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検索結果 1,380 件

  • 下腿部フォーム硬化療法を併用した下肢静脈瘤血管内焼灼術の治療成績

    田淵 篤, 柚木 靖弘, 渡部 芳子, 桒田 憲明, 田村 太志, 古澤 航平, 山根 尚貴, 山澤 隆彦, 金岡 祐司 静脈学 35 (1), 45-51, 2024-04-27

    ...した下肢静脈瘤血管内焼灼術の治療成績を検討した.血管内焼灼術324肢(2018年10月−2022年4月)のうち245肢(75.6%)に術中フォーム硬化療法を併用し,237肢には伏在静脈血管内焼灼術後に下腿部静脈造影,透視下フォーム硬化療法を行った.術中合併症は一過性下腿痛3.3%をきたし,術後合併症は術後7–10日で血栓性静脈炎3.3%,術後1カ月で硬結35.5%,色素沈着2.9%に生じた.無症候性ヒラメ...

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  • 肺血栓塞栓症を合併した多発深部静脈血栓症の1例

    中田 悠希, 井上 卓哉, 佐戸川 弘之, 籠島 彰人, 管野 隆三 静脈学 35 (1), 41-44, 2024-04-27

    ...経験した.症例は83歳男性,左上葉肺がんの診断にて左上葉切除術が施行した.周術期は血栓予防対策として弾性ストッキングの着用や術中の間欠的空気圧迫法を行った.術翌日よりリハビリを開始し術後経過は良好であったが,術後15日に突然の失神発作をきたした.造影CTにて右肺動脈末梢に軽度のPTEを認めた.術前から左腕頭静脈の狭窄を認めていたが,左内頸静脈,左鎖骨下静脈が血栓閉塞していた.静脈エコーでは,左下腿のヒラメ...

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  • 機能解剖学的視点から見た腱障害の予防理学療法

    江玉 睦明 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 46-46, 2024-03-31

    ...そこで我々は,このATの捻れ構造に着目して,大規模な解剖学的検討を実施し,ATを腓腹筋・ヒラメ筋に区分して捻れの走行と踵骨形状を指標とすることで,軽度・中等度・重度の3つの捻れのタイプに分類した(Edama M, SJMSS, 2015a; 2015b; J Anat, 2016).さらに,3D構築したATのシミュレーションから,中等度の捻れのATは,強い衝撃や大きな可動性に対応できているのに対して...

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  • 脳卒中片麻痺患者を対象とした空気圧式人工筋による足関節背屈アシスト効果の検証

    島村 雅彦, 中島 浩二, 鈴木 佳代子, 松野 隆史, 小栢 進也 保健医療学雑誌 14 (2), 93-100, 2023-10-01

    ...有する短下肢装具による遊脚期の背屈補助が脳卒中患者の歩行動作へ与える影響を調べた.対象は,慢性期脳卒中患者2 名とした.方法は空気圧式人工筋による足関節背屈アシストと非アシストによる歩行動作を実施し,下肢関節角度と下腿筋活動量を比較検討した.動作計測は被験者の下肢に貼付したカラーマーカーをビデオカメラで撮影し,歩行中の股関節,膝関節,足関節角度を算出した.併せて表面筋電計を用いて前脛骨筋,腓腹筋,ヒラメ...

    DOI Web Site 参考文献16件

  • 二次出版:底屈制動を有する短下肢装具の継続使用による回復期脳卒中患者の歩行と筋活動の変化

    村山 稔, 山本 澄子 The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine 60 (7), 621-632, 2023-07-18

    ...</p><p>方法:対象者は,底屈制動を有する短下肢装具を処方された回復期の脳卒中患者19名であった.足関節と下腿部の傾斜角度,および10 mの歩行テスト中に前脛骨筋とヒラメ筋の筋活動を計測した.計測は3回行い,1回目が装具完成の2週間後,2回目が1カ月後,3回目が2カ月後であった.歩行パラメータの変化は,初回と1カ月後の計測の間,および1カ月後と2カ月後の計測の間で分析した....

    DOI Web Site Web Site 参考文献18件

  • 後方重心位でのスクワット動作は前脛骨筋の筋活動を増大させる

    千葉 諭 植草学園大学研究紀要 15 (0), 75-80, 2023-03-31

    ...ヒラメ筋および大腿直筋の筋活動は,重心位置の違いによる差はみられなかった。これらの結果から,スクワット動作において重心が後方へ移動することで,前脛骨筋が強く活動することが明らかとなった。ゆえに,前脛骨筋の筋活動は,特別な機器がなくとも,素早く簡便にスクワット動作時の後方重心を判断する指標となりうることが示唆された。</p>...

    DOI 機関リポジトリ 医中誌

  • ラット腓腹筋とヒラメ筋間における結合組織の剥離が足関節背屈可動域制限に与える影響に関する研究

    佐藤 勇太, 小野 武也, 廣瀬 勇太, 田中 航, 細野 晴菜 Japanese Journal of Health Promotion and Physical Therapy 12 (3), 125-130, 2023-02-28

    ...対象は,Wistar 系雄ラットとし1週間の足関節最大底屈位での関節固定と後肢懸垂を実施し,ヒラメ筋と腓腹筋間の結合組織の剥離を行う群と行わない群に分けた。評価項目は実験最終日の足関節背屈とし,結合組織の剥離前と剥離後に行った。その結果,剥離群の足関節背屈角度の剥離前後の変化量は,非剥離群と比較して有意に改善が認められた。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献11件

  • 全身振動刺激トレーニングの神経生理学的効果の検証

    一寸木 洋平, Matija Milosevic, 猪股 高志, 酒井 美園 デサントスポーツ科学 44 (0), 164-173, 2023-02-22

    ...と同一姿勢としたが,振動刺激は与えずにPRM-reflexの計測のみを実施した.実験の結果,全身振動刺激介入中において,介入前と比較して,前脛骨筋,ヒラメ筋,大腿二頭筋のPRM-reflexのピークピーク値が有意に低下した.この低下は,全身振動刺激介入後は認められなかった.また,コントロール条件では有意な差は認められなかった.この結果から,全身振動刺激は,ヒラメ筋以外の筋の単シナプス反射回路興奮性に...

    DOI 医中誌

  • 予測可/ 否条件における異なる距離ステップ動作が予測的姿勢制御反応に与える影響

    大塚 健太, 冷水 誠 基礎理学療法学 26 (1), 21-29, 2023

    ...【結果】筋活動時間においては予測可否によってステップ側前脛骨筋・支持側ヒラメ筋,ステップ距離によってステップ側前脛骨筋・腓腹筋外側頭に有意差を認めたものの,APA 時間およびコヒーレンスにおける有意差は認められなかった。【結論】健常若年者においては,ステップ距離の予測可否およびステップ距離の違いがAPA 反応に及ぼす影響が少ない可能性が示唆された。</p>...

    DOI 医中誌

  • 高齢ドライバーの運転姿勢に着目した一時停止交差点通過時におけるペダル操作の解析

    山際 大雅, 村山 敏夫, 栗原 裕佳, 西田 唯人 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 73 (0), 473-, 2023

    ...筋活動は表面筋電計を用いて内側広筋・外側広筋・大腿直筋・大腿二頭筋・前傾姿勢・腓腹筋・ヒラメ筋の7箇所の測定を行い、各被験筋の筋活動量を指標とした。車両挙動は実験車両に搭載されているセンサによりCANデータを取得し、発進時の加速度及び車両速度を指標とした。本研究により交通安全教育の推進や高齢ドライバーの運転行動を補う自動車の開発に寄与することが期待される。</p>...

    DOI

  • ペダル操作における下肢動作の違いに着目した筋活動解析

    小松 新始, 河野 隆修, 柳田 悦豪 自動車技術会論文集 54 (3), 515-520, 2023

    ...ペダル搭載諸元によって下肢動作が変わることに着目し,筋電位計測により下肢筋活動解析を実施した.ペダル踏面と足部母趾球の作動方向が揃っていると,踵固定のまま母趾球でペダルを踏込むことができる.その効果として,踏力とヒラメ筋筋活動の線形性が向上すること,小さい筋活動量で操作可能であること,を確認した....

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  • 支配神経筋内分布パターンに基づいた霊長類種におけるヒラメ筋の系統発生

    櫻屋 透真, 江村 健児, 薗村 貴弘, 平崎 鋭矢, 荒川 高光 霊長類研究 Supplement 39 (0), 28-29, 2023

    ...<p>ヒトのヒラメ筋の前面には、他の霊長類種と異なり、直立二足歩行に重要な羽状筋部が存在する。ヒト羽状筋部は、ヒラメ筋の大部分を支配する後方からの脛骨神経枝(Posterior branch:PB)とは別の、前方に進入する脛骨神経枝(Anterior branch:AB)によって支配される。...

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  • パターン化末梢神経刺激と静的ストレッチングが関節可動域と受動トルクに及ぼす影響

    齋藤 輝, 水野 貴正 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 73 (0), 422-, 2023

    ...相反抑制の強さは総腓骨神経への条件刺激によるヒラメ筋のH反射の変調で評価した。次に、パターン化刺激あるいは一定間隔刺激と3分間の静的ストレッチングを組み合わせた介入が足関節の最大背屈角度と受動トルクに及ぼす影響を調べた。伸張耐性と筋腱複合体のスティフネスは、それぞれ受動トルクのピークと受動トルク―関節角度関係の傾きで評価した。なお、静的ストレッチングだけの介入を行った条件を対照群として設けた。...

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  • 筋線維横断面における近似形状の定量解析と筋線維横断面積との関係

    永野 克人 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 1.Suppl.No.1 (0), 114-114, 2022-12-01

    ...</p><p>【結論】</p><p>ラット11週齢のヒラメ筋筋線維の近似形状は,五角形が最も多く,これに四角形と六角形を合わせると92.6%を占めることから,ヒラメ筋筋線維は五角形を中心とした近似形状を呈していることが推測された.また,MFCSは,筋線維横断面積との相関も認められたことから機能的性質と関係することが示唆された.MFCSの近似形状評価は,正常な筋と比較することで筋変性の予防および治療に...

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  • 足関節底屈筋における爆発的筋力、最大筋力、筋厚の加齢変化

    加藤 丈博, 王 紫敏, 佐々木 彩乃, 池添 冬芽, 太田 恵, 建内 宏重, 市橋 則明 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 1.Suppl.No.2 (0), 45-45, 2022-12-01

    ...筋量の指標として、超音波画像診断装置(日立社製)を用いて臥位にて下腿三頭筋(内側腓腹筋、ヒラメ筋)の安静時筋厚を測定した。...

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  • 自動車ペダル踏み間違い発生時の生体運動解析

    藤田 和樹, 小林 康孝, 川端 香, 一杉 正仁 日本交通科学学会誌 22 (1), 14-25, 2022-09-30

    ...Case 1では、ヒラメ筋の活動性が不適切なタイミングで増加し、アクセルの踏み込みが認められた。Case 2では、アクセルリリース後に前脛骨筋とヒラメ筋が同期して収縮と弛緩を繰り返し、足先の揺れが認められた。Case 3では、股関節の可動範囲が狭く、両ペダルの踏み込みが認められた。...

    DOI Web Site 医中誌

  • 廃用性筋萎縮モデル動物へのオリーブ葉抽出物投与の影響

    加藤 里奈, 松尾 俊樹, 坂本 明穂, 野村 義宏 Functional Food Research 18 (0), 50-56, 2022-09-12

    ...,足底筋,腓腹筋を摘出した.それぞれ重量を測定したのち,ヒラメ筋と足底筋の組織標本を作製した.筋線維横断面積の測定は,組織標本のラミニン染色画像からImage J を用いて筋肉の変化を評価した.細胞試験ではラット横紋筋由来細胞(C2C12)を用いてOLE の添加によるLPS 刺激への応答の変化を検討した.非固定コントロール群に対して,固定コントロール群および固定OLE 投与群は筋湿重量で有意に低値...

    DOI 医中誌

  • ラット関節可動域制限に対する筋圧迫の影響に関する研究

    小野 武也, 佐藤 勇太, 廣瀬 勇太, 菅原 昌浩, 池尾 諒真, 三村 俊介, 鎌谷 海斗 Japanese Journal of Health Promotion and Physical Therapy 12 (1), 33-40, 2022-06-30

    ...<p>〔目的〕本研究は,足関節最大底屈位に固定して足関節背屈制限を発生させる状況において,足関節を動かさないでヒラメ筋の伸張を目的に筋圧迫を加えることで足関節背屈制限発生の予防に寄与するか検討した。〔対象と方法〕8週齢のWistar 系雄ラットを対象として,左後肢は関節固定を行い,右後肢は関節固定と筋圧迫を行った。〔結果〕結果は,筋圧迫が関節可動域制限発生を予防することはなかった。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献8件

  • 噛みしめがもたらす運動パフォーマンスの影響:脊髄機能による検証

    平林 怜, 江玉 睦明, 大西 秀明 デサントスポーツ科学 43 (0), 155-167, 2022-06-20

    ...RIの計測は,条件(総腓骨神経)-試験刺激(脛骨神経)間隔( CTI)が2 ms(Ia相反抑制),20 ms(D1抑制)の2条件に試験刺激のみ条件( single)を合わせた3条件とした.脊髄前角細胞の興奮性の計測は,一定の刺激強度でヒラメ筋 H反射振幅で計測した.足関節背屈課題は,各噛みしめ条件中に足関節背屈MVCを3秒間実施した.解析項目は,反応時間,足関節背屈ピークトルク, Sol/TA EMG...

