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検索結果 16,510 件

  • 高等学校における探究学習の経験と大学での学び・キャリア探索との関連

    荒木 淳子, 高橋 薫, 佐藤 朝美 日本教育工学会論文誌 advpub (0), 2024-07-20

    ...に高く,SGH/SSHともに経験した回答者とその他の探究型授業をした回答者は探究型授業経験のない回答者よりも自己探索の得点が有意に高かった.一方,主体的な学習態度である授業プロセス・パフォーマンス,ライフキャリア・レジリエンスに有意な差は見られなかった....

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  • 中途採用者の職場における技能獲得とアイデンティティ変容プロセスに関する質的分析

    澁谷 菜穂子, 尾澤 重知 日本教育工学会研究報告集 2024 (1), 193-200, 2024-05-11

    ...<p>本研究の目的は,ポテンシャル採用枠の中途採用者5名を対象に,入社から一人前に至るまでに獲得した職務上の技能とアイデンティティの変容プロセスを,組織社会化の観点から検討することである.半構造化インタビューを実施し,複線径路等至性アプローチ(TEA)にて分析した.その結果,技能獲得に至る行動は,前職で形成されたアイデンティティが影響していた.組織が定める一人前に至った後は,前職と現職を比較し,職場...

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  • 生成AIを用いたPBLシミュレーターの開発

    稲垣 忠, 平井 聡一郎, 佐藤 雄太 日本教育工学会研究報告集 2024 (1), 201-208, 2024-05-11

    ...<p>児童生徒に共通したゴール設定のもとで個別あるいはグループで探究に従事するプロジェクト型学習を対象に,生成AIと対話しながら授業構想を検討するシミュレーターを開発した.プロンプトとしてPBLをデザインするIDプロセスを組み込むことで対話的に順を追って授業設計ができるよう支援した.探究学習をテーマとした教員対象のワークショップにおいて本シミュレーターを試用する機会を設定した結果,授業アイデアを広げること...

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  • メチルシクロヘキサン合成のためのトルエン直接電解水素化における電解槽技術

    長澤 兼作, 光島 重徳 Journal of the Japan Petroleum Institute 67 (3), 97-104, 2024-05-01

    ...<p>本総説では,固体高分子電解質(SPE)膜を利用し,トルエンと水からメチルシクロヘキサンを直接合成する一段階電気化学プロセスであるトルエン直接電解水素化用電解槽の開発概要を紹介する。トルエン直接水素化電解槽の性能を向上させるためには,セル電圧の低減と電流効率の改善が重要である。...

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  • 化粧品における乳化の基礎

    宇山 允人, 山下 裕司 色材協会誌 97 (4), 119-123, 2024-04-20

    ...一つ一つの製品は皮膚科学,心理学,感性工学,色彩学,薬学,界面化学,分析化学,微生物学,プロセス工学など幅広い分野の学問によって支えられている。本稿では化粧品の製剤化に必要不可欠な乳化技術に焦点を当て,乳化技術を支えている界面化学を中心に実際に市販の製品に利用されている技術についても解説する。</p>...

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  • ゼオライトの酸性質を利用した有機硫黄化合物の直接分解

    大島 一真, 里川 重夫 ゼオライト 41 (2), 64-70, 2024-04-15

    ...天然ガスや都市ガス中の硫黄種の効率的な除去プロセスの開発を目的として,ゼオライトを用いたTBM((CH3)3CSH)およびDMS(CH3SCH3)の直接分解反応について検討した。TBM直接分解においては,H-FAUやH-Betaが有効であり,150°Cで安定的なTBM分解活性を示した。...

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  • 近未来的社会課題解決に向けたリーダーシップ研究の必要性

    庄司 直人 人間工学 60 (2), 83-88, 2024-04-15

    ...<p>本稿では,科学と実践の相補的実行を特徴の一つとするユニークな学問である人間工学において,社会実装や社会課題解決に向けたプロセスを,人々に大きな変化を受け入れさせ,人々のみならず組織や社会を適応させていくアダプティブ・リーダーシップのプロセスそのものとして捉えるという新たな視点を示した.社会課題解決のプロセスを丁寧に記述するリーダーシップの事例的研究が必要であることを主張した.人間工学は社会課題...

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  • 「量子・情報・エレクトロニクスの医療/ヘルスケア応用」

    熊谷 寛 電気学会論文誌C(電子・情報・システム部門誌) 144 (4), 285-285, 2024-04-01

    ...<p>「医工連携」は長い間強調されてきた概念であるが,医療における新規性や有用性と工学技術における新規性や有用性が必ずしも一致しないということをまず押さえておくことが肝要である。これは,“医”と“工”が等しく主になることが難しく,医工の横連携プロセスがそもそも困難であ</p>...

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  • 運転免許返納プロセスと返納後生活満足度の要因に関する研究―川崎市麻生区王禅寺周辺地域を対象としてー

    渋田 夢香, 佐々木 邦明 交通工学論文集 10 (3), A_25-A_34, 2024-04-01

    ...<p>我が国では高齢化の進行に伴って,高齢者の運転免許保有者数が増加しており,高齢者による交通事故の増加が見込まれる.このような状況への対策の一つとして運転免許自主返納制度が存在している.本研究では,免許返納のきっかけから返納後の生活までの一貫したプロセスと,免許返納後の生活満足度を向上させる要因を明らかにすることを目的として,免許返納者と免許保有者に対してアンケートとインタビュー調査を行った.対象者...

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  • 地域に根ざした産業保健活動:高齢労働者の転倒•腰痛予防

    岩倉 浩司 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 80-80, 2024-03-31

    ...異なるニーズを顕在化させ、ニーズを精確に把握するプロセスの一部を企業 ・医療機関・デイサービスなどの例から紹介する。</p><p>【倫理的配慮】</p><p>対象者には、ヘルシンキ宣言を順守し、研究の目的・プライバシーの保護・自由意志による参加と同意の撤回の自由、結果の公表について説明し回答をもって同意を得た。</p>...

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  • メタン発酵技術に関する近年の動向

    金子 光瑠, 大門 裕之 Material Cycles and Waste Management Research 35 (2), 107-113, 2024-03-29

    ...そして近年では次世代シーケンス技術の低価格化と高度化が進んだことで,メタン発酵プロセスに関与する微生物群と微生物間の電子移動について解明されつつあり,メタン発酵分野のさらなる発展が期待されている。本稿では,近年で著しく技術開発が進んでいるメタン発酵技術について述べる。...

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  • 高含水率有機廃棄物の固体燃料化

    小林 信介 Material Cycles and Waste Management Research 35 (2), 135-142, 2024-03-29

    ...近年では固体燃料化時におけるエネルギー効率向上のため,さまざまな装置やプロセスが開発されているのに加え,従来プロセスを融合した新しい乾燥プロセスや炭化プロセスが提案されはじめている。本稿ではそれらの技術について紹介する。</p>...

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  • エタノール投与によるトマトの高温ストレス耐性強化

    戸高 大輔, Do Quynh Thi Nhu, 田中 真帆, 内海 好規, 内海 稚佳子, 江副 晃洋, 高橋 聡史, 石田 順子, 草野 都, 小林 誠, 斉藤 和季, 永野 惇, 中野 仁美, 光田 展隆, 藤原 すみれ, 関 原明 日本作物学会講演会要旨集 257 (0), 102-102, 2024-03-28

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  • 逆相クロマトグラフィープロセスにおける最適温度の決定法

    野崎 晋也, 吉本 則子, 山本 修一 日本食品工学会誌 25 (1), 15-22, 2024-03-15

    <p>逆相クロマトグラフィー分離の生産性を最大化する,最適温度の決定法を開発した.エタノール-水移動相を用いたポリマー(ポリスチレンジビニルベンゼン)粒子充填クロマトグラフィーによる2種類のポリフェノール(カテキン,エピカロカテキンガレート)分離をモデル系として選択した.15-45°Cにおける勾配溶出実験と等組成溶出実験データから,分配係数と拡散係数を温度とエタノール濃度の関数として定式化した.…

    DOI Web Site Web Site 参考文献12件

  • コンセプトマップ作成の認知モデリング: 学習成果物からの編集距離による評価

    加納 正慈, 森田 純哉 人工知能学会研究会資料 先進的学習科学と工学研究会 100 (0), 66-71, 2024-03-05

    ...<p>コンセプトマップの作成を支援するためには,学習者の内的な思考過程を表現するモデルが必要と考える.この考えより,認知アーキテクチャが有する活性値を,コンセプトマップのノードやリンクに該当する知識に割り当て,その作成プロセスをシミュレートする.活性値は,学習者によりまとめられた文章内の頻度データから割り当てる....

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  • マトリックス誘起上皮間葉転換の研究のための動的細胞足場材料の開発

    山本 翔太, 中西 淳 分析化学 73 (3), 103-109, 2024-03-05

    ...<p>上皮間葉転換(EMT)は,上皮細胞が間葉系的な表現型を獲得する現象であり,生理学・病理学プロセスのいずれにおいても重要な役割を果たしている.最近の研究から,EMTは液性因子や遺伝子発現のみならず,細胞外マトリックス(ECM)の生化学及び力学刺激を受けることが分かってきた.しかしながら,ECMに起因するEMT応答は,方法論的な観点において,液性因子や遺伝子発現のように細胞に暴露する刺激を自在に制御...

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  • 「性質」理解のための既知概念による説明支援システム

    久乗 皓大, 小尻 智子 人工知能学会研究会資料 先進的学習科学と工学研究会 100 (0), 95-100, 2024-03-05

    ...<p>研究が新規性を持つかどうかの判断といった,性質の有無を判断する基準は暗黙的で,獲得するのは難しい.性質は構成要素が持つ特徴の条件であるとみなせるため,性質の基準を理解するためには,対象が持つべき構成要素の条件を知る必要がある.本研究では研究を対象に,性質を表す特徴の表現方法を定義する.また,性質の基準を考えるためのプロセスを定義し,プロセスに沿って妥当な基準の導出を支援するシステムを構築する....

