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  • レプリカの天女様のゆくえ : バリ島天女の舞トペン・レゴンにおける仮面の複製

    吉田 ゆか子, Yukako Yoshida 国立民族学博物館研究報告 = Bulletin of the National Museum of Ethnology 41 (1), 1-36, 2016-08-31

    ...バリ島南部のパヨガン・アグン寺院に伝わる天女の舞トペン・レゴンは,ご神体の天女の面をかぶって少女が舞うもので,その歴史や神聖性のために特別な価値を置かれてきた。この演目が1980 年代に芸術祭に招待された際,寺院側は神聖な仮面の神聖さが損なわれる事を恐れ,レプリカを作成してこちらで代用した。本研究が注目するのは,このレプリカのその後である。 ...

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  • バリ・ヒンドゥー教における通過儀礼

    山口 しのぶ 印度學佛教學研究 64 (3), 1329-1336, 2016

    ...インドネシア,バリ島においては人口の90パーセントがヒンドゥー教徒であり,多くのヒンドゥー寺院や家庭で儀礼がさかんに行われる.本論文では通過儀礼(マヌサ・ヤドニャ)の一つである生後3ヶ月の子どもの儀礼「トゥルブラニン」を取り上げた.トゥルブラニンは乳児が初めて固形物を口にする儀礼であるとともに,天界にいた赤ん坊が初めて人間社会に足を踏み入れる儀礼でもあり,バリ・ヒンドゥーの通過儀礼の中でも重要視される...

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  • インドネシア・バリ島・テンガナン村における伝統的織物 「グリンシン」の文化的特質

    ウタミ リラアニンディタ, ウィヤンチョコ デゥディ, 植田 憲 日本デザイン学会研究発表大会概要集 63 (0), 255-, 2016

    テンガナン村のコミュニティにて生産され、継承されるグリンシンの文化的特質、とりわけ、その制作過程、使用法、そして形態について、現地での調査に基づき再確認を行った。その結果以下の知見を得た。(1)織物は神に近づく媒体とされ、供物や儀式といった宗教的行事のために制作、使用されており、当該地域の人びとは、グリンシンを使用した儀式的活動を通して、神との関係性を認識し、その実現を目指している。(2)織物制…

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  • 宗教的マイノリティの芸能実践と社会的関係性の構築

    増野 亜子 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2016 (0), I03-, 2016

    ...ヒンドゥー教徒が多数派を占めるバリ島において、ムスリムは宗教的マイノリティとして独自の芸能文化を展開している。本論では現地調査から、東部バリのムスリムの音楽と舞踊を概観し、こうした芸能の形態が周囲のヒンドゥー教徒文化やインドネシア他島の文化との相互作用から生み出され、そのことが彼らの文化的アイデンティティを構築し、バリ・ムスリムの集落をより広範な文化的ネットワークに接続していることを示す。...

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  • アジアのデザイン文化の比較研究/山車の造形と祭礼文化を中心にして(4)

    IMAMURA Fumihiko, SUGIURA Kohei, SAIKI Takahito, MATSUMOTO Mihoko, YAMANOUCHI Makoto, Kuo-pin HUANG, SAKUMA Hana, YUN Seongcheol, NAGANO Maki, SOWA Eiko, 今村 文彦, 杉浦 康平, 齊木 崇人, 松本 美保子, 山之内 誠, 黄 國賓, さくま はな, 尹 聖喆, 長野 真紀, 曽和 英子 芸術工学2015 2015-11-25

    ...さらに、ジャワ舞踊とバリ島の影絵芝居(ワヤン・クリ)についての公開の研究会と公演会を開催し、アジアのデザインの奥深さと魅力を啓蒙する活動も展開した。 これらの一連の活動により、アジアの山車を構成するデザイン語法、象徴性、神話性の広がりを解明する手がかりを得ることができた。...