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  • 温熱療法による筋萎縮予防効果の検討とそのメカニズムの解明

    池上 諒 日本健康開発雑誌 43 (0), 87-92, 2022-06-15

    ...</p><p><b>方法</b> 1)ラットのヒラメ筋を麻酔下で露出させ、Ca<sup>2+</sup>感受性蛍光指示薬を導入し温熱刺激負荷中の細胞内Ca<sup>2+</sup>濃度 ([Ca<sup>2+</sup>]<sub>i</sub>)を測定した。2)ラットの右下肢にチューブを巻き温水を灌流することにより温熱刺激を負荷した (30分を2日に1回、計8回負荷)。...

    DOI Web Site 医中誌

  • 腹腔鏡下仙骨腟固定術(LSC)術後に下肢コンパートメント症候群を生じた1 例

    柴田 万祐子, 山本 和重, 谷垣 佳子, 尹 麗梅, 豊木 廣 日本女性骨盤底医学会誌 18 (1), 1-5, 2022-06-10

    ...下肢造影CT にて左ヒラメ筋内血腫を認め、CK163U/L と軽度上昇し、筋区画内圧10-20mmHg でWLCS と診断された。運動や感覚の麻痺はなく、冷却と安静による保存的経過観察の方針となった。術後3 日目にCK 値は3415U/L でピークとなりその後低下した。術後9 日目より左足のリハビリを開始し、術後20 日で杖歩行可能となり術後 23 日目で退院となった。...

    DOI 医中誌

  • 単純反応と自己ペース課題での両側上肢屈曲運動時の姿勢筋の活動タイミング

    清田 岳臣, 藤原 勝夫, Kiyota Takeo, Fujiwara Katsuo 大阪総合保育大学児童保育論集 (1) 15-22, 2022-03-30

    ...表面筋電図を用いて、三角筋前部線維 (AD)に対する姿勢筋(前脛骨筋、 腓腹筋、ヒラメ筋、大腿直筋、大腿二頭筋(BF)、腹直筋、脊柱起立筋 (ES))の活動開始時間を分析した。姿勢筋がAD よりも早く活動を開始する場合を先行活動とし、負の値で表した。ES とBF の先行活動は、自己ペース課題のほうが単純反応課題よりもより早くなった。...

    DOI 機関リポジトリ

  • デグロービング損傷を伴う下腿開放骨折に対して髄内釘固定及び遊離広背筋皮弁で治療した1例

    松浦 充洋, 吉田 史郎, 仲摩 憲次郎, 岡崎 真悟, 志波 直人, 白濱 正博 整形外科と災害外科 71 (1), 83-88, 2022-03-25

    ...【症例】25歳,男性.自転車で走行中にトラックに巻き込まれ当院搬送となった.下腿に皮膚欠損(5×10cm)とデグロービング損傷(20×30cm)を認めていた.単純X線ではAO分類42B1を呈しており,Gustilo分類は3B,土田分類:第3群であった.受傷同日にデブリードマンと創外固定を行い,受傷後2日目に腓腹筋内側頭とヒラメ筋による筋弁を行った.筋弁後7日目に内固定を行うも筋弁部は徐々に壊死傾向を...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献4件

  • 心不全と心伝導障害が先行した抗ミトコンドリアM2抗体陽性筋炎の69歳男性例

    大垣 圭太郎, 藤田 裕明, 国分 則人, 濱口 眞衣, 西野 一三, 鈴木 圭輔 臨床神経学 62 (2), 135-139, 2022

    ...<p>症例は69歳男性.2年前より心不全症状が出現し,洞不全症候群に対しペースメーカー植込み術を受けた.1年前より歩行時に両下肢の疲労感が出現した.近位筋の筋力低下,腰椎前弯の増強,筋CTで胸腰椎傍脊柱筋,腹直筋,ヒラメ筋の萎縮を認めた.血清CK値は1,455 U/<i>l</i>であった.筋病理では軽度から中等度の筋線維の大小不同,壊死再生線維を認めたが,細胞浸潤は無く,HLA-ABCの発現は僅かであった...

    DOI Web Site PubMed ほか1件 参考文献12件

  • 足関節が疾走速度に与える影響

    羽毛田 高聖, 河本 悠司, 須藤 明治 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 72 (0), 313-, 2022

    ...尚、腓腹筋やヒラメ筋が地面に触れることで足関節の背屈・底屈の角度に影響がないように膝の下に枕やタオルを敷いて計測した。年齢と疾走速度の関係は統計上有意に負の相関関係が認められた(P<0.01)。また、底屈角度と疾走速度関係は、統計上有意に正の相関関係が認められた(p<0.05)。しかし、背屈角度と疾走速度の間には、統計上有意な相関関係は認められなかった。</p>...

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  • OpenSimを用いた筋張力推定におけるReserve actuatorの影響

    齊藤 亜由子, 細谷 拓冬, 小林 義和, 木澤 悟 Studies in Science and Technology 11 (2), 117-123, 2022

    ...一方、二関節筋ではあるが筋の付着点が少なく設定されている腓腹筋や、単関節筋の中でも筋の付着点が少なく設定されているヒラメ筋、前脛骨筋、大腿二頭筋短頭はReserve actuatorの設定の違いによって筋張力の推定結果に差異が認められたため、これらの筋張力の推定結果からReserve actuatorの設定範囲を検討することが望ましいと考えられる。...

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  • 糖尿病性末梢神経障害患者の歩行の安定性に下腿筋同時収縮が与える影響

    Keisuke Suzuki, Takayasu Koike, Tomohiko Kamo, Syohei Fukagawa, Hiroki Kamogari, Masato Hosokawa, Takayoshi Saito, Satoshi Otake 日本糖尿病理学療法学雑誌 1 (1), 20-30, 2022

    ...【方法】本研究の対象は糖尿病教育入院をしたDPN患者40名(年齢:58.8 ± 9.3歳,性別:男性16人と女性24名)とした.歩行の安定性の評価は3軸加速度計を用い,重心を反映する第3腰椎棘突起に貼付して,歩行中のデータからroot mean square (RMS)を算出し,体重の2乗値で補正した.また下腿筋の同時収縮の評価には筋電計を用い,歩行中の前脛骨筋とヒラメ筋のデータからco-contraction...

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  • 足関節背屈角度の変化がしゃがみ込み動作時の重心位置に及ぼす影響

    宮﨑 登美子, 柏 智之, 稲岡 忠勝, 山﨑 裕司 高知リハビリテーション専門職大学紀要 3 (0), 33-36, 2022

    ...対象は,しゃがみ込み動作が可能な健常成人15名.重心動揺検査によって,しゃがみ込み動作中の前後平均重心位置を計測した.検査後,しゃがみ込み動作の困難性をNumerical Rating Scaleを用いて聴取し,両側の他動的背屈角度を測定した.左右のヒラメ筋に対する静的ストレッチを30秒間 2 セット実施した.再度,しゃがみ込み動作中の前後平均重心位置としゃがみ込み動作の困難性,両側の他動的背屈角度...

    DOI 機関リポジトリ 医中誌

  • 精神科リハビリテーションにおける歩行動作改善のための運動プログラムの検討(介)

    中村 恭子, 鈴木 宏哉 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 72 (0), 186-, 2022

    ...一方、筋電図ではスクワット系は前脛骨筋やヒラメ筋、外側広筋が大きく反応しており、下肢筋群への刺激が大きいことが確認された。</p><p> 各回の気分変化では、スクワット系もジョギング系もSTAI状態不安が有意に低減、MCL-s2ポジティブ感情尺度の快感情とリラックス感が有意に向上、不安感が微減していたことから、いずれのダンス・プログラムも気分改善効果が認められた。...

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  • 加齢が骨格筋再生に与える影響

    西田 亮一, 後藤 淳, 嘉摩尻 伸, 藤田 匠, 寺山 奨悟, 白波瀬 未萌, 岡田 圭祐, 今北 英高 理学療法科学 37 (4), 383-386, 2022

    ...〔対象と方法〕Wistar系雄性ラットを週齢の違いにより,10週齢群,24週齢群,95週齢群の3群に分類し,各群でカルディオトキシンをヒラメ筋に投与し,筋損傷モデルを作製した.カルディオトキシン投与後1日,2日,4日,7日,14日,28日にヒラメ筋の生理学的分析および組織学的分析を行い,検討した....

    DOI Web Site 参考文献11件

  • 日本における災害の無い地域(災害対照地)の下腿深部静脈血栓の陽性率

    榛沢 和彦, 伊倉 真衣子 日本血栓止血学会誌 33 (6), 675-682, 2022

    ...<p>災害の無い地域一般住民の下腿深部静脈血栓症(below the knee deep vein thrombosis: BKDVT)を検討した.対象は男性477人,女性998人,不明4人,平均年齢61.3±16.0才で,BKDVTはエコー検査で確認した.BKDVTは64人(男性15人,女性49人,平均年齢73.2±8.5才)(4.3%)に認め,ヒラメ筋静脈56人,腓骨静脈5人,膝窩静脈2人,ヒラメ...

    DOI Web Site 参考文献5件

  • ヒト上科におけるヒラメ筋内支配神経分布パターンの比較

    櫻屋 透真, 江村 健児, 薗村 貴弘, 平崎 鋭矢, 荒川 高光 霊長類研究 Supplement 38 (0), 23-, 2022

    ...<p>ヒラメ筋は他の霊長類と比較しヒトで特に発達しており、中でもヒトに特異的なヒラメ筋前面の羽状筋部は、直立二足歩行に重要な役割を果たすとされる。このヒトヒラメ筋羽状筋部は、ヒラメ筋の大部分を支配する後方からの脛骨神経枝(Posterior branch: PB)とは別の独立した脛骨神経枝(Anterior branch: AB)によって前方から支配される。...

    DOI

  • ヒト静止立位姿勢のニューロメカニクス:脳と身体メカニクスの巧みな相互作用

    野村 泰伸 生体医工学 Annual60 (Abstract), 117_1-117_1, 2022

    ...<p>従来,ヒト静止立位姿勢は,アキレス腱の高剛性と重力に対抗するふくらはぎ筋(ヒラメ筋)の持続的緊張,および静止立位姿勢動揺の中で繰り返し発生する前方への微小転倒に伴う筋伸張が引き起こす伸張反射(ふくらはぎ筋の遠心性収縮)が生成する復元力によって安定化されると考えられてきた.ところが,英国グループによる最新の筋形状動態計測は,ふくらはぎ筋は微小転倒時には短縮し(逆説的筋短縮=伸張反射以外の機序による...

    DOI

  • 微細藻類オーランチオキトリウムのロコモティブシンドローム改善効果

    近藤 将人, 丸山 拓馬, 野村 義宏, 石原 賢司, 竹内 卓人, 朝山 雄太, 鈴木 健吾 Functional Food Research 17 (0), 110-117, 2021-09-12

    ...</p><p><b>結果および考察</b>:OA モデルに被験物質を投与したところ,膝関節部のOA 状態がOARSI 法(<i>p</i>=0.18)および Mankin 法(<i>p</i>=0.16)ともに有意差はなかったものの平均スコアの改善傾向が認められた.よって,OA 進行がAura O 投与によって抑制されていることが示唆された.廃用性筋萎縮モデルにおいて,Aura 抽出物の投与によりヒラメ...

    DOI 医中誌

  • 筋電図を用いたトレーニングシステムの開発およびアバターの応援効果について

    井上 裕美子, 平 勝斗 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 71 (0), 269-, 2021

    ...シングルボードコンピュータでは、ヒラメ筋から筋電図を測定し、その筋電図波形からカーフレイズの回数を算出した。トレーニング中の画面には、アバター、トレーニング回数、時間表示等を体験者に示した。</p><p> 評価実験として、9人の大学生に開発したシステムを利用して貰った。その結果、アバター表示がある方が、継続できそうというアンケート回答が56%であった。...

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  • 小型船舶乗船者の姿勢動揺に伴う生体のエネルギー消費量と表面筋電位の解析

    土井根 礼音, 坂牧 孝規 生体医工学 Annual59 (Abstract), 440-440, 2021

    ...身体の総合的な動きである立位姿勢動揺の関係,姿勢制御時の筋活動の指標となる表面筋電位の解析を行った.これまでに,乗船者は主に下肢を用いた姿勢制御を行い,乗船者の腰部のpitch方向の動揺がエネルギー消費量に影響することが確認された.本研究の目的は,乗船者のエネルギー消費量と身体各部位の筋活動の関係を表面筋電位の計測により解明することである.表面筋電位の計測は,頸部傍脊柱筋,腰部傍脊柱筋,外側広筋,ヒラメ...

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  • Medial tibial stress syndrome と下腿後面筋の力学的特性の関連

    佐伯 純弥, 市橋 則明 基礎理学療法学 24 (1), 53-57, 2021

    ...<p>Medial tibial stress syndrome(以下,MTSS)は脛骨内側骨膜と筋膜の結合部の微細損傷と考えられており,MTSS 好発部位には長趾屈筋がヒラメ筋よりも高い割合で付着する。したがって,MTSS の発症には足趾底屈筋の機能や筋の硬さなどの力学的特性が関連する可能性があると考えられる。...