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  • SDGsテクストのコーパス文体論的アプローチ : -言語材料の観点から-

    奥, 聡一郎 科学/人間 53 001-010, 2024-03

    ...このようなSDGs関連の教材は、環境問題の解決や協働のプロセスを重視したスタイルになっているという仮説が前提にある。分析では、小中高で採用されている文部科学省検定済外国語科教科書のコーパスとSDGsに関するコーパスを比較しながら、Wmatrix5を用いて品詞と意味構成要素の両方を検討する。...

    機関リポジトリ

  • Na<sub>2</sub>WO<sub>4</sub>/SiO<sub>2</sub>触媒を用いた高圧条件下におけるメタン酸化カップリング

    和知 慶樹, 矢部 智宏, 中野 遼, 山下 誠, 山口 和也 Journal of the Japan Petroleum Institute 67 (2), 71-79, 2024-03-01

    ...<p>メタンから有用化合物への直接転換は従来の合成ガス法に代わるプロセスとして注目されている。高圧メタン酸化系では均一系ラジカル反応によって高い転化率でメタン酸化が進行することが報告されているが,触媒を用いて生成物選択率を制御することが困難であった。...

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  • 産業現場で発生した爆発・火災災害の事象進展の分析

    板垣 晴彦 安全工学 63 (1), 39-43, 2024-02-15

    <p>産業現場における爆発・火災災害では,労働者や生産設備への被害が生じる.その被害の程度は,爆発・火災がどのように進展したかによって大きく変わる.そこで,労働安全衛生総合研究所の爆発火災データベースを用い,その災害での事象の進展はどのようであるかの分析を行った.その結果,主事象はガス爆発が多いこと,事象の進展は,爆発から火災へは多いがその逆は少ないこと,作業工程別の件数の割合は,バッチ操作中が…

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  • 酵素添加が大麦パンの膨化性および食物繊維組成に及ぼす影響

    中塚 康雄 日本食品科学工学会誌 71 (2), 51-63, 2024-02-15

    ...本処理法は, 製パン工程のミキシング前に大麦粉だけを先に酵素処理するため, 酵素剤の使用量が少なく製パン工程にかかる作業負荷も小さいため, 現状の製パンプロセスに導入容易な新しい大麦パン製造技術として利用されることが期待される.</p>...

    DOI Web Site 参考文献13件

  • 文脈的採餌行動における逐次的意思決定モデル

    坪谷 朱音, 甲野 佑, 高橋 達二 知能と情報 36 (1), 589-600, 2024-02-15

    ...として Regional Linear Risk-sensitive Satisficing(RegLinRS)を提案する.RegLinRS は人間や動物の探索の仕方とリスク態度を取り入れた,高い効率性を持つアルゴリズムである.採餌環境を表現した人工データセットを用いた文脈付きバンディット問題のシミュレーションにより,提案手法の性能と探索効率を評価する.さらに,エージェントの生存という目的に対する探索プロセス...

    DOI Web Site 参考文献22件

  • ナチュラリスティックデータを用いた探求的学習ワークショップによる高校生の自転車運転行動変容の分析

    石ヶ森 郁弥, 吉田 長裕 交通工学論文集 10 (1), A_234-A_242, 2024-02-01

    ...本研究では、探求的学習による行動変容プロセスに着目し、電動アシスト自転車通学を題材としたワークショップ形式の交通安全教育が行動変容に及ぼす影響を定量的に分析した。その結果、危険行動の改善や危険回避挙動の増加がみられ、その過程でワークショップが過大な自己評価の是正や、やる気・責任感に影響を与え、行動変化の意図を向上させることが分かった。</p>...

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  • 砂町銀座商店街の未来への継承の手がかりとなる「誇り」の特定

    新井 智久, 妹尾 大 経営情報学会 全国研究発表大会要旨集 202311 (0), 109-111, 2024-01-31

    ...本研究では、砂町銀座商店街を取り上げ、「誇り」の特定プロセスについて考察することを目的とする。来街者などへのインタビューを通じ、商店街を存続させるための知見を提供する。</p>...

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  • c面配向六方晶酸化タングステン膜の分子ふるい型分離膜としての可能性

    萩尾 健史, 國司 寛人, 和田 慎太郎, 寺尾 年弘, 木下 空, プッタヴーン ワンパサート, ニッチパーニッチ スーピンヤー, パク ジェヒョク, 市野 良一 ゼオライト 41 (1), 9-19, 2024-01-30

    ...カーボンニュートラルおよび持続可能な社会の実現に向け,エネルギー消費の大きい分離プロセスの省エネルギー化や資源循環に貢献する分離膜は益々注目されている。その中で,膜材料の検討は分離特性を決定づける重要な研究要素の一つである。分子サイズのミクロ細孔を有する無機結晶(ミクロ多孔無機結晶)は分子ふるいとも呼ばれる有望な分離膜材料である。...

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  • プラスチック抗体への挑戦

    星野 友 Drug Delivery System 39 (1), 42-52, 2024-01-25

    ...標的分子を強く特異的に認識し、結合することで、標的の機能を中和する高分子を汎用モノマーの重合プロセスで生産できれば、抗体の安定で安価代替“プラスチック抗体”として、医療、診断、生体分子生産プロセス、研究試薬等に応用できる可能性がある。本稿では、酵素や熱・酸・塩基に耐性があり、かつ安価なアクリルアミド誘導体を主原料としたプラスチック抗体の実現に向けた試みを紹介する。...

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  • 多段反応器によるCO<sub>2</sub>メタネーションプロセス

    横山 公一, 佐々木 郷紀, 清澤 正志, 佐藤 一教, 平野 知之, 荻 崇 化学工学論文集 50 (1), 1-8, 2024-01-20

    ...<p>本研究では,天然ガスグリッド供給を可能とするCO<sub>2</sub>メタネーションを目指し,多段の触媒反応器によるCO<sub>2</sub>メタネーションプロセスの構成と運転条件の検討を行った.一段目反応器出口で生じる水分を除去し,二段目反応器入口のH<sub>2</sub>/CO<sub>2</sub>モル比を3.9, 二段目反応器の温度を260から280°Cに設定することで,反応器全体...

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  • 大学生の課題に対する内発的動機づけ・解釈レベルと先延ばしの関連

    後藤 崇志, 山下 冬華 日本教育工学会論文誌 advpub (0), 2024-01-20

    ...取り掛かりを開始する予定日および完了させる予定日への回答を求めた.締切後に実際に開始・完了させた日を尋ね,予定日からの遅延を先延ばし行動の指標とした.事前に学生に尋ねておいた解釈レベルの違いと内発的動機づけが先延ばし行動を予測するかを検討した.その結果,内発的動機づけが高い学生においては,課題を具体的に解釈しているほど先延ばしをしにくいことが明らかになった.動機づけと解釈レベルの両者に着目した心理プロセス...

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  • 脳の統計学習に基づく聴覚リズム処理の文化間比較

    大黒 達也 音声コミュニケーション研究会資料 4 (1), n/a-, 2024-01-19

    ...<p>本研究は,子供の歌(童謡)が統計学習を通じてどのように習得されるかを検討した.脳の統計学習システムを模倣した階層ベイズ統計学習モデルを用いて,様々な文化毎の統計学習による知覚および生成プロセスをシミュレーション実験によって検証した.モデルは,イギリス,ドイツ,スペイン,日本,韓国の童謡のMIDIコーパスデータを用いて学習し,各歌における15回の学習試行を通じてモデルの特徴がどのように変化するかを...

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  • HPLC-CADを用いた食品に適応できるビニルエーテル型リン脂質 (プラズマローゲン) の簡易定量法

    橋本 まき, 小谷口 美也子, 松本 裕貴, 琴浦 聡, 湯浅 浩気, 青木 基, 中根 正人, 北村 進一 日本食品科学工学会誌 71 (1), 23-29, 2024-01-15

    <p>機能性表示食品の機能性関与成分のルーチン分析で求められるスループット性を考慮して, 構築したNP-HPLC簡易法の定量値の妥当性を検証した. ソフトカプセル2粒当たりのプラズマローゲン量をNP-HPLC簡易法と2D-HPLC法で分析し, 得られた定量値と比較したところ, 有意差はみられず定量値の妥当性が確認できた. …

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  • ビッグデータでインフラ補修時期を予測 マネジメント政策の形成を国内外で支援

    国立研究開発法人科学技術振興機構 JSTnews 2023 (2024.1), 8-11, 2024-01-04

    ...大阪大学大学院工学研究科の貝戸清之准教授は、長年の点検を通じて蓄積したビッグデータを用いたデータサイエンス技術によってインフラの補修・更新時期を予測する手法を開発した。さらに、ライフサイクル費用評価の活用によって老朽化インフラのマネジメント政策を形成するためのプロセスを構築。日本国内の公共インフラへの実装だけでなく、発展途上国のインフラ整備でも貢献が期待されている。</p>...

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  • 降雨流出・洪水氾濫解析モデルの地中流と地表面流の再現性の検討とパラメータ推定

    重枝 未玲, 濱田 信吾, 田中 博登, 林 泰史, 中村 亜紀 土木学会論文集 80 (16), n/a-, 2024

    ...<p> 本研究では,降雨流出・洪水氾濫解析モデルの地中流および地表面流の再現性とベイズ最滴化によるモデルパラメータ推定の有用性について,実験結果に基づき検討した,本研究から,(1)本モデルは,サクションの小さい条件では,水位や流流量の変動プロセスを再現できること,(2)ベイズ最遼化によるパラメータ推定は,地表面流が発生し,かつサクションの小さい条件では有用であること,(3)(2)の最適パラメータを用...

