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検索結果 241 件

  • ゲート直下に形成される跳水の空気混入特性に対するレイノルズ数の影響

    佐藤 柳言, 高橋 正行 土木学会論文集 80 (16), n/a-, 2024

    ...<p> スルースゲート直下に形成される自由跳水を対象に,与えられたフルード数のもとでレイノルズ数を広範囲に変化させた系統的実験によって,跳水内部の空気混入率の大きさと分布が示された.跳水内部の空気混入率の大きさと分布に対して,レイノルズ数の影響の認められる範囲と認められない範囲とが示された.高速度ビデオカメラを用いた流況観察より,空気混入率の大きさと分布へのレイノルズ数の影響が認められる場合,レイノルズ...

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  • 跳水の流速特性に対する流入射流の境界層発達状態の影響

    佐藤 柳言, 高橋 正行 土木学会論文集B1(水工学) 78 (2), I_631-I_636, 2022

    ...<p> 与えられた跳水始端のフルード数とレイノルズ数のもと,流入射流の乱流境界層が未発達の場合(UD)・発達中の場合(PD)・十分に発達した場合(FD)の自由跳水を対象に,跳水の時間平均流速の分布を実験により明らかにした.跳水内部の主流は,FDの跳水のほうがPDとUDの跳水よりも短区間で拡がって,水面近くに上昇する.また,UD, PD, FDの場合の底面摩擦抵抗係数が示された.これらの実験的検討により...

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  • 周辺に複雑な地形特性を有する直立護岸および陸上直立壁に作用する津波波力について

    高橋 研也, 菅原 弘貴, 小林 拓磨, 佐貫 宏, 中野 正之, 高松 賢一, 佐々木 慎, 河村 美咲 土木学会論文集B2(海岸工学) 78 (2), I_235-I_240, 2022

    ...次元津波シミュレーションにより複雑な地形特性を考慮した3次元的な流況による津波波力への影響を確認し,既往の津波波力算定式と比較することによってその妥当性を検証した.その結果,地形特性や津波高さおよび押し波継続時間の不確かさを考慮しても波状段波や砕波段波は発生しないこと,実験手法や解析手法による有意な差異はないこと,既往の津波波力算定式による波圧分布が全ての波圧を包絡することが分かった.また,進行波のフルード...

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  • 長方形断面水平水路の跳水の長さとエネルギー損失との関係

    佐藤 柳言, 高橋 正行, 大津 岩夫 土木学会論文集A2(応用力学) 77 (2), I_457-I_466, 2021

    ...<p>長方形断面水平水路の自由跳水の長さとエネルギー損失との関係をエネルギー方程式に基づき説明した.与えられた跳水始端のフルード数とレイノルズ数に対して,流入射流の乱流境界層が未発達の場合(UD) と十分に発達した場合(FD) を対象に,跳水の流速と乱れ強さを測定し,乱れの対流項と検査面に作用するレイノルズ応力による仕事を求めた.平均流のエネルギー方程式と変動流のエネルギー方程式より,跳水長の物理的意味...

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  • 河口デルタ地形の初期形成機構に関する基礎的研究

    辻本 剛三, 西原 琢斗, 外村 隆臣, 金 洙列, 山口 龍太 土木学会論文集B2(海岸工学) 77 (2), I_469-I_474, 2021

    ...解析解中のパラメータの妥当性を確認する必要性を述べている.開水路の上流側に漸縮の直線水路を設置し,下流域で急拡する河口域を作成し,水路に一定の土砂を供給して,流量と河床勾配を変化させた実験を行った.デルタ形状は画像解析により,平面形状や3次元形状を算出した.底質移動の物理過程を簡略化した”reduced complexity model(RCMs)”を用いた検討も行った.河道の水位と河口での潮位を用いたフルード...

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  • 縮流部における衝撃波から跳水への遷移

    堀江 克也, 森 明巨, 西本 直史 土木学会論文集B1(水工学) 77 (2), I_943-I_948, 2021

    ...このような流れに対してIppenの理論解が知られており,CRD法を適用して縮流に伴う遷移の再現性を示した.両側屈折水路における縮流では,両側の壁面から発生する斜め跳水が交差波となり,より複雑な二次元流れとなる.本論文では,一次元及び二次元CRD法を用いて,このような縮流部に適用し,跳水・段波の発達過程を分析した.両側屈折水路では,両側から発生する交差波が干渉し水路中央付近で水位上昇を引き起こす.徐々にフルード...

    DOI Web Site 参考文献4件

  • 洪水時にのみ機能するワンド型流木捕捉池システムの高度化に関する実験的研究

    岡本 隆明, 松本 知将, 木村 一郎, 田中 健太, 山上 路生, 渡辺 力 土木学会論文集B1(水工学) 77 (2), I_355-I_360, 2021

    ...<p> 本研究では実河川で平水時に土砂やごみが捕捉池内に流入することを防ぐことを想定して,ワンド型捕捉池を高水敷化し,洪水時にのみ本川と連結し氾濫水と流木が捕捉池に入り込む捕捉システムを提案する.室内水路において流木投入実験を行い,主流域と捕捉池の高低差,開口部の形状,対岸の水制の傾き,個数,位置,フルード数による流木捕捉率について考察した.捕捉池内部のPIV計測結果から,循環流の効果についても考察...

    DOI Web Site 参考文献5件

  • スケールの異なるフレキソミックス造粒システムでの造粒の評価と調整

    オルカヨデ アイ イモーレ, メノ イプマ, ペーター ファン デア ヴェール 粉砕 64 (0), 35-41, 2020-12-15

    ...さらに,2つの異なるスケールアップ則(先端速度一定とフルード数一定)での比較を行った。Flexomix<sup>TM</sup>の混合チャンバ内の粉体の流動パターンに関する定性的情報を高速撮影により取得し,トレーサ実験によって滞留時間の定量化を行った。得られた結果は,Flexomix<sup>TM</sup>造粒システムに関するさらなる応用,研究,および実験への道を開くことが期待される。</p>...

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  • 津軽海峡シル地形上の海面にストリーク帯を形成する内部波の観測とモデル実験

    山口 卓也, 磯田 豊, 伊藤 海彦, 向井 徹, 小林 直人 海の研究 29 (3), 71-90, 2020

    ...モデル再現の結果,フルード数が臨界点となるシル下流側付近では,シル東端斜面上で励起された上流伝播する内部波が同海域に停滞して効率的に重なり,内部波振幅の顕著な増幅を引き起こしていることが推測された。ただし,この力学過程では大振幅まで波が成長しても内部ソリトン波の構造を示さず,波の強い分散性よる散乱現象がむしろ支配的と思われる。</p>...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献2件 参考文献13件

  • DSJRA-55 データによる東海〜関東南岸域に発生する収束線の出現特性

    鈴木 信康 日本地理学会発表要旨集 2020a (0), 80-, 2020

    ...結果</p><p> 一般風風向32区分のうち,収束線が見られたのはWD24〜3の計12区分であった.第2図に<i>Fr</i>区分別に見た一般風風向に対する領域区分別(第1図b)の収束線出現頻度を示す.フルード数の低い<i>Fr</i>1では,一般風風向に関わらず駿河湾〜伊豆半島域で12%前後の出現頻度であるが,フルード数の増加に伴い出現頻度は増加し,フルード数の高い<i>Fr</i>5では30%を...

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  • 土砂・シルトを含んだ津波の波力に関する実験的研究

    木瀬 晃周, 有川 太郎 土木学会論文集B2(海岸工学) 76 (2), I_385-I_390, 2020

    ...ぼすと考えられている.宮城県気仙沼市に残っていた東日本大震災時の津波の水を調べたところ,含まれる土砂の中央粒径は6.74µmと多くはシルトに分類されるような細かいものであった.既往の土砂混じりの津波の波力や氾濫水密度,シルトを含む津波の波力を明らかにした研究はないため,本研究では土砂やシルトを含んだ津波に関して実験を行い,密度や水面角度,波力の大きさ等を比較,波圧係数による検討を行った.その結果,フルード...

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  • 地形と成層の変化に関連する風応力による混合応答時間の評価

    浅岡 大輝, 増永 英治, 小室 俊輔, 北村 立実 土木学会論文集B2(海岸工学) 76 (2), I_145-I_150, 2020

    ...モデルSUNTANSを用いて数値実験を行った.風応力や地形の変化に伴う物理現象の応答時間を,Wedderburn numberを0.1〜10に設定した数値実験から検証した.水温躍層の傾きとポテンシャルエネルギーから推定される2つの応答時間スケールを用いた.応答時間スケールの最小値は非線形性を伴う場合を除き内部セイシュ周期の1/4倍によって決定されることが示唆された.不安定性と混合状態を評価するため内部フルード...

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  • 防潮堤を射流状態のまま越流する津波に対する二線堤の減災効果

    五十嵐 善哉, 小野寺 祐乃, 田中 規夫 土木学会論文集B2(海岸工学) 75 (2), I_415-I_420, 2019

    ...</p><p> 防潮堤天端におけるフルード数が約2の場合,限界水深が現れる場合と比較して,約6割の越流水深で二線堤間で跳水が発生しなくなり,射流で第2堤防を越流する流況となる.また,防潮堤天端のフルード数条件は,二線堤による津波減衰効果や内陸家屋の破壊確率に大きく影響するため考慮すべきである.</p>...

