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  • ミュオンと第一原理計算の組み合わせで調べる半導体材料中の水素の電子状態

    平石 雅俊 応用物理 90 (2), 103-106, 2021-02-05

    ...<p>水素はさまざまな物質中に普遍的に存在する不純物であり,半導体材料中に存在する不純物水素によって意図しない伝導特性の変化が起こりうることが理論・実験の両面から明らかになってきている.よって,水素の電子状態を調べることは非常に重要であるが,対象物質における水素の濃度が極めて低い場合,直接検知して調べることは困難である.本研究で用いたミュオンスピン回転法(<i>µ</i>SR)は,プローブとして用いる...

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  • ミュオンスピン回転・緩和法を用いたルチル型TiO<sub>2</sub>欠陥構造解析

    三輪 寛子, 下村 浩一郎, Amba Datt Pant, 鳥養 映子, 永嶺 兼忠, 朝倉 清高 日本表面真空学会学術講演会要旨集 2021 (0), 1Cp09-, 2021

    ...<p>ルチル型TiO2内部の欠陥構造を素粒子であるミュオンをプローブとして用いたミュオンスピン回転/緩和/共鳴(µSR)法により検討したところ、安定構造の一つとして、酸素欠陥内部で水素原子が二つ安定化するという新しい構造を見出した。また、DFT計算によりこれらの水素はヒドリドとして存在し安定化していることを示した。</p>...

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  • ミュオンスピン回転・緩和・共鳴法の生命科学への展開

    菅原 洋子 Journal of Computer Chemistry, Japan 19 (3), 71-79, 2020

    ...化ラジカル)を生成する.生体物質内に停止したミュオン/ミュオニウムスピンの配向の変化をモニターすることにより,停止位置近傍の電子スピン,原子の核スピンの揺らぎ,また,ミュオンスピン自身の揺らぎについての情報が得られる.特に,正ミュオンは軽いプロトンに相当することから,スピンの揺らぎのモニターは,プロトンの動的挙動についての情報の獲得につながる可能性を有している.現在,J-PARC/MLFで進行中のミュオンスピン...

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  • 擬似水素としてのミュオンと第一原理計算の組み合わせによる水素の電子状態研究

    平石 雅俊, 小嶋 健児, 岡部 博孝, 幸田 章宏, 門野 良典, 井手 啓介, 松石 聡, 雲見 日出也, 神谷 利夫, 細野 秀雄 Journal of Computer Chemistry, Japan 19 (3), 106-114, 2020

    ...<p>水素の軽い同位体である素粒子ミュオン (Mu) を用いて透明酸化物半導体InGaZnO<sub>4</sub> (IGZO) 中における水素の電子状態を調べた.ミュオンスピン回転法で観測された久保-鳥谷部関数における緩和率Δと,第一原理計算による水素のシミュレーションの組み合わせから,結晶IGZOやアモルファスの薄膜a-IGZO中でのミュオンはZn-Oの結合中心位置で安定化...

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  • In situ μによる水素貯蔵材料における水素脱離反応の観察

    梅垣 いづみ, Cottrell S., 松本 満, 野崎 洋, 樋口 雄紀, 杉山 純 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 3139-3139, 2017

    ...<p>in situ ミュオンスピン回転緩和法により、水素化合物中の水素脱離反応を観察した。水素放出温度よりも低温で、固体中の水素拡散を観測し、この拡散が水素放出温度を決める要因になっていることが明らかになった。</p>...

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  • ルチルTiO<sub>2</sub>の酸素欠陥と複数の不純物水素

    吉澤 香奈子, 岩崎 誉志紀, 合田 義弘, 常行 真司 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 2660-2660, 2017

    ...<p>TiO_2中に複数の不純物水素などがあるときの結晶構造を第一原理計算によって調べ、ミュオンスピン回転・緩和・共鳴(μSR)実験結果と比較し、酸素欠陥との関係を議論する。</p>...