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  • 水道政策転換に関わる政策過程上の支配的要因:市民参加のタイミングと政治争点化の関係

    笹森 早苗, 小松崎 俊作 土木学会論文集 80 (3), n/a-, 2024

    ...コンセッション政策過程の支配的要因として,(1)政治的影響を受けやすい水道政策の政治性,(2)政策過程に関与するアクター間の問題認識の差異,その他(3)政策実施主体固有の政治状況の3点を明らかにした.水道の政策転換に関する合意形成には,政策案が決定して政策が政治争点化する段階より前の問題設定(アジェンダ設定)段階において市民参加を図り,政策アクターと市民との間で水道の持続的運営に関する問題定義を共有するプロセス...

    DOI Web Site 参考文献13件

  • 琉球弧のネオテクトニクス-第四紀での隆起・沈降プロセスに関する研究の課題と展望-

    大坪 誠, 尾方 隆幸 地質学雑誌 130 (1), 153-165, 2024

    ...<p>本論文では,琉球弧における,島弧発達のタイミング,様式および地形発達について,第四紀の地殻変動の観点でレビューを行い,琉球弧の島々の隆起・沈降の傾向と琉球弧島弧を分断する凹地(トカラ構造海峡, 慶良間海裂, 与那国凹地)の形成時期や形成プロセスについて議論する.琉球弧の三つの凹地では,トカラ構造海峡および慶良間海裂の2つの凹地と与那国凹地では発達する正断層の主な走向が大きく異なる.琉球弧の島弧...

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  • 緩勾配水路における滝の上流進行プロセス

    平松 裕基, 井上 卓也, 高橋 一鳳, 米田 直弘, 内田 龍彦, 泉 典洋 土木学会論文集 80 (16), n/a-, 2024

    <p> 本論文では,岩盤河川上にある滝の位置が上流に移動する現象に着目した.実験では,緩勾配水路における滝が上流移動する過程を調べるとともに,この移動を引き起こす流速や土砂移動速度の縦断変化に注目した.低強度のモルタル床を用いた実験を行った結果,落差の縁の直上流に射流域が現れ,この区間とステップ状の侵食が見られる区間が一致することがわかった.ステップ状の侵食の波長は,基盤岩上で形成される周期ステ…

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  • 滝の上流進行プロセスに及ぼす給砂量の影響

    横田 慶二, 泉 典洋, 井上 卓也, 平松 裕基 土木学会論文集 80 (16), n/a-, 2024

    ....初期段差の上下流の一様勾配区間と初期段差上の急勾配区間の両方で侵食が発生するとサイクリックステップ型の上流進行プロセスとなる.本研究の実験条件では,土砂供給量が25g/minと35g/minの間に,この2つの上流進行プロセスを分ける閾値が存在する....

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  • 産業分野におけるヒートポンプ導入効果の評価手法による「産業ヒートポンプ単体シミュレーター」の構築

    鄭 宗秀, 宮岡 洋一, 齋藤 潔 日本冷凍空調学会論文集 advpub (0), 2024

    ...<p><tt>産業分野においてさらなる省エネルギーを推進するためには,工場等のプロセスにおいて未だ利用価値のある蒸気等の余剰熱の再利用や,エネルギー効率の低いプロセスに対して変換効率の向上が強く求められている.このニーズに対する解決策のひとつとして,ヒートポンプ技術の導入が有効であり,排熱等を再利用可能な温度レベルに効率よく昇温することや,利用効率の低いプロセスへヒートポンプを導入することにより,プロセス...

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  • 気候変動下における水稲の作付時期の変化が農業水利用に及ぼす影響の全国評価

    髙田 亜沙里, 吉田 武郎, 石郷岡 康史, 丸山 篤志, 工藤 亮治 土木学会論文集 80 (16), n/a-, 2024

    ...<p> 本研究は,気候変動下における水稲の作付時期(田植え日)の変化が,各地域の農業用水の水需給バランスに及ぼす影響を評価した.全国77地点の利水基準点と作柄表示地帯を対象に,田植え日を最大±5週間まで変更し,各田植え日の収量と水需給バランスをプロセスモデルで計算した.収量を増加する田植え日の選択が水需給バランスを改善する「調和型」は38地点,悪化する「競合型」は37地点で見られた.基準田植え日に対...

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  • 水害リスクの定量評価に向けた破堤確率評価手法に関する研究

    植村 郁彦, Rongen GUUS, 舛屋 繁和, 吉田 隆年, 山田 朋人 土木学会論文集 80 (16), n/a-, 2024

    ...<p> 本研究は水害リスクの定量評価に向け,ハザード評価に含まれる堤防決壊条件への破堤確率の導入を目的とし,破堤確率の評価手法及び複数評価地点の破堤確率の統合手法を構築し,北海道東部の帯広市街地を対象に本手法による破堤確率を評価したものである.破堤要因は越水による破堤を対象とし,プロセスに含まれる堤防高,水位,法面の耐侵食性の不確実性を考慮した,モンテカルロ法による破堤確率算定モデルを構築した.実河川...

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  • 堤体を構成する材料が河川堤防決壊時の地形変化に及ぼす影響

    大内 美佳, 関根 正人 土木学会論文集 80 (16), n/a-, 2024

    ...本研究では,着色した砂礫を用いた模擬堤防の越流決壊実験を行い,越流決壊時の地形変化を詳細に観察した.その結果,堤体材料の違いにより生じる越流決壊プロセスの違いが,堤体形状ならびに周辺地形に大きな影響を及ぼすことを明らかにした....

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  • 北海道南西部,濁川火山カルデラ噴火の軽石礫に認められる高Ba異常とその成因:岩石組織および化学組成からの検討

    金田 泰明, 長谷川 健, 井村 匠 地質学雑誌 129 (1), 615-631, 2023-12-22

    ....充填物は,化学組成およびX線回折パターンから,鉄アロフェンおよびカオリナイトなどの変質物質からなり,高いBa含有量を持つことから,高Ba異常の原因はこれらの充填物,すなわち変質作用によるものと考えられる.充填物を包有する火山ガラスが新鮮であることや各ユニット中の構成物量比変化などから,高Ba灰色軽石を生成した熱水変質作用は,本質物質(軽石)が火口内でリサイクルされるような,一連の噴火期間内の短いプロセス...

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  • 中学生の友人関係における動機づけと友人充実感の関連

    板木 こころ, 赤松 大輔 日本教育工学会論文誌 47 (3), 527-535, 2023-12-20

    ...<p>本研究では,親密な友人関係の形成・維持過程の動機づけモデル(岡田 2008a)に基づき,友人関係への動機づけが多様な質の学業的援助行動を経て友人関係の充実感に与える影響を検討した.中学生197名を対象として調査を行った.パス解析の結果,自律的な動機づけが友人充実感を直接的に高めるとともに,外的理由が学業的援助要請の回避を媒介して友人充実感を低めるというプロセスが示された.また,調整媒介分析によって...

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  • アナモックス法を用いた脱炭素型窒素除去に関する研究進展

    陳 玉潔, 郭 広澤, 李 玉友 色材協会誌 96 (12), 405-409, 2023-12-20

    ...本稿では,アナモックス法の生物学的原理とプロセス構成を紹介し,その応用と研究開発の現況をまとめつつ,窒素とリンの同時除去が可能なPNA-HAP型一槽式部分亜硝酸化アナモックス法や一槽式部分脱窒型アナモックス(PDA)法等の新しいプロセス開発の成果を総説し,今後の実装応用について展望した。</p>...

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  • 未利用・低利用食糧資源の高度利用に関する工学的研究

    小林 敬 日本食品工学会誌 24 (4), 93-101, 2023-12-15

    ...<p>未利用/低利用の食糧資源を高度に活用することは持続可能な社会の実現に必要不可欠である.本稿では種々の手段による各種食糧資源の有効活用について解説する.リパーゼ反応を利用して,未利用米ぬか由来ステロール/トリテルペンアルコールのエステル化プロセス,および共役リノール酸異性体の分離プロセスを構築した.また,脱脂米ぬかやオキアミを亜臨界流体処理し,その抽出物に抗酸化性物質が含まれていることを明らかにした...

    DOI Web Site 参考文献25件

  • 旋光度による高濃度タンパク質の連続モニタリング—限外ろ過におけるケーススタディ

    稲葉 英憲, 杉山 智基, 吉本 則子, 山本 修一 日本食品工学会誌 24 (4), 113-117, 2023-12-15

    ...<p>食品や医薬品製造では目的物質として高濃度のタンパク質溶液を正確にかつ連続的に測定することが望まれている.このような手法はPAT(プロセスアナリティカルテクノロジー)とよばれ,連続製造をはじめとするプロセスの高度化に必要である.旋光度(OR)は,タンパク質濃度測定としては一般的な方法ではないが,高濃度まで測定が可能であり,可視光に吸収がある物質による妨害が少ないことをすでに報告している....

    DOI Web Site Web Site 参考文献12件

  • MA-SPSプロセスによるAl-HEA合金の創製

    幸田 一希, 久保田 正広 軽金属 73 (12), 633-638, 2023-12-15

    <p>Attempts were made to synthesis Al-HEA alloys by adding high entropy alloys (HEA) to Al using the mechanical alloying (MA)-spark plasma sintering (SPS) process. CrMnFeCoNi HEA (Cantor alloy) was …

    DOI Web Site 参考文献5件

  • 弾塑性複合材料の代理均質化モデルを用いた非周期性を許容するマルチスケール解析

    中村 明莉, 山中 耀介, 新宅 勇一, 平山 紀夫, 森口 周二, 寺田 賢二郎 日本計算工学会論文集 2023 (0), 20230008-20230008, 2023-12-08

    ...<p>本研究では,弾塑性複合材料の代理均質化モデルと,ミクロ構造の非周期性を許容する2スケール境界値問題を組み合わせたマルチスケール解析手法を提案する.オフライン計算プロセスにおいては,RVEモデルに擾乱変位の勾配の体積積分が0となる制約を課して数値材料試験を行い,得られたマクロ応力―マクロひずみ関係のデータにRBF補間を適用して代理均質化モデルを構築する.オンライン計算プロセスでは,この代理均質化...