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  • 十勝川集水域を対象とした豪雨の地形依存性評価

    竹原 由, 山田 朋人 水文・水資源学会研究発表会要旨集 32 (0), 138-, 2019

    <p>2016年8月,北海道に計4つの台風が上陸または接近し,連続した豪雨をもたらした.この豪雨によって北海道内では年降雨量に匹敵する降雨量を記録し,甚大な被害が発生した.この災害において特徴的であったのが台風10号接近時,北海道中央部を南北方向に横断する日高山脈による地形性豪雨が日高山脈東側に位置する地域で発生した点である.本研究では,日高山脈に起因する地形性豪雨による被害が大きかった地域の一…

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  • 低落差部に形成される潜り込み流れの流速特性に関する実験的検討

    安田 陽一, 篠崎 遼太 土木学会論文集B1(水工学) 75 (2), I_805-I_810, 2019

    ...<p> 落差部を自由越流する流れは限界水深に対する落差高さ,段落ち上部のフルード数,および相対下流水深の関係によって多様な流況を形成する.特に潜り込み流れが形成される場合,落差下流側における局所洗掘,河床低下防止の視点から各流況の流速特性を把握することが重要である....

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  • 低落差部に設置する大粗度斜路式減勢工の提案

    安田 陽一, 増井 啓登 土木学会論文集B1(水工学) 75 (2), I_559-I_564, 2019

    ...落差構造物下流側の局所洗掘および河床低下が生じることが問題視されている.この多くは,越流した流水が落下し潜り込むことで,最大流速が河床付近に位置し,かつ下流側遠方まで続いていくためだと考えられる.本研究では,緩斜路に大粗度を設置し,斜路から流下する主流を水面付近に位置させることによって,洗掘防止および減勢機能を持たせる大祖度斜路工を提案した.粗礫とコンクリート製ブロックを用いた2通りで,与えられた段落上のフルード...

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  • 湾曲水路と直線水路の横越流堰付近の流況に関する実験的研究

    河元 信幸, 金城 海輝, 朝位 孝二 土木学会論文集B1(水工学) 75 (2), I_463-I_468, 2019

    ....その結果以下の結論を得た.1) 湾曲水路の流下方向水面形は直線水路と比べて横越流堰の有無,長さに関わらず水面が低くなる.2) 横越流堰がない場合の流速分布は,横越流堰の長さに関わらずその差異は小さい.3) 両水路ともに横越流堰と反対側に滞留領域の存在が確認された.その規模は横越流堰の長さに比例して広範囲になり,その際の流出流入比は大きくなる.また湾曲水路よりも直線水路で滞留領域が広くなる.4) フルード...

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  • 霊長類のロコモーションを野外で計測する試み―母ニホンザルが行う運搬行動の運動力学的解析

    後藤 遼佑, 山田 一憲, 中野 良彦 霊長類研究 Supplement 34 (0), 52-52, 2018-07-01

    ...分析においては,ビデオカメラの映像から求めた移動速度と,フォースプレートで計測した垂直分力を標準化し,それぞれ無次元速度(フルード数),標準化垂直分力とした。単独,腹側運搬,背側運搬の三条件において,標準化垂直分力を目的変数,フルード数を説明変数とする単回帰式を算出し,回帰式の切片と傾きを条件間で比較した。...

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  • 浅海域における航跡波の平面造波実験と拡張した航跡波造波モデルによる再現計算

    樋口 直人, 平山 克也, 長沼 淳也 土木学会論文集B2(海岸工学) 74 (2), I_7-I_12, 2018

    ...近似はともに,直線航路及び屈曲航路内側で計測された波形,最大波高を比較的良く再現した.また,Lewis近似は同じ補正係数を用いて水深フルード数による最大波高の変化も比較的良く再現した.一方,両モデルとも屈曲航路外側で計測された最大波高を過大に算定する傾向がみられた.旋回時の航跡波に対する造波モデルの高度化が今後の課題である....

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  • 球状粗面開水路乱流における水面変動の直接数値計算

    吉村 英人, 福本 達也, 谷 昂二郎, 藤田 一郎 土木学会論文集B1(水工学) 74 (4), I_745-I_750, 2018

    ...に拡がる分布となるが,低フルード数の流れでは上流側にもエネルギーをもつことを示した.また,水面変動の波数–周波数スペクトルより,水面変動が滑面と同様に乱れと波の特性をもつことを示し,粗面では常流においても後退波のエネルギーが乱れのエネルギーよりも卓越することを示した....

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  • 渦動粘性項を有するブシネスク方程式を用いた波状跳水の水面形の近似解

    THIN THWE THWE, 細田 尚, 音田 慎一郎, Oscar CASTRO-ORGAZ 土木学会論文集B1(水工学) 74 (5), I_733-I_738, 2018

    ...<p> 本研究は,渦動粘性項を有するブシネスク方程式に基づいて,波状跳水の水面形に関する連続な近似解を導出することを目的としている.鉛直方向の流速分布を一様と仮定し,底面せん断応力項を無視した最も単純なブシネスク方程式を用いて,これまでに上流側のフルード数が小さい場合に現れる波状跳水の水面形の数値解析が行われ,第一ピークの水深や後続の波状部の波長等,基本的特性量がほぼ再現されることが示されている.本研究...

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  • 十勝川上流域を対象とした豪雨の地形依存性

    竹原 由, 山田 朋人 土木学会論文集G(環境) 74 (5), I_249-I_255, 2018

    ...であることが示唆された.山間部周辺の大気の流れが持つ運動エネルギーと山を越えるために必要なエネルギーの比であるフルード数の大小によって豪雨の分類を行った.この結果,特に無次元数が大きい事例で標高が上昇するほど降雨量が増加し,より局所的な降雨がもたらされていたことが分かった....

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  • 跳水の流況と空気混入特性に対するレイノルズ数の影響

    高橋 正行, 内田 健太, 大津 岩夫 土木学会論文集B1(水工学) 74 (4), I_625-I_630, 2018

    ...射流中の乱流境界層が十分に発達した断面に跳水の始端が位置する場合を対象に,レイノルズ数Rと跳水始端のフルード数F<sub>1</sub>を系統的に変化させた実験によって跳水の流況が分類された.また,各流況の特徴が説明され,それらの形成条件が明らかにされた.さらに,各流況の形成条件に対するレイノルズ数Rの影響が示された.一定のフルード数のもとで,跳水内部の空気混入率に対しては,レイノルズ数の影響する範囲...

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  • 速度分布を有する流れ場における飛散物の運動特性の支配パラメータ

    野田 稔, 趙 昱喬, 長尾 文明 風工学シンポジウム論文集 25 (0), 61-66, 2018

    <p>一様流中における飛散物の飛行特性を立川数が支配していることは良く知られている。しかし、竜巻のようにあるスケールを持って速度分布が与えられる流れ場においては、立川数に流れ場のスケールが含まれていないため、その流れ場の中に置ける飛散物の飛行特性は十分に説明できなかった。本研究では、そのような速度分布を持った流れ場における飛散物の飛行特性を支配するパラメータを、流れ場の代表風速と代表スケールを用…

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  • 殿ダムの異高同時取水に関する数値解析的検討

    鈴木 伴征, 矢島 啓, 泉谷 隆志 土木学会論文集B1(水工学) 74 (5), I_523-I_528, 2018

    ...本研究では殿ダム貯水池を対象とし,CFDに基づく熱流体解析によって異高同時取水の水理現象及び取水特性を明らかにした.まず,取水塔内を計算対象領域として異高同時取水時の取水塔内の水温分布や取水塔前面の流速分布,放流水温を再現可能なモデルを構築し,取水塔内の水温に着目した水質の混合機構を推定した.次に感度分析によって,異高同時取水時の取水率への影響因子を定量的に比較し,取水率と取水条件から算出される密度フルード...

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  • 津波漂流物対策施設に働く漂流物の衝突力波形の推定法に関する研究

    中山 朋大, 泉宮 尊司, 石橋 邦彦 土木学会論文集B2(海岸工学) 73 (2), I_967-I_972, 2017

    .../50スケールで行われ,津波漂流物模型としてコンテナおよび船舶を模した木製の模型を用いている.漂流物の移動速度等を計測するために,高速カメラおよびビデオカメラを同時に使用し,画像解析により,漂流物の速度,加速度および津波水位等を算定した.これらの推定値を用いて,運動量保存則およびワイヤーの動的効果を考慮した衝突力を求めた.また,抗力係数および質量力係数を衝突力の実測値より算定し,レイノルズ数およびフルード...