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  • ギアツからヴェーバーへ

    吉田 竹也 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2015 (0), D19-, 2015

    本発表は、クリフォード・ギアツの論考「同時代のバリにおける「内在的改宗」」に示される宗教合理化論を、ヴェーバーの宗教合理化論の論理と対比させつつ、批判的に再検討しようとするものである。この議論は、発表者が意図する、バリあるいは広く楽園観光地の宗教と観光の合理化に関する研究の一環をなす。 当該のギアツのバリ宗教合理化論は、(a)ヴェーバー合理化論の要約、(b)「伝統的なバリ宗教」の実態の要約、(c…

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  • 音楽映像化をめぐる〈記録〉と〈伝承〉の交渉

    野澤 暁子 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2015 (0), D17-, 2015

    ...本発表では、2014年に実施したインドネシア・バリ島の聖なる鉄琴「スロンディン」の撮影プロジェクトを事例に、文化の当事者にとって身体伝承である音楽文化を記録するという行為が今日直面する危機と意義を問い直す。...

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  • 「水」に対する感性

    神頭 成禎 日本感性工学会論文誌 14 (1), 119-128, 2015

    Bali's culture is closely connected with water as seen in the convention in which Balinese Hinduism is referred to as Agama Tirtha (religion of holy water). However, even Subak, the traditional …

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  • 特異な身体をめぐる遊戯

    吉田 ゆか子 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2015 (0), D16-, 2015

    ...インドネシア・バリ島の演劇では、「障害者」を模倣する演技が頻繁にみられる。役者(通常は健常者)が歪んだ顔や口唇裂のある仮面をかぶり、麻痺のある不規則な歩き方や吃音を模倣した滑稽な村人役を演じ、人々はこれを躊躇なく笑う。本発表では、バリ演劇における、特異なる身体をめぐる表象の特徴を指摘する。その上で、そうしたコメディの内容とそれを受容する人々の態度が反映する、バリの身体観・障害観を考察する。...

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  • バリ島ググンタンガン演奏における間身体性の構築

    増野 亜子 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2015 (0), D18-, 2015

    ...インドネシア、バリ島のググンタンガン演奏において、音楽家の身体は音響の知覚と統合された独自の身体性を要求される。音楽家は共演する他者(他の演奏者や舞踊家)の身体との関係性の中で、他者の身体や音と連動し、相互作用し、共鳴する身体技法と感受性を要求される。本発表では歌芝居アルジャにおける役者(兼歌手、舞踊家)と音楽家の相互的な身体認識と相互作用がどのように構築されるかを論じる。...

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  • アジアのデザイン文化の比較研究/山車の造形と祭礼文化を中心にして(3)

    今村 , 文彦, 杉浦 , 康平, 齊木 , 崇人, 松本 , 美保子, 山之内 , 誠, 黄 , 國賓, さくま, はな, 尹, 聖喆, 曽和, 英子, Fumihiko, IMAMURA, Kohei, SUGIURA, Takahito, SAIKI, Mihoko, MATSUMOTO, Makoto, YAMANOUCHI, Kuo-pin, HUANG, Hana, SAKUMA, Seongcheol, YUN, Eiko, SOWA 芸術工学2014 2014-11-25

    ...また日本で活躍するバリ島の人形遣い(ダラン)を招き、バリ島のワヤン・クリについての研究会および上演会を開催した。これらの一連の活動により、アジアの山車と山、木などとの関連性について把握し、アジアのデザイン語法を解明する手がかりを得ることができた。...

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  • 06 インドネシア、バリ社会において中国由来とされるいくつかの文化的事例について

    皆川 厚一, Minagawa Koichi 国際常民文化研究叢書7 -アジア祭祀芸能の比較研究-=International Center for Folk Culture Studies Monographs 7 -Comparative Study of Asian Ritual Performing Arts- 7 115-138, 2014-10-01

    ...バリ島は、イスラム教徒が圧倒的多数を占めるインドネシア共和国にあって唯一ヒンドゥ教徒人口の多い島であり、歴史的にもイスラム伝来以前のヒンドゥ=ジャワ文化を継承し、同時に中国文化の影響を含むヒンドゥ以外の文化的事例も多く現存する地域である。 本論文ではそのバリ島の文化的事例のなかから3 例をとりあげる。これらはいずれも現地バリ島社会において「中国から伝わった」という認識が定説化しているものである。 ...