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  • 算数文章題の作問を対象とした学習者の状態推定モデルの理解・不理解への拡張と洗練

    山元 翔, 田和辻 可昌, 平嶋 宗 人工知能学会研究会資料 先進的学習科学と工学研究会 99 (0), 12-17, 2023-11-15

    ...<p>筆者らはこれまでに、算数文章題を対象として、課題の記号的表現と、人による課題の制約考慮の定量的表現の両方を組み合わせ、学習者の作問課題におけるプロセスをシミュレーションするモデルを提案してきている。本研究ではこれを人の理解・不理解を扱えるように再整理し、作問時のより詳細なモデル構築を行ったので、これについて報告する。</p>...

    DOI Web Site

  • 階層型多目的最適化手法の基礎的研究

    岩田 剛治, 寺田 識史, 友本 匠, 村田 秀則, 佐藤 了平 Journal of Smart Processing 12 (6), 336-343, 2023-11-10

     As systems become more complex, the evaluation criteria for optimizing them increase. This paper aims to develop a multi-objective hierarchical optimization method for solving optimization problems …

    DOI Web Site 参考文献9件

  • 事象因果を用いた製品の不良原因予測

    若松 栄史, 波多野 樹, 森永 英二, 岩田 剛治 Journal of Smart Processing 12 (6), 314-325, 2023-11-10

     For improving product safety and reliability, possible defects are analyzed in advance using FMEA, FTA, and so on. However, whether such methods can predict defects depends on the knowledge and …

    DOI Web Site 参考文献9件

  • 新規架橋型PPE/SEBS 系硬化物のモルホロジー解析および 次世代高速通信用多層積層板向け樹脂組成物の開発

    山本 久尚, 福岡 大嗣, 大谷 尚史, 岩瀬 勝弘, 原田 美由紀 ネットワークポリマー論文集 44 (6), 266-274, 2023-11-10

    <p>高速通信多層積層板用途向けに開発したビニルシリル基末端ポリフェニレンエーテル(PPE,樹脂名:VS970)と水添スチレン・ブタジエンブロックコポリマー(SEBS)の配合組成物の相分離構造形成メカニズムを検討した。VS-970/SEBS 組成物中に存在している,SEBS のブタジエン由来ブロック(P(E-B)ブロック)の微小な分散体が,硬化過程で凝集して分散相を形成するメカニズムが提案された…

    DOI

  • 多結晶材料情報学の開拓

    宇佐美 徳隆 応用物理 92 (11), 662-667, 2023-11-01

    ...<p>我々は,多結晶材料の普遍的な高性能化指針の構築を目指して「多結晶材料情報学」を開拓している.多結晶シリコンをモデル材料として,実験・理論・計算・データ科学をマルチスケールで連携させ,複雑な多結晶中の諸現象の理解や,材料創製プロセスの最適化を進めている.本稿では,これまでに構築した研究基盤や,それらの連携・統合により得られた多結晶中の転位クラスタ発生機構に関する新たな知見について解説する....

    DOI

  • アルミナ担持金属ニッケル触媒による2-クロロプロペンからプロピレンへの効果的な脱塩素

    杉山 茂, 日和田 有香, 矢原 稜太, 西村 太一, 霜田 直宏 Journal of the Japan Petroleum Institute 66 (6), 217-222, 2023-11-01

    ...しかしこの場合,2-クロロプロパン(2-PAN),プロピレンおよびプロパンが非選択的に生成されたので,実際の社会実装を考えると分離プロセス併設が不可欠となっていた。本研究では,アルミナ担持ニッケル触媒が2-PENのプロピレンへの高選択的変換を達成できることを明らかにした。...

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか1件 参考文献7件

  • ゲーミフィケーションを活用したワークエンゲージメント向上の提案

    廣田 桃佳, 西田 絢子, 倉斗 綾子 国際P2M学会研究発表大会予稿集 2023.Autumn (0), 197-206, 2023-10-29

    ...本論文では、物流倉庫において定常業務とされている一連の作業プロセスをプロジェクトとし、プロジェクトの中にゲーミフィケーションの要素であるソーシャルインタラクションやポイント、レベルアップを用いることで、ワークエンゲージメントを向上する方法を提案する。...

    DOI

  • ソフトウェアプロセス改善のロジックモデル作成方法の提案

    日吉 晴海, 小笠原 秀人 国際P2M学会研究発表大会予稿集 2023.Autumn (0), 125-130, 2023-10-29

    ...具体的には,ソフトウェアプロセス改善カンファレンス(SPI Japan)の概要発表集に載っているSPI実践事例に対して,SPI熟練者とChatGPT(GPT4)でロジックモデルを作成した.この2つの結果を比較し,SPI活動のためのロジックモデル作成方法を検討した....

    DOI

  • バーチャル・リアリティ技術を利用した手術教育

    三谷 壮平 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会会報 126 (10), 1120-1124, 2023-10-20

    ...また, 工学部と頸部手術のホログラム教材を開発し, これを参照しながらカダバーでのトレーニングも行った. 学習者からはいずれも高い評価が得られている.</p><p> このように VR/MR 技術は, 立体解剖の知識の深化や手術のプロセスの明確な理解を助け, 手術教育の新たな方法のひとつとなり得る.</p>...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献2件

  • 協働学習における両価性及び作業プロセスと態度変容との関連の探索

    宮本 淳, 仙石 昌也, 橋本 貴宏, 久留 友紀子, 山森 孝彦, 山下 敏史 日本教育工学会研究報告集 2023 (3), 139-145, 2023-10-16

    ...<p>筆者らは,大学初年次学生の協働学習に対する態度について,態度の3側面(認知・感情・行動)に着目した尺度,及び態度の両価性尺度を用いて調査を行ってきた.また,協働作業の指標の一つとして,編集履歴から作成プロセスを可視化するリビジョンマップを用いて協働ライティングにおける学生の貢献度や積極性を定量化する試みを続けている.本研究では,(1)態度の両価性と協働作業の指標との関連,(2)協働学習の前後での...

    DOI

  • 文系学部の大学生におけるコンピュテーショナル・シンキングの特徴

    井田 志乃, 西田 若葉, 内田 保雄 日本教育工学会研究報告集 2023 (3), 174-179, 2023-10-16

    ...<p>2020年度より初等教育段階からのプログラミング教育が必修化されてきたが,到達目標に対応した学習成果を確認するための指標はほとんど明示されていない.本研究では,文系学部の大学生を対象にプログラミング的思考を包含している思考プロセスだと考えられるコンピュテーショナル・シンキングについての調査を実施し,属性や学修傾向等の違いによる特徴を確認するとともに,主観的評価としてのコンピュテーショナル・シンキング...

    DOI

  • 顔料がインクジェットプリント浸透に及ぼす効果のX線CT計測

    佐藤 圭将, 兒玉 学, 森﨑 広大, 倉本 信一, 加藤 弘一, 門永 雅史, 伏信 一慶, 平井 秀一郎 日本画像学会誌 62 (5), 450-456, 2023-10-10

    ...<p>インクジェットプリンティングの高性能化には,印刷時のインクの着弾・浸透・乾燥の挙動と印刷プロセスのさらなる最適化が有効である.本研究では,顔料インクの浸透挙動解明を目的に,X線CT (computed tomography) による非破壊浸透域計測を行った.ヨウ化セシウム水溶液にプロピレングリコールを混合させた液に,顔料粒子としての銀粒子を添加したインクを用いることで,インク浸透域及び顔料粒子堆積域...

    DOI Web Site

  • オンラインと対面の比較によるコミュニケーションの特徴分析

    浜田 百合 日本画像学会誌 62 (5), 471-478, 2023-10-10

    ...に関する筆者らの分析結果を紹介する.さらに本稿では,筆者らが提案するベイズモデリングおよびテキスト分析による合意形成プロセスの比較の結果を報告するとともに,オンラインコミュニケーション研究の今後の方向性について議論する....