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  • 津波氾濫水密度とその遡上距離や土砂堆積への影響に関する定量実験

    松冨 英夫, 今野 史子, 後村 晃基, 今藤 晃太, 鎌滝 孝信, 渡邉 一也 土木学会論文集B2(海岸工学) 73 (2), I_373-I_378, 2017

    ...津波の荷重評価や規模評価の高度化を目指して,津波氾濫水密度の水理量への依存性,津波遡上距離や土砂堆積距離,土砂堆積厚の氾濫水密度への依存性を工夫した水理実験に基づいて定量的に検討した.本研究の実験範囲内に限られるが,氾濫水密度は入射フルード数と土砂粒径に,そして相対遡上距離(=土砂水の場合の遡上距離/清水の場合の遡上距離)や土砂堆積距離・津波遡上距離比,平均土砂堆積厚・堆積距離比は氾濫水密度に依存することを...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献2件 参考文献1件

  • 直接数値計算による滑面開水路乱流における水面の乱れと波の特性に関する検討

    吉村 英人, 藤田 一郎 土木学会論文集B1(水工学) 73 (4), I_625-I_630, 2017

    ...のエネルギー分解により低フルード数の流れでは乱れの成分が支配的であるが,フルード数の増加に伴い波の成分,特に後退波の成分が支配的になることを明らかにした.また,その結果,高フルード数の流れでは水面変動の流下速度が表面流速よりも遅くなることを示した....

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  • 建物上に設置した浮体式シェルターの挙動分析と流速・波力に関する検討

    渡辺 一也, 遠野 雄樹 土木学会論文集B3(海洋開発) 73 (2), I_204-I_209, 2017

    ...<br> 本研究ではフルード数によるデータの整理とシェルターにかかる波力の計測をし,シェルターを使った避難に対する評価を行った.その結果,写真解析と挙動解析からはパターン1が安定的であり,パターン2,3は不安定であった.しかし,津波によるシェルターの直接的な破壊という観点で考えると,波力からパターン1は非常に大きな値を示している.また,パターン2,3は比較的小さい値を示している.これらのことから今後最適...

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  • マウンド礁を越える密度成層流中の鉛直混合に関する研究

    武田 真典, 長谷川 巌, 小畠 大典, 本田 陽一, 岡安 章夫, 渡邉 浩二, 西部 博秀, 藪木 昭彦 土木学会論文集B3(海洋開発) 73 (2), I_174-I_179, 2017

    ...本研究では,躍層を伴う成層条件でのマウンド礁による鉛直混合について調べることを目的に,水理模型実験および数値計算を行った.水理模型実験の結果より,躍層を伴う成層流の構造は,既往知見と同様に内部フルード数<i>F<sub>r</sub></i>に依存しており,<i>F<sub>r</sub></i><1の条件では,内部波が発生し,マウンド礁模型の直上近くまたはその下流側の躍層付近で混合が生じる一方,<...

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  • ピロティ構造内部に設置された小規模構造に作用する津波波力特性

    本田 隆英, 小俣 哲平, 織田 幸伸, 伊藤 一教 土木学会論文集B3(海洋開発) 73 (2), I_96-I_101, 2017

    ...ピロティ構造は,津波に対して有効な構造形式であるが,エレベーターホールなどの1階小規模構造物に働く津波外力の評価手法は確立されておらず,既存の指針を準用して算出すると過小評価となる実験報告もある.そこで,この様な小規模構造物に働く津波波力特性の解明と,波力評価手法の提案を目的とし,平面水槽を用いた津波波力実験を実施した.実験結果から,津波波形によらず,直立壁の場合と同様に入射津波のフルード数と浸水深時系列...

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  • 温度成層型蓄熱槽ディフューザーの設計とCFD解析

    吉永 紀, 福島 逸成, 稲富 康利, 橋爪 修彦, 大野 雅明, 塚見 史郎, 久保 洋香 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2017.2 (0), 233-236, 2017

    <p>水蓄熱槽は、負荷平準化やBCP(事業継続計画)に有効な手段であり今後も採用されると思われる。温度成層型蓄熱槽用ディフューザー実用化の研究開発がこれまで報告されている。本稿では、正方形のディフューザーの開発を試み、複数個のディフューザーを配置した蓄熱槽をCFDで解析し検証を行なった。</p>

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  • エネルギー線法による海岸線近傍の遡上津波の特性の評価法

    池谷 毅, 高橋 俊彦, 福山 貴子, 末長 清也, 喜々津 仁密, 壁谷澤 寿一, 岩田 善裕, 奥田 泰雄 土木学会論文集B3(海洋開発) 72 (2), I_157-I_162, 2016

    ...フルード数の変化を評価し,地表面粗度が粗いほど,海岸線からの距離が大きいほど,地盤標高が高いほど,フルード数が低減することを確認した....

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  • 直杭式桟橋に作用する津波波力特性に関する実験的検討

    大村 智宏, 小林 学, 杉松 宏一, 中山 哲嚴 土木学会論文集B2(海岸工学) 72 (2), I_1021-I_1026, 2016

    ...減災対策として有効な構造形式と言えるが,津波作用時の波力特性は判明していない.本研究では直杭式桟橋を対象として定常流を与えた実験を行い,上部工や円柱杭に作用する波圧・波力特性について検討した.実験結果からは桟橋の上部工上面の波圧が静水圧と比べて有意に低下し,上部工の上下面の波圧差が揚力をもたらすことや,桟橋の水平力に対して揚力が卓越することが判明した.渡版の有無により上部工の揚力は異なるものの,共にフルード...

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  • 三次元空間への水素拡散現象の数値予測

    杉山 均, 髙橋 佳多, 加藤 直人, 寺田 敦彦, 上地 優, 日野 竜太郎 自動車技術会論文集 46 (2), 259-264, 2015

    ...三次元空間に放出された水素拡散現象を数値的に解析し拡散現象を支配する要因を明らかにすると同時に,計測結果との比較も行い解析手法の妥当性について検討した.その結果,拡散現象を支配する因子はフルード数であることを示すとともに水素噴出速度を実験の2 倍程度とすることより計測結果を良好に予測することを示した....

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  • 水面変動が気液界面のガス交換機構に及ぼす影響に関する乱流数値シミュレーション

    寺岡 諒祐, 杉原 裕司, 松永 信博 土木学会論文集B2(海岸工学) 71 (2), I_31-I_36, 2015

    ...管状渦が崩壊し,水表面に到達することで水面変動をもたらしていることを確認した.水面の上昇領域では,正の界面発散が大きくなり,下降領域では負の発散値をもつことがわかった.また,水面上昇域では界面ガスフラックスが定性的に増大することを示した.水面変動がある場合でもガス交換と界面発散運動が密接に結び付いていることを確認した.局所的な界面発散モデル解と本計算結果との比較を行った結果,界面発散が大きい領域ではフルード...

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  • 開口部を有するRC造建築物前面における津波浸水深の推定法

    松冨 英夫, 小野 奈那子 土木学会論文集B2(海岸工学) 71 (2), I_361-I_366, 2015

    ...している.一つはエネルギー保存則,もう一つは運動量保存則に基づいている.エネルギー保存則に基づくものにおいて新たに定義した広義のエネルギー損失係数の評価例を示している.既往や本研究の実験値との比較を通して,広義のエネルギー損失係数が適切に推定されるならば,エネルギー保存則に基づくものが推奨されることを示している.建築物の諸元をパラメータとして前面浸水深,広義のエネルギー損失係数,開口率,前面流速の入射フルード...

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  • 橋桁の津波に対する安定性に及ぼすフルード数の影響

    渡邉 政博, 有川 太郎, 田中 泰司, 丸山 久一 土木学会論文集B2(海岸工学) 71 (2), I_955-I_960, 2015

    ...定常流下における橋桁に作用する流体力から抗力係数・揚力係数を算出しフルード数との関係について検討した.抗力係数,揚力係数はフルード数に依存していることが明らかとなった.また,太平洋沖沿岸部を対象として津波シミュレータによる解析を行い,橋梁位置の流況を把握したのち,被災予測を行い,既往の分析との比較を行った.実験より得られた<i>Fr</i>を変数とする抗力係数,揚力係数の算出式を適用し橋梁の被害予測...

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  • 胸壁に作用する津波波力に関する実験的研究

    大村 智宏, 八木 宏, 中山 哲嚴, 米山 正樹, 成田 賢仁, 加藤 広之, 門 安曇, 滑川 順 土木学会論文集B2(海岸工学) 71 (2), I_991-I_996, 2015

    ...東日本大震災における胸壁の被災現場では,津波の越流による洗掘が見られず倒壊に至ったと推察される事例が確認された.従来の設計波力の算定法について検証する必要があると言える.本研究では非越流時と越流時を対象に,海底勾配や堤体位置,天端高,表法勾配の条件を変えた実験を行い,胸壁に作用する津波波力の算定法について検討した.その結果,非越流時については,無次元波圧係数をフルード数の2次関数とした式,もしくは静水圧補正係数...

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  • 津波波力および建物耐力の確率分布を考慮した建物被害確率予測法に関する研究

    泉宮 尊司, 山森 隼人 土木学会論文集B2(海岸工学) 71 (2), I_931-I_936, 2015

    ...本研究では,3次元津波流れに対し運動量の保存則を適用して,津波波力を理論的に評価している.東北地方太平洋沖地震津波の浸水深あるいは津波高の確率分布関数を調べ,2母数対数正規分布が精度良く適合することが示された.また,津波波力評価式を用いて,浸水深およびフルード数の確率分布を考慮して,津波波力の確率密度関数を算定した.津波波力<i>F</i>および建物耐力<i>R</i>の確率密度関数が2母数の対数正規分布...