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  • スンバ人のバリ島への移動

    小池 誠 桃山学院大学総合研究所紀要 40 (1), 119-131, 2014-08

    This is the second report on the “Project for Developing Cultural Cooperation between Japan and Indonesia,” which was conducted from 2010 to 2012. The aim of this paper is to elucidate domestic …

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  • 09 オセアニアのカヌーの船体構造とその特質 -特に板接ぎ技法について-

    石村 智, Ishimura Tomo 国際常民文化研究叢書5 -環太平洋海域における伝統的造船技術の比較研究- =Culture Studies Monographs 5 -Comparative Research on Traditional Boat-Building Techniques around the Pacific Rim- 5 145-157, 2014-03-01

    ...もうひとつは「肋材のような部材」の存在で、オセアニアではメラネシアとミクロネシアの一部に分布するが、東南アジアのバリ島やフィリピンにも似たような技法が存在する。このことから、オーストロネシア語族集団がもともと持っていた技術であった可能性と、比較的新しい時期に東南アジアで発展した後にオセアニアに伝播した可能性の、二通りが想定される。...

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  • Bali島のSanur Beach南東部のリーフギャップ背後のY字突堤沖への堆砂機構

    宇多 高明, 芹沢 真澄, 宮原 志保, 三波 俊郎 土木学会論文集B3(海洋開発) 70 (2), I_756-I_761, 2014

    ...バリ島のSanur Beachでは,養浜による砂浜の回復事業が行われた.その際,リーフギャップの岸側にY字突堤が造られた.Y字突堤の建設後,この突堤の沖側で堆砂が起きた.堆砂の原因は,リーフ上での波による岸向き漂砂によると考えられた.Y字突堤沖でのこのような堆砂機構を等深線変化モデルによる計算によって検討したところ,予測結果は現地観察結果をうまく説明した....

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  • インドネシアの火山性荒廃地の緑化

    江崎 次夫, 河野 修一, 全 槿雨 日本森林学会大会発表データベース 125 (0), 671-, 2014

    ...【目的】インドネシアのバリ島は、森林の乱伐や火山の噴火などによって、島民の水瓶であるバトゥ-ル湖の水位が2m近くも低下し、大きな社会問題となっている。そこで、ユ-カリなどを主体とした郷土樹種で水源かん養林を再生させるため、エチゼンクラゲ類を活用したクラゲチップ(土壌改良材)を施用した植栽を2012年に試験的に実施した。...

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  • リスク社会の中の楽園観光

    吉田 竹也 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2014 (0), 2-, 2014

    ...本発表は、インドネシアのバリ島ウブドの日本人移住者の観光ビジネスに関する状況を取り上げ、楽園観光論とリスク社会論を架橋しようとする。リスク社会の中にある現代人は、生活圏のかなたに存在する楽園に癒しを求めて訪れる。しかし、それによる楽園観光の発展は、楽園観光地に生きる人々の生をさらなるリスク化へと巻き込みつつ、再帰的に作動するメカニズムを形成していると考えられる。...

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  • 都市化と村落ツーリズム

    岩原 紘伊 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2014 (0), 79-, 2014

    ...本発表は、インドネシア・バリ島バドゥン県K村における慣習村組織を活用した村落ツーリズムの導入という現象に注目し、村落ツーリズム推進グループの活動を具体的に検討しつつ、いかに都市化が進む村の人びとが帰属する社会の変容に目を向け、またどのようにしてその変化に対応しようとしているのかを明らかにするものである。...