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  • 保育施設の整備と運営のプロセスにおける地域社会との関係

    後藤 智香子, 近藤 早映, 林 和眞, 三木 裕子, 金 銀眞, 辻 麻里子, 小泉 秀樹 日本建築学会計画系論文集 88 (811), 2536-2544, 2023-09-01

    <p>This study clarified and considered the process of building relationships with local communities in the process of developing and operating nursey facilities, mainly through a questionnaire …

    DOI Web Site 参考文献7件

  • 道路構造及び空洞特性を考慮した陥没危険度評価と合理的路面下空洞対策

    桑野 玲子, 桑野 二郎, 瀬良 良子, 井原 務, 小堺 規行 地盤工学ジャーナル 18 (3), 299-315, 2023-09-01

    ...<p>都市部の路面下空洞に関する課題を解決するために,2018~2020 年にわたる産官学の共同研究において,既存の空洞データの分析,室内模型実験,数値解析,実物大フィールド試験,現道における空洞モニタリング等を実施し,「調査計画・空洞探査・陥没危険度診断・空洞補修に係る一連の合理的プロセス」,即ち道路陥没予防ソリューションの開発を試みた。...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献5件

  • Pt/Al<sub>2</sub>O<sub>3</sub>触媒を用いたメタン脱水素転換によるC<sub>2</sub>炭化水素と芳香族類の合成

    髙村 陸, 友野 樹, 平原 実留, 荻原 仁志, 黒川 秀樹 Journal of the Japan Petroleum Institute 66 (5), 162-170, 2023-09-01

    ...天然ガスの主成分はメタンであるため,メタンを直接転換できる触媒プロセスの開発が求められている。本研究では,Pt/Al<sub>2</sub>O<sub>3</sub>触媒を用いたメタンの脱水素転換を検討した。比較的温和な反応温度(550〜600 ℃)でメタンからC<sub>2</sub>炭化水素と芳香族が生成することを見出した。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献23件

  • 帝国ホテル新本館のパースに関する研究

    伊藤 潤一 日本建築学会計画系論文集 88 (811), 2606-2613, 2023-09-01

    <p>This article examined about The Imperial Hotel New Building Tokyo designed by <i>Teitaro Takahashi</i>, focusing on the seven perspective drawings discovered newly and one perspective drawing …

    DOI Web Site

  • 波動歯車減速機を旋回軸に有するデスクトップ5軸制御工作機械の暖機と本加工条件の考察

    羽柴 風香, 廣垣 俊樹, 青山 栄一 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 318-319, 2023-08-31

    ...<p>工作機械の自動化・無人化を実現するためには安定した精度が必要であり,加工されたワークの全体的な幾何学的誤差の最大75%に起因する熱変形が重要課題となる.特に旋回軸は加工精度に直接影響を及ぼすため一般的には暖機運転を実施する.本研究では5軸制御工作機械の旋回軸に電力の低減率が高い波動歯車減速機を搭載し,暖機運転に対して本加工プロセスを想定した変位計測および被削材の形状評価をおこなった.</p>...

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  • MEMSファウンダリ事業と新規プロセス開発

    宮下 英俊 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 552-553, 2023-08-31

    ...ファウンダリビジネスでは顧客ニーズをとらえたプロセスラインナップを揃えることが重要となりますが、SCKでは多くのパートナー様と新規プロセスを開発しています。今回その1例として東北大学様と共同開発し、封止圧1Pa以下を到達したウェーハレベル高真空封止技術の開発事例を紹介します。</p>...

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  • FDMにおけるプロセスパラメータが寸法誤差と曲げ強度に及ぼす影響

    池田 裕人, 青野 航大, 伊藤 匡貴, 長藤 圭介, 中尾 政之 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 649-649, 2023-08-31

    ...<p>熱溶解積層法(FDM)は,試作品のみならず最終製品の製造にも用いられるが,寸法精度と強度が低いことが問題となっている.本研究では,それらを最大化するため,多目的ベイズ最適化を活用した.試験片を造形し,寸法誤差と三点曲げ強度を計測,その後パレートフロントを更新,パラメータを提案するというプロセスを繰り返した.その結果,寸法誤差と三点曲げ強度のトレードオフの関係を把握することができた.</p>...

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  • CMPにおける研磨パッドに着目した研磨機構の解明

    髙橋 冬也, 黒河 周平, 林 照剛, 和田 雄高, 檜山 浩國, 安田 穂積, 林 俊太郎, 半田 直廉 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 677-678, 2023-08-31

    <p>CMPの研磨原理の解明への糸口として,共焦点顕微鏡を用いて研磨パッドの表面形状を観察した.研磨の際にウエハと接触して研磨に寄与すると考えられるパッド表面突起が,ポア縁辺の流れ方向上流部分を中心に形成されていることが確認された.本稿ではポア縁辺に形成される突起形状とポアの深さの関係について検討した.</p>

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  • FeAlバインダーTiCN工具による純鉄系合金切削の加工特性

    酒井 克彦, 久保田 望, 静 弘生, 下島 康嗣, 古嶋 亮一, 細川 裕之 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 167-168, 2023-08-31

    <p>純鉄系合金は電磁アクチュエータ部品用素材として多用される一方,一般的な構造用炭素鋼と比較して延性が高く切削加工で排出される切りくず分断性が非常に悪い上に工具寿命が短い問題がある.本研究では金属への耐溶着性が高いFeAlバインダーTiCN工具を用いて純鉄系合金SUY-1およびELCH2の外周旋削実験を行い,切削抵抗および工具摩耗について市販サーメットや超硬工具等との比較を行った結果,FeAl…

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  • 磁気浮上真空リニア搬送システムの開発

    折井 未奈, 山口 剛, 東中 佑太, 清水 大, 高木 護, 中崎 竜也 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 193-194, 2023-08-31

    ...<p>次世代の半導体製造装置は、生産性向上のため従来よりも多くのプロセス室を設置できるよう装置内の基板搬送形態を直線搬送をふくむ矩形形状にする傾向がある。これに対応した高速高精度、低発塵かつ簡素なシステム構成の磁気浮上式真空リニア搬送システムを試作し評価した。構造は長距離走行部と磁気浮上部を分離することで簡素化を図った。評価の結果、繰返し位置決め精度、最大速度などの目標仕様を達成した。</p>...

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  • X線望遠鏡用CFRP-NiPミラーの製造における接着プロセスの改善

    土屋 魁琉, 細畠 拓也, 竹田 真宏, 田島 右副, 森田 晋也, 倉本 春希, 青柳 美緒, 松本 浩典, 津呂 優介, 川中 榛名, 田渕 優, 粟木 久光, 宇都宮 真, 前田 良知, 山形 豊 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 213-214, 2023-08-31

    <p>大面積かつ高角度分解能のX線望遠鏡の実現を目指し,CFRPを構造材として鏡面部にNiPを用いたCFRP-NiPミラーの開発を進めている.本研究では,角度分解能に影響するミラーの形状精度向上のため,新たに真空接着装置を用いた接着手法を導入した.この接着手法で約50mm角の平板CFRP-Alミラーを試作し,凹凸の改善には成功したものの,振幅50nmのCFRPのプリントスルーが残った.</p>

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  • 小形工作機械のインプロセス機体変形測定補正による高精度加工

    大多和 優香, 齊藤 豪志, 立矢 宏, 上野 祐亮, 鈴木 直彦, 金子 義幸 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 324-325, 2023-08-31

    ...<p>通常の工作機械はワークに対して過大寸法であり,設置や再配置が容易ではない.そのため,設置が容易で需要の多様化に対応しやすい小形工作機械の実用化が求められている.しかし,工作機械は小形化にともない剛性が低下するため,機体に変形が生じ,高精度加工は困難である.本研究では,画像処理により得られる工具先端の変位を用いて機体変形による加工誤差をインプロセスで補正し,高精度な加工を実現する方法を提案する....

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  • レーザー支援電気泳動堆積法における局所焼結の結晶化評価とプロセスの改善

    吉元 裕貴, 中澤 謙太, 石川 誠, 岩田 太 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 344-345, 2023-08-31

    ...<p>我々は,レーザートラップと電気泳動堆積法を組み合わせた微細立体造形手法である,レーザー支援電気泳動堆積法を開発してきた.前回の報告では,インプロセスでの局所焼結法を開発し,堆積構造物のヤング率の向上を示した.本報告では,堆積した構造物の断面を電子顕微鏡と電子線後方散乱回折を利用し結晶領域を可視化することで,金ナノ微粒子が焼結されることでサブミクロンの結晶粒を形成したことを計測できたので報告する...

    DOI

  • 強湾曲形状を有する軟X線集光用ミラーの製造プロセス開発

    平栗 健太郎 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 570-571, 2023-08-31

    ...<p>X線集光ミラーはナノメートルレベルの形状精度と原子レベルの平滑性が要求される極めて高精度な光学素子である.近年,X線ミラーを用いた軟X線の高効率ナノ集光実現への期待が高まっている.筆者らは東京大学との共同研究により,電鋳法を用いた高精度マンドレルの形状転写による軟X線集光ミラー製造プロセスを開発している.本稿ではミラー作製プロセスと要素技術開発の現状について報告する.</p>...

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  • ワイヤ+アーク放電によるアディティブマニュファクチャリングにおけるシールドガスが造形物形状に与える影響の調査

    中本 匠, 阿部 壮志, 金子 順一 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 629-630, 2023-08-31

    ...<p>ワイヤ+アーク放電によるアディティブマニュファクチャリング(WAAM)において,シールドガスの組成や流量は積層造形プロセスに影響を与える重要な要素であるが,シールドガスが積層造形物の形状に与える影響は十分明らかにされていない.本研究ではWAAMにおいて,シールドガスが造形物の形状に与える影響を調査することを目的とする.本報告では,シールドガスの組成,流量が造形物の幅,高さに与える影響について調査...

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  • WAAMによるマルテンサイト系ステンレス鋼の造形特性

    佐々木 千歳, 笹原 弘之, 高野 光司, 森本 憲一 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 635-636, 2023-08-31

    ...<p>マルテンサイト系ステンレス鋼(MSS)部品の,WAAMによる造形と均一な高硬度化を同時に行うことを目的とする.MSSは熱処理の選択により異なる機械的性質が得られ,加熱と冷却を繰り返すWAAMでは,造形物内にむらが生じる場合がある.本研究では,各層間で冷却を設けず,造形物全体が高温のまま造形が完了する手法を提案した.炭素量の異なるMSSと複数の冷却プロセスを使用した結果,多くの条件でマルテンサイト...

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  • 粉末床溶融結合法におけるポーラス体空隙予測のための高速度観察を用いた特徴量抽出

    大河原 崚, 趙 漠居, Justin Lach, 吉﨑 寛, 西来路 正彦, 中尾 政之, 長藤 圭介 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 645-646, 2023-08-31

    ...<p>産業で用いるポーラス体の性能向上には、PBF法の多数のプロセスパラメータの調整が重要だが,最適化に長い時間を要する.これに対し,ベイズ最適化を適用する研究もあるが,従来方法ではサイクルタイムが長い.本研究では,ポーラス体性能予測が可能な中間特徴量を用いたサイクルタイム削減を目指す.造形を高速度撮影した動画から抽出した特徴量とポーラス体性能の傾向を比較した.結果,スパッタ数が有用な特徴量と分かった...