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  • 陸域における津波氾濫流の鉛直構造およびその流体力の特性

    小笠原 敏記, 室井 宏太, 三橋 寛 土木学会論文集B2(海岸工学) 71 (2), I_913-I_918, 2015

    ....さらに,建物衝突による急激な水位上昇時では,フルード数で表されるベルヌーイの定理を適応させることができないが,フルード数が最大値に達した以降では,建物の耐力評価に適応可能であることを明らかにした....

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  • 三次元的な反砂堆上の水面波に関する実験的研究

    井上 卓也, 長谷川 和義, 渡部 靖憲, 船木 淳悟 土木学会論文集A2(応用力学) 71 (2), I_739-I_746, 2015

    ...呼ばれる恐竜の背のような巨大な水面波列が,洪水時に発生する場合がある.この水面波列は河床の局所洗掘を引き起こし,結果として護床・護岸の安定性に影響を与える可能性がある.この波は反砂堆上の水面波の一種と考えられているが,その発生条件や特性についてはまだ分かっていない部分が多い.そこで本研究では,水面波列の発生条件と横断方向のモード数を把握するための基礎的な実験を行った.実験結果,水面波列の発生条件はフルード...

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  • 遡上流れに置かれた非水没柱状体に作用する抗力特性

    林 建二郎, 多田 毅, 大井 邦昭 土木学会論文集B3(海洋開発) 71 (2), I_79-I_84, 2015

    ...Frの増加に伴い,柱状体の後流域には空洞部が増加し,柱体背面での圧力低下が小さくなる結果,抗力係数<i>C<sub>d</sub></i>は,フルード数Fr > 1の射流域ではFrの増加に伴い減少することを明らかにした....

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  • 単体の円筒タンクに作用する高フルード数領域を考慮した津波波力評価式の提案

    佐野 理志, 石井 英二, 後藤 祥広, 池末 俊一, 串岡 清則, 羽田野 琢磨, 榊山 勉, 森北 豊一 土木学会論文集B3(海洋開発) 71 (2), I_581-I_586, 2015

    ...海岸付近に設置される円筒状のタンクを対象とし,その安全性評価の簡易手法の提案を目的として,解析と既往の実験結果を基に,津波の被害が大きくなる高フルード数において,タンク周囲の流動現象について検討した.構築した3次元CFDを用いた遡上津波の解析手法は,円筒タンクに及ぼす波力やタンク周囲の圧力が実験結果と良好に一致した.タンク周囲の流動状態を詳細に調査した結果,タンクに作用する波力は,タンク周囲の静水圧分布...

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  • 遮蔽物による陸上構造物に作用する津波波力の低減効果

    池谷 毅, 末長 清也, 福山 貴子, 秋山 義信, 舘野 公一, 鈴木 紀雄 土木学会論文集B3(海洋開発) 71 (2), I_569-I_574, 2015

    ...などの遮蔽物により低減するといわれる.本論文では,遮蔽物による陸上構造物に作用する津波波力の低減効果を定量的に評価することを目的とした.低減効果の特性を把握するために,想定縮尺1/100のフルード相似則に従った水理模型実験を実施した.その結果,防潮堤が高いほど,地表面粗度が粗いほど,海岸線からの距離が大きいほど,波力の低減効果が大きくなることがわかった.同時に,波力を決定する抗力係数及び水深係数はフルード...

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  • 浴槽内の水の動きに影響する要因に関する研究(水表面形状、流入位置口、障害物)

    佐野 達也, 岡田 誠之, 前田 信治 空気調和・衛生工学会 論文集 40 (217), 41-47, 2015

    日本では1994年に給湯器からレジオネラ属菌の検出が発表された。その後、浴場施設で免疫力の低下している高齢者の利用が増加し、レジオネラ症に罹患する者が増えてきた。そこで本研究は浴場施設内でよどみの無い水の動きを作ることの検討を行った。検討方法は4種類の水表面形状と流入口の位置の組み合わせ条件についてフッ素イオンとローダミンBを用いた可視化で水の動きを検討した。また、障害物を設置する正方形浴槽及び…

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  • 名古屋港での航跡波の実態把握と影響検討

    板生 考司, 松山 公彦, 柴木 秀之, 伊東 啓勝, 宇野 喜之 土木学会論文集B2(海岸工学) 71 (2), I_475-I_480, 2015

    ...によって発生する航跡波が小型船舶へ及ぼす影響が懸念されている.本研究は,航跡波の影響と安全性確保の方策の検討のため,必要な航跡波に関する基礎的な知見を得ることを目的とし,現地波浪観測及びAIS(Automatic Identification System)のデータ解析を行い航跡波の実態を把握した上で,数値シミュレーションによる周辺海域への影響を検討した.その結果,航跡波高は船舶の長さと船速を用いたフルード...

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  • 樹形による破断・転倒現象の相違を考慮した海岸林管理に資する津波計算法の構築

    田中 規夫, 庭田 侑, 佐藤 創, 鳥田 宏行, 野口 宏典 土木学会論文集B2(海岸工学) 71 (2), I_307-I_312, 2015

    ...津波減勢効果が注目されている.巨大津波が来襲した場合には樹林帯の多くは破壊されるのでその特性を踏まえて効果を算定する必要がある.本研究は樹木の詳細な破壊判定式を平面二次元津波計算に組み込み,樹木破壊の傾向把握及び破壊後の樹木の減勢効果を求め,津波減災という視点での海岸樹木の立木構造に関する知見を得ることを目的とする.樹木管理に資する知見として,枝下高が高く根張りが弱い樹木は,幹の破断が生じやすいこと,破断はフルード...

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  • 反射特性を考慮した陸上構造物に作用する津波波力の評価法

    池谷 毅, 末長 清也, 福山 貴子, 秋山 義信, 鈴木 紀雄, 舘野 公一 土木学会論文集B2(海岸工学) 71 (2), I_985-I_990, 2015

    ...次元柱状体より大きくなることが明らかとなった.現象観察の結果,構造物の側方で限界水深の発生がみられ,これに伴う反射波の存在が波力を増大させていると思われた.反射波の発生による流量透過率の減少を考慮した水理理論解析を実施したところ,実験結果を良く説明でき,理論の妥当性が検証された.さらに,構造物が存在する場合の接近流の水理条件と考えられる構造物前面側方の水理条件を基準として解析をした結果,水深係数とフルード...

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  • 水理模型実験による防潮壁に作用する孤立波の波圧特性に関する検討

    有川 太郎 土木学会論文集B2(海岸工学) 71 (2), I_889-I_894, 2015

    ...0.2m,0.15m,0.075mの3種類とした.その結果から,孤立波の浅水変形,砕波,最大重複波圧,衝撃段波波圧についての考察を行った.1) 浅水変形では,斜面勾配によらずグリーンの法則に従い,砕波点については既往式との整合性を示した.2) 最大重複波圧については,静水圧分布しており,勾配が急になるほど,最大水位よりも小さな水位での水圧となる.また,波圧係数は,広義のエネルギー損失係数ζを3.0としたフルード...

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  • 前面に水位を有する構造物に作用する津波波圧

    有光 剛, 川崎 浩司 土木学会論文集B2(海岸工学) 71 (2), I_901-I_906, 2015

    ...目的として,3次元数値波動水槽CADMAS-SURF/3Dを用いた数値計算により,作用波圧特性を検討した.前面に水位を有する構造物へ作用する場合は,初期水深に関わらず,初期水位以深で一様な津波波圧が作用し,谷本式と同様の分布形状となった.一方で,同じ津波を入射させた場合でも,初期水深がない状態では地表面付近で最大波圧が作用する三角形分布を示す.最大水位上昇量と初期水位より上方における流速で定義されるフルード...

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  • 津波流体力とそのモーメントによる破壊規模ごとの家屋被害関数

    田中 規夫, 小内 尭, 近藤 康太 土木学会論文集B2(海岸工学) 71 (1), 1-11, 2015

    ...が大きい条件下では,全壊がせん断破壊によって生じたケースも含まれる可能性がある.従って,フルード数に応じた破壊モードにより50%全壊判定に用いる津波外力を使い分けることを提案した....

