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検索結果 135 件

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  • PSI 研究所における準安定パイ中間子ヘリウム原子のレーザー分光

    堀 正樹 原子衝突学会誌しょうとつ 19 (5), 67-79, 2022-09-15

    ...<p>負電荷の中間子を物質中で静止させると,原子核の周囲を回る電子と置き換わり中間子原子が生成する.レーザー分光法を用いて中間子原子の遷移周波数を測定し,量子電磁力学(QED)計算 による理論値と比較すれば,中間子の質量などの諸性質を従来よりも高い精度で決定できるはずである.また,中間子に作用し得るような標準模型を超える第五の力の上限値を求めることがで きると考えられる.特に準安定パイ中間子ヘリウム...

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  • 大規模な格子QCD計算が予言する複合粒子「ダイオメガ」

    権業 慎也, 佐々木 健志 日本物理学会誌 74 (12), 845-849, 2019-12-05

    ...</p><p>なかでも2個のΩ粒子の間に働く力について興味深い研究結果が得られた.それは,Ω粒子の間に,遠距離では引力,0.3 fm(3×10<sup>-14</sup> cm)より短距離では反発力が働くという結果である.この性質は陽子や中性子に働く核力と類似している.しかし,遠距離でのパイ中間子交換,短距離でのクォーク間のPauli排他原理が重要な役割を果たす核力とは,同じ機構で発生した性質ではない...

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  • K中間子稀崩壊探索による新物理へのアプローチ

    塩見 公志, 野村 正, 山中 卓 日本物理学会誌 74 (12), 830-838, 2019-12-05

    ...中間子に崩壊する過程の観測によるものである.CP対称性の破れを説明する数多くの理論が現れたが,1990年代のK中間子の精密測定と2001年のB中間子崩壊でのCP対称性の破れの発見を経て,素粒子標準理論による説明=小林・益川理論の正しさが証明された....

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  • 理化学研究所における(d,<sup>3</sup>He)反応を用いたパイ中間子原子の分光実験

    西隆 博, Ahn DeukSoon, Berg Georg P. A., 堂園 昌伯, 藤岡 宏之, 福田 直樹, 福西 暢尚, Geissel Hans, Haettner Emma, 橋本 直, 早野 龍五, 比連 崎悟, 堀井 啓志, 池野 なつ美, 稲辺 尚人, 板橋 健太, 伊藤 聖, 岩崎 雅彦, 亀田 大輔, 川瀬 頌一郎, 木佐森 慶一, 清川 裕, 久保 敏幸, 日下 健祐, 松原 礼明, 松下 昌史, 道正 新一郎, 三木 謙二郎, 三嶋 剛, 宮 裕之, 村井 大地, 村上 洋平, 永廣 秀子, 中村 祐喜, 新倉 潤, 野地 俊平, 大河内 公太, 大田 晋輔, 坂本 成彦, 関口 仁子, 鈴木 宏, 鈴木 謙, 高木 基伸, 竹田 浩之, 田中 良樹, 轟 孔一, 塚田 暁, 上坂 友洋, 渡辺 珠以, Weick Helmut, 山田 裕之, 山上 大貴, 柳澤 善行, 吉田 光一 日本物理学会講演概要集 73.1 (0), 291-291, 2018

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  • 超新星残骸は宇宙線の起源か?

    内山 泰伸, 田中 孝明, 田島 宏康 日本物理学会誌 72 (9), 649-657, 2017-09-05

    ...</p><p>2008年に打ち上げられたフェルミ・ガンマ線宇宙望遠鏡のLarge Area Telescope(LAT)検出器によるガンマ線観測の結果,超新星残骸において宇宙線陽子が加速されている明確な証拠がついに得られた.特に分子雲と衝突している超新星残骸からは強いガンマ線放射が検出され,それが中性パイ中間子の崩壊ガンマ線であることが精確なスペクトル測定から確認された.超新星残骸のガンマ線観測の結果...

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  • 三交替の面構造を持つMWDCのシミュレーションによる研究

    渡辺 珠以, 板橋 健太, 上坂 友洋, 西 隆博, 高木 基伸, 矢向 謙太郎, 藤岡 宏之, 松本 翔太, 田中 良樹 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 255-255, 2017

    ...<p>我々は理研仁科センターおいて実施予定のパイ中間子原子分光実験や二重Gamow-Teller型巨大共鳴探索実験に向けて新たなMWDCを開発している。このMWDCは3面を1セットとして運用され、それぞれの面がセルサイズの1/3ずつずれた構造を持っている。このことにより従来のMWDCで問題となっていた、スペクトルにワイヤー間隔に沿った櫛状の歪みが現れる効果を抑えることができる。...