    DOI 医中誌

  • ラット遅筋の毛細血管構築に対する有酸素運動の効果

    村上 慎一郎, 崎田 正博, 霍 明, 林 聡, 亀山 一義, 坂本 竜司, 鈴木 啓子, 藤野 英己 国際エクササイズサイエンス学会誌 4 (1), 22-26, 2021

    ...[方法] 両群の9週齢時のヒラメ筋を比較した.評価項目は,血管内皮増殖因子(以下VEGF)の表出量,筋コハク酸デヒドロゲナーゼ(以下SDH)活性,筋毛細血管直径および筋毛細血管容量とした.3-D観察は,共焦点レーザー顕微鏡を使用した. [結果]VEGFの表出量,SDH活性,筋毛細血管直径および筋毛細血管容量は,EX群のほうが大きかった....

    DOI Web Site 医中誌

  • 荷重の日内頻度がラットヒラメ筋の廃用性筋萎縮回復過程に及ぼす影響

    森田 結衣, 宮地 諒, 山崎 俊明 理学療法科学 36 (3), 463-466, 2021

    ...〔対象と方法〕対象は,8週齢のWistar系雄ラットとした.1回荷重群は60分間の荷重を1日1回実施し,2回荷重群は30分間の荷重を1日2回実施した.ヒラメ筋を摘出し,筋線維横断面積を測定した.また,筋損傷の指標として壊死線維比率,再生筋線維の指標として中心核線維比率を測定した....

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献8件

  • フクロテナガザルとヒトのヒラメ筋における支配神経筋内分布比較

    櫻屋 透真, 江村 健児, 薗村 貴弘, 平崎 鋭矢, 荒川 高光 霊長類研究 Supplement 37 (0), 36-37, 2021

    ...<p>ヒトのヒラメ筋は前面に羽状筋部を持ち腓骨頭から腱弓を介して脛骨のヒラメ筋線に及ぶ幅広い起始部を持つのに対して,ヒトを除く霊長類全般では前面の羽状筋部が存在せず,腓骨頭のみから起始していることから,ヒトの直立二足歩行への適応を語る上でヒラメ筋の羽状筋部が大きな意味をもつことが示唆されてきた。...

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  • 運転姿勢変化が自動車急制動時の反応時間と下肢筋活動に与える影響

    五十嵐 大成, 村山 敏夫, 坂口 雄介, 泉田 祥 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 71 (0), 354-, 2021

    ...電極貼付位置はペダル操作に必要な下肢の単関節筋(内側広筋、外側広筋、前脛骨筋、ヒラメ筋)と二関節筋(大腿直筋、大腿二頭筋、腓腹筋)の合計7箇所に貼付した。</p><p>運転姿勢の違いに伴って得られる単関節筋と二関節筋の筋活動様式の特徴が運転操作性に影響し、若年運転者や高齢運転者の一部に観察される逸脱した姿勢を改善させることによって運転操作性を高める可能性が期待される。</p>...

    DOI

  • O16-5 着地動作にてアキレス腱実質部痛を訴えるバレエ愛好家の一症例 慢性足関節不安定症に着 目して

    金子 史弥, 竹内 大樹, 兼岩 淳平 関東甲信越ブロック理学療法士学会 40 (0), 90-, 2021

    ...にて踵骨隆起および距骨前方の骨棘を認め,超音波画像診断にてアキレス腱実質部の腫脹を認めた.アキレス腱患者立脚型評価VISA-A は34 点,アキレス腱実質部に圧痛を認めた.CAIT Score は両足とも14 点でGiving way 歴を有しCAI 包含基準を満たした.FPI-6 は右6 点,左7 点であった.左足可動域は背屈15°,底屈45°,荷重下背屈時に足部外転代償を呈した.筋力は中殿筋,ヒラメ...

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  • ICUAWにおける興奮収縮連関障害

    山本 大輔 臨床神経生理学 48 (3), 141-145, 2020-06-01

    ...ヒラメ筋の複合筋活動電位 (CMAP) と加速度センサーを用いて足関節の底屈運動を運動誘発波形 (MRP) として記録すると, CMAPとMRPの立ち上がり潜時差から興奮収縮連関時間 (ECCT) を, MRPの最大振幅から筋の最大単収縮力に対応する最大加速度を計測することができる。...

    DOI 医中誌

  • 小脳性運動失調者における歩行開始時の運動学的解析〜予備的研究〜

    大沼 亮, 関口 優希奈, 早乙女 雄紀, 松田 雅弘, 星 文彦 関東甲信越ブロック理学療法士学会 38 (0), P-007-, 2020

    ...</p><p>【結果】健常高齢者ではCOPの動き始めに先行して両側前脛骨筋と遊脚側中殿筋の活動と両側ヒラメ筋と立脚側中殿筋の抑制を認めた.小脳性運動失調者は両側の前脛骨筋に筋活動の潜時の遅延がみられた(p<0.05).COP は後方への移動量の減少と遊脚側COP後方ピーク時点からの支持側への前方の移動量が減少した(p<0.05)....

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  • 遠心性収縮は筋を肥大させるが骨付着部(Enthesis部)には構造的変化を引き起こす

    伊藤 遼佑, 小曽根 海知, 岡 優一郎, 荒川 航平, 村田 健児, 金村 尚彦, 国分 貴徳 関東甲信越ブロック理学療法士学会 38 (0), O-039-, 2020

    ...介入終了後、ヒラメ筋とアキレス腱付着部を採取しそれぞれ包埋後に切片を作成、一般染色を行い筋およびEnthesis全体像の構造変化を定量的に解析した。本研究は所属施設の動物実験倫理委員会の承認を得て実施した(承認番号29-1)。</p><p>【結果】ヒラメ筋横断面積は非運動<平地走行<下り坂走行の順で増大傾向を示し、統計学的に有意差を認めた。...

    DOI

  • 急性期脳卒中患者に対する超音波診断装置を用いた下肢筋厚測定の信頼性の検討

    五十嵐 達也, 松岡 秀典, 星野 涼, 新井 健太, 臼田 滋 関東甲信越ブロック理学療法士学会 38 (0), O-041-, 2020

    ...対象の筋は非麻痺側、麻痺側の大腿直筋(RF)、内側広筋(VM)、中間広筋(VI)、外側広筋(VL)、前脛骨筋 (TA)、腓腹筋内側頭(GM)、ヒラメ筋(SOL)で、3 名の理学療法士が2回ずつ計6回測定した。統計解析の手法は以下の通りである。...

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  • トップアスリートにおけるヒラメ筋肉ばなれについて

    奥脇 透, 中嶋 耕平, 半谷 美夏, 福田 直子 日本整形外科スポーツ医学会雑誌 40 (2), 195-200, 2020

    ...Ⅰ型2例,Ⅱ型81例,Ⅲ型4例と,ほとんどがⅡ型であった.Ⅱ型の1度(48例)と2度(31例)で競技復帰時期をみると,それぞれ1.6週と7.1週で,両群間に有意な差を認めた.肉ばなれのMRI分類は,ヒラメ筋についても有用である....

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  • 筋の評価とトレーニング

    市橋 則明 理学療法学Supplement 47S1 (0), A-32-A-32, 2020

    ...また,ヒラメ筋の筋厚は若年者と歩行が自立している高齢者との間には有意差がなかったのに対して,若年者と歩行困難な高齢者との間には有意差がみられ,ヒラメ筋は歩行が自立している高齢者では加齢による筋萎縮が少ないことが確認された。本講演では,高齢者や変形性関節症患者を対象に超音波で測定した筋厚評価に関して紹介する。...

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  • 古くて新しいストレッチ:基礎研究最前線

    堀田 一樹 理学療法学Supplement 47S1 (0), G-13-G-13, 2020

    ...4週間のラット後肢に対するストレッチ(30分/日,5日/週)の後,実体顕微鏡を用いてヒラメ筋細動脈(血管径82±6<i>μ</i>m)を摘出し,アセチルコリン投与に対する内皮依存性血管拡張反応を計測した。その結果,ストレッチされたヒラメ筋細動脈の内皮依存性血管拡張反応は,非ストレッチ肢あるいは偽治療群のラットヒラメ筋細動脈と比べて有意に高値を示した(Hotta, et al....

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  • 心不全に伴う骨格筋の速筋化とミトコンドリア機能障害に対するパルス磁気刺激の効果

    平林 卓己, 中西 亮介, 前重 伯壮, 藤野 英己 物理療法科学 27 (1), 48-55, 2020

    ...<p>本研究は心不全に伴う骨格筋代謝障害に対するパルス磁気刺激の効果を検証した.Wistar系ラットを対照群,心不全群(HF群),心不全誘発後にパルス磁気刺激を実施する群(HF+MS群)に区分した.心不全はモノクロタリンを投与して誘発させ,パルス磁気刺激は下腿後面に対して3週間実施した.右心室重量及び肺動脈壁厚は心不全によって有意に高値を示したが,HF群とHF+MS群間の差は認めなかった.ヒラメ筋における...

    DOI Web Site

  • 下肢筋血管炎による下腿浮腫・腫脹を呈した全身性エリテマトーデス・抗リン脂質抗体症候群の1例

    水川 薫, 西村 啓佑, 門場 啓一郎, 向山 宙希, 吉田 知宏, 脇 大輔, 村部 浩之, 横田 敏彦 臨床リウマチ 31 (3), 233-238, 2019-09-30

    ...<p> 左優位の両下腿腫脹と抗核抗体陽性で紹介された60歳女性.造影CTで右下腿の深部静脈血栓症が指摘され,抗DNA抗体陽性,抗リン脂質抗体陽性,リンパ球減少,低補体血症から全身性エリテマトーデスおよび抗リン脂質抗体症候群と診断した.下肢のMRIで左ひらめ筋にT2強調像で高信号域を認め,同部位からの生検で壊死性血管炎を証明した.</p>...

    DOI 医中誌

  • 運動強度変化と時間経過による下肢等尺性収縮運動時の前脛骨筋および外側腓腹筋における皮質-筋同期性

    山下 賢斗, 牛島 武, 伊賀崎 伴彦 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2019 (0), 84-84, 2019-09-19

    ...<p>等尺性収縮運動時の主動筋となる前脛骨筋における脳波と筋電図のコヒーレンスは,運動強度の増加に伴いβ帯域(15~35Hz)からγ帯域(35~60Hz)へと遷移することが報告されている.一方,同運動時の拮抗筋に当たるヒラメ筋においては,運動強度に関係なくβ帯域に現れることが報告されている.しかし,運動強度変化,時間経過によるコヒーレンスの変化は検討されていない.本研究では,下肢等尺性収縮運動の主動筋...

    DOI

  • 筋細胞レベルでの筋線維組成がstretch-shortening cycleによるパフォーマンス増強に与える影響の解明

    福谷 充輝 デサントスポーツ科学 40 (0), 130-137, 2019-06-07

    ... (遅筋線維) の単一筋細胞を対象に,伸張性収縮の後に短縮性収縮を行うSSC試行,等尺性収縮の後に短縮性収縮を行うControl試行を行った.また,タイチンの弾性がSSC効果に与える影響を検証するため,伸張性収縮の後に等尺性収縮を行うresidual force enhancement試行,等尺性収縮のみを行うControl試行を実施した.その結果,SSC効果はヒラメ筋にて大きかった.一方,タイチン...

    DOI

  • 下腿三頭筋における筋力および形態の 一側優位性に関する研究

    田中 真一, 久保 温子, 大田尾 浩, 八谷 瑞紀, 満丸 望, 大川 裕行 理学療法さが 5 (1), 37-40, 2019-02-28

    ...<p>〔目的〕下腿三頭筋の筋力と腓腹筋内側頭およびヒラメ筋の筋厚を測定し,下肢の一側優位性について検討した。〔対象と方法〕38名76肢(男性 9 名,女性29名),平均年齢46.1±8.6歳を対象に,足関節底屈筋力と腓腹筋内側頭およびヒラメ筋の筋厚を計測し,機能脚と非機能脚,支持脚と非支持脚で比較し,一側優位性について検討した。...

    DOI Web Site 医中誌

  • 聴覚刺激の周波数と強度が下腿三頭筋支配の脊髄興奮準位に及ぼす影響―第 2 報―

    古川 勉寛 東北理学療法学 31 (0), 8-12, 2019

    ...H波の測定は,右膝窩部から脛骨神経を電気刺激し,同側のヒラメ筋筋腹中央部から導出した。分割プロット分散分析の結果,刺激の周波数(Hz)に主効果を認めず,聴覚刺激強度(dB)に主効果が認められた(p <0.05)。交互作用は認められなかった。そのことから,脊髄興奮準位に対して刺激周波数は影響を与えず,聴覚刺激強度が影響を与えることが明らかになった。</p>...

    DOI 医中誌

  • 廃用性萎縮に対する漸増荷重がラットヒラメ筋に与える影響

    谷口 弘剛, 都志 和美, 山崎 俊明 理学療法科学 34 (1), 13-16, 2019

    ...〔対象と方法〕8週齢のWistar系雄ラットの左ヒラメ筋を対象とした.対象を無作為に無処置のまま飼育する群(C群)と後肢懸垂処置を実施する群(H群),漸増荷重を1日1回行う群(G群),同様に一定の荷重を1日1回行う群(W群)に振り分けた.検討項目は各群と部位ごとの筋線維横断面積,壊死線維・中心核線維の比率とした....

