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検索結果 165 件

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  • 社会科学系学生の起業に対する意識調査及び教育方略の提言

    田隈 広紀 国際P2M学会誌 17 (1), 141-152, 2022-10-23

    本研究では社会科学系の初年次学生における起業への意識傾向を、事業構想・実装・運営を司る人材に必須の素養である主体性の構成要素と関連させながら調査した。その結果、主体性の構成要素のうち「想像力」が「起業意欲」と強く関連しており、「自覚」と「自由意志」が「起業意欲」と「失敗への危惧」の両方に緩く関連していることが判った。これらを踏まえ、P2M理論を適用した社会的・公益的事業のケーススタディによる起業…

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  • 社会科学系学生の起業に対する意識調査及び育成方針への提言

    田隈 広紀 国際P2M学会研究発表大会予稿集 2022.Spring (0), 190-200, 2022

    本稿では社会科学系の初年次学生における起業への意識傾向を、主体性の構成要素と関連させながら調査した。その結果、主体性の構成要素のうち「想像力」のみが起業意欲と関連しており、「自覚」「自由意志」は起業意欲を低下させる要因になる可能性が示唆された。主体性は事業構想・実装・運営を司る人材に必須の素養であるが、その構成要素である「自覚」と「自由意志」を獲得する過程で起業意欲が減退しないよう注意を払う必要…

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  • オンラインでのチームワーク能力向上の要因調査及びトレーニング方法の提案

    常野 一樹, 田隈 広紀 国際P2M学会研究発表大会予稿集 2022.Spring (0), 52-68, 2022

    本研究ではオンライン環境下で低下するチームワーク能力を把握し、それらを補完するトレーニング方法を提案する。まずオンライン・対面の両環境でのチームワーク能力の差異をアンケート調査し、オンライン環境では特にバックアップ能力とモニタリング能力の低下が顕著であることを把握した。次にこれを踏まえ、チームワーク能力をオンライン下で実践的かつ自発的に補完する方法として、「タクティカルシューターゲーム」の一種で…

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  • フィールドサーベイ教育における意識づけの為の教示に関する効果検証

    宮崎 愛弓, 田隈 広紀, 陳之内 啓貴, 長尾 徹 国際P2M学会研究発表大会予稿集 2020.Spring (0), 269-284, 2020

    社会の急速な情報化は人々の生活を質的に変化させている。昨今、ユーザーの潜在的な課題や価値観を明らかにする為に、文化人類学で活用される観察調査をビジネスの場へ積極的に展開する動きも見られる。これに関連し、大学教育でも価値創造に必要な姿勢とスキルを訓練する目的でフィールドサーベイを取り入れるようになってきており、その効果的な実施方法を各大学・科目が模索している。本稿では新たな学生アパートを企画立案す…

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  • 二重関心モデルに基づく協働的メンバ編成に向けた疑似的コンフリクトの適用方法の提案

    松本 拓真, 田隈 広紀 国際P2M学会研究発表大会予稿集 2020.Spring (0), 310-323, 2020

    従来コンフリクトは基本的にプロジェクトの中で悪いこと、回避すべきものという認識であった。しかし最近ではコンフリクトは避けられないものであり、変化の自然な結果であると見なされ、うまくマネジメントすれば新たなアイデアの創出等の成果に有益につながると見なされるようになった。一方でビジネスの場では、人の感性や調和や協調性を重んじるあまり対立や衝突を良くないものとして、未だに避ける傾向がある。このことから…

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  • ファシリテーターの「場のデザイン」育成における失敗体験パターンカードの有効性

    山中 洋平, 田隈 広紀, 宮崎 愛弓, 浅野 友希, 倉斗 綾子, 長尾 徹 国際P2M学会研究発表大会予稿集 2020.Spring (0), 254-268, 2020

    近年、組織における課題解決や合意形成を支援するスキルとして、ファシリテーションが活用されるようになってきた。ファシリテーターとは集団による問題解決、アイデア創造、教育、学習等、あらゆる知識創造活動を支援し促進していく働きかけの役割を担う者と定義されており、その具体的なスキルとして「場のデザイン」を挙げている。一方でP2Mガイドブックや先行研究においては、組織・プロジェクトでのファシリテーターの有…

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  • TRPGを通したコミュニケーション能力向上の調査研究

    駒見 直俊, 田隈 広紀 国際P2M学会研究発表大会予稿集 2020.Spring (0), 292-309, 2020

    近年、社員が良好にはたらく上で重要となる「社内コミュニケーション」の改善に向けた独自の取り組みを行う企業が増え、企業に入る学生側にもコミュニケーション能力を求める企業が増えてきた。これは業務効率が低下した、プロジェクトが円滑に進まないといったことが生じた際に、社員同士のコミュニケーション不足が例として良く挙がるためである。そしてコミュニケーション不足の原因の一つとして、対面で話す機会が少なくなっ…

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  • フィールドサーベイ教育における意識づけの為の教示に関する効果検証

    宮崎 愛弓, 田隈 広紀, 陳之内 啓貴, 長尾 徹 国際P2M学会誌 15 (1), 183-200, 2020

    社会の急速な情報化は人々の生活を質的に変化させている。昨今、ユーザーの潜在的な課題や価値観を明らかにする為に、文化人類学で活用される観察調査をビジネスの場へ積極的に展開する動きも見られる。これに関連し、大学教育でも価値創造に必要な姿勢とスキルを訓練する目的でフィールドサーベイを取り入れるようになってきており、その効果的な実施方法を各大学・科目が模索している。本稿では新たな学生アパートを企画立案す…

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  • ナッジツールを用いた学生のセキュリティ意識向上の提案

    中野 佑輔, 田隈 広紀 国際P2M学会研究発表大会予稿集 2020.Spring (0), 285-291, 2020

    近年、大学のセキュリティが問題視されており、その原因として学生のセキュリティ意識の低さがあげられている。そこで本研究では、学生のセキュリティ意識を向上させるためにナッジツールを用いた学生のセキュリティ意識向上の提案を提案する。これは学生に情報漏えい対策を強制的にさせるのではなく、ナッジアプローチを用いることで自発的に情報漏えい対策を行わせるものである。さらに本研究では、ナッジツールを適応したもの…

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  • オンラインPBLにおけるプラットフォームマネジメント

    小田 裕和, 田隈 広紀, 長尾 徹 国際P2M学会誌 12 (2), 178-195, 2018

    能動的な人材開発を目指し、大学の教育現場ではPBLが広がっている中、オンライン上でのやり取りの必要性が増している。しかしながら、オンライン上で学生はなかなか能動的に振る舞えないことが多い。本研究は、オンライン上でのやり取りの場を情報的相互作用と心理的相互作用のマネジメントが必要であるプラットフォームとして捉え、自己調整学習の観点から社会的認知理論における三者相互作用のモデルと自己調整の関係性を示…

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  • IoPM実装に向けた数理解析による価値指標マネジメント支援機能の実現性考察

    田隈 広紀 国際P2M学会誌 13 (1), 249-259, 2018

    多様かつ広範なプログラム活動を促進するプラットフォームにおける、特にICTを活用した価値指標マネジメントの支援機能の実現性を考察する。本研究ではまず筆者らが構想する「Internet of Program Management(IoPM)」の概略設計を示す。そしてその一要素として、プログラムの評価指標と達成目標の策定及び、それらを活用したマネジメントに求められる機能を、大手企業250社における新…

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  • ソーシャルボタンと加重平均を用いた集合知集約方式の提案

    田隈 広紀 国際P2M学会誌 12 (2), 145-158, 2018

    プラットフォーム上の情報から意思決定に有用な意見を抽出する一つの方式として、ソーシャルボタンを用いた賛同データと加重平均を用いた集合知集約方式を提案する。プログラムの計画・実績・評価をWebプラットフォーム上でコミュニケーションする前提で、参加者からの意見収集、意見への賛同表明、そして加重平均を用いた意見の評価を、集合知が発現する条件に準拠し実現する方式である。この方式を用いることで、集団の上澄…

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  • 生涯学習を促す地域コミュニティ活性化に向けたネットワーク組織の設計

    石川 直樹, 田隈 広紀 国際P2M学会研究発表大会予稿集 2018.Spring (0), 201-211, 2018

    地域コミュニティが崩壊しつつあり、行政と市民の意思疎通が図りにくくなっている。特に青年期以降の人材がこれまで生涯学習の場として機能していた地域コミュニティに参画する機会が減少し、世代間・地域間格差進行の一因となっている。地域コミュニティ活性化に向けては、青年期の市民が主体的に活動可能なスキームの整備が求められる。本研究ではネットワーク組織と発想促進に関する先行研究を参考に、青年期を迎えた人材が参…

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  • IoPM実現に向けた価値指標マネジメント支援機能の提案

    田隈 広紀 国際P2M学会研究発表大会予稿集 2018.Spring (0), 274-283, 2018

    多様かつ広範なプログラムの活動を促進するプラットフォームにおける、特にICTを活用した価値指標マネジメントの支援機能を提案する。本稿ではまず筆者らが構想する「Internet of Program Management(IoPM)」の概略設計を示す。そしてその一要素として、プログラムの評価指標と達成目標の策定及び、それらを活用したマネジメントに求められる機能を、大手企業250社における新製品開発…

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  • オンラインPBLにおけるプラットフォームマネジメント