    DOI 参考文献7件

  • 跳水内部の空気混入特性

    高橋 正行, 大津 岩夫 土木学会論文集B1(水工学) 71 (4), I_529-I_534, 2015

    Hydraulic jumps are characterized by air entrainment and strong turbulence with surface rollers. The characteristics of air entrainment in steady jumps were investigated experimentally. The air …

    DOI Web Site Web Site 参考文献11件

  • グリース阻集器の性能に影響する要因の実験的研究 : 模型槽を用いた隔板(枚数・高さ・開口幅・位置)の影響

    草刈 洋行, 岡田 誠之, 前田 信治, 赤井 仁志 空気調和・衛生工学会 論文集 40 (219), 23-32, 2015

    本研究は,阻集器の模型槽を製作して,隔板の枚数,隔板の設置位置,立上げ隔板の高さ,立下げ隔板の開口幅を実験条件に水の流れをみるMorril指数を用いて,阻集に影響する要因を実験的に評価することを試みた。さらに,1回のグリースの投入によるグリース減少率と併せて,Morril指数の適用範囲を検討した。その結果,Morril指数での評価は,Morril指数と1回のグリースの投入によるグリース減少率の関…

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  • 水理模型実験による開水路の粗度係数推定方法に関する提案

    長谷川 雄基, 齋 幸治, 佐藤 周之 農業農村工学会誌 83 (2), 125-128,a2, 2015

    <p>補修による開水路の平滑性の改善効果を定量的に示す指標として,Manningの平均流速公式中の粗度係数が用いられる場合が多い。このような場合,事前に水理模型実験により当該材料の粗度係数を推定しておくこととなる。有限長である実験水路において粗度係数の推定を行う際には,完全な等流状態を得ることが困難であるため,通水時の流速,水深,径深といった,水理条件の設定方法が重要となる。本報では,水理模型実…

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  • 多柱構造物に作用する津波波力に関する実験的研究

    末長 清也, 岩前 伸幸, 池谷 毅, 秋山 義信, 舘野 公一, 鈴木 紀雄 土木学会論文集B3(海洋開発) 70 (2), I_390-I_395, 2014

    ...br> そこで,本研究では,ピロティ構造を有する建築物に作用する津波波力を把握するための第一歩として,ピロティ構造の柱部分を対象とした津波波力実験を実施した.実験結果から,1)柱の形状による柱周辺の水面形状の違いを観察し,分類した.2)写真から柱の前後の浸水深を読み取り,考察した.3)柱の本数・設置位置などの条件の違いにより,柱1本あたりの抗力係数が異なることを明らかにした.また,柱の条件によらずフルード...

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  • 橋桁に作用する津波波力の水平成分及び鉛直成分の評価

    庄司 学, 清水 裕文, 水野 魁人, 藤間 功司, 鴫原 良典 土木学会論文集A1(構造・地震工学) 70 (4), I_616-I_627, 2014

    ...砕波段波及びドライベッド上の遡上波を模擬した水理実験に基づき,津波作用の指標である水位,水面上昇速度,津波流速及び波速の4つのパラメータの観点から橋桁に作用する津波波力に関する分析を行った.砕波段波,ドライベッド上の遡上波ともに,水平波圧に関しては,フルード数及び波速の変化に対する水平波圧の上昇及び下降の感度が水位及び水面上昇速度の変化に対する感度よりも相対的に高い.鉛直波圧に関しては,砕波段波,ドライベッド...

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  • 開水路における長方形ワンド内の循環流構造に関する基礎的研究

    山上 路生, 池内 三津喜, 金子 泰洸ポール, 戸田 圭一 土木学会論文集B1(水工学) 70 (1), 1-10, 2014

    ...サイドキャビティを有する開水路流れに焦点をあてて,室内水路における乱流計測を行った.本研究では一定流量の下でキャビティのアスペクト比を変化させて,これが止水域の循環流構造や乱流特性に与える影響を明らかにした.また主流と止水域の境界部は混合層の発達とともに大きな乱れが発生するが,主流速の時間平均値情報からレイノルズ応力を算定する方法を理論的に導き,その有用性を実験結果と比較検討した.特に本実験ケースのような低フルード...

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  • 圧力分布を考慮した柱体に作用する津波波力評価モデル

    池谷 毅, 岩前 伸幸, 末長 清也, 秋山 義信, 舘野 公一, 鈴木 紀雄 土木学会論文集B3(海洋開発) 70 (2), I_396-I_401, 2014

    ...柱体背面での空洞化の影響を加味して水圧分布を求め,この積分値として波力を求めた.解析の結果,抗力係数がレイノルズ数とフルード数の関数となることを示し,円柱及び正四角形に対しては,抗力係数とフルード数との関係を導出し,実験結果と比較して良好な一致を得た.さらに,近似関数を提案し,必要となるパラメータを示した....

    DOI 被引用文献1件

  • 津波波力および建物耐力の確率分布を考慮した被害確率分布の評価法に関する研究

    泉宮 尊司, 吉田 裕一, 石橋 邦彦 土木学会論文集B3(海洋開発) 70 (2), I_444-I_449, 2014

    ...運動量保存則を用いて,浸水深,流速の関数として建物の単位幅当たりの津波波力の算定式が提案された.その関係式は,浸水深,フルード数および流向の関数としても表され,補正係数を用いることで実測の津波波力の合力を精度よく評価できることが示された....

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  • 柱状物体に作用する遡上流れの流体力評価

    林 建二郎 土木学会論文集B3(海洋開発) 69 (2), I_329-I_334, 2013

    ...<br> フルード数<i>Fr</i>の増加に伴い,柱体の後流域には空洞部が増加し,柱体背面での圧力低下が小さくなる結果,抗力係数<i>C<sub>d</sub></i>は,フルード数<i>Fr</i>>1の射流域では<i>Fr</i>の増加に伴い減少することを明らかにした....

    DOI 参考文献1件

  • 浴場施設における浴槽内の水理学的基礎研究 : 流入・流出・循環の位置および障害物の影響

    佐野 達也, 前田 信治, 岡田 誠之 空気調和・衛生工学会 論文集 38 (198), 19-26, 2013

    浴場施設については、いまだにレジオネラ症に感染する者がいることに注目した。レジオネラ症防止対策はすでに配管系のろ過装置、消毒の添加位置等、清掃方法及び頻度があり、浴槽については原水、原湯の流入口の位置は浴槽内に落とし込み、循環湯の吐き出し位置は浴槽水面の下からの流入を基本としている。まだ対応していない浴槽内のよどみを解決することによって水質の保持や消毒剤の消毒効果が期待できると考えた。長方形模型…

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  • 大気密度成層における擾乱の発達過程

    北野 慈和, 山田 朋人, 泉 典洋 土木学会論文集G(環境) 68 (5), I_205-I_210, 2012

    ...この解析により擾乱の発達とフルード数及び密度差に関する無次元パラメータとの関係が明らかとなり,これらと線状降水帯との関係性について考察した。...

    DOI Web Site 参考文献8件

  • 津波の荷重・浸水域の予測に関するVOF自由表面流シミュレーション

    阪田 升, 奥田 泰雄 理論応用力学講演会 講演論文集 61 (0), 168-168, 2012

    津波発生時における建築物・構造物に対する荷重評価や都市計画策定のための改良VOF法によるフル3次元自由表面流数値シミュレーションを行った。 津波のシミュレーションに必要な数値解析技法を概観するとともに、浸水深やFr数などいくつかの重要な津波の設定条件についても説明する。  また3階建て避難ビルについて、津波荷重モデルに一致する水平荷重が計算できる事を検証し、衝撃段波波圧や重複波圧など津波固有の非…

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  • 大気密度界面に形成される擾乱の発達範囲

    北野 慈和, 山田 朋人, 泉 典洋 水文・水資源学会研究発表会要旨集 25 (0), 142-, 2012

    ...この形状は境界層の最大速度と境界層厚さにより定義されるフルード数、及び大気の不安定の度合いに関する無次元数のみにより決定することが分かった。擾乱の水平方向の広がりは、大気が不安定になるほど増加するが、あるピークを境に減少に転じる。これはフルード数の大小で解釈でき、現象が慣性項に支配されているか重力項に支配されているかによって分類することが出来る。...

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  • 取水槽内の空気吸込の発生について

    平田 勝哉, 舟木 治郎, 久保田 義啓, 稲垣 勝久, 田岡 未樹 同志社大学理工学研究報告 52 (1), 1-17, 2011-04-30

    ...パラメーターの影響を明らかにしている.We>12の範囲で,We効果は無視できる.Re>3×10[4]の範囲で,Re効果は無視できる.よって,これらの条件下では,Fr効果だけを考えれば充分である.X/D効果とB/D効果を考えると,どちらも,ある値でSc/Dが極大値をとる.一方,Z/D効果は単調であり,かつ,Z/D>2.5の範囲で小さくなる.これらの形状効果のいくつかは,Sc/DとFrとの関係に基づき,局所フルード...

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  • 海岸林に作用する流体力の評価

    林 建二郎, 斉藤 良, 浅野 敏之, 浦島 三朗 土木学会論文集B3(海洋開発) 67 (2), I_571-I_576, 2011

    円柱群、模型樹木ならびに小型実樹木等に作用する抗力の直接計測を力計を用いて行った。樹木に作用する主流速度が増加するにつれて樹冠部の投影面積が減少する結果、抗力係数はRe数の増加に伴い減少することを確認した。これら抗力係数のKC数とFr数に対する変化特性も計測された。海岸林を通過する段波のエネルギ消費量を、段波流速の実計測と海岸林の抗力係数より算定した。この損失エネルギ-を考慮し計算した海岸林内の…

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  • 高領域ベッドフォームに対する流砂濃度の影響

    宮田 雄一郎, 田中 凡子 地質学雑誌 117 (3), 133-140, 2011

    ...開水路流れで生成するアンチデューンの形態が流砂濃度によって変わることを実験で示した.フルード数1.4のもとで,流砂濃度の高い順に,平滑床,安定して上流移動するアンチデューン,砕波を伴うアンチデューン,移動しないアンチデューン,下流移動するアンチデューン,高領域リップルといった異なる形態が存在する.流砂濃度が低いほど砕波・跳水がより頻繁に発生する.砕波が起こるとトラフが充填されて下に凸のレンズ状ラミナセット...