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  • ポスト・スハルト期におけるインドネシア・バリ州の観光開発とその影響

    井澤 友美 観光学評論 2 (2), 143-154, 2014

    ...しかし、その開発は、長年バリ島外部勢力が主導するものであり、地域住人の意向は反映されてこなかった。特にスハルト権威主義体制時代(1966-1998)における国際観光開発は、観光収益の島外への流出、地方行政府間における観光収入の格差、治安の悪化、環境の劣化などの弊害を伴った。...

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  • 横浜市立動物園における研究と保全についての取組み

    松本 令以 日本野生動物医学会誌 18 (1), 1-5, 2013-03-29

    ...横浜市立動物園では,(独)国際協力機構(JICA)の支援を得たウガンダ野生生物教育センターへの技術協力,同じくJICAの支援を得たインドネシア・バリ島へのカンムリシロムクの野生復帰,横浜市内で野生絶滅したミヤコタナゴの飼育下繁殖など,いくつかの野生生物保全活動も行っている。...

    DOI Web Site 参考文献14件

  • 2012 WFAS鍼灸国際シンポジウム参加報告

    若山 育郎, 石崎 直人, 斉藤 宗則, 鶴 浩幸, 深澤 洋滋 全日本鍼灸学会雑誌 63 (2), 132-140, 2013

    ...インドネシアにおける開催は2006年にバリ島で開催されて以来である。 前回と同じくPAKSI (The National Acupuncture Union of Indonesia) が主催し、 会頭も同じくDr. Tomi Hardjatnoであった。 <BR> 学会は2部構成で、 16日 (金) にワークショップ、 17日 (土) と18日 (日) にWFASシンポジウムが開催された。...

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  • 仮面の「親・子」

    吉田 ゆか子 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2013 (0), 152-, 2013

    ...バリ島南部のパヨガン・アグン寺院には「天女の舞(topeng legong)」に用いられる、一連の天女の仮面と、そのレプリカが納められている。本研究では、このレプリカの仮面を、本物と併せて、天女の舞における重要なエージェントと位置づける。レプリカの仮面が纏う曖昧で多義的な意味づけを明らかにし、天女の舞の活動やそれを取り巻く人々に与える作用を考察する。...

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  • ベイトソン、ミードの映像による文化研究の今日的意義

    宮坂 敬造 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2013 (0), 51-, 2013

    ...G・ベイトソンとM・ミードが1936年から2年あまり行ったバリ島での共同調査は、大部の映像記録撮影と選定・編集を体系的文化研究調査方法論に即して行った点で先駆的業績をなす点で、映像人類学調査研究の原点の意義がある。...

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  • インドネシア·バリ島におけるガムランのうなり

    塩川 博義 騒音制御 36 (2), 195-200, 2012-04-01

    ...インドネシア·バリ島のガムランには,儀礼や舞踊の種類などによりさまざまな楽器あるいは楽器編成が存在する。大きな特徴として,鍵盤楽器は2台が一組を成しており,それらはうなりが生じるように調律されている。...

    DOI Web Site 参考文献2件

  • バリ島における祭礼の仕組み/アジアの祝祭文化の比較研究

    今村, 文彦, Fumihiko, IMAMURA 芸術工学2011 2011-11-30

    ...本報告は、祭礼の実態把握を目的に、インドネシアのバリ島で2010年6月から9月まで実施した予備的な調査から寺院祭礼(オダラン)、火葬儀礼について、中心となる象徴物が、宗教的信仰、世界観、伝統社会とどのように関連しているかについて概括的に検討するものである。寺院祭礼は、神の降臨と慰撫という明確な基本構造のうえに成立し、決して揺るがない。...

