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  • 220万年前から290万年前の堆積物に基づく北大西洋の環境変動とパナマ地峡の閉鎖

    藤田 周, 宮川 千鶴, 佐藤 雅彦, 北 逸郎, 大野 正夫, 桑原 義博, 佐藤 時幸, 林 辰弥, 齋藤 めぐみ 日本地球化学会年会要旨集 61 (0), 196-, 2014

    ...同位体組成と岩石磁気学データ(IRM-0.1T/IRM1.0T比)および鉱物組成との変動関係に基づいて,次の結果を得た.1)約270万年前を境に,石灰質ナンノプランクトンの群集変化(特に,寒冷種)とδ15N値および堆積物コアの主要構成鉱物の含有量に明確な変化が観測された.2)この変化は,北大西洋深層流強度の指標となる IRM-0.1T/IRM1.0T比の急激な変化と対応しており,北大西洋の海洋循環がパナマ...

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  • グローバル気候変動と新第三紀の終わり/第四紀の始まり:石灰質ナンノ化石層序から

    佐藤 時幸, 千代延 俊, ファリーダ メウティア 地質学雑誌 118 (2), 87-96, 2012-02-15

    ...第四紀の始まりの改定に関する諸問題を石灰質ナンノ化石層序の観点から総括した.微化石による地質年代決定精度の向上は,温暖化/寒冷化の問題を汎世界的な詳細な対比に基づいて議論することを可能にしたばかりでなく,寒冷化と第四紀の始まりに関する問題を極めて具体的に明らかにすることを可能にした.結果として,汎世界的な寒冷化は,その直前の温暖期に引き続く事件であり,いずれもパナマ地峡の成立による海洋システムの変化...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献5件 参考文献35件

  • パナマ地峡の成立と世界的な寒冷化<BR>—第四紀の新しい定義と関連して—

    佐藤 時幸 第四紀研究 49 (5), 283-292, 2010

    ...地質年代決定精度の高さで注目されている石灰質ナンノ化石層序に基づいて,パナマ地峡の成立と地球の寒冷化との関連について概説した.高緯度海域—北極海域での石灰質ナンノ化石調査結果は,2.75 Maのパナマ地峡の成立とともに北極海域の急激な氷床拡大が発生したことを示唆し,そのタイミングで,寒流系種<I>Coccolithus pelagicus</I>の現在の分布様式が確立する.また,ベーリング海を介した...

    DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献40件

  • バイオマーカー分析に基づく過去1000万年間における東赤道太平洋とカリブ海の気候変動

    関 宰, シュミット ダニエラ, ショウテン ステファン, ホプマン エレン, 河村 公隆, パンコスト リチャード 日本地球化学会年会要旨集 54 (0), 151-151, 2007

    ...パナマ地峡の形成とそれに伴うグローバルな海洋循環の再編成がその要因として有力であると考えられているが、パナマ海峡の閉鎖の正確なタイミングはいまだ良くわかっておらず、海峡の閉鎖がもたらす気候インパクトはいまだ不明瞭である。また、もう一つの仮説として、北太平洋高緯度域表層の成層化による大気CO2濃度の減少が提唱されているが、大気CO2濃度と北半球の氷床発達の関連も十分に研究されていないのが現状である。...

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