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  • 自由表面を持つ順圧地衡流ジェットに生じるカルマン渦の考察

    小平 翼, 早稲田 卓爾 理論応用力学講演会 講演論文集 59 (0), 204-204, 2010

    ...レイノルズ数(40~400)、ロスビー数(0.025~∞)、フルード数(0.1-1.0)が独立なパラメータであるとし、現象の各パラメータ依存性を調べた。渦の放出については後流の線形不安定性解析を行い、レイノルズ数(80~)における不安定領域を確認した。また、地球流体の特徴である回転の効果に関しては、ロスビー数の低下に伴い、渦放出周期が低下し、明確な渦放出が確認されなくなることを確認した。...

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  • ヤマセ卓越時の北上盆地での南風の解析

    川口 純, 日下 博幸, 木村 富士男 地理学評論 Series A 83 (4), 375-383, 2010

    ...しかしながら,北上盆地では南風が吹く.本研究では,この南風の成因を明らかにするために,データ解析と領域気象モデルWRFを用いた数値実験を行った.結果を以下に示す.(1)WRFを用いた数値実験の結果,実地形を用いた基準実験と,北上高地の地形高度を90%に減少させた実験では北上盆地で南風が吹くが,北上高地の地形高度を80%,70%に減少させた実験では,北上盆地では南風が吹かずに東風が卓越する.(2)この結果は,フルード...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献13件

  • 密度成層流体中を鉛直移動する球の後流ジェット

    岡村 徹, 緒方 正広, 花崎 秀史 日本伝熱シンポジウム講演論文集 2009 (0), 57-57, 2009

    ...後流のパターンはレイノルズ数と フルード数に依存するが、成層が強い場合には流れの中心軸上に強い鉛直 ジェットが発生するなどの特異な構造が現れ、大きく分けて7つのパターン があることがわかった。これらのパターンはいずれも、密度が一様の流体中 と大きく異なっているおり、対応する数値シミュレーションによりそのメカ ニズムを解析した。...

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  • 管路内におけるデューンの安定性

    関 陽平, 泉 典洋 理論応用力学講演会 講演論文集 57 (0), 146-146, 2008

    ...矩形管路内のデューンの発生条件を線形安定解析により求めた.今回は泉が行った方法に倣った.その方法は,Navier-Stokes方程式に混合距離モデルとChebyshev多項式を用いたスペクトル法を用い流関数を求め,これとexner方程式から発生条件を得るものである.その結果を波数とフルード数を両軸とするコンタ図にした.結果は不安定となりデューンが形成される領域が現れたが,卓越波数は現れなかった.従って...

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  • 旋回揺動撹拌におけるバッフル付平底円筒槽の流動特性

    加藤 禎人, 井上 真美, 多田 豊, 長津 雄一郎 理論応用力学講演会 講演論文集 57 (0), 42-42, 2008

    ...この時の回転数は、フルード数とバッフル条件のみで相関でき、レイノルズ数には依存しなかった。また、バッフル無円筒槽と比較して、操作条件が狭くなることが分かった。...

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  • ヤマセ卓越時の北上盆地での南風の解析

    日下 博幸, 木村 富士男, 川口 純 日本地理学会発表要旨集 2008f (0), 118-118, 2008

    ヤマセは、夏季に北日本の太平洋側に吹く低温・湿潤な風である。ヤマセは、オホーツク海高気圧を起源とする総観規模の特徴をもつ一方で、局地風としての一面をも持つ。冷夏の年が減少傾向にある現代でも、ヤマセはほぼ毎年見られる。いったんヤマセが吹走すると、数日~十数日間吹走することが多い。ヤマセは下層雲を伴うことが多く、ヤマセの期間中は日照不足に陥るため、昔から農業に対するヤマセの情報は必要不可欠であった…

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  • 接近流が射流の場合の横越流堰の流量係数

    鬼束 幸樹, 秋山 壽一郎, 俣賀 円, 井田 千尋 土木学会論文集B 63 (2), 134-143, 2007

    ...実験的に解明された.本研究では横越流堰に接近する流れが射流の状態において,相対水深を一定とし,フルード数,相対堰高および相対堰長の3つのパラメータを系統的に変化させて,実験を行った.その結果,接近流が射流の場合の横越流堰の流量係数の定式化に成功した....

    DOI 参考文献14件

  • 乗用車専用小型道路トンネルにおける火災時の煙挙動に関する模型実験

    菊本 智樹, 川端 信義, 丸山 大輔, 山田 眞久 土木学会論文集F 63 (3), 361-373, 2007

    ...本論文は,乗用車専用小型道路トンネルにおける火災時の避難環境について,1/3スケール縮小模型トンネルを用いた火災実験により検討したものである.模型実験の諸元は,フルード数相似則,レイノルズ数,トンネル壁面への吸熱特性の相似性を考慮して決定した.得られた模型実験結果を,フルード数相似則等を用いて実大小型道路トンネル火災へスケール換算する方法を提案し,その結果に基づいて煙挙動と避難環境について検討を行った...

    DOI 被引用文献1件 参考文献3件

  • 河川の階層構造に着目したサクラマス幼魚の越冬環境―越冬環境を考慮した川づくリの提言―

    渡辺 恵三, 中村 太士, 小林 美樹, 柳井 清治, 米田 隆夫, 渡邊 康玄, 丸岡 昇, 北谷 啓幸 応用生態工学 9 (2), 151-165, 2006

    ...<br>本研究により, これまでサクラマス幼魚の越冬環境として知見のあったMicrohabitatの環境特性に加え, その周辺のフルード数が小さく示されるSubunitの重要性が示された. この2つの階層は, サクラマス幼魚の越冬期に加えて, 越冬直前の生息場所としても重要であると考えられる....

    DOI Web Site 被引用文献4件 参考文献119件

  • デューン‐平坦床遷移再考

    泉 典洋, 山口 里実 土木学会論文集B 62 (4), 360-375, 2006

    ...水位-流量曲線に見られるヒステリシス現象や単一水理条件下における河床形態の多価性がデューン-平坦床遷移時に生じる亜臨界分岐に起因する可能性を,著者らは弱非線形解析を用いて明らかにしている(以降,前報と呼ぶ).本研究は,前報で用いられていた近似解法を用いずに同様の解析を行うと同時に,フルード数とシールズ数の依存関係を適切に導入し分岐パラメータとしてのフルード数を再定義することにより,実験結果の意味を再評価...

    DOI 被引用文献1件 参考文献13件

  • 沿岸植生域を氾濫する津波の水理

    今井 健太郎, 松冨 英夫 土木学会論文集B 62 (3), 258-269, 2006

    Some hydraulic experiments and numerical simulations were carried out to establish countermeasures used a costal vegetated area for tsunami disaster reduction. Decrease of tsunami energy due to the …

    DOI 被引用文献2件 参考文献26件

  • 浮遊砂を伴うデューン―平坦床遷移過程

    山口 里実, 泉 典洋 土木学会論文集 2005 (796), 796_53-796_67, 2005

    ...しかしその際, 理論で予測される臨界フルード数が, 実河川で観測されるフルード数よりかなり大きくなることがわかっている. 本研究は, 浮遊砂の影響を取り入れた非線形安定解析を行うことによって, 浮遊砂が生じる条件下では臨界フルード数が減少するものの, やはり解の分岐形態は亜臨界分岐であることを理論的に明らかにする....

    DOI Web Site Web Site 被引用文献2件 参考文献38件

  • 大規模山岳における低気圧性渦の形成

    穂積, 祐, 植田, 洋匡, 余, 偉明 京都大学防災研究所年報. B 47 (B), 435-454, 2004-04-01

    大規模な山岳が回転成層場に置かれている際の,非定常流および定常流による渦の生成を考えた。非定常流において計算初期に生成した,地表から山岳頂上に及ぶ低気圧性渦の渦度は,流れが山岳斜面を下る際のストレッチ効果により生成されること,無次元渦度はフルード(Fr) 数を用いてFr?1/2 に比例するという傾向がみられた。この傾向は先行研究の線型理論を発展させることで説明することができた。定常流下の状況では…

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  • 小規模貯水池における密度流の挙動に関する研究

    立本 英機, 朴 鍾錫, 町田 基, 相川 正美 水文・水資源学会誌 17 (1), 3-12, 2004

    As for the inflow of the fluid which has the different density from the stagnation area, diffusion and mixing occur with the buoyancy and shear force of inflow fluid. In this study, the reservoir …

    DOI 参考文献8件

  • 衝撃運動にともなう物体と波の非線形相互作用に関する一考察

    木原 一 関西造船協会講演概要集 2004S (0), 000012-000012, 2004

    ...について述べて述べている.物体の急激な運動はスプラッシュなどの流体現象を伴うため,非定常な自由表面流れをシミュレートすることは一般的には難易度の高い問題と考えられる.本研究は計算手法として境界要素法を取り扱うものであるが,速度ポテンシャルを基礎とする解析法が非線形性の強い流体問題に適用可能な限界を探ることがもう一つの目的である.計算例は曲率をもたない2次元の造波物体形状に限定されているが,広範囲のフルード...