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  • アジアにおける祭礼(祝祭)文化の総合的研究

    今村, 文彦, 杉浦, 康平, 齊木, 崇人, 大田 , 尚作, 松本, 美保子, 山之内, 誠, 黄, 國賓, Fumihiko, IMAMURA, Kohei, SUGIURA, Takahito, SAIKI, Syosaku, OTA, Mihoko, MATSUMOTO, Makoto, YAMANOUCHI, Kuo-pin, HUANG 芸術工学2011 2011-11-30

    ...バリ島を中心に、寺院祭礼、火葬儀礼等について、その祭礼構造、儀礼の過程について記録した。さらに2011 年2 月には、中国寧波市前童鎮で元宵節を調査した。鼓亭などの種類、大きさ、運行経路、町の社会組織との関係などについて、情報を収集し、次年度以降の調査につなげた。これらの成果をもとに、さらに継続的な調査を続け、社会構造、空間構造とも関連づけて、総体的に祭礼と山車を把握していく予定である。...

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  • インドネシア・バリ島におけるガムランのうなり

    塩川 博義 騒音制御 35 (1), 89-96, 2011-02-01

    ...本論文はインドネシア・バリ島のガムラン・ゴング・クビャールにおける鍵盤楽器のうなりの音響的構造を明らかにして,さらに7セットのガムラン・ゴング・クビャールのうなり周波数を明らかにし比較検討したので,その結果を報告する。</p>...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献5件

  • インドネシア・バリ島における歯科医療の実態調査-在留邦人に対する歯科診療の現状-

    福田, 昌代, 椿井, 孝芳, 車谷, 和之, FUKUDA, Masayo, TSUBAI, Takayoshi, KURUMATANI, Kazuyuki 神戸常盤大学紀要 (2) 15-22, 2010-04-01

    ...インドネシア・バリ島において,在留邦人を対象とする歯科医院と協力して,バリ島における在留邦人に対 する歯科治療の現状を調査した。その結果,1.バリ島の邦人は海外の他の都市の邦人に比べ永住者が多かった。2.バリ島における歯科治療は日本の治療と異なるものが見られた。3.海外療養費の制度の認知度が低かった。 以上の結果から,在留邦人にとって歯科医療の充実度は満足のいくものではなかった。...

    機関リポジトリ Web Site 医中誌

  • 若い火山岩の感度法によるK-Ar年代測定

    柳 善榮, 兵藤 博信, 板谷 徹丸 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2010 (0), 185-185, 2010

    ...ニュージーランドのプレート内火山岩,バリ島の島弧火山岩,マリアナ火山海域のドレッジ試料のアルゴン同位体比分析を実施した.得られた年代は報告されている年代より古く良い結果であった....

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  • インドネシアにおけるサーフ・ツーリズムの展開

    鄭 信智 日本地理学会発表要旨集 2009s (0), 178-178, 2009

    ...---発表者はこれまで,バリ島のツーリズムについての調査・研究を行ってきた.なかでも,そこに往来する外国人ツーリストと,そこで「ホスト」的役割を果たすインドネシア人の出稼ぎ就労者,およびバリ在来住民との関係性を考察してきた.そのなかで,近年目立つようになった,バリを基点とするサーファー・トラベラーの「波を求める」移動(サーフ・トリップ)が,バリ島およびインドネシアのツーリズムの空間的展開を理解するうえで...

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  • バリ島の仮面制作におけるモノと人

    吉田 ゆか子 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2009 (0), 41-41, 2009

    バリの仮面の制作には、さまざまな人、モノが関わっている。芸術作品を動的に働く行為体(agent)と位置づけるアルフレッド・ジェルの視点を参照しながら、モノと人が相互に交渉しつつ、仮面というモノが作り出される過程を考察する。仮面の制作およびそれに伴う儀礼のプロセスで、人びとが意図せざる出来事が起きるという点にも注目し、人間中心主義的な視点からはとらえられない、モノと人が相互に働きかけるダイナミック…

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  • バリ島のガムラン演奏における演奏者の身体動作

    増野 亜子 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2009 (0), 170-170, 2009

    ...本発表はバリ島の伝統的な器楽合奏ガムランのパフォーマンスにおいて、身体の動きがいかに生み出され、またどのように知覚されているかを論じる。...