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献5件

  • C57BL/6J-Agedマウスの血液生化学的検査と認知機能、運動機能及び視覚機能の評価

    中村 美栄, パブラック 晶子, 村澤 寛泰, 小林 洋之, 川崎 由紀子, 山田 恭史, 長瀬 孝彦 日本毒性学会学術年会 46.1 (0), P-172-, 2019

    ...また、Middle-agedマウス及びOldマウスでは、ヒラメ筋と腓腹筋の体重比重量が減少した。C57BL/6Jマウスでは老化により生化学的データも変動し、さらに空間認知機能、身体機能及び視覚機能が減退することが検証された。今回得られたデータは老化研究、加齢性疾患に対する薬物開発の試験デザイン設計の一助となり得ると考えている。</p>...

    DOI

  • 廃用性筋萎縮と再荷重の過程におけるマトリックスメタロプロテアーゼとマイオカインの変動

    相原 正博, 斉藤 史明, 丸山 仁司, 萩原 宏毅 理学療法学Supplement 46S1 (0), I-148_2-I-148_2, 2019

    ...RL1群では筋萎縮の改善は認められなかったが、RL14群の腓腹筋、ヒラメ筋で有意に増加した。マルチプレックスサスペンションアレイ解析では、IL-6、IL-15は Co群、RL1群、CI群の順に高値を示した。マイクロアレイ解析では、IL-6は Co群と比較して、CI群で遺伝子発現量が増加し、IL-15は RL1群では遺伝子発現量が減少した。...

    DOI

  • 廃用性萎縮に対する漸増荷重がラットヒラメ筋に与える影響

    谷口 弘剛, 都志 和美, 山崎 俊明 理学療法学Supplement 46S1 (0), I-113_2-I-113_2, 2019

    ...</p><p> 実験終了後、ヒラメ筋を摘出し、急速凍結した。後日近位部・中央部・遠位部の試料をそれぞれ作成し、HE染色と光学顕微鏡で検鏡を行った。検討項目は筋線維横断面積、壊死線維・中心核線維の発生頻度とした。統計学的処理は、筋線維横断面積では各群間での分散分析を適用し、壊死線維・中心核線維比率ではΧ<sup>2</sup>検定を適用した。...

    DOI

  • 2型糖尿病者における末梢神経障害が下腿筋に与える影響

    宇都 良大, 林 尚美, 平賀 真雄, 木山 良二, 大重 匡 理学療法学Supplement 46S1 (0), A-113_2-A-113_2, 2019

    ...</p><p>【考察および結論】</p><p> 今回の結果ではDPN群で,ヒラメ筋に特異的な萎縮を認めた。また,DPNを有するT2DM患者では,ヒラメ筋の萎縮が,体組成や歩行速度の低下に先行して生じることが示唆された。DPNを有するT2DM患者では,下腿筋の萎縮に対する評価と予防的な介入が必要と考えられた。...

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  • 肢節間協調の制御機構

    平岡 浩一 理学療法学Supplement 46S1 (0), I-15-1-I-15-1, 2019

    ...ヒトにおいても上肢の歩行様の腕振りにより,歩行時のパターンに合致したヒラメ筋H反射の相依存的な変調が同側と対側双方に出現する。これは,ヒト歩行時における上下肢CPG間の協調を裏付ける知見である。固有脊髄路は対側へ分岐した経路を介して左右肢の協調にも関与する。たとえばヒトにおいて,片側足関節のリズミカル運動をすると,安静している側のヒラメ筋H反射がtonicに抑制される。...

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  • 電気刺激が非荷重を伴う関節固定にて生じるラット関節拘縮に及ぼす影響

    佐藤 勇太, 小野 武也, 石倉 英樹, 相原 一貴, 松本 智博, 小畠 崇輔, 田坂 厚志, 梅井 凡子, 積山 和加子, 沖 貞明 理学療法学Supplement 46S1 (0), I-150_1-I-150_1, 2019

    ...刺激電極は,大腿後面の坐骨神経直上の皮膚に設置し,ヒラメ筋の筋収縮を誘発させた。評価項目は,実験開始前および1週間後の足関節背屈角度,1週間後のヒラメ筋のTypeⅠコラーゲン量とした。</p><p>【結果】</p><p>足関節背屈角度は,群と測定時期に交互作用があったため,単純主効果を求めた。その結果,両群とも1週間後の足関節背屈角度は,実験開始前と比較して有意に減少した。...

    DOI

  • 座位における下腿筋長軸方向部位別横断面積と足関節底背屈筋力の関係

    宮地 諒, 大野 直樹, 宮地 利明, 山崎 俊明 理学療法科学 34 (4), 411-415, 2019

    ...〔対象と方法〕健常成人男女30名を対象とした.測定肢位は足関節底背屈中間位の椅座位とした.臥位以外の座位などの任意の体位で撮像可能なGravity MRIを使用し,ヒラメ筋,腓腹筋外側頭・内側頭,前脛骨筋の筋腹から5ヵ所を選出して筋横断面積を計測した.最大筋力値は徒手筋力計を使用し測定した....

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献14件

  • 08測-11-口-10 低強度のダイナミックストレッチングがCOPによる随意的移動測定値に及ぼす影響

    川端 悠, 出村 慎一, 長澤 吉則, 平井 博志 日本体育学会大会予稿集 70 (0), 223_1-223_1, 2019

    ...<p> 【背景】ウォーキングは前脛骨筋、腓腹筋、ヒラメ筋が関与する足関節の底背屈運動(ストレッチ・ショートニング・サイクル)を反復し、低強度のダイナミックストレッチング(DS)の一つと考えられる。このDSは筋温を上げるとともに筋の粘性を低下させ神経筋伝達速度を向上させることから足関節機能に即時的変化を与え、足圧中心(COP)による随意的移動測定値に影響すると考えられる。...

    DOI

  • 04生-12-口-15 荷重メカニカルストレス応答分子シャペロンからみた短時間着地の筋萎縮軽減効果

    跡見 綾, 藤田 恵理, 跡見 友章, 清水 美穂, 跡見 順子 日本体育学会大会予稿集 70 (0), 156_3-156_3, 2019

    ...後肢懸垂(HS)後のヒラメ筋の筋湿重量は、後肢懸垂中10分着地群(10LS群)で改善した。αBの発現量はヒラメ筋の全画分では対照群>10LS群>HS群の順に高かったが、可溶性画分ではHS群および10LS群間にて有意差を認めなかった。組織染色標本では、筋構造が10LS群は対照群と同様整然とした横紋構造が観察され、αBも張力がかかるZ帯構造に対応して染色された。...

    DOI

  • ホンダ歩行アシストによる脳性麻痺児の歩行時の筋シナジー数の変化

    川崎 詩歩未, 大畑 光司, 渡邉 怜美, 野木 しおり 理学療法学Supplement 46S1 (0), E-81_1-E-81_1, 2019

    ...</p><p> 各歩行条件においてDelsys社製Trigno Wireless Systemを用いて歩行時の両側の大腿直筋、半腱様筋、前脛骨筋、腓腹筋、ヒラメ筋の筋活動を取得した。得られた10歩行周期の筋活動データから非負値行列因子分解(以下NNMF)によって両側の筋シナジー数を算出した。各条件の値は2試行のデータの平均を用いた。...

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  • 廃用性筋萎縮に伴い骨格筋内リンパ管数は減少する

    川島 隆史, 紀 瑞成, 縣 信秀, 伊東 佑太, 笹井 宣昌, 濱田 文彦, 河上 敬介 理学療法学Supplement 46S1 (0), I-111_1-I-111_1, 2019

    ...飼育終了後に各群から採取したヒラメ筋の連続凍結横断切片を作成し、HE染色後に筋腹横断面積、筋線維数を測定した。また、リンパ管内皮細胞マーカー(抗LYVE-1抗体)、血管内皮細胞マーカー(抗CD31抗体)を用いた二重免疫染色を実施し、一切片上に存在するリンパ管と毛細血管の総数を調べた。...

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  • 受動的歩行様運動による脳卒中患者の下肢筋活動の検討

    後藤 悠太, 生野 公貴, 藤井 慎太郎, 西 祐樹, 赤尾 静香, 河島 則天 理学療法学Supplement 46S1 (0), E-206_1-E-206_1, 2019

    ...において,麻痺側ヒラメ筋および前脛骨筋の最も高い自己相関係数の平均は各々0.62±0.14,0.48±0.20であり,ピーク間隔は平均959±25ms,941±47msであった.両ヒラメ筋の相互相関係数は平均0.70±0.20,麻痺側ヒラメ筋-前脛骨筋の相互相間係数は平均0.56±0.18であった....

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  • 歩行補助装置「RE-Gait®」が片麻痺患者の歩行改善に及ぼす影響

    中川 慧, 東 啓太, 友井 雅浩, 諏訪 翔真, 柚木 啓輔, 猪村 剛史, 黒瀬 智之, 荒牧 恭平, 村上 光裕, 河原 裕美, 田中 英一郎, 弓削 類 理学療法学Supplement 46S1 (0), E-60_1-E-60_1, 2019

    ...</p><p>【考察】</p><p>本研究では,慢性期片麻痺患者にRE-Gaitを1か月間継続使用することで多くの対象者で歩行速度の増加,歩容の改善が観察された.すなわち異常歩行が残存している場合でも,RE-Gaitを使用して歩行練習を反復することで,歩行動作の再学習につながり,歩容が改善する可能性が示された.また神経生理学的評価により,RE-Gait使用直後には,ヒラメ筋への抑制が脊髄および大脳皮質...

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  • 直視下アキレス腱縫合術後に腓腹神経障害を合併したスキー選手に対する治療経験

    朝野 玄太 理学療法学Supplement 46S1 (0), H2-177_2-H2-177_2, 2019

    ...</p><p>術後8週から装具除去し,装具除去下での全荷重歩行を開始した.術後11週でcalf raiseが可能となった.Squat動作時に内側縦アーチの低下が増大し,knee-in toe outが認められたため,motor control exを追加した.術後15週時点で左足関節背屈15°,底屈45°,荷重下背屈25°であり,MMTは左腓腹筋3,ヒラメ筋3であった.足部外側の表在覚鈍麻は消失したが...

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  • 下腿三頭筋収縮が膝窩静脈血流に与える影響の検討

    田中 正二, 玉谷 洋平, 中川 敬夫 理学療法学Supplement 46S1 (0), I-128_1-I-128_1, 2019

    ...理学療法において,術前術後を通して多くの場合の責任病巣であるヒラメ筋静脈を中心とした血液鬱帯を防止するために,自動的な足関節底背屈運動を促し,筋ポンプ作用による静脈還流を増加させることが推奨されている。足関節底背屈運動による膝窩静脈血流量の増加に関する報告は散見されるが,その適切な運動回数や頻度に関する知見は乏しい。...

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  • MBNL1発現低下がマウス骨格筋細胞のミトコンドリア膜電位に及ぼす影響

    横山 真吾, 中村 文音, 大野 善隆, 後藤 勝正 理学療法学Supplement 46S1 (0), I-115_2-I-115_2, 2019

    ...病態を伴うことが知られている.DM1患者では3'側非翻訳領域にあるCTGの繰り返し配列が増加しており,これに選択的スプライシング因子であるmuscleblind-like 1(MBNL1)の機能不全が関与していることが報告されている.DM1の骨格筋病態は加齢性変化(サルコペニア)と類似する点が多いため,MBNL1の機能不全がサルコペニア発症にも関与している可能性が示唆される.これまでに我々は,マウスヒラメ...

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  • 振り向き動作の初動制御に関する研究

    吉田 高幸, 藤澤 宏幸 理学療法学Supplement 46S1 (0), I-139_2-I-139_2, 2019

    ...測定項目は、所要時間、圧中心変化量、体重心変化量、各体節角度(頭頸部、胸腰椎、骨盤)、各体節onset time、各EMG onset time、EMG(左右の外腹斜筋、脊柱起立筋、大腿筋膜張筋、大殿筋、大腿二頭筋、ヒラメ筋)、床反力。三次元座標データは、5Hzのlow pass filterでフィルタリング処理をした。...

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  • 運動課題の姿勢の安定性に関わる難度の差異とその学習に伴う脊髄運動神経興奮性の変化

    浅井 直樹, 鈴木 智高, 菅原 憲一 理学療法科学 34 (6), 793-800, 2019

    ...〔対象と方法〕健常成人21例を運動課題に用いる不安定板の底部の形状によって高難度群と低難度群に分け,それぞれ不安定板上での平衡運動課題の練習を行った.練習前後に運動課題遂行時の目標との誤差とヒラメ筋H反射,表面筋電図を計測した.〔結果〕H反射と前脛骨筋の活動が高難度群で練習後に有意に低下した.運動課題の誤差は低難度群で練習後に有意に減少した....

    DOI Web Site Web Site 参考文献17件

  • 不動によって生じる骨格筋内のマクロファージ集積の機序

    田中 なつみ, 本田 祐一郎, 片岡 英樹, 坂本 淳哉, 中野 治郎, 沖田 実 理学療法学Supplement 46S1 (0), I-149_1-I-149_1, 2019

    ...</p><p>【方法】</p><p> 実験動物には8週齢のWistar系雄性ラット20匹を用い,両側足関節を最大底屈位にてギプスで1,2週間不動化する不動群(各5匹,計10匹)と同週齢まで通常飼育する対照群(各5匹,計10匹)に振り分けた.各不動期間終了後は両側ヒラメ筋を採取し,以下のパラメーターについて検索した.具体的には,マクロファージのマーカーとなるCD11bに対する免疫組織化学染色を実施し,...