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  • 側壁に凹部を有する開水路乱流の組織構造に及ぼすフルード数の影響

    禰津 家久, 鬼束 幸樹, 高橋 俊介, 矢野 勝士 土木学会論文集 2003 (733), 77-88, 2003-05-21

    ...一方, 流入フルード数が増加すると瞬間渦の強度が増加するとともに長さスケールは小さくなり, その特性も移流とともに急速に変化することがわかった. 以上のように瞬間渦の強度とスケールはフルード数に依存するが, ストローハル数は流入フルード数に依存せずほぼ一定であることが解明された....

    DOI Web Site 参考文献12件

  • 鹿島灘海岸の海浜地形と堆積環境

    日向野 崇 応用地質 44 (5), 274-282, 2003

    The building of jetties or other types of projecting walls along straight coasts has had disasterous effects on many beaches. Therefore, the problems of stabilization and restoration of the beaches …

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献21件

  • 直立護岸水路における航走波の現地観測

    谷本 勝利, Fatimah Eldina, Khanh Toan DAM, 田中 規夫 日本沿岸域学会論文集 15 (1), 101-112, 2003

    ...航走波の最大波高,最高・最低水位を流速に対する船の相対フルード数で整理した。相対フルード数は0.47~0.76 の範囲であり,航走波は相対フルード数が0.6 を超すと急激に増大する。また,現地観測条件に対し, Boussinesq型方程式に基づく数値計算を行った。最大波高などの計算結果は,ばらつきは大きいものの,観測結果と平均的には一致する。</p>...

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  • Development of Resistance Test Using Small Model of High Speed Planing Craft

    片山 徹, 林田 滋, 鈴木 宏始, 池田 良穂 関西造船協会講演概要集 2002S (0), 2-2, 2002

    ...本研究では, これら超小型模型を用いた抵抗試験方法において必要となる, 流体力(抵抗, 揚力, トリムモーメント)の尺度影響のうち, 特に抵抗の尺度影響について3つの相似な小型の柱状模型を用いて姿勢固定の流体力計測実験をフルード数Fn=1.0∼4.0およびレイノルズ数Rn=UL<SUB>K</SUB>/ν=5×10<SUP>5</SUP>∼3×10<SUP>6</SUP>の範囲で行い, その特性について...

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  • 等価周波数応答法による非線形流出系の解析

    HAMOUDA Luai, 藤田 睦博 土木学会論文集 2001 (677), 189-203, 2001-05-21

    ...一方, これまで Saint Venant 式より得られるフルード数<i>F</i><sub>0</sub>とキネマテックウィブ数<i>K</i>の2つの無次元パラメタを用いて, <i>F</i><sub>0</sub>~<i>K</i>平面上でモデルの敵合度が検討されてきた. これらは, 一定の降雨量を採用し各モデルより計算される上昇期のハイドログラフを比較している....

    DOI Web Site Web Site 被引用文献2件 参考文献14件

  • 応力方程式モデルを用いた自由水面近傍での乱流構造の数値計算に関する研究

    中山 忠暢, 禰津 家久 土木学会論文集 2001 (670), 13-23, 2001-02-21

    ...本研究では, 水面が穏やかな流れについて従来から提案されている自由水面での境界条件と比較しつつフルード数の影響を考慮した自由水面での境界条件を提案し, それを用いることによって自由水面近傍での乱れの再配分率の再現を行った. さらに, そのような再配分率の変化は圧力歪み相関項と大きく関連していることが明らかにされ, この項にフルード数の影響を考慮することによって実験値を非常にうまく再現できた....

    DOI Web Site Web Site 参考文献36件

  • 傾斜サーマルの初期流動に関する実験的研究

    羽田野 袈裟義, 矢野 晶人, 松本 治彦, 朝位 孝二 土木学会論文集 2001 (670), 63-72, 2001-02-21

    ...その結果, 傾斜サーマルの初期の流動は, 初期塩水体積と初期相対密度差から決まる時間, 長さおよび速度のスケールと底面勾配により表現されること, これらのスケールを用いて有用なレイノルズ数が定義されること, 下層流先端部の厚さは漸増するがその増加割合は水面の影響がない場合に比べて小さいこと, 最大厚さの断面の密度フルード数は漸増して一定値に漸近しその値は底面勾配とともに増加すること, 上層補償流先端部...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献49件

  • 選択取水数の近似式表現とその設計への実用

    今村 建二, 大西 外明, 小口 菊雄, 土生川 真二 ダム工学 11 (3), 242-247, 2001

    It is known that selective withdrawal densimetric Froude number <i>G</i> (refer to equation (1) in text) varies with intake dimensions, however, the <i>G</i> has been regarded nearly constant in …

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  • 連続蛇行水路の高速流に関する非線形解析

    細田 尚 土木学会論文集 2000 (656), 103-111, 2000-08-21

    ...その結果, 蛇行の程度を表す無次元パラメータが大きくなると見かけの抵抗が大きくなり, 流れのフルード数が共鳴関係を越えにくくなること, その場合の水面変動振幅とフルード数の関係が共鳴関係のフルード数より小さい領域の線形解に適合することを示した....

    DOI Web Site 参考文献4件

  • 孤立した島の風下におけるバンド状対流雲システムの降水強化過程

    金田 幸恵, 民田 晴也, 耿 驃, 武田 喬男 気象集誌. 第2輯 78 (1), 47-67, 2000

    ...それらの事例に共通する大気条件は、フルード数0.3-0.7を満たすような下層での強い西南西風と比較的安定した成層状態であった。<br>主に、6月22日に観測されたバンド状レーダエコーの事例解析と、屋久島の地形の影響を受ける気流系についての数値実験によって、島の風下側における降水強化は次の過程の複合として生じると考えられた。...

    DOI NDLデジタルコレクション Web Site ほか1件 被引用文献6件 参考文献35件

  • 水・空気界面での乱流構造と気体輸送の関連性に関する研究

    中山 忠暢, 禰津 家久 土木学会論文集 1999 (635), 85-95, 1999-11-21

    ...その結果, 開水路流れではフルード数の影響を考慮した小規模渦モデル, 風波では水面の状態による区分で気体輸送係数が表現可能であることが判明した. 両者が混在する流れでは逸散率比と気体輸送係数比の関係でどちらが卓越しているかの判定条件の評価を行った....

    DOI Web Site Web Site 被引用文献3件 参考文献33件

  • 開水路流れにおけるバーストの水面近傍での挙動及び乱れ構造との関連性について

    中山 忠暢, 禰津 家久 土木学会論文集 1999 (635), 31-40, 1999-11-21

    ...フルード数が大きくなるとこのモデルは破綻することが確認され, 自由水面近傍での乱れの減衰効果をフルード数の関数で表した. 次に, この自由水面での境界条件を用いて応力方程式モデルにより自由水面近傍での乱れの再配分率を再現した. さらに, PIV法を用いることによって組織渦の可視化を行った....

    DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献15件

  • 開水路キャビティー流れの乱流構造に関する研究

    禰津 家久, 山本 義暢 土木学会論文集 1999 (614), 51-63, 1999-02-21

    ...本研究ではこのようなキャビティー流れに対し, フルード数・レイノルズ数およびキャビティーのアスペクト比を系統的に変化させ, レーザ流速計を用いて高精度に測定した....

    DOI Web Site Web Site 被引用文献9件 参考文献15件

  • 突起部を越える2成層密度流の基礎的研究

    大西 外明, 今井 元喜, 野田 祥一, 野口 英樹 土木学会論文集 1998 (600), 59-67, 1998-08-21

    ...この実験結果から, 工学的に重要な内部境界面の変動特牲に注目し, 上流側の複合フルード数<i>Q</i>と最小内部境界面高さ<i>I</i>の関係から, 内部境界面の変動特性を表わす内部境界面曲線と屈曲点の値を求めた....

    DOI Web Site Web Site 参考文献11件

  • 矩形断面水路における流し掛け水車の出力特性

    後藤 眞宏, 片山 秀策, 天田 高白, 佐藤 政良 農業土木学会論文集 1998 (197), 859-867,a2, 1998

    For studying the characteristics of a current water wheel to convert flow energy in an irrigation canal into mechanical power, we carried out hydraulic model tests in order to clarify the effect of …

    DOI

  • 開水路凹部流れのPIVおよびLESによる乱流解析

    藤田 一郎, 神田 徹, 門脇 正夫, 森田 卓光 土木学会論文集 1996 (539), 79-88, 1996-05-21

    ...画像解析ではPIV (Particle Image Velocimetry) の一手法である相関法を用いて連続的な二次元瞬間流速, 平均流速および乱流統計量等の空間分布を求め, 凹部深さおよびフルード数との関係を調べるとともに大規模渦運動に伴う流れ場の時空間分布特性を明らかにした....

    DOI Web Site Web Site 被引用文献12件 参考文献19件

  • 密度成層流パラメーターに関する用語の解説

    道奥 康治 混相流 10 (3), 294-296, 1996

    ...後者では、浮力効果に加えて異相間の相互作用が重要となるが、本文では浮力が支配的な前者の場合に限定して、主に浮力と乱流輸送力の比をあらわす成層パラメーター: リチャードソン数、密度フルード数、について解説する。...

