林,保良, 宮本,尚彦, 友松,守彦, 堀越,裕史, 中村,英世, 岩田,嘉行
日本産科婦人科學會雜誌
39
(4),
649-654,
1987-04-01
...現在汎用されている診断用ヒステロスコープのほとんどは硬性鏡であり,径7mmほどの外管をもつため子宮腔への到達には通常頚管拡張およびトラカーが必要とされる.その操作は患者に疼痛を与え,それに付随する出血や血塊形成は観察を妨げる.また,盲目的な器具の挿入は内膜を損傷することがあり,その本来の形態を変えさぜ診断を困難にさせる.さらに,硬性鏡による卵管口の観察は必ずしも容易ではなく,術者はかなり窮屈な体位を...
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医中誌
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