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  • ミュオンスピン回転/緩和法で見たハニカム格子磁性体α-RuCl<sub>3</sub>の磁気秩序

    山内 一宏, 平石 雅俊, 岡部 博孝, 竹下 聡史, 幸田 章宏, 小嶋 健児, 門野 良典, 田中 秀数 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 1910-1910, 2017

    ...我々は、単結晶試料を用いてミュオンスピン回転・緩和実験を行い、この系のミュオンサイトがハニカム格子面の面間にあることを明かにした。また、中性子回折から提案された2種類の磁気構造を仮定してミュオンサイトにおける内部磁場を計算し、実験と比較したところ、スピン構造がジグザグスピン構造であることが明らかになった。</p>...

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  • ミュオンスピン回転法によるκ型BEDT-TTF塩の反強磁性相の研究II

    谷口 弘三, 伊藤 美穂, 上原 友敬, 佐藤 一彦, 石井 康之, 渡邊 功雄 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 1708-1708, 2016

    <p>層状反強磁性体κ-(d8-BEDT-TTF)2Cu[N(CN)2]Clの反強磁性転移をミュウオンスピン回転法により調査し、ゼロ磁場転移温度と内部磁場について議論する。また、この結果と他の2塩で得られた結果と比較し議論する。</p>

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  • ミュオンスピン回転法によるκ型BEDT-TTF塩の反強磁性相の研究I

    谷口 弘三, 伊藤 美穂, 上原 友敬, 佐藤 一彦, 石井 康之, 渡邊 功雄 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 1707-1707, 2016

    <p>層状反強磁性体κ-(BEDT-TTF)2Cu[N(CN)2]Clとκ-(d8-BEDT-TTF)2Cu[N(CN)2]Brの反強磁性転移をミュウオンスピン回転法により調査し、ゼロ磁場転移温度、ミュウオンサイト、常磁性相緩和について議論する。</p>

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  • J-PARC/MUSEにおけるミュオンスピン回転緩和法測定のための圧力容器の開発

    佐藤 一彦, 丸地 隆之, 谷口 弘三, 伊藤 孝, 髭本 亘 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 2613-2613, 2016

    ...しかしミュオンスピン回転緩和法の高圧下での測定はそれほど例が多くはない。今回我々は大強度陽子加速器施設ミュオン実験施設(J-PARC/MUSE)にて有機物質を測定することを念頭に置いた圧力容器を開発したのでその詳細と測定例について報告する。</p>...

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  • セメントC12A7への水素照射で現れる永続的光誘電気伝導の起源

    平石 雅俊, 小嶋 健児, 宮崎 正範, 山内 一宏, 岡部 博孝, 竹下 聡史, 幸田 章宏, 門野 良典, 松石 聡, 細野 秀雄 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 2570-2570, 2016

    ...<p>ミュオンは水素の同位体であり、ミュオンスピン回転法による化学シフトの測定は物質中における水素の電荷状態を明らかにするのに非常に強力な実験手法となりうる。我々は、カゴ状物質C12A7中の水素状態を化学シフトによって調べた結果、これまで知られていなかった電子供与過程の存在を明らかにし、以前から知られていた水素照射による光誘起電気伝導の起源を解明したので、その詳細について報告する。</p>...

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  • muSRによるカイラル磁性体の磁気カイラリティー決定に関する理論的研究

    高橋 浩久, 岸根 順一郎 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 1721-1721, 2016

    ...そこで、ミュオンスピン回転法によって両者の対応関係を判断するための条件を議論する。すなわち、適切なセットアップを行うことで、検出陽電子の非対称度の振る舞いから結晶カイラリティと磁気カイラリティの対応関係が決定できることを示す。</p>...

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  • リチウムイオン二次電池材料LixNiO2における電気化学酸化と化学酸化の比較

    向 和彦, 池戸 豊, 青木 良文, 杉山 純, Andreica Daniel, Amato Alex 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2012S (0), 595-595, 2012

    ...そこで今回はEC-LixNiO2及びC-Li0.01NiO2のミュオンスピン回転・緩和(\muSR)測定及び熱分析を行い、電気化学酸化と化学酸化の違いをより詳細に調べた。その結果、C-Li0.01NiO2の\muSRスペクトルはLi+イオンが殆ど脱離されているにもかかわらず速い緩和を示した。これは試料中に大きな核磁場を有するH+イオンが存在していることを示し、熱分析測定でその存在が確認された。...

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