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  • RCNPにおけるパイ中間子原子分光のためのビームエネルギー評価手法

    阪上 朱音, 足利 沙希子, 稲葉 健斗, 川畑 貴裕, 高橋 祐羽, 津村 美保, 藤岡 宏之, 古野 達也, 松本 翔汰, 村田 求基, 森本 貴博, 渡邊 憲, 早野 龍五, 渡辺 珠以, 青井 考, 足立 智, 井上 梓, 岩本 ちひろ, 王 惠仁, Guillaume Gey, 民井 淳, Tang Tsz Leung, 野地 俊平, 畑中 吉治, 松田 洋平, 平郡 克吉, 板橋 健太, 西 隆博, 田中 良樹, 寺嶋 知, 橋本 尚志 日本物理学会講演概要集 72.2 (0), 224-224, 2017

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  • RCNPにおけるパイ中間子原子分光実験の検討

    渡辺 珠以, 早野 龍五, 足利 沙希子, 稲葉 健斗, 川畑 貴裕, 阪上 朱音, 高橋 祐羽, 津村 美保, 古野 達也, 藤岡 宏之, 松本 翔汰, 村田 求基, 森本 貴博, 渡邊 憲, 青井 考, 足立 智, 井上 梓, 王 惠仁, Guillaume Gey, 民井 淳, Tang Tsz Leung, 野地 俊平, 畑中 吉治, 松田 洋平, 平群 克吉, 板橋 健太, 西 隆博, 岩本 ちひろ, 田中 良樹, 寺嶋 知, 橋本 尚志 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 261-261, 2016

    ...<p>我々はRCNPにおいて(p,^2^He)反応を用いたパイ中間子原子の深い束縛状態のmissing mass分光を行うことを計画している。現在までに実験実現性を検討するために合計4日間のテスト実験を行い、バックグラウンド測定やスペクトルの較正のための測定を行った。本講演ではテスト実験による定量的な評価に基づいて、今後の実験計画について議論を行う。</p>...

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  • Grand Raidenによる<sup>2</sup>He検出に向けた光学系の開発

    阪上 朱音, 足利 沙希子, 稲葉 健斗, 川畑 貴裕, 高橋 祐羽, 津村 美保, 古野 達也, 藤岡 宏之, 松本 翔汰, 村田 求基, 森本 貴博, 渡邊 憲, 早野 龍五, 渡辺 珠以, 青井 考, 足立 智, 井上 梓, 王 惠仁, Guillaume Gey, 民井 淳, Tang Tsz Leung, 野地 俊平, 畑中 吉治, 松田 洋平, 平群 克吉, 板橋 健太, 西 隆博, 岩本 ちひろ, 田中 良樹, 寺嶋 知, 橋本 尚志 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 292-292, 2016

    ...<p>我々はRCNPにおいて(p,^2^He)反応によるパイ中間子原子の生成・観測を計画している。この実験では2つの陽子をGrand Raidenスペクトロメータで検出するため、それに特化した光学系の調整が求められる。2016年4月にはテスト実験を行い、光学系に関する情報を得た。本講演ではその解析状況について報告する。</p>...

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  • 22pAC-3 RCNPにおけるパイ中間子原子分光のためのテスト実験(1)

    阪上 朱音, 川畑 貴裕, 津村 美保, 古野 達也, 藤岡 宏之, 村田 求基, 森本 貴博, 田中 良樹, 早野 龍五, 渡辺 珠以, 青井 考, 足立 智, 井上 梓, 岩本 ちひろ, 王 恵仁, Guillaume Gey, 民井 淳, Tang T. L., 野地 俊平, 畑中 吉治, 板橋 健太, 西 隆博, 寺嶋 知, 橋本 尚志 日本物理学会講演概要集 71.1 (0), 263-, 2016

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  • 22pAC-4 RCNPにおけるパイ中間子原子分光のためのテスト実験(2)

    渡辺 珠以, 田中 良樹, 早野 龍五, 川畑 貴裕, 阪上 朱音, 津村 美保, 古野 達也, 藤岡 宏之, 村田 求基, 森本 貴博, 青井 考, 足立 智, 井上 梓, 岩本 ちひろ, 王 恵仁, Guillaume Gey, 民井 淳, Tang T. L., 野地 俊平, 畑中 吉治, 板橋 健太, 西 隆博, 寺嶋 知, 橋本 尚志 日本物理学会講演概要集 71.1 (0), 264-, 2016

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  • MPPCを用いたハイパー核寿命測定用小型検出器の開発

    外山 裕一, 相田 元気, 金田 雅司, 神田 浩樹, 竹内 大貴, 冨田 翔子, 永尾 翔, 中村 哲, 二宮 亜紀, 前田 和茂, 室井 佑太, Hasanah I.S. 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 218-218, 2016

    ...<p>ドイツ・マインツ大学での次世代ハイパー核崩壊パイ中間子分光実験でハイパー核寿命測定に用いるため、薄いプラスチックシンチレータをMPPCを使い読み出す低物質量・高時間分解能検出器を開発している。本講演ではその開発現状と性能評価について報告する。</p>...

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  • 精密磁場測定と電子弾性散乱実験によるハイパー核崩壊パイ中間子分光実験の精度改善

    冨田 翔子, 梅津 裕生, 金田 雅司, 神田 浩樹, 外山 裕一, 永尾 翔, 中村 哲, 藤井 優, 前田 和茂, Achenbach P., Herrmann P., Klag P., Pochodzalla J. 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 294-294, 2016

    ...<p>我々はドイツマインツ大学でハイパー核崩壊パイ中間子分光実験を行ってきた。2012年と2014年に行った実験では、電子ビームのエネルギー不定性により、ハイパー核の質量の正確度が90keV/c^2に限られている。ビームのエネルギー校正を1桁良い精度で行うことを目的に、2016年1月にビームライン上の双極子磁石の精密磁場測定を行った。...