    小田 裕和, 田隈 広紀, 長尾 徹 国際P2M学会研究発表大会予稿集 2017.Autumn (0), 239-252, 2017

    能動的な人材開発を目指し、大学の教育現場ではPBLが広がっている中、オンライン上でのやり取りの必要性が増している。しかしながら、オンライン上で学生はなかなか能動的に振る舞えないことが多い。本研究は、オンライン上でのやり取りの場を情報的相互作用と心理的相互作用のマネジメントが必要であるプラットフォームとして捉え、自己調整学習の観点から社会的認知理論における三者相互作用のモデルと自己調整の関係性を示…

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  • P2Mに基づく外部環境駆動型製品開発フレームワークの提案

    山本 勝之, 田隈 広紀 国際P2M学会研究発表大会予稿集 2017.Autumn (0), 228-238, 2017

    日本では、既存の経営資源・販売チャネルに頼った製品開発を継続し、国際市場から取り残されるケースが増えている。その一方で、技術革新・法改正・補完製品の普及等の外部環境の変化を取り入れた企業からは、多くのヒット商品が開発されている。そこで本研究では、一般的な製品開発プロセスにプラットフォーム理論、SWOT分析、ブーストゲート法®を適用し、外部環境変化の収集・アイデアへの加工・製品化を実現するフレーム…

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  • ソーシャルボタンと加重平均を用いた集合知集約方式の提案

    田隈 広紀 国際P2M学会研究発表大会予稿集 2017.Autumn (0), 195-207, 2017

    プラットフォーム上の情報から意思決定に有用な意見を抽出する一つの方式として、ソーシャルボタンを用いた賛同データと加重平均を用いた集合知集約方式を提案する。プログラムの計画・実績・評価をWebプラットフォーム上でコミュニケーションする前提で、参加者からの意見収集、意見への賛同表明、そして加重平均を用いた意見の評価を、集合知が発現する条件に準拠し実現する方式である。この方式を用いることで、集団の上澄…

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  • 商品開発チームの発想が促進される条件と実践方法の調査

    田隈 広紀 国際P2M学会誌 11 (1), 111-121, 2016

    商品開発で求められる発想を促す具体的な「条件」と、その実践に有効な「方法」を、開発マネージャ17名へのアンケートを基に調査した。発想は、不完全性が許容され、かつ自発性・切実性が高い状態で促されるが、これらの条件の必要性は、発想の過程に応じて変化することが判った。またこの条件をチームに根付かせる実践方法が80件抽出され、これらが食品・ソフトウェア・家電の商品開発及び、教育機関でのワークショップで利…

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  • 商品開発チームの発想が促進される条件と実践方法の調査

    田隈 広紀 国際P2M学会研究発表大会予稿集 2016.Spring (0), 1-10, 2016

    商品開発で求められる発想を促す具体的な「条件」と、その実践に有効な「方法」を、開発マネージャ17名へのアンケートを基に調査した。発想は、不完全性が許容され、かつ自発性・切実性が高い状態で促されるが、これらの条件の必要性は、発想の過程に応じて変化することが判った。またこの条件をチームに根付かせる実践方法が80件抽出され、これらが食品・ソフトウェア・家電の商品開発及び、教育機関でのワークショップで利…

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  • 創発的地域活性化事業におけるコンフリクトの傾向と解消手段の調査研究

    松田 隆聖, 田隈 広紀 国際P2M学会研究発表大会予稿集 2015.Autumn (0), 165-174, 2015

    地域活性化に向けた創発的プログラムを対象に、人的なコンフリクトの発生傾向と、その解消方策の指針を報告する。再生可能エネルギーを用いた地域経済活性化に取り組む創発的プログラムの参加者に、活動レベルに応じたコンフリクト要因と、その解決策をアンケート調査した。この調査結果を基に、コンフリクト発生の傾向と、その解決に向けた指針を導出した。 …

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  • 個人の性格類型論に基づいた集団合意形成プロセスに関する研究

    平野 裕太郎, 内田 敦也, 鴻巣 努 国際P2M学会研究発表大会予稿集 2015.Spring (0), 336-346, 2015

    本論文は主としてP2Mにおけるバリューマネジメントにコミュニケーションマネジメントの観点から関わる研究である。本研究の目的は集団の合意形成過程におけるメンバの性格特性の影響を明らかにすることである。また、性格類型論に基づいて構成したチームにおける集団討議より、チームの同質性および集団合意形成における個人レイヤの活性化の効果を調査した。その結果、補完型チームと同質型チームでは合意形成過程に差が見ら…

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  • スカイツリータウン®キャンパスにおける創発的サービス企画のプラットフォーム

    櫻井 拓巳, 田隈 広紀 国際P2M学会研究発表大会予稿集 2015.Autumn (0), 86-93, 2015

    大学のサテライトキャンパスに対し、創発的なサービスを企画する SNS プラットフォームを実装運用した。プラットフォームの要求機能を、サービスモデルにおける「目的の共有」、「ナレッジの蓄積」、「双方向の対話」と定め SNSサービスである Slack と Google ドライブを連携させた情報基盤を構築した。さらに本プラットフォームを試行的に運用し、要件機能が充足しているかを確認した。その結果、一部…

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  • 地域に根ざしたマイクロ水力発電システムの普及・定着に向けた提案

    中山 政行, 一寸木 修二, 小山田 大和, 関谷 庸, 溝辺 薫, 田隈 広紀, 亀山 秀雄 化学工学論文集 41 (2), 173-177, 2015

    地域における再生可能エネルギーの普及・定着に向け,小田原市久野地域の久野川(準用河川)を対象に,マイクロ水力発電システムの導入実験を実施した.地域の要望であるエネルギーの地産地消を実現させるためには,住民レベルで実行可能な導入手順や機器の提示,方法論などが必要とされている.<br>本稿では,具体的な導入手順や機器の提示,方法論を例証することを目的に,エネルギー利用プランの検討や電力量の試算,発電…

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  • プロジェクトとプログラムを関連付ける価値指標の提案

    田隈 広紀, 日山 雅之 国際P2M学会誌 10 (1), 23-34, 2015

    プログラム・アーキテクチャのデザインに必要となる価値指標と、その関連付けの方法を提案する。関連研究のサーベイ及び有識者3名へのヒヤリングを基に、バランスト・スコアカードの4つの視点別に21項目の実践的な価値指標を定義した。また、プログラムとプロジェクト間の価値指標の量的・質的な関連付け方法を検討したため、併せて報告する。 …

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  • 人的資源能力および品質出来高を考慮したEVMによるPBL運用に関する研究

    鴻巣 努, 金田 健志, 山本 裕太, 加藤 和彦, 遠山 正朗, 谷本 茂明 国際P2M学会誌 9 (2), 137-152, 2015

    ...本報では、千葉工業大学プロジェクトマネジメント学科の実験および演習科目における教育上の効果について報告する。人的資源能力および品質出来高を定量化することにより、チーム内での人的資源の貢献度や品質の作り込みに関する情報が可視化され、マイルストーンによらない継続的な指導が可能となることが示された。...

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  • プロジェクトの成否要因の評価基準の相違に起因する日泰プロジェクトの問題点

    斎藤 佑真, ギッサナー パチャラニヨム, 鴻巣 努 国際P2M学会研究発表大会予稿集 2015.Spring (0), 326-335, 2015

    P2Mは日本独自のプロジェクトとプログラムマネジメント標準として多くの場面で活用されている。しかしながら、オフショア開発の流れの中で海外に進出する日系企業は、未だに多くの問題を抱えている。タイは日系企業にとってよりその重要性が高まっている市場であるが、タイにおける納期管理に関する意識の違いが問題となることが多い。本研究ではタイおよび日本における納期管理の意識調査と行動特性調査を行った。結果として…

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  • 製品コンセプト反映に着目したモジュラー・インテグラル混合型3Sモデルの提案

    猪野 晃平, 田隈 広紀 国際P2M学会研究発表大会予稿集 2015.Autumn (0), 77-85, 2015

    自動車開発について、効率性と製品コンセプトの実現性を両立させる開発プロセスを提案する。 Web 上の車評を基に、製品コンセプトに強い影響を与える工程に対し、要求実現性が高いインテグラル型開発を、その他の工程に対しては効率的なモジュラー型開発を採用した。また本プロセスの実現性、期待効果等について、自動車開発の有識者から評価を頂いた。今後、各工程のインターフェイスとなる情報の共有方法に着目しつつ、実…

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  • プロジェクトとプログラムを関連付ける価値指標の提案

    田隈 広紀, 日山 雅之 国際P2M学会研究発表大会予稿集 2015.Spring (0), 113-122, 2015

    本稿では、プログラム・アーキテクチャのデザインに必要となる価値指標と、その関連付けの方法を提案する。関連研究のサーベイ及び有識者3名へのヒヤリングを基に、バランスト・スコアカードの4つの視点別に21項目の実践的な価値指標を定義した。また、プログラムとプロジェクト間の価値指標の量的・質的な関連付け方法を検討したため、併せて報告する。 …

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  • P2Mに基づく価値蓄積型製品開発手法の提案

    平田 隆, 田隈 広紀 国際P2M学会誌 9 (1), 83-94, 2014

    IT業界の新製品開発に関連し、プログラム戦略マネジメントに基づく具体的な実施手順と推奨ツールを提案する。また、作業進行度とは異なる進捗測定の基準として、製品開発の「価値蓄積度」を算出する方法を、併せて提案する。提案では、製品開発の早い段階で顧客候補と連携し、製品コンセプトや仕様、製品の販売チャネルを段階的に明確化しつつ、ファーストユーザを確保した形でプロセスを完遂することを目指す。 …

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  • タイの IT 分野における納期管理の改善の提案

    ギッサナー パチャラニヨム, 伊藤 友, 鴻巣 努 国際P2M学会研究発表大会予稿集 2014.Autumn (0), 198-206, 2014

    タイは東南アジア経済の中心であり、バーツ経済圏は日々拡大している。充実した道路インフラを背景に、日系企業もまた生産業を中心に多く進出している。こうした企業におけるプロジェクトではしばしば納期管理に関する日タイの労働者の意識の違いが問題とされる。本研究では、タイおよび日本における納期管理に関する意識調査および行動特性調査を行った。その結果、日本人にプロセス重視、タイ人に結果重視の傾向が見られること…

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  • 大学におけるソフトウェア開発PBL(<特集>プロジェクトマネジメント教育)

    下田 篤, 矢吹 太朗, 田隈 広紀, 竹本 篤郎, 堀内 俊幸 プロジェクトマネジメント学会誌 16 (2), 15-20, 2014

    ...近年,Project Based Learning(PBL)に対する注目が高まっている.PBLは,プロジェクトを結成し,プロジェクトメンバと協力しながら習得した知識を活用し,具体的な問題を解決する活動である.知識の習得とともにマネジメントの学習の側面も持っているため,ソフトウェア開発の学習に適している.本稿では,千葉工業大学プロジェクトマネジメント学科で実施しているソフトウェア開発PBLについて報告...