    DOI

  • 脳卒中片麻痺患者に対する足関節背屈ストレッチ中の上肢サイクリング付与が麻痺側下腿三頭筋のスティフネスに与える効果

    越智 亮, 福本 将久, 高見 亮介, 大古 拓史, 林 尊弘, 山田 和政 理学療法学Supplement 46S1 (0), E-124_2-E-124_2, 2019

    ...<p>【はじめに・目的】</p><p>脳卒中片麻痺患者に対する麻痺側の下腿三頭筋ストレッチは,足関節背屈の最大関節可動域(以下,ROM)や,受動的な背屈に対する足関節底屈筋の抵抗力(以下,スティフネス)を改善するとされている.脳卒中患者において,上肢サイクリング中に下肢のヒラメ筋H反射が減少することが明らかにされている.H反射は運動ニューロンプールの興奮性を反映するため,ストレッチ中の上肢サイクリング...

    DOI

  • 荷重日内頻度の相違がラットヒラメ筋の廃用性萎縮回復過程に与える影響

    森田 結衣, 宮地 諒, 山崎 俊明 理学療法学Supplement 46S1 (0), I-113_1-I-113_1, 2019

    ...を摘出し,凍結切片を作成した.HE染色後,右ヒラメ筋中央部の筋線維横断面積を測定した.さらに,左ヒラメ筋の近位部,中央部,遠位部における壊死線維発生割合,中心核線維発生割合を分析した.統計学的処理は,各群間,長軸部位間の比較に,分散分析を適用した(p<0.05)....

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  • 足部横アーチの変化が前方着地時の下腿筋活動に及ぼす影響

    古田 幸一, 中山 彰一 理学療法学Supplement 46S1 (0), H2-189_2-H2-189_2, 2019

    ...表面筋電図の記録はKISSEI COMTEC社製 Vital RecorderⅡにて、前脛骨筋・長腓骨筋・ヒラメ筋を計測した。双極誘導で導出しサンプリング周波数は1000Hz にて収集し、Bimtus videoを用いて解析を行った。着地動作の同定は母趾球と踵部にフットスイッチを貼付し、筋電図と同期させて行った。また各筋の等尺性最大筋力を計測し%MVCを導出した。...

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  • 壊死誘導が主である抗がん剤の使用はHMBG1を増加させ骨格筋委縮を惹起する

    川原 勲, 宮川 良博, 森 拓也, 國安 弘基 理学療法学Supplement 46S1 (0), I-152_1-I-152_1, 2019

    ...腫瘍のないマウスにHMGB1を投与、さらにHMGB1抗体を追加投与するとヒラメ筋の重量減少、タンパク含有量減少、ユビチキンレベル増加、p62発現がコントレールレベルとなり、HMGB1標的治療により化学療法に伴う骨格筋委縮を抑制できる可能性が示唆された。</p><p>【結論】ネクローシスを誘導する抗がん剤は核内よりHMGB1が放出され骨格筋萎縮がおこりQOLを低下させる可能性が示唆された。...

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  • 廃用性筋萎縮からの回復を促進させる筋力トレーニングの頻度

    伊東 佑太, 田村 悠磨, 野村 篤, 河上 敬介 理学療法学Supplement 46S1 (0), I-114_1-I-114_1, 2019

    ...筋線維横断面積は、50-1群のヒラメ筋でのみNT群のヒラメ筋の面積と比べ有意に大きかった(50-1群:1331±142 µm<sup>2</sup>、25-2群:1218±225 µm<sup>2</sup>、NT群:1171±105 µm<sup>2</sup>)。...

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  • 04生-12-口-04 静的ストレッチングが下腿三頭筋の硬さに及ぼす影響

    平田 浩祐, 赤木 亮太 日本体育学会大会予稿集 70 (0), 153_1-153_1, 2019

    ...ストレッチング前後において、超音波剪断波エラストグラフィ法を用いて、腓腹筋内側頭中央部および遠位部、腓腹筋外側頭、ヒラメ筋の剛性率を取得し、筋の硬さの指標とした。高齢男性において、静的ストレッチングは足関節背屈15度における腓腹筋内側頭遠位部の剛性率のみを有意に低下させた。...

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  • つま先立ち促通練習器の下肢筋への影響

    平賀 篤, 渡辺 龍馬, 昇 寛 国際エクササイズサイエンス学会誌 2 (2), 109-113, 2019

    ...[方法]下腿三頭筋内側頭,下腿三頭筋外側頭,ヒラメ筋,前脛骨筋の4筋について筋活動量を計測し,平坦床上と本運動器上でのHeel raise動作時の活動電位を比較検討した.またHeel raise動作速度を通常速度と最大速度にて行い,合計4条件での比較を行った....

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  • 骨格筋病変の全身分布の把握における超高磁場磁気共鳴イメージングの有用性

    上総 勝之, 高橋 美和, 渡辺 雄大, 坪田 健次郎, 栗原 博司, 野田 昭宏, 圓見 純一郎, 吉岡 芳親 日本毒性学会学術年会 46.1 (0), P-221-, 2019

    ...</p><p></p><p>【結果】MR画像から,化合物A投与群の2例で大腿骨,座骨,上腕骨近傍の筋肉および下腿部(ヒラメ筋)にそれぞれ高信号領域が認められた。病理組織学的検査では,高信号領域に一致して骨格筋の変性/壊死が認められた。...

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  • ボツリヌス療法と理学療法の併用

    西川 美彩, 豊島 晶, 石田 俊介, 田村 篤 理学療法学Supplement 46S1 (0), E-181_2-E-181_2, 2019

    ...</p><p> </p><p>①60歳代 男性 左視床出血後16日BTX(ヒラメ筋50U,腓腹筋80U,後脛骨筋50U)</p><p>②60歳代 男性 右脳出血後12年  BTX(ヒラメ筋60U,腓腹筋60U×2)</p><p>【経過】</p><p>① 第17病日,右下肢Brunnstrom Recovery Stage(以下Brs.)Ⅲ,右足関節背屈可動域(以下,ROM)0°,Modified Ashworth...

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  • 運動課題の難度の違いによる学習とH反射の変化への影響

    浅井 直樹, 鈴木 智高, 菅原 憲一 理学療法学Supplement 46S1 (0), I-121_1-I-121_1, 2019

    ...H反射の導出を課題遂行時に実施し,表面筋電図(僧帽筋,三角筋,腰部脊柱起立筋,腹直筋,外側広筋,大腿二頭筋,前脛骨筋,ヒラメ筋)計測を同時に行った.H反射導出は該当する各条件で行った.なお,H反射は膝窩部にて脛骨神経をM波閾値の1.2倍の強度で刺激した.刺激のタイミングはコンピュータプログラム(Labview)により重心の前方移動における同一時点に行った.結果の解析については,H反射と各筋電図は,...

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  • 足関節外果骨折術後における足部周囲軟部組織の柔軟性

    水島 健太郎, 久須美 雄矢, 水池 千尋, 立原 久義 理学療法学Supplement 46S1 (0), H2-152_2-H2-152_2, 2019

    ...</p><p>【方法】</p><p>対象は,足関節外果骨折術後9例(男性4例,女性5例,平均年齢60.9歳)とし,健側と患側の足部周囲軟部組織の組織弾性を,US(AIXPLORER,コニカミノルタ社製)のShear Wave Elastography用いて評価した.腹臥位足関節中間位で,Kager<sup>’</sup>s fat pad(KFP),長母趾屈筋(FHL),ヒラメ筋(SU),短腓骨筋(...

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  • 筋の至適長から考える歩行時、下肢振出し力源の解明

    野原 太樹, 国分 貴徳, 小林 章, 喜多 俊介, 庄野 仁美, 金村 尚彦 理学療法学Supplement 46S1 (0), I-106_1-I-106_1, 2019

    ...実測値、計算値ともにヒラメ筋が他筋と比較して高値を示した。立脚期後半、股関節、足関節の伸展運動時、腸骨筋の筋長は至適筋長を超え、ヒラメ筋は至適筋長に近づき、一定の長さを保持した。股関節、足関節パワーはともに関節角度が最大伸展した直後に増加した。</p><p>【考察】足関節背屈が最大となる相でヒラメ筋の長さ変化が小さいことから、アキレス腱の受動的伸張が考えられる。...

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  • 癌悪液質に伴う筋萎縮に対する低強度全身運動が筋タンパク質の合成系経路に与える効果

    田中 稔, 杉本 研, 藤本 拓, 謝 可宇, 安延 由紀子, 高橋 利匡, 栗波 仁美, 赤坂 憲, 藤野 英己, 楽木 宏実 理学療法学Supplement 46S1 (0), I-50_1-I-50_1, 2019

    ...</p><p>【結果】</p><p> 癌悪液質により,除腹水体重及び筋量が低下した.さらに,血中TNF-αの上昇,ヒラメ筋中のHIF-1α及びリン酸化AMPKの発現が増加し,リン酸化p70S6Kの発現は低下した.一方で,低強度全身運動を実施した群では、癌悪液質によるHIF-1α及びリン酸化AMPKの発現増加とリン酸化p70S6Kの発現低下の抑制がみられた....

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  • 2型糖尿病に起因する筋障害と運動療法の効果

    玉木 徹, 村松 憲, 生友 聖子 理学療法学Supplement 46S1 (0), A-107_1-A-107_1, 2019

    ...</p><p> </p><p>【結果】経口ブドウ糖負荷試験では糖尿病非運動群,糖尿病運動群,対照群の順で高値を示した.最大筋張力は内側腓腹筋,ヒラメ筋ともに3群間で有意差は認められなかったが,体重に占める内側腓腹筋の最大筋張力の割合は,糖尿病非運動群が他の2群に比べ有意に低値を示した(p<0.05)....

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  • HIF-1α阻害薬投与と電気刺激による周期的な単収縮運動を併用した治療戦略がラットヒラメ筋の筋性拘縮におよぼす影響

    梶原 康宏, 片岡 英樹, 本田 祐一郎, 田中 なつみ, 坂本 淳哉, 中野 治郎, 沖田 実 理学療法学Supplement 46S1 (0), I-111_2-I-111_2, 2019

    ...用量で不動期間中,毎日腹腔内投与した.また,電気刺激装置にはtrio 300(伊藤超短波製)を用い,リード線付表面電極を下腿三頭筋に貼付した状態でギプス固定し,ギプスを装着したまま周波数10Hz,パルス幅250µsec,刺激強度10mA以下の条件で1日30分,週6回,周期的な単収縮運動を誘発した.そして,実験期間中は足関節背屈のROMを毎週測定し,拘縮の進行状況を評価した.また,実験終了後は採取したヒラメ...

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  • 同時収縮中の収縮強度の割合がIa相反抑制とD1抑制に与える影響

    平林 怜, 江玉 睦明, 小島 翔, 伊藤 渉, 中村 絵美, 菊元 孝則, 大西 秀明 理学療法学Supplement 46S1 (0), I-121_2-I-121_2, 2019

    ...<p>【はじめに、目的】痙性疾患,小脳性失調症,パーキンソン病,脊髄損傷などの上位運動ニューロン障害では,主動作筋のみの運動が要求される時,拮抗筋に対して抑制が働かず,過剰な同時収縮を引き起こす.我々は前脛骨筋(TA)とヒラメ筋(Sol)の筋活動量を同程度にした最大随意収縮(MVC)の15%MVC以下でIa相反抑制が機能し,30%MVCでIa抑制が機能しないことを明らかにした.しかし,同時収縮中はTA...

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  • 足関節内果開放骨折術後に対し軟部組織損傷を考慮しながら可動域改善を図った1例

    丸木 裕貴 理学療法学Supplement 46S1 (0), H2-223_2-H2-223_2, 2019

    ...足関節周囲に疼痛所見を認めた.足関節背屈制限として腫脹の要因が主体と考えた.POD:93徒手評価では足関節背屈10°/底屈45°安静時疼痛消失 下腿最少周径21cm 第5中足骨底全周23cm figure eight:53cm となった.足関節最大背屈位において疼痛の訴えはなく,足関節背屈最終域において下腿後面伸張感や足関節前方詰まり感を認めた.健側比較を行ったエコー評価では,背屈最終域における腓腹筋・ヒラメ...

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  • 乳酸投与がマウス骨格筋量に及ぼす影響

    大野 善隆, 松井 佑樹, 須田 陽平, 伊藤 貴史, 安藤 孝輝, 横山 真吾, 後藤 勝正 理学療法学Supplement 46S1 (0), I-147_2-I-147_2, 2019

    ...実験1において、足底筋ならびにヒラメ筋の重量は乳酸投与により増加した。実験2では後肢懸垂により足底筋とヒラメ筋の重量は減少した。一方、乳酸投与は後肢懸垂による筋重量の減少を一部抑制した。</p><p> </p><p>【考察】乳酸は筋肥大および筋萎縮予防の作用を有すると考えられた。...

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  • 不動後早期からの筋収縮負荷は筋性拘縮の予防戦略として有効か?

    本田 祐一郎, 梶原 康宏, 田中 なつみ, 石川 空美子, 竹下 いづみ, 片岡 英樹, 坂本 淳哉, 中野 治郎, 沖田 実 理学療法学Supplement 46S1 (0), I-112_1-I-112_1, 2019

    ...± 0.32mAの条件で,1日2回,1回あたり20分間(6回/週),延べ2週間,電気刺激を行った.なお,本実験に先立ち正常ラットを用いて予備実験を行い,上記の条件で刺激強度を漸増させ,足関節中間位での最大等尺性筋力を測定した.そして,最大筋力の60%の筋力を発揮する刺激強度を求め,これを本実験の刺激強度に採用した.実験期間中は1週毎に麻酔下で各ラットの足関節背屈可動域を測定し,実験期間終了後は両側ヒラメ...

