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  • パウルクレーの造形思考における構造力学の記述に関する考察

    岩崎 敏之 日本デザイン学会研究発表大会概要集 65 (0), 66-67, 2018

    Paul Kleeがバウハウス、デュッセルドルフ美術学校に勤務していた際の論文や講義の草稿をまとめた『造形思考』には、彼の造形に対する考え方が数多く記載されている。本稿では、『造形思考』記載されている力学的なスケッチを切り出し、その意味することについて考察し、筆者が提示している体・相・用ー建築構造デザインモデル上での位置づけについて考察する。

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  • 川端康成「古都」における西洋と日本 : パウルクレーを視座として

    松村 聡美 富大比較文学 9 42-66, 2017-03-10

    ...桜やすみれといった花や木などの自然物が作品を彩る中で、話の筋に関わってくるのがパウルクレーの画集である。作中で太吉郎がクレーの画集を参考に帯の下絵を描く場面がある。日本の美、京都の美を描く作品の参照項として、なぜクレーの絵が取り上げられているのであろうか。山田吉郎五は「川端康成『古都』論―遡行の構造―」において、川端とクレーについて左記のように述べている。...

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  • 音楽の理解への一助として視覚を活用した音楽鑑賞指導

    小島 千か, Kojima Chika 教育実践学研究 : 山梨大学教育人間科学部附属教育実践総合センター研究紀要 17 45-58, 2012-03-31

    ...もう1つは、ポリフォニーの構造を視覚化したパウルクレーの作品をポリフォニーの鑑賞に関わらせることにより、ポリフォニーの理解の一助とするものである。ほとんどの学生が時間的なポリフォニーの構造を視覚的イメージや概念として捉えられていることが明らかとなった。...

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  • 音楽鑑賞授業における音楽構造の理解 : パウルクレーの絵画的ポリフォニー作品との関連を通して

    小島 千か, Kojima Chika 教育実践学研究 : 山梨大学教育人間科学部附属教育実践総合センター研究紀要 16 22-37, 2011-03-31

    ...絵画の時間性を追究して、ポリフォニーの構造原理を絵画造形に援用した画家にパウルクレーがいる。彼は、ポリフォニーの「いくつかの独立的なテーマの同時性」を絵画において達成するために様々な「重なり」を試みた。そのような絵画の鑑賞を音楽鑑賞に関わらせることは、学習者にポリフォニーの構造を理解させる一助となり、さらに音楽構造を捉えることの意味を問い直させることにつながると考えた。...

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  • パウルクレーの未完成な天使 : 抽象的線描と形態の分析から

    志野, 奈都子 表現文化 6 65-79, 2011-03

    ...序論 : 本論は、パウルクレー(Paul Klee 1879-1940)の天使シリーズにおける未完成性というテーマを、作品タイトルだけでなく、天使の造形そのものの分析によって解明することを目的とする。天使シリーズは線描で天使の姿をかたどった一連の作品群であり、特に最晩年の1939年から1940年に集中的に制作され、クレーの代表作の一つとしてよく取り上げられる。……...

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  • ディジタルメディアにおける映像と音楽の新しい創造性 ―視覚と聴覚の相互作用による表現効果―

    井浦, 崇 情報研究 : 関西大学総合情報学部紀要 34 1-20, 2011-01-21

    ...踏まえたうえで,自らの作品制作を通して視覚と聴覚の相互作用から生まれる表現効果の新しい創造性を探ることを目的としている.まず第1章では視覚と聴覚を巡る表現媒体の推移を考察する.そして第2 章では視覚と聴覚を対応させた作品制作について,表現システムの構築から制作の過程を追いながら解説する.これらはディジタル環境でグラフィックスとサウンドのパラメータをリンクさせた映像・音楽作品となっている.そして画家パウルクレー...

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  • パウルクレーの線描 : 天使の主題をめぐって

    志野, 奈都子 表現文化 4 31-51, 2009-03

    ...はじめに : 本論は、20世紀の美術において独自の位置を占める画家パウルクレー(Paul Klee 1879-1940)の天使を主題とする作品群‐以下、天使シリーズと呼ぶ‐の内、最晩年のものをいくつか取り上げ、天使の主題に線描が与える効果を考察し、両者の関係を探ることを目的とする。...

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  • クレーのひと筆描き

    小山 清男 図学研究 42 (Supplement1), 185-190, 2008

    ...パウルクレーには, 線描を基本とした素描や作品が多いが, それらの中に「ひと筆描き」とみなされるものが, いくつもみられる.それは「オイラー型のひと筆描きであって, 具象的なものから抽象的なものまで多様である.そうして抽象的なものには, 直線的なものと曲線的なものとがみられる.それらのひと筆描きの形状を比較してみることによって, クレーの形に対する見方などが, いくらか明らかになるように思われる....

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  • ひそやかなかたち

    石野 眞 鳥取短期大学研究紀要 (56) 43-45, 2007-12-01

    ...この作品は,造形言語と造形思考による表現として私自身に問いかけ制作したものである.パウルクレーの表現世界を基底に内在しながら,色と形の言葉による表現として,2007アジア基礎造形連合学会における筑波大学総合交流会館での作品発表のために制作した.あわせてここに,2007アジア基礎造形連合学会および筑波大学総合交流会館での作品展について記す....