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  • 研究開発の成果を実用化に繋げるための評価指標に関する考察

    新井 信昭, 田隈 広紀, 亀山 秀雄 化学工学論文集 40 (2), 143-145, 2014

    研究開発の成果を実用化に繋げるための評価指標を,NEDOが支援する10件の化学工学系の研究開発プロジェクトを対象とするケーススタディを通して考察した.考察の結果,研究開発の成果の実用化率と,特許登録率との間に相関があることを見出した.これにより,実用化を目指す研究開発の活動を評価する際の評価指標として,特許登録率を採用することの妥当性が示唆される.

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  • 1503 行動分析学を活用したブレインストーミングにおける発言促進に関する研究(一般セッション)

    森田 洋介, 服部 光郎 プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集 2014.Spring (0), 354-359, 2014

    ブレインストーミング(以下BS)は,会議や議論の場において最も多く用いられる発想法である.佐々井らはBSの4つのルールのうちの一つである「質より量」について定量的に検証し,アイデアの質と量に正の相関があると報告している.その一方,BSの生みの親A・F・オズボーンは,他人の前では発言が抑制されるという報告をしており,筆者は発言抑制の低減(発言促進)を行うことによって,さらにアイデアの質と量を高める…

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  • ロジックモデルを用いたP2M支援システムの階層化に向けた考察

    田隈 広紀, 高橋 徳匡, 亀山 秀雄 国際P2M学会誌 9 (1), 15-30, 2014

    本研究ではロジックモデルを基に、組織階層レベルに応じてプログラムアーキテクチャを制作・共有するWebシステムの設計を検討する。研究開発プログラムの事例、関連文献のサーベイに基づき、プログラムとプロジェクトの階層で、相互の情報連携を実現するWebプラットフォームのレイアウト等を導出した。プログラムマネージャから各プロジェクトには全社的な戦略や目標値が説明され、それに基づき各プロジェクトから進捗状況…

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  • P2M支援ICTプラットフォームの構築に向けた要件調査

    田隈 広紀 国際P2M学会誌 8 (2), 109-121, 2014

    P2M理論の標準化とさらなる普及を目的に、P2Mを支援するICTプラットフォームの構築に必要な要件調査を行った。プログラム統合化とコミュニティ形成を促すプラットフォームの要件事項をサーベイし、さらにP2Mの有識者へプラットフォームの利活用に関する聞き取り調査を行った。これらを元にICTを利用したP2M支援プラットフォームの要件事項を考察した。この結果、Web上にプログラムアーキテクチャを共有する…

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  • 創出型Webプラットフォームの実装に向けたSNS活用パタンの提案

    田隈 広紀, 大内 聡史, 中山 政行 国際P2M学会誌 9 (1), 31-42, 2014

    創出型のプログラムを支援するWebプラットフォームを、既存のSNS(社会的ネットワークサービス)を活用して実装するパタンを提案する。Webプラットフォームに求められる各種機能と、代表的な5つのSNSが提供する機能とを関連付け、プラットフォームの導入目的に適合するSNSの選定と、その実装を簡易化する活用パタンを考案した。さらに実際の創出型プログラム3例について、提案の活用パタンに基づきWebプラッ…

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  • 化学系ブティック型(領域特定型)日本企業へのステージゲート法適用の課題と提案

    金子 浩明, 久保 裕史 国際P2M学会誌 9 (1), 95-106, 2014

    ステージゲート法は80年代に北米で開発され、多くのハイテク製造業に普及した。日本では90年代後半から普及したが、導入する際は日米の事業環境の違いを考慮する必要がある。米国はベンチャーキャピタルの資金が豊富で大学発ベンチャーが多く存在し、種となる技術の候補が外に多く存在しているため、多産多死型の研究テーマ管理が可能である。一方、日本では内部で産まれた種を大事に育てる必要がある(少産少死型)。しかし…

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  • 人的資源能力および品質出来高を考慮した EVM による PBL 運用に関する研究

    鴻巣 努, 金田 健志, 山本 裕太, 加藤 和彦, 遠山 正朗, 谷本 茂明 国際P2M学会研究発表大会予稿集 2014.Autumn (0), 183-197, 2014

    ...本報では、千葉工業大学プロジェクトマネジメント学科の実験および演習科目における教育上の効果について報告する。人的資源能力および品質出来高を定量化することにより、チーム内での人的資源の貢献度や品質の作り込みに関する情報が可視化され、マイルストーンによらない継続的な指導が可能となることが示された。...

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  • 東京スカイツリータウン®キャンパスにおける複合的プラットフォームの活用事例

    後藤 慎之輔, 田隈 広紀 国際P2M学会研究発表大会予稿集 2014.Autumn (0), 42-49, 2014

    SNS を用いた Web プラットフォームを「東京スカイツリータウン®キャンパス」における多義的活動で活用した事例を紹介する。 本施設は大学の広報、研究成果の公表、来場者の科学への興味促進等、複合的ミッションを担っており、多様なステークホルダーが関わっている。ここでの人的交流として、主に事務連絡等の一過的なもの、企画推進等のノウハウ蓄積を要するもの、そして広報活動等の拡散を要するものがあり、適切…

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  • スポーツ・地域振興プログラムにおける Web プラットフォームの拡張的導入に向けた考察

    柿澤 亮佑, 田隈 広紀 国際P2M学会研究発表大会予稿集 2014.Autumn (0), 50-58, 2014

    Web プラットフォームの活用事例として、スポーツ・地域振興に関わるインターンシッププログラムを支援する情報基盤を、範囲を広げつつ適用していく取り組みを報告する。 本プログラムは、スタジアムや地域における活動、サービスの拡充に取り組み、複数あるチームごとに異なるミッションを担っている。Web プラットフォームの活用により、情報の蓄積・再利用、共働の促進を促し、作業の効率化と品質の向上、個人の負担…

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  • 数学入試問題における数式処理システムの性能評価

    矢吹 太朗 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2014 (0), 3D35-3D35, 2014

    <p>大学入試の数学の問題を人工知能によって解く試みでは,問題文を一階述語論理式に変換し,限量記号消去法(quantifier elimination, QE)のような数式処理アルゴリズムを適用するというアプローチが採用されている.本研究では,東京大学の実際の入試問題を人手で論理式に変換し,数式処理システムで解いた場合の計算時間等を特定することによって,このアプローチの妥当性を議論する.</p>

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  • プロジェクトマネジメント知識の継承を目的としたバーチャルOJTモデルの提案

    馬渕 勉, 竹本 篤郎 経営情報学会 全国研究発表大会要旨集 2012f (0), 215-216, 2012

    本研究の目的は,ソフトウェアプロジェクトの低い成功率を改善するための人材育成を新たなOJTの形として提案することである.従来のOJTでは通常業務を圧迫したり,OJTそのものにコストがかかりすぎたりする場合が生じる.また時 間的な面でも束縛を受けるためOJTを繰り返し行う事が困難となる.このようにコストおよび時間的な問題により既存のOJTでは,プロジェクト運営において重要な知識のひとつである暗黙知…

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  • 大学におけるプロジェクトマネジメント教育のカリキュラム(<特集>プロジェクトマネジメント教育)

    堀内 俊幸, 加藤 和彦, 遠山 正朗 プロジェクトマネジメント学会誌 14 (2), 9-14, 2012

    ...千葉工業大学プロジェクトマネジメント学科は1997年に設立されてから15年がたっている.本報告では,プロジェクトマネジメント学科における教育課程について解説を行う.そのために,まず,プロジェクトマネジメント学科設立時のカリキュラムについて解説し,次に,現在の教育課程の編成についてその考え方や科目のシラバスについて解説を行う.その上で,プロジェクト型学習(PBL)の科目である「プロジェクトマネジメント...

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  • 2313 因果関係に基づくリスク構造化手法の提案(一般セッション)

    渡邉 佑介, 武田 善行 プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集 2011.Spring (0), 268-269, 2011

    プロジェクト初期段階において,リスクを漏れなく検討することは重要であるが,リスクを単に列挙し,検討するより,リスク間の関係を考慮することができれば効率的なリスクマネジメントを行うことができる.本研究では,テキストマイニングとベイズ推定を用いて,リスクの抽出およびリスク間の因果関係の推定を行い,ネットワークで可視化する手法を提案し,ベンチャー企業の経営危機データベースの失敗事例を用いた検証を行う.