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  • 経皮的炭酸ガス吸収法が糖尿病の骨格筋における代謝能低下や毛細血管退行に及ぼす効果

    松本 智博, 宅和 美穂, 平林 卓巳, 池治 拓也, 前重 伯壮, 近藤 浩代, 藤野 英己 理学療法学Supplement 46S1 (0), I-50_2-I-50_2, 2019

    ...</p><p>【方法】</p><p>本研究ではストレプトゾトシン誘発性糖尿病モデルを使用した.雄性wistarラットをコントロール群(CON),炭酸ガス群(CO<sub>2</sub>),糖尿病群(STZ),糖尿病+炭酸ガス群(STZ+CO<sub>2</sub>)に区分した.経皮的炭酸ガス吸収は1日30分,週5回,8週間行った.実験終了後,ヒラメ筋を摘出し解析を行った,組織化学染色から毛細血管の評価...

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  • 痙直型脳性麻痺患者におけるH反射の特徴と持続的ストレッチが脊髄前角細胞の興奮性に及ぼす影響のpilot study

    楠本 泰士, 菅原 仁, 高木 健志, 松田 雅弘, 新田 收 理学療法学Supplement 46S1 (0), J-44_2-J-44_2, 2019

    ...一般的にヒラメ筋から導出されるH波は、拮抗筋の収縮やストレッチ後に神経学的要因が関与することで低下するが、下肢随意性の低下した脳性麻痺患者で健常者と同様の結果が出るかは不明である。そこで本研究の目的は、第一研究で痙直型脳性麻痺患者におけるH反射の特徴を明らかにし、第二研究で持続的ストレッチが脊髄前角細胞の興奮性に及ぼす影響を調査することとした。...

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  • 05バ-10-口-03 クラウチングスタートからの一歩目支持期における足関節底屈筋群の収縮要素の長さ変化について

    大島 雄治, 藤井 範久 日本体育学会大会予稿集 70 (0), 168_3-168_3, 2019

    ...シミュレーションによって得られる結果の妥当性を高めるために、先行研究を参考にヒラメ筋と腓腹筋の収縮要素の至適長および直列弾性要素の自然長を変更した20のモデルを作成し、それぞれのモデルを用いて、被験者の動作を再現するようなシミュレーションを行った。結果として、ヒラメ筋は、直列弾性要素の弾性が低い場合において、接地から離地まで短縮性収縮を行っていた。...

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  • 歩行障害のリハビリテーション治療―経皮的脊髄電気刺激―

    藤原 俊之 The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine 55 (9), 757-760, 2018-09-18

    ...</p><p>われわれは,健側ヒラメ筋筋活動により片麻痺患者の歩行周期における遊脚期初期ならびに立脚期後期を判別し,健側下腿筋筋活動をトリガーとして運動閾値下の刺激強度のburst刺激を随意的なトレッドミル歩行に合わせて経皮的に脊髄後根へ与えるFunctional Assistive Stimulation(FAST)walkを開発した.</p>...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献8件

  • 下肢痙縮に対するボツリヌス療法

    青柳 陽一郎 The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine 55 (6), 464-468, 2018-06-18

    ...ボツリヌス療法は,従来のフェノールブロックなどに比べて比較的手技が容易であり,痙縮治療に携わる医師が増えている.しかし,下肢痙縮に関しては適応の見極めや対象筋の選択・同定が上肢痙縮ほど容易でないこともあり,判断に躊躇する場合も少なくない.脳卒中後の下肢痙性麻痺の最も典型的なパターンは,足関節内反尖足と槌趾(claw toe)の合併である.この場合,投与筋としては腓腹筋,後脛骨筋,長趾屈筋,長母趾屈筋,ヒラメ...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献5件

  • 骨格筋収縮へのA2型ボツリヌス毒素(A2NTX)の抑制効果

    坂本, 勝哉, 田中, 哲子, 行平, 崇, 土井, 篤, 申, 敏哲 熊本保健科学大学研究誌 (15) 53-61, 2018-03

    ...ヒラメ筋 張力測定では筋の直接刺激においてはA2NTX とA1LL による筋張力抑制効果は全く認められ ず,両毒素は筋自体には直接作用しないことが明らかになった。しかし,間接神経刺激では, A2NTX は1~20 U の濃度で完全に筋注側のヒラメ筋張力を抑制し,0.03 U では部分的な筋張 力の抑制効果が発生した。...

    機関リポジトリ Web Site

  • 広範囲にわたる深部静脈血栓症を呈した血栓性素因のない重症心身障害者

    越野 恵理, 奥村 亜希子, 髙﨑 麻美, 滝澤 昇, 三浦 正義 日本重症心身障害学会誌 43 (3), 501-506, 2018

    ...しかし、左下肢腫脹は改善せず、X+3日に下肢静脈エコー検査で左総腸骨静脈からヒラメ筋静脈に及ぶ広範囲な血栓を認めDVTと診断した。選択的Ⅹa因子阻害剤の内服を開始し、左下肢腫脹は軽減し、血栓は消退傾向となった。重症児(者)は、DVTのリスクを多く有しているにもかかわらず、報告例のほとんどは無症状で偶発的に発見されたものであった。...

    DOI Web Site 医中誌

  • Gustilo分類type III B下腿開放骨折における有茎筋皮弁の治療経験

    小林 由香, 内山 善康, 鵜養 拓, 齋藤 育雄, 渡辺 雅彦 日本外傷学会雑誌 32 (1), 1-8, 2018

    ...自験例はMT3とfunctional tissues : 3点と評価した, 腓腹筋弁の1例と腓腹筋ひらめ筋弁の1例に壊死を認めた. まとめ : 下腿開放骨折における有茎筋皮弁の適応は, 下腿後面に筋損傷がないMT2 : 1区画損傷まで, functional tissues : 2点までの筋体損傷であった.</p>...

    DOI 医中誌

  • 他動背屈時の足関節角度-負荷トルク特性のモデリング

    小栗 淳生, 矢代 大祐, 弓場井 一裕, 駒田 諭, 武田 湖太郎 生体医工学 Annual56 (Abstract), S106-S106, 2018

    ...従来モデルは前脛骨筋の弾性モデルを含まないのに対して、提案モデルは前脛骨筋、腓腹筋、ヒラメ筋の弾性モデルを含む。</p>...

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  • 14介-25-口-06 足関節底屈における瞬発的な筋力の加齢変化をもたらす要因:神経筋活動の筋間差という視点から

    江間 諒一, 川口 恵実, 鈴木 桃香, 赤木 亮太 日本体育学会大会予稿集 69 (0), 299_3-299_3, 2018

    ...また、トルク発揮時における腓腹筋とヒラメ筋の筋放電量を計測した。その結果、膝関節角度によらず、高齢者の瞬発的な筋力は若年者と比較して有意に小さかった。膝関節角度の影響は年齢間で異なり、高齢者において影響がみられなかったものの、若年者では、膝関節伸展位におけるトルクが屈曲位におけるものよりも有意に大きかった。ヒラメ筋について、両年齢群ともに、筋放電量に膝関節角度の影響はみられなかった。...

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  • 07発-25-ポ-03 乳幼児期における下腿三頭筋・腱の発育

    山田 一典, 浦田 達也 日本体育学会大会予稿集 69 (0), 159_1-159_1, 2018

    ...測定項目は身長、身体質量、下腿長、足長、超音波画像診断装置を用いたアキレス腱長(腓腹筋腱長、ヒラメ筋腱長)、腓腹筋筋腹部の筋束長と羽状角、ヒラメ筋筋腹部の筋束長と羽状角であった。さらに、腓腹筋腱長、ヒラメ筋腱長はそれぞれ下腿長で除された%MG長、%SOL長も算出した。...

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  • 痙直型脳性⿇痺両⿇痺児の⽴位姿勢における脊髄興奮性の変化 ―H 反射を⽤いたpilot study―

    楠本 泰⼠, 菅原 仁, 新⽥ 收, 松⽥ 雅弘, ⾼⽊ 健志 日本保健科学学会誌 21 (Supplement), 30-30, 2018

    ...【⽬的】ヒラメ筋H 反射は姿勢によって変調され,健常者では臥位と⽐べて⽴位時にはH 反射の振幅が⼩さくなる.しかし,⾼齢者では⽴位時にH 反射の振幅の増⼤が報告されており,脳性⿇痺患者でも健常者と異なる反応が起こる可能性がある.そこで本研究は,痙直型脳性⿇痺両⿇痺児の⽴位姿勢におけるH 反射の変化を明らかにすることを⽬的とした....

    DOI

  • 廃用性筋萎縮に対する神経筋電気刺激とパルス磁気刺激の比較検証

    中西 亮介, 平山 佑介, 田中 稔, 小野 紘平, 池治 拓也, 前重 伯壮, 藤野 英己 物理療法科学 25 (1), 57-62, 2018

    ...では廃用性筋萎縮に対するMSの予防効果を組織学及び分子生物学的手法を用いて,NMESと比較検証した.雄性Sprague-Dawley系ラット15匹を用い,これらを通常飼育を実施した対照群(CON),2週間の後肢非荷重群(HU),後肢非荷重期間中に後肢に介入を実施した群に区分した.介入を実施した群は左側後肢にNMESを実施し(HU+NMES),右側後肢にMSを実施した(HU+MS).介入期間終了後にヒラメ...

    DOI Web Site 医中誌

  • 下肢深部静脈の解剖学的特徴からみた静脈血栓塞栓症の病態

    呂 彩子, 景山 則正, 向井 敏二 静脈学 28 (3), 309-316, 2017-09-08

    ...<p>下肢深部静脈血栓症の病態につき,解剖学的特徴の観点から概説する.大腿部静脈は下腿静脈より血栓が形成されにくいが,閉塞による臨床症状が出現しやすい.下腿静脈は静脈還流を伴走動脈の拍動に頼る下腿三静脈より,筋ポンプ作用と静脈弁に還流を依存する筋肉内静脈のほうが臥床状態で血栓ができやすい.静脈および筋肉の構造から腓腹筋静脈よりヒラメ筋静脈で血栓ができやすい.ヒラメ筋静脈血栓は還流経路に沿って中枢側に...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献5件

  • エドキサバンにより治療したトルーソー症候群の1例

    白杉 望, 堀口 定昭, 川上 利光, 白土 裕之, 小野 寿子, 森田 直巳, 関 順彦, 川島 悠, 滝川 一, 新見 正則, 塚本 充雄, 藤井 正一 静脈学 28 (3), 293-299, 2017-06-08

    ...<p>症例:73歳女性.主訴「右足首が硬く腫れて痛い」.主訴自覚1カ月後に当院初診.既往歴:50歳代に左乳癌手術加療,術後15年フォローされ診療終了.初診時身体所見:両下肢静脈瘤や表在静脈怒張なし.深部静脈血栓症を疑わせる腫脹もなし.右外踝に表在性血栓性静脈炎あり.血中D-dimer: 9.9 µg/mLと異常高値.Duplex scanにて右ヒラメ筋中央・外側静脈に血栓,胸部CT検査にて両肺動脈血栓...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献13件

  • 筋力トレーニングによる筋萎縮からの回復促進効果に関する研究

    伊東 佑太, 小倉 峻, 水谷 健悟, 磯野 真 名古屋学院大学論集 医学・健康科学・スポーツ科学篇 5 (2), 1-10, 2017-03-31

    ...尾部懸垂による筋萎縮モデルマウスに2日間筋力トレーニングを行わせると,ヒラメ筋の筋線維核数が増加する時期に先行して,小範囲の筋線維の損傷が観察された。また,トレーニング開始から2~3日目には同筋に炎症反応としてマクロファージの凝集がみられた。しかし,これらの炎症反応は,尾部懸垂後にトレーニングを行わず飼育したマウスにも観察され,筋萎縮からの回復促進を促すトレーニングに特異的でないことが分かった。...

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか1件

  • 重症心身障害児(者)におけるDVTの特性からみた臨床的検討

    大森 啓充, 金岡 保, 山崎 雅美, 武居 浩子, 住元 了 静脈学 28 (1), 29-34, 2017-03-16

    ...められた.血栓の存在部位はほとんどが総大腿静脈,大腿静脈であり,ひらめ筋静脈に血栓は存在しなかった.DVT形成を認めた重症児では有意にひらめ筋が薄かった.今回の結果から,寝たきり重症児ではDVT検出率が高いが,その発生部位は,一般的に長期臥床においてDVTの初発部位となりやすいひらめ筋静脈でなく,膝窩静脈より中枢側の静脈であることがわかった.文献値では,歩行獲得後の成人のひらめ筋静脈径平均値は6.7...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献4件

  • 脳卒中者におけるステップ動作開始時の運動学的解析

    大沼 亮, 星 文彦, 西原 賢 理学療法科学 32 (6), 809-815, 2017

    ...〔対象と方法〕脳卒中者20人,健常高齢者9人,健常成人5人の3群を対象とし,ステップ動作を重心動揺計,表面筋電図を用い計測した.導出筋は両側の前脛骨筋・ヒラメ筋・中殿筋とした....