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  • パウルクレーの主題による作品Ⅱ

    石野 眞 鳥取短期大学研究紀要 (56) 111-114, 2007-06-01

    ...クレー作品に内在する詩的で音楽的なテーマを考察するともに,色と形の言葉による造形言語と造形思考による素晴らしいパウルクレーの表現世界を私自身の表現に問いかけることは,生涯にわたる研究と制作の課題である.ここでは,日本基礎造形学会と倉敷市立美術館での作品発表について記す....

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  • パウルクレーの主題による作品

    石野 眞 鳥取短期大学研究紀要 (52) 65-66, 2005-12-01

    ...パウルクレーは多くの素晴らしい絵画を描いた.パウルクレー研究と作品鑑賞の中で本年,初めてこのテーマで制作,作品を発表する.クレーの主題とクレー的なるものを問いかけることは,私自身の生涯にわたる研究と制作の課題である....

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  • パウルクレーの絵画「ひとつの詩のはじまり」

    石野 眞 鳥取短期大学研究紀要 (50) 1-6, 2004-12-01

    ...パウルクレーは,故郷スイスのベルンで1938年に絵画作品「ひとつの詩のはじまり」を制作した.この作品は,現在スイスのベルン美術館に収蔵されている,魅力あふれるクレーの代表作である.本稿は若き日に詩人をも志した画家パウルクレーの詩と絵画について,創作のあり方と創作活動の初兆を示す作品について考察する....

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  • パウルクレーの絵画

    石野 眞 鳥取短期大学研究紀要 (49) 81-86, 2004-06-01

    ...スイス生まれのパウルクレーは,1930年にドイツで絵画作品「周辺ニ描ク(アド・マルギネム)」を制作した.この作品は,現在スイスのバーゼル美術館に収蔵されている.本稿はこの作品解説と長く続けているパウルクレー研究ノートの断簡である....

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  • パウルクレーの絵画「アド・マルギネム」と武満徹

    石野 眞 鳥取短期大学研究紀要 (48) 1-8, 2003-12-01

    ...作曲家・武満徹は20歳の若き日に美術雑誌『アトリエ』に「パウルクレエの音楽」と題してパウルクレー絵画の「アド・マルギネム」を取り上げて執筆した.武満徹の創作活動初期に流れるパウルクレーへの傾倒,作曲における絵画性の曙光について考察し,武満徹のパウルクレーの絵画「アド・マルギネム」の記述について研究する.クレーのバウハウスにおける教育ノートとクレーの作品についての継続研究である....

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  • ヴェルター・ベンヤミンの「歴史哲学」と「歴史哲学第IXテーゼ」

    柴田 育子 木更津工業高等専門学校紀要 35 (0), 135-141, 2002

    ...本稿では、18テーゼ中とりわけ有名な第IXテーゼを、そこに引用されているパウルクレー Angelus Novus とゲルハルト・ショーレム『天使のあいさつ』の内容とともに論じる。ベンヤミン独特の「歴史哲学」は、従来の歴史哲学と異なり時間軸が欠如している。そしてこの点に、彼の「歴史哲学」のみならず、彼の思想の特質がある。...

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  • バウハウスと同時代の作曲家たち

    小野 英志 山陽学園短期大学紀要 32 (0), 1-9, 2001

    ...『国際建築』.1925.2.パウルクレー.『教育スケッチブック』.1925.3.アドルフ・マイアー.『バウハウスの実験住宅』.1925.4.オスカー・シュレンマー編.『バウハウスの舞台』.1925.5.ピート・モンドリアン.『新しい造形』.1925.6.テオ・ファン・ドゥースブルク.『新しい造形芸術の基礎概念』.1925.7.ヴァルター・グロピウス....

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  • 武満徹のパウルクレー絵画と音楽

    石野, 眞 島根大学教育学部紀要. 人文・社会科学 34 49-53, 2000-12-01

    ...本稿では,武満徹氏の創作活動初期に流れるパウルクレーへの傾倒,作曲と絵画性,その曙光について留意し考察,研究する。  なお,「パウルクレー」の表記について,武満徹氏は「パウルクレエ」と記述しているので武満徹氏の引用文では,そのまま「パウルクレエ」と記述し,その他については,今までの拙論表記のとおり「パウルクレー」と表記する。以下敬称を略す。...

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  • パウルクレーのプリミィティブ

    石野, 眞 島根大学教育学部紀要. 人文・社会科学 31 1-5, 1997-12-01

    ...本稿は、浜田市世界こども美術館創作活動館の開館ならびに開館記念展『こどもたちのパウルクレー展』の意義について述べるとともに同展に寄せてアレキサンダー・クレー氏が祖父パウルクレーの造形表現について述べた講演に基づいて、パウルクレーの造形思考と造形表現にある「プリミィティブ」について研究する。  ...

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  • パウルクレーと色彩論

    前田 富士男 美学 34 (1), 24-38, 1983

    Es ist wohl die wiederholt aufgegriffene Behauptung, dass der Eigenwert der Farbe in der Malerei seit dem spateren 19. Jahrhundert, seit der Befreiung der Farbe, eine zunehmende Rolle gespielt hat. …

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  • パウルクレーの造形思考(I)

    石野, 眞 島根大学教育学部紀要. 教育科学 12 47-50, 1978-12-25

    ...パウルクレーは、スイスの誇る偉大な画家であり,美術教育者である。まだ,没後50年にもならないが,その作品は,今世紀美術の中で欠かすことの出来ない画家として,高く評価されている。そして,美術家として,画家としてのクレー以上に,素晴らしい業績を、P.クレーは美術教育の中に残している。...

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