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  • 1207 ナレッジマネジメント導入によるPM技能伝承プロセスに関する研究(一般セッション)

    小野 将一, 五百井 俊宏, 石井 康太, 加藤 和彦 プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集 2011.Spring (0), 172-177, 2011

    本研究の目的は,ナレッジマネジメント導入によるPMの知識と技能に関する伝承手法を提案することである.従来,プロジェクトマネジメント(以下,PM)における経験知抽出方法については報告されているが,抽出した知識を実践知に変換し伝承する方法については,あまり検討されていない.本研究では,PM知識抽出フェーズ,PM知識認識フェーズ,実践知伝承フェーズ,そして実践知評価フェーズから構成されるPMスキル伝承…

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  • 1507 学習者の情報理解度を向上するための支援システムの提案(一般セッション)

    向 響響, 武田 善行 プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集 2011.Spring (0), 365-366, 2011

    コミュニケーションは,プロジェクトの成否を決める最大の要因の1つとして認識されているが,プロジェクトチームはそれぞれ専門分野のメンバが特定のプロジェクトを遂行するために特別に編成されているため,メンバの専門分野の違いによる知識のギャップが起こり,それがコミュニケーションうまくとれない原因になると同時に,知識の獲得や共有にも悪影響をもたらす.本研究では,学習者の必要とする専門知識に基づきドキュメン…

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  • 1506 コードクローンを用いた類似プロジェクト検索手法(一般セッション)

    井上 裕太郎, 武田 善行 プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集 2011.Spring (0), 363-364, 2011

    プロジェクト成否の要因として作業見積もりの精度が挙げられる.本研究では,残作業の見積りの支援として,コードクローンを用いて類似プロジェクトを検索する手法を提案する.コードクローンとは,ソースコード中に存在する互いに一致または類似したコード片を指し,近年研究が盛んに行われている.オープンソースのソフトウェアプロジェクトを対象とし,類似プロジェクト検索についての実験を行った.

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  • 競争的資金獲得における研究者の意思決定モデル

    飛田 正一, 増田 浩通, 森本 慎一郎 経営情報学会 全国研究発表大会要旨集 2009s (0), 49-49, 2009

    イノベーション創出に向けた効果的な研究開発投資は我が国にとっても重要な課題である。我が国ではこれまで内閣府総合科学技術会議な文部科学省を中心に効果的な競争的研究資金の動向やあり方、および制度設計について検討が行われ、その中では研究者の意識調査も行われてきた。しかし競争的研究資金制度の中で特に資金配分の単位や審査方法などの「資金配分方法」は研究者の競争的研究資金獲得や研究実施に向けたインセンティブ…

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  • 外食サービス改革のための価値創造分析

    浅井 俊之, 小山 珠美, 越島 一郎 国際プロジェクト・プログラムマネジメント学会誌 3 (1), 127-136, 2008

    外食サービスは、経験的で生産性の低いことから製造改革が求められている産業である。このため、3S(スキーム・システム・サービス)モデルを適用することで業務プロセスの詳細な分析をIDEF0手法を用いて行った。このIDEF0図を用いて、顧客・接客・厨房それぞれで連鎖する価値が3S構造中のサービスによって互いに連結された構造から、"真実(サービス)の瞬間"を捉えることの出来る構造を特定した。この結果、「…

    DOI 被引用文献1件

  • 分散開発における人材調達モデル提案のためのバーチャルプロジェクト作成に関する研究

    竹本 篤郎, 三宅 康介 経営情報学会 全国研究発表大会要旨集 2008f (0), 8-8, 2008

    現在のソフトウェア開発プロジェクトでの成功率は40%に満たないといわれている.その失敗原因の根底に存在するのがプロジェクト・スコープ・マネジメントの粗雑さやプロジェクト計画の不確実性であるといわれている.本研究の目的は,Second Life上にて,「アバター」に知識及びスキルを実装し,エージェントシステムの概念を用いてプロジェクト計画のシミュレーションを行い,プロジェクト計画を可視化することに…

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  • 外食産業におけるサービスマネジメントに関する研究

    浅井 俊之, 越島 一郎 国際プロジェクト・プログラムマネジメント学会誌 2 (2), 49-59, 2008

    外食産業は24兆円の国内市場規模を誇るにも関わらず、その身近な存在ゆえに誰でも参入できる容易な産業と捉えられ、論理的分析をする対象とならなかった。しかし、チェーンレストランが苦境に立たされている現状を見ると、新たな局面に入っていると考えられる。このため、本論文ではレストランを製品とサービスをマネジメントする場として位置づけ、バリューチェーン・フレームワークを提案することで、サービスマネジメントの…

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  • B-6 外食産業におけるサービスマネジメントに関する研究(開発トラック,企業改革のためのプロジェクトマネジメント)

    浅井 俊之, 越島 一郎 国際P2M学会研究発表大会予稿集 2007.Autumn (0), 116-125, 2007

    外食産業は24兆円の国内市場規模を誇るにも関わらず、その身近な存在ゆえに誰でも参入できる容易な産業と捉えられ、論理的分析をする対象とならなかった。しかし、チェーンレストランが苦境に立たされている現状を見ると、新たな局面に入っていると考えられる。このため、本論文ではレストランを製品とサービスをマネジメントする場として位置づけ、バリューチェーン・フレームワークを提案することで、サービスマネジメントの…

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  • B-5 知識獲得支援システムに関する研究(開発トラック,企業改革のためのプロジェクトマネジメント)

    森山 和臣, 村上 一威, 越島 一郎, 進藤 昭夫 国際P2M学会研究発表大会予稿集 2007.Autumn (0), 106-115, 2007

    専門知識の多くはテキスト型データ(文書・専門書等)として提供されている.しかしながら,テキスト型データを用いて学習しても,知識の繋がりを十分理解することは困難である.知識の繋がりを理解できない,その原因は2つ考えられる.それは,テキスト型データが本質的に有する,構造認知問題と重要度認知問題の欠陥である.プロジェクトは,様々な専門知識が相互に関係しあう場である.プロジェクトで十分な相互理解と知識の…

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  • 1703 Webアプリケーション開発のためのWeb技術選定に関する研究(一般セッション)

    岡本 智之, 竹本 篤郎, 関 哲朗 プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集 2006.Spring (0), 412-417, 2006

    Webアプリケーションは,BtoCに用いる技術として年々需要を高めているが,運用においては,個人情報の取り扱いやセキュリティのようなWeb技術を考慮しなければならない.しかし,情報システム知識の不足した顧客がWebアプリケーション導入を考える場合,Web技術の選択は難解である.そのため,顧客要求を適切に得られない問題が発生する.そこで,本論文では適切な顧客要求を得るために,顧客およびWebアプリ…

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  • 1802 プロジェクトマネージャ育成カリキュラムの研究 : 大学における基礎教育(一般セッション)

    門井 優一, 丹羽 忠夫 プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集 2006.Spring (0), 439-441, 2006

    プロジェクトマネージャの育成は多大なる時間とコストが必要である.本研究は,プロジェクトマネージャの早期戦力化を目的とした,大学におけるプロジェクトマネジメントの基礎教育を行うカリキュラムを作成した.プロジェクトマネージャに必要な教育科目の研究方法は,プロジェクトの失敗事例を調査しプロジェクトの失敗要因を抽出する.抽出したプロジェクトの失敗要因を分類し,対応する技術,知識をカリキュラムとして大学で…

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  • 2811 CMMを応用したコミュニケーション評価モデルについての研究(一般セッション)

    日高 直人, 丹羽 忠夫 プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集 2006.Spring (0), 457-461, 2006

    本研究では,プロジェクトにおいてトラブルの原因となるコミュニケーションについて研究した.ソフトウェアCMM(Capability Maturity Model)を用いて,コミュニケーション評価モデルを作成した.本モデルはプロジェクトにおけるコミュニケーションをレベルによって表し,コミュニケーションレベルの向上を行うための指標も作成した.実プロジェクトの事例を用い,作成したコミュニケーション評価モ…

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  • 医療におけるプログラムマネジメントに関する一考察 : コミュニケーションフレームワークと知識共有

    小林 理沙, 越島 一郎 国際プロジェクト・プログラムマネジメント学会誌 1 (1), 51-60, 2006

    高齢化の波が押し寄せ、介護や医療に誰もが不安をもっているだろう。年間1200件の医療事故の発生も予測されているが、医療は専門性の高い分野であり、個人(患者)としての対応は限られていると言わざるを得ない。しかしながら、医療は医師だけで成立するわけではなく、患者との協働作業プロジェクトでもある。このため、本論文では医療システムをプログラムマネジメントの場であると位置づけ、医療における情報構造を明らか…

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  • 1404 EVM活用によるプロジェクト進捗管理の一考察(一般セッション)

    高橋 靖延, 加藤 和彦, 榎本 眞三 プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集 2005.Spring (0), 270-273, 2005

    Earned Value Manageinent(EVM)は,プロジェクトにおける調達の進捗管理を行う手法として利用されている.しかし,EVMは計画に対する進捗の遅れをコストで示していない.また,EVMは納期通りに終わらせるためのコスト予測をしていない.このことは調達において問題である.そこで,本研究では,EVMを用いてプロジェクトにおけるスケジュールの遅れをコストに換算することを提案する.

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  • 2303 リアル・オプションを応用した研究開発プロジェクトの管理に関する研究(一般セッション)

    稲村 太郎, 加藤 和彦, 榎本 眞三 プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集 2005.Spring (0), 236-240, 2005

    近年,プロジェクトヘ投資するための評価手法として,リアル・オプションが注目されている.なぜならば,将来の不確実性を定量化して評価できるからである.即ち,リアル・オプションで評価することにより,効果的な投資時期の推測が可能となる.本研究では,このリアル・オプションを研究開発プロジェクトに応用することを考察した,そして,この手法を用いることにより,企業におけるプロダクトイノベーションが実現可能になる.