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献21件

  • 間歇的伸張運動によるラットヒラメ筋廃用性萎縮の変化

    久保 あずさ, 上野 勝也, 宮地 諒, 山崎 俊明 理学療法科学 32 (2), 165-170, 2017

    ...〔対象と方法〕対象は,8週齢Wistar系ラットのヒラメ筋とした.通常飼育をするC群,後肢懸垂を行うHS群,後肢懸垂中に伸張運動を行うST群に分けた.さらにそれぞれ0・3・7・10・14日時点に群分けした.実験期間終了後,筋の近位・中央・遠位部で凍結切片を作成,HE染色を行い,筋線維横断面積(CSA)を測定した....

    DOI DOI 機関リポジトリ ほか3件 参考文献6件

  • 下腿骨幹部骨折後に生じた足関節背屈可動域制限に対し超音波検査に基づき運動療法を進めた一例

    瀧原 純, 村野 勇, 橋本 貴幸 理学療法学 44 (5), 372-377, 2017

    ...1 ヵ所目は下腿中央の硬結部の下層にあるヒラメ筋内に筋膜下血腫を認め,2 ヵ所目は長趾屈筋を含む深層の領域に血腫や筋線維の走行の乱れが描出された。受傷後38 日で硬結部の圧痛はなくなり,超音波検査では血腫が軽減してきたため,損傷部への伸張刺激を軽減したうえでストレッチングを開始した。受傷後75 日で足関節背屈が25°となり,超音波検査では筋線維の配列や走行が健側と比べほぼ差がなくなった。...

    DOI 医中誌

  • 潰瘍性大腸炎に合併しgastrocnemius myalgia syndrome様の症状を呈した非肉芽腫性筋炎の1例

    山本 真義, 井上 学, 立花 直子, 津崎 光司, 柴田 洋子, 濱野 利明 臨床神経学 57 (2), 71-76, 2017

    ...<p>症例は36歳男性である.初発症状は両下肢背面の疼痛で,翌年に潰瘍性大腸炎の診断を受けたが,同時期に下腿の筋萎縮を自覚した.臨床像はgastrocnemius myalgia syndromeに類似していたが,筋力低下や針筋電図異常は両下肢だけでなく左上肢にも及んでいた.MRIで左腓腹筋および左ヒラメ筋が高信号を呈し,筋生検にてCD68陽性細胞の浸潤を伴う非肉芽腫性筋炎像がみられた.ステロイドの...

    DOI Web Site PubMed 被引用文献1件 参考文献18件

  • トレッドミル歩行が関節固定と後肢懸垂によって生じた関節拘縮におよぼす影響

    佐藤 勇太, 小野 武也, 石倉 英樹, 相原 一貴, 小林 茉由, 田坂 厚志, 梅井 凡子, 積山 和加子, 沖 貞明 理学療法学Supplement 2016 (0), 0672-, 2017

    ...運動介入後における運動20・40・60分群の足関節背屈角度やヒラメ筋の伸張性は,固定懸垂群と比較して有意差がなかった。</p><p></p><p>【結論】</p><p></p><p></p><p></p><p>トレッドミル歩行は関節拘縮の回復を早めるという報告がある。本研究において,運動介入後における運動20・40・60分群の足関節背屈角度やヒラメ筋の伸張性は,固定懸垂群と比較して差がなかった。...

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  • 下腿三頭筋スタティックストレッチング時間と性別の相違が筋硬度と重心動揺に及ぼす影響

    梶原 侑馬, 森田 正治 理学療法学Supplement 2016 (0), 0594-, 2017

    ...重心動揺で男女差を示した点について,姿勢制御上,佐竹らは男性は腓腹筋(速筋)優位,女性はヒラメ筋(遅筋)優位と報告しており,本研究で介入した下腿三頭筋SSTが腓腹筋(速筋)優位のストレッチングであったことが結果に影響したと考えられるが,本研究の評価機器のみでは男女差を明らかにすることが困難であるため,今後は下腿三頭筋を腓腹筋(速筋)とヒラメ筋(遅筋)に分け,改めて筋電図等による周波数解析等を行っていきたい...

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  • 膝関節の屈曲拘縮の程度は立位姿勢における膝圧迫力に影響を与えるか?

    稲井 卓真, 久保 雅義, 江玉 睦明, 高林 知也, 中村 絵美, 金谷 知晶, 柳 宗, 小熊 雄二郎 理学療法学Supplement 2016 (0), 0602-, 2017

    ...腸腰筋,広筋群,大腿直筋,大殿筋,大腿二頭筋短頭,半腱様筋,半膜様筋,大腿二頭筋長頭,前脛骨筋,ヒラメ筋,腓腹筋の11筋をセグメントモデルに組み込んだ。股関節伸展20度から屈曲40度,膝関節屈曲40度から伸展0度,足関節底屈40度から背屈30度までの範囲内で,身体質量中心が足長の中間点となる立位姿勢を生成した(743通り)。...

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  • 免荷後の再荷重時における神経―筋腱の応答

    大野 直紀, 佐野 加奈絵, 国正 陽子, 牧野 晃宗, 石川 昌紀 理学療法学Supplement 2016 (0), 0495-, 2017

    ...ヒトの荷重量変化に対する神経-筋の応答は,免荷条件でヒラメ筋の筋活動量が減少(e.g., Hwang, 2011)することが報告されているが,免荷からの再荷重時の神経-筋腱の応答は明らかにされていない。本研究の目的は,免荷後の再荷重時における神経-筋腱の応答を明らかにすることである。...

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  • 末梢神経損傷モデルラットに対する運動介入が神経筋接合部の形態変化に与える影響

    峯岸 雄基, 中本 幸太, 今北 英高, 武本 秀徳, 国分 貴徳, 村田 健児, 金村 尚彦 理学療法学Supplement 2016 (0), 0744-, 2017

    ...各群ともに処置後4週経過時点で,左後肢の長趾伸筋(以下EDL),ヒラメ筋(以下SOL)を採取した。採取後,凍結包埋し厚さ60μmで縦切した。一次抗体として抗neurofilament(以下NF)抗体,α-bungarotoxin(以下α-BTX)を,二次抗体としてCy3を用いてNMJの形態を蛍光免疫組織化学染色により組織化学的に検討した。...

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  • 部分的坐骨神経結紮モデルラットにおける疼痛と運動機能低下

    岡田 圭祐, 今北 英高 理学療法学Supplement 2016 (0), 0742-, 2017

    ...また,術後4週で麻酔下にて両側のヒラメ筋(以下SOL)と長趾伸筋(以下EDL)を摘出し,In vitroにて骨格筋張力測定を実施した。その後,筋湿重量を測定し組織学標本を作成した。筋の連続切片に対しコハク酸脱水素酵素染色(以下SDH染色),ATP-ase染色を行って筋線維タイプ別に分類し,筋線維横断面積を測定した。...

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  • 老化性筋萎縮に対する定量的な伸張刺激の効果

    西尾 紗央里, 佐々木 志織, 鈴木 惇也, 伊東 佑太 理学療法学Supplement 2016 (0), 0731-, 2017

    ...St群のヒラメ筋の筋線維横断面積は,伸張刺激開始時に比べ,3日目の筋で有意に大きかったが,7日目の筋は伸張刺激開始時や同時期のNSt群の筋と比べ有意な差がなかった(3日目;1033±28μm<sup>2</sup>,7日目;729±44μm<sup>2</sup>)。...

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  • 高齢者における足趾圧迫力測定の有用性

    三浦 紗世, 世古 俊明, 松田 涼, 新井 まみ, 隈元 庸夫 理学療法学Supplement 2016 (0), 0405-, 2017

    ...前脛骨筋(TA),ヒラメ筋(Sol),母趾外転筋(AbdH)の筋活動を表面筋電図計(TeleMyo2400,Noraxon社製)で計測,各筋の最大収縮時の筋電値で正規化して筋活動量を求めた。足趾角度の指標として母趾MP屈曲角と外反母趾角(HVA)を計測した。バランス機能も含めた移動機能の指標としてロコモ度テストの立ち上がりテスト(起立)と2ステップテスト(2STEP)を採用した。...

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  • 虚血再灌流後の運動時間の違いが筋収縮力に与える影響

    相原 一貴, 小野 武也, 石倉 英樹, 佐藤 勇太, 松本 智博, 田坂 厚志, 積山 和加子, 梅井 凡子, 沖 貞明 理学療法学Supplement 2016 (0), 0409-, 2017

    ...筋収縮力の測定は,ヒラメ筋を摘出し95%酸素および5%二酸化炭素の混合ガスを常時通気しているリンゲル液で満たしたオーガンバス内へ入れ,電気刺激を加え測定した。その後ヒラメ筋は凍結させHE染色し筋横断面短径を測定した。...

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  • 足趾底屈筋に対する徒手的ストレッチングおよびセルフストレッチング効果の比較検討

    佐伯 純弥, 中村 雅俊, 八木 優英, 市橋 則明 理学療法学Supplement 2016 (0), 0443-, 2017

    ...<p>【はじめに,目的】</p><p></p><p>Medial Tibial Stress Syndrome(MTSS)の好発部位である脛骨後内側面には長趾屈筋(FDL)が付着し,その付着確率はヒラメ筋(SOL)よりも高いことから,FDLへの伸張ストレスがMTSS発症に関連することが疑われており,FDLの柔軟性を獲得することがMTSS予防につながる可能性がある。...

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  • 廃用性筋萎縮に対するストレッチングに加える力の違いが筋線維短径に与える経時的な影響

    石倉 英樹, 小野 武也, 相原 一貴, 佐藤 勇太, 松本 智博, 田坂 厚志, 梅井 凡子, 積山 和加子, 沖 貞明, 大塚 彰 理学療法学Supplement 2016 (0), 0438-, 2017

    ...</p><p></p><p>形態観察は麻酔下にてラットを屠殺し,ヒラメ筋を摘出して横断切片を作成してヘマトキシリン・エオジン染色(以下,HE染色とする)を行った。HE染色後,ヒラメ筋組織の横断切片を200倍の拡大像で撮影し,標本毎に200本以上の筋線維短径の計測を実施してその平均値を求めた。...

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  • 不動化したラットヒラメ筋における筋核数の変化がマクロファージの動態におよぼす影響

    田中 なつみ, 本田 祐一郎, 片岡 英樹, 坂本 淳哉, 中野 治郎, 沖田 実 理学療法学Supplement 2016 (0), 0466-, 2017

    ...各不動期間終了後は各ラットの足関節背屈可動域を測定し,採取したヒラメ筋から凍結横断切片を作製した。そして,抗ジストロフィン抗体に対する免疫組織化学染色ならびにヘマトキシリンによる核染色を施し,各筋試料につき100本以上の筋線維について横断面積と筋核数を計測した。...

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  • 加齢による骨格筋組織内蓄積脂肪の増加

    横山 真吾, 大野 善隆, 池谷 直美, 中村 文音, 比嘉 正輝, 青島 恵, 後藤 勝正 理学療法学Supplement 2016 (0), 0460-, 2017

    ...</p><p></p><p>【結果】</p><p></p><p>加齢マウスヒラメ筋重量は若齢マウスヒラメ筋と比較して有意に低値を示した(p<0.05)。一方,加齢マウスヒラメ筋では,LipiDyeで染色される領域が若齢マウスヒラメ筋と比較して増大した。...

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  • 非荷重環境下でのレモンマートル摂取及び電気刺激が筋衛星細胞の活性化に与える効果

    松本 智博, 平林 卓己, 前田 拓寛, 中西 亮介, 本田 真一, 前重 伯壮, 藤野 英己 理学療法学Supplement 2016 (0), 0458-, 2017

    ...介入期間終了後にヒラメ筋を摘出して,凍結保存した。凍結ヒラメ筋から薄切片を作製し,ATPase染色で筋線維横断面積(FCSA)を測定した。抗Pax7/抗Dystrophin/DAPIによる多重免疫染色で筋線維数当たりの筋核数及び筋衛星細胞数を算出した。筋衛星細胞の活性化の指標として抗MyoD/DAPIや筋衛星細胞の分化の指標として抗myogenin/DAPIの陽性核を測定した。...

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  • 足関節周囲筋の同時収縮が不安板上での姿勢制御能力に与える影響

    田島 稔己, 池添 冬芽, 加藤 丈博, 中島 貴洋, 豊田 ひかり, 市橋 則明 理学療法学Supplement 2016 (0), 0374-, 2017

    ...同時収縮の評価には筋電図計測装置(Noraxon社製)を使用し,片脚立位課題中の前脛骨筋,ヒラメ筋,長腓骨筋の筋活動を測定した。各筋の筋活動は最大等尺性筋力により正規化した後,時系列データから,足関節底背屈筋(ヒラメ筋と前脛骨筋)および足関節回内外筋(長腓骨筋と前脛骨筋)のそれぞれ2筋ごとにFalconerらの推奨する同時収縮指数(CI)を算出した。...

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  • 脳卒中後片麻痺者において認知課題の難易度が姿勢制御に与える影響

    前田 絢香, 大畑 光司, 大門 瑞希, 鶴田 晃啓, 脇田 正徳, 木村 和夏, 川崎 詩歩未, 浅井 結 理学療法学Supplement 2016 (0), 1006-, 2017

    ...また両側の近位・遠位前脛骨筋(TA1・2),内側・外側腓腹筋(MG・LG),ヒラメ筋に表面筋電図を貼付し,平均筋活動量を算出した。さらに皮質脊髄路からの入力を反映する15-35Hz帯域における筋電図間コヒーレンスを両側のTA1-TA2,MG-LG間で算出した。統計解析は各指標についてST条件とDT3条件の違いを検討するために反復測定一元配置分散分析を行った後,多重比較(Dunnett法)を行った。...