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  • 高重力場材料押出プロセスにおける材料特性の影響の評価

    小池 綾, Jiang Xin 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 650-651, 2023-08-31

    ...<p>多様な積層造形方式の中でも,材料押出は家庭用の樹脂3Dプリンタにも採用されるほどシンプルな機構をもつ一方で,造形物の形状精度や強度,造形効率の低さに課題が残っている.本研究では材料押出装置と遠心機を融合することで,材料押出プロセスの精度と効率を同時に高める新たな造形方式を開発している.ABSやPLAなど複数種類の材料に本提案手法を適用し,重力加速度が材料押出プロセスへ与える影響を評価する....

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  • 円筒研削加工における工具―工作物間インプロセス速度制御に関する研究

    柳原 聖 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 228-229, 2023-08-31

    ...<p>この研究では円筒研削において工具工作物間の相対速度をインプロセスで制御し,新たな表面創成機能の制御要素とすることを検討する.この目的達成のために新たに砥石軸駆動系とワーク駆動系に無段変速が可能なドライブシステムを開発し搭載した.本報告ではこの円筒研削盤により工具とワークとの相対速度を0m/minから徐々に増速させ,どのような現象が確認されるのかを報告する.</p>...

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  • 歯車の加工表面性状と運転性能に関する研究

    小西 優輝, 黒河 周平, 林 照剛, 池田 蓮, 松川 洋二 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 226-227, 2023-08-31

    <p>本研究では,ポリッシュ研削された歯車の加工表面性状と運転性能を明らかにすることを目的としている.これまでの研究において,ポリッシュ研削歯車の疲労寿命試験を行い,運転性能の調査を行った.今回は, ポリッシュ研削歯車の負荷能力のさらなる調査のために,低粘度潤滑油を用いて疲労寿命試験を行ったため,その結果について歯形歯すじ,表面粗さそして損傷状態の推移という観点から報告する.</p>

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  • 固体電解質のイオン輸送を用いたCuの全固相電気化学パターニングにおける加工条件の影響

    辻 淳喜, 村田 順二 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 307-307, 2023-08-31

    ...<p>Cuパターンにより,パターン状のグラフェンの直接成長が可能である.現在,Cuパターンの作製方法はフォトリソグラフィなどが主たるパターン作製技術となっている.これらの加工技術では,加工プロセスが複雑になり,レジストや薬液も必要となる.そこで,本研究では固体高分子電解質を用いた全固相電気化学パターニングにより直接的にCuパターンを作製することで加工効率の向上と環境負荷の低減を試みた.</p>...

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  • プロセスモニタリング用高温超音波センサの開発

    小林 牧子, 財頭 直希, 中川 開, 濱田 岳志 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 371-372, 2023-08-31

    ...<p>ゾルゲル複合体による高温超音波センサによるプロセスモニタリングは製膜中の熱処理により装置部品の機械的強度を低下させる懸念がある。そこで測定部に直接成形を想定した埋め込み型センサ(IUT)の作製温度の低減および、金属箔上にゾルゲル複合体を製膜したフレキシブルセンサ(FUT)の検討を行った。その結果IUTでは最高作製温度が200℃に低減に成功したが、FUTは感度の改善が必要である。</p>...

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  • ABF++を用いた産業用ロボット用塗装パスの自動生成

    向山 侑汰, 高杉 敬吾, 浅川 直紀 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 45-46, 2023-08-31

    <p>産業用ロボットを用いた塗装作業の自動化に際して,塗膜厚さが均一になる走査経路を示す必要がある.しかし,被塗装物と塗装ガンの距離や姿勢,被塗装物の形状などを考慮した膜厚分布の計算は難しい.本報では,被塗装物に初期塗装ガン走査経路を生成した後,塗装シミュレータを用いた膜厚シミュレーションに基づく経路の調整を繰り返すことで,最適な塗装経路に近似していく手法の妥当性を検証した.</p>

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  • 超高精度3Dプリンティングによるプロトタイピング・最終製品への応用

    田村 明男, 葉 以正, 陸 俊輝, 池 文菊, 龍 夢霞 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 477-477, 2023-08-31

    ...<p>PµSL技術は、2µm/10µmの画期的な解像度と±25μm/±10μmの公差で、科学研究と新製品開発プロセスで広く利用されてきている。精密かつ迅速、金型不要、プログラム不要の加工を実現したPµSLは格子構造やマイクロニードル、マイクロ流体、公差が厳しい部品、従来の方法では製造が困難な部品の製造で、その優位性を実証してきた。...

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  • ナノ構造作製によるナノカラーリング技術の開発

    桑野 亮一, 海老澤 瑞枝, 日野 実, 徳永 剛, 山下 満, 永田 教人, ネーサン ヘーガン, 大谷 幸利 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 618-618, 2023-08-31

    ...<p>アルミニウム合金に対して,塗料を用いずに発色が可能なナノカラーリング技術の開発を行っている.本プロセスは、まず陽極酸化で波長以下のナノ構造を作製し,次に白金をスパッタリングすることで,環境負荷やプロセスの簡便化を試みた.本発表では,リン酸電解液を用いたプロセス条件と構造色の発現具合について検討し,RGBにおよぶ発色を確認できた結果について報告する.</p>...

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  • 金属積層造形における高速度観察を用いたスパッタの観察

    鈴木 裕明, 趙 漠居, 伊藤 佑介, 小池 匠, 中尾 政之, 長藤 圭介 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 643-644, 2023-08-31

    ...<p>金属積層造形において,メルトプールや反跳圧等の影響を受けて発生したスパッタが,造形物の強度や表面品質を悪化させることが知られている.スパッタ発生の詳しいメカニズムが解明されていない現在、これを理解することは造形品質向上に対し有効である.本研究では,複数のパラメータにおいてレーザ照射時のメルトプールにおけるその場観察を行い,スパッタの発生メカニズムのプロセスパラメータに対する依存性を考察する....

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  • レーザークリーニング援用ドレッシングによる研削性能

    平田 傑之, 髙橋 啓悟, 山岸 睦歩, 岩井 学, 三羽 和紀, 乾 伸輔, 二ノ宮 進一 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 740-740, 2023-08-31

    ...<p>著者らは,研削砥石の表面に付着,あるいは埋め込まれてしまった切りくずを研削機械上にてインプロセスで除去し,砥石の切れ味を持続し高精度研削を達成することを目的に,作業現場で簡易に使用可能であるレーザークリーニング装置を適用する研究を行ってきた.本研究では,細粒レジンボンドダイヤモンドホイールにレーザークリーニング援用ドレッシングを適用し,レーザークリーニング条件によるドレッシング性能を調べた....

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  • 電界撹拌技術による感染症検査へ適応可能な迅速酵素免疫測定法の開発(第2報)

    中村 竜太, 大久保 義真, 久住 孝幸 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 743-744, 2023-08-31

    <p>抗原抗体反応を利用したタンパク質等の濃度測定法であるELISA(酵素免疫測定法)法は抗体の検出感度が高く,定量的に分析可能であるが,検査に時間を要し,迅速検査には対応できない.本研究では電界撹拌技術を用いてこのELISAの迅速化を目指す.本報では機序が酵素反応である発色工程に電界撹拌の導入を検討した.その結果,発色反応の均一化とともに酵素基質反応の迅速化という2つの効果が確認できたので報告…

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  • 核酸結合反応迅速化における電界撹拌技術の基礎的検討(第一報)

    大久保 義真, 中村 竜太, 赤上 陽一, 若松 由貴, 今井 一博, 久住 孝幸, 南谷 佳弘 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 741-742, 2023-08-31

    <p>所属機関において、新規撹拌技術「電界撹拌技術」を開発し、生体反応の一つである抗原抗体反応、核酸結合反応の迅速化を行ってきた。しかし迅速化の詳細なメカニズムついては不明であった。そこで本研究においては、電界撹拌による生体反応迅速化メカニズムを明らかにすることを目的とする。今学会においては、核酸結合実験の一つであるDISH実験において迅速化と撹拌時の周波数依存性を見出したため報告する。</p>

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  • 骨組織包埋試料の薄切におけるミクロトーム刃の耐久性試験

    佐藤 寛恭, 中前 圭人, 佐々木 雄大, 南條 博, 赤上 陽一, 中村 竜太, 久住 孝幸, 吉野 雅彦 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 762-763, 2023-08-31

    <p>本報では病理診断試料の薄切に用いられるミクロトーム刃の耐久性について調査した結果を報告する。豚肋骨組織を包埋したパラフィンブロックを試料として用い、独自に開発した自動薄切実験装置により、一定切取厚さで繰返し薄切実験を行った。繰返しに伴う切削力の変化、刃先の損傷を測定し、薄切片の組織の品質に与える影響を検討した。</p>

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  • バクテリアの自己増殖とコロニーの自己組織化に基づく機能表面創製(第2報)

    後藤 隼, 門屋 祥太郎, 道畑 正岐, 高橋 哲 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 768-769, 2023-08-31

    ...<p>本研究では,生体システムにおける増殖・自己組織化を機能表面創製の原理として取り入れることで,3次元立体構造に対しても適用可能な表面機能化技術の実現を目指している.これまでに,大腸菌等を用いた平面基板修飾実験により,バクテリアの増殖性・運動性を反映した構造化プロセスの進行を確認した.本報では,物理的・化学的な培養環境操作により行った,バクテリア集団が形成する微細構造の制御手法の検討について報告する...