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  • 「彼らの音楽」から「我々の音楽」へ

    野澤 暁子 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2009 (0), 169-169, 2009

    ...21世紀初頭よりインドネシア共和国バリ島では、バリ先住民「バリ・アガ」の伝承する音楽「スロンディン」が、中南部を中心とした一般の村落で広まっている。本発表では現地での聞き取り調査や現代バリの社会的動向の実態から、この現象の要因となっている文化意識の動きを分析する。...

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  • モノの育む芸能

    吉田 ゆか子 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2008 (0), 271-271, 2008

    ...本発表では、インドネシア・バリ島の舞踊劇トペン(topeng)に使用される仮面を、単なる小道具ではなく、演者、観客、上演先の儀礼の主催者や仮面職人に対して動的に働きかける行為体として位置づける。そしてその上で仮面のモノとしての性質に着目し、身体的な技能として受け継がれる無形の舞踊劇に、仮面という「有形な物質」が有力な行為体として加わることで、トペンの上演や伝承にいかなる効果が生じるのかを考察する。...

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  • 急進化する”アジェッグ・バリ”

    伏木 香織 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2008 (0), 73-73, 2008

    本発表は、「バリ文化」をめぐって近年台頭してきた「アジェッグ・バリ」という概念の成立とその展開について、その実態の一端を、芸能の実践から明らかにすることを試みるものである。現在、この概念は、概念、実施目標、活動の3点からなる実践されるべきものへと変貌をとげたが、その実践の急進性と扇動性は、他者排除の理論を正当化するものとして、ある種の危険性を孕んでいるのである。

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  • 移植サンゴの定着率に関する長期現地モニタリングおよびサンゴ移植の適用性の検討

    遠藤 秀文, Prasetyo Rahmadi, 西平 守孝, 大中 晋 海岸工学論文集 53 1196-1200, 2006

    ...これまで, 無性生殖によるサンゴ移植では, サンゴ種や固定方法の違いによる移植後のサンゴ群体の残存率や成長率について, 長期的かつ定量的に検討された事例は少ない.本研究は, バリ島クタ海岸の礁池においてサンゴの群集の人為的再生の可能性を検討するため, 数種類の固定材料を用いて礁池に設置した20個の自然石基盤の上面および側面に数種類のサンゴ片を移植し, 2年以上にわたり定期的に移植したサンゴの残存,...

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  • 宗教と多元化する価値 : インドネシアにおけるヒンドゥーをめぐる境界線を定める闘争

    永渕 康之, Yasuyuki Nagafuchi 国立民族学博物館研究報告 = Bulletin of the National Museum of Ethnology 29 (3), 375-428, 2005-02-23

    ...1980年代,インドネシアにおけるヒンドゥーはバリ島からの脱領域化を経験している。すなわち,バリ島以外のヒンドゥーがバリ島のヒンドゥーよりも多数をしめるという認識がヒンドゥー内部で広まり,バリ島以外のヒンドゥーの組織化がすすみ,発言力を増しているのである。従来,ヒンドゥーはバリ島のバリ人が多数をしめることを前提として,宗教行政におけるヒンドゥーに関する制度は整備されてきた。...

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • 日本新記録種ハシグロキヌヅツミ(腹足綱:ウミウサギガイ科)

    カロモン P. Venus (Journal of the Malacological Society of Japan) 63 (3-4), 153-155, 2005-01-31

    ...この種類はスールー海の潮下帯から採集された標本(ホロタイプはCAS無脊椎動物コレクションno.58164)に基づいて記載されたもので,フィリピンからガダルカナル島,パプアニューギニア,インドネシア・バリ島にかけて分布することが知られている。しかし,従来日本およびその周辺海域からは報告されていなかったので,今回得られた標本をホロタイプとともに図示し,簡単な再記載を与えた。...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献6件

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