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  • 2404 コンピテンシを活用した人材育成に関する研究(一般セッション)

    平井 雅智, 加藤 和彦, 榎本 眞三 プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集 2005.Spring (0), 297-300, 2005

    近年,我が国の企業では,経営業績向上のために高付加価値製品・サービスを効果的に創出するプロジェクト型業務が増加している.しかし,この業務に携わる人材の不足が指摘されている.本研究では,この問題点を改善するためにコンピテンシの活用を試みた,即ち,従来の行動特性を考慮したモデルに,行動するための思考プロセスを活用したコンピテンシの活用モデルを提案する.またコンピテンシを活用した人材育成法も提案する.

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  • 2401 ベンチャービジネス立ち上げにおけるリスクアセスメントに関する研究(一般セッション)

    川崎 翔, 加藤 和彦, 榎本 眞三 プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集 2005.Spring (0), 279-284, 2005

    近年,我が国では,経済の活性化を図ることを目標に新規事業創出のための政策が実施されている.しかし,事業創出の計画段階でリスクを重み付けしたリスクマネジメントが確立されていない.本研究では,ベンチャービジネス立ち上げにおいて,リスクの識別から評価までを対象にマネジメントするリスクアセスメントを提案する.

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  • 2104 ソフトウェア開発プロジェクトにおける定量的コンピテンシ評価に関する研究(一般セッション)

    曽根 邦明, 上島 顕, 渡辺 敏郎, 鴻巣 努 プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集 2005.Spring (0), 122-127, 2005

    本研究では,ソフトウェア開発プロジェクトに従事しているプロジェクトマネージャとソフトウェア開発要員を対象にコンピテンシ調査を行った.調査結果に対して主成分分析を行い,プロジェクトマネージャとソフトウェア開発要員のそれぞれの評価指標を抽出した.また,主成分得点を3次元グラフに表現することによって,組織における個人の特徴を視覚化することができた.

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  • 2105 プロジェクトにおけるコンフリクト・マネジメントに関する実証的研究(一般セッション)

    藤井 豪, 鴻巣 努 プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集 2005.Spring (0), 128-133, 2005

    本研究は,プロジェクトにおいてコンフリクトが発生する場面を調査した.そして,他分野で行われているコンフリクト・マネジメントに関する文献を基に,プロジェクトマネジメントの領域で適用可能なコンフリクト・マネジメント手法を提案した.また,社会心理実験により提案した手法の有効性を検証した.プロジェクトにおいてコンフリクトが発生した場合,この手法を用いることで,ステークホルダ間において満足度の高い解決策を…

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  • サステナブル経営における経営資源配分計画

    越島 一郎, 進藤 昭夫, 梅田 富雄 日本LCA学会研究発表会講演要旨集 2005 (0), 53-53, 2005

    循環型社会における企業の役割は,製品ライフサイクル全般を配慮した環境調和型製品の開発である.この環境対応によって生ずる追加コストは,新たな価値の創造が連鎖的になされることで初めて許容される.このため本報では,製品ライフサイクルの各ステージで投下されるコストとそれらの当該ステージ並びに次のステージの環境負荷に与える影響についてモデル化し、環境負荷(影響度)の最小化と価値の最大化の同時達成を図る問題…

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  • 2706 P2Mにもとづく新規授業開発プロジェクトの実践-2(一般セッション)

    西尾 雅年, 竹本 篤郎, 木村 紅平, 田隈 広紀, 米山 恵子, 松永 葉子 プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集 2004.Spring (0), 451-455, 2004

    昨今大学環境は世の中の急激な変化に伴い変化を余儀なくされている.そのような環境変化の中で,本論文は新規授業の取り組みに際してその取り組みを新規授業開発プロジェクトと捉え,P2M(Project & Program Management for Enterprise Innovation)という日本発信のプロジェクトマネジメントの概念を導入し,P2Mに基づいて学生を積極的に登用したプロジェクトの実…

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  • 2209 ソフトウェア開発プロジェクトにおけるメンバのコンピテンシ評価に関する研究(一般セッション)

    梁 悦, 鴻巣 努 プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集 2004.Spring (0), 179-184, 2004

    本研究では,職務で高業績を生み出すハイパフォーマーの行動特性,及び社会心理学における心理測定尺度に基づいて,ソフトウェア開発プロジェクトメンバのコンピテンシの評価シートを作成した.また,質問紙調査を行い,主成分分析をすることによって,プロジェクトマネージャとソフトウェア開発要員それぞれの評価指標を抽出した.更に,主成分得点を求め,個人のコンピテンシ特性を定量的に測定することが可能となった.

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  • プロジェクトマネジメント手法による少量生産管理

    加藤 元彦, 榎本 眞三, 加藤 和彦 精密工学会学術講演会講演論文集 2004A (0), 108-108, 2004

    本研究は,少量生産工程へPM(Project Management)手法を導入し,納期短縮,コスト低減,並びにプロダクト品質向上することを目的とする.具体的には,従来利用されてきたPDMやPLMなどの最適化手法を検討し,PMとの相違点を抽出する.そして,PM手法導入の優位性について検討した.その優位性に基づき,WBS,PERT,及びCPMなどのPMツールを用いることによる効果を検証した.

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  • 2705 地方自治体向け情報システム開発プロジェクトを支援する意思決定フレームワーク(一般セッション)

    田隈 広紀, 西尾 雅年, 竹本 篤郎 プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集 2004.Spring (0), 445-450, 2004

    今日「電子政府」の本格始動により,地方自治体は,数多くの情報システム開発プロジェクトに取り組んでいる.本研究では2000年に公表された「COBIT III」などを参考に,地方自治体の情報システム開発における品質・パフォーマンスの向上やITガバナンス確保に着目し,プロジェクトにおける意思決定を,ISM・AHPを用いて分析した.

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  • ERP導入プロジェクトにおける代替案選定に関する検討

    藤江 昭範, 西尾 雅年, 竹本 篤郎 プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集 2003 (0), 36-36, 2003

    ERPとは, 企業の基幹業務を統合して, 経営資源を計画し, 管理するための手法, 概念である. ERPがパッケージとして市場に進出したのは, 1990年代である. 部門最適化で構築された基幹業務の統合性や柔軟性を欠いた企業は, 欧米生まれのERPパッケージの導入を試みた. しかし, ERPの本質を理解し, 明確な目的の下でERP導入プロジェクトを遂行した企業は少ないといえる. そのため, …

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  • 2206 チームパフォーマンスに関する研究 : 学習の場を例として

    松本 あい子, 清水 貴也, 越島 一郎, 梅田 富雄 プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集 2003.Autumn (0), 74-79, 2003

    プロジェクト遂行において, チームメンバーは目的達成のために協力し, チームパフォーマンスを発揮しなくてはならない。本稿では, プロジェクトで遂行しなければならないタスクの特性とチームを構成するチームメンバーの個別的特性からチームのパフォーマンスを定量的に示すインデックス(TbpI : Task based Performance …

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  • 2203 スコープマネジメントにおけるリスク管理の研究

    小野 斎里, 越島 一郎, 梅田 富雄 プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集 2003.Autumn (0), 62-66, 2003

    プロジェクトではスコープに関わるリスクが最も影響が大きい。このため, プロジェクトスコープに生じるリスクに対しては, リスクが内在する場所を早急に突き止め, 迅速にかつ適確に対応していかなければならない。本研究では, プロジェクトスコープの構造とその構造を通したリスクの伝播構造について報告する。

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  • 2408 P2M にもとづく新規授業開発プロジェクトの実践

    西尾 雅年, 木村 紅平, 田隈 広紀, 那波 潤 プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集 2003.Autumn (0), 236-241, 2003

    昨今大學環境は世の中の急激な変化に伴い変化を余儀なくされている。そのような環境変化の中で, 本論文は新規授業の取り組みに際してその取り組みを新規授業開発プロジェクトと捉え, P2M (Project&Program Management for Enterprise Innovation)という日本発信のプロジェクトマネジメントの概念を導入し, …

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  • ナレッジマネジメントのための学習支援システム

    澁谷 秀和, 越島 一郎, 梅田 富雄 プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集 2003 (0), 55-55, 2003

    知識を共有化するには, 知識を共有化すべき人達は同じ理解をする必要がある. 文章の理解には個々人の文章読解力の影響力が強い. したがって, 読解力があるか否かは知識共有のキーポイントとなる. このため本研究では, 知識の共有と, 共有化された知識を特定する手法を提案する. この手法では, 技術文章の認知構造はISM法を用いて視覚化される. …

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  • プロジェクトマネジメント情報システムの概念データ構造について

    宮崎 泰志, 竹本 篤郎, 西尾 雅年 プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集 2003 (0), 50-50, 2003

    本研究では, プロジェクトマネジメント(Project Management:PM)を支援する情報システムであるプロジェクトマネジメント情報システム(Project Management Information System:PMIS)の概念データ構造について検討する. その端緒として, Microsoft Project 2000(MS-Project …

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  • 新技術を用いたプラント建設プロジェクトの評価に関する考察

    丹羽 忠夫 プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集 2003 (0), 54-54, 2003

    プラント建設プロジェクトの評価は従来成果物の品質管理、プロジェクトのコスト管理、スケジュール管理の結果に基づいて行われている。これらの基本的管理要因は重要であるが新技術を用いた巨大社会事業プロジェクト、例えば黒四ダムの建設工事、青函トンネル建設工事、本四国架橋建設工事などは結果的にコスト管理、スケジュール管理、品質管理のすべてを満たしていない。しかし評価としては必ずしもプロジェクトとして低い評価…

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  • DOA実践プロジェクト支援CAIシステムの再構築

    楊 宝華, 細川 晋太郎, 竹本 篤郎, 西尾 雅年 プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集 2003 (0), 39-39, 2003

    情報システム開発の実務経験のない学生を対象にDOAの本質を理解させることを目的として新しいDOA教育プロジェクトがデザインされた. そのデザインに伴い学生の学習を支援するCAIシステムの重要度が増した. そこで今回のDOA教育プロジェクトを成功させるために, 既に利用されていたCAIシステムを再構築した. 本研究はその再構築結果について報告し, …

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  • P2MによるDOA教育プロジェクトの実践

    細川 晋太郎, 楊 宝華, 竹本 篤郎, 西尾 雅年 プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集 2003 (0), 38-38, 2003

    情報システム開発の実務経験のない学生を対象にDOAの本質を理解させることを目的として新しいDOA教育プロジェクトをデザインし実践した. 本研究はその実践結果について報告し, 今後のDOA教育プロジェクトにおいてより一層のDOAの本質理解を図るための教育プログラム構築に向けての提案を行うものである.