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  • ロール-トゥ-ロール装置におけるベイズ最適化を用いた自律探索システムの構築

    伊藤 匡貴, 浦 鉄将, 永井 鴻平, 高橋 亨, 宮崎 浩一, 浅井 稔之, 中尾 政之, 長藤 圭介 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 796-796, 2023-08-31

    ...<p>成膜プロセスなどに用いられるロール-トゥ-ロール加熱装置は現象が複雑なので、現状ヒトによる実験では実験者の勘やコツに頼っており非効率という問題がある。そこで本研究では、プロセスパラメータを自律探索するシステムを構築した。実験系を自動化し、ベイズ最適化による探索システムを導入した。結果完全自動で実験を行うことができ、少ない回数で目標温度分布を精度よく達成するパラメータを探索できた。</p>...

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  • Ni35%含有オーステナイト球状黒鉛鋳鉄の切削性に及ぼす溶着によるすくい面性状の変化の影響

    佐藤 猛, 鈴木 庸久, 藤井 達也, 野村 光由, 齊藤 寛史, 山川 貴士, 宍倉 優基, 坂井 智哉 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 163-164, 2023-08-31

    <p>すくい面摩擦係数および溶着によるすくい面性状の変化が,ニッケルを35%含有したオーステナイト球状黒鉛鋳鉄(FCDA-Ni35)の切削性に及ぼす影響を明らかにするために,すくい角の異なるシェーパー加工試験を行った.加工中の加工抵抗および切り屑厚さの変化から,溶着等によるすくい面の摩擦係数の変化を導出し, …

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  • 超精密加工機におけるサーボ式真直度誤差補正の検討

    鈴木 亨, 福田 将彦 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 219-220, 2023-08-31

    ...そのため、案内方式や加工プロセスに関する多くの提案がなされているが、ナノメートルオーダの再現性や長期的安定性、汎用性などの要求を満たすことは難しい。そこで本研究では、リニアエンコーダによる真直度誤差を検出、補正制御回路の検討を行い、真直度への改善効果を確認した。</p>...

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  • 画像処理による小形工作機械のインプロセス機体変形測定法

    齊藤 豪志, 大多和 優香, 立矢 宏, 上野 祐亮, 鈴木 直彦, 金子 義幸 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 320-321, 2023-08-31

    <p>通常の工作機械はワークに対して過大寸法であり設置や再配置が容易ではない.そのため,設置が容易で需要の多様化に対応しやすい小形工作機械の実用化が求められている.しかし,工作機械は小形化にともない剛性が低下するため機体に変形が生じ,高精度な加工が困難である.本研究では画像処理を用いて機体変形などにより加工中に生じる工具先端の変位を簡便な方法で測定し,主軸の変位を求めて加工誤差を推定する手法を提…

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  • Si(111)表面上のテラス領域を自己組織的に区分けるウェットプロセスの開発

    竹内 鉄朗, 橋本 龍人, 馬 智達, 稲垣 耕司, 有馬 健太 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 328-329, 2023-08-31

    ...そこで我々は、Si表面に複数の自己組織的な湿式プロセスを施す全く新しい手法による、Si原子層シートの作製を提案している。今回はその第一段階として、(111)表面を持つSi基板に提案する一連の手法を適用した。またその過程で新たに見出した課題と、解決のための取り組みについて報告する。</p>...

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  • 光造形方式3Dプリンタを用いた砥石製作システムの開発

    吉田 凜太朗, 下山 静樹, 伊藤 伸英, 稲澤 勝史, 大森 整 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 429-430, 2023-08-31

    ...<p>我々は,砥石製造におけるコスト削減や納期短縮等の要求に応えるため,近年普及が進む3Dプリンタに着目し,光造形方式3Dプリンタを用いた新しい砥石製作システムを考案した.本システムでは従来の砥石製造プロセスを簡略化し,短納期,低コストでの砥石製造を可能にするとともに,従来不可能な高い形状自由度をもつ砥石の製作が可能である.本報告では,本システムによって内部構造をもつ砥石を製作した結果について報告する...

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  • PEFC触媒層構造における乾燥基板温度のパラメータ依存性

    大屋 尋鷹, 長藤 圭介, 冨澤 森生, 田中 暉久, 小柴 秀人, 趙 漠居, 中尾 政之 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 473-474, 2023-08-31

    ...<p>固体高分子形燃料電池(PEFC)の触媒層作製には分散・混錬・塗布・乾燥の4工程からなる粉体成膜プロセスが用いられている.乾燥工程の基板温度に応じて触媒層に生じる構造は変化する.本研究では,ブレードコーティング法を用いて溶媒インクを塗布し,乾燥工程の基板温度をパラメータとして触媒層を作製する.作製した触媒層の表面と断面を観察し,乾燥温度の違いが触媒層構造に与える影響について調査する.</p>...

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  • 電界スライシング技術の基礎研究 第2報

    久住 孝幸, 越後谷 正見, 池田 洋, 細川 遥花, 中村 竜太, 大久保 義真 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 544-545, 2023-08-31

    <p>半導体材料のインゴットからウェーハへの切断工程は、全加工時間の大部分を占めることから迅速化への要求が高い。そこで、この切断工程に用いられるワイヤーソーの高効率化並びに高品位化を目的として、ワイヤー工具と試料間に交流高電圧を印加し、切断時の砥粒をワイヤー上に効率的な配置制御する電界スライシングを提案する。本報告では、電界スライシング技術を導入した市販装置による基礎特性について報告する。</p>

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  • 温度差を必要としない熱電変換素子および関連する計測技術

    稲 秀樹, 柴田 秀平, 黒田 陸斗, 中村 貴宏 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 591-592, 2023-08-31

    ...<br>1、陽極と陰極の間のギャップを測定する非走査型白色光干渉<br>2、透過電子顕微鏡TEM画像から粒径分布を求めるデータ処理<br>3、局在表面プラズモン共鳴LSPRによる色情報を使用したプロセスエンドモニター</p>...

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  • 二源スパッタリング法によるTi-C薄膜の作製

    岡田 響, 森川 直人, 部家 彰, 井上 尚三 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 668-669, 2023-08-31

    ...しかし、このプロセスは本質的に不安定で、薄膜への水素の混入も避けられない。本研究ではこれらの問題を克服できる二源スパッタ法で、TiとCターゲットへの投入電力比P(C)/P(Ti)をパラメータとして室温のガラス基板上にTi-C薄膜を作製した。その結果、P(C)/P(Ti)<0.33程度まではhcp構造の、それ以上ではNaCl構造の薄膜が成長した。</p>...

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  • 大気圧VHFプラズマを用いた2段階プロセスによるポーラスSiO<sub><i>x</i></sub>コーティングプロセスの研究

    山内 怜大, 水澤 直人, 広本 恒輝, 大参 宏昌, 垣内 弘章 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 672-673, 2023-08-31

    ...本研究では、ガラスやアクリルなどの透明基材上にHMDSO(hexamethyldisiloxane)とポリスチレンラテックス粒子を用いた独自のポーラスSiO<sub><i>x</i></sub>反射防止コーティング形成プロセスを提案した。今回は、本プロセスによって作製したポーラスSiO<sub><i>x</i></sub>反射防止コーティングの膜構造および反射防止特性について報告する。</p>...

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  • 高透過性粉末床の樹脂PBFにおけるレーザーのエネルギー供給量と加工部の粉体層内温度に関する考察

    山内 友貴, 木暮 尊志, 新野 俊樹 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 656-657, 2023-08-31

    ...<p>筆者らは,近赤外レーザーと光吸収補助材を活用した高透過性粉末床の樹脂PBFプロセスについて調査を進めている.これまでに,粉末の溶融に必要なエネルギーと粉末床の光学特性を考慮したレーザーの定量的なエネルギー供給指標が,部品の機械的性質に強く影響することが示唆されている.本研究では,粉末床の光学特性とレーザーのエネルギー供給量から粉体層内の温度を解析し,以前に取得された部品の機械的性質との関係を考察...

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  • 加工音を利用した旋削プロセスにおける加工振動の非接触推定技術の開発

    眞崎 二千海, 鈴木 教知 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 67-68, 2023-08-31

    <p>マイクロフォンを用いて加工振動を推定する新しい非接触センシング技術を提案する.本研究では,加工振動以外の外乱の影響を低減する測定系を設計し,計測音の周波数特性を補正することで,周波数に依らずに振動変位を推定する.旋削実験を通じて提案技術の検証を行った結果,被削材の振動変位と切削音圧が高い相関性を示すことを明らかにした.さらに,提案手法により切削音から被削材の振動変位を概ね予測し得ることを確…

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  • 触媒表面基準エッチング法を用いたRuのエッチング特性

    山﨑 博人, 萱尾 澄人, 藤 大雪, 山内 和人, 佐野 泰久 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 691-692, 2023-08-31

    ...<p>次世代の配線金属としてRuが注目されている.しかしRuは高硬度かつ化学的に安定であるため,従来の研磨手法ではRuが埋め込まれた基板の平坦化効率が悪く,新規の平坦化技術が求められている.そこで我々は基準面を有し,異種材料が混在する表面に対しても高い平坦化作用を発揮する,触媒表面基準エッチング法の適用を提案する.本研究では陽極酸化プロセスを導入した加工系を提案し,Ruの加工特性を評価した結果について...

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  • 主軸回転数の瞬時変化を利用した動的ミリングモデルパラメータの高速同定手法の実験的検証

    藤井 秀行, 鈴木 教和 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 77-78, 2023-08-31

    ...<p>高能率加工を実現するには動的シミュレーションに基づいて加工条件を最適設計する必要がある.先行研究においてインプロセスデータを活用したミリングパラメータの高速高精度同定手法を考案したが,不安定振動を利用しなければならない問題があった.本研究では,主軸回転数の瞬時変化を利用することで,安定条件下で切取り厚さ変動を誘発する手法を提案する.検証実験を通じて精度よくパラメータ同定を実現しえることを確認した...