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  • 特集「大強度陽子加速器施設(J-PARC)」によせて

    土屋 清澄, 小野 通隆 低温工学 45 (4), 126-126, 2010

    ...この施設は,MW 級の3 GeVおよび30 GeVの大強度陽子ビームを標的に当て,中性子,パイ中間子,反陽子などの2次粒子あるいは,それから発生するミューオンやニュートリノなどの3次粒子を大量に発生させ,これらのビームを用いて原子核・素粒子物理の研究や物質・生命科学の研究を進めるためのもので,21世紀の科学を切り開く最重要の加速器施設と期待されているものです。...

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  • JENDL高エネルギー核データファイルの核破砕積分実験解析への適用性の検討

    高田 弘, 小迫 和明, 深堀 智生 日本原子力学会 年会・大会予稿集 2008s (0), 53-53, 2008

    ...JENDL高エネルギー核データファイルからパイ中間子の生成まで考慮し、3GeVまで適用できるMCNP用ライブラリを作成し、核破砕実験解析に初めて適用した。解析では、PHITSコードにおいて、パイ中間子入射反応と輸送はBertiniモデル等の既存の計算手法を用い、核子について内臓のMCNPコードで、3GeV 以下の全エネルギーを網羅した計算ができるようにした。...

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  • 24aWF-3 パイ中間子〓原子の高精度分光実験(2)

    進藤 美紀, 鈴木 謙, 鈴木 隆敏, 早野 龍五, 板橋 健太, 米山 哲, 佐藤 将春, 岩崎 雅彦, 比連 崎悟, 藤田 雅子, 大坪 隆, H Gilg, P Kien]e, H Geissei, M Matos, H Weick, M Winkler, G Monzenberg, A Gillitzer, 山崎 敏光 日本物理学会講演概要集 57.1.1 (0), 31-, 2002

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  • 24aWF-4 パイ中間子〓原子の高精度分光実験(3)

    鈴木 謙, 鈴木 隆敏, 進藤 美紀, 早野 龍五, 板橋 健太, 米山 哲, 佐藤 将春, 岩崎 雅彦, 比連崎 悟, 藤田 雅子, 大坪 隆, H Gilg, P Kienle, H Geissel, M Matos, H Weick, M winkler, G Mifnzenberg, A Gillitzer, 山崎 敏光 日本物理学会講演概要集 57.1.1 (0), 31-, 2002

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  • 粒子線治療60年の歴史の向こうに

    香川 一史, 村上 昌雄, 菱川 良夫, 阿部 光幸 日本放射線腫瘍学会誌 12 (3), 205-220, 2000

    The history of particle therapy practice started when fast neutron treatment was performed at LBL in 1938. Thereafter, hope and despair followed repeatedly. Based on the initial malpractice at LBL, …

    DOI 医中誌 被引用文献2件

  • パイ中間子凝縮から巨大ガモフ・テラー状態

    土岐 博 日本物理学会誌 40 (5), 327-333, 1985

    ...湯川の予言で良く知られるパイ中間子は原子核の構成粒子である核子 (陽子及び中性子) が結合するのに重要な役割を果たすが, 通常の核内では, 現われたり消えたりして常時存在することはない. ところが核子の密度を上げると常時存在出来る様になる (パイ中間子凝縮)....

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  • 飛行時間法によるインフライト負パイ中間子の測定

    吉永 春馬, 牧 孝, 吉村 厚, 長 哲二, 上原 周三 Journal of UOEH 6 (1), 57-65, 1984

    ...高エネルギー物理学研究所のカウンター実験ホールT1チャンネルのパイ中間子ビームについて, 飛行時間測定法により, ビームで照射された組織等価物質から放出される中性子のエネルギースペクトルの測定と, ビームに混在する電子とミュー粒子の分離測定をこころみた....

    DOI Web Site 医中誌

  • 原子核の交換電流

    大坪 久夫, 日向 裕幸 日本物理学会誌 38 (10), 779-787, 1983

    ...原子核の内部には陽子と中性子だけではなく, パイ中間子, Δ粒子等が存在している. これらは, 光の吸収あるいは放出をし, またベータ崩壊もする. しかし, 原子核は通常核子の自由度だけで記述されているから, このような核子以外の粒子の影響は, 核子の座標だけ含む有効演算子の形でくり込まなくてはならない. これを交換流と呼んでいる....

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  • 量子色力学 : クォークの閉じ込め(<特集>統一理論とその周辺)

    岩崎 洋一 日本物理学会誌 35 (1), 16-23, 1980

    ...陽子, パイ中間子等は, クォークから構成されている. しかし, クォークを単独でとり出すことはできない. すなわち, クォークは"閉じ込め"られている. 一見奇妙にみえる"閉じ込め"も, 最近の研究により何ら不思議なことでないことが分かってきた....

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