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  • リスクを考慮したプロジェクト遂行計画の研究

    小野 斎里, 国井 洋平, 越島 一郎, 梅田 富雄 プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集 2003 (0), 33-33, 2003

    プロジェクトを遂行するため, プロジェクトマネジャーは計画を立てて進捗状況をモニターする. プロジェクトマネジャーは, リスクが発生した際にその対応策を指示しなければならない. しかし, その都度リスクに対応していると, 突発的に大きなリスクが現れた場合には対応しきれない. したがって, リスクは早いうちに対処することが必要である. そこで本研究では, …

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  • イベントスケジューリング問題に関する研究

    黒岩 与人, 越島 一郎, 梅田 富雄 プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集 2003 (0), 44-44, 2003

    ブース設営工事では, 多くの職種の作業者が狭い作業空間の中で短時間の間に作業を行っている. このため, 設営には現場での変更に対応できる自律性の高い技能工の使用が前提とされてきた. しかし, 近年の経済状況から華やかなプロモーションショーであってもコスト削減が求められている. このため本研究では, ブース設営において作業空間の独立化と技能工の作業集約を特徴とするスケジューリング手法を提案する. …

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  • 3-12 キャリア・プラン形成支援システムに関する研究

    日下部 未知, 越島 一郎, 梅田 富雄 プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集 2002.Spring (0), 207-212, 2002

    これまで, 個人のキャリア・プランはその個人が属する組織の考えによって形成されるところが大きかった。しかし, 社会環境, 雇用形態が大きく変化しつつある今, 従来の一組織による個人のキャリア・プラン作成をこれからも継続させていくことは不可能に近い。本研究では個人と組織, 双方の利益に注目し, 双方が共に大きな利益を得ることができるキャリア・プラン形成を支援する方法について議論する。

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  • 2-13 人的資源の能力を配慮したスケジューリング手法の開発

    荻上 裕基, 越島 一郎, 梅田 富雄 プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集 2002.Spring (0), 140-145, 2002

    従来のプロジェクトスケジューリング手法やリソース配置手法では, 人間の作業に対する能力の状態が考慮されていない。それ故状況に合わせた適切な人員配置を行っているとは言い難い。本研究では最適な人員配置を行うために, 作業者の状態をバイオリズムで予測し, 動的計画法を用いることで最適解を導出する手法を提案する。

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  • プロジェクトの人的資源配分計画

    進藤 昭夫, 越島 一郎, 梅田 富雄 プロジェクトマネジメント学会誌 4 (3), 39-44, 2002

    プロジェクトを遂行する人的資源を有効に活用するには,プロジェクトの業務特性および要員の作業効率を考慮した要員計画を立てる必要がある.プロジェクト遂行における稼動可能な要員の質と量は,プロジェクトの達成目標(品質,コスト,スケジュール)に影響を与える.プロジェクトマネジメントにおいては,その業務の遂行母体における稼動可能な要員の能力と人数を適正化した人的資源配分の基で計画を策定する必要がある.そこ…

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  • S-11 バイオリズムによるプロジェクトスケジューリング

    荻上 裕基, 越島 一郎, 梅田 富雄 プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集 2001.Spring (0), 232-236, 2001

    プロジェクトのスケジュール手法としてPERTが多用され, 仕事を達成するための期間の算出する根拠に標準的な工数が使われている. しかしながら, 人間の作業に対する状態が考慮されていないので, 状況に合わせた人員配置とはなっていない. そこで, 本研究ではリソースの配置をより良くするために, 作業者のバイオリズムを考慮したプロジェクトスケジューリングやリソースの配置について新しい手法を提案する.

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  • S-13 コンピテンシ手法を用いた職業能力開発に関する研究

    堤口 貴博, 榎本 眞三, 五百井 俊宏, 加藤 和彦 プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集 2001.Spring (0), 242-243, 2001

    最近, 企業における問題として, 企業活動の国際化, 人材の採用システムの変革などに伴う人材の流動化がある. 具体的には, 多くの企業において, 職場や職種の転換を希望する社員が増加していることである. その原因は, 海外赴任からの帰国帰国社員の増加, 外部からの調達, あるいは通年雇用制度の採用などである. この場合, 企業においては, これらの社員を新しい職場に早期に適合させるため, …

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  • S-7 インターネットビジネス参入のプロジェクト選択を支援するフレームワーク

    柿木 健, 西尾 雅年 プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集 2001.Spring (0), 208-213, 2001

    最近, 大企業, ベンチャー企業をはじめとする企業が先を争うようにインターネットビジネスに参入している. しかし, その中でECサイトを構築することによって期待する利益及び競争優位を築けている企業はほとんど見当たらず, 彼らは成功のための条件すら明確に認識していないことが多い. そこで本研究では, 「もの商品」を差別化して販売するネットビジネスの成功を合理的に保証する条件を明らかにし, …

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  • S-3 プロジェクトマネジメントにおけるテクノロジアセスメントの役割に関する研究

    角 一徳 プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集 2001.Spring (0), 197-198, 2001

    PMBOK Guideは, プロジェクトの有期性を明示し, 対象とするリスクマネジメントの範囲もプロジェクトライフサイクルの範囲に限定している. 一方で, プロジェクトの成果物が, プロジェクトライフサイクルを超えて引き起こす事故や現象が, プロジェクトの創生母体である企業の持続的な活動に影響を及ぼすであろうことは想像に難くなく, …

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  • S-1 DOAによる情報システム開発プロジェクトにおける品質問題に関する研究

    郭 志堅, 西尾 雅年 プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集 2001.Spring (0), 187-191, 2001

    本研究では情報システム開発プロジェクトにおいて製品の品質を上げるために, DOA(データ中心情報システム構築の方法)が用いられる時, どのような点が品質に影響を与えるかを検討する. そのために情報システム開発学習プロジェクトを立ち上げ, その情報システム開発経験に基づき, データ分析段階と"Access"を利用した実装段階のいくつかの留意点を纏めたので, その結果を報告する.

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  • 新規参入プロジェクトへの各種選択問題に対する汎化モデルアプローチ

    寺井 あすか, 中川 正宣, 越島 一郎, 梅田 富雄, 柳瀬 徹夫 プロジェクトマネジメント学会誌 3 (1), 34-40, 2001

    これまで,プロジェクトにおける選択問題に対しAHP等の俎上にのせるまでの意思決定は,その分野の知識を持ったプロジェクトマネージャー/エンジニアによって経験的に行われてきた.しかしながら,エンジニアリング企業が経済環境にあわせて新規分野に参入し,プロジェクトを遂行する場合,必ずしも新規分野に関する知識が社内に蓄積されているとは限らない.本報では,このような新規分野参入プロジェクトにおける選択問題を…

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  • S-10 動的計画法による海外旅行ツアー経路のトレード・オフ問題解決法

    森山 隆太, 越島 一郎, 梅田 富雄 プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集 2001.Spring (0), 226-231, 2001

    従来から, 動的計画法は主に単純多段プロセスの単一目的最適化問題に適用されてきた. 本研究では, 海外旅行ツアー経路決定問題を事例として取り上げ, トレード・オフ関係にある二つの目的関数の多段プロセス最適化問題に対して動的計画法を適用した解法について提案する.

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  • S-12 動的計画法による最適キャリアプランの研究

    日下部 未知, 越島 一郎, 梅田 富雄 プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集 2001.Spring (0), 237-241, 2001

    これまで, 個人のキャリアプランはその個人が属する組織の考えによって決定されるところが大きかった. しかし, 社会環境, 雇用形態が大きく変化しつつある今, 個人のキャリアプラン作成を組織が行うことは不可能に近い. 本研究では個人と企業, 双方の満足度に注目し, 双方が共に高い満足度を得ることができるキャリアプランの個人による作成を支援する手法について述べる.