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  • 第74回コロイドおよび界面化学討論会

    酒井 俊郎, 飯山 拓 Colloid & Interface Communications 48 (3), 1-1, 2023-08-25

    ...一般シンポジウムとして、討論会テーマを冠した「コロイド・界面化学がつなぐ時間と空間」、および「次世代マテリアルへの挑戦:最新コロイド技術による材料設計とプロセス最適化」、「有機フッ素化合物の関わる界面化学の新展開」、「界面ナノフォトニクス ~固液界面での光と物質の相互作用とダイナミクス~」、「水が関わるin situナノ構造変化分析」が実施されます。...

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  • 【総説:応用糖質科学シンポジウム】物理加工澱粉の特性と食品への応用

    松本 典子, 上田 泰徳, 砂子 道弘, 北村 進一 応用糖質科学:日本応用糖質科学会誌 13 (2), 110-116, 2023-08-20

    <p>物理加工澱粉は,食品表示可能であることや世界各国で使用制限がないことが特徴で,世界の潮流となっている「クリーンラベル」に対応した澱粉である.当社は物理加工処理による澱粉改質を強みとしており,数々の製品を製造している.コーンスターチを原料とした湿熱処理澱粉「デリカスターシリーズ」は,生のコーンスターチと比べて膨潤抑制効果が強く,耐熱性が高い.この特性を生かして加工食品で多く利用されており,例…

    DOI Web Site 参考文献10件

  • 地域における下水汚泥の農業利用の普及に必要な人物のタイプ~イノベーション普及理論からの考察~

    加藤 裕之, 星野 まどか 下水道協会誌 60 (730), 108-116, 2023-08-01

    ...</p><p> その結果、普及プロセスには,Rogersの理論と共通する点がある一方で公的機関の支援が普及に効果がある等の下水汚泥肥料ならではの特徴が見られた。そして,下水汚泥の普及に成功している地域は,普及段階に応じて「利他の精神」のスーパーマン,スーパーマンに共感して普及活動を行う「伝道師」が存在し、普及拡大に大きな役割を果たしていた。...

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  • シリコンCMPの分子動力学シミュレーションにおける化学的作用のモデル化

    金子 和暉, 橋村 紀香, 清水 淳, 周 立波, 小貫 哲平, 尾嶌 裕隆 砥粒加工学会誌 67 (8), 452-457, 2023-08-01

    ...<p>高い平坦度と表面粗さが要求されるシリコンウエハの仕上げ加工において,化学機械研磨(CMP)は不可欠な工程であり,広く活用されている加工方法である.しかしながら,スラリ-による化学的な弱体化および除去作用と砥粒による機械的除去作用からなる除去プロセスの詳細は依然解明されていない.そこで本研究では古典分子動力学を用いて,CMPにおける化学的・機械的作用をシミュレ-ションする方法を提案する.提案方法...

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  • 地域企業と大手企業と大学との産学連携でのデザイン開発

    杉本 美貴, 本松 優花, 嶋村 由莉亜, 柴田 真衣, 武谷 歩美, 張 端壮, 大友 聡, 岡本 和士, 手槌 りか デザイン学研究作品集 28 (1), 1_52-1_57, 2023-07-31

    ...本プロセスは、地域企業にとっても、地域との連携を進める大手企業にとっても、大学の実践的なデザイン教育の場としてもメリットがある。また、地場産業の伝統技術に無印良品のものづくりの考え方を取り入れ、自由な発想の学生がデザインすることで、地域企業が訴求力のある商品の企画から販売までを実現できるモデルを提示した。<br> </p>...

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  • 御堂筋本町北地区における景観ルールの変遷と市街地更新の実態に関する研究

    松本 智希, 嘉名 光市, 高木 悠里 日本都市計画学会関西支部研究発表会講演概要集 21 (0), 141-144, 2023-07-29

    ...本研究では御堂筋本町北地区における景観ルールの変遷と市街地更新の実態に着目し、都市景観の形成プロセスについて考察を行った。その結果、御堂筋本町北地区では景観ルールによって建物形態がコントロールされ、軒高50mの新たなスカイラインが形成されつつあること、設計者の意図によって沿道建築物の壁面素材が石材やガラスへと画一化していること等の傾向を把握した。...

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 「地場産業が生み出すテロワール」は関西のまちづくりコンテンツとなりうるのか?

    萬田 剛史, 牧野 宏俊, 蓮見 徹, 川江 祐司朗, 村上 瑠並, 絹原 一寛, 松本 邦彦 日本都市計画学会関西支部研究発表会講演概要集 21 (0), 29-32, 2023-07-29

    ...事業者へのヒアリング調査の結果として、いずれの事例においても商品の製造におけるプロセスや、地域の社会や景観等との歴史的関わりなど、そのストーリーを市民と共有してもらうことを重要視していること、地場産業の担い手任せによる取り組みには限界があることが明らかとなり、地場産業同士や市民・企業等との連携による取り組みの重要性が示唆された。...

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 英語学習者対面会話における左右の相互理解プロセス

    谷村 緑, 吉田 悦子 日本教育工学会研究報告集 2023 (2), 289-296, 2023-07-21

    <p>対話の場合,左右のような空間の相互理解は簡単ではない.これは相手の視点を取るか自分の視点を取るかの選択肢が,言語およびジェスチャー(例.指差し)で2×2の4通り存在し,混乱を招きやすいためである.本稿では,子供用のブロックを用いた二者課題達成対話を対象に,英語学習者がブロックを置く位置を説明する際に左右をどのように説明し,聞き手との相互理解に至るのかを言語とジェスチャーの繰り返しに注目して…

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  • 生成AIを活用した初年次教育の授業設計と実践

    橋本 智也 日本教育工学会研究報告集 2023 (2), 95-100, 2023-07-21

    ...「学び方」の習得を目標とする初年次教育において,生成AIの導入が学生の学習プロセスや学習行動,教員の教授法にどのような影響を与えるかに着目する.具体的には,文献調査,クリティカル・リーディング,情報整理,レポート作成,プレゼンテーション,グループワーク等への影響を扱う.また,初年次教育における生成AIの活用と教育目標・評価方法との関係についても検討する.</p>...

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  • Flexible MOFが示すゲート吸着挙動を活用したCO2吸着分離プロセスの検討

    平出 翔太郎, 宮原 稔 ゼオライト 40 (3), 109-116, 2023-07-15

    ...さらには,構造転移熱によって吸着熱を一部相殺する「自己熱補償能」により,温度非制御下で操作される圧力スイング吸着(PSA)プロセスにおいても,温度上昇による吸着性能低下を最小限に留めることができる。従来材にはないこれらの特性が相乗的に作用することで,既往の吸着分離を凌駕する革新的なプロセスとなることが期待されている。...

    DOI Web Site

  • 生体環境適用に向けた3D プリンティングによる骨細胞制御

    松垣 あいら, 松坂 匡晃, 田中 健嗣, 三浦 涼靖, 大原 秀真, 丹羽 陽一朗, 小笹 良輔, Gokcekaya Ozkan, 中野 貴由 Journal of Smart Processing 12 (4), 225-228, 2023-07-10

    The biological environment maintains vital functions by responding to the surrounding changes inside and outside the body in association with various kinds of substances including nucleic acids and …

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  • 非線形力学系としての身体

    工藤 和俊, 岡野 真裕, 紅林 亘 日本物理学会誌 78 (7), 390-398, 2023-07-05

    ...だけでなく「既存の秩序から新たなる秩序へ」という種類の学習プロセスを数理的に記述することが可能になった....

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  • 駒沢陸上競技場の設計プロセスに関する研究

    豊川 斎赫 日本建築学会計画系論文集 88 (809), 2197-2208, 2023-07-01

    <p>This study analyzes the process by which architect Masachika Murata collaborated with structural designer Fugaku Yokoyama to design Komazawa Olympic Park Stadium by examining the materials held …

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 嗜好度が高い食品パッケージの要素の特定にむけて

    大塚, 嵩柾, Tipporn, Laohakangvalvit, 菅谷, みどり マルチメディア,分散,協調とモバイルシンポジウム2023論文集 2023 1431-1434, 2023-06-28

    ...感性工学の分野では,人の感性という主観的で論理的に説明しにくい反応を,科学的手法により価値を発見し,活用することを目的に,人の感情を知る感性計測技術などを用いて,人の心や体の反応をものづくりに活用する.感性工学の中でも,食に関する感性は,食感性工学とされ,「食」にまつわるヒト個人の五感コミュニケーション,さらには消費者間のコミュニケーションを起点とした顧客満足型の新食品開発や加工プロセスの最適化などに...

    情報処理学会

  • 初年次教育で活動する学生スタッフに対して教員が求める能力・経験と学生スタッフの育成方法

    岩﨑 千晶 日本教育工学会論文誌 47 (2), 281-296, 2023-06-20

    ...<p>本研究の目的は,教員が「初年次教育で学習支援に従事する学生スタッフ」に対して求める能力・経験と彼らの育成方法を明示することである.教員5名にインタビューをし,分析考察をした結果「課題探究において考えるプロセスを深める」「活動を振り返るためにフィードバックをする」「受講生のロールモデルとなる」等,11の能力・経験が導出された.これらは「初年次生の課題と初年次生に培ってほしい能力」への密接な関わりや...

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  • 初任教員の研修転移プロセスにおける行動意図の役割

    上岡 伸 日本教育工学会論文誌 47 (2), 229-236, 2023-06-20

    ...<p>本研究の目的は,初任教員が受講する校外研修の転移プロセスを自己調整学習の概念によって定義し,研修の改善に取り組む際の指標として行動意図が有用であるかを検討することである.初任教員145名の回答を用いた因子分析の結果,「教育クラウドの活用」を目標とする職場での行動・認知活動に関する項目群は,自己調整学習因子とフィードバック探索因子の2因子構造と判断された.そして,小学校教員と高等学校教員について...

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