    DOI

  • 貿易風下におけるマウイ渦の数値実験

    Ueyoshi Kyozo, Roads John O, Fujioka Francis, Stevens Duane E. 気象集誌. 第2輯 74 (6), 723-744, 1996

    ...フルード数<i>Fr</i>(=<i>U</i>/<i>NH</i>、Uは一様風の大きさ、<i>H</i>は障害物の高さ、Nはプラント・バイサラ周波数)が0.4よりも小さい場合でも渦の放出(vortex shedding)は起こらず、一日の時刻に関係なく形を変えずに動かなかった。しかしながら、西マウイ山をモデルから取り除くと、渦の放出が起こるようになった。...

    DOI NDLデジタルコレクション Web Site ほか1件 参考文献76件

  • 流域スケールの風の場の計算法に関する研究

    山田 正, 日比野 忠史, 中津川 誠 土木学会論文集 1994 (503), 49-58, 1994-11-21

    ...ここで扱っている風の場は, 内部フルード数が臨界値を越える射流の場合である. モデルの妥当性は, Potential flow モデル, Kao モデル及びMASCONモデルによる計算結果の比較で行っている. さらに本モデルを2つの実流域に適用し, 地形効果の検討及びドップラーレーダによる観測値との比較を行っている....

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか2件 被引用文献4件 参考文献8件

  • 流域スケールの風の場の計算法に関する研究

    山田 正, 日比野 忠史, 中津川 誠 土木学会論文集 503 (29), 49-58, 1994-11

    ...ここで扱っている風の場は, 内部フルード数が臨界値を越える射流の場合である. モデルの妥当性は, Potential flow モデル, Kao モデル及びMASCONモデルによる計算結果の比較で行っている. さらに本モデルを2つの実流域に適用し, 地形効果の検討及びドップラーレーダによる観測値との比較を行っている....

    機関リポジトリ

  • 大気海洋環境研究のための温度成層風洞 : 大気海洋システム解析実験設備

    大屋 裕二, 辰野 正和, 中村 泰治, 植田 洋匡, 烏谷 隆, 小園 茂平, 天本 肇, 平田 勝哉, 深町 信尊, 石井 幸治, 渡辺 公彦, 杉谷 賢一郎, 岩本 英樹, 渋谷 靖久 應用力學研究所所報 75 147-165, 1993-09

    ...気流特性試験を行った結果,以下の性能を達成できた. 1) 弱い成層から強い成層まで広範囲の温度成層流を生成できる. 2) 高さ1.2mの範囲において,3cm間隔で40層の温度分解能を有しているので,様々な鉛直方向温度分布を精度良く生成できる. 3) 風速U=2.0m/s以下の安定で一様な気流が供給できる.すなわち,大きな温度差(120℃程度)を低風速(U=0.5~1.0m/s)で生成できるのでかなり小さなフルード...

    DOI HANDLE Web Site 被引用文献2件

  • 山地河川における階段状河床地形とヤマメ(Oncorhynchus masou masou)産卵床の形成位置に関する研究

    広瀬 健一郎, 丸谷 知己 九州大学農学部演習林報告 68 73-84, 1993-03-29

    ...河床が急勾配であることに起因して時間的にも空間的にも流れが細かく変化し,それに応じて多様なスケールで河床変動が生じている.本研究の目的は,多様な河床地形の位置的な変化と産卵空間との関係を物理的に明らかにすることを目的とする.そのために瀬と淵とが連続して河床地形をつくる堆積作用の卓越した区間において,水深変化,流速変化および淵における底質の砂礫についての粒径変化を分析した.その結果,ヤマメの産卵床は,フルード...

    DOI 日本農学文献記事索引 HANDLE ほか1件

  • 河口周辺部における河川流出流の流動構造

    中辻 啓二, 湯浅 楠勝, 村岡 浩爾 土木学会論文集 1993 (461), 31-38, 1993-02-20

    ...河川域と海域を連結するモデル河口域を想定して, 密度フルード数が1~2程度で放出される河川流出流の動態を自由水表面を有した三次元数値実験によって検討した. 横方向への拡がりと浮力効果が河口を出た直後から有効に働き, 一時加速現象や分岐現象が現れる. これらの現象は河口特有の現象であり, 数値実験においても確認できた....

    DOI Web Site Web Site 参考文献10件

  • 哺乳動物およびかめの歩容

    Alexander R. McNeill 日本ロボット学会誌 11 (3), 314-319, 1993

    ...動物はその大きさや移動に使用する脚数にかかわらず, ほぼ同一のフルード数<I>v</I><SUP>2</SUP>/<I>gL</I> (<I>v</I>: 歩行速度, <I>L</I>: 脚長) で歩容を変化させる.本解説ではこの歩容の変化をエネルギ消費の観点から説明している.まず人間の歩行から走行への歩容変化について考え, 筋肉のバネ特性を考慮したモデルを用いて解析し, 足底圧の変化については実験...

    DOI 被引用文献1件

  • 河川プルームの拡がり特性とその物理機構

    中辻 啓二, 許 再寧, 室田 明 土木学会論文集 1991 (434), 29-36, 1991-08-20

    ...流動場, 密度場とリフト・オフ現象の比較より, 提案モデルが小さな密度フルード数で放出された河川プルームの拡がり特性をうまく予測できることが確認された. さらに, 運動方程式の各項の寄与度を定量的に評価することによって動力学特性が明らかになった....

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献5件

  • やまじ風の数値的研究

    斉藤 和雄, 猪川 元興 気象集誌. 第2輯 69 (1), 31-56, 1991

    ...大きな逆フルード数の場においては山の後面でジャンプが殆ど停滞する準定常なレジームが得られ、その後面に一般場とは逆向きの風が発生する。やまじ風のケースでは四国山地の非対称性と中国山地の存在がジャンプの停滞とその後面での逆風をより生じやすくしている。<br>1987年4月21日のやまじ風では山頂付近の高度に明瞭な逆転層が存在していた。...

    DOI Web Site 被引用文献22件 参考文献29件

  • 密度成層風洞システムの開発

    大屋 裕二, 杉谷 賢一郎, 中村 泰治 應用力學研究所所報 68 199-209, 1989-10

    ...成層流に関する実験を行う目的で密度成層風洞を試作し,その計測システムを開発した.密度成層風洞は回流式で縮流部,測定部を除いて風路全体が上下6層に仕切られており,外部から各層に空気より重いガスを適当な量,注入して測定部内に直接密度成層を生成する装置である.任意の勾配の密度成層流が比較的簡単に生成でき,しかもかなり大きな密度勾配が実現できるので風洞気流をそれほど低風速にすることなく小さなフルード数で比較的高...

    DOI HANDLE Web Site 被引用文献1件

  • 土石流に伴う流木の発生及び流下機構

    石川 芳治, 水山 高久, 福澤 誠 砂防学会誌 42 (3), 4-10, 1989

    ...<br><i>F</i><sub>r</sub>・Θ≦0. 1のとき<i>T</i>=1. 0<br>0. 1<<i>F</i><sub>r</sub>・Θ<1. 0のとき<i>T</i>=log(1/<i>F</i><sub>r</sub>・θ)<br>1≦<i>F</i><sub>r</sub>・ΘのときT=0<br>ここで<i>F</i><sub>r</sub>:フルード数,Θ=<i>h</i...

    DOI 被引用文献1件

  • 網走•雄武地方の力学的に誘起されたフェーン現象の数値的研究

    猪川 元興, 永沢 義嗣 気象集誌. 第2輯 67 (3), 429-458, 1989

    ...<br>風下側の温位の上昇を無次元化した、フェーンインデックスが導入され、その逆フルード数への依存性が調べられた。一様風速、一様安定度の流体の場合よりも、900hPa以下に逆転層が存在するほうが、フェーン発生の臨界山頂高度が低いことが判明した。<br>また、ヨーロッパアルプスのフェーン(Hoinka,1985)と網走•雄武地方のフェーンとが比較された。...

    DOI Web Site 被引用文献12件 参考文献30件

  • 固気系横型2軸撹はん槽の動力特性

    天田 次雄, 小森 悟, 村上 泰弘 化学工学論文集 15 (1), 98-104, 1989

    Power consumption in a horizontal gas-solid mixed-type polymerization reactor with two parallel axes and a spacious upper part was investigated. Instantaneous torque was measured under operating …

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  • 減勢ブロックの抗力係数について

    泉 完 農業土木学会論文集 1988 (135), 99-106,a3, 1988

    When baffle-block-type stilling basins of hydraulic jump-type drops for irrigational canal were designed, drag coefficient <I>C</I><SUB>D</SUB>' was an important factor. The baffle blocks left one …

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  • 水平な自軸まわりに回転するヒートパイプの性能 I  回転円筒内封入液の流動形態

    大塚 吉則, 中山 恒, 吉川 次雄 日本機械学会論文集B編 50 (457), 2162-2170, 1984

    ...直管状ウィックなし回転ヒートパイプの性能に重要な影響をおよぼす封入液の流動形態について実験的検討を行った.直径28,60,90mm,長さ400mmの透明アクリル管に水,フロン,シリコンオイルを5~65%の容積割合で封入し,100~1600rpmの範囲で回転させて流動形態を観察した.大部分の液が底部にたまる重力支配形態から液が回転壁に張り付く慣性力支配の形態へ遷移する回転数を,フルード数などの無次元量...

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