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  • S-14 顧客満足型BtoBtoCモデル構築のための要因分析

    滝川 宗紀, 越島 一郎, 梅田 富雄 プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集 2001.Spring (0), 244-247, 2001

    製品・サービスの取引形態であるB to B (business to business)とB to C (business to Consumer)には, 当然ながら売り手と買い手という状態が発生する. 本研究では, B to B間並びにB to C間にある顧客価値要因を抽出し, 互いの取引における顧客価値要因の構造化を行い, B to B-B to C間を関連付けることで, 顧客満足型B …

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  • S-6 大学におけるDOA教育プロジェクトの実践-3 : CAIシステムの利用

    細川 晋太郎, 西尾 雅年 プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集 2001.Spring (0), 203-207, 2001

    情報システム構築の実務経験のない学生を対象にDOA(データ中心情報システム構築の方法)の本質を理解させることを狙いとして, DOA教育の中核をなすデータ分析プロジェクトをすでに計画・実践してきた. 本研究はDOAの本質の理解を一層深めることを目指して, そのためのCAI(コンピュータ支援教育)システムを構築しデータ分析プロジェクトを実施したのでその結果を報告する.

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  • S-8 プロジェクトマネジャによる問題認知構造の研究

    森田 幸治, 越島 一郎, 梅田 富雄 プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集 2001.Spring (0), 214-218, 2001

    プロジェクト実行の際, 様々な問題が発生する中でプロジェクトマネジャは経験により多くの問題に対応する知識を培っていく. この課程で, プロジェクトマネジャは経験によって, 問題を認知する構造が頭の中に形成されていると考えられる. 本研究では, ITプロジェクトにおける成功と失敗の要因と要因間の関連を組織的に求め, 要因間の構造化を行うことで, 問題認知構造モデルを構築した. 更に, …

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  • S-4 プロジェクトマネージャ育成のためのCAIシステムの開発

    矢野 憲尚 プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集 2001.Spring (0), 199-200, 2001

    これまでのシステム開発では, 勘や経験, 度胸などといった不明瞭な意思決定方法で, プロジェクトの管理が行われてきた. そのような状況下でも, 優秀なプロジェクトマネージャがいれば, 企業は十分な利益を得ることができた. しかし, 情報技術の導入が進むにつれて, システム開発の量と複雑さは増加し, その開発サイクルは短くなり, 従来の組織体系では, …

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  • 3-3 地域コンソーシアム型技術開発におけるプロジェクト手法の導入

    榎本 眞三, 中島 邦彦, 加藤 和彦, 五百井 俊宏 プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集 2001.Spring (0), 179-180, 2001

    地域における産業の空洞化は, 日本経済の停滞の一つの原因と言われている. この空洞化への対応策として, 地域における新規産業の創出が有効であると考える. 新規産業創出の方法として, 地域コンソーシアム研究開発プロジェクトがある. これのプロジェクトは, 産学官連携による研究開発を行うものである. しかし, このプロジェクトは研究期間, 参加機関の文化と目的, あるいは, …

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  • 2-15 プロジェクト遂行過程における作業構造のスケジュールへの影響

    寺井 あすか, 越島 一郎, 梅田 富雄 プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集 2001.Spring (0), 162-167, 2001

    プロジェクトにおいて, スケジュールの遅れはコストに対し多大な影響を与える. 遅れに対する対処の方法は, 実践面から種々考案されているが, プロジェクトの遅れ現象に関わる本質的な理解はなされていない. そこで, 本研究ではプロジェクトの一連の作業において遅れが生じるメカニズムを明らかにすることで, 新たなスケジュール管理の可能性について提言する.

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  • 1-16 プロジェクト遂行における戦略基盤

    進藤 昭夫, 越島 一郎, 梅田 富雄 プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集 2001.Spring (0), 78-83, 2001

    近年の企業プロジェクトは, 高品質, 短納期などの厳しい制約条件の基で, 利潤追求をせざるを得ない状況にある. プロジェクト遂行においては, この様な制約の範囲内で目標達成を可能とする遂行方策を選定し, 経営資源の有効活用を図る必要がある. プロジェクトは, 顧客, 社内外関係者など相対する外部環境との接点があり, お互いに競合関係にある. プロジェクトの種々の制約はこの競合関係に支配される. …

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  • 1-1 プロジェクトメンパのパーソナリティとリーダシップ行動の関係に関する社会心理学的研究

    鴻巣 努 プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集 2001.Autumn (0), 1-2, 2001

    本研究では, プロジェクトにおけるメンバのパーソナリティとリーダシップ行動の関係について検討した。因子分析によりメンバの性格別にリーダシップ行動の評価因子について検討した。41名の被験者の評価データを因子分析により分析した。その結果, P行動(目標達成行動)とM行動(集団維持行動)のバランスのとれたリーダがいずれの性格でも高く評価されることが明らかになった。また, …

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  • 3-7 FMECA を応用したプロジェクトリスクマネジメントに関する考察

    角 一徳, 若山 喬, 関 哲朗 プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集 2001.Autumn (0), 160-162, 2001

    プロジェクトマネジメントを実施する上で, リスクに対する考察は避けては通れない。リスクの存在を知り, その対応を行うことは, プロジェクトを成功に導く上で必須のことといえる。しかしながら, 信頼性工学や安全工学の分野において見られるようなリスクの特定と定量化手法の一般化は, プロジェクトマネジメントの分野では見られない。本研究では, …

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  • 3-4 プロジェクトマネジメントスキル養成のためのガイドラインシステムに関する考察

    矢野 憲尚, 黒田 哲也, 関 哲朗 プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集 2001.Autumn (0), 145-148, 2001

    ...千葉工業大学プロジェクトマネジメント学科では, プロジェクト型教育法を導入したソフトウェア開発演習を設置している。演習の実績分析が行われた結果, プロジェクトの経験のない学生には全体を理解し計画立案を行うことが難しいなどの問題点が報告された。本研究ではこれらの問題点を考察し, 課題の所在とそれに対する対策を提示した。そして対策の実施方法としてガイドラインシステムの導入を提案する。...

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  • 3-5 プロジェクト・エンジニアリングにおける情報セキュリティ・モデル

    進藤 昭夫, 越島 一郎, 梅田 富雄 プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集 2001.Autumn (0), 149-154, 2001

    近年のプロジェクトにおいては, 情報ネットワーク・システムを活用した業務遂行が普及してきている。この情報システムの活用は, 分散化形態によるプロジェクト遂行も可能としている。この様な遂行形態でのプロジェクト管理は, 状態が変化していくエンジニアリング情報をリアルタイムに管理・統制していくことが重要となる。一方, 情報ネットワークのオープン化は, …

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  • 3-3 プロジェクト型学習にもとづくプロジェクトマネージャ養成コースの設計

    黒田 哲也, 矢野 憲尚, 関 哲朗 プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集 2001.Autumn (0), 141-144, 2001

    本研究では, プロジェクト型学習にもとづくソフトウェア開発のプロジェクトマネージャ養成コースを設計した。大学のソフトウェア開発実験では, プロジェクトの経験がない学生には計画立案が難しい等の問題があった。そこで, 問題の対策として, プロジェクト運用のガイドラインを設計した。

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  • 2-9 プロジェクトにおける個人作業の内的過程と遅れ現象に関する基本的考察

    寺井 あすか, 越島 一郎, 梅田 富雄 プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集 2001.Autumn (0), 105-110, 2001

    プロジェクトにおける知的な作業に対して, 作業者の作業に対する内的過程, すなわち作業者の生理的, 精神的なものが作業の進捗に対し大きな影響力を持つ。そこで, 本研究では, 個人の作業処理における内的過程のモデルを構築し, 個人の知的な作業に対して遅れが発生するメカニズムを明らかにする。

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  • プロジェクトマネジメント教育のカリキュラム : 第I部 大学及び初等教育

    五百井 俊宏, 井沢 澄雄, 木野 泰伸, 西山 寛志, 布川 薫, 左瀧 学, 高木 英明 プロジェクトマネジメント学会誌 3 (3), 49-54, 2001

    ...本報告では,大学,初等教育,個別企業,推進団体で行なわれている,プロジェクトアネジメント(PM)の教育カリキュラムを調査し,評価する.第I部では,大学及び初等教育を取り上げる.まず,日本で最初にプロジェクトマネジメント学科を設置した千葉工業大学におけるPM教育の概要と教育成果及び検討事項を述べる.次に,米国の代表的な3つの大学院の修士課程で授与される学位とコースの特徴を示す.最後に,米国の初等教育の...

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  • 1-7 プロジェクトマネジメントにおける戦略的アプローチ

    進藤 昭夫, 越島 一郎, 梅田 富雄 プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集 2000.Autumn (0), 1-6, 2000

    プロジェクトの管理目標となる品質, 予算, 納期は近年, 益々厳しい条件が課せられる状況にある. プロジェクトの業務遂行においては, これらの目標を達成すべく必要な経営資源が投入される. 経営資源の効果的な運用は, 担当する人的資源の質に依存する. 特に予算, 納期の厳しいプロジェクトにおいては, 投入する人的資源の質的効率を考えた業務遂行方策を考える必要がある. 各業務の達成度と遂行時間は, …

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  • 2-15 大学におけるDOA教育プロジェクトの実践-2

    細川 晋太郎, 郭 志堅, 西尾 雅年, 内川 博晶 プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集 2000.Autumn (0), 93-94, 2000

    まだ情報システム構築の実務経験のない学生を対象にDOA(データ中心情報システム構築の方法)の本質を理解させることを狙いとして, DOA教育の中核をなすデータ分析プロジェクトを計画・実践した. DOAの本質の理解を一層深めるために, 引き続きデータ分析の結果を実装するプロジェクトを実施したのでその結果を報告する.