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  • 慢性期脳卒中患者における体幹・下肢筋の量的・質的変化の特徴

    門條 宏宣, 福元 喜啓, 浅井 剛, 久保 宏紀, 糟谷 明彦, 大島 賢典, 吉川 義之, 春藤 久人 理学療法学Supplement 2016 (0), 0982-, 2017

    ...超音波画像診断装置(GEヘルスケア社製)のBモード法を用い,体幹筋として腹直筋,外腹斜筋,内腹斜筋と腹横筋,下肢筋として大腿直筋(RF),中間広筋(VI),外側広筋(VL),内側広筋(VM),前脛骨筋(TA),腓腹筋とヒラメ筋を撮像し,筋厚を計測した。また筋輝度は,画像解析ソフトImage J softwareの8-bit gray-scaleを用いて数値化した。...

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  • 心疾患患者における下腿三頭筋と運動耐容能との関連について

    福司 光成, 土橋 邦生, 生須 義久, 風間 寛子, 設楽 達則, 中野 晴恵, 猪熊 正美, 下田 絵里花, 佐藤 秀美, 桒原 拓哉, 関 はるな, 安達 仁, 村田 誠, 中出 泰輔, 大島 茂 理学療法学Supplement 2016 (0), 1176-, 2017

    ...筋厚とO<sub>2</sub> pulseの相関はヒラメ筋厚のみに中等度の有意な相関がみられている。先行研究にて下腿圧が上がるほど静脈還流量が増加するとされていることや,腓腹筋よりもヒラメ筋の筋内静脈が長く大きいという面から,筋ポンプ作用には特にヒラメ筋厚が重要であると考えられる。以上より,下腿三頭筋は足関節底屈筋力とヒラメ筋による筋ポンプ作用が,運動耐容能に関連している可能性が示唆された。...

    DOI

  • P-2-E14 広範囲にわたる深部静脈血栓症を呈した血栓性素因のない重症心身障害者

    越野 恵理, 奥村 亜希子, 高崎 麻美, 滝澤 昇 日本重症心身障害学会誌 42 (2), 275-275, 2017

    ...X+3日になっても腫脹は持続し、エコーで左総腸骨静脈からヒラメ筋静脈の広範囲にわたるDVTと診断した。造影CTでは肺動脈内に血栓を認めなかった。同日より選択的Xa因子阻害剤の内服を開始したところ、左下肢の周囲径は経時的に縮小し、X+17日にエコーで再疎通を確認した。以降も内服を継続し、血栓は消退傾向にある。なお、検索したかぎりでは血栓性素因は認めなかった。 ...

    DOI 医中誌

  • P-099 ヒールレイズにおける前足部接地条件の違いが下腿三頭筋の筋活動に及ぼす影響

    梶山 裕太, 溝口 想, 江連 智史, 黒川 純 関東甲信越ブロック理学療法士学会 36 (0), 199-199, 2017

    ...ヒラメ筋筋活動では小趾球荷重において, 全接地群で36.9 ± 18.8%, 部分接地群で30.0 ± 28.6%であり, 全接地群は部分接地群よりも有意に高値を示した.</p><p>【考察】</p><p>本研究結果より, ヒラメ筋筋活動のみ小趾球荷重において部分接地群に比べ全接地群で高値を示した....

    DOI

  • 聴覚刺激が下腿三頭筋支配の脊髄興奮準位に及ぼす影響

    古川 勉寛, 佐々木 広人, 藤原 孝之, 小沼 亮 東北理学療法学 29 (0), 46-49, 2017

    ...H波の測定は,右膝窩部から脛骨神経を電気刺激し,同側のヒラメ筋筋腹中央部から導出した。</p><p>【結果】:H波変化率(%)は,70dBで125%,80dBで142%であった。多重比較検定の結果,10dBと80dB間に有意差が認められた(p<0.05)。</p>...

    DOI 医中誌

  • トレッドミル歩行における前方牽引時のエネルギーコストについて

    鈴木 博人, 鈴木 誠, 西山 徹, 中山 知美, 秋元 礼智, 荒谷 佳苗, 猪股 拓朗, 関根 拓馬, 芳賀 幸恵, 藤澤 宏幸 東北理学療法学 29 (0), 1-6, 2017

    ...積分筋電量については,腓腹筋内側頭およびヒラメ筋で,80 m/minの牽引歩行で有意に減少した。 さらに,外側広筋では60, 80 m/minの牽引歩行で有意に増加した。 </p> <p>【結語】結果より,前方牽引歩行は60 m/min,80 m/minでエネルギー消費量が抑えられることが示唆さ れた。...

    DOI 医中誌

  • 通常歩行におけるバランス機能と筋活動のタイミングの関係

    向井 陵一郎, 井上 純爾, 大重 努 理学療法学Supplement 2016 (0), 0652-, 2017

    ...この対象者のCoM距離,歩隔,歩行速度,ストライド,歩行中の各筋(大殿筋,中殿筋,長内転筋,外側広筋,半腱様筋,前脛骨筋,腓腹筋,ヒラメ筋)の筋電位を測定した。CoM距離,歩隔,歩行速度,ストライドは三次元動作解析装置を用いて測定した。...

    DOI

  • 運動ニューロンの糖尿病耐性は支配する筋の性質によって異なる

    玉木 徹, 村松 憲, 生友 聖子, 丹羽 正利 理学療法学Supplement 2016 (0), 1441-, 2017

    ...それぞれのラットの左後肢の内側腓腹筋を支配する神経枝と,右後肢のヒラメ筋を支配する神経枝をDextran-Texas Red溶液に1時間暴露して,術創を閉じた。2週間の生存期間の後,深麻酔下にて左心室から4%パラフォルムアルデヒド溶液にて灌流固定を行い,腰髄以下の脊髄を摘出した。...

    DOI

  • 糖尿病性末梢神経障害患者の歩行動揺性に関わる因子の検討

    鈴木 啓介, 廣岡 卓, 新津 雅也, 小中澤 聡, 内田 敏男, 満冨 一彦 理学療法学Supplement 2016 (0), 1444-, 2017

    ...下腿筋同時収縮の評価には表面筋電計を用い,対象筋は前脛骨筋とヒラメ筋としCo-contraction Index(以下CI)を算出した。また歩行の動揺性の評価は3軸加速度計を用い,Root Mean Square(以下RMS)を算出した後,速度の2乗値で補正した。統計学的解析は各指標の関係性を明らかにするためにPearsonの相関分析を実施した。...

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  • 変形性膝関節症者の歩行における筋シナジーパターンの特徴

    久保田 圭祐, 塙 大樹, 国分 貴徳, 園尾 萌香, 平田 恵介, 金村 尚彦 理学療法学Supplement 2016 (0), 0605-, 2017

    ...これは,本来シナジー2は腓腹筋とヒラメ筋をグループ化し下肢の蹴り出し時に活動するが,膝OA患者ではヒラメ筋のみ高い活動を示したためであると考えられる。腓腹筋は,前脛骨筋と共に荷重応答期に活動するシナジー1に共同収縮としてグループ化された。このことから,膝OAでは共同収縮の影響により健常成人と異なる非効率的な筋シナジーを呈することが示唆された。...

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  • 超音波診断装置を用いたヒラメ筋筋束長の測定再現性の検討

    田中 浩基, 池添 冬芽, 中村 雅俊, 佐伯 純弥, 廣野 哲也, 南角 学, 池口 良輔, 松田 秀一, 市橋 則明 理学療法学Supplement 2016 (0), 0541-, 2017

    ...一方,ヒラメ筋(SOL)は深層筋であり筋束を明瞭に撮像することが難しく,適切な測定部位も明らかになっていない。SOLは下腿三頭筋の中で最も筋体積が大きく,底屈筋力発揮に大きく貢献していることや,MGやLGとは異なり単関節筋であるという特徴を持つため,SOLの筋束長を測定することも重要であると考えられる。...

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  • トレッドミル歩行中の陽極経頭蓋直流電気刺激の適用が歩行時下肢筋活動と皮質脊髄路興奮性に与える影響

    高橋 容子, 山口 智史, 守屋 耕平, 立本 将士, 前田 和平, 馬場 保人, 田辺 茂雄, 大高 洋平, 里宇 明元 理学療法学Supplement 2016 (0), 0516-, 2017

    ...下肢筋活動の評価は,快適速度でのトレッドミル歩行中に,右の前脛骨筋(TA)とヒラメ筋(SOL)から表面筋電図を記録した。筋電図は,全波整流後に30歩行周期分を加算平均し,立脚相と遊脚相に分けてRoot Mean Square(RMS)値を算出した。RMS値は,各相における最大値で除し筋活動の代表値とした。...

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  • 筋骨格モデルによる健常成人歩行の筋活性度推定とその妥当性の検討

    喜多 俊介, 小栢 進也, 藤野 努, 久保田 圭祐, 国分 貴徳, 金村 尚彦 理学療法学Supplement 2016 (0), 0493-, 2017

    ...表面筋電図電極は左右の脊柱起立筋,右側の腹直筋,大臀筋,中臀筋,大腿筋膜張筋,大腿直筋,半腱様筋,大腿二頭筋長頭,大内転筋,内側広筋,外側広筋,腓腹筋内側頭,長腓骨筋,前脛骨筋,ヒラメ筋の計16筋に貼付した。OpenSimを用い順動力学筋骨格シミュレーション解析を行った。モデルは23自由度92筋を持つモデルを使用し,被験者の体格と姿勢に合わせたモデルを作成,計測した運動学データから動作を再現した。...

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  • 小動物用定量負荷運動装置の試作

    田中 正二, 中川 敬夫 理学療法学Supplement 2016 (0), 0735-, 2017

    ...±.04,大腿四頭筋3.3±0.2であり,筋湿重量はヒラメ筋で,筋湿重量比はヒラメ筋および腓腹筋において有意差が認められた。...

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  • 超音波画像診断装置を用いた片麻痺児の下腿三頭筋について

    本間 智明, 中林 美代子, 佐藤 理美, 石井 康朗, 小川 美矢子, 赤坂 紀幸 理学療法学Supplement 2016 (0), 0715-, 2017

    ...装置内蔵の距離・角度測定機能を用い,筋厚は内側腓腹筋(以下,MG),ヒラメ筋(以下,Sol)とも表層腱膜から深層腱膜の2点間距離とし,羽状角は筋束と深層腱膜のなす角を測定した。また,画像解析ソフト(ImageJ)を用いて麻痺側・非麻痺側のMG・Solの筋輝度を256段階で表現されるGray-scaleのヒストグラムの平均値で算出した。...

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  • 下肢非荷重状態が骨盤底筋に与える影響

    藤井 奈美, 積山 和加子, 金指 美帆, 高宮 尚美, 梅井 凡子, 小野 武也, 沖 貞明 理学療法学Supplement 2016 (0), 1510-, 2017

    ...摘出したヒラメ筋と腸骨尾骨筋は精密秤を用いて計測し,これを各ラットの実験最終日の体重で除し,相対重量比を求めた。ヒラメ筋と腸骨尾骨筋の相対重量比について対応のないt検定を行った。危険率5%未満をもって有意性を判定した。</p><p></p><p>【結果】</p><p></p><p>ヒラメ筋の相対重量比はC群0.490±0.03mg/g,S群0.225±0.017mg/gであった。...

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  • 廃用性筋萎縮に対する低周波電気刺激及びパルス磁気刺激の予防効果の比較

    小野 紘平, 中西 亮介, 平山 佑介, 田中 稔, 池治 拓也, 前重 伯壮, 藤野 英己 理学療法学Supplement 2016 (0), 0467-, 2017

    ...実験期間終了後,腓腹筋内側頭とヒラメ筋を摘出し,急速凍結した。凍結した筋から作製した薄切切片をATPase染色(腓腹筋内側頭;pH 4.45,ヒラメ筋;pH 4.20)し,筋線維横断面積を計測した。統計処理は一元配置分散分析とTukeyの多重比較検定を用い,有意水準は5%未満とした。...

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  • 廃用性筋萎縮に伴う筋線維の速筋化に対する乳酸菌R30株摂取の予防効果

    池治 拓也, 平山 佑介, 中西 亮介, 立垣 愛郎, 小野 紘平, 前重 伯壮, 藤野 英己 理学療法学Supplement 2016 (0), 0471-, 2017

    ...実験期間終了後,ヒラメ筋を摘出し,急速凍結した。凍結した筋はクリオスタットを用いて薄切切片を作製し,ATPase染色した。光学顕微鏡で筋線維タイプを分類し,タイプI線維の割合を算出した。また,酸化的エネルギー代謝の評価としてクエン酸合成酵素(CS)活性を測定した。さらにeNOSとPGC-1αのタンパク発現量をWestern Blot法で測定した。...

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  • 外乱の予測に応じた足関節底背屈筋の皮質脊髄路興奮性の事前調節

    藤尾 公哉, 小幡 博基, 河島 則天, 中澤 公孝 理学療法学Supplement 2016 (0), 0476-, 2017

    ...筋活動応答を,前脛骨筋(TA),ヒラメ筋(SOL)から導出した。統計処理は,各条件で得られたMEPの差を一元配置分散分析により比較した。統計的有意水準は5%とした。</p><p></p><p></p><p>【結果】</p><p></p><p>前脛骨筋MEPは,外乱なし,後方,前方・弱,ランダム,前方・強条件の順に増大していた。...

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