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  • 1-12 ベンチャー型企業創成プロジェクトの成否構造の分析

    佐々木 智章, 横山 真一郎, 関 哲朗 プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集 2000.Autumn (0), 33-38, 2000

    ベンチャー企業創成時, 企業には資源や信用が無い. そして, それが無いことによって経営不能に陥る要因が多数ある. よって, 経営不能に陥る要因を洗い出し, それに対する対処方法をもとに経営を行っていく必要がある. 本研究では創業してから約1年になる小規模自転車店の実務経験を通じて, ベンチャー企業創成時の成否構造について分析を行っている. …

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  • A-53 マルチプロジェクトにおける効果的要員配置

    進藤 昭夫, 越島 一郎, 梅田 富雄 プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集 2000.Spring (0), 94-98, 2000

    複数のプロジェクトにおける人的資源の配分は, 各プロジェクトを統合した業務の調整機能が必要となる. そこで本稿では, 機能別部門単位による業務遂行形態ではなく, プロジェクト進行における一定時間間隔を単位とした要員配置が有効と考えた. その時間間隔内では, 処理すべき全てのプロジェクト業務を対象とし, それらの業務処理に必要な要員を配置するという方法である. この方法では, …

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  • C-13 プロジェクトマネジメント導入問題に関する一考察

    堀内 俊幸, 石綿 真紀, 関 哲朗 プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集 2000.Spring (0), 177-178, 2000

    日本的品質管理は, 20世紀後半の我が国の発展を管理の面から支えてきた技術として世界的に注目されることになった. この技術は規模の大小に係わらず, 我が国の企業に浸透している. 一方で社会システムの変化は, 日本的品質管理に支えられたリーン生産の最適性に終焉を告げ, 同時に新たなる管理パラダイムとしてプロジェクトマネジメントの導入を求めている. ここで日本的品質管理の本質に注目してみると, …

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  • 2-16 千葉工業大学とNFTEにおけるPM教育 : プロジェクトマネジメント教育調査 第1報

    五百井 俊宏 プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集 2000.Autumn (0), 95-98, 2000

    ...設立以来ほほ3年半が経過した千葉工業大学のプロジェクトマネジメント学科については, 工学系の学部に設置した意図, カリキュラムの特徴, 実習や卒業研究の状況, そして教育効果や問題点が示される。 一方, NFTEについては, 米国の初等教育機関で実施されているマネジメント教育や起業家教育を紹介し, PM初等教育の必要性について考える....

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  • 1-16 ソフトウェア開発プロジェクト教育に関する研究

    鴻巣 努, 関 哲朗, 新井 浩志, 西尾 雅年 プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集 2000.Autumn (0), 49-50, 2000

    ...本研究は, 千葉工業大学プロジェクトマネジメント学科情報システム系列における, ソフトウェア開発に関する教育プログラムのコースウェアを概観し, その教育的効果について報告したものである. 情報システム系列ではコース設立当初からプログラミング技術のみならず, ソフトウェア開発における管理技術を含めた総合的能力を養うため, プロジェクトベース教育の試みが行われてきた....

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  • 1-15 ソフトウエアプロジェクトマネジメントの学理的理解に関する考察

    関 哲朗 プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集 2000.Autumn (0), 45-48, 2000

    我が国でプロジェクトマネジメントが実践科学的管理技法の一つとして認識を得たのは, 1996年の米国PMIによるPMBOKの発行によるところが大きい. それまでにも, プロジェクトマネジメントという言葉が使われていなかったわけではないが, プロジェクトというものの一般的な定義すらなされないまま, 通常とはちがう特命的業務の総称として利用されてきた. プロジェクトマネジメントが, …

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  • C-41 国際間技術開発プロジェクトにおけるコミュニケーションマネジメントに関する研究

    鴻巣 努, 関 哲朗, 榎本 眞三 プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集 2000.Spring (0), 196-197, 2000

    本研究は, 日本とシンガポールの技術開発に関する合同プロジェクトにおけるコミュニケーションマネジメントについて, その問題点を明らかにし, その解決策を探ったものである. プロジェクトでは, 参加者のプロトコルの相違, プロジェクト初期段階の遅れが指摘された, この背景としてコミュニケーションツールの利用方法とリーダシップ行動の相違があると考えられた. さらに, …

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  • C-43 大学におけるDOA教育プロジェクトの実践

    西尾 雑年, 鴻巣 努, 関 哲朗, 新井 浩志, 内川 博晶 プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集 2000.Spring (0), 203-204, 2000

    データ中心情報システム構築の方法(略してDOA)は従来の情報システム構築の方法から発想の転換を求められる点でその教育は早期に実施する方が望ましいと考え, まだ情報システム構築の実務経験のない学生を対象にDOAの本質を理解させることを狙いとして, DOA教育プロジェクトを計画・実践した. 本研究はその結果をアンケート調査に基づき考察し, プロジェクト評価を行なうものである.

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  • B-11 プロジェクトマネジメントにおける社会品質の位置付け

    増田 浩通, 関 哲朗, 横山 真一郎 プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集 2000.Spring (0), 99-100, 2000

    プロジェクトマネジメントにおいて, プロジェクトの目標とするところの品質を達成することは, プロジェクトの成否を決定付ける重要な要因である. 一般にプロジェクトは有期的な活動であるといわれ, その目標品質もプロジェクトライフサイクルの中で達成されることが期待されている. 一方で, プロジェクトの創生母体である企業等には無期的, 拡大的な存続が期待されている. …

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  • A-41 新規参入プロジェクトにおける各種選択問題に対する汎化モデルアプローチ

    寺井 あすか, 中川 正宣, 越島 一郎, 梅田 富雄, 柳瀬 徹夫 プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集 2000.Spring (0), 69-73, 2000

    これまで, プロジェクトにおける選択問題に対しAHP等の俎上にのせるまでの意思決定は, その分野の知識を持ったプロジェクトマネージャー/エンジニアによって経験的に行われてきた.しかしながら, エンジニアリング企業が経済環境にあわせて新規分野に参入し, プロジェクトを遂行する場合, 必ずしも新規分野に関する知識が社内に蓄積されているとは限らない. 本報では, …

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  • A-21 プロジェクトの人的資源配分計画

    進藤 昭夫, 越島 一郎, 梅田 富雄 プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集 1999.Autumn (0), 32-36, 1999

    プロジェクトに関与する人的資源を有効に活用するには, プロジェクトの特性および要員の作業効率を考慮した要員計画を立てる必要がある. プロジェクト遂行における業務の質と量は, そのプロジェクトの特性 (品質, コスト, スケジュールの厳しさなど) により変化する. また, 業務遂行の効率は, 稼動可能な要員の能力と人数に依存する. プロジェクトの要員計画においては, このような業務特性を考慮し, …

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  • A-52 定量評価に基づくソフトウエア開発プロジェクトの層別

    鴻巣 努, 関 哲朗, 西尾 雅年 プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集 1999.Autumn (0), 69-70, 1999

    鴻巣ら(1999)は狭義の品質, コスト, 納期と顧客満足に関する定量的評価値を主成分分析によって解析することで, ソフトウエア開発プロジェクトの成否の評価に関する有効なモデルが得られることが示した. また, プロジェクトマネジメント技術に関する実施状況を調査し, 同様に主成分分析によって解析することで, プロジェクトが成功または失敗に至る要因を推定するためのモデルを示した. 本研究では, …

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  • C-32 プロジェクトベース教育の効果に関する考察

    大隅 智春, 鴻巣 努, 関 哲朗, 新井 浩志, 西尾 雅年 プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集 1999.Autumn (0), 179-180, 1999

    近年はプロジェクトベース学習 (project-based learning) と呼ばれている学習法が広く用いられており, 個人やグループにおける自己発展的な学習法として重要な位置を占めてきている. 千葉工業大学においては, プロジェクトマネジメントを学ぶ学生に対してプロジェクトベース学習の手法を採り入れた実験科目を設置している. 本報告では, …

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  • A-22 エンタープライズ・プロジェクトマネージメントにおける人的資源配分に関する基本的考察

    越島 一郎, 進藤 昭夫, 梅田 富雄 プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集 1999.Autumn (0), 37-42, 1999

    マルチプロジェクトを遂行する上で, マトリックス組織下の専門部における人的資源は, その業務を規定するワークパッケージと共にプロジェクト成功の鍵を握っている. 本報では, 人的資源配分問題を, 人的資源の質とワークパッケージ遂行のために必要となるワークボリュームを考慮した上で, 線形計画問題 (LP) としてマンアワー分配問題の定式化を行った. 更に, これに …

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  • C-33 大学におけるDOA教育プロジェクト実践計画

    西尾 雅年, 鴻巣 努, 内川 博晶 プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集 1999.Autumn (0), 181-182, 1999

    データ中心情報システム構築の方法 (DOA) は1985年の (株)データ総研の設立以降着実に実務の世界で実践され, C/S システムの普及およびネットワークコンピューティング時代の到来とともに情報システム構築の方法としてかなりの実効を挙げてきたと捉えられる. 従来の情報システム構築の方法から発想の転換を求められる点で DOA教育は早期に実施する方が望ましいと考えられる. 本研究は, …

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  • ソフトウエア開発プロジェクトの成否構造に関する定量的解析

    鴻巣 努, 関 哲朗, 西尾 雅年 プロジェクトマネジメント学会誌 1 (1), 7-12, 1999

    ソフトウエア開発プロジェクトの成否構造の解析は,プロジェクト品質の客観的評価に有用である.本研究では,ソフトウエア開発プロジェクトにおけるQCD(品質,コスト,納期)とCS(顧客満足)に関する定量的評価値と,プロジェクトマネジメントに関する技術の実態を,プロジェクトマネージャに対する質問表調査によって取得した.このデータを主成分分析によって解析したところ,1) …

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